FX ヘンダーランドの処世術のお話


本年はたいへんにお世話になりました。

ところで、「家政婦のミタ」の最終回の視聴率が
なんと40%超えたのだそうで話題となりましたね。


●先週の主な出来事

<12月19日(月)>

米上院が17日に年末期限となっていた給与税減税の
2ヶ月間延長法案を賛成多数で可決しました。
英FT紙が、
「ECBのドラギ総裁が銀行はECBの融資で債券を購入する可能性。
それはECBによる債券購入と同じことになるとの認識を示した。」
と報じました。
NZ第3四半期消費者信頼感指数は前期より弱い101.3になりました。
オセアニア時間はドルストレートがやや反落して揉み合いました。
ダウ先物が小幅に上昇して始まった後に揉み合いました。
英ライトムーブ住宅価格(12月)は前回値より強い−2.7%でした。
市場反応は限定的でした。
ドラギECB総裁が、英紙FTのインタビューで、
「ユーロを離脱する国は急激なインフレに見舞われる可能性。
より大きな困難に直面し弱い立場での構造改革の実行が余儀ない。」
との見解を示しました。
NBNZ企業景況感(12月)は前月より弱い16.9になりました。
日経平均は前週末比マイナス圏で推移しました。
東京時間序盤はドル買い優勢の展開になりました。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
ドル円が反発をみせました。
ダウ先物が反落して揉み合いになりました。
原油先物が軟調傾向で推移しました。
加の財務相が、
「欧州の状況は極めて深刻。
欧州は危機の解決に自身の財源を使用すべき。
IMFは欧州諸国の財政状況の監視をすべき。」
などの見解を示しました。
アジアの株式市場は前週末比マイナス圏で推移しました。
北朝鮮の金正日総書記死去との報道がありました。
ドル買い動意の展開になりました。
ドル円が上昇して、ドルストレートが軟調になりました。
スイスフランが買われました。
韓国株式市場などアジア株式市場が下落する展開になりました。
格付け会社のムーディーズが、
「金総書記の死去でも韓国のファンダメンタルズは変わらない。
韓国での戦争などのイベントリスクの可能性は非常に低い。」
などの見解を示しました。
東京時間後半はドルストレートが反発してドル円が反落しました。
日経平均は前週末比−105.60円で大引けになりました。
その後、ダウ先物や中国上海株式市場などが反発をみせました。
原油先物にやや反発の動きがみられました。
独財務相が、
「アイルランドとポルトガルは救済が機能していることを示す。
ギリシャは例外的なケース。IMFに資金を補強する必要があるが、
米国が補助する可能性はない。」
などの認識を示しました。
ロンドン時間序盤はドルストレートの反発がしばらく続きました。
ドル円の反落がしばらく続きました。
欧州株式市場は下げて始まり、その後下げ幅を縮小しました。
仏中銀総裁が、
「銀行システムの流動性に影響を与える危機を抑制するために、
ECBは介入しているし今後もするだろう。しかしながら、
大規模な国債購入は最後の貸し手としてのECBの役割を逸脱する。」
などの見解を示しました。
欧経常収支(10月)は前回値より強い+17億ユーロになりました。
市場反応は限定的でした。
英BOEのフィッシャー政策委員が、
「現在の状況は2008年よりも危険である。
ユーロ圏から生じる景気の下振れリスクは
インフレリスクを上回っている。」
などの認識を示しました。
一時、ポンドが反落しました。
欧州株式市場が前週末比プラス圏に上昇しました。
ダウ先物や原油先物の反発がしばらく続きました。
その後、主要通貨ペアが揉み合いになっていきました。
午後8時頃からドルストレートに一時反落の動きがみられました。
ダウ先物や原油先物に一時反落の動きがみられました。
独連銀の月報では、
「欧州債務危機や世界的な景気減速にもかかわらず、
独は深刻な景気後退に陥ることは回避できる。」
との見解を示しました。
NY時間が近づく頃にドルストレートが再び反発しました。
加卸売売上高(10月)は市場予想より強い+0.9%になりました。
加ドル買い反応がみられました。
午後11時頃からドルストレートがやや反落しました。
NYダウは前週末比プラス圏で揉み合いになりました。
仏の短期国債入札は順調に消化されました。
スイス中銀総裁が、
「為替レートのターゲット死守のために可能なことは全て実行。
ユーロ圏の崩壊はないと思うが全ての可能性を注視している。
来年の数四半期はインフレの低下を見込んでいる。」
などの発言をしました。
スイスフラン売り反応がみられました。
NY時間前半は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
米NAHB住宅市場指数(12月)は市場予想より強い21になりました。
市場反応は限定的でした。
ロンドンフィックス前からにNYダウがマイナス圏に反落しました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
欧州株式市場がマイナス圏に反落しました。
ドラギECB総裁が、
「ユーロ圏の経済見通しには大きな下方リスクが存在する。
インフレについては概ねECBのターゲット付近に抑制。
ECBの政策は銀行の資金調達を安定的にして
企業や家計への融資をサポートすること。
首脳会議でのEFSFやESMの決定を歓迎。
格付け会社の格付けをECBが使用するかどうかは自由な判断。
ECBの国債買い入れは時限措置で無制限ではない。」
などの見解を示しました。
コンスタンシオECB副総裁が、
「ECBが新たに導入する3年物資金供給に著しい需要がある。
信用逼迫の兆しを示す兆候が一段と強く見られる。」
などの発言をしました。
ユーロ売り反応がみられました。
米2年債の入札では、最高落札利回りが0.240%、
応札倍率が前回より低い3.45倍になりました。
リッチモンド連銀総裁が、
「来年の成長見通しは2〜2.5%を予想している。
この予想は欧州の著しい減速を織り込んでいる。
インフレは平均2%程度の見込みでリスクは上向き。
金融政策の成長への影響には限界がある。」
などの見解を示しました。
ギリシャのカシメリニ紙が、
「ギリシャの国際監査団は同国政府が来年初めに20億ユーロの
財政緊縮策を追加しなければならないとの見方を明らかにした。」
との報道をしました。
ユーロ圏財務相の電話会合では、
「先のEU首脳会議で決定した2000億ユーロのIMFへの融資のうち、
ユーロ加盟国が負担する1500億ユーロの融資を承認した。
内訳は独が415億ユーロ、仏が314億ユーロ、伊が235億ユーロなど。
ユーロ非加盟国の融資へ、スウェーデン、デンマーク、
ポーランド、チェコが参加する。
英国は2012年始めにG20の枠組みで決定する。
G20やIMF加盟国へも追加拠出を求める。」
などが合意されました。
市場反応は限定的でした。
一部メディアが、
「ギリシャ、ポルトガル、アイルランドはIMFに拠出しない。」
と報じました。
NYダウが終盤にかけて下落が強まりました。
バンク・オブ・アメリカの株価が5ドル割れとなりました。
NY時間の終盤にかけてドルストレートの下落が強まりました。
米10年債利回りが1.81あたりまで低下しました。
NY原油(WTI)は93ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比−100.13ドルでこの日の取引を終えました。

<12月20日(火)>

日本経済新聞が、
「日本は中国国債を最大100億ドルで購入することを
25日の首脳会談で合意する予定。」
との観測報道をしました。
オセアニア時間ではドル売り傾向の揉み合いになりました。
豪景気先行指数(10月)は前回値と同じ+0.6%になりました。
英ネーションワイド消費者信頼感指数(11月)は、
市場予想より強い40になりました。
指示用反応は限定的でした。
オセアニア時間ではドルストレートがやや反発をみせました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが上下動の揉み合いになりました。
ダウ先物や原油先物が反発をみせました。
豪RBA議事録では、
「小幅の利下げ決定は欧州からの下方リスクの高まりが理由。
鉱山投資ブームのトレンドに沿った国内経済成長は
貿易相手国の堅調な成長がその要因。
一部の要因は利下げの強い必要性を示唆していない。
欧州問題を集中検討。欧州には深刻な景気後退のリスク。
世界経済成長は今後数年にわたり弱まる公算。
アジアの成長は引き続き堅調。中国の指標はGDPの伸びと一致。
豪経済指標は年央より若干強くなりトレンド並みの成長を示す。
資源投資は異例に強い伸び。他のセクターでも投資が活発。」
インフレは向こう2年の目標と合致する見込み。」
などが示されました。
豪ドル買い反応がみられました。
仲値を過ぎからドルストレートに反落の動きがみられました。
アジアの株式市場はしばらく前日比プラス圏で揉み合いました。
日政府が補正で為替介入の原資のFB枠を195兆円へ引き上げました。
日財務相が、
「為替について、いつでも果断な決断できるよう準備している。」
との発言をしました。
東京時間後半は主要通貨ペアが動意薄の揉み合いになりました。
日全産業活動指数(10月)は市場予想より弱い0.8%になりました。
日景気一致CI指数確報(10月)は前回値より強い91.4、
日景気先行CI指数確報(10月)は前回値より強い92.0になりました。
東京時間終盤にかけてややドル売り動意がみられました。
日経平均は前日比+40.36円で大引けになりました。
ロンドン時間前半はドルストレートが反発をみせました。
ポンドが堅調に推移しました。
ドル円に反落の動きがみられました。
韓国を除くアジアの株式市場に反落の動きがみられました。
独生産者物価指数(11月)は市場予想とおりの+5.2%、
独GFK消費者信頼感調査(1月)は予想より強い5.6になりました。
スイス貿易収支(11月)は予想より強い+30億フランになりました。
市場反応は限定的でした。
独2年物国債利回りが0.20%とユーロ導入後で最低になりました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
独IFO景気動向指数(12月)は市場予想より強い107.2、
独IFO現況指数(12月)は市場予想より強い116.7になりました。
指標反応としては限定的でした。
英市場を除く欧州株式市場がしだいに反発をみせました。
ダウ先物や原油先物が堅調傾向で推移しました。
スイスフランが堅調傾向で推移しました。
スペイン短期の入札では、
目標45億ユーロに対して56.4億ユーロが調達されて、
「3ヶ月物は平均落札利回りが前回よりかなり低い1.735%で、
応札倍率が前回と同じ2.9倍。
6ヶ月物は平均落札利回りが前回よりかなり低い2.435%で、
応札倍率が前回より低い4.1倍。」と好調な結果になりました。
ユーロに上昇反応がみられました。
ドルストレートがしばらく堅調に推移しました。
ギリシャ3ヶ月物国債入札では
平均落札利回り4.68%で応札倍率が2.91倍になりました。
格付け会社のフィッチが、
「EFSFの格下げリスクが高まった。
最上級格付けを維持するかは仏の格付け次第。
ユーロ圏の更なる金融市場の変動を見込む。
ユーロ危機は他の世界のソブリン市場に影響を及ぼす。」
などの見解を発表しました。
ユーロの上昇が一服になりました。
ドルストレートの上昇が一服になり揉み合う展開になりました。
加消費者物価指数(11月)は市場予想とおりの+2.9%、
加消費者物価指数コア(11月)は予想より弱い+2.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
米住宅着工件数(11月)は市場予想より強い68.5万件、
米建設許可件数(11月)は市場予想より強い68.1万件になりました。
市場反応は限定的でした。
英BOEのビーン副総裁が、
「2012年も厳しい年になると考えるのには一理あるが、
今年ほど厳しくはない可能性。インフレは急低下して、
それが成長を助けることになる。ユーロ危機は深刻な状況だが
悪化するような状況に備えた措置をBOEは有している。」
などの発言をしました。
NY時間序盤はドルストレートが再び堅調傾向で推移しました。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
ドル全面安の展開になりました。
ダウ先物や原油先物や欧州株式市場が堅調傾向で推移しました。
NYダウが堅調に推移しました。
ミネアポリス連銀総裁が、
「米経済に関してはやや楽観的。2012年は3.0%成長近傍と見込む。
追加緩和には躊躇がある。もしインフレが弱まり雇用が悪化なら、
追加緩和が必要になる。2013年の失業率は7.5%を見込んでいる。」
などの見解を示しました。
ドンドンフィックス前あたりからユーロドルが反落しました。
ポンドドルにも反落の動きがみられました。
豪ドルなど資源国通貨は堅調傾向で推移しました。
格付け会社のムーディーズが、年次報告書で、
「英国のAAA格付けを確認。見通しは安定的。」
との報告をしました。
米下院が給与減税の2ヶ月延長法案を否決しました。
米5年債の入札では、最高落札利回りが0.880%、
応札倍率が2.86倍になりました。
市場反応は限定的でした。
NY時間終盤にかけて主要通貨ペアが揉み合いになりました。
英BOEのブロードベント委員が、
「英国は景気後退に陥るリスクに直面している。」
との認識を示しました。
ピムコのエラリアン氏が、
「欧州がリーマン型危機を引き起こす恐れもある。
12年の欧州経済は1〜2%縮小する公算が高い。」
などの見解を発表しました。
NYダウの堅調推移は続きました。
米10年債利回りが1.92%を回復しました。
NY原油(WTI)は上昇して97ドル台前半で引けました。
NYダウは大幅上昇して前日比+337.32ドルで取引を終えました。

<12月21日(水)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
NZ第3四半期経常収支は予想より弱いマイナス45.99ドルでした。
限定的ながらNZドル売り反応がみられました。
豪Westpac先行指数(10月)は前回値より強い+0.1%になりました。
豪ドル買い反応がみられました。
日通関ベース貿易収支(11月)は予想より弱い−6847億円でした。
英GFK消費者信頼感調査(12月)は予想より弱い−33になりました。
市場反応は限定的でした。
東京時間序盤はユーロドルなどドルストレートが上昇しました。
日経平均は前日比プラス圏で推移しました。
ダウ先物や原油先物が前日高値圏で揉み合いになりました。
ダウ・ジョーンズが、
「ECBとユーロ圏17ヶ国の中銀で構成されるユーロシステムの
バランスシートは16日までの1週間に再び拡大し過去最大規模へ。
ユーロ圏加盟国の国債買い入れや銀行への流動性供給が背景。」
との観測報道をしました。
アジアの株式市場が前日比プラス圏で推移しました。
仲値頃から主要通貨ペアがやや反落をみせ揉み合いになりました。
日銀が政策金利を0.00%〜0.10%で据え置きました。
日銀声明では、
「金融政策を現状維持。全員一致で決定。
日本経済は持ち直しの動きが一服している。
企業の業況感は全体として改善の動きが鈍化。
欧州ソブリン問題は世界経済の下振れもたらす可能性。
米国経済は減速が長引く可能性。
日本経済の先行きは緩やかな回復経路に復していくと考えられる。
物価安定が展望てきるまで実質ゼロ金利政策を継続。
資産買入基金の規模を増額し金融資産の買い入れを進めている。
国際金融資本市場の緊張度は引き続き高い。」
などが示されました。
市場反応は限定的でした。
日政府が、経済見通しを下方修正して、
「2011年度は−0.1%、2012年度は+2.2%とする。」
との発表をしました。
日本の格付投資情報センターR&Iが、
「日本の発行体格付けをAA+に引き下げ、方向性は安定的。」
との発表をしました。
日経平均は前日比+123.50円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はドル売り動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートが揉み合いの後に堅調に推移しました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
資源国通貨が堅調傾向で推移しました。
ダウ先物が堅調傾向で推移しました。
中国上海株式市場が終盤に反落する展開になりました。
独輸入物価指数(11月)は前年比で予想より強い+6.0%でした。
市場反応は限定的でした。
日銀総裁の記者会では、
「国内金融機関のドル資金繰りは全く問題ない。
最大のリスク要因は引き続き欧州ソブリン問題。
欧州危機への対応遅れれば世界経済に大きな影響与える。
米ドル以外の通貨供給の必要性は現在は高まっていない。」
などが示されました。
欧州株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
午後6時頃から主要通貨ペアが揉み合いになりました。
中国人民銀行総裁が、
「金利を段階的に自由化する。
2012年も穏健な金融政策を維持する。」
との発表をしました。
英公共部門ネット負債(11月)は予想より弱い+152億ポンドでした。
英BOE議事録では、
「政策金利の据え置きは全会一致。
資産購入規模の据え置きは全会一致。
一部の委員は見通しの悪化でいずれ追加量的緩和が正当化される
可能性があると指摘。何人かの委員はインフレリスクは
中期的に均衡がとれているとして、
インフレは予想よりも緩やかに落ちる可能性を指摘。」
などが示されました。
市場反応は限定的でした。
ECBが期間14日のドル供給オペで330.04億ドルを供給しました。
ECBが始めて実施した3年物の資金供給オペでは、供給額が
4892億ユーロと市場予想2500億ユーロを上回る需要があり、
応札銀行は523行になりました。
株式市場に一時上昇反応がみられました。
一時、ドルストレートが急上昇する場面がありました。
その後、ユーロドルなどドルストレートが
事実売りを浴びて急反落していきました。
ドル円に反発の動きがみられました。
株式市場や原油先物や金価格に反落の動きがみられました。
LIBORドル3ヶ月物物金利が0.57125%に上昇しました。
加小売売上高(10月)は市場予想より強い+1.0%になりました。
指標発表直後に加ドルがやや買われるも市場反応は限定的でした。
ECBが伊国債を購入しているとの観測がありました。
NY時間序盤はドルストレートが揉み合いになりました。
ドル円の反発がしばらく続きました。
NYダウは前日比マイナス圏で揉み合いになりました。
欧消費者信頼感速報(12月)は予想より弱い−21.2になりました。
米中古住宅販売件数(11月)年率は予想より弱い442万件、
米中古住宅販売件数(11月)前月比は予想より強い+4.0%でした。
指標発表直後にドル買い反応となるも限定的でした。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫1057万バレル減少になりました。
記録的な在庫減に原油先物が反発しました。
スイス財務相が「作業部会はマイナス金利を検討している。」
との発言をしました。
スイスフランに一時売り反応がみられました。
深夜2時頃からNYダウが反発して下げ幅を縮小していきました。
ユーロドルなどドルストレートに一時反発の動きがみられました。
その後、スイス議会が政府が提案のマイナス金利を可能にする
2つの枠組みを否決しました。
スイスフランに買い戻しの動きがみられました。
伊の銀行が本日のECBによる3年物オペで1100億ユーロ超を
調達したとの市場観測がありました。
格付け会社のフィッチが、
「米財政赤字は2010年代末までにGDP比90%を超える可能性。」
との見解を発表しました。
格付け会社S&Pのディレクターのカリナン氏が、
「仏が格下げになって場合はEFSFの支援規模は当初の3分の1の
2930億ユーロまで縮小する可能性がある。」
との見解を示しました。
米7年債の入札では、最高落札利回りが1.430%、
応札倍率が前回より低い2.68倍になりました。
ホワイトハウスのカーニー報道官が、
「オバマ大統領は1年間給与減税延長を求めている。
米共和党に対して上院で可決している2ヶ月間の延長案に
下院でも賛成するよう求めている。」
などの発表をしました。
格付け会社S&Pが、
「ハンガリーの格付けをBB+に引き下げる。見通しはネガティブ。」
との発表をしました。
NY時間終盤にかけて反発していたユーロドルが反落しました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
格付け会社のムーディーズが「豪州のAAA格付けを確認した。」
との発表をしました。
豪ドルが緩やかに反発をみせました。
米10年債利回りは1.98あたりまで上昇しました。
NY原油(WTI)は上昇して98ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+4.16ドルでこの日の取引を終えました。

<12月22日(木)>

格付け会社のフィッチが、
「もしも赤字削減策がなければ、米国のAAA格付けは、
2013年を待つまでに格下げもありえる。」
との発表をしました。
一時ドル売り反応がみられました。
米共和党のベイナー下院議長がオバマ米大統領と電話で会談で
給与税減税の2ヶ月間延長に反対する姿勢を改めて表明しました。
NZ第3四半期GDPは市場予想より強い+0.8%にりました。
指標発表直後はNZドルに上昇反応がみられましたが限定的でした。
オセアニア時間ではドル円が前日高値圏で揉み合いになりました。
ドルストレートは一時やや反発をみせた後に反落しました。
ダウ先物が揉み合い傾向で推移しました。
日経平均は小幅安で始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
格付け会社のフィッチが、
「仏のソブリン信用格付けが引き下げられた場合、
仏系の金融大手ソシエテ・ジェネラルとBPCEグループの格付けも
引き下げられる可能性がある。」
との見解を発表しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で揉み合いになりました。
日銀総裁が、
「日本経済は現在は持ち直しの動きが一服。
最大のリスク要因は欧州債務危機の影響。
欧州債務危機は財政への見方が非連続的に変化する貴重な教訓。
急速な円高などで中核工場や企業の海外移転には注意が必要。
対外直接投資の拡大は重要な課題。
日米欧ともに金融緩和が成長率に結びつきにくい課題に直面。
グローバルな金融システムの安定が世界経済安定の前提。」
などの認識を示しました。
東京時間後半は主要通貨ペアが膠着的な状態になりました。
フィンランドの首相が「フィンランドはESMと不可分である。」
との認識を示しました。
日経平均は前日比−64.82円で大引けになりました。
中国上海株式市場が一時前日比プラス圏になる場面がありました。
独の財務省が、
「11月の税収は前年同月比+7.6%の増加。景気減速は一時的。」
との報告と見解を示しました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが一時急反発しました。
ダウ先物が反発上昇しました。
欧州株式市場が前日比プラス圏で推移しました。
英第3期半期GDP確報は市場予想より強い+0.6%、
英第3四半期経常収支は予想より弱い−152億ポンドになりました。
限定的ながらポンド売り反応がみられました。
その後、ドルストレートが反落する展開になりました。
ドル円は小幅揉み合いが続きました。
LIBORドル3ヶ月物物金利が0.57375%に上昇しました。
NY時間が近づく頃から主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
米第3四半期GDP確報は市場予想より弱い+1.8%、
米第3四半期個人消費確報は市場予想より弱い+1.7%、
米第3四半期GDP価格指数確報は市場予想より強い+2.6%、
米第3四半期PCEコア・デフレータ確報は予想より強い+2.1%、
米新規失業保険申請件数は予想より強い36.4万件になりました。
ややドル買い反応がみられました。
伊の上院が賛成多数でモンティ政権の財政包括案を承認しました。
NYダウは前日比プラス圏で揉み合う展開になりました。
ミシガン大学消費者信頼感指数確報(12月)は予想より強い69.9、
米景気先行指標総合指数(11月)は予想より強い+0.5%、
米住宅価格指数(10月)は市場予想より弱い−0.2%になりました。
ややドル売り反応がみられました。
ロンドンフィックス前あたりから一時ドル売り動意がみられました。
英BOE総裁が、
「金融市場の状況はさらに悪化している。成長見通しも劣化して、
金融市場の悪化が実体経済に波及している兆候が見られる。」
などの認識を示しました。
IMFの加経済に関するレポートでは、
「加GDP見通しは2011年は2.2%、2012年は1.9%と緩やかな回復。
欧州危機や家計の負債の高さはリスク。必要なら追加緩和も。
加ドルについてはファンダメンタルズの力強い局面が反映。」
などの見解を示しました。
加ドルが堅調傾向で推移しました。
ECBの翌日物預金残高が3469.9億ユーロと今年最大になりました。
原油先物が一時100ドルをつけた後に終盤に上昇幅を縮小しました。
ECBのビニスマギ理事が英FT紙でのインタビューで、
「3年物オペが信頼回復の兆候となることに期待。
デフレリスクが確認できるならば追加緩和をためらう理由はない。
ユーロ共同債が適切な解決策となるかは不確か。
ECBは銀行に対する最終貸し手となっても、
政府に対する最終貸し手となってはならない。」
などの見解を示しました。
NY時間終盤は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
NY原油(WTI)は99ドル台半ばで引けました。
NYダウは前日比+61.91ドルでこの日の取引を終えました。

<12月23日(金)>

格付け会社のS&Pが「ゴールドマンサックスをA+に格下げする。」
との発表をしました。
格付け会社のムーディーズが、
「スロベニアをA1に格下げする。見通しはネガティブ。」
との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
ブルバーグ通信が「米議会は給与税減税延長問題で合意が近い。」
との関係者の情報とする観測報道をしました。
ロイター通信が、
「伊の銀行はECBの3年物流動性オペで1160億ユーロを落札。
2012年の必要調達額の半分近くを確保したもよう。」
との観測報道をしました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
東京市場は祝日で休みでした。
ダウ先物は堅調傾向で推移しました。
東京時間前半はドル売り傾向の揉み合いになりました。
NZクライストチャーチの周辺でM5.9の地震が発生しました。
一時、NZドルが下落する反応になりました。
豪ドルが一時上昇しました。
アジア株式市場は上海市場を除き前日比プラス圏で推移しました。
その後、上海株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
ドルストレートの反発が一時強まりました。
ドル円がしだいに反落する展開になりました。
東京時間後半からはドルストレートがやや反落して揉み合いました。
格付け会社のムーディーズが、
「オーストリアは最上級の格付けAAAを維持する。見通しは安定的。
広範囲に広がってきたユーロ危機からの影響は受けている。」
などの見解を発表しました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが一時反発しました。
ECBのシュタルク専務理事が、
「ユーロ圏は誤った道に入っている可能性。
最近の経済指標には良い意味で驚いている。
流動性供給は物価安定への脅威とはならない。」
などの見解を示しました。
ダウ先物は堅調傾向での揉み合いになりました。
仏第3四半期実質GDPは前期比で予想より弱い+0.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
ロイター通信が、
「英銀バークレイズの投資銀行部門バークレイズ・キャピタルが、
銅やアルミなど金属先物相場の取引で巨額の損失を出した。」
との報道をしました。
その後、ドルストレートが反落をみせて揉み合いになりました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で揉み合いになりました。
スイスSNBが、
「ユーロスイスの下限は1.2000であることを再度示す。
政策金利としている3ヶ月物のLIBORレートを
ゼロに近づける政策を採り続ける。
いかなる時でも更なる方法を採用する準備がある。」
との発表をしました。
スイスフラン売り反応がみられました。
ユーロスイスが一時反発をみせました。
ダウ先物が一時やや反落してその後に再び反発しました。
NY原油先物が時間外取引で一時100ドル超に上昇しました。
ドル円は軟調傾向の揉み合いが続きました。
英10年債利回りが一時1.997%に低下し初の2%割れとなりました。
LIBORドル3ヶ月物物金利が0.57575%に上昇しました。
ロイター通信が、
「格付け会社S&Pは先日クレジットウォッチ・ネガティブに指定の
ユーロ圏15ヶ国の格付けについて1月に結果を発表する見通し。」
との報道をしました。
伊10年債利回りが警戒水準である7%台に再び上昇しました。
NY時間序盤はややドル買い動意の揉み合いになりました。
米格付け会社のムーディーズが、
「NZのソブリン格付けをAaaに据え置く。見通しは安定的。」
との発表をしました。
米耐久財受注(11月)は市場予想より強い+3.8%、
米PCEコア・デフレータ(11月)は予想とおりの+1.7%、
米個人消費支出(11月)は市場予想より弱い+0.1%、
米個人所得(11月)は市場予想より弱い+0.1%になりました。
加GDP(10月)は市場予想より弱い±0.0%になりました。
ややドル買い反応がみられました。
ドルストレートがやや下落して、ドル円がやや反発しました。
米上院が給与税減税の2ヶ月延長法案を可決しました。
NYダウは検証傾向で推移しました。
米新築住宅販売件数(11月)季調済は年率で市場予想とおりの31.5万件、
米新築住宅販売件数(11月)前月比は予想より弱い+1.6%でした。
ドル買い反応がみられました。
その後、ロンドフィックスからドル売り傾向の展開になりました。
ドル円が反落して、ドルストレートに反発がみられました。
加財務省による10月の財政収支の発表では、
「財政赤字は22億カナダドルに縮小。歳入が前年比で8.1%増加。
歳出も雇用保険の支払い減少で改善している。
4-10月の財政赤字は154億加ドルと前年の215億加ドルから改善。」
などが示されました。
スイスSNBが、
「ヒルデブランド総裁が9月6日から実施しているスイスフランの
上限設定に絡んで私的な利益を得たとの噂を否定する。
SNBの調査では総裁は禁じられている取引を行った気配はない。」
との声明を発表しました。
オバマ米大統領が、給与減税延長法案の可決後の談話として、
「税の問題はさらに実施しなければならないことがある。
経済にポジティブな兆候もあるがそう早く問題は改善しない。」
との見解を示しました。
NY時間終盤にかけて再びドル買い動意がみられました。
スイスフランにやや買戻しの動きがみられました。
短縮取引となったNY原油(WTI)は99ドル台後半で引けました。
米10年債利回りは上昇して2%台を回復しました。
NYダウが終盤にかけて上昇しました。
NYダウは前日比+124.35ドルの12294.00ドルで週取引を終えました。

