FX 出口からの逆思考のお話


東京マラソン2012で藤原選手が根性の走りで2位になりましたね。^^

●先週の主な出来事

<2月20日(月)>

19日に日財務相と中国福首相がIMFの資金枠拡大で合意しました。
NZ第4四半期生産者物価仕入価格は予想より強い+0.5%、
NZ第4四半期生産者物価出荷価格は予想より弱い+0.1%でした。
週初の為替市場は主要通貨ペアが上窓を空けて始まりました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが堅調に推移しました。
日通関ベース貿易収支(1月)は予想より弱い−1兆4750億円でした。
ドル円が事実売りを浴びて反落しました。
東京時間に入ると主要通貨ペアが反落して揉み合いになりました。
英ライトムーブ住宅価格(2月)は前回値より強い+4.1%でした。
限定的ながらポンドに買いの反応がみられました。
日経平均は前週末比プラス圏で推移しました。
アジアの株式市場が上昇して始まりました。
原油先物がイランの英仏への原油輸出禁止を受けて上昇しました。
スペインで大規模なデモがあったとの報道がありました。
韓国軍が実弾での軍事演習を行いました。
東京時間後半はドル円が反発をみせて揉み合いになりました。
ドルストレートは小幅な揉み合いが続きました。
格付け会社のS&Pが、
「日本国債の格付けをAA−・見通しネガティブで据え置く。
日本の財政の柔軟性は引き続き低下している。
消費増税実現なら財源不足はある程度緩和される。」
などの見解を示しました。
日景気一致CI指数(12月)は速報値より強い93.6、
日景気先行CI指数(12月)は速報値より強い94.0になりました。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前週末比+100.92円で大引けになりました。
アジアの株式市場が上げ幅を縮小していきました。
新華社通信が「中国の当局は慎重な金融政策を継続させる。」
との観測報道をしました。
格付け会社S&Pの小川氏が、
「日本の格下げの可能性は3分の1より大きい。
2年以内に日本が格下げされる可能性もある。」
との見解を示しました。
ギリシャ財務省筋が、
「ECBのギリシャ債保有による利益のギリシャ移管には疑問もある。
民間債権団との大幅な債務減免については引き続き交渉継続中。
すでに払い込まれたEU・IMFによる救済資金の金利減免で合意へ。
ギリシャ交渉への楽観見通しが増している。」
などの発表をしました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが一時反落後に反発しました。
ドル円が軟調傾向の揉み合いになりました。
欧州の株式市場は上昇して始まり堅調に推移しました。
ギリシャの財務相が、
「第2次支援の承認を得るために必要な全ての条件を満たした。
不透明な長い時期が今日終わる可能性。」との発言をしました。
ユーロが上昇して堅調に推移しました。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
独連銀の月報では、
「ECBの政策は引き続き非常に成長重視型に。
独景気見通しは改善した。独経済は4-6月に強含む可能性。」
などが示されました。
原油先物が一時105ドル台前半に上昇しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.49310%と前週末と同水準になりました。
イランの国営プレスTVが、
「イラン軍艦2隻がシリア海軍の訓練のためタルトゥースに入港。」
との報道をしました。
ECBが11日〜17日の先週の域内国の国債購入はゼロと発表しました。
午後9時が近づく頃にドル円などにやや反落の動きがみられました。
他の主要通貨ペアの上昇が一服になりました。
ユンケル議長が、
「ギリシャ向け公的支援の規模はまだ変わる可能性。
ユーログループは第2次ギリシャ支援の規模を協議へ。
ギリシャにユーロ圏離脱を望む国は欧州にはない。」
などの発言をしました。
IMFのラガルド専務理事が「ギリシャは経済で多大な努力をした。」
との認識を示しました。
ギリシャの財務相が、
「第2次支援策と民間関与策を取りまとめる用意が整った。」
と発言しました。
米と加の市場は祝日で休場でした。
独の財務相が、
「ギリシャ協議を本日中に完了させるのが目標。
ギリシャの解決策は持続可能であることが必要。」
などの認識を示しました。
オランダの財務相が、
「ギリシャが義務を果たすまで支援を承認することはできない。」
との発言をしました。
NY時間序盤はドルストレートが一時反落する展開になりました。
ロンドンフィックス前にユーロドルが一時反発して揉み合いました。
スペインの財務相が、
「ギリシャの第2次支援に本日合意できることを望んでいる。」
と発言しました。
ギリシャの首相が「ギリシャがユーロ圏に留まることを望む。」
との発言をしました。
ECBのプラート専務理事が、
「経済に安定の兆候。ECBは政府の最後の貸し手にはなれない。」
通貨のマネタイズは選択肢にはない。」などの発言をしました。
一部メディアが、トロイカ文書として、
「ギリシャ国債の未払い金利を見直して、
ギリシャ債務を2020年までに1.5%削減する。
ギリシャ向けの2国間融資の金利を引き下げて、
ギリシャ債務を1.5%削減する。
ユーロ圏中銀が保有するギリシャ国債の再編では債務を3.5%削減。
ECBによるギリシャ国債からの利益放棄は債務を5.5%削減する。
ギリシャ銀行の資本状況必要額は最大で500億ユーロとなる可能性。
民間部門の債務交換では利率が2012〜20年が3%、
2021年以降が3.75%になる。」などの報道発表をしました。
NY時間後半は主要通貨ペアがドル買い傾向の揉み合いになりました。
ドル円が緩やかに反発しました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
米市場が祝日でNYダウなどの取引はありませんでした。

<2月21日(火)>

オセアニア時間はドルストレートが軟調傾向で推移しました。
一部メディアが、
「ユーロ圏財務相らは2020年までにギリシャの対GDP債務比率を
123〜124%に削減する方策で合意した模様。
ユーロ圏は民間部門代表者と一段の債務減免について協議中。
ECBの保有するギリシャ国債の利益放棄問題が引き続き争点に。」
などの観測報道をしました。
ロイター通信が、
「IMF、ECB、欧州委員会の3機関(トロイカ)は、
ギリシャの債務持続可能性に関する報告書で、
同国が2020年までに債務を対GDP比120%まで削減するために
追加措置が必要になると指摘した。」
との報道をしました。
午前7時過ぎからユーロドルなどドルストレートが下落しました。
一部メディアが、ユーロ圏高官の話として、
「ユーロ圏財務相はギリシャ国債に関して
名目で少なくとも53.5%の民間損失負担を協議中。」
との観測報道をしました。
WSJ紙が、
「第2次ギリシャ支援協議は民間債権者の負担増加の要求で停滞。」
と報じました。
NHKニュースが、
「中国の習近平国家副主席は訪問先のアイルランドで首相と会談。
ユーロの安定を支持すると表明したが信用不安の払拭に向けた
資金協力については中国は自らのやり方で欧州の努力を支持する、
と発言するにとどめた。」との報道をしました。
欧州外交当局者が、
「ギリシャの第2次支援に関して合意の見通しは良好。
過半数のユーロ圏諸国が民間関与拡大を要求している。」
などの発表をしました。
東京時間序盤はドルストレートが反発して揉み合いました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
日経平均は前日終値を挟んでの上下動になりました。
豪RBA議事録では、
「さらなる金融緩和余地があるとの認識が示される。
需要が大幅に悪化すればインフレ見通しから見て利下げ余地がある。
金利設定は経済見通しから見て適切と判断。
大半の貸出金利は過去の50bp利下げが浸透し平均近辺にある。
欧州経済は依然不安定だが非常に悪い結果となる可能性は低下。」
などが示されました。
一時、豪ドル売り反応がみられましたが限定的でした。
アジアの株式市場はしばらく揉み合いになりました。
ギリシャで発表された世論調査では、
「連立与党が第二次支援の条件となる厳しい緊縮策を承認したが、
支持率は全ギリシャ社会主義運動が13.1%、
新民主主義党が19.4%と、ともに過去最低水準。
パパデモス首相の支持率も63%から43%に急落。
支援策に反対する政党の支持率は上昇。」
などの結果になりました。
英FT紙の電子版が、
「ギリシャ救済には2450億ユーロが必要となる可能性。
現在協議されているのは1300億ユーロでさらに1000億ユーロ超の追加が
必要となると見られている。EUとIMFはギリシャの債務対GDP比率を
2020年に120%に落とすことを要求しているが、
ユーロ圏財務相会合でもその点を協議中。」
などの観測報道をしました。
ユーロドルなどドルストレートが再び反落する展開になりました。
RBNZ第1四半期インフレ期待(2年間)は前回値より低い2.5%でした。
アジアの株式市場が反落して揉み合いになりました。
正午前にギリシャ第2次支援が正式合意との報道がありました。
一部メディアが、EU当局者の話として、
「ユーロ圏財務相会合は2020年までにギリシャの対GDP比債務比率を
121%に引き下げる支援策で合意。
ギリシャ支援策の規模は1300億ユーロ。」
との報道しました。
ユーロドルやユーロ円が急上昇しました。
ドルストレートに反発の動きがみられました。
ダウ先物が一時反発して揉み合いになりました。
ドル円が一時反落してその後に反発する展開になりました。
ユーロ圏の高官が、
「ECBがギリシャの第2次支援の一環として、
保有するギリシャ債の利益を放棄する可能性。」
との発言をしました。
午後12時半過ぎにユーロドルがやや反落して揉み合いになりました。
他のドルストレートにも一時反落の動きがみられました。
ドラギECB総裁が、
「ギリシャ政府の行動を歓迎する。
ギリシャ支援策は良い合意だった。」との発言をしました。
伊の首相が、
「合意はギリシャとユーロ圏と市場に役立つ。
ユーログループは良い結果に達した。
ギリシャ債保有者はより大きな減免に同意した。」
などの発言をしました。
ユーログループ議長が、
「各国中銀が保有するギリシャ債の利益を政府に移管する。
ギリシャは今後2ヶ月は債務返済を最優先する方針の実施を目指す。
ギリシャ支援策は2014年までの期間で1300億ユーロ。
EFSFとESMの融資上限は首脳会議で検討。上限を引き上げを期待。
民間部門の債務交換では高い参加率を予想している。」
などの発言をしました。
IMFのラガルド専務理事が、
「IMFは3月の第2週にギリシャ追加支援策を協議する。
IMFの行動はギリシャの公約実行しだい。」との発言をしました。
ギリシャ政府と債務減免で協議している民間債権者団が、
「合意によってギリシャは債務を1070億ユーロ削減できる。
ギリシャ政府が53.5%の額面での減免を要求した。」
などの発表をしました。
ECBが「ギリシャ債購入での利益をユーロ圏各中銀に配分の方針。」
との発表をしました。
独の財務相が、
「ギリシャへの第2次支援は1300億ユーロを超えることはない。
ギリシャは事前の行動を完了させる必要がある。
ギリシャ債務削減で各国中銀の寄与は対GDP比率1.8%相当になる。」
などの発言をしました。
日全産業活動指数(12月)は予想より弱い+1.3%になりました。
東京時間後半は主要通貨ペアが再び反発して揉み合いました。
ギリシャの財務相が、
「民間部門との債券交換手続きを22日から開始する。」
と発表しました。
日経平均は前日比−22.07円で大引けになりました。
アジアの株式市場やダウ先物が反発上昇しました。
中国の外務省が、
「ユーロ圏およびEU諸国を信頼。
中国は欧州債務危機解決に向けてEU・IMFと協力へ。
中国はEUの債務危機解決への取り組みを支持する。」
などの発表をしました。
東京時間終盤は主要通貨ペアが上昇しました。
スイス貿易収支(1月)は予想より弱い+15.5億フランになりました。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤はユーロ主導でドルストレートが反落しました。
ドル円はジリ高の推移になりました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
レーン欧州委員が、
「合意はギリシャにとって不可欠な一歩。
ギリシャ政治家の強い取り組みを促す。」
との声明を発表しました。
英の財務相が、
「ギリシャ支援合意を歓迎。
支援はギリシャ財務改善に持続的経路をもたらす。」
との発言をしました。
午後5時半頃から一時欧州株式市場が反発をみせました。
ユーロドルに反発の動きがみられました。
豪ドルなど資源国通貨は軟調に推移しました。
ドル円は小幅に揉み合いながらジリ高が続きました。
午後6時過ぎから欧州の株式市場が再び反落しました。
ダウ先物が反落をみせました。
原油先物は104ドル台半ばで揉み合いが続きました。
ユーロドルなどドルストレートが反落しました。
英公共部門ネット負債(1月)は予想より弱い−107億ポンドでした。
ポンドが一時買われましたがその後に反落する展開になりました。
BNPパリバ上級顧問のルミエール氏が、
「ギリシャ債務交換により債券保有者は70%以上の損失になる。
債務交換は3月20日までに完了する見込み。自発的な取引が焦点。」
との見解を示しました。
スペイン短期国債の入札では、目標上限の25億ユーロ発行されて、
「3ヶ月証券は17.4億ユーロ発行、利回りは前回より低い0.396%、
応札倍率は前回より低い4.0倍。」などになり無事に通過しました。
ECBが7日物資金供給オペを実施して、
「1.00%の固定金利で169行に1664.9億ユーロを供給。」しました。
6ヶ月物のEFSF債の入札では、
「ほぼ目標とおりの19.9億ユーロ発行されて、
利回りが0.1908%、応札倍率が3.1倍。」になりました。
その後も、ユーロドルなどドルストレートの下落が続きました。
午後8時頃からドル円も反落する展開になりました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.49260%に低下しました。
午後9時頃から多くの主要通貨ペアに反発の動きがみられました。
ダウ先物一時反発の動きがみられました。
欧州株式市場は前日比マイナス圏での推移になりました。
バローゾ欧州委員長が、
「ギリシャ救済によって無秩序なデフォルトの脅威に終止符。」
との発言をしました。
スペインの財務相が、
「ユーロ圏財務相会合ではファイアウォールの拡充の必要性で合意。
拡充について3月に協議する。本日のスペイン債入札に強い需要。」
などの発言をしました。
レーン欧州委員が、
「ギリシャは特殊なケース。他のユーロ圏諸国では繰り返されない。
アイルランドとポルトガルは自身の調整計画に沿っている。」
などの認識を示しました。
加小売売上高(12月)は予想より弱い−0.2%、
加卸売売上高(12月)は予想より強い+0.9%になりました。
市場反応は限定的でした。
NY時間が近づく頃からポンドが下落しました。
NY時間序盤は揉み合いながらも主要通貨ペアが反発上昇しました。
NYダウは上昇して始まりました。
米10年債利回りが前週末比で上昇しました。
その後、NYダウが一時反落して前週末比マイナス圏になりました。
ユーロドルなどドルストレートが反落しました。
欧消費者信頼感指数速報(2月)は予想より弱い−20.2になりました。
市場反応は限定的でした。
深夜12時頃からNYダウが再上昇して堅調に推移しました。
ユーロドルなどドルストレートが再び反発上昇しました。
ロンドンフィックスからポンドが再反落しました。
ドル円はやや反発をみせて小幅な上下動の揉み合いになりました。
ギリシャの財務相が、
「我々は悪夢のシナリオは回避して新たな機会を与えられた。
国の独立を尊重したメカニズムを監視している。」
との発言をしました。
一部メディアが、ギリシャ政府関係者の話として、
「ギリシャは集団行動条項の法案を提出する。」
との観測報道をしました。
深夜1時半頃からドルストレートが再びやや反落しました。
ギリシャ財務省筋が、
「3月12日までに名目53.5%の債務削減を伴ったギリシャ債の
民間債権団との債務交換の完了の完了を目指す。」
と発表しました。
仏ソシエテ・ジェネラルが、
「ギリシャ債は実質で75%のディスカウントになる。」
との見解を発表しました。
米2年債の入札では、
「最高落札利回りが0.310%、応札倍率が前回より低い3.54倍。」
との結果になりました。
NY時間後半はドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
ドル円は小幅な揉み合いが続きました。
NYダウは反落して前週末比マイナス圏へ一時下落しました。
ホワイトハウスのカーニー報道官が、
「ギリシャ支援に関してオバマ大統領と独首相が電話で会見。
今回のギリシャ第2次支援の合意を歓迎。
EUは債務問題が波及しないようさらにステップをとる必要。
イラン問題に関してはイスラエルと認識を共有。
イランとは外交交渉は閉ざしてはいなく全てのオプションが存在。」
などの見解を発表しました。
FRBの公定歩合会合議事録では、
「最近の経済データはやや改善。見通しは慎重。
今後数四半期ごく緩やかな成長予測。
消費と小売売上高と一部製造業の伸び有望だが不均一。
住宅市場は低迷したままだが一部地域で活動に勢い。
労働市場の状況やや改善の兆し。高水準の失業率懸念。
国際金融情勢と米規制・財政政策の不透明要因がリスク。
インフレ圧力引き続き和らぎインフレ期待は安定。
理事らは大半が公定歩合の維持推奨。
カンザスシティー連銀が公定歩合1%へ引き上げ要求。
ボストン連銀が公定歩合0.5%へ引き下げ要求。」
などが示されました。
英BOEのビーン副総裁が、
「ユーロ危機が英経済の最も大きな景気下振れリスク。
不秩序な債務危機の幕引きの可能性はある。
2012年上期の英景気は低迷。インフレは低下が継続。
過去の標準からは回復のペースは緩やか。
などの見解を示しました。
NYダウが終盤に反発をみせて再び前週末比プラス圏を回復しました。
米10年債利回りは終盤に反落するも2.05%あたりになりました。
NY原油(WTI)は上昇して105ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比+15.82ドルでこの日の取引を終えました。

<2月22日(水)>

ロイター通信が、入手したEUサミットの声明草案に基づいて、
「IMFの財源強化に関して次回4月の会合で合意するよう、
欧州理事会はG20財務相に取り組みを継続するよう促した。」
との報道をしました。
一部メディアが、
「ギリシャ政府は債務スワップと財政緊縮の2法案を議会に提出。」
と報じました。
オセアニア時間は主要通貨ペアしばらく揉み合いになりました。
午前8時ころからドル円など主要通貨ペアが反発しました。
豪景気先行指数(12月)は前回値より強い+0.2%になりました。
豪ドル買い反応がみられました。
ブルームバーグが、米政府当局者による発言として、
「オバマ政権が22日に法人税率の引き下げと
税制優遇措置の廃止に関する提案を公表する。」と報じました。
東京時間序盤ではドルストレートが反落する展開になりました。
ドル円は揉み合いながらも堅調傾向が続きました。
日経平均は前日終値を挟んでの上下動になりました。
ブレイナード米財務次官が、
「第2次ギリシャ支援は最初のステップ。
ギリシャには追加的な措置が必要。」との認識を示しました。
日銀総裁が、衆院予算委員会で、
「1%の物価上昇に向けて強力に金融緩和を推進する。
デフレ脱却姿勢を明確化することで物価安定のめどを発表した。」
と発言しました。
アジアの株式市場は前日マイナス圏で揉み合いになりました。
午前10時半過ぎからドルストレートが反発しました。
ドル円が堅調に推移してクロス円も反発しました。
中国HSBC製造業PMI速報(2月)は前回値より強い49.7になりました。
為替市場での反応は限定的でした。
その後、中国上海株式市場が反発しました。
ダウ先物や原油先物や日経平均が反発しました。
日財務相が、
「今の経済状況なら消費税率引き上げは可能。」
との認識を示しました。
ドル円が8月4日以来の80円をつけました。
東京時間後半は豪ドルなどドルストレートが堅調傾向になりました。
日経平均は前日比+90.98円で大引けになりました。
豪のラッド外相が辞任を表明しました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
ドル円は一時反落する場面がありましたが堅調に推移しました。
ユーロドルなどドルストレートが上昇をみせました。
ユーロ円が昨年11月以来の106円台をつけました。
コモディティ市場が堅調傾向で推移しました。
欧州の株式市場は上昇して始まりました。
議事録の発表を意識してかボンドに反落の動きがみられました。
独製造業PMI速報(2月)は予想より弱い50.1、
独サービス業PMI速報(2月)は予想より弱い52.6になりました。
ユーロドルが反落する展開になりました。
他のドルストレートにも反落の動きがみられました。
欧州の株式市場やダウ先物や原油先物が反落しました。
欧製造業PMI速報(2月)は予想より弱い49.0、
欧サービス業PMI速報(2月)は予想より弱い49.4になりました。
ドル円が昨年8月4日の高値80.25円を上抜けました。
独ウェルト紙が、
「独のギリシャ関連のリスクへのエクスポージャーは
第2次救済後に高まる。独自の計算では独のギリシャへの融資と
保証の残高は2014年までに510億ユーロになる。」
などの観測報道をしました。
英BOE議事録では、
「全会一致で金利の据え置きを決定。
7対2で資産購入規模の500億ポンド拡大を決定。
ポーゼン委員とマイルズ委員が750億ポンドの拡大を主張。」
などが示されました。ポンドが急落しました。
ユーロポンドが急上昇しました。
ユーロドルに反発の動きがみられました。
欧鉱工業受注(12月)は予想より強い+1.9%になりました。
市場反応は限定的でした。
その後、一時ドルストレートがやや反発をみせました。
独2年債の入札では、
「42.82億ユーロ発行。平均利回りが前回より高い0.25%、
応札倍率が前回より低い1.8倍。」などの結果になりました。
独の報道官が、
「ESMの拡大は必要ない。
独はESMについて強いシグナルを発する用意。
独は支援国への貸付金利の減免は計画していない。
債務減免は特別なケース。」などの政府見解を発表しました。
レーン欧州委員が、
「ハンガリーは2013年も財政赤字上限3%を守れない見込み。」
との見解を示しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.49160%に低下しました。
格付け会社のフィッチが、
「債務交換は制限的デフォルトにつながる。
ギリシャ長期格付けをCCCからCに格下げをする。」
との発表をしました。
その後、しだいにドル買い動意が優勢になりました。
ドル円が上昇してドルストレートが反落しました。
米ドル加ドルがパリティになりました。
共同通信が、
「G20は財政危機に苦しむ欧州の支援を念頭に、
危機に陥った国に必要なお金を貸し付けるIMFの資金拡充を
支援する方針を固めた。G20財務相・中央銀行総裁会議で合意して
共同声明に明記する方向で調整している。」
との報道をしました。
NY時間が近づく頃から欧州株式市場が下げ幅を縮小しました。
ユーロドルが一時反発して上下動の揉み合いになりました。
ポンドドルや豪ドル米ドルの軟調がしばらく続きました。
バローゾ欧州委員長が「安定化だけでは不充分。成長が必要。」
との認識を示しました。
NYダウは前日終値を挟んでの揉み合いになりました。
主要通貨ペアが揉み合いになりました。
米中古住宅販売件数(1月)前月比は予想より強い+2.3%、
米中古住宅販売件数(1月)は予想より弱い457万件になりました。
発表直後にドル買い反応がみられましたが限定的でした。
欧州の決済機関LCHクリアネットが、
「アイルランド国債の取引の際に必要な
証拠金の比率を25%から15%に引き下げる。」
との発表をしました。
ロンドンフィックスにかけてドルストレートが反発しました。
その後、NYダウや原油先物が軟調傾向で推移しました。
ドルストレートがやや反落して揉み合いになりました。
ガイトナー米財務長官が、
「連邦法人税率を現行の35%から28%へ引き下げへ。
製造業の実効税率は25%以下へ。海外収益の課税強化。
優遇税制の廃止や課税強化で補い財政赤字は拡大させない。
競争力を高め米国内で雇用創出するために改革必要。
改革の枠組みは成長支援し企業の米国内投資促進する。」
などの税制改革案の発表をしました。
独の首相が、
「欧州に金融取引税導入を要望する。
ユーロ圏は信頼を構築しなければならない。
ギリシャ、ポルトガル、アイルランドへの支援は正解。
ユーロ各国はそれぞれの宿題も実行しなければならない。」
などの発言をしました。
主要通貨ペアが揉み合いになりました。
米5年債の入札では、
「最高落札利回りが0.900%、応札倍率は前回より低い2.89倍。」
などの結果になりました。
NY時間後半はドルストレートがやや反発をみせて揉み合いました。
ドル円が上昇幅を一時やや縮小する場面がありました。
原油先物や金価格に反発の動きがみられました。
NYダウが下げ幅を縮小した後に終盤にかけて再び反落しました。
豪ドルなど資源国通貨が再び反落して軟調傾向で推移しました。
米10年債の利回りは2.00%あたりに低下しました。
NY原油(WTI)は106ドル台半ばで引けました。
NYダウは前日比−27.02ドルでこの日の取引を終えました。

<2月23日(木)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが揉み合い傾向で推移しました。
豪ドルなど資源国通貨がやや軟調に推移しました。
米財務次官が、
「米国は今年IMFの増資を求めない。
G20は石油価格上昇のリスクを検討している。
欧州は短期的な危機メカニズムが必要。」
などの発言をしました。
一部メディアが、
「日本政府はIMF貸出枠に500億ドルを貢献する見込み。」
との報道をしました。
東京時間が近づく頃に米ドルが一時やや売られる展開になりました。
ドルストレートがやや反発して、ドル円がやや反落しました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりしばらく軟調に推移しました。
東京時間序盤はドルストレートに反落の動きがみられました。
ドル円がやや反落した後に反発して揉み合いになりました。
ダウ先物や原油先物が軟調傾向で推移しました。
日首相が「日銀とこれからも連携を強化したい。」と発言しました。
仲値頃からドルストレートが上下動しながらも反発上昇しました。
ドル円が反落する展開になりました。
アジアの株式市場が下落して始まりました。
ダウ・ジョーンズが、ギリシャのベニゼロス財務相の談話として
「欧州諸国はギリシャが金融市場へ復帰できるまで、
第2次金融支援の終了する2015年以降であっても、
ギリシャを支援するという政治的確約を得た。」
との報道をしました。
仲値を過ぎた頃から日経平均が反発しました。
中国上海株式市場が一時前日比プラス圏へ反発しました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
日銀総裁が、
「追加緩和はデフレ脱却という目的のために実施した。
原油高によるインフレでも一時的なら緩和の終了は考えない。」
との見解を示しました。
日財務相が「介入について申し上げることは何もない。」
との発言をしました。
午後1時半頃からドル円が反発しました。
日銀総裁が、
「長期的にどのような状況目指すか示すためメドとの言葉を使った。
英BOE、ECB、FRBとも同じような思想で政策運営している。
少し長めに金利を下げて景気刺激したいと考えている。
金利低下と併せて成長力高めることでデフレ脱却を目指したい。
金利全般の引き下げと企業の流動性確保の役目を果たしたい。」
などの発言をしました。
日経平均は前日比+41.57円で大引けになりました。
英BOEのマイルズ委員が、
「英国は依然として非常に不安定な状況。
賃金は引き続き抑制。物価は一段と低下する見込み。
信用状況は簡単に危機以前の状態には戻らない。
金融政策は引き続き非常に緩和的であるべき。
資産買入のペースは昨年10月と同様とすべき。」
などの見解を示しました。
中国上海株式市場は一時反落した後に再上昇しました。
ダウ先物や原油先物にやや上昇がみられました。
午後3時半過ぎにユーロドルなどドルストレートが上昇しました。
ドル円が再び反落して揉み合う展開になりました。
伊のソレ24オレ紙が、
「EUは2012年のユーロ圏GDP伸び率予想を−0.3%に引き下げて、
2012年のGDP伸び率予想を独+0.6%、仏+0.4%、伊−1.3%へ。」
などの観測報道をしました。
その後、ドルストレートが一時揉み合いになり再上昇しました。
欧州の株式市場は下げて始まった後に反発する展開になりました。
独IFO景気動向指数(2月)は予想より強い109.6になりました。
ユーロドルなどドルストレートに上昇反応がみられました。
ドル円が軟調に推移しました。
ダウ先物や原油先物が上昇しました。
独IFOのアベルガー氏が、
「現在の独にリセッションはみられない。
独国内の状況は特に安定している。
ユーロ圏危機のリスクはまだ排除できない。
エネルギー価格上昇が追加的なリスク。ECBの政策金利は適切。」
などの見解を示しました。
英住宅ローン承認件数(1月)は2年ぶり高水準3万6553件でした。
一時ポンド買い反応がみられました。
EUが「2012年ユーロ圏成長率を−0.3%と予想。」と発表しました。
その後、欧州株式市場やダウ先物が反落する展開になりました。
午後7時頃からユーロドルに反落の動きがみられました。
他のドルストレートはやや反落して揉み合いになりました。
ドル円が緩やかに反発しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.49060%に低下しました。
伊首相が「伊とスペインはEU財政協定について同意。」
との発言をしました。
NY時間序盤はドルストレートが一時反発をみせて揉み合いました。
米新規失業保険申請件数は予想より強い35.1万件になりました。
市場反応は限定的でした。
欧州株式市場が前日終値前後で軟調傾向の揉み合いになりました。
原油先物が反落しました。
午後11時過ぎからドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートが反落しました。
ダラス連銀総裁(今年はFOMC投票権なし)が、
「個人的には経済指標の改善を踏まえQE3は必要ないと考えている。
米経済は改善しているが依然として失業者が多過ぎる。」
などの認識を示しました。
NYダウは下落して始まった後に反発して揉み合いになりました。
ギリシャ議会が債務交換法案を可決承認しました。
加の当局者が、
「今週末のG20では欧州が主要な議題となる。
IMFの資金増強も焦点となるが合意には遠い。」
などの発言をしました。
ロイター通信が、
「独のギリシャ第2次支援の受け入れはIMFのコミットしだい。
との独保守派議員のコメントを報じました。
米住宅価格指数(12月)は予想より強い+0.7%になりました。
深夜12時頃からドル売り動意が優勢の揉み合いになりました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が+163万バレルになりました。
ロンドンフィックスにかけてドルストレートが反発しました。
原油先物が反発しました。
ドラギECB総裁が、
「ユーロ圏経済は過去2週間で明るい兆候が増した。
不透明感は依然高い。現時点でインフレ高進の傾向見当たらない。
担保要件はこれ以上緩和すべきでない。次の措置は厳格化。
債券買い入れプログラム終了の発表は非常に注意深く行うべき。
ギリシャ支援は実行リスクが存在。危機終息の判断は困難。
回復は極めて緩慢で下方リスクは残る。」
などの見解を示しました。
欧州の決済機関LCHクリアネットが、
「顧客が取引の担保として使用するスペイン・伊・ベルギー国債の
一部について、担保価額の割引率を引き上げる。
スペインは6%から8%、伊は6.5%から8.0%、
ベルギーは4.25%から5.5%に引き上げる。」と発表しました。
米7年債の入札では、
「最高落札利回りが1.418%、応札倍率が前回より高い3.11倍。」
などの結果になりました。
米10年債利回りが2.00%を割り込み低下しました。
NY時間終盤にドル売り動意が強まりました。
ユーロドルが1.33台後半になるなどドルストレートが上昇しました。
ドル円が80円台を割り込みました。
米10年債利回りは1.98%あたりに低下しました。
NY原油(WTI)は上昇して107ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+46.02ドルでこの日の取引を終えました。

