FX プロファイリングのお話


豪州のバークス天文台のチームが
地球から蛇座の方向に約4000光年離れたところに、
ダイヤモンドの塊のような星を発見したのだそうですね。

●先週の主な出来事

<8月22日(月)>

スイス紙ゾンタークス・ツァイトゥング紙が、
「スイス政府はスイス中銀によるスイス・フランの対ユーロの
目標レートを少なくとも1ユーロ=1.20フランに設定する可能性。」
との観測報道をしました。
日経新聞に「円売り単独介入準備」との記事が掲載されて、
市場のオープニングではドル円が上窓を空けて始まりました。
スペインの財務相が、
「EUはスペイン国債を購入する必要がない可能性。
2011年の成長目標の達成は難しいがなお可能。」
との認識を示しました。
日財務相が、
「最近の為替市場は投機的な動きがある。
一方的に偏った円高の動きが強まっている。
あらゆる手段を排除せず断固たる措置とる。」
との発言をしました。
日経平均は前週末の終値を挟んでの揉み合いになりました。
ドル円は介入が実行されなかったことで徐々に値を下げました。
ドルスイスが上窓を空けた後に軟調になって行きました。
ユーロドルはしばらく揉み合いになりました。
中国の人民日報が「米国の債務問題で中国経済は頓挫しない。」
と報じました。
午前11時過ぎに一時ドル円が急伸する場面がありました。
格付け会社のムーディーズが、
「フィンランドはギリシャへの追加支援に関して
ギリシャへ担保要求をしてギリシャと合意しているが、
このことはユーロ圏の亀裂を示している。」
との見解を発表しました。
人民日報が、
「中国のユーロ資産は比較的小規模で外貨準備への影響は限定的も、
ユーロ圏債務危機のは輸出需要を減退させ中国に打撃を与える。」
との論説記事を掲載しまた。
アジアの株式市場やダウ先物が軟調傾向で推移しました。
格付け会社のS&Pのマネージング・ディレクターのピアーズ氏が、
「ギリシャは年末までにデフォルトの可能性。
人口の高齢化の管理が中国の格付けを決めることになる。」
などの見解を発表しました。
独財務相が「今年残りの経済成長は減速する公算。」
との見解を発表しました。
日経平均は4日続落の前週末比−91.11円で大引になりました。
ロンドン時間序盤にドルストレードが一時軟調になりましたが、
その後に反発して堅調に転じました。
ドル円は76円台後半で揉み合いになりました。
独財務省の月報では「7月の税収が前年比+9.9%の増加。」
になったことが示されました。
欧州の株式市場は軟調に始まりましたがその後に反発しました。
ダウ先物も反発に転じました。
スイスの大統領が、
「スイスフランの過大評価は明らか。断固とした対応が必要。」
との発言をしました。
市場反応は限定的でした。
NY時間序盤では主要通貨ペアがやや調整傾向になりました。
シカゴ連銀全米活動指数(7月)は予想よりは強い−0.06になりました。
限定的ながらリスク選好動意になりました。
英BOEのブロードベント委員が
「最近3〜4ヶ月間で英経済見通しはかなり弱まった。
英国の個人消費は弱い。政策金利は現行の0.5%に留めるべき。
低金利は弱い経済成長を反映。現状の金融政策は適切。
銀行は当初想定していたよりも長期にわたり困難な状況に直面。」
などの認識を示しました。
NYダウややNY原油が堅調傾向で推移しました。
MBA米抵当銀行協会が、
「4-6月期住宅ローン延滞率が8.44%に上昇した。」
との発表をしました。
格付け会社のフィッチが「米住宅市場は底を打った可能性。」
との発表をしました。
その後、NYダウや原油価格が上昇幅を縮小しました。
ドルストレートがしだいに反落していきました。
スイスフランが売られる展開になりました。
ECBの週報では「先週の債券購入額は142.91億ユーロ。」と、
前週の220億ユーロから大きく減少したことが報告されました。
独の財務相が、
「今年の独GDPの3%達成に疑いを抱くものはない。
年末までにインフレを2%以下にする良い機会。
2010年代後半の年には累積財務のGDP比を
現在の83%から60%程度までにしたい。」
などの発言をしました。
セントルイス連銀総裁(FOMC投票権なし)が、
「ゼロ金利政策を長期間続けることには反対。
上半期の米経済は一時的要因で減速も下半期から経済成長は拡大へ。
下半期の実質経済成長率のベースラインは2.5%の可能性。
米経済が抱える問題は緩和政策とインフレリスクの拡大。
QE3は必要に応じて判断されるべき。」
などの見解を示しました。
リビア反政府勢力が国営テレビ局を占拠下などの報道がありました。
NY原油(WTI)は84ドル台前半で引けました。
NYダウは前週末比+37.00ドルで取引を終えました。

<8月23日(火)>

NY金先物が時間外取引で一時1900ドルをつけました。
ダラス連銀総裁が、
「FRBは当面、追加金融緩和に踏み切ることはない。」
との認識を示しました。
日財務相が、
「過度の円高は日本経済に悪影響を与える。
過度の円高が続けは3次補正予算で措置を検討。
急ぐ必要があれば予備費での対応もある。」
などの発言をしました。
セントルイス連銀総裁が、
「経済がもしも潜在的に弱くデフレリスクが見られた場合は、
FOMCは行動するだろう。」との認識を示しました。
日経平均は前日比プラス圏で推移しました。
東京時間序盤ではドル売り傾向の揉み合いになりました。
アジアの株式市場は上下動しながらも堅調傾向で推移しました。
中国上海株式市場が6日ぶりに反発しました。
オバマ大統領が「カダフィ政権は最期を迎えようとしている。」
との認識を示しました。
中国HSBC製造業PMI(8月)は前回よりやや強い49.8になりました。
豪ドルやNZドルなどが上昇しました。
ドル円は76円台後半での揉み合いが続きました。
日財務相が、
「協調介入になることも単独介入になることもあり得る。
介入するしないやG7と強調できるできないには言及しない。
介入以外の取り組みも早急にまとめていきたい。
政府と日銀ができることを整理して日銀と連携して対応したい。」
などの発言をしました。
NZ第3四半期インフレ期待は前回より弱い+2.9%になりました。
豪中銀副総裁が、
「市場変動は8月2日に行った会合以降さらに大きくなっている。
市場の混乱の世界や豪経済への影響を評価することが大切だが、
今のところ評価するための情報が不足している。
インフレに関しては2011年は予想よりも強くなる可能性。
現在の豪ドル相場では介入は正当化されない。
FRBは政策の限界に達しつつある可能性。」
などの見解を示しました。
日工作機械受注確報(7月)は速報値よりやや強い34.8%なんりました。
日経平均は5日ぶりに反発して前日比+104.88円で大引けました。
スイス貿易収支(7月)は前回値より強い+28.3億フランになりました。
日銀総裁が、
「投機的な動きは強い。為替取引を注意深くモニターしている。
円高の経済への影響を注意深く見て適切に対応。」
などの発言をしました。
ダウ先物が一時160ドル以上の上昇をして堅調傾向で推移しました。
欧州の株式市場が堅調傾向で推移しました。
独製造業PMI速報(8月)は市場予想より強い52.0、
独サービス業PMI速報(8月)は市場予想より弱い50.4になりました。
ロンドン時間前半ではリスク選好でドル売り動意が優勢になって、
ユーロなどドルストレートが堅調になりました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
欧製造業PMI速報(8月)は市場予想より強い49.7、
欧サービス業PMI速報(8月)は市場予想より強い51.5になりました。
NY原油の時間外取引はしばらく堅調傾向で推移しました。
中国人民銀行の金融政策委員が、
「米ドルは長期的には下落する見込み。短期的には反発もありえる。
中国は自国の外貨準備の安全性を懸念。
米国債格下げは米ドル下落リスクを高めた。
中国の外貨準備は非金融資産への分散が必要。」
などの見解を示しました。
スペインの3ヶ月国債入札では8.1億ユーロが調達されて、
応札倍率は前回より高い7.6倍に、
平均利回りは前回より低い1.357%になりました。
スペインの6ヶ月国債入札では応札倍率が前回より高い3.6倍、
平均落札利回りが前回より低い2.187%になりました。
独ZEW景況感調査(8月)は市場予想より弱い−37.6になりました。
欧ZEW景況感調査(8月)は前回値より弱い−40になりました。
ユーロが一時反落しましたが1.45あたりまで再上昇しました。
英CBI製造業調査(8月の受注指数は+1、同輸入受注指数は0、
同生産期待指数は+13、同価格期待指数は9と、
いづれも前回値より強い結果になりました。
市場反応は限定的でした。
中国人民銀行の夏委員が「預金金利改革は加速が必要。」
との見解を示しました。
NY時間前あたりからドルストレートが反落して揉み合いました。
原油先物が一時軟調になりました。
加小売売上高(6月)は市場予想とおりの+0.7%になりました。
ロイター通信が、
「スイス政府が23日実施した6カ月物の短期証券入札で
落札利回りがマイナス1%になった。
スイスの短期金利がマイナスとなったのは初。」
との報道をしました。
グリーンスパン前FRB議長が、
「ユーロは崩壊しつつある。米国はまだ二番底ではない。
ユーロ圏の困難は米企業の利益に打撃を与える。
不透明感が成長を阻害。
金相場はバブルになっているとは思わない。」
などの見解を示しました。
フィンランドの首相が、
「担保要請が否定されればギリシャ支援から離脱する可能性。」
との発言をしました。
NY時間序盤でユーロドルの反落が一時加速しました。
欧消費者信頼感指数速報(8月)は予想より弱い−16.6になりました。
米新築住宅販売件数(7月)は29.8万件、
米リッチモンド連銀製造業景況指数は−10と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
NYダウが揉み合いながらも堅調傾向で推移しました。
原油先物がしだいに反発しました。
主要通貨ペアが反発して揉み合う展開になりました。
加中銀副総裁が、
「インフレターゲットは経済の安定に寄与する可能性。
中銀の政策は柔軟性が無くてならない。
政策はテクニカル的な法則に縛られるべきではない。
インフレ期待は政策タイプにより可変が可能。」
などの見解を示しました。
米2年債の入札では、最高落札利回りが過去最低の0.222%、
応札倍率が前回より高い3.44倍になりました。
米10年物国債利回りが一時2.05%台へ低下する場面がありました。
米バージニア州を震源としたM5.8の地震がありました。
NY原油(WTI)は85ドル台半ばあたりで引けました。
NYダウは上昇して前日比+322.11ドルで取引を終えました。

<8月24日(水)>

NZ貿易収支(7月)は市場予想より強い+1.29億NZドルになりました。
市場反応は限定的でした。
日企業向サービス価格指数(7月)は予想とおり−0.5%になりました。
豪景気先行指数(6月)は前回値より弱い−0.8%になりました。
格付け会社ムーディーズが、
「日本債の格付けをAa2からAa3に1段階引き下げる。
見通しをネガティブから安定的に変更。
高財政赤字と09年以降の政府債務の増加が要因。
日首相の頻繁な交代が一貫した政策実行をする上で妨げに。
大震災と福島原発事故が景気回復遅らせデフレを悪化。
また、日本の3メガ銀行なども格下げする。」
などの発表をしました。
日本国債が財政危機の伊やスペインより低い評価になりました。
市場反応は限定的でした。
日財務相が、
「日本の国債の入札は順調で日本国債の信認には揺らぎはない。」
との認識を示しました。
日財務省が「財務相が円高対策について緊急記者会見を行う。」
との発表をしました。
ドル円に上昇反応が見られました。
東京時間前半ではドル買い動意が優勢になり、
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
中国の人民日報が、
「物価情勢は楽観的ではない。インフレ目標達成は困難。」
などの観測を報じました。
日経平均は上昇して始まった後に軟調になりました。
東京時間では金相場が利食い押され軟調な展開になりました。
日財務省が、
「主要銀に対し保有の自己ポジション報告を要請する方針。
円高対応緊急ファシリティ(1000億ドル規模)の創設。
日本企業による海外企業の買収を促進。
外為特会のドル資金を国際協力銀行を経由して活用。
為替相場の安定図るため市場のモニタリングを強化。」
などを示しました。
発表後では期待外れとなったかドル円が下落する反応になりました。
しだいに主要通貨ペアが軟調傾向になりました。
日銀が、
「為替相場を注視していく。財務相が公表した措置が
為替市場の安定に寄与することを期待する。」
などの声明を出しました。
東京時間後半は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
日経平均は前日比−93.40円で大引けになりました。
格付け会社ムーディーズのトーマス・バーン上級副社長が、
「日本の巨額な財政赤字と債務残高は主要国中最大水準ではあるが、
日本が今後12〜18ヶ月で資金調達危機の脅威に直面することはない。
また同期間内にさらに格下げされる公算は小さい。」
などの見解を示しました。
アジアの株式市場は軟調傾向で推移しました。
原油先物がしばらく軟調傾向で推移しました。
独IFO景気動向指数(8月)は市場予想より弱い108.7になりました。
ユーロが一時下落しましたが反応は限定的でした。
独IFO研究所が、
「現状は依然として良好だが全ての経済セクターで下落の可能性。
経済のダウンサイドリスクは拡大している。
ECBはり上げを休憩する必要がある。」
などの見解を発表しました。
欧州の株式市場は堅調傾向で推移しました。
ロンドン時間前半ではドル売り優勢の相場展開になりました。
ドルストレートが上昇してドル円が軟調になりました。
ダウ先物は揉み合う展開になりました。
独鉱工業生産(6月)は市場予想より弱い−0.7%になりました。
市場反応は限定的でした。
ギリシャ2年債利回りが過去最高になり一時42%を超えました。
ギリシャの株式市場が下落しました。
ECBが欧州の複数の国の国債を購入しているとの観測がありました。
米耐久財受注(7月)は市場予想より強い+4.0%になりました。
指標発表後はリスク選好動意が見られました。
NY時間序盤では主要通貨ペアが上下動の揉み合いになりました。
米で発生のハリケーン「アイリーン」がカテゴリー3になりました。
独の首相が、
「ユーロ圏共同債には反対。危機に対処できるものではない。
ユーロ圏共同債は財政緊縮に対するインセンティブを与えない。
ユーロ圏諸国は片務的な行動をとるべきでない。
ユーロ安定に向け必要なことはすべて行う。」
などの発言をしました。
米住宅価格指数(6月)は市場予想より強い+0.9%になりました。
ポンドが軟調に推移しました。
ドルストレートが上昇の後に軟調になりました。
ドル円が急反発する展開になりました。
金先物が100ドルほど下落する展開になりました。
仏の首相が、
「債務危機が成長を抑制。仏の財政赤字は2013年に3%に到達。
仏は財政赤字に対する約束を堅持。仏ファンダメンタルズは堅固。
仏の2011年のGDPを1.75%、2012年の仏GDPを1.75%、へ下方修正。」
などの発言をしました。
米5年債の入札では、最高落札利回りが前回より低い1.029%、
応札倍率が前回より高い2.71倍になりました。
NYダウは大き目の上下動をしながらも堅調になって行きました。
一部米大手証券が顧客向けレポートで、
「バーナンキFRB議長のジャクソンホールでの今回の講演で
QE3が示唆されることはなく、幅広いオプションを残す内容の可能性。
また、次回9月20日のFOMCで保有債券のポートフォリオを長い償還
期限の債券にシフトして緩和状態を維持する姿勢を示す可能性。」
などの観測をしたと報じられました。
米議会予算局が、
「財政赤字は、11年度で1兆2840億ドル(GDP比8.5%)、
12年度で9730億ドルで44年ぶり1兆ドル割れの見込み。
景気回復は継続するが潜在成長率を数年間下回る可能性。
失業率は11年10〜12月期8.9%、12年10〜12月期8.5%の見込み。」
などの見通しの改訂を発表しました。
NY原油(WTI)は85ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+143.95ドルで取引を終えました。

