FX 相場の性質とトレードのお話


「ALWAYS 三丁目の夕日'64」という映画が話題ですね。
昭和にタイムスリップしたようで懐かしい感じがしました。
昭和三十九年、私は八歳の少年でした。


●先週の主な出来事

<1月23日(月)>

米WSJ紙が、
「ギリシャの債務交換をめぐる同国政府と民間債権団の交渉が
21日に行き詰ったもよう。」との観測報道をしました。
市場のオープニングではユーロドルが下窓を空けて始まりました。
オセアニア時間はドルストレートが軟調傾向で揉み合いました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
独シュピーゲル紙が、
「モンティ伊首相がESMの融資能力引き上げを望んでいる。
現行計画の2倍の1兆ユーロ程度が望ましいとしている。」
との報道をしました。
一部メディアが、
「クロアチアでEUへの加盟の是非を問う国民投票が実施された。
賛成票が過半数を占めて28番目のEU加盟国となる見通し。」
との報道をしました。
英デーリー・テレグラフ紙が、
「イランがホルムズ海峡の閉鎖を警告する中で、
英国と仏は米国に続き同海峡に艦艇を派遣する。」
との報道をしました。
日経平均は小安く始まった後に一時プラス圏に反発しました。
ダウ先物は下げて始まった後に揉み合いになりました。
豪第4四半期生産者物価指数は予想より弱い+0.3%になりました。
豪ドル売りの反応がみられましたが限定的でした。
東京時間は主要通貨ペアの多くが揉み合いになりました。
ドル円が一時やや反発をみせました。
豪ドルがしだいに反発する展開になりました。
アジアの株式市場は春節で休場でした。
日経平均は前週末比−0.46円で大引けになりました。
独ビルト紙が、
「EU・EC・IMFのトロイカによるギリシャ調査団が、
ギリシャ政権の状態に動揺している。」との観測報道をしました。
ロンドン時間序盤はユーロドルが一時反落の後に急反発しました。
ポンドドルが一時軟調傾向で推移した後に反発しました。
豪ドルやNZドルや加ドルなど資源国通貨が堅調傾向で推移しました。
ドル円は揉み合いの後に反落する展開になりました。
欧州の株式市場は下落して始まった後に反発しました。
ダウ先物や原油先物が反発をみせました。
スペイン中銀が、
「2011年GDPは前年比+0.7%。11年第4四半期GDPは前期比−0.3%、
12年GDPは前年比−1.5%と予測。13年GDPは前年比+0.2%と予測。」
などの見通しを発表しました。
独1年物ゼロクーポン債の入札では、
「目標額最大30億ユーロに対して25.4億ユーロ発行。
利回りが前回より低い0.07%、応札倍率が前回より低い2.2倍。」
などの結果になりました。
独連銀の月報では、
「1-3月期の成長は横ばいの可能性。10-12月期の経済は停滞で、
若干のマイナスの可能性を排除できない。」
などが示されました。
EU外務相理事会でイラン石油の禁輸を正式合意になりました。
伊10年物国債利回りが6.17%に低下しました。
仏財務相が、
「ユーロ圏に安定化の兆候がみえる。
ギリシャを支援することは決定されている。
ギリシャと民間債権団との交渉は合意に達する見込み。」
などの発言をしました。
独の財務省が「ギリシャ債務交渉は進展している。」
との発表をしました。
独連銀総裁が、
「ユーロ圏経済は最近の数ヶ月冷え込んでいるが、
2012年は回復する見込み。」との認識を示しました。
仏中銀総裁が、
「仏経済は昨年第4四半期に停滞したが、
2012年第2四半期からは成長加速の見通し。」
との見解を示しました。
ユーロドルなどドルストレートが上昇しました。
ユーロドルが1.30を回復して、ユーロ円が100円を回復しました。
独財務相が、
「独は金融取引税について第1四半期には明確にしたい。
金融取引税導入は欧州レベルであることが前提。
危機の最悪期を脱したというのは時期尚早。」
などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.56010%に低下しました。
IMFのラガルド専務理事が、
「ユーロ圏は財政リスクの一層の分担が必要。
ECBは一段の金融緩和を行うべき。IMFの融資能力を増強する必要。
欧州はイタリアとスペインのため防火壁拡大が必要。
当局者は危機終息で政治的な意思が必要。」
などの見解を示しました。
ギリシャの財務相が「債務交換を遅れなく完了する用意がある。」
との発言をしました。
NY時間が近づく頃からダウ先物が反落しました。
加景気先行指標指数(12月)は予想より強い+0.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
NY時間序盤はドル円が反発をみせました。
NYダウは小幅安で始まった後に反発して揉み合いました。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
欧消費者信頼感指数速報(1月)は予想より強い−21.0になりました。
市場反応は限定的でした。
ロンドンフィックス前からNYダウが上昇幅を縮小して反落しました。
ドルストレートの上昇が一服になりました。
英FT紙が、
「英仏海軍の艦船が米空母エーブラハム・リンカーンとともに
ホルムズ海峡を通過してペルシャ湾に入った。」と報道しました。
原油先物が上下動しながらも堅調傾向で推移しました。
英・仏・独が、
「イランは国際的な責務を果たすべき。交渉の用意はある。
交渉のテーブルに着かない限り制裁は強化される。」
との共同声明を発表しました。
NY時間後半はNYダウが前週末比マイナス圏へ反落しました。
ドルストレートが反落して揉み合う展開になりました。
ドル円は上下動の揉み合いになりました。
独の首相が、
「財政規律はこれからのユーロにとって重要。
EUは市場の信頼感を取り戻さなければならない。」
との認識を示しました。
英BOEのポーゼン委員が、
「インフレは急速に低下して、2013年にかけてその動きが続く。
政府の緊縮財政策に伴う歳出削減が景気にブレーキをかけている。」
などの見解を示しました。
ギリシャ財務省が、
「財務相会合では債務の持続可能性が議論された。
ユーログループの支援を受けて債務交換協議を継続する。
昨年10月26日の合意の完全な実行を求める。
自主的な債務交換交渉の正式提案期限は2月13日。」
などの発表をしました。
米ホワイトハウスが、
「中国の習近平・国家副主席が米国を訪問して、
2月14日にオバマ大統領と会談する予定。」との発表をしました。
NYダウが終盤にかけて下げ幅を縮小しました。
NY原油(WTI)は上昇して99ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−11.66ドルでこの日の取引を終えました。

<1月24日(火)>

ユーログループ議長が、
「ユーロ圏財務相はギリシャ問題を協議。
見解が収斂しつつあることを歓迎する。
ギリシャの債務交換は民間の自発的であるべき。
公的部門は第2次支援で最大1300億ユーロの拠出が可能になる。
ギリシャと民間関与に関してできるだけ早期の合意を求める。」
などの発言をしました。
格付け会社のS&Pが、
「BNPパリバの見通しをウォッチネガティブをからネガティブへ。
クレディリヨネの格付けをAに引下げる。」
などの発表をしました。
ロイター通信が、
「ユーロ圏財務相はギリシャの債務交換合意を拒絶。
ギリシャ新発債金利を4%未満とすることを要請した。」
との報道をしました。
オセアニア時間はドルストレートがやや反落して揉み合いました。
ドル円は小幅な上下動の揉み合いになりました。
ホワイトハウスが。
「オバマ米大統領は2013会計年度予算案を2月13日に発表する。」
との公表をしました。
豪景気先行指数(11月)は前回より弱い−0.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
EFSFの最高責任者レグリング氏が、
「先日の格下げによる市場の反応は限定的。
EFSFの融資能力は格下げで縮小することはない。
EFSFはESM稼働まで義務を果たすことが可能。」
などの見解を示しました。
レーン欧州委員が、
「新たなESMの合意をまとめた。
我々が平常に戻っていることが示されている。
数日中のギリシャ債務合意に向けさらなる作業が必要。
ギリシャは債務交換合意をまとめるため努力を続けるべき。」
などの見解を示しました。
日経平均は前日比プラス圏で推移しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
EUがイラン中央銀行の資産を凍結する方針を発表しました。
アジアの主要株式市場は春節で休場でした。
一部メディアが「IMFは豪州銀行に対して資本増強を迫る可能性。」
との観測報道をしました。
ダウ先物が軟調傾向の揉み合いになりました。
豪ドルなどドルストレートが反落する展開になりました。
日銀が政策金利を予想とおり0.00〜0.10%に据え置きました。
日銀声明では、
「金融政策の現状維持を全員一致で決定。
日本経済は2012年度前半には穏やかな回復経路に復す見込み。
米国経済にはこのところ一部に底堅い動きみられるが
バランスシート調整圧力が引き続き重し。
新興国・資源国では物価安定と成長の両立に不透明感高い。
物価安定が展望できるまで実質ゼロ金利政策を維持。」
などが示されました。
市場反応は限定的でした。
日銀展望リポートでは、
「2011年の実質GDP見通しの中央値は前年比−0.4%、
2011年のコアCPI見通しの中央値は前年比−0.1%、
2012年度の実質GDP見通しの中央値は前年比+2.0%、
2012年度のコアCPI見通しの中央値は前年比+0.1%。」
などが示されました。
印中銀が政策金利を据え置いて預金準備率を50bp引き下げました。
東京時間後半はドルストレートに反発がみられました。
日経平均は前日比+19.43円で大引けになりました。
日銀総裁の記者会見では、
「欧州ソブリン問題が最大のリスク要因。
欧州資金市場の緊張はやや緩和も全体として不透明感が強い。
ユーロ安と円高による日本経済の与えるマイナスの影響を注視。
景気回復の時期が多少先ずれした可能性。
2012年度以降緩やかな回復経路に復するとのシナリオは維持。
貿易収支赤字が定着するとはみていない。」
などの見解が示されました。
ラガルドIMF専務理事が、
「財政協定の整備が必要。
ファイアウォールはEFSFにESMを加えて改善すべき。
今後2年間で1兆ユーロが必要。IMFは融資財源拡大を望んでいる。」
などの発言をしました。
独製造業PMI速報(1月)は予想より強い50.9、
独サービス業PMI速報(1月)は予想より強い54.5になりました。
欧製造業PMI速報(1月)は予想より強い48.7、
欧サービス業PMI速報(1月)は予想より強い50.5になりました。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で揉み合いになりました。
ロンドン時間序盤はドル円が急上昇しました。
ドルストレートは上下動の揉み合いになりました。
資源国通貨が軟調傾向で推移しました。
ポンドが底堅く推移しました。
独財務相が「財政協定に関する協議で重要な進展がみられた。」
との認識を示しました。
英公共部門ネット負債(12月)は予想より弱い+108億ポンドでした。
英財政赤字がGDP比64.2%の累積で初の1兆ポンドを超過しました。
市場反応は限定的でした。
スペイン短期債の入札では、
「目標上限25億ユーロに対して、25.1億ユーロ発行。
3ヶ月物では平均利回りが前回より低い1.285%、
応札倍率が前回より高い4.32倍。」などと無事に通過しました。
欧鉱工業受注(11月)は予想よりは強い−1.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物や原油先物が軟調傾向で推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.55910%に低下しました。
格付け会社のS&Pが、
「ギリシャに関しては選択的デフォルトになる公算が大きい。」
との見解を発表しました。
NY時間序盤はドル買い優勢で推移しました。
ドル円の上昇がしばらく続きました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
伊のモンティ首相が、
「成長と雇用が今後の中心課題になる。
財務相会合は重要かつ建設的なものだった。」
などの認識を示しました。
加小売売上高(11月)は市場予想より強い+0.3%になりました。
一時、加ドル買いがみられるも限定的でした。
NYダウは前日比マイナス圏で推移しました。
原油先物が軟調に推移しました。
ECBのパラモ専務理事が、
「量的緩和は必要ない。ECBの3年物流動性供給は量的緩和に類似。
ユーロ圏は深刻な景気後退には陥らない。
ユーロ圏は第4四半期にマイナス成長に陥らなかったもよう。
2012年に上向く見通し。」などの見解を示しました。
IMFの世界金融安定報告では、
「2012年の世界経済の成長率予想を3.3%に下方修正。
2013年の世界経済の成長率予測を3.9%に下方修正。
欧州経済は2012年に0.5%のマイナス成長になる見通し。
欧州は銀行のレバレッジ解消を制限する必要。」
などが示されました。
リッチモンド連銀製造業景況指数(1月)は予想より強い+12でした。
NYダウや原油先物が下げ幅を縮小していきました。
深夜12時頃からドルストレートが反発しました。
IMF国際通貨基金が、
「ギリシャの債務協議は2020年までにギリシャの累積債務を
GDP比120%に減少させることができる内容である必要がある。」
との見解を示しました。
米2年債の入札では、最高落札利回りが0.250%、
応札倍率が前回より高い3.75倍になりました。
英BOE総裁が、
「インフレ目標達成へ必要なら量的緩和拡大も検討する。
英景気回復は達成が困難で道程は長く平坦ではない。」
などの見解を示しました。
IMFのラガルド専務理事が、
「独がユーロ共同債に気が進まないのは理解しているが、
欧州には信頼の回復が必要不可欠で共同債はそれを支援する。
独にはIMFの提案に耳を傾けてほしい。」
などの発言をしました。
NY原油(WTI)は98ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−33.07ドルでこの日の取引を終えました。

<1月25日(水)>

米アップルの10-12月期決算では、
「1株あたり利益が市場予想よりかなり強い13.87ドル。
売上高が前年同期比73%増の463.3億ドル。2倍強の増益。」
などの結果になりました。
一時、ダウ先物が急伸しました。
IMFなど11の国際機関の共同提言で、
「欧州債務危機はただちに解決すべき問題。
EFSFの強化とECBによる資金支援の継続が必要。」
などが示されました。
オセアニア時間では主要通貨ペアが揉み合いになりました。
豪Westpac先行指数(11月)は前月より弱い−0.2%になりました。
日通関ベース貿易収支(12月)は予想より弱い−2051億円でした。
年ベースで31年ぶりの貿易赤字でしだが市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比プラス圏で推移しました。
豪第4四半期消費者物価指数は予想より弱い±0.0%になりました。
豪CPIのトリム平均値と加重中央値では予想を上回りました。
豪ドルが下落した後に反発する展開になりました。
東京時間序盤はドル円やクロス円が堅調傾向で推移しました。
豪ドルが堅調に推移しました。
上海株式市場は休場でしたが韓国株式市場は堅調に始まりました。
ダウ先物は当日高値圏で揉み合いになりました。
オバマ米大統領の一般教書演説では、
「富裕層が米経済において公正な負担を分かち合う必要。
富裕層に30%以上の所得税を求める。
国内の労働市場改善のために、海外所得の最低税率設定を求める。
すべての人が繁栄できる経済を回復する必要。
米国はルールに従う金融システム持つにふさわしい。
雇用創出に向けエネルギー生産と製造業への投資を増やす必要。」
などが示されました。
韓国株式市場が上昇幅を縮小していきました。
東京時間午後は主要通貨ペアがやや反落後に揉み合いました。
日経平均は前日比+98.36円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はユーロが上下動の神経質な展開になりました。
ポンドが指標発表を控えて軟調傾向で推移しました。
ドル円は堅調傾向での揉み合いになりました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
独IFO景気動向指数(1月)は予想より強い18.3になりました。
独IFO現況指数(1月)は市場予想より弱い116.3になりました。
IFOのアベルガー氏が、
「現状ではリセッション想定していない。
ユーロ安が独経済をやや支援している。
輸出と建設セクターが景況感が良好。」
などの見解を示しました。
市場反応は限定的でした。
ハンガリー国家経済省が、
「ハンガリーはIMFから150〜200億ユーロ規模の
金融支援パッケージが必要となる可能性がある。」
との発表をしました。
ダウ先物が軟調に推移しました。
しだいにドル買いが優勢の展開になりました。
ドル円が78円台を回復して、ドルストレートが軟調になりました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏に反落しました。
原油先物が軟調傾向で推移しました。
英第4四半期GDP速報は予想より弱い−0.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
英BOE議事録では、
「全会一致で金利の据え置きを決定。
全会一致で資産購入規模の据え置きを決定。
一部の委員がさらなる資産買い入れの可能性があると指摘。」
などが示されました。
英住宅ローン承認件数(12月)は前月より強い3万6171件でした。
ポンドに買戻しの動きがみられました。
英財務相が、
「GDPの数字は失望させるものだったが、
ユーロ圏の危機によるもので想定された範囲。」
との見解を示しました。
ECBが期間7日のドル供給オペで79.29億ドルを供給しました。
独30年債の入札では、
「目標30億ユーロに対して応札額が50.4億ユーロ。
平均利回りが前回より低い2.62%、
応札倍率は前回より高い2.1倍。」と好調でした。
一部メディアが、関係者の話として、
「ECBは保有するギリシャ債の減免受に引き続き反対している。」
との観測報道をしました。
ユーロドルの下落がしばらく続きました。
ドル円にも反落がみられ、主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
英首相が議会で、
「英国は極めて困難な時期にある。
第4四半期GDP成長が低下したことに関しては、
食料やエネルギー価格上昇やユーロ圏危機や財政問題などの影響。」
などの見解を示しました。
反発していたポンドドルに反落の動きがみられました。
EU欧州連合が、
「ギリシャ債務交換協議は近々合意の見込み。
1月中の合意が望ましい。協議は大いに進展している。」
との発表をしました。
ギリシャ政府報道官が、
「IIFのダラーラ専務理事は26日にアテネに戻る。
今週中の債務交換交渉の完結を目指す。」
との発表をしました。
NY時間が始まる頃にユーロドルの下落が一服しました。
ブルームバーグが、
「欧州首脳は救済基金の上限引き上げるかどうか3月に決定する。」
との観測報道をしました。
加住宅価格指数(11月)は予想より弱い前年比+7.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
NYダウは前日比マイナス圏で始まりました。
NY時間序盤はドル買い動意がやや優勢の展開になりました。
ドル円が反発をみせて、ドルストレートが反落しました。
米中古住宅販売保留(12月 成約)は予想より弱い−3.5%、
米住宅価格指数(11月)は予想より強い+1.0%になりました。
市場反応は限定的でした。
IMFのG20向けの提言では、
「ECBは金融機関や債務問題の対処にバランスシートを拡大すべき。
G20各国はEUの安定化基金の拡大に寄与すべき。
金融政策は緩和状態を保つべき。」などが示されました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が356万バレルの増加でした。
原油先物が軟調に推移しました。
米5年債の入札では、
「最高落札利回りが0.899%、応札倍率が前回より高い3.17倍。」
との結果になりました。
米FOMCではFF金利が予想とおり0.00-0.25%に据え置かれました。
FOMC声明では、
「低金利は少なくとも2014年末まで正当化すると予測。
極めて緩和的な金融政策の運営姿勢を維持すると予測。
経済状況は資源活用と中期的なインフレ見通し。
オペレーションツイストを計画通り維持。
MBSと政府機関債の償還資金の再投資を維持。
米国債の償還資金の米国債の再投資を維持。
保有証券の規模と構成を定期的に再検討し調整。
投票メンバー10人のうち賛成9人、反対1人。
反対はリッチモンド連銀総裁。金利見通し削除を支持。
世界的な景気減速でも緩やかに景気拡大。
労働市場の状況は全般的に穏やかに改善。
インフレはここ数ヶ月間抑制されている。
国際金融市場の緊張が引き続き著しい下振れリスク。」
などが示されました。
ドル売り動意になりました。
ドルストレートが反発して、ドル円が下落しました。
NYダウや原油先物が反発上昇しました。
深夜3時頃から一時ドル買戻しの動きがみられました。
FOMCのゼロ金利解除予測の見通し公表では、
「12年3人、13年3人。14年5人、15年4人、16年2人。」
などになりました。
FOMCの政策金利予測では、
「12年末では、0〜0・25%14人、0・50%1人、1.00%2人。
13年末では、0〜0・25%11人、0.50%1人、0.75%2人、
1.0%1人、1.75%1人、2%1人。
14年末では、0〜0・25%6人、0.50%2人、0.75%1人、
1.0%2人、1.5%1人、2%1人、2.5%3人、2.75%1人。」
などになりました。
FOMCの金利の長期的見通しでは、
「3.75%が1人、4.0%が7人、4.25%が3人、4.5%が6人。」
などになりました。
FOMC経済見通しでは、
「実質GDPで12年を2.2〜2.7%増に下方修正、
同13年を2.8〜3.2%増に下方修正。
失業率で12年を8.2〜8.5%に修正、同13年を7.4〜8.1%に修正。
PCEインフレ率では12年が1.4〜1.8%、コアが1.5〜1.8%、
同13年が1.4〜2.0%、コアが1.5〜2.0%。」などが示されました。
バーナンキFRB議長の記者会見では、
「インフレ目標の導入を決定。失業率目標は見送り。
PCE物価指数の年間上昇率2%が目標に最も一致と判断。
インフレ目標と最大雇用評価から逸脱しないよう目指す。
長期的なインフレ率は主に金融政策により決まる。
固定的な雇用目標を特定するのは適切でない。
幅広い指標考慮で最大雇用水準を評価。
非常に緩和的な金融政策は2つ責務に合致。
金融政策の方向に関する透明性はFRBの目標。
最近の経済指標は雇用市場の改善示唆。
多くの要因がインフレを低水準に抑制。
欧州から逆風。必要なら更なる施策の用意がある。
債券追加購入のオプションはまだ存在する。
現時点で米経済がより力強い段階にあるとは断言できない。
経済は多少力強さ増したが低金利は依然有効。
2014年までの低金利維持は2015年より前には
資産売却をしないことを示唆。」などが示されました。
金価格が1700ドルを回復しました。
NY原油(WTI)は99ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+83.10ドルでこの日の取引を終えました。

<1月26日(木)>

RBNZが政策金利を市場予想とおり2.50%に据え置きました。
NZドル買い反応がみられましたが限定的でした。
RBNZ声明では、
「金利維持が賢明。NZドル高が輸出を阻害。
欧州危機がNZの資金調達コストを上昇させている。
インフレは抑制。個人消費と住宅市場の回復は限定的。」
などが示されました。
世界銀行が、
「ユーロ圏債務危機の影響を強く受けている東欧と中央アジア諸国
向け融資を2012-2013年に270億ドルに拡充する方針。」
との発表をしました。
一部メディアが、
「IMFはギリシャ債務減免交渉でECBに具体的役割を求めてない。」
と報じました。
読売新聞が、
「EUと中国との首脳会議が2月中旬に北京で実施される予定。
首脳会議にはファンロンパイEU大統領やバローゾ欧州委員長、
温中国首相らが出席する見通し。」
との観測報道をしました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
日企業向けサービス価格指数(12月)は予想より強い+0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日終値を挟んで揉み合いの後に反落しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが小幅な揉み合になりました。
韓国株式市場は前日比プラス圏で上下動の揉み合いなりました。
中国上海株式市場は休場でした。
ダウ先物はやや反落して揉み合いになりました。
英ガーディアン紙が、
「独のメルケル首相は欧州債務危機に関して、
欧州当局は財政緊縮策と過去例のない救済策を打ち出したが、
芳しい状況となっていないことを認めた。」
との報道をしました。
ロシア中銀のウリュカエフ筆頭副総裁が、
「豪ドル資産の購入を2月初めから始める可能性がある。」
との発言をしました。
東京時間の終盤にかけてややドル売り動意が優勢になりました。
豪ドル米ドルなどが緩やかに上昇しました。
ドル円が軟調になりました。
日経平均は3日ぶりに反落して前日比−34.22円で大引けました。
原油先物がしばらく堅調傾向で推移しました。
オセアニア通貨がしばらく堅調傾向で推移しました。
独GFK消費者信頼感調査(2月)は予想より強い5.9になりました。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが上下動の揉み合いました。
独政府が、
「独・仏・伊の首脳が1月30日のEU首脳会合直前に会談を行う。」
との発表をしました。
EU大統領が、
「安定化を強化するための努力を継続。
成長促進のために有効な措置が必要。
EU首脳会議では若年層の失業問題も焦点。
EU首脳会議では安定化条項で正式合意。EMS条項に署名も。」
などの発言をしました。
伊債券の入札では、
「ゼロクーポン債が目標とおり45億ユーロ発行されて、
利回りは3.763%と2011年8月以来の低水準。
インフレ連動債の発行は5億ユーロ。」などの結果になりました。
午後6時半からドルストレートが急伸してドル円が下落しました。
ダウ先物や欧州株式市場や原油先物が堅調傾向で推移しました。
ユーロ円が102円台を回復しました。
独の政府高官が、
「第2次ギリシャ支援に関するトロイカ調査団の報告が
30日のEU首脳会議には間に合わない見通し。
EU首脳会議ではギリシャ関連は議題に上らない見込み。」
などの発表をしました。
午後7時頃からドル買戻しの動きがみられました。
ハンガリー債の入札では落札利回りが前回より低下しました。
伊10年債利回りが6%を割り込み低下しました。
ポルトガル10年債利回りが15%近くに上昇しました。
欧州委員会が、
「ECB保有のギリシャ債損失に関してトロイカでの協議はない。」
との発表をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.55310%に低下しました。
スペインの首相が「スペインは予算安定化法案をあす可決の予定。」
との発言をしました。
独の首相が、
「スペインの財政赤字削減の進展を賞賛する。
われわれは成功かつ安定したユーロを望んでいる。」
などの発言をしました。
NY時間序盤は再びドル売りがやや優勢の展開になりました。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
米耐久財受注(12月)は予想より強い+3.0%、
米新規失業保険申請件数は予想より弱い37.7万件になりました。
市場反応は限定的でした。
NYダウは前日比プラス圏で推移しました。
米景気先行指標総合指数(12月)は予想より弱い+0.4%、
米新築住宅販売件数(12月)は予想より弱い30.7万件になりました。
ユーログループ議長が、
「ギリシャ救済に関して独に全てをお願いすることはできない。
欧州は成長戦略が欠乏している。
悪影響のないデフォルトなどはない。」
などの発言をしました。
深夜12過ぎからNYダウが上昇幅を縮小していきました。
ドルストレートが反落する展開になりました。
ロンドンフィックス頃からドル円が反発をみせて揉み合いました。
欧州清算決済機関LCHクリアネットが、
「アイルランド10年債を取引する際の証拠金率を
現行の45%から35%に引き下げる。」との発表をしました。
米7年債の入札では、最高落札利回りが1.359%、
応札倍率が前回より高い2.73倍になりました。
下院予算委員会が、
「2月2日にバーナンキFRB議長が下院で議会証言を行う。」
との発表をしました。
米国防総省が新国防戦略の指針として、2013会計年度から
5年間で約2600億ドルの国防予算削減をすると表明しました。
ギリシャ政府筋が、
「民間債権団との債務交換協議は明日も継続協議となった。」
と発表しました。
NY時間後半はNYダウや原油先物が軟調になりました。
米10年債利回りが1.93%あたりに低下しました。
NY原油(WTI)は99ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−22.33ドルでこの日の取引を終えました。

