FX バッソ氏の不思議な実験のお話


今年もジングルベルが聞こえる時節になりましたね。^^

●先週の主な出来事

<11月21日(月)>

20日のスペイン総選挙では最大野党の国民党が勝利しました。
週明けのオセアニア時間では主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
ユーロドルは上下動の揉み合いになりました。
ダウ先物が下落して始まりました。
米FT紙が、リーク資料をもとに
「欧州委員会はユーロ共同債の発行を提案へ。」
との観測報道をしました。
一部メディアが、
「米国の超党派委員会は意見対立で合意不可能を宣言する公算。」
との観測報道をしました。
日貿易収支(10月)は予想より弱い−2738億円になりました。
日銀会合議事要旨では、
「欧州問題めぐる緊張でショックが生じるリスク意識が必要。
大幅な円高による企業収益下振れで雇用・所得に悪影の可能性。
日米2年金利差相関では2年国債買い入れは為替安定に効果的。
財務健全性からはETF追加買い入れは価格変動リスクが大きい。
景気・物価下振れリスク高まりでインパクトある基金増額が適当。
リスク回避で新興国から資金引き揚げの可能性に留意が必要。」
などが示されました。
英ライトムーブ住宅価格(11月)は前回値より弱い−3.1%でした。
ポンド売り反応がみられました。
日経平均は前週末比マイナス圏で推移しました。
東京時間前半はオセアニア時間を継いだ相場展開になりました。
アジアの株式市場は前週末比マイナス圏で推移しました。
ダウ先物は下落の後に揉み合う展開になりました。
中国の国家外為管理局が「異常な資金流出の監視を強化する。」
との発表をしました。
日全産業活動指数(9月)は予想よりは強い−0.9%になりました。
日第3補正予算が参院本会議で可決され成立しました。
日景気一致CI指数確報(9月)は速報値より強い89.0、
日景気先行CI指数確報(9月)は速報値より弱い91.5になりました。
市場反応は限定的でした。
格付け会社のムーディーズが、
「仏での国債の利回り上昇は財政上の困難さを増幅させる可能性。」
との見解を発表しました。
東京時間後半はややドル買い傾向の揉み合いになりました。
日経平均は前週末比−26.64円と年初来安値をつけて大引けました。
中国上海株式市場が終盤に下げ幅を縮小しました。
ロンドン時間序盤に伊10年債利回りが6.74%に上昇しました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが下落しました。
欧州株式市場は前週末比マイナス圏で推移しました。
ダウ先物や原油先物が軟調傾向で推移しました。
英BOEのボーゼン委員が、
「FEDとECBは政府証券の購入で更なる刺激策を取るべき。
持続している高インフレ率は脅威ではない。
中銀と政府は過去の債務の重荷に一致して行動することが可能。」
などの見解を示しました。
独財務省の月次報告書では、
「独経済はユーロ圏や世界経済が減速する中で輸出が鈍化。
10-12月期に成長が著しく減速する見通し。」
との発表をしました。
仏フィガロ紙が「仏の格付けがリスクにさらされている。」
との観測報道をしました。
格付け会社のムーディーズが、
「アイルランドの銀行システムの見通しはネガティブ。」
との発表をしました。
欧経常収支(9月)は前回値より改善して−25億ユーロになりました。
午後6時頃からドルストレートの下落が一服になりました。
IMFの副専務理事が「世界の成長は大きく減速した。」
との認識を示しました。
午後7時頃からドル円が反発をみせました。
EUが「ハンガリーからの支援要請があった。」
との発表をしました。
ユンケル・ユーログループ議長が、
「ユーロ共同債を不合理とはねつけることは間違い。
ユーロ共同債は不合理ではない。
もし仏が最上級の格付けを失えばそれはEFSF格下げを意味する。」
との見解を示しました。
独連銀月報では、
「2012年の独成長率予想を0.5〜1%に引き下げる。
景気の弱い局面が長引く可能性を排除できない。
債務のGDP比率が60%上回る状況が何年も続く公算。」
などが示されました。
欧州委員会が、
「ギリシャ融資第6弾の実行には全政党からの書面約束が必要。」
との見解を示しました。
オーストリア中銀総裁が「ECB追加利下げの可能性を排除しない。」
との発言をしました。
独のザイベルト首相報道官が、
「独首相は共同債をユーロ圏の問題解決の手段と考えていない。」
との発表をしました。
ECBのシュタルク専務理事が、
「EU圏の各政府にとっては大変厳しい時。
ソブリン危機は欧州にだけ集中しているわけではないが、
欧州ソブリン危機はユーロ圏のコアの国にまで広がっている。」
などの認識を示しました。
シカゴ連銀全米活動指数(10月)は予想より弱い−0.13になりました。
ドル売り反応がみられました。
加卸売売上高(9月)は市場予想より弱い+0.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
時事通信が、
「ハンガリーはIMFとEUに危機の予防的手段として支援を要請。」
との報道をしました。
NY時間が近づく頃からダウ先物が一時反発をみせました。
NY時間序盤ではユーロなどドルストレートに反発がみられました。
ドル円は揉み合いの後に反発しました。
NYダウは大幅下落になりました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
豪ドル米ドルは軟調傾向で推移しました。
米中古住宅販売件数(10月)は予想より強い497万件になりました。
ECBがスペイン国債を購入しているとの観測がありました。
一部メディアが、
「伊金融大手ウニクレディトにリビア投資銀が興味を示している。」
との観測報道をしました。
ロンドンフィクスにユーロドルの反発が強まりました。
他のドルストレートにも反発の動きがみられました。
米2年債の入札では、最高落札利回りが0.280%、
応札倍率は前回より高い過去最高水準の4.07倍になりました。
スペインの総選挙で政権を獲得した国民党の幹事長が、
「7%の利回りではスペインは資金調達を維持できない。
EUにスペインの支払い能力を維持できるよう合意を要請する。」
などの見解を示しました。
NY時間後半は多くの主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ユーロドルは反落の動きがみられました。
アトランタ連銀総が、
「米経済は非常に緩やかなペースではあるが拡大している。
第4四半期の成長は3%近辺もしくはそれを上回る見通し。
衝撃がない限り米経済がリセッションに陥るとは考えていない。
大きく経済が改善すれば2013年半ばまで超低金利維持はしない。」
などの見解を示しました。
NY時間後半はNYダウが下落幅を縮小しました。
スペイン次期首相に就任予定のラホイ国民党党首が、
「スペイン国民は緊縮策に賛同し投票した。
スペインの義務はユーロを磐石にすること。」
などの発言をしました。
米10年物国債利回りが1.94%台に低下しました。
NY原油(WTI)は下落して96ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比−248.85ドルでこの日の取引を終えました。

<11月22日(火)>

米超党派委員会の委員長が、
「財政赤字削減策で合意に至らなかった。」
との発表をしました。
格付け会社のS&Pが、
「米国格付けは超党派委員会の合意不成立でも影響を受けない。」
との見解を示しました。
オバマ米大統領が、
「あまりにも多くの共和党議員が赤字削減の歩み寄りを拒否した。
米国がデフォルトを起こす差し迫った脅威はない。
何とかして向こう10年間に少なくとも2.2兆ドル超の赤字削減する。
自動的な歳出削減を回避しようとする動きには拒否権を行使する。
議会が赤字削減合意を取りまとめることを阻止するものはない。」
などの発言をしました。
格付け会社のムーディーズが、
「米国のAAA格付けとネガティブ見通しを確認した。
米超党派委員会の協議決裂は米国格付変更の要因にはならない。」
との発表をしました。
格付け会社のフィッチが、
「米国格付けの見直しを11月末までに終了の見通し。
超党派の合意失敗は格付けにネガティブな影響与える可能性。」
との発表をしました。
オセアニア時間では主要通貨ペアが上下動の揉み合いになりました。
ダウ先物と原油先物が反発をみせた後に揉み合う展開になりました。
東京時間序盤では主要通貨ペアがやや反発をみせて揉み合いました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
中国人民銀行の金融政策委員が、
「2012年に金融緩和はしない。
内需拡大のため積極的な財政政策が必要。」
との発言をしました。
日財務相が、
「日銀による50兆円基金での外債購入は為替介入になる可能性。
外貨購入論は政府の見解ではない。」
などの発言をしました。
仲値あたりからドル円が一時急上昇しました。
ダウ先物や日経平均に反発の動きがみられました。
中国人民銀行が、
「政策の微調整は適切な時期に行う。
物価の速過ぎる上昇ペースは抑えられている。」
などの見解を示しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開になりました。
RBNZが、
「1年間のインフレ期待を2.72%に下方修正する。
2年間のインフレ期待を2.82%に下方修正する。」
などの発表をしました。
東京時間の後半は主要通貨ペアに一時反落の動きがみられました。
ダウ先物やアジアの株式市場に一時反落の動きがみられました。
東京時間終盤はドルストレートが限定的ながら反発をみせました。
日経平均が下げ幅を縮小しました。
日経平均は前日比−33.53円と年初来安値を更新して大引けました。
アジアの株式市場は反発をみせては下げる揉み合いになりました。
スイス貿易収支(10月)は前月より強い+21.5億フランになりました。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間前半はドルストレートに反発の動きがみられました。
ドル円に反落の動きがみられました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で揉み合いました。
原油先物が堅調傾向で推移しました。
ダウ先物は堅調傾向での揉み合いになりました。
レーン欧州委員が、
「2012年にかけて財政ルールを守れないリスクのある5ヶ国の
ベルギー、キプロス、マルタ、ハンガリー、ポーランドに
警告書簡を送付した。」との発表をしました。
午後6時頃からドルストレートに反落の動きがみられました。
英公共部門ネット負債(10月 財政収支)は
市場予想より弱い+34億ポンドになりました。
発表直後に限定的ながらポンド買い反応がみられました。
英BOEが「英金融安定への信頼感は09年以降で最低。」
との発表をしました。
ポンドに売りの反応がみられました。
スペインの短期証券入札では、ほぼ目標上限か調達されて
「3ヶ月物の平均落札利回りは前回より低い5.110%、
応札倍率が前回より低い2.9倍。
6ヶ月物の平均落札利回りが前回より高い5.227%、
応札倍率が前回より高い4.9倍。」
などの結果になりました。
オーストリアの財務相が、
「ムーディーズとの協議。最上格付けのAAAの維持に自信。」
との発言をしました。
午後7時頃からユーロドルなどドルストレートが反発しました。
ドル円は軟調傾向がしばらく続きました。
バイトマン独連銀総裁が、
「伊とスペインは自立解決が可能で支援は必要ない。
不確実性は高いが今のところ独のリセッションは予想していない。
危機の悪化がなければリセッションを回避できる。」
などの見解を示しました。
マイルズ英BOE政策委員が、
「英成長率はゼロに近い水準まで低下した。
危機前のトレンドを10%ほどは下回っている。
英経済は通常の成長へゆっくり戻る可能性。」
などの見解を示しました。
ECBが伊国債を購入しているとの市場観測がありました。
ユーログループ議長が、
「ギリシャ向け融資第6弾を11月29日に協議する。
ギリシャがすべきことをすべて行うと信じている。」
との発言をしました。
独の首相が「ギリシャはあと20日で資金が尽きる可能性。」
との認識を示しました。
LIBORドル3ヶ月物金利が0.50028%に上昇しました。
NY時間序盤ではドル買い動意が優勢な展開になりました。
ダウ先物や欧州株式市場や原油先物に反落の動きがみられました。
独の首相が、
「ユーロ共同債は政治統合されれば機能する可能性。」
との発言をしました。
米第3四半期GDP改訂値は市場予想よりより弱い+2.0%、
米第3四半期個人消費改訂値は市場予想より弱い+2.3%、
米第3四半期GDP価格指数改訂値は市場予想とおりの+2.5%、
米第3四半期PCEコア・デフレータ改訂値は予想より弱い+2.0%、
などの結果になりました。
ドル買い反応がみられました。
加小売売上高(9月)は市場予想より強い+1.0%になりました。
一時加ドル買い反応となるも限定的でした。
NYダウは前日比マイナス圏で揉み合いになりました。
ドルストレートに反発の動きがみられました。
リッチモンド連銀製造業景況指数(11月)は
市場予想より強い0になりました。
欧消費者信頼感指数速報(11月)は予想より強い−20.4になりました。
市場反応は限定的でした。
ロンドンフィクス前あたりからNYダウの軟調が強まりました。
ポンドを除くドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
英BOEのタッカー副総裁が、
「英中銀が量的緩和拡大に踏み切ったのはインフレが来年初めから
急速に低下するとの判断をもとにしている。
経済のサポートでは金融政策でインフレとの格闘は必要不可欠。
欧州債務危機からの影響に過度に悲観的になるべきではない。
健全なマクロ的管理体制を伴った柔軟な政策が危機を回復に導く。」
などの見解を示しました。
深夜2時頃からNYダウが反発しました。
ドルストレートが反発した後に揉み合いになりました。
IMFが「欧州債務危機波及の予防のための6ヶ月間の短期流動性を
供給する融資制度のPPL予防的流動性枠を新設する。」
との発表をしました。
仏大統領が、
「ECBの流通市場での国債購入を歓迎。
仏独はEU条約修正案を近く提示する。
2013年までにGDPの3%に単年度の財政赤字を削減する。」
などの発言をしました。
オバマ米大統領が「議会に給与税減税の延長の承認を求める。」
との発言をしました。
米5年債の入札では、最高落札利回りが0.937%、
応札倍率が前回より高い3.15倍になりました。
FOMC議事録では、(予定より30分早く発表されて)
「議長はFRBの長期目標と政策戦略に関する声明検討を要請。
一部メンバーは経済見通しが追加緩和を正当化すると主張。
一部メンバーは政策金利に対する時間軸(の言辞)を支持。
金融政策を名目GDPや物価水準などの目標に関連付けることを討議。
情報伝達を伴えば追加金融緩和は一段と効果的となる可能性。
超低金利は年金や生保に悪影響の可能性。
根強い逆風により景気回復ペースは抑制され続ける公算。
直近のデータはリセッションを示唆していないが下振れリスク。
財政や住宅問題が金融政策の波及を弱めた。」
などが示されました。
市場反応は限定的でした。
独の財務相が、
「今ある手段で危機を乗り越えることができる。
12月9日の首脳会談で市場に明確なシグナルを送るだろう。
ECBはユーロ圏の政府に資金供給はできない。
米債務問題は多くの懸念を引き起こしている。」
などの認識を示しました。
米10年債が2%台を割り込みました。
NY原油(WTI)は4日ぶりに上昇して98ドルあたりで引けました。
NYダウは続落して前日比−53.59ドルでこの日の取引を終えました。

<11月23日(水)>

FRBが、
「「シティ・グループやゴールドマン・サックスなど大手銀6行に
ストレステストを実施することを決定。欧州債務危機の影響が
米経済および金融システムを脅かしていることが背景。」
との発表をしました。
豪の連邦議会の下院が一定水準以上の利益に30%の税を課す
鉱物資源利用税の関連法案を可決しました。
豪景気先行指数(9月)は前月より強い+0.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
オセアニア時間はややドル売り傾向の小幅揉み合いになりました。
ユーロドルに反発の動きがみられました。
東京市場は勤労感謝の日で休みでした。
東京時間序盤はドル売り動意がやや優勢の展開になりました。
ダウ先物や原油先物が軟調傾向で推移しました。
午前10時頃からドルストレートが反落しました。
中国HSBC製造業PMI(11月)は前回値より弱い48.0になりました。
豪ドルやユーロに売り反応がみられました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
東京時間の後半はややドル買い傾向の揉み合いが続きました。
ダウ先物やアジアの株式市場は小幅な揉み合いになりました。
独の財務祖が、
「ユーロ圏の債務危機は中核国には達していない。
アイルランドとポルトガルは正しい道にある。
EUは早急に条約の財政赤字ルールを変更する必要。」
などの見解を示しました。
ロンドン時間序盤はドルストレートに反発の動きがみられました。
その後、ドルストレートは反落して軟調傾向で揉み合いました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で揉み合う展開になりました。
伊10年債利回りが再び上昇して7%に迫りました。
仏の財務相が「ECBは最後の貸し手として行動すべき。」
との見解を示しました。
独製造業PMI速報(11月)は市場予想より弱い47.9、
独サービス業PMI速報(11月)は予想より強い51.4になりました。
欧製造業PMI速報(11月)は市場予想より弱い46.4、
欧サービス業PMI速報(11月)は予想より強い47.8になりました。
市場反応は限定的でした。
独の首相が、
「ギリシャへの第6弾融資が支払われる前に
ギリシャ首相の合意だけではなく議会の同意も必要。
世界の注目は欧州に集まっている。
債務危機は段階的に解決されるべき。
政治的方法だけが危機を防ぐ可能性。
EU内での取引税導入をあきらめない。」
などの見解を示しました。
スペイン5年債利回りがユーロ導入後最高6.17%に上昇しました。
ECBが伊とスペインの国債購入との市場観測がありました。
仏債のCDSスプレッドが247bpと過去最高になりました。
スペイン債のCDSスプレッドが489bpと過去最高になりました。
ベルギー債CDSスプレッドが362bpと過去最高になりました。
ユーロが軟調傾向で推移しました。
英BOE議事録では、
「政策金利の据え置きは全会一致。
資産購入枠の据え置きも全会一致。
一部メンバーは量的緩和が時期ごとに必要と指摘。」
などが示されました。
限定的ながら一時ポンド買い反応がみられました。
欧鉱工業受注(9月)は市場予想より弱い−6.4%になりました。
独債入札では発行債の35%に応札がありませんでした。
午後7時頃からドル買い動意が強まりました。
ドルストレートが急落して、ドル円が急伸しました。
中国人民銀行が一部銀行の預金準備率を50bp引き下げました。
ギリシャ中銀が、
「ギリシャは新たな異例の危機的局面の最中にある。
今はユーロ圏に残留するため経済改革をする最後のチャンス。」
との認識を示しました。
その後、ドルストレートに反発の動きがみられました。
欧州株式市場やダウ先物に一時反発の動きがみられました。
欧州委員会のユーロ共同債に関する報告書では、
「ユーロ共同債で3つの選択肢を提案。
3つのうち2つの選択肢の実施には条約改正が必要。
財政監視の強化のため救済受入国のプログラム脱却後の新たな監視
など困難を抱えるユーロ圏諸国の特別監視を提案。」
などが示されました。
ベルギー紙が「デクシアの救済計画は実行が不可能。」
との観測報道をしました。
格付け会社フィッチが、
「ユーロ圏危機の悪化は仏のAAA格付けをリスクにさらす可能性。」
との見解を発表しました。
ギリシャ2年債利回りが過去最高の121.49%に上昇しました。
バローゾ欧州委員長が「ユーロ共同債導入で協議を開始した。」
との発表をしました。
NY時間が近づく頃からドルストレートが揉み合いになりました。
米耐久消費財受注(10月)は市場予想より強い−0.7%、
米個人消費支出(10月)は市場予想より弱い+0.1%
米個人所得(10月)は市場予想より強い+0.4%、
米PCEコア・デフレータ(10月)は予想とおりの+1.7%、
米新規失業保険申請件数は予想より弱い39.3万件になりました。
市場反応は限定的でした。
NYダウは前日比マイナス圏で推移しました。
主要通貨ペアが揉み合う展開になりました。
独の予算担当のバーセル報道官が、
「独国債の入札不調について、欧州危機により投資家が
ソブリン債を避けていて特に驚きはない。
インフレ高進の中での低金利に投資家は魅力を感じていない。」
との見解を示しました。
オーストリア中銀総裁が、
「札割れとなった独国債入札については市場による警鐘。」
との認識を示しました。
米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(11月)は、
市場予想より弱い64.1になりました。
ドル買い反応がみられました。
ドルストレートが軟調に推移して、ドル円が堅調に推移しました。
レーン欧州委員が、
「金融市場の状況は日ごとに悪化している。
ESFSは強固な資本に基づき進展させるべき。」
などの認識を示しました。
加中銀総裁が、
「欧州債務危機が継続している。緩和的な金融政策が必要。
現在の1%の超低金利維持が適切と判断している。
下半期の成長は10月に予想の1.4%よりやや上振れる可能性。」
などの見解を示しました。
独の財務相が、
「市場の低迷はこの先数ヶ月間続く可能性。
EU条約の変更は市場が落ち着きを取り戻すのを助ける。」
などの認識を示しました。
米7年債の入札では、最高落札利回りが1.415%、
応札倍率が前回より高い3.20倍になりました。
英BOEのデール理事が、
「インフレは来年に急速に低下して消費者の不安が緩む可能性。」
との認識を示しました。
NY時間終盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
米10年債利回りが1.90%を割り込みました。
NY原油(WTI)は下落して96ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−236.17ドルでこの日の取引を終えました。

<11月24日(木)>

NZ貿易収支(10月)は予想よりは強い−2.82億NZドルになりました。
市場反応は限定的でした。
英BOEのマイルズ委員が、
「ユーロ圏は現在の形では生き残れない可能性。
ある国がユーロ圏を離脱するかもしれない。」
との発言をしました。
独ビルト紙が、
「独連立政権ではこれまで強く反落してきたユーロ圏共同債発行
について支持に向けた複数のシナリオが検討されている。」
との観測報道をしました。
独の首相報道官がこの報道に対してコメントを拒否しました。
オセアニア時間はややドル売り傾向の揉み合いになりました。
日経新聞が「IMFに1兆ドル規模の追加資金枠を設ける案が浮上。」
との報道をしました。
ブルームバーグが、
「日本の投資家らは年初以降に独などユーロ圏の国債から
英国債の購入へと資金をシフトさせている。」
との観測報道をしました。
加BOC総裁が、
「中国経済の減速は驚きではない。
欧州問題の解決を待つにはフラストレーションがある。
米国のリセッションは基本シナリオにはない。」
などの見解を示しました。
東京時間前半ではドル売りが優勢の相場展開になりました。
ドル円が軟調傾向で推移して、ドルストレートが反発しました。
日経平均は前日比マイナス圏で推移しました。
日政府の月例経済報告では、
「景気は震災の影響で厳しい状況にあるが緩やかに持ち直し。
先行きリスクとしては欧州債務危機やタイの洪水がある。」
などが示されました。
アジア株式市場は下落して始まった後に徐々に反発をみせました。
日内閣府の幹部が、
「日銀総裁は欧州問題で大きな津波がきたときに
どう対応するか考えておくことが重要と述べた。」
との発言をしました。
東京時間後半はドルストレートに一時反落の動きがみられました。
S&Pの小川氏が、
「日本の財政は刻一刻、1日1秒ごとに悪くなっている。
日本国債はダウングレードに近づいている可能性。」
との見解を発表しました。
IMFが「日本の債務は国債利回りが上昇すれば持続不能になる。」
との見解を示しました。
円売り反応がみられました。
東京時間終盤にドルストレートが再び反発する展開になりました。
日経平均は前日比−149.56円と年初来安値で大引けになりました。
WSJ紙が「米当局は来年に米銀行大手6行のストレステストの結果を
全て公表。テストは2008年下半期の相場変動を想定して審査。」
との観測報道をしました。
独第3四半期GDP確報は市場予想とおりの+0.5%になりました。
ロンドン時間序盤では独10年債利回りが2.24%に上昇しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で揉み合う展開になりました。
ダウ先物が60ドル高ほどで推移しました。
原油先物は堅調傾向で推移しました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが反落して揉み合いました。
銅などコモディティ価格に下落がみられました。
独IFO景気動向指数(11月)は市場予想より強い106.6、
独IFO現況指数(11月)は市場予想より強い116.7になりました。
ユーロ買い反応がみられました。
独IFO経済研究所が、
「債務危機は今までのところ独の実体経済に影響を与えていない。
小売業者はクリスマス商戦に少し楽観的になっていて、
独はこの冬に景気後退を避けるのに絶好のチャンスがある。
ECBの更なる25bpの利下げは評価される可能性。」
などの見解を示しました。
ドルストレートがしばらく堅調傾向で推移しました。
ドル円に反落の動きがみられました。
英BOEのマイルズ委員が、
「英経済の下降局面はここ100年でもっとも深刻なものの1つ。
向う数四半期にわたり極めて低成長の可能性。
英中銀には景気を押し上げる手段がまだある。
必要ならさらなる量的緩和を実行できる。」
などの見解を示しました。
英第3四半期GDP改訂値は市場予想とおりの+0.5%になりました。
英第3四半期総合事業投資は前期比−1.4%になりました。
発表直後にポンド売り反応がみられましたが限定的でした。
ベルギー10年債利回りが5.6%と2000年来の高水準になりました。
豪RBA総裁が、
「直近のインフレ見通しは不確実性高い。
大きなショックがなければ12年のインフレは2〜3%の間。
欧州での出来事はかなり深刻。ユーロ圏からの嵐が吹く可能性。
金利の見通しについてのコメント控える。
世界経済の見通し悪化で豪州の成長見通しを引き下げた。」
などの見解を示しました。
格付け会社のフィッチが、
「ポルトガル債の格付けをBB+に格下げする。
見通しはネガティブ。」との発表をしました。
午後7時頃にユーロドルなどが一時反落しました。
他のドルストレートに一時連れ安の動きがみられました。
その後に戻して揉み合う展開になりました。
英BOEのブロードベントが「英国にリセッションのリスクある。」
との認識を示しました。
一部メディアが、ギリシャ政府筋の情報として、
「来年の追加金融支援に向けて12月12日にトロイカ調査団が
アテネに入る。」との報道をしました。
NYの金融市場は感謝祭でお休みでした。
仏大統領が、
「独仏は伊を支援する決意。ECBへの要求を控えることで合意。
独仏はEU条約変更で数日以内に共同提案するだろう。」
などの発言をしました。
レーン欧州委員が、
「景気回復は止まった。債務危機がユーロ圏中核国に及ぶ可能性。」
との見解を示しました。
独の首相が、仏・伊との首脳会談後に
「強く安定したユーロを望む。
ユーロを守るためなら我々は何でも実施するだろう。
10月の首脳会談での詳細を具体化するようにEUに要請する。
ただし、ユーロ共同債には断固として反対する。」
などの発言をしました。
NY時間序盤ではドル買い動意が優勢の展開になりました。
ユーロドルなどドルストレートが反落して、ドル円が反発しました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へと反落していきました。
ロイターが「独銀はEBA基準達成で最大30億ユーロの資本必要。」
との観測報道をしました。
格付け会社のS&Pが、
「ハンガリーの格付けは引き続きウォッチネガティブ。」
との発表をしました。
NY時間後半はドルストレートが反発をみせて揉み合いました。
NY時間後半はドル円が小幅な揉み合いになりました。
NYダウは感謝祭のため休場でした。