<2月24日(金)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
豪RBA総裁が、
「金融政策は現時点で適切。毎月政策を見直す。
インフレは目標に合致している。成長はトレンドに近い。
豪ドルで絶対に介入しないとは言っていない。
最近の通貨高は少しおかしい。」などの発言をしました。
一時、豪ドルが上下動になりました。
ダウ先物や原油先物が堅調傾向で推移しました。
独ライニッシェ・ポスト紙が、独CDUの議員の話として、
「独連立与党内から12人程度の議員が対ギリシャ支援法案に
反対票を投じる見通し。可決に向けては野党の支持に
頼らざるを得ない可能性が高い。」との観測報道をしました。
市場反応は限定的でした。
日企業向けサービス価格指数(1月)は予想より弱い−0.2%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日終値を挟んで揉み合いになりました。
東京時間序盤はクロス円などが堅調傾向で推移しました。
アジアの株式市場は終値を挟んで揉み合いになりました。
日財務相が、
「メキシコで開催されるG20では欧州危機が中心の課題になる。
日本経済の状況やアジア経済なども話したい。」
との発言をしました。
格付け会社のムーディーズが、
「欧州情勢と震災、タイ洪水が日本経済を阻害。
日本の経常黒字は継続する見通し。
貿易収支は格付け評価に影響しない。」
などの見解を示しました。
日本国債の格付けに関する発表はありませんでした。
市場反応は限定的でした。
英BOEのフィッシャー委員が、
「追加金融緩和を検討する意向。BOEは原油価格ショックを懸念。
景気下降懸念を具現化はしていない。
量的緩和の拡大で自由な選択の余地がある。
BOEは他の資産購入を検討するつもりはない。」
などの見解を示しました。
市場反応は限定的でした。
東京時間後半はドル円やクロス円が堅調傾向で推移しました。
日経平均が前日比プラス圏での推移になりました。
中国上海株式市場が揉み合いから堅調になりました。
格付け会社のフィッチが、
「豪CBAとNABとWestpac銀行の長期格付けを引き下げた。」
との発表しました。
豪ドルなど資源国通貨に反落の動きがみられました。
東京時間終盤にドルストレートが一時反落する場面がありました。
日経平均は前日比+51.81円の9647.38円で週取引きを終えました。
ダウ先物や原油先物は当日高値圏での揉み合いが続きました。
ドル円が80円台半ばあたりまで上昇しました。
日財務相が、
「日銀の金融緩和が効果的に出ている。
円高を利用して積極的に攻めていくことが必要。」
などの発言をしました。
独第4四半期GDP確報は予想とおり−0.2%になりました。
一時ユーロ買い反応がみられましたが限定的でした。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で揉み合いになりました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ユーロポンドの上昇が一服になりました。
午後5時半頃からユーロやポンドが上昇しました。
ユーロドルが一時1.34台に乗せました。
他のドルストレートにも反発の動きがみられました。
ポンド円が127円台に乗せました。
一部メディアが、
「アイルランド首相と伊首相とが会談。
「金融の感染リスクを防ぐため欧州には高く強い
ファイアウォールが必要、との合意をした。」
との報道がありました。
英第4四半期GDP改訂値は予想とおりの−0.2%になりました。
ポンドが一時押した後に上昇が続きました。
伊の2014年償還ゼロクーポン債の入札では、
目標と一致の30億ユーロ発行されて、
利回りが前回より低い3.013%、応札倍率が前回より高い1.93倍。」
などの結果になりました。
オーストリア中銀総裁が、
「ユーロ圏経済の回復具合には不満があるが、
2月以後の3年物オペ実施の必要性はないだろう。」
などの発言をしました。
ギリシャ閣議が債務交換計画を承認しました。
ユーロに上昇反応がみられました。
ユーロ円が一時108円台に乗せました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.49060%でした。
セントルイス連銀総裁が、
「QE3は景気が悪化した場合のみ実施される。
現在はその状況にはない。」との認識を示しました。
午後9時頃から豪ドルなどドルストレートに反落がみられました。
ダウ先物や欧州株式市場にやや反落の動きがみられました。
NYダウが始まる前あたりからドル円やユーロドルが反発しました。
ドル円が2011年4月の高値から10月末の直近安値までの
下降波の半値戻しの80.50〜60円水準を上抜けました。
NYダウは前日終値を挟んでの揉み合いになりました。
ミシガン大学消費者信頼感指数確報(2月)は予想より強い55.3でした。
ユーロドルやポンドドルやドル円に上昇反応がみられました。
資源国通貨の反応は限定的でした。
米新築住宅販売件数(1月)は予想より強い32.1万件になりました。
ドルストレートに上昇反応がみられました。
加BOC総裁が、
「金融システム悪化の影響波及は実体経済への逆風。
G3の中銀のバランスシートはさらに拡大する可能性。
加のインフレ目標は刺激策を許容してFRBも支援することに。
必要なら刺激策の調整も可能にしている。」
などの発言をしました。
サンフランシスコ連銀総裁(今年FOMC投票権有)が、
「雇用と物価安定達成のためにさらに道具の行使が必要。
MBS購入はローン金利を著しく下げる効果あった。
住宅部門は深刻な景気後退と低調な景気回復の主な要因。」
などの見解を示しました。
ロンドンフィックス過ぎからドルストレートが揉み合いました。
ドル円は堅調に推移しました。
ユーログループ議長が、
「ギリシャ支援決定で夜が終わったわけではない。
ギリシャは民間債権者との債務交換を完遂しなければならない。
財政の誓約を実施すること以外に道はない。」
などの発言をしました。
独の首相が、
「来週のEU首脳会談では経済への対処について協議する。
ギリシャ支援は条件に対処するならば支払われる。」
などの発言をしました。
ギリシャ政府が、債券保有者への債務交換の正式提案で、
「新発債の最終期限は2042年とする。」との発表をしました。
ガイトナー米財務長官が、
「ある状況下で米国の戦略石油備蓄を放出する可能性がある。
イラン問題が世界経済に影響を及ぼす恐れがある。
イラン産原油の埋め合わせとしてサウジアラビアなどからの
代替供給資源の確保を戦略の重要部分と位置づけている。」
などの発言をしました。
その後、原油先物の上昇が強まりました。
NYダウはしだいに軟調になっていきました。
ドルストレートの上昇が一服して揉み合いになりました。
NY時間後半はドル円やクロス円の上昇が続きました。
NY連銀総裁が、
「経済と金融の状況が改善すれば、インフレ抑制と雇用最大化の
二大政策の追求は高い短期金利を求める異なった金融政策の
運営姿勢に至るだろう。景気回復に伴う政策金利の引き上げや
バランスシートの規模縮小で金利支払いが急上昇する前に
中長期的な財政規律を確立するべき。」との見解を示しました。
ハト派であるはずのダドリー総裁が政策金利の引き上げの可能性の
示唆をするかのような発言に、ドル買い反応がみられました。
フィラデルフィア連銀総裁が、
「バランスシートを活用したMBS住宅ローン担保証券や政府機関債の
購入による量的緩和策がFRBの独立性を脅かしている。」
との認識を示しました。
ユーログループ議長が、
「ギリシャに関しては比較的楽観視している。
独の首相とはギリシャ経済の浮揚が必要との見解で一致した。」
との発言をしました。
NYダウが終盤にかけて下げ幅を縮小しました。
ドル円が終盤にかけて一段高になり81円台に乗せました。
米10年債は前日とほぼ同水準の1.98%あたりになりました。
NY原油(WTI)は上昇して109ドル台後半で週取引を終えました。
NYダウは前日比−1.74ドルの12982.95ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<2月27日(月)>

朝6時45分にNZ貿易収支(1月)、
午前9時01分に英ホームトラック住宅調査(2月)、
午後4時45分に仏生産者物価指数(1月)、
深夜12時に米中古住宅販売保留(1月 成約)、
などが予定されています。
NZ・米の指標には注目です。
また、独連邦議会で第2次ギリシャ支援についての
採決が予定されていますので一応注目です。

<2月28日(火)>

午後4時に独GFK消費者信頼感調査(3月)、
午後7時に欧消費者信頼感指数確報(2月)、
夜10時に独消費者物価指数速報(2月)、
夜10時半に米耐久財受注(1月)、
夜11時に米S&Pケースシラー住宅価格指数(12月)、
同夜11時に第4四半期米S&Pケースシラー住宅価格指数、
深夜12時に米消費者信頼感指数(2月)、
同深夜12時にリッチモンド連銀製造業景況指数(2月)、
深夜2時半からスイスSNB暫定総裁の講演、
などが予定されています。
独・米の指標には注目です。

<2月29日(水>

朝6時45分にNZ住宅建設許可件数(1月)、
朝8時50分に日鉱工業生産指数速報(1月)、
午前9時01分に英GFK消費者信頼感調査(2月)、
午前9時半に豪小売売上高(1月)、
午後4時に独輸入物価指数(1月)、
午後5時にスイスKOF先行指数(2月)、
午後5時55分に独失業率(2月)、独失業者数(2月)、
午後6時半に英消費者信用残高(1月)、
午後7時に欧消費者物価指数確報(1月)、
同午後7時に欧消費者物価指数コア(1月)、
夜10時半に米第4四半期GDP改訂値、米第4四半期個人消費改訂値、
同夜10時半に米第4四半期GDP価格指数改訂値、
同夜10時半に米第4四半期PCEコア・デフレータ改訂値、
夜11時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(2月)、
深夜12時からバーナンキFRB議長の議会証言、
深夜4時に米地区連銀経済報告(ベージュブック)、
などが予定されています。
NZ・豪・(独)・米の指標には注目です。
また、ECBの3年物資金供給オペが予定されていて注目です。

<3月1日(木)>

午前9時半に豪住宅建設許可件数(1月)、豪第4四半期民間設備投資
午前10時に中国製造業PMI(2月)、
午前11時半に中国HSBC製造業PMI確報(2月)、
午後3時45分にスイス第4四半期GDP、
午後5時半にスイス製造業PMI(2月)、
午後5時53分に独製造業PMI確報(2月)、
午後5時58分に欧製造業PMI確報(2月)、
午後6時28分に英製造業PMI(2月)、
午後7時に欧消費者物価指数速報(2月)、欧失業率(1月)、
夜10時半に米PCEコア・デフレータ(1月)、米新規失業保険申請件数
同夜10時半に米個人消費支出(1月)、米個人所得(1月)、
同夜10時半に加第4四半期経常収支、
同夜10時半に加鉱工業製品価格指数(1月)、加原材料価格指数(1月)、
深夜12時に米ISM製造業景況指数(2月)、米建設支出(1月)、
などが予定されています。
豪・中国・(スイス)・(英)・欧・米の指標には注目です。
また、この日から2日までの日程でEU首脳会議が始まります。

<3月2日(金)>

朝8時半に日失業率(1月)、日全国消費者物価指数コア(1月)、
午後6時半に英建設業PMI、
午後7時に欧生産者物価指数(1月)、
夜10時半に加GDP(12月)、加第4四半期GDP、
などが予定されています。
(日)・(英)・加の指標には注目です。


<先週のユーロドルのサマリー>

先週のユーロドルは週初20日に上窓を空けて始まりオセアニア時間
に上昇しました。東京時間ではやや反落した後に小幅な揉み合いに
なりました。ロンドン時間序盤にユーロドルが一時1.32を割り込む
場面がありましたが、ギリシャ財務相の「第2次支援の承認を得る
ために必要な全ての条件を満たした。不透明な長い時期が今日終わ
る可能性。」との発表や、独連銀の月報で「独景気見通しは改善。
独経済は4-6月に強含む可能性。」との発表があり、欧州の株式市場
が堅調に推移したことを背景に、ユーロドルが一転して上昇する展
開になりました。米市場は祝日でしたが、オランダ財務相の「ギリ
シャが義務を果たすまで支援を承認することはできない。」との
発言があって、NY時間序盤にユーロドルはやや反落して、その後、
ロンドンフィックス前に反発をみせる上下動になりました。そして
NY時間後半に、トロイカ文書の「ギリシャ国債の未払い金利を見直
して、ギリシャ債務を2020年までに1.5%削減する。ギリシャ向けの
2国間融資の金利を引き下げてギリシャ債務を1.5%削減する。ユー
ロ圏中銀が保有するギリシャ国債の再編では債務を3.5%削減。ECB
によるギリシャ国債からの利益放棄は債務を5.5%削減する。民間部
門の債務交換では利率が2012〜20年が3%、2021年以降が3.75%に
なる。」などの報道発表がありましたが、ユーロドルは軟調傾向の
揉み合い推移となりました。

21日は、ロイターの「IMF、ECB、欧州委員会の3機関(トロイカ)
は、ギリシャの債務持続可能性に関する報告書で、同国が2020年ま
でに債務を対GDP比120%まで削減するために追加措置が必要になる
と指摘した。」との報道や、WSJ紙の「第2次ギリシャ支援協議は
民間債権者の負担増加の要求で停滞。」と報道があり、なかなか
決定しないギリシャ第2次支援に業を煮やすようにユーロドルが
オセアニア時間に1.32を再び割り込むあたりまで下落する展開にな
りました。その後、東京時間序盤に反発をみせるも、ギリシャで発
表された世論調査で「支持率は全ギリシャ社会主義運動が13.1%、
新民主主義党が19.4%と、ともに過去最低水準。パパデモス首相の
支持率も63%から43%に急落。支援策に反対する政党の支持率は上
昇。」との結果になったことや、英FT紙の電子版の「ギリシャ救済
には2450億ユーロが必要となる可能性。現在協議されているのは
1300億ユーロでさらに1000億ユーロ超の追加が必要となると見られ
ている。」との観測報道があり、ユーロドルは再び1.32を割り込み
下落する展開になりました。そしてその後、正午前に「ギリシャの
第2次支援が正式合意となった。」との報道があり、ユーロドルは
一転して急反発する展開になりました。その後の東京時間では一時
利食いに押される場面がありましたが、ECBの「ギリシャ債購入での
利益をユーロ圏各中銀に配分の方針。」との発表や、中国の外務省
の「ユーロ圏およびEU諸国を信頼。中国は欧州債務危機解決に向けて
EU・IMFと協力へ。中国はEUの債務危機解決への取り組みを支持。」
などの発表などもあり堅調推移になりました。
ロンドン時間序盤では事実売りの動きもあったかユーロドルが反落
して、欧州の株式市場の動向に上下動になりながらも、スペインの
短期国債や6ヶ月物EFSF債の入札が無事に通過したにもかかわらず、
軟調推移になりました。その後、バローゾ欧州委員長の「ギリシャ
救済によって無秩序なデフォルトの脅威に終止符。」との発言もあ
って、NY時間が近づく頃から反発に転じて、NYダウの堅調を背景に
ロンドンフィックス頃まで上下動しながらもユーロドルは堅調推移
になりました。その後、NY時間後半では、一部メディアの「ギリシ
ャは集団行動条項の法案を提出する。」との観測報道や、仏ソシエ
テ・ジェネラルが「ギリシャ債は実質で75%のディスカウント(損失)
になる。」との見解発表も影響してかユーロドルは緩やかな軟調推移
になりました。

22日は、オセアニア時間にユーロドルは揉み合いとなって、東京時間
が始まる前にやや反発をみせた後、東京時間序盤では軟調推移となり
ましたが、東京時間午後から揉み合いながら堅調推移になりました。
ロンドン時間序盤では独PMIが市場予想より弱かったことや、独ウェ
ルト紙の「独のギリシャ関連のリスクへのエクスポージャーは第2次
救済後に高まる。独自の計算では独のギリシャへの融資と保証の残高
は2014年までに510億ユーロになる。」との観測があり、ユーロドル
は反落するする展開になりました。その後、独の報道官の「ESMの拡
大は必要ない。」との発言や、レーン欧州委員の「ハンガリーは2013
年も財政赤字上限3%を守れない見込み。」との見解や、格付け会社
フィッチの「債務交換は制限的デフォルトにつながる。ギリシャ長期
格付けをCCCからCに格下げをする。」との発表があり、上下に揺れる
展開となった後に、NY時間序盤も揉み合いが続く展開になりました。
その後、欧州決済機関LCHクリアネットが「アイルランド国債の取引
の際に必要な証拠金の比率を25%から15%に引き下げる。」と発表
したこともあって、ロンドンフィックスにかけてユーロドルは反発
をみせましたが、NYダウの小幅な下落も背景にNY時間後半はやや軟調
な揉み合いになりました。

23日は、オセアニア時間での小幅揉み合いを経た後に、市場替わりの
東京時間序盤で一時ユーロドルは反落しましたが、その後、ギリシャ
のベニゼロス財務相が「欧州諸国はギリシャが金融市場へ復帰できる
まで、第2次金融支援の終了する2015年以降であっても、ギリシャを
支援するという政治的確約を得た。」との発言が伝わると、ユーロド
ルはしだいに堅調傾向の揉み合いに転じていきました。
その後、東京時間終盤に上昇をみせて、伊のソレ24オレ紙の「EUは
2012年のユーロ圏GDP伸び率予想を−0.3%に引き下げる。」との観測
報道に一時押しが入りましたが、ユーロドルは堅調推移になって行き
ました。そして、独IFO景気動向指数が強い結果となったことで1.33
台前半に上昇する展開になりました。その後、EUが「2012年ユーロ圏
成長率を−0.3%と予想。」と正式に発表したことを契機に、ユーロ
ドルは一転して反落する展開になりました。
NY時間序盤では、ギリシャ議会が債務交換法案を可決承認したとの
報道がありましたがユーロドルの軟調推移が続きました。その後、
ドラギ総裁の「ユーロ圏経済は過去2週間で明るい兆候が増した。」
との発言もあり、NYダウの堅調も背景に深夜12時過ぎから一転して
ユーロドルが1.33台後半まで反発上昇する展開になりました。

週末24日は、オセアニア時間から東京時間にかけてユーロドルは小幅
な揉み合いが続く展開になりました。独ライニッシェ・ポスト紙の
「独連立与党内から12人程度の議員が対ギリシャ支援法案に反対票を
投じる見通し。可決に向けては野党の支持に頼らざるを得ない可能性
が高い。」との観測報道にも市場反応は限定的でした。
東京時間終盤に格付け会社のフィッチが「豪CBAとNABとWestpac銀行の
長期格付けを引き下げた。」との発表で豪ドルなど資源国通貨に反落
の動きにユーロドルも一時連れ安となる場面がありましたが、ダウ先
や欧州株式市場の堅調も背景に、ユーロドルは上昇する展開になりま
した。その後、一時押しが入る場面がありましたが、オーストリア中
銀総裁の「ユーロ圏経済の回復具合には不満があるが2月以後の3年
物オペ実施の必要性はないだろう。」との発言や、ユーロ円の上昇も
支えとなってユーロドルは1.34を上抜けて堅調推移になりました。
その後、NY時間に入る頃にやや反落する場面がありましたが、ミシガ
ン大学消費者信頼感指数確報や米新築住宅販売件数など米指標が強い
結果となったこともあり、NYダウの反発も背景にリスク選好度の増加
もあったか、ロンドンフィックスにかけてユーロドルはリスク・オン
の動意で上昇して、一時1.34台後半まで続伸する展開になりました。
その後、ユーログループ議長の「ギリシャに関しては比較的楽観視し
ている。」との発言に支えられながらも、NY時間後半はNYダウがしだ
いに軟調となったことや、ハト派であるはずのNY連銀総裁が遠まわし
の言い方ながらも「景気回復に伴う政策金利の引き上げ。」との利上
げの可能性も示唆するかのような発言に米ドル買い動意となったこと
で、ユーロドルはNY時間終盤にやや反落して1.34台半ばで週の取引を
終える展開になりましたが、総じてユーロドルは堅調な一週間でした。


<ドル円の簡単なサマリー>

先週、ドル円は週はじめ20日に小さな上窓を空けて始まりオセアニ
ア時間に79.87円まで上昇しましたが、東京時間が始まる頃から反落
して、S&Pの「日本の格下げの可能性は3分の1より大きい。2年
以内に日本が格下げされる可能性もある。」との見解の発表にも、
ドル円の反落が続く展開になりました。その後、市場替わりのロン
ドン時間序盤に一時反発をみせましたがNY時間ロンドンフィックス
まで揉み合い推移になりました。その後、NY時間後半から堅調傾向
に転じて21日東京時間の仲値あたりまでドル円は緩やかに上昇して、
21日正午頃にギリシャ第2次支援が正式合意の報道でユーロドルが
急伸したことによるドル売り動意に一時ドル円に反落の動きがみら
れましたが、ほどなく堅調傾向の揉み合いに復帰してロンドン時間
序盤まで堅調な推移になりました。

その後、ドル円は一時反落しましたがNY時間が始まる頃に持ち直し
て、22日のオセアニア時間まで小幅な揉み合いになりました。
その後、東京時間が始まる頃からドル円は堅調傾向となって、日銀
総裁の「1%の物価上昇に向けて強力に金融緩和を推進する。」と
の発言もあって、円安が強まる展開になりました。22日ロンドン時
間序盤では上下動とはなりましたが、ドル円の上昇傾向は続き8月
4日以来の80円を上抜け、さらにNY時間に8月4日の高値80.25円を
も超えて、NY後半まで上下動しながらも堅調に推移しました。

その後、NY時間終盤から23日オセアニア時間、そして東京時間の昼
過ぎまでにかけてドル円は軟調推移になりましたが、日銀総裁の
「原油高によるインフレでも一時的なら緩和の終了は考えない。
少し長めに金利を下げて景気刺激したいと考えている。」などの
発言もあり、23日東京時間後半にかけて反発をみせました。
その後、独IFO景気動向指数が強かったことによるユーロドルの上昇
に伴うドル売りの影響もあったか、ドル円は再びロンドン時間序盤に
軟調推移になりましたが、ドルストレートの反落に伴うドル買い動意
も影響してかドル円は反発に転じて、NY時間序盤まで堅調に推移しま
した。その後、米長期金が低下したことを背景として、ロンドンフィ
ックス前頃からNY時間後半にかけてドル円は下落して、一時80円を
割り込む場面がありました。

その後、週末24日のオセアニア時間に小幅な揉み合いを経た後に、
東京時間仲値にかけて反発上昇して、格付け会社のムーディーズに
よる日本国債格付けにかかわる発表は肩透かしとはなりましたが、
東京時間後半からロンドン時間序盤にかけてドル円が強い上昇で
推移する展開になりました。その後、NY時間の序盤にかけてドル円
は小幅な揉み合い相場になりましたが、NY時間に入ると再び上昇し
て、ロンドンフィックス頃に一時上下動とはなりましたが、ハト派
であるはずのNY連銀総裁が遠まわしの言い方ながらも「経済と金融
の状況が改善すれば、インフレ抑制と雇用最大化の二大政策の追求
は高い短期金利を求める異なった金融政策の運営姿勢に至るだろう。
景気回復に伴う政策金利の引き上げやバランスシートの規模縮小で
金利支払いが急上昇する前に中長期的な財政規律を確立するべき。」
との発言をして、「景気気回復に伴う政策金利の引き上げ。」との
利上げの可能性も示唆するかのような発言とともに、フィラデルフィ
ア連銀総裁が「バランスシートを活用したMBS住宅ローン担保証券や
政府機関債の購入による量的緩和策がFRBの独立性を脅かしている。」
との緩和策へ否定的な発言などがあったことを契機としたか、ドル円
が終盤にかけて81円台の前半まで上昇して週の取引を終える展開にな
りました。


<今週の注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスが週初に80.0を一時超え
ましたが米ドルの上昇は続きませんでした。週間で対円では米ドルが
買われましたが、ユーロドルなどでドルが売られ、これを反映して、
ドルインデックスが78.5を下回り、週足でMA200を下抜けることにな
りました。また、LIBORドル3ヶ月物金利も一旦の下げ止まりはみせ
ましたが週間では低下傾向になりました。米長期金利も低下傾向に
なりました。

そして、NYダウについては、ギリシャの第2次支援が決定されたこと
でリスク回避は後退しましたが、13000ドルの大台を目前に、週間で
33ドルの上昇に留まり、先週はやや足踏み状態になりました。

米指標では、先週は米中古住宅販売件数は市場予想より弱かったもの
の、米新築住宅販売件数は市場予想より強い結果で、住宅市場はまだ
マダラ模様ながら、米失業保険申請件数は改善となってミシガン指数
も確報で市場予想より強い結果になり、緩やかな米経済回復が示唆さ
れているようです。

米要人発言では、23日にダラス連銀総裁(今年はFOMC投票権なし)が、
「個人的には経済指標の改善を踏まえQE3は必要ないと考えている。
米経済は改善しているが依然として失業者が多過ぎる。」などの認識
を示して、24日にセントルイス連銀総裁が「QE3は景気悪化した場合
のみ実施される。現在はその状況にはない。」との認識を示すなど、
タカ派的な発言があった一方、同日にサンフランシスコ連銀総裁が
「雇用と物価安定達成のためにさらに道具の行使が必要。MBS購入は
ローン金利を著しく下げる効果あった。住宅部門は深刻な景気後退と
低調な景気回復の主な要因。」とのハト派的な発言もみられ、あい
かわらず追加緩和への意見は割れているようですが、同日にダドリー
NY連銀総裁が「経済と金融の状況が改善すれば、インフレ抑制と雇用
最大化の二大政策の追求は高い短期金利を求める異なった金融政策の
運営姿勢に至るだろう。景気回復に伴う政策金利の引き上げやバラン
スシートの規模縮小で金利支払いが急上昇する前に中長期的な財政
規律を確立するべき。」との見解を示して、(発言の解釈には異論が
あると思われますが) ハト派であるはずのダドリー総裁が政策金利
の引き上げの可能性の示唆をするかのような発言があり、また、フィ
ラデルフィア連銀総裁が「バランスシートを活用したMBS住宅ローン
担保証券や政府機関債の購入による量的緩和策がFRBの独立性を脅か
している。」との発言をしていて、先週に限れば要人発言にややハト
派色への傾向がみられたようです。

29日深夜12時からのバーナンキFRB議長の半期に一度の政策報告とな
る米下院金融委員会での議会証言が注目されます。

米ドルは、対円では円安動意に相対的なドル買いとはなってはいま
すが、ユーロドルなどではリスク回避の一旦の後退に、リスク選好
でのドル売りが優勢となって、全般的にはドル売りが優勢となって
いる状況が観られているようです。要人発言などでQE3の観測の後退
や緩和の長期観測に変化が現れてきた場合にはドル買い材料とはなり
そうですが、先週のギリシャの第2次支援の決定というエポックの
余波でまだドルストレートなどでのリスク選好のドル売りが続くと
観測する向きは多いようです。

ただ、週間でのユーロドルでのドル売りおよびドル円での円売りが
急ピッチであったことで、調整を経ると観測する向きもあるようで、
メキシコにて開催されたG20財務相・中央銀行総裁会議後の週明け
での動向や、まだ欧州は問題を抱えているだけに、今後、欧州関連
のニュース・ヘッドラインによって揺れる可能性も排除はできなく、
注意だけは要りそうです。

円については、1月25日に発表された日貿易収支(12月)で日本が
火力発電にかかわる燃料輸入増などで年ベースで31年ぶりの貿易
赤字(1兆6089億円)となったことを契機として、それまでの円高
傾向に変化の兆しが現れて、その後、2月初旬にドル円がほぼ76
円に下落した後に米雇用統計の改善を受けドル買い円売りの動意
になり、そして、2月14日の日銀による「資産買入れ等基金を55
兆円から10兆円増額して65兆円にする。物価安定の理解を「めど」
に変更。当面1%を目指す。」との金融政策の発表から中期的な円
安トレンドに転じることになりました。2月初旬の76円アラウンド
から先週末24日には81円台前半まで上昇して、わずか3週間ほどで
5円(500Pips)もの上昇になり、スピードとしては記録的なドル円
の上げ相場になりました。

この急速な円安の背景には、1月中旬から円の実効為替レートが
下落していたことや、1月24日の米WSJ紙が「日本は長期の円高に
より債権国から債務国へと転落する可能性。」との観測報道をした
ことなどが端緒となり、2月3日の米雇用統計の改善や、14日の
日銀の金融緩和の発表など円安材料が重層的に作用して、投機筋の
円ロングの投げを誘い、さらに短期筋の新規の円売りも加わって
いった可能性がありそうです。

ただ、たとえば2011年は火力発電にかかわる燃料輸入増などで日本
が31年ぶりの貿易赤字となったといっても、2月24日に格付け会社
のムーディーズが「日本の経常黒字は継続する見通し。貿易収支は
格付け評価に影響しない。」との見解を発表しているように、日本
の海外投資による収益は貿易赤字を補ってはるかに余るほどであり、
日本の経常黒字は今後も継続する可能性が高く、円売り材料のバン
ドワゴン効果で短期的に少し行き過ぎているとの指摘も聞かれ、
ドル円は中期的な上昇トレンドに入ったと思われますが、先週も
23日〜24日にかけて50Pips程度の調整がありましたように、一旦、
さらに深い調整となる可能性も排除はできないようです。

ドル円のチャートポイントとしましては、80.00円も超え、さらに
昨年4月の高値と10月末の安値の下落波動の半値戻しも上抜けて、
81円台に乗せてきたことから、さらに上昇した場合はフィボナッチ
61.8%の戻りのポイントとして、81.60〜70円アラウンドでの動向
が注目されます。ここを上抜けることがてきれば一段の上昇となる
可能性がありますが、このアラウンドで調整となる可能性もありそ
うです。上昇している限り買いスタンスですが、時期的にも月末と
月初にさしかかり3月期末にもなることから、実需の円転など調整
の動きにも注意したいものです。

ユーロについては、2月21日の正午前にようやくギリシャ第2次支
援が決定されて、同日ロンドン時間の“Sell the fact”もこなし、
揉み合いを経た後に23日の独IFO景気動向指数が強い結果となった
ことをトリガーとして、一時EUによる「2012年ユーロ圏成長率を
−0.3%と予想。」との発表に揺れながらも、ユーロ買い動意とな
って、先週はユーロドルが1.34台後半まで上昇して、ユーロ円は
ドル円の堅調とも相俟って109円台前半まで上昇する展開になりま
した。

先週はギリシャ第2次支援が決定されたことで、今までの欧州懸念
が嘘のようにすっかり沈静化した様相となりましたが、問題が払拭
されたわけではなく、ギリシャ第2次支援策の実行には「ギリシャ
が追加の緊縮策を実行できることが条件」となっていて、その他にも
「民間債務減免のPSIにおける自発的参加者の確保」の必要もあり、
また「政府債務の持続性の問題」に加えて、「ギリシャ第2次支援に
かかわる独とオランダでの議会承認」の課題や、「4月にはギリシ
ャで選挙が行われる予定」もあり、緊縮策に反対の勢力が優勢との
観測もあることから、祭りの宴も問題山積みに市場の酔いが醒める
場合もありそうです。

ただ、23日にギリシャのベニゼロス財務相が「欧州諸国はギリシャ
が金融市場へ復帰できるまで、第2次金融支援の終了する2015年以
降であっても、ギリシャを支援するという政治的確約を得た。」と
発言していることで、今後も紆余曲折はあっても、ユーロ圏はギリ
シャを擁護しようとの意志はあるようです。

今週のユーロ関連のイベントとしましては、29日のECBによる第2回
目の3年物オペLTROが注目されます。ドラギECB総裁が2月9日に
「3年物オペの第2回目の規模は初回と同様になる見込み。」と発言
していることで、4890億ユーロ規模が想定されますが、市場観測は
4000億ユーロ規模程度のようです。3年物オペは緩和に準じるもので
ユーロ売り要因になる可能性もありますが、流動性の供給によって、
安定化期待によるリスク選好にも繋がる可能性もあり、綱引きになる
とともに、市場織り込みもされつつあると思われますので、無事に
通過する可能性が高そうです。

そして、3月1日〜2日のEU首脳会議も注目材料となりそうですが、
EFSFと7月に発足するESMの統合と救済基金の融資能力増大がテーマ
になりますが、基金増大については主要国の独が反対の意向を示して
いて、不透明感もあることから今週後半のEU首脳会議にかかわる思惑
を含めた市場動向や要人発言が注目されます。

ユーロドルのチャートポイントしましては、11年10月27日〜12年
1月16日にかけての下落波動の半値戻しアラウンドに到達して、
抜けつつあるようでもありますが、先週末終盤に4時間足レベルで
陰線を示現していることで、週初の1.3430〜1.3450での動向が注目
されます。上抜けられなければ反転の可能性がありますが、さらに
上昇した場合では、1.3500の「00」の節目や、1.3600の「00」の節
目から11年10月27日〜12年1月16日にかけての下落波動の61.8%戻
しの1.3620〜30アラウンドのチャートポイントなどが注目されます。
上昇している限り買いスタンスですが調整にも注意したいものです。


経済指標関連では、27日のNZ貿易収支に米中古住宅販売保留、
28日の米耐久財受注と米消費者信頼感指数、
29日のNZ住宅建設許可件数に豪小売売上高と
米第4四半期GDP改訂値に米第4四半期個人消費改訂値と
米シカゴ購買部協会景気指数に米地区連銀経済報告、
3月1日の豪住宅建設許可件数と中国製造業PMIに英製造業PMIと
欧消費者物価指数速報に米新規失業保険申請件数と
米個人消費支出に米ISM製造業景況指数、
週末2日の加GDP、などが注目されます。


さて今回は、出口からの逆思考のお話です。


前回からの続きのお話です。

普通、トレードでは価格(レート)が
「どのように動く可能性が高いか」ということを検討して

つまり、“IN(イン)”の視点でチャートを観て
トレードの判断をするのが通常ですが、

トレードのその執行では、“OUT(アウト)”
からの視点も大切といわれます。

今回はそのお話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^

「いつも、どのようにトレードの執行の決定をしているのかね?」

『そんなの決まってんだろう。
 「上げるだろうか」「下げるだろうか」を検討するのさ。』

「つまり、レートの動きの予想をするというわけじゃね。」

『当然、そうさ…。
 それ以外に何があるというんだい。』

「まぁ、トレードの執行は予想で行うものではないのじゃが…、
 これはこれでまた別の機会にお話しするとしよう。
 ところで…、出口については検討しないのかね。」

『なんだい? その出口ってえのは。』

「『上げるだろうか』『下げるだろうか』の検討は
 それらは言わばトレードの入り口にあたる“IN”の検討じゃ。
 退出である“OUT”からの検討はしないのかね?」

『そんなの何の意味があるというんだい?
 はは〜ん。損切りをちゃんとしろとか、
 ジイさんあんた、またウザイ話をしようというんだな。』

「はっははっ。そうではないよ。
 トレードは入り口の“IN”とともに、
 出口の“OUT”とセットで完結されるものじゃからして、
 “IN”のときに“OUT”は検討しないのかと聞いておるのじゃ。」