<1月27日(金)>

NZ貿易収支(12月)は予想より強い+3.38億NZドルになりました。
NZドル買い反応がみられました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
日全国消費者物価指数コア(12月)は予想とおりの−0.1%でした。
日小売業販売額(12月)は前年比+2.5%になりました。
市場反応は限定的でした。
日銀議事要旨では、
「欧州ソブリン問題深刻化で市場の動揺が強まることを懸念。
市場の安定に全力をあげる構えが必要。
市場の緊張状態が長期間続く可能性が高い。
日本の政府の債務残高の大きさを意識する向きに注意が必要。」
などが示されました。
英FT紙が、
「13日にS&Pがポルトガル国債をジャンクに格下げしたことで、
多くの投資家はこれを機にギリシャだけでなくポルトガルも
デフォルトが不可避と思うようになった。」
との観測報道をしました。
NZ中銀総裁が、
「欧州危機の拡大はアジア成長の鈍化を意味する。
ギリシャはユーロ圏で最もデフォルトの公算が大きい。
向こう1年間の利上げを予想していない。」
などの見解を示しました。
NZドルに反落の動きがみられました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが軟調になりました。
日財務相が、
「貿易赤字が長期的傾向か単年度の動きかは判断できない。
貿易収支で黒字が出せる体質になってもらうことが重要。」
などの認識を示しました。
仲値過ぎあたりから主要通貨ペアに一時反発の動きがみられました。
日経平均は前日終値を挟んでの揉み合った後に一時反発しました。
アジアの株式市場は前日終値を挟んでの上下動になりました。
中国上海株式市場は春節で休場でした。
日の首相が、
「欧州債務問題による海外経済の下振れや
円高による国内産業空洞化などに引き続き充分注意したい。
日銀にはデフレ克服に向け適切かつ果断な政策運営を期待。」
などの発言をしました。
リッチモンド連銀総裁(本年度FOMCの投票権を有す)は、
「2014年終盤までの異例の低金利は必要ない。
14年以前に金利上昇は必要となる可能性が高い。」
との見解を示しました。
午後1時過ぎにドル円が急落して一時77円を割り込みました。
クロス円が軟調に推移しました。
東京時間後半はドルストレートが小幅な揉み合いになりました。
東京時間後半は日経平均が反落しました。
ダウ先物はやや軟調傾向で推移しました。
日経平均は前日比−8.25円の8841.22円で週取引を終えました。
仏フィガロ紙が、ユーログループ議長の見解として、
「ギリシャのデフォルトはどんな犠牲を払っても回避が必要。
ギリシャはIMFの支援を危険にさらさないようすべき。
ギリシャがデフォルトすれば感染につながる恐れ。」と報じました。
独輸入物価指数(12月)は市場予想とおりの+0.3%になりました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが一時反落しました。
その後、ダウ先物が反発をみせました。
ドルストレートが反発して揉み合いになりました。
資源国通貨が堅調傾向で推移しました。
ドル円はやや反発をみせた後に再び反落して揉み合いました。
EUのアルムニア委員が、
「EUは債務危機から脱出する過程にある。
EU条約は今後数日から数週間で合意の見込み。」
との発言をしました。
スイスKOF先行指数(1月)は予想より弱い−0.17になりました。
スイスフラン売り反応がみられました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
ポルトガル10年国債利回りが15.41%と最高水準に上昇しました。
スペイン第4四半期失業率が22.9%と15年ぶり高水準になりました。
債務協議への期待からかギリシャ銀行株指数が15%上昇しました。
ECBのパラモ専務理事が、
「ECBは金利が最低水準であるとは言っていない。
金利は物価安定に必要であれば上げも下げもある。
投資家の心理は最近数ヶ月で改善してきている。
当局はポジティブセンチメントが逆行すること阻止する。」
などの発言をしました。
ユーロドルが上下動の神経質な相場展開になりました。
独銀のCEOが、
「ギリシャ債務交換に関するIIF提案では民間損失は約70%相当。」
との発言をしました。
独の財務相が、
「ギリシャのデフォルトを想定していない。
ギリシャの将来は改革の進展しだい。」などの認識を示しました。
レーン欧州委員が、
「ギリシャ債務協議は合意間近。週末には合意の見込み。」
との発言をしました。
伊短期国債の入札では、
「6ヶ月物の発行が80億ユーロ。応札倍率1.346倍。
利回りが11年5月以来の低水準の1.969%。」など好調でした。
一時、欧州株式市場が反発しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.55110%に低下しました。
ユーロドルなどドルストレートが堅調傾向での推移になりました。
ガイトナー米財務長官が、
「米国の成長見通しへの脅威はイランとユーロ圏。
米国は金融危機の試練に直面。修復には一定の時間を要する。
欧州は強く信頼できる防火壁が必要。」などの認識を示しました。
仏の財務相が「ギリシャ債務減免協議の29日までの合意を確信。」
との発言をしました。
午後8時頃から欧州株式市場に反落の動きがみられました。
ユーロやポンドが上昇後にやや反落しました。
米第4四半期GDP速報は予想より弱い+2.8%、
米第4四半期個人消費速報は予想より弱い+2.0%、
米第4四半期PCEコア・デフレータ速報は予想より強い+1.1%、
米第4四半期GDP価格指数速報は予想より弱い+0.4%になりました。
リスク回避の動意になり主要通貨ペアが反落する展開になりました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
トロイカ報告書では、
「ギリシャはGDPの1%程度の追加歳出削減が必要。
ギリシャは前回の協議で合意した改革を実施する必要。」
などが示されました。
ドラギECB総裁がダボス会議で、
「危機の主因は規制の深刻な欠陥にある。
欧州諸国は必要とされる財政改革の実行をしなくてはならない。
債券利回格差は行き過ぎが見られる。」などの見解を示しました。
その後、午後11時頃からドルストレートが反発しました。
NYダウは下落して始まり揉み合いなにりました。
ミシガン大学消費者信頼感指数確報(1月)予想より強い75でした。
深夜12時からは再びドルストレートが反落しました。
上下動の神経質な相場展開になりました。
ドル円は軟調傾向が続きました。
NY連銀のダドリー総裁が、
「インフレ率は一段と低下する可能性。経済のたるみは相当大きい。
今年上期は昨年第4四半期の成長ペースを持続できない。
米国の消費者は慎重な姿勢。失業率はしばらく高い水準に留まる。」
などの見解を示しました。
ロンドンフィックス頃からユーロドルが再上昇しました。
ドルストレートが上下動の激しい展開になりました。
リッチモンド連銀総裁が、
「経済状況は異例に低水準のFF金利を長期に正当化はしない。
景気拡大は穏やかであっても継続する。
政策金利引き上げ14年末までに必要になる見込み。
政策決定の声明でなく経済見通しで述べる方が適切。」
などの見解を示しました。
英BOEのマイルズ委員が、
「より急速にインフレは低下すると確信。
英経済には多くの余剰生産能力が存在。
この先はさらにそれが拡大する可能性がある。」
などの認識を示しました。
格付け会社のフィッチが、
「伊、スペイン、ベルギー、スロベニア、キプロス、5ヶ国の
ソブリン債格付けを引き下げる。アイルランドは据え置き。」
との発表をしました。
深夜2時半頃に一時ユーロが反落しました。
ギリシャ政府筋が、
「債務交換協議では日曜日の夕方までに民間債権団と合意を目指す。
第2次支援の実行の後は資金不足でもEUから支援はない可能性。
しかし方法はある。」などの発表をしました。
その後、ユーロドルが再び反発上昇しました。
一部メディアが、欧州筋の情報として、
「独はギリシャの財政政策に対してより厳しい外部監督を要請。」
との観測報道をしました。
米WSJ紙が「フェイスブックが来週中にIPOの申請を行う見通し。」
との観測報道をしました。
NY時間後半はNYダウが下落幅を縮小していきました。
ドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ドル円の軟調傾向が続きました。
金の価格が1737ドルあたりまで上昇しました。
NY原油(WTI)は99ドル台半ばで引けました。
NYダウは前日比−74.17ドルの12660.46ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<1月30日(月)>

※NZがオークランド建州記念日です。

午前9時01分に英ホームトラック住宅調査(1月)、
午後7時に欧業況判断指数(1月)、欧消費者信頼感確報(1月)、
夜10時半に米PCEデフレータ(12月)、米PCEコア・デフレータ(12月)
夜11からEU首脳会議、
同夜10時半に欧個人支出(12月)、米個人所得(12月)、
深夜12時半に米ダラス連銀製造業活動(1月)、
などが予定されています。
米の指標には注目です。
また、発表時間が未定(通常はNY時間前半)ですが、
独消費者物価指数速報(1月)の発表が予定されています。

<1月31日(火)>

朝6時45分にNZ住宅建設許可(12月)、
朝8時半に日失業率(12月)、日全世帯家計調査消費支出(12月)、
朝8時50分に日鉱工業生産速報(12月)、
午前9時01分に英GFK消費者信頼感調査(1月)、
午後2時に日住宅着工戸数(12月)、日建設工事受注(12月)、
午後5時55分に独失業者数(1月)、独失業率(1月)、
午後6時半に英消費者信用残高(12月)、英住宅ローン承認件数(12月)
午後7時に欧失業率(12月)、
夜10時半に加GDP(11月)、加鉱工業製品価格指数(12月)、
夜11時に米S&Pケースシラー住宅価格(11月)、
夜11時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(1月)、
深夜12時に米消費者信頼感指数(1月)、
などが予定されています。
NZ・独・加・米の指標には注目です。

<2月1日(水)>

午前9時半に豪第4四半期住宅価格指数、
午前10時に中国製造業PMI(1月)、
午前11時半に中国HSBC製造業PMI確報(1月)、
午後4時に英ネーションワイド住宅価格(1月)、
午後5時15分にスイス実質小売売上高(12月)、
午後5時半にスイス製造業PMI(1月)、
午後5時53分に独製造業PMI確報(1月)、
午後5時58分に欧製造業PMI確報(1月)、
午後6時半に英製造業PMI(1月)、
午後7時に欧消費者物価指数速報(1月)、
夜10時15分に米ADP雇用統計(1月)、
深夜12時に米ISM製造業景況指数(1月)、米建設支出(12月)、
などが予定されています。
豪・中国・(スイス)・英・欧・米の指標には注目です。

<2月2日(木)>

午前9時半に豪住宅建設許可件数(12月)、豪貿易収支(12月)、
午後4時にスイス貿易収支(12月)、
午後6時半に英建設業PMI(1月)、
午後7時に欧生産者物価指数(12月)、
夜9時半に米チャレンジャー人員削減数(1月)、
夜10時半に米第4四半期非農業部門労働生産性、
同夜10時半に米第4四半期単位労働費用、米新規失業保険申請件数、
などが予定されています。
豪・(欧)・米の指標には注目です。
また、NY時間にバーナンキFRB議長による
米下院での議会証言が予定されていて注目されます。

<2月3日(金)>

午前10時に中国非製造業PMI(1月)、
午前11時半に中国HSBCサービス業PMI(1月)、
午後5時53分に独サービス業PMI確報(1月)、
午後5時58分に欧サービス業PMI確報(1月)、
午後6時半に英サービス業PMI(1月)、
午後7時に欧小売売上高(12月)、
夜9時に加雇用ネット変化率(1月)、加失業率(1月)、
夜10時半に米非農業部門雇用者数変化(1月)、米失業率(1月)、
同夜10時半に米民間部門雇用者数変化(1月)、
同夜10時半に米製造業雇用者数変化(1月)、
深夜12時に米ISM非製造業景況指数(1月)、米製造業受注(12月)、
などが予定されています。
(英)・(欧)・加・米の指標には注目です。


<先週のユーロドルのサマリー>

先週のユーロドルは、23日の週明けまでにギリシャ債務減免協議が
合意に至らなかったことで下窓を空けて始まりました。東京時間の
揉み合いを経て、ロンドン時間に独ビルト紙が「トロイカによる
ギリシャ調査団がギリシャ政権の状態に動揺している。」との観測
報道に一時押しがみられましたが、独債の入札が好調であったこと
や、仏財務相の「ユーロ圏に安定化の兆候がみえる。ギリシャを支
援することは決定されている。ギリシャと民間債権団との交渉は合
意に達する見込み。」との発言や、独の財務省の「ギリシャ債務交
渉は進展している。」との発表などがあり、ユーロドルがNY時間の
序盤にかけて急伸する展開になりました。NY時間後半ではNYダウが
上昇幅を縮小して反落したことや、ギリシャ財務省が「財務相会合
では債務の持続可能性が議論された。債務交換協議を継続する。自
主的な債務交換交渉の提案期限は2月13日。」として合意が難渋し
ていることが伝わったこともあってユーロドルは反落して揉み合い
になりました。

24日はユーログループ議長の「ユーロ圏財務相はギリシャ問題を協
議。見解が収斂しつつあることを歓迎。」との発言もありユーロド
ルの反落が一服となりオセアニア時間では小幅な揉み合いになりま
したが、S&Pの「BNPパリバの見通しをネガティブにする。」との
発表や、ロイター通信の「ユーロ圏財務相はギリシャの債務交換の
合意を拒絶。」との報道などがあり、東京時間前半では軟調推移に
なりました。その後、印中銀が預金準備率を50bp引き下げこともあ
って、東京時間後半にリスク選好の動きにユーロドルが一時反発す
る展開になりました。ロンドン時間序盤ではスペイン短期債の入札
が無事に通過したものの、のS&Pの「ギリシャに関しては選択的な
デフォルトになる公算が大きい。」との発表もあり、欧州株式市場
やダウ先物の軟調を背景にユーロドルは軟調傾向の揉み合いになり
ました。その後、NY時間後半はIMFのラガルド専務理事の「独がユー
ロ共同債に気が進まないのは理解しているが、欧州には信頼の回復
が必要不可欠で共同債はそれを支援する。独にはIMFの提案に耳を
傾けてほしい。」などの提言もあり、NYダウが下げ幅を縮小したこ
とも背景にユーロドルが反発をみせる展開になりました。

25日は、前日のNYクローズ後に発表された米アップルの第4四半期
決算が強い結果となったことでダウ先物が一時急伸して、オセアニ
ア時間ではリスク選好動意にユーロドルは堅調傾向の揉み合いにな
りましたが小幅な動きになって、東京時間も小幅な揉み合いが続き
ました。ロンドン時間序盤では神経質な上下動の揉み合いを経て、
独IFO景気動向指数は予想より強い18.3になりましたが現況指数が
弱く、またハンガリー経済省が「ハンガリーはIMFから150〜200億
ユーロ規模の金融支援パッケージが必要となる可能性がある。」と
の発表もあって、ダウ先物や欧州株式市場の反落を背景に、NY時間
前半までユーロドルは軟調推移になりました。その後、EU欧州連合
による「ギリシャ債務交換協議は近々合意の見込み。」との発表も
あって反落が一服となった後に米FOMCが発表されました。FOMCでは
新たな開示方法が採られましたが、新たな追加緩和策は示されなか
ったものの、市場予想より長期間の緩和姿勢が示される結果になり、
ドル売り動意になって、ユーロドルが急伸する展開になりました。

26日は、オセアニア時間と東京時間での小幅な揉み合いを経て、
ロンドン時間序盤に神経質な上下動の後に伊国債の入札で利回りが
低下して無事に通過したことを契機としたか、ダウ先物や欧州株式
市場や原油先物の堅調を背景に、ユーロドルが上昇する展開になり
ました。その後、独の政府高官の「第2次ギリシャ支援に関する
トロイカ調査団の報告がEU首脳会議には間に合わない見通し。」
との発表や、伊10年債利回りが6%を割り込み低下するも、ポルト
ガル10年債利回りが15%近くに上昇するなど、ユーロドルは揺れる
展開になって、NY時間の深夜12時過ぎからのNYダウの上げ幅縮小の
動きにリスク選好度が低下したとともに、またユーログループ議長
が「欧州は成長戦略が欠乏している。悪影響のないデフォルトなど
はない。」などの発言やギリシャの民間債権団との債務交換協議の
合意が難渋していることが報じられたこともあって、ユーロドルは
ロンドンフィックス頃から下落する展開になりました。

週末27日は、オセアニア時間と東京時間のやや神経質な上下動の揉
み合いを経た後に、独財務相の「ギリシャのデフォルトを想定して
いない。」との発言や、レーン欧州委員の「ギリシャ債務協議は合
意が間近。週末には合意の見込み。」との発言や、仏財務相の「ギ
リシャ債務減免協議の29日までの合意を確信。」との発言などがあ
ったこととともに、伊の短期国債の入札で利回りが11年5月以来の
低水準の1.969%になったこともあり、ロンドン時間序盤はユーロ
が反発上昇する展開になりました。その後、米重要経済指標の発表
を控えての調整の動きもあったか、欧州株式市場の反落を契機に
ユーロドルがやや反落して揉み合う展開になりました。そして米第
4四半期GDP速報や同個人消費などが発表されて、市場予想より弱い
結果であったことで、いったんリスク回避動意にユーロドルは下落
しましたが、午後11時頃から反発して、深夜12時頃に再び反落する
もロンドンフィックス頃から再び反発に転じて、ユーロドルはNYダ
ウの軟調にもかかわらず上昇する展開になりました。その後、格付
け会社のフィッチの「「伊、スペイン、ベルギー、スロベニア、
キプロス、5ヶ国のソブリン債格付けを引き下げる。」との発表に
一時反落するも、ギリシャ政府筋が「債務交換協議では日曜日の夕
方までに民間債権団と合意を目指す。」との発表があったことや、
NYダウがNY時間後半から下落幅を縮小していったことも背景に、
ユーロドルは堅調傾向で週の取引を終えました。


<今週の注目点>

先週、米WSJ紙の「日本は長期の円高により債権国から債務国へと
転落する可能性。」との観測報道があり、欧米のヘッジファンドな
どが日貿易収支の赤字観測も背景に円売りを仕掛けて、そして発表
された日貿易収支がファンド勢の思惑とおり31年ぶりの赤字に転落
したことで、24日のロンドン時間から25日のNY時間の序盤にかけて
ドル円が1円30銭ほどの上昇になりました。しかし、その後の25日
深夜の米FOMCで金融緩和政策が市場予想より長期化することが示さ
れたことで、一転してドル円が週末27日まで下落するボラタイルな
展開になりました。

米ドルについては、先週はFOMCとともに米第4四半期GDP速報の発表
と、2つの大きなイベントがありました。FOMCでは今回から新たな
開示の方法が採られ、「毎年数名のMOMCメンバーが交代するのに何
年も先の予想は意味が希薄になるのではないか。」との意見や「も
しも、状況の変化でメンバーによる長期予測が将来において外れる
ことになった場合にFOMCの予測への信認が低下することになるので
はないか。」など、いろいろ意見はありながら、ともあれ、追加緩
和策は保留になるも、長期的なインフレの目標を2%とすることと、
緩和策が市場予想より長期になることが示されることになり、時間
軸として市場にインパクトのある結果になりました。

米第4四半期GDP速報では前期比で2.8%の増加とはなりましたが、
米第4四半期個人消費が2.0%と伸び悩みが見られ、ともに市場予想
を下回る結果となってリスク回避の動意になりました。ただNYダウ
の動きやドルストレートでのドル買い動意などを見ますと、それほど
強い回避動意までにはならなかったようで、ドルインデックスも79
を割り込み下落して、先週はドル売り優勢の展開になりました。

さて、月末と月初となる今週も、2月1日のADP雇用統計とISM製造
業景況指数に、週末3日の米雇用統計とISM非製造業総合景況指数
などの経済指標や、2日NY時間のバーナンキFRB議長による米下院
での議会証言などの注目材料がありますが、また、チャートとして
も注目ポイントに差し掛かり相場動向が注目されます。

ドル円では、11年11月18日にかけての下落と、昨年末から年始にか
けての下落、およびその後の数度の下値トライの下落を阻み抵抗と
なった76円70〜55のサポート・ゾーンに差し掛かっていて、下抜け
れば再び75円台を目指す可能性がありますが、ここを下抜けられな
ければ、日足レベルでのレンジ相場となって、77〜78円台を目指す
可能性がある注目ポイントに到達していて、

また、ユーロドルでも11年10月3日と11月25日の価格抵抗となった
1.32アラウンドに差し掛かり、またこのあたりが11年10月27日〜
12年1月16日にかけての下落のフィボナッチ38.2%戻しの1.3230〜
40の水準にも近接していて、そして、豪ドル米ドルでも1.0730アラ
ウンドのレジスタンスがもう少しのところに迫っていて、

ドル円とユーロドルと豪ドル米ドルなどが「抜けるか反転するか」
のチャート・ポイントに差し掛かっていることで、今週はドル売り
がさらに加速するか、あるいはここのところのドル売りが一転して
巻き戻されるのか、米ドルにとっての短期的な節目を迎えることに
なりそうです。

円については、米WSJ紙が「日本は長期の円高により債権国から債務
国へと転落する可能性。」との観測を示し、また27日の日銀議事録
でも「日本政府の債務残高の大きさを意識する向きに注意が必要。」
との見解が示され、東日本大震災の影響が大きくも産業空洞化もあり
日貿易収支が31年ぶりの赤字に転落して、潜在的に円安要因が醸成
されつつあるだけではなく、先週24日のロンドン時間から25日のNY
時間の序盤にかけてドル円が1円30銭ほどの上昇になるなど、欧米
のファンド勢などによる円売りドル買いの試行の動きも見られ、
その後はFOMCで長期緩和が示されたことによるドル売りでドル円は
下落していますが、長期的には円のリスク回避の受け皿としての役
割が徐々に変化していく可能性もありそうです。

ユーロについては、先々週から続いているギリシャの債務交換協議
が難渋していて、この原稿を書いている時点ではいまだに合意の報
を得ていませんが、先週の27日にギリシャ政府筋が「債務交換協議
では日曜日の夕方までに民間債権団と合意を目指す。」との発表を
していることから、今週の市場のオープンまでには合意になってい
る可能性がありそうです。

市場のオープンまでに合意となった場合は、ユーロドルなどが多少
の上窓を空けてのスタートになる可能性がありますが、ギリシャが
民間へ70%もの債務減免を求めていることで、もしも、合意ができ
ずにさらに難渋した場合には下落して始まる可能性もありそうです。
週初、ギリシャの債務交換協議の動向がまずは注目されますが、
先週は「債務交換協議の合意」への先行織り込みも進んでいるとみ
られることから、合意後の上昇のその後の“Sell the fact”での
一旦の事実売りの動きには注意が必要になりそうです。

そして、30日夜11時からブリュッセルでEU首脳会議が行われる予定
ですが、期待の先行織り込みの動きとともに、市場期待を満たさな
かった場合では事後の事実売りの可能性があり、EU首脳会議を巡る
相場動向が注目されます。

また、IMM通貨先物では24日時点でユーロショートが20万枚を超えて
いて、データ上では売り玉に著しく傾斜していますが、先週後半で
のユーロの上昇である程度は売り玉が減少しているものと思われま
す。ポジションの解消で軽くなった後には、ポルトガル10年債利回
りが15%程になっていることから、売り直してくる可能性もあり、
投機筋の次の標的のポルトガルの金利動向が注目されます。