<11月25日(金)>

格付け会社のムーディーズが、
「ハンガリーをBa1に格下げ。見通しはネガティブ。
ハンガリーの構造改革の進展はみられず一段の格下げも検討。」
との発表をしました。
オセアニア時間ではややドル買い傾向の揉み合いになりました。
ロイター通信が、関係筋の情報として
「ECBは資金供給オペ期間を2〜3年に延長することを検討。」
との観測報道をしました。
ECBのゴンサレスパラモ専務理事が、
「ユーロ共同債は将来存在するだろう、それは疑いがない。
現時点での共同債はユーロ圏の統合の度合いとふさわしくない。
共通の予算なしにユーロ共同債を発行すれば、
各国に安易な道を提供することになる。」
などの見解を示しました。
日全国CPIコア(10月)は市場予想とおり−0.1%になりました。
日企業向サービス価格指数(10月)は予想より強い+0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
日財務相が、
「円高には投機的変動が看過できないと判断すれば躊躇なく対応。
株安については外的要因の影響で残念な状況。」
などの認識を示しました。
東京時間序盤ではドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートが軟調になり、ドル円が反発しました。
日経平均は前日終値を挟んで揉み合う展開になりました。
仲値を過ぎた頃から一時ドル売り動意になりました。
アジア株式市場は前日比マイナス圏でもみ合う展開になりました。
ダウ先物が上下動しながらも軟調傾向で推移しました。
東京時間後半ではドルストレートに反落して揉み合いました。
ドル円は当日高値圏での揉み合いになりました。
日本国債が売られ10年物国債利回りが1%台まで上昇しました。
日経平均は前日比−5.17円の8160.01円で週の取引を終えました。
日銀総裁が、
「国内景気は持ち直しているがペースは穏やかになっている。
欧州ソブリン問題は欧米の実体経済、
円高や株安という形で日本にも影響している。
欧州では市場の緊張続いていて銀行間金利も上昇している。」
などの認識を示しました。
ロンドン時間序盤では主要通貨ペアが揉み合う展開になりました。
伊2年債利回りがユーロ導入後最高の7.495%に上昇しました。
欧州株式市場はしばらく軟調傾向の揉み合いになりました。
午後5時半過頃からユーロドルが下落する展開になりました。
他のドルストレートもユーロドルに連れて下落しました。
ベルギー中銀総裁が、
「現在の経済情勢が続けばECBは追加利下げを実施する見込み。」
との認識を示しました。
スペイン2年債利回りがユーロ導入来初めて6%を上回りました。
ダウ先物や原油先物が軟調傾向で推移しました。
午後6時頃からポンドなどに反発の動きがみられました。
スイスフランが売られました。
伊の短期国債の入札では、
「6ヶ月物の平均落札利回りがユーロ導入後最高の6.504%、
応札倍率が前回より低い1.47倍。
2年物の平均落札利回りがユーロ導入後最高の7.814%、
応札倍率が前回より低い1.59倍。」
などになりました。
ユーロの下落が強まりました。
ECBが伊国債を購入しているとの市場観測がありました。
ベルギーのCDSスプレッドが過去最高の405bpになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利が0.51806%に上昇しました。
伊の5年債利回りがユーロ導入後最高の7.847%に上昇しました。
バイトマン独連銀総裁が、
「ユーロ圏内の中核国は危機にない。独債には依然需要がある。
伊は7%の利回りに耐えうだろう。」などの認識を示しました。
NY時間が近づく頃にダウ先や物欧州株式市場に反発がみられました。
ユーロなどドルストレートが反発して揉み合いになりました。
英BOEのウィール政策委員が、
「英国の個人消費は異常に弱い。経済回復は異常にゆっくり。
もしも成長が改善しインフレ率が行き過ぎれば
金融引き締めに投票することをためらわない。
資産購入プログラムを拡大する可能性はあるが、
プログラムの終了前に拡大を決めるというケースは少ない。」
などの見解を示しました。
バローゾ欧州委員長が、
「ユーロ圏が結束の準備をしなければユーロは長く維持できない。
信頼を回復するための危機解決策はまだない。」
などの認識を示しました。
NYダウは小幅安で始まった後に反発上昇しました。
原油先物がイランの緊張もあって反発上昇しました。
NY時間序盤はドル売り傾向で推移しました。
ドルストレートが上昇して、ドル円が反落しました。
スイスフランが売られました。
加の財政赤字(9月)は改善して25億加ドル、
加4-9月期の財政赤字も132.3億加ドルと改善しました。
ロイター通信が、
「政権交代がなされたスペイン次期政権は外部支援要請を検討。」
との観測報道をしました。
一部メディアが、ギリシャ財務省筋の情報として、
「ギリシャ財政赤字のGDP比率目標は12年が5.4%、13年が6.1%。
債務は15年に2858億ユーロに減少でGDP比率125.6%の見込み。」
などの報道をしました。
ロンドンフィクス前あたりからユーロドルなどが反落しました。
ドル円は堅調傾向が続きました。
レーン欧州委員が「伊は厳しい試練に直面している。」
との認識を示しました。
ロンドンフィックス頃からNYダウが反落しました。
一部メディアが、ユーロ圏当局筋の発言として、
「ユーロ各国による厳格な財政統合が
ECBに大規模な債券市場への介入余地を与える。
ECBのより大きな関与のみが危機解決の早道になる。」
との観測報道をしました。
独の財務相が、
「ユーロ圏財務相は来週の会合でギリシャ第6回融資を決定する。
そして債務問題による実体経済への波及を回避しようとしている。
最終的には統一した経済的カバナンスの強化が目的になる。」
などの発言をしました。
格付け会社のS&Pが「ベルギーの格付けをAAに1段階格下げする。」
との発表をしました。
限定的ながらユーロ売り反応がみられました。
米10年債利回りは1.97%あたりで推移しました。
感謝祭で短縮営業のNYダウは前営業日比−25.77ドルの
11231.78ドルで週の取引を終えました。
NY原油(WTI)は上昇して96ドル台後半で週の取引を終えました。

<11月26日(土)>

NZの総選挙ではジョン・キー首相が率いる国民党が勝利しました。


●今週の主な予定

<11月28日(月)>

午前9時01分に英ホームトラック住宅調査(11月)、
午後4時に独GFK消費者信頼感調査(12月)、
深夜12時に米新築住宅販売件数(10月)、
深夜12時半に米ダラス連銀製造業活動(11月)、
時間未定(通常はNY時間前半)に独消費者物価指数速報(11月)、
などが予定されています。
米・(独)の指標には注目です。

<11月29日(火)>

朝8時半に日失業率(10月)、日全世帯家計調査消費支出(10月)、
朝8時50分に日小売業販売額(10月)、
午後4時に英ネーションワイド住宅価格指数(11月)、
午後6時半に英消費者信用残高(10月)、英住宅ローン承認件数(10月)
午後7時に欧業況判断指数(11月)、欧消費者信頼感確報(11月)、
同午後7時に欧鉱工業信頼感(11月)、欧サービス業信頼感(11月)、
夜10時半に加第3四半期経常収支、
夜11時に米S&Pケースシラー住宅価格(9月)、
深夜12時に米消費者信頼感指数(11月)、
同深夜12時に米住宅価格指数(9月)、米第3四半期住宅価格指数、
深夜1時からユーロ圏財務相会合
などが予定されています。
米の指標には注目です。
また、ユーロ圏財務相会合が注目されます。

<11月30日(水)>

朝6時45分にNZ住宅建設許可件数(10月)、
朝8時50分に日鉱工業生産速報(10月)、
午前9時01分に英GFK消費者信頼感調査(11月)、
午前9時半に豪第3四半期民間設備投資、
午後2時に日住宅着工戸数(10月)、日建設工事受注(10月)、
午後5時からEU財務相会合、
午後5時55分に独失業者数(11月)、独失業率(11月)、
午後7時に欧消費者物価指数速報(11月)、欧失業率(10月)、
午後7時半にスイスKOF先行指数(11月)、
夜9時半に米チャレンジャー人員削減数(11月)、
夜10時15分に米ADP雇用統計(11月)、
夜10時半に米第3四半期非農業部門労働生産性確報、
同夜10時半に米第3四半期単位労働費用確報、
同夜10時半に加GDP(9月)、加第3四半期GDP(年率換算)、
同夜10時半に加鉱工業製品価格指数(10月)、加原材料価格指数(10月)
夜11時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(11月)、
深夜12時に米中古住宅販売保留(10月 成約)、
深夜4時に米地区連銀経済報告(ベージュブック)
などが予定されています。
(NZ)・(豪)・(独)・欧・加・米の指標には注目です。

<12月1日(木)>

午前9時半に豪小売売上高(10月)、
午前10時に中国製造業PMI(11月)、
午後3時45分にスイス第3四半期GDP、
午後5時からドラギECB総裁の講演、
午後5時半にスイス製造業PMI(11月)、
午後5時53分に独製造業PMI確報(11月)、
午後5時58分に欧製造業PMI確報(11月)、
午後6時半に英製造業PMI(11月)、
夜10時半に米新規失業保険申請件数、
深夜12時に米ISM製造業景況指数(11月)、米建設支出(10月)、
などが予定されています。
豪・(中国)・(スイス)・英・米の指標には注目です。

<12月2日(金)>

午前9時半に豪住宅建設許可件数(10月)、
午後5時15分にスイス実質小売売上高(10月)、
午後6時半に英建設業PMI(11月)、
午後7時に欧生産者物価指数(10月)、
夜9時に加雇用ネット変化率(11月)、加失業率(11月)、
夜10時半に米非農業部門雇用者数変化(11月)、米失業率(11月)、
同夜10時半に米民間部門雇用者数変化(11月)、
同夜10時半に米製造業雇用者数変化(11月)、
などが予定されています。
(豪)・(スイス)・(英)・米の指標には注目です。


さて先週は、週はじめユーロドルが狭いレンジで揉み合った後に、
ムーディーズにより「仏での国債の利回り上昇は財政上の困難さを
増幅させる可能性。アイルランドの銀行システムの見通しはネガテ
ィブ。」などの見解が発表されたことや、仏フィガロ紙にる「仏の
格付けがリスクにさらされている。」との観測報道や、独財務省の
月次報告書で「独経済は輸出が鈍化。10-12月期に成長が著しく減速
する見通し。」との発表あり、さらにEUが「ハンガリーからの支援
要請があった。」との発表があったりと、ネガティブ要因が重なり、
21日のロンドン時間前半にユーロドルが下落しました。

その後、ユンケル・ユーログループ議長が「ユーロ共同債を不合理と
はねつけることは間違い。ユーロ共同債は不合理ではない。」との
発言をしたことや、米超党派委員会の米財政赤字削減策が合意でき
ないとの観測によるドル売りもあり、21日のNY時間ではNYダウの下落
にもかかわらず、ユーロドルはショート・カバーが優勢になる展開に
なりました。

そして、ユーロドルは21日NY時間後半の揉み合いを経て、S&Pが
「米国格付けは超党派委員会の合意不成立でも影響を受けない。」
との見解を示したことや、ムーディーズの「米超党派委員会の協議
決裂は米国格付変更の要因にはならない。」との見解もあって、
ドル買戻しにユーロドルはやや下押すも、スペインの短期証券入札
でほぼ目標上限が調達されたことや、オーストリアの財務相が
「ムーディーズとの協議。最上格付けのAAAの維持に自信。」との
発言をしたことに加えて、バイトマン独連銀総裁が「伊とスペイン
は自立解決が可能で支援は必要ない。不確実性は高いが今のところ
独のリセッションは予想していない。」との発言や、ユーログルー
プ議長が「ギリシャ向け融資第6弾を11月29日に協議する。」こと
を発表したこともあって、ダウ先物と欧州株式市場の反発を背景に
22日のロンドン時間前半に賭けてユーロドルが反発しました。

その後、22日のNY時間では独首相が「ユーロ共同債は政治統合され
れば機能する可能性。」とのユーロ共同債へ譲歩を示す発言があっ
たり、IMFが「欧州債務危機波及の予防のための6ヶ月間の短期流
動性を供給する融資制度のPPL予防的流動性枠を新設する。」との
発表もあり、ときに反発をみせるも、ユーロドルはNYダウの続落を
背景に再び軟調になっていきました。

そして、オセアニア時間での揉み合いを経た後に。23日の中国HSBC
製造業PMIが48.0と弱かったこともあり、リスク回避動意が優勢の
展開が続き、伊10年債利回りが再び上昇して7%に迫ったことや、
独首相が「ギリシャへの第6弾融資が支払われる前にギリシャ首相
の合意だけではなく議会同意も必要。」との発言をしたことに加え、
スペイン5年債利回りがユーロ導入後最高6.17%に上昇したことや、
仏債のCDSスプレッドが247bpと過去最高になるなど金融市場での
リスク回避が高まった中、追い討ちをかけるように、ユーロ圏の
中核国の独債入札で発行債の35%に応札がないという異常事態に
なったことや、ベルギー紙が「デクシアの救済計画は実行が不可能」
との観測報道まであって、ユーロドルの下落が強まっていきました。

その後、24日のオセアニア時間に英BOEのマイルズ委員が「ユーロ圏
は現在の形では生き残れない可能性。ある国がユーロ圏を離脱する
かもしれない。」との発言もあって軟調が続いた後に、独ビルトが
「独連立政権ではこれまで強く反落してきたユーロ圏共同債発行に
ついて支持に向けた複数のシナリオが検討されている。」との観測
報道をしたことで、ユーロ共同債への期待も影響したか、ショート
・カバーで一時反発をみせたユーロドルでしたが、

フィッチが「ポルトガル債の格付けをBB+に格下げする。見通しは
ネガティブ」との発表をしたことや、レーン欧州委員が「景気回復
は止まった。債務危機がユーロ圏中核国に及ぶ可能性。」との見解
を示したことなどに加え、独首相が、仏・伊の首脳会談後に、強く
安定したユーロを望むとしながらも「ユーロ共同債には断固として
反対する。」と発言したことで、24日の感謝祭のNY時間後半から
ユーロドルが再び軟調になっていきました。

そして、25日のオセアニア時間にムーディーズが「ハンガリーをBa1
に格下げ。見通しはネガティブ。一段の格下げも検討。」との発表を
したことなどもありユーロドルの軟調が続いた後に、ロイター通信が
「ECBは資金供給オペ期間を2〜3年に延長することを検討。」との
発表をしたことで一時反発して揉み合う展開になりました。

その後、25日のロンドン時間に伊2年債利回りがユーロ導入後最高
の7.495%に上昇したり、スペイン2年債利回りがユーロ導入来初
めて6%を上回ったり、伊の短期国債の入札も不調であったことで、
ユーロドルが再び下落する展開になりました。

そして、NY時間でNYダウが一時反発上昇したことを背景にユーロドル
は一時反発をみせるも、週末25日のロンドンフィックスころからNY
ダウが反落するとユーロドルも反落して、S&Pが「ベルギーの格付け
をAAに1段階格下げする。」との発表もあり、軟調傾向で週を終える
相場展開になりました。

一方、ドル円は、米超党派委員会の意見対立で財政赤字削減策が合
意できないとの観測が影響したか、週はじめ21日は一時軟調傾向に
なりましたが、その後のドル買い動意に反発する展開になりました。
そして、22日にS&Pが「米国格付けは超党派委員会の合意不成立で
も影響を受けない。」との見解を示したことや、ムーディーズの
「米超党派委員会の協議決裂は米国格付変更の要因にはならない」
との見解があったことに加えて、22日午前の東京時間に日財務相が
「日銀による50兆円基金での外債購入は為替介入になる可能性。」
との発言があって、仲値あたりからドル円が一時急上昇する場面が
ありました。

その後、ドル売り動意に77.00のポイントを割り込むと22日のロンド
ン時間前半では軟調になりましたが、その後のドル買い動意に上下
動しながらも反発上昇する展開になって、23日のロンドン時間に独
債入札で発行債の35%に応札がないという異常事態によるドル買い
戻しの動意によってNY時間前半までドル円が急反発する展開になり
ました。

そして、23日のロンドンフィックスを過ぎたあたりからリスク回避
の円買い動意に反落して、24日の東京時間前半にかけて下落する展開
となりました。その後、S&Pの小川氏が「日本の財政は刻一刻、1日
1秒ごとに悪くなっている。日本国債はダウングレードに近づいてい
る可能性。」との見解を発表したり、IMFが「日本の債務は国債利回
りが上昇すれば持続不能になる。」との見解を示しましたが発表直後
ではドル円への反応は限定的で、24日の東京時間後半からロンドン
市場とNY市場にかけてドル円は小幅な揉み合いとなりました。

その後、週末25日の東京時間に日財務相が「円高には投機的変動が
看過できないと判断すれば躊躇なく対応する。」と発言したこと
も影響したか、日国債が下落して日長期金利が上昇して約3週間ぶ
りに1%台をつける中、為替市場での全般的なドル買戻しの動意に、
ドル円が上昇していく相場展開になりました。25日東京時間の午後
に一時下押すも、ドル円の堅調は週末のNY時間の終わりまで続きま
した。


さて今週ですが、円については、10月31日の為替介入から約1ヶ月
がたち、非不胎化を伴う8兆円超の規模ではあったものの、その効
果は希薄になって生きているようですが、前述のように先週末の25
日には日財務相が「円高には投機的変動が看過できないと判断すれ
ば躊躇なく対応する。」と発言をしていることで介入姿勢は崩して
はいないようです。ただ、77円台を自律的に回復してきていること
から、大きく円高が進まない限り、当面は為替介入はないと観る向
きは多いようです。

今後もドル円はドル主導の展開となりそうですが、先週末25日に、
日国債が下落して日長期金利が上昇して1%台をつける中でドル円
がドル買い主導ながらも上昇したことで、一部では日本売りの兆候
の端緒と観る向きもあるようです。いささか早計とは思われますが、
ドル円のモメンタムも持ち直してきてはいるようで、円高への懸念
も風向きが徐々に変化してきているのかもしれません。ドル円相場
では次のポイントの78.00アラウンドでの動向が注目されます。

米ドルについては、引き続き決め手のカードのQE3が温存されている
ことで、今後もQE3期待による潜在的なドル安の圧力や、時間的余裕
はまだあるものの超党派委員会での合意不成立により2013年1月2日
から2021年まで毎年の予算が強制削減されるトリガー条項の発動懸
念よるドル安の圧力がある一方、ドル銀行間取引のLIBOR金利が上昇
傾向にあって、先週末25日にはLIBORドル3ヶ月物金利が0.51806%
と5%を超えて上昇していて、欧州懸念に伴うドル高圧力や、世界
的な経済成長鈍化に伴う米ドル資金の還流によるドル高圧力も依然
として潜在しているようで、綱引きにはなりそうですが、ドルイン
デックスが前回高値に迫る79.69まで上昇してきて、現在はリスク
回避によるドル買い動意が優勢の状況とはなっているようです。

ユーロについては、先週は上述の日々のレポートに詳述のとおり、
フィッチがポルトガル債の格付けをBB+に格下げしたり、S&Pがベ
ルギーの格付けを引き下げたり、スペイン2年債利回りがユーロ導
入来初めて6%を上回ったり、伊2年債利回りがユーロ導入後最高
の7.495%に上昇したりと、欧州の重債務国の国債が下落して債券
利回りが危険水域といわれているレベルになっているだけではなく、
ユーロ圏の中核国の独の債入札で発行債の35%に応札がないという
異常な事態までが起こって、独10年債利回りが2.24%に上昇する
など、リスク回避の材料のオンパレードと言ってもよい状況とな
っているようです。

欧州の銀行の資本増強策の一環として海外投資先からの資金引き揚
げに伴うリパトリーでのユーロ買い圧力や、ECBによる国債購入の
増加観測などによるユーロ買い材料はあるものの、欧州の決済機関
LCHクリアネットによる欧州国債の取引証拠金の比率を引き上げる
可能性が残存しているとともに、欧州問題は徐々にユーロ圏の中核
国にまで及んできていて、国際決済銀行BISの国際与信統計(6月末)
で重債務諸国のPIIGS向けで総額7000億ドルに迫るエクスポージャー
を有する仏の「格付けリスク」までささやかれていて、ユーロに関
してはネガティブ材料優勢と言わざるを得ない状況のようです。

しかしながら、ユーロドルのチャートでは直下に1.3220〜1.3200の
チャートポイントが控えていて、ここを下抜ければ一段と下落する
可能性がありますが、ここで支持された場合には、29日にはユーロ
圏財務相会合が予定されていて「ギリシャ第6回融資が決定される」
見込みであることや、また、頑なにユーロ共同債を拒み続けるユーロ
圏中核国の独ではありますが、24日に独ビルト紙が「独連立政権では
これまで強く反落してきたユーロ圏共同債発行について支持に向けた
複数のシナリオが検討されている。」との観測報道していることや、
22日に独首相が「ユーロ共同債は政治統合されれば機能する可能性」
とユーロ共同債にわずかに譲歩を示す発言もしていて、欧州委員会
の提示するユーロ共同債に関する「ユーロ共同債で3つの選択肢の
提案。」での話し合いが進捗する可能性もわずかながらにあり、
期待を先行織り込みすることで、いったん積み上がっているユーロ
の売り玉のショート・カバーとなる可能性はありそうです。
また、12月8日のECB理事会や9日のEUサミットも意識されはじめる
可能性がありそうです。ただ、ユーロドルでは戻ったところを売ろう
としている向きは多いようです。

ユーロドルでは、28日の伊10年債とベルギー7年〜30年債の入札、
29日の伊の3年・10年債とベルギーの3ヶ月〜6ヶ月債の入札、
12月1日のスペイン3年債の入札など、各日ロンドン時間の前半で
国債入札が続くことによる金利動向に注意がいるとともに、突発的
なニュースヘッドラインなどによる相場の挙動にも注意が要りそう
です。そしてまた、引き続きユーロドル相場ではNYダウやダウ先物
などと同期性が強いことから、リスク選好度のバロメーターとして
NYダウやダウ先物も参考に柔軟にトレードしていきたいものです。

(資源国通貨の豪ドル等については今回は割愛させていただきます)

経済指標関連では、28日の独CPI速報と米新築住宅販売件数、
29日の米S&Pケースシラー住宅価格に米消費者信頼感指数、
30日のにNZ住宅建設許可件数に豪第3四半期民間設備投資と
欧消費者物価指数速報に米ADP雇用統計に加GDPと
シカゴ購買部協会景気指数に米中古住宅販売成約にベージュブック、
12月1日の豪小売売上高にスイス第3四半期GDPと英製造業PMIと
米新規失業保険申請件数に米ISM製造業景況指数、
2日の豪住宅建設許可件数に加雇用統計に米雇用統計、
などが注目されます。


さて今回は、バッソ氏の不思議な実験のお話です。


バン・K・タープ博士の著作の「魔術師達の心理学」に
とても興味深い実験のお話が載っています。

アリゾナ州のスコッツデールにあるトレンドスタット社の
社長のトム・バッソ氏の行ったトレードの実験です。

売り買いのエントリーをなんとサイコロを投げて決定して、
しっかりリスクと資金の管理をしていくと、

1回1回のトレードでは当然ながら負けとなることはあるのですが、
ある程度の期間にわたる集合的(大数的)なトレードでは、
なんと負けがなかった、というものです。

実験では10日間ATR(真の値幅)のEMAの移動幅をボラと再定義したり、
トレーリングストップを用いるなど、いくつかの要素があるのですが、
ストップが全資金の1%となるような建て玉でトレードしたところ、

つまり、(手法の詳細はともあれ) 早い話が、

「ランダムなエントリー」で「利益>損失」として、
「対資金で充分に小さな建て玉」で一定期間のトレードしてみたら、
これだけで勝てることができた、という実験です。

リスク管理と資金管理の重要性と有用性を示すものとして、
けっこう多くのトレーダーに知られているものですが、

最重要となるかもしれない売り買いの決定をサイコロに委ねるなど、
一見、馬鹿馬鹿しいようにも思われるものの、

真剣に売り買いのエントリーの検討をしていながら、
一説よれば9割ほどのトレーダーが負けているともいわれている
ことを考え合わせますと、なんとも奇妙な事実に驚きます。

それだけ、リスク管理と資金管理が大切ということなのですが、

トレードに勝てないと嘆くトレーダーの多くは、
たくさんの勉強をしていながらも

「なかなか損切りができずにドカーンとやられてしまう。」
「トレンドに逆らいナンピンを繰り返し大きな含み損玉を抱える。」
「一発逆転を狙って資金に不相応な大玉のトレードをしてしまう。」
「巨大化した含み損玉で身動きがとれずチャンスに乗れない。」

など、

初心の頃に何も解らずに自己流でトレードしてきたことによって
身に染み付いてしまった悪癖の呪縛に支配されてしまっていて、

その後に学んだ知識と実際にやっていることには大きな乖離があり、

いくらトレードを学んでも、
結局、実際に行っているトレードはいつもオレ様流で、

そこには「知識を体験的に納得できていない」ことによる
「執行ができないマインドの障壁」があるものです。

頑固な自己深奥に根付いているマインドを変革させるためには、
いくら知識としての勉強をしても、恐らくは限界があり、

「体験で納得する」トレーニングの必要がありそうです。

そのような意味では…、

「いまさら、そんな馬鹿げたことをやっていられるか!」

などと思わずに、ランダムエントリーのトレーニングをして、
「リスク管理と資金管理の重要性を体感してみる」のも一策で、

長いトレード生活の一時期として貴重な体験となるかもしれません。

まぁ、ランダムエントリーでのトレードといっても、
実際にはリスク・リワード比率をどのくらいにしたらよいか、
トレール幅をどうするか、トレードのタームはどうするかなど、
勝てる手法とするにはいくつかの課題があるのですが、

「リスク管理と資金管理の重要性の体験」レベルとしては、

たとえば、リワード20Pips、リスク15Pipsとして、
極端な低ボラティリティの陰線陽線の混合する状態だけは避けて、
ランダムエントリーでのトレードを体感してみる方法があります。

かなりのトレード数をこなさないと
大数的な結果とその体験はできませんが、

「へーっ。サイコロ振ってのエントリーでも、
 損切りをきちんとしていれば、そうは負けないものなんだな。」

「そもそもランダムエントリーなので、
 保有しているポジションに執着などはなく、
 気持ちよいくらいにビジバシ損切りできるね。」

「ほう。ランダムでも勝ちトレードとなることもあるわけだ。」

「なんてこった。真剣にトレードしていたオレ様流よりも、
 ランダムほうがトータルでは良い結果となるじゃないか。
 オレは今まで何をやってきたんだ…。」

「やっばり。損切りはトータルで勝つために必要なのか。」

「損切りしたとたんに戻ることもあるけれど、
 それさえもランダムというわけだな。
 そのままポジションを保有していたら大損となることも多く、
 損切りで口座が守られることを確かに実感したね。」

「トレードとは1つのトレードに一喜一憂せずに
 損切りもしながらトータルでの勝ちをめざすものなのか…。
 負けるたびに腹が立っていたオレは何も解っていなかった。」

「これでエッジのあるエントリーができたら、
 どういうことになるのだろう…。楽しみだぜ。」

などなど、貴重な体験ができるものです。

(体験ではデモトレードでも良いと思われます。)

知識は知識としてではなく、体で納得して、
実際に執行のできる状況まで昇華させていく必要があります。

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今週から東証などの午前取引が11時30分まで延長になりますね。
取引時間の延長は1991年4月以来の21年ぶりなのだそうです。