<8月25日(木)>

米アップルのジョブズ氏がCEOを辞任(会長は継続)しました。
NZ第2四半期小売売上高は市場予想より強い+0.9%になりました。
一時NZドルが買われるも市場反応は限定的でした。
英ネーションワイド消費者信頼感指数(7月)は
予想より強い49になりましたが反応は限定的でした。
東京時間序盤では主要通貨ペアが揉み合いになりました。
日経平均は堅調傾向で推移しました。
独の大統領による「ECBの国債買い入れは法的に疑問。」の発言、
仏政権の財政赤字削減に向けた増税発表や米緩和観測後退などで、
仲値あたりから一時ドル円や豪ドルなど軟調傾向になりました。
中国証券報が、
「中国のマクロ経済政策の基調が大きく変化することはないが
経済の大きな変動を警戒しなければならない。
一部のセクターで適切な政策の緩和が起こる可能性。」
との論説を掲載しました。
アジアの株式市場は台湾市場を除き堅調傾向で推移しました。
原油先物が堅調傾向で推移しました。
東京時間の後半ではドル円が堅調傾向で推移しました。
日経平均は前日比+132.75円で大引けになりました。
独GFK消費者信頼感調査(9月)は市場予想より強い5.2になりました。
ユーロがしばらく堅調傾向で推移しました。
ロンドン時間序盤では主要通貨ペアが堅調に推移しました。
欧州株式市場が堅調傾向で推移しましたが軟調になって行きました。
ギリシャ10年債利回りが一時過去最高の18.46%に上昇しました。
ギリシャ2年債利回りが一時過去最高の44.34%に上昇しました。
独とギリシャの10年債の利回り格差が最大の1600bpに拡大しました。
ロンドン時間序盤ではドル売り動意が優勢の展開になりました。
その後、ユーロドルが反落する展開になりました。
ドル買戻しの動きが見られました。
ZEWスイス景況感予想指数(8月)は前月より弱い−71.4になりました。
金先物の軟調がしばらく続きました。
仏大統領が中国国家主席との会談で、
「11月のG20サミットでは世界経済の成長促進すべき。」
との発言をしました。
中国国家主席が、
「欧州債務危機を懸念しているが欧州経済を信頼し続けていく。」
との発言をしました。
主要通貨ペアが神経質な上下動になりました。
英CBI小売動向調査(8月)は前月より弱い−14になりました。
英BOEのウィール英政策委員が、
「英国は米欧からの金融病の感染に直面。
欧州の弱い成長が懸念の元凶。
銀行はリスクに対応するために資本増強が必要。
インフレリスクの低下が利上げの必要性を後退させている。
原油価格の低下は英経済にとって希望の光。
必要であれば追加緩和や長期債の購入を実施する方法もありえる。
英中銀の見通しでは債券購入策の必要はない。
英経済が決して二番底に陥らないとは断言できない。
長期的なトレンドでは英経済は改善していく。」
などの見解を示しました。
S&Pがブラジルの格付け見通しポジティブに引き上げました。
米新規失業保険申請件数は市場予想より弱い41.7万件になりました。
米失業保険継続受給者数は市場予想より強い364.1万人になりました。
市場反応は限定的でした。
バフェット氏の米バークシャーがバンク・オブ・アメリカに
50億ドル出資するとの報道がありました。
NYダウは上昇して始まりましたが後に軟調になって行きました。
欧州の株式市場も軟調に転じて行きました。
NY時間ではドル買い動意が優勢の相場展開になりました。
ユーロドルなどドルストレートが下落して
ドル円が堅調傾向で推移しました。
米10年債利回りが低下する展開になりました。
独が格下げされるとの噂(真偽不明)が市場に飛び交いました。
原油先物が軟調に推移しました。
格付け会社のS&P・フィッチ・ムーディーズが独のAAA格付けを確認、
見通しを安定的として、市場の格下げの噂を否定しました。
一部メディアが、「独財務省は空売り禁止延長計画を否定。」
との報道をしました。
ユーロに反発する動きが見られました。
空売り禁止について、スペインが9月30日まで、仏が11月1日まで、
伊が9月30日まで、それぞれ延長すると発表しました。
米7年債の入札では、最高落札利回りが前回より低い1.580%、
応札倍率が前回より高い2.76倍になりました。
カンザスシティー連銀総裁が、
「米経済っが二番底に陥る危険性はなく緩やかながら回復は続く。
これ以上の追加緩和はインフレリスクを生む。
直近の製造業の指標軟化は市場の激しい変動が要因。」
などの見解を示しました。
IIF国際銀行協会が、
「ギリシャ支援策での民間投資家の債券スワップに関して、
現時点で民間投資家の60〜70%が債券スワップに応じる意向。
更に多くの投資家が応じる見込み。」
との発表をしました。
独の財務相が、
「ユーロは安定的に推移している。金融市場には一層の規制が必要。
ユーロ圏各国間には金利の違いが必要。プレッシャーとして有効。」
などの見解を示しました。
NY原油(WTI)は85ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−170.89ドルで取引を終えました。

<8月26日(金)>

オセアニア時間ではドル円に反落の動きが見られました。
セントルイス連銀総裁が、
「FOMCでの2013年までの低金利維持の表明はFRBを窮地に陥らせる
可能性があり、投票権があれば反対票を投じていた。
長期資産リバランスによる金融緩和は大きな効果は期待しにくい。
経済が一段と落ち込むかデフレリスクが高まればFRBは行動の用意。
ユーロ圏危機に関しては特効薬を期待すべきではない。」
などの見解を示しました。
日全国消費者物価指数(7月)は予想より強い+0.1%になりました。
豪RBA総裁の議会証言では、
「RBAは豪ドルがやや引き締めとなっていることを認識。
1豪ドルが1.10米ドルは行き過ぎ。
市場介入は行っていない。介入を実施しても有益ではない可能性。
インフレは懸念。インフレ上昇圧力の緩和のため行動する可能性。
中国の通貨は上昇すべき。より柔軟な人民元が世界経済を支援。
交易条件は過去最高水準。今後数ヶ月間は慎重に政策を判断する。」
などの見解を示しました。
市場反応は豪ドル買いになりました。
東京時間ではドル売り動意が優勢になりました。
ドルストレートが堅調になり、ドル円が軟調傾向で推移しました。
英FT紙が、
「ユーロ圏はギリシャ支援での新たな担保について協議を行う。」
との報道をしました。
日経済財政相が、
「為替介入はそれほど頻繁に使える武器ではない。
円高対策での検討項目や方向性を29日に公表する予定。」
との発言をしました。
スペイン政府が、
「野党であるスペイン国民党と憲法改革で合意。
2020年から財政赤字をGDP比0.40%を上限とすることに合意。」
との発表をしました。
日経平均はしばらく前日の終値を挟んでの小動きになりました。
アジアの株時市場はまちまちの展開になりました。
東京時間はダウ先物がやや堅調傾向で推移しました。
格付け会社S&Pのビアーズ氏が、
「米国成長に下振れリスク。
米国の財政調整は成長鈍化の影響を受ける可能性。
日本の需要の基調トレンドは引き続きとても弱い。
アジア各国の格付けは欧米からの下振れリスクを受けている。
アジア各国はインフレ圧力と戦っている。
米格下げを非難するのは過度の単純化。」
などの見解を示しました。
菅直人首相が退陣を表明しました。
ギリシャが各国財務相と債務スワップで協議すると報じられました。
日経平均は前日比+25.42円の8797.78円で週の取引を終えました。
独輸入物価指数(7月)は市場予想より強い+0.8%になりました。
ロンドン時間前半はドル売り動意優勢の展開になりました。
ドル円が下落して軟調に推移しました。
ドルストレートは上下動しながらしばらく堅調傾向で推移しました。
欧州の株式市場は軟調傾向で推移しました。
ギリシャの財務相が、
「支援策が実施されれば2011年の財政赤字目標達成は目前。
2012年のギリシャは成長するまでには回復できないが、
景気後退の動きは鎮静化していく可能性。」
との見解を示しました。
英第2四半期GDP改訂は前期比で予想とおりの+0.2%になりました。
限定的ながらポンド買い反応になりました。
ギリシャの5年物CDSスプレッドが2300bpに上昇しました。
スイスKOF先行指数(8月)は市場予想より弱い+1.61になりました。
スイスフランが売られる市場反応になりました。
日財務副大臣が、
「円高阻止へ介入権限を放棄していない。必要なら実行する。」
との発言をしました。
NY時間が近づく頃から主要通貨ペアが下落する展開になりました。
フィラデルフィア連銀総裁が、
「FOMC声明は過度に悲観的。FRBは慌てずにデータを注視する必要。
回復は非常に弱いが2013年半ばまでの低金利維持は間違い。
QE3が米国が直面している種類の問題に対し効果があるかは不明。」
などの見解を示しました。
加財務省が、
「4-6月期の加財政収支は549億加ドルの赤字と
前年同期の723億加ドルの赤字から改善。税収の伸びが寄与。
成長は緩やかなものの6月時点の見通しに変更はない。」
などの発表をしました。
米第2四半期実質GDP改訂値は予想より弱い+1.0%、
米第2四半期個人消費改訂値は予想より強い+0.4%、
米第2四半期GDP価格指数改訂値は予想より強い+2.4%、
米第2四半期PCEコア・デフレータは予想より強い+2.2%、
などの結果になりました。市場反応は限定的でした。
NYダウは軟調傾向で推移しました。
原油先物が軟調に推移しました。
NY時間序盤のFRB議長の講演前にドル売り動意が見られました。
ミシガン大学消費者信頼感指数確報(8月)は
市場予想よりやや弱い55.7になりました。
バーナンキFRB議長のジャクソンホールでの講演では、
「FRBは追加的金融刺激策の検討を続ける。
9月のFOMCでは20日、21日と2日間あり充分な議論が可能。
米経済の成長見通しには楽観視しているが回復ペースには失望的。
リセッションは当初の予想より深いものだった。
下半期の経済成長は改善する見込み。金融市場の圧力が足かせ。
回復は時間とともに力強さを増す見込み。
FRBは適切な手段を講じる用意がある。
長期的な経済回復を推し進めるにはFRBに限界はある。
必要な措置を講じれば危機の影響を遮断できる。
適切かつ先取的な政策は住宅市場の回復を促進。
商品高やサプライチェーン寸断の影響後退なら成長加速。
長期失業率の改善が経済の健全性にとって重要。
今後数四半期の成長見通しを下方修正した。
インフレは今後数四半期で2%から
もしくはそれを下回る水準に落ち着くと予想。」
などが示されましたがQE3への具体的言及はありませんでした。
FRB業の講演直後はドルが買い戻される相場展開になりました。
ユーロなどドルストレートが下落して、ドル円が反発しました。
NYダウは下落の後に反発する展開になりました。
スイス大手銀UBSがスイスフラン建ての現金取引決済口座について、
顧客から手数料を徴収する可能性があると発表したことが発端で、
SNBがスイス大手銀行にスイス建て預金に手数料を取るように要請した、
との噂が飛び交いました。
スイスフランが売られる展開になりました。
豪ドルが反発しました。
その後、NYダウの反発に連れて再びドルが売られ、
ユーロなどドルストレートが反発上昇しました。
スイスSNBが「預金を巡る噂を否定する。」と表明しました。
スイスフランに一時買戻しの動きが見られました。
ギリシャ中央銀行が、
「ECBから必要な流動性を確保することが困難になっている
国内市中銀行に対し緊急流動性支援(ELA)を発動した。」
との発表をしました。
キプロスの議会が緊縮財政パッケージを可決しました。
ダウジョーンズによりますと、ギリシャの財務相が、
「提案の対象となるギリシャの国債の90%の保有者の参加がなければ
提案された債務交換を進めることができない。」
との見解を発表しました。
NY原油(WTI)は85ドル台前半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比+134.72ドルの11284.54ドルで週の取引を終えました。

●今週の主な予定

<8月29日(月)>

※ロンドン市場が祝日で休みになります。

朝8時01分に英ホームトラック住宅調査(7月)、
夜9時半に米個人消費支出(7月)、米個人所得(7月)、
同夜9時半に米PCEデフレータ(7月)、米PCEコア・デフレータ(7月)、
夜10時からトリシェECB総裁の議会証言、
夜11時に米中古住宅販売保留(7月 成約)、ダラス連銀製造業活動、
などが予定されています。
米の指標には注目です。
また、発表時間が未定(通常はNY時間前半)ですが
独消費者物価指数速報(8月)が予定されています。

<8月30日(火)>

朝7時45分にNZ住宅建設許可件数(7月)、
朝8時半に日失業率(7月)、日全世帯家計調査支出(7月 前年比)、
朝8時50分に日小売業販売額(7月 前年比)、
午前10時半に豪住宅建設許可件数(7月)、
午後5時半に英消費者信用残高(7月)、英住宅ローン承認件数(7月)、
午後6時に欧業況判断指数(8月)、欧消費者信頼感確報(8月)、
同午後6時に欧鉱工業信頼感(8月)、欧サービス業信頼感(8月)、
夜9時半に加第2四半期経常収支、
同夜9時半に加鉱工業製品価格指数(7月)、加原材料価格指数(7月)、
夜10時に米S&Pケースシラー住宅価格指数(6月)、
夜11時に米消費者信頼感指数(8月)、
深夜3時に米FOMC議事録、
などが予定されています。
(NZ)・(豪)・米の指標には注目です。
また、伊の中期債の入札も予定されていてその結果が注目されます。

<8月31日(水)>

朝8時01分に英GFK消費者信頼感調査(8月)、
朝8時50分に日鉱工業生産速報(7月)、
午後2時に日建設工事受注(7月)、日住宅着工戸数(7月)、
午後4時55分に独失業者数(8月)、独失業率(8月)、
午後6時に欧消費者物価指数速報(8月 前年比)、欧失業率(7月)、
午後8時半に米チャレンジャー人員削減数(8月 前年比)、
夜9時15分に米ADP雇用統計(8月)、
夜9時半に加GDP(6月)、加第2四半期GDP(年率換算)、
夜10時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(8月)、
夜11時に米製造業受注(7月)、
などが予定されています。
(独)・(欧)・米・加の指標には注目です。

<9月1日(木)>

午前10時に中国製造業PMI(8月)、
午前10時半に豪小売売上高(7月)、豪第2四半期民間設備投資、
午後2時45分にスイス第2四半期GDP、
午後3時に独第2四半期GDP確報、独第2四半期個人消費、
同午後3時に独第2四半期輸出、独第2四半期輸入、
午後4時15分にスイス実質小売売上高(7月 前年比)、
午後4時半にスイスSVME購買部協会景気指数、スイス製造業PMI(8月)、
午後4時53分に独製造業PMI確報(8月)、
午後4時58分に欧製造業PMI確報(8月)、
午後5時28分に英製造業PMI(8月)、
夜9時半に米第2四半期非農業部門労働生産性確報、
同夜9時半に米第2四半期単位労働費用確報、
同夜9時半に米新規失業保険申請件数、
夜11時に米ISM製造業景況指数(8月)、米建設支出(7月)、
などが予定されています。
豪・スイス・独・(英)・米の指標には注目です。
また、スペインの中期債の入札も予定されていて、
その結果が注目されます。

<9月2日(金)>

午後5時半に英建設業PMI(8月)、
午後6時に欧生産者物価指数(7月 前年比)、
夜9時半に米非農業部門雇用者数変化(8月)、米失業率(8月)
同夜9時半に米民間部門雇用者数変化(7月)、
同夜9時半に米製造業雇用者数変化(7月)、
などが予定されています。
(英)・米の指標には注目です。


さて、先週は週末のバーナンキFRB議長のジャクソンホールでの講演
のイベントを巡り主要通貨ペアが神経質な相場展開になりました。

ドル円は、週はじめに日経新聞が「円売り単独介入準備」との記事を
掲載したこともあって上窓を空けてのスタートになりました。週初は
為替介入への警戒もあり22日の午前11時過ぎに一時77円前半まで急伸
するチョッピーな動きが見られましたが、その後は76円台後半での揉
み合いになり、日財務相の「過度の円高が続けは3次補正予算で措置
を検討。」との発言に再度の為替介入が早急には行われないとの観測
になったか76円台半ばあたりまで軟化しました。そして、24日に格付
け会社ムーディーズが「日本債の格付けを1段階引き下げる。」との
発表がありましたが市場反応は限定的で、その後に日財務省が円高対
応緊急ファシリティの創設などを発表しましたが、発表直後は為替介
入期待が後退することになって一時軟調になる場面がありました。
その後のNY時間からQE3観測の後退によるドル買い動意にドル円は25
日にかけて反発する展開になりました。そして、週末のオセアニア
時間あたりから調整となり再び軟調に転じてバーナンキFRB議長の講
演を迎えることになりました。そして、FRB議長の講演ではQE3が明確
に示されなかったことで、一時77円台前半まで急伸する場面がありま
したが、その後はドルストレートでのドル売り動意もあり押されて
揉み合う展開になりました。ドル円は週間では上げては下げる上下動
になりました。