『どうせ損切りのことだろ。それは初めから決めてあるから…。』
 オレ様は20Pips逆行したら損切るとね。」

「ふむ。それはそれで簡便的にはよいかもしれぬ…。
 しかしじゃ、ポイントの観点からはどうなのじゃろう。」

『……?』

「例えばじゃが、今までに何度も価格の上値を止めていた
 レジスタンス(A)があったとしよう。これを価格が上抜けた。
 さぁ、どうするのじゃ?」

『上抜けたんだろう? ロング(買い)するんじゃないの。』

「ふむ。では損切りでチャートポイントを利用するとして、
 どこ置くことになるのじゃろう?」

『レジスタンス(A)上抜けを根拠としたトレードだから、
 リスクポイントの損切りはレジスタンス(A)の下かな?』

「ふむ。よいぞ…。では次に利確のポイントは?」

『これはいろいろ流儀があるところと思うけど…、
 MAやボリバンのσやピボット・ポイントや次のレジスタンス…、
 あるいはフィボナッチのポイントかな。』

「ほほう。博識じゃね。こりゃ驚いた。」

『そうだろう。どんなもんだい。
 こんなのトレーダーとしては常識だぜぃ。』

「で、じゃ…、話を簡略化するために、そうじゃのう…。
 例えば利確のポイントを次のレジスタンス(B)にするとしよう。」

『……。仮定ってわけだね。』

「さぁ、価格(レート)がレジスタンス(A)上抜けて上昇した。
 時間経過でどうなるのかのう?」

『まぁ、不確実性のある相場だから断定的なことはいえないが、
 価格(レート)が上昇したんだろう。ならば順調に行けば
 価格は時間経過で次のレジスタンス(B)に近づいていく…。』

「そうじゃとも。そうなのじゃ。
 では、レジスタンス(A)からレジスタンス(B)の
 上昇波動において、初期と後期では
 ポイントにかかわる損切りの位置はどうじゃね?
 そして、期待利益はどうじゃね?」

『レジスタンス(A)上抜けが根拠だから、
 ポイントに置くとした場合の損切りの位置は変らないさ。
 損切りポイントはレジスタンス(A)の下。
 あっ、時間経過で現在レートの位置と損切りポイントが…、
 あれっ、どんどん離れていくことになるなぁ…。
 そして、利確目標を次のレジスタンス(B)とした場合、
 期待利益は…、あっ、時間経過でどんどん減っていく…。』

「そうなのじゃ。そうなのじゃて。
 時間が経過するに従い、その時点の価格の位置によって、
 目標に対する期待利益や損切り幅が、
 どんどん変化していくのじゃ。」

『上げてるな。ならばロング〜。行っけ〜。とは、
 高値つかみのおバカさんになることがあって
 安易な飛び乗りはできないわけだ。』

「しかしじゃ、初期ほど良いということも限らないのじゃ。
 拙速な焦った執行判断はこれはこれでダマシにあいやすくなる。
 このあたりがトレードの技術であり難しいところなのじゃ…。」

『……。』

「次のレジスタンス(B)に程近くなったら、
 そこをさらに上抜けていくこともあるが、
 そこのレジスタンスから反転する場合もあって、
 ときにトレードの戦略自体を『逆張り』のショートに
 変更しなくてはならないことすらあるのだよ。
 遅れた場合は『次のチャンス』を待たねばならぬのだよ。」

『……!』

「このように、トレードの執行の判断では、
 『上げるだろうか』『下げるだろうか』の検討だけでは
 まったくもって不充分で、
 出口の“OUT”、つまり、損切りポイントと利確目標のポイント
 の2つの出口を確認して、現在レートの位置と出口との検討で
 執行の判断をしなくてはなくてはならぬのじゃ。」

『……!』

「そしてこのとき(判断のとき)、
 『期待利益(目標利益) > 損切りポイントまでの距離』
 を満たす場合、これを損小利大が目指せる状況となるのじゃが、
 これではじめてトレードというリスク選好を行う価値がある状況
 ということになるのじゃ。」

『そういうことだったのか…。』

「またまた、話が長くなったのう。
 来週は、『ポジション・クラスターと価格の3作用』の
 お話でもしようかのう。」

『なんだか、また小難しそうな話だぜ。
 損切りしなくてすむ、なんて話のほうが良いよ。
 損切りしなくてよい方法なんてないのかねぇ。ジイさん。』

「たわけがっ。そもそも問いが間違っとる。
 戦略的損切りについては、再来週にみっちりしようぞ。」


なーんちゃって。

またお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。



<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されました。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。


FX 相場の尖度の性質のお話


北海道はまたまだ冬の中ですが、
少しだけ春の兆しも感じられるようになってきました。

●先週の主な出来事

<2月13日(月)>

週明けのオセアニア時間はドルストレートが上昇して始まりました。
一部メディアが、
「2013会計年度の米予算教書で13年度の米財政赤字が9010億ドルと、
5年ぶりに1兆ドルを割り込む見通しになった。」
との観測報道をしました。
ダウ先物が上昇して始まった後にやや反落して揉み合いました。
ギリシャ議会で財政緊縮関連法案が賛成199票で可決されました。
ユーロドルが急伸後に事実売りを浴びて反落しました。
日第4四半期GDP速報は予想より弱い−0.6%になりました。
日第4四半期GDPデフレータ速報は予想よりは強い−1.6%、
日第三次産業活動指数(12月)は予想より強い+1.4%になりました。
円売り反応がみられました。
日経平均は前週末比プラス圏で推移しました。
豪住宅ローン許可件数(12月)は予想より強い+2.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
米FT紙が、
「中国は国内銀行に地方政府向け融資の借り換えに応じるよう要請。
地方政府の債務は1兆7000億ドルに達し、融資の半分以上が
今後3年以内に返済期日を迎える予定。」
などの報道をしました。
東京時間序盤はドル円が上昇の後に反落して揉み合いになりました。
ドルストレートが反落後に反発をみせて揉み合いになりました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
韓国株式市場や香港株式市場は堅調傾向で推移しました。
中国上海株式市場が下落して始まった後に反発上昇しました。
ダウ先物や原油先物が反発してしばらく堅調に推移しました。
日経済相が「日銀に果敢な政策運営を期待する。」
との発言をしました。
格付け会社のムーディーズが、
「日本の経常黒字縮小はクレジット・ネガティブ。」
との見解を発表しました。
市場反応は限定的でした。
東京時間後半はドルストレートが堅調傾向の揉み合いになりました。
ドル円は小幅な揉み合いが続きました。
日経平均は前週末比+51.01円で大引けになりました。
仏フィガロ紙が「サルコジ大統領が今週出馬宣言へ。」
との観測報道をしました。
中国上海株式市場が終盤にかけて反落して揉み合いになりました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが上昇しました。
ドル円が上げては下げる緩やかな揉み合いになりました。
スイス生産者輸入価格(1月)は市場予想より弱い−2.4%でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は前週末比プラス圏で推移しました。
ダウ先物が上下動しながらも堅調傾向で推移しました。
午後6時頃からユーロドルがやや反落して揉み合いました。
ポンドドルが上下動の振幅のある揉み合いになりました。
豪ドル米ドルなどが上昇一服になりました。
格付け会社のフィッチが、
「欧州投資家はユーロ危機がもう数年続くことを予想している。」
との指摘をしました。
中国国家発展改革委員会の高官が、
「中国2月のインフレ率は4%を下回る可能性。
3%前後になる可能性も排除できない。
2012年のインフレ率は前年から大幅に低下する見通し。」
などの見解を示しました。
伊の短期債の入札では、目標に並ぶ120億ユーロ発行されて、
「12ヶ月物の発行額85億ユーロ、落札利回が前回より低い2.230%。
127日物の発行額35億ユーロ、落札利回が前回より低い1.546%。」
などの結果になり無事に通過となりました。
独の6ヶ月物国債の入札では、
「発行額が30.1億ユーロ。平均落札利回りが前回より高い0.076%、
応札倍率が前回より低い1.5倍。」などの結果になりました。
市場反応は限定的でした。
バローゾ欧州委員長が、
「欧州の問題は解決にはまだ遠い。
欧州の対策は信頼を取り戻すことに焦点を置くべき。」
などの認識を示しました。
独の首相報道官が、
「ギリシャ議会の決定を歓迎。欧州はギリシャをサポートする。」
との発表をしました。
レーン欧州委員が、
「ギリシャは第二次支援に向けて重要なステップを踏んだ。
議会の決定を歓迎する。欧州はギリシャ国民を支える。
15日までに必要な措置が取られることを信頼している。」
などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.50260%に低下しました。
ロイター通信が、関係筋の話として、
「ギリシャ政府と民間債券者との債務減免協議の結果は
15日のユーロ圏財務相会合の後に発表される予定。
債務減免率は70%で新発債の平均利率は3.5%になる見込み。」
との報道をしました。
NY時間が近づく頃にユーロや豪ドルに反落の動きがみられました。
NYダウは前週末比プラス圏で始まりました。
原油先物が100ドル台を回復してその後に一時反落しました。
NY時間序盤では主要通貨ペアが軟調傾向の揉み合いになりました。
NYダウがロンドンフィックスにかけて上昇幅を縮小していきました。
その後、主要通貨ペアが下落する展開になりました。
ECBが「先週の国債購入額は5900万ユーロ。」との発表をして、
前週の1.24億ユーロからさらに減少していることが示されました。
加の財務相が米財務長官あてに書簡を送付して、
「加国債市場の流通に影響があるため、銀行の自己売買等を制限する
ボルカールールを見直して欲しい。」との要請をしました。
ロンドンフィックス頃からドル円が反発をみせました。
ドルストレートの軟調傾向が続きました。
ロンドンフィクス後にNYダウや原油先物が再上昇しました。
オバマ米大統領の予算教書では、
「12年度の財政赤字は1.3兆ドルでGDP比8.5%を見込む。
13年度の財政赤字は1は9010億ドルでGDP比5.5%を見込む。
12年のGDPは2.7%成長と予想。13年のGDPはは3.0%成長を予想。
12年の失業率は平均8.9%、13年の失業率はは平均8.6%と予想。
12年のインフレ率は平均2.2%、13年は1.9%と予想している。
年間25万ドル超の収入がある家庭の減税措置の廃止を要請。」
などが示されました。
ギリシャ政府報道官が、
「今月中に実施される予定だった解散総選挙は4月に行われる。」
との発表をしました。
格付け会社のフィッチが「スペイン大手4行を格下げする。」
との発表しました。
格付け会社S&Pが「スペインの15金融機関を格下げする。」
との発表しました。
NYダウが終盤に上げ幅を縮小しました。
ドルストレートの軟調が続きました。
NY原油(WTI)は上昇して100ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比+72.81ドルで週はじめの取引を終えました。

<2月14日(火)>

オーストリアのクリア紙が、
「格付け会社ムーディーズがオーストリアのAAAの格付けの見通しを
ネガティブに変更する可能性がある。」
との観測報道をしました。
ルクセンブルクの財務相が、
「ギリシャは過去に決定の実行において問題がある。
ギリシャは強力な政治のコミットメントが必要。
ギリシャは債務目標を達成する手段を持つ必要がある。
好ましいシナリオとはギリシャの条件達成。
ギリシャが条件を達成できないならばユーロにいるべきでない。」
などの認識を示しました。
豪RBAのデベル総裁補佐が、
「欧州の政策当局者が長期の資金供給を導入したことで、
欧州の金融システムは安定してきたが不確実性が続く可能性。」
との認識を示しました。
格付け会社のムーディーズが、欧州の9ヶ国の格付けについて、
「オーストリアの格付け見通しをネガティブに変更する。
仏の格付け見通しをネガティブに変更する。
伊の格付けをA2からA3に引き下げる。見通しネガティブ。
スペインの格付けをA1からA3に引き下げる。見通しネガティブ。
ポルトガルの格付けをBA2からBA3に引き下げる。見通しネガティブ。
英の格付け見通しをネガティブに変更する。
マルタの格付けをA2からA3に引き下げる。見通しネガティブ。
スロバキアの格付けをA1からA2に引き下げる。見通しネガティブ。
スロベニアの格付けをA1からA2に引き下げる。見通しネガティブ。
EFSFの格付けはAaaに据え置く。」
などを午前8時に発表しました。
ユーロドルやポンドドルなどドルストレートが下落しました。
ドル円も一時下落する場面がありました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ダウ先物が反落しました。
英財務相が、
「英国が債務削減の対応を放棄できないことが示された。」
との見解を示しました。
仏財務相が、
「経済計画を継続する決意。経済の規模と生産性上昇で
ムーディーズの格付けが維持された。」
との発言をしました。
英RICS住宅価格(1月)は予想よりは強い−16.0%になりました。
市場反応は限定的でした。
東京時間序盤は主要通貨ペアが一時反発をみせました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
豪NAB企業景況感指数(1月)は前月より強い+2になりました。
市場反応は限定的でした。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
仲値頃からドルストレートが再び反落して揉み合いになりました。
サンフランシスコ地区連銀総裁が、
「米景気回復は緩慢で需要は弱く失業率は非常に高い。
インフレ率は12、13年に1.5%になる可能性強い。
失業率は数年間7%を大きく上回る可能性。
FRBはインフレと雇用の目標達成と経済的打撃を最小限にするために
迅速な行動が必要。QE3は経済状況の進展しだい。
米インフレ率に大幅加速の兆候はない。
QEは過去に金利押し下げに寄与した。資産購入の有効性には限界。」
などの見解を示しました。
日銀が政策金利を0.00-0.10%に据え置きました。
日銀の声明では、
「資産買入れ等基金を55兆円から10兆円増額して65兆円にする。
10兆円程度の増額はすべて長期国債。
物価安定の理解を「めど」に変更。当面1%を目指す。
物価安定の理解のめどは消費者物価指数2%以下のプラスの領域
にあるとの判断が前提。
資産買い入れ等基金の増額は2012年末をメドに完了する。」
などが示されました。
円売り動意となってドル円やクロス円が急反発しました。
東京時間後半はドルストレートが下落一服になり反発をみせました。
日経平均が前日比プラス圏へ反発しました。
アジアの株式市場やダウ先物に一時反発の動きがみられました。
日鉱工業生産指数確報(12月)は速報値より弱い+3.8%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比+52.89円で大引けになりました。
午後3時頃からドルストレートに反落の動きがみられました。
ドル円はしばらくジリ高で推移しました。
ダウ先物が軟調傾向の揉み合いになりました。
日財務相が、
「日銀のデフレ脱却に向けた積極的な措置を大いに歓迎。
日銀には引き続き果断な政策運営で経済の下支えして欲しい。
CPIの1%を物価安定のメドとすることに対して、
実質的にインフレターゲット決定したものと認識している。
引き続き日銀と協調態勢をとっていきたい。」
などの発言をしました。
独の財務相が、
「我々はギリシャを救済するためには何でもしたい。
2年前よりは良い準備ができている。」と発言しました。
日銀総裁が、
「日銀の大規模な国債購入は財政ファイナンスではない。
政治圧力に屈し日銀が考えていないことをやることはない。
インフレ目標と呼ぶなら今回の枠組みはFRBに近い。」
などの発言をしました。
ギリシャ首相府が「アテネ時間14日15:00に閣議を開催する。」
との発表をしました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが反発する展開になりました。
ドル円など主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まり揉み合いになりました。
英消費者物価指数(1月)は予想とおりの+3.6%、
英消費者物価指数コア(1月)は予想とおりの+2.6%
英小売物価指数(1月)は予想より弱い−0.6%、
英DCLG住宅価格(12月)は前回値より強い+0.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
スペイン政府証券の入札では、
「目標上限55億ユーロに対して54億5千万ユーロの発行。
12ヶ月物の平均落札利回りが前回より低い1.899%、
応札倍率が前回より低い2.77倍。」などになりました。
中国の温首相が、
「欧州と中国の協力は緊密になっている。
協力強化が中国にとって唯一の選択肢。
EFSFとESMへより関与を深めようと考えている。」
との発言をしました。
中国による欧州への具体的な投資の確約はありませんでした。
EU大統領が、中国の温首相との会談後に、
「中国と欧州はさらなる投資に向けて合意した。
中国はEFSF投資に関心を示した。」との発表をしました。
ユーロ買い反応がみられました。
ECBのクーレ専務理事が、
「欧州はギリシャ問題を過小評価していた。
ECBは保有ギリシャ債からの損失は負わない。」
との認識を示しました。
独ZEW景況感調査(2月)は予想よりかなり強い+5.4になりました。
欧鉱工業生産(12月)は予想よりは強い−1.1%、
欧ZEW景況感調査(2月)は前回値よりは強い−8.1になりました。
ユーロ買い反応がみられました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
欧州の株式市場が前日比プラス圏に反発上昇しました。
伊3年債入札では落札利回りが前回より低い3.41%になりました。
英BOE総裁が、
「2012年末までにインフレ率は目標に到達すると見ていると
財務相への書簡で述べた。英国の成長率は依然弱く失業率は高い。」
などの発言をしました。
午後7時半頃からユーロドルなどにやや反落の動きがみられました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.49760%に低下しました。
独の経済紙ハンデルスブラットが、
「ギリシャがデフォルト回避に向けた自発的な債務再編に、
民間投資家からの充分な協力を得ることはできない可能性。」
との観測報道をしました。
NY時間が近づく頃からドルストレートが下落しました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
ダウ先物や欧州の株式市場に反落の動きがみられました。
米小売売上高(1月)は予想より弱い+0.4%、
米輸入物価指数(1月)は予想とおりの+0.3%になりました。
ドル買い反応になりました。
ドルストレートの下落が強まりました。
フィラデルフィア連銀総裁(本年度の投票権なし)が、
「米雇用は明確な拡大トレンドにある。
中長期的には著しいインフレリスクにさらされているが、
短期的には小さく2012年は2%前後で安定すると予測。
一段の緩和はインフレリスクをさらに高める恐れがあり、
連邦準備制度の土台を不安定にする。」
などの見解を示しました。
EUがマクロ経済の不均衡についての報告を発表て、
「EU加盟国のうち12ヵ国の不均衡について綿密な検証が必要。
英、仏、伊、スペインなどの検証が必要。」
などの発表をしました。
NYダウは小幅安で始まりまり揉み合いになりました。
原油先物は堅調傾向で推移しました。
主要通貨ペアがやや反発しました。
オランダの財務相が、
「ギリシャへの第2次支援に関して、
1300億ユーロ以上の拠出には反対する。」
との見解を示しました。
深夜12時頃からユーロドルなどドルストレートが反落しました。
ドル円が堅調に推移しました。
米企業在庫(12月)は予想より弱い+0.4%になりました。
市場反応は限定的でした。
ロンドンフィックス過ぎから主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ミネアポリス連銀総裁が、
「2012年から2013年の米GDPは2.5%から3.0%を見込んでいる。
失業率は第4四半期に7.7%、2013年に7.0%まで低下の見込み。
インフレは2012年が2.0%、2013年は2.3%を見込んでいる。」
などの見解を示しました。
NYダウが一時下げ幅を縮小して揉み合いになりました。
オバマ米大統領が、中国の習近平国家副主席との会談で、
「米国が中国と強い結びつきを持つことは有意義。
中国は強力になる分責任も大きくなる。
米中間の貿易収支は均衡が必要。」などの発言をしました。
米中声明では、
「米中は世界経済の回復へ向けてマクロ経済での協力強化で合意。
債務危機への対応で欧州自身の努力を支援する方法協議する決意。
市場原理に基づく為替制度に向けたG20の取組を再確認。
貿易係争の調査でWTOルールを厳格に順守する必要性を確認。
国際商品相場の過度な変動回避に向け情報共有と協力を確認。」
などが示されました。
ユーログループ議長が、
「明日のユーロ圏財務相会合は電話会合になる。
ギリシャとトロイカの間でさらに技術的な作業を詰める必要。
ギリシャは政治的な誓約書をまだ提出していない。
明日電話会議は20日の会合の準備。」
などの発言をしました。
一部メディアが、
「第2次支援実施側に対する緊縮策実施を確約した書面に
与党民主社会党党首のパパンドレウ前首相はサインをしたが
連立を組んでいるギリシャ新民主主義党のサマラス党首が
まだサインをしていない。」と報道しました。
深夜2時頃からドルストレートの下落が強まりました。
NYダウが再び下落して原油先物も反落しました。
レーン欧州委員が、
「ユーロ圏当局者らは近くギリシャ支援を決定するだろう。
スペインについては早計に結論付けるのは賢明ではない。
赤字削減の決意を明確にしていて具体的な裏づけを期待。」
などの発言をしました。
ロイター通信が、
「ギリシャ第2次支援の条件の財政緊縮策に関する確約書面に関して
ギリシャの連立政党のNDは15日に提出の見通し。」
と観測報道をしました。
NYダウが終盤に反発しました。
ユーロドルなどドルストレートが反発する展開になりました。
ドル円は当日高値圏での揉み合いが続きました。
米10年債利回りが1.92%あたりに低下しました。
NY原油(WTI)は100ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+4.24ドルでこの日の取引を終えました。

<2月15日(水)>

NZ第4四半期小売売上高は予想より強い+2.2%になりました。
NZドルに上昇反応がみられました。
格付け会社のS&Pが「ポルトガルの金融機関7行を格下げする。」
と発表しました。
オセアニア時間はドルストレートが上昇後に揉み合いになりました。
アトランタ連銀総裁が、
「米経済が強くなりつつある兆候はあるが労働市場の改善は鈍い。
2014年までのゼロ金利が正当化される。現在の金融政策は適切。
最近の経済ニュースは良好だが継続的な改善ではない。
2012年の米GDP伸び率の見通しは2.5〜3.0%。
より長期の信頼できる財政計画が必要。」
などの見解を示しました。
時事通信が、
「ギリシャ支援協議で、支援の前提として同国に課した条件が
満たされていないため、ユーロ圏諸国は15日に予定していた
支援決定のための緊急財務相会合の開催を見合わせた。
代わりに財務相らによる電話協議を行い20日の定例会合で
正式決定の可能性を模索する。」との観測報道をしました。
豪Westpac消費者信頼感指数(2月)は前月より強い97.1でした。
東京時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
仲値頃から一時ドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドル円が一時上昇してドルストレートが一時反落しました。
アジア株式市場は前日比終値あたりで揉み合いました。
ダウ先物がしばらく揉み合う展開になりました。
英FT紙が、
「ギリシャ債務再編は第2次支援策の承認前に開始の可能性。
ギリシャ債務再編は今月17日にも開始。月末までに完了の可能性。
ギリシャ第2次支援決定自体は3月2日のEU首脳会議まで
先送りとなる可能性もある。」
などの観測報道をしました。
中国人民銀総裁が、
「ユーロを信認している。EU債務危機解決の取り組みに参加へ。
中国は中銀と政府系ファンドを通じて支援が可能。
BRICS諸国はEU危機解決支援に前向き。」
などの発言をしました。
午前11時頃からユーロドルなどドルストレートが急反発しました。
ドル円がやや反落して揉み合いになりました。
アジア株式市場やダウ先物や原油先物が急反発しました。
日経平均は堅調に推移して上昇しました。
東京時間後半もドルストレートの堅調傾向が続きました。
格付け会社のS&Pが、
「欧州危機でアジア・太平洋地区の銀行にリスクがある。」
との見解を発表しました。
日銀の金融経済月報では、
「欧州問題や新興国引き締めで海外経済全体として減速。
米国ではこのところ改善の動きみられる。
1〜3月の生産は前期比横ばい圏内の動きとなる見込み。
先行きの輸入は円高や火力発電増加で緩やかに増加へ。
震災復興需要は徐々に強まっていく。
先行きの個人消費と雇用環境は徐々に改善に向かい底堅く推移。
国内企業物価、国際商品市況反映し概ね横ばい。」
などが示されました。
日工作機械受注確報(1月)は速報値より弱い−6.9%でした。
日経平均は前日比+208.27円で大引けになりました。
仏BNPパリバの10-12月期決算では、
「純利益が予想より強い7.65億ユーロ。
2011年度のギリシャ債の評価損は32.4億ユーロ。」になりました。
独第4四半期GDP速報は予想よりは強い−0.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
ロイター通信が、ECBのアスムセン専務理事の話として、
「ECBは直接的にギリシャへの第二次支援に貢献することできない。
来週月曜日のユーロ圏財務相会合までに財務相達は合意が可能。
もしも月曜日に承認されれば債務交換は迅速に開始されるだろう。」
などの報道をしました。
中国人民銀行が、
「ユーロ債務問題は短期間では解決出来ない。
中国経済は下向きの圧力に直面している。
中国物価は上向き圧力に直面している。
穏健な金融政策をあらためて表明する。
消費者物価の前年比伸び率低下は続く見込み。」
などの見解を発表しました。
ポンドドルが指標発表前に軟調傾向で推移しました。
欧州の株式市場が前日比プラス圏で始まりました。
ダウ先物や原油先物が当日高値圏で揉み合いになりました。
豪ドルなど資源国通貨に反発がみられました。
ユーロドルが上下動の揉み合いになりました。
ドル円は小幅な揉み合いがしばらく続きました。
英失業率(1月)は予想とおりの5.0%になりました。
英失業保険申請件数推移(1月)は予想より弱い+6900件でした。
市場反応は限定的でした。
ギリシャ新民主主義党関係者が、
「サマラス党首は救済策の承認文書を本日中に送るだろう。」
との観測を発表しました。
独財務相が、
「4月に予定されているギリシャ選挙後に
誰がギリシャ合意への条件実施を保証するのか懸念。」
との発言をしました。
欧第4四半期GDP速報は予想よりは強い−0.3%、
欧貿易収支(12月)は予想より強い+97億ユーロになりました。
市場反応は限定的でした。
英BOE四半期インフレ・リポートでは、
「ユーロ危機と予算削減が英経済成長の足枷。
ユーロ政策の失敗は無秩序な結果を引き起こす恐れがある。
ユーロ危機は英国にとって相当な脅威。
2012年末までにCPIは目標とする2%に低下の見込み。
GDP伸び率は短期的に抑制される見通し。
2年後のCPIは金利が市場予想通りに推移すれば1.8%前後。
英の年間GDPは2年以内に約3%になる見込み。
インフレ見通しは昨年11月よりやや高めである。」
などが示されました。
ポンドに買い反応がみられました。
英BOE総裁が、
「成長見通しは概ね昨年11月と同じ。今年の成長率はジグザグ。
英景気回復はゆっくりで不確実となる可能性。
石油供給の分断はインフレの上振れリスク。」
などの見解を示しました。
午後7時半頃からユーロドルなどに反落の動きがみられました。
ユーロポンドが急落しました。
ポルトガルの短期債の入札では、総額30億ユーロ発行されて、
「1年物債の発行額15億ユーロ。
平均落札利回りが前回より低い4.943%、
応札倍率が前回より低い2.0倍。」などの結果になりました。
市場反応は限定的でした。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.49510%に低下しました。
イラン国営TVが「イランは欧州6ヶ国への原油輸出を停止した。」
との報道しました。
欧州の株式市場や原油先物が堅調に推移しました。
ユーロ圏財務担当の当局者が、
「ギリシャの支援の一部もしくは全ての延期を検討している。
依然としてデフォルトは回避される見通し。」
との発表をしました。
午後9時半過ぎから主要通貨ペアが下落しました。
米NY連銀製造業景況指数(2月)は予想より強い+19.53になりました。
市場反応は限定的でした。
NY時間序盤は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
欧州株式市場が上げ幅を縮小しました。
対米証券投資(12月)は予想より弱い+179億ユーロになりました。
午後11頃からドル売りが優勢の展開になりました。
ドル円が反落してドルストレートが一時反発しました。
米鉱工業生産指数(1月)は予想より弱い±0.0%、
米設備稼働率(1月)は予想より弱い78.5%になりました。
NYダウは前日終値を挟んで揉み合いの後に反落しました。
米NAHB住宅市場指数(2月)は予想より強い29になりました。
市場反応は限定的でした。
ダラス連銀総裁が、
「過剰な金融緩和は将来のインフレ不安を煽ることになる。
金融政策は経済のエンジンに燃料を提供すること。
FRBは資金を豊富で安価にした。
企業は税制や規制のコスト不透明ならば燃料を活用しない。
金融緩和を活用する鍵は議会と政府の手に委ねられている。
QE3の実施は必要ないし、支持もしない。
QE3は米国がデフレに陥るか予想外の衝撃がない限り必要はない。
米経済は1月のFOMCの予想より堅調に推移している。」
などの見解を示しました。
NYダウが軟調に推移しました。
深夜12時頃からドルストレートが再び下落する展開になりました。
EIA週間石油在庫統計は原油が予想より減の17万1000バレルでした。
原油先物への反応は限定的でした。
ロンドンフィックス過ぎにドルストレートが一時反発をみせました。
ロイター通信が、
「第2次ギリシャ支援への参加条件としてフィンランドが融資への
保証を求めていた問題でギリシャの大手銀4行が担保を差し出す
ことで合意に達した。現金や高格付け資産の形で8億8000万ユーロ
相当の担保を差し出す。」との報道をしました。
深夜2時半頃からNYダウが下落幅を拡大していきました。
ドルストレートが再び反落して軟調に推移しました。
ガイトナー米財務長官が、下院歳入委員会の証言で、
「中国は人民元の対ドル相場の緩やかな上昇を容認しているが
より迅速な対応が必要。」との見解を示しました。
中国の周近平・国家副主席が、
「人民元改革は貿易不均衡是正に重要な役割果たしている。」
との認識を示しました。
人民元改革は貿易不均衡是正に重要な役割果たしていると
独ウェルト紙が、
「ユーロ圏はギリシャ債の3月償還に対応してつなぎ融資を検討。
第2次支援は4月のギリシャの総選挙後の動向を見極めるまで
延期される可能性。」との観測報道をしました。
一時、ユーロが振幅のある上下動になりました。
米FOMC議事録では、
「現行の極めて緩和的な金融政策の運営姿勢の維持適切。
14年末でも失業率高くインフレは2%付近か下回る可能性。
経済情勢しだいで追加証券購入への着手が正当化される可能性。
景気が勢い失いインフレが中期的に2%下回れば追加緩和が必要。
現在の政策緩和の程度をこれからも維持するのは不適切。
金利予測は政策決定メンバーの公式判断の代替物でない。
数値的な水準は金融政策の手法見通しを正確に伝えない。
政策決定反対のラッカー総裁は時間軸表現の削除を支持。
ラッカー総裁は14年末までにインフレ上昇防ぐ引き締め予測。
金利予測の公表で声明に追加的な見通し指針必要ない。」
などが示されました。
米ドル買い反応がみられました。
ユンケル議長が、ユーロ圏財務相のTV会議の終了後に、
「来週20日の月曜日に必要な決定を行う。
トロイカはギリシャ債務持続性に関する報告書を提出した。
ギリシャは3億2500万ユーロの追加削減を設定。
さらなる協議にはさらなる明細が必要。」
との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
NY時間終盤はNYダウが軟調傾向の揉み合いになりました。
主要通貨ペアが揉み合いになっていきました。
米10年債利回りは上下動となって1.93%あたりになりました。
NY原油(WTI)は101ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−97.33ドルでこの日の取引を終えました。