その他、格付け会社の発表はとりあえず一巡した模様ですが、今週
はユーロ圏に関する重要経済指標が少なめながら、30日の独消費者
物価指数速報や、1日の欧消費者物価指数速報などが予定されてい
て注目されるとともに、春節明けとなる中国の株式市場の動向や、
先日、中国経済参考報が「中国人民銀行は今月中に預金準備率を
0.5P引き下げる可能性。」との観測報道をしていることから、中国
当局の動向も注目されます。預金準備率が引き下げられると、それ
ほど大きな動意にならない場合がありますが、リスク選好の動意を
後押しする可能性があります。

経済指標関連では、30日の独消費者物価指数速報、
31日のNZ住宅建設許可と加GDPに米シカゴ購買部協会景気指数と
米消費者信頼感指数、
1日の豪第4四半期住宅価格指数に英製造業PMIと
欧消費者物価指数速報に米ADP雇用統計と米ISM製造業景況指数、
2日の豪住宅建設許可件数と米新規失業保険申請件数、
週末3日の加雇用ネット変化率に加失業率と
米雇用統計に米ISM非製造業景況指数などが注目されます。


さて今回は、相場の性質とトレードのお話です。


難解極まりないように思える相場ですが、
もしも、基本的な性質があるとしたら、

それは、「状態は継続する。」と「状態は変化する。」

ということになるのかもしれません。

これらのまったく相反する状態が相場には混在していて、
トレーダーを幻惑します。

「状態は継続する。」では、

たとえばEUR/AUDの週足などを見てみますと、
2008年の秋頃から2012年の1月末の今なお
(週足レベルでは) 下降トレンドが続いているようで、
その3年以上も続いているトレンドの長さに驚きます。

ただ、その間には1000Pips以上もの反発上昇の時期があり、

「状態は変化する。」ということも織り成しながら、
相場が形成されています。

また、下降トレンドの中にあっても、

ときに長い期間のレンジ相場となって、
上げ下げを繰り返す時期もあるものです。

相場は、驚くほど長いトレンドの状態や、
延々と続く長いレンジの状態など、

「状態は継続する。」性質とともに、

「状態は変化する。」こともを織り成し、
形成されていくもののようです。

まぁ、週足のような長期ではなくて日々の短期トレードでも、

「え〜っ、こんなに下落したのにまだ下げるのかよ。」
「このダラダラした揉み合いは、いつまで続くんだ。」

なんてことは、日常的に経験するもので、

また、

下降トレンドでありながらも突如として上昇して、
短期的に「状態が変化する」ことによって、
下降トレンドで売っていながら負けることもあるものです。

ただ…、

たとえば、下降トレンドがついえていなく、
下降トレンドが継続しているのであれば、

つまり、上げ下げしながらも、

移動平均線が明確に下向きであったり、
下降トレンドラインが引ける状況であれば、

「陰線の出現率が陽線のそれよりも多い」

ということは言えそうで、

もしもそうであるならば、

「移動平均線下降+陰線示現」は「売りに優位」

である可能性がありそうです。

しかしながら…、
そうして売って負けることも少なくなく、(苦笑)

さらに動意の集積のある長期時間軸も含めて検討して、

(長期時間軸にトレンド性がある場合)

「上位時間軸の移動平均線下降+上位時間軸で陰線示現」

に加えて、

「下位時間軸の移動平均線下降+下位時間軸で陰線示現」

となる場合は、さらに売りで勝てる確度が高まりそうです。

『おいおい、もっともらしいことを言うが、
 それでも安値つかみで負けることがあるんだよ!』

ブレーク・アウトとか、
ボリンジャーバンドが上下にパックリ広がる
エクスパンションと呼ばれる状態と、

トレンドラインやチャネルラインが引けたり、
ボリンジャーバンドの上辺と下辺が並行で
右肩下がりになっている「下降順行」の状態とでは、

同じ下落でも相場の性質が異なり、

前者では安値追いができる場合がありますが、

後者の「下降順行」では下降の中にレンジ性も有する状態で、

下降のトレンドラインあたりに「レートが戻るのを待って」
再びレートが下降に回帰し始めたときに売りを仕掛けたりと、

レンジ性も戦略に加えて売りのタイミングを狙う
必要がある場合があるものです。

このほかにも、レジスタンス・サポートの抵抗線の認識も
しなくてはなりませんが、話が複雑になるので割愛いたします。

つまり…、「下降順行」では

(長期時間軸にトレンド性がある場合)

「上位時間軸の移動平均線下降+(戻りを待つ)
 +上位時間軸で陰線示現」

に加えて、

「下位時間軸の移動平均線下降+戻りを待つ
 +下位時間軸で陰線示現」

など、下降トレンドや陰線同調の認識とともに
「戻りを待って、レートが下降に回帰し始めたとき」
などのタイミングを計るとより良い場合があるわけですね。

『小難しくてわかりゃしないよ。』

早い話が、トレンドが明確であれば、
基本的にトレンド方向へのトレードを行う
ほうが勝ちやすいけれども、下降順行の場合では、

戻りや押しを待って、(変化を待って)

「戻ってからの再下降」や「押してからの再上昇」

を狙うほうが安値つかみが少なくなりそう、というわけです。


この「方向認識」および「変化と回帰」の考え方は、
部分的なローソク足にも適用できることが少なくなく、

「戻ってからの再下降」と「押してからの再上昇」は

トレードの1つの呪文にできるものです。

『ふーん。そんなもんかねぇ。でもあんた、話し長いね。』

あれまぁ、ではまた来週。。。




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「使っているチャートはどこのですか?」
というご質問をよくいただきます。

私の使っているチャートは、GFT系のサザインベストメント社の
「DealBook360」というチャートです。

http://www.saza-investment.com/about/dealbook360.html

チャートはトレーダーの大切なツール(道具)になりますが、
描画のノーマルさとフィーリングが気に入っています。




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私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されました。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。



FX 「摩訶不思議」のお話


北海道に本拠地を置く日本ハム・ファイターズの
ダルビッシュ投手がついに大リーグ入りになりますね。
大リーグでの活躍が楽しみです。


●先週の主な出来事

<1月16日(月)>

ユーロドルなどドルストレートが下窓を空けて始まりました。
ドル円が上昇して始まりましたがその後に反落しました。
オセアニア時間では窓明け後に揉み合いになりました。
ロイター通信が、
「S&Pは今回の格下げがEFSFに及ぼす影響の評価作業をしている。
近く見解を発表する見込み。」との観測報道をしました。
日国内企業物価指数(12月)は市場予想より強い+1.3%、
日機械受注(11月)は市場予想より強い+14.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
英ライトムーブ住宅価格(1月)は前回値よりは強い−0.8%でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間前半は主要通貨ペアが軟調傾向の揉み合いになりました。
豪住宅ローン許可件数(11月)は予想より強い+1.4%になりました。
市場反応は限定的でした。
豪ドルが軟調傾向で推移しました。
日経平均は軟調傾向で推移しました。
アジアの株式市場は軟調傾向で推移しました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
豪の首相が、
「政府は欧州情勢を注視している。
EU首脳は信頼できる計画提示する必要。
豪経済のファンダメンタルズは低水準の債務を背景に健全。」
などの見解を示しました。
日銀総裁が、
「日本経済は持ち直しの動き一服
日本経済の先行きは当面横ばい圏内の動き。
国際金融市場は緊張度高い状態続いている。
欧州ソブリン問題が国内波及するリスクに注意が必要。」
などの見解を示しました。
日財務相が「ユーロ安の動きが急であり懸念している。」
との発言をしました。
英財務相が、
「2012年は厳しい年になると予想。
欧州は信頼できる赤字削減計画が必要。
ECBによる最近の流動性措置を歓迎。
投資家が英財政計画を信頼することは可能。
EU危機が英国に課題をもたらすことは疑いない。」
などの発言をしました。
バルニエ欧州委員が、
「欧州金融システムは構造改革が必要。
ユーロ圏の危機は通貨ユーロの危機ではない。」
などの見解を示しました。
米格付け会社のムーディーズが、
「ギリシャ債務減免の拡大は銀行にとって痛手になる。」
との見解を示しました。
日消費者態度指数(12月)は予想より強い38.9になりました。
リプトンIMF筆頭副専務理事が、
「欧州の下降スパイラル回避に大胆な行動が必要。
世界の経済活動ペース弱まっている。」
などの認識を示しました。
日銀地域経済報告では、
「9地域の景気判断は7地域で悪化、2地域で横ばい。」
などが示されました。
東京時間後半は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
日経平均は前週末比−121.66円で大引けになりました。
独卸売物価指数(12月)は前回値より弱い±0.0%になりました。
スイス生産者輸入価格(12月)は前回値より強い−2.3%でした。
市場反応は限定的でした。
日財務副大臣が、定例会見で、
「ユーロの動きは急で一時的かどうか注視するが、
まだアクションを取る段階ではない。」
との見解を示しました。
伊10年債利回りが一時6.79%に上昇しましたが
その後に前週末水準に低下しました。
ポルトガルの2年債や10年債などの国債金利が上昇しました。
欧州の株式市場は前週末終値を挟んでの上下動になりました。
ECBが伊国債とスペイン国債を購入したとの市場観測がありました。
ロンドン時間序盤ではドルストレートが反発しました。
ユーロや豪ドルが反発をみせました。
ドル円は軟調傾向の揉み合いが続きました。
ギリシャのイメリシア紙が、
「ギリシャの当局者らはIMFと債務交換後の新発債の金利など
について協議している。」と報じました。
ムーディーズが仏の格付けの見直しをしていると報じられました。
その後、ポンドなどドルストレートが反落する展開になりました。
EU大統領が伊首相との共同記者会見で、
「財政協定は今月末には同意を得て、3月初旬には署名の見込み。
ESMに関しては遅れることなく規模を評価した上で、
今年7月には開始する予定。」
などの発表をしました。
ドルストレートが再度反発をみせて揉み合いました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.56490%に低下しました。
ローマの独大使館が、
「今週20日に予定されていた伊・独・仏の首脳会談は
来月末に延期された。」と発表しました。
欧州委員会の報道官が、
「欧州は債務危機を解決するために必要なことは実施している。
S&Pは分析において重要な間違いを犯している。
欧州各国は財政緊縮だけではなく更なる改革を推し進めている。」
との欧州委員会の見解を発表しました。
ギリシャ政府の報道官が、
「EUが率いるギリシャ査察団代表が20日にアテネ入りして、
第2次救済策を巡って協議を行う予定。」との発表をしました。
仏短期国債の入札では、
目標上限は87億ユーロに対して85.9億ユーロが発行され、
51週物債券の利回りが前回より低い0.406%になるなど順調でした。
米市場は祝日で休みでした。
NY時間前半はドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ユーロドルは揉み合いになりました。
独政府が「今年は0.75%成長を予想する。」と発表をしました。
欧州の株式市場が終盤にかけて堅調になりました。
深夜3時頃格付け会社のS&Pが欧州のEFSFをAA+に格下げしました。
ユーロドルなどドルストレートに反落の動きがみられました。
ドル円に反発の動きがみられました。
仏経財相が「S&Pの格下げ受けてもEFSFに措置を講じる必要ない。」
との認識を示しました。
NY時間後半はドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
NYダウは米国が祝日で取引はありませんでした。

<1月17日(火)>

オセアニア時間はドルストレートが軟調傾向で推移しました。
一部メディアが、
「日銀は今年2012年度はマイナス成長になり、
回復は来年度前半にずれ込む見込みと発表した。」
と報じました。
FT紙が、16日の安住財務相発言を取り上げて、
「ユーロ市場に介入する日本からのサインかもしれない。」
との観測報道をしました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
FRBのデューク理事が、
「1月末の任期切れ以降も当面職務にとどまる。
情報伝達の難しさはFRBの2大政策目標のうち雇用部分にある。
FRBは金融政策に関する対話の改善を目指している。」
などの発言をしました。
東京時間が近づく頃からドルストレートが反発しました。
日第三次産業活動指数(11月)は予想より弱い−0.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比プラス圏で推移しました。
ダウ先物や原油先物が堅調傾向で推移しました。
新華社が、
「中国の10-12月期のGDP伸び率は前年同期比8.9%
中国の2011年のGDPは前年比9.2%増加。」
との事前報道をしました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが上昇しました。
クロス円が堅調傾向で推移しました。
ドル円は反落しました。
アジアの株式市場が前日比プラス圏で推移しました。
日政府月例経済報告では、
「景気、緩やかに持ち直しの判断維持。輸出入は下方修正。
先行きリスクとして欧州債務危機による金融システムに懸念。」
などが示されました。
中国第4四半期GDPは前年同期比で市場予想より強い+8.9%、
中国鉱工業生産(12月)は市場予想より強い+12.8%、
中国小売売上高(12月)は市場予想より強い+18.1%になりました。
先行織り込みがあったため市場反応は限定的でした。
その後もドルストレートの堅調がしばらく続きました。
日財務相が、
「為替介入の是非については今の為替レートの動きを見極めたい。
EFSF債の信頼が直ちに揺らぐものではない。
EFSF債は安定運用の有効な商品との考えに変わりはない。
ユーロ安が日本の輸出企業に与える影響を懸念。
ユーロ円での介入を含め慎重に注意深く対応していく。」
などの見解を示しました。
中国国家統計局局長が、
「成長の鈍化は政府のマクロ経済政策が一因。
成長鈍化は政府の経済再構築の取り組みにより今後も続く見込み。
2012年も同程度の成長率を維持するのは困難になってきている。
中国経済は再構築の進展に伴いさらに鈍化する可能性。」
などの認識を示しました。
東京時間の後半はドルストレートの上昇が一服になりました。
ドル円の軟調が続きました。
アジアの株式市場は堅調に推移しました。
ダウ先物や原油先物が堅調傾向で推移しました。
日工作機械受注確報(12月)は速報値と同じ+17.4%になりました。
日経平均は前日比+88.04円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はドル売り動意が優勢の展開になりました。
ユーロドルや豪ドル米ドルなどドルストレートが再び上昇しました。
オーストリア中銀総裁が、
「ECBはソブリン債買い入れ以外の選択肢を検討しているが、
現時点では止める状況ではない。
先月に利下げと資金供給オペを拡大したので、
次の段階に入る前に効果を見極める必要。」
などの見解を示しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
FSFのレグリングCEOが、
「アジアや中東の投資家は依然としてEFSF債を購入している。
どの国もユーロ圏から排除されることはないだろう。」
などの認識を示しました。
英消費者物価指数(12月)は市場予想とおりの+4.2%、
英小売物価指数(12月)は市場予想より強い+0.4%、
英DCLG住宅価格(11月)は前回値より弱い−3.3%になりました。
ポンド買い反応がみられました。
ECBへの銀行の預金高が5019億ユーロと過去最高を更新しました。
スペイン短期証券入札では、
「目標上限50億ユーロに対して48.8億ユーロ応札。
12ヶ月物の応札倍率は前回より高い3.5倍、
落札利回りが前回4.05%から2.049%に大きく低下。」
などの結果になりました。
独ZEW景況感調査(1月)は予想よりはかなり強い−21.6、
欧消費者物価指数確報(12月)は予想より弱い+2.7%、
欧ZEW景況感調査(1月)は前回値よりかなり強い−32.5になりました。
ユーロ買い反応になりました。
ユーロドルが一時1.28をつけました。
格付け会社フィッチのエドワード・パーカー氏が、
「ギリシャは支払い不能で債務不履行に陥るだろう。
ギリシャの債務不履行は驚くことではなくまもなく起こること。」
との見解を示しました。
午後7時半頃からドルストレートに反落の動きがみられました。
ドル円が反発上昇しました。
EFSFの6ヶ月物証券入札では、
目標15億ユーロに対して応札額46.6億ユーロと好調でした。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.56230%に低下しました。
キングBOE総裁は議会の公聴会で、
「銀行は配当よりも資本増強に力を入れるべき。」
との認識を示しました。
米シティーグループの第4四半期の決算では、
「収入は11%減益の172億ドル。純利益は12億ドル。
1株利益は市場予想より弱い38セント。」などになりました。
米ウェルズ・ファーゴの第4四半期の決算では、
1株当たり利益が市場予想よりやや強い0.73ドルになりました。
NY連銀製造業景気指数(1月)は予想より強い+13.48になりました。
加国際証券取扱高(11月)は前月より強い149.9億加ドルでした。
市場反応は限定的でした。
NY時間序盤はドル買いが優勢の展開になりました。
ユーロドルなどドルストレートが軟調に推移しました。
スイスの経済相が、
「ユーロスイスは購買力平価で1.35〜1.40フランが適切な水準。」
との見解を示しました。
加BOCが政策金利を1.00%に据え置きました。
加BOC声明では、
「2011年の成長見通しを10月時の2.1%から2.4%に上方修正。
12年は1.9%から2%に上方修正。外的要因で回復力は弱い。
BOCはかなりの金融刺激策を実施している。
好ましい資金調達環境が個人消費と住宅市場を下支えしている。
家計債務の対所得比率がさらに上昇しつつある。
世界経済の不透明感は強まっていて経済状態は劣化している。」
などが示されました。
市場反応は限定的でした。
連休明けのNYダウが上昇して始まり堅調に推移しました。
ドルストレートに反発の動きがみられました。
伊中銀が、
「独国債との利回り格差が現在の5%を継続した場合、
2011年の第4四半期のGDPは−0.5%、2012年のGDPは−1.5%、
2013年のGDPはゼロ成長を見込んでいる。」
との見通しを発表しました。
NYダウがしだいに上昇幅を縮小しました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
国連の世界経済の見通しでは、
「2011年の実質成長率の見通しは+2.8%、
2012年の悲観シナリオでは+0.5%間で落ち込む可能性。」
との発表をしました。
独版FT紙が、
「ECBは米国型量的緩和の政策採用を検討している。」
との観測報道をしました。
NY原油(WTI)は上昇して100ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比+60.01ドルでこの日の取引を終えました。

<1月18日(水)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
一部メディアが、
「ギリシャの債権者委員会のメンバーのマラソンのCEOが、
ギリシャは民間債権者との合意に近づいていると語った。」
との報道をしました。
時事通信が、
「ギリシャの対民間債務の減免交渉に当たっている国際金融協会は
17日に先週中断した交渉を再開すると発表した。
交渉担当者が18日にアテネに戻りギリシャ政府と協議を行う。」
との報道をしました。
中国の経済参考報が、
「中国人民銀行は今月中に預金準備率0.5P引き下げる可能性。」
との観測報道をしました。
豪Westpac消費者信頼感指数(1月)は前月より強い97.1になりました。
市場反応は限定的でした。
東京時間が近づく頃からドルストレートが緩やかに反発しました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間前半はドル売り動意が優勢の展開になりました。
ドルストレードが上昇をみせて、ドル円が反落しました。
その後、日経平均が前日比プラス圏に反発しました。
中国証券報が、
「中国の金利変更はより適切な時期に行われる可能性。
2012年第1四半期に金利を引き下げの充分な理由はない。」
との観測報道をしました。
中国が、
「2011年の対中直接投資の前年比の伸びは9.7%で
1160億ドルと過去最高になった。」との発表をしました。
世界銀行が、
「2012年の世界成長率見通しは2.5%に下方修正。
2013年の世界成長率見通しは3.1%に下方修正。
欧州債務危機の混乱は発展途上国と先進国の両方に波及。
ユーロ圏は2011年10-12月期にリセッション入りと推定。
日米の高水準の債務や先進国の低成長は
他地域に深刻なショック与える可能性。
中東の政治的緊張と北アフリカの原油供給問題もリスク。
世界の経済状況は脆弱。中期的な市場の見通しに不透明性。」
などの見解を発表しました。
アジアの株式市場は前日終値を挟んでの揉み合いになりました。
ダウ先物は上昇の後に反落して揉み合いました。
日英財務相の会談では「欧州は債務問題解決に自助努力が必要。」
との見解で一致したとの報道がありました。
オズボーン英財務相が、
「日首相や日財務相との会談では、欧州債務危機対応で
日英がIMFとどのように協調できるか協議した。」と発言しました。
日銀のドル供給オペに26.96億ドルの応札がありました。
英FT紙が、
「ギリシャの債務減免を巡り民間債権者と政府の交渉が難航。
ポルトガルに危機が波及する恐れが浮上。
今週に入り投資家がポルトガル国債を手放す動きが鮮明になった。」
との観測報道をしました。
東京時間後半はドルストレートが反落しました。
日財務相が、
「スイスのようなあるラインを決めた介入は難しい。
行き過ぎた投機的な動きに断固たる措置はいつでも取る。
欧州問題の第一歩は独仏が防護壁をしっかり築くべき。」
などの発言をしました。
日鉱工業生産(11月)は速報値よりやや弱い−2.7%になりました。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比+84.18円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はユーロドルなどドルストレートが反発しました。
格付け会社のフィッチが、
「伊の2段階格下げも選択肢。財政協定の合意は
伊の格下げ検討の際に考慮される。」
との発表をしました。
ユーロドルなどドルストレートが急反落しました。
その後に再び反発上昇する相場展開になりました。
格付け会社フィッチのパーカー氏が、
「欧州諸国の1〜2段階の格下げを予想している。
1月末までに見直しを決める。」と発言しました。
仏の大統領が、
「2011年は約1.7%の成長で第4四半期に鈍化した。
金融取引税は必要。最終的には決定される。
独とスペインも税に合意と確信。」
などの発言をしました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏でしばらく揉み合いました。
英30年債利回りは2.95%と過去最低水準になりました。
ECBへの銀行の預金高が5282億ユーロと過去最高を更新しました。
英失業率(12月)は市場予想とおりの5.0%、
英失業保険申請件数(12月)は予想より弱い+1.2万人になりました。
市場反応は限定的でした。
一部メディアが、
「IMFは2月のG20会合までに原資プランを作成。
貸し出し原資を1兆ドルまでに拡大することを提案する。」
との観測報道をしました。
米財務省の幹部が、
「米国がIMFの追加財源を追求する意思を持たない。
IMFは欧州の防火壁になりえない。」
との発言をしました。
独債の入札では、
「目標上限40億ユーロに対して応札76億ユーロ、
独2年債の落札額は34.4億ユーロで、
平均落札利回りが前回より低い0.17%、
応札倍率が前回より高い2.2倍。」と好調でした。
ポルトガル短期証券入札では、
「3ヶ月物短期債の発行額が4.96億ユーロ、
平均落札利回りが前回と同じ4.346%、
応札倍率が前回より高い4.1倍。」などになりました。
欧州の債券入札への市場反応は限定的でしたが、
ユーロドルなどドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ドル円の反発がしばらく続きました。
欧州の株式市場やダウ先物に反発の動きがみられました。
英首相の報道官が、
「英国はIMFの原資に関して要求を聞く準備がある。」
との発表をしました。
バンク・オブ・ニューヨーク・メロンの10-12月期決算では、
1株当たり利益が市場予想より弱い0.47ドルになりました。
EUの報道官が、
「ギリシャ政府と民間債権者との協議は本日中にも開始すべき。
この協議とトロイカ調査団の調査とは別物。
協議が早急に同意を得られるように期待する。」
との発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.56120%に低下しました。
NY時間が近づく頃からドルストレートが反落しました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
欧州の株式市場は前日比終値レベルで揉み合いになりました。
ドルストレートの上下動が激しい神経質な展開になりました。
米ゴールドマン・サックスの10-12月期決算では、
「純利益は58%減の10億1000万ドル、
1株当たり利益が市場予想より強い1.84ドル。」になりました。
NY時間序盤ではドルストレートが再び反発をみせました。
米生産者物価指数(12月)は予想より弱い+4.8%になりました。
米生産者物価指数コア(12月)は予想より強い+3.0%になりました。
市場反応は限定的でした。
対米証券投資(11月)は予想より強い+598億ドルになりました。
米鉱工業生産指数(12月)は予想より弱い+0.4%、
米設備稼働率(12月)は予想とおりの78.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
資源国通貨が軟調傾向の揉み合いになりました。
NYダウは下落して始まった後に前日比プラス圏へ反発しました。
ロイター通信が、
「格付け会社フィッチの幹部は、ギリシャの債務交換は
民間部門負担の規模にかかわらず一時的なデフォルトと
みなされるとの認識を示した。」と報じました。
NY時間では一時ユーロスイスが激しい上下動になりました。
米NAHB住宅市場指数(1月)は予想より強い25になりました。
市場反応は限定的でした。
NY時間後半は主要通貨ペアが上下動の揉み合いになりました。
ドルストレートがやや堅調傾向で推移しました。
一部メディアが、関係者の話として、
「ギリシャは民間債権者と週内に合意もありえる。」
との観測報道をしました。
加BOC総裁が、
「インフレについては概ねバランスが取れている。
企業の設備投資は健全なペースでの増加を見込んでいるが、
不確実性がそれらに悪影響を起こすリスク。
最大の外部要因としては欧州危機。
危機に対応する原資は欧州から出るべき。」
などの見解を示しました。
バイトマン独連銀総裁が、
「無制限の国債購入はEU条約に違反する。
ECBの金融政策は依然として景気拡大的。」
などの見解を示しました。
IIF国際金融協会が「ギリシャとの債務交換交渉を19日に継続。」
との発表をしました。
ユーログループ議長が「ユーロ圏はリセッションの瀬戸際にある。」
との認識を示しました。
IMFの理事会がギリシャ向け拡大信用供与プログラムに関して、
ギリシャとの正式交渉を開始する許可を担当スタッフに与えました。
米10年債利回りが1.90あたりまで上昇しました。
NY原油(WTI)は100ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+96.88ドルでこの日の取引を終えました。