一方、ユーロドルは、週間全般に神経質な相場展開になりました。
週初22日にはフィンランドがギリシャへの追加支援に関して担保要求
をしたとの報道やS&Pのピアーズ氏が「ギリシャは年末までにデフォ
ルトの可能性。」との発言などネガティブ材料がありましたが、市場
の関心が週末のバーナンキFRB議長の講演にフォーカスされていたか、
市場反応は限定的で、セントルイス連銀総裁の発言などによるQE3観
測の後退で一時軟調になりました。23日には独ZEW景況感調査の悪化
に一時押す場面がありましたが、スペインの国債入札が好調であった
ことも背景に、株価を意識しながらしばらく堅調に推移して1.45に迫
るあたりまで上昇しました。その後、グリーンスパン前FRB議長の
「ユーロは崩壊しつつある。」との発言や、フィンランドの首相が、
「担保要請が否定されればギリシャ支援から離脱する可能性。」と
発言したことで急落する場面がありましたが、NYダウの堅調を背景に
持ち直して揉み合う相場展開になりました。24日には独IFO景気動向
指数が弱かったことやギリシャ2年債利回りが42%と過去最高になっ
たことなどで一時押すも、株式市場の堅調を背景に反発して、一部米
大手証券が顧客向けレポートでQE3に否定的な観測をしたことも影響
したか、ドル買いに押されて神経質な上下動になました。25日は独と
ギリシャの10年債の利回り格差が最大の1600bpに拡大するなど金融市
場でリスク回避の動きがあったことや、独が格下げされるとの噂が市
場に飛び交ったことに加えて、NYダウが軟調に推移したことを背景に
一時急落する展開になりました。そして、26日にはドル売り動意に
ユーロドルは持ち直して、その後ギリシャの5年物CDSスプレッドが
2300bpに上昇するなどリスク回避に一時調整となり、上下動しながら
バーナンキFRB議長の講演を迎えることになりました。そして、FRB
議長の講演ではQE3が明確に示されなかったことでドル買戻しに一時
1.43台前半まで急落しましたが、NYダウの反発に連れてリスク選好の
ドル売りでユーロドルは急反発する相場展開になりました。


さて今週ですが、円については、欧米の経済減速を背景とした逃避
的な「経常黒字国の通貨としての円買い」と、SNBによるフラン高
抑制施策への警戒による「消去法的な逃避先としての円選好」と、
日米金利差の縮小など、引き続き円高圧力が継続する背景がありま
すが、24日に日財務省が円高対応緊急ファシリティの創設などの円
高対策に加え、26日に日経済財政相が「円高対策での検討項目や方
向性を29日(月)に公表する予定。」とのことで、一部ではこれらの
日政府の施策に円高の緩和を期待する向きもあるようで、綱引きに
はなりそうです。

為替介入につきましては、先週は実施されず、26日に日財務副大臣
が「円高阻止へ介入権限を放棄していない。必要なら実行する。」
とは述べていますが、同日に日経済財政相が「為替介入はそれほど
頻繁に使える武器ではない。」とも述べていて、為替介入への観測
はかなり後退しているようですが、ドル円が76円台を下回った場合
は緊急発動される可能性はあるようで、一応ながら東京時間前半を
中心にドル円の動向には注意をしておいた方がよさそうです。

米ドルについては、先週末にバーナンキFRB議長のジャクソンホール
での講演のイベントを終えて一段落といったところですが、市場の
大方の予想とおりQE3への明言はなかったものの「FRBは追加的金融
刺激策の検討を続ける。FRBには適切な手段を講じる用意がある。」
として、また「今後数四半期の成長見通しを下方修正した。」とし
ながらも「米経済の成長見通しには楽観視している。」「下半期の
経済成長は改善する見込み。」「回復は時間とともに力強さを増す
見込み。」であるとして、米経済への回復期待と施策を講じる意志
を示す内容になりました。当日の市場はQE3への明言がなかったこと
でいったんドル買いに傾斜しましたが、NYダウの堅調も背景に、し
だいにドル売り動意へ傾斜することになりました。

今週もドル売りの流れは継続しそうではありますが、週が明けてか
らの世界の各市場でのバーナンキFRB議長の講演で示された内容への
市場反応が注目されるとともに、ユーロドルが1.45の節目に差し掛
かっていることや、ポンドドルが日足のMA21、そして豪ドル米ドルが
1.06の節目のアラウンドになっているなど、複数のドルストレートが
チャート・ポイントを迎えていることで、節目を巡るドルの動向を
見極めたいところのようです。

そして、市場の関心は31日の米ADP雇用統計や9月1日の米ISM製造
業景況指数、そして週末の米雇用統計へと移行する展開になりそう
で米経済指標での市場反応にも注目されます。

ドル円相場では、週初は76.50円を巡る売り買いの攻防と、29日の
日政府の円高対策に関する発表、および月末の実需筋の円転需要
などが注目されます。週後半は米雇用統計など米マクロ指標の動向
などが注目されます。

ユーロについては、23日のスペインの短期債の入札が好調であった
ことや、26日にギリシャの財務相が「支援策が実施されれば2011年
の財政赤字目標達成は目前。景気後退の動きは鎮静化へ。」との報告
などの好材料もある一方、22日に「フィンランドがギリシャへの追加
支援に関して担保要求」をしたことや、同日S&Pのピアーズ氏が
「ギリシャは年末までにデフォルトの可能性」と発表したこと、また
23日の独ZEW景況感調査がとても弱かったこと、そして同日グリーン
スパン前FRB議長が「ユーロは崩壊しつつある」との認識を示したこと
そして同日にフィンランドの首相が「担保要請が否定されればギリシ
ャ支援から離脱する。」と発言したことや、24日に独IFO研究所が
「(独の)全ての経済セクターで下落の可能性。経済のダウンサイド
リスクは拡大している。ECBはり上げを休憩する必要。」との見解を
発表したこと、また同日にギリシャ2年債利回りが過去最高の42%
を超えたことや、25日に独とギリシャの10年債の利回り格差が過去
最大の1600bpに拡大したことなど、ネガティブ材料には枚挙にいとま
がないくらいですが、

ユーロ主要国の独仏によるユーロ防衛の強いコミットや、ECBによる
国債購入などで市場に潤沢な流動性が提供されていることに加えて、
フラン高抑制施策のためSNBが通貨スワップ市場で大量のユーロ買い
・フラン売りをしていること(日経8/27の17面)や、米ドル安による
相対的なユーロ選好があるとともに、また、いわゆるユーロ悪材料
慣れもあるためか、ユーロは不自然なほどに強い現状になっている
ようです。

ユーロの相対的選好がまだ続きそうな印象がありますが、しかしなが
ら、ユーロの利上げ観測には後退が見られるとともに、ネガティブ
材料が潜在的に積みあがって陰性のポテンシャルも潜在的に高まって
いることから、米ドルが巻き戻になったときや、一部ペンディングに
なっているSNBの政策が明確化して、フラン高抑制策の底が露呈した
場合などでは、ユーロの下落圧力が顕在化する可能性もありそうで、
潜在的な下落への警戒だけは忘れずにいたいものです。目先、ユーロ
ドルでは1.45の節目を巡る動向が注目されます。

そして資源国通貨の豪ドルなどについては、NYダウの反発や原油価格
に持ち直しが見られることによるリスク選好度の増加など、先週より
も外部環境の改善が見られているようですが、利上げ観測の後退や、
豪州経済の鈍化とともに、世界経済は緩やかに拡大しているものの
減速懸念があることなどは足かせにはなりそうで、楽観はできない
ようですが、押したところでは拾いたいと見る向きは少なくないよ
うです。目先、豪ドル米ドルでは1.06の節目を巡る動向が注目され
ます。

経済指標関連では、29日の米個人消費支出と米PCEデフレータに
トリシェECB総裁の議会証言と米中古住宅販売保留(7月 成約)、
30日のNZ住宅建設許可件数と豪住宅建設許可件数に
ケースシラー住宅価格指数と米消費者信頼感指数に米FOMC議事録、
31日の欧消費者物価指数速報と米ADP雇用統計に加GDPと
米シカゴ購買部協会景気指数、
9月1日の中国製造業PMIと豪小売売上高にスイス第2四半期GDPと
英製造業PMIに米ISM製造業景況指数、
週末2日の米雇用統計などが注目されます。


さて今回は、プロファイリングのお話です。

プロファイリング"Profiling"とは、
もともとは「(背景的に)輪郭を描く」という意味なのだそうですが、

主に捜査などで用いられる手法で、
性質や特徴や状況証拠から行動科学的および確率論的に分析して
推論を組み立てていくこと、と定義されるようです。

特定や断定までを行うものではないとされていますが、
その過程において「絞込み」や「捜査時間の短縮」なども
されることになるそうです。

捜査におけるプロファイリングの場合、
秩序型と無秩序型に分類して臨床的に行う米国のいわゆるFBI流と、
統計的な分析処理を重点に行う英国流などがあるのだそうで、
簡単に解説することはできませんが、

第二次世界大戦頃から用いられるようになったとする説があり、

戦争終了時にナチスの戦犯容疑者を捜査する際に、
たくさんの捕虜の中からナチス高官の「ふるい分け」として、
ナチス高官らが所有している可能性のある「所持品リスト」を
作成して調査対象者を絞り込んだなどの歴史があるそうで、
「捜査の効率化」もその目的のひとつになっているようです。

プロファイリングについて、稚拙な例を挙げますと、

ある事件があったとして、たとえばその犯人が目撃されていて、

「男性であった」「メガネをかけていた」だけの情報からでも、
捜査対象の可能性が数分の1に絞り込まれ、

さらに、「40歳後半から60歳前くらいの年齢であった」
「逃走した車は札幌ナンバーの白いワンボックスだった」となれば、
(たとえば)捜査対象の可能性を数万分の1に絞り込むことができて、

(この段階では私も捜査対象の可能性のある1人になりますが) (^^;)

さらなる情報で、「小柄で痩(やせ)せていた」
「車は外国製だった」となると、一段と犯人像が絞り込まれ、

(この段階で私は捜査対象の可能性から除外されます) f(^_^)

そして、事件現場には犯人のもと思われる「遺留品があった」、
となると指紋やDNA鑑定の可能性も出てきて、
冤罪の可能性が少ない状況で捜査が進められることになります。

ところで…、

「性質や特徴や状況証拠から分析して推論する」
プロファイリングですが、チャートの分析にも似ているようです。

たとえば、レート(価格)がブレークしていく場合、
いろいろな状況証拠を示すことがあります。

1. 低ボラティリティの状態がしばらく続いていた。

前兆として必ず低ボラティの状態がなくてはならないか、
というと必ずしもそうとも言えない場合もありますが、

いわゆる「相場のエネルギー溜める」状態として、
ブレークの前には低ボラティリティの状態を経ていることは
比較的多いようです。

ですので、必須とまではいえなくても、
低ボラティリティの状態はブレークの予兆的な状況(証拠)の
1つといえる場合があるようです。

2. (低ボラティリティの状態から)
  ボラティリティがしだいに拡大していく状況になっていく。

あたり前といえばあたり前なのですが、

(経済指標の発表でのサプライズの急騰急落ような場合は別として)

通常の本格的なブレークに至る前段として、
徐々にボラティリティが拡大していく状態を経ることがあります。

ボリンジャー・バンドなどを表示させていると、
バンドの先端が徐々に拡大していく状況ですが、

ただ、この状況からまたボラティリティが低下に向かう
いわゆるブレーク不発となることも少なくなく、
ダマシの多い状況でもあります。

しかしながら、本格的なブレークに至る過程では
ボラティリティがしだいに拡大していく状況を経ることは多く、
予兆的な状況(証拠)の1つにはなるようです。

3. 前回高値(安値)や直前高値(安値)などを超えていく。

これも、ブレークとはレンジを破って、
相場が次のレベルの均衡へと大きく動いていくわけですので、
あたり前といえばあたり前なのですが、

本格的なブレークに至る過程では「必然の要素」になります。

ただ、前回高値(安値)を超えても、
またレンジの中にレートが戻る「ブレークもどき」や
「ダマシのブレークアウト」もあって、

前回高値(安値)を超えたなら
ブレーク確定というわけではありませんが、

本格的なブレークに至る過程では「必要条件」にはなり、
重要な状況(証拠)の1つにはなるようです。

4. ローソク足が大きく成長していく。

漸進的かつ継続的にレート(価格)が上昇もしくは下降する、
MA21など移動平均線の傾斜を伴うアクセレレーションと呼ばれる
状況もありますが、

本格的なブレークに至る過程では、
それまでのローソク足の大きさよりも
「大きなローソク足の形成」がされることが多い傾向があります。

また、ローソク足は単位時間あたりの
「レートの動きの大きさを示す」ことになりますので、

自動車での速度と移動距離の関係のように、

大きなローソク足は、価格変動が早かったことと、
一方向への動意が強いことを示すことになり、

(小さなローソク足が一方向に連なる漸進的かつ継続的な
アクセレレーションと呼ばれる状況もあるために)

必須とまではいえない場合がありますが、

本格的なブレークに至る過程ではしばしば見られ、
予兆的な状況(証拠)の1つにはなるようです。

5. 逆のサイドの戻しの動きがフェイルになったことが確認できた。

ときにファンダメンタルズの強いインパクトで
押し戻りをせずに一気にブレークしていく場合もありますが、

通常の本格的なブレークに至る過程では、

レートがレンジをブレークしようとする、
もしくは少しブレークしかかった段階などで、

「そうはさせじ」とレンジが続くと見る向きや
逆サイドの勢力が抵抗してくることが少なくなく、

そのような場合では、、前回高値(安値)を超えても
レートがまたレンジ内に戻ってしまうことがありますが、

その後に、逆のサイドの戻しの動きを制圧して、
ブレークの動きが再始動していくことがあります。

つまり、ブレークをさせないとする勢力が負けて屈して、
ブレークの動きが優勢になっていく場合があるわけですが、

これは反対勢力がフェイル(戻しの失敗)になったことを示して、
ブレークへの信頼度が高くなる傾向があります。

いわゆる「押してからの再上昇」「戻ってからの再下降」ですが、

(初動が押し戻りせずにそのままブレークになってしまい、
トレードチャンスを逃し機会利益の損失となることもあるものの)

ブレーク初動を慌てて狙うよりも、
押し戻りの反対勢力のフェイルを確認してから
ブレークに乗るほうがダマシが少ない傾向があるようです。

通常、本格的ブレークの過程では、
大きな陽線(陰線)の後に小さな逆線が示現して、

そして、その反対勢力の動きを制圧して再上昇(再下降)となって、
ブレークが発展していくことが多いものです。

その他にも…、

MAの状況や上位時間時の状況やチャートポイントなど、
いろいろありますが、このあたりで割愛いたします。

こうして見ますと…、

たとえばブレーク狙いのトレードを1つ取っても、

しっかり待って、状況証拠を積み上げて絞り込む、
プロファイリング的な考え方は役に立ちそうです。

「ボラティリティが少し拡大してきたから…。」と、
ただそれだけのわずかな状況証拠だけで、

「なんとか1Pipでも多く利を得よう」と成果を焦り、

「問答無用だぁ。こらぁ、逮捕するぞ〜。」
とばかりに、フライングの誤認逮捕ばかりしていては、(笑)

マーケットという名の所長から「損失」という、
きつい「お仕置き」をいつも受けてしまうことになりそうです。

トレードでは「絶対の確証」というものは
求めることはできないものですが、

より多く状況証拠を積み上げプロファイリングができる
良い捜査官(トレーダー)になっていきたいものですね。



<お知らせ>

「デイトレ生存率向上ブログ」を運営されている
”たかやん”さんが、

「デイトレ生存率向上メールセミナー」(無料)をはじめられました。

私も受講してみましたが、とても正統で
なかなかの内容なので皆様にご紹介いたします。

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1年ほどのコンテンツ量があるそうです。



<コマーシャルです>

FX攻略オンライン



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"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されました。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。