<12月24日(土)>

日印が緊急時に最大100億ドルのドル資金の相互供給する
「通貨スワップ協定」を結ぶ検討に入りました。
日政府が一般会計総額が90兆3339億円の2012年度予算案を
閣議決定しました。


●今週の主な予定

<12月26日(月)>

※NZ・豪・香港・スイス・独・ロンドン・仏・加・米
 など主要市場の多くが休日です。

午前9時01分に英ホームトラック住宅調査(12月)、
などが予定されています。

<12月27日(火)>

※NZ・豪・香港・英・加などが休日です。

朝8時50分に日企業向けサービス価格(11月)、
同朝8時50分に日銀金融政策決定会合議事録要旨、
午後2時に日住宅着工戸数(11月)、日建設工事受注(11月)、
夜11時にS&Pケースシラー住宅価格(10月)、
深夜12時に米消費者信頼感指数(12月)、
同深夜12時に米リッチモンド連銀製造業指数(12月)、
深夜12時半に米ダラス連銀製造業活動(12月)、
などが予定されています。
米の指標には注目です。

<12月28日(水)>

朝8時半に日全国消費者物価指数(11月)、日失業率(11月)、
同朝8時半に日全世帯家計調査消費支出(11月)、
朝8時50分に日鉱工業生産速報(11月)、日大型小売店販売額(11月)
午後7時半にスイスKOF先行指数(12月)、
などが予定されています。

<12月29日(木)>

朝8時50分に日小売業販売額(11月)、
夜10時半に米新規失業保険申請件数、
夜11時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(12月)、
深夜12時に米中古住宅販売保留(11月 成約)、
などが予定されています。
米の指標には注目です。
また、発表時間が未定(通常はNY時間前半)ですが
独消費者物価指数速報(12月)の発表も予定されています。

<12月30日(金)>

午後4時に英ネーションワイド住宅価格(12月)、
などが予定されています。


<先週のユーロドルのサマリー>

さて先週、ユーロドルは週はじめの19日にオセアニア時間で揉み合い
となった後に、北朝鮮の金正日総書記死去との報道を背景としたドル
買い動意にやや下落する展開になりました。その後、格付け会社の
ムーディーズが「金総書記の死去でも韓国のファンダメンタルズは
変わらない。韓国での戦争などのイベントリスクの可能性は非常に
低い。」との見解を示しこともあって19日のロンドン時間にかけて
持ち直すも、しばらく上下動の揉み合いが続きました。ユーロ圏財
務相の電話会合では「先のEU首脳会議で決定した2000億ユーロの
IMFへの融資のうち、ユーロ加盟国が負担する1500億ユーロの融資
を承認。G20やIMF加盟国へも追加拠出を求める。」との結果になり
ましたが市場反応は限定的でした。

20日の東京時間も前日の流れを継いで揉み合い傾向の相場が続き、
ロンドン時間に発表された独IFO景気動向指数が107.2と市場予想
より強い結果となるも指標反応としては限定的でしたが、スペイン
短期の入札で平均落札利回りが低下したことと、ダウ先物や欧州株
式市場の多くが堅調傾向で推移したことを背景にユーロドルはしだ
いに反発する展開になりました。その後、格付け会社のフィッチが
「EFSFの格下げリスクが高まった。最上級格付けを維持するかは仏
の格付け次第。ユーロ圏の更なる金融市場の変動を見込む。」との
見解を発表したことで一時上昇一服となるも、20日のNY時間に発表
された米住宅着工件数などが市場予想より強い結果となったことも
あってNYダウが堅調に推移したことで、NY時間前半はユーロドルが
堅調傾向で推移することになりました。その後、深夜のロンドンフ
ィックス前あたりからユーロドルが反落して調整となりました。

21日オセアニア時間では小幅な揉み合いとなりましたが、東京時間
に入ると、ユーロドルはダウ先物やアジア株式市場などの堅調を背景
に上下動しながらも堅調傾向で推移しました。その後、ECBが始めて
実施する3年物の資金供給オペが行われ、供給額が4892億ユーロで
応札銀行が523行と、市場予想2500億ユーロを上回る需要があったこ
とで、一時ユーロドルは1.32に迫るまで急伸しましたが、ほどなく
事実売りを浴びて急落する激しい相場展開になりました。NYダウも
前日比マイナス圏で始まったことでしばらくユーロドルの軟調が続
きましたが、その後に発表されたEIA週間石油在庫統計で原油在庫が
記録的な1057万バレルの減少となったことで原油価格が急反発した
ことや、ロンドンフィックス後にNYダウが反発して下げ幅を縮小し
たことを背景に21日のNY時間後半はユーロドルの下落が一服となり
揉み合う展開となりました。

22日のオセアニア時間に格付け会社のフィッチが「もしも赤字削減
がなければ、米国のAAA格付けは2013年を待つまでに格下げもあり
える。」との発表をしたことでのドル売り動意に、一時ユーロドル
がやや反発をみせるも限定的で、東京時間にかけて揉み合いが続く
ことになりました。ロンドン時間序盤に独の財務省が「11月の税収
は前年同月比+7.6%の増加。景気減速は一時的。」との報告と見解
を示したことで、一時ユーロドルに反発の動きがみられましたが、
ほどなく調整となって、上下に揺れながらも揉み合い相場が続き、
ECBのビニスマギ理事の「3年物オペが信頼回復の兆候となることに
期待。デフレリスクが確認できるならば追加緩和をためらう理由は
ない。ユーロ共同債が適切な解決策となるかは不確か。ECBは銀行
に対する最終貸し手となっても、政府に対する最終貸し手となって
はならない。」などの見解にも反応薄でした。

クリスマス休暇を控える週末23日では、格付け会社S&Pが「ゴール
ドマンサックスをA+に格下げする。」との発表や、ムーディーズの
「スロベニアをA1に格下げする。見通しはネガティブ。」との発表
などにも反応は限定的でした。その後、ダウ先物やアジア株式市場
の堅調傾向を受けてユーロドルがやや反発をみせて、ロンドン時間
序盤に格付け会社のムーディーズが「オーストリアは最上級の格付
けAAAを維持する。見通しは安定的。」との発表に一時上値を伸ばす
も限定的で、伊10年債利回りが警戒水準である7%台に再び上昇す
るとユーロドルは反落して揉み合う展開になりました。その後は、
米個人消費支出が市場予想より弱い+0.1%となったことや米新築
住宅販売件数が前月比で予想より弱い+1.6%となっことを契機と
したドル買い動意にユーロドルは反落しましたが、ロンドフィック
スを過ぎた頃からドル売り動意に反発をみせた後に、NY時間終盤に
かけて反落する揉み合いとなって週の取引を終えました。


<今週の注目点>

さて、先週のドル円は週初19日の東京時間前半に北朝鮮の金正日総
書記死去との報道を背景としたドル買い動意に78円台前半まで上昇
しましたが、その後は上下動しながらも20日のNY時間前半に77円台
後半まで反落する展開になりました。その後に揉み合いを経て、21
日のロンドン時間からNY時間にかけて急反発した後に、22日は上下
動の揉み合いとなって高値では78.20円をトライするも超えられず、
週末23日の東京時間前半に一時78.20超えとなった後に反落して、
その後の23日NY時間前半に78.15アラウンドまで反発した後に、NY
時間後半から78円をわずかに下回るあたりまで下落して終盤にまた
戻す上下動の揉み合いで週の取引を終えましたが、週間での値幅が
50銭ほどの低ボラティリティの展開でした。

今週も引き続き77円台ミドルから78円台前半のレンジでの売り買い
の攻防がどちらに抜けていくかが注目されますが、下値の77.00アラ
ウンドには強い抵抗がありそうで、また、78円台前半の短期レジス
タンスも比較的強いようで、もうしばらくレンジ相場が続く可能性が
ありそうです。そして、今週は週前半はクリスマス休暇の国も多く、
また週中からは年末で市場参加者が少なくなり流動性が低下すること
が予想されますので動意薄の状況になりがちであるとともに、年末の
駆け込みでのポジション調整と、市場が薄いことでときに急に動いて
はまた急に戻すチョッピーな展開となる可能性もありますのでトレー
ドする場合には注意をしたいものです。

米ドルについては、格付け会社のフィッチの「もしも赤字削減策が
なければ米のAAA格付けは2013年を待つまでに格下げもありえる。」
との発表で一時ドル売り反応がみられるも、まだ将来のことと反応
は限定的であったとともに、米給与税減税2ヶ月延長法案が可決に
なり、まずは一段落といったところですが、21日に年末のオペとし
てECBが期間14日のドル供給オペで330.04億ドルを供給したものの、
週末23日のLIBORドル3ヶ月物物金利が0.57575%に上昇するなど、
中銀のドル供給金利の0.6%で天井になるとの観測はありますが、
欧州の財政・金融危機を受けたドル資金調達の緊張と、年末のドル
需要、および新興国の経済減速など世界的な経済成長鈍化に伴う米
ドル資金の還流など、ドル買い圧力は根強いようです。
ただ、ドルインデックスが80アラウンドで一進一退となっていて、
駆け込みでのポジション調整の動きの可能性はありますが、何がし
かの事件がない限り、休暇モードに入っている年末にかけて一方向
に大きく動く可能性は少なそうです。

ユーロについては先週も、北朝鮮の金正日総書記死去との報道など
のニュースヘッドラインや格付け会社の発表、そしてECBが始めて
実施した3年物の資金供給オペなどのイベントや、クリスマス休暇
を控えたポジション調整などに揺れる展開となりましたが、ユーロ
ドルり週間の価格変動は1.30〜1.32アラウンドの範囲で、週のボラ
ティリティとしましては市場参加者の少ない年末とあって比較的小
さな相場展開になりました。

20日に格付け会社のフィッチが「EFSFの格下げリスクが高まった。
最上級格付けを維持するかは仏の格付け次第。」との発表をしたこ
とで、今後はEFSF格下げのリスクや仏格下げリスクなどが注目され
るとともに、また、先日S&Pがクレジットウォッチ・ネガティブに
指定したユーロ圏15ヶ国の格付けなども材料とはなりそうですが、
後者については23日にロイター通信が「S&Pのユーロ圏15ヶ国の格
付けについて1月に結果を発表する見通し。」との報道をしている
ことで、年内は格付け会社の大きな発表はない可能性のほうが高そ
うで、今週のユーロドル相場については、何がしか事件がない限り、
休暇モードに入っている年末にかけては比較的狭い範囲でのレンジ
相場となりそうです。ただ、まだ売り玉に偏向がみられることで、
年末の駆け込みでのポジション調整と、市場参加者が少なく流動性
が低下することによって、ときに急に動いてはまた急に戻すチョッ
ピーな相場展開となる可能性もありますのでトレードする場合には
注意をしたいものです。目先のチャートポイントでは、1.3120アラ
ウンドでの売り買いの攻防が注目されます。


経済指標関連では、27日のS&Pケースシラー住宅価格と
米消費者信頼感指数に米リッチモンド連銀製造業指数、
29日の米新規失業保険申請件数に米シカゴ購買部協会景気指数と
米中古住宅販売保留(成約)、などが注目されます。


さて今回は、ヘンダーランドの処世術のお話です。

2011年も暮れ往きますが、
少し振り返ってみるだけでも、

サムライ・ジャパンがサッカーのアジアカップで優勝。
NZのクライストチャーチで大きな地震。
そして、東日本大震災と原発事故…。 m(_ _)m

英ウィリアムズ王子の結婚。
ビンラディン容疑者の殺害。
サッカーで「なでしこジャパン」がW杯初優勝。
アップルのジョブズ氏の死去。
リビアのカダフィ大佐の死亡。
世界の人口が70億人を突破。
北朝鮮の金正日総書記の死去。

などなど…、

激動の年でいろいろなことがありました。

相場でも米国の格下げや欧州債務危機など、
いろいろなことがありましたが、

来年2012年はどのような年になるのでしょうか…。

さて、

本年最後のお話はヘンダーランドの処世術のお話です。

ヘンダーランドとは、アニメ「クレヨンしんちゃん」に登場する
「ヘンな世界」のことですが、

相場の世界は、ロジカルな一面や
一般の価値観と同じようなところもある反面、

ヘンダーランドのように普通の世界とは異なる所もあるものです。

たとえば「逃避(逃げる)」といいますと、
普通は良くない意味で使われることが多いものですが、

相場の世界では、リスク回避として
逃げ足の速さは資金を守る大切な行為で、
むしろトレードの巧拙の重要な要素となるものであり、

普通は良いこととされる「貫徹」によって、
逃げ遅れて大きな損失を蒙ってしまうこともあるものです。

また、「風見鶏(かざみどり)」などといいますと、
「大勢に迎合する不定見の輩」の象徴として、
その多くで批判の言葉として使われるものですが、

相場の世界では、ある意味、
理想のトレードのひとつの形となることがあります。

私の好きなエピソードのひとつで、
以前にもご紹介したことがありますが、

RSIやパラボリックなどのテクニカル指標の
開発者として知られるJ・ウエルズ・ワイルダー・ジュニアが、
ジム・スローマンから100万ドル! で買ったといわれる
有名なアダム・セオリーの第3章に載っているお話に、
このようなものがあります。

シカゴ商品取引所の場外トレーダーであったジム・スローマンと
毎週巨額の利益を上げているトレーダーのロバートのお話です。

トレードしようとしていたS&P500のその日の動きについて、
スローマンがベスト・トレーダーのロバートに尋ねました。

「今日はどう動くだろうか。」と
スローマンがロバートに尋ねると
信じられないような回答が帰ってきたといいます。

「(相場が)今日どう動くかなんて分らないよ…。スローマン。」

「それは…、私には答えたくないという意味かい?」

予測ができないで、相場に勝ち続けられるわけがないと、
食い下がるスローマンにロバートがこう言いました。

「そうじゃないよ。スローマン。本当のことを言っているんだ。
 今日マーケットがどう動くかなんて、そんなの分らないさ。」

「だってロバート。あなたはシカゴで最も成功している
 トレーダーのひとりじゃないですか。
 それでも今日の相場がどう動くかまったく分らないと?」

「でも、ほんとうにそうなんだ…。分らない。」

「じゃぁ…。何を基準にトレードしているだい?」

そして、シカゴ商品取引所のベスト・トレーダーのロバートが
語りだしたことは、驚くべきことでした。

「もしもマーケットが上昇すれば買う。
 そしてもっと上昇すれば、もっと買う。
 さらに上げればさらに買う。」

「……?!」

「もしもマーケットが下落すれば売る。
 そしてもっと下落すれば、もっと売る。
 さらに下げればさらに売る。」

「……?!」

ばかげている話にも聞こえ、困惑するスローマン。

「じゃぁ、ロバート。
 買ったとたんに下げたらどうするんだい?」

「あぁ、もちろんすぐに下げたら手仕舞いで売るだけさ。
 ただ、断っておくけど、上げ下げはっきりしないときは
 僕は決して相場には手出しはしないよ。」

「……!」

「いいかいスローマン。
 マーケットはこっちに動くはずだなんて思っても、
 思いとおりには動かないものなんだ。」

「……!!」

「君は相場が予測のゲームと思っているかもしれないけれど、
 僕は相場観や予測ではトレードしないんだ。
 マーケットに身を任せているだけなんだよ…。
 ただ、それだけさ。」

予測はせずに、ただマーケットに身を任せているだけ―。
トレードとはマーケットに身を任せること―。

ヘンダーランドの相場の世界では、

もしかしますと、あれこれ複雑に考えることよりも、

危険を察知したら卑怯といわれようと機敏に逃げるも、
基本的には相場の流れに身を任せることこそが、

その重要な処世術となるのかもしれませんね。


良いお年をお迎え下さいませ。
本年はありがとうございました。



<お知らせ>

2012年1月1日の更新はお休みさせていただきまして、
新年は1月8日(日)からとさせていただきます。
よろしくお願いいたします。



<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されました。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に学んでいただければと思います。


FX トレードと裁量のお話


質量の起源として40年以上も前に提唱されていた
ヒッグス素粒子の発見の可能性が高まっているそうですね。

●先週の主な出来事

<12月12日(月)>

米ホワイトハウスのカーニー大統領報道官が、
「欧州危機対応の強化策としてのIMFの融資財源の拡大について、
IMFには充分な財源があり米国の納税者がかかわる必要はない。」
との米政府の見解を発表しました。
オバマ米大統領が、CBSのインタビューで、
「米経済を立て直すには時間がかかる。
金融危機の克服は長期プロジェクトになる。」
などの認識を示しました。
週明けオセアニア時間はドルストレートがやや軟調になりました。
一部メディアが、
「ギリシャ政府と民間の債券保有者は12日にアテネで会合を開く。
債務再編の条件について話し合う。」
との報道をしました。
独のバイトマン総裁が、
「欧州首脳の合意は財政協定であって財政同盟ではない。
EUは直接介入する権限を持たない。
ユーロ圏共同債の発行構想は政府債務の問題を解決しない。
むしろ問題を悪化させる。」
などの見解を示しました。
日国内企業物価指数(11月)は予想より強い+1.7%になりました。
豪貿易収支(10月)は市場予想より弱い+15.95億豪ドル、
豪住宅ローン許可件数(10月)は予想より強い+0.7%になりました。
市場反応は限定的でしたが豪ドルは軟調傾向で推移しました。
東京時間前半はドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
日経平均は前週末比プラス圏で推移しました。
ダウ先物は前週末レベルで揉み合いになりました。
中国上海株式市場は前週末比マイナス圏ではじまりました。
その他のアジア株式市場は前週末比プラス圏ではじまりました。
中国人民銀行金融政策委員会の李委員が、
「来年の経済成長率は8.5%、消費者物価の上昇率は平均2.9%。」
などの低下見通しを発表しました。
南独新聞が、ECBのシュタルク専務理事の
「IMFによる欧州への大規模関与は絶望的な行為になる。
EUは各国の財政政策に介入する権利を持つ新たな機関が必要。」
との見解を報道をしました。
東京時間後半もドルストレートの軟調傾向が続きました。
ドル円は膠着相場になりました。
ダウ先物が緩やかに反落しました。
日消費者態度指数(11月)は予想より弱い38.1になりました。
格付け会社のムーディーズが、
「EU首脳会議は域内の格付け支援に充分ではない。
ユーロ圏の銀行の資本増強計画は格付けにプラス。
アイルランドの2012年予算は格付けにプラス。」
などの見解を発表しました。
日工作機械受注速報(11月)は前回値より弱い+15.9%になりました。
日経平均は前週末比+117.36円で大引けになりました。
日財務相が、国家戦略会議で、
「為替介入という短期的なことだけでなく構造的な対応をしたい。」
と発言しました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが一時反発しました。
独卸売物価指数(11月)は予想より強い+0.7%になりました。
その後、ドルストレートが再び下落しました。
ドル円に反発の動きがみられました。
ダウ先物や原油先物が軟調に推移しました。
伊10年債利回りが6.46%ではじまりました。
ギリシャ2年債利回りが過去最高水準の151.09%になりました。 
スペイン10年債利回りが6%台に上昇しました。
欧州株式市場は軟調傾向で推移しました。
ECBが伊とアイルランドの国債を購入との観測がありました。
その後もドルストレートは軟調傾向で推移しました。
ポンドドルが下落しました。
伊の1年物国債の入札では、70億ユーロが調達されて
利回りが前回より低い5.952%になりました。
英10年債利回りが2.1%の最低水準になりました。
午後7時頃からポンドドルが一時反発しました。
ユーロポンドが下落しました。
ユーロは一時反発をみせるも軟調がしばらく続きました。
ダウ・ジョーンズが、
「ECBによる先週の国債買い入れ規模は大幅に減少。
ECBは12月9日までの週に流通市場で6億3,500万ユーロ相当の
国債を買い入れたが、前週の36億6,200万ユーロを下回ったほか、
今年8月に国債買い入れを再開して以降では最低となった。」
との報道をしました。
OECDのユーロ圏景気先行指数(10月)は前月より弱い98.5でした。
NY時間が近づく頃にドルストレートが一時反発をみせましたが、
NY時間に入ると再びドルストレートが反落しました。
ドル円が堅調傾向で推移しました。
NY時間前半はドルストレートが軟調に推移しました。
ドル円が反落しました。
NYダウは下落して始まりました。
ロイター通信が、EU外交筋の話として、
「EUの新財政協定の草案は来週初めまでに策定される見込。」
との観測報道をしました。
英首相が英議会で、
「EU条約改正の拒否は、満足なセーフガードが用意されていなく
英の国益を守る観点から拒否した。EUから離れるつもりはない。」
などの発言をしました。
格付け会社のフィッチが、
「EU首脳会議は包括的解決には不充分。
格付けに関する圧力の緩和にならない。
短期的に格付けに対して引き下げ圧力がかかる。
ユーロ圏経済は短期的に著しい低迷に直面すると予想。」
との見解を発表しました。
NY時間後半もユーロドルなどドルストレートの下落が続きました。
ドル円が再び上昇を見せました。
米3年債入札では、最高落札利回りが0.352%、
応札倍率が前回より高い3.62倍になりました。
加BOC総裁が、
「欧州が危機を完全に封じ込めるにはその大きさ故に難しい。
ただその解決能力は充分に備えている。
欧州危機解決にIMFの活発な役割が示されたことには励まされる。」
などの見解を示しました。
次期ECB理事として仏政府から指名されているクーレ氏が、
「ECBの債券購入プログラムは更に強化しなければならない可能性。
非伝統的措置に関して2012年を通じて継続する可能性。
それらの措置はECBとして独立して決められる。」
などの見解を示しました。
米財政収支(11月)は予想よりは強い−1373億ドルになりました。
米ボーイングが四半期配当を0.44ドルに増配すると発表しました。
NY時間の終盤にかけてNYダウが下落幅を縮小しました。
ユーロドルの軟調は続きました。
米10年債利回りは一時2%を割り込みましたが2%台を維持しました。
NY原油(WTI)は下落して97ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比−162.87ドルでこの日の取引を終えました。