<2月16日(木)>

格付け会社のムーディーズが、
「欧州の銀行の格付けを見直す。
格付け見直しの対象となるのは欧州16カ国の114機関。
109機関の長期債務・預金格付けを引き下げ方向で見直す。
66機関の短期格付けを引き下げ方向で見直す。
18機関の長期債務・預金格付けはジャンク級もありえる。
国際資本市場業務を行う17の銀行と証券会社の格付けを見直す。」
などの発表しました。
オセアニア時間はややドル買い傾向の揉み合いになりました。
ドル円がやや反発してドルストレートが軟調傾向で揉み合いました。
ANZ消費者信頼感指数(2月)は前回値より弱い113.3になりました。
英ネーションワイド消費者信頼感指数(1月)は予想より強い47でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
ダウ先物は軟調傾向で推移しました。
東京時間序盤はユーロドルなどが軟調傾向で推移しました。
ドル円は反発後に揉み合いになりました。
豪新規雇用者数変化(1月)は予想より強い4.63万人、
豪失業率(1月)は予想より強い5.1%になりました。
豪ドル買い反応になりました。
日経平均が前日比プラス圏に一時反発しました。
仲値を過ぎた頃からユーロドルなどドルストレートが下落しました。
豪ドル米ドルも反落する展開になりました。
ドル円は小幅な上下動の揉み合いが続きました。
アジアの株式市場は軟調傾向で推移しました。
日経平均も前日比マイナス圏に反落しました。
原油先物がやや反落する展開になりました。
ECBのリーカネン理事が、
「政策金利はECBの最も重要な手段。
必要に応じてECBは一段の利下げが可能。」
との発言をしました。
ユーロ売り反応がみられました。
中国商務省の報道官が、
「中国の貿易をめぐる状況は依然として厳しく、
世界経済への下方圧力が強まっている。」
との認識を示しました。
正午頃からドルストレートに一時反発の動きがみられました。
東京時間後半は日経平均が反発を試すもその後軟調になりました。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
デフフト欧州委員が、
「EUは中国への市場開放の要求続ける。
人民元は過小評価。EUと中国の貿易不均衡は小さくなった。」
などの発言をしました。
日5年債利回りが昨年8月24日以来の0.3%割れになりました。
日経平均は前日比−22.24円で大引けになりました。
東京時間終盤はドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ダウ先物は軟調傾向の揉み合いが続きました。
ロンドン時間序盤はドル円など主要通貨ペアが反発をみせました。
ダウ先物がやや反発しました。
オランダ財務相が、
「ギリシャがまだ条件のすべてを満たしてはいない。」
との発言をしました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で揉み合いになりました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
ドル円が堅調に推移しました。
中国人民銀行が「金融リスクの監視を拡大する。」と発表しました。
ECBの金融経済月報では、
「見通しには高い不確実性と下振れリスク。
経済が低水準で安定する兆しがある。
基本的な通貨供給量の拡大ペースは引き続き鈍い。」
などが示されました。
ECBの景気予測専門家による四半期調査では、
「2012年成長率は従来の+0.8%から−0.1%に下方修正。
2013年成長率は+1.6%から+1.1%に下方修正。
2012年インフレ率は1.8%から1.9%に上方修正。
2013年インフレ率は1.8%から1.7%に下方修正。」
などの修正が示されました。
市場反応は限定的でした。
スペイン債の入札では、
「目標上限40億ユーロに対して40.7億ユーロ発行。
2015年7月償還債では22.68億ユーロ発行、
平均落札利回りが前回より高い3.33%、
応札倍率が前回より高い2.2倍。その他。」などになりました。
仏債の入札では、
「2017年償還債は50.25億ユーロ発行、
平均落札利回り1.93%、応札倍率1.99倍。
2014年償還債の利回りが前回より低い0.89%。」
などになりました。
主要通貨ペアがやや反発をみせて揉み合いになりました。
仏インフレ連動債の入札では17億ユーロ発行されて、
「2022年償還債が6.30億ユーロ発行、落札利回りが1.13%。」
などになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.49310%に低下しました。
NY時間が近づく頃にドルストレートが反落して揉み合いました。
米生産者物価指数(1月)は予想とおりの+4.1%、
米生産者物価指数コア(1月)は予想より強い+3.0%、
米住宅着工件数(1月)は予想より強い69.9万件、
米建設許可件数(1月)は予想より弱い67.6万件、
米新規失業保険申請件数は予想より強い34.8万件になりました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが反発上昇しました。
ダウ先物や原油先物が反発をみせました。
加国際証券取扱高(12月)は予想より弱い73.8億加ドルになりました。
加製造業売上高(12月)は予想より弱い+0.6%になりました。
市場反応は限定的でした。
NYダウは前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
バーナンキFRB議長が、
「最近は改善の兆候が出ているが回復は意気消沈するほど緩やか。
低金利政策は金融機関にとって確実にポジティブ。」
などの発言をしました。
フィラデルフィア連銀製造業景況指数(2月)は
市場予想より強い+10.2になりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートの上昇が拡大しました。
クロス円も上昇しました。
ドル円は一時反落の動きがみられました。
独の与党筋が、
「ユーロ圏財務相が態度を決定すれば
民間関与は2月22日から開始して3月9日には終了する。
民間関与は1000億ユーロ。ECBについてはまだ未定。
支援規模はなお1300億ユーロ。つなぎ融資は議題にはもはやない。
ユーロ圏財務相はギリシャ国民正統派運動党が選挙後にも
改革を継続するのかどうか回答を待っている状況。」
などの発表をしました。
ギリシャ政府筋が、
「国際支援機関とギリシャ政府は3億2500万ユーロの歳出削減策で
合意いになった。」との発表をしました。
ギリシャLAOS党議員が、
「ギリシャLAOS党は議会を通過した緊縮策への誓約はしない。」
との発言をしました。
一時、ユーロドルなどドルストレートがやや反落しました。
独ウェルト紙が、
「ECBは保有するギリシャ国債を新発債に交換する方針。
ECBのギリシャ再交換は週末にも完了する見込み。」
との観測報道をしました。
ロイター通信が、ユーロ圏筋の話として、
「ユーロ圏筋は20日の会合でギリシャ第2次支援承認の見込み。」
との観測報道をしました。
ユーロドルなどドルストレートやクロス円が急反発しました。
NYダウや原油先物が上昇しました。
米30年物TIPS(物価連動債)の入札では、
「最高落札利回りが0.770%、応札倍率が2.46倍。」になりました。
一部メディアが、ユーロ圏の関係筋の話として、
「ユーロ圏は20日の財務相会合でのギリシャ第2次支援承認へ向けて
最終調整を行っている。ギリシャによる債務返済の優先や改革実行を
確実にするための方法に焦点が置かれてる。
あるユーロ圏当局者は合意にほぼ達しているとしている。
全体を覆すような提案がない限り20日に承認されるはず。」
との観測を発表しました。
NY時間後半もNYダウが堅調に推移しました。
ドルストレートやクロス円が堅調傾向で推移しました。
米10年債利回りが1.99%あたりまで上昇しました。
NY原油(WTI)は102ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+123.13ドルでこの日の取引を終えました。

<2月17日(金)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅に軟化して揉み合いました。
証券時報が、
「中国の習近平国家副主席は今年の米中貿易が5000億ドルを超え、
昨年4470億ドルを上回る可能性があると発言した。」と報じました。
NZ中銀のボラード総裁が、
「NZの経済動向は他の諸国と比べて低めに評価されている。
GDPは最大10%程度は高くなる可能性。」
との発言をしました。
NZドルに上昇反応がみられました。
日銀金融政策決定会合議事要旨では、
「自己資本比率9%達成で欧金融機関による資産圧縮加速の可能性。
国際金融市場は欧州問題の懸念根強く緊張度高い状態続く。
欧州経済は独を含めて停滞色強まっている。
財政懸念国のリファイナンスが本格化する春ごろにかけ
市場緊張高まりやすく注意必要。」
などが示されました。
ダラス連銀総裁が、CNBCのインタビューで、
「FRBは低金利に特定の期日付与すべきでない。
米経済は勢いを付けつつある。」
との見解を示しました。
日経平均は上昇して始まりました。
ダウ先物は当日高値圏で推移しました。
東京時間前半は主要通貨ペアが小幅な上下動で揉み合いました。
NZドルは堅調傾向で推移しました。
ドル円が上昇して11月1日以来の79円台をつけました。
クロス円も上昇しました。ユーロ円が一時104円台をつけました。
仲値過ぎから資源国通貨を中心に主要通貨ペアが一時上昇しました。
アジアの株式市場は上昇して始まりました。
その後、ダウ先物がやや反落をみせました。
中国上海株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
アジアの株式市場が上昇幅を縮小しました。
正午前頃から主要通貨ペアが上昇幅をやや縮小して揉み合いました。
格付け会社のムーディーズが、
「日本国債の現状について2月24日に記者懇談会を開催する。」
との発表をしました。
日銀総裁が会見で、
「多くの不確実性あるが内外に明るい兆しもみられる。
欧州ソブリン問題の影響が及ぶ可能性は排除できない。
日銀が外債購入行うことは日銀法で想定されてない。
この局面での急激な円高はマイナスの影響が大きい。
時間軸政策はCPI上昇率1%に明確に結びつけた。
財政ファイナンス目的の国債買入は行わない。
春先以降は海外成長率の高まりや復興需要で緩やかに景気回復。」
などの見解を示しました。
東京時間後半は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
日経平均は前日比+146.07円の9384.17円で週取引を終えました。
東京時間終盤はややドル買いが優勢の展開になりました。
独生産者物価指数(1月)は予想より強い+3.4%になりました。
市場反応は限定的でした。
仏のフィヨン首相が、ラジオ放送で、
「民間債権者はギリシャの債務のうち70%を放棄する。
ギリシャの債務不履行を回避するため何でもしなければならない。」
などの発言をしました。
ロンドン時間序盤はユーロやポンドが反発をみせました。
ドル円がやや反落しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
独のウルフ大統領が辞任するとの報道がありました。
独政府筋が「独首相は伊への訪問と伊首相との会談を延期した。」
との発表をしました。
欧経常収支(12月)は前回値より強い+163億ユーロになりました。
ユーロドルが下げては上げる揉み合いになりました。
英小売売上高指数(1月)は予想より強い+0.9%になりました。
ポンド買い反応がみられました。
午後7時頃からドル買いがやや優勢の展開になりました。
主要通貨ペアが揉み合い傾向の相場展開になりました。
ドル円が反発上昇しました。
ポルトガルの首相が「さらなる支援の拡大を求めるつもりはない。」
との発言をしました。
加消費者物価指数(1月)は予想より強い+2.5%、
加消費者物価指数コア(1月)は予想より強い+2.1%になりました。
加ドル買い反応がみられました。
独の財務相報道官が、
「ギリシャ問題で完全な決定に近づきつつある。」
との発表をしました。
ユーロドルが上下動しながらもしばらく堅調に推移しました。
ダウ先物や欧州株式市場や原油先物が上昇をみせました。
米消費者物価指数(1月)は予想より強い+2.9%
米消費者物価指数コア(1月)は予想より強い+2.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
加景気先行指標指数(1月)は予想より強い+0.7%になりました。
市場反応は限定的でした。
豪ドルなどオセアニア通貨が軟調に推移しました。
一部メディアが、
「独・伊・ギリシャ首脳が第2次ギリシャ救済に関して
電話で協議を行い、ギリシャ問題の解決で自信を表明した。」
との報道をしました。
ブルームバーグが、
「ECBは(SMPで購入した分の)ギリシャ国債の交換を完了した。
債務交換ではユーロ圏各中銀の投資資産は除外された模様。」
との報道をしました。
NYダウは前日比プラス圏で始まった後に上昇幅を一時縮小しました。
原油先物が一時やや反落しました。
しだいにドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートが反落してドル円が堅調に推移しました。
米景気先行指標総合指数(1月)は予想より弱い+0.4%になりました。
格付け会社のフィッチが、
「アイスランド国債をBB+からBBB−に格上げする。」
との発表をしました。
ユーログループ議長が、
「このままではギリシャが我々の目標としている2020年に
GDPの120%まで累積債務を削減させるには程遠い。
日曜日の夜までにユーロ当局者は目標に近ける方法を探る。」
との発言をしました。
WSJ紙が、
「実施の可能性が高まっているギリシャ第2次支援における
IMFの拠出規模は130億ドルになる見込み。
全体1300億ユーロの10%に留まる可能性。」
との観測報道をしました。
豪ドル米ドルなどドルストレートの軟調傾向が続きました。
伊ANSA通信が、
「伊警察当局は額面6兆ドルの偽の米国債をスイスで押収。
国際的な詐欺集団のメンバー8人を伊国内で逮捕した。」
との報道をしました。
米上院が12年末までの給与税減税延長法案を可決しました。
深夜2時頃からドルストレートがやや反発をみせました。
ドル円は揉み合いながらも堅調に推移しました。
NYダウや原油先物が再び上昇幅を拡大しました。
ブルムバーグ通信が、ドメニチ議員の報告草案に基づいて、
「EUの欧州議会は格付け会社によるソブリン債格付けについて、
当事国からの格付け依頼がない限り禁止することを目指している。」
との観測報道をしました。
一部メディアが、関係者の話として、
「ギリシャ政府は債務交換の集団行動条項法案を準備中。」
との報道をしました。
独財務相が、
「ギリシャの第2次支援での2020年のギリシャの債務の目標は
GDP比で122%〜123%になるかもしれない。
公式な目標である120%には及ばないが、
130%といった事態にはなってはならない。」
などの発言をしました。
英BOEのポーゼン委員が、
「英企業の設備投資は改善も中小企業はさほど改善しない可能性。
英金融機関は1990年代の日本の金融機関と同様の状況に直面。」
などの見解を示しました。
NY時間終盤はドル買い動意がやや優勢の展開になりました。
ドルストレートがやや反落してドル円が堅調に推移しました。
米10年債利回りは一時2.03%あたりまで上昇しました。
NYダウはNY時間後半にかけて上昇も終盤にやや反落しました。
米10年債利回りは2.01%あたりで週を終えました。
NY原油(WTI)は上昇して103ドル台前半で週取引を終えました。
NYダウは前日比+45.79ドルの12949.87ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<2月20日(月)>

※米と加が祝日です。

朝6時45分にNZ第4四半期生産者物価指数、
朝8時50分に日通関ベース貿易収支(1月)、
午前9時01分に英ライトムーブ住宅価格(2月)、
午後2時に日景気一致CI指数確報(12月)、日景気先行CI指数確報、
深夜1時からユーロ圏財務相会合、
などが予定されています。
円安局面であることから日貿易収支が注目されるとともに
ユーロ圏財務相会合が注目されます。

<2月21日(火)>

午前9時半に豪RBA議事録、
午前11時にRBNZ第1四半期インフレ期待(2年間)、
午前11時半から豪RBA総裁が討論会参加、
午後1時半に日全産業活動指数(12月)、
午後4時にスイス貿易収支(1月)、
午後5時からEU財務相会合、
午後6時半に英公共部門ネット負債、
夜10時半に加小売売上高(12月)、加卸売売上高(12月)、
深夜12時に欧消費者信頼感速報(2月)、
深夜3時に米2年債の入札、
などが予定されています。
豪・加の指標は注目です。

<2月22日(水)>

朝8時半に豪Westpac景気先行指数(12月)、
午後5時28分に独製造業PMI速報(2月)、独サービス業PMI速報(2月)
午後5時58分に欧製造業PMI速報(2月)、欧サービス業PMI速報(2月)
午後6時半に英BOE議事録、
午後7時に欧鉱工業受注(12月)、
深夜12時に米中古住宅販売件数(1月)、
深夜3時に米5年債の入札、
などが予定されています。
独・英・米の指標には注目です。

<2月23日(木)>

午後6時に独IFO景気動向指数(2月)、
夜10時半に米新規失業保険申請件数、
深夜12時に米住宅価格指数(12月)、
深夜3時に米7年債の入札、
などが予定されています。
独・米の指標には注目です。
また、EU欧州委員会の経済見通し発表も予定されています。

<2月24日(金)>

朝7時半に豪RBA総裁の議会証言、
朝8時50分に日企業向サービス価格指数(1月)、
午後4時に独第4四半期GDP確報、独第4四半期個人消費確報、
午後5時45分から独連銀総裁の講演、
午後6時からオーストリア中銀総裁の講演、
午後6時半に英第4四半期GDP確報、英第4四半期個人消費確報、
夜11時45分から加BOC総裁の講演、
夜11時55分にミシガン大学消費者信頼感指数確報(2月)、
深夜12時に米新築住宅販売件数(1月)、
深夜12時45分からサンフランシスコ連銀総裁の講演、
深夜3時半からNY連銀総裁とフィラデルフィア連銀総裁の講演、
などが予定されています。
独・英・米の指標には注目です。

<2月25日(土)>

メキシコにてG20財務相・中央銀行総裁会議が
26日までの日程で開催されます。


<先週のユーロドルのサマリー>

先週のユーロドルは上窓を空けて始まりました。13日のオセアニア
時間にギリシャ議会で財政緊縮関連法案が賛成199票で可決された
ことでユーロドルは上昇しましたが、東京時間序盤に利食い売りを
浴びて一時下落する展開になりました。その後、仲値過ぎたあたり
からアジアの株式市場の堅調も背景にロンドン時間序盤まで再上昇
する展開になりました。その後、欧州の株式市場が前週末比プラス
圏で推移して、伊と独の債券入札が無事に通過したにもかかわらず、
バローゾ欧州委員長の「欧州の問題は解決にはまだ遠い。」との発
言も意識されたか、ユーロドルは軟調傾向となっていきました。
週はじめのNYダウは前週末比プラス圏で始まりましたが、ロンドン
フィックスにかけて上昇幅を縮小して、ユーロドルの軟調が続きま
した。そして、ECBが「先週の国債購入額は5900万ユーロ。」との
発表をして前週の1.24億ユーロからさらに国債購入が減少している
ことが示されたとともに、NY時間後半に格付け会社のフィッチが
「スペイン大手4行を格下げする。」との発表して、さらに格付け
会社のS&Pが「スペインの15金融機関を格下げする。」との発表を
したこともあって、ユーロドルの下落が続きました。

14日は、ルクセンブルクの財務相の「ギリシャは過去に決定の実行
において問題がある。」との発言や、格付け会社のムーディーズが
「オーストリアの格付け見通しをネガティブに変更する。仏の格付
け見通しをネガティブに変更する。伊の格付けをA2からA3に引き下
げる。見通しネガティブ。スペイン格付けをA1からA3に引き下げる。
見通しネガティブ。ポルトガルの格付けをBA2からBA3に引き下げる。
見通しネガティブ。英の格付け見通しをネガティブに変更する。」
などの発表がされたことで、オセアニア時間にユーロドルが一段安
になる展開になりました。その後、東京時間序盤に一時反発をみせ
るも続かず軟調意向での揉み合いを経た後に、東京時間終盤に一段
下落する展開になりました。ロンドン時間では独の財務相が「我々
はギリシャを救済するためには何でもしたい。」と発言したことに
加えて、中国の温首相が「欧州と中国の協力は緊密になっている。
協力強化が中国にとって唯一の選択肢。EFSFとESMへより関与を深
めようと考えている。」との発言をして、また、独ZEW景況感調査
が予想よりかなり強い+5.4になったことを背景に、ユーロドルは
一転して上昇する展開になりました。
その後、独の経済紙ハンデルスブラットが「ギリシャがデフォルト
回避に向けた自発的な債務再編に、民間投資家からの充分な協力を
得ることはできない可能性。」との観測報道をしたことを契機に、
ユーロドルは再び下落して、米小売売上高が予想より弱い+0.4で
あったこともリスク選好度の低下となったか、オランダの財務相の
「ギリシャへの第2次支援に関して、1300億ユーロ以上の拠出には
反対する。」との発言もあり、揉み合いながらもユーロドルの軟調
傾向が続きました。そして、ロンドンフィクスで上下動となって、
その後に、ユーログループ議長の「ギリシャは政治的な誓約書を
まだ提出していない。」との発言や、「ギリシャ連立与党のギリシ
ャ新民主主義党のサマラス党首がまだサインをしていない。」との
の報道があり「15日ユーロ圏財務相会合は中止。電話会合になる。」
などの発表があって、ユーロドルは下落する展開になりました。

15日は、ロイター通信の「ギリシャ第2次支援の条件の財政緊縮策
に関する確約書面に関してギリシャの連立政党のNDは15日に提出の
見通し。」と観測報道があって、オセアニア時間にユーロドルが反
発しましたが、その後に格付け会社のS&Pが「ポルトガル金融機関
7行を格下げする。」との発表をしたことで、東京時間の仲値過ぎ
までユーロドルは再び軟調になりました。その後、英FT紙によって
「ギリシャ債務再編は第2次支援策の承認前に開始の可能性。債務
再編は今月17日にも開始。月末までに完了の可能性。」との観測報
道があったことや、中国人民銀総裁が「ユーロを信認している。EU
債務危機解決の取り組みに参加へ。中国は中銀と政府系ファンドを
通じて支援が可能。BRICS諸国はEU危機解決支援に前向き。」などの
発言をしたことで、ユーロドルは東京時間の終盤まで反発上昇する
展開になりました。ロンドン時間ではポルトガルの短期債の入札が
無事に通過したものの、ユーロポンドの急落がありユーロドルが押
されるとともに、ユーロ圏財務担当の当局者の「ギリシャの支援の
一部もしくは全ての延期を検討している。」との発言に下落を強め、
NY時間序盤に一時反発するも、NYダウの軟調を背景にユーロドルは
軟調傾向での推移になりました。その後、独ウェルト紙の「ユーロ
圏はギリシャ債の3月償還に対応してつなぎ融資を検討。第2次支
援は4月のギリシャの総選挙後の動向を見極めるまで延期される可
能性。」との観測報道や、ユンケル議長の「来週20日の月曜日に必
要な決定を行う。トロイカはギリシャ債務持続性に関する報告書を
提出した。ギリシャは3億2500万ユーロの追加削減を設定。さらな
る協議にはさらなる明細が必要。」との発言や、FOMC議事録の発表
などに揺れて、ユーロドルは軟調傾向ながらもNY時間後半は振幅の
ある上下動になりました。

16日は、格付け会社のムーディーズが「欧州銀行の格付けを見直す。
格付け見直しの対象となるのは欧州16カ国の114機関。109機関の長
期債務・預金格付けを引き下げ方向で見直す。66機関の短期格付け
を引き下げ方向で見直す。18機関の長期債務・預金格付けはジャン
ク級もありえる。」などの発表をしたことで、ユーロドルはオセア
ニア時間に再び反落して、その後にECBのリーカネン理事が「必要
に応じてECBは一段の利下げが可能。」と発言をしたこともあって、
ユーロドルは東京時間も上下動しながら軟調傾向で推移しました。
ロンドン時間序盤では、オランダ財務相の「ギリシャはまだ条件の
全てを満たしてはいない。」との発言があり、また、ECBの四半期
調査で成長率やインフレ率の予測が下方修正されたとともに、欧州
の株式市場が軟調に推移したこともあって、スペイン債や仏債の入
札が無事に通過したにもかかわらず、ユーロドルは軟調傾向で推移
して、一時1.300の大台を割り込む場面がありました。
その後、NY時間はユーロドル1.300の大台割れ後のショートカバー
の動きとともに、米新規失業保険申請件数や米住宅着工件数などの
米経済指標が市場予想より強かったこともあって、リスク選好度の
増加でダウ先物や原油先物が反発したことを背景に、ユーロドルは
一転して反発上昇する展開になりました。その後も、独ウェルト紙
の「ECBは保有するギリシャ国債を新発債に交換する方針。ECBのギ
リシャ再交換は週末にも完了する見込み。」との観測報道や、ロイ
ター通信の「ユーロ圏筋は20日の会合でギリシャ第2次支援承認の
見込み。」との観測報道や、一部メディアの「あるユーロ圏当局者
は合意にほぼ達しているとしている。全体を覆すような提案がない
限り20日に承認されるはず。」との観測などポジティブなニュース
ヘッドラインが相次いで、ユーロドルが急伸して、NY時間後半も堅
調な推移になりました。

週末17日は、オセアニア時間から東京時間にかけてユーロドルは小
幅な揉み合いになりました。東京時間終盤に一時反落する場面があ
りましたが、その後、仏のフィヨン首相が「民間債権者はギリシャ
の債務のうち70%を放棄する。ギリシャの債務不履行を回避するた
め何でもしなければならない。」との発言があり、また欧州の株式
市場も堅調推移となったことで、ロンドン時間序盤のユーロドルは
週末調整の動きに振幅のある上下動とはなるも、堅調傾向での推移
になりました。その後、NY時間序盤に一部メディアが「独・伊・ギ
リシャ首脳が第2次ギリシャ救済に関して電話で協議を行い、ギリ
シャ問題の解決で自信を表明した。」との報道があり、1.32台への
上抜けトライをしましたが、その後に失速して、ユーログループ議
長の「このままではギリシャが我々の目標としている2020年にGDP
の120%まで累積債務を削減させるには程遠い。」との発言や、WSJ
紙の「実施の可能性が高まっているギリシャ第2次支援における
IMFの拠出規模は130億ドルになる見込み。全体1300億ユーロの10%
に留まる可能性。」との観測報道や、独財務相の「ギリシャの第2
次支援での2020年のギリシャの債務の目標はGDP比で122%〜123%
になるかもしれない。」との発言と週末調整の動きに揺れながら、
軟調傾向の揉み合いとなってユーロドルは週の取引を終えました。


<今週の注目点>

先週、ドル円は週初のオセアニア時間から東京時間にかけて小幅な
上下動の揉み合いとなった後に、NY時間のロンドンフィックスにか
けて77円台前半まで下落しましたが、NY時間後半に再び反発する展
開になりました。14日の朝に格付け会社のムーディーズが欧州の9
ヶ国の格付けについて発表したことを受けて、ドル円も一時反落し
ましたが程なく切り替えして、正午過ぎの日銀による「資産買入れ
等基金を55兆円から10兆円増額して65兆円にする。」との緩和策の
発表後にドル円は急上昇する展開となりました。その後、ロンドン
時間からNY時間序盤にかけては上下動の揉み合いになりましたが、
堅調傾向が続き78円台に乗せて、さらにロンドンフィックスにかけ
て78.20のポイントを上抜けると78円台半ば過ぎまで一気に上昇する
展開になりました。15日ドル円はオセアニア時間からロンドン時間
序盤まで揉み合いになり、その後のNY時間前半に78円台の前半まで
下落しましたが、ロンドンフィックスから上下動の揉み合いを経て
反発する展開になりました。16日はオセアニア時間から東京時間に
かけてドル円は小幅な揉み合いとなった後に、ロンドン時間序盤に
78円台後半まで上昇して、その後のNY時間から17日のオセアニア時
間まで揉み合う展開になりました。そして週末17日の東京時間前半
にドル円は2011年11月1日以来の79円台に上昇して、その後ロンド
ン時間序盤に揉み合う展開となりましたが、NY時間に再び上昇して、
2011年10月31日の日政府・日銀による為替介入時の高値とほぼ肩を
並べる79.53円に終値で到達して週の取引を終えました。

米ドルについては、先週はドルインデックスが週後半にやや押しが
入りましたが、一時80.0を回復して週足でMA200に下値を支持され、
2週連続で小さいながらも陽線続きとなりました。

米要人発言では、14日にサンフランシスコ地区連銀総裁が「米景気
回復は緩慢で需要は弱く失業率は非常に高い。インフレ率は12、13
年に1.5%になる可能性強い。FRBはインフレと雇用の目標達成と経
済的打撃を最小限にするために迅速な行動が必要。QE3は経済状況の
進展しだい。」とのハト派の見解を示し、同日にフィラデルフィア
連銀総裁が「米雇用は明確な拡大トレンドにある。一段の緩和は、
インフレリスクをさらに高める恐れがあり、連邦準備制度の土台を
不安定にする。」としてタカ派の見解を示して、15日にアトランタ
連銀総裁が「米経済が強くなりつつある兆候はあるが労働市場の改
善は鈍い。2014年までのゼロ金利が正当化される。最近の経済ニュ
ースは良好も継続的な改善ではない。」としてハト派の見解を示し、
同日にダラス連銀総裁が「過剰な金融緩和は将来のインフレ不安を
煽ることになる。QE3の実施は必要ないし、支持もしない。QE3は
米国がデフレに陥るか予想外の衝撃がない限り必要はない。米経済
は1月のFOMCの予想より堅調に推移している。」とのタカ派の見解
を示して、16日にバーナンキFRB議長が「最近は改善の兆候が出て
いるが回復は意気消沈するほど緩やか。低金利政策は金融機関にと
って確実にポジティブ。」との見解を示すなど、あいかわらず、
ハト派とタカ派の見解が交錯していて、米要人の見解の収斂はまだ
見られないようです。

ただ、先週発表の米経済指標は強弱マダラ模様ながら、米要人達に
米経済が回復しつつある認識はしだいに共通してきているようです。
また、15日に公表されたFOMC議事録では12月時点よりも一段の緩和
を主張するメンバーが減少して、時間軸こそ長期化が示されるも、
悲観度が後退してハト派要人達の中に「経済状況の進展しだい。」
とのスタンスも見受けられるようになってきたようで、QE3への
期待は後退することになりそうです。

そして、NYダウも12800ドルのレジスタンスを上抜け、先週も148
ドルの上昇となって、13000ドルの大台にあと50ドルほどに迫って
いますが、米長期金利は先週末で2%を超えたものの、株高に比し
て少し違和感のある状況で、今後、NYダウが一旦の下落となるか、
米長期金利が上昇するか、いずれかの調整になる可能性がありそう
です。一方、LIBORドル3ヶ月物金利はしばらく低下傾向にありま
したが先週末に0.49310%で下げ止まりをみせて、今週は20日の欧
州の問題にかかわる重要イベントのユーロ圏財務相会合があります
が、米ドルがやや強含んでいく可能性がありそうです。

円については、14日の日銀による「資産買入れ等基金を55兆円から
10兆円増額して65兆円にする。物価安定の理解を「めど」に変更。
当面1%を目指す。」との金融政策の発表から円安に一変したとい
う印象で、先週末のドル円は2011年10月31日の日政府・日銀による
為替介入時の高値と肩を並べる79.53円に終値で到達して、先月の
膠着していた相場のマグマが噴出するように2週間ほどで約3円の
円安になりました。この円安の背景には、先月の日貿易収支が31年
ぶりの赤字に転落したことも影響しているものと思われますので、
いつもはそれほど注目度が高いとはいえない日貿易収支ではありま
すが、週初20日の日通関ベース貿易収支が注目されます。

また、先週末17日に格付け会社のムーディーズが「日本国債の現状
について2月24日に記者懇談会を開催する。」との発表もしていて、
これまで経常黒字を背景に比較的安定していた日本国債ですが、
ムーディーズの発表するその内容によっては日長期金利に影響があ
る可能性もありそうですので、今週末24日が注目されます。

IMMポジションでも円のネット・ロングが約3万枚に大きく減少して
いて、まだ円のロングは多いながらも、投機筋の円買い動向にも変化
がみられ、さらに円売りが進む勢いで、中期的なドル円のトレンドが
上昇に転じた可能性がありますが、ドル円が昨年10月31日の日政府・
日銀による為替介入時の高値に至り、抜けるか戻るかのチャートポイ
ントに差し掛かったことで、上抜けて一気に80円台に突入する可能性
があるとともに、上昇が急であったことで一旦ガス抜き的な調整とな
る可能性を指摘する声も少なくなく、週初の動向が注目されます。
上昇の場合は昨年8月4日の高値80.25が次の節目となりそうです。

ユーロについては、先週もギリシャを巡る要人発言やニュースヘッド
ライン、および格付け会社の発表に揺れる展開となりましたが、15日
に予定されていたユーロ圏財務相会合も中止されて電話会議になり、
ギリシャの第2次支援の決定は今週はじめ20日深夜1時からのユーロ
圏財務相会合に持ち越されることになりました。

3月20日のギリシャ債の大量償還が迫っていて、さすがにもう後が
ないと言ってよい時期になりましたが、ギリシャの3.25億ユーロの
追加歳出削減策も決定され、ギリシャ連立与党の党首らの実行の約束
の署名も完了して、あとは「民間債権者との債務減免交渉」のみです
が、これも「事実上まとまった。」と観測報道され、EUの求めている
条件がほぼ整いつつあることで、今回のユーロ圏財務相会合でギリシ
ャの第2次支援は決定されると観測されます。

ギリシャの第2次支援の決定は、ユーロドルの上昇要因となりそう
ですが、もとより規定路線として相場が動いてきたところもありま
すので、決定後は次のフェーズとなる「ギリシャその後」や「他の
ユーロ圏重債務国」に市場の関心が移行する可能性がありそうで、
1月27日にギリシャ政府筋が「第2次支援の実行の後は資金不足で
もEUから支援はない可能性。」との認識を示していて、決定後にユ
ーロドルが上昇となった後は、“Sell the fact”での一旦の事実
売りの可能性も排除はできなく、注意が必要になりそうです。

また、18日夜8時に中国が預金準備率を0.5%引き下げると発表し
たことで、リスク選好動意の要因にもなることから、週初の豪ドル
など資源国通貨を中心とした市場反応が注目されます。


経済指標関連では、21日の豪RBA議事録と加小売売上高、
22日の独PMI速報に英BOE議事録と米中古住宅販売件数、
23日の独IFO景気動向指数と米新規失業保険申請件数、
24日の独第4四半期GDP確報に英第4四半期GDP確報と
ミシガン大学消費者信頼感指数確報に米新規住宅販売件数、
などが注目されます。

そして、週末にG20財務相・中央銀行総裁会議が開催されますので、
週末の思惑での動きや調整の動きにも留意が要りそうです。



さて今回は、相場の尖度の性質のお話です。


前回からの続きのお話です。


移動平均線は設定した期間の「価格の平均」なはずなのに、

なぜか相場における価格は移動平均線の近傍に滞在するより、
価格平均を離れたがる性質があることが知られています。

チャートを観ると、価格(レート)が価格平均のMAに重なるよりも、
MAの上方もしくは下方に存在している確率が圧倒的に高い、
というなんとも不思議な性質があります。