FX イゴール氏の「トレード3要素」のお話


先週末のNY時間にドル円が一時75円台後半まで下落して、
3月17日につけた戦後最高値を更新しましたね。

●先週の主な出来事

<8月15日(月)>

WSJ紙が、
「SEC米証券取引委員会が米格下げの計算に用いたS&Pの
計量モデルの調査とインサイダー取引の有無を調査する。
オバマ政権が現在空席のFRB理事としてハーバード大の
ジェミレー・スタイン教授と米債券運用大手ピムコの
リチャード・クラリダ氏を指名する方向で調整している。」
などの報道をしました。
スイスの地元紙が、
「14日にスイス政府とスイスSNBがスイスフランの目標設定の
可能性について協議をしている。」
との報道をしました。
英ライトムーブ住宅価格(8月)は前月より弱い−2.1%になりました。
日第2四半期GDP速報は前期比で−0.3%、同前期比年率で−1.3%と、
ともに市場予想よりは強い結果になりました。
日第2四半期GDPデフレータは予想より弱い−2.2%になりました。
東京時間前半では主要通貨ペアがしばらく堅調傾向で推移しました。
東京時間では日経平均が堅調傾向で推移しました。
ダウ先物が堅調傾向で推移しました。
アジアの株式市場も堅調傾向で推移しました。
豪新車販売台数(7月)は前月より強い+8.6%になりました。
独ウェルト紙が、
「独政府はユーロ圏を支える最終的な手段として
ユーロ圏共同債券の発行案を排除しない意向。」
との観測報道をしました。
その後ドル円がしだいに反落して揉み合う展開になりました。
東京時間ではスイスフランが軟調に推移しました。
仏ジュルナル・デュ・ディマンシュ紙が、
「仏政府は2012年に約100億ユーロの財政赤字削減を目指す方針。
仏政府は24日に財政赤字削減案を公表する予定。」
との観測報道をしました。
格付け会社のムーディーズが、
「FRBが2013年半ばまで低金利維持の方針を表明したことは
銀行と保険にとってはマイナス要因。」
との見解を示しました。
独ビルド・ツァイトゥツング紙が、
「伊・仏・スペインに支援は必要がない可能性。
ECBが欧州のバッドバンクになることはない。」
とのレーン欧州委員の見解を記事として掲載しました。
日経平均は前週末比+122.69円で大引けました。
ロンドン序盤は主要通貨ペアが上昇の後に揉み合いになりました。
スイス生産者輸入価格(7月)は予想とおりの−0.6%になりました。
独当局が「ユーロ共同債は独仏首脳会談の話題にならない。」
との発表をしました。
スイスフランに買戻しの動きが見られました。
ドル円がしだいに軟調になりました。
WSJ紙が、
「今後数ヶ月にわたってデータを見る必要があるが、
日米欧の主要経済がリセッションに陥る可能性が50%以上ある。」
とのルービニ教授の見解を記事として掲載しました。
英BOEのマイルズ委員が、
「英国経済はもろいながらも回復軌道にある。
第2弾の量的緩和は現時点では必要はない。」
との見解を示しました。
NY連銀製造業景気指数(8月)は市場予想より弱い−7.72になりました。
NY時間前半ではドルが売られる相場展開になりました。
ユーロドルなどドルストレートが堅調傾向で推移しました。
対米証券投資(6月)は市場予想より弱い+37億ドルになりました。
ECBが「先週の債券購入は(過去最大)220億ユーロ」と発表しました。
NYダウはグーグルによるモトローラ携帯端末部門買収など
大型M&Aが好感され堅調傾向で推移しました。
米NAHB住宅市場指数(8月)は市場予想とおりの15になりました。
しだいにドル円が反発しました。
原油先物が堅調傾向で推移しました。
アトランタ連銀総裁が、
「さらなる金融緩和には警鐘を鳴らしたい。
資産の買い入れは実施可能。
米国のリセッションの可能性は高まったが再度陥るとは予想せず。
米国が経済成長を再開させる可能性は高い。
QE3を含めた全ての選択肢を排除することはできない。
FOMCが示した2013年半ばの時間軸は妥当。
必要があればタイミングについて再考することを支持する。」
などの見解を示しました。
NY原油(WTI)は反発して87ドル後半で引けました。
NYダウは前週末比+213.88ドルで取引を終えました。

<8月16日(火)>

英FT紙が、
「財政緊縮策は性急に実施できない。
一部の国々には急速な調整は誤りとなる可能性。
市場は低成長やマイナス成長を嫌う可能性。
目標達成のためには歳出削減とともに金融セクターの回復が不可欠。
金融の混乱に容易な解決策は無い。」
などのIMF専務理事の見解を記事として報道しました。
オバマ米大統領が、
「9月に景気浮揚、雇用創出、赤字削減などの具体策を打ち出す。」
との発言をしました。
中国の政府系シンクタンクが、
「中国第3四半期CPIは6.2%になる見通し。
第3四半期GDPは9.2%の伸びになる見込み。
中国政府は人民元の取引バンドを拡大する機が熟している。」
などの見解を発表しました。
東京時間前半では主要通貨ペアが上下動の揉み合いになりました。
WSJ紙が、
「日本の主要格付け会社であるR&I格付投資情報センターが
今後数ヶ月以内に日本の格付けを引き下げる可能性。」
との観測報道をしました。
世界銀行の総裁が、
「世界経済は新たな危険ゾーンにある。
食糧の安全保障に関して世界的な協力が必要。
IMFは欧州債務問題で主要な役割を担うと確信。
中国の人民元上昇は前向きなこと。
自由貿易の問題解決を推進するべき。」
などの見解を示しました。
豪財務相が、
「市場の混乱の確固たる解決が必要。
豪ドルの水準は依然として高すぎる。」
との見解を示しました。
豪ドルはRBA議事録の発表前に調整で軟調になりました。
豪RBA議事録では、
「世界的な不透明感から金利を据え置いた。
成長と物価を判断する間は金利据え置きが賢明。
下振れリスクがより顕著になってきた。
国内の金融状況はすでに抑制的。
信用の伸びは非常に抑制されている。
資産価格は軟化していて豪ドルは高水準。」
などが示されました。
市場反応は限定的でした。
人民元対ドル基準値が1ドル6.3925元の切上後最高値になりました。
日経平均は前日の終値を挟んでの小幅な上下動になりました。
東京時間後半ではしだいにドルストレートが軟調になりました。
スイスフランに買戻しが見られました。
日経平均は前日比+21.02円で大引けました。
中国上海株式市場は3営業日ぶりに反落しました。
独第2四半期GDP速報は市場予想より弱い+0.1%になりました。
ユーロが軟調が強まりました。
ロンドン時間序盤はドルストレートやクロス円が軟調になりました。
独DAXなど欧州の株式市場が軟調に推移しました。
フィンランド中銀総裁が、
「ここ数週間で世界経済は悪化している。
以前よりも経済成長に関して不確実性が広がっている。
市場の緊張に対処するには金融政策では十分ではない。
政府・議会も行動を起こさなければならない。」
などの認識を示しました。
スイスSNBが、
「為替先物市場でのレートチェックの噂にはコメントしない。」
との発表をしました。
ダウ先物が軟調に転じました。
原油先物の時間外取引は軟調傾向で推移しました。
英消費者物価指数(7月)は市場予想より強い+4.4%、
英消費者物価指数コア(7月)は市場予想より強い+3.1%、
英小売物価指数(7月)は市場予想とおりの−0.2%、
英DCLG住宅価格(6月)は前回値よりは強い−2.0%になりました。
ポンド買い反応になりました。
欧貿易収支(6月 季調前)は市場予想より弱い−16億ユーロ、
欧第2四半期GDP速報は市場予想より弱い+0.2%になりました。
市場反応は限定的でしたが、
しだいにドル円が軟調になりました。
英BOE総裁が、
「英CPIは一時的な要因がなければ2%を下回る可能性。
今後数カ月で5%到達もありえる。
CPIの見通しには不透明さとリスクがある。
ユーロ圏の動向は金融市場に深刻なストレスをかける恐れがある。
必要なら更なる量的緩和策や政策金利を利用することが出来る。」
などの見解を示しました。
米小売業大手のホーム・デポやウォールマートの5-7月期決算では、
ともに1株あたり利益が市場予想より強い結果になりました。
加製造業出荷(6月)は市場予想より弱い−1.5%になりました。
米住宅着工件数(7月)は市場予想より強い60.4万件、
米建設許可件数(7月)は市場予想より弱い59.7万件、
米輸入物価指数(7月)は市場予想より強い+0.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
米鉱工業生産(7月)は+0.9%、米設備稼働率(7月)は77.5%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
主要通貨ペアが反発して揉み合う相場展開になりました。
スイス政府・中銀による17日の施策発表への思惑で
スイスフランの売りが強まっていきました。
格付け会社のフィッチが、
「米国債の長期格付けをAAAで維持する。見通しは安定的。」
との発表をしました。
NYダウは軟調傾向の揉み合いになりました。
ドル円が上げては下げる上下動になりました。
ポンドがしばらく堅調傾向で推移しました。
仏大統領が、(独仏首脳会談の報告として)
「ユーロを防衛する決意でメルケル独首相と一致。
ユーロ圏共通のガバナンスを提案することで独首相と合意。
ユーロ圏加盟国に2012年夏までに財政赤字上限規定を
憲法に盛り込むよう提案へ。
債務と赤字の削減のため金融取引税を9月に提案。
ユーロ圏救済基金の規模拡大は現時点では必要ない。
ユーロ共同債は現状の債務問題には効かない。
ユーロ共同債は統合の最終段階となる可能性。
ユーロ共同債は他の健全な周辺国の状況を阻害する恐れもある。」
などを示しました。
独の首相が、
「仏独はユーロの強化を決意。ユーロ圏は新たな段階が進行中。
より強いユーロにはより強い経済のつながり必要。
EUの債務規定を優先する必要。
ユーロ共同債は現時点で我々を救うことは無い。
ユーロ共同債は今のところ我々の助けにならない。
独仏はユーロ圏の信用の再創造を目指す。」
などの発言をしました。
スペインの財務相が、
「以前よりも困難さが増しているが、
スペインは今年の経済成長の予測の変更はしない。」
との見解を示しました。
ユーロが上昇した後に反落して揉み合う展開になりました。
格付け会社のフィッチが、
「米ファニーメイとフレディマックのAAA格付けを確認。
見通しは安定的。」との発表をしました。
米10年債利回りが一時2.20%割れまで低下する場面がありました。
NY原油(WTI)は86ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−76.97ドルで取引を終えました。

<8月17日(水)>

NZ第2四半期生産者物指数(仕入)は市場予想より弱い+0.9%、
同(出荷)は市場予想より強い+1.4%になりました。
NZドルが売られましたが市場反応は限定的でした。
豪Westpac先行指数(6月)は前月より強い+0.1%になりました。
日経平均は軟調傾向で推移しました。
セントルイス連銀総裁が、
「低金利継続は新たな追加緩和のシグナルではない。
もしも経済状況が深刻な悪化となれば追加緩和の可能性もある。
景気後退になる可能性は低い。下半期成長は2.5%の見込み。」
などの見解を示しました。
豪第2四半期賃金コスト指数は予想とおりの+0.9%になりました。
東京時間前半は主要通貨ペアが軟調傾向の揉み合いになりました。
香港訪問中の中国NDRCの主任が、
「中国のGDPは向こう5年間は年7%成長の見通し。
世界経済の回復が勢いを失っている。」
との見解を示しました。
東京時間後半はドルストレートが反発する展開になりました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
スイス政府・中銀の施策発表を控えスイスフランが売られました。
豪の財務相が、
「豪経済は引き続き世界経済の逆風に直面しているが、
豪は低い失業率、公的債務の少なさ、小幅な財政赤字であり、
正しい時期に世界の正しい場所にいる。」
との認識を示しました。
日経平均は前日比−50.17円で大引けになりました。
ロンドン時間ではドル円が軟調に推移しました。
ユーロドルなどドルストレートが一時急落しました。
スイスSNBが、
「スイスフランは大幅に過大評価されている。
スイスフラン高抑制をさらに強化する。外貨スワップも活用する。
必要に応じて更なるフラン高対策を講じる。
流動性供給を再度拡大する。
銀行の当座預金残高を1200億フランから2000億フランに引上げる。」
などの発表をしました。
目標レートの設定やペッグ制の導入などが示されなかったことで
市場の期待はずれにスイスフランが買い戻される展開になりました。
英FTなど英国や欧州の株式市場が軟調傾向で推移しました。
その後、ドルストレートが反発しました。
欧経常収支(6月)は前回値より強い−33億ユーロになりました。
英失業率(7月)は4.9%、失業保険申請件数推移(7月)は+3.71万人と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
英BOE議事録では、
「9対0で金利の据え置きを決定。
デール委員とウィール委員が利上げの主張を取り下げた。
8対1で資産購入規模の据え置きを決定。
ボーゼン委員が500億ポンドの購入規模の拡大を主張。
最近の状況展開は刺激策を解消する理由を弱めた。
英国経済の最大のリスクはユーロ圏危機に起因している。
MPCは世界経済が減速すると予想。
リスクが顕在化すれば更なる量的緩和が必要となる可能性もある。」
などが示されました。
ポンドが一時急落しました。
欧消費者物価指数確報(7月)は予想とおりの+2.5%になりました。
欧消費者物価指数コア(7月)は予想より弱い+1.2%になりました。
しだいにドルストレート通貨ペアが堅調になって行きました。
英国の10年債利回りが過去最低の2.456%に低下しました。
加国際証券取扱高(6月)は
市場予想より弱い−34億600万加ドルになりました。
米生産者物価指数(7月)は市場予想より強い+0.2%になりました。
米生産者物価指数コア(7月)は予想より強い+0.4%になりました。
限定的ながら一時ドル買い反応になりました。
原油先物がしばらく堅調傾向で推移しました。
フィラデルフィア連銀総裁が、
「FOMCは不適切な決定を下した。FOMCの声明はネガティブすぎる。
政策は暦ではなく経済で決定すべきだ。
2013年半ばより早く利上げが必要になる公算が大きい。
米国は深刻な財政課題を持っている。」
などの見解を示しました。
NYダウが上昇して始まった後に反落しました。
NY時間前半ではユーロドルが上昇の後に反落しました。
ドル円が下落の後に反発して再下降する上下動になりました。
買い戻されていたスイスフランが再び売られました。
ポンドが堅調傾向で推移しました。
週間石油在庫統計では原油在庫が予想以上の423万3000バレルになり、
上昇していた原油価格が上げ幅を縮小しました。
スイスの経済相が、
「スイスフランは過大評価されている。政府はSNBの行動を評価する。
政府は輸出と観光の支援に20億スイスフランを提供する。
今こそ本当の対策を実行するとき。」
などの発言をしました。
スイスの財務相が、
「政府はSNBの政策を支援する。スイスフランはSNBの問題。
SNBは通貨目標を導入するかどうかを決める必要。
SNBがフラン高に対して断固として行動するならば政府は支持する。
SNBの通貨目標設定に政府は関与しない。
資本規制やマイナス金利には政府の承認が必要になる可能性。」
などの見解を発表しました。
具体策の決定が後になることでCHFに買戻しの動きが見られました。
ダラス連銀総裁が、
「景気拡大と雇用創出に資金供給できる流動性は十分にある。
一段の金融緩和を合図するのは賢明でない。
今年の第3四半期の米経済成長は3%を達成する可能性がある。
2012年の経済成長は拡大する可能性。
2013年半ばまで政策金利据え置くのは賢明でない。
FRBは株価救済のための政策を絶対に実施するべきでない。」
などの見解を示しました。
オバマ大統領が、
「住宅市場が改善を見せるには年内か来年までかかる可能性。
経済が上向けば直ぐに住宅市場は改善する可能性。
財政問題に関しては劇的な外科治療を要求している訳でなない。
歳入が増加しなければ景気刺激策も大幅に削減しなければならない。」
などの見解を示しました。
NY原油(WTI)は87ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+4.28ドルで取引を終えました。