<12月13日(火)>

ベイナー米下院議長が、
「今年末で期限切れとなる給与税減税の延長法案について、
13日の下院で採決を行う。」との発表をしました。
米格付け会社のムーディーズが、
「スペインの銀行8行と持株会社2社を格下げ方向で見直す。」
との発表をしました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
原油先物は軟調傾向が続きました。
東京時間が近づく頃にドルストレートに反落の動きがみられました。
日第三次産業活動指数(10月)は予想より強い+0.6%になりました。
英RICS住宅価格指数(11月)は予想よりは強い−17%になりました。
豪第3四半期新規住宅建設は予想より弱い−6.8%になりました。
豪NAB企業景況感指数(11月)は前月より強い+1になりました。
市場反応は限定的でした。
東京時間序盤はドルストレートが反発をみせて揉み合いました。
日経平均は前日比マイナス圏での推移になりました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏での推移になりました。
ダウ先物には反発の動きがみられました。
日財務相が、閣議後の記者会見で、
「EUはもう一段、市場に対して努力すべき。
EU首脳会議で財政規律のルール化の流れは大きな前進。」
などの認識を示しました。
東京時間の後半はドル売り優勢の展開になりました。
ドル円が下落して、ドルストレートが反発しました。
米WSJ紙が、米バンク・オブ・アメリカの年次景気調査として、
「国企業各社の最高財務責任者は2012年の同国経済見通しについて
ここ数年ほどは楽観的にはなっていないが大多数は
雇用削減を予想していないことが分かった。」
との報道をしました。
東京時間終盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
日経平均は前日比−101.01円で大引けになりました。
仏調和消費者物価指数(11月)は予想より強い+0.3%になりました。
ロンドン時間序盤はややドル売り動意になりました。
ドル円の下落が一時強まりました。
ドルストレートは上下動激しい揉み合いになりました。
ダウ先物が揉み合いになりました。
ギリシャ10年債利回りが最高水準の35.108%に上昇しました。
ECBが伊国債を購入しているとの観測がありました。
EU大統領が、
「来年3月にEFSF・ESM上限5000億ユーロの妥当性を見直す。
遅くとも3月上旬までに財政協定に各国が署名すると楽観視。」
などの発言をしました。
欧州株式市場は前日比プラス圏で始まった後に一時反落しました。
その後、ドル円に反発の動きがみられました。
英BOEのデール政策委員が、
「必要ならば量的緩和を拡大する余地がある。
経済成長の停滞は明白。目先の英景気見通しを非常に弱まった。
英国をユーロ危機から守る能力は限られている。
2012年上半期の景気は極めて弱いままの見通し。
CPIは2012年3月には3%近辺へと低下の見込み。」
などの見解を示しました。
英消費者物価指数(11月)は予想とおりの+4.8%
英消費者物価指数コア(11月)は予想より弱い+3.2%、
英小売物価指数(11月)は予想とおりの+0.2%、
英DCLG住宅価格(10月)は前回値より強い−0.4%になりました。
市場反応は限定的でした。
その後、ダウ先物や欧州株式市場が反発上昇しました。
スペイン国債の入札では、目標以上の49.4億ユーロが発行されて、
「12ヶ月物の平均落札利回りは4.050%、18ヶ月物は同4.226%。」
と、前回より落札利回りが低下して好調な結果になりました。
独ZEW景況感調査(12月)は予想よりは強い−53.8になりました。
欧ZEW景況感調査(12月)は前回値よりは強い−54.1になりました。
市場反応は限定的でした。
独ZEW経済研究所が、
「債務危機による不透明感は既に景況感指数に反映。
指数は今後少なくとも6ヶ月間は独経済状況が弱含むことを示唆。
独の経済状況は底入れした可能性。
経済活動は鈍いが今後6ヶ月で落ち込むことはない可能性。
EU首脳会議での決定事項は期待感を改善するにとどまる。」
などの見解を発表しました。
ベルギー91日短期証券の入札では、25.78億ユーロが発行されて、
利回り0.78%、応札倍率が8.59倍と好調でした。
EFSFの3ヶ月物証券の入札では、19.7億ユーロが調達されて、
利回りが0.22%、応札倍率が3.2倍になりました。
その後、ユーロドルなどドルストレートが反発しました。
ハンガリーの首相官房長官が、
「政府はIMFとEUから150〜200億ユーロの支援を受ける見込み。」
との発表をしました。
ベルギーの経済紙が、
「ベルギー政府は2011年の財政赤字目標を達成できない見通し。
景気減速やデクシア救済コストが影響した可能性。
今年の財政赤字は対GDP比4.2%と、前年から小幅上昇の見込み。」
との観測報道をしました。
ユーロドルに反落の動きがみられました。
米小売売上高(11月)は市場予想より弱い+0.2%になりました。
NY時間序盤はドルストレートに反落の動きがみられました。
仏の首相が、
「仏の12年の財政赤字はGDP比4.5%になる見込み。
9日首脳会議の合意はユーロ共通債への道を開く可能性もある。」
などの発言をしました。
NYダウは堅調傾向で推移しました。
ドル円が反落して、ドルストレートが反発しました。
原油先物が堅調傾向で推移しました。
ロイター通信が、日政府筋の話として、
「EFSF債の初の短期債の入札で日本は総発行額19.71億ユーロの
13.2%にあたる2.6億ユーロを追加購入。」との報道をしました。
米企業在庫(10月)は市場予想とおりの+0.8%になりました。
一部メディアが、連立与党関係者の話として、
「独の首相はESMの上限引き上げに関して、
これまでいかなる引き上げ案にも拒否を示した。」
との報道をしました。
深夜12時頃からユーロドルが急落しました。
他のドルストレートにも連れ安の動きがみられました。
NYダウや欧州株式市場や原油先物に反落の動きがみられました。
ロンドンフィックス過ぎにユーロドルの下落が一服になりました。
NYダウがしだいに反発をみせました。
米10年債の入札では、最高落札利回りが2.020%、
応札倍率が前回より高い3.53倍になりました。
米10年債利回りが一時急低下しました。
IMFが「ギリシャの2011年GDPを6.0%減、2012年のGDPを3.0%減」
と、見通しを下方修正しました。
ホワイトハウスが、
「共和党が提案している給与減税延長法案が議会を通過なら、
オバマ大統領は拒否権を発動するだろう。」
との発表をしました。
米FOMCでは政策金利が市場予想とおり据え置きになりました。
FOMC声明では、
「2013年半ばまで異例の低金利政策を正当化する公算。
金融逼迫がなお著しい下振れリスク。
指標は労働市場がいくぶん改善を示すも失業率は高止まり。
世界経済の減速につれ米経済の拡大は緩やかなっている。
景気回復のテコ入れに向けツール導入の用意がある。
シカゴ連銀総裁は今回の決定に反対して一段の金融緩和を支持。」
などが示されました。
反発していたNYダウが急落しました。
ドル買い動意にドルストレートが下落しました。
格付け会社のS&Pが、
「ユーロ圏のソブリンと銀行は格付けリスクを示す。」
との見解を発表しました。
ユーロドルが1月12日以来約11ヶ月ぶりの安値水準になりました。
米10年債利回りが2%を割り込みました。
NY原油(WTI)は100ドル台前半で引けました。
NYダウは上昇から反落して前日比−66.45ドルで取引を終えました。

<12月14日(水)>

朝日新聞が、
「欧州の政府債務危機が続くなか、信用が落ちて資金が借りづらく
なる前に手元の資金を増やしておこうと、欧州などの銀行は最近、
日欧の中央銀行から4兆円を超えるドル資金を借り入れた。」
との報道をしました。
豪Westpac消費者信頼感指数(12月)は
前回値より弱い−8.3%になりました。
豪ドル売り反応が一時みられました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが上下動の揉み合いになりました。
米下院が給与税減税の1年延長など盛り込んだ法案を可決しました。
東京時間前半はドル円が堅調傾向で推移しました。
ドルストレートが上下動の揉み合いになりました。
日経平均は前日比マイナス圏で揉み合いになりました。
ダウ先物は揉み合いになりました。
ドル円が一時78円台を回復する場面がありました。
豪RBA副総裁が、
「欧州危機が世界経済の主だった脅威になっている。
豪州のEUへの間接的なエクスポージャーは多い恐れがある。
欧州経済が大幅に減速すると豪ドルは下落する可能性があり、
これは国内経済の衝撃を和らげることになる。」
との認識を示しました。
一時、豪ドル売り反応がみられました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
その後、ドル円が一時反落しました。
英BOEのデールが、ブルームバーグのインタビューで、
「英国は2012年後半に穏やかな成長となる可能性。
その前の第1と第2四半期にマイナス成長もありえる。」
との見解を示しました。
中国の商務次官が、
「中国は人民元建ての対中直接投資に関する政策を微調整して、
一段と便利で透明性の高いものにする方針。」
との発表をしました。
スウェーデンの首相が、
「先週のEU首脳会議での財政協定に署名となるかはまだ不透明。
議会での採決がどのような展開になるか判断するのは時期尚早。」
との認識を示しました。
新華社通信が、中央経済工作会議での協議内容から
「中国は来年に穏健な金融政策と積極的な財政政策を維持する。」
との報道をしました。
ドルストレートは揉み合いが続きました。
ダウ先物がやや反発をみせて揉み合いました。
仏のシンクタンクのアンスティテェ・モンテーニュが、
「大統領選に出馬表明している極右政党のルペン党首が提唱する
仏の自発的なユーロ離脱となった場合は、
最大百万人の雇用が失われGDPは10年間で最大約20%減少する。」
との試算を発表しました。
日鉱工業生産指数確報(10月)は速報より弱い+2.2%になりました。
日経平均は前日比−33.68円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はユーロが下押すも揉み合いになりました。
スイス生産者輸入価格(11月)は予想より弱い−2.4%になりました。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏で揉み合いになりました。
スペイン10年債利回りが5.76%に上昇しました。
伊10年債利回りが危険水域の7.1%に再び上昇しました。
独ディー・ツァイト紙が、ECBビニスマギ専務理事の談話として
「欧州の債務危機対策に関する判断はいつも遅く、
市場からの圧力を受け金融システムの弱みを露呈している。」
との記事を掲載しました。
独副財務相が、
「ユーロ圏共同債についての議論を始めることは、
国家の責任を回避しようとする圧力にさらされる。」
との認識を示しました。
ルクセンブルク中銀総裁が、
「景気見通しのリスクは下向き。2012年の段階的景気回復を予想。
低い金利が景気を支える。インフレ率は来年2%を下回る可能性。」
などの見解を示しました。
ユーロポンドが軟調傾向で推移しました。
ポンドが反発をみせました。
独内閣が銀行救済基金の復活を承認しました。
英失業保険申請件数推移(11月)は予想より強い+0.3万件、
英失業率(11月)は市場予想より強い5.0%になりました。
市場反応は限定的でした。
独2年物連邦債の入札では、41.8億ユーロ発行されて、
平均利回りが前回より低い0.29%、
応札倍率が前回より高い1.4倍と好調でした。
一時、ユーロに反発の動きがみられました。
欧鉱工業生産指数(10月)は予想より弱い−0.1%になりました。
指標発表直後の市場反応は限定的でした。
伊5年債の入札では、30億ユーロ発行されて、
平均利回りが前回より高くユーロ導入以来最高の6.47%、
応札倍率が前回より低い1.42倍と不調になりました。
ユーロドルが1.30を割り込んで下落しました。
他のドルストレートも連れ安の動きがみられました。
ダウ先物や欧州株式市場や原油先物が反落しました。
バイトマン独連銀総裁が、
「ECBによる際限のない債券購入はECBの責務達成に疑いを招く。
独はIMFに最大450億ユーロの融資をする用意がある。
これには非ユーロ圏参加国の貢献が条件になる。
ECBが各国の資金調達に関与することは拒否する。」
などの発言をしました。
独30年債利回りがユーロ導入来の最低水準の2.41%になりました。
その後、しだいにドル買い動意が強まりました。
ドルストレートが下落して、ドル円が上昇しました。
ECBのメルシュ理事が、
「ユーロ圏の経済統治の強化への改革は正しい方向だが、
危機の解決策ではない。」との認識を示しました。
独の首相が、
「財政統合への道は後戻り出来ない。
ユーロ圏の債務危機に対する安易な解決策はない。
英国はEU条約改定を拒否したが引き続き欧州の重要なパートナー。
財政計画による辛抱強く厳格な遂行でしか危機は克服できない。
ESMの上限は5000億ユーロで維持されるだろう。」
などの発言をしました。
米輸入物価指数(11月)は予想より弱い+0.7%になりました。
加景気先行指標指数(11月)は予想より強い+0.8%、
加製造業出荷(10月)は予想より弱い−0.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
NY時間序盤はドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ユーログループ議長が、
「ESMへの拠出には全てのユーロ圏諸国が合意したわけではない。」
との発言をしました。
日本経済新聞が、
「EU加盟26カ国が財政規律強化を目指して制定する新条約に
英国がEU条約違反として提訴する可能性が浮上。
一部の国で国民投票が実施され発効時期が大きくずれ込む懸念。」
との観測報道をしました。
NYダウや原油先物が軟調に推移しました。
ロンドンフィックスにかけてドルストレートが下落しました。
その後、ドルストレートが反発する激しい展開になりました。
米30年債の入札では、最高落札利回りが2.925%、
応札倍率が前回より高い3.05倍になりました。
深夜3時頃から反発をみせていたNYダウが再び反落しました。
主要通貨ペアが反落する展開になりました。
バーナンキFRB議長が、上院での会合で、
「FRBは欧州銀や欧州諸国を救済する意図や権限を持たない。」
との発言をしました。
米10年債利回りが1.9%あたりまで低下しました。
NY原油(WTI)は大幅下落して94ドル台後半で引けました。
NYダウは続落して前日比−131.46ドルで取引を終えました。

<12月15日(木)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
日銀短観では、
日第4四半期大企業製造業業況判断指数が予想より弱い−4、
日第4四半期大企業製造業業先行きが予想より弱い−5、
日第4四半期大企業非製造業業況判断指数が予想強い+4、
日第4四半期大企業非製造業先行きが予想弱い±0、
日第4四半期大企業全産業設備投資が予想より弱い+1.4、
などになりました。
11年度の大企業ドル円想定レートは79.02の円高水準なりました。
市場反応は限定的でした。
東京時間序盤ではややドル売り優勢の展開になりました。
豪新車販売台数(11月)は前月より弱い−0.7%になりました。
ドルストレートがやや反発をみせて揉み合いになりました。
ダウ先物がやや反発をみせて揉み合いになりました。
IMFがアイルランドへ39億ユーロの融資の実行を承認しました。
日経平均は前日比マイナス圏で推移しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
中国上海株式市場が2年9ヶ月ぶりの安値になりました。
仏中銀総裁が、地元紙のインタビューで、
「格付け会社は不可解。英国のほうが財政赤字と債務が多く、
低成長の中で高インフレ率。格下げするなら英国を先にすべき。
仏の格下げ可能性が示唆されていることは不当。」
との認識を示しました。
仲値過ぎも主要通貨ペアの小幅揉み合いがしばらく続きました。
中国HSBC製造業PMI(12月)は前回値より強い49になりました。
市場反応は限定的でした。
米WSJ紙が、
「英国の銀行監督当局のFAS金融サービス機構がユーロ分裂に備え
危機管理計画で英銀などと意見交換を行なっている。」
との観測報道をしました。
ダウ先物がやや軟調になりました。
日工作機械受注確報(11月)は速報より弱い+15.8%になりました。
日経平均は3日続落して前日比−141.76円で大引けになりました。
ロシア大統領の側近が、
「ロシアはIMFを通じユーロ圏に少なくとも100億ドル拠出する。」
との発表をしました。
ロンドン時間序盤はドル売り優勢の相場展開になりました。
ドルストレートが反発上昇して、ドル円が反落しました。
スイスフランが買われる展開になりました。
ダウ先物がしだいに反発しました。
欧州株式市場が前日比プラス圏で始まり堅調傾向で推移しました。
仏製造業PMI(12月)は市場予想より強い48.7になりました。
仏サービス業PMI(12月)は市場予想より強い50.2になりました。
スイス第3四半期鉱工業生産指数は、
市場予想より弱い−1.4%になりました。
独製造業PMI速報(12月)は市場予想より強い48.1、
独サービス業PMI速報(12月)は予想より強い52.7になりました。
市場反応は限定的でした。
スイスSNB政策金利は予想とおり0.00%に据え置きになりました。
スイスSNB声明では、
「スイスフランの上限は1ユーロ=1.20フランで維持する。
必要であればいつでも追加措置を取る用意がある。
世界経済の見通しは引き続き非常に不透明。
インフレがマイナス領域となるのは予想より早まる見通し。」
などが示されました。
追加策の発表がなくスイスフラン買いがしばらく続きました。
午後5時半過ぎにユーロドルなどに反落の動きがみられました。
ユーロポンドが下落しました。
ポンドはしばらく堅調に推移しました。
ダウ先物や欧州株式市場にやや反落の動きがみられました。
欧製造業PMI速報(12月)は市場予想より強い46.9、
欧サービス業PMI速報(12月)は予想より強い48.3になりました。
市場反応は限定的でした。
ECBの金融経済月報では、
「景気見通しには相当の下振れリスクがある。
インフレは来年2%未満に低下する可能性。
市場の信頼回復のために財政協定が必要。」
などが示されました。
ユーロの反落の動きがしばらく続きました。
英小売売上高指数(11月)は市場予想より弱い−0.4%になりました。
市場反応は限定的でした。
フィンランド中銀総裁が「フィンランド経済の回復は停滞。」
との認識を示しました。
EU統計局の第3四半期ユーロ圏雇用者数は、
前回値より弱い−0.1%になりました。
スペイン債の入札では、目標上限35億ユーロに対して
60.3億ユーロ発行され、5年債の応札倍率は1.99倍と好調でした。
ユーロ売りが一服になりました。
欧消費者物価指数確報(11月)は予想とおりの+3.0%になりました。
市場反応は限定的でした。
午後7時過ぎからドルストレートが反発をみせました。
ドル円の軟調が続きました。
ダウ先物や欧州株式市場に反発が見られました。
スイスSNB総裁が、
「フラン上限設定でデフレ進行リスクが著しく軽減した。
長期的な物価の低下は予想しない。
常にあらゆる物価安定措置を維持する。
金融政策の詳細についてはコメントしない。」
などの発言をしました。
ドラギECB総裁が、
「経済見通しにはかなりの下方リスクがある。
インフレ圧力は穏やかなものとすべき。
市場の緊張が経済成長を阻害している。利下げ効果は薄れている。
ECBは銀行に出来る限り長期の融資を実施する。
中小金融機関は担保が不足。
EU首脳会議への市場の反応は悲観的過ぎる。
先週のECBの措置は信用市場を支援する。
ECBはEFSFの実務機関として行動。EFSFは速やかに実施。
ユーロ圏の銀行は増資や資産売却が可能。」
などの見解を示しました。
ユーロに買い反応がみられました。
NY時間序盤はドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ドル円の軟調が続きました。
米生産者物価指数(11月)は予想より弱い+5.7%、
米NY連銀製造業景気指数(12月)は予想よりかなり強い+9.53、
米新規失業保険申請件数は予想より強い36.6万件、
米第3四半期経常収支は予想より弱い−1103億ドル、
加第3四半期設備稼働率は予想より強い81.3%、
などの結果になりました。
限定的ながらややドル売り反応がみられました。
ダウ先物は前日比プラス圏で推移しました。
対米証券投資(10月)は予想よりかなり弱い+48億ドル、
米鉱工業生産指数(11月)は予想より弱い−0.2%、
米設備稼働率(11月)は予想とおりの77.8%になりました。
為替市場での反応は限定的でした。
NYダウはしばらく堅調傾向で推移しました。
一時、ドルが買い戻される動きがみられました。
米フィラデルフィア連銀製造業景況指数は、
市場予想より強い+10.3になりました。
市場反応は限定的でした。
伊のパッセラ経済発展相が「伊はリセッション入りした。」
との認識を示しました。
深夜12時頃からNYダウや欧州株式市場が反落しました。
上昇していた米10年債利回りが低下しました。
原油先物が軟調傾向で推移しました。
ユーロドルなどドルストレートに反落の動きがみられました。
ドル円が反発をみせました。
ロンドンフィックスを過ぎてNYダウが反発する展開になりました。
ドルストレートも再び反発をみせました。
IMFのラガルド専務理事が、
「世界経済の見通しは暗い。景気浮揚策を実施する必要。
保護主義や孤立、1930年代の世界恐慌に見られた他の要素を含め、
何もしないリスクも存在する。」
などの見解を示しました。
NY時間後半から主要通貨ペアが小幅揉み合いになっていきました。
米5年物の物価連動債の入札では、最高落札利回りが−0.877%、
応札倍率が前回より高い3.01倍になりました。
独財務相が、
「ESMへの資金拠出は補正予算で処理する。
ESMへの資金拠出はできるだけ早急に行なう必要。
独の負担は先週のEU首脳会議で確認されたとおり。」
などの認識を示しました。
格付け会社のフィッチが、
「ゴールドマン、バンカメ、バークレイズ、シティグループ、
独銀、クレディスイス、などの銀行の長期IDRを格下げする。」
との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
NY原油(WTI)は続落して93ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+45.33ドルでこの日の取引を終えました。

<12月16日(金)>

英報道官が、
「英首相はEU大統領やデンマーク首相と電話会談を行った。
英首相は財政協定の成功を望むとあらためて表明。
技術的な協議への参加には同意した。」
との発表をしました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
NY連銀総裁が、
「米経済は著しい下振れリスクに直面している。
リスクの大半は欧州債務危機に起因している。
FRBは欧州経済の動向を注視している。
ユーロ圏は課題を克服する力はあるが政治的に難しい状況。」
などの認識を示しました。
東京時間が近づく頃にややドル売り動意が優勢になりました。
日経平均は前日比プラス圏で推移しました。
ダウ先物や原油先物や金価格に反発の動きがみられました。
東京時間前半ではドル円が上下動の揉み合いになりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートに反発の動きがみられました。
人民元が1ドルで6.3294元と切り上げ後の最高値を更新しました。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
中国上海株式市場は前日終値を挟んでの上下動になりました。
米民主党の上院院内総務が、
「給与税減税を2ヶ月延長する案を検討する方針。」
との発表をしました。
格付け会社のS&Pが、
「来年の米国経済の成長に対する期待感が精彩を欠いていることを
反映して、2012年の米金融機関の業績見通しも厳しい。」
とのレポートを発表しました。
東京時間後半は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
米ワシントン・ポスト紙が、
「米民主と共和両党の交渉担当者は2012財政年度末まで必要な
政府機能の財源を確保する約1兆ドルの歳出案で合意。
財源不足による政府閉鎖の懸念はいったん後退した。」
との報道をしました。
英FT紙が、
「ユーロ圏各国政府は欧州銀行がECBによる長期資金供給策の活用で
窮地に陥った国債を買い取ってくれると期待を寄せていたが、
この期待は失望に転じつつある。」
との観測報道をしました。
東京時間終盤にドルストレートにやや反落の動きがみられました。
ダウ先物にやや反落の動きがみられました。
中国上海株式市場が一時前日比マイナス圏へ反落しました。
日経平均は前日比+24.35円の8401.72円で週の取引を終えました。
ロンドン時間序盤ではインドの政策金利の据え置き発表後に
ダウ先物やアジアの株式市場に急反発の動きがみられました。
ユーロドルを除くドルストレートに持ち直しがみられました。
伊とスペインが格下げされるとの「噂」が市場で飛び交いました。
ユーロドルは反落の動きが続きました。
ドル円はしばらく小幅揉み合いの展開になりました。
インド中銀総裁が、
「利下げのタイミングについてはあらかじめ示さない。
インド経済成長の鈍化を懸念。
世界経済見通しは深刻な悪化を示している。
インフレリスクは依然高い。ルピーは圧迫されている。
ルピーの投機的な動きを抑制するための措置を講じた。 
追加利上げは正当化されない可能性。」
などが示されました。
独2年債利回りがユーロ導入来最低水準になりました。
仏財務相が、
「たとえマイナス成長に転じても仏は財政赤字目標を達成させる。」
との発言をしました。
ECBのシュタルク専務理事が、
「ユーロは生き残るだろう。
ECBの独立性を完全支持するのは4ヶ国政府のみ。
世界全体が債務超過状態にある。債務削減には痛みを伴う。」
などの見解を示しました。
その後、ユーロドルの軟調に連れて
他のドルストレートにも反落の動きがみられました。
ダウ先物に一時反落の動きがみられました。
欧州株式市場は前日終値アラウンドでの揉み合いになりました。
オランダ2年債利回りが最低水準の0.305%に低下しました。
スペイン2年債利回りが3.26%に低下しました。
その後、5時半頃からユーロドルが反発しました。
他のドルストレートにも反発の動きがみられました。
伊のモンティ首相が、
「欧州は危機克服のため域内の衝突を避けるべき。
財政規律には長期的なアプローチが必要。」
などの見解を示しました。
欧貿易収支(10月)は市場予想より強い+11億ユーロになりました。
独2年債利回りが米2年債利回りより低下しました。
スイスKOFが、スイスGDP成長見通しについて
「2011年は1.8%、2012年は0.2%へ引き下げる。」
との発表しました。
ユーロ・グループ議長が、
「ユーロ圏は景気後退の瀬戸際にいる。
来週にユーログループは危機に関する会合を開く可能性。」
などの発言をしました。
NY時間が近づく頃からドル売り動意が一時強まりました。
ドルストレートが堅調に推移して、ドル円が反落しました。
米消費者物価指数(11月)は予想より弱い+3.4%、
米消費者物価指数コア(11月)は予想より強い+2.2%になりました。
指標発表直後の市場反応は限定的でした。
加国際証券取扱高(10月)は予想より弱い20.3億加ドルになりました。
加ドル売り反応がみられました。
独連銀が、ECBによるIMF向け融資に関して
「最終決定への緊急な必要性はない。」との見解を示しました。
格付け会社のS&Pが、ユーロ圏の経済見通しについて、
「緊縮財政の実施は財政的な成長支援の打ち切りを示す。
来年は厳しい経済情勢が予想される。」
などの見解を発表しました。
NY時間序盤ではユーロドルが反落しました。
他のドルストレートにも反落の動きがみられました。
NYダウは前日比プラス圏で揉み合いになりました。
EFSFのレグリングCEOが、
「必要ならばEUは3月に危機対応の資金を用意する可能性。
現在コミットされていない約6000億ユーロの資金がある。
そのうち1000億ユーロはギリシャの第2次支援向けに必要となる。
もしも伊やスペインが必要ならば使用可能。」
などの発言をしました。
ロンドンフィックス前にドルストレートが一時反発をみせました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
その後、NYダウや原油先物が反落しました。
ドルストレートが再び反落する展開になりました。
ドル円が反発しました。
ダドリーNY連銀総裁の議会証言では、
「FRBは欧州経済の動向を注視。
ユーロ圏は課題を克服する力はあるが政治的に難しい状況。
欧州危機の悪化は米経済に大きな影響を及ぼす。
FRBによる欧州債購入はハードルが高くFRBは考えていない。」
などの見解を示しました。
シカゴ連銀総裁が、
「米経済は脱出速度に到達していない。
失業率が7%に改善するまで緩和を続けるべき。」
との認識を示しました。
独版のFT紙が、
「独連邦銀行は、ユーロ圏債務危機へIMFの役割を拡大の計画に
独が約束したユーロ圏支援を危うくするとの見解を示した。」
との報道をしました。
格付け会社のフィッチが、
「ベルギー、スペイン、スロベニア、アイルランド、キプロス、
などの格付けをウォッチ・ネガティブにする。」
などの発表をしました。
NYダウが前日比マイナス圏に下落しました。
ドルストレートの下落が強まりました。
格付け会社のフィッチが、
「仏のAAA格付けを確認。格付け見通しはネガティブに変更。」
との追加発表をしました。
ドルストレートの下落が一服になりました。
NYダウのや原油先物の反落も一服になりました。
米下院が1兆ドルの歳出削減法案を可決して上院に送付しました。
ダラス連銀総裁が、
「一段の緩和は民間部門の雇用創出を促すことはない。
追加金融緩和に頼ることは誤った道である。」
との見解を示しました。
NY時間の終盤にかけてドルストレートが反発しました。
ドル円が反落をみせました。
ホワイトハウスのカーニー報道官が、
「大統領と共和党の給与減税法案延長の議論に進展は見られる。
議会での協議には元気づけられ楽観視はしているが、
まだ最終的決着には至っていない。」
との発表をしました。
米10年債利回りは1.85%になりました。
NY原油(WTI)は93ドル台後半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比−2.42ドルの11866.39ドルで週取引を終えました。
NY時間クローズ後に格付け会社のムーディーズが、
「ベルギーの格付けをAA3に2段階の格下げをする。」
との発表をしました。市場反応は限定的でした。


●今週の主な予定

<12月19日(月)>

朝6時にNZ第4四半期Westpac消費者信頼感指数、
午前9時01分に英ライトムーブ住宅価格(12月)、
午後6時に欧経常収支(10月)、
午後7時に欧建設支出(10月)、
夜10時半に加卸売売上高(10月)、
深夜12時に米NAHB住宅市場指数(12月)、
深夜12時半からドラギECB総裁の議会証言、
深夜3時に米2年債の入札、
などが予定されています。

<12月20日(火)>

朝8時に豪コンファレンスボード景気先行指数(10月)、
午前9時01分に英GFK消費者信頼感調査(12月)、
同午前9時01分に英ネーションワイド消費者信頼感指数(11月)、
午前9時半に豪RBA議事録、
午後1時半に日全産業活動指数(10月)、
午後2時に日景気先行CI指数確報(10月)、同一致CI指数確報(10月)
午後4時にスイス貿易収支(11月)、
同午後4時に独生産者物価指数(11月)、独GFK消費者信頼感調査、
午後6時に独IFO景気動向(11月)、独IFO現況評価値(11月)、
夜9時に加消費者物価指数(11月)、加消費者物価指数コア(11月)、
夜10時半に米住宅着工件数(11月)、米建設許可件数(11月)、
深夜3時に米5年債の入札、
などが予定されています。
豪・独・加・米の指標には注目です。