今回はそのお話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^

「相場のこの性質を『尖度“Kurtosis”』というのじゃよ。」

『尖度(せんど)?』

「そうじゃ。文字とおりの『小と大』で中がない。
 まぁ、中がないわけじゃないが少ないのだよ。」

『……。』

「価格は移動平均線をコア(核)として、
 常に平均から離れたがる不思議な性質があるのじゃ。
 価格は端へ端へと行きたがるというわけじゃ。」

『ふーむ。確かにチャートを観ると、
 移動平均線が水平ぽくて狭いレンジのところ以外では
 そのようにも見えますね。』

「一般事象の多くは標準偏差が適用できるものなのじゃが、
 ところが、相場は違うのじゃ。」

『……。』

「あまり適切な例えではないかもしれないのじゃが、
 世界の富の分布における巨富と貧困に似ているかもしれない。
 分布のテールが大きく両極端な性質があるのじゃ。」

『……。』

「確率偏差を応用したチャートのツールに
 ジョン・A・ボリンジャー氏が開発したバンドがある。
 彼はその著書で、一般的には第二偏差に95.45%が含まれると
 されているが、相場において第二偏差は『88〜89%』程度、
 であると述べているのじゃよ。なので相場では、
 第二偏差を逸脱する価格変動が日常的に起こっているのだよ。」

『ふーむ。そんなもんですかねぇ。
 で…、それとトレードがどんなかかわりになるというのですか?
 そんな学術論議の言葉の遊びはどうでもよいのですよ。』

「わははっ。それもそうじゃのう…。
 では言おうぞ。よくお聞きなされ…。
 『MAに到達した価格(レート)は必ずMAを離れたがる。』
 『そのMA乖離の動きは尖度の性質によってときに大きく動く。』
 『離れた価格はMAをコアとしていつか必ずMAと接点を形成する。』
 この相場の性質をトレードに使えないものじゃろうか。」

『……?』

「どうじゃね…。上述のいくつかと、
 以前に話したことと考え合わせて何か閃きはないかね。」

『あっ、閃いた…。閃きましたよ!』

「なんじゃね?」

『いいかいジイさん、耳をかっぽじってよく聞きなよ。
 「移動平均線が明確に下向きであったり、
  下降トレンドラインが引ける状況であれば、
  陰線の出現率が陽線のそれよりも多い。」
 そして、
 「MAに到達した価格は必ずMAを離れたがる。」
 そうなんだろう?』

「ふむふむ。良いぞ。」

『故にだ…。
 「MAがたとえば下降していて、そのMAに価格が到達して、
  陰線を示現したら売りに優位。」と言えるんじゃないかな。』

「価格がMAを(上に)突き抜けたらどうなのじゃ?」

『トレンドが転換する可能性もあるが、
 もしもその後に再び下落して陰線を示現したら、
 買い方のフェイル(失敗)を確認したことにもなって、
 より売りに優位になるのでは?』

「ふむふむ。」

『どうだい。凄い閃きだろう?』

「あっはははっ。これはじつは古くから伝わる、
 トレードのイロハの『イ』じゃ。」

『なんですって?』

「グランビルの売りにおける法則の3と2なのじゃよ。
 まさか今までこんなことも知らずにトレードしていたのかね?」

『いや…。その、つまり…。
 そんなこたぁ、ずーと前からもちろん知っていたさ。
 でも、そうそうこういう場面は多いわけじゃなし…。』

「あははっ。そうじゃろうか。
 トレードチャンスは時間軸の数だけあるのじゃよ。
 通貨ペアおよび時間軸を換えて観ると、
 案外と適合場面に遭遇するものじゃて。」

『……。(なんか言い方が腹の立つジジイだぜ。)』

「今回も話がまたまた長くなってしまったのう。
 次回は『出口から考える』の話でもしようかのう。」


なーんちゃって。

またお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。



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"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

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より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。


FX ダマシの軽減のお話


インフルエンザが全国的に流行していますね。
「R-1」というヨーグルトが品薄状態となっているそうです。


●先週の主な出来事

<2月6日(月)>

独シュピーゲル紙が4日付けで、
「ユンケル議長はギリシャが必要な改革を実施できなければ
ユーロ圏からの連帯はもはや期待できないと述べた。」
との報道をしました。
ダウ・ジョーンズが、
「独の経済相はギリシャの債務再編に関して、
ソブリン債権者はすでに危機の解決に多大の寄与を行っているとして
ソブリンの債権者が関与することに反対する姿勢を示した。」
との報道をしました。
市場のオープニングではドル買い優勢でスタートしました。
ユーロドルなどドルストレートが下窓を空けて始まりました。
オセアニア時間ではややドル売り傾向の揉み合いになりました。
NHKニュースが、
「深刻な財政危機が続くギリシャで5日に連立与党の党首が、
追加的な支援の条件となっている緊縮策について協議。
歳出の大幅な削減で一致したがなお検討が必要で6日に再び協議。」
と報じました。
ダウ先物がやや下落して始まり軟調傾向の揉み合いになりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが軟調になりました。
日経平均は上昇して始まりました。
豪第4四半期小売売上高は予想より弱い+0.4%になりました。
市場反応は限定的でした。
仲値を過ぎたあたりからドル円が反発しました。
ドルストレートは軟調傾向で推移しました。
アジアの株式市場は上昇して始まった後に揉み合いになりました。
東京時間後半はドル買い傾向での揉み合いになりました。
アジアの株式市場がしだいに上げ幅を縮小しました。
米格付け会社のムーディーズが週報で、
「スペインの銀行の再編計画は格付けにプラス。」
との見解を発表しました。
独ビルト紙が、
「EU、ECB、IMFのトロイカによる最新報告によると、
節減の目標が未達成でギリシャ財政は壊滅的な状況。」
との報道をしました。
2時半過ぎからユーロが一段安になりました。
ドル円が反落する展開になりました。
日経平均は前週末比+97.27円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤は一時ドル売り動意が優勢の展開になりました。
ユードルなどドルストレートが反発して、ドル円の反落が続きました。
ダウ先物が一時反発をみせました。
その後、ギリシャの会合への不透明感からか、
午後5時頃から一転してドル買い動意が優勢の展開になりました。
ユーロドルなどドルストレートが再び下落しました。
ドル円がやや反発をみせた後に再び反落して揉み合いました。
英ハリファックス住宅価格(1月)は予想より強い+0.6%でした。
市場反応は限定的でした。
一部メディアが、
「ギリシャの2大労組が7日に24時間ゼネスト実施を呼び掛けた。」
との報道をしました。
格付け会社のフィッチが、
「ギリシャは秩序だった債務再編を実行しているが、
ギリシャの無秩序なデフォルトの可能性を完全には排除できない。」
との見解を発表しました。
欧州株式市場は前週末比マイナス圏で揉み合いになりました。
原油先物がやや軟調傾向で推移しました。
ダウ先物が下落した後に反発して揉み合いになりました。
ドルストレートが下落の後に反発して揉み合いになりました。
独製造業受注指数(12月)は予想より強い+1.7%になりました。
市場反応は限定的でした。
仏2年債利回りが0.569%とユーロ導入後の最低水準になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.52325%に低下しました。
欧州委員会が、
「ギリシャに関してのデッドラインはすでに過ぎている。
支援についてはすでにギリシャ当局者に委ねられている。
解決に至るまで昼夜を問わず作業をすへき。
財務相会合の前に決定をすべき。」との見解を示しました。
仏大統領が、
「ギリシャの首相と全政党は合意を守らねばならない。
ギリシャ合意失敗は考えられない。ギリシャに選択肢はない。」
などの発言をしました。
欧州委員会が「ギリシャのユーロ離脱計画に取り組んではいない。」
との発表をしました。
その後、ドル売りが優勢になりました。
ドルストレートが反発して、ドル円が軟調になりました。
日本経済新聞が、
「IMFが中国の経済見通しを発表。欧州債務危機が一段と
深刻化した場合、今年の中国の実質GDP成長率が4%台に
悪化する恐れがあると警告。」との報道をしました。
NY時間序盤では再びドルストレートが反落する展開になりました。
午後11時頃からドルストレートが反発をみせました。
NYダウは下落して始まりました。
セントルイス連銀総裁が、
「ゼロ金利政策の長期化は経済の根本的な意思決定を損なう。
需給ギャップに事実上のゼロ金利維持の合理的な根拠はない。
米国のインフレは現在やや目標を上回っている。
インフレ目標はインフレを長期的に低く安定的に維持させる。
失業率は年末までに8%下回ると予想。成長見通しは3%を予想。」
などの見解を示しました。
加Ivey購買部協会指数(12月)は予想より強い64.1になりました。
指標発表直後に限定的ながら加ドル買い反応がみられました。
独の首相が、TVインタビューで、
「ギリシャの倒産は認めることも受け入れることできない。」
との発言をしました。
FOXビジネスネットワークが、
「ギリシャ連立与党は債権団が要請している1万5000人の
公務員削減を受け入れる方針。」との観測報道をしました。
一部メディアが、
「独と仏の首脳がギリシャ債務返済用のエスクローと呼ばれる
特別勘定の設定を提案。」との観測報道をしました。
ロンドンフィックス前頃からユーロやポンドが急伸しました。
ドル円がやや反落しました。
NYダウや欧州株式市場が下げ幅を縮小しました。
独仏両首脳が、TVインタビューで、
「ギリシャを支援するために我々は行動しているが、
構造改革なしにギリシャ支援はあり得ない。
トロイカとの協調がない限りは支援は出来ない。」
などの見解を示しました。
深夜3時頃から米10年債利回りが低下しました。
NYダウが一時再び反落をみせるもその後に下げ幅を縮小しました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ギリシャの財務相が、
「トロイカとの交渉は困難なものになっている。
ギリシャと国民に強い圧力となる。
ユーロ内での位置保全と国を救うために大きな犠牲を求められる。」
などの認識を示しました。
米10年債利回りは1.90%あたりまで低下しました。
NY原油(WTI)は下落して96ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比−17.10ドルでこの日の取引を終えました。

<2月7日(火)>

一部メディアが、全ギリシャ社会主義運動党の幹部の話として、
「ギリシャのパパデモス首相はユーロを放棄した場合の
経済的影響について報告書をまとめるよう財務省に指示した。」
との観測報道をしました。
EU統計局が、加盟27ヶ国の11年9月時点での債務データを公表して、
「欧州債務危機の発端となり現在も問題を引きずるギリシャは、
債務がGDP比率で前年比20.3P上昇。年末に160%突破はほぼ確実。」
などが示されました。
産経新聞が、
「ギリシャでIMFやEUなどによる第2次支援の調整が続いている。
支援条件としてEUなどがギリシャ政府に求める追加緊縮策について
同国の意見集約が難航。パパデモス首相は回答期限とされた6日に
事態打開を図ったが決着は7日以降にずれ込むことになった。」
との報道をしました。
オセアニア時間はドルストレートが揉み合い後にやや反落しました。
ドル円は76円台半ばあたりでの揉み合いになりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
日経平均は前日比マイナス圏で揉み合いになりました。
日財務省が、
「外国為替平衡操作では、10月31日は8兆722億円(過去最大規模)、
11月1日に2826億円、2日に2279億円、3日に2028億円、
4日に3062億円の円売りドル買い介入を実施。
2012年1月の外貨準備高では1兆3066億6800万ドル。(過去最高)」
などを発表しました。
発表直後は反応薄でしたがその後にややドル円が上昇しました。
アジアの株式市場はまちまちに始まり軟調傾向で推移しました。
ダウ先物は上昇の後にやや反落する展開になりました。
日財務相が「為替の介入は自身の方針で行う。」と発言しました。
午前11時過ぎ頃からドルストレートが反落する展開になりました。
原油先物に反落の動きがみられました。
豪RBAが予想に反して政策金利を4.25%に据え置きました。
豪ドルが急反発しました。
一時、他のドルストレートも連れ高になる場面がありました。
その後ほどなく他のドルストレートが連れ高の上昇を消しました。
ユーロ豪ドルが市場最安値を更新しました。
豪RBA声明では、
「欧州経済の状況は弱まっている。
需要が低下すればインフレ動向からみて利下げ余地が生じる。
欧州のリスクは依然として下向き。当面、現在の政策は適切と判断。
予想成長はトレンドに近づいていてインフレ目標にも近づいている。
中国経済は予想通り鈍化も昨年下半期は多くの指標がかなり力強い。
商品価格は依然としてかなり高水準にある。
豪ドル高はユーロの下落を反映している。
今後2年間の基調インフレ率は2〜3%の見通し。」
などが示されました。
日景気一致CI指数速報(12月)は予想よりやや強い93.2、
日景気先行CI指数速報(12月)は予想とおりの93.8になりました。
市場反応は限定的でした。
東京時間後半は主要通貨ペアがやや反発をみせて揉み合いました。
日経平均は前日比−11.68円で大引けになりました。
中国上海株式市場は前日比1.68%安になり下落して引けました。
EUのクルース委員が、オランダ紙のフォルクスクラントで、
「ギリシャが退場したとしてもユーロ圏に大きな問題はない可能性。
それで世界が終わるわけではない。
現時点ではユーロからドラクマへの転換は好ましくない。」
などの見解を示しました。
ロンドン時間序盤はドル売りが優勢の展開になりました。
ユーロ圏の財務相会合への期待もあったか、
ユーロドルなどドルストレートが反発しました。
ドル円は小幅な上下動の揉み合いになりました。
ダウ先物や原油先物が一時反発をみせました。
その後、主要通貨ペアがしばらく揉み合い傾向での推移になりました。
ダウ先物や原油先物が上下動の揉み合いになりました。
欧州の株式市場は小幅高で始まった後に反落して揉み合いました。
ギリシャの6ヶ月債の入札では、
発行額8.125億ユーロ発行。落札利回りが前回より低い4.86%、
応札倍率が前回より低い2.72倍。」などになりました。
その後、しだいにドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートが揉み合いの後に反落しました。
ドル円が反発上昇していきました。
ECBのクーレ専務理事が、
「余剰外貨準備をIMF資金に充当できる可能性がある。」
との発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.52000%に低下しました。
独鉱工業生産指数(12月)は予想より弱い−2.9%になりました。
ユーロに売りの反応がみられました。
スイスSNBのジョルダン暫定総裁が、
「必要に応じて一段の措置講じる準備。
フラン高抑制で外貨を無制限に購入する準備。
1ユーロを1.20フランとする上限を死守する。」
との発言をしました。
予想された内容であったか市場反応は限定的でした。
NY時間が近づく頃にダウ先物や原油先物の下落が強まりました。
ドル買戻しの動意が強まりました。
複数のメディアが、ギリシャ政府筋の話として、
「ギリシャ政府は救済策に関する合意文書を策定中。
政治指導者が7日中に提出する見込み。」と報じました。
ユーロが急伸しました。
ドルストレートが反発してドル円が反落しました。
ダウ先物や原油先物が反発をみせました。
加住宅建設許可件数(12月)は予想より強い+11.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
NYダウは前日比マイナス圏でしばらく推移しました。
NY時間序盤ではドル円が再び反発して上昇しました。
ドルストレートの上昇が一服になりました。
深夜12時頃からユーロドルが再上昇して1.32台に乗せました。
バーナンキFRB議長の上院予算委員会での証言では、
米雇用統計の内容については触れなく、
2日の下院の証言の内容とほぼ同じでした。
バーナンキFRB議長の質疑応答では、
「12〜13年はインフレが2%下回る可能性。
インフレ抑制と雇用の最大化の2大政策目標の双方を
目標水準に戻すため努力。2大目標に均衡が取れる対応をする。
雇用優先のためインフレ上昇は容認しない。
8.3%の失業率は労働市場の弱さを過小申告している。
回復支援を継続しようとすることが引き続き重要。」
などが示されました。
NYダウが前日比プラス圏に反発しました。
原油先物も反発上昇しました。
ロンドンフィックス前からユーロドルやポンドドルが上伸しました。
ショイブレ独財務相が「独はギリシャ支援の拡大には反対する。」
との発言をしました。
米EIAが、
「2012年の世界の原油需要の増加幅を日量5万バレル上方修正。
前年比で日量132万バレル増加。」などの見通し発表をしました。
米3年債の入札では、
「最高落札利回りが0.347%、応札倍率が前回より低い3.30倍。」
になりました。
一部メディアが、
「ECBはEFSFとの間でギリシャ国債の交換を検討している。」
との観測報道をしました。
独の首相が、
「欧州債務危機は一夜にして解決できない。
過剰債務や競争力の欠如など問題の根幹に対処する必要。
欧州は問題に対処し始めたばかり。」との発言をしました。
一部メディアが、
「救済策に関する合意文書の草案の策定が完了できていないため、
ギリシャ連立与党の協議が延期された。」との報道をしました。
ユーログループ議長が、
9日より前に財務相会合を開く予定はない。
すべての材料が揃わない限り開催することはできない。」
との発表をしました。
NY時間後半はドルストレートが揉み合いになりました。
ドル円が終盤にかけて反落しました。
IIF国際金融協会が、
「ギリシャ債務交換協議は建設的な進展を見せている。
投資家と伴にパリで継続している。」との発表をしました。
米10年債利回りは一時1.90%割れの後に1.97%に上昇しました。
NY原油(WTI)は98ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+33.07ドルでこの日の取引を終えました。

<2月8日(水)>

米下院金融委員会が、
「バーナンキFRB議長が経済見通しと金融政策について
半年に一度定例で議会証言する公聴会を29日に開催する。」
と発表しました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
日国際貿易収支(12月)は予想より弱い−1458億円、
日国際経常収支(12月)は予想より弱い+3035億円になりました。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比プラス圏で揉み合いになりました。
東京時間序盤はドル円が反発をみせました。
独版のFT紙が「EUは110億ユーロの予算不足が生じている。」
との観測報道をしました。
独ビルド紙が、
「EUとIMFとECBのトロイカはギリシャの改革の進展状況に
不満を持っている。」との観測報道をしました。
アジアの株式市場は小幅高で始まり堅調傾向で推移しました。
ダウ先物や原油先物は当日高値圏で揉み合いになりました。
ドルストレートはしばらく小幅な揉み合いになりました。
中国清華大学の袁教授が、インタビューで、
「中国の投資は1000億ユーロに達している。自身の予想ではあるが、
EFSFに数百億ユーロをさらに投じる可能性がある。」
との見解を示しました。
独ウェルト紙が、IFWの推計を引用して、
「独はギリシャ国債で250億ユーロ以上のコストに直面する可能性。」
との観測報道をしました。
東京時間後半はドル円が堅調傾向で推移して77円台に乗せました。
クロス円も堅調に推移しました。
日経平均が9000円台をつけました。
日景気ウォッチャー調査の現状判断DI(1月)は予想より弱い44.1、
同先行き判断DI(1月)は予想より強い47.1になりました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物や原油先物が緩やかに上昇しました。
東京時間終盤にかけてドルストレートが上昇をみせました。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
日経平均は前日比+98.07円で大引けになりました。
中国上海株式市場が後半に上昇を強めました。
スイス失業率(1月)は予想より強い3.4%になりました。
一時、フラン買いがみられましたが限定的でした。
独貿易収支(12月)は予想より弱い+129億ユーロ、
独経常収支(12月)は予想より強い+193億ユーロになりました。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤はドル円が上下動の揉み合いになりました。
ドルストレートは上昇の後に反落して揉み合いになりました。
一部メディアが、
「EU、ECB、IMF当局者はギリシャの各政党党首と個別会談を希望。」
との報道をしました。
仏政府が「2011年12月末時点での財政赤字は908.3億ユーロ。」
との発表をしました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で揉み合いになりました。
ECBが期間7日の41.383億ドルの供給オペ実施しました。
独5年債の入札では、
「応札総額58.7億ユーロ。落札利回りが前回より高い0.91%、
応札倍率が前回より低い1.8倍。」などの結果になりました。
9日のBOE会合を意識されてかポンドが反落する展開になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.51325%に低下しました。
ドル円が午後8時過ぎに77円を下抜けて急落する展開になりました。
クロス円が軟調傾向になりました。
日財務相が、
「必要ならば日本は介入の準備がある。
日銀は世界に先駆けて量的緩和を実施するなど努力している。
市中にカネが出すぎると通貨の信認問題や価値を毀損する。」
などの発言をしました。
ダウ先物や原油先物は当日高値圏での揉み合いが続きました。
EU欧州連合が、
「ギリシャ問題は具体策をテーブルにのせることが必要。
ギリシャをめぐり欧州委内で不協和音はない。
ギリシャのユーロ圏残留を望む。」などの声明を出しました。
ポーランド中銀が政策金利を予想とおり4.50%に据え置きました。
ユーログループ議長が、
「ギリシャ協議で最終的な合意が得られてはじめて
ユーロ圏財務相会合を開催することができる。」
との発言をしました。
NY時間が始まる頃にドル円やクロス円が一時反発をみせました。
加住宅着工件数(1月)は予想より強い19.79万件になりました。
加ドル買い反応がみられました。
NY時間序盤では主要通貨ペアが一時堅調傾向で推移しました。
その後、ダウ先物が反落する展開になりました。
英FT指数や独DAX指数が一時前日比マイナス圏に反落しました。
主要通貨ペアが反落して揉み合う展開になりました。
ロイター通信が、
「日銀は13〜14日に開く金融政策決定会合で追加緩和を検討する。
ギリシャ情勢の緊迫化など世界経済の先行きに不透明感が広がって
いることに加えてFRBの金融政策運営に関する情報発信強化を受けて
円高圧力の再燃懸念も高まりつつあることによる。」
との観測報道をしました。
ドル円が揉み合いながら反発をみせました。
ブルームバーグが、
「独の議員が来週にもギリシャ関連法案で3件の採決を検討。」
との観測報道をしました。
NYダウは前日終値あたりでしばらく揉み合いになりました。
格付け会社のS&Pが、
「債務交換完了後にギリシャを選択的デフォルトから格上の可能性。
新たな格付けは債務が持続可能な水準まで削減されたかによる。
ただし新たなギリシャの格付けは引き続き低い見通し。
また、伊と仏の信用状況は引き続き悪化している。」
などの見解を発表しました。
一部メディアが、
「ECBがギリシャ国債交換に応じる計画はまだ決定事項ではない。」
との観測報道をしました。
深夜12時頃からNYダウが前日比マイナス圏での推移になりました。
原油先物が反落する展開になりました。
ポンドや豪ドルが下落して軟調に推移しました。
ロンドンフックス頃にドルストレートの下落が強まりました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
サンフランシスコ連銀総裁が、
「失業率は高く今後数年間にわたり高止まりする。
経済成長については12年2.25%、13年2.75%程度を予測。
失業率は来年まで8%上回り14年末でも7%以上を予測。
インフレはFRBが目指す2%やや下回ると予測。
雇用と物価安定のため利用可能な道具すべての活用が重要。
景気が弱まるかインフレが2%相当を下回れば追加緩和が必要。」
などの見解を示しました。
ユーログループ議長が、
「ユーロ圏財務相会合を9日にブリュッセルで開催する。」
との発表をしました。
深夜2時近くからNYダウが反発して下げ幅を縮小していきました。
ユーロドルなどドルストレートが反発をみせました。
IMFの報道官が、
「9日のユーロ圏財務相会合にラガルドIMF専務理事も参加。」
との発表をしました。
米10年債の入札では、
「最高落札利回りが2.020%、応札倍率が前回より低い3.05倍。」
になりました。
深夜3時頃から再びドルストレートが反落してして揉み合いました。
ドル円は深夜4時頃まで反発してその後に揉み合いになりました。
リッチモンド連銀総裁が、
「米経済は上昇の傾向にありFRBはインフレに注意を払う必要。
現状では量的緩和のQE3は必要がない可能性が高い。」
との見解を示しました。
一部メディアが、トロイカ合意草案について、
「2012年のギリシャGDPを最大−5%と想定。
ギリシャ経済は2013年に成長軌道に戻ると想定。
2012年に公務員1万5000人を削減を公約。
最低賃金の20%引き下げを公約。」
などになったと報じました。
NY原油(WTI)は98ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+5.75ドルでこの日の取引を終えました。

<2月9日(木)>

一部メディアが、
「独財務次官はギリシャ債務交換について、民間債権者に
来週、正式な提案を目指すと発言した。」と報じました。
NZ第4四半期失業率は予想より強い6.3%になりました。
指標発表直後にNZドルが急伸しましたが程なく戻りました。
ギリシャ国営TVが、
「第2次支援に関するギリシャ連立与党の党首会談が終了。
トロイカがギリシャ首相府に到着しギリシャ首相との協議に入る。
ギリシャ新民主主義党党首は問題は依然として(年金問題が)未解決
と述べた。」などの報道をしました。
オセアニア時間はややドル買いが優勢の揉み合いになりました。
東京時間前にドルストレートの下落トライの動きがみられました。
その後、ドルストレートが戻しをみせる展開になりました。
ドル円が再び77円台を回復してしばらく堅調に推移しました。
日機械受注(12月)は予想より弱い−7.1%になりました。
日財務省が、
「先週、非居住者による中長期債の買い越し額が
1兆221億円と昨年5月以来の額になった。」
との発表をしました。
東京時間序盤はドル買い優勢の展開になりました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
豪ドル米ドルが軟調に推移しました。
日経平均は前日比マイナス圏で推移しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
ダウ先物がしばらくやや軟調傾向で推移しました。
中国消費者物価指数(1月)は予想より強い+4.5%、
中国生産者物価指数(1月)は予想より弱い+0.7%になりました。
指標発表直後に豪ドルなどに売りの反応がみられました。
その後、ドルストレートに反発をみせて揉み合いになりました。
アジアの株式市場がしだいに下げ幅を縮小する展開になりました。
ブルームバーグが、
「EU・IMF・ECBのトロイカ当局者とギリシャ首相との会談が
終了したもよう。」との観測報道をしました。
ギリシャ政府当局者が、
「決定が必要な問題は依然あるが1項目を除きすべての問題で合意。
ギリシャ首相はトロイカとの会談中に連立与党の政党指導者と
電話で接触したが、今日は政党指導者と新たな会談の予定はない。
ギリシャ政府はユーログループが合意を承認すると確信している。」
などの発表をしました。
IMF、EU、ECBのトロイカ調査団が、
「ギリシャは年金を3億ユーロ削減する必要がある。」
との指摘をしました。
東京時間時間後半はダウ先物がやや反発をみせる展開になりました。
ユーロドルや豪ドル米ドルなどドルストレートが反発上昇しました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
日消費者態度指数(1月)は予想より強い40.0になりました。
日工作機械受注速報(1月)は前回値より弱い−6.6%になりました。
日経平均は前日比−13.35円で大引けになりました。
アジアの株式市場が一時前日比プラス圏へ反発しました。
東京時間終盤はドル売り動意が優勢になりました。
ドルストレートの上昇動意が強まりました。
ユーロドルが一時1.33台に乗せました。
ユーロクロスが堅調傾向で推移しました。
スイスSECO消費者信頼感指数(1月)は予想より強い−19でした。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤はドルストレートが一時反落しました。
ギリシャの当局者が、
「ギリシャデフォルトはユーロ圏財務相会合の議題にはならない。」
との認識を示しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
ダウ先物が堅調傾向で推移しました。
ドルストレートが再び上昇をみせて揉み合いになりました。
ドル円に反落の動きがみられました。
英鉱工業生産指数(12月)は予想より強い+0.5%、
英製造業生産高(12月)は予想より強い+1.0%、
英商品貿易収支(12月)は予想より強い−71.11億ポンドでした。
ポンド買い反応がみられました。
一部メディアが、独の高官の話として、
「本日のユーロ圏財務相会合ではギリシャ支援に関する
決定には至らない可能性。」との観測報道をしました。
午後6時半頃からユーロドルが下落する展開になりました。
他のドルストレートは揉み合いになりました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.51000%に低下しました。
ギリシャ2労組が10日〜11日に48時間ストを行うと発表しました。
英BOEが政策金利を予想とおり0.50%に据え置きました。
英BOEが資産買入規模を予想とおり500億ポンド拡大して
3250億ポンドに決定しました。
一部で750億ポンド観測がありポンド買い反応がみられました。
英BOE声明では、
「英経済の大幅な軟化が続くと予想される。
消費者物価指数の軟化を防ぐため追加的な刺激策が必要だった。」
などが示されました。
午後9時頃からドル円が反発しました。
欧ECBが政策金利を市場予想とおり1.00%に据え置きました。
ユーロ買い反応がみられました。
英FT紙が、
「ギリシャの政治家らは緊急策で合意に達したもよう。
ギリシャ政府は間もなく緊縮策の合意を発表する。」
との観測報道をしました。
ユーロが一時急反発する展開になりました。
米新規失業保険申請件数は予想より強い35.8万件になりました。
指標発表後はドル買い動意がみられました。
一時、ドルストレートに反落の動きがみられました。
ダウ先物や欧州株式市場や原油先物が上昇しました。
ほどなくドルストレートが反発に転じる展開になりました。
加新築住宅価格指数(12月)は予想より弱い+0.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
ドラギECB総裁の記者会見では、
「インフレは今後数ヶ月2%を上回るがその後2%を下回る公算。
経済安定化の一時的な兆候がみられる。
経済見通しは先行き不透明感強く下振れリスクがある。
ユーロ圏経済は2012年を通して非常に緩やかに回復する見通し。
インフレリスクは概ね均衡している。
3年物オペの効果はまだ明らかになりつつある過程。
ギリシャ債の扱いについてはコメント控える。
ギリシャ党首らは合意に達した。
ECBは担保で一段のリスクをとる。担保状況を6ヶ月ごとに見直す。
ユーロ圏の7ヶ国(アイルランド・スペイン・仏・伊・キプロス・
オーストリア・ポルトガル)の適格担保を拡大する。
ECBは信用の減速を懸念。
銀行の融資状況は長期資金供給オペを完全に反映していない。
ECB理事会は金利変更を協議しなかった。
3年物オペの第2回目の規模は初回と同様になる見込み。
ECBが損失負担するとの話には法的根拠がない。
非標準的措置が永久に続いてはならない。」
などが示されました。
ユーロドルが上下動の揉み合いの後に上昇しました。
午後11時頃からドル売りが優勢になりました。
ドル円が一時反落して、ドルストレートが反発しました。
NYダウは小幅高で始まり揉み合いになりました。
ギリシャ連立与党がEU・IMFと支援条件の改革案で合意しました。
米卸売在庫(12月)は予想より強い+1.0%になりました。
市場反応は限定的でした。
IMF国際通貨基金が、
「IMFはギリシャとの協議を継続中。
ユーロ圏財務相会合の結果を見極めたい。
ECBには一段の金融緩和余地があると引き続きみている。
ECBは金融市場の秩序確保に向け非標準的な金融政策の行使を
ためらうべきでない。」などの見解を発表しました。
独の財務相が、
「ギリシャが2020年までにGDPの120%に債務が減らせるか
依然として明確ではない。」との認識を示しました。
ユーログループ議長が、
「今日はギリシャに関しての最終決定はない可能性。
ただし決裂もないということも強調する。」
との発言をしました。
NYダウが前日終値を挟んでの上下動の揉み合いになりました。
ドルストレートが上下動の揉み合いになりました。
ドル円は堅調に推移して77円台半ばに上昇しました。
レーン欧州委員が、
「ギリシャの緊縮財政合意に関してユーロ圏財務相は徹底的に
議論する。ギリシャが緊縮財政を実行可能かどうかを
ユーロ圏諸国に確信させ得るかどうかはギリシャしだい。」
との発言をしました。
米30年債の入札では、
「最高落札利回りが3.240%、応札倍率が前回より低い2.47倍。」
になりました。
NY時間後半はドルストレートが緩やかに反落しました。
ドル円が当日高値圏で揉み合いになりました。
独の首相が、
「ESMの上限は3月に検証。今年の独経済は鈍化するが
リセッションはない。ユーロ圏はギリシャ協議の成功を望んでいる。
EU財務相は金融取引税について今月協議する。」
などの発言をしました。
ギリシャ首相が、
「回復には多くの作業がまだ残っている。
ギリシャは道半ばの状態にある。」との認識を示しました。
米10年債利回りは2.05%あたりに上昇しました。
NY原油(WTI)は99ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+6.51ドルでこの日の取引を終えました。