●先週の主な出来事

<11月14日(月)>

12日に伊ベルルスコーニ首相が正式にナポリターノ大統領に辞表を
提出したことを受けて同大統領がマリオ・モンティ元欧州委員を
伊の新首相に指名しました。
伊の地元メディアが、
「伊銀行大手ウニクレディトが70億ユーロ規模の増資を検討。」
と報じました。
NZ第3四半期小売売上高は市場予想より強い+2.2%になりました。
NZドル買い反応がみられました。
週明けの為替市場はドルストレートが上窓を空けて始まりました。
その後のオセアニア時間ではドルストレートに押しがみられました。
ダウ先物が上昇して始まりました。
日第3四半期GDP速報は市場予想とおりの+1.5%、
日第3四半期GDP速報(年率)は市場予想より強い+6.0%、
日第3四半期GDPデフレータは市場予想よりは強い−1.9%、
などの結果になりました。
市場反応は限定的でした。
東京時間序盤ではドルストレートに反落の動きがみられました。
日経平均は前週末比プラス圏での推移になりました。
APEC首脳会議の声明では、
「ドーハ・ラウンド膠着に深い懸念。
欧州の金融の課題で重大な下振れリスクが残る。
多くの国で成長と雇用創出が弱まっている。
一段の貿易自由化が不可欠。」などが示されました。
IMFのラガルド専務理事が、
「ユーロ圏危機の解決がなければ世界経済は、
信用収縮、雇用縮小、成長鈍化という下方スパイラルに陥る。
APEC首脳に対して世界経済のリスクを強調した。
世界経済のリバランスのためあらゆる国が役割を果たすべき。」
などの認識を示しました。
日経済相が、
「海外景気の回復鈍化で持ち直しテンポが緩やかになっている。
海外景気減速や急速な円高進行で厳しさが増している。
急激な円高による下ぶれリスクを注視している。」
などの見解を示しました。
アジアの株式市場は前週末比プラス圏での推移になりました。
ECBのオルファニデス理事(キプロス中央銀行総裁)が、
「ギリシャ国債の50%減免がユーロ圏全体に打撃を与えている。」
との認識を示しました。
オバマ米大統領が、
「APECでの合意が貿易障壁を低下させる。
継ぎ目のない地域経済の形成を支援。
米国の成長が世界経済の推進の鍵。
APECの地域が米国の将来の成長を作る。
イランは国際的な義務に反する行動。
米国はイランへの追加的な制裁を検討している。
中国の為替制度はもう一段の切り上げを実施するべき。
中国に対して全ての国に対する公平な貿易ルールを求めていく。」
などの発言をしました。
日鉱工業生産確報(9月)は速報値よりは強い−3.3%になりました。
日首相が、
「EFSF債の購入に関しては固定割合での決定はない。
欧州の努力前提に相応の協力を行う。
欧州による包括戦略の着実な実施が必要。」
などの認識を示しました。
市場反応は限定的でした。
加のフレアティ大統領が、
「欧州情勢を懸念している。G20は共同して成長と安定へ向かう。
大きな貿易黒字国は内需を拡大するべき。
柔軟な為替レートであるべき。」などの認識を示しました。
米格付け会社のムーディーズが、
「EFSFの現状の規模ではEU債を充分に支援できない。」
との見解を示しました。
東京時間後半は主要通貨ペアが軟調傾向の揉み合いになりました。
日経平均は前週末比+89.23円で大引けになりました。
日財務副大臣が、
「景気上振れと下振れ要因が混在していて楽観はできない。
復興需要が景気上振れ要因。円高やタイ洪水が景気下振れ要因。」
などの見解を示しました。
英FT紙が、
「米ボーイングはドバイのエミレーツ航空から50機以上の旅客機の
契約を獲得した。」との報道をしました。
仏経常赤字(9月)は40億ユーロに拡大しました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが反発の後に下落しました。
ドル円も軟調傾向で推移して、主要通貨ペアが軟調になりました。
ギリシャ紙イメリシアが、
「トロイカ査察団の代表らは17日からギリシャ閣僚と会談予定。
ギリシャの2012年予算案の最終的な詳細を検証と、
10月26日の合意に基づいて更新された覚書について協議する予定。
ギリシャ財務相は12年予算案を21日に議会に提出する計画。」
との観測報道をしました。
欧州の株式市場は前週末比プラス圏で始まりました。
スイス生産者輸入価格(10月)は予想より強い−1.8%になりました。
限定的ながらスイスフラン売りがみられました。
ドル円が77円台を割り込み下落しました。
クロス円が軟調傾向で推移しました。
その後、ダウ先物や原油先物がしだいに反落する展開になりました。
バイトマン独連銀総裁が、
「金融政策ではユーロ圏の支払い能力問題を解決できない。
ECBが財政ルールを守らなければ信認に対するギャンブルになる。
法規則を破っては通貨同盟が信頼を勝ち取ることはできない。
伊は自力で困難を克服できる可能性。」
などの見解を示しました。
欧鉱工業生産指数(9月)は市場予想より強い−2.0%になりましたが
2年半ぶりの落込みになりました。
市場反応は限定的でした。
伊5年債の入札では、30億ユーロが調達されて、
平均落札利回りがユーロ導入来の最高水準の6.29%、
応札倍率は前回より高い1.469%になりました。
一時、ユーロなどドルストレートに反発の動きがみられました。
その後、伊国債が急反落(利回り上昇)する展開になりました。
ドルストレートが再び下落していきました。
ドル円に反発の動きがみられました。
OECDユーロ圏景気先行指数(9月)は前月より弱い99.1になりました。
独の首相が、
「EUは政治統合を完遂すべき。
欧州は第二次世界大戦後で最も困難な時期にある。
今こそ新たな欧州へと殻を打ち破るべきとき。
ユーロが崩壊すれば欧州は終了する。
ユーロ共同債を繰り返し拒否する。」
などの発言をしました。
ECBによる伊国債の購入観測がありました。
一時、限定的ながらユーロが反発をみせました。
その後スペイン10年債利回りが8月以来の6%超に上昇しました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
その後ダウ先物が下げ幅を縮小しました。
NY時間序盤は一時ドル売り動意が優勢になる場面がありました。
伊の金融大手のウニクレディトが、
「第3四半期に損失が106億ユーロになった。
最大75億ユーロの割り当て増資を実施。」との発表をしました。
格付け会社ムーディーズが、
「クレディスイスのAA1を格下げ視野に見直す。」
との発表をしました。
ユーロが再び軟調になりました。
NYダウは前週末比マイナス圏で揉み合いになりました。
ドル買い動意が優勢の展開になりました。
独とスペインの10年債利回り格差が過去最大の429bpになりました。
独与党のCDUキリスト教民主同盟の旧東独の党大会で
「ユーロ圏からの自主的離脱を可能にする」
投票が実施され採択されました。
独の財務相が、
「独には安定調和を維持する責任。ユーロから離脱する国はない。
世界は過剰流動性となっていてバブルを誘発する危険性。
ESMの発足を2013年から前倒ししない可能性。」
などの認識を示しました。
欧州委員会バローゾ委員長がECBの債券買入へ支持を表明しました。
ダウジョーンズ通信が、EU筋からの情報として、
「EFSFレバレッジ計画の詳細決定は年内に合わない可能性。
ESM欧州安定化メカニズムは2013年から前倒しにはならない可能性。
これらの可能性が市場の信頼を損ねる。」
などの観測報道をしました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ドル円が77円台を回復しました。
サンフランシスコ連銀が、
「12年初めに米がリセッション入りする確率は50%以上。
ユーロ圏の債務問が米国をリセッションに陥らせる可能性。
12年後半を切り抜ければリスクは急激に減退の可能性。」
などの米景気後退リスクに関するレポートを発表しました。
モンティ新伊首相が、
「組閣協議は進展している。明日にも完成するとの見通し。
各政党は厳しい状況下で責任を認識している。
この政権は2013年の春に終了する見込み。」
などの発言をしました。
NY時間後半からはドル買い傾向の揉み合いになりました。
ガイトナー米財務長官が、英BBCのインタビュー、
「欧州債務危機で世界経済は一段と悪化。
危機に影響されない国はない。」
との認識を示しました。
NY原油(WTI)は98ドル台前半で引けました。
NYダウは前週末比−74.70ドルでこの日の取引を終えました。

<11月15日(火)>

スイスSNBのヨルダン副総裁が、
「スイスフランは依然として非常に高い。
SNBは企業や政治家などからの圧力に屈せず独立性を守るが、
必要とあれば一段の措置をとる用意がある。
経済見通しやデフレリスクに対して必要がある場合は行動する。」
などの発言をしました。
市場反応は限定的でした。
オセアニア時間では主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ギリシャ新民主主義党のサマラス党首が、
「EUが求める追加の緊縮措置の受け入れ約束には署名しない。」
と発言しました。
東京時間序盤はドル売り動意がやや優勢の揉み合いになりました。
日経平均は前日比マイナス圏の推移になりました。
IMM通貨先物でポンドの売り越が減じました。
豪RBA議事録では、
「小幅利下げが適切と判断した。
インフレ見通しや世界経済のダウンサイドリスクが利下げの要因。
貿易は活況が期待される。資源投資はGDPの7%に達する。
こうした状況を受けて金利据え置きも検討した。
鉄鋼価格の下落で豪貿易は第3四半期でピークの可能性。
アジアの経済成長は依然堅調。
欧州問題が豪経済の最大のリスク。
インフレ率は2〜3%の目標に合致。
GDPの伸び率は今後1〜2年はトレンドに近い可能性。
若干の引き締めスタンスは既に不要。より中立的なスタンスへ。」
などが示されました。
発表直後は限定的ながら豪ドル買い反応がみられました。
ダウ先物がやや反発をみせた後に揉み合いになりました。
ドルストレートが小幅な揉み合いで推移しました。
仲値あたりからドル円に反落の動きがみられました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
ドル円が77円を割り込んだ昼前に77円台半ばまで急伸しました。
その後、ドル円は77円台前半での推移になりました。
格付け会社のムーディーズが、
「米地方債は今後一年間の経済状況や連邦政府の歳出削減、
金融市場の動向に左右されるが広範な格付変更は予定していない。」
との発表をしました。
NZ財務相が、
「「NZ安が輸出の伸びに寄与する。
輸出は雇用や内需の拡大にとって重要。」
との認識を示しました。
IMFの中国の金融セクターに関する初報告書では、
「中国の銀行にリスク管理の更新を求める。
中国当局に銀行監視拡大を促す。
中国の金融セクターでリスク着実に積み上がっている。
複数の衝撃が起これば中国の銀行に深刻な影響を及ぼす。」
などが示されました。
東京時間後半はドルストレートが軟調になりました。
日経平均は前日比−61.77円で大引けになりました。
日株式市場の売買高は低調でした。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが上下動の揉み合いになりました。
独第3四半期GDP速報は市場予想とおりの+0.5%になりました。
発表直後は限定的ながらユーロ買い反応がみられました。
ダウ先物や原油先物が軟調傾向の揉み合いになりました。
スイスフランに売りがみられました。
日の首相が、
「ユーロ圏の債務問題や米景気回復の遅れで円高になっている。
円高は日本のファンダメンタルズを反映していない。
為替に過度な変動があれば介入を行う。」
などの発言をしました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で揉み合う展開になりました。
伊国債利回りは10年債で6.76%、5年債で6.90%程になりました。
独とスペインの10年債利回り格差がユーロ導入後最大になりました。
しだいにユーロドルやポンドドルが軟調になっていきました。
中国の第3四半期経常収支は578億ドル黒字になりました。
英消費者物価指数速報(10月)は市場予想より弱い+5.0%、
英消費者物価指数コア速報(10月)は市場予想より強い3.4%、
英小売物価指数(10月)は市場予想より弱い0.0%になりました。
発表前での下落も影響してかポンド買い反応がみられました。
スペイン12ヵ月物国債の入札では31億6000万ユーロが調達されて、
落札利回りが前回よりかなり高い5.022%になりました。
欧第3四半期GDP速報は前期比で市場予想とおりの+0.2%、
欧貿易収支(9月)は市場予想より強い+29億ユーロ、
独ZEW景況感調査(11月)は市場予想より弱い−55.2、
欧ZEW景況感調査(11月)は市場予想より弱い−59.1になりました。
限定的ながらユーロ買い反応がみられました。
ギリシャ第3四半期GDPは前年同期比−5.2%になりました。
英BOE総裁が、
「インフレは今後6ヶ月で急速に低下。
インフレ率は2012年末までに目標水準に急低下する可能性。
インフレ率は一時的な要因がなければ2%を下回る見込み。
ユーロ圏の不透明感が増している。
世界経済のリスクが英経済見通しにも影響。
高い消費者物価指数は一時的要因によるもの。」
などの見解を示しました。
伊10年債利回りが再び7%台になりました。
独2年債の利回りが初めて0.30%を下回りました。
ユーロが軟調傾向で推移しました。
ポンドに反発の動きがみられました。
欧州の株式市場やダウ先物がしばらく軟調傾向で推移しました。
ECBが断続的に伊国債を購入しているとの観測がありました。
NY時間が近づく頃からドルストレートが反発して揉み合いました。
米小売売上高(10月)は市場予想より強い+0.5%、
米生産者物価指数(10月)は市場予想より弱い+5.9%、
米NY連銀製造業景気指数(11月)は予想より強い+0.60になりました。
指標発表直後の市場反応は限定的でした。
加製造業出荷(9月)は市場予想より強い+2.6%になりました。
加ドル買い反応がみられました。
ダウ先物や欧州株式市場に反発の動きがみられました。
その後、ドルストレートが反発する展開になりました。
ドル円は77円を割り込んでの揉み合いになりました。
NYダウは前日終値を挟んでの揉み合いになりました。
英財務相が、
「英議会から金融危機時に財務相が中銀に介入できる提言がある。
これについて精査し早めに返答する。
英中銀にインフレ以外にも責務を持たすデュアル・マンデイトには
賛成できない。」などの発言をしました。
米企業在庫(9月)は市場予想より弱い0.0%になりました。
セントルイス連銀総裁が、
「失業率を政策と結び付けるのは賢明ではない。
資産購入は慎重に実施するべき。
米国は夏の景気後退リスクを回避した可能性。
欧州など財政赤字問題が景気見通しを傷つけた。
ソブリン債CDSの市場の動きには警戒を持って見ている。
必要ならば緊急手段を実施する用意がある。」
などの発言をしました。
ロンドンフィックス前頃からNYダウが軟調になっていきました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
シカゴ連銀総裁が、
「失業率は高過ぎる。緩和策の積み上げを求める。
構造改革で失業率目標を6%にすることができる。
+2.5%の成長では失業率の低下に繋がらない。
米経済は非常に大きな不景気の状態にある。
追加緩和のチャンスを伺っている。
失業率が7%を下回るまでは利上げは得策ではない。
FRBによる追加の債券購入はよい考え。」
などの見解を示しました。
NY時間後半はNYダウや原油先物が反発しました。
ドルストレートに反発の動きがみられました。
ダラス連銀総裁が、
「金融機関は大き過ぎてつぶせないとの事態は回避されるべき。
巨大な金融機関はその分割も一つの選択肢。
FRBは既に充分貢献していてこれ以上できることは少ない。
これ以上の緩和は必要がない。財政当局が職務を全うすべき。」
などの認識を示しました。
伊のモンティ新首相が、
「16日には組閣協議の結果を公表できるだろう。
明日にナポリターノ大統領を訪問する予定。
政府の協議に満足している。伊は危機を克服するだろう。」
などの発言をしました。
NYダウが終盤にかけて上昇幅を縮小しました。
NY原油(WTI)は上昇して99ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+17.18ドルでこの日の取引を終えました。

<11月16日(水)>

ガイトナー米財務長官が、
「欧州危機は既に米経済成長に痛手を与えている。
新興国経済にも痛手。欧州は政治的な支援の方策を模索。」
などの認識を示しました。
ゼーリック世界銀行総裁が、
「欧州当局は時間を稼ぐために流動性を供給している。
欧州危機の解決は独がカギを握っているが独単独では難しい。
伊とスペインは切り抜けることができる可能性。」
などの見解を示しました。
オースリア中銀総裁が、
「格付け会社の強い影響力は問題。
格付け会社の判断が誤っていることがよくある。」
などの認識を示しました。
オセアニア時間ではややドル買い傾向での揉み合いになりました。
ユーロなどドルストレートが軟調傾向で推移しました。
豪Westpac先行指数(9月)は前月より弱い−0.3%になりました。
米WSJ紙が、
「FRBがMBS住宅ローン担保証券の証拠金引き上げを検討。」
との観測報道をしました。
東京時間序盤ではユーロドルなどが下落の後に揉み合いました。
日経平均は小幅高で始まった後に軟調になりました。
豪第3四半期賃金コスト指数は予想より弱い+0.7%になりました。
5賢人委員会(独政府経済諮問委員会)のボーフィンガー氏が、
「ECBは最後の貸し手として行動する必要がある。
ECBの最後の貸し手論については好ましいことではないが
我々は緊急事態にあると認識している。」
との認識を示しました。
ダウ先物や原油先物が軟調になっていきました。
アジア株式市場は軟調傾向で推移しました。
午前10時半過ぎ頃からユーロなどドルストレートが下落しました。
中国商務省が、
「年内から来年初めの中国の輸出の見通しは明るくない。」
との見解を発表しました。
日銀が政策金利を0-0.1%で据え置きました。
日銀声明では、
「長期国債の買入規模は月1.8兆円で据え置く。
資産買入基金を55兆円で据え置く。据え置きは全会一致。
輸出や生産の増加のペースは緩やかになっている。
景気持ち直しペースは緩やかへ、と下方修正。
当面、海外情勢や円高およびタイ洪水の影響を受ける。
その後に緩やかに回復経路に向かう。
欧州ソブリン問題は世界経済の下振れをもたらす可能性。
日経済がデフレを脱却し持続的成長に復帰すよう貢献を続ける。
物価安定が展望できるまで実質ゼロ金利を継続する方針。」
などが示されました。
円がやや買われる反応がみられました。
加の財務相が、
「欧州金融危機は世界経済にリセッションをもたらす可能性。
財政赤字と金融部門の危機について具体的な行動が明らかに必要。
大幅な黒字国には柔軟な為替レートが必要。
日本は財政立て直しで貢献することができる。
介入は過度な為替変動への対応として理解できる。
介入の効果は通常は長続きしない可能性。」
などの見解を示しました。
東京時間後半は主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
日経平均は前日比−78.77円で大引けになりました。
ルクセンブルク中銀総裁が、
「ECBの債券購入の規模と期限は有限である。」
との認識を示しました。
仏の経済相が、
「トリプルA格付けを維持するために全力を尽くしている。」
との発言をしました。
格付け会社のムーディーズが、
「伊ウニクレディト銀行の格付けを引き下げ方向で見直す。」
との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
日銀総裁が、
「最大のリスクは欧州ソブリン問題の今後の展開。
市場が大混乱すれば日本の金融機関も影響を受ける。
リスク回避姿勢強まれば新興国から資金流出する可能性。
国債への信認が非連続的に変化。日本も疑問視される可能性。」
などの認識を示しました。
中国人民銀行が、
「景気がさらに減速なら物価下落のペースは加速の公算。
中国の物価安定の基盤はまだ堅固でない。
穏健な金融政策を維持する。信用の妥当な伸びを維持する。
地方政府への融資の監督を強化する。人民元の柔軟性をより拡大。
欧州債務危機の早期解決はない可能性。」
などの見解を発表しました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが急反発する展開になりました。
ECBが伊国債を購入しているとの観測がありました。
ECBがスペイン国債を購入しているとの観測がありました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
欧州の株式市場は反発上昇する展開になりました。
伊10年債利回りが前日比−14bpの6.9%台に低下しました。
ユンケル議長が「今月中にESFS活用の議論を終了させたい。」
との発言をしました。
英失業保険申請件数推移(10月)は予想より強い+5300件、
英失業率(10月)は市場予想より強い5.0%になりました。
市場反応は限定的でした。
バローゾ欧州委員長が、
「ユーロ圏はシステミックな危機に直面。
対応には全ての国による一段と強いコミットメントが必要。
非常に強力な追加措置が必要となる可能性もある。」
などの見解を示しました。
一部メディアが、
「ECBは2金融機関に期間8日総額5.52億ドルの供給オペ実施。」
との報道をしました。
欧消費者物価指数コア確報(10月)は予想とおりの+1.6%、
欧消費者物価指数確報(10月)は予想とおりの+3.0%になりました。
市場反応は限定的でした。
英BOE四半期インフレ報告では、
「CPIは2年以内に2%以下となる公算大きい。
信頼の置ける欧州危機対応策の欠如が英国にとって最大のリスク。
成長率は2012年半ばに年率1%程度で底打つと予想。
刺激策が支出の下支えとなるべき。
英の成長見通しが悪化した。10-12月は横ばいに。
2年後のCPIは金利が予想通り推移すれば1.3%前後の見込み。」
ポンドに売り反応がみられました。
英BOE総裁が、
「金融政策で達成できることには限界がある。
金融緩和でも今後数四半期の成長は8月時点より弱くなる見通し。
ユーロ圏経済が急激に減速すれば英銀行は影響を受ける可能性。
ユーロ圏の危機に対する明確な解決策の見通しは立っていない。」
などの見解を示しました。
その後、ダウ先物や欧州株式市場が反落しました。
ユーロドルなどドルストレートが反落する相場展開になりました。
一部メディアが、
「伊ウニクレディト銀行がECBに資金調達のための
適用担保の拡大を求めている。」との観測報道をしました。
独と仏の10年債利回り格差が過去最大の194bpに拡大しました。
その後、午後9時頃からダウ先物に反発の動きがみられました。
ドルストレートが反発して揉み合う神経質な展開になりました。
伊モンティ新首相が財務相を兼任することになりました。
米消費者物価指数コア(10月)は予想より弱い+3.5%、
米消費者物価指数(10月)は予想とおりの+2.1%になりました。
限定的ながらドル買い反応がみられました。
対米証券投資(9月)は市場予想より強い+686億ドルになりました。
米鉱工業生産指数(10月)は市場予想より強い+0.7%、
米設備稼働率(10月)は市場予想より強い77.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
NYダウは前日比マイナス圏で揉み合いになりました。
原油先物が100ドル超で推移しました。
主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ドル円に反発の動きがみられました。
米NAHB住宅市場指数(11月)は市場予想より強い20になりました。
市場反応は限定的でした。
その後、ロンドンフィックス前からNYダウが一時反発しました。
欧州の株式市場も終盤にかけて反発をみせました。
ドルストレートが一時反発して揉み合う展開になりました。
伊の財務省債務管理局のカンナタ氏が、
「伊は2012年に4400億ユーロの国債発行を予定している。
信頼感喪失は収まるまでに長い時間がかかる可能性。
伊の2011年の累積赤字はGDP比120%になる可能性。」
などの発言をしました。
リッチモンド連銀総裁が、
「金融危機時の大規模な資産購入は政治的圧力に晒されやすい。
(中央銀行の)独立性が減退する恐れがある。」
との認識を示しました。
ユーログループ議長が、独紙のインタビューで、
独の(累積)財政赤字の水準はスペインよりも高く懸念している。
しかしながら市場はその事実を看過している。
ギリシャがユーロ離脱という事態になれば悲惨なシナリオになる。」
などの見解を示しました。
一部メディアが、
「ポルトガルのプログラムは好調な出だしで、
トロイカ調査団は80億ユーロの融資実行を承認した。」
との報道をしました。
ギリシャ議会がパパデモス新政権を信認しました。
ボストン連銀総裁がね
「FRBだけで急速に完全雇用は取り戻せない。
時間と政府の適切な行動が必要。
物価安定に矛盾のない範囲でやれることを実施する。
景気回復につれて現在の緩和を解除する必要あるが、
現在そのような状況にない。」
などの見解を示しました。
NY時間の終盤に格付け会社のフィッチが、
「欧州債務問題が更に拡大すれば米銀への悪影響は避けられない。
銀行の格付け見通しを脅かす可能性。
米銀は一部欧州市場への直接投融資リスクをカットした。」
などの見解を発表しました。
NYダウが急反落する展開になりました。
ドルストレートが急反落する相場展開になりました。
NY原油(WTI)は上昇して102ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−190.57ドルでこの日の取引を終えました。

<11月17日(木)>

NZ第3四半期生産者物価仕入指数は+0.6%、
NZ第3四半期生産者物価出荷指数は+0.2%と、
ともに前回より弱い結果になりました。
市場反応は限定的でした。
日本経済新聞が、
「国際会計基準(IFRS)をつくる国際会計基準審議会(IASB)は、
株式や債券など有価証券の含み損益を利益に反映させる際の
評価基準を見直すことを決めた。見直しの範囲は今後詰める。」
との報道をしました。
スペインの財務相が、
「2011年のGDP成長率について従来予想の1.3%達成は難しい。
約0.8%になる見込み。財政赤字をGDP比6%にするとの目標は
依然として優先課題。目標実現する可能性。
スペイン救済が必要になるリスクは否定する。」
などの見解を示しました。
オセアニア時間ではドル買い動意が優勢の相場展開になりました。
ドルストレートが軟調に推移して、ドル円が反発をみせました。
英ネーションワイド消費者信頼感指数(10月)は、
市場予想より弱い過去最低の36になりました。
市場応は限定的でした。
東京時間序盤はドルストレートが反発をみせました。
日経平均は前日比マイナス圏での推移の後に反発をみせました。
アジアの株式市場はまちまちの展開になりました。
仲値頃からドルストレートが反落してその後に反発を強めました。
ドル円は77円を挟んでの揉み合いが続きました。
ダウ先物が反発する展開になりました。
アジアの株式市場が一時反発する展開になりました。
仏の経済・財政・産業相が、
「EFSFに銀行業免許を付与してECBを活用して
資産のレバレッジを効かせることができるようにすべき。
ユーロ圏内にファイアーウォールを築くうえでの最良の方法。」
との見解を示しました。
ポーランド中銀総裁が、
「ユーロ圏の中でお互いの壁を作ってはいけない。
欧州は再び成長へ向かう必要。
ユーロ圏とEUは決して悲惨な状況を再び起こしてはならない。」
などの発言をしました。
ドルストレートの堅調傾向が続きました。
日銀金融経済月報では、
「日本経済は持ち直しの動きが続いているがペースは緩やか。
海外経済の減速や円高やタイの洪水の影響を受けるとみられる。
その後、緩やかな回復経路に復していくと考えられる。
金融環境は緩和の動きが続いている。
企業の資金調達コストは緩やかに低下。
消費者物価の前年比は概ねゼロ%。」
などが示されました。
日工作機械受注確報(10月)は速報値より強い+26.0%になりました。
日経平均は前日比+16.47円で大引けになりました。
ドル円がしだいに軟調になりました。
スペイン10年債利回りが97年6月以来の6.5%台に上昇しました。
ロンドン勢参入後にドルストレートが反落しました。
反発しては再下落する神経質な展開になりました。
ECBによる伊国債購入の観測がありました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で揉み合いました。
原油先物が一時103ドル台まで上昇しました。
独財務相が、
「ユーロ圏債務危機によって市場の警戒感が増している。
債務危機拡大が実体経済に影響を及ぼしている兆候がみられる。
債務危機の拡大から銀行を守ることに注力すべき。
債券利回りは正当化できない水準に達した。」
などの見解を示しました。
英小売売上高指数(10月)は市場予想より強い+0.6%になりました。
指標発表直後ではポンド買い反応がみられました。
スイスZEW景況感予想指数(11月)前月より弱い−64.3になりました。
スペイン10年債入札の平均落札利回りは6.975%になりました。
仏5年債入札の平均落札利回りは前回より高い2.82%になりました。
スペイン債CDSスプレッドが489と過去最高の水準に上昇しました。
ユーロ売り反応がみられました。
その後、ドルストレートが揉み合いになっていきました。
独首相が、
「危機はまだ終わっていない。新たな局面に突入した。
政治家はECBが債務問題を解決できると誤解した。」
などの発言をしました。
仏債CDSスプレッドが238bpに上昇して過去最高水準を記録しました。
ダウ先物や原油先物や欧州株式市場が軟調傾向で推移しました。
伊のモンティ首相が、
「伊は深刻な困難に直面している。
欧州は第2次世界大戦後で最も困難な時期にある。
伊は債務削減可能と市場を確信させねばならない。
ユーロが存続しなければEUも存続できない。」
などの認識を示しました。
NY時間に入る頃からダウ先物や欧州株式市場が反発をみせました。
ドルストレートが神経質な上下動の相場展開になりました。
セントルイス連銀総裁が、
「2012年に3.0〜3.5%成長を見込んでいる。欧州に警戒している。
インフレ率は最近の商品市況の上昇が影響。
リセッションの恐怖は過ぎた。金融政策は正しい状況にある。」
などの見解を示しました。
米新規失業保険申請件数は市場予想より強い38.8万件、
米住宅着工件数(10月)は市場予想より強い62.8万件、
米建設許可件数(10月)は市場予想より強い65.3万件になりました。
リスク選好のドル売り反応がみられました。
加国際証券取扱高(9月)は予想より強い+73.5億加ドルになりました。
加ドル買い反応がみられました。
格付け会社りフィッチが、
「伊は既に景気後退に陥っている可能性がある。
市場アクセスを失えば伊の格下げの可能性がある。」
などの見解を発表しました。
NYダウは前日比マイナス圏で始まりました。
ドルストレートに一時反落の動きがみられました。
米フィラデルフィア連銀製造業景況指数(11月)は
市場予想より弱い+3.6になりました。雇用指数は強い12.0でした。
市場反応は限定的でした。
その後、NYダウが前日終値を挟んでの揉み合いになりました。
ドルストレートが当日高値圏でしばらく揉み合いました。
IMF国際通貨基金が、
「政治的支持がない間はギリシャに次回融資は実行しない。
11月下旬に伊の経済監査を実施する。」などの表明をしました。
スイスのUBS銀行が、
「2016年末までに投資銀行部門の職員2000人を削減する。」
と発表しました。
ロイター通信が、ユーロ圏当局者からの情報として、
「伊に対するEFSFからの金融支援計画はない。
市場の信頼感が改善してボラティリティーが低下すれば、
EFSFのレバレッジ計画に参加の用意あると投資家は表明。
アジアから前向きな感触も得ている。」
との観測報道をしました。
NYダウや原油先物がしだいに下落する展開になりました。
ドルストレートが反落する展開になりました。
クリーブランド連銀総裁が、
「金融政策は現在の経済状況に対して適切。
家計や企業の借入金利が低下。経済回復は苛立たしいほど遅い。
インフレは今後数年間に渡り約2%で推移すると予想。
失業率が約6%に低下するには何年も要する公算。
少なくとも1兆2000億ドルの財政赤字削減案を取りまとめている
超党派委員会は、手詰まり状態になるか、小規模な合意しか
達成できない可能性。」などの見解を示しました。
ダドリーNY連銀総裁が、
「ユーロ圏の緊張に関連して著しい下振れリスクがある。
米景気回復ペースは予想を継続的に下回っている。
米経済は引き続きいくつかの障害に直面している。
米経済にとって最大のリスクは欧州問題。
2012年は2.75%程度の成長率を予測。
景気浮揚策にはMBS買い入れなど債券購入が含まれる。
FOMCは一段の緩和策について討議している。
金融政策が財政・住宅政策と連携して機能すれば、
2012年の米景気はかなり良好となる可能性。」
などの見解を示しました。
豪ドル米ドルが一時パリティ(1.0000)を割り込みました。
米10年物価連動債の入札では、最高落札利回りが0.099%、
応札倍率が前回より高い2.64倍になりました。
米10年債が2%を割り込みました。
伊の議会上院がモンティ政権を信任しました。
NY原油(WTI)は大きく下落して98ドル台後半で引けました。
NYダウは下落して前日比−134.86ドルで取引を終えました。