<12月21日(水)>

朝6時45分にNZ第3四半期経常収支、
朝8時50分に日通関ベース貿易収支(11月)、
午前11時にNZクレジットカード支出(11月)、
正午過ぎ(時間未定)に日銀政策金利、日銀声明、
夕方(時間未定)に日銀総裁記者会見、
午後6時半に英BOE議事録、英公共部門ネット負債(11月)、
夜10時半に加小売売上高(10月)、
深夜12時に欧消費者信頼感速報(12月)、
同深夜12時に米中古住宅販売件数(11月)、
深夜3時に米7年債の入札、
などが予定されています。
(日)・英・加・米の指標には注目です。

<12月22日(木)>

朝6時45分にNZ第3四半期GDP、
午後2時に日銀金融経済月報、
午後6時半に英第3四半期GDP確報、英第3四半期経常収支、
夜10時半に米第3四半期GDP確報、米第3四半期個人消費確報、
同夜10時半に米第3四半期PCEコア・デフレータ確報、
同夜10時半に米新規失業保険申請件数、
夜11時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(12月)、
深夜12時に米景気先行指標総合指数(11月)、米住宅価格指数(10月)
などが予定されています。
NZ・英・米の指標には注目です。

<12月23日(金)>

※東京市場はお休みです。
※米債券市場は短縮取引の予定です。

午後3時半に仏第3四半期GDP確報、
午後4時45分に仏生産者物価指数(11月)、
夜10時半に米耐久財受注(11月)、
同夜10時半に米個人支出(11月)、米個人所得(11月)、
同夜10時半に米PCEデフレータ、米PCEコア・デフレータ、
同夜10時半に加GDP(10月)、
深夜12時に米新築住宅販売件数(11月)
などが予定されています。
米・加の指標には注目です。


<先週のユーロドルのサマリー>

さて先週、ユーロドルは週はじめの12日にオセアニア時間で揉み合い
となった後に、独のバイトマン総裁が「欧州首脳の合意は財政協定で
あって財政同盟ではない。EUは直接介入する権限を持たない。ユーロ
圏共同債の発行構想は政府債務の問題を解決しない。」などの見解を
示したことを契機に軟調となって、ECBのシュタルク専務理事の
「IMFによる欧州への大規模関与は絶望的な行為になる。EUは各国の
財政政策に介入する権利を持つ新たな機関が必要。」との見解や、
格付け会社のムーディーズが「EU首脳会議は域内の格付け支援に充分
ではない。」との発表もあり、前週のEU首脳会議は結果的に市場に
ダメだしされることになりました。

12日ロンドン時間に入っても、ギリシャ2年債利回りが過去最高水準
の151.09%になったり、スペイン10年債利回りが6%台に上昇するな
ど欧州債券市場でリスク回避の動意となって、さらにダウ・ジョーン
ズによって「ECBによる先週の国債買い入れ規模は大幅に減少。」と
報じられたことで、ユーロドルの軟調傾向が続くことになりました。

12日NY時間でも格付け会社のフィッチが「EU首脳会議は包括的解決
には不充分。格付けに関する圧力の緩和にならない。短期的に格付
けに対して引き下げ圧力がかかる。ユーロ圏経済は短期的に著しい
低迷に直面すると予想。」との見解を発表して、ユーロドルの下落
が続きました。

13日オセアニア時間に米格付け会社のムーディーズが「スペインの
銀行8行を格下げ方向で見直す。」との発表をしましたが前日の大
幅下落の調整相場となりました。その後、EU大統領が「来年3月に
EFSF・ESM上限5000億ユーロの妥当性を見直す。遅くとも3月上旬
までに財政協定に各国が署名すると楽観視。」などの発言や、
スペイン国債の入札で目標以上の49.4億ユーロが発行されて好調と
なり、またベルギー3ヶ月物証券の入札でも応札倍率が8.59倍と好
調であったことに加え、EFSF3ヶ月物証券の入札で利回りが0.22%
で応札倍率が3.2倍で通過したこともあって、13日ロンドン時間前半
まで一時ユーロドルが反発をみせる相場展開になりました。

そして、13日NY時間にベルギーの経済紙が「ベルギー政府は2011年
の財政赤字目標を達成できない見通し。」と報じたことや、米小売
売上高が弱かったことを契機にユーロドルは再び軟化して、その後
深夜12時頃に独連立与党関係者の話として「独の首相はESMの上限の
引き上げに関してこれまでいかなる引き上げ案にも拒否を示した。」
との報道が伝わると、一段と下落する展開になりました。その後も
IMFが「ギリシャの2011年GDPを6.0%減、2012年のGDPを3.0%減」と
見通しを下方修正するとの報道や、米FOMC後のダウの急落に加え、
追い討ちをかけるように格付け会社のS&Pが「ユーロ圏のソブリン
と銀行は格付けリスクを示す。」との発表もあって、ユーロドルは
大幅下落して行きました。

14日オセアニア時間から東京時間にかけてユーロドルの下落が一時
小康となるも、ロンドン時間にスペイン10年債利回りが5.76%に上
昇したことや、独副財務相が「ユーロ圏共同債についての議論を始
めることは国家の責任を回避しようとする圧力にさらされる。」と
の認識を示しことを契機に、再びユーロドルは軟化して、伊5年債
の入札で平均利回りがユーロ導入以来最高の6.47%になり応札倍率
が1.42倍と不調となったや、ユーログループ議長が「ESMへの拠出
に全てのユーロ圏諸国が合意したわけではない。」との発言もあり、
ユーロドルの下落が昂進して行きました。

その後、14日NY時間後半にバーナンキFRB議長の上院での会合での
「FRBは欧州銀や欧州諸国を救済する意図や権限を持たない。」と
の発言に揺れる展開となるも、しだいにユーロドルは持ち直しをみ
せて、15日ロンドン時間の初動では一時ユーロドルが反発する展開
になりました。その後、ECBの金融経済月報で「景気見通しには相当
の下振れリスクがある。」との報告に再び軟調となるも大崩はなく、
ドラギECB総裁が「ECBは銀行に出来る限り長期の融資を実施する。
EU首脳会議への市場の反応は悲観的過ぎる。先週のECBの措置は信用
市場を支援する。ECBはEFSFの実務機関として行動。EFSFは速やかに
実施。」などの発言にユーロドルは持ち直す展開になりました。

その後、15日深夜のダウ反落に揺れるも、独財務相の「ESMへの資金
拠出は補正予算で処理する。ESMへの資金拠出はできるだけ早急に
行なう必要。」との発言に小康を保ち、週末16日東京時間のユーロ
ドルは揉み合い相場となっていきました。

週末16日ロンドン時間では英FT紙が「ユーロ圏各国政府は欧州銀行
がECBによる長期資金供給策の活用で窮地に陥った国債を買い取って
くれると期待を寄せていたが、この期待は失望に転じつつある。」
との観測報道したことや、伊とスペインが格下げされるとの「噂」
が市場に飛び交ったことでロンドン時間初動でユーロドルが反落す
るも、オランダ2年債利回りが最低水準の0.305%に低下したことや
スペイン2年債利回りが3.26%に低下したことに加え、ユンケル議
長が「来週にユーログループは危機に関する会合を開く可能性。」
との発言にユーロドルが一時急反発する展開になりました。

その後、独連銀がECBによるIMF向け融資に関して「最終決定への
緊急な必要性はない。」との見解を示し、また格付け会社のS&Pが
ユーロ圏の経済見通しについて「緊縮財政の実施は財政的な成長支
援の打ち切りを示す。来年は厳しい経済情勢が予想される。」など
の見解を発表したことで、一転してユーロドルは下落する展開にな
りました。その後、EFSFのレグリングCEOが「必要ならばEUは3月
に危機対応の資金を用意する可能性。現在コミットされていない
約6000億ユーロの資金がある。」などの発言に一時反発をみせるも、
独版のFT紙が「独連邦銀行は、ユーロ圏債務危機へIMFの役割を拡大
の計画に独が約束したユーロ圏支援を危うくすると見解を示した。」
との報道や、格付け会社のフィッチが「ベルギー、スペイン、スロ
ベニア、アイルランド、キプロス、などの格付けをウォッチ・
ネガティブにする。」などの発表もありユーロドルの下落が強まっ
ていきましたが、格付け会社のフィッチが「仏のAAA格付けを確認。
格付け見通しはネガティブに変更。」との追加発表をしたことを
契機に、クリスマスを次週控えた週末のポジション調整のショート
・カバーの動きもあったか、終盤にかけてユーロドルは反発をみせ
て週の取引を終えました。


<今週の注目点>

さて、先週のドル円は77円ミドルを下抜けることなく反発上昇して
週後半15日オセアニア時間まで上下動しながらも堅調傾向で推移し
ましたが、15日東京時間に4時間足レベルでの前回高値アラウンド
となる78.10円あたりから反落して、週末16日NY時間のロンドン・
フィックスにかけて77.60アラウンドまで下落して「行って来い」
となった後に、週末NY時間後半に77.90円まで戻して、終盤にかけ
て77.75円まで押されて週の取引を終えました。

今週も引き続き77円台ミドルから78円台前半のレンジでの売り買い
の攻防がどちらに抜けていくかが注目されますが、下値の77.00アラ
ウンドには強い抵抗がありそうで円高は緩和されつつあるも、現状
は低ボラティリティのレンジ相場となっていて、78円台前半の短期
レジスタンスも比較的強いようで、もうしばらくレンジ相場が続く
可能性がありそうです。また、今週はクリスマスの週入りで駆け込
みでのポジション調整や流動性で低下でときにチョッピーな動きと
なることもありそうですので注意はしたいものです。

米ドルについては、先週のFOMCでQE3への期待がとりあえず後退する
ことになったことや、先週末16日にホワイトハウスのカーニー報道
官が「まだ最終的決着には至っていない。」としながらも「大統領
と共和党の給与減税法案延長の議論に進展は見られる。議会での協
議には元気づけられ楽観視している。」との発表もあり、ドル売り
圧力が低下していることに加え、LIBOR3ヶ月物は中銀のドル供給
金利の0.6%で天井を打つとの市場観測がある中、先週16日にLIBOR
3ヶ月物金利が0.56315%と上昇するもまだ上昇余力はある状況で、
欧州の財政・金融危機を受けたドル資金調達の緊張と、年末のドル
需要、および新興国の経済減速など世界的な経済成長鈍化に伴う米
ドル資金の還流など、ドル買い圧力優勢となっているようです。

ただ、ドルインデックスが先週は80を超え同RSIが70アラウンドに
到達して、ややドル買いに過熱感も観られることと、欧州債務危機
によるリスク回避で売りに傾いているユーロドルなどのポジション
のクリスマスを控えた調整が先週末にやや観られるも、まだ充分に
こなされていない様子もあることから、クリスマスにかけてのポジ
ション調整による潜在的なドル売りの圧力はありそうで、ドル買い
優勢ながら、ドル買い要因とドル売り要因は一応の綱引きにはなり
そうです。

ユーロについては、先週も様々なニュースヘッドラインや要人発言、
そして格付け会社の発表に揺れる展開となりましたが、前週のEU首
脳会議は、ムーディーズによる「EU首脳会議は域内の格付け支援に
充分ではない。」との発表や、フィッチによる「EU首脳会議は包括
的解決には不充分。ユーロ圏経済は短期的に著しい低迷に直面する
と予想。」との発表の烙印が押されて、結果的に市場期待を失望さ
せることになりました。

一方、仏の格下げリスクについては、週末16日に見通しネガティブ
としながらもフィッチが「仏のAAA格付けを確認。」とのことでリス
ク回避が緩和されることになりましたが、同時にベルギー、スペイ
ン、スロベニア、アイルランド、キプロス、などがをウォッチ・ネ
ガティブに指定されることになりました。

欧州債務危機が進む中にあって、「EFSFの実務機関として行動する
ことを示すも、IMFの関与を嫌い、またユーロ圏重債務国の国債の
無制限買い支えに決して首を縦に振らないECB」と「ユーロ圏共同債
を論外として、またESMの上限の引き上げを拒否し続ける中核国の独」
に対して、「なんとかしてユーロ圏共同債を協議のテーブルに載せ、
来年3月までにEFSF・ESM上限5000億ユーロの妥当性を見直そう。」
としているユンケル議長やファンロンパイEU大統領と、欧州は意見
対立と政治的困難に直面しているとともに、14日バーナンキFRB議長
が「FRBは欧州銀や欧州諸国を救済する意図や権限を持たない。」
として米国として救済の手を差し伸べないことを示し、混迷が続く
欧州問題ですが、今週にユーロ圏財務相会合を開く(一部部情報では
19日)との発案があり、週初の展開が注目されます。
また、20日のスペイン短期債の入札にも注目されます。

今週のユーロ相場については、目先は1.3の大台を巡る売り買いの
攻防が注目されますが、クリスマスを控えたポジションの調整や、
ユーロ圏財務相会合への期待でなんとか大台が維持される可能性は
ありますが、ユーロ圏財務相会合の開催はまだ決定されてはいない
ようで、同会議が開催されなかった場合などでは失望売りを誘う
可能性もあり、引き続きリスク選好度のバロメーターとしてNYダウ
やダウ先物の動向も参考に柔軟に対応していきたいものです。
また、今週はクリスマスの週入りで駆け込みでのポジション調整や
流動性で低下でときにチョッピーな動きとなることもありそうです
ので注意はしたいものです。

経済指標関連では、20日の豪RBA議事録に独IFO景気動向と
加消費者物価指数に米住宅着工件数、
21日の英BOE議事録に加小売売上高と米中古住宅販売件数、
22日のNZ第3四半期GDPに英第3四半期GDP確報と
米第3四半期GDP確報に米第3四半期個人消費確報と
米新規失業保険申請件数、
23日の米耐久財受注に米個人支出と加GDPに米新築住宅販売件数、
などが注目されます。


さて今回は、トレードと裁量のお話です。


裁量とは広辞苑など辞典によりますと
「自分の考えによって判断し処置すること」や
「一定の範囲内での選択的判断」という意味なのだそうですが、

ことトレードではボロクソに言われることが多く、

「良く言えば感覚投資法だが、悪く言えばヤマ勘投資法だ。」

などとも揶揄され、こき下ろされることが多く見受けられました。

一方、いわゆるシステム・トレードのほうはといいますと、
曖昧な感覚や欲・恐怖の感情を排するもので、

厳格なルールを適用する優れたトレード法として
賛美される論調が多く見られました。

つまり、裁量トレードなんてそんなものはいい加減なもので、
厳格なルールを適用するシステム・トレードこそ優れたもの、
というわけです。

まぁ、いわゆる裁量トレーダーにもいろいろあって、
全てのトレードを自己の相場観と感覚だけで行うトレーダーから、

トレードのテクニカル的な基本ルールを持ちながら、
状況に応じて裁量を加えるトレーダー達もいて、

ただ「そんなの裁量だ。」と一言ではくくれないものですが、

しかしながら、

レジスタンス・ブレークでのトレードを例にしますと、

(あくまでも単純化した場合での例として)

「AならばB」との厳格なシステムでは、

たとえば「ブレークしたらロングの執行」になるのに対して、

一方、トレードのテクニカル的な基本ルールを持ちながらも
状況に応じて裁量を加えるトレーダーの場合は、
ロングの執行を見合わせる場合もあるわけで、

「ほらみたことか、そんなのルールでも何でもねぇぜ。
 やっぱ曖昧でテキトーじゃないかよ!」

ということになるものです。

裁量トレーダーの場合は、
テクニカル的な基本ルールを持ちながらも、

テクニカル100%の判断ではなくて、

その状況において、いろいろ他の要素を加えることになります。

「うーん。テクニカル的にロングの条件は満たしたが…。
 でも、あと30分でドラギECB総裁の記者会見が始まる…。
 ここはネガティブ発言の可能性があるから少し様子を見よう。」

などという場合もあるわけです。

まぁ、曖昧といえば曖昧なのですが、

わけが分からないテキトーということでもなく、
それなりの裁量的根拠はあるもので、

自動車の運伝で登下校時の時間帯で中小路を運転中に、
法規的には優先道路を走ってても、交差点では児童に注意して
ときにいったん最徐行するのに似ているのかもしれません。

毎月、第一金曜日の夜に相場が大きく動くことがあっても
それは必ずしもテクニカル的な必然ではなく、
米雇用統計の影響が大きいというように、

裁量トレーダーはテクニカル以外のことも意識するのですね。

その他にもいろいろなことを考えます。(笑)

「下降ブレークとなったが、ニュースヘッドラインでも
 フィッチによるサプライズの格下げ発表がされたとある。
 ここは少し大きな売り玉でもよさそうだ。」

「次のチャートポイントまではまだ距離もあり利も乗っているが、
 あと数十分もたたないうちにGDP速報の発表だ。
 ここは、いったんいいとこで利食っておこうか。」

「ストレートがこぞって上昇ブレークとなっていて、
 ダウも上昇ブレークだ。ここのブレークは固そうだ。」

「分足でのブレークだが、この方向は上位時間軸とは逆の方向。
 短期トレントが転換となる可能性もあるが、
 このブレークには乗らずに、むしろ反転したところを狙おう。」

「前回高値はブレークしたが、さほど距離のない上方に
 上位時間軸のレジスタンスがあるな。
 ここのブレークでは乗らずに次の動向を見てからにするか。」

「いらいらするほどの保ち合いの後のブレークなので乗りたいが、
 ちょうどロンドン市場替わりの時間だ。初動にダマシ多し。
 ストップハンティングの可能性も少なくはない。
 本物のブレークになるなら、いったん戻しても
 再下降となるはずだ。市場替わりの初動は見送って
 その後の押し戻りからの再始動の動きを待つとしよう。」

「年末年始は市場が薄く流動性が低下していて
 不安定な相場になることが多いようだ。ここは静観するか、
 トレードするなら短期時間軸で小さな玉にしよう。」

まぁ、さすがに

「今夜はスタジオ・ジブリのアニメの放送がある。
 相場は荒れるに違いない…。」

などの都市伝説まで考慮する裁量トレーダーはいないようですが、

けっこう、いろいろなことを考えているものなのですね。

テクニカル100%のシステム・トレードも
これはこれで良いものですが、

経験則も加えての「テクニカル条件+裁量判断」
というトレードもあり得るものなのかもしれませんね。

はて、どうなのでしょうか…。




<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。


FX 「TさんのABCDE」のお話


欧州通貨統合の骨格が合意された1991年12月のマーストリヒ条約
からちょうど20年目となる日にEU首脳会議が行われましたね。

●先週の主な出来事

<12月5日(月)>

複数のメディアが、
「伊のモンティ首相は緊急閣議を開き債務危機の深刻化回避に
向けた追加財政再建策を決めた。年内の法案成立を目指す。」
との報道をしました。
独ウェルト紙が、
「FRBがユーロ圏を支援するためにユーロ圏17ヶ国の中銀とともに
IMFに資金を拠出する可能性がある。」
との観測報道をしました。
仏のジュルナル・デュ・ディマンシュ紙が、
「仏大統領と独首相は欧州の制度の抜本的な改革案について
5日の首脳会談では合意に達しない可能性。」
との観測報道をしました。
独フランクフルター・アルゲマイネ紙が、
「独政府は今週末EU首脳会議で各国の財政規律を強化するため
EUの基本条約を2012年までに改正するよう求める方針。」
との観測報道をしました。
レーン欧州委員が、
「伊の包括策は2013年の財政均衡に役立つ可能性。
欧州委は措置の詳細な分析を実施へ。
伊政府の措置はタイムリーで野心的。
伊の財政緊縮策の閣議決定を歓迎。」
との発言をしました。
ユーロドルが小幅な上窓を空けてはじまりました。
ダウ先物や原油先物が反発して始まった後に揉み合いになりました。
豪AIGサービス業指数(11月)は前月より弱い47.7になりました。
オセアニア時間では主要通貨ペアが揉み合いになりました。
格付け会社のムーディーズが、
「NZの銀行システムの格付け見通しは安定的。」
との発表をしました。
東京時間の序盤は主要通貨ペアの揉み合いになりました。
日経平均は前週末比プラス圏での揉み合いになりました。
その後、ドル円に反落の動きがみられました。
豪ANZ求人広告件数(11月)は前月よりは強い0.0%になりました。
市場反応は限定的でした。
NZ財務省が「2013年3月期の成長見通しを3.0%へ下方修正する。」
との発表をしました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で揉み合いになりました。
中国HSBCサービス業PMI(11月)は前回値より弱い52.5になりました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物が揉み合いが続きました。
独シュピーゲル誌が、
「独大手金融機関のコメルツ銀行について、
来年半ばまでに十分な資本が調達できなかった場合に
独政府は同行を国有化する可能性。」
との観測報道をしました。
東京時間後半はドルストレートが揉み合いになりました。
日経平均は前週末比+52.23円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はダウ先物が堅調傾向で推移しました。
原油先物は当日高値圏で揉み合いになりました。
ユーロドルなどドルストレートが反発する展開になりました。
ドル円は一時反発をみせた後に反落して揉み合う展開になりました。
ギリシャ10年債利回りが32.38%と過去最高水準に上昇しました。
為替市場への反応は限定的でした。
キプロス中銀総裁が、キプロス議会で、
「ギリシャ債務削減は大変な間違いだった。
投資家のユーロ圏懸念を加速させた。」
との見解を示しました。
伊10年債利回りが6.43%あたりまで低下しました。
欧州の株式市場は前週末比プラス圏での揉み合いになりました。
独サービス業PMI確報(11月)は予想より弱い50.3、
欧サービス業PMI確報(11月)は予想より弱い47.5になりました。
市場反応は限定的でした。
英サービス業PMI(11月)は予想より強い52.1になりました。
市場反応は限定的でした。
格付け会社のフィッチが、
「中国はさらに預金準備率を引き下げることになる可能性。」
との見解を発表しました。
ドルストレートが当日高値圏でしばらく揉み合いになりました。
欧小売売上高(10月)は市場予想より強い+0.4%になりました。
市場反応は限定的でした。
独短期債(6ヶ月物)の入札では、26.75億ユーロが調達されて、
平均落札利回りが前回より低い0.001%、
応札倍率が前回より高い3.8倍と好結果になりました。
独当局が、短期証券入札後に、
「ベンチマークとしての役割もあり強い需要があった。
市場は大変神経質になっている。」との見解を発表しました。
ダウ先物や欧州株式市場がしばらく堅調傾向で推移しました。
バイデン米副大統領が、訪問先のギリシャで、
「米国は可能なあらゆる手段でギリシャを支援する用意がある。」
との発言をしました。
ドルストレートの反発が一巡後に反落の動きがみられました。
ドル円がしだいに反発する展開になりました。
ダウ先物や欧州株式市場に一時反落の動きがみられました。
独の財務相が、
「通貨統合の後は財政統合が必要となる可能性。
ただし財政統合に合流するよう他国に強要することはない。
また、独は新条約を欲してはいない。」
などの発言をしました。
伊の首相が、
「今週は伊と欧州にとって大変重要な週になる。
ガイトナー米財務長官と8日朝にミラノで会談予定。
諸国は危機を解決するために早急に行動しなければならない。
300億ユーロの包括策は法令として内閣が承認したもの。
財政再建策に関しては財政を安定させ成長を促進させる。
経済モデルでは緊縮策は景気後退を悪化させることになるが
この計画なければギリシャは崩壊する可能性。」
などの見解を示しました。
ギリシャ2年債利回りが過去最高の139.86%まで上昇しました。
NY時間が近づく頃にダウ先物や欧州株式市場が再び上昇しました。
原油先物が堅調傾向で推移しました。
ドルストレートが再上昇して揉み合う神経質な展開になりました。
格付け会社のフィッチが「ロシアの政治リスクは明らかに上昇。」
との見解を発表しました。
NY時間に伊10年債利回りが6.087%に低下しました。
NYダウが始まる前に一時ドル売り動意が強まりました。
NYダウは上昇して始まりました。
仏の大統領が、独仏首脳会談後に、
「独仏はEUに関する新条約を希望している。
ユーロ共同債はいかなる場合も解決策とはならない。
独仏はユーロ圏危機の再発を防止する条件を望む。
EU加盟全27カ国の関与望ましい。
独仏の対立はユーロ圏崩壊のリスクとなる。
条約改正について3月までの合意を目指す。」
などの発言をしました。
独の首相が、
「EU首脳はESM欧州安定化ファシリティの2012年前倒しを目指す。
債務制限の義務付け巡る条約改正を伴う構造改革が必要。
欧州司法裁判所は各国予算を監督しない。
EFSFの資金規模は望むほど大きくはない。
IMFとともにどのように資金を使用するか検討用意。」
などの発言をしました。
伊の首相が、
「閣議決定した300億ユーロの新たな財政緊縮策によって、
独国債と伊国債の利回り格差が大きく縮小している。
もし負債に関する逆スパラルを改善できなければ、
ユーロの将来に暗雲が立ち込める。
今回の緊縮策が議会を通過できるか世界中が監視している。」
などの認識を示しました。
米ISM非製造業総合景況指数(11月)は予想より弱い52.0、
構成項目の雇用指数が48.9に低下しました。
米製造業受注指数(10月)は予想より弱い−0.4%になりました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
ドル円は軟調傾向がしばらく続きました。
シカゴ連銀総裁が、
「米経済は景気後退に似たリスクに陥る可能性がある。
追加緩和を実施する必要がある。」との見解を示しました。
一部メディアが「IMFはギリシャ向け22億ユーロの融資を承認。」
との報道をしました。
深夜3時半頃にFT紙が、
「格付け会社のS&Pは、独・仏・オランダ・オーストリア・
フィンランド・ルクセンブルクのAAA格付けの6ヶ国を
引き下げ方向で見直す可能性。」
との観測報道をしました。
NYダウや原油先物が反落しました。
ユーロドルなどドルストレートが急落する展開になりました。
バローゾ欧州委員長が、
「ユーロ共同債は危機に対する回答ではなく中長期的な目標。」
との認識を示しました。
伊のテルツィ外相が、
「伊を訪問中の中国の楊外相と会談。
300億ユーロ規模の緊縮財政策に中国も信頼を示した。」
との発言をしました。
一部メディアが、関係筋の情報として、
「S&Pはユーロ圏17ヶ国の格付けを引下げ方向で見直す可能性。」
との観測報道をしました。
IMF国際通貨基金が、
「ギリシャンの外部環境は悪化している。
ギリシャは構造改革を加速させる必要がある。
経済改革プログラムは困難な局面にある。」
との発表をしました。
ユーログループ議長が、
「独仏首脳の決定を歓迎。条約改正は早急に実施されるべき。」
との発言をしました。
NYダウの反落が続きましたが終盤に反発をみせました。
NY時間終盤にかけてドルストレートの下落が一服になりました。
ドル円は上下動しながらも軟調傾向が続きました。
NY原油(WTI)は100ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比+78.41ドルでこの日の取引を終えました。