<2月10日(金)>

ユーログループ議長が、(ユーロ圏財務相会合の閉会後に)
「EUはギリシャの強い政治的確約を必要としている。
ギリシャ第2次支援決定に必要な要因が
9日時点ではすべてはそろっていなかった。
ユーログループはギリシャが全ての要求満たせば会合を開く。
決定は来週(15日)にも可能となる可能性。
ギリシャ支援の支払いは条件満たされるまで行われない。
第2次支援は民間債権者との債務減免交渉の成功が必要条件。
ギリシャの債務は2020年までにGDP比120%まで削減されるべき。
ギリシャは15日まで3.25億ユーロの追加歳出削減策を決定の必要。」
などの発言をしました。
ギリシャ財務相が、
「ギリシャはユーロにとどまる是非の選択肢に直面している。
15日までにギリシャ議会での採決を行う必要がある。」
などの認識を示しました。
レーン欧州委員が、
「懸案の民間債権者との債務減免交渉は事実上まとまった。
来週、包括パッケージとして正式に承認される見込み。」
などの発言をしました。
オセアニア時間ではドルストレートが軟調傾向で推移しました。
午前8時過ぎにドルストレートの下落が強まる場面がありました。
日国内企業物価指数(1月)は予想より弱い+0.5%になりました。
日住財務相が、
「私の判断で適時適切に介入している。
このところ為替は乱高下が大きい。1日当たりの変動が大きい。
安定してどちらかのトレンドに行っているとは思わない。
注視をしている。」などの発言をしました。
東京時間序盤はドル円が再上昇をみせた後に反落しました。
ドルストレートは反落後に反発をみせて揉み合いになりました。
日経平均は小幅高で始まった後に反落して揉み合いになりました。
ダウ先物が軟調傾向の揉み合いになりました。
豪RBA議事録では、
「2012年のGDPの伸び率とインフレ予想を引き下げる。
当面は金利据え置きが適切。
CPI見通しは需要鈍化なら利下げ余地を示唆している。
中国の成長とインフレは緩やかになってきた。
2012年のGDP伸び率の見通しは3〜3.5%。
資源ブームと豪ドル高の影響を判断するのは困難。
上下シナリオのどちらもありうる。
豪ドル高がインフレ率に与える影響は徐々に薄れる見込み。
雇用に関して短期的に低迷が続き2012年は失業率が若干上昇。」
などが示されました。
豪ドル売り反応がみられました。
アジアの株式市場は軟調傾向の揉み合いになりました。
日財務相が、
「前回の為替介入では75.63円の時点で市場介入を指示した。
78.20円でやめたが3円近く値を戻し一定の効果があった。
円高に関しては必要なら日本の判断で断固たる措置とるが、
各国と協調して為替介入してもらう努力をしなければならない。
今の為替レートは日本経済の実態を反映していない。
投機的な動きで為替を変動させている時は躊躇なく介入する。」
などの発言をしました。
日銀総裁が、衆院予算委員会で、
「2%以下で中心1%の物価上昇を目指して政策運営している。」
との発言をしました。
格付け会社のフィッチが「ギリシャはデフォルトする。」
との見通しを改めて示しました。
市場反応は限定的でした。
中国貿易収支(1月)は予想より強い+2728億ドルになりました。
中国輸入は前年同月比−15.3%になりました。
中国上海株式市場が反発をみせました。
ダウ先物は軟調傾向で推移しました。
東京時間後半は主要通貨ペアが軟調傾向の揉み合いになりました。
週末調整もあったか豪ドルやユーロなどが軟調に推移しました。
ドル円は揉み合いが続きました。
日財務省が、
「昨年12月末時点での国の債務残高が958兆6385億円だった。
との発表をして、過去最大を更新したことが示されました。
日経平均は前日比−55.07円の8947.17円で週取引を終えました。
独消費者物価指数確報(1月)は予想よりやや強い+2.1%でした。
一時ユーロ買い反応がみられましたが限定的でした。
東京時間終盤はドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
日財務相が、
「(介入)水準など一切言っていない。必要ならいつでも介入する。」
との発言をしました。
仏中銀総裁が「ECBは流動性確保に向け全力を尽くす。」
との発言をしました。
独10年債とポルトガル10年債の利回格差が1159bpに拡大しました。
スイス消費者物価指数(1月)は市場予想とおり−0.8%になりました。
ロンドン時間序盤にユーロドルやポンドドルが反発をみせました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で揉み合いになりました。
ダウ先物や原油先物が軟調傾向で推移しました。
独野党のエルンスト党首が、独首相との会談後、
「独議会は今月27日にギリシャ支援について審議する。」
との見通しを示しました。
独財務相が「ギリシャは債務目標未達」と議会に説明しました。
午後6時過ぎからユーロドルが反落しました。
英生産者物価指数コア(1月)は予想より強い+2.4%になりました。
ポンド買い反応がみられました。
ポンドドルやポンド円がしばらく堅調推移しました。
午後7時半頃からユーロが反発をみせて揉み合いになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.50600%に低下しました。
一部メディアが、関係筋の話として、
「独首相は、第2次ギリシャ支援策が完了することを希望する。
ギリシャ支援が途切れれば制御不能となる恐れ。などと述べた。」
との報道をしました。
一部メディアが、
「ギリシャ連立与党の国民正当派運動党の党首がトロイカとの
合意の支援条件には賛成票を投じることはできないと述べた。」
との報道をしました。
午後9時頃からドルストレートが急落しました。
ユーロドルが1.3240のサポートを抜け1.32台を割込み下落しました。
欧州株式市場やダウ先物や原油先物が軟調に推移しました。
一部メディアが、
「ギリシャの国民正当派運動のカラザフェリス党首は
内閣改造を要請した上で、パパデモス・ギリシャ首相を
支持し続けると発言した。」との報道をしました。
米貿易収支(12月)は予想よりやや弱い−488億ドルになりました。
市場反応は限定的でした。
加国際商品貿易(12月)は予想より強い+26.9億加ドルになりました。
一時、加ドル買い反応がみられましたが限定的でした。
米商務省が、
「2011年通年の米貿易赤字は5580.2億ドルで2008年以来の高水準。
2011年の対中赤字は過去最大の2955億ドル。」
などの発表をしました。
NY時間序盤はドルストレートの下落が一服になり反発をみせました。
NYダウは大きく下落して始まりました。
ミシガン大学消費者信頼感指数速報(2月)は予想より弱い72.5でした。
一時ドル買い動意がみられるも市場反応は限定的でした。
米10年債利回りが2%を割り込み低下しました。
ロンドンフィックスからドルストレートが反落して揉み合いました。
ポンドが軟調傾向で推移しました。
ドル円にやや反落の動きがみられました。
バーナンキFRB議長の講演では、
「景気拡大のペースは苛立たしいほどに遅い。
失業率は歴史的水準からみて極めて高く留まっている。
住宅市場の不調が景気回復ががっかりさせられる理由の一つ。
信用厳格化でFRBの強力な行動の効果を弱める。」
などが示されました。
過日の議会証言の内容を踏襲したもので市場反応は限定的でした。
クリーブランド連銀総裁が、
「住宅市場問題は景気回復に著しい逆風。
住宅問題は引き続き銀行収益と信用の質に影響を及ぼす。」
などの見解を示しました。
格付け会社のS&Pが、
「伊の37銀行のうち34行を格下げする。
最大手のウニクレディトは「BBB+/A-2」とする。」
などの発表をしました。
ややユーロ売り反応がみられました。
米財政収支(1月)は市場予想よりは強い−274億ドルになりました。
ロイター通信が、
「ギリシャはEUとIMFが1300億ユーロの第2次支援策の条件として
要求していた経済改革の実施を盛り込んだ法案を閣議で承認。
議会採決は12日に予定されている。
また、EUはギリシャに対して3億2500万ユーロの追加歳出削減策を
策定するとともに、連立与党党首から改革実行に対する明確な約束
を取り付けることも求めている。」などの報道しました。
NYダウが終盤にかけて反発をみせて下げ幅を縮小しました。
ドルストレート反発をみせて下げ幅を縮小しました。
NY原油(WTI)は98ドル台後半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比−89.23ドルの12801.23ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<2月13日(月)>

朝8時50分に日第4四半期実質GDP速報、日第4四半期名目GDP速報、
同朝8時50分に日第4四半期GDPデフレータ確報、
同朝8時50分に日第三次産業活動指数(12月)、
午前9時半に豪住宅ローン許可件数(12月)、
午後4時に独卸売物価指数(1月)、
午後5時15分にスイス生産者輸入価格(1月)、
などが予定されています。
日の指標には注目です。
また、伊・仏・独の国債入札が予定されています。
そしてギリシャ債務交換の最終案の提示期限日となっています。

<2月14日(火)>

午前9時01分に英RICS住宅価格(1月)、
正午過ぎ(時間未定)に日政策金利、日銀声明、
午後1時半に日鉱工業生産確報(12月)、
夕方(時間未定)に日銀総裁記者会見、
午後4時45分に仏第4四半期非農業部門雇用者、
午後6時半に英消費者物価指数(1月)、英消費者物価指数コア(1月)、
同午後6時半に英小売物価指数(1月)、英DCLG住宅価格(12月)、
午後7時に独ZEW景況感調査(2月)、
同午後7時に欧鉱工業生産(12月)、欧ZEW景況感調査(2月)、
夜10時半に米小売売上高(1月)、米輸入物価指数(1月)、
深夜12時に米企業在庫(12月)、
などが予定されています。
(日)・英・独・(欧)・米の指標には注目です。
またEU大統領と欧州委員長と中国要人との会談が予定されています。
そして中国国家副主席とオバマ米大統領の会談も予定されています。

<2月15日(水)>

朝6時45分にNZ第4四半期小売売上高指数、
朝8時50分に豪Westpac消費者信頼感(1月)、
同朝8時50分に豪Westpac先行指数(12月)、
午後2時に日金融経済月報(2月)、
午後3時に日工作機械受注確報(1月)、
午後4時に独第4四半期GDP速報、
午後6時半に英失業率(1月)、英失業保険申請件数推移(1月)、
午後7時に欧第4四半期GDP速報、欧貿易収支(12月)、
午後7時半に英BOE半期インフレリポート、
夜10時半に米NY連銀製造業景気指数(2月)、
夜11時に米ネット長期TICフロー(12月 対米証券投資)、
夜11時15分に米鉱工業生産(1月)、米設備稼働率(1月)、
深夜12時に米NAHB住宅市場指数(2月)、
深夜4時に米FOMC議事録、
などが予定されています。
NZ・独・英・欧・米の指標には注目です。
米3年債336億ドルと米10年債247億ドルの償還日になっています。
そしてユーロ圏の財務相会合が予定されていて注目されます。

<2月16日(木)>

午前9時にANZ消費者信頼感指数(9月)、
午前9時半に豪雇用者数変化(1月)、豪失業率(1月)、
午後6時にECB月例報告、
夜10時半に米生産者物価指数(1月)、米生産者物価指数コア(1月)、
同夜10時半に米住宅着工件数(1月)、米建設許可件数(1月)、
同夜10時半に米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加製造業売上高(12月)、
夜11時からバーナンキFRB議長の講演、
深夜12時にフィラデルフィア連銀指数(1月)、
などが予定されています。
豪・(欧)・米の指標には注目です。
また、米30年物の物価連動債90億ドルの入札も予定されています。

<2月17日(金)>

午前8時にRBNZ総裁の講演、
朝8時50分に日銀金融政策決定会合議事録要旨、
午後4時に独生産者物価指数(1月)、
午後6時に欧経常収支(12月)、
午後6時半に英小売売上高指数(1月)、
夜9時に加消費者物価指数(1月)、加消費者物価指数コア(1月)、
夜10時半に米消費者物価指数(1月)、米消費者物価指数コア(1月)、
同夜10時半に加景気先行指標指数(1月)、
深夜12時に米景気先行指標総合指数(1月)、
などが予定されています。
英・米の指標には注目です。
また、ギリシャの13億ユーロの国債償還が予定されています。


<先週のユーロドルのサマリー>

先週のユーロドルは、ギリシャの債務減免交渉がまとまることなく、
継続協議をするということで週が始まり、週末に独シュピーゲル紙の
「ユンケル議長はギリシャが必要な改革を実施できなければ、ユーロ
圏からの連帯はもはや期待できないと述べた。」とのネガティブな
報道もあって、下窓を空けてのスタートになりました。その後、一時
窓埋めのトライも見られたものの窓は埋まらず、また東京時間に独の
ビルト紙の「EU、ECB、IMFのトロイカによる最新報告によると、節減
の目標が未達成でギリシャ財政は壊滅的な状況。」との報道もあり、
ユーロドルは軟調に推移しました。ロンドン時間序盤で一時反発を
みせるも続かず、ギリシャ2大労組による24時間ゼネスト実施の報道
や、格付け会社のフィッチの「ギリシャは秩序だった債務再編を実行
しているが、ギリシャの無秩序なデフォルトの可能性を完全には排除
できない。」との見解の発表があったことに加えて、欧州株式市場が
前週末比マイナス圏で推移したことで、ユーロドルは1.30台前半まで
下落する展開になりました。

その後、欧州委員会の「ギリシャに関してのデッドラインはすでに過
ぎている。支援についてはすでにギリシャ当局者に委ねられている。
解決に至るまで昼夜を問わず作業をすへき。財務相会合の前に決定を
すべき。」との声明にユーロドルの軟調は続くも、欧州委員会による
「ギリシャのユーロ離脱計画に取り組んではいない。」との発表や、
仏大統領の「ギリシャ合意失敗は考えられない。ギリシャに選択肢は
ない。」などの発言にユーロドルは下げ止まりをみせて、NY時間に
ダウが下落して始まったのにもかかわらず、FOXビジネスネットワー
クの「ギリシャ連立与党は債権団が要請している1万5000人の公務員
削減を受け入れる方針。」との観測報道や、一部メディアによる「独
と仏の首脳がギリシャ債務返済用のエスクローと呼ばれる特別勘定の
設定を提案。」との観測報道があり、ロンドンフィックス前頃から
ユーロドルが急伸する展開になりました。その後、独仏両首脳がTV
インタビューで「ギリシャを支援するために我々は行動しているが、
構造改革なしにギリシャ支援はあり得ない。トロイカとの協調がない
限りは支援は出来ない。」などの見解を示したことや、ギリシャの
財務相の「トロイカとの交渉は困難なものになっている。」との発言
もあり、ユーロドル揉み合いとなりました。

7日は、一部メディアが、全ギリシャ社会主義運動党の幹部の話と
して「ギリシャのパパデモス首相はユーロを放棄した場合の経済的
影響について報告書をまとめるよう財務省に指示した。」との観測
報道や、EU統計局による「11年9月時点での債務データでは、欧州債
務危機の発端となり現在も問題を引きずるギリシャは、GDP比率で前
年比20.3P上昇。年末時点160%突破はほぼ確実。」との発表もあり、
オセアニア時間から東京時間前半にかけてユーロドルは軟調推移に
なりました。その後、東京時間後半に豪RBA政策金利の発表で豪ドル
が急伸したことでユーロドルも連れ高となる場面がありましたが、
再び軟調推移となって、ロンドン時間序盤にユーロ圏の財務相会合
への期待もあったか反発をみせて揉み合いになりました。
その後、NY時間前半に複数のメディアがギリシャ政府筋の話として、
「ギリシャ政府は救済策に関する合意文書を策定中。政治指導者が
7日中に提出する見込み。」と報じたことを契機に、ユーロドルは
1.32台後半まで急上昇する相場展開になりました。
その後、上昇一服となるも、一部メディアの「ECBはEFSFとの間で
ギリシャ国債の交換を検討している。」との観測報道に、ロンドン
フィックス前頃から再上昇しましたが、その後、「救済策に関する
合意文書の草案の策定が完了できていないため、ギリシャ連立与党
の協議が延期された。」との報道や、IIF国際金融協会の「ギリシャ
債務交換協議は建設的な進展を見せている。」との発表に、上下動の
揉み合いになっていきました。

8日は、オセアニア時間と東京時間前半にかけて小幅な揉み合いに
なった後に、ユーロドルは東京時間終盤からロンドン時間序盤にか
けて上昇するも続かず揉み合い傾向の相場展開が続きました。独5
年債の入札はやや不調ながら無事に通過しましたが反応薄でした。
欧州の株式市場も前日比プラス圏で揉み合いになりました。EUの
「ギリシャ問題は具体策をテーブルにのせることが必要。ギリシャ
をめぐり欧州委内で不協和音はない。ギリシャのユーロ圏残留を望
む。」との声明にも反応薄となりました。NY時間序盤ではダウ先物
や英FT指数や独DAX指数が一時前日比マイナス圏に反落したこともあ
って、ユーロドルはやや軟調に推移しました。その後、格付け会社
のS&Pが「債務交換完了後にギリシャを選択的デフォルトから格上
の可能性。新たな格付けは債務が持続可能な水準まで削減されたか
による。ただし新たなギリシャの格付けは引き続き低い見通し。
また、伊と仏の信用状況は引き続き悪化している。」などの見解を
発表したことや、一部メディアが「ECBがギリシャ国債交換に応じる
計画はまだ決定事項ではない。」との観測報道をしたことで、ロン
ドンフックス頃にユーロドルの下落が強まる場面がありましたが、
1.32台前半のサポートに支持されて大きく崩れることなく、一部の
メディアが「2012年のギリシャGDPを最大−5%と想定。ギリシャ
経済は2013年に成長軌道に戻ると想定。2012年に公務員1万5000人
を削減を公約。最低賃金の20%引き下げを公約。」とトロイカ合意
草案について発表したことや、ユーログループ議長による「ユーロ
圏財務相会合を9日にブリュッセルで開催する。」との発表に、
ユーロドルは持ち直しをみせて揉み合い相場が続きました。

9日は、ギリシャ国営TVが「第2次支援に関するギリシャ連立与党の
党首会談が終了。トロイカがギリシャ首相府に到着しギリシャ首相
との協議に入る。ギリシャ新民主主義党党首は問題は依然として
(年金問題が)未解決と述べた。」などの報道があり、東京時間の始
まる前にユーロドルが一時軟調になりましたが、再び1.32台前半の
サポートに支持されて、東京時間序盤は揉み合いになりました。
その後、ブルームバーグが「EU・IMF・ECBのトロイカ当局者とギリ
シャ首相との会談が終了したもよう。」との観測報道をしたことや、
ギリシャ政府当局者が「決定必要な問題は依然あるが1項目を除き
すべての問題で合意。ギリシャ政府はユーログループが合意を承認
すると確信。」などの発表をしたことで、ユーロドルは上昇して、
一時1.33台に乗せましたが、その後、ロンドン時間時序盤に一部メデ
ィアが、独の高官の話として「本日のユーロ圏財務相会合ではギリ
シャ支援に関する決定には至らない可能性。」との観測報道をした
ことで、ユーロドルは軟調になりました。その後、ECBが政策金利を
市場予想とおり1.00%に据え置きましたが、一部で利下げ観測もあ
ったためか反発をみせて、その後、英FT紙が「ギリシャの政治家ら
は緊急策で合意に達したもよう。」と観測報道をしたことで、ユー
ロドルが急伸して一時再び1.33台に乗せる場面がありました。

そして、ドラギECB総裁の記者会見では「インフレは今後数ヶ月2%
を上回るがその後2%を下回る公算。経済安定化の一時的な兆候が
みられる。経済見通しは先行き不透明感強く下振れリスクがある。
ECBは担保で一段のリスクをとる。担保状況を6ヶ月ごとに見直す。
ユーロ圏の7ヶ国(アイルランド・スペイン・仏・伊・キプロス・
オーストリア・ポルトガル)の適格担保を拡大する。ECB理事会は
金利変更を協議しなかった。3年物オペの第2回目の規模は初回と
同様になる見込み。ECBが損失負担するとの話には法的根拠がない。
非標準的措置が永久に続いてはならない。」などが示されて、
ユーロドルは上下動の揉み合いの後に一時1.33台前半まで上昇する
展開になりました。その後、IMFが「IMFはギリシャとの協議を継続
中。ユーロ圏財務相会合の結果を見極めたい。」との声明を出して、
また、独の財務相が「ギリシャが2020年までにGDPの120%に債務が
減らせるか依然として明確ではない。」との認識を示したことや、
レーン欧州委員の「ギリシャの緊縮財政合意に関してユーロ圏財務相
は徹底的に議論する。ギリシャが緊縮財政を実行可能かどうかをユー
ロ圏諸国に確信させ得るかどうかはギリシャしだい。」との発言など
があったことで、ユーロドルは上下動の揉み合いにりましたが、
しだいに緩やかに下落していく展開になりました。

10日は、ユーログループ議長がユーロ圏財務相会合の閉会後に、
「EUはギリシャの強い政治的確約を必要としている。ギリシャ第2
次支援決定に必要な要因が9日時点ではすべてはそろっていなかっ
た。ユーログループはギリシャが全ての要求満たせば会合を開く。
決定は来週(15日)にも可能となる可能性。ギリシャ支援の支払いは
条件満たされるまで行われない。第2次支援は民間債権者との債務
減免交渉の成功が必要条件。ギリシャの債務は2020年までにGDP比
120%まで削減されるべき。ギリシャは15日まで3.25億ユーロの追加
歳出削減策を決定の必要。」と発表をしたことで、レーン欧州委員の
「懸案の民間債権者との債務減免交渉は事実上まとまった。来週、
包括パッケージとして正式に承認される見込み。」との発言に揺れ
ながらも、オセアニア時間から東京時間にかけてユーロドルは軟調
傾向で推移しました。

ロンドン時間序盤にユーロドルは一時反発を試すも、独10年債とポル
トガル10年債の利回格差が1159bpに拡大したり、独財務相が「ギリシ
ャは債務目標未達」と議会に説明したとの報道や、一部メディアの
「独首相は第2次ギリシャ支援策が完了することを希望する。ギリ
シャ支援が途切れれば制御不能となる恐れ。などと述べた。」との
報道があり、また、ポンド買いによるユーロポンドでのユーロの下落
も相俟って、ユーロドルは再び軟調となっていきました。
その後、一部メディアが「ギリシャ連立与党の国民正当派運動党の党
首がトロイカとの合意の支援条件には賛成票を投じることはできない
と述べた。」との報道を契機に、ユーロドルは1.3240のサポートを下
抜けて1.32台を割込み急落する展開になりました。その後、NY時間の
前半から反発をみせて揉み合いになりました。そしてNY時間後半に
格付け会社のS&Pが「伊の37銀行のうち34行を格下げする。最大手の
ウニクレディトは「BBB+/A-2」とする。」との発表に反落するも、
その後、ロイター通信によって「ギリシャはEUとIMFが1300億ユーロの
第2次支援策の条件として要求していた経済改革の実施を盛り込んだ
法案を閣議で承認。」と報道されたことで、ユーロドルは1.32への
反発を試みて、週の取引を終えました。


<今週の注目点>

先週、ドル円は米雇用統計明けとなる週初のオセアニア時間で揉み
合いとなった後に東京時間の仲値頃から上昇して、その後、東京時間
の終盤から翌7日のオセアニア時間まで軟調傾向の揉み合いになりま
したが、7日の東京時間に日財務省の発表した外国為替平衡操作で、
2011年11月1日に2826億円、2日に2279億円、3日に2028億円、4日
に3062億円の円売りドル買い介入のいわゆる「覆面介入」が実施され
ていたことが示されたことも影響してか、再び反発をみせました。
その後、ロンドン時間序盤にかけて反落するも、NY時間にかけて再び
上昇する展開になりました。その後のNY時間終盤にかけて反落しまし
たが、オセアニア時間の小幅揉み合いを経て、8日の東京時間から
ロンドン時間序盤にかけて再び上昇して77円台前半をつけました。
しかしその後に日財務相が「必要ならば日本は介入の準備がある。」
としながらも「市中にカネが出すぎると通貨の信認問題や価値を毀損
する。」との発言をして、ドル円は76円台後半まで下落する展開に
なりました。その後、8日のNY時間にロイター通信が「日銀は13〜
14日に開く金融政策決定会合で追加緩和を検討する。」と観測報道を
したこともあって、9日のロンドン時間序盤にかけて反発して、再び
77円台前半まで上昇しました。その後やや押しとなった後に、NY時間
に77円台後半まで堅調に推移しました。
週末10日は東京時間に日財務相が「前回の為替介入では75.63円の時
点で市場介入を指示した。78.20円でやめたが3円近く値を戻し一定
の効果があった。」との発言をして、介入レベルを示すものと受け
止める向きがありましたが、「(介入)水準など一切言っていない。
必要ならいつでも介入する。」との火消し発言がされて、ドル円は
77円台後半での揉み合いとなって週の取引を終えました。

米ドルについては、先週は米雇用統計のイベント明けの週となりまし
た。6日にセントルイス連銀総裁が「ゼロ金利政策の長期化は経済の
根本的な意思決定を損なう。需給ギャップに事実上のゼロ金利維持の
合理的な根拠はない。」とタカ派発言をしましたが、7日のバーナン
キFRB議長の上院予算委員会での証言では2日下院での証言を踏襲す
る内容となり、質疑応答で「8.3%の失業率は労働市場の弱さを控え
めに示している。回復支援を継続しようとすることが重要。」として
緩和政策維持を示し、また、8日にサンフランシスコ連銀総裁が、
「失業率は高く今後数年間にわたり高止まりする。雇用と物価安定
のため利用可能な道具全ての活用が重要。景気が弱まるかインフレ
が2%相当を下回れば追加緩和が必要。」とのハト派見解を示して、

8日のリッチモンド連銀総裁の「米経済は上昇の傾向にあり、FRBは
インフレに注意を払う必要。現状では量的緩和のQE3は必要がない
可能性が高い。」とのタカ派見解もみられますが、NYダウが週間で
61ドル安とはなるも12800ドル台を維持していることでQE3の実施は
まだ先となるとしても、強い結果となった米雇用統計後も緩和政策
維持の路線が継続されそうです。

ただ、先週はドルインデックスが軟調推移ながら週末終値で79.0を
回復して、LIBORドル3ヶ月物金利は先週末時点で0.50600%と低下
傾向にありますが、ドル安の動きも一服しつつあるようです。欧州
の動向及び14日の米小売売上高や17日の米CPIなどが注目されます。

円については、先週末に日財務相が「前回の為替介入では75.63円の
時点で市場介入を指示した。78.20円でやめたが3円近く値を戻し、
一定の効果があった。」との発言をしたことで、今後は、投機筋の
目安として「75円ミドル〜78円前半」のレンジが意識される可能性
がありそうですが、オプション市場で「円を売る権利」の需要が増
えてきていることで、円安傾向が続く示唆と見る向きがあるようで
す。ただ、欧州問題の成り行きによってはリスク回避の受け皿とし
て再び円買い動意となる可能性も排除はできないようで今後の動向
が注目されますが、目先は78円台に乗せれるかどうか、そして78円
台乗せとなった場合は78.20円の短期レジスタンスを巡る攻防が注目
されます。また、8日のNY時間にロイター通信が「日銀は13〜14日
に開く金融政策決定会合で追加緩和を検討する。」と観測報道をし
ていることで、14日の日政策金利発表と日銀声明が注目されます。

ユーロについては、ギリシャを巡るニュースヘッドラインに揺れる
展開となっていますが、まとめてみますと
「9日のユーロ圏財務相会合では、ギリシャ第2次支援決定に必要
な要因が全てはそろっていなかったことで決定は15日に延期となっ
た。」「その未決事項はギリシャの年金削減問題。ユーロ圏財務相
らは法案の議会通過だけではなく、歳出削減の明確化と連立与党の
党首らの(個別の)実行の約束も求めている。」「ギリシャ支援の
支払いは条件が満たされるまで行われない。」「第2次支援では
民間債権者との債務減免交渉の成功も必要条件。」「民間債権者
との債務減免交渉の最終提案は13日に示される。」「ギリシャの
債務は2020年までにGDP比120%まで削減されるべき。ギリシャは
15日まで3.25億ユーロの追加歳出削減策を決定の必要。」、

そして、10日にロイター通信が「ギリシャはEUとIMFが1300億ユー
ロの第2次支援策の条件として要求していた経済改革の実施を盛り
込んだ法案を10日に閣議で承認した。」との報道をして、
「ギリシャ経済改革法案は12日にギリシャ議会で本採決がされる。」
などになりますが、

12日のギリシャ議会での第2次支援策の条件として要求されている
経済改革法案の本採決の結果については、この原稿を書いている時
点では未来のことで不明ですが、情報によれば本採決は決定となる
見込みで、また、13日の民間債権者との債務減免交渉の最終提案と
その合意については、波乱の要素を抱えながらも、10日レーン欧州
委員が「懸案の民間債権者との債務減免交渉は事実上まとまった。」
と発言していることから、民間債権者との債務減免交渉も合意となる
見込みとなりそうです。

そして、ギリシャの年金削減問題の決定については明示とはなって
いないようですが、ロイターの報道では「ギリシャ第2次支援策の
条件として要求していた経済改革の実施を盛り込んだ法案が10日に
閣議承認された。」とのことで、3.25億ユーロの追加歳出削減策
とともに、ギリシャの年金問題についても合意され条件が満たされ
ていると思われ、延期となったギリシャ第2次支援策が15日のユー
ロ圏財務相会合で最終決定となる公算が高そうです。

また、万一の場合も、10日に独のメルケル首相が「ギリシャ支援が
途切れれば制御不能となる恐れ。」との認識を示していて、妥協的
な措置がとられる可能性もあり、ギリシャ第2次支援はすったもん
だの後に最終決定され、とりあえず、3月20日のギリシャ債償還
(144.35億ユーロ+利息約6.2億ユーロ)における無秩序なデフォルト
は回避となる可能性が高そうです。

これらはユーロドルの上昇要因となりそうですが、まずは12日の
ギリシャ議会での経済改革法案の本採決の結果が注目されます。
また、不安要素も抱えていることで過度の楽観はできないと共に、
先週末10日に格付け会社のS&Pが「伊の37銀行のうち34行を格下げ
する。」と発表していることから、週明けの東京およびロンドンで
の市場反応が注目されます。

ユーロドルが反発となった場合、チャート的には先週末の10日に
11年10月27日〜12年1月16日にかけての下落のフィボナッチ38.2%
戻しの1.3230〜40の水準の節目を再下降して下抜けていることから、
反発上昇となった場合ではこの価格水準がレジスタンスに置換され
ることで、まずはこのレベルでの売り買いの攻防が注目されます。

そして、15日のユーロ圏財務相会合後はいったんの好材料出尽くしと
なる可能性も排除できないことから、1月27日にギリシャ政府筋が
「第2次支援の実行の後は資金不足でもEUから支援はない可能性。」
との認識も示していて、週末にかけての“Sell the fact”のいった
んの事実売り(利益確定売り)の動きには注意が必要になりそうです。

また、13日のロンドン時間には伊・仏・独の国債入札が予定されて
いて、債券市場での金利動向も注目されます。そして、15日の独第
4四半期GDP速報も注目されます。また、引き続きダウ先物の動向
などもリスク選好度のバロメーターとして参考にしたいものです。
今週のユーロドルはひとつの山場を迎えそうです。


経済指標関連では、13日の日第4四半期実質GDP速報、
14日の日政策金利と日銀声明に英消費者物価指数と
独ZEW景況感調査に欧鉱工業生産と米小売売上高、
15日のNZ第4四半期小売売上高指数に独第4四半期GDP速報と
英雇用統計に英BOE半期インフレリポートと欧第4四半期GDP速報と
米NY連銀製造業景気指数に米鉱工業生産と米FOMC議事録、
16日の豪雇用統計と米生産者物価指数に米住宅着工件数と
米新規失業保険申請件数にフィラデルフィア連銀指数、
17日の英小売売上高指数に加消費者物価指数と米消費者物価指数、
などが注目されます。


さて今回は、ダマシの軽減のお話です。


前回からの続きのお話です。

イゴール・トシュチャコフ氏というトレーダーが
『実戦FXトレーディング』という著書の78ページで

『相場が現行の方向で現行の動きを続ける確率は、
 相場がすぐに反対方向へ転換する確率よりも高い』

と語るように、

相場の動きには、継続性という(1つの)性質があって、

移動平均線が明確な上昇や下降を示すときや、
トレンドラインとチャネルラインが引ける状態のとき、

たとえば、移動平均線が明確な上昇を示している場合、
陽線の示現率が高くなるとともに、
陽線が単独ではなく2本以上の連なりで出現することが多い、

ということが、どうやら言えるようなのですが、

ところが、相場には「不確実性」という性質もあって、

過去の価格の動きの記録であるチャートを精緻に分析しても、
その価格の先端のローソク足の形成においては、

新たな未来の要素が次々と織り込まれていくことで、

過去の価格の記録のチャートで未来の価格の動きを
100%予測することはなかなか困難なことであり、

傾向と確率に従ってトレードしても、
ときに損切りとなることはある意味避けられないことですが、

なんとかダマシを軽減したい、ということは、
多くのトレーダーが望むところでもあるものです。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^

『ダマシを軽減する方法なんてものはあるものですかね。』

「そりぁ、あるさ…。100%軽減する方法もある。
 手法の話は後回しにして、まずはこれを話すとしよう。」

『えっ? 不確実性とか何とかいってるのに、
 そんなのあるんですか。100%そんなのありえねーし。』

「あははっ。それはトレードをしないことだよ。」

『ふざけないでよ。それでは機会利益も得られないじゃないか!』

「もちろん、これは半分冗談さ。でも半分はこのとおりだ。
 アレキサンダー・エルダー博士が、何ページであったかな…、
 投資苑という本で語っていることだが、
 スランプに陥ったトレーダーの処方箋として、
 トレーディングのレクチャーではなく、
 建て玉制限でのトレードのトレーニングの提案をして、
 見事にトレーダーが復活したエピソードがあるのだよ。」