<1月19日(木)>

米下院が大統領要請の1.2兆ドル債務上限引上げ案を否決しました。
NZ第4四半期消費者物価は前期比で予想より弱い−0.3%でした。
NZドル売り反応がみられました。
オセアニア時間は資源国通貨が軟調傾向で推移しました。
仏ル・モンド紙が、
「仏金融当局がBNPパリバやソシエテ・ジェネラルなど国内主要行に
保有のギリシャ国債に対する引当金比率を70-75%に引き上げるよう
通達する用意を進めている。」との観測報道をしました。
英ネーションワイド消費者信頼感指数(12月)は予想とおり38でした。
豪失業率(12月)は予想より低い5.2%、
豪新規雇用者数変化(12月)は予想より弱い−2.93万人になりました。
豪ドル売り反応がみられました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや反落して揉み合いになりました。
オセアニア通貨がやや軟調に推移しました。
日経平均は前日比プラス圏で推移しました。
ダウ先物は当日高値圏での揉み合いがしばらく続きました。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
その後しだいにドル売り動意が優勢の展開になりました。
ユーロがしばらく堅調傾向で推移しました。
日財務相が、日商との会合で、
「行き過ぎた為替の動きには果断に対応する。」と発言しました。
ドラギECB総裁が、アブダビの講演で、
「すべての主要国が課題に直面している。
EUの財政協定の迅速な実行が重要。」
などの認識を示しました。
米NYタイムズ紙が、
「ギリシャの債権者側はギリシャが支払い義務を果たさなければ、
財産権の侵害で欧州人権裁判所に提訴する可能性。」
との観測報道をしました。
東京時間後半はドルストレートがやや反落しました。
ECBのゴンザレスパラモ専務理事が、
「ユーロ圏はEFSFを完全に機能させる必要
S&Pによる格下げへの市場の反応は穏やか。
ギリシャのデフォルトの公算は小さい。
ユーロ圏各国は財政合意を実行に移す必要。」
などの見解を示しました。
格付け会社のムーディーズが、
「スイスのAAA格付けは経済的強さに基づく。
スイスのイベントリスクは低い。スイスのAAA格付けは確固。」
との見解を発表しました。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比+88.10円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが軟調傾向で揉み合いました。
ギリシャの2年債利回りが一時189.88%と最高水準を更新しました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「債券購入は無限でもなければ永遠でもない。
ギリシャは困難だが唯一のケース。財政協定は最初の一歩。」
などの見解を示しました。
欧州の株式市場は前日終値を挟んでの揉み合いになりました。
ギリシャの債券利回りが低下しました。
その後、ドルストレートが反発をみせました。
欧経常収支(11月 季調前)は前回値より弱い+10億ユーロでした。
ECB月報では、
「経済に不確かながら安定の兆しがみられる。
景気見通しには高い不透明感があり相当の下振れリスクがある。
ECBによる3年物供給は銀行の資金調達に大きく貢献。
インフレ見通しへのリスクはおおむね均衡。」
などが示されました。
格付け会社のフィッチのパーカー氏が、
「ベルギー、スペイン、スロベニア、イタリア、アイルランド、
キプロスを格下げ方向で見直しているが、ユーロ圏の6ヶ国の
格付け見直しでは大半の国が1〜2段階格下げされるとの見通し。
仏が格下げされればEFSFの格下げにつながる。」
などの発言をしました。
市場反応は限定的でした。
ポルトガルの10年債利回りが14.567%に上昇して、
ユーロ導入来の最高利回りを更新しました。
スペイン債の入札では、
「目標上限45億ユーロに対して66.1億ユーロ発行。
2022年償還債の平均落札利回りが前回より低い5.403%、
応札倍率が前回より高い2.2倍。」などの結果になりました。
仏債の入札では、
「目標上限は95億ユーロに対して79.6億ユーロ発行。
2016年償還債の平均落札利回りが前回より低い1.89%、
応札倍率が2.122倍。」などの結果になりました。
仏2年債利回りが0.81%に上昇しました。
ユーロが上下動しながらもしばらく堅調傾向で推移しました。
ドル円が午後8時頃から反発しました。
英のキャメロン首相が、
「ユーロ圏は深く継続的な問題を抱えている。
経済は欧州全域に渡って停滞している。」
などの認識を示しました。
バンク・オブ・アメリカの10-12月期決算をでは、
1株当たりの利益が市場予想より強い0.15ドルになりました。
米モルガン・スタンレーの10-12月期決算では、
市場予想よりは強い1株当たり損失が0.14ドルになりました。
ダウ先物や欧州株式市場や原油先物が堅調傾向になりました。
ドラギECB総裁が、
「ECBの措置が深刻な調達危機回避に寄与した。
市場金利は低下し銀行間市場の一部が再び機能している。
経済見通しには非常に大きい下向きリスクがある。
債券購入は無制限でも永遠でもない。」などの見解を示しました。
ECBがポルトガル債を購入したとの市場観測がありました。
米消費者物価指数(12月)は予想とおり+3.0%、
米新規失業保険申請件数は予想より強い35.2万件、
米住宅着工件数(12月)は予想より弱い65.7万件、
米建設許可件数(12月)は予想とおり67.9万件になりました。
加製造業売上高(11月)は予想より強い+2.0%になりました。
市場反応は限定的でした。
NY時間前半はドル買いが優勢の展開になりました。
ドルストレートが反落して、ドル円が上昇しました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
フィラデルフィア製造業景況指数(1月)は予想より弱い+7.3でした。
NYダウが前日比マイナス圏に一時反落しました。
その後NYダウが反発上昇しました。
クロス円が堅調傾向で推移しました。
ドルストレートが反発上昇しました。
原油先物は軟調傾向で推移しました。
米10年物価連動債の入札では、
「最高落札利回りが−0.046%、応札倍率が前回より高い2.91倍。」
になりました。
ロイター通信が、
「来週のEU財務相会合で協議されるESMの条約草案では、
EFSFとESMの総貸出能力は最低限5000億ユーロに維持される。
理事の決定によっては引き上げも可能。
最終的には1月30日のEU首脳会議で決定の見込み。」
などの観測報道をしました。
一部メディアが、ギリシャ債務交換の協議について、
「新たに発効されるギリシャ国債の表面利率などをめぐり難航。
ギリシャ側は表面利率を3.5%を若干超える水準の設定を提案。
債権者側は低過ぎるとして拒否。最低でも4%の設定を要求。」
などと観測報道をしました。
米10年債利回りが1.98近くまで上昇しました。
NY原油(WTI)は100ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+45.03ドルでこの日の取引を終えました。

<1月20日(金)>

一部メディアが、国際金融協会の関係者の話として、
「ギリシャ債務交換の交渉は生産的。交渉は継続。
ギリシャとIIF国際金融協会は債務交換交渉で前進した。」
との報道をしました。
オセアニア時間は主要通貨ペアがやや反落して揉み合いました。
米WSJ紙が、
「スペイン財務相が経済計画を公表する予定。
債務をGDPの60%未満に抑制して、
約40ある労働協約の数を2つに減らす見込み。」
との観測報道をしました。
豪の首相が、
「雇用の伸びは鈍化したもよう。世界経済には向かい風。
豪ドル高も豪経済に影響。」などの認識を示しました。
豪第4四半期輸入物価指数は予想より強い+2.5%になりました。
限定的ながら豪ドル買い反応がみられました。
東京時間前半は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
資源国通貨がやや軟調傾向で推移しました。
日経平均は前日比プラス圏で推移しました。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で揉み合いになりました。
ダウ先物は当日高値圏で揉み合いになりました。
バルニエ欧州委員が、
「欧州は信頼の危機に見舞われている。
欧州は構造改革なしに危機を脱出できない。」
などの見解を示しました。
中国HSBC製造業PMIは前回値より弱い48.8になりました。
市場反応は限定的でした。
英テレグラフ紙が、
「IMFは世界成長見通しを4.0%から3.3%へと引き下げる。」
と報じました。
日財相が、
「IMFの融資枠拡大は議論を否定するものではない。
IMFの資本増強に米国の協力は不可欠。
IMFは資金使途を明確にする必要。」などの認識を示しました。
日銀が「金融機関から買入た株式の売却を14年3月末に延長する。」
との発表をしました。
日全産業活動指数(11月)は予想より弱い−1.1%になりました。
日景気一致CI指数確報は速報値と同じ90.3、
日景気先行CI指数確報は速報値より強い93.2になりました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物やアジアの株式市場は堅調になっていきました。
東京時間後半は主要通貨ペアが反発をみせました。
ユーロ円が一時100円台を回復しました。
日経平均は前日比+126.68円の8766.36円で週取引を終えました。
独生産者物価指数(12月)は市場予想より弱い+4.0%になりました。
指標発表自体の市場反応は限定的でした。
その後、ドル買い動意が優勢になっていきました。
ドルストレートが反落して、ドル円が反発しました。
欧州の株式市場は上昇して始まった後に反落する展開になりました。
ダウ先物や原油先物に反落の動きがみられました。
英小売売上高指数(12月)は予想とおりの+0.6%になりました。
市場反応は限定的でした。
ポルトガル10年債利回りが過去最高の14.608%に上昇しました。
伊銀行のウニクレディト株の取引が一時停止になりました。
ユーロドルが一時1.29を割り込みました。
ギリシャ政府と民間債権者との債務交換協議が
合意に至ったとの「噂」が市場で飛び交いました。
午後7時頃からドルストレートが一時反発して揉み合いました。
ダウ先物や欧州株式市場が前日終値あたりで揉み合いになりました。
独政府報道官が、
「独首相は22日にラガルドIMF専務理事と会談、
23日にはバローゾ欧州委員長やファンロンパイ大統領と会談、
26日にスペインのホライ首相と会談を行う。
EFSFは仕事を全うする充分な資金を有している。」
などの発表をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.56110%に低下しました。
加消費者物価指数(12月)は市場予想より弱い+2.3%になりました。
一時、瞬間的な加ドル売り反応がみられました。
加卸売売上高(11月)は市場予想より弱い−0.4%になりました。
加ドル売り反応がみられました。
一部銀行筋が、
「ギリシャ政府と協議している債務交換について、
債務削減率は65〜70%になる可能性。
交換する新たな債券は金利が4%前後になる可能性。」
との観測を発表しました。
関係筋が、
「ギリシャの債務交換協議は20日中に事前合意する可能性。
週末にかけて技術的な協議を継続する公算。」
との発表をしました。
NY時間序盤は豪ドルやポンドのドルストレートが反発しました。
NYダウは堅調傾向で推移しました。
米英など主要6ヶ国によるイラン問題の協議再開の市場観測で、
原油先物が軟調に推移しました。
米中古住宅販売件数(12月)は予想より弱い561万件になりました。
構成項目の在庫が6.2ヶ月と前月の7.2ヶ月分から改善しました。
ドルストレートが一時反落した後に反発して揉み合いました。
一部メディアが、EU報道官の話として
「財政協定をめぐる協議は順調。30日の首脳会議で合意の可能性。」
との報道をしました。
EUの報道官が、
「EUの財政協定をめぐる協議は正しい方向に進み順調。
協議は急速に進展。30日のEU首脳会議で合意に至る可能性。」
との発表をしました。
スイスSNBのジョルダン総裁代行が、
「為替政策で対ユーロでのフランの上限設定に替わる有効策はない。
ヒルデブランド前総裁が辞任による金融政策の変更はない。」
などの発言をしました。
フラン売り反応がみられました。
FRBが来週のFOMCから示されるゼロ金利解除時期と
引き締めペースの予測の公表方法について、
「ゼロ金利解除時期については2012年から16年までの間で、
いつ利上げがあるかを見込む出席者の人数を暦年で棒グラフで示す。
引き締めペースについては12年から14年までの間で、
出席者がそれぞれが年末時点と長期でみたFF金利の誘導目標水準の
推移を0.25%刻みで折れ線グラフで示す。」
などを発表しました。
NY時間後半は主要通貨ペアの多くで揉み合い傾向になりましたが、
ポンドや豪ドルなどは堅調傾向で推移しました。
伊内閣が経済成長パッケージを承認しました。
一部メディアが、
「ギリシャの債務再編の協議は続いているが、
今日中に合意しない公算。」との観測報道をしました。
米10年債利回りが2.03%あたりまで上昇しました。
NY原油(WTI)は下落して98ドル台前半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比+96.50ドルの12720.48ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<1月23日(月)>

※NZ(ウェリントン)と中国と香港が祝日です。

午前9時半に豪第4四半期生産者物価指数、
夜10時半に加景気先行指標指数(12月)、
深夜12時に欧消費者信頼感速報(1月)、
深夜1時からユーロ圏財務相会合、
などが予定されています。
豪の指標とユーロ圏財務相会合には注目です。

<1月24日(火)>

※中国と香港が祝日です。

朝8時に豪コンファレンスボード景気先行指数(11月)、
正午過ぎ(時間未定)に日銀政策金利、日銀声明、
夕方(時間未定)に日銀総裁記者会見、
午後5時からEU財務相会合、
午後5時28分に独製造業PMI速報(1月)、独サービス業PMI速報(1月)
午後5時58分に欧製造業PMI速報(1月)、欧サービス業PMI速報(1月)
午後6時半に英公共部門ネット負債(12月)、
午後7時に鉱工業新規受注(11月)、
夜10時半に加小売売上高(11月)、
深夜12時にリッチモンド連銀製造業指数(1月)、
深夜3時に米2年債の入札、
深夜5時に英BOE総裁の講演、
などが予定されています。
日・独・加の指標には注目です。
また、オバマ米大統領の一般教書演説も注目されます。

<1月25日(水)>

※中国と香港が祝日です。

朝8時半に豪Westpac先行指数(11月)、
朝8時50分に日通関ベース貿易収支(12月)、
午前9時半に豪第4四半期消費者物価、
午前11時にNZクレジットカード支出(12月)、
午後2時に日金融経済月報(1月)、
午後6時に独IFO景気動向(1月)、独IFO現況評価値(1月)、
午後6時半に英第4四半期GDP速報、英BOE議事録、
深夜12時に米中古住宅販売保留(12月 成約)、米住宅価格指数(11月)
深夜1時半に米5年債の入札、
深夜2時半に米FOMC政策金利、
深夜4時15分からバーナンキFRB議長の記者会見、
などが予定されています。
豪(消費者物価)・独・英・米の指標には注目です。

<1月26日(木)>

※豪と中国が祝日です。

早朝5時にRBNZ政策金利、RBNZ声明、
朝8時50分に日企業向けサービス価格(12月)、
午後4時に独GFK消費者信頼感調査(2月)、
夜10時半に米耐久財受注(12月)、米新規失業保険申請件数、
深夜12時に米新築住宅販売件数(12月)、米景気先行指標指数(12月)
深夜3時に米7年債の入札、
などが予定されています。
NZ・米の指標には注目です。

<1月27日(金)>

※中国が祝日です。

朝6時45分にNZ貿易収支(12月)、NZ輸出(12月)、NZ輸入(12月)、
朝8時にRBNZポラード総裁の講演、
朝8時半に日全国消費者物価指数(12月)、日小売業販売額(12月)
朝8時50分に日銀金融政策決定会合議事録要旨、
午後5時にスイスKOF先行指数(1月)、
夜10時半に米第4四半期GDP速報、米第4四半期個人消費速報、
同夜10時半に米第4四半期コアPCE速報、米第4四半期GDP価格指数
夜11時55分にミシガン大学消費者信頼感指数確報(10月)、
などが予定されています。
(NZ)・米の指標には注目です。


<先週のユーロドルのサマリー>

先週のユーロドルは、前週のS&Pによるユーロ圏9ヶ国の格下げ後
となる週はじめ16日に下窓を空けて始まった後に、東京時間での
小幅な揉み合いを経て、ロンドン時間に1.268のレジスタンスの上
抜けをトライするも「ムーディーズが仏の格付けの見直しをしてい
る。」との報道もあって一旦押し戻される展開になりました。
そして、NY時間にEU大統領が伊首相との共同記者会見で「財政協定
は今月末には同意を得て3月初旬には署名の見込み。ESMに関して
は遅れることなく、今年7月には開始する予定。」との発表をした
ことや、ギリシャ政府の報道官の「EU率いるギリシャ査察団代表が
20日にアテネ入りして、第2次救済策を巡って協議を行う予定。」
との発表があって再び反発しましたが、NY時間後半にS&Pが欧州の
EFSFをAA+に格下げしたとの報道で再び押し戻されるも、米が休場
で大きな動意にはならず、終日、揉み合い傾向で推移しました。

17日は、FT紙が16日の安住財務相発言を取り上げて「ユーロ市場に
介入する日本からのサインかもしれない。」との観測報道をしたこ
とや、新華社が中国の指標発表前に「中国の10-12月期のGDP伸び率
は前年同期比8.9%、中国の2011年のGDPは前年比9.2%増加。」との
事前報道をしたことで東京時間序盤からユーロドルが堅調に推移す
る展開になりました。そして、その後のロンドン市場でスペイン短
期証券の入札が無事に通過したことや、独ZEW景況感調査が市場予想
よりもかなり強い結果となったことで、一時、1.28まで上昇しまし
たが、格付け会社フィッチのパーカー氏が「ギリシャは支払い不能
で債務不履行に陥るだろう。」との見解を示したこともあって反落
する展開になりました。その後、休み明けのNYダウが上昇して始ま
り堅調に推移したことで一時反発するも、国連の世界経済の見通し
がネガティブであったことや、独版FT紙の「ECBは米国型量的緩和
の政策採用を検討している。」との観測報道も影響したか、NYダウ
の上昇幅の縮小に伴い軟調傾向の揉み合いになりました。

18日は、一部メディアの「ギリシャは民間債権者との合意に近づい
ている。」との観測報道や、時事通信の「ギリシャの対民間債務の
減免交渉に当たっている国際金融協会が17日に先週中断した交渉を
再開すると発表。」との報道、および中国経済参考報の「中国人民
銀行は今月中に預金準備率0.5P引き下げる可能性。」との観測報道
などもあり、東京時間の近づく頃からユーロドルがしだいに反発上
昇する展開になりました。その後、中国証券報の「2012年第1四半
期に金利を引き下げる充分な理由はない。」との観測報道や、世銀
による世界成長率見通しの下方修正、および英FT紙の「ギリシャの
債務減免を巡り民間債権者と政府の交渉が難航。ポルトガルに危機
が波及する恐れが浮上。」との観測報道や、ロンドン時間序盤での
格付け会社フィッチのパーカー氏の「欧州諸国の1〜2段階の格下
げを予想している。1月末までに見直しを決める。」と発言や、仏
の大統領が「2011年は約1.7%の成長で第4四半期に鈍化した。」
などの発言に一時反落するも、一部メディアが「IMFは2月のG20
会合までに原資プランを作成。貸し出し原資を1兆ドルまでに拡大
することを提案する。」との観測報道があったことや、独債入札や
ポルトガル短期証券入札が無事に通過したことを背景に、神経質な
上下動とはなるも堅調傾向で推移しました。NY時序盤は一時押しが
入りましたが、格付け会社フィッチの幹部による「ギリシャの債務
交換は民間部門負担の規模にかかわらず一時的なデフォルトとみな
される。」との発言に揺れるも、IIF国際金融協会が「ギリシャとの
債務交換交渉を19日に継続。」との発表や、一部メディアのギリシ
ャと民間債権者との週内合意の観測報道もあって、ダウ堅調を背景
にユーロドルは堅調傾向で推移しました。

19日は、仏ル・モンド紙の「仏金融当局がBNPパリバやソシエテ・
ジェネラルなど国内主要行に保有のギリシャ国債に対する引当金比
率を70〜75%に引き上げるよう通達する用意を進めている。」との
観測報道や、米NYタイムズ紙の「債権者側はギリシャが支払い義務
を果たさなければ財産権侵害で欧州人権裁判所に提訴する可能性。」
との報道などに揺れながらも、ECBのゴンザレスパラモ専務理事が
「S&Pによる格下げの市場の反応は穏やか。ギリシャのデフォルト
の公算は小さい。」との発言や株式市場の堅調に支えられての揉み
合いを経た後に、ギリシャの債券利回りが低下したことを契機とし
たかユーロドルが持ち直しをみせて、ECB月報での「経済に不確か
ながら安定の兆しがみられる。景気見通しには高い不透明感があり
相当の下振れリスクがある。」との発表や、格付け会社のフィッチ
のパーカー氏の「ユーロ圏の6ヶ国の格付け見直しでは大半の国が
1〜2段階格下げされるとの見通し。仏が格下げされればEFSFの格
下げにつながる。」との発言や、ポルトガル10年債利回りが14.567
%に上昇してユーロ導入来の最高利回りを更新するも反応は限定的
で、スペイン債と仏債の入札が無事に経過したことを背景としてか、
積み上がっている売り玉をカバーするかのようにユーロドルは堅調
傾向で推移しました。その後、ロイター通信の「EFSFとESMの総貸出
能力は最低限5000億ユーロに維持される。理事の決定によっては引
き上げも可能。」との観測報道や、一部メディアがギリシャ債務交
換の協議について「新たに発効されるギリシャ国債の表面利率など
をめぐり難航。ギリシャ側は表面利率を3.5%を若干超える水準の
設定を提案。債権者側は低過ぎるとして拒否。最低でも4%の設定
を要求。」などの観測報道に上下動とはなるも、一部メディアが、
国際金融協会の関係者の話として「ギリシャ債務交換の交渉は生産
的。交渉は継続。ギリシャとIIF国際金融協会は債務交換交渉で前進
した。」との報道もあり、堅調傾向での推移が続きました。

週末20日は、オセアニア時間から東京時間かけての小幅揉み合いの
状況を経た後に、東京時間終盤にユーロドルが上抜けトライするも
フェイルとなって、ロンドン時間序盤にポルトガル10年債利回りが
過去最高の14.608%に上昇したことや、伊銀行のウニクレディト株
の取引が一時停止になったことや欧州株式市場の反落を手掛かりに
次週の中国などの休場も意識された週末調整の動きなどもあったか、
ユーロドルが反落して一時1.29を割り込むあたりまで下落する展開
になりました。その後、関係筋の「ギリシャの債務交換協議は20日
に合意する可能性。週末にかけて技術的な協議を継続する公算。」
との発表や、EUの報道官が「EUの財政協定をめぐる協議は正しい方
向に進み順調。協議は急速に進展。30日のEU首脳会議で合意に至る
可能性。」との発表などがあり下落が一服になりました。そして、
NYダウが堅調傾向で推移したことを背景に、伊内閣が経済成長パッ
ケージを承認したこともあってユーロドルはやや反発をみせるも、
一部メディアが「ギリシャの債務再編の協議は続いているが今日中
に合意しない公算。」との観測報道などで揺れながら揉み合い傾向
で週の取引を終えました。


<今週の注目点>

米ドルについては、先週に米銀大手の第4四半期決算が出そろい、
ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースなどが大幅減益と
なり、モルガン・スタンレーが赤字に転落するなど、欧州の影響も
受けて米銀は厳しい状況にありますが、市場予想より悪化したとこ
ろは少なく無事に通過したとの印象で、また、NYダウも週間で298
ドルほどの上昇になって、リスク選好度が増加したこともあり、
ユーロドルなどドルストレートの反発上昇を受けて、リスク選好の
ドル売り動意にドルインデックスが80.0近くまで反落する展開にな
りました。

今週は24〜25日にFOMCが開催される予定で、先週はブラックアウト
期間ということで米要人達の発言は、17日のFRBのデューク理事以外
にはありませんでしたが、前週までの米要人達の発言内容の印象で
は、11日にフィラデルフィア連銀総裁の「2013年半ばより前に利上
げを迫られる可能性。」とのタカ派的意見もあるものの、9日の
アトランタ連銀総裁の発言や、10日のサンフランシスコ連銀総裁の
発言や、13日のセントルイス連銀総裁などの発言からは、緩和策へ
の意見が優勢となってきているように思われ、住宅ローン担保証券
(MBS)の追加買取などが打ち出された場合は、ドル売り材料になる
可能性がありそうです。

ただ、NYダウが長期レジスタンスとなっている12800ドル目前に迫り
ここを上抜けれた場合は一段高になる可能性がありますが、一旦
はじき返される可能性も排除できなく、調整となった場合は、リス
ク選好度の低下で基軸通貨としての米ドルが買い戻される可能性も
あり、ダウの動向も注目されます。そして、米ドルと逆相関の傾向
にある後述のユーロの動向も注目されます。

25日のFOMCから示されるゼロ金利解除時期と引き締めペースの予測
の公表方法の変更についての市場効果は未知ですが、一部経済指標
の改善もみられる状況において、FOMC要人達がそれぞれ、ゼロ金利
解除時期をどのように示すか、長期でみたFF金利の誘導目標水準の
推移の0.25%刻みでの折れ線グラフをどのように示すのか、興味深
いところです。25日深夜のFOMCおよびバーナンキFRB議長の記者会見
が注目されます。