<12月6日(火)>

格付け会社のS&Pが、
「ユーロ圏のソブリン格付け見通しをネガティブにした。
独とオーストリアを1段階格下げの可能性で見直す。
スペイン、ポルトガルの格下げの可能性。
ルクセンブルクの格付け見通しをネガティブにする。
ベルギー、フィンランド、オランダも
1段階格下げの可能性で見直す。
仏と伊その他7ヶ国は2段階格下げの可能性がある。
スロバキアの格付けを引き下げの可能性。
エストニアの格付けを引き下げの公算。
マルタの格付けを引き下げの公算。
EU加盟国15ヶ国をウォッチネガティブにして格下げの可能性。」
などの発表をしました。
FT紙による事前観測があったため市場反応は限定的でしたが、
ユーロドルなどドルストレートが軟調傾向で推移しました。
オセアニア時間ではドル円に反発の動きがみられました。
一部メディアが、
「独仏両国はEUの一段と密接な経済関係への決意を強化。
ユーロ安定を確実にする決意を確認。」
との報道をしました。
格付け会社のS&Pが、
「仏の2012年実質成長率は0.5%、財政赤字は4.8%の見込み。」
との発表をしました。
英BRC小売調査(11月)は前月より弱い前年比−1.6%になりました。
東京時間序盤ではドルストレートが軟調な揉み合いになりました。
日経平均は前日比マイナス圏で推移しました。
ダウ先物は軟調傾向の揉み合いになりました。
豪第3四半期経常収支は予想より弱い−56.37億豪ドルでした。
アジア開発銀行が、
「新興アジア諸国の2011年成長率を7.5%、2012年を7.2%に、
見通しを下方修正する。
中国の2011年成長率を9.3%、2012年は8.8%に、
2012年の見通しを下方修正する。」
などの発表をしました。
仲値を過ぎたあたりからドルストレートの下落が強まりました。
ドル円は軟調傾向の揉み合いになりました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で揉み合いになりました。
豪RBAが政策金利を予想とおり0.25%利下して4.25%としました。
豪RBA声明では、
「インフレ見通しにより政策金利を小幅に利下げる余地がある。
中国の成長は鈍化している。
欧州問題がアジア貿易に打撃。
銀行の資金調達環境は一層厳しさを増している。
インフレは2012年と2013年にターゲットに合致すると予想。
持続的成長と低インフレ促進のために政策を決定。
欧州問題が豪経済活動を圧迫する可能性。
金融市場はかなりの嵐になる可能性。
世界経済成長は一段と鈍化する見込み。
商品市況は一段と低下した。
生産の伸びはトレンドに近い。需要の伸びはトレンドより強い。
現在の労働市場の状況は弱い。」
などが示されました。
豪ドル売り反応がみられました。
ダウ先物やアジアの株式市場が軟調傾向で推移しました。
主要通貨ペアが緩やかに軟調傾向で推移しました。
日経平均は前日比−120.82円で大引けになりました。
ユーログループ議長が、
「S&Pの決定は非常に誇張したもので公正なものではない。
格下げ方向見直しに動揺してはいない。
独仏の提案は非常に賢明で多くの意見を反映したものである。」
などの見解を示しました。
一時ドルストレートに反発の動きがみられました。
ダウ先物やアジア株式市場に下落幅を縮小する動きがみられました。
ロンドン時間序盤はユーロドルなどに反落の動きがみられました。
独連銀が「EFSFのためのIMF利用に反対を表明する。」
との発表をしました。
英ハリファックス住宅価格(11月)は予想より弱い−0.9%でした。
指標発表直後の市場反応は限定的でした。
スイスフランが指標発表前から売られる展開になりました。
スイス消費者物価指数(11月)は前年比で予想より弱い−0.5%でした。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
その後、ダウ先物と欧州株式市場の反発が強まっていきました。
ドルストレートが反発上昇する展開になりました。
しだいにドル円の軟調傾向が強まりました。
仏の中銀総裁が、
「格付け会社はもはやファンダメンタルズを考慮していない。
2008年の金融危機の一端を担った後も通貨危機の要因となっている。
仏内の銀行は公的資金を必要としていない。
仏国内経済は強い反発力を持っている。」
などの見解を示しました。
独の首相が、
「週後半のEU首脳会議では不可避の決定を下す。
EU首脳会議は長期のプロセスである信認回復を目指す。」
などの発言をしました。
欧第3四半期GDP改訂値は前期比で予想とおりの+0.2%でした。
独の財務相が、
「最も重要なのは財政ルールと債務ルールを守ること。
EU首脳会議は市場の信頼を回復するための手段を決定する。
ユーロ圏諸国は危機を乗り切るため各々課題をなす必要。」
などの見解を示しました。
伊10年債利回りが10月28日以来の6%割れになりました。
英BOEが、
「拡大担保タームレポファシリティーの新流動性供給策を導入する。
BOEが必要と判断した場合に銀行にポンドの流動性を供給する。」
との発表をしました。
ポンドに一時売り反応がみられました。
独製造業受注指数(10月)は予想より強い+5.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
午後8時頃からドルストレートに反落の動きがみられました。
格付け会社のS&Pが、
「EFSFの長期格付けを1〜2段階引き下げる可能性。
長期格付け見通しをネガティブにする。
ユーロ危機は広がっている。信用危機のリスクは増加している。
ユーロ圏は政治の危機に直面している。」
などの発表をしました。
ユーロが下落しました。
ダウ先物や欧州株式市場に反落の動きがみられました。
加住宅建設許可件数(10月)は予想より強い+11.9%になりました。
市場反応は限定的でした。
ベルギー新政権が正式に信認され541日政治空白が解除されました。
加BOEが政策金利を予想とおり据え置いて1.00%としました。
加ドル買い反応がみられました。
加BOC声明では、
「BOCは加と世界経済と金融情勢を注意深く監視。
政策金利は歴史的に低い水準。金融システムはよく機能している。
中期インフレ目標の2%を達成すべく金融政策を実施する。
世界の金融市場の状況はソブリン債務危機の深刻化に伴い悪化。」
などが示されました。
NYダウは前日終値を挟んで揉み合った後に上昇しました。
NY時間序盤ではドルストレートに反発の動きが見られました。
スイスフランに売りがみられました。
加Ivey購買部協会景気指数(11月)は予想より強い59.9になりました。
市場反応は限定的でした。
EU大統領がEU首脳会議に向けての暫定報告書を発表して、
「ユーロ共同債発行に関しては長期的には可能と提案。
財政規律の厳格化についての条約変更は小さな変更で可能。
欧州委員会とユーログループは過剰な財政悪化に対して、
メンバー国に政策変更を求める権限を保有する。
恒久的な基金である欧州安定化メカニズムEMSについては、
5000億ユーロの上限の再検討も可能とすることを提案。
ESMの運営についてはIMFに沿った形とする。
ユーロ圏の救済基金が金融機関となれればより効果的。」
などを示しました。
独の財務相が、訪欧中のガイトナー米財務長官との会談後に、
「米財務長官とは市場の不透明性について協議。
危機への対応は一歩一歩進んでいると説明。
ユーロは財政統合によって担保されなければならない。
EUは来年の資金調達を滞りなく実施できる方策を持っている。
ユーロに対する信頼が市場の信頼回復に繋がる。
米国とIMFの支援に感謝している。」
などの発言をしました。
ガイトナー米財務長官が、
「米国は今後もIMFを通じてユーロを支援する。
ただ、FRBがIMFを通じてユーロ債務危機へ対応する、
との報道は正確ではない。」
との発言をしました。
NY時間の後半はドル売り傾向の揉み合いになりました。
NYダウは徐々に上昇した後に終盤に上昇幅を縮小しました。
バーナンキFRB議長が、議員宛の書簡で、
「FRBが債務危機支援策の一環としてIMFに資金を拠出する可能性
があると伝えた報道は甚だしい間違いと誤りがある。」
ことを示しました。
英FTが「EUは救済基金2本の運用とIMFに追加支援を検討中。」
との観測報道をしました。
NY原油(WTI)は101ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+52.30ドルでこの日の取引を終えました。

<12月7日(水)>

ロイター通信が、
「訪欧中のガイトナー米財務長官は独仏首脳が提唱の
ユーロ圏債務危機対策への支持を表明。
危機解決にはECBの役割が重要との認識を示した。」
との報道をしました。
豪AIG建設業指数(11月)は前月より強い39.6になりました。
オセアニア時間では主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
ギリシャ議会は2012年予算案を258対41で可決しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
日経平均は前日比プラス圏で推移しました。
ダウ先物は小幅高での揉み合いになりました。
豪第3四半期GDPは前期比で市場予想より強い1.0%になりました。
豪ドル買い反応がみられました。
仲値にかけてドル円が一時下落しました。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で揉み合いになりました。
石田日銀審議委員が、
「欧州債務問題、足元の最大リスク。
欧州問題が拡大し金融市場混乱すれば日本にも大きな影響。
欧州経済の減速は貿易取引通じグローバルに波及し始めている。」
との認識を示しました。
東京時間後半はドルストレートが上下動も堅調傾向になりました。
ダウ先物が堅調傾向で推移しました。
日景気一致CI指数速報(10月)は市場予想とおりの90.3、
日景気先行CI指数速報(10月)は市場予想よりやや弱い91.5でした。
中国の商務省局長が、
「中国は2012年に深刻な輸出状況に直面する可能性。
新興国への輸出をより強化していく。」
との見解を示しました。
日経平均は前日比+147.01円で大引けになりました。
中国人民銀行の当局者が「現在は利上の最良の時期ではない。」
との認識を示しました。
スイス失業率(11月)は市場予想とおりの3.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤はドルストレートがしばらく堅調に推移しました。
ドル円は軟調傾向の揉み合いになりました。
ダウ先物や原油先物が堅調に推移しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
伊鉱工業生産(10月)は市場予想より弱い−0.9%になりました。
午後6時頃からドルストレートに反落の動きがみられました。
しだいにダウ先物や原油先物が反落していきました。
欧州の株式市場が上げ幅を縮小していきました。
英鉱工業生産(10月)は−0.7%、英製造業生産高(10月)は−0.7%と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
指標発表直後はポンド売り反応も限定的でした。
独5年債の入札では、目標以上の86.7億ユーロが調達されて、
平均落札利回りが前回より高い1.11%、
応札倍率が前回より高い2.1倍と好調でした。
独当局者が、
「債券入札の結果は市場の不確かな環境が影響している。
投資家はユーロ圏内で質と信頼性を探している。」
との見解を示しました。
ポルトガルの3ヶ月物国債入札では、10億ユーロが調達されて、
平均落札利回りが前回より低い4.873%、
応札倍率が前回より低い2.0倍になりました。
独の政府高官が、
「一部報道がEFSFとESMの並行運用の可能性を報じていたが、
EFSFとESMの並行運用は想定できない。
EU首脳会議でIMFの役割が決定しない可能性。
独はEFSFへ銀行免許を付与することを拒否する。」
などの発言をしました。
ユーロドルが急落しました。
独鉱工業生産指数(10月)は市場予想より強い+0.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
スイスの財務相が、スイス議会で、
「ユーロ圏危機が深刻化した場合のフラン買い対応として
有効性には疑問があるが資本規制やマイナス金利も検討する方針。」
との発言をしました。
ブルームバーグが、
「ECBは銀行の資金繰り支援融資で担保基準緩和を計画している。」
との報道をしました。
一時、ユーロが急伸して再び下落する展開になりました。
欧州株式市場が前日比マイナス圏に反落しました。
NYダウは前日比マイナス圏での推移になりました。
原油先物が石油在庫統計を受けて下落しました。
独仏首脳のEU経済統治案では、
「ユーロ圏各国に取引税の創設を要請する。
加盟国の財政規律違反の制裁には例外規定も設ける。」
ことなどが示されました。
英NIESRのGDP予想(11月)は+0.3%になりました。
NY時間序盤はポンドが急伸しました。
NY時間前半ではドルストレートが反発をみせて揉み合いました。
ロイター通信が、関係筋の話として、
「独仏は欧州安定化メカニズムESMの5000億ユーロの上限を巡り、
依然対立している。」との観測報道をしました。
ロンドンフィックスあたりからNYダウの反発が強まりました。
ユーログループ議長か、
「EU首脳会議では多数の解決策が提案される可能性。
確固たる策を提案しなければならない。」
との発言をしました。
ユーロの反発上昇が強まりました。
その後、格付け会社のS&Pが、
「EU欧州連合のAAA格付けをウォッチネガティブに指定する。
ユーロ圏の大手銀行のBNP、コメルツ、ドイチェなどを
ウォッチネガティブとする。」
などの発表をしました。
ユーロドルなどドルストレートに反落の動きがみられました。
米消費者信用残高(10月)は予想より強い+76.45億ドルでした。
RBNZが政策金利を予想とおり据え置いて2.50%としました。
RBNZ声明では、
「世界情勢は悪化。9月の時点より見通しは軟化。
景気は更に悪化するリスク。政策はしばらく景気支援へ。
世界の景気鈍化の影響は限定的。」などが示されました。
一時、NZドルが下落しましたがその後は堅調に推移しました。
日経新聞が、
「G20は欧州支援へ1兆ドル安全網と、
IMFに6000億ドル融資枠を設けることを検討。」
との観測報道をしました。
NYダウの上昇が一時強まりました。
ユーロドルなどドルストレートが一時急反発しました。
その後、IMFの報道官が、
「報道された欧州に関する6000億ドルのプログラムについては
また議論をしていない。」との否定発表をしました。
NYダウが最終盤に上昇幅を縮小しました。
ドルストレートに一時押しの動きがみられました。
NY原油(WTI)は100ドル台半ばで引けました。
NYダウは前日比+46.24ドルでこの日の取引を終えました。

<12月8日(木)>

NZ第3四半期製造業売上高は前回値より弱い0.0%になりました。
ホワイトハウスが、
「米大統領は独首相と電話会談を実施して、
債務危機に関して協議して信頼できる解決策の必要性で合意。」
との発表をしました。
オセアニア時間はややドル売り傾向の揉み合いになりました。
日国際貿易収支(10月)は予想より弱い−2061億円になりました。
日国際経常収支(10月)は予想より強い+5624億円になりました。
日機械受注(10月)は市場予想より弱い−6.9%になりました。
東京時間が近づく頃からドルストレートに反落がみられました。
ダウ先物が反落しました。
日経平均は前日比マイナス圏で推移しました。
東京時間序盤はドル円が一時下落した後に反発しました。
豪新規雇用者数(11月)は予想より弱い−0.63万人になりました。
豪失業率(11月)は予想より弱い6.3%になりました。
豪ドルが下落しました。
仲値あたりから主要通貨ペアが揉み合いになりました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で揉み合いになりました。
その後、上海株式市場が一時反発をみせました。
中国人民銀行の李金融政策委員が、
「今後2年以内に中国の貿易黒字がなくなり、
経常黒字も2%以下に縮小する可能性。
人民元相場はすでに均衡レベルに近づいている。」
などの見解を示しました。
日本政府筋が、
「IMFの6000億ユーロ相当の欧州支援融資枠の拡充は聞いていない。
欧州の状況によりEFSFをさらに購入する政府の姿勢に変化はない。
欧州の状況次第では日本はIMFへの融資を考慮。
日本はEFSF債を安全資産とみなしている。」
などの見解を示しました。
中国の外相が、
「中国のユーロに対する信頼に変わりはない。
さまざまな手段通じてユーロ圏の債務危機克服を支援する用意。」
との発言をしました。
限定的ながらユーロ買い反応がみられました。
日景気ウォッチャー調査現状判断DI(11月)は前回値より弱い45.0、
同先行判断DI(11月)は前回値より弱い44.7になりました。
東京時間後半は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
格付け会社のムーディーズが、
「日本のAa3格付け見通しは安定的だが長期的には課題がある。」
との見解を示しました。
日経平均は前日比−57.59円で大引けになりました。
独ビルト紙が、
「独首相はEU首脳会議で不調ならば月内に再びEU首脳会議を
開催する可能性を指摘した。」と報じました。
欧州の決済機関LCHクリアネットとCC&Cが、
「伊債取引の証拠金比率を引き下げる。」と発表しました。
ロンドン時間序盤はドル売り傾向の展開になりました。
ドルストレートが反発をみせました。
スイスフランが買われる展開になりました。
仏の企業センチメント指数(11月)は前月より弱い95になりました。
ダウ先物は揉み合いが続きました。
豪RBA総裁が、
「新興国はEUや米国からの脅威を受けて不安定になっている。
外貨準備はいざという時のために備えて増加している。
政策金利に関してはコメントを控える。」
などの発言をしました。
ユーログループ議長が、
「ユーロ圏共同債はすぐに実現する話ではないが検討すべき措置。
通貨としてのユーロ自体はリスクに直面していないが、
EU首脳会議は債務危機対応での合意に全力を尽くすべき。」
などの認識を示しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で揉み合いになりました。
午後5時半頃からユーロドルに反落の動きがみられました。
ドル円が急落する展開になりました。
ダウ先物がしだいに軟調傾向になりました。
欧州の株式市場に反落の動きがみられました。
一部メディアが、ユーロ圏関係者の情報として、
「ECBによるIMFへの1500億ユーロの融資で合意の公算。
ESMへの銀行免許付与は議題から外れる見通し。」
との観測報道をしました。
米WSJ紙が、
「EU首脳会議への独仏首脳の提案にはEFSFやESMの
5000億ユーロ規模の上限引き上げが含まれる可能性。」
との観測報道をしました。
格付け会社のフィッチが、
「アイルランドの格付け見通しをBBB+ネガティブで維持する。」
との発表をしました。
仏ルモンド紙が、
「仏系銀行は70億ユーロの追加資本が必要だが、
仏系銀行は国の援助なしに資本増強ができる。」
との観測報道をしました。
英BOEが政策金利を予想とおり据え置いて0.50%としました。
英BOEが資産買入規模を予想とおり2750億ポンドで据え置きました。
ややポンド買い反応がみられました。
格付け会社のフィッチが、
「伊政権が先に発表した300億ユーロ規模の財政安定策は
格付けに対する短期的な圧力が和らぐ。」
との見解を発表しました。
欧州の株式市場に反発の動きがみられました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
欧ECBが政策金利を予想とおり0.25%利下げして1.00%としました。
一部で0.50%の利下げになるとの観測もあったためか、
政策金利発表後にユーロ買い反応がみられました。
ドルストレートが堅調傾向で推移しました。
加住宅着工件数(11月)は市場予想より弱い18.11万件になりました。
市場反応は限定的でした。
仏の大統領が、
「欧州は危機にある。ユーロは再構築する必要がある。
独仏はまとまる必要がある。」などの認識を示しました。
米新規失業保険申請件数は予想より強い18.11万人になりました。
一時、ドル全面安の展開になりました。
ECBの経済予想では、
「2011年成長率は+1.5%〜1.7%、2012年は−0.4%〜+1.0%、
インフレ率は2011年が+2.6%〜2.8%、2012年が+1.5%〜2.5%、」
などが示されました。
ドラギECB総裁の記者会見では、
「経済見通しのリスクは下向き。
インフレは今後数ヶ月2%上回る水準で推移して、
その後2%下回る公算。先行き不透明感が依然として強い。
銀行支援で非標準的措置を採用。
金融政策は中期的物価安定を維持することが重要。
銀行向けに3年物資金供給を実施する。
銀行向け融資で担保基準を緩和する。
利下げ決定は全会一致でなかった。
より大幅な利下げは検討しなかった。
先週に債券購入を拡大するなどとは示唆していない。
自身の発言の解釈のされ方に驚いた。
ECBはIMFのメンバーではない。
EU条約では政府への金融支援は禁止されている。
条約の精神を尊重したい。IMFを経由することは法律上複雑。
首脳会議を非常に楽観している。
共通の財政ルールに向けた進展への希望を捨ててはならない。
ECBはEFSFの代理として債券市場に介入する用意がある。」
などが示されました。
ユーロが一時上昇しましたがその後に急反落しました。
ダウ先物や欧州株式市場が急反落しました。
原油先物が下落しました。
ドルストレートが一時上昇した後に急反落しました。
ドル円が急反発する展開になりました。
NYダウは軟調傾向で推移しました。
米卸売在庫(10月)は市場予想より強い+1.6%になりました。
市場予想は限定的でした。
EBA欧州銀行監督機構が、
「欧州銀には1530億ドル(1147億ユーロ)の資本増強が必要。
独銀が32億ユーロ、コメルツが53億、BNPパリバが15億、
仏ソシエテが21億、ウニクレディトが79.7億、
サンタンデールが153.02億、ユーロの資本増強が必要。」
などの発表をしました。
NY時間後半はドルストレートに反発の動きがみられました。
資源国通貨は軟調傾向が続きました。
オバマ米大統領が、
「欧州債務危機は非常に気掛かり。
欧州は市場を落ち着かせる能力を持っていると確信。
欧州首脳は事の緊急性を理解している。
問題なのは政治的な意思を集結させれるかどうか。」
などの認識を示しました。
格付け会社S&Pが、
「スペイン銀行15行をクレジットウォッチ・ネガティブに指定。」
との発表をしました。
ロイター通信が、EU首脳会議の声明草案として、
「財政赤字がGDPの0.5%を超えないよう新たな規則導入目指す。
長期的にはユーロ共同債に向かう可能性検討すべき。
恒久的な救済メカニズムESM発足を2012年7月に前倒しする意向。
EFSFは2013年半ばまで存続。ESMの融資能力の上限は5000億ユーロ。
ESMに銀行免許を付与へ。」
などを報じました。
一時、NYダウが反発をみせました。
一時、ドルストレートの反発が強まりました。
独の高官が、
「ユーロ共同債、EFSFとEMSの共存、EMSへの銀行免許付与などを
独は拒否する。」との発言をしました。
NYダウが終盤にかけて急落しました。
ドルストレートが反落する展開になりました。
ブリュッセルでEU首脳のワーキングディナーが始まりました。
米10年債利回りが2%を割り込み1.97まで低下しました。
NY原油(WTI)は98ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−198.67ドルでこの日の取引を終えました。

<12月9日(金)>

EUの高官が、
「EU首脳では新たな財政統合の基本方針で合意。
過半数反対がない限りの財政規律違反国へ自動制裁発動を合意。
ESMの強化方法や銀行免許付与については依然協議中。」
などの中間報告をしました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
日第3四半期GDP改訂値は予想より強い+1.4%、
日第3四半期GDP改訂値(年率換算)は予想より強い+5.6%、
日第4四半期大企業製造業景況判断BSIは前期比−6.1%でした。
市場反応は限定的でした。
ANZ消費者信頼感指数(12月)は前月よりやや弱い108.4になりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや反発をみせました。
日経平均は前日比マイナス圏で推移しました。
日経財相が、
「欧州状況や為替や株価変動などに留意。景気下振れリスクに配慮。
政府経済見通しの修正は現時点で考えていない。」
などの認識を示しました。
一部メディアが、EUサミット草案の追加として
「セルビアの加盟候補国認定は3月に先送る。
イランへの追加的な制裁を検討する。」
などが盛り込まれると報じました。
中国消費者物価指数(11月)は予想より弱い+4.2%、
中国生産者物価指数(11月)は予想より弱い+2.7%になりました。
市場反応は限定的でした、
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で揉み合いになりました。
ダウ先物や原油先物が徐々に反発する展開になりました。
ドルストレートが徐々に反発する展開になりました。
EU外交筋が午前11時半過ぎに、
「EUとしての条約改正を断念。ユーロ圏の条約改正へ。
IMFへの拠出を2000億ユーロで検討している。
ESFSに銀行免許を付与しないことで合意。
EMS規模については2012年7月に再検討することで合意。」
などの発表をしました。
ドルストレートが急落しました。
ダウ先物や原油先物に反落の動きがみられました。
午後1時過ぎに仏の大統領が、
「英国の意見を尊重。英国が27ヶ国による条約を不可能にした。
英国とハンガリーは合意に加わらない可能性。
司法改革をめぐる議論は非常に困難。
EU首脳はユーロの構造に関する独仏の提案を全て承認した。
新ユーロ圏条約は9日に法的詳細を協議。
政府間合意文書の素案は2012年3月を目処にまとめる。」
との発表をしました。
独の首相が、
「ユーロ圏首脳はユーロ圏17ヶ国の財政規律強化と
自動的な制裁発動で合意。EMSの前倒しで合意。
ドラギECB総裁がECBによるEFSFとESMの運営を提案した。
EU首脳はIMFへの融資の選択肢を検討中。」
などの発表をしました。
ユーロドルなどドルストレートが一時反発しました。
ダウ先物に一時反発の動きがみられました。
ドル円に一時反落の動きがみられました。
EU大統領が、
「ユーロ圏の新財政協定で合意。
加盟国は単年度の財政赤字をGDP比0.5%までとする。
ESMは2012年7月に発足の見込み。
ユーロ圏はIMFに最大2000億ユーロを追加拠出。
ユーロ圏は民間部門の関与ではIMFの慣行を順守。
EU加盟国は財政ルールを法制化。
過剰赤字のユーロ圏諸国は予算案を委員会に提出する必要。
ユーロ圏に加えて6ヶ国が政府間条約に調印へ。
ユーロ圏の財政統合強化に報告書を6月までに準備。
政府間条約はEU条約を全面改正するより迅速な承認が可能。
ユーロ共同債については初日では合意に達しなかったが、
協議は今後も継続する。」
などの発表をしました。
英の首相が、
「提案内容は英国の国益に沿わない。新条約に英国は参加しない。」
との発言をしました。
ドルストレートの反発が一服になりました。
中国鉱工業生産(11月)は市場予想より弱い+12.4%、
中国小売売上高(11月)は市場予想より強い+17.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
格付け会社のムーディーズが、
「仏BNPパリバのの長期格付けをAA3に引き下げる。
仏クレディ・アグリコルの長期格付けをAa3に引き下げる。
仏ソシエテ・ジェネラルの長期格付けをA1に引き下げる。」
などの発表をしました。
ユーロドルなどドルストレートが再び軟調になりました。
ダウ先物が軟調傾向の揉み合いになりました。
日経平均は前日比−128.12円の8536.46円で週取引を終えました。
独貿易収支(10月)は市場予想より弱い+116億ユーロ、
独経常収支(10月)は市場予想より弱い+103億ユーロになりました。
独消費者物価指数確報(11月)は予想とおりの+2.4%になりました。
ドル買い動意の流れの中でユーロ売り反応がみられました。
キプロス中銀総裁が、
「ギリシャ債務のカットを承認したことは誤りたっだ。
財政規律策で重要な進展が見られる。」
などの認識を示しました。
伊中銀総裁が、
「ユーロ債務危機では強く迅速な行動が必要。
最近発表したイタリアの財政緊縮策は2012〜13年の成長率を
0.5%低下させることとなるが、
債券利回りが低下し続けるなら衝撃はより少なくなる。」
などの見解を示しました。
オーストリア中銀総裁が、
「ECBは景気後退を避けるためなら何でもやることを示した。
首脳会議はポジティブ。国家財政について正しい決定をした。」
などの認識を示しました。
伊5年債利回りが7%台になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.54175%に上昇しました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で揉み合う展開になりました。
ECBが伊とポルトガルの国債を購入との市場観測がありました。
午後5時過ぎからドルストレートに反発の動きがみられました。
ダウ先物や欧州株式市場に反発の動きがみられました。
英生産者物価指数コア(11月)は市場予想より弱い+3.2%、
英商品貿易収支(11月)は予想よりは強い−75.57億ポンドでした。
ドル売り動意の流れの中でポンド買い反応がみられました。
独紙が「カタールがユーロ支援に向けてEFSFへの出資を検討。」
との観測報道をしました。
一部メディアが、
「中国人民銀行は3000億ドル規模の外貨投資機関を創設へ。」
との観測報道をしました。
ダウ先物が急反発する展開になりました。
欧州株式市場も急反発して前日比プラス圏に上昇しました。
ドルが全面安になる展開になりました。
ユーロドルなどドルストレートが急反発しました。
一部メディアが、ECBの関係筋の話として、
「国債買い入れは週200億ユーロまでという限度は変わらない。
現時点で追加策を検討する必要ない。」
との報道をしました。
米格付け会社のS&Pが、
「EU首脳会議の結果によりユーロ圏加盟国の格付け判断を行う。」
との発表をしました。
NY時間が近づく頃からドルストレートに反落の動きがみられました。
ダウ先物にも反落の動きがみられました。
クロアチア政府が28ヶ国目となるEU加盟条約に調印しました。
米貿易収支(10月)は市場予想よりは強い−435億ドルになりました。
加国際商品貿易(10月)は市場予想より弱い−8.9億加ドル、
加第3四半期労働生産性指数は予想より強い+0.4%になました。
ドル買い動意の流れの中で加ドル売り反応がみられました。
独の首相が、
「危機の解決は利用可能な資金を創造することではない。
EMSの5000億ユーロを上限とする。」
との発言をしました。
NYダウは堅調傾向で推移しました。
ドルストレートが再び反発する上下動激しい展開になりました。
米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(12月)は
市場予想より強い67.7になりました。
市場反応は限定的でした。
ロンドンフィックス前に主要通貨ペアが揉み合いになりました。
その後、ドル売り傾向での展開になりました。
NYダウは堅調傾向で推移しました。
ユーログループ議長が、
「財政規律を厳格化する協定締結に英国は加わらなかった。
英首相の判断はEUと英国双方にとって良くはない。
孤立政策は長続きしない可能性。」
との見解を示しました。
日政府が深夜の臨時閣議で2012年度税制改正大綱を決定しました。
仏中銀総裁が、
「今回のEUの政府間合意は歴史的な快挙。
英国の拒否については英国の問題。
ECBの役割は金融機関への最終的貸手ではない。
ムーディーズによる仏銀の格下げは間違い。
仏に信用失墜のリスクはない。」
などの見解を示しました。
EU首脳会議では、
「財政規律を各国が憲法などでの法制化を義務付ける。
単年の財政赤字をGDP0.5%までに抑制。
最悪3%を突破した場合はユーロ加盟国の過半数の反対が
ない限り自動的に制裁発動。26ヶ国が参加。英国は拒否。
EUからIMFへ最大2000億ユーロの資金提供。
ESMを1年前倒しの2012年7月発足する。資金規模は5000億ユーロ。
現行のEFSFは2013年6月まで存続。ユーロ共同債は継続協議。」
などが合意されました。
米10年債利回りが2.05%あたりまで上昇しました。
NY原油(WTI)は99ドル台前半で週の取引を終えました。
NYダウは前日+186.56ドルの12184.26ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<12月12日(月)>