<11月18日(金)>

米下院が暫定予算案を可決しました。
オセアニア時間では主要通貨ペアが揉み合いになりました。
伊・仏・独の首相らによる電話会談では、
「20首脳会議で合意した改革の迅速な実施が必要。」
との認識で一致しました。
BOEのウィール政策委員が、
「刺激策拡大の可能性は高い。
見通しが改善しない場合はQEの拡大もありえる。
英経済が落ち込んでいる可能性は高い。
2月より前でのQE拡大は難しい可能性。」
などの見解を示しました。
日経平均は前日比マイナス圏での推移になりました。
ダウ先物や原油先物が軟調傾向の揉み合いになりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが軟調傾向の揉み合いになりました。
日財務相が、
「伊とスペインの金利上昇を注意深くみている。
欧州のソブリンリスクの影響を未然に防ぐことが重要。
独中心に資金スキームをしっかり作り市場に安心を与える必要。
伊やスペインはスケールの大きさがギリシャとは違う。」
などの見解を示しました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏での推移になりました。
中国人民銀行の李アドバイザーが、
「2011年の中国貿易黒字はGDPの1.5%以下になる見通し。
中国は貿易パートナーからの圧力の高まりに直面している。
貿易黒字の減少は元高が貿易黒字の大きな問題でないことを示す。
中国は不動産バブルを心配する必要はない。
中国は欧州の支援でIMFや他国と協力する必要。」
などの見解を示しました。
その後限定的ながらダウ先物や原油先物に反発の動きがみれました。
午前11時頃からドルストレートに反発の動きがみられました。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
加BOC副総裁が、
「低金利と内需が向こう2年間の経済を拡大させる可能性。
借入コストは引き続き小さい。」などの認識を示しました。
午後1時頃からドルストレートに反落の動きがみられました。
ゼーリック世界銀行総裁が、
「欧州の政策担当者が債務危機を食い止める対策で一致できれば、
中国や米国などの国々がIMFを通じて欧州を支援する可能性。
影響が米国や新興諸国にも及ぶ中でユーロ圏は転換点にある。」
などの認識を示しました。
限定的ながらユーロに反発の動きがみられました。
日経平均は前日比−104.72円の8374.91円で週取引を終えました。
ダウ先物や原油先物は揉み合いが続きました。
独生産者物価指数(10月)は市場予想とおりの+5.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
スロバキア中銀総裁が、
「ECBは必要とされている措置を取る。伊の状況は非常に深刻。
伊新政権は改革を進めると信頼。伊の改革には時間が必要。
ユーロは安定した通貨である。」などの認識を示しました。
IMFのギリシャ追加支援の協議再開やEU財務相会合や
米債務上限問題などが意識されたか、ドル売り動意が続きました。
ユーロドルに反発の動きがみられました。
豪ドルなどは軟調傾向がしばらく続きました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
ECBのドラギ総裁が、
「ユーロ圏景気への下向きリスクは拡大した。
成長の弱まりでインフレは鈍化する。
先進国のほとんどの国で経済活動が弱まる見通し。
利下げは使命を全うするもの。
EFSF改革は早急に実施すべき。
ECBの預金拡大は銀行間市場の活動が制限されていることを反映。
物価安定が中心となって成長を下支えする。」
などの見解を示しました。
午後5時頃からドルストレートに一時反落の動きがみられました。
ドル円に一時反発の動きがみられました。
スイスフランが買われました。
ECBが伊国債を購入しているとの観測がありました。
伊国債の利回り低下が見られました。
ユーロドルが再び反発する神経質な相場展開になりました。
ECBがスペイン国債を購入しているとの観測がありました。
独FAZ紙が「ECBは国債購入の上限を週当たり200億ユーロで合意。」
との観測報道をしました。
ダウ先物や欧州株式市場に反発の動きがみられました。
ドルストレートの反発が強まる展開になりました。
ドルスイスが下落しました。
ドル円が介入後の最安値を更新しました。
しばらくドル全面安の展開になりました。
独連銀総裁が、
「ECBが危機解決の責任を負ってはならない。
務危機は世界経済に下向きリスク。
政治統合推進する独の動きを歓迎。」
などの発言をしました。
ECBのゴンザレスパラモ専務理事が、
「インフレ期待は非常に抑制されている。
ユーロ圏の小規模なリセッションは免れない可能性。
欧州危機の解決は政治に委ねられている。
ECBはその使命を超えることはできない。」
などの見解を示しました。
ユーロドルなどドルストレートの上昇が一服になりました。
ギリシャの2012年度予算案では、
「2011年債務は対GDP比161.7%、2012年債務は対GDP比145.5%。
2011年財政赤字197億ユーロ、対GDP比9%。
2012年財政赤字114億ユーロ、対GDP比5.4%。
2011年GDP5.5%減、2012年は2.8%減。」
などの内容になりました。
午後8時半過ぎにユーロがストップを巻き込んで急上昇しました。
ドルストレートが堅調に推移しました。
加消費者物価指数コア(10月)は市場予想より強い+2.1%、
加消費者物価指数(10月)は市場予想より強い+2.9%になりました。
加ドル売り反応がみられました。
ダウ先物に反発の動きが見られました。
読売新聞が、
「米上下両院の本会議は2012会計年度の暫定予算が18日に期限切れ
となるのを前に12月16日まで1か月延長する法案を賛成多数で可決。
連邦政府が一部閉鎖される事態を当面回避した。
10年間で最低1.2兆ドルの財政赤字削減を目指す米議会の超党派
特別委員会は23日の取りまとめ期限に向けて議論を重ねているが
打開策は見えていない。」などの報道をしました。
ダウ・ジョーンズ通信が、
「欧州の当局者はユーロ圏諸国の財政支援策について、
ECBがIMFに貸し付ける仕組みをIMFと協議する可能性。」
との観測報道をしました。
独の首相が、
「独と英国はEU条約の改正に関して意見が一致していない。」
との発言をしました。
NY時間に入る頃からドルストレートに反落の動きがみられました。
加景気先行指標指数(10月)は予想より強い+0.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
ダドリーNY連銀総裁が、
「インフレは落ち着き始めた。
今後数ヶ月で前年比の伸びは引き続き鈍化の見通し。
来年にかけての失業率低下は控えめの数字になる公算。
経済成長率は2012年はおよそ2.75%となる見通し。」
などの見解を示しました。
NYダウは前日比プラス圏で揉み合う展開になりました。
NY時間序盤はドル買戻しが優勢の展開になりました。
ドルストレートが反落して、ドル円が反発しました。
伊の下院がモンティ内閣を信任しました。
米景気先行指標指数(10月)は予想より強い+0.9%になりました。
市場反応は限定的でした。
オバマ米大統領が12月16日までのつなぎ予算案に署名しました。
19日の期限切れを前に成立したことでとりあえず政府機関の閉鎖
という最悪の事態は回避されることになりました。
独通信社DPAが、独外務省関係者の話として、
「独政府はユーロ圏加盟国の秩序だったデフォルト方策を検討。」
との観測報道をしました。
サンフランシスコ連銀総裁が、
「成長促進には刺激策が大いに必要。
失業率は向う3年間は7%以上で推移する公算。
インフレ期待は低いまま推移する可能性。」
などの見解を示しました。
IMFの専務理事の特別顧問を務めるリプスキー氏が、
「IMFがECBから資金を調達する可能性を排除しない。」
と発言しました。
NY時間終盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
米10年債は2%水準での推移になりました。
NY原油(WTI)は続落して97ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+25.43ドルの11796.16ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<11月21日(月)>

朝8時50分に日通関ベース貿易収支(10月)、日銀政策会合議事録、
午前9時01分に英ライトムーブ住宅価格(11月)、
午前11時にNZクレジットカード支出(10月)、
午後1時半に日全産業活動指数(9月)、
午後2時に日景気一致CI指数確報(9月)、同先行CI指数確報(9月)、
午後6時に欧経常収支(9月)、
夜10時半に加卸売売上高(9月)、
深夜12時に米中古住宅販売件数(10月)、
深夜3時に米2年債の入札、
などが予定されています。
米の指標には注目です。

<11月22日(火)>

午前11時にRBNZ第4四半期インフレ期待(2年間)、
午後4時にスイス貿易収支(10月)、
午後6時半に英公共部門ネット負債(10月)、
夜10時半に米第3四半期GDP改訂値、米第3四半期個人消費改訂値、
同夜10時半に米第3四半期GDP価格指数改訂値、
同夜10時半に米第3四半期コア・デフレータ改訂値、
同夜10時半に加小売売上高(9月)、
深夜12時に米リッチモンド連銀製造業指数(11月)、
同深夜12時に欧消費者信頼感指数速報(11月)、
深夜3時に米5年債の入札、
深夜4時に米FOMC議事録、
などが予定されています。
米・加の指標には注目です。

<11月23日(水)>

※日市場は休日です。

朝8時に豪コンファレンスボード景気先行指数(9月)、
午前11時半に中国HSBC製造業PMI(11月)、
午後5時28分に独製造業PMI速報(11月)、独サービス業PMI速報、
午後5時58分に欧製造業PMI速報(11月)、欧サービス業PMI速報、
午後6時半に英BOE議事録、
午後7時に欧鉱工業新規受注(9月)、
夜10時半に米耐久財受注(10月)、米個人支出(10月)、米個人所得、
同夜10時半に米PCEデフレータ(10月)、米新規失業保険申請件数、
夜11時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(11月)、
深夜3時に米7年債の入札、
などが予定されています。
独・欧・英・米の指標には注目です。
また、米超党派委員会による
財政赤字削減策提出の期限日でこちらも注目されます。

<11月24日(木)>

※米国が祝日です。

朝6時45分にNZ貿易収支(10月)、NZ輸出(10月)、NZ輸入(10月)、
午後4時に独第3四半期GDP確報、独第3四半期個人消費、
午後6時に独IFO景気動向(11月)、独IFO現況評価値(11月)、
午後6時半に英第3四半期GDP改訂値、英第3四半期個人消費、
同午後6時半に英第3四半期総合事業投資速報値、
などが予定されています。
NZ・独・英の指標には注目です。

<11月25日(金)>

朝8時半に日全国消費者物価指数(10月)、
朝8時50分に日企業向けサービス価格(10月)、
などが予定されています。


さて先週は、伊のモンティ新政権への期待やギリシャのパパデモス
新政権への期待と、また前週末に伊の下院が2013年までに財政収支
を黒字にする財政安定化法案を可決したことで、ユーロドルは前週
後半からのリスク選好動意を継いで、上窓を空けて始まりましたが、
1.3800のチャート・ポイントを上抜けできませんでした。

そして、伊国債やスペイン国債の債券利回りが上昇する金融市場の
動向に再びリスク回避の動意が優勢になって、一時ECBによる伊や
スペイン債の買い支えに反発をみせるも、ユーロドルは週後半まで
軟調傾向で推移する相場展開になりました。

その後、週末に独FAZ紙が「ECBは国債購入の上限を週当たり200億
ユーロで合意。」と報じたことで、ECBの国債購入規模の拡大観測
となり、また、ダウ・ジョーンズ通信が「欧州の当局者はユーロ圏
諸国の財政支援策について、ECBがIMFに貸し付ける仕組みをIMFと
協議する可能性。」との観測報道もあり、ECBによるIMFを通じての
迂回的な支援策の期待に加えて、米債務上限問題を意識したドル売
り動意と相俟って、ユーロドルはショートカバーの動意が強まり、
1.3600を一時超えるあたりまで反発しましたが、

週末のNY時間に入ると、独連銀総裁による「ECBが危機解決の責任を
負ってはならない。」との発言や、ECBのゴンザレスパラモ専務理事
による「ユーロ圏の小規模なリセッションは免れない可能性。ECBは
その使命を超えることはできない。」との発言などがあり、またギリ
シャの2012年度予算案で2011年の財政赤字が197億ユーロに達するこ
とや2011年GDPが5.5%減になることが明らかにされたことに加えて、
オバマ大統領が12月16日までのつなぎ予算案に署名したことで、19
日の期限切れによる政府機関の閉鎖という最悪の事態はとりあえず
回避されることになって、NY時間ではドル売り動意が一転してドル
買戻しの動きになり、ユーロドルは1.3500アラウンドまで反落する
展開になりました。

一方、ドル円は介入効果も徐々に剥落してきて、週初めのロンドン
時間前半で77.00を割り込んだ後、しばらくは再介入への警戒も影響
していたか77.00円を挟んだ売り買いの攻防が続いて揉み合いになり
ましたが、先週末の東京時間に実需筋のドル円転もあり、米債務上
限問題を意識したと思われるドル売り動意と相俟って、揉み合いゾ
ーンの下辺を下抜けると、一時76円台半ばあたりまで下落して、
その後、週末のNY時間にオバマ大統領がつなぎ予算案に署名したこ
とで米政府機関の閉鎖が回避されることになったことを背景とした
ドル巻き戻しの動意に最近のドル円では比較的大きな反発上昇をす
る相場展開になりました。


さて今週ですが、円については、為替介入の効果が薄れてきている
状況とはなってきているようですが、一部では覆面介入がされてい
るとの観測もあるようです。先週は軟調傾向ながら週末NY時間では
強めの戻りも観測されて、ドル円相場では再び77円アラウンドまで
反発する展開になりました。ドル円のモメンタムは下向きで、先週
にいったん77.00を下抜けていることから、77.00が上値抵抗線とし
て働く可能性がありますが、今週も引き続き77円を巡る攻防が焦点
となりそうです。

また介入への市場観測は後退していますが、先週の15日に日財務相
が「円高は日本のファンダメンタルズを反映していない。為替に過
度な変動があれば介入を行う。」と発言していて、介入を示唆する
発言頻度は低下しているものの介入姿勢は崩してはいなく、また、
日本の産業界からも円高による産業空洞化の懸念が強く叫ばれてい
て、外国為替資金証券の発行限度額の引き上げによる46兆円を介入
資金には9兆円の実弾投下後でも37兆円ほどの余力があることから、
ドル円が76円を下回るような事態になった場合などでは、再び介入
を行う可能性も否定はできないようです。

米ドルについては、追加緩和に対する要人発言は割れていますが、
引き続き決め手のカードのQE3が温存されていることで、今後もQE3
への期待による潜在的なドル安の圧力がある一方、ドル銀行間取引
のLIBOR金利は上昇傾向にあって、欧州懸念に伴うドル高圧力や、
世界的な経済成長鈍化に伴う米ドル資金の還流によるドル高の圧力
は依然として潜在していて、綱引きになりそうです。

また、先週末は、米下院が暫定予算案を可決したことと、オバマ米
大統領が12月16日までのつなぎ予算案に署名したことで、連邦政府
が一部閉鎖される事態をとりあえず回避することになりましたが、
長期的な財政再建策を検討している超党派委員会は感謝祭前の23日
までに財政赤字削減策を打ち出す必要があり、その48時間前までに
米議会予算局の審査を受ける必要があるのだそうで、米の与野党間
の意見対立は強いままで合意を得られていない状況が続いていると
の報道もあることで、8月の二の舞のような状況の可能性もあり、
実質期限の21日に具体的な進捗がみられなかったり、超党派委員会
から財政赤字削減策が23日の期限までに提出がされなかった場合は、
ドル売り動意が醸成される可能性もありそうで、今週は21日〜23日
の米財政赤字削減策の提出を巡る動向が、米ドルにとっての注目の
焦点になりそうです。

ユーロについては、先週は伊モンティ新政権やギリシャのパパデモス
新政権への期待が織り込まれた後は、伊・スペイン、さらにユーロ圏
中核国の仏などの国債利回り動向が注目されることになり、ECBによ
る伊やスペイン債の買い支えに反発をみせるも、ユーロドルは週後半
まで軟調傾向で推移する相場展開になりました。そして、ECBがIMF
に貸し付ける仕組みでの迂回的な支援策の期待に上昇する場面があり
ましたが週末NY時間はドル買戻しに再び反落する展開になりました。

また欧州の銀行の資本増強策の一環として海外投資先からの資金引き
上げに伴うリパトリーでのユーロ買い圧力や、ECBによる国債購入の
増加観測などによるユーロ買い動意などがある一方、伊やスペインな
どの国債利回り上昇によるリスク回避のユーロ安圧力が混在していて
今週も引き続き、伊・スペイン・仏などの国債利回りの動向が注目の
焦点となりそうですが、

一部ではスペイン国債利回りの上昇傾向をによって欧州の決済機関
LCHクリアネットがスペイン国債の取引証拠金の比率を引き上げる可
能性を指摘する声も聞かれていて、11月9日では取引証拠金の比率
を引き上げによって伊国債利回りが急騰した事例もありますので、
まだ憶測には過ぎない段階ながらも一応の注意は必要なようです。
そしてユーロ導入国のスロベニア国債も16日には危険推移といわれ
ている7%に達していてこちらにも注意が要りそうです。

また、格付け会社のフィッチが伊の格下げの可能性を示唆している
など、引き続き格付会社によるレーティング発表のリスクもささや
かれているようですので、突発的なニュースヘッドラインなどによ
る相場の挙動にも注意をしたいものです。

ユーロドル相場では、週初のスペイン総選挙の市場反応が注目され
ます。一部には今週は一時的な反発サイクルに入るとの観測が聞か
れますが、1.345アラウンド〜1.360の揉み合いゾーンを上下どちら
に抜けていくのかが注目されます。そしてユーロドル相場ではドル
ストレート通貨ペアとして、今週は23日の米財政赤字削減策の提出
を巡る米ドルの動向も注目されます。また引き続き、NYダウやダウ
先物などと同期性が強いことから、リスク選好度のバロメーターと
してNYダウやダウ先物などの動向も参考に柔軟にトレードしていき
たいものです。

そして資源国通貨の豪ドルなどについては、欧州問題によるリスク
回避の影響とともに、世界的な経済減速懸念およびNYダウが週間で
357ドルほど下落したことによるリスク選好度の低下で、原油価格
は高値圏での揉み合いとはなっていますが、豪ドル米ドルが上下に
揺れながらも軟調傾向の相場展開となり、一時、1.000のパリティ
を割り込むことになりました。

今週初の豪ドル米ドルの相場では、まずは1.000のチャートポイント
を巡る売り買いの攻防が注目されます。ここを下抜けた場合には、
さらに下落する可能性がありますが、ここで下支えされた場合には
反発上昇する可能性もありそうです。引き続きリスクの動向に敏感
なベータ系の通貨として、NYダウやダウ先物、および原油価格など
の動向もリスク選好度のベンチマークの参考として柔軟にトレード
していきたいものです。

経済指標関連では、21日の米中古住宅販売件数、
22日の米第3四半期GDP改訂値に米第3四半期個人消費改訂値と
加小売売上高に米FOMC議事録、
23日の独と欧の製造業PMI速報と英BOE議事録に米耐久財受注と
米新規失業保険申請件数に米ミシガン大学消費者信頼感指数確報、
24日のNZ貿易収支と独第3四半期GDP確報に独IFO景気動向と
英第3四半期GDP改訂値、などが注目されます。


さて今回は、排除の技術のお話です。


ECBの新総裁マリオ・ドラギ新総裁も、
伊のマリオ・モンティ新首相もともにマリオさんで、
「スーパー・マリオ」と呼ばれているそうですね。

ルイージもそうですがゲームのスーパー・マリオの
登場人物にはなぜかイタリア系の名前が多いようです。

今はスーパー・マリオなどのゲームをすることはないのですが、
私はかつて「ニンテンドー64」という古い機種では
幾多の困難を乗り越えて(笑) ゴールをしたことがあります。

自分自身が主人公のマリオになったような気分で、
クッパという亀に似た怪獣の尻尾をつかんでぶん回すなど、
なかなか痛快なゲームでした。

トレードもマリオのように行いたいものだと思ったものです。

さて…、

トレードは価格変動の差分・差益を得ようとする行為ですので、
意気込んでチャートを見ていても、価格の動きの鈍いときには
なかなか利益を出しにくいものです。

価格変動は当然ながらボラティリティとかかわりがあって、
低ボラティリティの状態では1回のトレードで
大きな価格差分を得ることは困難で、

利を得ようとするならば、時間軸を小さい方にシフトして
薄利を積み重ねるようにトレードする必要がありますが、

ただ、低ボラティリティのときには相場に方向感が
一時的であるにせよ喪失していることも少なくなく、
動意が一方向に安定していませんので、

上と思ったらまた下へ、下と思ったらまた上へと、
動意を追うとやられてしまうことになりがちなものです。

ですので、低ボラティリティのときにトレードするならば
逆張り主体のトレードとなるものですが、
かなり応用的なトレード技能が必要になります。

低ボラのときには薄利を積み重ねるトレードを行い、
ボラティリティが拡大していくときには利大を目指す…、

というようにボラティリティの状態に応じて、
どのような相場状態でも自在にトレードできることは理想ですが、

おそらく、このようなことが実際にできるのは、
一部のスーパー・トレーダー達だけであって、

私達のような技能途上の一般のトレーダーは、
無理をしてスーパー・トレーダーの真似をするよりも、
別の選択肢を取り入れていったほうがよい場合があります。

一段目の階段をようやく登っているレベルのトレーダーが、
十段目の高みにある超絶技能のスーパー・トレーダーを
無理に真似ようとすると、

負けトレードを増産してしまうことにもなりがちで、

むしろ、負けやすい状況を認識して、
その状況でのトレードをできるたけ排除していく、

「排除の技術」を得たほうがよい場合があるものです。

そうです。

トレーダーであれば誰でもトレードをしよう、
エントリーチャンスを探そうとしてチャートを見るわけですが、

トレード・チャンスを探すのと同様に、
「トレードに適さない状況を識別して排除していく」わけです。

損切りできない「ドカーン」と並んで
トータール収益が向上しない原因の双璧に
「過剰な無駄トレード」があることから、

これを排除しようというわけです。

では…、

負けやすい状況とはどのような相場かといいますと、

価格変動の差分・差益を得ようとする行為のトレードとして、
「低ボラティリティで動意が不安定な状態」
ということになりますが、

より端的に表現しますと、

「移動平均線に方向感がなく、小さなローソク足で、
 陰線と陽線の混合率の多い状態」

ということになりそうです。

もしも、トレードのトータル収益が、
利益を得ようとすることだけではなく、
負けトレードを減じることにもよるのであれば、

(負けを減じればトータル利益が増えるのであれば)

負けることにもフォーカスしてチャートを観て、

このような相場状態でのトレードを忌み嫌い、
徹底的に「排除していこうとする」ことによって、

トータル収益の向上を目指そうとする思想です。

勝とうとすることだけを考える人が負け、

「損切り」を含めて、損をなるべく少なくしようとする人が
最終的に収益を上げられることは多いものです。

F氏の気づきの言葉が思い起こされます。

「トレードは、ある意味、ケンカと似ているように思います。
 格闘技のK-1のチャンピオンのように鍛えに鍛えて
 どのような相手にも勝てるようになることは理想ですが、
 現実にはそうともいかず、弱そうな相手を選んで戦い(笑)、
 (自身の得意な状況や勝てそうな相場を選んでトレードして)、
 強そうな相手からは逃げる (はっきりしないところや
 負ける可能性のあるところは極力トレードを避ける)
 ことがとても大切なように思います。」

「ある程度ケンカの技術(トレード技術)を習得した後は、
 強い相手から逃げる技術こそが大切になるように思うのです…。
 これがささやかな私の気づきです。」

「でも、私はこれでようやく勝ち組トレーダーの
 仲間入りができたのです。」


トレードでは「買う」「売る」の選択だけではなく、

たとえトレード数が少なくなっても、
「よくない状態でのトレードを排除」して、

「待つ」「休む」という第3の選択も
しっかりできるようになりたいものです。




<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されました。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。



FX 確率論的思考のお話


エジプトのカイロ郊外の古代クフ王の大ピラミッドで
2011年11月11日11時11分に怪しげな儀式が行われるとの噂があって
11日に限ってピラミッドが閉鎖されたのだそうですね。