また、週末27日に米第4四半期GDP速報と米第4四半期個人消費速報
などが発表予定で、週末調整の材料になる可能性もあるものの、リス
ク選好(もしくは回避)の動意となる傾向があることから、基軸通貨の
米ドルとして、市場予想より強い結果となればリスク選好動意でドル
が売られ、市場予想より悪ければリスク回避の動意でドルが買われる
可能があり、こちらも注目されます。

円については、16日に日財務相が「ユーロ安の動きが急であり懸念
している。」との発言をしたことで、17日にFT紙が「ユーロ市場に
介入する日本からのサインかもしれない。」との観測報道をしまし
たが、日財務相発言の当日に日財務副大臣が「ユーロの動きは急で
一時的かどうか注視するがまだアクションを取る段階ではない。」
との見解を示し、17日に日財務相が「ユーロ円での介入を含め慎重
に注意深く対応していく。」としながらも、「為替介入の是非に
ついては今の為替レートの動きを見極めたい。」とも発言していて、
先週のその後にユーロ円が反発していることから、しばらくは政府
・日銀による為替介入はなさそうです。ドル円の目先では77.00円を
巡る売り買いの攻防が注目されます。

ユーロについては、この原稿を書いている時点では先週から行われて
いる「ギリシャの債務再編の協議」の合意の報はまだ得ていませんが
かなり煮詰まりつつあることから、ギリシャ債務再編はすったもんだ
の後に合意になる可能性が高そうです。この材料については、合意を
規定路線としてかなり相場への織り込みが進んでいると思われます。
ただ、万一、23日まで合意にならなかった場合は、3月20日のギリシ
ャの国債償還まで時間はあるものの、かなり押し迫っていることで、
デフォルト懸念によりリスク回避の動意になる可能性があります。

その後の材料としましては、今週はじめ23日の深夜1時からブリュッ
セルで開かれるユーロ圏財務相会合で、S&PによるEFSF格下げへの
対応を協議するとともに、昨年10月に設定された1300億ユーロの支援
総額のうち加盟各国の負担割合を正式に決定する予定であることから
注目材料になりそうです。期待でユーロを買い上げ、事実で調整にな
る場合もありそうです。また、20日が期限であった欧州の銀行の資本
増強の結果発表も注目材料の1つになりそうです。

そして今週も独やオランダの長期債の入札も予定されているようで、
先週の債券市場動向をみますと無事に通過する可能性が高そうですが
一応の材料にはなりそうです。

また、昨年は春節のこの時期に中国が預金準備率の変更をした経緯が
ありますので、肩透かしとなる場合もありますが、中国経済参考報が
「中国人民銀行は今月中に預金準備率0.5P引き下げる可能性。」との
観測報道をしていることから、中国当局の動向には一応の警戒は必要
かもしれません。預金準備率が引き下げられると、それほど大きな
動意にならない場合がありますが、リスク選好の動意を後押しする
可能性があります。

そして、来週ではありますが、30日にブリュッセルでEUサミットが
行われる予定であることから、(週末にかけて事件がない限り)
今週後半はEUサミットへの期待と思惑でのユーロの動きにも注意が
要りそうです。期待感が醸成された場合ではリスク選好の動意になる
可能性があります。

ただ、19日に格付け会社のフィッチのパーカー氏が「ユーロ圏の
6ヶ国の格付け見直しでは大半の国が1〜2段階格下げされる見
通し。仏が格下げされればEFSFの格下げにつながる。」との発言
をしていることから、今週も格付け会社の動向には注意が要りそ
うです。ユーロドルの目先では1.30を巡る売り買いの攻防が注目
されます。また、引き続きリスク選好度のバロメーターとしてNY
ダウやダウ先物の動向も参考に柔軟にトレードしていきたいもの
です。


経済指標関連では、
23日の豪第4四半期生産者物価指数、
24日の独の製造業とサービス業のPMI速報と加小売売上高、
25日の豪第4四半期消費者物価に独IFO景気動向と
英第4四半期GDP速報に英BOE議事録と米FOMC、
26日のRBNZ政策金利および声明に米耐久財受注と
米新規失業保険申請件数に米新築住宅販売件数、
週末27日のNZ貿易収支に米第4四半期GDP速報と
米第4四半期個人消費速報、などが注目されます。


さて今回は、「摩訶不思議」のお話です。


相場の世界には不思議なことがいろいろあるものです。


2011年11月7日の日経新聞の11面で紹介されていたように、

東大の平田特任准教授と合原教授らによる為替相場の研究では、
為替相場の変動に物理学の「カオス」現象がみられるとして、

「わずかな違いが時間とともに増幅され予測不可能な変動になる。」

とした上で、過去に似た動きがあると、
少しズレながらも似た変動をすることから、

「短時間(最長2時間)なら、ある程度の数理的予測が可能。」

とする相場の学術的研究もあるようですが、


相場の古典的な学術的見解では、

「値動きはどの時点においても長期的にも短期的にも
 上昇と下降の可能性がほぼ同じで確率的に独立している。」

とするものが支配的であったようです。


つまり、短期間なら数理的予測の可能性を見出せつつあるが、
「やはり相場の予測は難しい。」との結論になるようです。


ただ…、(明確な統計調査はありませんが)

ことトレードになると、奇妙な事実があることに驚きます。


「トレーダーの9割ほどは負けている。」

という事実です。


「上昇と下降の可能性がほぼ同じ」ということは、
「上げ下げの確率はそれぞれ50%」と言ってもよい、

ものと思われますが、


トレーダーの9割ほどが負けているということは、
「確率的に負に有意な事実がある」ということで、

なんとも不思議といいますか、理解に苦しむことが
現実に起こっているのです。


まぁ、これには、

「トレードなんていうものはさぁ。
 スプレッドのテラ銭を払ってマネーを奪い合う
 ゼロサムならぬマイナスサムのゲームなんだから、
 負けるヤツが多いのは当然なことさ。」

「勝者の得たマネーは敗者が支払うことになる。
 少数の敗者が多数の勝者に支払うことはできないのだから、
 構造的に少数の勝者と多数の敗者になるものなのだ。
 これはある意味、必然的なことだ。」

などという冷めた意見もあるのですが、


私が大豆の先物相場を29年ほど前に始めて以来、
十年以上も負け続けてきたことがある経験では、

「手数料分の負けの積み重ねなんてそんなもんじゃぁなく、
 手数料と比べるとはるか桁違いに大きく負けてきた。」

ことで、負けの多くは「上げ下げ確率それぞれ50%」
などではとても説明がつかないほど、

「確率的に有意でしっかり負けている。」

ことが多いように思われるのです。


さて…、

もしも、これが負けにおいて一般的なことであるならば、
面白いアイデアが湧いてきます。


『今までと逆をやれば』
「トレードに常勝できるかもしれない…。」

という奇妙なアイデアです。


「常敗のオレ様はある意味、天才かもしれない…。
 オレ様が買おうと思ったとき、それは即ち売るときだ。
 オレ様が売ろうと思ったとき、それは即ち買うときだ。」

というわけですが…、


経験者は語るで申し上げますと、
またもや不思議なことに「これでも勝てない」のですね。


「いったいぜんたい、どうなっているのだ!」


確かに短期トレードでのエントリーは
トレードの大切な要素ではあるのですが、
1つの要素に過ぎなく、

エグジットの技術も必要なばかりではなく、


そもそも、

ツベルスキーとカーネマンらの研究の
「プロスペクト理論」で指摘されているように、

利益を得れるときにはなるべく確実にという気持ちが働いて、
「危険回避行動」を取りたがる心理傾向が働きやすく、

また、損失を蒙るときには少しでも可能性があれば、
危険を冒してでも損失を取り戻し損失を回避したい気持ちが働いて、
過剰にリスクを選好する心理傾向になりがちで、

人の(通常の)心理は、トレードにおいて
負けるほうへ負けるほうへと働くことが知られていて、


勝てる人と、負けがちな人では

「利益を受ける時と損失を蒙るときの意思決定」にこそ、

大きな差があるようなのです。


この「利益を受ける時と損失を蒙るときの意思決定」の性向は、
いったいどのくらい違うのでしょう。


たとえばトレードで「損失回避」をしようとするときに、
勝てる人であれ負けがちな人であれ、
誰しも損となるときにはそれを回避しようとしますが、

ある人は損を膨らませないように、
「損を回避するために損切りを行う」のに対して、

またある人は損をするのが嫌なので
「損を回避するために損切りを躊躇する」、

まったく真逆の行動をとってしまうものですし、


また、エグジットで無理に頑張るのも無理して死ぬことがあり、
頑張り過ぎるのもよくない場合はありますが、

負けがちであるうちは、反転兆候がまだ現れていないのに、
少しの振動的な戻りに怯えて、
「漠然とした不安でいつも利確を早くしたがる」傾向があるもので、


「負けるときには大きく負けて」「勝つときはいつも薄利」

ということがエントリーなどの手法以前の問題として、
負けがちであることの原因となってしまっているようです。


つまり、

「損大利小の傾向こそが負ける原因となっている」わけですね。


まぁ、このほかにも負けがちであるうちは、
多くの場合で勝てる人以上にトレードに貪欲で、

時間足でトレンドが見えないからと分足で無理にトレードして、
「待つ」や「休む」ができないなど、いろいろあるものですが、


まずは「損大利小」の思考癖を『今までと逆』にできるように、

マーケットにかかわらず自身の意思で実行できる「損小」を目指し、

(利大は口で言うほど簡単ではありませんが)

まずは「損失幅よりは大きな利幅」を目指していきたいものです。


(ハーネカー氏のようなリスク・リワード比逆転の手法はあるものの)


もしかしますと…、

この初めの一歩をしっかりと踏み出すことができて、
根本的なトレードの思考癖を変革することさえできたなら、

「確率的に有意に負けている。」ことを変革することになり、

「確率的に不思議なくらい勝てる」道が見えてくることも、
ありえる可能性がありそうです…。



<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されました。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に学んでいただければと思います。


FX 「価格の動きは独立事象か」のお話


S&Pが13日の金曜日にAAAであった仏やオーストリアを含む
ユーロ圏9ヶ国の格下げをしました。
今後の欧州の安全網であるEFSFの格付けも懸念されます。

●先週の主な出来事

<1月9日(月)>

市場のオープニングではユーロドルや豪ドル米ドルやドル円などが
下窓を空けてスタートしました。
ダウ先物が下落して始まりました。
NZ貿易収支(11月)は市場予想より弱い−3.08億NZ度になりました。
イランの現地紙が、
「革命防衛隊高官は、原油輸出に制裁が科せられた場合に
ホルムズ海峡の封鎖を命じることを決定した。」
との報道をしました。
米国防長官が、
「イランによるホルムズ海峡封鎖を決して許さない。
海峡を封鎖すれば米国は行動を起こす。」
との発言をしました。
オセアニア時間はドルストレートやクロス円が軟調に推移しました。
ユーロ円が一時97.50円を割り込みました。
ドル円が下落の後に反発をみせました。
東京市場は祝日で休みでした。
東京時間前半ではドルストレートやクロス円が反発をみせました。
ダウ先物の下落が一服になりました。
豪小売売上高(11月)は市場予想より弱い±0.0%になりました。
豪ドル売り反応がみられました。
原油先物に反落の動きがみられました。
アジアの株式市場の多くが前週末比マイナス圏で始まりました。
中国上海株式市場は反発して始まり堅調に推移しました。
東京時間後半はドルストレートが反発をみせました。
香港株式市場が終盤にかけて反発しました。
ダウ先物や原油先物がしだいに反発しました。
中国人民銀行総裁が、
「中国人民元の日あたりの変動幅を拡大させる可能性がある。」
との発言をしました。
スイス失業率(12月)は市場予想より弱い3.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
独貿易収支(11月)は市場予想より強い+162億ユーロ、
独経常収支(11月)は市場予想より強い+143億ユーロになりました。
ユーロ買い反応がみられました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが堅調に推移しました。
スイス実質小売売上高(11月)は予想より強い+1.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
ECBへの銀行の預金高が4636億ユーロと過去最高を更新しました。
ハンガリー6週間物の短期証券の入札では、
「目標とおりの400億フォリントが発行されて、
平均利回りが前回より高い7.77%、
応札倍率が前回より高い3.71倍。」との結果になりました。
独6ヶ月物ゼロクーポン証券の入札では、
「目標40億ユーロに対して39億ユーロ発行されて、
平均利回りが前回より低い−0.0122%(マイナス金利)、
応札倍率が前回より低い1.82倍。」との結果になりました。
独財務相が「ギリシャの新規支援計画を急ぐべき。」
との発言をしました。
欧州の株式市場は小高く始まった後に反落しました。
ダウ先物や原油先物に反落の動きがみられました。
その後、ドルストレートに反落の動きがみられました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
独の政府報道官が、
「EUによるギリシャ支援計画は履行されるべき。
引き続きギリシャの財政再建が鍵になる。
金融取引税の導入は全ヨーロッパが望ましい。」
などの政府見解を発表しました。
独鉱工業生産指数(11月)は予想より弱い−0.6%になりました。
限定的ながらユーロ売り反応がみられました。
仏のフィヨン首相が、
「欧州の成長を支えるためのあらゆる施策を実施すべき。
仏が提唱する金融取引税が進捗することを確信。
今後数ヶ月の雇用見通しを懸念している。
2011年の仏財政赤字は対GDP比5.75%予想を下回る見込み。
財政赤字の削減に向けた新規措置導入の可能性がある。」
などの見解を示しました。
その後、主要通貨ペアが揉み合いになりました。
加ドルやポンドが反発をみせました。
ダウ先物や原油先物が揉み合いになりました。
独の首相が、独仏首脳会談後に、
「財政協定は1月30日にも策定の可能性。
EU26ヶ国合意の財政規律を強める新条約は
1月もしくは3月1日のEU首脳会議までに署名できる。
仏大統領と共にギリシャのユーロ残留を望んでいる。
EMSへの払い込み資本を加速する方法を検討中。
自発的なギリシャ債務の再構築が近く実現される必要。
独仏は金融取引税を支持する。ユーロ圏の格下げを恐れていない。
ギリシャ支援策の進捗がなければ次回融資は実施できない。」
などの発言をしました。
仏の大統領が、独仏首脳会談後に、
「独仏同盟が欧州の鍵を握る。成長と雇用と競争力が欧州の課題。
金融取引税の詳細は1月末に提示。
EFSFを可能な限り充分に機能させるようECBに要請することで合意。」
などの発言をしました。
独仏首脳の発言への市場反応は限定的でした。
EU大統領が、
「EUとIMFとECBのトロイカ調査団は9日か10日にギリシャ入りの予定。
ギリシャ支援プログラムは早急に作業する必要。」
などの発表をしました。
スイス中銀SNBのヒルデブランド総裁が辞任しました。
スイSNBが「ユーロ相場上限1ユーロ=1.20フランを断固守る。
ジョルダン副総裁が当面の総裁代行を務める。」との表明をしました。
スイスフランの売り買いが交錯する展開になりました。
加住宅建設許可(11月)は予想より強い前月比−3.6%になりました。
市場反応は限定的でした。
NY時間前半はドルストレートが反落して揉み合いになりました。
NYダウは前週末終値を挟んでの上下動の揉み合いになりました。
本年からFOMCの投票権を有するアトランタ連銀総裁が、
「経済は環境が好転しているが
現時点で方向性定めた政策運営の姿勢固めるべきでない。
完全雇用目指す進歩は遅く追加緩和の検討継続を正当化している。
想定外の事態がなければ2012年は2.5〜3.0%の成長を予測。」
などの見解を示しました。
独の首相が、
「危機解決への中央銀行への依存は誤り。
危機解決の画一的な方法はなく広い見地が必要。
市場の確信を得るのは大きな困難。成長には構造改革が必要。
成長には適切なEU基金の使用が不可欠。信頼回復が必要。」
などの見解を示しました。
NY時間後半からNYダウが反発して堅調傾向で推移しました。
ドルストレートが反発上昇しました。
ドル円は小幅な揉み合いが続きました。
米消費者信用残高(11月)は予想より強い+203.74億ドルでした。
NY原油(WTI)は101ドル台前半で引けました。
NYダウは前週末比+32.77ドルで週初の取引を終えました。

<1月10日(火)>

米アルコアの10-12月期の決算発表では、
1株利益(継続事業ベース)が市場予想とおりの0.03ドルの損失、
売上高は市場予想より強い59.9億ドルになりました。
NZ住宅建設許可件数(11月)は予想より弱い−6.4%になりました。
限定的ながらNZドル売り反応がみられました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
英RICS住宅価格(12月)は市場予想よりは強い−16.0%になりました。
市場反応は限定的でした。
豪住宅建設許可件数(11月)は予想より強い+8.4%になりました。
豪ドル買い反応がみられました。
日経平均は前日比プラス圏で推移しました。
ダウ先物や原油先物が堅調傾向で推移しました。
アジアの株式市場は堅調傾向で推移しました。
東京時間前半はややドル売り傾向の揉み合いになりました。
資源国通貨やスイスフランが堅調傾向で推移しました。
中国貿易収支(12月)は予想より強い+165.2億ドルになりました。
資源国通貨の上昇が強まりました。
IMM通貨先物でユーロの売りが13万8909枚と史上最高になりました。
東京時間後半はドルストレートが堅調傾向で推移しました。
日経平均は前日比+31.91円で大引けになりました。
仏中銀が「2011年第4四半期のゼロ成長見通しを確認した。」
との発表をしました。
ロンドン時間序盤はドルが一時買い戻される展開になりました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
ドル円に反発の動きがみられました。
ダウ先物や原油先物が堅調傾向で推移しました。
欧州の株式市場は堅調に推移しました。
AUD/EURが1.2380と豪ドルが対ユーロで最高値を更新しました。
ECBへの銀行の預金高が4819億ユーロと過去最高を更新しました。
独のビルト紙が、
「ギリシャ新民主主義党のギアコマトス議員は、
財政再建の手段としてアテネにあるアクロポリスなど
古代遺跡を賃貸に出す案を提示した。」
との報道をしました。
格付け会社のフィッチが、
「仏を12年に格下げすると予想していない。独のAAA格付けは安全。
オーストリアのAAA格付けに差し迫ったリスクはない。
見直しの対象の欧州諸国は1〜2段階格下げされる可能性。」
などの発表をしました。
ユーロが反発して、ドルストレートが再上昇しました。
ギリシャの6ヶ月物短期証券の入札では、
「目標12.5億ユーロに対して16.25億ユーロ発行されて、
平均利回りが前回より低い4.90%、
応札倍率が前回より低い2.80倍。」との結果になりました。
格付け会社フィッチのライリー氏が、
「伊の流動性プレミアムが伊をウォッチ・ネガティブとして、
見直し終了後に格下げされる可能性が高い。」
との見解を示しました。
ポルトガル中銀が、
「2011年は−1.6%成長の模様。
今年2012年は−3.1%成長と従来以上の悪化。
2013年には+0.3%成長の見通し。」
などの成長率の見通しの発表をしました。
ユーロが再び反落してまた戻す神経質な展開になりました。
加住宅着工件数(12月)は市場予想より強い20.02万件になりました。
限定的ながら加ドル買い反応がみられました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
NYダウは堅調に推移しました。
米卸売在庫(11月)は市場予想より弱い+0.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
レーン欧州委員が、
「伊とスペインは思い切った労働市場の構造改革が必要。
負債削減には時間がかかる。ECBの貸出しは金融機関の安定に貢献。
更なるリスクテイクにはモラルハザードの考慮が必要。
ユーロ共同債はEU条約に沿ったものである必要。」
などの認識を示しました。
ギリシャ政府筋が、
「ギリシャの昨年の財政赤字は対GDPで9.6%、
目標の8.9%より悪化した。」との発表をしました。
サンフランシスコ連銀総裁が、
「最大雇用の目標はかなり遠ざかっている。
FRBの2大目標のインフレ抑制と雇用最大化の実現に向けて、
利用可能な道具を全て行使することが重要。
成長見通しは12年2.5%、13年は3.0%程度を予測。
この程度の緩やかな成長では失業率を大きく引き下げられない。」
などの見解を示しました。
NYダウがしだいに上昇幅を縮小しました。
その後、ドルストレートが反落する展開になりました。
米3年債の入札では、
「最高落札利回りは0.370%、応札倍率は前回より高い3.73倍。」
との結果になりました。
カンザスシティー連銀総裁が、
「住宅市場と労働市場の改善を目指す政策は魅力的になり得る。
追加的な選択肢と実施可能な行動を検討する際には
コストと利益を適正に評価する必要がある。
景気刺激策が金融部門の弱体化を招かないよう
追加緩和を慎重に判断されるべき。」
などの見解を示しました。
ファンロンパイEU大統領が、
「1月30日に予定されているEU首脳会議では
景気後退回避の戦略を協議するよう要請する。」
との発言しました。
FRB公定歩合議事録では、
「ボストン連銀が公定歩合を0.25%引き下げるよう要請。
カンザスシティー連銀0.25%引き上げるよう要請。」
と、それぞれ求めていたことが示されました。
インドネシアのスマトラ島でM7.3の地震が発生しました。
NY時間終盤は主要通貨ペアが上下動の揉み合いになりました。
NY原油(WTI)は102ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+69.78ドルでこの日の取引を終えました。

<1月11日(水)>

読売新聞が、
「日銀は2011年度の実質経済成長率の見通しを
10月時点より下方修正する検討に入った。
マイナス0%台の前半に引き下げられる可能性が高い。」
との観測報道をしました。
一部メディアが、
「ハンガリーとIMFは週内に融資条件をまとめる模様。
EU当局がNYSEと独取引所の合併提案を退けた。」
などの報道をしました。
オセアニア時間はドルストレートがやや反落して揉み合いました。
東京時間が始まる前にユーロドルなどが反落を強めました。
ダウ先物や原油先物が軟調傾向で推移しました。
日経平均は前日比プラス圏で始まり上げ幅を縮小しました。
東京時間前半はドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートが下落して、ドル円が反発をみせました。
アジアの株式市場は前日終値を挟んでの揉み合いになりました。
新華社通信が、
「中国政府はガイトナー米財務長官の訪中を米中関係にとって
重要という認識を示している。」と報じました。
日景気一致CI指数速報(11月)は市場予想とおりの90.3、
日景気先行CI指数速報(11月)も市場予想とおりの92.9になりました。
東京時間後半はドルストレートが揉み合いになりました。
日経平均は前日比+25.62円で大引けになりました。
アジアの株式市場がしだいに反発をみせましたが、
上海株式市場と韓国株式市場が終盤に失速しました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが反発をみせました。
ダウ先物や原油先物や金価格に反発の動きがみられました。
オーストリア中銀総裁が、
「オーストリアの債務削減には緊急性がある。
ハンガリー問題の解決を望んでいる。
オーストリアの銀行にはハンガリーからの危険はみられない。」
などの認識を示しました。
欧州の株式市場は前日終値を挟んでしばらく揉み合いました。
独連邦統計庁が、
「独の2011年経済成長率は3.0%、輸入は7.2%増、輸出は8.2%増、
民間部門の消費は前年比1.5%上昇。
2011年のドイツ財政赤字は267億ユーロで対GDP比1%、
独第4四半期GDPは推定値で前期比−0.25%成長。」
などの発表をしました。
ECBへの銀行の預金高が約4859億ユーロと過去最高を更新しました。
英商品貿易収支(11月)は予想より弱い−86.44億ポンドでした。
ポンド売り反応がみられました。
EUが「ハンガリーの施策は財政赤字是正に不充分。
ハンガリーに次の段階の施策を要請する。」との発表をしました。
独5年債の入札では、応札額89.7億ユーロと、
目標上限40億ユーロに対して倍以上の応札がありました。
仏が格下げ通知を受け取っているとの「噂」が飛び交いました。
午後7時頃から米ドル全面高の展開になりました。
ユーロドルなどドルストレートが急落しました。
ドル円の反発の動きが一時強まりました。
12日の政策金利発表などイベントへの調整との観測がありました。
ダウ先物や欧州株式市場や原油先物が反落しました。
格付け会社のフィッチが、
「ECBはユーロの崩壊を回避するために追加措置を実施すべき。」
との見解を発表しました。
独の首相が、
「伊は構造改革や予算で大きな措置講じてきた。
ギリシャの第2次支援めぐる決定は今年着手すべき作業のひとつ。
仏独伊首脳は1月20日に会談する。」
との発言をしました。
NY時間が近づく頃からドルストレートが一時反発をみせました。
伊の首相が、
「借入コストの低減のために欧州経済が成長すること必要。
予算改革が効果を発揮して成長に結びつくには時間が必要。
金融取引税については欧州レベルで実施されることを支援する。」
などの発言をしました。
リッチモンド連銀総裁が、
「今年の米経済成長を2.0〜2.5%と予測。欧州は深刻な状況。
FRBの任務はインフレを低水準に安定させること。
今年インフレがFRB目標を上回ると心配していないがリスクはある。
米国の景気後退は回避される管理可能なリスクである。」
などの見解を示しました。
NYダウは前日比マイナス圏で揉み合いになりました。
欧州株式市場がしだいに軟調になりました。
ドルストレートが再び軟調になりました。
ドル円は当日高値圏で揉み合いになりました。
シカゴ連銀総裁(本年はFOMCの投票権を有していない)が、
「米経済は継続的な金融緩和を必要としている。
FRBは失業率が7%以下となるかインフレ率が3%以上になるまで
ゼロ金利政策を継続すべき。
最近の経済データは成長軌道の形成にとってはまだ不充分。
欧州に関するリスクが残されている。
2012年のインフレは1.8%、2013年と14年は1.5%近辺と予想。」
などの見解を示しました。
ドル円に反落の動きがみられました。
EIA週間石油在庫統計では原油が496万バレルの増加になりました。
原油先物が軟調傾向で推移しました。
仏財務相が「格付け会社から格下げ通知は受け取っていない。」
との発表をしました。
NY時間後半にドルストレートに反発の動きがみられました。
原油先物が反発をみせました。
EU銀行筋が、
「ギリシャ債の民間債権者に対する50%ヘアカットの実施でも
政府が安定的に資金調達するためには追加で150億ユーロが必要。
ギリシャ債務交換協議は目標に達しない見通し。
ギリシャ政府は穴埋め迫られる可能性。」
などの見解を示しました。
米10年債の入札では、最高落札利回りが過去最低の1.900%、
応札倍率は3.29倍になりました。
CFTC米商品先物取引委員会が、
銀行の自己勘定取引禁止の提案を3対2で承認しました。
米地区連銀経済報告(ベージュブック)では、
「経済活動は緩やかなペースで拡大。
地区報告は総じて最近数ヶ月間の経済状態の改善の継続を示す。
個人消費は大半の地区で上向いた。
クリスマス時期の小売り販売は前年よりも著しく増加。
製造業活動は拡大継続。ハイテクなどで成長減速もみられる。
住宅市場の活動は低迷。商用不動産市場は全般的にやや軟化。」
などが示されました。
為替市場での反応は限定的でした。
NYダウが下げ幅を徐々に縮小していきました。
フィラデルフィア連銀総裁が、
「2013年半ばより前に利上げを迫られる可能性。
失業率は改善しつつある。
FRBはインフレ動向を非常に注意深く監視する必要。」
などの見解を示しました。
NY時間終盤はややドル売り傾向での揉み合いになりました。
NY原油(WTI)は100ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−13.02ドルでこの日の取引を終えました。