朝8時50分に日国内企業物価指数(11月)、
午前9時半に豪貿易収支(10月)、豪住宅ローン許可件数(10月)、
午後2時に日消費者態度指数(11月)、
午後3時に日工作機械受注速報(11月)、
午後4時に独卸売物価指数(10月)、
深夜3時に米3年債の入札、
深夜4時に米月次財政収支(11月)、
などが予定されています。
豪の指標には注目です。

<12月13日(火)>

朝8時50分に日第三次産業活動指数(10月)、
午前9時01分に英RICS住宅価格(11月)、
午前9時半に豪第3四半期新規住宅、
午後6時半に英消費者物価指数(11月)、英小売物価指数(11月)、
同午後6時半に英DCLG住宅価格(10月)、
午後7時に独ZEW景況感調査(12月)、
同午後7時に欧ZEW景況感調査(12月)、
夜10時半に米小売売上高(11月)、
深夜12時に米企業在庫(10月)、
深夜3時に米10年債の入札、
深夜4時15分に米FOMC政策金利、米FOMC声明、
などが予定されています。
英・独・米の指標には注目です。

<12月14日(水)>

朝8時半に豪Westpac消費者信頼感(12月)、
午後1時半に日鉱工業生産確報(10月)、
午後5時15分にスイス生産者輸入価格(11月)、
午後6時半に英失業率(11月)、英失業保険申請件数推移(11月)、
午後7時に欧鉱工業生産指数(10月)、
夜10時半に米輸入物価指数(11月)、
同夜10時半に加景気先行指標指数(11月)、加製造業出荷(10月)、
深夜3時に米30年債の入札、
などが予定されています。
英・欧の指標には注目です。

<12月15日(木)>

朝8時50分に日銀短観(4四半期大企業業況判断・先行・設備投資)
午前9時半に豪新車販売台数(11月)、
午前11時半に中国HSBC製造業PMI、
午後3時に日工作機械受注確報(11月)、
午後5時15分にスイス第3四半期鉱工業生産、
午後5時28分に独製造業PMI速報(12月)、独サービス業PMI速報、
午後5時半にスイスSNB政策金利、
午後5時58分に欧製造業PMI速報(12月)、欧サービス業PMI速報、
午後6時にECB月例報告、
午後6時半に英小売売上高(11月)、
午後7時に欧消費者物価指数確報(11月)、
午後8時25分からドラギECB総裁の講演、
夜10時半に米第3四半期経常収支、NY連銀製造業景気指数(12月)、
同夜10時半に米生産者物価指数(11月)、生産者物価指数コア(11月)
同夜10時半に米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加第3四半期設備稼働率、
夜11時に米ネット長期TICフロー(10月 対米証券投資)、
夜11時15分に米鉱工業生産指数(11月)、米設備稼働率(11月)、
深夜12時に米フィラデルフィア連銀指数(12月)、
などが予定されています。
(日)・独・スイス・英・米の指標には注目です。

<12月16日(金)>

午後7時に欧貿易収支(10月)、
夜10時半に米消費者物価指数(11月)、米消費者物価指数コア(11月)
同夜10時半に加国際証券取扱高(10月)、
などが予定されています。
米の指標には注目です。


<先週のユーロドルのサマリー>

さて先週はユーロドルは週末に独ウェルト紙の「FRBがユーロ圏を
支援するためにユーロ圏17ヶ国の中銀とともにIMFに資金を拠出する
可能性がある。」との観測報道や、伊の財政緊縮策の閣議決定を受
けて、週はじめの5日は小幅な上窓を空けて始まりました。そして、
ロンドン時間に伊10年債利回りが6.43%あたりまで低下して、独の
短期債の入札も好調であったことで、リスク選好が続きユーロドル
は堅調傾向で推移しました。その後ギリシャ2年債利回りが過去最
高の139.86%まで上昇したことで押しが入るも、一部メディアの
「IMFはギリシャ向け22億ユーロの融資を承認。」との報道もあり、
NY時間前半までユーロドルは堅調傾向で推移しました。

しかしその後、5日のNY時間の後半にFT紙が「格付け会社のS&Pは
独・仏・オランダ・オーストリア・フィンランド・ルクセンブルク
のAAA格付けの6ヶ国を引き下げ方向で見直す可能性。」との観測
報道をしたことで、ユーロドルは一転して軟調になっていきました。
そして6日に格付け会社S&Pが仏の2段階の格下げの可能性を含む
「EU加盟国15ヶ国をウォッチ・ネガティブにして格下げの可能性。」
などの発表をして、さらに6日のロンドン時間前半に「EFSFの長期
格付けを1〜2段階引き下げる可能性。長期格付け見通しをネガティ
ブにする。」との発表をしてユーロの軟調が続くことになりました。

その後、ベルギー新政権が正式に信認されて541日政治空白が解除さ
れたことや、EU大統領のEU首脳会議に向けての暫定報告書の発表で
「ユーロ共同債発行に関しては長期的には可能と提案。EMSについて
5000億ユーロの上限の再検討も可能とすることを提案。救済基金が
金融機関となれればより効果的。」との発表などが契機となったか
ユーロドルはショートカバー優勢の展開になって行きました。
その後、ガイトナー米財務長官が「米国は今後もIMFを通じてユーロ
を支援する。ただ、FRBがIMFを通じてユーロ債務危機へ対応するとの
報道は正確ではない。」との発言に揺れるも、FT紙の「EUは救済基
金2本の運用とIMFに追加支援を検討中。」との観測報道もあって、
7日の東京時間まで堅調傾向が続きました。

しかしその後、7日のロンドン時間前半に独政府高官が「一部報道
がEFSFとESMの並行運用の可能性を報じていたが並行運用は想定でき
ない。EU首脳会議でIMFの役割が決定しない可能性。独はEFSFへ銀行
免許を付与することを拒否する。」などの発言があり、ユーロドル
は一転して反落する展開になりました。

そして、ブルームバーグが「ECBは銀行の資金繰り支援融資で担保
基準緩和を計画している。」との報道にユーロドルが急伸するも、
ロイター通信が「独仏は欧州安定化メカニズムESMの5000億ユーロ
の上限を巡り依然対立している。」との観測報道や、格付け会社の
S&Pが「EU欧州連合のAAA格付けをウォッチネガティブに指定。」
との発表などで下落する上下動激しい相場展開になりました。
その後、日経新聞が「G20は欧州支援へ1兆ドル安全網と、IMFに
6000億ドル融資枠を設けることを検討。」との観測報道で反発しま
したが、IMFの報道官が「報道された欧州に関する6000億ドルのプ
ログラムについてはまた議論をしていない。」との否定発表があり
揺れる展開となるも堅調傾向での推移になりました。

その後、8日のロンドン時間に「ECBによるIMFへの1500億ユーロの
融資で合意の公算。ESMの銀行免許付与は議題から外れる見通し。」
との観測報道に揺れる展開となった後に、ECBが政策金利を発表して
市場予想とおりの0.25%利下げして1.00%としたものの、0.50%の
利下げになるとの観測も一部であったためか、ユーロが一時買い戻
される展開となりました。そして、ドラギECB総裁の記者会見が始ま
り「銀行支援で非標準的措置を採用。銀行向けに3年物資金供給を
実施する。銀行向け融資で担保基準を緩和する。」との発表時点で
ユーロドルが急伸しましたが、その後の「利下げ決定は全会一致で
なかった。先週に債券購入を拡大するなどとは示唆していない。
自身の発言の解釈のされ方に驚いた。ECBはIMFのメンバーではない。
EU条約では政府への金融支援は禁止されている。」などの発言が
伝わると、ユーロドルは一転して急落する激しい相場展開になりま
した。

そして、さらに追い討ちをかけるように格付会社S&Pが「スペイン
銀行15行をクレジットウォッチ・ネガティブに指定。」との発表を
して軟調が続きましたが、8日のNY時間終盤にロイターがEU首脳会
議の草案として「長期的にはユーロ共同債に向かう可能性検討すべ
き。ESM発足を2012年7月に前倒しする意向。ESMの融資能力の上限
は5000億ユーロ。ESMに銀行免許を付与へ。」との観測報道にユーロ
ドルが一時反発をみせました。しかしその後、独の高官が「ユーロ
共同債、EFSFとEMSの共存、EMSへの銀行免許付与など独は拒否。」
との発言をしたことで再びユーロドルは反落する展開になりました。

その後、週末9日の東京時間にEU外交筋が「EUとしての条約改正を
断念。ユーロ圏としての条約改正へ。IMFへの拠出を2000億ユーロで
検討している。ESFSに銀行免許を付与しないことで合意。」と発表
したことや、格付け会社のムーディーズが「仏BNPパリバのの長期
格付けをAA3に引き下げる。仏ソシエテ・ジェネラルの長期格付け
をA1に引き下げる。」などの発表があり、伊5年債利回りが7%台
になるなどもあって、ユーロドルの下落がしばらく続くことになり
ました。

しかしその後、独紙が「カタールがユーロ支援に向けEFSFへの出資
を検討している。」との観測報道や、「中国人民銀行は3000億ドル
規模の外貨投資機関を創設へ。」との観測報道があり、ダウ先物が
急反発する展開になったことを契機に、ユーロドルは週末のショー
ト・カバーの動きと相俟って急激に反発する相場展開になりました。
その後、米格付け会社のS&Pが「EU首脳会議の結果によりユーロ圏
加盟国の格付け判断を行う。」との発表に反落して揉み合うも、
NYダウの堅調を背景に、EU首脳会議での「財政規律を各国が憲法な
どでの法制化義務付。英国以外の26ヶ国が参加。ESMを1年前倒し
2012年7月発足。資金規模は5000億ユーロ。ユーロ共同債は継続し
て協議。」などが正式発表されたことで、揉み合いながらも週末の
当日としては堅調傾向で一週間を終えることになりました。
先週もユーロはニュースと要人発言に揺れる展開になりました。

<今週の注目点>

さて、先週のドル円はその前週までの反発上昇を継いで、週初に
上昇をみせたものの、78.00〜78.30の短期レジスタンス・ゾーンを
超えられずに軟調傾向で推移して、8日のロンドン時間からNY時間
前半にかけて77円台前半まで下落して、その後いったん反発するも
週末9日のロンドン時間からNY時間後半にかけて再び下落して、
終盤に反発をみせて週を終えましたが、、77円台前半では底堅くも
4時間足レベルでは軟調傾向となっていて、ダブルトップの形成と
なるかあるいは77円台ミドル〜78.00〜78.30円の短期レジスタンス
間でのレンジ相場となるか、注目の1週間になりそうです。

目先は77.50円アラウンドでの攻防が注目されますが、ここで下支え
された場合には、いったんレンジを形成する可能性がありますが、
ここを下抜けると軟調傾向の相場となる可能性がありそうです。
ただ、日足レベルではレンジ相場となっていて、77.00アラウンドに
は強い抵抗がありそうでここを下抜けない限り大崩にはならない
可能性が高そうです。

米ドルについては、11月30日に主要5ヶ国の中央銀行がドルスワッ
プ協定の金利引き下げに合意してドル安となりましたが、その後、
ドルインデックスが揉み合いながらもやや堅調に推移していること
や、LIBORドル3ヶ月物金利も再び上昇の傾向になっていることで、
ドルスワップ協定によるドル安圧力の影響はやや薄れつつあるよう
です。しかしながら、決め手のカードのQE3が温存されている状況で
13日深夜に米FOMCを迎えることになりますので、FOMCでのQE3にかか
わる発表が注目されますが、もう1つのカードの公定歩合引き下げ
観測についても一応ながらドル安要因として注目されます。

ただ、NYダウは頭が重くなりつつも先週も持ち直しの動きが観られ
ていることや、米経済指標は好悪混在ながらも特段に悪い数字とも
いえないようで、まだQE3は今後の決め手として温存されることにな
りそうですが、NYダウの持ち直しは世界の基軸通貨としての米ドル
安要因とはなりそうです。また、先の米財政審議の問題は依然とし
て決着がついていなく、米給与減税や長期失業者への失業保険延長
の問題も審議未了であるとともに、現状のいわゆるブッシュ減税の
延長も確定してはしていなく、米財政問題はこれからもしばらくは
潜在的なドル安要因とはなりそうです。

一方、12月1日に国連が「米国と欧州経済は二番底に陥る恐れ。世
界経済の2012年成長率は0.5%に留まる可能性。」との悲観的な発表
をしていることや、ブラジルなど新興国の経済減速が強まってきて
いることなど、世界的な経済成長鈍化に伴う米ドル資金の還流によ
るドル高圧力は依然として潜在しているようで、また、欧州問題に
ついてはEU首脳会議でとりあえず一段落とはなるも、これらのドル
高要因と前記のドル安要因とは綱引きになりそうです。

ユーロについては、先週は上述の日々のレポートに詳述のとおり、
さまざまなニュース・ヘッドラインや要人発言、そして格付け会社
の発表に揺れる展開となりました。そして、注目されていた8日の
ECBの政策金利の発表では市場予想とおりの0.25%の利下げとなり
ましたが、ドラギECB総裁の記者会見では、「銀行支援で非標準的
措置を採用。銀行向けに3年物資金供給を実施する。銀行向け融資
で担保基準を緩和する。」との追加措置や、「ECBはEFSFの代理と
して債券市場に介入する用意がある。」との発表はされましたが、
債券購入拡大については示されることなく、市場期待が肩透かし
を食らうことになりました。また「ECBはIMFのメンバーではない。
EU条約では政府への金融支援は禁止されている。IMFを経由するこ
とは法律上複雑。」として、ECBの資金を基にIMFから欧州の財政
悪化国へ資金支援をすることも応じられないことが示されました。

そして、EU首脳会議では「財政規律を各国が憲法などでの法制化を
義務付ける。」として欧州の財政健全化に向けた合意と「EUからIMF
へ最大2000億ユーロの資金提供。ESMを1年前倒しの2012年7月発足
する。資金規模は5000億ユーロ。」との合意とがなされ、EFSF資金
の4400億ユーロとESM資金の5000億ユーロと、これにIMFの新安全網
を併せて1兆1400億ユーロの欧州危機のファイヤーウォールが構築
されることになりましたが、「ESFSに銀行免許を付与すること」は
否決され、「ユーロ共同債は継続協議。」として保留になり、EU首
脳会議でも市場期待を全て満たすことまでには至りませんでした。

先週後半の市場反応では、ドラギECB総裁の記者会見では失望を招き
ユーロが売られましたが、EU首脳会議ではその中間報告の過程で、
市場の落胆がみられるも、最終発表の時点では、独紙が「カタール
がユーロ支援に向けてEFSFへの出資を検討。」との観測報道をした
ことやNYダウの堅調や週末のショートカバーの動きと相俟って、ユ
ーロは反発して、EU首脳会議に一応の評価をする格好になりました。

ただ、一部では1兆ユーロ超の安全網はPIIGS諸国やスペインの2012
年中の安全網とはなりえても、ユーロ圏第3位の経済規模の伊の債務
残高1.8超ユーロをまかなう場合には過小過ぎるとの指摘も聞かれ、
また、EFSFとESMにECBが関与するとしながらも両機関へECBが融資な
どで実質的に支援に参加するかはっきりせず(日経12/10総合3面)、
今後の市場動向が注目されます。

今週のユーロ相場については、目先は1.34台前半〜1.33アラウンド
での売り買いの攻防が注目されますが、大きな流れでは下降圧力が
観られるものの、今週はクリスマス休暇の一週前に入ることで、
シカゴIMM通貨先物などポジションの偏りが休暇前の手仕舞いで調整
がされる可能性があり、ユーロは売り玉に偏向していることから、
投機筋の巻き戻しの動き(手仕舞いの買い)にも注意が要りそうです。
また引き続きリスク選好度のバロメーターとしてNYダウやダウ先物
の動向も参考に柔軟にトレードしていきたいものです。

また、一部では15日のスイスSNB政策金の発表で対ユーロにおける
スイスフランの下限ついて何らかの発表があるとの噂があるようで、
肩透かしとなる可能性もありますが、一応の注目とはなりそうです。

経済指標関連では、12日の豪貿易収支、
13日の英消費者物価指数に独ZEW景況感調査と米小売売上高、
そして米FOMC政策金利およびFOMC声明、
14日の英失業率に英失業保険申請件数推移と欧鉱工業生産指数、
15日の日銀短観に独製造業PMI速報とスイスSNB政策金利と
英小売売上高にNY連銀製造業景気指数と
米新規失業保険申請件数に対米証券投資、
16日の米消費者物価指数、などが注目されます。


さて今回は、Tさんの「ABCDE」のお話です。


今回も実際にいただきましたメールを基に
少し脚色してドキュメントの物語風にご紹介したいと思います。

今回は高校野球の聖地のある町に住んでいらっしゃるTさんで、
トレード暦3年で現在は専業トレーダーとなられている方です。

Tさんからはこれまでに34通のメールをいただきました。

「私は、この3年間、毎日十数時間モニターし、
 土日もマーケットのこと忘れたことがありません。」

という勉強家で、トイレの壁にも相場の格言を貼り付けているほど
真摯にトレードに臨まれていらっしゃる方です。

今でこそ「昨年は年間約2000ピプスの利益となりました。
またここ数ヶ月は、月に十数%の利益となるようになりました。」

とのことですが、それまでには幾多の紆余曲折がありました…。

2008年、今思えばリーマン・ショックの最中のことでしたが、
Tさんはある手法の虜(とりこ)になります。

それは…、

「分足のボリンジャーバンドの3σにタッチしたら
 逆張りでエントリーして、戻ったら数ピプスでエグジット。
 そして、戻らなかったら難平というやり方。」でした。

「この方法は、比較的すぐに利益が出て勝率も良かった。」

ということで、手始めの原資10万円でスタートした口座が、
あれよという間に「12万円、19万円…、」と増えていったそうです。

でも、心の中にはいつも不安があって、

「当時は、もう少し乖離していたら大火傷を負っていたであろう
 ヒヤヒヤするトレードも何回もあり、
 いつ大火傷を負うか分からない不安がありました。」

と、当時を振り返り述懐されています。

そして、その恐れていたことが現実に起こりました。

強制ロスカットのアラーム音を聞くことになったのです。

「悪い勝ち方を覚えてしまってその虜になっていました。」

ということで、ここからTさんの「基礎への回帰」と
自分自身の確かなトレードの方法探しが始まることになりました。

またTさんは読書家でもあり、マーセル・リンク著の
「高勝率トレード学のススメ」や「How to trade in stocks」
などのいわゆるトレード関連書籍だけではなく、

桜井章一さんの「負けない技術」や
嶋津良智さんの「怒らない技術」なども読まれたそうです。

当時いただいたメールにはこう記されていました。

「最近は何でもトレードに当てはめてしまっていますが(笑)、
 桜井さんの本にある『勝ちばかりを追いかけると視野は狭まり、
 自分の技量以上のことをしようとするようになってしまう。』
 などはまさにそのとおりだと思います。」

「今日は何ピプス勝とう、今週は何ピプスと考えだすと、
 このチャンスを逃すと次はないのではないかと思って、
 不利な状況でエントリーしてしまうことがありました。
 しかし、「負けない」=「成功」と考えれば、
 ノーエントリーも“あり”だと思えるようになりました。」

「また『勝負は複雑にすればするほど負けへと近づくことになる。』
 ということもそのとおりと思いましたし、
『格好よく勝つより格好よく負けることを考えたほうがいい。』
 というのも、これは潔い損切りのことだと思いました。」

「嶋津さんの本でピタゴラスの言葉として紹介されているものに
 『怒りは無謀をもって始まり後悔をもって終わる。』
 というのがありますがこれもまさにこのとおりと思いました。
 怒りの中でのトレードでは大抵失敗しそして後悔するものです。」

そのようなTさんがたどりついた自分自身のトレードですが…、

「1日のトレードはアベレージ15ピプス目標でトレードしています。
 ロスカットは必ず10ピプスに置いています。
 トレード枚数はまだ少なめですが、それでも昨年は
 年間約2000ピプスの利益を挙げることが出来ました。」

「いろいろとテクニカルをいじくり回したこともありましたが、
 今は(ごく簡単に申しあげれば、ショートの場合)
 30分足、15分足で下降ブレイクが成熟した時に、
 5分足の−1σ、−0.25σ、バンド水平時の+2σの
 いずれかまで戻したら
 30分足、15分足、1分足のチャートポイントを参考に
 (↑ここにだけ裁量の余地)
 反転を確認してエントリーするという簡単な方法で
 月に十数%の利益があります。」

「また、最近はその日のトレード履歴を妻にチェックしてもらう
 ことにしました。妻はトレードのことはほとんど分からない
 のですが、過剰トレードをしていないか、ナンピンをしていないか
 損切りはちゃんとしてるかをチェックしてもらっています。
 すこし緊張感が増しました。(笑)」

とのことで、Tさんご自身のトレードスタイルを確立されました。

そして、Tさんはこう語ります。

「プロのファンドでも年数十%は良い成績といわれるのに、
 こんな簡単な方法で利益を得られていて
 これでよいのかと思うときがあります。」

「私は今でも小さなノートパソコン1台でトレードしていて、
 複数モニターをみてトレードしている方がF1ドライバーなら
 私はPC1台のいわば軽自動車のトライバーですが、
 1日18時間モニターし、土日も少なくとも3時間は
 トレードの反省、復習、予習をしていて、それらも楽しく、
 トレードへの情熱だけは少しは自信があります。
 FXで勝てている人は1%などという話や9割の個人トレーダーは
 やがて“死ぬ”などという通説もある中、トレードの世界で
 3年以上も生きてこられたので、ちょっとは私の“生存率”も
 上がっているのではないかと思っています。」

「今はまだトレード枚数は少なめですが、
 今後は徐行運転から少しはスピードアップして
 枚数を増やしてももよいかなと思えるようになりました。
 日あたりの目標もアベレージで30ピプスはいけそうですが
 あまり無理しないように自分に言い聞かせています。」

勝てるようになった自分自身と負けていたときの自分自身の
最も大きな違いは何ですか?