●先週の主な出来事

<11月7日(月)>

複数のメディアが、
「ギリシャの与野党が大連立で合意。
パパンドレウ首相が辞任へ。」
との報道をしました。
一部メディアが6日に、SNB総裁の発言として、
「フランはさらに下落すると予想。
2011年の経済成長率は1.5%の可能性。
フラン高がデフレリスクを高めるならばSNBは行動する。
フランは対ユーロで高すぎる。」
と報じました。
週明けにスイスフランが売られました。
朝日新聞が、
「14日に発表される7-9月期の日GDPは4四半期ぶりのプラス成長が
確実になった。」との報道をしました。
メルシュ・ルクセンブルク中銀総裁が、
「ECBには伊の国債購入を停止する自由がある。
ドラギ新ECB総裁の優先課題は引き続き物価の安定。
EU条約の改正が必要がある。」
などの見解を示しました。
一部メディアが、
「財政・金融危機の深刻化が著しい伊の首都ローマで、
ベルルスコーニ首相退陣を求めた数万人規模のデモが実施された。」
と報道しました。
週はじめのオセアニア時間ではユーロなどドルストレートが
上窓を空けてのスタートになりました。
豪AIG建設業指数(10月)は前月より強い34.7になりました。
ギリシャ財務省が、
「ギリシャ与野党が選挙実施日は2月19日との見解で一致。」
との発表をしました。
ダウ先物が上昇して始まった後にやや反落する展開になりました。
東京時間が近づく頃からユーロドルが反落して窓を埋めました。
豪の財務相が、
「世界的な嵐が歳入に影響を与えている。
成長と歳入の減少は疑いがない。
中期的な経済見通しをクリスマスまでに公表の予定。
支出削減の方向を検討する方針。」
などの発言をしました。
豪ANZ求人広告件数(10月)は前月比より強い−0.7%になりました。
市場反応は限定的でした。
東京時間序盤は主要通貨ペアが軟調傾向の揉み合いになりました。
日経平均は前週末比マイナス圏での推移になりました。
一時ユーロや豪ドルなどドルストレートの下落が強まりました。
中国証券報が、
「中国の10月のインフレ率は+5.5%の公算。
中国政府は補助金支給を通じて金融市場に1兆元超を注入へ。」
などを報じました。
アジア株式市場は下落して始まった後に反発して揉み合いました。
ドルストレートが一時反発をみせて揉み合いになりました。
格付け会社のムーディーズが、
「ギリシャ危機の中で欧州の銀行の収益に圧力がある。
ユーロを離脱する国が出てくる可能性は依然低いが、
一カ国ないし複数国がユーロを離脱するリスクは上昇している。」
などの見解を示しました。
日景気一致CI指数速報(9月)は88.9、同先行CI指数速報(9月)は91.6と
市場予想よりやや弱い結果になりました。
東京時間後半は主要通貨ペアの揉み合いが続きました。
日経平均は前週末比−34.31円で大引けになりました。
ECBのゴンザレスパラモ専務理事が、
「銀行は資本増強のため配当停止すべき。
銀行は資本増強の必要。政府は緊縮策の適用が必要。
ソブリン債が依然として緊張の中心。
スペインの住宅価格はまだ底打っていない。
ECBは最後の貸し手ではない。」
などの見解を示しました。
ユーロ売り反応がみられました。
スイス失業率(10月)は市場予想とおりの2.9%になりました。
ロンドン時間序盤はドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートが軟調になり、ドル円が一時反発しました。
ECBのノワイエ理事(仏中央銀行総裁)が、
「ユーロ圏諸国は自らの財政を自力で修正すべき。
ECBの役割は各国の資金を無制限にまかなうことではない。」
との認識を示しました。
伊10年物国債利回りが6.59%と1997年来の水準まで上昇しました。
独10年債と伊10年債利回り格差が最高水準の480bpになりました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
欧州株式市場が前週末比マイナス圏で推移しました。
ドル円が反落して揉み合いになりました。
ドルストレートの下落が一時強まりました。
英ハリファックス住宅価格(10月)は、
市場予想よりは強い−1.8%になりました。
スイス消費者物価指数(10月)は予想より弱い−0.1%になりました。
フラン売り反応がみられました。
フィンランドの首相が、
「EUは再び最大級の危機に直面している。
同じ過ちを繰り返すことを危惧している。
EUはルールを遵守しべき。伊は約束したことを履行すべき。
条約はより現実的であるべき。観念的ではいけない。」
などの見解を示しました。
欧小売売上高(9月)は市場予想より弱い−0.7%になりました。
しばらくユーロの軟調が続きました。
ギリシャ国営テレビNETが、
「ギリシャの挙国一致内閣は7日に発表。
ギリシャ議会の新政権への信任投票は9日に開始。」
などを報じました。
ベルルスコーニ伊首相が辞任するとの「噂」が飛び交いました。
一部メディアが、
「ECBがスペイン国債と伊の国債を買い入れた。」と報じました。
一部メディアが、関係筋の情報として、
「EFSFが10年債の起債計画を再開する予定。」と報じました。
ユーロドルが急反発しました。
他のドルストレートも連れて反発しました。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
ダウ先物や欧州株式市場や原油先物が反発して揉み合いました。
独鉱工業生産指数(9月)は市場予想より弱い−2.7%になりました。
ユーロドルの反発の流れが強く市場反応は限定的でした。
仏の首相が、
「5.5%のVAT付加価値税の税率を7%に引き上げ。
一部の法人税率も引き上げる。」との発表をしました。
伊のANSA通信社が、
「ベルルスコーニ伊首相が辞任に関する話を否定した。」
と報じました。
ユーロ売り反応がみられました。
欧州委員会が、
「ギリシャが安定することは絶対的に重要。
ギリシャは国内の結束が課題。強い政治的コンセンサスが必要。
伊は約束を完全に履行する必要。
伊が計画している措置については依然として疑問がある。
伊とギリシャは状況は異なる。」
などの見解を発表しました。
独の財務相が、
「ユーロ圏各国はそれぞれの問題を解決する必要。
ECBは独立している。金融政策では政治的問題を解決できない。」
などの認識を示しました。
ラガルドIMF専務理事が、
「世界経済は危険で不透明な局面にある。
成長率見通しを引き下げる可能性。
西欧の銀行が東欧から資金を引き上げて、
東欧では流動性の収縮が起きる可能性。」
などの見解を示しました。
伊ベルルスコーニ首相が「緊縮措置を巡る信任投票を実施する。」
との発言をしました。
ユーログループ議長が、
「ギリシャの状況はクリアになった。
ギリシャの新政府が素早く行動することを期待。」
などの発言をしました。
NY時間序盤はユーロドルが反落の後に上昇する展開になりました。
ポンドドルは上昇の後に反落する展開になりました。
豪ドルは堅調傾向で推移しました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
ボストン連銀総裁が、
「インフレは非常に低くFEDだけでは対処できない。」
との認識を示しました。
NYダウは前週末比終値を挟んでの揉み合いになりました。
原油先物は堅調傾向で推移しました。
レーン欧州委員が、
「欧州は年末にかけて経済の停滞状態に直面している。」
との認識を示しました。
ドル円が一時78円台を割り込みました。
深夜12頃からドルストレートに反落の動きが見られました。
NYダウがしばらく軟調を強めていきました。
ギリシャの野党の新民主主義党の幹部が、
「連立内閣では現政権の経済閣僚が留任することが望ましい。
12年の予算案にも賛成票を投じる方針。
ベニゼロス財務相の留任を望むとともに債務交換案を支持する。」
との考えを示しました。
スイスSNBの副総裁が、
「欧州債務問題がスイスに大きく影響。必要なら追加策を実施。」
との見解を示しました。
ECBのシュタルク理事が、
「ギリシャとアイルランドの違いは政治家のコンセンサスの有無。
保護主義や為替介入といった政治的な動きを懸念。
G20で充分な議論が尽くされていなく危険を感じるが、
債務危機はこの先1〜2年間で沈静化に向かう可能性。」
などの認識を示しました。
ギリシャ政府が「連立政権の協議で一定の進展があった。」
との声明を発表しました。
NYダウが終盤にかけて反発上昇する展開になりました。
ドルストレートが再び反発して、上下動激しい展開になりました。
バローゾ欧州委員長が、
「金融取引税は反対はあるが検討は続けるべき。
独仏は導入を目指している。米英は消極的な姿勢。」
との認識を示しました。
ブルムバーグ通信が伝えた欧州財務相会合の草案では、
「EFSFレバレッジは投資基金を含む公算。」が示されました。
ユーログループ議長が、
「ギリシャの連立政権樹立の意向を歓迎。
トロイカは早急にアテネに戻る見通し。
EFSFのレバレッジでは2つの選択肢。その1つは投資基金。
イタリアの対策と監視強化を歓迎する。」
などの発言をしました。
NY原油(WTI)は中東での緊迫もあり95ドル台半ばで引けました。
NYダウは前週末比+85.15ドルでこの日の取引を終えました。

<11月8日(火)>

オセアニア時間はドルストレートがやや反落する展開になりました。
ドル円は78.00を巡る売り買いの攻防となりました。
ダラス連銀総裁が、
「一段の金融緩和には反対する。QE3には支持しないだろう。
FOMCの決定への賛成は緩和支持ではない。
新たな措置がとられていなくFOMC決定に反対する理由はなかった。
ツイストオペは実態経済に恩恵もたらさない可能性。
米経済はもたついている。欧州債務問題は成長への阻害要因。」
などの見解を示しました。
米FT紙が、
「早ければ月内にも緊急G20財務相会合が実施される可能性。
月内に仏での開催案と12月にメキシコでの開催案の2つがある。」
との観測報道をしました。
ダウ先物や原油先物にやや押しの動きがみられました。
英RICS住宅価格(10月)は市場予想より弱い−24.0%になりました。
豪NAB企業景況感指数(10月)は前回値より弱い−1になりました。
豪貿易収支(9月)は市場予想より弱い+25.64億豪ドルになりました。
限定的ながら一時豪ドル売り反応が見られました。
東京時間序盤ではドルストレートが軟調傾向で揉み合いました。
ポンドドルは前日高値圏での揉み合いがしばらく続きました。
ドル円は78円台前半での揉み合いが続きました。
スイスフランは軟調地合いがしばらく続きました。
日経平均は前日比マイナス圏で推移しました。
豪の上院議会が炭素税法案を可決しました。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で始まった後に揉み合いました。
ブルームバーグが、日財務省幹部からの情報として、
「日本政府はEFSFが再開した30億ユーロの起債のうち
1割相当の3億ユーロの債券を購入。
日本政府による購入は今回分も合わせて総額30億ユーロ。」
との報道をしました。
限定的ながら一時ユーロ買い反応がみられました。
ダウ先物や原油先物も揉み合いでの推移となりました。
伊のANSA通信が、
「ベルルスコーニ首相は8日の財政関連法案の採決後に
辞任か続投か決定する見込み。」との観測報道をしました。
一部メディアが「日銀のドル供給オペでの応札は約100万ドル。」
との報道をしました。
アジアの株式市場がしだいに軟調傾向になっていきました。
東京時間の終盤にかけてはドル買いが優勢の展開になりました。
ドルストレートが反落して揉み合いになりました。
日経平均は前日比−111.58円で大引けになりました。
アジアの株式市場がしだいに軟調傾向になりました。
仏ソシエテ・ジェネラルの7-9月期決算では、
純利益が市場予想より弱い6.22億ユーロになりました。
ロンドン時間序盤では主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ドル円は78円台前半での揉み合いが続きました。
スイスSECO消費者信頼感指数(10月)は予想より弱い−24でした。
独貿易収支(9月)+174億ユーロ、独経常収支(9月)+157億ユーロと
ともに市場予想より強い結果になりました。
市場反応は限定的でした。
伊の2年債利回りがユーロ導入後最大の6.21%になりました。
ギリシャの2年債利回りが108.32%に上昇しました。
ユーロドルが一時下落しました。
ECBのシュタルク理事が、
「ECBの非伝統的措置は暫定的なものである。
危機の解決は各国政府しだい。
ECBの緊急措置だけでは債務危機を解決することはできない。
低金利と流動性供給の長期化はリスクが伴う。
債務危機はユーロの存在を脅かしてはいない。」
などの見解を示しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏での揉み合いになりました。
ダウ先物が反発をみせました。
伊の10年物国債利回りが一時6.74%まで上昇していましたが、
6.63%と昨日の取引終了後の水準を下回りました。
午後5時過ぎにユーロなどドルストレートが一時急反発しました。
英鉱工業生産指数(9月)は市場予想より弱い0.0%、
英製造業生産高(9月)は市場予想より強い+0.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
ギリシャ6ヶ月物の短期証券入札では、
「入札額が13億ユーロ。落札利回りが前回よりやや高い4.89%、
応札倍率が前回より高い2.91倍。」になりました。
スイスSNBの副総裁が、
「SNBは今後とも独立した政策を実施していく。
現状の水準でも依然としてフランは過大評価されている。
フラン高を抑制するには高いコストがかかるがSNBは命題を守る。
ゼロ金利の範囲となっていてSNBは金利をマイナスにはできないが
デフレの脅威を取り除く必要があれば行動する。
通貨の(さらなる)切り下げを約束することは間違っている。」
などの発言をしました。
下限設定の変更期待が後退してスイスフランが買い戻されました。
スペインのサルガド財務相が、
「増強されたEFSFが11月末までに完全に運用できることを期待。」
との発言をしました。
一部メディアが、
「伊の与党議員5人が本日の予算法案採決を棄権すると表明。
可決に必要な過半数の確保が困難になる可能性。」
との観測報道をしました。
伊の連立政権の北部同盟のボッシ党首が、
ベルルスコーニ首相に退陣を求めました。
ギリシャ与党が「パパデモス氏を次期首相に指名する。」
との発表をしました。
ユーロなどドルストレートが上下動する神経質な展開になりました。
NY時間序盤はドル売り優勢の相場展開になりました。
ドルストレートが上昇して、ドル円が78円台を割り込みました。
ダウ先物や欧州株式市場が堅調傾向で推移しました。
加住宅着工件数(10月)は市場予想より強い20.76万件になりました。
市場反応は限定的でした。
NYダウは上昇して始まった後に反落する展開になりました。
一部メディアが、
「伊の議会は予算関連法案を可決。賛成票は630議席中308票。
ベルルスコーニ政権は絶対過半数には届かず。」
との報道をしました。
深夜12時からドルストレートが下落して、ドル円が反発しました。
米3年債の入札では、最高落札利回りが0.379%、
応札倍率が前回より高い3.41倍になりました。
IAEAのイランに関する報告書で、
「イランは国産の核兵器を製造。」と指摘されました。
一部メディアが、政府筋の情報として、
「イランに関するIAEAの報告を受けて米政府は
イランの金融機関や企業に対する制裁を強化する可能性。
ただしイラン中銀は対象外となる見込み。」
との観測報道をしました。
伊のベルルスコーニ首相がナポリターノ大統領と会見して、
緊縮予算法案の可決後に辞任を表明しました。
深夜3時半過ぎにユーロなどドルストレートが急反発しました。
NYダウが急反発する展開になりました。
伊の国営テレビのRAIが、
「辞任を表明したベルルスコーニ首相が新たな選挙実施を要求。」
との報道をしました。
ミネアポリス連銀総裁が、
「FOMCは手元に残している道具が少なくとも2つある。
ひとつは米長期国債か政府機関債を更に購入。
もうひとつは超低金利政策の維持見通しを長期化。
現在の政策はいずれも将来の見通しに基づき決定される。」
などの見解を示しました。
フィラデルフィア連銀総裁が、
「物価安定を損なえば雇用と生産の不安定化につながる。
短期的なインフレ上昇は将来的に失業生み出すリスク。
物価水準とインフレは金融的な現象で政策で制御が可能。
最大雇用と失業は金融政策の直接制御越えた要因で決定される。
政策は常に特定の日付よりも経済情勢に関連するべき。
現在は追加刺激策が必要な状況ではないと思う。」
などの認識を示しました。
NY原油(WTI)は上昇して96ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+101.79ドルでこの日の取引を終えました。

<11月9日(水)>

一部メディアが「米ファニーメイは財務省に78億ドルの支援要請。」
との観測報道をしました。
ガイトナー米財務長官が、
「米共和党が大統領の対策に拒否し続ければ雇用を脅かす。
住宅市場の回復はさらなる時間を要することになる。
経済成長の速度は失業減らすのに充分ではない。
伊の回復に向けてより幅広い支援が必要。
欧州は迅速に計画を整える必要。」
などの見解を示しました。
オセアニア時間は緩やかなドル買い動意優勢の展開になりました。
豪Westpac消費者信頼感指数は前回値より強い6.3%になりました。
日国際経常収支(9月)は予想より強い1兆5848億円になりました。
日貿易収支(9月)は市場予想より強い3732億円になりました。
豪住宅ローン約定件数(9月)は前月より強い+2.2%になりました。
指標発表直後の市場反応は限定的でした。
東京時間序盤はドル売り動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートが反発して、ドル円が軟調傾向で推移しました。
日経平均は前日比プラス圏での推移になりました。
原油先物が中東情勢の緊迫もあり堅調傾向で推移しました。
温中国首相が「物価は10月以降大幅に下降している。」
との認識を示しました。
中国の経済指標が予定より早く発表されて、
中国消費者物価指数(10月)は予想とおりの+5.5%、
中国生産者物価指数(10月)は予想より弱い+5.0%になりました。
その後、豪ドルなどドルストレートが反落する展開になりました。
ドル円の軟調傾向が続きました。
アジアの株式市場は上昇して始まった後に反落しました。
中村日銀審議委員が、
「欧州問題、周縁国から欧州全体巻き込んだ問題に急拡大。
事態拡散により市場ではリスク回避の緊張が高まっている。
欧州債務危機は不確実性が高く長期化の可能性。
日本経済は持ち直しの動き続いている。
日本経済の先行きの下振れ要因には注意が必要。
米経済の減速が想定以上に長引くリスクに注意が必要。」
などの見解を示しました。
IMFの専務理事が、
「EUのギリシャ支援合意は正しい方向への一歩。
拡大したEFSFが12月から機能することを望む。
世界経済には下方へのスパイラルのリスクがある。
世界経済は危険な局面にある。
先進国には信頼を回復させる責任がある。
中国経済成長は輸出主導型から均衡へと移行する必要。
アジアは均衡に向けて難しい局面にある。
中国人民元は実質ベースで一段の上昇が必要。」
などの見解を示しました。
日景気ウォッチャー調査調査現況判断DI(10月)は、
市場予想よりやや弱い45.9になりました。
中国鉱工業生産(10月)は予想より弱い+13.2%、
中国小売売上高(10月)は予想より弱い+17.2%、
中国固定資産投資(10月)は予想よりやや強い+24.9%になりました。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比+99.93円で大引けになりました。
アジアの株式市場が徐々に反発を見せました。
デクシアが「ギリシャのソブリン債で23億ユーロの評価損。」
との発表をしました。
欧州清算機関のLCHクリアネットが
「伊の国債取引の証拠金比率を引上げる。」と発表しました。
伊10年物国債利回りが6.786%とユーロ導入後最大になりました。
ロンドン時間序盤はドル買い動意が優勢の展開になりました。
ダウ先物にや原油先物に反落の動きが見られました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ドル円に反発の動きが見られました。
欧州の株式市場は上昇して始まった後に反落していきました。
英商品貿易収支(9月)は予想より弱い−98.14億ポンドになりました。
伊10年物国債利回りが一時7%台に上昇しました。
伊CDSスプレッドも過去最大に上昇しました。
ユーロドルなどドルストレートが急落していきました。
独政府の諮問委員会が、
「独の2012年の成長率見通しを0.9%に下方修正。
ECBはさらなる国債購入で信頼を損なう恐れ。
ECBは年内に政策金利を1%に引き下げ、来年は維持すると予想。
ギリシャはユーロを離脱しても解決には繋がらない。
独インフレ率は今年平均2.3%、来年1.9%の見込み。」
などの見解を発表しました。
独10年債と伊10年債の利回り格差が568bpに拡大しました。
独10年債と仏10年債の利回り格差が141bpに拡大しました。
独10年債とベルギー10年債の利回り格差が266bpに拡大しました。
米MBA住宅ローン申請指数は前回値より強い10.3%になりました。
米ゼネラル・モーターズの7-9月期決算では、
1株あたり利益が予想より強い1.03ドルになりました。
加新築住宅価格指数(9月)は予想より強い+0.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
NY時間序盤にドルストレートが一時反発を見せましたが、
その後もしばらく下落が続きました。
一部メディアが、伊の議会筋からの情報として、
「伊の上院で週内にも緊縮財政計画を盛り込んだ
金融安定化法案を可決する見込み。」との観測報道をしました。
NYダウが大きく下落して始まりました。
ECBが緊急会合を開くとの「噂」が飛び交いました。
バーナンキFRB議長の講演では、
「中小企業は景気回復の火付け役であり政府は
雇用創出のために支援すべき。」などの認識が示されました。
読売新聞が、
「ギリシャの与野党の連立交渉はほぼ3日に及ぶ協議を経ても、
党利党略が優先され連立政権の骨格すら見えない事態。」
との観測報道をしました。
米卸売在庫(9月)は市場予想より弱い−0.1%になりました。
伊財務省が「10日予定の証券入札は予定とおり実施する。」
との発表をしました。
EIA週間石油在庫統計は原油在庫137万バレルの減少になりました。
原油先物に反発がみられました。
独財務相が「必要なら伊にEFSFへの支援申請を提言する。」
と発言しました。
ナポリターノ伊の大統領が、
「ベルルスコーニ首相の辞任は疑いの余地がない。
新たな政府が短期間に形成されるか、
議会を解散して総選挙を実施するだろう。
緊縮財政計画を含む財政安定化法案は数日のうちに可決の見込み。
必要なら緊急策をいつでも実施することは可能。」
などの見解を示しました。
ロイター通信が、ギリシャ主要政党筋からの情報として、
「ギリシャ政権の首相にペトサルニコス議会議長が就任の見通し。」
との観測報道をしました。
一部メディアが、
「パパデモス氏はギリシャ次期首相にと要請あれば
受け入れる意向。」との観測報道をしました。
ハンガリーフォリントやポーランドズロチなどの東欧通貨が
2009年の東欧危機以来の安値水準で推移しました。
ロンドンフィックス前に一時ドルストレートが反発しました。
NYダウが一時反発をみせました。
米10年債の入札では、最高落札利回りが2.030%、
応札倍率が前回より低い2.64倍になりました。
一部メディアが、ユーロ圏関係筋の情報として、
「ユーロ圏は伊に対する金融支援を今のところ計画していない。
予備的融資枠の提供も検討していない。」
などの観測報道をしました。
伊の地元メディアが、
「緊縮計画を含む財政安定化法案の議会での採決は、
11日に上院、12日に下院で協議、13日までに採決を実施見込み。」
との報道をしました。
ECBのシュタルク理事が、
「ECBが政府に対して最終的な貸し手となれば、
独立性は失われモラルハザードを引き起こす。」
との認識を示しました。
米10年債利回りが2%を割り込みました。
NY原油(WTI)は6日ぶりに下落して95ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−389.24ドルでこの日の取引を終えました。

<11月10日(木)>

米ジェファーソン郡が米破産法9条を申請することを決定しました。
米自治体として最大規模となる破産になるとの観測がありました。
豪RBAの総裁補佐が、
「感染の懸念欧州の問題を悪化させている。
豪RBAはEUが最悪の事態を回避すると予想している。
豪経済は先進国の長期間の緊張を乗り越えると予想。」
などの見解を示しました。
オセアニア時間ではややドル買い傾向の揉み合いになりました。
日機械受注(9月)は市場予想より弱い−8.2%になりました。
豪費者インフレ期待(10月)は前月より弱い+2.5%になりました。
NZのANZ消費者信頼感指数(11月)は前月比−2.9%になりました。
東短リサーチが、
「10月31日以降も日政府・日銀による覆面介入が続けられていて、
(31日を含めて)総額で8.7〜9.1兆円規模に及んでいる可能性。」
との観測を発表しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
日経平均は前日比マイナス圏で推移しました。
豪新規雇用者数(10月)は+1.01万人、豪失業率(10月)は5.2%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物や原油先物が揉み合いになりました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏での推移になりました。
中国貿易収支(10月)は予想より弱い+170.3億ドルになりました。
市場反応は限定的でした。
豪財務相が、
「世界中の多くの投資家が豪を資本の避難先とみなしている。」
との認識を示しました。
オバマ米大統領が、
「伊は市場の信頼を得れれば対応が可能。
EUは伊を支援する明確なシグナルを送る必要。
伊の問題は流動性に関係している。」
などの認識を示しました。
仲値を過ぎからドルストレートに調整の動きがみられました。
スイスフランに売りの動きがみられました。
米財務省当局が、
「欧州債務危機に対し自経済の強化が必要との認識でAPECは一致。
欧州債務問題は懸念。元高はアジア周辺国の通貨上昇につながる。」
などの見解を発表しました。
一部メディアが、
「伊の政権与党自由国民党と連立内閣を組む北部同盟とは、
新首相の選任の交渉が難航してまだ合意意に至っていない。」
と報じました。
東京時間後半にかけてドル円が軟調傾向で推移しました。
ドルストレートは小幅な揉み合いが続きました。
スイスフランに買戻しの動きがみられました。
日消費者態度指数(10月)は予想よりやや弱い38.6になりました。
日工作機械受注速報(10月)は前回値より強い+25.9%になりました。
日経平均は前日比−254.64円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
独消費者物価指数確報(10月)は市場予想とおりの+2.5%、
独卸売物価指数(10月)は前回より弱い−1.0%になりました。
指標発表での市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
伊5年債利回りが7.80%とユーロ導入後最大になりました。
独10年債とスペイン10年債の利回り格差が過去最大になりました。
独10年債と仏10年債の利回り格差が過去最大の161bpになりました。
ユーロドルなどドルストレートがしばらく軟調傾向で推移しました。
仏鉱工業生産指数(9月)は予想より弱い前月比−1.7%、
仏製造業生産指数(9月)は予想より弱い前月比−1.6%になりました。
ECBによる伊国債の大量購入の観測がありました。
午後5時過ぎからドルストレートが反発上昇しました。
ダウ先物や現先物が反発上昇していきました。
欧州株式市場が下げ幅を縮小して反発しました。
伊の株式市場が2.77%高に反発上昇しました。
伊10年国債利回が6.947%と7%を下回りました。
ECB月報では、
「市場の緊張が成長を押し下げる公算大きい。
景気見通しには一段と強い下振れリスクがある。
2012年成長予想をを大幅に下方修正する公算大きい。
インフレ率は2012年中に2%未満に低下する公算。
全ての非標準的政策措置は一時的な性質。」
などが示されました。
ECBの経済見通し予想では、
「2011年インフレ率見通しは前回と同じ2.6%。
2011年GDP成長率見通しを1.6%に下方修正。
2011年失業率見通しを10.0%に上方修正。
2012年インフレ率見通しを1.8%に下方修正。
2012年GDP成長率見通しを0.8%に下方修正。
2012年失業率見通しを10.0%に上方修正。」
などが示されました。
伊の1年債の入札では平均落札利回りが6.087%と1997年9月
以来の最高水準になりましたが50億ユーロの調達となりました。
午後7時過ぎからユーロドルなどの反発上昇が一服になりました。
ダウ先物や欧州株式市場の反発が一服になりました。
ギリシャ2年債利回りが108.91%とユーロ導入後最大になりました。
ギリシャ紙トビマが、
「ギリシャ政党指導者らはパパデモス氏の次期首相で合意。」
と報じました。
英BOE政策金利は市場予想とおり0.50%で据え置きになりました。
英BOE資産買取規模は2750億ポンドで据え置きになりました。
ポンドに反発の動きがみられました。
ギリシャの大統領府が、
「新連立政権の首相にパパデモス前ECB副総裁が就任する。」
との発表をしました。
ドルストレートの反発が再び続きました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
ECBのシュタルク理事が、
「弱い経済は2012年初頭まで続く可能性がある。
欧州の実体経済は依然として他の先進国よりは良い。
ユーロ危機は政治指導力の危機になった。」
などの認識を示しました。
独の首相が「伊は緊急に緊縮財政計画を議会通過させる必要。」
との認識を示しました。
米貿易収支(9月)は市場予想よりは強い−431億ドルになりました。
米輸入物価指数(10月)は予想より弱い−0.6%になりました。
米新規失業保険申請件数は予想より強い39.0万人になりました。
指標発表直後の市場反応は限定的でした。
加国際商品貿易(9月)は予想より強い+12.5億加ドルになりました。
加ドル買い反応がみられました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
NYダウは上昇して始まった後に上昇幅を縮小しました。
欧州の株式市場が反落する展開になりました。
格付け会社のS&Pが一部顧客に対してシステムエラーによって
仏の格下げを示唆する誤配信をしました。
独連邦報道官が「噂されているECB緊急会合は予定されていない。」
との発表をしました。
ユーロドルなどドルストレートが反落しました。
独10年債と仏10年債の利回り格差が過去最大の167bpになりました。
ドル円が一時77.50円をつけました。
欧州委員会が、
「2011年の伊のGDP成長見通しを0.5%に下方修正する。
2011年の伊のGDP成長見通しを0.1%に下方修正する。
2013年の伊のGDP成長見通しは0.7%と予想する。」
との発表をしました。
格付け会社のS&Pが、
「仏の格付けはAAA/A-1で変わりはない。見通しは安定的。」
との発表をしました。
ロンドンフックス過ぎにドルストレートが反発して揉み合いました。
NYダウや原油先物が反発をみせました。
バーナンキFRB業長の講演では、
「物価安定のもとで高水準の成長と雇用の回復促進に尽くす。
インフレは和らいでいるようにみえる。
最大雇用はFRBが制御できない多くの要因に依存。
現在は明らかに最大雇用の状態に及ばない。
量的緩和による金利引き下げは政府支出と同じ行動ではない。
歳出削減や税制は極めて重要だが幅広い政策も役割は大きい。
ユーロ圏に大きなストレスがかかると見込む。
欧州の大きな問題の発生の影響から逃れられない可能性。
欧州は危機を強力に回避することが重要。」
などの見解が示されました。
米30年債の入札では、最高落札利回りが3.199%、
応札倍率は前回より低い2.40倍になりました。
EFSFのレグリングCEOが、
「来月にも3ヶ月物、6ヶ月物、そして1年物といった
短期のEFSF債の発行を計画している。
伊はもう時間がなくなりつつある。」
などの発言をしました。
米月次財政収支(10月)は予想よりは強い−985億ドルになりました。
NY時間終盤にかけてNYダウが反落して揉み合いになりました。
ドルストレートがやや反落して揉み合いになりました。
米10年物国債利回が2%を上回りました。
NY原油(WTI)は上昇して97ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+112.85ドルでこの日の取引を終えました。