<1月12日(木)>

英財務相が、
「G20メンバーで欧州以外の国がIMFへの追加資金拠出に参加なら、
英国も資金の拠出を行う用意がある。」との発言をしました。
EU大統領が「現行のユーロの対ドル相場は輸出にとって好ましい。」
との認識を示しました。
オセアニア時間ではややドル売り傾向での揉み合いになりました。
EU議長国デンマークの首相が、
「30日にベルギーでゼネストが予定されているため、
今月30日に予定されていたEU首脳会議を29日に変更する。」
との発表をしました。
読売新聞が、
「昨年10月に包括的な危機対策の柱の一つとして決めた
ギリシャの債務削減が難航している。実施が遅れれば
ギリシャが3月に突然のデフォルトに陥る可能性があるため、
市場では緊迫感が高まっている。」
との観測報道をしました。
日国際貿易収支(11月)は予想よりは強い−5851億円になりました。
日国際経常収支(11月)は予想より弱い+1385億円になりました。
市場反応は限定的でした。
東京時間前半は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ドル円はやや軟調傾向で推移しました。
日経平均は前日比マイナス圏で推移しました。
ロイター通信が、
「IMF専務理事がEUにギリシャ支援は確実ではないと警告した。
専務理事はEUのギリシャ支援の拡大か、
債権者の債務減免の削減率拡大が必要と警告している。」
との報道をしました。
中国消費者物価指数(12月)は市場予想より強い+4.1%、
中国生産者物価指数(12月)は市場予想とおり+1.7%になりました。
資源国通貨に売り反応がみられました。
アジア株式市場は前日終値を挟んでしばらく揉み合いになりました。
ダウ先物や原油先物が揉み合いになりました。
日財務相が、日米財務相会談後の会見で、
「日米で協力できるところは連携して世界経済を引っ張っていく。」
との発言をしました。
ガイトナー米財務長官が、日米財務相会談後の会見で、
「欧州首脳は債務危機解決に向け前進しているもよう。
日本と米国による欧州支援の方法で議論した。
制裁措置含めイランに国際社会への責任を果たさせる方策を協議。
財政改革に向けた日本の取り組みを支持。IMF支援で充分な用意。」
などの発言をしました。
マーケット・ニュース・インターナショナルが、
「中国を訪問していたガイトナー米財務長官が
中国社会科学院の李揚副院長に対して、
FRBには新たな量的緩和QEの手段は残されていない、
との発言をした。」と報じました。
米国の財務省が、
「ガイトナー米財務長官のQEにかかわる発言の事実を否定する。」
との声明を出しました。
日銀と金融庁が、
「銀行によるリスクの高い自己勘定取引の禁止などを定める
ボルカー・ルールが日本国債の取引に悪影響を及ぼすことを
懸念している。」との書簡を米当局に渡したの報道がありました。
東京時間後半はややドル買い傾向での揉み合いになりました。
日景気ウォッチャー調査現状判断DI(12月)は前回値より強い47.0、
同先行き判断DI(12月)は前回値より弱い44.4になりました。
日工作機械受注速報(12月)は前回値より強い17.4%になりました。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比−62.29円で大引けになりました。
独消費者物価指数確報(12月)は予想とおりの+2.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤はドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートが軟調傾向で推移して、ドル円が上昇しました。
日財務相が、
「日本経済の実体と為替レートが乖離するときがある。
投機的な動きで変動した75円台は実体経済に即していない。
貿易収支が赤字になり始めていることに危機感。
投機的な動きや過度な変動に対してはさまざまな対応をしていく。」
などの発言をしました。
ドル円に一時反落の動きがみられました。
フィッチのライリー氏が、
「仏は危機に陥っている国ではない。
仏の銀行に対する金融支援の必要はみられない。
仏の財政状況は米国や英国より良好。
仏は欧州のトリプルA諸国のなかでは最も弱い。」
などの発表をしました。
ユーロドルなどドルストレートに反発の動きがみられました。
スペイン2年債の利回りが低下して3%を下回りました。
欧州の株式市場が堅調傾向の揉み合いになりました。
英鉱工業生産指数(11月)は予想より弱い−0.6%、
英製造業生産高(11月)は予想とおりの−0.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
スペイン国債の入札では、
「目標上限50億ユーロに対して、99.8億ユーロ発行されて、
2015年償還債の利回りは前回よりかなり低い3.384%。」と、
好調な結果になりました。
ユーロドルや豪ドル米ドルなどドルストレートが急反発しました。
ドル円が反落しました。
欧鉱工業生産指数(11月)は予想よりは強い−0.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
伊国債の入札では、
「目標とおりの120億ユーロ発行されて、
1年債の利回りが前回よりかなり低い2.735%、
応札倍率が前回より低い1.473倍。
2012年5月償還債は利回りが1.644%、応札倍率が1.853倍。」
などの比較的好調な結果になりました。
ダウ先物や欧州株式市場や原油先物が上昇しました。
英BOEが政策金利を市場予想とおり0.50%に据え置きました。
英BOEの資産買い入れ規模も2750億ポンドに据え置きになりました。
市場反応は限定的でした。
英BOEが、
「政策金利と資産購入枠を据え置く。資産購入枠は2月上旬に完了。
量的緩和の規模については引き続き検討中。」
との発表をしました。
欧ECBが政策金利を市場予想とおり1.00%に据え置きました。
格付け会社のフィッチが、
「伊は月末までに格下げられるリスクに直面。
伊は今後も市場での資金調達は可能だがコストは高い見通し。」
などの発表をしました。
NY時間に入るとドルストレートに反落の動きがみられました。
米小売売上高(12月)は市場予想より弱い+0.1%、
米新規失業保険申請件数は市場予想より弱い39.9万件になりました。
ドル買い反応がみられました。
ダウ先物や欧州株式市場や原油先物に反落の動きがみられました。
加新築住宅価格指数(11月)は予想より強い+0.3%になりました。
ドラギECB総裁の記者会見では、
「インフレは今後数ヶ月2%を上回った後に2%を下回る公算。
経済活動が低水準で安定化する一時的な兆しが見られる。
経済見通しは先行きの不透明感強く下振れリスクが高い。
すべての非標準的措置は一時的なもの。
内需は金融市場の緊張の影響受ける見通し。
経済見通しへの大きな下振れリスクが引き続き存在。
ユーロ圏経済は今年きわめて緩やかに回復する見通し。
各国政府は過剰な赤字の是正をする必要。
新たな財政協定は重要な貢献になる。
各国政府は大胆な構造改革をすべき。金融政策決定は全会一致。
長期リファイナンスオペは効果的な政策措置。
3年物資金供給は適切な時期に実施する。
ECBはEFSFのエージェントとしての責務を果たす。
ECBは状況を注視し行動する用意。
ECBの金融政策は今後も引き続き緩和的だろう。」
などが示されました。
ユーロ買い反応がみられました。
ドル円が軟調に推移しました。
豪ドルが軟調傾向で推移しました。
NYダウは前日比プラス圏で始まった後に反落して揉み合いました。
米企業在庫(11月)は市場予想より弱い+0.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
IMFの報道官が、
「ギリシャへのIMF調査団は最近の経済動向と政策めぐり
17日にギリシャ当局と協議を開始する。」との発表をしました。
NY時間後半はドル売り傾向が続きました。
ユーロドルが堅調傾向で推移しました。
豪ドルが反発を見せました。
仏予算省が「仏政府の財政赤字が予想を下回り目標達成の見通し。」
との発表をしました。
米30年債の入札では、最高落札利回りが2.985%、
応札倍率が前回より低い2.60倍になりました。
NYダウが前日プラス圏に反発しました。
EU筋が、
「先月にEU首脳会談で英国を除く26ヵ国で表明した
債務危機回避のための財政均衡を求める法案策定に関して、
概ね合意が得れた。今月24日に開かれる次回のEU財務相会合に
草案が提出される見込み。」との発表をしました。
NY時間終盤はややドルの買戻しがみられました。
ブルムバーグ通信が、関係筋の話として、
「EUのイラン原油輸入禁止措置が6ヵ月先送りされる可能性。」
との観測報道をしました。
原油価格が急落しました。
米財政収支(12月)は市場予想より弱い−860億ドルになりました。
NY原油(WTI)は99ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+21.57ドルでこの日の取引を終えました。

<1月13日(金)>

独経済紙のハンデルスブラットが、
「独政府は2012年の経済成長率予測を従来の1.0%から
0.75%に下方修正する。」との観測報道をしました。
オセアニア時間はややドル買い傾向での揉み合いになりました。
NZドルに反落の動きがみられました。
ブルームバーグが、
「米コダックは破産申請の可能性に伴う融資で米シティグループと
協議を行なっている。」と報じました。
日経平均は前日比プラス圏で推移しました。
東京時間前半は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
アジア株式市場の多くが前日比プラス圏で揉み合いになりましたが
中国上海株式市場は軟調傾向で推移しました。
日政府の内閣改造が行われました。
ダウ先物がしだいに堅調になりました。
東京時間後半はしだいにドルストレートが堅調になりました。
ユーロドルなどが上昇しました。
日経平均は前日比+114.43円の8500.02円で週の取引を終えました。
仏ソシエテ銀行が、
「ギリシャ債務交渉は今後、数日中に終了する可能性がある。
ギリシャ国債の銀行の債務減免は50%超となる見通し。
ECBの3年融資でクレジットクランチのリスクを回避。」
などの見解を発表しました。
フィンランド中銀総裁が、
「ユーロ年の成長に下振れリスク。
ユーロ圏の成長は低水準で安定する可能性。
ユーロ圏の成長は過去1年間に鈍化した。」
などの認識を示しました。
ロンドン時間序盤はドル売り動意が優勢の展開になりました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
ダウ先物は揉み合いがしばらく続きました。
独連邦債とユーロ圏諸国10年債利回り格差が縮小しました。
資源国通貨が堅調傾向で推移しました。
ECBへの銀行の預金高が約4899億ユーロと過去最高を更新しました。
その後、ユーロドルやポンドドルに反落の動きがみられました。
独連銀が、
「EFSFは16日から6ヶ月物証券15億ユーロの入札を受け付ける。」
との発表をしました。
英生産者物価指数コア(12月)は予想より弱い+3.0%になりました。
市場反応は限定的でした。
欧貿易収支(11月)は予想よりかなり強い+61億ユーロになりました。
一時ユーロが買い戻されるも続きませんでした。
伊債入札では、
「伊2014年11月償還債の平均利回りは前回より低い4.83%、
応札倍率が前回より低い1.218倍で、
その他に2014年7月償還債と2018年8月償還債も発行され、
総額47.5億ユーロ発行されました。」
伊国債の発行は目標上限と一致になりました。
入札への期待が先行していたためかユーロの軟調傾向が続きました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
独と伊の10年債利回り格差が拡大しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.56700%に低下しました。
独政府のシーベルト報道官が、
「独首相が1月19日にオーストリア、スウェーデン、ポルトガルの
首脳らと会合する予定。ECBの役割への独の立場は変わらない。」
などの発表をしました。
銀大手JPモルガン・チェースの10-12月期の決算発表では、
23%の減益になり、1株当たり利益は予想とおりの0.90ドルでした。
ギリシャ財務省の関係者が「債務再編協議は18日まで続く見込み。」
との見通しを示しました。
NY時間が近づく頃からダウ先物や原油先物が反落しました。
米貿易収支(11月)は市場予想より弱い−478億ドル、
米輸入物価指数(12月)は市場予想とおりの−0.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
加国際商品貿易(11月)は予想より強い+10.7億加ドルになりました。
一時、加ドルが買われましたが限定的でした。
一部メディアが、EU筋の話として、
「格付け会社S&Pがユーロ圏の仏やオーストリアを含む
いくつかの国を格下げする可能性。格下げは13日中の可能性。」
などの観測報道をしました。
ドルストレートが軟調が続き、ドル円が反発しました。
欧州株式市場が反落しました。
NYダウは大きく下落する展開になりました。
ミシガン大学消費者信頼感指数速報(1月)は
市場予想より強い74.0になりました。
市場反応は限定的でした。
一部メディアが、
「国際金融協会が建設的な対応が得られないとして、
ギリシャとの協議を休止すると発表した。」
との報道をしました。
仏の財務相が、
「S&Pから格付けを1段階引き下げられると警告されていた。
1段階の引き下げで米国と同じ水準となり壊滅的な状況にはない。」
との発言をしました。
ユーロドルなどドルストレートの下落が強まりました。
FRBのデューク理事が、
「大小銀行のストレステストは資本の適性を見る上で必要。」
との認識を示しました。
ロンドンフィックス頃からNYダウが下落幅を縮小していきました。
ドルストレートの下落が一服になり揉み合いになっていきました。
セントルイス連銀総裁が、
「最も効果的な武器は量的緩和。FEDは追加緩和の問題に
適切に取り組まなければならない。」との認識を示しました。
独の財務相が、
「欧州の財政協定は今月末までには同意を得られる可能性。
仏は正しい道を歩んでいる。異なる格付け会社から様々な格付け。
市場は異なる格付けの存在を学んでいる。」
などの認識を示しました。
オーストリア中銀総裁が、
「S&Pの格下げはユーロ圏にとって深刻だが、
ムーディーズとフィッチからはAAAの最上級格付けを得たまま。
S&Pの格下げは欧州の発展に満足していない政治的要因。
EFSFに関しては特別な保証がある。」
などの見解を示しました。
格付け会社のS&Pが、NYクローズ後に
「独のAAA格付けは維持する。
仏の格付けをAAAからAA+に1段階引き下げる。
オーストリアをAAAからAA+に1段階引き下げる。
伊をAからBBB+に2段階引き下げる。
キプロスをBBに2段階引き下げる(ジャンク級)。
スペインをAA−からAに2段階引き下げる。
ポルトガルをBBB−からBBに2段階引き下げる(ジャンク級)。
マルタをAからA−に1段階引き下げる。
スロバキアとスロベニアを1段階引き下げる。
ベルギー、エストニア、フィンランドの格付けは維持。
独とスロバキアの見通しは安定的。その他14ヶ国はネガティブ。
(ギリシャは既にCCの最低ランクのため今回の見直しでは除外)」
などの発表をしました。
S&Pの発表では、仏などが格下げ通知を受け取っていたことを
事前に明らかにしていたことや、事前観測による織り込みが
されていたことで発表後の相場の動きは限定的でした。
NY原油(WTI)は98ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−48.96ドルの12422.06ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

※NYが祝日です。

<1月16日(月)>

朝8時50分に日機械受注(11月)、日国内企業物価指数(12月)、
午前9時01分に英ライトムーブ住宅価格(1月)、
午前9時半に豪住宅ローン許可件数(11月)、豪ANZ求人広告件数、
午後2時に日消費者態度指数(12月)、
午後4時に独卸売物価指数(12月)、
午後5時15分にスイス生産者輸入価格(12月)、
などが予定されています。

<1月17日(火)>

朝8時50分に日第三次産業活動指数(11月)、
午前11時に中国第4四半期GDP、中国鉱工業生産(12月)、
同午前11時に中国小売売上高(12月)、
午後3時に日工作機械受注確報(12月)、
午後6時半に英消費者物価指数(12月)、英小売物価指数(12月)、
同午後6時半に英DCLG住宅価格(11月)、
午後7時に独ZEW景況感調査(1月)、
同午後7時に欧消費者物価指数確報(12月)、欧ZEW景況感調査(1月)
夜10時に米シティグループの第4四半期決算発表、
同夜10時に米ウェルズ・ファーゴの第4四半期決算発表、
夜10時半に米NY連銀製造業景気指数(1月)、
夜11時に加BOC政策金利、加BOC声明、
などが予定されています。
中国・英・独・米・加の指標には注目です。

<1月18日(水)>

朝8時半に豪Westpac消費者信頼感(1月)、
午前9時半に豪新車販売台数(12月)、
午後1時半に日鉱工業生産確報(11月)、
午後6時半に英失業率(12月)、英失業保険申請件数推移(12月)、
午後7時に欧建設支出(11月)、
午後8時半に米バンク・オブ・NYメロンの第4四半期決算発表、
夜10時に米ゴールドマン・サックスの第4四半期決算発表、
夜10時半に米生産者物価指数(12月)、
夜11時に米ネット長期TICフロー(11月 対米証券投資)、
夜11時15分に米鉱工業生産指数(12月)、米設備稼働率(12月)、
深夜12時に米NAHB住宅市場指数(1月)、
などが予定されています。
英・米の指標には注目です。

<1月19日(木)>

朝6時45分にNZ第4四半期消費者物価、
午前9時にNZのANZ消費者信頼感指数(1月)、
午前9時半に豪雇用者数変化(12月)、豪失業率(12月)、
午後6時に欧ECB月例報告、欧経常収支(11月)、
夜9時に米バンク・オブ・アメリカの第4四半期決算発表、
夜9時15分に米モルガン・スタンレーの第4四半期決算発表、
夜10時半に米消費者物価指数(12月)、米消費者物価指数コア(12月)
同夜10時半に米住宅着工件数(12月)、米建設許可件数(12月)、
同夜10時半に米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加製造業出荷(11月)、
深夜12時に米フィラデルフィア連銀指数(1月)、
などが予定されています。
NZ・豪・米の指標には注目です。

<1月20日(金)>

午前9時半に豪第4四半期輸入物価指数、同輸出物価指数、
午後1時半に日全産業活動指数(11月)、
午後2時に日景気動向CI指数確報(11月 一致・先行)、
午後4時に独生産者物価指数(12月)、
午後6時半に英小売売上高(12月)、
夜9時に加消費者物価指数(12月)、加消費者物価指数コア(12月)、
夜10時半に加卸売売上高(11月)、
深夜12時に米中古住宅販売件数(12月)、
などが予定されています。
英・加・米の指標には注目です。


<先週のユーロドルのサマリー>

さて、先週のユーロドルは、週はじめの9日に下窓を空けて始まっ
た後に、独仏首脳会談への期待の先行織り込みもあったか反発する
展開になりました。独の政府報道官が「EUによるギリシャ支援計画
は履行されるべき。引き続きギリシャの財政再建が鍵になる。」と
の発言をしました。独仏首脳会談では「財政協定は1月30日にも策
定の可能性。EU26ヶ国合意の財政規律を強める新条約は1月もしく
は3月1日のEU首脳会議までに署名できる。独仏は共にギリシャの
ユーロ残留を望んでいる。自発的なギリシャ債務の再構築が近く実
現される必要。EFSFを可能な限り充分に機能させるようECBに要請
することで合意。」などが示されました。

10日のユーロドルは上下動の揉み合いになりましたが、格付け会社
のフィッチが「見直しの対象の欧州諸国は1〜2段階格下げされる
可能性。」としながらも、「仏を12年に格下げすると予想していな
い。独のAAA格付けは安全。オーストリアのAAA格付けに差し迫った
リスクはない。」などの発表をしたことや、ギリシャの6ヶ月物
短期証券の入札で目標より多い需要があり落札利回りが4.90%に
低下したこともあって、ギリシャ政府筋による「ギリシャの昨年の
財政赤字は対GDPで9.6%、目標の8.9%より悪化した。」との発表
に揺れながらも、堅調傾向で推移しました。

11日のユーロドルはオセアニア時間から軟調傾向となりました。
独5年債の入札で応札額89.7億ユーロと目標上限40億ユーロに
対して倍以上の応札があったにもかかわらず、仏が(S&Pから)格下
げ通知を受け取っているとの「噂」が飛び交い、また格付け会社の
フィッチが「ECBはユーロの崩壊を回避するために追加措置を実施
すべき。」との見解を発表したことで、ユーロドルは軟調に推移し
ました。その後、NY時間に仏財務相が「格付け会社から格下げ通知
は受け取っていない。」との発表をしたことや、NYダウが下落幅を
縮小したことでユーロドルの下落も一服になりました。

12日に読売新聞が「昨年10月に包括的な危機対策の柱の一つとして
決めたギリシャの債務削減が難航している。実施が遅れればギリシ
ャが3月に突然のデフォルトに陥る可能性があるため、市場では緊
迫感が高まっている。」との観測報道をして、またロイター通信が
「IMF専務理事がEUにギリシャ支援は確実ではないと警告した。専
務理事はEUのギリシャ支援の拡大か、債権者の債務減免の削減率拡
大が必要と警告している。」と報道などで揺れながらも、フィッチ
のライリー氏が「仏は危機に陥っている国ではない。仏の銀行に対
する金融支援の必要はみられない。仏の財政状況は米国や英国より
良好。」との発表をしたことや、スペイン2年債の利回りが低下し
て3%を下回ったことや、スペインや伊の国債入札が比較的好調で
あったことなどでユーロドルがしだいに反発する展開になりました。

その後、格付け会社のフィッチが「伊は月末までに格下げられる
リスクに直面。」との発表をしたことで揺れながらも、ドラギECB
総裁の記者会見で「経済見通しは先行きの不透明感強く、下振れリ
スクが高い。」としらがらも「経済活動が低水準で安定化する一時
的な兆しが見られる。ユーロ圏経済は今年きわめて緩やかに回復す
る見通し。3年物資金供給は適切な時期に実施する。ECBはEFSFの
エージェントとしての責務を果たす。」などの発言があったことで
12日のNY時間にかけてユーロドルは堅調傾向で推移しました。

週末の13日のユーロドルは、オセアニア時間と東京時間前半の揉み
合いを経た後に、株式市場が堅調傾向で推移したことや、仏ソシエ
テ銀行が「ギリシャ債務交渉は今後、数日中に終了する可能性があ
る。ギリシャ国債の銀行の債務減免は50%超となる見通し。ECBの
3年融資でクレジットクランチのリスクを回避。」などの見解が発
表されたことでしばらく堅調傾向での推移になりましたが、伊国債
の入札では無事に通過はしたものの、市場期待を満足させる程でも
なく調整となっていたところで、一部メディアが、EU筋の話として、
「格付け会社S&Pがユーロ圏の仏やオーストリアを含むいくつかの
国を格下げする可能性。格下げは13日中の可能性。」との観測報道
がされたことを契機にユーロの下落が強まる展開になりました。

そして、一部メディアが「国際金融協会が建設的な対応が得られな
いとして、ギリシャとの協議を休止すると発表した。」との報道や
仏の財務相が「S&Pから格付けを1段階引き下げられると警告され
ていた。」ことを明かしたことでユーロドルの下落が強まりました。
その後、S&Pの格付けを先行織り込みした後にロンドンフィックス
頃からNYダウが下落幅を縮小したことでユーロドルは揉み合いとな
っていきました。NY時間クローズ後に発表されたS&Pの格付け発表
では「独のAAA格付けは維持する。仏の格付けをAAAからAA+に1段
階引き下げる。オーストリアをAAAからAA+に1段階引き下げる。
伊をAからBBB+に2段階引き下げる。キプロスをBBに2段階引き下
げる(ジャンク級)。スペインをAA−からAに2段階引き下げる。
ポルトガルをBBB−からBBに2段階引き下げる(ジャンク級)。
独とスロバキアの見通しは安定的。その他14ヶ国はネガティブ。」
などが発表されてユーロドルは週の取引を終えました。