『……。』

「スランプの原因はトレードのテクニックよりはむしろ、
 ポジションサイジングを含めたリスクレベルの大きさにある、
 とエルダー博士は看破したのじゃよ。」
 
『……。』

「トレーダーにはそれぞれ、手法以前のマインドにかかわる
 リスク・キャパシティーみたいなものがあって、
 過剰リスク選好が不調の原因であることはとても多いのだね。」

『……。』

「玉を大きくしたとたんに勝てなくなったりということもあるが、
 また、過剰リスク選好にはポジションサイジングとともに、
 トレードの過剰頻度のリスクというものがあって、
 よく言われることだが…、ダボハゼのようにチャンスに貪欲な
 ポジポジ病にかかるととたんに勝てなくなるものなのだ。」

『……。』

「ときにトレード頻度を少なくすることがダマシやスランプの
 特効薬となることがあるものなのだよ。」

『スキャルピングを否定するのですか?』

「そんなことは一言もいっておらんよ。
 それぞれの行っているトレードタームで、
 過剰頻度のリスクを抑えるべきと言っているのだよ。」

『……。』

「たとえば日30トレードのスキャルピングをしていて、
 もしも不調となったなら、15トレードくらいに減ずれば
 おのずとトレードを厳選して行うようになり、
 不調を脱することができることが多いのだね。」

『そんなもんですかねぇ。
 ところでダマシを軽減する方法についてはどうなんです?』

「あははっ。すぐ、そっちのほうを聞きたがるね。」

『たとえば、レジスタンスを抜けたかと思えばまた戻ったりして
 ダマシにあうことが少なくないと思うんですが…。』

「ポイントの抜けをしっかり確認するには2つの要素がある。
 1つは『ポイントを抜けたという事実の確認』、
 2つ目は『ポイントに戻らないという確認』だよ。」

『……?』

「たとえば、何度も過去に価格の下落を止めた
 サポートラインがあったとしよう。
 そして、そのラインを価格が下抜けたとしよう。
 これを確認するのが『抜けた事実の確認』だね。」

『まぁ、そうなるのでしょうね…。』

「ここで抜けたということで、リスクを選好して、
 ショート(売り)を仕掛ける選択肢はある…。
 また、これを奨める手法も少なくはない。」
 
『……。』

「ところが、価格がすぐに戻ってダマシとなることもある。」

『そうそう。それが問題なんですよ。』

「この抜けた後の戻り試の動きのことを
 スローバックというのじゃが、
 この戻り試の動きが先ほど抜けたサポートを上抜けることなく、
 再び下降したら、一気にサポートの下抜けが確実となるのだね。
 これが2つ目の『ポイントに戻らないという確認』
 ということになるのだよ。」

『でも…。』

「あぁ、何を言いたいかは解っとるよ。それでも、
 揉み合いとなった後に戻ってしまってダマシとなることもある。」

『そう。そうですよ。』

「相場には絶対はないのだよ…。
 『ポイントを抜けたという事実の確認』と
 『ポイントに戻らないという確認』をすることによって、
 ポイントの抜けの確度は高くなると言っているのだよ。」

『……。』

「それに…、これを話すと頭が混乱すると思うが、
 抜けた後にまったく戻りを試さず、
 そのままドンドン抜けが進んでしまうこともある…。」

『そうだ。そういうこともありますね!
 ならば、ポイントに戻らないという確認は不要では?』

「そういうことでもないよ。
 ダマシ軽減という観点を重視するならば、
 『ポイントに戻らないという確認』は有効じゃよ。」

『うーん。納得できるようなできないような…。』

「まぁ、こう言いたいのじゃろう…。
 ドンドン行くときはチャンスも逃したくはなし。
 さりとてダマシにもあいたくはなし。
 ということなのじゃろう。」

『そうです。そうですとも!』

「まぁ、魔法が知りたいということなのじゃろうが、
 その方法もなくはなく、分割建て玉による難平もしくは増し玉で
 ポジションをチューニングしながらトレードする方法はあるが、
 詳しくはホグワーツにでも行ってポッターにでも聞くとよいさ。
 上位時間軸の状況が早期リスク選好のキーポイントになる、
 とだけ、ここでは言っておこう。」

『……。』

「そして…、あくまで傾向としての話じゃが…。
 『初回のポイント抜けのトライはダマシとなることが多い。』
 ということは覚えておくと良いじゃろう。」

『初回の抜けのトライにダマシ多し、と…。』

「あくまで傾向としてじゃが、そのとおりだ。」

『……。』

「今回も話がまたまた長くなってしまったのう。
 今日の最後に話に出てきたホグワーツにちなんで、
 3つだけトレードの呪文をお教えしよう。」

『……。』


「相場はブルとベアの戦いじゃ。
 ブルのしくじりはベアの好物。ベアのしくじりはブルの好物。」

「逆線(陽線に対する陰線など)示現は判断の好機。
 『押してからの再上昇』『戻してからの再下降』を狙え。」

「ブルとベアの混合するところは決着未然でトレードを待て。
 そして、勝ったほうにちゃっかりついて行くべし。』

『……!』


「来週は、相場の価格平均についてお話しよう。
 移動平均線は設定した期間の価格の平均なはずなのに、
 なぜか価格は移動平均線の近傍に滞在するより、
 価格平均を離れたがる性質があるという、
 相場の不思議な性質についてのお話じゃよ。」


なーんちゃって。

またお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。



<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されました。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。


FX 優位性とトレードのお話


SNS世界最大手の米フェイスブックが株式公開を申請しましたね。
ザッカーバーグCEOは27歳にして2兆円超の資産家になるそうです。

●先週の主な出来事

<1月30日(月)>

中国商務省が、
「春節の1週間の小売売上高が前年同期比16.2%増の4700億元。」
との発表をしました。
独シュピーゲル誌が、
「EU、IMF、ECBはギリシャへの第2次支援額について、
経済状況が悪化しているため計画している1300億ユーロではなく、
1450億ユーロ必要と判断している。」との観測報道をしました。
ギリシャの債務減免交渉が継続協議になりました。
オセアニア時間はややドル買い傾向の揉み合いになりました。
英ホームトラック住宅調査(1月)は前月より強い±0.0%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前週末比マイナス圏で推移しました。
中国の首相が、
「人民元相場の両方向の弾力性を高めていく。
金利や為替相場の市場化を推進していく。」
などの発表をしました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
東京時間序盤はドルストレートが軟調傾向で推移しました。
豪ドルやユーロなどが反落する展開になりました。
アジアの株式市場は台湾市場の除き軟調傾向で推移しました。
格付け会社のムーディーズの週報で、
「ユーロ圏銀行はECB資金への依存をさらに強める公算。
スペインの弱い経済見通しは銀行にネガティブ。
スペインの成長見通しが赤字削減計画を妨げる可能性。」
などの見解が示されました。
人民元が対ドルで今年最大の上昇になりました。
円に連れ高の動きがみられました。
英FT紙が、
「ギリシャ政府は予算に関する一定の決定権をユーロ圏に委ねるべき
だとするドイツの提案にギリシャの財務相が強く反発した。」
との報道をしました。
共同通信が、
「EUが財政対策として加盟各国に求める財政緊縮策に抗議して、
EUサミット開催地ベルギー全土で24時間のゼネストが始まった。」
との報道をしました。
金価格が軟調傾向で推移しました。
東京時間後半は主要通貨ペアが軟調傾向の揉み合いになりました。
日経平均は前週末比−48.17円で大引けになりました。
日財務省の2012年度予算案をもとにした歳出と歳入の推計では、
「消費税率を2015年10月に10%に引き上げても
国債残高は21年度末に1000兆円を超えるまで増え続け、
21年度の国債の利払い費は20兆円へと倍増する。」
ことが示されました。
格付け会社のフィッチが、
「豪州の4大銀行の格付けを引き下げの方向で見直す、
ウォッチ・ネガティブに指定する。」
との発表をしました。
豪ドル米ドルなどドルストレートの軟調が続きました。
ロンドン時間序盤はユーロや豪ドルなどが一時反発をみせました。
ダウ先物は当日安値圏で揉み合いになりました。
欧州株式市場は前週末比マイナス圏で推移しました。
ポルトガルの10年債利回りが17%超に上昇しました。
伊10年債利回りが6%台に上昇しました。
ドルストレートの軟調傾向がしばらく続きました。
ドル円は小幅な揉み合いが続きました。
欧消費者信頼感指数確報(1月)は予想よりやや弱い−20.7でした。
欧業況判断指数(1月)は予想よりは強い−0.21になりました。
市場反応は限定的でした。
ギリシャの銀行株が急上昇しました。
伊10年債の入札では、120億落札利回りは6.08%ユーロ発行されて、
落札利回りが6.08%と2011年10月以来の低水準になりました。
その後、ドルストレートに反発の動きがみられました。
ポンドや豪ドルが反発しました。
NY時間が近づく頃にドルストレートが再び反落していきました。
ダウ先物や原油先物が軟調傾向で推移しました。
独消費者物価指数速報(1月)は予想とおりの−0.4%になりました。
米PCEコア・デフレータ(12月)は予想より強い+1.8%、
米個人消費支出(12月)は予想より弱い±0.0%、
米個人所得(12月)は予想より強い+0.5%になりました。
市場反応は限定的でした。
NY時間序盤は主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
仏の首相が、
「金融取引税の導入は遅すぎる。
高頻度取引は市場の安定性を損なう。
2012年の仏GDPはプラス0.5%を見込む。
上期には仏やユーロ経済は拡大に転じる。」
などの見解を示しました。
ECBが発表した先週の国債購入は6300万ユーロに縮小しました。
NYダウは下落して始まりました。
フィラデルフィア連銀総裁が、
「先のFOMC声明はやや悲観的に過ぎた可能性。
12年と13年のGDP見通しは3.0%、
12年末の失業率は8%付近に改善を見込んでいる。
2013年より前の利上げの可能性もある。」
などの見解を示しました。
ロイター通信が、EU当局者の話として、
「EU首脳は欧州安定メカニズムのESMを7月稼動で合意して、
今後条約調印に向けて動く。」との観測報道をしました。
夜11時過ぎからドル売りが優勢の相場展開になりました。
ドルストレートが揉み合いながらも反発しました。
ドル円が為替介入後の安値を更新しました。
原油先物や金価格が反発をみせました。
NYダウが下げ幅を縮小していきました。
ギリシャのパパンドレウ前首相が、
「最新の情報では債務交換協議に大きな進展が見られる。
重要部分は合意に達している。全体的合意に到達するよう切望。」
との発言をしました。
バローゾ委員長が、
「EUの加盟各国政府はギリシャの民間部門の債権者との
債務交換条件について今後数日以内に合意して
2月半ばまでに実際に交換を始めるよう求めている。」
との発言をしました。
一部メディアが、
「EU首脳会議は未使用の構造基金の再調整で合意した。
EUが成長促進を謳う声明を発表したがスウェーデンが反対を表明。」
などの報道をしました。
FRBによる第4四半期の金融機関ローン担当者の聴き取り調査では、
「大企業向け融資基準は据え置きが94.6%、やや引き締めが5.4%。
融資需要はやや強まるが28.6%、やや弱まるが10.7%。
中小企業の融資基準は据え置きが94.3%、
やや引き締めが3.8%、やや緩和が1.9%。
融資需要はやや強まるが26.4%、やや弱まるが11.3%。」
などになりました。
原油先物が再び軟調になりました。
オーストリア中銀総裁が、
「2012年は景気後退に陥るユーロ圏の国がある。
3年物貸出は通常行う新政策ではない。
ECBはインフレリスクがない限り景気をサポートする。
国債購入は量的緩和ではない。
ECBはインフレに対してもデフレに対しても闘う。」
などの見解を示しました。
米財務省が「1-3月の借り入れ額推計を970億ドルに下方修正する。」
との発表をしました。
スウェーデンの首相が、
「スウェーデンは財政協定で国民投票の必要はない。
英とチェコは今回の協定には不参加。25ヶ国での協定締結となる。」
などの発言をしました。
仏の大統領がギリシャの予算管理をEUへ移譲する独の提案に
反対の姿勢を示しました。
伊の首相が、
「EU首脳会議で加盟国25ヶ国に一段と厳格な財政規律を課す
新たな財政協定で合意できたことにとても満足している。
この協定には伊の追加債務削減は盛り込まれていない。」
との発言をしました。
米10年債利回りが1.84%あたりに大きく低下しました。
NY原油(WTI)は98ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比−6.74ドルでこの日の取引を終えました。

<1月31日(火)>

NZ住宅建設許可件数(12月)は予想より弱い+2.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
英の首相が、
「EU諸国が合意に向かっている財政ルール強化を求める
新たな財政協定について英国にとって法的な懸念が幾つもある。」
との発言をしました。
オセアニア時間はドルストレートが揉み合いになりました。
ドル円にやや反発の動きがみられました。
資源国通貨にやや反落の動きがみられました。
スペインの首相が、
「スペインとしては活用する計画はないがESMの拡大を望んでいる。
欧州首脳は3月にも再度の協議をする。」との発言をしました。
日失業率(12月)は市場予想より弱い4.6%になりました。
日鉱工業生産指数速報(12月)は予想より強い+4.0%になりました。
市場反応は限定的でした。
新華社通信が、中国国家発展改革委員会の当局者の発言として、
「中国はギリシャ危機で支援へ。」と報じました。
IMFが、
「中国の貿易黒字縮小は一時的要因。国内消費を押し上げる必要。
中国のハードランディングの可能性が高いとの予想はしていない。
中国にはリスクに対応する財政的な余地がある。」
などの見解を発表しました。
ユーログループ議長が、
「ギリシャに対するEUからの予算監督者任命の可能性は
議論されていない。」との発言をしました。
英GFK消費者信頼感調査(1月)は予想よりは強い−29になりました。
市場反応は限定的でした。
ギリシャの首相が、
「EU首脳会合ではEU諸国の雇用と成長に焦点。
民間債務団との債務スワップ交渉は大幅に進展している。
週末までに交渉をまとめることを目標としている。
民間債務団との債務スワップ交渉にはいくつかの困難は残る。
ギリシャの政党が計画を支持することが重要。
トロイカは、一段の財政緊縮と賃金引き下げを望んでいる。
公的支援の増額が必要かどうかを表明することは時期尚早。
ギリシャは予算健全化を強める必要。」
などの認識を示しました。
伊の首相が、
「EUが英国を除き合意した財政協定は、
欧州が財政規律という強固な土台に立っていると
各国政府やECBなどの機関を安心させる可能性。」
との見解を示しました。
豪企業景況感指数(12月)は前回値より強い+3になりました。
東京時間前半はドルストレートが揉み合いの後に反発上昇しました。
日経平均は小幅安で始まった後に反発上昇しました。
中国上海株式市場は前日終値を挟んでの上下動になりました。
ダウ先物や原油先物が一時反発をみせました。
ドル円は上下動の揉み合いの後に反落する展開になりました。
東京時間後半はドル売り傾向の揉み合いになりました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いになりました。
日経平均は終盤に上げ幅を縮小して前日比+9.46円で大引けました。
その後、ダウ先物が反発する上下動の相場展開になりました。
ユーログループ議長が、
「欧州は分裂に向かっていない。
ギリシャと民間債権者は今週中の合意が可能。」
との認識を示しました。
ロンドン時間序盤はストレートが揉み合いになりました。
ドル円がやや反発して揉み合いました。
独小売売上高数(12月)は予想より弱い−1.4%になりました。
市場反応は限定的でした。
欧州株式市場が始まる前頃にユーロが一時反落しました。
豪ドルなど資源国通貨が堅調傾向で推移しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
金価格や原油価格が堅調傾向で推移しました。
ダウ先物が堅調傾向で推移しました。
独失業率(1月)は市場予想より強い6.7%になりました。
ユーロ買い反応がみられました。
ドルストレートが堅調に推移しました。
ドル円は揉み合いが続きました。
オーストリア中銀総裁が、
「ギリシャがユーロ圏に残るかどうか確信できない。」
との発言をしました。
一時、ユーロに押しがみられましたが限定的でした。
英消費者信用残高(12月)は予想より弱い−4億ポンドになりました。
市場反応は限定的でした。
日財務省が「1月の為替介入はゼロ。」との発表をしました。
欧失業率(12月)は予想とおりの10.4%になりました。
市場反応は限定的でした。
午後7時過ぎ頃からドル円に反発の動きがみられました。
ポンドがしばらく堅調に推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.54235%に低下しました。
NY時間が近づく頃からダウ先物に反落の動きがみられました。
ドルストレートがやや反落して揉み合いになりました。
加GDP(11月)は市場予想より弱い−0.1%、
加鉱工業製品価格(12月)は予想より弱い−0.7%になりました。
加ドル売り反応がみられました。
NY時間序盤はユーロドルやドル円に反落の動きがみられました。
ポルトガルの2年債利回りが一時21%に上昇しました。
米S&Pケースシラー住宅価格(11月)は予想より弱い−3.67%でした。
市場反応は限定的でした。
原油先物や金価格が堅調傾向で推移しました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
シカゴ購買部協会景気指数(1月)は予想より弱い60.2になりました。
NYダウが上昇幅を縮小しました。
米消費者信頼感指数(1月)は予想より弱い61.1になりました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
NYダウが前日比マイナス圏に反落しました。
原油先物が反落しました。
米議会予算局が「2012会計年度の米財政赤字は1兆790億ドル。」
との発表をしました。
英の首相が、議会の答弁で、
「新たなEU条項が英国の国益を阻害するならば、
法的措置も含めて対応する。」との発言をしました。
ロンドンフィックス後もユーロドルの下落が続きました。
深夜2時頃からNYダウが下げ幅を縮小していきました。
ドルストレートに緩やかな反発の動きがみられました。
ドル円は軟調傾向の揉み合いになりました。
ギリシャの財務相が、
「第2次救済は2月5日までにまとめる必要。
ギリシャ議会は2月13日までに民間関与の採決を。
ギリシャ債務交換協議では純現在価値の70%強の損失を検討。」
などの発言をしました。
ロイター通信が、関係筋の話として、
「ギリシャ債務減免協議は2月1日にも合意の可能性。
ただし、全般的な合意には公的部門の貢献が必要。」
との観測報道をしました。
米10年債利回りが1.80%あたりまで低下しました。
NY原油(WTI)は続落して98ドル台前半で引けました。
NYダウは4日続落の前日比−20.81ドルで取引を終えました。

<2月1日(水)>

豪AIG製造業指数は前回値より強い51.6になりました。
オセアニア時間ではややドル買い傾向の揉み合いになりました。
ロイター通信が、
「バーナンキFRB議長の金融政策に関する半年に1度の議会証言が
3月1日に行う方向で検討されている。」と報じました。
日財務相が。
「(円高について)必要なら断固たる措置をとる。
欧州銀には昨年からアジアから資金を引き上げる傾向がみられる。
欧州銀行の資金安定供給ないと世界に危機伝播する可能性。」
などの発言しました。
豪HIA新築住宅販売(12月)は前月より弱い−4.9%になりました。
日経平均は小幅安で始まった後に反発して揉み合いました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
豪第4四半期住宅価格指数は予想より弱い−1.0%になりました。
市場反応は限定的でした。
仲値にかけてドル円が下落しました。
中国製造業PMI(1月)は予想より強い50.5になりました。
豪ドルなど資源国通貨に買いの反応がみられました。
ダウ先物が一時反発をみせました。
IMFが、
「政党指導者のギリシャ経済計画守るとの保証を求める。
ギリシャ3政党指導者による首相支持の保証を求める。」
などの発表をしました。
ユーロがしばらく軟調傾向の揉み合いになりました。
一時ユーロスイスが昨年9月19日以来の安値を更新しました。
アジアの株式市場は上下動の後に軟調傾向で推移しました。
中国の財政相が、
「積極的な財政政策を推進するとあらためて表明する。
今年は物価上昇をめぐる大きな圧力に直面している。
中国は金融セクターで潜在的リスクに直面している。」
などの発言をしました。
中国HSBC製造業PMI確報(1月)は速報とおりの48.8になりました。
韓国が「今年下期に外貨準備として中国株をの購入を計画。」
との発表をしました。
一部メディアが、
「EU当局は、独取引所とNYSEユーロネクストの合併を承認しない
見通し。アルムニア欧州委員は先週に合併を阻止するよう勧告。
同委員は合併を認めるかの判断を日本時間1日午後8時に発表。」
との観測報道をしました。
東京時間後半は主要通貨ペアがしばらく揉み合いました。
スイスフランが売られる動きがみられました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
日経財相が、
「デフレ脱却に関して日銀にやれることは全てやってもらいたい。」
との発言をしました。
中国の財政相が、
「外需の減退で国内輸出産業の伸び鈍化が予想される。
中国経済は2012年に下振れリスクに直面する可能性。
世界的に高水準の流動性がコモディティ価格を押し上げている。
中国では依然としてインフレ圧力が強い。」
などの認識を示しました。
日経平均は前日比+7.28円で大引けになりました。
東京時間終盤にドルストレートが一時反落しました。
英ネーションワイド住宅価格指数(1月)は予想とおり−0.2%でした。
独HICP調和消費者物価指数速報(1月)は予想より弱い−0.5%でした。
ロンドン時間序盤はダウ先物が反発しました。
原油先物が徐々に反発しました。
ロンドン序盤はドル円が反落した後に揉み合いになりました。
欧州株式市場が始まる前頃からドルストレートが反発しました。
欧州株式市場は堅調に推移しました。
スイス実質小売売上高(12月)は前回値より弱い+0.6%、
スイスSVME購買担当者景況指数(1月)は予想より弱い47.3でした。
市場反応は限定的でした。
独製造業PMI確報(1月)は予想よりやや強い51.0、
欧製造業PMI確報(1月)は予想よりやや強い48.8になりました。
市場反応は限定的でした。
英製造業PMI(1月)は予想より強い52.1になりました。
指標発表直後にポンド買い反応がみられましが限定的でした。
欧州委員が「NYSEユーロネクストと独取引所の合併計画は禁止。」
との発表をしました。
午後7時が近づく頃からポンドが上下動の揉み合いになりました。
欧消費者物価指数速報(1月)は予想とおりの+2.7%になりました。
市場反応は限定的でした。
ドル円が軟調傾向で推移した後に揉み合いになりました。
午後7時過ぎからドルストレートがやや反落して揉み合いました。
ダウ先物や欧州株式市場の上昇が一服になり揉み合いになりました。
独10年債の入札では、
「目標50億ユーロに対して56.83億ユーロの応札。
発行額が40.93億ユーロ。平均落札利回りが前回より低い1.82%、
応札倍率が前回より高い1.4倍。」などの結果になりました。
市場反応は限定的でした。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.53710%に低下しました。
ポルトガルの短期債の入札では、
「3ヶ月物の発行額が7.5億ユーロ。
平均落札利回りが前回より低い4.068%、
応札倍率が前回より低い2.8倍。」などの結果になりました。
市場反応は限定的でした。
ポルトガル2年債利回りが19.76%と昨日より低下しました。
午後9時過ぎからドルストレートが一段高になりました。
ダウ先物が再上昇した後に反落して揉み合いになりました。
米ADP雇用統計(1月)は予想より弱い17.0万人になりました。
市場反応は限定的でした。
フィラデルフィア連銀総裁が、
「金融政策はカレンダー上の日付に左右されるべきではない。
低金利見通しを2014年末まで延長する決定を支持しない。
インフレを極めて注意深く監視する必要がある。」
などの見解を示しました。
NY時間序盤は一時ドル買戻しの動きがみられました。
豪ドルなど資源国通貨は堅調傾向で推移しました。
米財務省が、
「新発債総額は前期から変わらずの720億ドル。
償還総額は496億ドル、新規調達額は224億ドル。
入札規模は今後数ヶ月間安定的に維持すると予測。」
などの1-3月期の資金計画を発表しました。
NYダウは上昇して始まりました。
米ISM製造業景況指数(1月)は予想より弱い54.1、
米建設支出(12月)は予想より強い+1.5%になりました。
市場反応は限定的でした。
米ISMの製造業調査委員長が、
「2012年の製造業は好調なスタートを切っている。
2011年以上に改善が見こまれる。成長に対する状態は良好。
物価圧力は安定しない可能性。海外需要が堅調で輸出は良好。
受注が在庫を上回っているのは良いサイン。」
などの見解を発表しました。
その後、ドルストレートが再上昇して揉み合いになりました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が市場予想より多い
418万バレルの増加になりました。
原油先物に反落の動きがみられました。
国際原子力機関IAEAが、
「イランとの対話を強化。次回の会合は2月21日、22日に開催。」
との発表をしました。
独連銀総裁が、
「財政協定は財政統合に向けた素地ではない。
支援の傘は時間を買っただけで各国は厳格な財政強化が必要。
独国内の労働市場は堅調。今年は緩やかな成長が見込まれる。」
などの見解を示しました。
国際金融協会IIFが、
「ギリシャ債務交換協議に関して建設的な協議が続いている。
ギリシャの債務減免協議は合意に近づき来週決着の見込み。」
などの発表をしました。
米30年債利回りが2.996まで上昇しました。
深夜2時過ぎからドルストレートに反落の動きがみられました。
ドル円が深夜3時頃にかけて反発しました。
NYダウが終盤にかけて上昇幅を縮小しました。
主要通貨ペアに反落の動きがみられました。
米10年債利回りが1.85%あたりに上昇しました。
NY原油(WTI)は4日続落となって97ドル台後半で引けました。
NYダウは4日ぶりに反発して前日比+83.55ドルで引けました。

<2月2日(木)>

一部メディアが、
「独はさらに大幅な予算削減をギリシャ政府に要請する。」
との観測報道をしました。
米フェイスブックが新規株式公開の申請書を米SECに提出しました。
オセアニア時間はややドル売り傾向の揉み合いになりました。
ANZ商品価格指数(1月)は前月より強い+1.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
豪の財務相が「豪ドル高は輸出業者にとって問題。」
との認識を示しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
日財務相が、
「必要なら断固とした措置とる。
市場を冷静に注視。投機筋の動きを看過できない。」
などの発言をしました。
日経平均は前日比プラス圏で推移しました。
東証で一時システム障害がありました。
豪貿易収支(12月)は予想より強い17.09億豪ドル、
豪住宅建設許可件数(12月)は予想より弱い−0.1%になりました。
東京時間序盤はドル売り傾向の展開になりました。
ドルストレートが反発して、ドル円が軟調に推移しました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
その後、ややドル買戻しの動きがみられました。
アジアの株式市場が前日比プラス圏で推移しました。
日財務相が、衆議院予算委員会で、
「米FOMC受けた米金利低下見通しで短期的で思惑的な動き強まった。
日銀には適時果断な対応をお願いしたいと申し上げている。」
との発言をしました。
日経済相が、
「デフレ脱却では金融政策を担当している日銀に
あらゆる政策とってもらいたい。
実質金利を下げる努力を日銀にはしてもらいたい。」
との発言をしました。
日銀総裁が、
「日銀も物価安定というFRBと同様の目的で金融政策を実施。」
との発言をしました。
仲値を過ぎた頃から主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物がやや値を下げて小幅な揉み合いになりました。
原油先物が軟調傾向で推移しました。
独の首相が、北京訪問で
「中国との戦略的パートナーシップの強化を望む。
欧州危機はユーロではなく国債にかかわるものである。
欧州はユーロの安定性を共同で守る必要。
欧州は団結しなければならない。
銀行が国家の経済安定性を危険にさらしてはならない。
高債務は欧州のみならず世界的な問題。
現在の債務を単に繰り延べることはできない。
欧州の債務増加は投資家信頼感の低下を意味する。
中国のIMFにおける影響力はますます強まると予想。
ECBは単に可能な限りの大量資金供給をすることはできない。」
などの見解を示しました。
東京時間後半は主要通貨ペアが小幅な上下動で揉み合いました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
英BOEのポーゼン委員が、
「量的緩和を行わなかったら英国の状況はより悪化していた。」
との認識を示しました。
日銀の山口副総裁が、
「ただちに円高で何か政策対応が必要とは思っていない。
円高がどのように日本経済に影響与えるか注意深く見ていく必要。
日米の金融政策の時間軸は基本的に大きな違いはない。」
などの見解を示しました。
日与党の民主党の政調会長が、
「欧州の状況を見ればさらなる円高進む可能性。
円高対策プロジェクトチームを設置する。」
との表明をしました。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比+67.03円で大引けになりました。
中国上海株式市場が終盤にかけて堅調に推移しました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
スイス貿易収支(12月)は予想より弱い+20.7億フランになりました。
ややフラン売りの反応がみられました。
独銀行の10-12月期の純利益は1億4700万ユーロになりました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ブラジル中銀総裁が、
「ブラジルには一段の金融緩和の余地がある。
消費者物価指数の上昇率を4.5%あたりに維持する。
2011年のブラジルの成長率は3%の見込み。」
などの発言をしました。
ギリシャ政府報道官が、
「EUとIMFとECBからなるトロイカ調査団との協議はほぼ終了。
依然いくつかの課題が残る。」との発表をしました。
午後5時過ぎにユーロドルなどドルストレートが下落しました。
ドル円は軟調傾向の揉み合いになりました。
ダウ先物が反落した後に揉み合いになりました。
欧州の株式市場はまちまちの展開になりました。
原油先物は軟調傾向の揉み合いになりました。
英建設業PMI(1月)は予想より弱い51.4になりました。
市場反応は限定的でした。
スペイン国債入札では、
「目標上限45億ユーロに対して45.6億ユーロの発行。
2015年償還債の平均落札利回りが前回より低い2.861%、
発行額が25.22億ユーロ、応札倍率が前回より低い1.6倍。
2017年償還債の平均落札利回りが前回より低い3.565%、
発行額が10.54億ユーロ、応札倍率が前回と同じ2.7倍。」
その他、などの結果になりました。
欧生産者物価指数(1月)は予想とおりの+4.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
仏10年債入札では落札利回りが前回より低い3.13%になりました。
午後7時過ぎ頃からドル円が一時反発をみせる場面がありました。
一部メディアが、
「中国の温首相がユーロの安定化に向けた欧州の取り組みを支持。
EFSFとESMへの関与拡大を検討すると発言。」
との報道をしました。
午後7時半頃にユーロドルなど一時急反発する場面がありました。
その後、ユーロドルは軟調傾向での推移になりました。
元BOE政策委員のブランチフラワー氏が、
「経済成長が停滞を続ける場合は英国はAAA格付けを失う恐れ。
可能性として6ヶ月以内にAAAを失う公算は大きい。」
との認識を示しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.53060%に低下しました。
ユーログループ議長が「ギリシャの債務削減交渉は極めて困難。」
との発言をしました。
午後9時過ぎにユーロなどドルストレートが一段安になりました。
NY時間序盤にドル円が再下降しました。
米第4四半期非農業部門労働生産性速報は予想より弱い+0.7%、
米第4四半期単位労働コスト速報は予想より強い+1.2%、
米新規失業保険申請件数は予想より強い36.7万件になりました。
ユーロや豪ドルなどが反発上昇していきました。
ポンドは軟調傾向がしばらく続きました。
ダウ先物や欧州株式市場に反発の動きがみられました。
レーン欧州委員が、
「ギリシャの債務交換協議は週末までに合意の見通し。
景気については緩やかなリセッションを経過中。
ユーロ危機が解決を見せなければ深刻化する可能性。」
などの認識を示しました。
英BOEのハト派のポーゼン委員が、
「英BOEの資産購入は国債以外の資産購入も検討する必要。
追加資産購入の規模は750億ポンドの可能性。」
などの認識を示しました。
NYダウは前日終値を挟んでの上下動の揉み合いになりました。
ギリシャの財務相が、
「債務協議で残る問題の一つは公的部門の関与。
金融機関の資本増強に関してトロイカと厳しい協議を行っている。」
などの発言をしました。
バーナンキFRB議長の米下院での証言では、
「景気改善の兆しが見られる。米財政は持続可能ではない。
インフレは抑制されたままであると予想。
住宅と建設は抑制されたまま。過去一年間で雇用は緩やかに改善。
景気回復はいらだたしいほど遅い。
経済の見通しは不確か。欧州の状況を注視。
米経済は低成長により衝撃の影響を受けやすい状態。
米国の消費者は強い逆風に直面。
高水準の米財政赤字は深刻な経済的影響をもたらすリスク。
異例に低水準のFF金利は少なくとも14年末まで正当化される。
金融システムや経済を保護のため全ての利用可能な措置をとる。
ECBの資金供給は銀行システムの緊張を緩和させた。
欧州銀行システムは依然資本が不足。
影響拡大阻止に向けた支援策めぐり不透明性が残る。
一部の欧州諸国は当面極めて低い成長が続く可能性。」
などの発言をしました。
FOMCをほぼ踏襲する内容で市場反応は限定的でした。
一部メディアが、
「ギリシャは債務交換で一部個人投資家は損失負担免除の可能性。」
との観測報道をしました。
ロンドンフィックスにかけてドルストレートが反発しました。
ロンドンフィックスを過ぎてからドルストレートが反落しました。
原油先物が軟調に推移しました。
ハト派のシカゴ連銀総裁が、
「追加緩和を実施する根拠がある。
半年以上に渡る活発な資産購入を要請する。
追加緩和第3弾では主に不動産担保証券の購入を支持。
失業率をもっと低下させるために5%成長が必要。」
などの見解を示しました。
NY時間後半はNYダウが徐々に反発して下げ幅を縮小しました。
NY時間後半はドルストレートが小幅な揉み合いになりました。
NY時間終盤にかけてドル円が反発をみせました。
米10年債利回りは1.83%あたりに低下しました。
金価格が1760ドルあたりまで上昇しました。
NY原油(WTI)は下落して93ドル台前半で引けました。
NYダウは前日−11.05ドルでこの日の取引を終えました。