<11月11日(金)>

読売新聞が「早ければ13日中にも伊のモンティ新政権が発足する
公算が大きくなっている。」と報じました。
オセアニア時間では主要通貨ペアが揉み合いになりました。
日財務相が、
「投機的な動きや過度な変動に関心もって市場を注視する。
言ったこと(介入を含めた断固たる措置)は行動するつもりでいる。
伊の問題で市場全体の不安定要素が先週以来増えている。」
などの発言をしました。
市場反応は限定的でした。
日第三次坂業活動指数(9月)は市場予想より弱い−0.7%、
日国内企業物価指数(10月)は予想より弱い+1.7%になりました。
日経平均は小幅高で始まった後に揉み合いになりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや軟調傾向で揉み合いました。
ガイトナー米財務長官が、
「欧州危機が依然として世界経済成長の大きな課題。
欧州にとっては迅速な行動が鍵。
金融安定のために強い計画実施すべき。
APEC諸国は欧州危機の影響を受けているが成長軌道は維持。
中国は人民元の上昇を継続すべき。」
などの見解を示しました。
アジアの株式市場は上昇して始まった後に揉み合いになりました。
APEC財務相会合の声明では、
「景気回復押し上げのため協調行動を公約。
信頼回復のため世界経済のリスクへの対応必要。
市場が決定する為替相場へのコミット表明。」
などが示されました。
仲値過ぎからドルストレートに反発の動きがみられました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
ドル円が一時77.49円と介入後の安値を更新しました。
東京時間後半は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
日経平均は前日比+13.67円の8514.47円で週取引を終えました。
日財務相が「今の為替レートは超円高。」との認識を示しました。
ECBによる伊国債の購入観測がありました。
ロンドン時間序盤は各国の国債利回りが低下して始まりました。
欧州の株式市場は上昇し始まった後に揉み合いになりました。
ロンドン時間序盤はドル売り動意が優勢の展開になりました。
ドル円が77円台前半まで下落しました。
ユーロドルなどドルストレートが上昇をみせました。
ダウ先物や原油先物が反発の後に揉み合いになりました。
ギリシャ2年債利回りが110.80%と過去最大になりました。
その後、ドルストレートに反落の動きがみられました。
ギリシャの地元メディアが、
「ギリシャの公的年金基金は、年金の不適正な支給が
過去10年で最大80億ユーロあった。」
との調査結果を発表しました。
英生産者物価指数コア(10月)は市場予想より弱い+3.4%、
英生産者仕入価格(10月)は市場予想より弱い−0.8%、
英生産者出荷価格(10月)は市場予想より弱い0.0%になりました。
ポンド売り反応がみられました。
スロベニア10年債利回りがユーロ導入後初めて7%を超えました。
ECBのゴンザレスパラモ専務理事が、
「ECBは貸し手となっているが政府のためではなく銀行のため。
現時点でやるべきことは単一通貨ユーロを維持すること。」
などの認識を示しました。
スペイン2年債利回りが2008年7月以来の4.72%に上昇しました。
独とオートリア10年債の利回り格差が過去最大163bpになりました。
EU欧州連合が、
「格付け会社S&Pが昨日に仏格付けに関し引き下げるとの誤報道は
大変な重大な事故で調査を受けるべき。」
との見解を発表しました。
伊の上院が緊縮法案を可決しました。
市場反応は限定的でした。
バローゾ欧州委員長が、
「ギリシャが状況を解決することを信頼している。
欧州は分割する時ではない。」との認識を示しました
NY時間序盤はドル売り動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートが上昇して、ドル円が軟調傾向で推移しました。
ダウ先物や欧州株式市場が堅調傾向で推移しました。
NYダウは一時200ドル超の上昇になりました。
米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(11月)は、
市場予想より強い64.2になりました。
ドル売りがみられましたが利食い契機にもなり動きは限定的でした。
その後もポンドなどドルストレートの堅調が続きました。
NYダウが堅調傾向で推移しました。
IMF国際通貨基金が、
「主要先進国の経済の下振れリスクを警戒。
主要先進国は早急に信頼できる中期的な財政計画を設定する必要。
新興黒字国は為替レートの柔軟性をさらに考慮する必要。
ユーロ圏の危機解決には一貫した協力的アプローチが必要。」
などの見解を示しました。
スロバキアの首相が、
「ユーロ圏の分割が必要になる場合がある。
事実上の分割は既に存在している。」
との認識を示しました。
EU大統領が「伊は改革も必要だが選挙も必要。」
との認識を示しました。
英の首相が、
「ユーロ圏は非常に心配な時期に直面している。
伊の利回り上昇は英国にとっても災難をもたらす。
英国の経済成長は明らかに減速している。
ユーロ圏の将来に大きな不安と疑問を感じる。」
などの見解を示しました。
フィッチがハンガリーの格付け見通しをネガティブとしました。
一部メディアが、トロイカ関係者の情報として
「ギリシャからのコミットを確認しだい次回融資を検討する。」
との観測報道をしました。
スイスSNBのダンシン理事が、
「スイスフランは依然として過大評価されている。
インフレ上昇は期待よりも弱い。」
などの認識を示しました。
スイスフラン売り反応がみられました。
ロイター通信が、関係筋の情報として
「EFSFの融資能力を1兆ユーロに拡大する計画は
伊とギリシャの政局混迷で困難になる可能性。」
との観測報道をしました。
ECBのシュタルク理事が、
「ECBは決して最後の貸し手にはならない。
第4四半期の経済成長はとても弱いものになる可能性。
ESFSの拡充が構造的・政治的な問題を解決するかは疑わしい。」
などの発言をしました。
ユーロなどドルストレートに反落の動きがみられました。
ドル円に反発の動きがみられました。
FRBのイエレン副議長が、
「欧州危機の抑制には力強い行動が必要。
FEDは今後数週間のうちに新たな銀行ストレステストを開始。
FEDは欧州の悪影響を緩和するためにできることを継続的に行う。」
などの認識を示しました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合う展開になりました。
サンフランシスコ連銀総裁が、
「新たな資産バブルのリスクは著しい。
金融安定のための政策戦略が必要。
最近の金融改革が新たな危機に先んじて充分と確信していない。
08-09年の市場パニック時にとられた政策はもはや有効ではない。」
などの見解を示しました。
NY原油(WTI)は上昇して99ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+259.89ドルの12153.68ドルで週取引を終えました。

<11月12日(土)>

伊の下院が2013年までに財政収支を黒字にする財政安定化法案を
賛成多数で可決しました。


●今週の主な予定

<11月14日(月)>

朝6時45分にNZ第3四半期小売売上高指数、
朝8時50分に日第3四半期実質GDP速報、日第3四半期名目GDP速報、
同朝8時50分に日第3四半期GDPデフレータ速報、
午後1時半に日鉱工業生産確報(9月)、
午後5時15分にスイス生産者輸入価格(10月)、
午後7時に欧鉱工業生産指数(9月)、
などが予定されています。
NZ・日・欧の指標には注目です。
また、ロンドン時間に
伊5年債の入札が予定されていて注目されます。

<11月15日(火)>

午前9時半に豪RBA議事録、豪新車販売台数(10月)、
午後3時半に仏第3四半期GDP速報、
午後4時に独第3四半期GDP速報、
午後6時半に英消費者物価指数(10月)、英小売物価指数(10月)、
午後7時に独ZEW景況感調査(11月)、
同午後7時に欧第3四半期GDP速報、欧貿易収支(9月)、
同午後7時に欧ZEW景況感調査(11月)、
夜10時半に米生産者物価指数(10月)、米生産者物価指数コア(10月)
同夜10時半に米小売売上高(10月)、米NY連銀製造業景気指数(11月)
同夜10時半に加製造業出荷(9月)、
深夜12時に米企業在庫(9月)、
などが予定されています。
豪・独・英・欧・米の指標には注目です。
12月末決算のファンド解約申し込み締切動向も注目されます。

<11月16日(水)>

朝8時半に豪Westpac先行指数(9月)、
正午過ぎ(時間未定)に日銀政策金利、日銀声明、
夕方(時間未定)に日銀総裁記者会見、
午後6時半に英失業率(10月)、英失業保険申請件数推移(10月)、
午後7時に欧消費者物価指数確報(10月)、
午後7時半に英BOE四半インフレ報告、
夜10時半に米消費者物価指数(10月)、米消費者物価指数コア(10月)
夜11時に米ネットTIC長期フロー(9月 対米証券投資)、
夜11時15分に米鉱工業生産(10月)、米設備稼働率(10月)、
深夜12時に米NAHB住宅市場指数(11月)、
などが予定されています。
(日)・英・米の指標には注目です。

<11月17日(木)>

朝6時半から豪RBA総裁の講演、
朝6時45分にNZ第3四半期生産者物価(仕入・出荷)、
午後2時に日金融経済月報(11月)、
午後3時に日工作機械受注確報(10月)、
午後6時半に英小売売上高(10月)、
午後7時に欧建設支出(9月)、
夜10時半に米住宅着工件数(10月)、米建設許可件数(10月)、
同夜10時半に米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加国際証券取扱高(9月)、
深夜12時に米フィラデルフィア連銀指数(11月)、
などが予定されています。
英・米の指標には注目です。

<11月18日(金)>

午後4時に独生産者物価指数(10月)、
夜9時に加消費者物価指数(10月)、加消費者物価指数コア(10月)、
夜10時15分からダドリーNY連銀総裁(ハト派)の講演、
夜10時半に加景気先行指標指数(10月)、
深夜12時に米景気先行指標総合指数(10月)、
などが予定されています。
加・米の指標には注目です。


さて先週は、ギリシャ政権の信認可決の報にユーロドルが上窓を空
けて始まりましたが、伊ベルルスコーニ政権に対する懸念や伊国債
の上昇によって上昇動意は続きませんでした。その後、8日NY時間
に伊のベルルスコーニ首相がナポリターノ大統領と会見して、緊縮
予算法案の可決後に辞任をすると表明したことや、NYダウの上昇を
背景にユーロドルなどドルストレートが反発する展開になりました。

そして9日、欧州清算機関のLCHクリアネットが「伊国債取引の証拠
金比率を引上げる。」と発表したことを契機に、ユーロドルなどが
前回高値あたりから反落して、伊10年債利回りが7%を超える上昇
になって、一時ECBが緊急会合を開くとの「噂」に反発をみせる場面
があるも、NYダウの大幅下落を背景にリスク回避動意が昂進して、
ユーロドルなどドルストレートが大きく下落する展開になりました。

そして10日に一部メディアが「伊の新首相の選任の交渉が難航して
いる。」との報道もありリスク回避の動意は継続して、東京時間で
はドルストレートが軟調傾向が続く展開となりましたが、伊1年債
の入札が落札利回りが6.087%と1997年9月以来の高水準になるも
50億ユーロの調達がされて、ギリシャの大統領府が「パパデモス前
ECB副総裁が新連立政権の首相に就任。」と報じたことを契機に、
伊・仏・ギリシャなどの国債利回り上昇が沈静化していきました。
そして一時、格付け会社のS&Pによる仏の格下げを示唆する誤報で
ドルストレートが下落するハプニングがありましたが、S&Pにより
訂正の報がされたとともに、欧州懸念が後退したことで、NYダウが
上昇して、ユーロドルなどドルストレートが反発に転じる相場展開
になりました。

そして週末11日には「伊新首相にマリオ・モンティ氏が内定した。」
との報道があったことで伊の新政権への期待や、週内にも伊の緊縮
財政計画が可決となるとの観測などで欧州懸念は一段と後退して、
一時ギリシャ2年債利回りが110.80%と過去最大になるなどで押し
が入るも、欧州の株式市場の反発を背景に、11日の午後5時過ぎ
あたりからドルストレートがしだいに騰勢を強めて、ECBによる伊
国債の大量購入の観測も手伝って、ECBのシュタルク理事の発言に
揺れながらも、NYダウの大幅上昇を背景にリスク許容度が増加して、
ユーロドルなどドルストレートが大きく上昇する展開になりました。

一方、ドル円は8日のロンドン時間前半までは78円台で踏みとどま
っていましたが、同日のNY時間に78円台を割り込んだ後は、一時的
に反発をみせる場面はあったものの軟調傾向での推移になり、77円
台前半まで下落する相場展開になりました。


さて今週ですが、円については、先月末の非不胎化を伴う8兆円程
の為替介入の効果は厚くしばらく78円台で踏み留まっていたものの、
8日のNY時間についに78円台を割り込んで円高が進むことになりま
した。次の焦点は77.00円を巡る売り買いの攻防となりそうです。
一部では日政府・日銀の覆面介入の観測もささやかれていて、
10日には東短リサーチが「10月31日以降も日政府・日銀による覆面
介入が続けられていて、(31日を含めて)総額で8.7〜9.1兆円規模に
及んでいる可能性。」との観測を発表していることや、11日には日
財務相が「投機的な動きや過度な変動に関心もって市場を注視する。
言ったこと(介入を含めた断固たる措置)は行動するつもりでいる。」
との発言をしていることから、ドル円の節目では為替介入にも注意
が要りそうですが、ドル円のモメンタムは下向きとなっていて、
戻れば押される相場展開になると見る向きは少なくないようです。

米ドルについては、「回復を確実にするためのさらなる行動の用意」
があるとして、決め手のカードのQE3が温存されていることで、今後
もQE3への期待による潜在的なドル安の圧力がある一方、ドル銀行間
取引のLIBOR金利は上昇傾向にあって、信用不安に伴うドル高圧力や、
世界的な経済成長鈍化に伴う米ドル資金の還流によるドル高の圧力
は依然として潜在していて、綱引きになりそうですが、世界の基軸
通貨としてリスク動意(選好と回避)による動意の影響が大勢となり
そうです。

先週の米指標では貿易収支や新規失業保険申請件数やミシガン大学
消費者信頼感指数速報などに改善がみられ、リスク選好度を拡大す
る要因となりましたが、一方、先週後半はリスク懸念が後退するも
根強い欧州問題があり、リスクのベンチマークとしてNYダウなど
株式市場の動向が注目されます。

今週の米経済指標では、15日米小売売上高とNY連銀製造業景気指数、
16日の消費者物価指数や対米証券投資に鉱工業生産、17日の米住宅
着工件数に米新規失業保険申請件数とフィラデルフィア連銀指数に
18日の景気先行指標総合指数などが注目されます。

ユーロについては、先週は伊に対するリスク懸念で週半ばに伊10年
債利回りが7%を超える事態になりユーロドルなどが大幅下落する
展開になりましたが、週後半ではギリシャの大統領府が「パパデモス
前ECB副総裁が新連立政権の首相に就任する。」と報じたことや、
「伊新首相にマリオ・モンティ氏が内定した。」ことや、伊の緊縮
財政計画が可決となるとの観測に、欧州懸念が大きく後退したことで
伊・仏・ギリシャなどの国債利回り上昇が沈静化して、NYダウの上昇
を背景に期待の先行織り込みでユーロドルなどが急反発する相場展開
になりました。

今週初は12日に伊下院が財政安定化法案を賛成多数で可決したことで
ユーロの堅調傾向が続く可能性がありますが、先行織り込みが進んで
いる状況において、今週初14日のロンドン時間には欧州で独仏よりも
国債の総発行高の多いイタリアの5年債の30億ユーロの入札が予定さ
れていて、欧州問題に対する注目の焦点となりそうです。

また、伊は来年に中長期債だけで約1900億ユーロ、短期債も含めると
3000億ユーロの国債償還が控えていて、15日は12月期決算のファンド
の45日前の解約申し込みの締切日も控えていて、先週末はいったん
伊仏などへのリスクの懸念は後退したものの、国債利回りが上昇する
と償還コストが国の債務に重くのしかかるだけに、本年末までを視野
としたタームにおける市場の動向が注目されます。

その動向によっては相場が大きく動く可能性があるとともに、また、
仏政府の債務残高は来年にはGDP比で87%を超えるとの観測があり、
一部では財政赤字がGDP比で伊の4.6%を上回る状況の仏が7日に発表
した追加財政赤字削減案で前提としている経済成長の見通しは楽観的
過ぎるとの指摘もあって、10日のS&Pの誤報はシステムエラーによる
内部資料の誤送信との噂もあるようで、格付会社によるレーティング
発表のリスクもささやかれているようです。突発的なニュースヘッド
ラインによる相場の挙動にも注意をしたいものです。

ユーロドル相場では、1.38アラウンドのチャートポイントを巡る売り
買いの攻防が注目されます。ここを上抜けた場合はさらに上昇する
可能性がありますが、上抜けられなかった場合は再び下落する可能性
もありそうです。引き続きNYダウやダウ先物などと同期性が強いこと
から、リスク選好度のバロメーターとして柔軟にトレードしていきた
いものです。

そして資源国通貨の豪ドルなどについては、先週前半では欧州問題に
よるリスク回避の影響で、NYダウなど株式市場の軟調を背景にリスク
選好度が低下したこと背景に、豪ドル米ドルは下落する展開になりま
したが、週末はNYダウの上昇とともに、中東の地政学的リスクを背景
とした原油高も後押しして、急反発する展開になりました。

今週初の豪ドル米ドルの相場では、まずは1.03アラウンドのチャート
ポイントを巡る売り買いの攻防が注目されます。ここを上抜けた場合
はさらに上昇する可能性がありますが、上抜けられなかった場合は
再び下落する可能性もありそうです。

今週の豪ドル関連の経済指標では、15日の豪RBA議事録が注目されま
すが、先日の豪RBAの四半期報告書では「RBAが12月に利下げを急ぐ
公算は小さい。」との内容が示されましたが、全般的にはネガティブ
・トーンの色彩が強い内容であったことで、豪RBA議事録も強い内容
にはなりづらいとの観測があるようですが、引き続きリスクの動向
(選好と回避)に敏感なベータ系の通貨として、NYダウやダウ先物、
および原油価格の動向もリスク選好度のベンチマークの参考として
柔軟にトレードしていきたいものです。

経済指標関連では、14日のNZ第3四半期小売売上高指数と
日第3四半期実質GDP速報に欧鉱工業生産指数、
15日の豪RBA議事録に独第3四半期GDP速報と独ZEW景況感調査に
英消費者物価指数と欧第3四半期GDP速報と欧ZEW景況感調査に
米小売売上高と米NY連銀製造業景気指数、
16日の英雇用統計に英BOE四半インフレ報告と米消費者物価指数に
対米証券投資と米鉱工業生産、
17日の英小売売上高に米住宅着工件数と米新規失業保険申請件数に
米フィラデルフィア連銀指数、
18日の加消費者物価指数と米景気先行指標総合指数、
などが注目されます。


さて今回は、確率論的思考のお話です。

今から6年も前の2004年に出版されていたそうなのですが、
ジャーナリストのマイケル・ルイス著の「マネー・ボール」が
今、話題となっていますね。

同名の映画が今年の秋に封切りになって注目されるようになり、
6年も前に出版された本が書店の新書コーナーで紹介されています。

貧乏球団であったため高額年棒の優秀な選手を獲得できず
弱かったチームでしたが、

「マネー・ボール理論」によって蘇り、毎年のように
プレーオフに駒を進めるようになった米の野球チーム、
米オークランド・アスレチックスの革新的な戦略を綴るお話です。

そこには「石にかじりついても」の根性論や、
試合に負けるとイスを蹴る熱血監督の姿もなく、

「出塁は得点に結びつく。打率や長打率より出塁率を重視する。」

「選手の将来性に安易な期待はせず現在能力を重視する。」

「被安打は野手能力にも左右されるので投手の責任ではない。」

「勝ち星も防御率も投手の能力評定にはならない。」

「予想点数=(安打数+四球数)×塁打数÷(打数+四球数)」

など、

常識とされていた選手の評価方法を独自の視点で見直して、
徹底して統計的・確率論的にチーム編成をして戦略を執行する

淡々とした冷徹なまでのデータに基づく確率論的な思考と、

一試合ごとの勝ち負けに一喜一憂しないトータル思考があって、

(最近ではデータ一辺倒主義に異論や批判もあるようですが)

「マネー・ボール理論」を経営に取り入れることはではないかと、
注目されているようです。

トレードでも、負けトレードの排除率を高めるために、
陰線と陽線の混合率の高い浮動のある状況でのトレードを排除したり、

テクニカルだけではなくファンダメンタルズの要素も取り入れたり、
タイムポイントも意識して市場替わりでの経験則を取り入れたり、
重要経済指標の発表前ではトレードを控えたり、
クリスマスなどの市場閑散期でトレードを控えたりするなど、

チャートにおけるテクニカル以外の裁量も加えて、
テクニカル的な確率の壁を越えようとする思想がある一方、

入魂の一試合のような1つのトレードに固執した思考は
マインド的な執着を生じさせて、
精神的な抵抗などによって損切りができないなどの弊害があり、

10なら10、100なら100の「トータルとしてのトレード」で、
「確率論的思考で淡々とトレードするべき」である、
とするトレードの思想も古くから存在しています。

つまり、相場とはもとより不確実性に支配された世界で、
確実性を追求しようとする試み自体に無理があり、

たとえどんなにエッジのあるトレード手法でも100%はありえなく、
ある意味「ある程度負けることは必然のこと」で、

入魂の一試合で監督がするような
試合に負けるとイスを蹴るようなことや

数字の裏づけのない根性論は無用で、

「勝ちもあれば負けもある」ことは当然のこととして受け入れて、

優位性のある手法を「淡々と確率論的にトレードすべき」、
というトレードの思想です。

このような確率論的なトレードのアプローチを説く人のひとりに
マーク・ダグラス氏がいらっしゃいますが、
米国在住の日本人の方からの伝聞によりますと、

「成功するためにはルールに従ってコンシスタントにトレードして
 心の底からランダムな結果を受け入れよ、
 ランダムにトレードして継続的な結果を望んではならない。」

と、ある講演会でこのような言葉を語っていらっしゃったそうです。


大工さんが工程と工作対象でツール(道具)を使い分けるように
相場の状況で裁量も加えていくことと、

ルールを一貫させる確率論的なトレードのアプローチは、

一見、相対し対極をなすトレードの思想ですが、

もしかしますと、両方を止揚・統合させるアプローチも
存在しえるのかもしれませんね。

裁量を加えるトレードでも、1つのトレードを執着的に考えない、
一喜一憂しない「トータルとしてのトレード」という思考は、

トレードにおける「マインド負荷の鉄鎖を解き放つ」
秘策となるトレードの思想になりそうです。

トレーダーであるならば勝ちを目指すことは当然としても、

負けることもトレードの一部として心から受け入れることのできる
トレーダーになっていきたいものです。



<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されました。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に学んでいただければと思います。