<今週の注目点>

先週のドル円は週初9日に77.00円上抜けをトライするも超えること
ができず、軟調傾向の小幅な揉み合いが週半ばまで続く展開になり
ました。11日から反発をみせて11日と12日のロンドン時間に再び
77.00円上抜けをトライするも超えられず、76.65円まで下落した
後に週末13日のロンドン時間からNY時間前半にかけて35Pipsほどの
ここのところのドル円としては強い反発をみせましたが、またもや
77.00円のレジスタンスに跳ね返されて揉み合いとなって週の取引
を終えました。総じて小幅なレンジ相場の展開になりました。

米ドルについては、S&Pによるユーロ圏諸国の格下げなどもあり、
ユーロの軟調を背景にドルインデックスでは81.5アラウンドと、
相対的に米ドルの堅調が続いていますが、揉み合い傾向も覗えて、
米ドルの上昇に一服感も観られるようです。

次回のFOMCは1月24〜25日の2日間の日程で行われる予定ですが、
ここのところの要人発言では、9日にアトランタ連銀総裁が、
「経済は環境が好転しているが現時点で方向性定めた政策運営の
姿勢固めるべきでない。」としながらも「完全雇用目指す進歩は
遅く追加緩和の検討継続を正当化している。」との見解を示し、
10日にはサンフランシスコ連銀総裁が「最大雇用の目標はかなり
遠ざかっている。FRBの2大目標のインフレ抑制と雇用最大化の実
現に向けて、利用可能な道具を全て行使することが重要。」との
見解を示し、11日にシカゴ連銀総裁(本年はFOMCの投票権を有して
いない)が「米経済は継続的な金融緩和を必要としている。」との
見解を示し、13日にセントルイス連銀総裁が「最も効果的な武器は
量的緩和。FEDは追加緩和の問題に取り組まなければならない。」
との認識を示している一方、

11日にフィラデルフィア連銀総裁が「2013年半ばより前に利上げを
迫られる可能性。失業率は改善しつつある。FRBはインフレ動向を
非常に注意深く監視する必要。」との認識を示すなど、要人達の見
解は一様ではないものの、

FRB公定歩合議事録では「ボストン連銀が公定歩合を0.25%引き下げ
るよう要請。」したことが示されているなど、米要人達の見解は、
緩和策への意見が優勢となってきているようです。

他方、円については、12日に日財務相が「投機的な動きで変動した
75円台は実体経済に即していない。貿易収支が赤字になり始めてい
ることに危機感。投機的な動きや過度な変動に対してはさまざまな
対応をしていく。」として、円高への対応姿勢は崩していませんが、
(一部では対ユーロでの介入警戒はあるものの) ドル円の現在レベル
の77.00円〜76円ミドルでは、日財務相の示した「75円台」ではなく
日政府・日銀による為替介入の可能性は低そうです。
ただ、12日の日財務省の発表によりますと、欧州危機の影響もあっ
てか、2011年の外国人投資家の日短期債の買越額が前年の2.5倍に
なる16兆7395億円になり、中長期債の買越額も7.4倍に増えている
ことから、この流れが続いているとしますと円高の1つの要因には
なりそうです。

ドル円は先週一週間で40銭にも満たない値動きで低ボラティリティ
の状態が続いていて、トレードの意欲もあまり湧かない状況ですが
相場の内部エネルギーは蓄積していると思われます。引き続き76円
台ミドルから77円のレンジを上下どちらに抜けて行くかが注目され
ます。目先では77.00円での売り買いの攻防が注目されます。

ユーロについては、前年末に予告されていたS&Pによるユーロ圏各
国の格付け見直し発表のイベントが通過しましたが、同じく格付け
会社のフィッチが10日「仏を12年に格下げすると予想していない。
独のAAA格付けは安全。オーストリアのAAA格付けに差し迫ったリス
クはない。」との見解を発表していただけに、ある程度サプライズ
となったようです。格付各社で評価基準やモデルが異なるとはいえ
評価の差異に違和感を感じるトレーダーも多かったようですが、
週末のNY時間では“Buy the Fact”の事実買いが見られなく、今週
はじめの東京市場とロンドン市場の反応が注目されます。

ユーロではECBの政策金利とドラギ総裁の記者会見および格付け会社
の発表の2大イベントの通過で、今後の焦点は30日のEU首脳会議と
なりますが、11日にEU銀行筋が「ギリシャ債の民間債権者に対する
50%ヘアカットの実施でも政府が安定的に資金調達するためには追
加で150億ユーロが必要。ギリシャ債務交換協議は目標に達しない
見通し。ギリシャ政府は穴埋め迫られる可能性。」と見解を示し、
12日に読売新聞が「昨年10月に包括的な危機対策の柱の一つとして
決めたギリシャの債務削減が難航している。実施が遅れればギリシ
ャが3月に突然のデフォルトに陥る可能性があるため、市場では緊
迫感が高まっている。」との観測報道や、同日にロイター通信が
「IMF専務理事がEUにギリシャ支援は確実ではないと警告した。専務
理事はEUのギリシャ支援の拡大か、債権者の債務減免の削減率拡大
が必要と警告している。」との報道をしているだけではなく、

13日には一部メディアが「国際金融協会が建設的な対応が得られな
いとして、ギリシャとの協議を休止すると発表した。」との報道も
あることから、ギリシャ第2次支援にかかわる状況が悪化しつつあ
ることが覗えて、今後の注目材料となる可能性がありそうです。
同日にギリシャ財務省の関係者が「債務再編協議は18日まで続く見
込み。」との見通しを示していることから、同問題について、18日
の動向が注目材料になりそうで、次第によっては相場が大きく動く
可能性がありそうです。また、20日に期限が迫る欧州の銀行の資本
増強にかかわる進捗状況についても注目されます。

投機筋によるユーロの記録的な売り玉の積みあがりのカバーも気に
なるところですが、目先では1.2680アラウンドのサポートを巡る
売り買いの攻防が注目されます。引き続きリスク選好度のバロメー
ターとしてNYダウやダウ先物の動向も参考に柔軟にトレードして
いきたいものです。

経済指標関連では、
17日の中国第4四半期GDPなど中国経済指標と英消費者物価指数に
独ZEW景況感調査と米NY連銀製造業景気指数に加BOC政策金利、
18日の英雇用統計に米生産者物価指数、
19日のNZ第4四半期消費者物価に豪雇用統計と
米消費者物価指数に米住宅着工件数と米新規失業保険申請件数に
米フィラデルフィア連銀指数
20日の英小売売上高と加消費者物価指数に米中古住宅販売件数、
などが注目されます。
また米主要金融機関の第4四半決算発表も注目されます。


さて今回は、「価格の動きは独立事象か」のお話です。


最終学歴が自動車学校卒の私にとっては壮大なテーマですが、

独立事象とは、確率論において定義されているもので、
間違いを恐れず言語で表現しますと、事象Aと事象Bがあって、
「Bが起こったとしても、Aが起きる確率に影響を与えないこと」で、

よく引用される例では、それ以前の結果に影響されない
コイン・トスのように

「何回表が出ようとも」「裏が出る確率を高めない」として、

ギャンブラー的思考の

「表が10回も続けて出るなんてほとんどありえないぜ。
 確率(1/2)の10乗で1/1024にもなるんだぞ。
 だから次は裏が出る確率が高いはずだ。」

などというのは、(ギャンブラーの)誤謬と呼ばれています。

何回表が出ようとも、次のコイン・トスでは、
表裏の出現率はそれぞれ50%で変らないというわけです。

さて…、

相場はそのある時点からは、(保ち合いを除けば)
上げるか下げるかしかないわけですが、

バートン・マルキール氏らの「ランダム・ウォーク理論」によれば、

「値動きはどの時点においても長期的にも短期的にも
 上昇と下降の可能性がほぼ同じで確率的に独立した事象であり、
 過去の値動きから将来の値動きを予測することは不可能。」

とされていています。

そして、その拠所とするものは、

市場は効率的であり、その時点の価格にはあらゆる情報が
織り込まれていて、どのような方法を用いても、
超過収益を恒常的に得ることは不可能。」であるとする、

1900年のルイ・パシュリエの市場の観察に始まり、
1970のユージーン・ファマによって有名になった
「効率的市場仮説」のようですが、

早い話が…、学者達によれば、

ファンダメンタルズ分析もテクニカル分析も無駄なことであり、
トレードなどは愚か者のすることで、

「投資をするならば、せいぜい経済がプラス成長しているときに
 市場全体にポートフォリオとして投資する
 インデックス・ファンドくらいのものだ。」

「一部のファンド・マネージャーの驚異的な収益の事実なども、
 たとえば1000人のトーナメント式ジャンケンで誰か1人は
 必ず全勝者となるように、確率として起こりえることで、
 そんなものは“まぐれ”に過ぎない。」

ということになるようです。

まぁ、効率的市場仮説に拠(よ)らずとも、

仮に、現在価格が過去の影響を受けているとしても、

現在から一歩未来となるときには、
不確実性のある「未来要素」が加わっていくわけで、

現在価格がその後の「未来要素」の影響を受けるならば、
将来価格は完全に決定されないことにはなりそうです。

他方…、

人生わずか数十年の一代で現実に投資によって
世界有数の巨富を築いたウォーレン・バフェット氏は

「投資家としての成功に微積分や代数が必要なら、
 私は新聞配達の仕事に戻るしかないだろう。」

「市場が効率的なら、私はいま街頭で物乞いをしているだろう。」

「(金融工学などの)分散とは無知に対するリスク回避だ。
 だから、(投資のやり方の)勝手を知ったる者にとって、
 (金融工学などの)分散の手法はほとんど意味がない。」

と、メアリー・バフェットとデビッド・クラークの著書
「バフェットの教訓」で語っていて、

また、現実に生涯単位で収益を上げているトレーダー達も、
学者らの帰結の「トレードなどは愚か者のすること」なととは
思っているはずもなく、

論争は尽きることはありませんが、
「効率的市場論」はいまだに「仮説」とされているようで、

もしかしますと、

投資と投機の定義はともあれ、
学者達の見落としていることがあるのかもしれませんね。

たとえば、為替市場などでは9割ほどが投機玉で、
貿易や資本移動などの実需約1割ほどが相場のコアを作り、
それにまとうように投機玉がボラティリティと流動性となって、
相場が形成されていきますが、

9割ほどの投機玉は期間の長短は様々とはなるも、
投機における買い玉はいつかは必ず売り戻され、
投機における売り玉はいつかは必ず買い戻されることから、

投機玉の偏重が直ぐには修正の動きとはならなくても、
やがて修正の動きとなる潜在的なポテンシャルとして、
蓄積されているとしますと、(潜在的な意味において)

未来の価格は過去の価格の影響を(潜在的に)受けていることになり、
価格の動きは完全な独立事象ではないことになりそうですが
どうなのでしょうか。(謎)

「こんな青臭い机上の空論を言って、
 現実のトレードに何の役に立つのか!」

と、お叱りを受けそうですが、

ただ、もしも「完全」という意味において、
相場(価格の動き)が効率的ではなく、
完全なる独立事象ではないとすると、

テクニカル分析やファンダメンタルズ分析が
有効である余地があるということであり、

トレードも有益なものとする可能性があることになりそうです。

また、価格の動きが完全な独立事象ではないとすると、

ある手法での収益曲線のボラティリティの範囲において、

好調時でボラティリティの上限に近づいたら玉数を少なくして、
不調時でボラティリティの下限に近づいたら玉数を大きくする、

などの戦略的な資金管理とリスク管理の可能性も

(一見、ギャンブラーの誤謬のようでありながらも)

あり得ることにもなりそうですがどうなのでしょうか。

かつて、ラリー・ウィリアムズが
実際に6万ドルを18ヶ月で50万ドルにしてみせたのですが、
トレードそのものの手法だけではなく、何がしかの戦略的な
資金管理とリスク管理術を用いていたのでしょうか。(謎)

学者達とトレーダー達の論争は果てしなくも、

相場というものの本質における論議として、

「独立事象」「ランダム・ウォーク」「効率的市場仮説」などは
これからも興味が尽きないテーマのひとつであり続けそうです。



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トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。


FX ファット・テールのお話


2012年のトレードが早くも始まりました。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

●先週の主な出来事

<1月2日(月)>

元日に発表された中国製造業PMI(12月)は前回値より強い50.3でした。
2日の日株式市場や中国上海市場が休みでした。
ダウ先物や原油先物は休場でした。
ユーロ円が一時99円台を割り込み98.71まで下落しました。
ポンドが下落して始まりました。
韓国株式市場は小幅高、台湾株式市場は軟調で推移しました。
その後、ユーロ円が99円台半ばに反発しました。
市場参加者が薄く主要通貨ペアが揉み合い傾向で推移しました。
欧州株式市場は前年末比プラス圏で堅調傾向で推移しました。
英株式市場は休みでした。
独製造業PMI確報(12月)は市場予想より強い48.4、
欧製造業PMI確報(12月)は市場予想とおりの46.9になりました。
ユーロが一時反発するも限定的でした。
主要通貨ペアがしばらく小幅揉み合いで推移しました。
NY時間前半はポンドドルやユーロドルが軟調に推移しました。
NY株式市場は休みでした。
一部メディアが「9日の独仏首脳会談は30日EU首脳会議の準備。」
との報道をしました。
NY時間後半は主要通貨ペアが上下動の揉み合いになりました。

<1月3日(火)>

原油先物が100ドル台前半で始まり堅調傾向で推移しました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが反発をみせました。
日経新聞が、
「IMFが今年夏にも邦銀を対象のストレステストの結果を公表。」
との観測報道をしました。
東京時間前半はドルストレートが堅調に推移しました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
日首相が消費税不成立の場合は衆議院解散との発言をしました。
中国非製造業PMI(12月)は前回値より強い56.0になりました。
ドルストレートに上昇反応がみられました。
日株式市場や中国上海株式市場やダウ先物は休みでした。
アジアの株式市場が堅調傾向で推移しました。
東京時間後半もドル売り動意が優勢の相場展開が続きました。
ロンドン時間序盤にユーロドルが1.30台を回復しました。
ドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ギリシャの政府報道官が、
「10月にEUで決定した救済に向けた行動を完了しなければ、
ギリシャはユーロ離脱に直面する可能性。」
との発言をしました。
午後5時頃からドルストレートが一時反落して揉み合いました。
独2年債利回りが2%を割り込みました。
スイスSVME購買部協会景気指数(12月)は予想より強い50.7でした。
スイスフランに上昇反応がみられました。
独失業率(12月)は市場予想より強い6.8%になりました。
英製造業PMI(12月)は市場予想より強い49.6になりました。
ポンド買い反応がみられましたが限定的でした。
欧州株式市場は仏を除き堅調傾向で推移しました。
ハンガリーの報道官が「1月下旬までにIMFと協議開始の予定。」
との発表をしました。
ベルギーの3ヶ月物証券の入札では利回りが前回より低い
0.264%になりました。
ユーロドルなどドルストレートが堅調に推移しました。
ユーロ円が100円台を回復しました。
ドル円は軟調傾向が続きました。
LIBORドル3ヶ月物金利が0.58250%に上昇しました。
ダウ先物が200ドルほど上昇して始まりました。
EU執行機関の欧州委員会の報道官が、
「ハンガリー向け金融支援をめぐる協議を再開する前に、
同国政府はこのほど成立させた法律をめぐる不安を取り除く必要。
ハンガリーとの支援協議の再開のめどはまだ立っていない。」
との発表をしました。
独紙ベルゼン・ツァイトゥングが、
「政府からの独立性維持・インフレ抑制という独連銀の伝統的見解を
ユーロ圏が失わないよう努める。」
とのバイトマン独連銀総裁の認識を報じました。
NY時間が始まる頃からドルストレートに反落の動きがみられました。
ドル円に反発の動きがみられました。
NYダウが上昇して始まりました。
NY時間前半はドルストレートが反発して堅調傾向で推移しました。
米ISM製造業景況指数(12月)は市場予想より強い53.9になりました。
構成項目の新規受注が57.6、雇用が55.1と強い結果でした。
米建設支出(11月)は+1.2%と市場予想より強い結果になりました。
ドル売り反応がみられました。
原油先物が堅調に推移しました。
仏を含め欧州株式市場が堅調傾向で推移しました。
ECBが伊とポルトガル債を購入したとの市場観測がありました。
ECBのビーニスマギ理事とシュタルク理事の後任で、
仏のクーレ氏と独のアスムッセン氏がECB理事に就任しました。
NYダウが一時260ドル超の上昇になりました。
IIF国際金融協会の関係筋が、
「交渉が続いていたギリシャ債の借り換えなど民間関与に関して、
進展があり今月内には決着がつく可能性。」
との発表をしました。
NY時間後半からNYダウが緩やかに反落しました。
主要通貨ペアがしだいに揉み合う展開になりました。
米FOMC議事録では、
「公式のFF金利誘導目標の予想値の公表を計画。
1月公表のFOMC予測から出席者の政策金利見通し盛り込む。
金利見通しは10〜12月期時点で長期的見通しを含む。
ゼロ金利解除時期とバランスシート規模の予測も示す。
出席者の提案で経済予測の一層の情報伝達強化を行う。
FOMCの長期的目標と政策戦略の声明原案を提示。
間もなく13年半ばまでの調整を行う必要。
現水準の政策緩和維持は経済予測考慮すれば不適切。」
などが示されました。
市場反応は限定的でした。
米国務省が、
「イランの最近の脅迫は国際的な制裁に刺激され始めた証拠。
イラン軍は軍事演習を理由にペルシャ湾を離れた米国の空母が
再び寄港した場合に何らかの行動をとる可能性。
オバマ米大統領はイランから原油を輸入する国の金融機関に
米国独自の制裁を科す法案に署名。
EUも米法案に従いイランからの原油輸入を禁止することを検討。」
などの発表をしました。
格付け会社のフィッチが、
「スペインの12年の成長率予想をゼロに引き下げる。
スペインの13年の成長率予想を1%に引き下げる。」
などの発表をしました。
ユーロ売り反応がみられましたが限定的でした。
NY原油(WTI)はイラン情勢もあり102ドル台後半に上昇しました。
NYダウは前年末比+179.82ドルで新年初日の取引を終えました。

<1月4日(水)>

オセアニア時間ではややドル買い傾向の揉み合いになりました。
日経平均は前年末比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
人民元が1ドルで6.2919元と切り上げ後の最高値を更新しました。
上海株式市場の年始取引が前年末比プラス圏で始まりました。
他のアジアの株式市場も前日比プラス圏で始まりました。
その後、韓国や上海などの株式市場に反落の動きがみられました。
ユーロ円が再び100円台を割り込みました。
午前11時半頃からドルストレートに一時反落の動きがみられました。
その後、主要通貨ペアが揉み合いになりました。
米商品先物取引委員会が発表した12月27日までの週のIMM通貨先物の
ユーロ売り越しが12万7879枚と過去最高になりました。
中国商務省が、第15次5ヶ年計画での数値目標として、
「2015年の小売売上高を2010年の15.7兆元を倍増させて
32兆元(約390兆円)にする。」との発表をしました。
日経平均は前年末比+104.76円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はドルストレートに反発上昇がみられました。
ロイターが、伊のトレモンティ前財務相の発言として、
「伊の最大のリスクはIMFへの支援要請を余儀なくされること。」
との記事を掲載しました。
独サービス業PMI確報(12月)は予想より弱い52.4になりました。
欧サービス業PMI確報(12月)は予想より強い48.8になりました。
指標発表での反応は限定的でした。
スペインの地元紙が、
「スペイン政府が国内金融機関の再編に充てる資金の支援を
EUとIMFに申請することを検討している。」
との観測報道をしました。
午後5時半頃からユーロドルが反落しました。
ユーログループ議長が、
「欧州は未知のレベルで景気後退の崖っぷちに立たされている。
景気減速に適切に対処しなければならない。
ギリシャの債券保有者との話し合いはまもなく終了する。
ギリシャが通貨ドラクマに戻ることは選択肢にない。」
などの発言をしました。
英建設業PMI(12月)は53.2、英消費者信用残高(11月)は4億ポンドと
ともに市場予想より強い結果になりました。
一時ポンド買い反応がみられました。
ユーロポンドが軟調傾向で推移しました。
独10年債の入札では、
「目標を超える51.4億ユーロの応札があり、
落札利回りが前回より低い1.93%、応札倍率が前回より高い1.3倍」
と好結果になりました。
ポルトガル3ヶ月物証券の入札では、
「落札額が目標上限の10億ユーロ、
落札利回りが前回より低い4.346%、応札倍率が前回より高い2.4倍」
と好結果になりました。
一時ユーロ買い反応がみられましたが限定的でした。
欧CPI速報(12月)は市場予想とおりの+2.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
その後、ユーロドルなどドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ECBが伊とスペイン国債を購入しているとの市場観測がありました。
ダウ先物や欧州株式市場が軟調傾向で推移しました。
103ドル超まで上昇していた原油先物に反落の動きがみられました。
NY時間序盤はドル買い動意が優勢の相場展開になりました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ドル円が小幅揉み合いの中で一時反発をみせました。
NYダウは小幅安で始まり前日比マイナス圏で揉み合いになりました。
その後、ドルストレートに一時反発の動きがみられました。
ガイトナー米財務長官が1月第2週に日中を訪問と報道されました。
米製造業受注指数(11月)は市場予想より弱い+1.8%になりました。
深夜12時頃からドルストレートやクロス円が再び反落しました。
一部メディアが、EU外交筋の情報として、
「EUは昨年末にイランからの原油輸入を禁止することで合意した。」
との報道をしました。
一部メディアが、英BOE筋の情報として、
「11月の外国人による英国債の買い越しは163億ポンドまで拡大。」
との報道をしました。
ロンドンフィックスを過ぎた頃からドルストレートが反発しました。
NYダウや原油先物がしだいに反発する展開になりました。
資源国通貨が底堅く推移しました。
WSJ紙が、
「コダックはデジタル特許売却の試みに失敗すれば、
数週間内に破産法申請する可能性がある。」
との観測報道をしました。
FRBが議会に提出した報告書では、
「住宅在庫の減少やローン基準の緩和、
物件差し押さえの抑制で政策対応しなければ、
調整は更に長引き一層重い損失を招く可能性。
住宅市場の健全性を取り戻すことは景気回復に必要不可欠。」
などが示されました。
NY連銀のプライマリーディーラーへの聞き取り調査(12月)では、
「年内に60%の確率で債券購入による追加緩和を実施すると予想。
75%の確率でインフレ目標を年内に導入。
向こう6ヶ月間に景気後退に陥る確率は25%。
利上げ再開は2014年第2四半期に45%の確率で実施されると予想。」
などの結果になりました。
NY時間終盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
米10年債利回りが2%あたりにまで上昇しました。
NY原油(WTI)は103ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+21.04ドルでこの日の取引を終えました。