<2月3日(金)>

オセアニア時間はドルストレートが小幅な揉み合いになりました。
ドル円はやや反落して揉み合いました。
豪AIGサービス業指数(1月)は前月値より強い51.9になりました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
東京時間が始まる頃から主要通貨ペアがやや軟調傾向になりました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤はドルストレートがやや反落して揉み合いました。
日財務相が、
「米金利低下を材料に投機的な円買いの動きが強まっている。
投機的な偏った動きがあれば断固たる措置をとる。
市場動向を注視して適切に対応したい。」
などの発言をしました。
ダラス連銀総裁が、
「FRBの政策は時間軸よりも経済状況に重点置くべき。
インフレが2%下回れば金融緩和策の許容度高まる可能性。
金融政策は雇用創出の複雑な道具箱の道具のひとつにすぎない。
インフレの加速が雇用の伸び拡大を保障するものではない。
米議会は分別ある財政政策を実行すべき。
経済状況を踏まえると追加の資産買い入れは正当化されない。
QE3は必要ない。適切な時期の政策引き締めを困難にする。
経済はより良好なようだが依然として脆弱。
経済に勢いがつくまでは緩和策は継続。」
などの見解を示しました。
仲値にかけてドル円が反発をみせて揉み合いました。
日経平均は一時下げ幅を縮小して揉み合いになりました。
中国非製造業PMI(1月)は前回値より弱い52.9になりました。
ドルストレートに売りの反応がみられました。
仲値を過ぎた頃からドル円が反落して揉み合いました。
ドルストレートが反発をみせて揉み合う展開になりました。
日経財相が「円高対策で日銀も考えていただく必要がある。」
との発言をしました。
中国HSBC非製造業PMI(1月)は前月値と同じ52.5になりました。
豪ドルが揉み合いながらも軟調傾向で推移しました。
ポンドが強含みで推移しました。
ダウ先物がやや軟調傾向の揉み合いになりました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で揉み合いになりました。
韓国株式市場が軟調傾向で推移しました。
東京時間後半は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
IMFの篠原副専務理事が、
「経済成長を下支えしながら中期的な財政不均衡に取り組むことは
世界的に差し迫った政策課題。とりわけ財政再建が優先課題である。
これは日本に当てはまる。」などの見解を示しました。
東京時間の終盤にかけて中国者杯株式市場が反発しました。
ダウ先物に一時反発がみられました。
ユーロドルなどドルストレートが反発をみせました。
日経平均は前日比−44.89円の8831.93円で週取引を終えました。
英シンクタンクのNIESRが、
「英経済は景気後退入り。12年成長率は−0.1%に落ち込むと予測。
マイナス成長はユーロ危機および輸出や景況感が背景。」
などの発表しました。
英FT紙が、
「スペインのデギンドス財務相は国内銀行の財務内容の改善に向けた
新方針を発表。銀行に今年中に総額500億ユーロを利益や資本で
手当てすることを義務付け、不可能な場合は5月までに
他行と合併することを条件に1年の猶予を与えると表明した。」
との報道をしました。
ロンドン時間序盤はユーロドルが神経質な揉み合いになりました。
豪ドルが反発をみせました。
独サービス業PMI確報(1月)は予想より弱い53.7、
欧サービス業PMI確報(1月)は予想より弱い50.4になりました。
市場反応は限定的でした。
欧州株式市場は前日終値あたりでしばらく揉み合いました。
ダウ先物や欧州株式市場が上下動の揉み合いの後に上昇しました。
ドルストレートが揉み合いながらも上昇する展開になりました。
ドル円は小幅な揉み合いがしばらく続きました。
英サービス業PMI(1月)は予想より強い56.0になりました。
ポンドに買いの反応がみられました。
欧小売売上高(12月)は予想より弱い−0.4%になりました。
市場反応は限定的でした。
ポルトガル中銀総裁が、
「欧州は過去3年で危機の最中にある。
ユーロ圏のファンダメンタルズは米国よりも強い。
欧州指導者の最初の反応は遅かった。
ここ数ヶ月で重要な対応が取られてきた。」
などの見解を示しました。
午後8時前あたりから豪ドルやポンドがやや反落しました。
ドル円が徐々に反発をみせました。
ダウジョーンズが、ギリシャのベニゼロス財務相の談話として、
「1300億ユーロに上る第2次支援をめぐる国際債権団との交渉が
困難を極めている。協議について数日以内の成立を目指している。」
との報道をしました。
ユーロ圏関係筋が、
「ユーロ圏諸国は対ギリシャ第2次支援策で
最大1450億ユーロの拠出を迫られる可能性。
ギリシャ向けの追加資金は主にギリシャ銀行セクターの
資本増強に必要。」との見通しを発表しました。
午後8時半頃からユーロドルが反落しました。
ダウ先物や欧州株式市場に反落の動きがみられました。
加雇用ネット変化率(1月)は予想よりかなり弱い+0.23万人、
加失業率(1月)は予想より弱い7.6%になりました。
加ドル売り反応がみられました。
米雇用統計前ではややドル売りの動きがみられました。
米非農業部門雇用者数変化(1月)は予想より強い+24.3万人、
米民間部門雇用者数変化(1月)は予想より強い+25.3万人、
米失業率(1月)は予想より強い8.3%になりました。
ドル円が急上昇しました。
ドルストレートはまちまちの反応になりました。
豪ドルなど資源国通貨が上下動しながらも対ドルで上昇しました。
ポンドドルやユーロドルは激しい上下動の後に下落しました。
ユーロ豪ドルが過去最安値を更新しました。
ダウ先物や欧州株式市場や原油先物が反発しました。
ギリシャの首相が辞任するとの「噂」が飛び交いました。
ギリシャ政府の報道官が首相辞任の噂を否定しました。
NYダウは上昇して始まりました。
ユーログループ議長が、
「ユーロ圏財務相会合は6日には開催しない。
6日の週内に開催する可能性がある。」との発表をしました。
独政府が「メルケル首相が6日にパリを訪れ仏大統領と会談する。」
との発表をしました。
大統領経済諮問委員会の委員長が、
「今回の指標は米経済が改善に向かっていることを示唆する。
トレンドは正しい方向に向かっている。
経済と雇用は成長が続いていて今後も雇用の改善は続くと見込む。」
との認識を示しました。
米ISM非製造業総合景況指数(1月)は予想より強い56.8で、
構成項目の雇用指数が57.4と大きく改善しました。
米製造業受注指数(12月)は予想より弱い+1.1%になりました。
指標発表後にドル買い動意がみられました。
NYダウが上昇して堅調に推移しました。
その後、リスク選好動意になりドルストレートが反発しました。
共同通信が、
「IMFは日本に使節団を6〜13日の日程で派遣。
急激な円高や欧州債務危機が日経済に及ぼす影響について協議。」
との報道をしました。
S&Pのマネージング・ディレクターが、
「米景気回復の兆候には励まされるが、
依然として潜在成長は下回っている状況。
米財政赤字の上限引き上げの議論は的外れで、
政治動向はさらなる格下げの一因となり得る。」
などの見解を示しました。
ブルームバーグ通信が、
「ユーロ圏AAA格付け4ヶ国は財務相会合を開いたが、
ギリシャ向け支援拡大については協議しなかった。」
と報じました。
ロンドフィックス頃から主要通貨ペアが一時反落しました。
深夜2時頃からドル円が再び反発をみせて揉み合いになりました。
ユーロドルやポンドドルなどドルストレートが再上昇しました。
資源国通貨は堅調傾向で推移しました。
オバマ米大統領が、
「多くの米国民が雇用を必要としている状況に変わりはないが、
景気回復のスピードは上昇している。
議会は給与減税の延長を再度議論してスムーズに可決すべき。
議会が回復を遅らせるべきではない。」
などの発言をしました。
一部メディアが「ECBはギリシャ救済で保有債の活用を検討中。」
との観測報道をしました。
一部メディアが、
「IIFのダラーラ専務理事が債務減免交渉で今週末にアテネ入り。」
との報道をしました。
フィラデルフィア連銀総裁が、
「失業率は年内に7.8%、来年までに7%に改善する可能性。
予想外の景気の底堅さはQE3の可能性を弱めている。
2014年より前に利上げが実施される公算。」
との見解を示しました。
NY時間終盤に豪ドルなどドルストレートがやや反落しました。
米10年債利回りが1.92%あたりまで上昇しました。
NY原油(WTI)は反発して97ドル台後半で週取引を終えました。
NYダウは前日比+156.82ドルの12862.23ドルで週取引を終えました。
NYダウが終値ベースで2008年5月以来の水準に上昇しました。


●今週の主な予定

<2月6日(月)>

※NZのウェリントンが休場です。

午前9時半に豪第4四半期小売売上高、豪小売売上高(12月)、
午後8時に独製造業受注指数(12月)、
深夜12時に加Ivey購買部協会指数(1月)、
などが予定されています。
豪の指標には注目です。

<2月7日(火)>

昼12時半に豪RBA政策金利、豪RBA声明、
午後2時に日景気一致CI指数速報(12月)、日景気先行CI指数速報、
午後7時45分からSNB暫定総裁の講演、
午後8時に独鉱工業生産(12月)、
夜10時半に加住宅建設許可(12月)、
深夜3時に米3年債の入札、
深夜5時に米消費者信用残高(12月)、
などが予定されています。
豪・独の指標には注目です。

<2月8日(水)>

朝8時半に豪Westpac消費者信頼感(1月)、
朝8時50分に日国際貿易収支(12月)、日国際経常収支(12月)、
午後2時に日景気ウォッチャー調査(1月 現状判断・先行判断)、
午後3時45分にスイス失業率(1月)、
午後4時に独貿易収支(12月)、独経常収支(12月)、
夜10時15分に加住宅着工件数(1月)、
深夜3時に米10年債の入札、
などが予定されています。
また、未確定のようですがこの日にユーロ圏財務相会合が
開催される可能性があるようです。

<2月9日(木)>

朝6時45分にNZ第4四半期失業率、
朝8時50分に日機械受注(12月)、
午前10時半に中国消費者物価指数(1月)、中国生産者物価指数(1月)
午後2時に日消費者態度指数(1月)、
午後6時半に英鉱工業生産指数(12月)、英製造業生産高(12月)、
同午後6時半に英商品貿易収支(12月)、
夜9時に英BOE政策金利、英BOE資産買い入れ規模の発表、
夜9時45分に欧ECB政策金利、
夜10時半にドラギECB総裁の記者会見、
同夜10時半に米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加新築住宅価格指数(12月)、
深夜12時に米卸売在庫(12月)、
深夜3時に米30年債の入札、
などが予定されています。
NZ・中国・英・欧・米の指標には注目です。

<2月10日(金)>

朝8時50分に日国内企業物価指数(1月)、
午前9時半に豪RBA四半期金融政策報告、豪RBA議事録、
午後4時に独消費者物価指数確報(1月)、
午後5時15分にスイス消費者物価指数(1月)、
午後6時半に英生産者物価指数コア(1月)、
夜10時半に米貿易収支(12月)、
同夜10時半に加国際商品貿易(12月)、
夜11時55分にミシガン大学消費者信頼感指数速報(2月)、
深夜2時半からバーナンキFRB議長の講演、
深夜4時に米月次財政収支(1月)、
などが予定されています。
豪・(スイス)・米の指標には注目です。


<先週のユーロドルのサマリー>

先週のユーロドルは、ギリシャの債務減免交渉がまとまることなく、
継続協議をするということで週が始まりました。独シュピーゲル誌
が「EU、IMF、ECBはギリシャへの第2次支援額について、ギリシャ
の経済状況が悪化しているため計画している1300億ユーロではなく、
1450億ユーロ必要と判断している。」との観測報道や、ムーディー
ズの週報で「ユーロ圏銀行はECB資金への依存をさらに強める公算。
スペインの弱い経済見通しは銀行にネガティブ。スペインの成長見
通しが赤字削減計画を妨げる可能性。」との見解が示されたことや、
共同通信が「EUが財政対策として加盟各国に求める財政緊縮策に抗
議して、EUサミット開催地ベルギー全土で24時間のゼネストが始ま
った。」との報道などで、ユーロドルは11年10月27日〜12年1月16
日にかけての下落のフィボナッチ38.2%戻しの1.3230〜40の水準を
上抜けることができなく軟調推移になりました。

その後、30日のロンドン時間にポルトガルの10年債利回りが17%超
に上昇して、また伊10年債利回りが6%台に上昇したことなどを背景
に下落が続き、1.3100を一時割り込む展開になりましたが、伊10年債
の入札で落札利回りが6.08%と2011年10月以来の低水準となったこと
を契機にユーロドルは下げ止まり反発をみせて、ロイター通信の「EU
首脳は欧州安定メカニズムのESMを7月稼動で合意。今後条約調印に
向けて動く。」との観測報道や、オーストリア中銀総裁の「ECBは
インフレリスクがない限り景気をサポートする。」との発言や、
伊の首相の「EU首脳会議で加盟国25ヶ国に一段と厳格な財政規律を
課す新たな財政協定で合意できたことにとても満足している。」との
発言などもあり、これらを支えにユーロドルはやや反発をみせる展開
になりました。

31日は、ギリシャ首相の「民間債務団との債務スワップ交渉は大幅に
進展している。」との発言や、伊首相の「EUが英国を除き合意した
財政協定は、欧州が財政規律という強固な土台に立っていると、各国
政府やECBなどの機関を安心させる可能性。」と見解を示したことや、
ユーログループ議長の「欧州は分裂に向かっていない。ギリシャと
民間債権者は今週中の合意が可能。」などの発言もあり、ダウ先物の
堅調も背景にユーロドルは再び1.3200の上抜けをトライする展開に
なりました。その後、オーストリア中銀総裁の「ギリシャがユーロ圏
に残るかどうか確信できない。」との発言などがあり軟調に転じて、
ポルトガルの2年債利回りが一時21%に上昇したことや、米消費者
信頼感指数が弱かったことなどでNYダウが4日続落となったことなど
を背景に、ユーロドルは1.31を割り込み下落する展開になりました。

2月1日は、IMFの「政党指導者のギリシャ経済計画守るとの保証を
求める。ギリシャ3政党指導者による首相支持の保証を求める。」
などの発表や、ダウ先物の軟調によるリスク選好度の低下などを背景
にオセアニア時間から東京時間にかけてユーロドルは軟調傾向での
推移になり、一時1.3025あたりまで下落する展開になりました。
その後、ロンドン時間に入って独10年債の入札やポルトガル短期債の
入札が好調であったことや、ポルトガル2年債利回りが19.76%と昨日
より低下したことや、ダウ先物や欧州株式市場が堅調に推移したこと
を背景に、ユーロドルは一転して反発上昇する展開になりました。
その後、米ADP雇用統計や米ISM製造業景況指数が弱かったことには
反応薄で、米ISMの製造業調査委員長の「2012年の製造業は好調な
スタートを切っている。2011年以上に改善が見こまれる。成長に対
する状態は良好。」との見解の発表もあって、NYダウが堅調に推移
したことを背景に、ユーロドルはロンドンフィックスにかけて上昇
して再び1.3200の上抜けをトライする展開になりました。
しかしその後、NYダウが上昇幅を縮小したことでリスク選好度が低下
して、ユーロドルが反落する展開になりました。

2日は、オセアニア時間から東京時間にかけて、ユーロドルは再び
1.3200の上抜けをトライしたものの上抜けならず、ロンドン時間の
ダウ先物が反落を背景に、ギリシャ政府報道官の「EUとIMFとECBか
らなるトロイカ調査団との協議はほぼ終了したが、依然いくつかの
課題が残る。」との発表を契機に反落する展開になりました。
その後、スペイン国債入札が無事に通過したことや、仏10年債入札
で落札利回りが前回より低い3.13%になったことや、一部メディア
の「中国の温首相がユーロの安定化に向けた欧州の取り組みを支持。
EFSFとESMへの関与拡大を検討すると発言。」との報道に、ユーロド
ルは一時急伸をみせる場面がありました。しかし上昇は続かず軟調
傾向での推移になりました。その後、NY時間に入ってユーログルー
プ議長が「ギリシャの債務削減交渉は極めて困難。」と発言をした
こともあって一時1.31を割り込み下落しましたが、米新規失業保険
申請件数が予想より強かったことを契機に、ダウ先物や欧州株式市
場が反発をしたことを背景に、一部メディアが「ギリシャ債務交換
で一部個人投資家は損失負担免除の可能性。」との観測報道もあり、
ユーロドルがロンドンフィックスにかけて反発しましたが続かず、
NY時間後半からは反落する展開になりました。

3日は、東京時間に中国非製造業PMIが弱かったこともあって、
ユーロドルは一時1.31台前半まで下落しましたが、仲値を過ぎた頃
から反発して、ロンドン時間序盤の神経質な揉み合いを経た後に
ダウ先物や欧州株式市場の反発を背景にユーロドルが1.3180あたり
まで上昇する展開になりました。その後、ダウジョーンズの「1300
億ユーロに上る第2次支援をめぐる国際債権団との交渉が困難を極
めている。」との報道や、ユーロ圏関係筋の「ユーロ圏諸国は対ギ
リシャ第2次支援策で最大1450億ユーロの拠出を迫られる可能性。」
との見通し発表などがあり、午後8時半頃からユーロドルは反落す
る展開になった後に、米雇用統計を迎えることになりました。
米雇用統計ではNFPや失業率がサプライズとなる強い結果となり、
一時ユーロドルはリスク選好と見る向きの買いで1.32上抜けを再度
トライするもドル買い動意に押されて続かず、激しい上下動を伴い
ながら1.3065あたりまで急落する展開になりました。そして発表さ
れた米ISM非製造業総合景況指数も強い結果となって、NYダウが150
ドル超の上昇となったことを背景に、しだいにリスク選好の動意が
優勢になり、深夜12時前あたりから上下動をしながらもユーロドル
は1.3160あたりまで反発して週の取引を終える展開になりました。


<今週の注目点>

先週、ドル円は週初のオセアニア時間からロンドン時間序盤の揉み
合いを経て、30日のNY時間序盤に11年11月18日にかけての下落と、
昨年末から年始にかけての下落、およびその後の数度の下値トライ
の下落を阻み抵抗となった76円70〜55のサポート・ゾーンを下抜け
ることになりました。そして、週末のロンドン時間はじめ頃まで
76円台前半での小幅な揉み合いとなって米雇用統計を迎え、米雇
用統計でNFPや失業率がサプライズとなる強い結果となったことで、
ドル円は急上昇して、一時、元サポートであった76円70〜55の上抜
けをトライしましたが、終値レベルでは明確に超えることができず、
76円58銭あたりで上値を阻まれて週の取引を終えました。

米ドルについては、米雇用統計のNFPが+24.3万人と9ヶ月ぶりの
高い伸び率となって、米失業率では2009年2月以来の約3年ぶりの
低水準の8.3%となったのに加えて、米民間部門雇用者数変化も予想
より強い+25.3万人という好結果になり、2月1日の米ADP雇用統計
が弱い数字であったこともあって、ポジティブ・サプライズになり
ました。また、雇用統計後の米ISM非製造業総合景況指数も強い結果
となったことで、NYダウも大幅に上昇してリーマン・ショック後の
高値を更新して12862ドルとレジスタンスを一旦上抜けて、ナスダッ
クも11年振りの高値をつけることになりました。

先月25日深夜のFOMCでは「少なくとも2014年末まで」との金融緩和
政策の長期化が示されていただけに米雇用統計はインパクトのある
結果となり、(米プライマリーディラーの20社中13社がやがてはQE3
が行われるとの見方をしてはいますが) 今後は早期利上げ論はとも
かくも、QE3への期待感はやや後退することにはなりそうで、米ドル
のアンダー・パフォームの流れが変化する可能性もありそうです。
ただ、基軸通貨としての米ドルとしては、株式市場が堅調に推移した
場合ではリスク選好のドル売り動意ともなることで、米ドル買戻しの
動きとの綱引きにはなりそうで、今後の為替相場の動向が注目されま
すが、ドル円では76円70〜55のサポート・ゾーンを下抜けて戻る
「行って来い」となったことで、引き続きレジスタンス・ゾーンに
置換した76円70〜55のゾーンを巡る売り買いの攻防が注目されます。
上抜けれれば77〜78円台を目指す可能性がありますが、超えられなけ
れば再下落となる可能性もあることから注目の焦点になりそうです。

円については、米雇用統計前までは75円台目前の76円台前半での攻防
が続いていたことで、日財務相が2月1日に「(円高について)必要
なら断固たる措置をとる。」と発言したのに続き、2日にも「必要
なら断固とした措置とる。市場を冷静に注視。投機筋の動きを看過
できない。」との発言をして、3日の東京時間でも「米金利低下を
材料に投機的な円買いの動きが強まっている。投機的な偏った動き
には断固たる措置をとる。市場動向を注視し適切に対応したい。」
などの発言をして、為替介入への臨戦態勢を匂わす状況も覗えまし
たが、米雇用統計を受けてドル円が76円台半ば過ぎまで反発したこ
とから、しばらくは為替介入観測は後退することになりそうです。

ユーロについては、ギリシャの債務削減交渉が数週間にわたり、
「今週末までには」という要人発言があるものの、いまだに合意
には至っていなく、難渋していることが覗われますが、4日に
ギリシャのベニゼロス財務相が「12時間に及ぶ厳しい交渉の結果、
多くの問題を解決したが、その他の重大な問題は依然として未解決
のまま。民間部門関与のPSIは協議の中でも比較的容易な部分。」
との発言をしていて、ECB保有のギリシャ債務の減免の問題など、
困難な問題があることが示唆されるとともに、独シュピーゲル誌が
「EU、IMF、ECBはギリシャへの第2次支援額について、ギリシャ
の経済状況が悪化しているため計画している1300億ユーロではなく、
1450億ユーロ必要と判断している。」との観測報道をしていること
から、第2次支援額についても要人の意見が激突しているようで、
今後の展開が注目されます。

また一部報道では「ECBはEFSFに対して保有するギリシャ債を購入し
た価格で売却して得た現金でギリシャ支援する案も浮上。しかし、
EFSFは容量を超えるとして反対。」との報も伝わっていて、意見の
激突が覗われます。

そして、ロイターによる週末時点での情報によりますと「8日(水)
にも会合を開く」とのことで、合意は早くても8日以降の週後半に
持ち越されそうで、ギリシャの3月の国債大量償還に間に合う最終
期限とされる2月13日が迫りつつあることから緊迫した瀬戸際交渉
が続くことになりますが、ここまで来て無秩序なデフォルトの選択
はないというのが一応の市場コンセンサスとはなっているようです。

ともあれ、ギリシャの債務削減交渉の行方が注目されますが、合意と
なった場合は、ユーロの上昇要因とはなりそうです。ただ、先行織り
込みがある程度進んでいることと、1月27日にギリシャ政府筋が、
「第2次支援の実行の後は資金不足でもEUから支援はない可能性。」
との観測も示していて、合意後の上昇の後には“Sell the fact”で
の一旦の事実売りの動きには注意が必要になりそうです。

ユーロドルでは、今週も引き続き11年10月3日と11月25日の価格抵抗
となった1.32アラウンドでもある11年10月27日〜12年1月16日にかけ
ての下落のフィボナッチ38.2%戻しの1.3230〜40の水準の節目での
売り買いの攻防が注目されます。何度も上抜けをトライしていて、
ギリシャの債務削減交渉の合意などを契機に上抜けする可能性もあ
りますが、どうしても上抜けできなければ、下落する可能性もあり
そうです。また、今週は9日にECB政策金利とドラギECB総裁の記者
会見が予定されていて、今週のユーロドルはボラタイルな相場展開
となる可能性がありそうです。

また、ロンドン時間にユーロ圏各国の債券入札がある日では、午後
6時半〜7時半くらいに相場が揺れる展開となることがありますの
で、注意が要りますとともに、引き続きダウ先物の動向なども、
リスク選好度のバロメーターとして参考にしたいものです。


経済指標関連では、7日の豪政策金利に豪RBA声明と独鉱工業生産、
9日のNZ第4四半期失業率に中国消費者物価指数と英商品貿易収支と
英BOE政策金利に英BOE資産買い入れ規模の発表と
ECB政策金利にドラギECB総裁の記者会見と米新規失業保険申請件数、
10日の豪RBA四半期金融政策報告に米貿易収支と
ミシガン大学消費者信頼感指数速報、などが注目されます。


さて今回は、優位性とトレードのお話です。


1つのトレードはエントリーとエグジットで完結されます。

そのため、トレードではエントリーとともに
エグジットも大切な執行になりますが、
短期トレードでは、オリバー・ベレスとグレッグ・カプラが
その著書「デイトレード」の中で述べているように(77ページ)、
「ポジションの取り方」が大切となることは多いものです。

そのようなわけで、短期トレーダーの多くがエントリーの技術を
追求することに心血を注(そそ)ぎます。

様々なテクニカル・インジケーターを研究したり、
価格とインジケーターの乖離(ダイバージェンス)を観たり、

過去の価格の上げ止まりや下げ止まりで価格抵抗となった水準を
ラインを引いて確認するレジスタンス・サポートなどを
認識したりします。

また、何度も抑えられていた価格水準を突破して、
一気に直線的な上昇や下降となるブレークアウトもありますが、

相場が波を描くことで、たとえば下落トレンドではあっても、
ときに戻しを試す動きとなることもあり、
方向の認識とともにそのタイミングが大切になることから、

トレンドの発生している状況でも、押し戻りを伴いながら、
価格がトレンド方向へと推移することで、
トレンドにおける上下の波の範囲を観測するために、
トレンドラインやチャネルラインを引いてみたり、

その他にも、フィボナッチの秘数を研究したり、
バンドの研究をしたり、ピボット・ポイントを確認したり、
価格サイクルの波動を研究したり…、

さらには…、

「やっぱ、RSIでしょう。ストキャはダメだね。」
「いやいや、RCIだよ。」「いいえ、ROCのほうが良いようだ。」

「%Rの期間パラメーターは14よりも9が良いんじゃないの。」

などの論議も盛んで、

エントリーの優位性の研究に余念がないほどです。

そのようなこともあるからか、

ローソク足の表示の領域が小さくなってしまうくらい、
「これでもか!」というほどに、
たんさんのテクニカル・インジケーターを装備している
チャートを見かけることがあります。

でも、たくさんのインジケーターを装備するほど勝てるかというと、
必ずしもそうとは限らず、かえってわけが判らなくなり、
テクニカルの迷宮をさ迷うことになる場合もあるものです。

「テクニカルなんて、どれもこれも信用できやしない。」

「所詮、相場なんてランダムウォークなのさ。
 いくら研究してもラチがあかないよ…。」

ということで、市場を去り往くトレーダーもいるものです。


ところがかたや…、

「えっ、本当にたったこれだけなの?」という、

ローソク足と移動平均線だけの簡単なチャートだけで、
トータル収益でトレードに勝っているトレーダーもいるのですね。

いったいそのような人たちは何を知っているというのでしょうか。

「あぁ、レジスタンスやサポートラインや、
 トレンドラインやチャネルラインなどは用いますよ。
 パラメーターがないだけに汎用性があるからね。」

『……。』

「それに…、テクニカルの研究をするほどに、
 ローソク足を知らず知らずに軽視しがちになるものだけど、
 ローソク足こそが優位性を観る上で大切なんだよ。」

『……。』

「たとえばそうだなぁ…。
 ある程度の期間のローソク足だけのチャートを穴の開くほど
 ジッと観てごらんよ。何か特徴が見えんかね。」

『……?』

「判らんようだね。それでは言おう…。
 陰線や陽線は単独で出現するよりも、
 2本以上の連なりで出現するほうが多いのだよ。
 これをトレードの優位性とはできないものだろうか。」

『お言葉ですが、陽線や陰線が単独で出現するところも
 少なくはないように思いますが、ほら、ここら辺なんか。』

「ほう…。良いことに気づいたね。
 小幅な値動きとなるレンジ性の強い状態や、
 局所的な保ち合いのプラットフォームと呼ばれる
 そのような状態もあるものだよ。」

『……。(そうだろうがっ。)』

「特に移動平均線に傾斜角度がなく平坦に近いほど、
 また、小幅なレンジでボラティリティが小さいほど、
 陰線や陽線が連なりになりにくい性質があるものものさ。」

『……!』

「しかし、移動平均線が明確な上昇や下降を示すときや、
 トレンドラインとチャネルラインが引ける状態のとき、
 たとえば、移動平均線が明確な上昇を示している場合、
 陽線の示現率が高くなるとともに、
 陽線が単独ではなく2本以上の連なりで出現していることが
 はっきり多いとは思わないかい。」

『まぁ、そう言われてみれば確かに…。』

「テクニカル・インジケーターばかりに意識を集中していると
 こんな簡単な優位性にも気づかないことがあるものなのだよ。」

『……。』

「イゴール・トシュチャコフというトレーダーを知っているかい。
 彼は『実戦FXトレーディング』という著書の78ページで
 『相場が現行の方向で現行の動きを続ける確率は、
  相場がすぐに反対方向へ転換する確率よりも高い』と、
 このように語っているのだよ。」

『まぁでも、反転を食らうことも多いように思いますがねぇ。』

「勘違いしてもらっちゃ困るよ。
 必ず現行の方向に進むということではないんだ。
 もちろん反転することもある。
 ただ、確率や傾向としてそう言い得るということだよ。」

『ふむ……。』

「ここからが大切なのだが…、
 この陰線や陽線は単独で出現するよりも、
 2本以上の連なりで出現するほうが多いという性質…、
 特に移動平均線が明確な上昇(下降)を示すときや、
 トレンドラインとチャネルラインが引ける状態のとき、
陽線(陰線)が単独ではなく2本以上の連なりで出現する
 傾向があるということは、1分足でも月足でも
 時間軸にかかわらず全く同様に言い得ることなのだよ。
 しかも、チャートの存在する過去からずーっとこうなのだよ。」

『……?!』

「つまりだ。もしもそうであるならば、
 たとえば、上位の時間軸の移動平均線が上昇していて、
 押しの後に陽線を示現し始めて、
 そして、下位の時間軸の移動平均線も上昇に転じて
 陽線を示現しているような場合、
 買いに優位性があると言えないだろうかということだよ。」

『まぁ、傾向としてはそう言えるのかもしれませんね…。』

「あぁ、もちろんこれだけでは不充分で、エントリーしたとたんに
 価格抵抗のポイントだったなどということもあるから、
 執行にあたっては前回高値抜けなどを観たり、
 また、価格抵抗となるレジスタンスやサポートラインを認識して、
 価格が上げ(下げ)止まる可能性のあるポイントを認識したり、
 などはしなくちゃならないさ。」

『でも、そうは言ってもダマシにあうこともあるのでは?』

「そりゃぁあるよ。あくまでも確率や傾向のことであって、
 トレードは定理の執行などではないのだから…。
 反証となる事例にはたくさん出くわすさ。
 だから、損切りが必須となるのだよ。」

『……。』

「かつてマーク・ダグラス氏がある講演会で
 『成功するためにはルールに従ってコンシスタントにトレードして
  心の底からランダムな結果を受け入れよ、
  ランダムにトレードして継続的な結果を望んではならない。』と
 語っていたと米在住の人から聞いたことがあるが、
 トレードでは絶対性を求めず不確実性も受け入れる必要はある。」

『……!』
 
「ただ、個々のトレードでは負けとなることがあっても、
 優位性がある限り、そして1トレードの平均獲得利益よりも
 平均損失を小さく抑えることを前提とした場合、
 トータルでは勝てるとは思わないだろうか。」

『……!』

「優位性のある方へトレードして、ダマシとなったら損切ることを
 ただ淡々と繰り返すことがトレードなのだよ。」

『でも、優位性があるといってもダマシが気になりますが…。」

「ダマシの軽減についてだね。
 それはまた来週にお話しするとしよう。」


なーんちゃって。

またお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。



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トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。


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