FX 基本と応用のよもやま話


NASAの発表によりますと小惑星が11月9日の朝8時28分頃に、
月よりも地球に接近して通過するのだそうですね。
地球との衝突の恐れはないそうです。

●先週の主な出来事

<10月31日(月)>

週明けオセアニア市場で早朝の取引が薄い中で投機的な売りが入り
ドル円が一時75.32円と戦後最安値を更新しました。
NZ住宅建設許可(10月)は市場予想より弱い−17.1%になりました。
限定的ながらNZドル売り反応がみられました。
豪ドルに反落の動きが見られました。
新華社が「中国は欧州の救世主の役割を果たすことはできない。」
との見解を示しました。
NYタイムズが、
「中国は救済基金への出資の見返りに欧州に譲歩を求める公算大。」
との観測報道をしました。
ダウ先物がやや軟調傾向で推移しました。
トリシェECB総裁が、
「EFSFによる国債購入はとても重要。
ドラギ次期総裁の国債購入にかかわる市場の反応は行きすぎ。
ユーロはとても堅固な通貨である。
ユーロ圏のインフレ率は今後10年間は低い水準が続く可能性。
現時点では1.8%程度を予想している。
ユーロ圏では物価が安定している。
ECBは期待されていることを達成。誇りに思っている。」
などの見解を示しました。
オセアニア時間はドルストレートがやや軟調傾向で推移しました。
英ホームトラック住宅調査(10月)は前月比で−0.2%になりました。
日財務相が、
「実体経済から見て投機的な動きが強いと認識。
投機的な動き続けば断固たる措置を取る。」
との発言をしました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
日経平均は前日比マイナス圏でのスタートになりました。
ダウ先物や原油先物は上下動の揉み合いになりました。
豪民間部門信用(9月)は市場予想より強い+0.5%になりました。
午前10時25分頃に日政府・日銀が為替介入を行いました。
ドル円が急伸しました。クロス円も上昇しました。
ドル買い動意にドルストレートが反落しました。
ドル円の1日の値幅として1999年1月12日の4.2円を超え、
約13年ぶりの値幅になりました。
日経平均が一時反発しました。
日財務相の緊急記者会見では、
「為替市場で円売り介入を実施した。
単独介入の規模は申し上げられない。
各国との連絡は事務レベル含め頻繁にとりあっている
介入効果についてはコメントする立場にはないが、
納得いくまで介入する。」
との発言をしました。
一部メディアが、日政府関係者からの情報として、
「日政府はEFSFが発行する債券の追加購入の意思を伝達した。」
との報道をしました。
中国景気先行指数(9月)は前月より低下して100.43になりました。
東京時間の後半は日経平均が反落して揉み合いになりました。
アジアの株式市場が軟調傾向で推移しました。
ダウ先物や原油先物が軟調傾向になりました。
ドルストレートの軟調が続きました。
日新設住宅着工戸数(9月)は予想より弱い74.5万件になりました。
日建設工事受注(9月)は予想より弱い−9.3%になりました。
日経平均は前週末比−62.08円で大引けになりました。
ロシアの大統領が、
「欧州に関してIMFを通じて数十億ドル相当の支援の用意がある。」
との発言をしました。
ロンドン時間序盤ではドルストレートに反発の動きが見られました。
ドル円に反落の動きが見られました。
ダウ先物や原油先物に一時反発の動きが見られました。
アジアの株式市場が下げ幅を縮小しました。
独小売売上高指数(9月)は市場予想より弱い+0.4%になりました。
日銀総裁が、
「為替介入が為替相場の安定に寄与すること強く期待。
現在の為替相場はリーマンショック前に比べてかなり円高。
財政・金融・実体経済の負の相乗作用が強まるリスクがある。
当面の世界経済にとって大きな下振れリスクがある。
欧州問題は円高などすでに日本市場に波及。動向に注意が必要。
先週から今週の名目実効為替レートは必ずしも円高ではない。」
などの見解を示しました。
ECBゴンサレスパラモ専務理事が、
「ECBは為替における多国間主義を擁護する。
単独での為替介入は長続きしない。
単独為替介入は好ましくない。」
などの見解を示しました。
ドル円やクロス円の反落が続きました。
欧州の株式市場は前週末比マイナス圏での推移になりました。
ドルストレートの多くが反発が鈍くなって揉み合いになりました。
資源国通貨は揉み合いながらも反発がしばらく続きました。
日銀がJ-REITを7億円購入しました。
伊10年債が売られ利回りが8月以来の6.1%へ上昇しました。
英消費者信用残高(9月)は予想より強い+6億ポンドになりました。
英住宅ローン承認件数(9月)は5.0976万件になりました。
市場反応は限定的でした。
欧消費者物価指数速報(10月)は予想より強い+3.0%になりました。
欧失業率(9月)は市場予想より弱い10.2%になりました。
限定的ながらユーロ売り反応がみられました。
ダウ先物が軟調傾向での揉み合いになりました。
スペイン中銀が、
「第3四半期GDPは前期比横ばいで前年比+0.7%成長の見通し。」
との発表をしました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが揉み合う展開になりました。
加GDP(8月)は+0.3%、加鉱工業製品価格指数(9月)は+0.4%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
市場反応は限定的でした。
NYダウや原油先物が軟調傾向で推移しました。
米MFグローバル証券が破産申請をしました。
米シカゴ連銀購買部協会景気指数(10月)は、
市場予想より弱い58.4になりました。
独10年債と伊10年債の利回り格差が400bp以上の拡大になりました。
ダラス連銀製造業活動(10月)は予想より強い+2.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
深夜12時頃からユーロドルが揉み合いから下落していきました。
英国債が上昇して利回りが低下しました。
ポンドドルが堅調に推移しました。
ドル円は膠着が続きました。
原油先物が反発しました。
ECBのバイトマン理事(独連銀総裁)が、
「首脳会議を終えた今もユーロ圏の将来像は不透明。
財務リスクの負担はますます広く共有・集団化される一方、
監督権はユーロ圏当局でなく各加盟国が依然として握っている。」
などの認識を示しました。
ギリシャの首相が「いくつかの銀行の国有化が必要。」
との認識を示しました。
IMFの加経済についてのレポート速報では、
「加の2011年から2012年にかけてのGDPは平均で2%程度の見込み。
景気には下振れリスクがある。
現在の加ドル水準はファンダメンタルズに対して割高。」
などの見解が示されました。
一時ユーロが反発をみせました。
OECDが、
「G20成長率は今年3.9%、12年3.8%、13年4.6%を予想。
米成長率は今年1.7%、12年は1.8%、13年は2.5%を予想。
ユーロ圏成長率は今年1.6%、12年0.3%、13年1.5%を予想。
ECBは利下げすべき。先進国は政策金利の維持ないし引き下げすべき。
欧州合意は正しい方向。即時実施が必要。
ユーロ圏景気は鈍化。緩やかなリセッションとなる可能性。」
などの見解を発表しました。
その後、NYダウが下落幅を拡大していきました。
中国の国家主席が、
「EUには現在の危機を解決する英知と能力が備わっている。」
との発言をしましたが、EFSFへの投資には言及しませんでした。
一部メディアが、
「ギリシャのパパンドレウ首相が、今回の1300億ユーロの
ギリシャ支援を受け入れるか拒否するかの国民投票を実施する意向。
同首相は国民および国民の判断を信じると述べた。
先週末時点での一部世論調査では国民の60%近くが
今回の支援策に反対もしくは反対に近いとの結果。」
との観測報道をしました。
ユーロが再び下落を強めていきました。
他のドルストレートも反落する展開になりました。
NY原油(WTI)は上下動の後に93ドル台前半で引けました。
NYダウは前週末比−276.10ドルでこの日の取引を終えました。

<11月1日(火)>

ギリシャ1-9月期財政赤字が前年より弱い192億ユーロになりました。
オセアニア時間は主要通貨ペアの多くが揉み合いになりました。
読売新聞が、日財務相の発言として、
「納得いくまで介入させていただく。
相手(投機筋)の戦意をくじくまでとことんやらないと意味がない。」
と報じました。
ドル円が徐々に反発をみせました。
豪AIG製造業指数(10月)は前月より強い47.4になりました。
日銀議事録要旨では、
「欧州ソブリン問題で輸出の下振れリスクが高まっている。
円高のより広範な影響に注意が必要。
円高は企業収益悪化やマインド悪化で広範囲な影響となる可能性。
円高の定着で海外シフトが加速すれば産業空洞化の可能性。」
などが示されました。
東京時間では一時ドル円が急反発して瞬間的に79円をつけました。
東京時間前半は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
豪第3四半期住宅価格指数は予想よりは強い−1.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
日財務相が、
「今日を含めて注意深く市場を監視していく。
介入に関しては適宜適切に判断していく。
G20首脳会議では事実をありのままに話す。」
などの発言をしました。
中国製造業PMI(10月)は市場予想より弱い50.4になりました。
豪ドルやNZドルやユーロなどに売りの反応がみられました。
日経平均は前日比マイナス圏での推移になりました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏ではじまりました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
その後に中国上海株式市場などが反発をみせる場面がありました。
限定的ながら豪ドルやユーロに一時反発が見られました。
ドル円はジリ安で推移しました。
豪RBAが政策金利を市場予想とおり0.25%引き下げて、
4.50%にすることを決定しました。
豪RBA声明では、
「中立のスタンスが成長と合致している。
インフレ率は目標近くになる見通し。
成長は全体的に緩やかなものになる見通し。
金融の状況はタイト化していて更なる利下げを示唆。」
などが示されました。
豪ドル売り反応がみられました。
東京時間後半はドルストレートがやや軟調傾向で推移しました。
ギリシャ財務省が「ベニゼロス財務相は入院。」と発表しました。
日経平均は前日比−152.87円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ドル円はジリ安傾向で推移しました。クロス円も下落しました。
独の財務省が「ギリシャの国民投票は内政問題。」
との見解を示しました。
英ネーションワイド住宅価格指数(10月)は
市場予想より強い+0.4%になりました。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
欧州の株式市場が軟調傾向で推移しました。
独10年債と伊10年債の利回り格差が過去最高水準に拡大しました。
スイス製造業PMI(10月)は市場予想より弱い46.9になりました。
スイスフランが軟調傾向で推移しました。
ドル円が小幅な上下動の揉み合いになりました。
英製造業PMI(10月)は市場予想より弱い47.4になりました。
ポンド売り反応がみられました。
英第3四半期GDP速報は市場予想より強い+0.5%になりました。
市場反応は限定的で、ポンドの軟調が続きました。
キプロスの中銀総裁が、
「キプロスの銀行システムは困難に直面している。」
との発言をしました。
英財務相が、
「英GDPの結果は英経済にとって一歩前進。
英経済は困難な状況となっている。
欧州の状況がより一層厳しい状況を招いている。
EU首脳会議での合意の厳格な実施は世界全体の回復に重要。」
などの見解を示しました。
NY時間序盤はドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
ドル円がジリ高になりました。
格付け会社のフィッチが、
「ギリシャの国民投票はユーロ圏の金融安定への脅威。
否決となればデフォルトのリスクが拡大。
否決となればユーロ圏離脱のリスクも高める。」
などの見解を発表しました。
ダウ先物や欧州株式市場が軟調に推移しました。
独10年債と仏10年債の利回り格差が121.4bpと過去最大になりました。
ユンケル議長が、
「(国民投票で)ギリシャが支援策を否定すれば
ギリシャのデフォルトの可能性は排除できない。
ギリシャは破滅する可能性。」
との見解を示しました。
ギリシャの保険相が「国民投票は行われないだろう。」
との発言をしました。
ギリシャの国民投票にかかわる情報が錯綜しました。
NYダウが大きく下落して始まりました。
ギリシャ2年債利回りが一時過去最高の84.65%まで上昇しました。
米ISM製造業景況指数(10月)は市場予想より弱い50.8になりました。
米建設支出(9月)は市場予想より弱い+0.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
一部メディアが、
「仏独首脳が2日にカンヌでギリシャに関して協議。」
との報道をしました。
その後、NYダウや原油先物が下落幅を縮小する展開になりました。
NY時間前半ではドルストレートに反発の動きが見られました。
ドル円がしばらく堅調傾向で推移しました。
英10年債利回りが一時2.17%台の過去最低水準になりました。
米ホワイトハウスが、
「ギリシャ首相による国民投票のアナウンスは
欧州支援策の迅速な導入の必要性をさらに強めた。
欧州は危機を充分に解決できる能力を持っている。」
との声明を出しました。
加の中銀総裁の議会証言では、
「7月以来、景気見通しは弱まっている。
緩和政策の検討の余地がある。
家計の負債の大きさは問題だが来年には緩む可能性。」
などの発言をしました。
加ドルに売り反応がみられました。
ロンドンフィキシング頃からNYダウの下落が強まりました。
主要通貨ペアが揉み合いになりました。
IMF国際通貨基金が、
「銀行側はEU・ギリシャ債務合意への支援姿勢を再確認している。
危機に直面している国に対して6ヶ月の信用枠の創設も検討。」
などの発表をしました。
一部メディアが、
「独仏の首相は電話会談でEU首脳会議の決定を完全履行で一致。」
との観測報道をしました。
ギリシャ社会党の議員が、
「追加支援パッケージに対する国民投票に反対する。
国民投票計画は基本的には無効。」との発言をしました。
仏大統領が「前週の計画がギリシャ債務問題の唯一の解決策。」
との認識を示しました。
NYダウが一時反発の動きをみせました。
ユーロドルなどドルストレートに反発の動きが見られました。
中国国家主席が、仏フィガロ紙のインタビューで、
「EUは危機で重要な決定を下した。中国はユーロ圏の安定を望む。
G20は強く均衡のある成長を促進する必要。信頼を回復する必要。」
などの認識を示しました。
一部メディアが、
「カンヌで緊急に開催される独仏首脳会合にギリシャ首相も参加。
ドラギECB総裁、EU大統領、IMF専務理事も出席。」
と報じました。
ギリシャ政府の報道官が、
「議会での信任投票の可決を確信している。国民投票は実施する。」
との発表をしました。
NYダウが再び下落を強めました。
ユーロドルなどドルストレートが反落しました。
NY原油(WTI)は下落して92ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−297.05ドルで取引を終えました。

<11月2日(水)>

スペインの財務相が、
「我々はギリシャがユーロに留まることを望む。
スペイン国債への需要は引き続き強い。
利回りはリスクを示す水準ではない。」
などの認識を示しました。
オセアニア時間ではドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ギリシャの首相が、
「ギリシャ国民はユーロ加盟をめぐり国民投票を実施する。
国民投票で是非を問うのは支援策と欧州とユーロについてになる。」
との発言をしました。
ユーロなどドルストレートの反落が一時強まりました。
日経新聞が「10月31日に実施した介入額は過去最大の7.5兆円。」
との報道をしました。
一部メディアが、関係筋の情報として、
「10月31日に日政府・日銀が実施した円売り介入では
金融市場に放出した円資金を吸収をしない非不胎化の方針。」
との報道がありました。
朝日新聞が、
「独仏首脳はギリシャ側と2日に緊急会談を開き、対応を協議。」
との報道をしました。
一部メディアが、
「ギリシャ内閣は首相が提案した国民投票の支持を決定した。」
との報道をしました。
東京時間はFOMCも意識されたかドル売り優勢の展開になりました。
ドル円が反落して、ドルストレートに反発の動きがみられました。
日経平均は軟調傾向で推移しました。
日財務相が「ギリシャ国民投票はG20の議題になる見通し。 」
との認識を示しました。
豪住宅建設許可件数(9月)は市場予想より弱い−13.6%になりました。
市場反応は限定的でした。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏での推移になりました。
白井日銀審議委員の講演では、
「国際金融市場では緊張感が強い状況が続く可能性。
リスク回避姿勢が強まれば円相場は上昇する可能性。
欧州財政問題が金融システム安定性の問題へ転化して深刻化。
海外経済や円高の影響を受けるが日経済は穏やかな回復に復する。」
などの見解を示しました。
東京時間ではドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ドル円の軟調傾向が続きました。
アジアの株式市場が下落幅を縮小しました。
ダウ先物が反発しました。
独財務相が、独紙にて、
「ギリシャは救済策を引き続き支持すると予想。
ギリシャは責任を認識していると考えている。
ギリシャは国民投票を迅速に実施すべき。」
などの見解を示しました。
日経平均は前日比−195.10円で大引けになりました。
日首相が、
「EFSF債購入を検討。欧州には債務問題の根本的枠組みが必要。」
などの見解を示しました。
ユーロ買い反応がみられました。
日財務相が、
「介入の効果については総括する時期ではない。
引き続き市場を注視する。各国当局とは連絡を取り合っている。
日本の株安には外的要因がある。」
などの認識を示しました。
時事通信が、
「日銀は2日に約1年4ヶ月ぶりに米ドルでの資金供給を行った。
欧州債務問題に端を発した信用不安で海外の銀行は
国際資金決済に必要なドルの調達が世界的に難しくなっている。」
との報道をしました。
ロンドン時間序盤ではドル売り優勢の展開になりました。
ドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ダウ先物や現先物が堅調傾向で推移しました。
アジアの株式市場がしだいに反発する展開になりました。
中国が欧州をEFSFを通じて7000億ユーロ支援との噂がありました。
豪財務相が、
「ギリシャは正しい行動をすべき。
欧州が行動しないことで既に世界は大きな代価払っている。」
との認識を示しました。
ギリシャの内務相が「ギリシャ国民投票は12月実施の可能性。」
との見解を示しました。
欧州の株式市場が堅調傾向で推移しました。
アイルランドの財務相が、
「ギリシャ国民投票が年内に実施される見込みは良い兆候。
ECBは伊国債購入にコミット。
ドラギECB新総裁の最初の会合では利下げは実施しない可能性。
年内には25〜50bpの利下げ実施の見込み。
足元のアイルランド債の下落は2011年度予算には影響しない可能性。」
などの見解を示しました。
伊製造業PMI(10月)は市場予想よりかなり弱い43.3になりました。
独製造業PMI確報(10月)は市場予想より強い49.1、
独失業率(10月)は市場予想より弱い7.0%、
欧製造業PMI確報(10月)は市場予想より弱い47.1になりました。
市場反応は限定的でした。
ユーロなどドルストレートの反発が続きました。
ドル円が一時78円台を割り込みました。
英建設業PMI(10月)は市場予想より強い53.9になりました。
限定的ながらポンド買い反応がみられました。
ギリシャの2年債利回りが過去最高の90.44%になりました。
独10年債と仏10年債の利回り格差が過去最大の123bpになりました。
一部メディアが、関係筋の情報として
「本日予定されていた最大30億ユーロ規模の10年EFSF債発行は
実施が見送りになった。今後2週間以内には発行される見込み。」
と報じました。
その後、ダウ先物や欧州株式市場が一時反落する展開になりました。
ドルストレートに一時反落の動きが見られました。
仏の首相が、
「仏銀は欧州包括策において80億ユーロが必要たが、
仏銀は公的資金を必要としない。」との発言をしました。
ポルトガルの3ヶ月物国債の入札では、
「平均利回りが前回よりやや高い4.997%、応札倍率が2.0倍、」
とほぼ前回並みになりました。
ダウ先物や原油先物が再び堅調傾向で推移しました。
その後、ドルストレートが揉み合いながらも堅調傾向になりました。
米チャレンジャー人員削削減数(10月)は+12.6%になりました。
独財務省報道官が、
「ギリシャ次回融資はまだ支払われていない。
ギリシャは12月中旬までに資金が必要。
ギリシャ次回融資が国民投票前に実施されるかは決まっていない。」
との発表をしました。
米ADP雇用統計(10月)は市場予想より強い+11.0万人になりました。
為替市場での反応は限定的でした。
米30年債利回りが3.1%台に上昇しました。
格付け会社のフィツチが、
「ギリシャはユーロに留まるよりもユーロを離脱する方が
ダメージが大きい可能性。」との見解を発表しました。
NYダウは上下動しながらも堅調傾向で推移しました。
NY時間時序盤は主要通貨ペアが上下動の揉み合いになりました。
バローゾ欧州委員長が「ギリシャ政府と国民の結束を求める。」
との発言をしました。
米財務次官補が、
「経済の状況は不透明感が強まっているが、
現在の資金調達計画に変化はない。
超長期国債の発行については引き続き議論している。」
などの発言をしました。
ロンドンフィックスが近づく頃にポンドが反落しました。
IIF国際金融協会の専務理事が、
「ユーロ圏はリセッションの大きなリスクに晒されている。
金融機関の資本は増加よりもむしろ減少する可能性が高い。」
などの認識を示しました。
米FOMCでは市場予想とおり政策金利が0.25%に据え置かれました。
FOMC声明では、
「オペレーションツイストを計画通り維持。
少なくとも2013年半ばまで低金利正当化すると予測。
経済見通しには著しい下振れリスクがある。
今後数ヶ月に渡り緩やかな成長を見込む。
シカゴ連銀総裁が追加緩和を主張して反対票を投じる。
労働市場の状況は引き続き弱い。
エネルギーや一部商品価格がピークアウト。
インフレはこれまでに比べて鈍化した可能性。
2011年第4四半期の失業率を9.0〜9.1%と予想。
2012年の実質GDPの予想fは+2.5〜2.9%。
2011年のPCEインフレ率の予想は2.7〜2.9%。
2012年のPCEインフレ率の予想は1.4〜2.0%。」
などが示されました。
ドル買い反応になりました。
ドルストレートが反落して、ドル円が反発をみせました。
NYダウが上昇幅を縮小しました。
FRB議長の記者会見の前にドルストレートが一時反発をみせました。
バーナンキFRB議長の記者会見では、
「長期的な見通しは内在的に不透明。
成長が苛立つほど緩やかなペースになることを予想。
インフレは一時的要因の後退で緩和された可能性。
景気回復の抑制は想定以上。デフレの問題は回避した。
連邦準備制度は物価の安定を達成した。
緩和的な状況にある。連邦準備制度は成長加速へ全力を尽くす。
異例の低金利は13年半ば以降も続く可能性がある。
ツイストオペは予想とおりの効果を上げている。
MBSの購入については必要ならば可能性はある。
欧州情勢を緊密に注視し続ける。
利上げ検討にはどの程度の状況の明瞭性が必要になるか協議した。
成長率と失業率には満足していない。
FRBにはMFグローバルからの大きな影響はない。
回復を確実にするために行動する用意が引き続きある。」
などが示されました。
ドル売り反応となりましたが限定的でした。
NYダウがやや反発を見せました。
ユンケル議長が、ギリシャ問題に関して、
「先週の合意から外れることは受け入れられない。」
との発言をしました。
中国の朱光耀財政次官が「EFSF債の購入を検討するには早過ぎる。」
との認識を示しました。
ギリシャの政府報道官が、
「ギリシャの国民投票は第2次支援の是非を問うもので、
ユーロ加盟維持の是非についてではない。」と発表しました。
NY原油(WTI)は反発して92ドル台半ばで引けました。
NYダウは前日比+178.08ドルでこの日の取引を終えました。

<11月3日(木)>

ユーログループ議長が、
「ギリシャの国民投票は12月4日になる。
EU首脳会議の反故は受け入れられない。
ギリシャ国民投票はユーロ圏に留まるかどうかの是非を問うべき。」
などの認識を示しました。
仏の大統領が、
「ギリシャは救済策を承認しなければ支援は一切受けられない。」
との発言をしました。
独の首相が「ギリシャ国民投票否決ならユーロ離脱やむなし。」
との見解を示しました。
IMFの専務理事が、
「ギリシャ向け融資第6弾は国民投票後に検討する。」
との見解を示しました。
独仏の首脳が、
「ギリシャの国民投票終了までは次回融資は実行されず凍結する。」
との声明を発表しました。
ギリシャの首相が、
「ギリシャ国民はユーロ圏加盟維持を望むと確信。」
との発言をしました。
NZ第3四半期失業率は市場予想より弱い6.6%になりました。
NZドル売り反応がみられました。
オセアニア時間は揉み合いの後にドル買い優勢になりました。
東京時間になる前にドルストレートが下落しました。
ダウ先物や原油先物が軟調傾向で推移しました。
東京時間は祝日で株式市場などが休場でした。
東京時間ではドル円に反落の動きが見られました。
東京時間序盤はドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ロイター通信が、関係筋の見解として
「銀行がギリシャ国債のヘアカットを自発的に受け入れない場合、
欧州当局が強制的に受け入れを迫る可能性。」
との観測報道をしました。
豪小売売上高(9月)は市場予想とおりの+0.4%になりました。
市場反応は限定的でした。
中国の非製造業PMI(10月)は前回値より弱い57.7になりました。
市場反応は限定的でした。
アジアの株式市場はまちまちの展開になりました。
中国のHSBC非製造業PMI(10月)前月値より強い54.1になりました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
ドルストレートは反発をみせて揉み合いになりました。
ダウ先物や原油先物が揉み合いになりました。
ギリシャの財務相が「ユーロの国民投票には反対する。」
との発言をしました。
仏BNPパリバの7-9月期決算での純利益は、
市場予想より弱い5.41億ユーロになりました。
仏の欧州問題担当相が、
「ユーロはギリシャがなくても生き残ることが出来る。」
との発言をしました。
ユーログループ議長が、
「ギリシャを是非ともユーロ圏にとどめたいわけではない。
永遠にギリシャとともにジェットコースターに
乗り続けることはできない。ギリシャは決断しなければならない。
ユーロ圏への伝染を回避するため必要なことを全て行っていく。」
との見解を示しました。
ロンドン時間序盤ではドル買いが優勢の展開になりました。
ドルストレートが反落して、ドル円がやや反発しました。
独10年債と仏10年債の利回り格差がユーロ導入後最大になりました。
独10年債と伊10年債の利回り格差がユーロ導入後最大になりました。
ポルトガル2年債利回り20.63%とユーロ導入後最大になりました。
ギリシャ2年債の利回りが101.84%に上昇しました。
欧州株式市場が前日比マイナス圏で始まりました。
その後、G20カンヌ・サミットや欧州首脳会合への期待からか
ダウ先物や原油先物が反発しました。
欧州株式市場が下落幅を縮小して反発上昇しました。
ドルストレートが反発上昇しました。
ドル円が再び軟調傾向で推移しました。
日の首相が、
「欧州首脳会合での金融機能強化策の着実な実施を期待。
一部国の財政問題が他国金融システムへ波及することの遮断が重要。
為替の安定を図ることが金融システムの健全な発展には重要。
金融システムの強化と実体経済のバランスをとることが必要。」
などの見解を示しました。
英非製造業PMI(10月)は市場予想より弱い51.3になりました。
限定的ながらポンド売り反応がみられました。
欧州株式市場が反発して前日比プラス圏になりました。
英BOE総裁が、議会証言で、
「欧州委員会が銀行に資本の最大化を要請することに疑問。
欧州の銀行資本ルールは神学に基づいているかのようだ。
金融規制当局は議会への説明責任があるが産業界へではない。」
などの発言をしました。
英BOEの副総裁が、
「緩和策がなければ英CPIは中期的な目標の2%を下回る可能性。
英経済の成長は今年の下半期に減速する可能性。
インフレ率が急激に低下する可能性。
ギリシャの国民投票は不透明性を高めた。」
などの認識を示しました。
ギリシャ10年債利回りが26.77%とユーロ導入後最大になりました。
一部メディアが、全ギリシャ社会主義運動の党当局者の情報として、
「パパンドレウ首相は国民投票の提案を撤回する可能性。」
との観測報道をしました。
ギリシャ国民投票にかかわる情報が錯綜しました。
ドルストレートやクロス円の堅調が続きました。
米第3四半期非農業部門労働生産性速報は予想より強い+3.1%、
米第3四半期単位労働コスト速報は予想より弱い−2.4%、
米新規失業保険申請件数は予想より強い39.7万人になりました。
指標発表直後の市場反応は限定的でした。
英BBC放送が、
「パパンドレウ首相が辞任してパパデモス前ECB副総裁を
首相とした連立政権の樹立を提案する可能性。」
との観測報道をしました。
ECBの政策金利は0.25%の利下げとなり1.25%と決定されました。
ユーロが急落しました。
ユーロ円の急落に連れてドル円が下落しました。
ECBの利下げで欧州の景気回復期待により
欧州株式市場やダウ先物が堅調に推移しました。
資源国通貨はしばらく堅調傾向で推移しましたが
やがてユーロの下落に連れて反落する展開になりました。
一部メディアが「ギリシャ首相は続投を訴え演説へ。」
と報じるなどギリシャにかかわる報道が錯綜しました。
マリオ・ドラギECB新総裁の記者会見では、
「インフレ率は数ヶ月間2%を越えて推移した。
インフレは低下に向かう可能性。
インフレは中期的に2%に沿う必要。
景気の見通しは不透明。景気見通しを著しく引き下げる公算。
2011年下期の景気は緩慢となる可能性。
EUの銀行資本増強の決定を歓迎。
非標準的措置はもとより一時的なもの。
低金利が景気を支援する。利下げは全会一致。
市場の緊張が経済に波及する懸念がある。
オペでの応札には全額供給で銀行に流動性を供給。
景気の鈍化がインフレ圧力を抑制する可能性。
下向きのリスクが顕在化しつつある兆候がある。
欧州は緩やかなリセッションに向かっている。
ECBは各国政府への最終的な貸し手にはなれない。」
などが示されました。
ユーロドルの下落が強まりました。
他のドルストレートも連れ安になりました。
ドル円に反発の動きが見られました。
NYダウは上昇して始まった後に上げ幅を縮小していきました。
欧州株式市場や原油先物が反落しました。
米ISM非製造業景況指数(10月)は予想より弱い52.9になりました。
米製造業受注指数指数(9月)は予想より強い+0.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
ドル買い動意がしばらく続きました。
ギリシャ政府が「政治的合意に至れば国民投票は実施されない。」
との発表をしました。
ユーロドルなどドルストレートが反発上昇しました。
NYダウや欧州株式市場が反発しました。
ドル円が軟調傾向の揉み合いになりました。
ECBが「カバード債の購入を11月中に開始する。
2012年10月末までに完了の予定。」との発表をしました。
ギリシャの首相が「ユーロ加盟の継続は疑いの余地がない。」
との発言をしました。
ロンドンフィクス頃に一時ドルストレートに押しがみられました。
一部メディアが、G20関係筋の情報として、
「G20ではギリシャがデフォルトとなった場合のコストや
影響について見極めようとしている。」
との観測報道をしました。
一部メディアが、インド政府筋の情報として、
「G20首脳会議で伊とスペインに対するファイアウォールを討議。
商品価格の急激な変動は不確実性を生み低所所得者層を圧迫する、
といった文言を盛り込むことも検討。」
などの観測報道をしました。
ギリシャ首相が、
「国民投票はそれ自体が目的なのではない。
ユーロ加盟継続は疑いの余地はない。
支援策に野党が賛同してくれたことを歓迎する。
現時点での総選挙は破たんの大きなリスク伴う。
国民投票はユーロ加盟の是非を問うものではないが、
否決はユーロ離脱の開始を示す。」
などの見解を示しました。
一部メディアが、
「ベニゼロス・ギリシャ財務相が国民投票は実施しないと言明。」
との報道をしました。
ユーロなどドルストレートの反発が強まりました。
NYダウが12000ドルの大台を回復しました。
スイスSNBのダンシン理事が、
「景気が悪化するようならスイスのペッグ制の水準を含めて
追加の政策を実施する。」と発言しました。
限定的ながら一時スイスフラン売り反応がみられました。
ギリシャ最大野党の新民主党のサマラス党首が、
「パパンドレウ首相との会談で辞任と即座の総選挙実施を要求も、
首相はそれを拒否した。」との発言をしました。
NY時間終盤にかけてドル円が反発しました。
ドルストレートはやや反落して揉み合いになりました。
米10年債利回りが2%台を回復しました。
NY原油(WTI)は上昇して94ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+208.43ドルでこの日の取引を終えました。