<1月5日(木)>

オセアニア時間ではややドル買い傾向の揉み合いになりました。
豪ドルに反落の動きがみられました。
東京時間前半はドルストレートが軟調傾向で推移しました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
ダウ先物は前日高値圏で揉み合いになりました。
豪貿易収支(11月)は予想より弱い+13.80億豪ドルになりました。
限定的ながら豪ドル売り反応がみられました。
原油先物にやや反落の動きがみられました。
ドル円は小幅な揉み合いが続きました。
中国HSBC非製造業PMI(12月)は前回値と同じ52.5になりました。
市場反応は限定的でしたが豪ドルが軟調傾向で推移しました。
アジアの株式市場は前日終値を挟んで揉み合いの後に
しばらくやや堅調傾向で推移しました。
中国商省が、
「2011年貿易黒字の対GDP比で2%、
中国の2011年貿易黒字は約1600億ドル。
小売売上高は18兆元に達し前年比約17%増加。」
などの発表をしました。
東京時間後半はややドル買い傾向の揉み合いになりました。
日経平均は前日比−71.40円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ジョージ・ソロス氏が、
「市場はユーロ圏の分裂の可能性を織り込んでいるが、
ユーロ圏の分裂は破壊的な結果をもたらす。
ユーロ危機解決には短期的な緊縮策が必要。」
などの見解を示しました。
中国上海株式市場が終盤に反落する展開になりました。
独小売売上高指数(11月)は予想より弱い−0.9%になりました。
市場反応は限定的でした。
午後4時半頃から一時ドルストレートが反発をみせました。
その後、ダウ先物や原油先物が反落する展開になりました。
欧州株式市場が軟調傾向で推移しました。
ドル買い動意が強まる展開になりました。
ドルストレートが下落して、ドル円が反発しました。
ユーロドルが1.29台を割り込みました。
伊失業率速報(11月)は市場予想より弱い8.6%になりました。
スペイン10年債利回りが昨年12月15日以来の5.50%超になりました。
伊10年物国債利回りが再び7%台に上昇しました。
英サービス業PMI(12月)は予想より強い54.0になりました。
指標発表後にポンドが上下動になりました。
ECBが伊国債を購入しているとの市場観測がありました。
欧鉱工業受注(10月)は予想より弱い+1.8%、
欧生産者物価指数(11月)は予想より強い+5.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
仏10年債の入札では、
「発行高は目標上限80億ユーロに対して合計79.63億ユーロ、
平均落札利回りが前回より高い3.29%。」になりました。
しばらくドルストレートの軟調が続きました。
ハンガリーの短期債の入札では、目標の450億フォリントに対して
発行額は350億フォリントと目標に達しませんでした。
しだいにドル円が反発上昇しました。
ハンガリーの経済相が、
「ECBのドラギ総裁に書簡を送付した。
先日成立した新中銀法に関してECBと協議する用意がある。
今回の法案修正はEUの規則に沿った内容であると確信している。
ハンガリー政府は中銀の独立性を尊重し続けるだろう。」
との発言をしました。
インド中銀の副総裁が、
「インドのインフレ率は鈍化していて金利は天井に達した。」
との見解を示しました。
EFSF3年債の入札では45億ユーロ相当の強い需要がありましたが、
利回りは40bp上乗せした水準で発行されました。
米ADP雇用統計(12月)は予想より強い+32.5万人になりました。
ドル買い反応になりドル円が上昇しました。
資源国通貨に一時反発の動きがみられました。
ユーロドルは軟調傾向が続いて一時1.28を割り込みました。
ダウ先物や欧州株式市場に反発の動きがみられました。
米新規失業保険申請件数は予想より強い37.2万件になりました。
ドル円が一段高になり77円台を回復しました。
加鉱工業製品価格指数(11月)は市場予想より強い+0.2%、
加原材料価格指数(11月)は市場予想より強い+3.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
米アルコアが精錬工場の12%で操業を休止すると発表しました。
その後、ダウ先物や欧州株式市場に反落の動きがみられました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まり軟調傾向で推移しました。
ギリシャ政府筋が、
「再来週までに今回の債務交換の概要が確定される。
その週に第2次支援に向けてEU、IMF、ECBとの交渉に入る予定。」
との発表をしました。
米ISM非製造業総合景況指数(12月)予想より弱い52.6になりました。
加Ivey購買部協会指数(12月)市場予想より強い63.5になりました。
限定的ながら米ドル買い反応がみられました。
セントルイス連銀総裁が、
「年内にもインフレターゲットを導入することは可能。
欧州の懸念についてはしばらく続く可能性。
かなり困難な道のりにある。」
などの見解を示しました。
EIA週間石油在庫統計で原油在庫が+221万バレルになりました。
原油先物が下落しました。
NY時間後半はNYダウが下落幅を縮小しました。
ダウジョーンズが、関係筋の話として、
「IMFは日本国債が下落した場合のリスクについて精査している。
結果は7月に公表の予定。」
との観測報道をしました。
NY原油(WTI)は下落して101ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−2.72ドルでこの日の取引を終えました。

<1月6日(金)>

一部メディアが、
「スペイン新政権は不良資産の受け皿となる
バッド・バンク創設の構想を否定した。」
との報道をしました。
ロイター通信が、
「欧州委員会はEUとIMFの対ギリシャ融資について、
実施時期が当初予定から3ヶ月遅れていることを明らかにした。」
との報道をしました。
オセアニア時間では主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ドル円と豪ドルなどに一時やや反落の動きがみられました。
東京時間前半は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
日経平均は前日比マイナス圏で軟調傾向の推移になりました。
アジアの株式市場は前日終値を挟んで上下動の後に
しだいに軟調傾向になりました。
ダウ先物や原油先物がやや軟調な小幅揉み合いになりました。
日財務相が、
「最近のユーロ安、ユーロ圏各国政府の努力を促している。
欧州経済の立て直しが世界経済を左右する。
為替相場の動向を注意深く監視している。
ユーロ圏に輸出している産業に非常に影響大きい。」
などの認識を示しました。
日金融相が、
「米のイラン制裁で外国金融機関が対象になりかねないことを
懸念している。」との発言をしました。
北朝鮮で原子炉事故との「噂」が飛び交いました。
韓国の株式市場が軟調に推移しました。
韓国当局が、
「北朝鮮に関する市場の噂を調査する。裏付ける情報は無い。」
との発表をしました。
東京時間の後半はドルストレートが反落する展開になりました。
豪ドル米ドルなどが軟調になりました。
WSJ紙が、
「伊のウニクレディトの株主割り当て増資が失敗すれば、
引き受け主幹事である米バンク・オブ・アメリカが
多額の支払を強いられる恐れがある。」
との観測報道をしました。
日経平均は前日比−98.36円の8390.35円で週の取引を終えました。
仏中銀総裁が、
「ECBは銀行に対してリスクなしで大規模なリファイナンスが可能。
欧州の国債入札は順調にこなされている。」
などの見解を示しました。
ロンドン時間序盤はダウ先物に反発がみられました。
アジアの株式市場も上海株式市場などが反発しました。
ドルストレートが反発して、ドル円が反落しました。
IMFのラガルド専務理事が、南アのプレトリアで会見で、
「世界経済見通しは下方修正となる公算。」との発言をしました。
英ハリファックス住宅価格(12月)は前回値と同じ−0.9%でした。
スイス消費者物価指数(12月)は予想より弱い−0.7%になりました。
市場反応は限定的でした。
欧州株式市場は前日比プラス圏で揉み合いになりました。
ECBが伊とスペイン国債を購入したとの市場観測がありました。
中国第3四半期企業景況感指数は前期より弱い128.2になりました。
EUの欧州委員会が財政赤字見通しが楽観的過ぎるとして、
ベルギーの2012年予算案を却下しました。
ハンガリーのオルバン首相が、
「政府はIMFと合意できるよう何でも行う。
ハンガリー中銀の独立性が起点となる。」
との発言をしました。
欧業況判断指数(12月)は市場予想よりは強い−0.31、
欧消費者信頼感指数確報(12月)は予想よりは強い−21.1、
欧小売売上高(11月)は予想より弱い−0.8%、
欧失業率(11月)は市場予想とおりの10.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
午後7時半頃からドル円が反発しました。
独製造業受注指数(11月)は予想より弱い−4.8%になりました。
一時、ユーロ売り反応がみられました。
加雇用ネット変化率(12月)は1.75万人、加失業率(12月)は7.5%と
ともに市場予想より弱い結果になりました。
加ドル売り反応がみられました。
格付け会社のフィッチが、
「ハンガリーの格付けをBB+に引き下げる。見通しネガティブ。」
との発表をしました。
ハンガリーがジャンク級にされたことでユーロが下落しました。
ハンガリー経済省が、
「フィッチによるジャンク級に引き下げは正当化できない。
2012年の財政赤字もGDP比3%以下を維持することが可能。
外貨準備も十分に蓄えがある。来週にはIMFとの協議が開始される。
これに成功すれば市場の信用は回復する。
政府が個人の銀行預金を差し押さえる可能性があるとの一部報道は
事実無根で断固として否定する。」
などの発表をしました。
米非農業部門雇用者数変化(12月)は+20.0万人、
米民間部門雇用者数(12月)は+21.2万人、米失業率(12月)は8.5%、
と、いずれも市場予想より強い結果になりました。
前回値の非農業部門雇用者数や失業率が下方修正されました。
指標発表後はドル買い反応がみられました。
ドル円が上昇して、ドルストレートが下落しました。
株式市場では上昇反応になりました。
独の地元紙が、
「独当局はギリシャのユーロ離脱に向けて準備している。」
との観測報道をしました。
ベルギーのタイト紙が、欧州委員会の見通しとして、
「ベルギーの2012年財政赤字は対GDP比で目標の2.8%を上回る
3.25%程度になる」との観測報道をしました。
NY連銀総裁が、
「一段の緩和政策の検討を続けることは適切。
金融政策と住宅政策は相互補完的。失業率の高さは受け入れ難い。
インフレ見通しは緩やか。」などの見解を示しました。
その後、ドル円が反落しました。
NYダウや原油先物がしばらく軟調に推移しました。
独と仏の株式市場が前日比マイナス圏に反落しました。
ドルストレードが軟調傾向で推移しました。
ユーロドルが1.27アラウンドに下落しました。
ポンドドルが1.54台を割り込みました。
ユーロ円が一時97円台に下落しました。
ボストン連銀総裁が、
「経済は下振れリスクが顕著に出ている。欧州危機はその一つ。
中東不安によるオイルショックもその一つとなっている。
追加緩和は住宅市場回復を支援して加速させる。」
などの見解を示しました。
ロンドンフィックス前あたりからNYダウが下落幅を縮小しました。
ドルストレートに一時反発の動きがみられました。
ドル円は緩やかな反落の動きが続きました。
仏サルコジ大統領が、
「メルケル独首相とともに伊を訪問して、
モンティ伊首相と20日に首脳会談を行う。」
と発表しました。
FRBのデューク理事が、
「2012年は景気が緩やかな回復の道のり歩む公算が大きい。
労働市場はここ数ヶ月一筋の希望がさしている。
現在の金融政策の運営姿勢は適切。
回復促進に適切ならばツールを行使する用意がある。
住宅市場は依然として足かせとなっていて著しい障害。」
などの見解を示しました。
NY時間終盤にかけて下落幅を縮小していたNYダウが再下落しました。
クロス円が軟調傾向で推移しました。
ドルストレートの多くがやや軟調な揉み合いになりました。
米ドル加ドルが上昇しました。
FRBのラスキン理事が、
「金融政策の影響は現在の状況下では推し量り難いが、
非伝統的な措置はFRBの二大責務には適切。」
との認識を示しました。
伊のモンティ首相が、
「伊の金融システムは底堅い。ウニクレディトの問題は
増資に絡んだ一時的な現象。」との認識を示しました。
米10年債利回りが1.96%あたりまで低下しました。
NY原油(WTI)は101ドル台後半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比−55.78ドルの12359.92ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<1月9日(月)>

※東京市場が休みです。

朝6時45分にNZ貿易収支(11月)、
午前9時半に豪小売売上高(11月)、
午後3時45分にスイス失業率(11月)、
午後4時に独貿易収支(11月)、独経常収支(11月)、
午後5時15分にスイス実質小売売上高(12月)、
午後8時に独鉱工業生産指数(11月)、
夜9時半から独仏首脳会談、
夜10時半に加住宅建設許可件数(11月)、
深夜(早朝)5時に米消費者信用残高(11月)、
NY市場クローズ後に米アルコアの第4四半期決算発表、
などが予定されています。
NZ・豪の指標に独仏首脳会談などが注目されます。

<1月10日(火)>

朝6時45分にNZ住宅建設許可(11月)、
午前9時01分に英RICS住宅価格(11月)、
午前9時半に豪住宅建設許可件数(11月)、
夜10時15分に加住宅着工件数(12月)、
深夜12時に米卸売在庫(11月)、
深夜3時に米3年債の入札、
などが予定されています。
NZ・豪などの指標には注目です。

<1月11日(水)>

朝8時半に豪Westpac消費者信頼感(1月)、
午後2時に日景気一致CI指数速報(11月)、同先行CI指数速報(11月)
午後6時半に英商品貿易収支(11月)、
深夜3時に米10年債の入札、
深夜4時に米地区連銀経済報告(ベージュブック)、
などが予定されています。
英・米の指標には注目です。

<1月12日(木)>

朝8時50分に日国際経常収支(11月)、日国際貿易収支(11月)、
午前10時半に中国消費者物価指数(12月)、同生産者物価指数(12月)
午後2時に景気ウォッチャー調査(12月 現状判断DI・先行判断DI)
午後3時に日工作機械受注確報(12月)、
午後4時に独消費者物価指数確報(12月)、
午後6時半に英鉱工業生産(11月)、英製造業生産高(11月)、
午後7時に欧鉱工業生産(11月)、
夜9時に英BOE政策金利、英BOE資産買入規模発表、
夜9時45分に欧ECB政策金利、
夜10時半からドラギECB総裁記者会見、
同夜10時半に米小売売上高(12月)、米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加新築住宅価格指数(11月)、
深夜12時に米企業在庫(11月)、
深夜3時に米30年債の入札、
深夜4時に米月次財政収支(12月)、
などが予定されています。
中国・英・欧・米の指標には注目です。
また、この日のロンドン時間には伊短期債とスペイン3年債の
入札が予定されていて金利動向などが注目されます。

<1月13日(金)>

午後6時半に英生産者物価指数コア(12月)、
同午後6時半に英生産者仕入価格(12月)、英生産者出荷価格(12月)
午後7時に欧貿易収支(11月)、
午後8時(予定)にJPモルガン・チェースの第4四半期決算発表、
夜10時半に米貿易収支(11月)、米輸入物価指数(12月)、
同夜10時半に加国際商品貿易(11月)、
夜11時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(10月)、
などが予定されています。
米の指標には注目です。
また、この日のロンドン時間には伊5年債の入札が予定されていて
金利動向などが注目されます。


<先週のユーロドルのサマリー>

さて先週、ユーロドルは年始で週初めの2日の市場の薄みを衝いた
投機筋の動きがあり、オセアニア時間に下落する展開になりました。
日市場と英株式市場と米市場は年始で休みでしたが、ロンドン時間
が始まる頃にユーロドルは前年終値レベルまで戻して、欧州株式市
場が前年末比プラス圏で堅調傾向で推移する中、NY時間は揉み合う
展開になりました。

3日は日株式市場や中国上海株式市場や東京時間のダウ先物は年始
でまだ休みでしたが、アジア株式市場が堅調傾向で推移したことや
独失業率(12月)が6.8%と改善をみせて、またハンガリーの報道官が
「1月下旬までにIMFと協議開始の予定。」と発表したことや、ベル
ギーの3ヶ月物証券の入札で利回りが低下したことを背景に、欧州
株式市場が仏を除き堅調傾向で推移して、そしてダウ先物が200ドル
ほど上昇して始まったや、米ISM製造業景況指数が53.9と強い結果と
なってNYダウが一時260ドル超の上昇となったことで、リスク選好の
動意優勢になり、ユーロドルは堅調に推移して1.30台後半まで反発
上昇する相場展開になりました。その後、NY時間終盤に格付け会社
フィッチが「スペインの2012年の成長率予想をゼロに引き下げる。
スペインの2013年の成長率予想を1%に引き下げる。」などの発表
をしたことでユーロドルの上昇は一服になりました。

4日はオセアニア時間と東京時間での保ち合いを経た後に、ロンド
ン時間に独10年債とポルトガル3ヶ月物証券の入札が好調で、一時
ユーロドルが反発上昇したものの、スペインの地元紙が「スペイン
政府が国内金融機関の再編に充てる資金の支援をEUとIMFに申請する
ことを検討している。」との観測報道があり、またユーログループ
議長が「欧州は未知のレベルで景気後退の崖っぷちに立たされてい
る。」との発言があって、ダウ先や欧州株式市場が軟調傾向で推移
したことを背景にユーロドルが反落する展開になりました。そして
NY時間前半にNYダウが軟調傾向で推移したこともあり、リスク回避
のドル買い優勢の展開になって、ユーロドルは1.29アラウンドまで
下落しました。その後、ロンドンフィックスを過ぎた頃からNYダウ
の反発を背景にユーロドルも反発をみせるも、しばらくも揉み合う
展開になりました。

5日はオセアニア時間と東京時間でユーロドルは揉み合いとなった
後に、中国上海株式市場が終盤に反落する展開となり、ダウ先物や
原油先物が反落する展開となったことで、ユーロドルが再び軟化し
て、さらにスペイン10年債利回りが昨年12月15日以来の5.50%超と
なったことや、仏10年債の入札で平均落札利回りが上昇したことや
ハンガリー短期債の入札で目標未達となったことを背景に、リスク
回避優勢の相場展開となってユーロドルが下落する展開になりまし
た。そして米ADP雇用統計が予想より強い+32.5万人となったことや
米新規失業保険申請件数が予想より強い結果となったことを受けて
米ドル買いが強まり、さらに週間石油在庫統計で原油在庫が+221万
バレルとなったことで原油価格も下落して、ユーロドルは1.28台を
割り込む展開になりました。

6日はオセアニア時間と東京時間での上下動の揉み合いを経た後に、
ロンドン時間にユーロドルが上海株式市場やダウ先物の反発上昇を
背景に反発をトライするも、欧州委員会が財政赤字見通しが楽観的
過ぎるとしてベルギーの2012年予算案を却下したことや、格付け会
社のフィッチが「ハンガリーの格付けをBB+に引き下げる。見通し
はネガティブ。」との発表をしたことでユーロドルは軟化して、
米雇用統計の強い結果による米ドル買い動意に加えて、独の地元紙
が「独当局はギリシャのユーロ離脱に向けて準備している。」との
観測報道をしたことや、ベルギーのタイト紙が、欧州委員会の見通
しとして「ベルギーの2012年財政赤字は対GDP比で目標の2.8%を上
回る3.25%程度になる。」との観測報道をしたことで独と仏の株式
市場が前日比マイナス圏に反落して、NYダウも米雇用統計の強い結
果にもかかわらず軟調に推移したことで、ユーロドルが1.27あたり
まで下落する相場展開になりました。その後、ロンドンフィックス
前あたりから反発をみせるも続かず、NY時間後半は揉み合う展開に
なりユーロドルは週の取引を終えました。


<今週の注目点>

さて、年末に下落を強めたドル円ですが、先週は年始で週初め2日
に揉み合いとなった後に、3日の東京時間からロンドン時間にかけ
て軟調になり、76円台後半での推移となりました。その後、4日か
ら5日の東京時間にかけては小幅揉み合いになり、5日のロンドン
時間からNY時間にかけて、米ADP雇用統計が予想より強い+32.5万人
となったことや、米新規失業保険申請件数が予想より強い結果とな
ったことを受けて77.20アラウンドまで反発上昇しました。その後は
揉み合いになって、6日のロンドン時間前半にかけて77.00円近くま
で反落しましたが、その後は反発して米雇用統計の強い結果に一時
77.30円超まで上昇するも、ユーロドルなどの下落に伴うリスク回避
の円買い動意と、NY連銀総裁やボストン連銀総裁やFRBのラスキン
理事らの追加緩和支持を示唆する発言によるドル売り動意もあり、
77円台を割り込み軟調傾向で週の取引を終えました。

米ドルについては、年初のNYダウが週間+142ドルとなりましたが、
ユーロドルなどでのリスク回避のドル買い優勢の展開でドルインデ
ックスが81.0超と総じて週間でドル堅調の展開となりました。

注目の米雇用統計では、米非農業部門雇用者数変化が+20.0万人、
米民間部門雇用者数が+21.2万人、また米失業率(12月)が8.5%と、
いずれも市場予想より強い結果になり、欧州懸念も背景にユーロ
ドルなどドルストレートで米ドル買い動意となるも、NYダウは
米雇用統計が強かったにもかかわらず軟調推移となって、そして
NY連銀総裁の「一段の緩和政策の検討を続けることは適切。」と
の発言や、ボストン連銀総裁の「追加緩和は住宅市場回復を支援
して加速させる。」との発言や、FRBのラスキン理事の「非伝統的
な措置はFRBの二大責務には適切。」との発言などで、米追加緩和
の示唆がみられたことも影響してか、ドル円の上昇動意は続きませ
んでした。

先週のドル円は動いたようでありながら年明け週間での値幅は70銭
ほどの低ボラティリティの展開でしたが、今週は76円台ミドルから
77円台ミドルのレンジを上下どちらに抜けて行くかが注目されます。

ユーロについては、年明けとなる週前半で株式市場の堅調などを背
景に上昇した後は軟調傾向の一週間となりました。債券市場の動向
でも、スペイン10年債利回りが昨年12月15日以来の5.50%超になり、
伊10年物国債利回りが再び7%台に上昇したり、EFSFの3年債入札
では45億ユーロ相当の強い需要がありましたが利回りは40bp上乗せ
した水準での発行になり、金融市場はなお逼迫した状況が続いてい
いるようで、欧州懸念の根深さが覗えます。

そして、先週末に格付け会社のフィッチがハンガリーの格付けを引
き下げましたが、今月の1月には格付け会社S&Pによりユーロ圏の
うち15ヶ国の格付けについて見直しの発表がされるということで、
何がしかの格下げ発表の可能性も高いことから、IMM通貨先物での
記録的なユーロの売り玉の増加も気掛かりではありますが、S&Pの
格付け見直しの発表がされるまでは、戻りも売りたたかれる可能性
が高そうです。

また、今週後半の12日には英BOEと欧ECBの政策金利の発表が予定さ
れているとともにドラギECB総裁の記者会見が予定されていて、12日
がユーロにとって注目の焦点となりますが、あわせて今週後半12日
には伊短期債とスペイン3年債の入札、そして週末13日には伊5年
債の入札も予定されていて、債券市場の動向も注目されます。

今週のユーロも大きく動く可能性がありそうです。S&Pによるユー
ロ圏のうちの15ヶ国の格付け見直しの発表の日時は不明ですが
この発表でユーロ圏のいくつかの国が格下げとなった場合、下落に
よって格下げの織り込みがされた後には、いったんのイベント通過
を契機とした短期筋による積みあがった売り玉のショート・カバー
の可能性もありそうですので、一時的な巻き戻しの動きにも注意が
必要と思われます。

週初のユーロドルの目先では、1.27のチャートポイントを巡る売り
買いの攻防、および9日の独仏首脳会談での動向が注目されますが
引き続きリスク選好度のバロメーターとしてNYダウやダウ先物の動
向も参考に柔軟にトレードしていきたいものです。

経済指標関連では、9日のNZ貿易収支に豪小売売上高と
米アルコアの第4四半期決算発表、
10日のNZ住宅建設許可と豪住宅建設許可件数、
11日の英商品貿易収支と米地区連銀経済報告、
12日の中国消費者物価指数と英BOE政策金利に欧ECB政策金利と
ドラギECB総裁記者会見に米小売売上高と米新規失業保険申請件数、
13日のJPモルガン・チェースの第4四半期決算発表と
米貿易収支とミシガン大学消費者信頼感指数速報、
などが注目されます。


さて今回は、ファット・テールのお話です。

2012年のトレートが早くも始まりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、昨年2011年は激動の年でしたが、
今年も相場が大きく動く年になりそうですね。

正月休みに大型書店に行きましたら、
投資関連のコーナーにはいつもの年より多い
たくさんのセンセーショナルな題名の新書が並んでいて、

それらの本の内容は様々ですが、
今年の相場も激動となることを予感させます。

ところで…、

為替ではその建て玉の9割近くが投機玉といわれていて、

買い玉のほとんどはいつかは反対売買の売りが行われ、
売り玉のほとんどはいつかは反対売買の買いが行われることで、

価格が大小さまざまなレンジを形成して、
塩漬けの含み損玉もかなりの率でプラス決済とできるものですが、

貿易での外貨取得での円転や資本移動などで
買い切りや売り切りとなる為替取引もあり、
これらがしばらく還らぬ巨大なトレンドを形成することがあって、

たとえば、ほんの数年前に250円を超えていたこともあった
ポンド円が現在は120円程度と、
10,000Pips以上もの価格変動となることがあり、

長期時間軸でのトレンドの巨大さに驚きを覚えることがあります。

また、

経済学における一般均衡理論などの市場理論や一般統計として
説明のつかないことが実際に起こるのが市場ですが、

過去にも1987年10月のブラック・マンデーのように、
古典的な計算上では50億年に1回も起こりえないくらいの
20σ(20標準偏差)相当のような事象が現実に起こってきました。

記憶に新しいものでも、2010年5月には
NYダウが一夜にして1000ドルも暴落することがありましたし、

為替相場でも、20世紀の末にタイガーファンドの破綻を
契機としたドル円の異常なまでの暴落がありましたし、

2011年9月にスイス中銀SNBによる「1ユーロ=1.20フラン」
の下限水準の設定によって、わずか数時間足らずで
1000Pipsも為替レートが変動したことがありました。

このような事実を顧みますと、
相場の世界では「何でも起こり得る」ようで、

マイケル・J・モーブッシンがその著書の
「投資の科学」で語っているように、

「現実の世界は平均値ではなく異常値に支配されている。」

といえるのかもしれません。

これは、通常の理論の範疇をはるかに超えた事件が
ときに「現実に起こる」ということで、

また、このような相場の異常事象が起こったときに、
かつてのLTCMの天才達でも太刀打ちできなかったばかりか、

マーケットが優秀なトレーダーをも
いとも簡単に葬り去る事実を見るとき、

相場のファット・テールの巨大さにも驚きを覚えるものです。

ただ、

相場のその多くの状態は通常値の範囲であることから、
理論や手法が通用する状況のほうが多いのもまた事実であり、

相場には巨大なファット・テールがあることを認識して、
決して相場を侮(あなど)ることはできませんが、

価格変動の差益・差分を得ることがトレードであるならば、
相場が大きく動くということは収益機会につながることでもあり、

異常事態の逆行で最も有効な手段の損切りを心得た上で、

果敢にトレードに臨み大きな収益機会を得て、

2012年を私達トーダーにとって良い年にしたいものです。


このコラムでは今年もいろいろなお話をさせていただきます。

来週は「価格の動きは独立事象か」のお話の予定です。

よろしくお願いいたします。



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