<8月18日(木)>

一部のメディアが、
「独仏財務相は金融取引税実施に関する提案を9月初めに行う。」
との観測報道をしました。
オーストリア中銀総裁が、
「日本のような低インフレ・低成長に陥る可能性を警戒。
ECBによる国債購入は市場の不均衡を是正し効果がある。
伊イタリアが市場の信認を回復するには時間がかかる。
ユーロ共同債発行にはまだ時期が熟していない。」
などの見解を示しました。
オバマ大統領が米CBSのインタビューで、
「米国が再び景気後退に陥るリスクはないが、
景気回復は失業危機に対応できるほど速くない。対応が必要。」
などの見解を示しました。
日通関ベース貿易収支(7月)は予想より強い+725億円になりました。
東京時間前半ではドルストレートが軟調傾向で推移しました。
日経平均が軟調傾向で推移しました。
アジアの株式市場が軟調傾向で推移しました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
財務省の中尾財務官と日銀の中曽理事が面談したことが報道され、
ドル円が上昇する場面がありました。
S&Pのビアーズ氏は香港で、
「米格付けはネガティブ見通し。格下げは3分の1の確率。」
との見解を示しました。
日景気一致CI指数確報(6月)は速報値よりやや強い108.8、
日景気先行CI指数確報(6月)は速報値と同じ103.2になりました。
日経平均は前日比−113.50円で大引けになりました。
ロンドン時間に入る頃に通貨先物市場でスイスSNBによる
レートチェックの噂からイスフランが売られる場面がありました。
WSJ紙が、
「米金融当局が欧州の債務危機が
米国の金融システムに影響を及ぼす可能性があるとして
欧州大手銀行の米国現地法人や支店への調査を強化している。」
と報道しました。
格付け会社のS&Pが、
「仏のAAA格付けを確認。見通しは安定的と確信。」
との発表をしました。
ユーロが限定的ながら一時反発しました。
ロンドン時間前半は主要通ペアが軟調傾向の揉み合いになりました。
豪ドルが軟調に推移しました。
欧州の株式市場が軟調傾向で推移しました。
英小売売上高指数(7月)は市場予想より弱い0.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
日銀の中曽理事が、
「午前に開かれた中尾財務官との会談で、
為替市場を24時間臨戦態勢で監視することを確認した。」
との発言をしました。
欧建設支出(6月)は前月より弱い−1.8%になりました。
日財務相が千葉市内の講演で、
「介入にはサプライズがないと意味がない。
必要なときには断固たる措置を取る。」
との発言をしました。
スイス中銀が政策金利に用いるLIBOR3ヶ月物フランが
過去最低水準となる0.014%まで低下しました。
米消費者物価指数(7月)は前年比で予想より強い+3.6%、
米消費者物価指数コア(7月)は前年比で予想より強い+1.8%、
米新規失業保険申請件数は予想よりより弱い40.8万件になりました。
加景気先行指標指数(7月)は市場予想とおりの+0.2%、
加卸売売上高(6月)は市場予想より強い+0.2%になりました。
一時リスク選好動意になりましたが限定的でした。
オーストリア中央銀行総裁が、
「インフレよりも低成長と低インフレに陥る状況を懸念している。」
との認識を示しました。
原油先物が軟調傾向で推移しました。
NY時間前半はユーロなどドルストレートが軟調傾向で推移しました。
スイスフランに買戻しが見られました。
NYダウが軟調傾向で推移しました。
米中古住宅販売件数(7月)は前月比で予想より弱い467万件、
米景気先行指標総合指数(7月)は予想より強い+0.5%、
フィラデルフィア連銀製造業景況指数(8月)は
構成項目の雇用や新規受注や出荷などが大きく落ち込み
市場予想よりかなり弱いサプライズになる−30.7になりました。
主要通貨ペアが下落する相場展開になりました。
NYダウが一時500ドル以上の下落になりました。
金先物が1828.20ドルと史上最高値を更新しました。
米10年債利回りが一時2.00%を割り込みました。
格付け会社のフィッチが、
「米国は他のAAA格付け国以上に負債を拡大できる。
しかし信頼性の高い債務削減計画が必要。
それが無ければAAAの限界点を試すことになる。」
との見解を発表しました。
英BOEのウィール委員が、
「英国の第3四半GDPは第2四半期より改善する可能性。
基調的な経済成長はやや弱い可能性。
リセッションの可能性がないとは言い切れないが、
英中銀の追加量的緩和実施に現在は適切な時期ではない。
世界的な経済情勢は若干悪化する可能性。」
などの見解を示しました。
英BOEのホールデン理事が、
「市場で恐怖感や悲観論が増幅する悪循環を止めるため、
新たな政策を策定する必要があるかもしれない。
市場は2008年の金融危機のトラウマで壊滅的な状況に陥る危険性を
実際より大きくとらえるようになっている。」
との見解を示しました。
一部メディアが、
「ヒューレッド・パッカードが英システム開発会社のオートノミーを
100億ドルで買収の可能性が高まっている。」
との観測報道をしました。
ロンドンフィクスあたりからフラン売りの動きが見られました。
独の首相が、
「ユーロ共同債は危機に対しての間違った答え。
欧州は債務危機を乗り越えられる。」
との認識を示しました。
NY連銀のダドリー総裁が、
「2011年上半期に国外の混乱と高インフレに巻き込まれた米国経済は
下半期に回復が再開するがその回復ペースは減速する可能性。
リセッションのリスクは高まったが陥る可能性は低い。
7月の消費は予測よりも堅調。下半期の経済成長は堅調の可能性。」
との見通しを示しました。
米5年物インフレ連動債の入札では、
最高落札利回りが前回より低い−825%、
応札倍率は前回より低い2.49倍になりました。
NY原油(WTI)は大きく下落して82ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−419.63ドルで取引を終えました。

<8月19日(金)>

オセアニア時間ではドルが買われて、
ドルストレートが軟調傾向になってドル円が反発しました。
時間外取引でNY原油が軟調に推移しました。
ロイター通信が、
「欧州債務危機を背景に一部の欧州銀行のドル調達コストが上昇。」
との報道をしました。
東京新聞が、
「歴史的な円高を背景に日本企業が海外の企業を買収する動きが
活発化している。今年、買収件数は25%増え買収額も1.5倍に拡大。」
との報道をしました。
ダラス連銀総裁がCNBCでのインタビューで、
「第3四半期の米経済成長はプラスになる見通し。
米経済には引き続き勢いがあるが回復は緩やか。
FRBの低金利継続の公約は回復を遅れさせる可能性。」
などの見解を示しました。
東京時間ではドル円が一時急伸する動きがありましたが、
仲値を過ぎたあたりで急反落しました。
日経平均が軟調傾向で推移しました。
東京時間ではドルストレートが揉み合いになりました。
アジアの株式市場が軟調傾向で推移しました。
日財務相が閣議後の会見で、
「世界株安は経済の先行きに対する不安が背景。
為替について日銀と問題意識共有しながらやるべきことをやる。
第3次補正予算で円高に対する対応は充分にあり得る。」
との発言をしました。
ロイター通信が、
「NZ中銀は12月まで利上げを見送る見通し。
9月15日の会合で利上げする見通しは20%。据え置きは60%。」
との観測報道をしました。
NZクレジットカード支出(7月)は前月より強い+7.3%になりました。
日全産業活動指数(6月)は市場予想より強い+2.3%になりました。
シュタルクECB理事が、
「ユーロ共同債は見せかけの解決策。
ユーロ共同債は誤ったインセンティブを与える。
EFSFの倍増やECBの一段の流動性供給はいずれも有効ではない。
ECBの債券購入規模とペースは市場の緊張がいつまで続くかによる。
必要なのは構造改革である。」
などの認識を示しました。
ドル円が介入を意識してか時折荒っぽい動きになりました。
日経平均は前日比−224.52円の8719.24円で週の取引を終えました。
独生産者物価指数(7月)は市場予想より強い+5.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間前半では主要通貨ペアが軟調に推移しました。
スイスフランが買われる動きが見られました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
英公共部門ネット負債(7月)は−20億ポンドになりました。
市場反応は限定的でした。
ドル円の軟調傾向がしばらく続きました。
その後ドルストレートが反発して揉み合う展開になりました。
英BOEのウィール委員が、
「必要あれば資産買取枠の拡大はありえる。
英経済の見通しについては依然ほど楽観的ではない。
利下げの可能性は非常に低い。」
などの見解を示しました。
NY金先物が時間外取引で一時1870ドル台に上昇しました。
ECBが伊国債を購入しているとの一部報道がありました。
独10年債とギリシャ10年債の利回り格差が1429bpまで拡大しました。
ECBのシュタルク専務理事が、
「過度の低金利が続きすぎることは過剰なリスク志向を後押しする。
間違った投資を生み出す一方で経済の成長力は損なわれる。」
との見解を示しました。
主要通貨ペアが上下動する神経質な相場展開になりました。
加消費者物価指数(7月)は前年比で市場予想より弱い+2.7%、
加消費者物価指数コア(7月)は市場予想とおり+1.6%になりました。
市場反応は限定的でした。
NY時間に入るあたりでFRBが緊急会合を開くとの噂が飛び交い、
ドルが売られてドルストレートが堅調になりました。
クリーブランド連銀総裁が、
「低成長は2013年までのゼロ金利を正当化。
回復支援の追加の措置は望ましい。
景気回復への下向きのリスクが強まっている。
成長率は今年3%で、次の2年間は3%になる可能性。」
などの見解を示しました。
加の財務相が、
「判断の難しい局面に直面。欧米の景気回復はもろいが、
世界経済は緩やかに成長している。
欧米を取り巻く環境については果敢な行動が求められる。
欧米の経済情勢が加の経済に影響。
加第2四半期GDPは当初の予想よりも緩やか。」
などの見解を示しました。
ダドリーNY連銀総裁が、
「最近のデータは悲観的に見てもマチマチな状況。
米国債の格下げを過剰に受け止めるべきではない。
FOMCはインフレ抑制に決意を表明している。
インフレ期待の状況はFRBに対する信頼を示している。」
などの認識を示しました。
NY時間前半はドル売り動意が継続しました。
ドルストレートが堅調傾向で推移しました。
米WSJ紙が、
「頻繁に介入する計画はない。
介入は日常的に用いる手段ではない。
最近の円相場の動きは経済のファンダメンタルズを反映してない。
円が逃避買いの対象通貨と考えられるべき理由はない。」
などの日本の財務省当局者の発言を記事として報じました。
ドル円が一時75円台後半まで下落して戦後最安値を更新しました。
NYダウは100ドル以上の下落になりましたがその後に反発して
前日終値を挟んでの振幅の大きな上下動になりました。
加BOC総裁が、
「米国の債務削減は加の2011〜2012年のGDPに−2%の影響の可能性。
加のCPIはBOCの予想に沿っている。欧州の状況は引き続きリスク。
商品価格は引き続き高止まりとなる可能性。
BOCは基本的に米国と欧州経済の収縮を予想していない。」
などの発言をしました。
産経新聞が、
「日政府と日銀が緊急円高対策実施を検討。
日銀は追加緩和を検討。海外当局とも調整。」
との観測報道をしました。
ドル円に買戻しの動きがみられました。
その後しだいにNYダウが軟調になって行きました。
シュタルクECB理事が、
「債務削減の問題は中央銀行の仕事ではない。
市場が機能不全のためECBは債券市場に介入している。
債券のスプレッドは拡大する可能性がある。
ECBの国債購入はインフレ・リスクには繋がらない。」
などの見解を示しました。
ダウジョーンズがギリシャの2人の高官の談話として、
「今年、ギリシャ経済は最大5.2%のマイナス成長となる可能性。
2011年の財政赤字の対GDP比率を8〜8.5%へと押し上げる可能性。
内的・外的要因の両方がリセッションを深刻化。」
と報じました。
NY金先物は5日続伸して1852.20ドルで引けました。
NY原油(WTI)は82ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−172.93ドルで取引を終えました。

●今週の主な予定

<8月22日(月)>

夜9時半に米シカゴ連銀全米活動指数(7月)
が予定されています。

<8月23日(火)>

正午12時にNZ第3四半期インフレ期待(2年間)、
午後3時に日工作機械受注確報(7月 前年比)、
同午後3時にスイス貿易収支(7月)、
午後4時28分に独製造業PMI速報(8月)、独サービス業PMI速報(8月)、
午後4時58分に欧製造業PMI速報(8月)、欧サービス業PMI速報(8月)、
午後6時に独ZEW景況感調査(8月)、
同午後6時に欧ZEW景況感調査(8月)、
夜9時半に加小売売上高(6月)、
夜11時に欧消費者信頼感速報(8月)、
同夜11時に米新築住宅販売件数(7月)、
同夜11時に米リッチモンド連銀製造業指数(8月)、
深夜2時に米2年債の入札、
などが予定されています。
独・欧・加・米の指標には注目です。

<8月24日(水)>

朝7時45分にNZ貿易収支(7月)、NZ輸出(7月)、NZ輸入(7月)、
朝8時50分に日企業向けサービス価格指数(7月 前年比)、
午前9時に豪コンファレンスボード景気先行指数(6月)、
午後5時に独IFO景気動向指数(8月)、独IFO現況評価値(8月)、
午後6時に欧鉱工業新規受注(6月)、
夜9時半に米耐久財受注(7月)、
夜11時に米住宅価格指数(6月)、米第2四半期住宅価格指数、
深夜2時に米5年債の入札、
などが予定されています。
NZ・独・米の指標には注目です。

<8月25日(木)>

朝7時45分にNZ第2四半期小売売上高、
朝8時01分に英ネーションワイド消費者信頼感(7月)、
午後3時に独GFK消費者信頼感調査(9月)、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
深夜2時に米7年債の入札、
などが予定されています。
NZ・米の指標には注目です。

<8月26日(金)>

朝8時半に日全国消費者物価指数(7月)、
同朝8時半から豪RBA総裁の議会証言、
午後5時半に英第2四半期GDP改訂値、
午後6時半にスイスKOF先行指数(8月)、
夜9時半に米第2四半期GDP改訂値、米第2四半期個人消費改訂値、
同夜9時半に米第2四半期GDP価格指数改訂値、
同夜9時半に米第2四半期PCEコア・デフレータ改訂値、
夜10時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(8月)、
夜11時からバーナンキFRB議長のジャクソンホールでの講演、
深夜1時25分からトリシェECB総裁の講演、
などが予定されています。
英・米の指標には注目です。
また、豪RBA総裁の議会証言、バーナンキFRB議長の講演、
トリシェECB総裁の講演にも注目です。

さて先週、ドル円は、為替介入を意識しながらも9日のFOMCで長期間
金融緩和が継続されたことを背景としたドル安圧力も継続していて、
週間で76円台半から76円台前半のやや軟調傾向のレンジ相場が続きま
したが、週末のNY時間に急落して、一時、戦後最安値の75円95銭をつ
ける展開になりました。

一方、ユーロドルは、週初めに独ウェルト紙が「独政府はユーロ圏を
支える最終的な手段としてユーロ圏共同債券を排除しない意向。」と
の観測報道があったことや、NYダウの反発を背景に1.44台後半まで上
昇した後に、独仏首脳会談でユーロ共同債が否定されたことや、金融
取引税の提案に揺れながらも、欧州の主要国である独仏のユーロ防衛
のコミットメントに再上昇しましたが、週半ばに一時1.45台に乗せた
後に、週後半のNYダウの大幅下落など世界同時株安によるリスク選好
度の低下に伴い反落する展開になり、そして、週末にECBが伊の国債
を購入したことをきっかけに反発に転じて、FRBが緊急会合を開くと
の噂によるドル売り動意もあり、1.44台の半ばまで反発する上下動の
相場展開になりました。

そして、豪ドル米ドルは、週はじめに株式市場や原油価格が反発した
ことを背景として上昇した後に、週後半にアジアの株式市場やダウ先
物の軟調に続き、NYダウが大幅下落するなど世界同時株安に加えて、
金を除く原油など資源価格が軟調に推移したこともあって、反落が強
まる展開になりましたが、週末に米FRBが緊急会合を開くとの噂によ
るドル売り動意に一時1.04台半ばあたりまで反発する上下動の相場
展開になりました。