<11月4日(金)>

ロイター通信が、
「ギリシャ首相は信任投票で協力条件に辞任と連立移行に動意。」
との観測報道をしました。
一部メディアが、
「G20声明草案では為替とIMFの役割についての文言は、
現段階でまだ決定していない。
成長と雇用創造に積極的に取り組むことや、
IMFの特別引出権SDRの構成通貨に関して検討している。」
との観測報道をしました。
日財務相が、
「ガイトナー米財務長官と為替について議論した。
米財務長官は介入について支持も批判もしなかった。」
との発言をしました。
共同通信が、
「野田首相はG20首脳会合で2010年代半ばまでに
段階的に消費税率を10%に引き上げる方針を説明した。」
との報道をしました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが上下動の揉み合いになりました。
ダウ先物や原油先物が前日高値圏で揉み合いました。
ロイターがECBの利下げ後に行ったエコノミスト51人対象の調査では
来月にECBが利下げする可能性が50%との結果になりました。
東京時間序盤ではドル円が反落しました。
資源国通貨が対ドルで堅調傾向で推移しました。
日経平均は前日比プラス圏で推移しました。
ダウ・ジョーンズが、中国政府の高官の情報として、
「G20サミットで中国がEFSFへ出資を公約する目先の可能性は低い」
との観測報道をしました。
豪RBAの四半期報告書では、
「成長とインフレ見通しは低下した。
豪経済への最大の脅威は欧州債務問題と銀行システム。
今月1日の利下げの実行はインフレ低下して、
成長が緩やかであることが要因。
世界の金融市場は今後も不安定な状況が続く可能性。
深刻な不確実性や不安定性が断続的に生じる事態は避けられない。
RBAが12月に利下げを急ぐ公算は小さい。
2011年10-12月期のGDPを+2.75%へ下方修正。
2011年の基調インフレ率を2.5%へ下方修正。
2012年6月までの1年間のコアCPIを2.5%へ下方修正。」
などの発表をしました。
豪ドルに反落の動きが見られました。
仲値からドルストレートがやや軟調傾向になりました。
ドル円もしだいに軟調傾向で推移しました。
人民元が1ドルで6.3165元と切り上げ後の最高値を更新しました。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
中国上海株式市場に一時押しがみられました。
米WSJ紙が、
「伊のベルルスコーニ首相が今後、党内での反乱に直面する恐れ。
院で最低6議員が今後の投票で首相の意向に従わない公算。」
との観測報道をしました。
東京時間後半はドルストレートがやや反発して揉み合いました。
中国人民銀行の政策委員が、
「2012年の中国GDP成長率見通しを9.2%から8.5%に下方修正。
中国は来年も現在の金融政策方針を維持するべき。」
との見解を示しました。
東京時間の終盤にかけてドル円が反発をみせました。
日経平均は前営業日比+160.98円の8801円で週取引を終えました。
独のコメルツ銀行が、
「ギリシャ国債で7.98億ユーロの評価損が発生している。」
との発表をしました。ことを
ロンドン時間序盤はドル円に反落の動きがみられました。
スイスSNBが対ユーロでの目標水準を引き上げるとの「噂」で、
スイスフランが売られる展開になりました。
ユーロスイスが上昇しました。
一部メディアが、EU筋の情報として、
「伊の経済改革の進展度をIMFがモニターすることで合意。
IMFの資本増強策では特別引出権SDRの拡大など3選択肢を検討。」
などの報道をしました。
ブルームバーグが、
「EFSFのレバレッジは7日のユーロ圏会合でまとまらない公算。」
との観測報道をしました。
ドルストレートが上値を試した後に一時反落の動きとなりました。
欧州株式市場は前日比プラス圏で始まった後に揉み合いました。
英財務相が、BBCラジオで、
「現状ではギリシャのユーロ離脱はない可能性。
ギリシャ以外のユーロ圏各国は現在ギリシャ離脱に関して会合中。
会合では英国も重要な役割。」との認識を示しました。
独サービス業PMI確報(10月)は市場予想より弱い50.6、
欧サービス業PMI確報(10月)は市場予想より弱い46.4になりました。
市場反応は限定的でした。
G20の行動計画の草案では、
「米国は景気回復の持続に短期的に時宜を得た施策にコミット。
ブラジル・中国・独は自動的な財政安定化策を機能させ内需を支援。
G20は為替制度の柔軟性拡大に向けた中国の決意を歓迎。
為替相場の無秩序な動きは経済と財政安定に悪影響及ぼす可能性。
経常黒字の新興国は内需主導の成長に向かうことを表明。
G20は市場が決定する為替相場システムへの迅速な移行をコミット。
G20はIMFがシステミック面の責任のためリスース確保すべきと指摘。
財政赤字削減と債務安定化へのコミットを国の状況に応じて言及。
多額の経常黒字国や内需が弱い国は世界的不均衡是正で大きな役割。
経済を反映する通貨の柔軟性向上を支持。
中国は為替柔軟性の拡大を促進させて、
需要を国内消費型にリバランスし経済成長パターンを変化へ。
為替の柔軟性向上に向けた中国の決意を歓迎。
為替の過度な変動や無秩序な動きは経済・金融の安定に悪影響。」
などになりました。
ダウ先物が前日高値圏で上下動の揉み合いになりました。
原油先物が堅調傾向で推移しました。
ユーロなどドルストレートがしだいに反発する展開になりました。
欧生産者物価指数(9月)は市場予想とおりの+5.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
ECBのシュタルク専務理事が、
「ユーロ圏は第4四半期にゼロ成長の可能性。
ECBは早い時期に国債購入を終了する可能性。
利下げは景気の見通しを反映している。
2012年に向けてとても弱い成長見通し。」
などの見解を示しました。
限定的ながらユーロドルに一時押しがみられました。
加の財務相が、
「ギリシャ問題の波及を防ぐべき。
ギリシャがユーロを離脱する可能性がある。」
との見解を示しました。
独製造業受注指数(9月)は市場予想より弱い−4.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
加雇用ネット変化率(10月)は−5.4万人、加失業率(10月)は7.3%と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
加の雇用統計の悪化を受けて加ドルが売られました。
ギリシャの財務相がEUに国民投票は行われないと明言しました。
ECBのゴンザレスバラモ理事が、
「不安定な状況では迅速で断固たる行動が必要。
景気の見通しは下方リスクに囲まれている。
ユーロ圏は異例の不安定に直面。
危機の解決の責任は各国政府にある。」
などの見解を示しました。
独の首相が、
「G20は成長押し上げの行動計画で合意。
G20は債務と赤字削減目標を確認。伊はIMFの監視下となる。
EUはEFSFに関する具体化作業を急ぐ。
G20ではIMF載りソース問題で合意に至らなかった。
G20諸国からEFSFへの参加表明はほとんど得られなかった。」
などの報告がありました。
ユーロに反落の動きが見られました。
バローゾ欧州委員長が、
「欧州委員会は伊の経済を監視する。
伊は改革実施の監視をIMFに要請する方針を決定。」
との発表をしました。
米非農業部門雇用者数変化(10月)は予想より弱い+8.0万人、
米民間部門雇用者数(10月)は予想より弱い+10.4万人、
米失業率(10月)き予想より強い9.0%になりました。
指標発表直後は主要通貨ペアに上昇反応がみられました。
ダウ先物や原油先物が上下動の揉み合いになりました。
主要通貨ペアも上下動の揉み合いになりました。
G0議長国の仏大統領が、
「G20はIMF強化の方向で合意。
G20はIMF強化で特定の方法を決定していない。
EUはギリシャに断固たる姿勢をとる。
G20は成長促進で単一の正解を見出せていない。
G20は租税回避地11ヶ国をリストアップした。」
などの報告をしました。
その後、ダウ先物や欧州株式市場が下落して行きました。
しだいにリスク回避のドル買い動意が優勢になりました。
ドルストレートが下落して、ドル円が上昇しました。
NYダウは軟調傾向で推移しました。
加Ivey購買部協会指数(10月)は予想より弱い54.4になりました。
市場反応は限定的でした。
G20首脳宣言では、
「より市場原理に基づく為替相場に向け一段と速く取り組む。」
とのコミットメントが確認されました。
アイルランド政府が、
「2012年のGDP見通しを1.6%に下方修正する。
2013年のGDP見通しを2.4%に下方修正する。
2013年の累積赤字はGDP比118.3%を見込む。
2011年単年の赤字はGDP比10.3%を見込んでいる。」
などの発表をしました。
NYダウがロンドンフィクス前あたりから反発していきました。
ポンドドルなどドルストレートが反発しました。
ギリシャの首相の信認にかかわる議会審議が開始されました。
一部メディアが、
「パパンドレウ首相はベニゼロス財務相を首相に任命するよう提案。
ベニゼロス財務相は内閣を信任する代わりとして、
パパンドレウ首相の辞任を求め、与党である全社会主義党の
取りまとめに奔走している。」
との報道をしました。
ムーディーズが「キプロスの格付けをBaa3に格下げする。」
との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
NY時間終盤にかけて主要通貨ペアが揉み合いになりました。
NY原油(WTI)は94ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−61.23ドルの11983.24ドルで週取引を終えました。
NY時間のクローズ後に、ギリシャ議会が、
政権の信任決議案を賛成153、反対145で可決しました。


●今週の主な予定

※今週から米と加がサマータイムを終了して標準時に移行します。

<11月7日(月)>

午前9時半に豪ANZ求人広告数(10月)、
午後2時に日景気一致CI指数速報(9月)、日景気先行CI指数速報、
午後3時45分にスイス失業率(10月)、
午後5時15分にスイス消費者物価指数(10月)、
午後7時に欧小売売上高(9月)、
午後8時に独鉱工業生産(9月)、
深夜2時からユーロ圏財務相会合、
未明5時に米消費者信用残高(9月)、
などが予定されています。
欧・独の指標には一応注目です。

<11月8日(火)>

朝8時からヒルデブラントSNB総裁の講演、
午前9時01分に英RICS住宅価格(10月)、
午前9時半に豪貿易収支(9月)、
午後4時に独貿易収支(9月)、独経常収支(9月)、
午後6時半に英鉱工業生産(9月)、英製造業生産高(9月)、
夜10時15分に加住宅着工件数(10月)、
夜10時20分からカーニーBOC総裁の講演、
深夜3時に米3年債の入札、
などが予定されています。
豪・英の指標には注目です。

<11月9日(水)>

朝8時50分に日国際貿易収支(9月)、日国際経常収支(9月)、
午前9時半に豪住宅ローン許可件数(9月)、
午前11時に中国生産者物価指数(10月)、中国生産者物価指数(10月)、
同午前11時に中国小売売上高(10月)、中国鉱工業生産(10月)、
午後2時に日景気ウォッチャー調査(10月 現状判断DI・先行判断DI)
午後6時半に英商品貿易収支(9月)、
夜10時半に加新築住宅価格指数(9月)、
夜11時半からバーナンキFRB議長の講演、
深夜12時に米卸売在庫(9月)、
深夜3時に米10年債の入札、
などが予定されています。
中国・英の指標には注目です。

<11月10日(木)>

朝8時50分に日機械受注(9月)、
午前9時半に豪新規雇用者数(10月)、豪失業率(10月)、
午後3時に日工作機械受注速報(10月)、
午後4時に独消費者物価指数確報(10月)、
午後6時にECB月報(11月)、
夜9時に英BOE政策金利、英BOE資産買入枠発表、
夜10時半に米貿易収支(9月)、米輸入物価指数(10月)、
同夜10時半に米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加国際商品貿易(9月)、
深夜1時45分からバーナンキFRB議長挨拶、
深夜3時に米30年債の入札、
未明4時に米財政収支(10月)、
などが予定されています。
豪・英・米の指標には注目です。

<11月11日(金)>

※米・加が休日です。

朝8時50分に日第三次産業活動指数(9月)、
同朝8時50分に日国内企業物価指数(10月)、
午後6時半に英生産者物価指数コア(10月)、
同午後6時半に英生産者仕入価格(10月)、英生産者出荷価格(10月)
夜11時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(11月)、
などが予定されています。
英・米の指標には注目です。


さて、先週は週明け31日のオセアニア市場でドル円が一時75.32円と
戦後の最安値を更新したことで、日政府・日銀によって8兆円近い
為替介入が行われました。また、前週にようやく決定したギリシャ
支援策をギリシャ自体が受け入れるかどうかの国民投票を実施する
との突然の発表をパパンドレウ首相が行い、市場に激震が走る中、
米FOMCの発表とバーナンキFRB議長の記者会見に、ECBの利下げに、
G20カンヌ・サミットという重要イベントが続きました。

そして、はたしてギリシャの国民投票の実施は回避されることになり、
先週末のNY時間終了後にギリシャ議会よって現政権の信任決議案が可
決され、政治的空白に伴う12月のギリシャのデフォルトはとりあえず
回避されることになって、まさに「激動」の1週間になりました。


さて今週ですが、円については、既報のように31日のオセアニア市場
でドル円が一時75.32円と戦後の最安値を更新したことを契機として、
ついに日政府・日銀によって8兆円近いドル買い・円売り介入が行わ
れました。G20サミットを直前の月末というタイミングで、介入を待
ち構えていた筋にとってもサプライズとなりました。

介入規模も8兆円近いとのことで、また非不胎化もしていることから
効果は厚く、週末時点でもドル円レートは78円台前半のレベルを維持
することになりました。リスク回避が高まった場合などでは経常黒字
国の通貨として逃避的な円高圧力は引き続き潜在していますが、78円
円台がしばらく定着するのか、再び78円台を割り込むことになるのか
今後の動向が注目されます。短期的には上昇のモメンタムも感じら
れる状況ながら、中期的には78.00円が売り買いの攻防の焦点となり
そうです。

米ドルについては、2日のFOMCではQE3は発表されずに「オペレーシ
ョンツイストの維持。」「少なくとも2013年半ばまでの長期低金利の
維持の明言。」「経済見通しにおける著しい下振れリスクの認識。」
「必要ならばMBSの購入もありえるとの示唆。」「雇用市場への警戒の
維持。」「インフレの緩和の認識。」などが示されて、加えて、
「回復を確実にするためのさらなる行動の用意」があるとして、
QE3に含みを持たせながらもカードは温存されることになりました。

決め手のカードが温存されていることで、今後もQE3への期待による
潜在的なドル安圧力がある一方、ドル銀行間取引のLIBOR金利は3ヶ
月物で6月の2倍ほどの0.43%(2日時点)と引き続き上昇傾向で、
そして、日銀も2日に約1年4ヶ月ぶりに米ドルの資金供給を行う
など、欧州債務問題に端を発した信用不安で海外の銀行は国際資金
決済に必要なドル調達が世界的に難しくなっていて、信用不安に伴
うドル高圧力や、世界的な経済成長鈍化に伴う米ドル資金の還流に
よるドル高圧力もあり、綱引きになりそうです。

米ドル関連の経済指標では、今週は週後半の10日の米貿易収支や、
米新規失業保険申請件数や11日ミシガン大学消費者信頼感指数速報
などが注目されますが、米ドルでは基軸通貨として、欧州問題に
かかわるリスク動意(選好と回避)による動意の方が大勢となりそう
で、リスクのベンチマークとしてNYダウなど株式市場の動向が注目
されます。

ユーロについては、先週はその前週のEU首脳会議で「ギリシャ金融
支援における民間負担。」「欧州銀行の資本の増強の問題。」そして
「EFSF欧州金融安定ファシリティの拡充の問題。」という、3大重要
案件が大枠で合意になり、リスク懸念も後退しつつあった状況が、
週はじめの10月31日に突然の「ギリシャ支援策をギリシャ自体が受け
入れるかどうかの国民投票を実施する。」とのパパンドレウ首相の
爆弾発言で一変して、世界を巻き込み激震する事態になりました。

詳細については上記の日々のリポートのとおりですが、様々な観測や
憶測やニュースヘッドラインに揺れながら、先週半ばまでユーロドル
などが大きく下落して、週中からはFOMCのイベントやG20への期待、
そしてECBの0.25%の利下げと、マリオ・ドラギECB新総裁の記者会見
でのネガティブな内容などで上下に激しく振れて、ギリシャ国民投票
の回避の報道などで、ユーロ関連の通貨ペアは激動の相場展開になり
ました。

そして、先週末のNYクローズ後にギリシャ議会よって現政権の信任
決議案が可決され、政治的空白に伴う12月のギリシャのデフォルト
は、とりあえず回避されることになりました。今後はギリシャ首相
の退陣問題や連立政権にかかわる観測などがギリシャ政局の焦点と
なりそうです。

今週初ではギリシャ現政権の信認可決を織り込んで上窓を空けての
スタートになりそうで、また週はじめのユーロ圏財務相会合への期
待も織り込んでいきそうですが、

ギリシャが支援を受けるにあたって条件となっている公務員の給与
カットなどの緊縮策の受け入れについては、ギリシャ現政権が信任
を得たことで無事に進捗する可能性は高いものの、ユーロ圏には
そのほかにもIMFに管理されることになった伊の悪化している財政
問題などがあるとともに、また、EFSFの拡充についても、あてにし
ていた中国の出資は、懸念によるものか、あるいは条件付与をする
戦略でじらしているのか、G20サミット後に独の首相が「G20諸国か
らEFSFへの参加表明はほとんど得られなかった。」とのことで、
ブルームバーグが「EFSFのレバレッジは7日のユーロ圏会合でまと
まらない公算。」との観測報道をしていて、前途はまだ多難のよう
です。

また、3日のマリオ・ドラギECB新総裁の記者会見でも「景気見通し
を著しく引き下げる公算。下向きのリスクが顕在化しつつある兆候
がある。低金利が景気を支援する。欧州は緩やかなリセッションに
向かっている。ECBは各国政府への最終的な貸し手にはなれない。」
などのネガティブ・トーンに支配された内容で、

そして4日にはECBのシュタルク専務理事が「ユーロ圏は第4四半期
にゼロ成長の可能性。ECBは早い時期に国債購入を終了する可能性。」
との発言をしていて、また、3日には独10年債と仏10年債の利回格差
がユーロ導入後最大になり、独10年債と伊10年債の利回格差もユーロ
導入後最大になり、そしてギリシャ国民投票問題の渦中でしたがギリ
シャ2年債に至っては利回りがなんとついに100%超になるなど、
債券・金融市場も荒れていて、そして市場にはさらなるECBの利下げ
観測もあるとのことで、楽観はできない可能性もありそうです。

ユーロドル相場では、米ドルとの相対値として、まずは1.38から
1.38台半ばのレジスタスゾーンでの売り買いの攻防が注目されます。
ここを上抜けた場合はさらに上昇する可能性がありますが、上抜け
られなかった場合は、しばらく1.38台半ばから1.36台前半のレンジ
相場となりそうです。そしてやがてこのレンジをどちらに抜けてい
くかが注目されます。また引き続きNYダウやダウ先物などと同期性
が強いことから、リスク選好度のバロメーターとして柔軟にトレー
ドしていきたいものです。

そして資源国通貨の豪ドルなどについては、先週は政策金利が0.25%
引き下げになって、原油価格は週間では上昇となったものの、NYダウ
など株式市場の軟調によるリスク選好度の低下という背景もあって、
また、豪ドル米ドルではドルストレート通貨ペアとしてユーロドルで
のリスク回避のドル買い動意の影響も受けることになり、先週半ば
まで軟調傾向での推移になりました。

そして、週後半からはギリシャの国民投票が回避されるとの報道が
あり、リスク回避の後退があったとともに、原油価格など資源価格
にも支えられて反発上昇する展開になりましたが、週末に発表され
た豪RBAの四半期報告書では「成長とインフレ見通しは低下した。
豪経済への最大の脅威は欧州債務問題と銀行システム。今月1日の
利下げの実行はインフレが低下して成長が緩やかであることが要因。
世界の金融市場は不安定な状況が続く可能性。深刻な不確実性や
不安定性が断続的に生じる事態は避けられない。RBAが12月に利下げ
を急ぐ公算は小さい。」との内容が示され、

年内の追加利下げ観測は後退したものの、ネガティブ・トーンの内容
であったことや、中国人民銀行の政策委員が「2012年の中国GDP成長
率見通しを9.2%から8.5%に下方修正。」などの発表をしたことも
あり、先週終盤は頭の重い相場展開になりました。

豪ドル米ドルの相場では、まずは1.04〜1.04台前半のレジスタンス
ゾーンでの売り買いの攻防が注目されます。ここを上抜けれた場合
は、さらに上昇する可能性がありますが、ここを上抜けられなかった
場合は、しばらく1.04から1.03〜1.02台前半のレンジ相場となりそう
です。そしてやがてこのレンジをどちらに抜けていくかが注目され
ます。

引き続きリスクの動向(選好と回避)に敏感なベータ系の通貨として、
NYダウやダウ先物および原油価格の動向もリスク選好度のベンチ
マークの参考として柔軟にトレードしていきたいものです。

経済指標関連では、7日の欧小売売上高に独鉱工業生産、
8日の豪貿易収支と英鉱工業生産と英製造業生産高、
9日の中国関連指標に英商品貿易収支、
10日の豪雇用統計に英BOE政策金利と資産買入規模発表と
米貿易収支に米新規失業保険申請件数、
11日の英生産者物価指数コアに米ミシガンなどが注目されます。


さて今回は、基本と応用のよもやま話です。


華麗なる栄冠を得てその道を極めた人たちは異口同音に
「基本こそが大切である。」なんてことを言いますね。

毎日何キロメートルも汗だくでランニングするスポーツ選手、
手に豆を作り何百回も素振りの練習をする野球の選手、
トーシューズがぼろぼろになるまで練習するバレエダンサー、
毎日詰め将棋を解き、丹念に何十局もの棋譜を並べる棋士…、

どれもが地味で退屈で、ときに辛くさえも感じるものです。

でも、彼らはその基本の大切さを心底知っていて、
一段の階段も登れない者が十段の階段を登れないように、
基礎がなければ何事も達成されないことも知悉(ちしつ)しています。

さて…、

トレードに基礎があるのかどうか―、
誰もが認めるオーソリティーというものがないだけに、
何が基本で何が基礎なのかはじつは難しいテーマですが、

ある人たちは、古(いにしえ)の相場師が行っていたといわれる
手描きチャートのトレーニングを行っていますし、

またある人たちは、あえて「損切り」をテーマに
体験的に学ぶ練習をしていることもあるそうです。

もちろん、これらには賛否があって、

「ばかげている。」「時間の無駄。」
との酷評もあるようなのですが、

「不思議なことにチャートの挙動が少しずつ見えるようになった。」
「損切りでほんとうに口座資金が守られることを納得した。」

などという効果がある場合があるようです。

また、さらに、

「待っていれば戻ることもあって、
損切りを躊躇(ちゅうちょ)することが多かったけれど、
やっと戻って、やれやれの薄利決済をするよりも、
いったん損切りして、逆サイドへのトレードで
儲けることができることが解った。」

「損切りは機会利益の損失も防ぎ、ポジションを軽くすることで、
トレードチャンスが増えることを知った。」

「含み損に耐える苦しみから解放されるだけではなく、
コツコツ、ドカーンがなくなった。」

「損切りを覚えたことで、恐れることなく
チャンスに臨めることができるようになった。」

「トータルで勝つという意味が身に染みて解った。」

などの頭での知識や理解を超えた、
「体感的な納得」の効果も得れる場合もあるようです。

このほかにも、ファンダメンタルズとテクニカルについて、
机上的な論議をするよりも、

日々、ベンダーから次々流れてくるニュースヘッドラインを
メモに書き留めたり、ダウの挙動を見ながら、
為替のチャートを観ていると、

「いかに相関があるものか」の体感的な理解ができるもので、

あながち「体験してみること」は無駄とも言えないようです。

そして、一方…、

「なんとか損切りしないですむ方法はないものだろうか…。」
という研究をしている人たちもいて、

「両建て」「順相関通貨ペアでの擬似両建て」「つなぎ売り」
などのいわゆる「ロング&ショート」や、

「両建てでのナンピンや増し玉」などの
ポジション・チューニングによる建て玉操作、
および「片外し」を駆使しての利確法など、

応用的な技法の研究もあるようです。

また、いわゆる人の行うトレードではなく、
コンピューティングによるシステム・トレードを
研究している人たちもとても多くいますね。

システム・トレードを研究している人たちの中には、
あえて成績の悪いソフトを収集して、
その逆をトレードするという面白いテーマの研究もあるそうです。

また、他方…、

たとえば、レジスタンス・ラインの抵抗線などの
支持点の数と抵抗強度を研究して、
確率論的アプローチで優位性を見つけて
レートの抵抗線到達で機械的にトレードする方法の研究や

レートが抵抗線に到達した後の動的な挙動を確認してからの
「後出しジャンケン」的なアプローチで、
さらに優位性にプラスαを見出せないかとの研究もあるようです。

まぁ、方法や手段はともあれ、

常に変化・変遷していく相場では、
完成ということがあり得ない可能性があり、

常に研究を怠らずにいたいものです。

そして、もしも…、
「儲けることができていない。」ということであれば、

それは「あなたには何かが欠けている。」という
市場からのメッセージとして謙虚に受け止めて、

ときにはバカにしがちな基礎にも立ち返り、
研鑽をしていきたいものです。




<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されました。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く19時間体系的に学んでいただければと思います。



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