と問いかけると、

「まだまだ修行の身で偉そうなことはいえませんが…、
 私流のABCDEができてきたことでしょうか。」

「T様流のABCDEとは何ですか?」

「A "Ambush(待ち伏せ)"、B "Be patient(辛抱)"、
 C "Chance it(チャンスを捉える)"、
 D "Don't be greedy(欲張らない)"です。」

「そしてEとは何ですか?」

「Eとは "Excellent!"(それが見事な結果となる)です。」

と、お答えになられました。

きっと、戻り売りや押し目買いを仕掛けれる状況を
辛抱強く待ち伏せて、チャンスが来たら虎のように襲いかかる
堅実なトレードをされているのだと思います。

努力と情熱の人TさんのABCDEのお話でした。



<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。


FX 「Fさんの不思議な気持ち」のお話


2011年の流行語大賞は「ポポポポ〜ン」になりましたね。
景気のほうもポーンとジャンプしてもらいたいものです。

●先週の主な出来事

<11月28日(月)>

一部メディアが、
「26日にベルギーの主要6政党は財政赤字削減策で合意。
500日間以上も正式な政府が不在だったベルギーに
連立政権の発足が近づいた。」との観測報道をしました。
伊のスタンバ紙が、
「IMFが伊に対して最大6000億ユーロの財政支援を用意している。」
との観測報道をしました。
一部メディアが、EU関係筋の情報として、
「財政統合についてEU全加盟国の支持を早急に得ることは難しいが
独仏など一部の加盟国が先行して統合を進める案を検討している。」
との観測報道をしました。
独ウェルト紙が、
「ユーロ危機打開に向けて独仏首脳が新たな安定成長協定を準備。
早ければ週内にも公表する見通し。」
との観測報道をしました。
ロイター通信が、関係文書の情報として、
「導入国の国債を購入した投資家に元本の20〜30%を保証するなど
EFSFの具体的な運用ルールが固まった。
29日のユーロ圏財務相会合で承認される見込み。」
との観測報道をしました。
米年末商戦のブラック・フライデーは前年比+6.6%になりました。
市場オープニングではユーロドルなどが上窓を空けて始まりました。
ドル円が下窓を空けて始まりました。
オセアニア時間ではドル売り動意が優勢の展開になりました。
ダウ先物や原油先物が堅調傾向で推移しました。
NBNZ企業信頼感(11月)は前回値より強い18.3になりました。
英住宅調査(11月)は前回値と同じ−0.2%になりました。
東京時間序盤ではドルストレートが当日高値圏で揉み合いました。
豪ドルが堅調傾向で推移しました。
ドル円に一時反発の動きがみられました。
日経平均は前週末比プラス圏で推移しました。
英BOEのフッシャー委員が、
「英国は量的緩和の拡大が必要になる可能性。」
との見解を示しました。
仏のノワイエ中銀総裁が、
「欧州危機は大幅に悪化。市場のストレスが強まっている。
ユーロ相場は過去の基準からすると高い。
欧州の脆弱性は金融システムを管理できないことに起因。
中央銀行による政府債買い入れは不安定要因になる可能性。
欧州での持続的な流動性支援は政府が担うべき。」
などの見解を示しました。
米WSJ紙が、
「外国為替や金利などの業者間ブローカーのICAPなどが、
ギリシャのユーロ離脱対応で為替システム試験を行なっている。」
との観測報道をしました。
日銀総裁が、
「過去2回の金融緩和は円高が景気に悪影響との判断に基づくもの。
政府による為替介入は適切に行われ相応の効果を発揮している。
日銀は強力な金融緩和を推進して日本経済を支える。」
などの発言をしました。
アジアの株式市場は前週末比プラス圏で推移しました。
東京時間の午後に一部通信社が、
「IMFが伊に対して最大6000億ユーロの財政支援を用意しているとの
報道に対して、国際金融筋が信憑性が低いとの認識を示した。」
との報道をしました。
格付け会社のムーディーズが、
「ユーロ圏のソブリン危機の深刻さが増大化している。
EU加盟国のソブリン格付けにとって脅威。
ユーロ圏諸国での複数のデフォルトの可能性は無視できない。
また、FRBのストレステストは米銀の格付けにプラス。」
などの見解を発表しました。
ユーロが下落する展開になりました。
日銀総裁が、
「欧州経済は減速が明確で米経済は下方修正に振れやすい。
欧州問題の対応が遅れれば世界経済に影響。」
などの認識を示しました。
ロイター通信が、
「伊首相は12月5日に債務危機脱却にさらなる緊縮策を発表へ。」
との観測報道をしました。
ユーロに一時反発の動きがみられました。
東京時間後半は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
日経平均は前週末比+127.48円で大引けになりました。
IMFが「伊とは金融支援の協議をしていない。」と発表しました。
ユーロに反落の動きがみられました。
日銀の2011年度上半期の最終損益は1362億円の赤字になりました。
独紙ウェルト紙が、
「EU域内の独仏など高格付け国がユーロ圏の高債務国を支援のため
エリート債の性格を持つ共同債を発行する可能性。」
との観測報道をしました。
ロンドン時間序盤はややドル買い傾向の揉み合いになりました。
ダウ先物や原油先物が当日高値圏で揉み合いになりました。
欧州の株式市場は前週末比プラス圏で推移しました。
伊2年債利回りが8.05%と初の8%台乗せとなりました。
独財務省が、
「独はユーロ圏の他のトリプルA格付け国と共同で発行する
エリート債の導入案を検討などはしていない。」
と独紙ウェルトの報道を否定しました。
ギリシャ10年債利回りが30.38%と過去最高水準に上昇しました。
仏中銀総裁が、CNBCのインタビューで、
「欧州に景気後退の兆候はない。
高い不確実性は欧州に限ったことではない。」
との認識を示しました。
ダウ先物や欧州株式市場や原油が上昇して堅調に推移しました。
米10年債利回りが2.05%台に上昇しました。
午後5時頃からドルストレートが上昇する展開になりました。
スイスフランが買われる展開になりました。
資源国通貨が堅調傾向で推移しました。
ドル円は揉み合いが続きました。
OECDの経済見通しでは、
「OECD加盟国の11年成長率は1.9%、12年は1.6%と予想。
ユーロ圏は12年にこれまでの1.6%から0.2%成長に減速へ。
米国経済は今年1.7%成長、来年は2%成長へ。
ユーロ圏は緩やかなリセッションの状態。ECBに利下げを促す。
日本は12年に2%成長。デフレ圧力は13年を通して続くと予想。
中国経済は予想以上に鈍化する可能性。」
などが発表されました。
伊2023年償還インフレ連動債の入札では、5.67億ユーロ発行、
利回りが7.3%、応札倍率が2.16倍になりました。
ベルギー2021年償還債利回りが前回より高い5.659%、
応札倍率が前回より高い2.59倍になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利が0.52306%に上昇しました。
午後8時頃からドルストレートに反落の動きがみられました。
独の報道官が、
「独による支援抜きでの欧州危機の解決はない。
11月末までにEFSFは実施可能な形を整える可能性。
独と仏は具体的かつ限定的なEU条約変更の提案で協力する。」
との発表をしました。
独GFK消費者信頼感調査(12月)は予想より強い5.6になりました。
市場反応は限定的でした。
独消費者物価指数速報(11月)は予想とおりの0.0%になりました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
ダウ先物や欧州株式市場が堅調に推移しました。
NYダウは一時300ドル超上昇しました。
原油先物は軟調傾向で推移しました。
欧州委の報道官が、
「伊は支援を要請していない。伊救済を巡る議論もない。」
との発表をしました。
その後、ドルストレートが反落して揉み合いになりました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
英BOE総裁が、議会証言で、
「インフレは急速に低下する可能性。
インフレ低下の要因としては余剰生産能力や企業収益の鈍化。
向う6ヶ月のGDPはゼロ成長の可能性。
インフレはターゲットを下回るリスクも大きい。」
などの見解を示しました。
ポンドに売り反応がみられました。
米新築住宅販売件数(10月)は予想より弱い30.7万件になりました。
ダラス連銀製造業活動指数(11月)は予想より弱い3.2%でした。
市場反応は限定的でした。
英BOEのフィッシャー委員が、
「必要と判断するなら量的緩和の拡大することは可能。
早急な購入拡大は混乱を招く恐れ。現在の購入ペースが最善。
直近の英国債利回り低下にはBOEと政府の政策の両方に要因。」
などの見解を示しました。
NY時間の後半はドルストレートが軟調に推移しました。
ドル円にも反落の動きがみられました。
オバマ大統領が、
「欧州債務危機の解決は米経済にとっても非常に重要。
自身のできることは行う用意がある。」
との発言をしました。
ファンロンパイEU大統領が「ユーロ圏の工程表を12月9日に公表。」
との発表をしました。
米10年債利回りが2%台を割り込みました。
NY原油(WTI)は98ドル台前半で引けました。
NYダウは前週末比+291.23ドルでこの日の取引を終えました。

<11月29日(火)>

格付け会社のフィッチが、
「米国債のAAAを確認。見通しについてはネガティブに変更する。
見通しは財政を持続可能な軌道に乗せる米政府の信頼低下を反映。
13年までに赤字削減の合意ができず経済財政見通しが悪化の場合は
格下げに繋がる公算。今後2年の米格下げ確率は50%を上回る。
また、豪州の外貨建て発行体格付けをAAAに引き上げる。」
などの発表をしました。
市場反応は限定的でした。
日失業率(10月)は市場予想より弱い4.5%になりました。
日実質消費支出は前年比−0.4%になりました。
オセアニア時間では主要通貨ペアが揉み合いになりました。
豪政府が、
「2011〜12年度の経済成長率予想を3.25%に下方修正する。
2012〜13年度は3.25%に下方修正する。」
などの発表をしました。
豪ドル売り反応がみられました。
格付け会社のムーディーズが、
「欧州の銀行の劣後債やTIER3債を格下げ方向で見直す方針。
見直しの対象は欧州15ヶ国の87銀行。
劣後債は平均で2段階の引き下げ。Tier3債は1段階引き下げ。」
などの発表をしました。
仏の地元紙ラ・トリビューヌが、
「格付け会社のS&Pは仏の債格付け見通しを10日以内に
安定的からネガティブに落とす可能性がある。」
との観測報道をしました。
一時、ユーロ売り反応がみられました。
加の地元TVが「加は12月にも京都議定書から脱退する見込み。」
との観測報道をしました。
東京時間の序盤はドル買い優勢の相場展開になりました。
日経平均は前日比プラス圏で推移しました。
ダウ先物はやや反落をみせて揉み合う展開になりました。
原油先物はやや軟調傾向の揉み合いになりました。
仲値頃からドルストレートが反発をみせて揉み合いました。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で揉み合う展開になりました。
NZの財務相が、
「為替は長きわたり輸出企業にとっての問題。
為替に影響を与えるような計画はいまのところない。
RBNZの次の金利変更はおそらく欧州の状況によることになる。」
などの見解を示しました。
日財務相が、
「為替の適正な水準を確保するように努力する。
デフレを治すのは短期的な処方では難しい。」
などの発言をしました。
日銀総裁が、
「緩和的金融環境にあるが実体経済への波及は充分ではない。
長めの金利にも働きかけ為替に影響が出る政策を行っている。」
など発言をしました。
東京時間後半はドル売り優勢の相場展開になりました。
ドルストレートが反発して、ドル円が反落しました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
アジアの株式市場が堅調傾向で推移しました。
日首相が、
「財政は悪化しているが潤沢な貯蓄が債券利回りを低くさせる。
デフレと円高の問題は日銀と問題意識共有し対応したい。」
などの認識を示しました。
日経平均は前日比+190.33円で大引けになりました。
英ネーションワイド住宅価格指数(11月)は、
市場予想より強い+0.4%になりました。
ロンドン時間序盤は主要通ペアが軟調傾向で推移しました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
欧州の株式式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
ルクセンブルクの財務相が、独ZDFテレビで、
「ユーロ共同債は差し迫った解決策でない。
短期的にはユーロ共同債はない。」との見解を示しました。
ポルトガル10年債利回が13.461%とユーロ導入来最高になりました。
格付け会社のS&Pが、
「仏紙ラ・トリビューヌによる仏の格付け見通し変更に関する
報道についてコメントを拒否する。」と発表しました。
英消費者信用残高(10月)は予想より弱い±0億ポンドになりました。
英住宅ローン承認件数(10月)は予想より強い5.27万件になりました。
限定的ながらポンド買い反応がみられました。
その後、ダウ先物や欧州株式市場に反発の動きがみられました。
欧業況判断指数(11月)は市場予想より弱い−0.44、
欧消費者信頼感確報(11月)は市場予想とおりの−20.4、
欧鉱工業信頼感(11月)は市場予想より強い−7.3、
欧サービス業信頼感(11月)は市場予想より弱い−1.7になりました。
伊債入札では、
「3年債が35億ユーロ発行で利回り7.89%、応札倍率1.502倍。」
となるなど、合計75億ユーロが発行されてほぼ目標を達成しました。
ベルギー短期債入札では、
「3ヶ月短期証券が5.02億ユーロ発行で、
利回りが前回より高い2.185%、応札倍率が上昇して5.61倍。」と
利回りは高いものの高応札倍率になって好調な結果になりました。
その後、ダウ先物や欧州株式市場の反発が強まりました。
午後7時過ぎにドルストレードが一時急上昇する展開になりました。
ドル円は軟調がしばらく続きました。
スペイン財務省が、
「今年1月〜10月の財政赤字は401億ユーロで前年同期比17%低下。
対GDP比3.7%であり、年度末の目標額に沿ったものとなった。」
との発表をしました。
午後8時頃からドルストレートに反落の動きがみられました。
ECBが、
「7日物預金入札で85銀行から計1942億ユーロを応札。
昨年5月以来の債券購入によって生じた2035億ユーロの流動性を
吸収(不胎化)しきれなかった。」との見解を発表しました。
ユーロドルは急反落して一時「行って来い」になりました。
ダウ先物や欧州株式市場に反落の動きがみられました。
英財務相の秋季財政報告では、
「英成長予想は、2011年0.9%、2012年0.7%。
欧州の多くの国はリセッションに向かっている。
英経済を守るためにあらゆることを実施。
英経済はリセッションにならない可能性。
英財政赤字は2011〜12年は1270億ポンドと予想。
5年間で対GDP比0.5%の構造的な黒字へ。」
などが発表されました。
加第3四半期経常収支は予想より弱い−121億加ドルになりました。
米S&Pケースシラー住宅価格指数(9月)は、
市場予想より弱い−3.59%になりました。
ダウジョーンズ通信が、関係筋の情報として、
「ユーロ圏財務相会合ではECBが伊の資金調達のために
IMFに資金を貸し付ける案などが協議される見込み。」
などの観測報道をしました。
NY時間序盤はドルストレートが軟調推移の後に反発をみせました。
NYダウは前日比プラス圏での推移になりました。
原油先物が堅調傾向で推移しました。
米消費者信頼感指数(11月)は市場予想より強い56.0、
米住宅価格指数(9月)は市場予想より強い+0.9%になりました。
市場反応は限定的でした。
ブルムバーグ通信が、EU当局者の情報として、
「伊とスペインの支援にはEFSFの規模では不足でECBの役割が重要。
ECBのIMFを通じた融資が可能になれば中国の支援の可能性も。」
との観測報道をしました。
伊ANSA通信が、
「伊議会は200億ユーロ規模の追加緊縮財政法案を可決する公算。」
との観測報道をしました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
オランダの財務相が、
「EFSFのレバレッジは2.5倍程度までしか拡大できない可能性。
IMFのより大きな役割に期待したい。」との発言をしました。
イエレンFRB副議長が、
「世界経済は重大な試練。深刻な逆風に直面している。
長期債購入による追加緩和はまだ視野に入っている。」
などの発言をしました。
アトランタ連銀総裁が、
「一段の資産購入による経済への効果に懐疑的。」
との見解を示しました。
ユーロ圏財務相会議でギリシャへの第6弾融資が承認されました。
市場反応は限定的でした。
NY原油(WTI)は上昇して99ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+32.62ドルでこの日の取引を終えました。

<11月30日(水)>

格付け会社のS&Pが、
「シティグループ、BOA,メリルリンチ、ゴールドマンサックスを
A−に格下げする。ウエルズファーゴをA+に格下げする。
クレディスイスの見通しをネガティブとする。
JPモルガンをA、HSBCをA+、ドイツ銀の見通しをネガティブ、
UBSをA、みずほFGと三井住友FGの見通しをネガティブ、
モルガンスタンレーをA−にそれぞれ引き下げる。」
などの格下げ発表をしました。
限定的ながらドル買い反応がみられました。
一部メディアが、
「IMFは融資に関して伊やスペインと協議していない。」
との報道をしました。
NZ住宅建設許可件数(10月)は前回値より強い+11.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
オセアニア時間はややドル買い傾向の揉み合いになりました。
EFSF声明では、
「新規に発行されるユーロ圏債券に元本の20〜30%の保証をする。
投資家がユーロ圏共同基金に好意的な見方と参加の意向を示した。
最終的なFFSFの救済力は保証と共同基金の活用次第。
ギリシャ第2次支援実行後のEFSFの実質規模は2500億ユーロ程度。」
などが示されました。
EFSFのCEOが、
「レバレッジ後のEFSF規模は不確定要素で具体的数字は出せない。」
との見解を示しました。
ユーログループのユンケル議長が、
「財務相会合でギリシャへの次回救済の実行を決定。
融資は12月半ばまでに行われる。
伊は財政赤字削減のゴールに向けて正しい軌道に乗っている。
IMF財源強化のなるべく早い検討で合意した。
この財源強化はEFSFと並ぶ資金力確保と協力関係の強化を目的。
伊やスペインに対する強い懸念は持っていない。」
との発表をしました。
レーン欧州委員が、
「ユーロ圏の財務相から欧州委員会による各国への財政介入が
強く支持された。欧州委員会はIMFの財源強化を支持する。」
などの発言しました。
日鉱工業生産指数速報(10月)は予想より強い+2.4%になりました。
英GFK消費者信頼感調査(11月)は予想よりは強い−31になりました。
市場反応は限定的でした。
豪第3四半期民間設備投資は予想より強い+12.3%になりました。
限定的ながら豪ドル買い反応がみられました。
東京時間序盤ではドル円がやや堅調傾向で推移しました。
ドルストレートは揉み合いになりました。
日経平均は前日比マイナス圏での推移になりました。
ECBのシュタルク専務理事が、
「2011年第4四半期の欧州経済は若干のマイナス成長。
2012年の欧州経済は著しく減速すると予想。
金融当局は独立性を守って物価安定に焦点を絞る必要。
物価安定への焦点がなければ放漫政策の政府に支配される恐れ。
ECBはIMFのメンバーでない。 ECBに政府を支援する役割はない。」
などの認識を示しました。
仲値あたりからドル円が反落しました。
ドルストレートは反発をみせた後に揉み合う展開になりました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏での推移になりました。
ミネアポリス連銀総裁が、
「失業率低下と物価安定に関してFRB予測とおりとなった場合、
2012年に緩和政策の解除を開始する必要。
米経済の状況がFRBの予測よりも悪化した場合、
来年に追加緩和も必要となる。
低金利維持をより長期間とする姿勢を示すことも緩和。
国債やGSE債の購入も緩和の一つ。」
などの見解を示しました。
仏中銀総裁が、
「ここ数週間で欧州及び世界経済の情勢が悪化している。
ユーロ圏内の管理可能な財政問題には対応の余地がある。
欧州の脆弱性はとりまとめと管理の難しさに起因。
ECBは中期的な物価安定維持という責務に則るべき。
欧州危機への民間関与は適切。
物価安定への下方リスクが高まっている。
市場の混乱時には一時的に異例の介入の可能性もある。」
などの見解を示しました。
東京時間後半はドルストレートが反落の後に揉み合いました。
アジアの株式市場やダウ先物が軟調傾向で推移しました。
フィンランド中銀総裁が、
「欧州の債務危機拡大阻止への手段欠けば新たな信用危機リスク。
銀行間の悪循環が再び始まる可能性。
ユーロ圏共同債には導入を阻む多くの大きな障害がある。」
などの見解を示しました。
一部メディアが、G20の高官の話として
「IMFのリソース拡大に向けた取り組みにおいて、進展はない模様。
12月の財務相会合開催についても進展はない模様。」
との報道をしました。
日新設住宅着工戸数(10月)は予想より強い77.4万件になりました。
日建設工事受注(10月)は前回値より強い+24.3%になりました。
東京時間終盤は主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
日経平均は前日比−43.21円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが軟調に推移しました。
ユーロドルが下落しました。
独小売売上高指数(10月)は市場予想より強い+0.7%になりました。
市場反応は限定的でユーロの下落が続きました。
ダウ先物の軟調傾向がしばらく続きました。
仏中銀総裁が、
「仏銀行のギリシャに対するエクスポージャーは充分に管理可能。
ECBは企業と家計に充分な資金が行き渡るよう必要な措置を講じる。
ユーロ圏インフレ率は今後2〜3ヶ月以内に目標圏内に戻る見込み。
基本シナリオでは仏はリセッションにはならない。」
との認識を示しました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏での推移になりました。
午後5時頃からドルストレートに反発の動きがみられました。
ダウ先物や欧州株式市場に反発の動きがみられました。
ドル円に反発の動きがみられました。
独失業率(11月)は市場予想より強い6.9%になりました。
市場反応は限定的でした。
ポルトガル10年債利回りが最高水準の13.882%に上昇しました。
ECBが伊やポルドガル国債を購入との市場観測がありました。
欧消費者物価指数速報(11月)は市場予想とおりの+3.0%、
欧失業率(10月)は市場予想より弱い10.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
日財務省が11月為替介入は過去最大の9兆916億円と発表しました。
スイスKOF先行指数(11月)は市場予想より弱い+0.35になりました。
午後8時頃に中国が預金準備率を50bp引き下げると発表しました。
ダウ先物や欧州株式市場が一時急反発しました。
ドルストレートが急反発してドル円が反落する展開になりました。
独1年物証券の利回りが−0.44%と初のマイナス圏になりました。
米チャレンジャー人員削減数(11月)は前年比−12.8%でした。
DIW独経済研究所が、
「独経済は技術的なリセッションに陥る可能性。
10-12月に0.2%の負の成長、2012年1-3月にもGDP縮小の可能性。」
などの発表をしました。
午後10時に日・米・欧・英・加・スイスなどの主要中央銀行が、
「国際金融システム支援策のため6ヵ国の中央銀行は
現行のドルスワップ協定の金利引き下げで合意。
12月5日から50bpの引き下げを実施する。」
との緊急発表をしました。
ドルが急激に売られる展開になりました。
ドルストレートが急伸して、ドル円が急落しました。
米ADP雇用統計(11月)は市場予想より強い+20.6万人になりました。
ダウ先物や欧州株式市場が一段高になりました。
日銀が「ドル供給オペの期限を2013年2月まで延長する。」
と発表しました。
米第3四半期非農業部門労働生産性確報は予想より弱い+2.3%、
米第3四半期単位労働コスト確報は予想より弱い−2.5%、
加GDP(9月)は予想より弱い+0.2%、
加鉱工業製品価格指数(10月)は予想より弱い−0.1%、
などの結果になりました。
午後11時頃からドルがやや買い戻される動きがみられました。
資源国通貨は堅調傾向で推移しました。
NYダウはや原油先物は上昇して堅調に推移しました。
シカゴ購買部協会景気指数(11月)は予想より強い62.6になりました。
ややドル売り反応がみられました。
米中古住宅販売保留(10月)は予想より強い+10.4%になりました。
ブルームバーグが、
「EU財務相は共通基準に基づく各国の銀行債務保証で合意。」
との報道をしました。
ユーログループ議長が「EFSFの拡充能力は7500億ユーロ程度。」
との見解を示しました。
FRBスミス報道官が、
「ドルスワップ協定の修正は28日にFOMCをテレビ会議で開催し決定。
参加できなかったフィラデルフィア連銀総裁の代行の
リッチモンド連銀総裁は反対票を投じ9対1の決定だった。」
などの報告をしました。
NY時間後半は原油先物が緩やかに反落する展開になりました。
ユーロドルなどが緩やかに反落しました。
米地区連銀経済報告では、
「経済活動は全般的に緩やかなペースで拡大。
個人消費支出はやや伸びた。
企業サービス活動は横ばいから伸びた。
製造業は大半の地区で堅調に拡大。
住居用不動産活動は概して低迷。商用不動産活動は精彩欠いたまま。
一戸建て住宅の建設弱く商用建設は緩慢。雇用は概して低調。
物価上昇は全般的に抑制。コスト上昇圧力は緩和との報告。」
などが示されました。
NYダウに上昇反応がみられましたが為替での反応は限定的でした。
NY時間終盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
NY原油(WTI)は100ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+490.05ドルと12000ドルの大台を回復しました。

<12月1日(木)>

豪AIG製造業指数(11月)は前月値より強い47.8になりました。
ブラジル中銀が政策金利を0.5%引き下げ11.00%としました。
オセアニア時間では主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
ロイター通信が、
「EU財務相は12月9日のEU首脳会議で財政統合に動き出すことで
合意が得られれば、ECBが債券市場の沈静化に向け
一段と積極的に介入すると予想している。」
とのEU議長国ポーランドの財務相の談話を報じました。
ANZ商品価格指数(11月)は前月より強い−1.0%になりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
日経平均は堅調に推移しました。
日財務相が、
「為替政策では方針は全く変えていない。
各国中銀の決定は非常にいいタイミングであった。」
との発言をしました。
豪小売売上高(10月)は市場予想より弱い+0.2%、
豪住宅建設許可件数(10月)は予想より弱い−10.7%になりました。
豪ドル売り反応がみられました。
中国製造業PMI(11月)は市場予想より弱い49.0になりました。
市場反応は限定的でした。
アジアの株式市場は堅調に推移しました。
東京時間後半は主要通貨ペアが緩やかに上昇する展開になりました。
東京時間終盤はドルストレートに一時反落の動きがみられました。
ダウ先物が堅調傾向で推移しました。
日経平均は前日比+162.77円で大引けになりました。
スイス第3四半期GDPは市場予想より強い+0.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
ドラギECB総裁が、
「ECBの景気見通しへの下振れリスクは増した。
ECBの債券市場への介入は限定的にのみ可能。
市場の機能不全がECBの政策運営を妨げている。
ECBは銀行が引き続き困難に直面していることを認識。
EFSFについての進展が必要。
ECBは条約の範囲内で行動することができる。
ECBにとって最も重要な事は信頼の回復。」
などの見解を示しました。
ロンドン序盤はドルストレートが反落して揉み合いました。
ダウ先物にやや反落の動きがみられました。
スペイン5年債利回りが5.90%、同10年債利回りが6.26%と、
やや利回りが上昇しました。
ギリシャ10年債利回りが過去最高の32.004%に上昇しました。
スイスSVME景気指数(11月)は予想より弱い44.8になりました。
欧州の株式市場はまちまちのスタートになりました。
独経済技術相が、
「欧州共同債のアイデアを拒否することでメルケル首相と合意。
危機の根源に対処するには3〜5年年かかる可能性。」
との発言をしました。
午後5時半頃からドルストレートに反発の動きがみられました。
ダウ先物や欧州株市場が反発して揉み合う展開になりました。
独製造業PMI確報(11月)は上予想とおりの47.9になりました。
欧製造業PMI確報(11月)は上予想とおりの46.4になりました。
英製造業PMI(11月)は市場予想より強い47.6になりました。
スペイン債入札では合計37.5億ユーロ発行が発行されて、
「2015年償還債の応札倍率が前回より高い2.7倍。
2017年償還債の応札倍率が前回より高い2.7倍。」
になるなど目標上限を達成しました。
仏債入札では45億ユーロの目標に対し43.46億ユーロ発行されて、
利回りも低下傾向となりました。
ユーロドルなどドルストレートの反発上昇が一時強まりました。
英BOE総裁が、
「銀行が直面するスパイラルはシステミック危機になる可能性。
一層の緩衝材が必要。銀行は貸出を継続する能力を堅持すべき。
英国の銀行の資本状況はユーロ圏の銀行よりは良好。
政治が危機の原因に立ち向かうべき。」
などの見解を示しました。
格付け会社のS&Pが「豪CBA、ANZ、Westpac銀を格下げする。」
との発表をしました。
格付け会社のフィッチのライリー氏が、
「仏と伊は危機悪化なら格下げもありえる。」
との見解を示しました。
午後8時頃ユーロドルが一時反落して揉み合う展開になりました。
米新規失業保険申請件数は予想より弱い40.2万件になりました。
ドルストレートに売りの反応がみられました。
NYダウは前日比終値を挟んでの揉み合いになりました。
米系シンクタンクが、
「FRBが公定歩合を0.75%から0.50%へ引き下げる可能性。」
とのリポートを発表しました。
米ISM製造業景況指数(11月)は市場予想より強い52.7になりました。
構成項目の雇用指数は51.8となり前月の53.5から低下しました。
米建設支出(10月は)市場予想より強い+0.8%になりました。
限定的ながらドル売り反応がみられました。
セントルイス連銀総裁が、
「現状は2008年や2009年ほどは悪化していない。
来年の米経済は欧州問題のショックがなければ強い成長が期待。
ただし欧州問題は簡単には解決できない可能性。」
などの認識を示しました。
ロンドンフィックス前頃からドルストレートが反落しました。
NYダウが軟調傾向の揉み合いになりました。
格付け会社のフィッチが、
「ポルトガルの銀行3行のカバード債を格下げする。」
との発表をしました。
伊財務省が「2011年の赤字は予想を下回る可能性がある。」
との発表しました。
ラガルドIMF専務理事が、
「欧州危機が更に深刻化すればIMFは更に資金を必要とする。
G20はIMFの資金増強を確約した。ブラジルも資金提供に同意。」
などの認識を示しました。
深夜1時半頃に一部メディアが、
「スイス政府がスイス高抑制のためマイナス金利の実施を検討。」
との観測報道をしました。
スイスフランが一時売られました。
一部メディアが、国連の発表として、
「米国と欧州経済は二番底に陥る恐れ。
世界経済の2012年成長率は0.5%に留まる可能性。
EUは12年に最悪−1.6%成長、米国は最悪0.8%成長となる恐れ。」
などの報道をしました。
仏の大統領が、
「格下げへの不安感を完全に払拭するために更なる努力が必要。
歳出削減のため公務員削減や社会保障改革を継続していく。
独首相と5日にパリで会談。EUの将来めぐる提案について協議。
仏はEU条約の改正について独案を支持する。
ECBは独立性を維持して重要な役割を担う。
いつどのように行動するかはECB次第。」
などの発言をしました。
米10年債利回りが2.12%に上昇しました。
NY原油(WTI)は100ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−25.65ドルでこの日の取引を終えました。