さて今週ですが、円については、欧米の経済不安による逃避的な「経
常黒字国の通貨としての円買い」の潜在圧力とともに、スイスSNBに
よるフラン高抑制の施策への警戒を背景とした「消去法的な逃避先
としての円選好」もあり、また、9日のFOMCで長期間の米金融緩和
の継続が示されたことに相俟って米国のQE3への期待も背景とした
日米金利差の縮小と、今週も円高圧力が継続する背景がありますが、
一方、先週末に一時ドル円が76円台を割り込む事態になったことで、
日本政府・日銀による為替介入や追加緩和への期待も高まっていて、
円高圧力と介入警戒との綱引きとなりそうな様相です。

為替介入については、18日に日銀の中曽理事が「午前に開かれた中尾
財務官との会談で、為替市場を24時間臨戦態勢で監視することを確認
した。」との発言があり、臨戦態勢に入っていることが覗われると
ともに、19日午前の日財務相の記者会見で「円高進行には適時適切に
対応する。」として、為替介入が8月4日だけの単発で終わりでは
ないことが示唆されていますが、日経新聞(20日)によれば日銀内部に
「バーナンキFRB議長の講演(26日予定)で為替相場が大きく動けば、
何らかの対応を考えざるを得ない。」との声があることや、19日の
日財務省の中尾財務官による「頻繁に介入する計画はない。介入は
日常的に用いる手段ではない。」との発言など、実行の時間軸につ
いては、日要人発言に即時に行動を起こす緊迫感が今ひとつ感じら
れないと見る向きもあるようです。

ただ、19日のNY市場でドル円が一時、震災後の安値を下抜けて75円台
後半の戦後最安値をつける非常事態にもなっていることから、産業界
からの介入期待も高まることが予想され、今週は東京時間の前半、
特に仲値から午前10時半頃の時間帯は日政府・日銀による為替介入に
一応は注目しておく必要がありそうです。

米ドルについては、9日のFOMCで長期間の米金融緩和継続が示された
ことで米国の通貨としての米ドルは軟調地合いとはなっていますが、
世界経済の減速懸念で日本を除くアジアの通貨に対して巻き戻されて
いることや、株式市場の下落に伴うリスク選好度の低下や欧州不安に
よる基軸通貨としての米ドル買いも見られ、綱引きとなっているよう
です。

今週は、26日夜11時からのバーナンキFRB議長のジャクソンホールで
の講演が米ドルの焦点となりますが、19日にはFRBの緊急会合の噂が
出るとドルが売られる動きが見られ、思惑を含めて先行織り込みの
動きに注意がいるとともに、当日のバーナンキ発言が注目されます。
QE3についてはFRBメンバーの中に否定論が散見されていますが、NY
ダウなど株式市場の軟調が著しい状況となっているだけに、何らか
の追加緩和策がほのめかされると期待する向きも少なくなく、また
肩透かしとなった場合もそれはそれで失望感から動意づく可能性も
あり、今週は週末のバーナンキFRB議長の講演に絡んで相場が大きく
動く可能性がありそうです。

ドル円相場では、日政府・日銀による為替再介入の可能性とともに、
週末の26日にはバーナンキFRB議長の講演のイベントが控えていて、
大きな相場変動の材料がありながらも、為替の再介入の時期も不確
定で読みづらい状況となってるようですが、思惑での先行織り込み
の動きと、膠着的な動きとがしばらく繰り返される可能性もありそ
うです。今週は一応ながら東京時間の仲値あたりから午前10時半頃
の時間帯は日々、為替介入への警戒をしておきたいものです。

ユーロについては、独仏首脳会談で欧州主要国である独仏によるユー
ロ防衛のコミットメントが示され、また欧州経済政府構想が提唱さ
れましたが、市場一部で期待されていたユーロ圏共同債券は一旦否定
されることとなって、EFSFの拡充も見送りになり、また金融取引税の
提案も市場の一部では嫌う動きもあり、独仏首脳会談はユーロ安定に
決め手を欠く結果になったという厳しい声もあるようです。
そして、欧州の銀行ではリストラが相次いでいるとの報道もあり、
また米金融当局が欧州銀行の米国部門の調査を強化しているとの報道
に欧州銀行の株価が下落して、ユーロ建てロンドン銀行間取引金利
(LIBOR)と翌日物金利スワップ(OIS)の金利差が2007年の「パリバ・
ショック」の直後の水準まで上昇していて、金融市場での欧州不安は
沈静化していないようです。

ECBが潤沢な流動性を提供していることで流動性危機に陥る状況では
ないものの、欧州主要国の独の実質成長率が前期比で+0.1%に低迷
していることや、仏の個人消費が急減して成長率が0%になっている
ことに加えて仏への格下げ懸念が台頭したり、またダウジョーンズが
ギリシャの2人の高官の談話として「今年、ギリシャ経済は最大5.2
%のマイナス成長となる可能性。2011年の財政赤字の対GDP比率を8〜
8.5%へと押し上げる可能性。内的・外的要因の両方がリセッション
を深刻化させている。」と報じているなど、懸念材料の方が多いよう
ですが、一方、ECBの債券購入にはユーロドルは買い反応となる傾向
も見られていて、ユーロドル相場では上げては下げるワイドレンジの
相場展開が続くと見る向きがあるようです。
また、ユーロドルではドルストレート通貨ペアとして26日のバーナン
キFRB議長の講演へ向けての動向が注目されます。

そして資源国通貨の豪ドルなどについては、世界経済の減速懸念や
原油価格が軟調となっていることに加えて、NYダウが4週連続の下落
となっているなど世界の株式市場の軟調によるリスク選好度の低下と
ともに、豪利上げ観測の後退で冴えない相場展開となっていますが、
豪州経済は先進国の中では比較的健全で、押したところでは各国中銀
による外貨準備の豪ドル買いもみられているとのことで、軟調ながら
も底堅い動きとなっていて、下げては戻す相場展開と見る向きもあり
外部環境は良くない状況ながら、豪ドル米ドル相場では下げては上げ
るワイドレンジの相場展となると見る向きがあるようです。
また、豪ドル米ドルではドルストレート通貨ペアとして26日のバーナ
ンキFRB議長の講演へ向けての動向が注目されます。

経済指標関連では、23日の独欧の製造業とサービス業のPMI速報に、
独ZEW景況感調査に加小売売上高と米新築住宅販売件数、
24日のNZ貿易収支に独IFO景気動向指数と米耐久財受注、
25日のにNZ第2四半期小売売上高と米新規失業保険申請件数、
26日の豪RBA総裁の議会証言に英第2四半期GDP改訂値と
米第2四半期GDP改訂値に米第2四半期個人消費改訂値、
そして、バーナンキFRB議長のジャクソンホールでの講演と
トリシェECB総裁の講演などが注目されます。


さて今回はイゴール氏の「トレード3要素」のお話です。

イゴール氏とは、投資顧問会社のイグロック・トレーディングの
創設者イゴール・トシュチャコフ氏のことですが、

その彼によりますと、トレードするに際して考慮すべき
基本的な「L・D・T」3つの要素があるそうです。

1. 水準 (Level)

2. 方向 (Direction)

3. タイミング (Timing)

1の「水準(Level)」については、
相場における現在の価格(レート)がどの位置にあるか、
ということになりますが、

ボラティリティ(変動率)ともかかわりがあって、

アジア、欧州、北米、の各市場には、
それぞれにその日の高値と安値があり、

また「それぞれの市場には平均値幅が存在」しているとともに、

「1日というタイム・フレームにも平均値が存在」していて、

(あくまでも一般論ということにはなりますが、)

市場における値動きには、自己実現的に
これら平均値の実現を目指そうとする動きがみられるようです。

一般に、市場ごとのボラティリティは、
「売買量に相関」する傾向があり、

また、「売買量は市場参加者の厚みに相関」して、

(あたかもオークションのように)

市場参加者の増える時間帯ほどボラティリティが高くなる
傾向があるのだそうです。

そのようなわけで、

日本を中心とするアジア市場の時間帯よりも、
ロンドンを中心とする欧州の時間帯がボラティリティが高くなり、

そして、欧州の時間帯にも重なる
米国を中心とした北米市場の時間帯は
さらにボラティリティが高くなる傾向がありますが、

また、ボラティリティが高くなるということは、
価格がより大きく変動するということになりますので、

ボラティリティが高くなると、
それまでの高値もしくは安値を超える動きとなりやすく、

そのために、いわゆるロンドン市場やニューヨーク市場では
ブレークが起こりやすい傾向になります。

そして、このとき…、

その日のアジア市場の時間帯や欧州の時間帯で、
それぞれの平均的なボラティリティより低い場合などでは、

「1日というタイム・フレームのボラティリティの平均値」を
自己実現的に市場が目指そうとする働きになることで、

NY時間になると日あたりのボラティリティの不足を補うように
ボラティリティが急拡大する傾向があるのだそうです。

また逆に、

その日のアジア市場の時間帯や欧州の時間帯で
値動きが活発となって「1日というタイム・フレームの平均値」を
既に満たしてしまったような場合では、

いつもは活発な値動きとなることの多いニューヨーク時間が
レンジ性向の静かな相場になりがちな傾向があるのだそうです。

もちろん、これらは一般論で、

イースターやクリスマスのように市場参加者が少ない時期では
各市場ともにボラティリティが低い状況や、

また、ファンダメンタルズの強力なインパクトで、
各市場ともにボラティリティが拡大する
大相場になることもありますが、

ボラティリティの傾向はトレードの参考とすることはできそうです。

そして、2の「方向(Direction)」については、
いわゆる相場の方向、つまり、強弱を伴うトレンドになりますが、

トレンドは時間軸ごとに存在していることで、

複数時間軸での観測が必要になるとともに、
複数時間軸でのトレンドの整合・不整合の認識も必要になります。

そして、順張りではトレンドをフォローしていきますが、
トレンドは変化する可能性も秘めていて、

「転換点(Turning point)の可能性の認識」も必要になるようです。

ボラティリティともかかわりがありますが、

ボラティリティが拡大する場合では、

前日の高値(安値)、前の市場の高値(安値)、直前の高値(安値)、
などを超えることが必然となることが知られていて、

また、ボラティリティが拡大しないレンジ相場の場合では、
前日の高値(安値)、前の市場の高値(安値)、直前の高値(安値)、
などを超えられないことから、

いわゆるレジスタンス・サポート・ラインでの売り買いの攻防を
「見極めること」がトレードでの重要な作業となることがあります。

そして、3の「タイミング(Timing)」について…、

イゴール・トシュチャコフ氏は、
「タイミングを正しく選択することはかなり難しい作業である。」
として、高い集中力、強い忍耐力が必要となるほか、

「(残念ながら) かなりトレードの経験を必要とする。」と、

その著書「実践FXトレーディング (パンローリング社)」
の中で述べています。

焦りの拙速な判断はしばしばダマシにあい、
慎重に過ぎてタイミングに遅れれば高値や安値つかみとなりがちで、

トレードの巧拙が現れることにもなる
良い状態で「良いタイミングを正しく選択する」こと、

つまり…、

概念的な知識を具体的な技術のレベルまで昇華させて、
それらを正しく執行できるようになることは、
簡単ではないのですね。

「チャンスもどき」になんでも飛びついて、
ダボハゼのようなポジポジ病はトレード技術以前の問題としても、

しっかりチャンスを待ったトレードでも
負けてしまうことがあるのは、

不測の要人発言や、格付け会社の突然の発表など、
相場の不確実性に起因するやむなきダマシもあるものの、

多くは、この執行のタイミングに起因していることがあるものです。

あたかも野球のバッティングのように
良い球が来たとしてもバットを振るタイミングが悪いと
ヒットにはできないのですね。

「やたらチャンスに見えて、エントリーすると揉み合いに捕まり、
 やがて損切りすることになってしまう。」

のであれば、ダボハゼの過剰トレードの可能性がありますし、

「レートがある程度動いてしまったら、儲け損なったと思い、
 その方向にエントリーするのが嫌になって、
 もう頭の中は逆張りしか考えられなくなり、
 トレンドに逆らい無理に逆張りしてやられてしまう。」

のであれば、(本来、正しく行えば逆張りも有効な手法ながら)
逆張り偏重の思考を矯正しなければならない可能性がありますし、

「慎重に待って、エントリーするけれど、
 自身がエントリーしたとたんに、ナゼか必ずといってよいほど
 レートが反転して損切りせざるを得なくなってしまう。」

のであれば、高値つかみや安値つかみをしてしまっているわけで、
転換点の可能性の認識や上位時間軸を含めたトレンドの認識、
および水準の認識などに課題がある可能性があるとともに、

「タイミングが恒常的に遅い癖となってしまっている。」
可能性がある場合がありますし、

「1Pipでも多く儲けようと、焦り気味にエントリーして、
 エントリーしたとたんにレートが逆行して損切りとなるが、
 損切り後に、当初、自身の予想していた方向へレートが進み
 悔しい思いをすることがとても多い。」

のであれば、方向認識が正しくても、
「タイミングが早過ぎる癖になってしまっている。」
可能性がある場合があります。

このような場合では、
「自身がよし。」と思ったところでいま少し待って、

「押してからの再上昇」や、
「戻ってからの再下降」のタイミングで仕掛けると
戦績が劇的に良いほうに変ることがあるものです。

タイミングには、自身の性格などマインドも大きく影響するため
その矯正は簡単ではありませんが、

多少の天性的なセンスもいることは完全には否定できないものの、

練習にあたる実践トレードで「自身のトレードの癖」を認識して、
それを自身で矯正するように努める必要があるようです。

タイミングを体得していくためには、
自身の癖を認識して、それを矯正していくとともに、
トレーニングによる練習も必要という意味において、

トレードは知的格闘技とも言われるだけあって、
けっこう体育会系的なところもあるのかもしれませんね。

そして…、

もしもトレードが格闘技であるならば
なるべく勝てそうな相手(相場状況)だけを選んで
ちゃっかりトレードしていきたいものです。(笑)

あれまぁ、また長くなってしまいました…。 m(_ _)m

では、また。。。



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発売されました。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く19時間体系的に学んでいただければと思います。