<12月2日(金)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
米ダラス連銀総裁が、
「FRBが公定歩合を引き下げる可能性があるとの報道について
そのような想定は全くしていない。正しい結論とは思わない。」
との見解を示しました。
日財務相が、
「円高については今後も投機的な動きが顕在化すれば行動する。
覆面介入に関してはコメントしない。」
との発言をしました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
日経平均は前日比プラス圏で揉み合いになりました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で揉み合いになりました。
独ハンデルスブラット紙が、関係筋の情報として、
「EBA欧州銀行監督機構は金融機関へのストレステストを
これ以上基準を厳格化しないことで合意した。
独5銀行の資本不足額は約100億ユーロと推定。
欧州銀行監督機構議長は銀行に自己資本増強計画提出までに
多くの時間を与える考えを示唆。」
などの観測報道をしました。
東京時間の後半はややドル買いが優勢の推移になりました。
米雇用統計を控えてかやや動意薄な相場展開になりました。
ダウ先物はやや堅調傾向で推移しました。
東京時間終盤はややドル売り傾向になりました。
日経平均は前日比+46.37円の8643.75円で週の取引を終えました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
独の首相が、
「EUの経済統合を強化する必要。
EUには拘束力のある財政ルールが必要。
危機は財政問題と信頼感の問題。
ECBの信頼性を擁護すべき。ECBの責務はFRBや英中銀とは異なる。
ユーロ圏共同債は完全な財政統合なしには不可能。
ユーロ圏共同債は現時点で憲法上不可能。」
などの見解を示しました。
スイス実質小売売上高(10月)は予想より弱い−0.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は前日比プラス圏での推移になりました。
ダウ先物が徐々に堅調になっていきました。
豪ドルなど資源国通貨がやや堅調傾向で推移しました。
ドル円が徐々に反発をみせました。
英建設業PMI(11月)は市場予想よりやや強い52.3になりました。
OECDの玉木事務次長が、ブルームバーグのインタビューで、
「ECBに最後の貸し手としての機能強化が欧州の信用不安打開の鍵。
欧州の信用不安に対してEFSFの機能拡大では限界がある。」
との見解を示しました。
欧生産者物価指数(10月)は予想より弱い前年比+5.5%でした。
市場反応は限定的でした。
一部メディアが、関係筋の情報として、
「EU財務相らがECBのIMF経由融資の提案作りを承認。
ECBのIMF経由融資は1000〜2000億ユーロの範囲になる可能性。」
との観測報道をしました。
午後8時半頃からドルストレートに上昇がみられました。
ダウ先物の上昇が強まりました。
午後9時頃からドル円に反落の動きがみられました。
加雇用ネット変化率(11月)は市場予想より弱い−1.86万人、
加失業率(11月)は市場予想より弱い7.4%になりました。
加ドル売り反応になりました。
フィラデルフィア連銀総裁が、CNBCのインタビューで、
「雇用市場に失望しているが雇用には前向きな兆候もでてきた。
米経済にとって欧州問題が最大の脅威。」
などの認識を示しました。
米非農業部門雇用者数変化(11月)は予想より弱い+12.0万人、
米民間部門雇用者数変化(11月)は予想より弱い+14.0万人、
米失業率(11月)は予想より強い8.6%になりました。
主要通貨ペアが上昇の後に反落して揉み合う展開になりました。
しだいにドルストレートが軟調になりました。
ダウ先物は反落して揉み合う展開になりました。
NYダウはしばらく前日比プラス圏での推移になりました。
米労働長官が、CNBCテレビで、
「議会が現在実施している給与税減税と
雇用保険給付期間延長の継続に失敗したら、
失業率は2%悪化する可能性がある。」
との見解を示しました。
スペインが格下げされるとの噂が市場に飛び交いました。
ロンドンフィックス前からユーロドルの下落が強まりました。
他のドルストレートも連れ安になりました。
NYダウがしだいに反落する展開になりました。
フィッチ広報担当者が「スペイン格下げの差し迫った予定ない。」
との発表をしました。
ユーロドルが一時下げ止まりました。
オバマ米大統領が、
「今日の雇用統計については成長維持の正念場にあると認識。
米共和党は給与税減税措置延長を阻止しようとしているが
給与税減税措置の延長法案を前進させることを誓う。」
などの発言をしました。
米財務省が、
「ガイトナー米財務長官は来週欧州を訪問して、
ドラギECB総裁や独財務相や独連銀総裁と会談する予定。
7日にはサルコジ仏大統領や仏財務相とも会談の予定。」
などの発表をしました。
ECBのシュタルク理事が、
「欧州債務問題の解決は最優先事項であるが、
それは政府の責務でありECBは重い負担を負うべきではない。」
との認識を示しました。
フィラデルフィア連銀総裁が、
「デフレリスクの再燃によるFRBの追加措置が必要となる可能性は
現時点では大きくはない。中銀によるMBS買い入れは不適切。
信用の割当に該当する可能性。」などの見解を示しました。
NY原油(WTI)は上昇して100ドル台後半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比−0.61ドルの12019.42ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<12月5日(月)>

午前9時半に豪ANZ求人広告件数(11月)、
午前11時半に中国HSBCサービス業PMI、
午後5時53分に独サービス業PMI確報(11月)、
午後5時58分に欧サービス業PMI確報(11月)、
午後6時28分に英サービス業PMI(11月)、
午後7時に欧小売売上高(10月)、
深夜12時に米ISM非製造業景況指数(11月)、米製造業受注指数(10月)
などが予定されています。
(英)・欧・米の指標には注目です。
また、この日に独仏がEU新条約提案の予定です。

<12月6日(火)>

午前9時半に豪第3四半期経常収支、
昼12時半に豪RBA政策金利、
午後5時15分にスイス消費者物価指数(11月)、
午後7時に欧第3四半期GDP改訂値、
夜8時に独製造業受注指数(10月)、
夜10時半に加住宅建設許可件数(10月)、
夜11時に加BOC政策金利、
深夜12時に加Ivey購買部協会指数(11月)、
などが予定されています。
豪・加の指標には注目です。
また、ガイトナー米財務長官が訪欧予定です。

<12月7日(水)>

午前9時半に豪第3四半期GDP、
午後2時に日景気一致CI指数速報(10月)、同先行CI指数速報(10月)
午後3時45分にスイス失業率(11月)、
午後6時半に英鉱工業生産(10月)、英製造業生産高(10月)、
午後8時に独鉱工業生産(10月)、
深夜(未明)5時に米消費者信用残高(10月)、
などが予定されています。
豪・英・(独)の指標には注目です。

<12月8日(木)>

早朝5時にRBNZ政策金利、
朝6時45分にNZ第3四半期製造業売上高、
朝8時50分に日国際貿易収支(10月)、日国際経常収支(10月)、
同朝8時50分に日機械受注(10月)、
午前9時半に豪雇用者数変化(11月)、豪失業率(11月)、
午後2時に日景気ウォッチャー調査(11月 現状判断DI・先行判断DI)
午後4時20分から豪RBA総裁の講演、
夜9時に英BOE政策金利、英BOE資産買入規模発表、
夜9時45分に欧ECB政策金利、
夜10時15分に加住宅着工件数(11月)、
夜10時半からドラギECB総裁記者会見、
同夜10時半に米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加新築住宅価格指数(10月)、
深夜12時に米卸売在庫(10月)、
深夜3時半からEU首脳会議非公式ワーキング・ディナー、
などが予定されています。
NZ・豪・英・欧・米の指標には注目です。

<12月9日(金)>

朝8時50分に日第3四半期実質GDP確報、日第3四半期名目GDP確報
同朝8時50分に日第3四半期GDPデフレータ確報、
午前11時に中国消費者物価指数(11月)、中国生産者物価指数(11月)
(時間未定)中国小売売上高(11月)、中国鉱工業生産(11月)、
午後4時に独貿易収支(10月)、独輸出(10月)、独輸入(10月)、
同午後4時に独経常収支(10月)、独消費者物価指数確報(11月)、
午後6時半に英商品貿易収支(10月)、英生産者物価指数コア(11月)
同午後6時半に英生産者仕入価格(11月)、英生産者出荷価格(11月)
夜10時半に米貿易収支(10月)、
同夜10時半に加国際商品貿易(10月)、加第3四半期労働生産性、
夜11時55分にミシガン大学消費者信頼感指数速報(12月)、
などが予定されています。
中国・(英)・米の指標には注目です。
そしてEU首脳会議が開催され注目されます。


<ユーロドルのサマリー>

さて先週は、ユーロドルが、米年末商戦の好調や「IMFが伊に最大
6000億ユーロの財政支援を用意している。」との伊のスタンバ紙
など複数のポジティブな観測報道を背景に、上窓を空けて始まり、
その後、国際金融筋が伊のスタンバ紙の観測報道は信憑性が低い
と発表をしたことや、格付け会社のムーディーズが「ユーロ圏の
ソブリン危機の深刻さが増大化している。EU加盟国のソブリン格
付けにとって脅威。ユーロ圏諸国での複数のデフォルトの可能性
は無視できない。」などの発表で反落して、独ウェルト紙による
独仏などのエリート債を巡る観測報道と否定報道で揺れながらも、
ダウ先物の堅調を背景にロンドン時間にユーロドルは再び反発す
る展開になりました。

週初28日のNYダウは米年末商戦の好調を背景に大幅上昇となり、
ユーロドルもしばらくリスク選好で上昇しましたが、NY時間後半
からは欧州委の報道官の発表も影響したか再び反落する展開にな
りました。その後、29日に仏ラ・トリビューヌ紙が「格付け会社
のS&Pは仏の債格付け見通しを10日以内に安定的からネガティブ
に落とす可能性。」との観測報道をしたことなどで揺れながらも、
29日のロンドン時間に伊とベルギーの国債入札でほぼ目標額が調
達されて事に通過したことでユーロドルが一時急反発する展開に
なりましたが、その後にECBが「昨年5月以来の債券購入によっ
て生じた2035億ユーロの流動性を吸収(不胎化)しきれなかった。」
との発表で再び軟調になりました。

その後、ダウジョーンズ通信が「ユーロ圏財務相会合ではECBが伊
の資金調達のためにIMFに資金を貸し付ける案などが協議される見
込み。」との観測報道をしたことで一時反発をするも、29日のNY
時間ではユーロドルは軟調傾向の揉み合いが続きました。

30日の東京時間にEFSF声明が発表されて「新規に発行されるユーロ
圏債券に元本の20〜30%の保証をする。」などが示されたことで
ユーロドルは一時反発をみせるも、EFSFのCEOが「レバレッジ後の
EFSF規模は不確定要素で具体的数字は出せない。」と発言したこと
でしばらく軟調傾向が続きました。その後、ECBのシュタルク専務
理事が「2012年の欧州経済は著しく減速すると予想。ECBはIMFの
メンバーでない。 ECBに政府を支援する役割はない。」と発言した
ことや、仏中銀総裁による「ここ数週間で欧州及び世界経済の情勢
が悪化している。」との発言およびフィンランド中銀総裁が「銀行
間の悪循環が再び始まる可能性。ユーロ圏共同債には導入を阻む多
くの大きな障害がある。」との発言や、一部メディアがG20の高官の
話として「IMFのリソース拡大に向けた取り組みにおいて進展はない
模様。12月の財務相会合開催についても進展はない模様。」との観
測報道などネガティブなニュースが相次ぎ、ポルトガル10年債利回
りが最高水準の13.882%に上昇したこともあって、ユーロドルの下
落が強まる展開になりました。

その後、30日の午後8時頃に中国が預金準備率を50bp引き下げると
発表したことでダウ先物や欧州株式市場が急反発したことを背景に
ユーロドルが反発して、さらに午後10時に日・米・欧・英・加・
スイスなどの主要中央銀行が「国際金融システム支援策のため6
ヵ国の中央銀行は現行のドルスワップ協定の金利引き下げで合意。
12月5日から50bpの引き下げを実施する。」との緊急発表をした
ことでドルが急激に売られ、ユーロドルが急騰する相場展開になり
ました。NY時間後半はやや押しが入るもNYダウが490ドルの大幅上
昇となったことで週高値圏での揉み合いが続きました。

12月1日のロンドン時間が始まる頃にドラギECB総裁が「ECBの景気
見通しへの下振れリスクは増した。」との発言や、その後の独経済
技術相による「欧州共同債のアイデアを拒否することでメルケル首
相と合意。」との発表などに揺れながらも、スペインと仏の国債入
札が無事に通過したことで反発もみせて、ニュース・ヘッドライン
に上下動とはなるも揉み合い相場となって週末を迎えることになり
ました。

そして週末2日、ユーロドルはしばらく膠着的に状況を経た後に、
独の首相の「ユーロ圏共同債は完全な財政統合なしには不可能。
ユーロ圏共同債は現時点で憲法上不可能。」などの見解の発表に
揺れながらも、一部メディアが関係筋の情報として「EU財務相ら
がECBのIMF経由融資の提案作りを承認。ECBのIMF経由融資は1000
〜2000億ユーロの範囲になる可能性。」との観測報道もあり、
ダウ先物の堅調を背景に午後8時半頃から上昇して、米雇用統計
を迎えることになりました。

米雇用統計では米失業率は予想より強い8.6%になったものの、
米非農業部門雇用者数変化および米民間部門雇用者数変化が弱く、
ユーロドルは一時上昇をみせた後に反落して、その後にどこかの
筋の意図的なものかスペインが格下げされるとの噂が市場に飛び
交ったこともあり、週末調整の動きと相俟って今週のECB理事会を
意識した先行織り込みの動きもあったか、ロンドンフィックス前
あたりからユーロドルが急落する相場展開になりました。

<今週の注目点>

さて今週ですが、円については、11月30日に発表された10月28日か
ら11月28日までの1ヶ月間の為替介入額の発表において、過去最大
の9兆916億円となったことで、10月31日の大規模な円売りドル買い
介入後も数千億円規模の覆面介入が続けられていたことが示唆され
ることになりました。また、日財務相が、29日に「為替の適正な水
準を確保するように努力する。」、12月1日に「為替政策では方針
は全く変えていない。」、2日に「円高については今後も投機的な
動きが顕在化すれば躊躇なく行動する。」などの発言をしていて、
介入姿勢は崩していませんが、現在のドル円はドル主導ながら自律
的に回復してきていることで、大きく円高が進まない限り、当面は
為替介入はなさそうです。

今後もドル円はドル主導の展開となりそうですが、ドル円のモメン
タムは持ち直してきてはいるようで、円高への懸念も後退しつつあ
るようです。目先は78.00〜78.30アラウンドの短期レジスタンスで
の動向が注目されます。ここを上抜けできなかった場合には反落す
る可能性がありますが、ここを上抜けた場合には79.00アッパーを
目指す可能性がありそうです。

米ドルについては、11月30日に日・米・欧・英・加・スイスなどの
主要中央銀行が「ドルスワップ協定の金利引き下げで合意」して、
12月5日から50bpの引き下げを実施することになったことによる
ドル安圧力とともに、また引き続き決め手のカードのQE3が温存さ
れていることで、今後もQE3期待による潜在的なドル安の圧力があ
りますが、加えて、1日に米系シンクタンクが「FRBが公定歩合を
0.75%から0.50%へ引き下げる可能性。」とのリポートを発表して
いることも注目されます。米ダラス連銀総裁が「FRBが公定歩合を
引き下げる可能性があるとの報道についてそのような想定は全くし
ていない。」との否定的見解を示していますが、一応の潜在的ドル
安の圧力の要因となる可能性はありそうです。また、米雇用統計は
好悪混在の結果となるも、ここのところの米経済指標の発表では、
中古住宅販売成約やISM製造業景況指数などが改善を示していて、
そして、NYダウも米年末商戦の好調を受けて先週は週間で大幅上昇
となっていることから、世界の基軸通貨としての米ドル安の圧力が
ありますが、

一方、11月28日のOECDの経済見通しでは「OECD加盟国の11年成長率
は1.9%、12年は1.6%と予想。」との予想とともに、欧州債務危機
の深刻化などを想定した異例の「悲観シナリオ」が発表さているこ
とや、12月1日に国連が「米国と欧州経済は二番底に陥る恐れ。
世界経済の2012年成長率は0.5%に留まる可能性。EUは12年に最悪
−1.6%成長、米国は最悪0.8%成長となる恐れ。」などの悲観的な
発表をしていることで、欧州懸念に伴う基軸通貨としてのドル高圧
力や、世界的な経済成長鈍化に伴う米ドル資金の還流によるドル高
圧力も依然として潜在しているようで、綱引きにはなりそうです。
先週のドルインデックスは軟調となりましたが、終盤には反発もみ
せていて、今週のECB理事会やEU首脳会議の動向が注目されます。

ユーロについては、先週は上述の日々のレポートに詳述のとおり、
さまざまなニュース・ヘッドラインに揺れる展開となりました。
「導入国の国債を購入した投資家に元本の20〜30%を保証する」
などのEFSFの具体的な運用が示されましたが、EFSFの規模につい
ては、11月29日にオランダの財務相が「EFSFのレバレッジは2.5倍
程度までしか拡大できない可能性。」との認識を示すも、11月30日
にEFSFのCEOが「レバレッジ後のEFSF規模は不確定要素で具体的な
数字は出せない。」として、一部では7,500億ユーロ規模との観測
はあるものの、市場を安心させる規模からは程遠いようです。
また「伊の資金調達のためにECBがIMFに資金を貸し付ける」迂回案
が協議される運びとはなりましたが、11月30日にECBのシュタルク
専務理事が「ECBはIMFのメンバーでない。 ECBに政府を支援する役
割はない。」との見解を示し、ECBの支援拡大の方策については、
いまだに欧州としての意見の統一がみられていないようです。

また、11月29日に仏の地元紙ラ・トリビューヌが「格付会社のS&P
は仏の債格付け見通しを10日以内に安定的からネガティブに落とす
可能性がある。」との観測報道をして、また12月1日に格付会社の
フィッチのライリー氏が「仏と伊は危機悪化なら格下げも。」との
見解を示しているなど、仏や伊の格下げのリスクが潜在していると
ともに、11月30日に日・米・欧・英・加・スイスなどの主要中央
銀行が「国際金融システム支援策のため6ヵ国の中央銀行は現行の
ドルスワップ協定の金利引き下げで合意。12月5日から50bpの引き
下げを実施する。」との緊急発表をしたことでドルが急激に売られ、
ユーロドルが急上昇となりましたが、週末の雇用統計後には、その
効果も剥落してきて早くも下落となるなど、楽観は許されないよう
です。

そして、ユーロ共同債についても、12月2日に独の首相が「ユーロ
圏共同債は完全な財政統合なしには不可能。ユーロ圏共同債は現時
点では憲法上不可能。」などの見解を示し、その実現には時間が
かかりそうです。

今週のユーロについては、5日の独仏によるEU新条約提案、および
伊政府による最大250億ユーロ規模の財政措置の発表などにかかわる
相場動向や、6日のガイトナー米財務長官の訪欧による相場動向、
8日のECB政策金利における利下げ観測やドラギECB総裁記者会見で
の相場動向や、週末のEU首脳会議などが注目の焦点となりそうです。
大きなヤマバを迎えることで、期待や思惑での動き、そして、結果
の発表などに大きく揺れる相場展開になる可能性がありそうですが、
目先は1.3400〜1.3370アラウンドの抵抗ゾーンを巡る売り買いの攻
防が注目されます。ここで支持された場合には反発上昇の可能性が
ありますが、下抜けた場合は1.33アンダーへ下落が進む可能性があ
りそうです、また、ユーロドル相場では、引き続きリスク選好度の
バロメーターとしてNYダウやダウ先物も参考に柔軟にトレードして
いきたいものです。

(資源国通貨の豪ドルなどにつきましては割愛させていただきます)

経済指標関連では、5日の欧小売売上高と米ISM非製造業景況指数、
6日の豪RBA政策金利と加BOC政策金利、
7日の豪第3四半期GDPと英鉱工業生産、
8日のRBNZ政策金利と豪雇用統計に英BOE政策金利とECB政策金利と
米新規失業保険申請件数、
9日の中国経済指標と米貿易収支に
ミシガン大学消費者信頼感指数速報、などが注目されます。


さて今回は、「Fさんの不思議な気持ち」のお話です。


ここに登場するFさんは、以前にお話した「F氏の気づき」の
F氏とは別の方なのですが、実際にいただきました12通のメールを
基にドキュメトの物語風に少し脚色してご紹介したいと思います。

Fさんは、FXというよりも投資自体をはじめて間もない方で、
チャートの使い方や用語などをようやく覚えてきたレベルでした。

ただ、トレードに対する意欲は満々でとても勉強家でした。

「損切りは大事だ!、損切りしない奴は最終的に絶対に負ける!
 と、相場で生活してる人は必ず言っていますよね。
 私はFXに興味を持った時、損切りは確実に行うというセリフを
 何回も見ていたので、損切りする事に抵抗が無いですし、
 それが普通と思ってます。」

Fさんは初心者であったことで、幸いにもトレードに
自己流の悪癖などはなく、素直に取り組まれたのですが、

Fさんは自分自身で納得もしたいと、
過去チャートの再生ソフトを購入されたそうです。

「よく聞くのが『損切りできずにドカンと負けてしまった。』
 というセリフです。逆指値を入れれば良いだけなのに、
 何故損切りが出来ないのか考えてみました。」

ということで、

「過去チャート再生ソフトで色々と調べてみた所、
 損切りを10回くらいすれば、8、9回くらいは(期間は問わず)
 利益の出るレートに戻ってきてしまいます。
 恐らく損切り出来ない人は、じっくり待ってれば何時かは
 レートが戻ってくるという事を実感しているんだと思います。」

「ただ、8,9回は戻ってくると思いますが、残りの1,2回で
 本物の逆行に出会うんじゃないかなと思います。」

「実験的に過去チャート再生ソフトでユーロドルを
 2010年1月に逆指値を入れずにロングエントリーした所、
 2010年5月には含み損が2000pips程になってしまいました。
 逆指値を入れておけば、その場で20〜30pips程で済んだ損が、
 とんでもない事になってしまいました。」

「それが分かって以来、損切り(または逆指値)に対する重要性が
 更に深まってきたかなと思います。」

Fさんは損切りの必要性をご自身の検証で再確認されました。

「3月の中旬から学習し始め、4月から過去のチャートで
 チャートリーディング訓練と、
 リアルな値動きのデモトレードをしてます。
 4月は芳しくない結果(−120pips程度)で終わりましたが、
 4月の途中から上位時間軸の重要性に気がついて
 勝率が段々と上がってきました。」

「5月は9トレードと、トレード数こそ少ないですが、
 100pips以上のプラスで終わりました。
 (仕事の関係もあって)値動きが活発になるロンドン時間と
 ニューヨーク時間では5月中に1週だけしか立ち会えず、
 利益のほとんどは実質1週間であげたものとなります。
 チャートを見れたときも待つだけのトレードも多かったです。
 (自分は待つこともポジションの一つと認識してます。)」

その後のメールで、

「最近は段々と自分の勝ちパターンが見えてきました。
 上位時間軸でトレンドが発生していて、
 執行時間軸でトレンドに乗った(チャートポイントでの)
 押し目買い・戻り売りです。」

「横々でレートが動いてるところで5pipsを4回狙うより、
 グイグイ動いてるポイントで20pipsを1回で取る方が
 遥かに楽ですし勝率も高めで精神面での負荷も少ないです。」

そして、Fさんはリアルトレードを開始されました。

「10月よりリアルトレードを開始しました。
 たまたまとは思いますが、10月は介入などもあって、
 ユーロドルのショートで計450pipsの獲得となりました。」

「そして、(以前)デモトレードしていていたときに、
 損切りしたほうがトータルプラスになる事が多かったので
 リアルトレードでも損切りには躊躇していません。」

ここから、Fさんの「不思議な気持ち」の述懐がはじまります…。

「(以前は)エントリー後の値動きがどうしても気になって
 しまっていて、ロングした後に『上に動けぇぇぇぇぇ!!』
 と何度も念じたことが有りました。」

「でも今は、損切りを躊躇しなくなったというより、
 (極端に言いますと) 値がどちらに動こうとも
 どうでも良くなったと言ったほうが正しいかもしれません。」

「いちいち上下の動きに心が左右されずに
 機械的にクリックできるようになってきたのです。」

「エントリー後は(エントリー前もですが)
 値がどう動くか解らないということも身をもって知りました。」

一見、意味不明の述懐ですが、

『1つ1つのトレードの結果を気にすることがなくなった。』
『トレードをトータル収支として捉えれるようになった。』
『たんたんとルールに従ってトレードできるようになった。』

ということのようです。

そして、Fさんはこう語ります。

「今は自分で決めたルールに掛かるか掛からないかだけに
 集中しています。」

また、こうも言葉を付け加えられました。

「でも今は月間収支は連続プラスで終了出来きています。」

ふーむ。。。


もしかしますと…、

かつてマーク・ダグラス氏がある講演会で

「成功するためにはルールに従ってコンシスタントにトレードして
 心の底からランダムな結果を受け入れよ、
 ランダムにトレードして継続的な結果を望んではならない。」

と語っていたとの伝聞がありますが、

「Fさんの不思議な気持ち」も、このダクラス氏の言葉に
相通じるところがあるのかもしれませんね。

「ゾーン」とはこのようなことなのでしょうか…。



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私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。


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