FX トレード・スタイルのお話


先週末に格付け会社のS&Pが米国の長期信用格付けの
引き下げを発表しましたね。

●先週の主な出来事

<8月1日(月)>

7月31日に米ABCニュースが、
「米政府の債務上限引き上げ問題について協議している米政府と
議会民主・共和両党は31日朝に暫定的な合意に達した。」
との観測報道をしました。
一方、米ホワイトハウスの当局者が「合意はまだ成立していない。」
との発表をしました。
米債務上限引き上げの暫定合意にかかわる情報が錯綜しました。
市場のオープニングではドル円が上窓を空けて上昇しました。
その後、ドル円は上昇幅を縮小しました。
米民主党のリード院内総務の事務所が、
「連邦債務の上限引き上げに関する合意案を受け入れた。」
との声明を発表しました。
オセアニア時間にダウ先物が一時140ドルほど上昇しました。
豪の首相が、
「今週は世界経済にとって重要な週になる。
豪経済のファンダメンタルズは強い。」
などの発言をしました。
豪AIG製造業指数は前月よりかなり弱い43.4になりました。
市場反応は限定的でした。
日財務相が、
「引き続きマーケットを注視する。
為替相場は対外的要因で日本経済の実情に合っていない。」
と発言しました。
東京時間前半ではドル円が再上昇する展開になりました。
ドルストレートは小幅な揉み合いがしばらく続きました。
AP通信が、
「米大統領と下院議長が債務問題で合意に達した。」
との報道をしました。
オバマ米大統領が、
「両党指導者は赤字削減で合意に達した。デフォルト回避へ。
10年間で約1兆ドルの赤字削減で合意した。
さらに最低1兆5000億ドル削減のための特別委員会を設立する。
脆弱な景気に悪影響を及ぼすような急激な赤字削減は行なわない。
今後数ヶ月で赤字削減に向けた均衡にとれたアプローチの
詳細を明らかにする。」
との声明を発表しました。
一部メディアが、
「米債務上限引き上げは幅は2.1兆ドルになる可能性。
増税は含まれない可能性。」などの観測報道をしました。
ドル円が急上昇しました。
ドルストレートも反発をみせました。
ダウ先物が180ドルあたりまで上昇しました。
中国の製造業PMI(7月)は市場予想より強い50.7になりました。
資源国通貨も堅調傾向で推移しました。
人民元対ドル基準値が1ドル6.4399元の切上後最高値になりました。
日官房長官が、
「米債務問題の合意を歓迎。市場の安定化に繋がることを期待。」
などの発言をしました。
NZの財務省が、
「NZの4-6月期のGDPは輸出や個人消費および製造業が牽引して
0.5%増加した可能性。」
との発表をしました。
中国HSBC製造業PMI(7月)が50を割り込み49.3になりました。
HSCBのエコノミストが、
「中国の鉱工業生産の伸びは引き続き前年比12〜13%の
高い伸びが維持される見込み。」
との見解を示しました。
しだいに上昇していたドル円が上げ幅を縮めました。
ドルストレートが堅調傾向で推移しました。
日経平均がしばらく堅調に推移して一時1万円台を回復しました。
アジアの株式市場も堅調傾向で推移しました。
NZの首相が、
「米国の債務問題についての合意を歓迎。
世界経済の不透明感は払拭されていない。
NZドル高を懸念してるが通貨高は悪い面だけではない。
これまで為替介入した諸国は成功を収めていない。」
などの認識を示しました。
英銀HSBCが米NY州を中心に展開するリテール部門の195店舗を
地元地銀に約10億ドルで売却すると発表しました。
日経平均は前週末比+131.98円で大引けました。
中国人民銀行が「金融政策の緩和は時期尚早。」
との見解を発表しました。
ロンドン時間序盤では主要通貨ペアが再上昇の後に下落する
上下動の揉み合いになりました。
ロンドン時間前半ではダウ先物が上昇幅を縮めました。
独製造業PMI確報(7月)は市場予想よりやや弱い52.0になりました。
欧製造業PMI確報(7月)は市場予想とおりの50.4になりました。
市場反応は限定的でした。
英製造業PMI(7月)は市場予想より弱い49.1になりました。
ポンドが下落しました。
独失業率(6月)は市場予想とおりの9.9%になりました。
その後、しだいにドル売り動意になって、
ドル円が下落して、ユーロドルが上昇しました。
米10年債利回りが一時2.798%あたりまで下落しました。
NY時間に入るあたりではリスク回避の動きになって、
主要通貨ペアが下落傾向になりました。
ユーロスイスが史上最安値を更新しました。
ドルスイスが史上最安値を更新しました。
米ISM製造業景況指数(7月)は2年ぶりの低水準の50.9になりました。
構成項目の雇用が53.5、新規受注が49.2と、
いずれも市場予想より弱い結果になりました。
米建設支出(6月)は市場予想より強い+0.2%になりました。
ドルストレートなど主要通貨ペアの下落が強まりました。
ドル円が76円台前半まで下落しました。
NYダウは一時+130ドルまで上昇していましたが急落しました。
米10年債利回りが今年最低レベルになりました。
IMFが、
「英成長率の2011年見通しは1.5%、12年は2.3%と予想。
景気の弱さが長引けば英国には刺激策が必要になる可能性。
英政府・中銀の政策は現在のところは適切。」
との見解を発表しました。
独と伊の10年債利回りの格差が過去最大の3.55%に拡大しました。
ロンドンフィックスあたりからドル円が反発していきました。
米財務省の四半期資金需要見通しでは、
「7〜9月期は当初予想を740億ドル下回る3310億ドルの新規調達を予想。
歳出減と資金残高調整が主な要因。
10〜12月期については2850億ドルの新規調達を予想。
四半期資金調達計画は3日に発表予定。」
などが示されました。
バイデン米副大統領が、
「債務上限法案は議会を通過すると確信。
焦点は雇用や経済になる可能性。」
との認識を示しました。
日本経済新聞が、
「円急騰、緊急対応へ。政府、介入を準備。日銀は追加緩和検討。」
との記事を一面に掲載しました。
NY原油(WTI)は下落して94ドル台後半で引けました。
NYダウは上下にそれぞれ100ポイントを超える上下動になった後に
7日続落して前週末比−10.75ドルで取引を終えました。

<8月2日(火)>

日財務相が、
「引き続きマーケットを注意深く見守る。
あらゆるところとコミュニケーション図っている。
円は強く評価され過ぎている。介入についてはコメントを控えたい。
円高傾向が続くなら影響のでる産業は多くなる。」
などの発言をしました。
米下院が債務上限引き上げ法案を賛成269・反対161で可決しました。
先行織り込みにより市場反応は限定的でした。
リード米民主党上院院内総務が「上院通過には60票の賛成が必要。」
との認識を示しました。
ガイトナー米財務長官が、
「債務上限問題での妥協により更なる打撃を回避。」
との認識を示しました。
為替介入への警戒もありドル円の反発がしばらく続きました。
オランダの財務相が、
「ギリシャ国債の保証でEFSFの一時的な活用が可能。」
との見解を示しました。
金融時報が「中国インフレ圧力は依然として高い。」と報じました。
中国証券報が「中国更なる引き締めは必要ない。」と観測しました。
日経済相が、
「(介入検討報道に対して)そのような話は聞いていない。」
との発言をしました。
反発していたドル円が一時下落しました。
日経平均が軟調傾向で推移しました。
日財務相が衆院財務金融委員会で、
「円高が対外要因で思った以上に強く評価されている。
日本経済のファンダメンタルズを反映しているとは思えない。
特に今日は市場動向を注視している。」
との発言をしました。
東京時間前半ではドルストレートが反発をみせました。
豪第2四半期住宅価格指数は−0.1%、
豪住宅建設許可件数(6月)は−3.5%と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
豪ドルが下落しました。
仏フィガロ紙のインタビューでユンケル議長が、
「ユーロ圏は7月21日の緊急首脳会議で達した合意内容の調整など、
金融安定性を確保するために必要な行動をとる。
期的には欧州が安全な投資先であったことが明らかになるだろう。」
などの発言をしました。
アジアの株式市場が軟調傾向で推移しました。
時事通信社が、
「米財務上限引き上げ法案の通過後も円高が進行するならば、
追加緩和が必要。」との日戦略相の見解を報じました。
新華社通信が、
「中国人民銀行の利上げの可能性をめぐっては、
8月10日前後が重要な局面となる。
この時点で利上げが実施されなければ、
現在の利上げサイクルは終了する可能性が高い。」
との観測報道をしました。
豪RBAが政策金利を市場予想とおり4.75%で据え置きました。
豪RBA声明では、
「現在の政策を維持するのが賢明。世界経済の成長は減速している。
世界経済減速は日本の震災や商品価格の上昇が原因。
引き締めも検討した。世界経済の減速がどの程度続くか不透明。
世界市場の不透明感を考慮した。商品価格は全般に高止まり。
引き続き見通しを慎重に評価。豪ドルは高水準。
交易条件は高止まり。下振れリスクが高まった。
中期的なインフレ見通しは上向き。
住宅を含む大半の資産価格はここ数ヶ月で下落。
国民所得は力強く成長している。
中国経済の大半の指標は緩やかな減速を示唆している。」
などが示されました。
豪10年物国債の金利が急低下しました。豪ドルが下落しました。
東京時間の午後からユーロが反落していきました。
たま、東京時間の午後から反発していたドル円も軟調になりました。
仏BNPパリバの4−6月期決算では、
「純利益が予想より強い21.3億ユーロ、
ギリシャ債関連で5.34億ユーロの評価損。
消費者向け銀行部門の利益は27%増。」
などになりました。
日経平均は前日比−120.42円で大引けました。
ロンドン時間序盤はリスク回避が優勢な相場展開になりました。
主要通貨ペアがしばらく軟調傾向で推移しました。
スイス実質小売売上高(6月)は前回値よりかなり高い+7.4、
スイスSVME購買部協会景気指数は予想より強い53.5になりました。
スイスフランが買われる相場展開になりました。
独とスペインの10年債利回りの格差が過去最大になりました。
独と伊の10年債利回りの格差が過去最大になりました。
ユーロスイスが史上最安値を更新しました。
その後、ドルストレートが一時反発をみせました。
英建設業PMI(7月)は市場予想より強い53.5になりました。
限定的ながら一時ポンド買い反応になりました。
欧生産者物価指数(6月)は予想とおりの前年比+5.9%になりました。
IMFのアジア太平洋地域担当のブルックス部長が、
「豪の今年の経済成長率予測を2.0%に引き下げた。
豪ドルは最大で20%過大評価されている。」
との見解を示しました。
しだいに主要通貨ペアが保ち合い相場になりました。
金現物価格が一時史上最高値を更新しました。
ダウ先物は軟調傾向で推移しました。
米個人消費支出(6月)は−0.2%、米個人所得(6月)は+0.1%、
米PCEコア・デフレータ(6月)は+1.3%と、
いずれも市場予想より弱い結果になりました。
ドルが売られる反応になりました。
ドル円が下落して、ユーロなどドルストレートが反発しました。
NYダウが軟調傾向で推移しました。
加の財務相が、
「加は財政計画を緩やではあるが達成可能。
米財政問題に関しては中期的な再建計画が必要だが、
劇的な方法での再建は望んでいない。
欧州については依然として危機の中にある。」
などの見解を示しました。
ロンドンフィックスにかけてユーロドルが反落しました。
米上院が債務上限引き上げと歳出削減の合意案を可決しました。
格付け会社フィッチが、
「米債務上限引き上げ合意は米国のトリプルA格付けに見合う。
米国のAAA格付けを支持するファンダメンタルズや財政状況は強い。
米国債のデフォルトリスクは依然として極めて低い。
米格付け見直しについては8月末までに完了の見通し。
継続的に削減姿勢を明瞭にし実施することが重要。」
などの発表をしました。
ホワイトハウスが、
「オバマ米大統領は債務上限引き上げ法案に直ちに署名する方針。」
との声明を発表しました。
オバマ米大統領が、
「米国が分相応な運営を確実にしていくための重要な一歩。
米経済再建に向け一段の措置を講じていく必要。
議会に設置される超党派委員会が税制改革を検討すると予想。
一段の財政赤字削減に向け富裕層への増税措置を含む
均衡の取れたアプローチが必要。」
などの発言をしました。
限定的ながらドル買戻しの動きがみられました。
スイスフランが堅調に推移しました。
WSJ紙が来週開催されるFOMCについて、
「経済見通し悪化への対応での政策決定の模索に2つの制約。
インフレが多くの指標でみて既に上昇していて、
新たな景気刺激策を講じれば一段と高まる可能性がある。
更に行動するにも解決に適した道具を持ち合わせていない。
大規模な追加緩和は打ち出す見込みはない。」
との観測報道をしました。
金先物が史上最高値を更新しました。
米10年債利回りが2.60%あたりまで低下しました。
NY原油(WTI)は3日続落して93ドル台後半で引けました。
NYダウは8日続落して前日比−265.87ドルで取引を終えました。

<8月3日(水)>

ダウジョーンズが関係者の話として、
「米国は日本の介入の可能性について支持していない。
日本政府は市場介入で米国からの支持得ていない。」
との観測報道をしました。
格付け会社のムーディーズが、
「米国の格付けAAAを確認。見通しはネガティブ。
債務合意がデフォルトのリスクを後退させた。
財政規律や見通しが弱まれば格付け引き下げのリスク。」
などの発表をしました。
NZの財務相が「NZドル高は懸念の材料。」との認識を示しました。
NZドルなどオセアニア通貨がしばらく軟調に推移しました。
日財務相が、
「介入についてはコメントできない。
米債務関連法案の通過で市場がどう反応するか注視する。
今日も市場を注視していきたい。」
との発言をしました。
中国の格付け会社DGCRが米国の格付けを一段階引き下げました。
日経平均は軟調傾向で推移しました。
中国の非製造業PMI(7月)は前回値より強い59.6になりました。
市場反応は限定的でした。
豪小売売上高(6月)は−0.1%、豪貿易収支(6月)は20.52億豪ドルと、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
豪ドルが下落しました。
米2年債利回りが過去最低の0.308%まで下落しました。
アジアの株式市場が軟調傾向で推移しました。
東京時間前半では主要通貨ペアが上下動の揉み合いになりました。
日の首相が、
「為替動向を懸念していて市場を注視している。
日銀には政府と連携を密にして金融面から経済の下支えを期待。」
との発言をしました。
日銀総裁が、
「円高の動きは企業収益や輸出の減少に繋がる。
通貨とマネタリーベースに関連性はない。
様々な環境の中で適切な政策運営に努める。
日銀は円の動向が経済に与える影響を注視していく。
為替と含めて必要なら適切な措置をとる。」
などの認識を示しました。
日の財務相が、
「日本の足元の経済は非常に厳しい。引き続き市場を注視。
為替相場は日本経済のファンダメンタルズを反映していない。
円高に対して国として総力を挙げて対応していく。
空洞化を阻止したい。」
などの発言をしました。
度重なる日要人の発言がありましたが市場反応は限定的でした。
仏ソシエテ・ジェネラルの4-6月期決算では、 
ギリシャ向け債権で3.95億ユーロの評価損となって、
純利益が市場予想より弱い7.47億ユーロになり、
2012年通期利益は目標下回る可能性となりました。
ロンドン時間が近づく頃からリスク回避の動意が優勢になりました。
ドル円がしだいに軟調になりました。
日経平均は前日比−207.45円で引けました。
金先物が一時1664.90ドルと史上最高値を更新しました。
日の財務相が、
「介入するしない、タイミングについてはコメントを控えたい。
為替介入する以上は効果が最大限出るように最善を尽くす。」
と発言しました。
スイスSNBが、
「政策金利にあたる3ヵ月物LIBORの目標レンジ0.00〜0.25%として
可能な限り0.00%に近づける。準備預金額をこれまでの2.7倍の
800億CHFまで増やして量的緩和を拡充。
強いスイスフランに対して対策を講じる。
スイスフランは現在大幅に過大評価されている。」
と発表しました。
スイスフランが一時急落しました。
ユーロスイスの上昇に連れてユーロドルが上昇しました。
他のドルストレートも反発しました。
一部メディアが、
「スイスSNBはスイスフラン高の是正のために
ユーロとのペッグ制を導入する可能性。」
との観測報道をしました。
欧州株式市場が軟調傾向で推移しました。
伊の国債利回りがユーロ導入後の最高レベルまで上昇しました。
独サービス業PMI確報(7月)は市場予想とおりの52.9になりました。
欧サービス業PMI確報(7月)は市場予想より強い51.6になりました。
英サービス業PMI(7月)は市場予想より強い55.4になりました。
ポンドが上昇しました。
格付け会社のS&Pが「ユーロ圏の成長見通しは弱まっている。」
との見解を発表しました。
欧小売売上高(6月)は市場予想より強い+0.9%になりました。
ユーロが反発を強めました。
マークイットが発表したユーロ圏総合景況指数確報(7月)は
2年ぶりの水準に鈍化して51.1になりました。
米ADP雇用統計(7月)は市場予想より強い11.4万人になりましたが、
前回値が下方修正されて市場反応は限定的でした。
独財務省が「市場はスペインと伊の改革に納得するだろう。」
との見解を発表しました。
NY時間前半ではドル円は軟調傾向の揉み合いになりました。
ドルストレートは上昇の後に反落して揉み合いになりました。
米ISM非製造業総合景況指数(7月)は予想より弱い52.7になりました。
構成項目では「雇用が52.5「新規受注が51.7」と弱い内容でした。
米製造業受注指数(6月)は市場予想とおりの−0.8%になりました。
市場反応はリスク回避が優勢の相場展開になりました。
NY時間前半ではスイスフランと円が強含みで推移しました。
NY時間前半はNYダウが一時130ドル程下落して軟調に推移しました。
原油在庫統計増を受けて原油価格が下げ幅を拡大しました。
NY時間前半では資源国通貨が軟調傾向で推移しました。
伊の首相が、
「市場の緊張は緩和する気配がない。伊の経済は底堅く推移。
ユンケル議長やレーンEU委員は伊の緊縮財政政策を評価。
市場はこれらのことを反映していない。伊の銀行は流動性が潤沢。
他国よりも民間信用は強固。伊の銀行株の動きは過剰。」
などの見解を示しました。
スイスSNB総裁が、
「欧米の債務問題がスイスフランを押し上げた。
必要ならば行動を起こす。金融政策は長期的な問題。」
などの発言をしました。
金先物が堅調に推移しました。
NY時間の後半からはNYダウが反発に転じました。
ドル円やユーロスイスを含め主要通貨ペアが反発しました。
米JPモルガンが、
「米景気見通しを下方修正する。
第3四半期の成長率は従来の2.5%から1.5%、
2012年上期も従来の2.5%から2.0%に下方修正する。」
との発表をしました。
NY原油(WTI)は下落して91ドル台後半で引けました。
NYダウは9日ぶりに反発して前日比+29.82ドルで大引けました。

<8月4日(木)>

オセアニア時間ではドル円の反発が強まりました。
またユーロドルなどドルストレートが堅調に推移しました。
NZ第2四半期失業率は市場予想とおり6.5%になりました。
NZ第2四半期労働参加率は前回値より低い68.4%になりました。
一時NZドル買い反応になりましたが続きませんでした。
東京時間前半は主要通貨ペアが揉み合う展開になりました。
日財務相が、
「引き続き注意深く市場を見守る。
介入についてはコメントできない。
一方的に偏った動きとの認識は経済相と同じ。」
などの発言をしました。
日経平均は前日終値を挟んでの揉み合いになりました。
午前10時過ぎにドル円が急騰しました。
ドルストレートがやや軟調になりました。
日財務相が、
「政府・日銀は為替介入を実施。効果が出るよう全力を尽くす。」
と発言しました。
日銀総裁が、
「日財務省の為替相場安定への寄与に期待している。
政策決定会合は(1日前倒しで)本日中に終了する予定。」
などの発言をしました。
日経平均が堅調傾向になりました。
NHKニュースが「日銀が一段の金融緩和を本日中に決定する方針。」
との報道をしました。
日銀会合前の介入第一段階では5000億円未満との観測がありました。
日官房長官が、
「最近の為替相場は一方的に偏った円高だった。
為替介入は適切なタイミングを見て対応した。」
との見解を示しました。
NZの財務相が「NZは為替レートの下落を望んでいる。」
との発言をしました。
日銀が、
「政策金利を0-0.1%に据え置く。資産買い入れオペを15長円に拡大。
固定金利オペを35長円に拡大。決定は全会一致。」
などを発表しました。
時事通信社が「介入規模は8000〜9000億程度。」
との関係筋の観測を報道をしました。
日経平均は前日比+22.04円で大引けました。
一部のメディアが、
「市場関係者によると、本日の政府・日銀による為替介入額は
(断続的に実施されて)これまでのところ1兆円以上の規模。」
との観測報道をしました。
日財務相が、
「一定の水準を目指している介入ではない。
これからも動向見極め必要なことをやっていきたい。
海外当局とは連絡を密に取り合っていきたい。。
日銀の追加緩和に関しては適切に対応していただいた。」
などの発言をしました。
日銀総裁が、記者会見で、
「先々のリスク点検してこの時点で十分な措置を講じた。
為替と金融市場の過度な変動はマインドや経済活動にマイナス。
金利低下の結果として株と為替市場に相応の影響を与えた。」
などの見解を示しました。
ロンドン時間前半にドル円が80円に迫るあたりまで上昇しました。
スペインの国債入札では、
「3年債の平均落札利回りが前回より高い4.813%、
応札倍率が前回より低い2.1倍。
4年債の平均落札利回りが4.984%、応札倍率が2.4倍で、
目標上限35億ユーロに対して33.1億ユーロ。」
と目標未達になりました。
ロンドン時間前半はユーロなどドルストレートが軟調になりました。
独製造業受注指数(6月)は市場予想より強い+1.8%になりました。
限定的ながらユーロドルが反発しました。
欧州委員長が、
「危機拡大に対処するためEFSFとESMの効率性向上を検討すべき。
EFSFのすべての要素を早急に再評価する必要。
再評価には規模拡大も含む。」
との見解を示しました。
仏共和国法院が仏検察当局の調査勧告により、
「ラガルドIMF専務理事が仏財務相時代に、仏大統領の支持者が絡む
争議を不適切に処理した職権乱用問題について調査を行う。」
との発表をしました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
英BOE政策金利は市場予想とおり0.50%に据え置きになりました。
英BOE資産買取規模も2000億ポンドに据え置かれました。
限定的ながらポンドドルが反発しました。
欧ECB政策金利は市場予想とおり1.50%に据え置きになりました。
米ゼネラル・モーターズの4-6月期決算では、
1株利益が市場予想より強い1.54ドルになりました。
米新規失業保険申請件数は市場予想より強い40.0万件になりました。
限定ながらドル買い反応になりました。
トリシェECB総裁の記者会見では、
「最近のデータはいくぶんの景気減速を示唆。
ユーロ圏の経済は4-6月期に減速。
金融政策は依然として緩和的。
無制限の流動性オペを必要な限り実施する。
流動性オペは少なくとも来年1月17日までは行う。
インフレのリスクは引き続き上方向。
ユーロ圏の経済は引き続き緩やかな成長を示す可能性。
インフレは2%を超えて推移する可能性。
二次的な影響を回避することが重要。
複数の国は追加措置を講ずる必要。
債券購入措置を停止したとは言明していない。
ECBの国債購入は継続中のプログラム。
債券購入再開の決定に関しては全会一致ではなかった。
EFSFの措置は可能な限り早急に実施すべき。
ECBは量的緩和には着手しない。伊は構造改革が必要。
アイルランドのプログラムは正しい方向に進んでいる。
全般的なユーロのシステムに関しては懸念していない。
強いドルは米国と世界にとって有益。
日本の介入は多国間プロセスの一環ではなかった。
為替介入は多国間のコンセンサスに基づくべき。」
などが示されました。
次期利上げへの示唆はありませんでした。
ECBがポルトガルとアイルランドの国債を買い入れしました。
ポルトガルとアイルランドの国債利回りが低下しました。
ユーロが激しい上下動をしながら下落しました。
欧州の株式市場が軟調に推移しました。
NY金先物が一時1680ドルと史上最高値を更新しましたが
その後に下落しました。
NY時間ではドル円が反落しました。
米当局者が「日本の為替介入を支持していない。」と発言しました。
原油先物が90ドルの大台を割り込んで大幅下落しました。
NYダウが大幅下落して軟調に推移しました。
ドルストレードが下落して軟調に推移しました。
伊やスペインの国債利回りが7%に迫りつつあることで、
伊がやがてデフォルトするとの噂が市場を飛び交いました。
スペイン財務省が、
「8月18日に予定していた長期債の入札を中止する。
9月1日に予定される5年債入札は計画通り実施する。」
との発表をしました。
米10年債利回りが低下して2.50%を割り込みました。
NY原油(WTI)は5日続落での暴落で86ドル台後半で引けました。
NYダウはリーマンショック以来の下げ幅の暴落となって
前日比−512.76ドルで取引を終えました。

<8月5日(金)>

オセアニア時間にドルストレートなどの下落が更に進みました。
ユーロスイスが史上最安値を更新しました。
日本経済新聞が「政府・日銀の介入額は過去最大の4兆円規模。」
との観測報道をしました。
豪AIG建設業指数(7月)は前回値より強い36.1になりました。
日財務相が、
「市場動向を注視。介入効果の判断にはまだ早い。
一定の水準を目指すという介入ではない。」
などの発言をしました。
日経済相が「介入は1回限りと考えるのは早計。」
との発言をしました。
東京時間前半ではドルストレートが反発上昇する展開になりました。
ドル円は反落して揉み合いになりました。
日経平均は大幅に下落して軟調に推移しました。
豪RBA四半期金融政策報告では、
「2011年のGDP平均予想を3.25%から2%に引き下げた。
GDPの下方修正は石炭セクターの回復の遅れと消費の弱さによる。
2012年と2013年の基礎インフレは高い可能性。
2011年のコアインフレはターゲット上限の3%かそれ以上で推移。
2012年のGDP平均を4.50%に上方修正。
豪ドル高はいくつかのセクターに影響。
向こう数ヶ月の雇用の拡大は緩やか。」
などが示されました。
市場反応は限定的でした。
スイスSNB総裁が、新チューリヒ新聞のインタビューで、
「スイスSNBはCHF高抑制に向け有効策を導入する用意がある。」
との発言をしました。
アジアの株式市場が軟調に推移しました。
中国の外相が、
「米国債務のリスクは深刻化している。
各国は世界経済のリスクに関し協力を強化すべき。
中国は引き続きEUとユーロを支援する。
米国は世界経済の安定を高めるため責任ある金融政策を採用すべき。」
などの見解を示しました。
午後1時半過ぎにドル円が一時急伸して介入との観測がありました。
スイスSNB総裁が、
「フラン高は経済にとってリスク。フランの過大評価は不合理。
必要なら一段の措置を講じる用意がある。」との発言をしました。
一時ユーロスイスが反発しました。
日銀の金融経済月報では、
「東日本大震災による供給面の制約が和らぐ中で、
着実に持ち直してきている。」と発表しました。
日景気一致CI指数速報(6月)は108.6、同先行CI指数は103.2と、
ともに市場予想よりやや弱い結果になりました。
フィンランド中銀総裁が、
「世界経済の不透明感が増した。
景気後退後の回復は脆弱でばらつきがある。
アジア経済は依然力強い成長。
フィンランドのユーロ離脱は問題を解決しないだろう。」
などの見解を示しました。
日経平均は前日比−359.30円で大引けました。
原油先物が83ドル台半ばまで下落しました。
英ハリファックス住宅価格(7月)は予想より強い0.3%になりました。
スイス消費者物価指数(7月)は予想より弱い+0.5%になりました。
スイスフランが売られました。
しだいにドルが売られてドルストレートが堅調になりました。
英生産者物価指数コア(7月)は市場予想より強い3.3%になりました。
スペイン国立銀行が、
「4-6月期のGDPは前期比0.2%増、前年比0.7%増の見通し。」
との発表をしました。
しだいに原油先物が反発しました。
一部メディアが、
「ECB理事会での債券買い入れプログラムについて、
独連銀総裁とシュタルク専務理事ほか計4人の理事が反対した。」
との報道をしました。
格付け会社のS&Pがアイルランドの格付けをBBB+に据え置き、
見通しは安定的と発表しました。
独10年債と伊10年債の利回り格差が一時414bpに拡大しました。
独鉱工業生産指数(6月)は市場予想より弱い−1.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場が軟調傾向で推移しました。
世界同時株安の様相となりました。
ドル円は小幅な揉み合いが続きました。
レーン欧州委員が「米国の債務問題が市場の緊張の大きな原因。」
との認識を示しました。
加雇用ネット変化率(7月)は市場予想より弱い+0.71万人、
加失業率(7月)は市場予想は市場予想より強い7.2%になりました。
加住宅建設許可件数(6月)は市場予想より強い+2.1%になりました。
加ドルがしだいに堅調になりました。
米非農業部門雇用者数変化(7月)+11.7万人、米失業率(7月)は9.1%、
米民間部門雇用者数変化(7月)は+15.4万人、
米製造業雇用者変化(7月)は2.4万人と、
いずれも市場予想より強い結果になりました。
ドル買いとリスク選好のドル売りが交錯して上下動となりました。
一時リスク選好動意が優勢になりました。
一時ドルストレートやクロス円が堅調になりました。
NYダウが上昇して始まった後に軟調になり揉み合いになりました。
主要通貨ペアが下落して揉み合う展開になりました。
加Ivey購買部協会指数(7月)は予想より弱い45.4になりました。
加ドルが売られました。
米国債が格下げされるとの噂が市場に飛び交いました。
一時ドルスイスが史上最安値を更新しました。
しだいにNYダウが下落してリスク回避の動意が優勢になりました。
ドルストレートやクロス円が下落しました。
一時米10年債利回りが2.335%あたりまで低下しました。
大統領経済諮問委員会の委員長が、
「減速にもかかわらず民間部門の雇用が増えたが、
失業率は9%台に高止まりしている。
雇用を取り戻すためさらに成長加速が求められる。
民間部門と経済成長を促す超党派的な行動が必要。」
などの見解を示しました。
オバマ米大統領が、
「世界の市場は乱高下している。雇用統計は歓迎すべき内容。
あらゆることが米経済にとって良い結果をもたらすだろう。
議会には雇用税減税延長など雇用創出策の迅速な決定を望む。
短期的な景気浮揚と長期的な財政再建との間に矛盾はない。」
などの認識を示しました。
EUの当局者が、
「ベルルスコーニ伊首相の取り組み次第では
ECBには伊とスペインの国債購入の用意がある。」
との発言をしました。
その後、軟調だったNYダウが急反発しました。
ドルストレートやクロス円が反発する相場展開になりました。
米ゴールドマン・サックスが、
「2011年の米成長見通しを従来の1.8%から1.7%に下方修正。
2012年の米成長見通しを3.0%から2.1%に下方修正する。
米経済のリセッション入りの確率は3分の1。」
などの発表をしました。
一部メディアが、
「日本政府はこれまで介入で購入したドルを米国債で運用。
今回の介入規模は4.5兆円と推計されドルに換算すると550億ドル超。
来週の米国債四半期定例入札で日の対米証券投資が増える可能性。」
との観測報道をしました。
米消費者信用残高(6月)は予想より強い155.32億ドルになりました。
ドル円は小動きが続きました。
NY時間の終盤で豪ドルなど資源国通貨がやや反落しました。
NY原油(WTI)は小幅高となって86ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+60.93ドルの11444.61ドルで週の取引を終えました。

<先週末のその後>

格付け会社のS&Pが、
「米国の長期信用格付けをAAAからAA+に引き下げる。
見通しはネガティブ。
財政赤字削減計画が米国の債務の安定化には不充分。
今後1年から1年半の間にさらなる格下げの可能性。」
との発表をしました。

6日に日米欧などG7の財務相が国際金融市場の安定化へ向けて
政策協調の検討に入りました。7日にも電話会談を開き、
ドルの信認維持を確認することになりました。
日本政府も米国債の購入継続を表明しました。

●今週の主な予定

<8月8日(月)>

朝8時50分に日国際経常収支(6月)、日国際貿易収支(6月)、
午前10時半に豪ANZ求人広告数(7月)、
午後2時に日景気ウォッチャー調査(7月 現況判断DI・先行判断DI)、
同午後2時に日銀金融経済月報、
午後2時45分にスイス失業率(7月)、
などが予定されています。

<8月9日(火)>

朝8時01分に英RICS住宅価格(7月)、
午前10時半に豪住宅ローン許可件数(6月)、
午前11時に中国消費者物価指数(7月)、中国生産者物価指数(6月)、
同午前11時に中国鉱工業生産(6月)、中国小売売上高(7月)、
午後2時に日消費者態度指数(7月)、
午後2時45分にスイスSECO消費者信頼感(7月)、
午後3時に日工作機械受注速報(7月 前年比)、
同午後3時に独経常収支(6月)、独貿易収支(6月)、
午後5時半に英鉱工業生産指数(6月)、英製造業生産高(6月)、
同午後5時半に英商品貿易収支(6月)、
夜9時15分に加住宅着工件数(7月)、
夜9時半に米第2四半期非農業部門労働生産性速報、
同夜9時半に米第2四半期単位労働費用速報、
深夜2時に米3年債の入札、
深夜3時15分に米FOMC政策金利、米FOMC声明、
などが予定されています。
中国・英・米の指標には注目です。

<8月10日(水)>

朝8時50分に日銀政策会合議事録、日第三次産業活動指数(6月)、
同朝8時50分に日国内企業物価指数(7月)、
午前9時半に豪Westpac消費者信頼感(8月)、
午前11時に中国貿易収支(7月)、
午後3時に独消費者物価指数確報(7月)、
午後6時半に英BOEインフレ報告、
夜11時に米卸売在庫(6月)、
深夜2時に米10年債の入札、
深夜3時に米月次財政収支(7月)、
などが予定されています。
中国・英・(米)の指標には注目です。

<8月11日(木)>

朝8時50分に日機械受注(6月)、
午前10時半に豪新規雇用者数(7月)、豪失業率(7月)、
午後5時に欧ECB月例報告、
夜9時半に米貿易収支(6月)、米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加国際商品貿易(6月)、加新築住宅価格指数(6月)、
深夜2時に米30年債の入札、
などが予定されています。
豪・(欧)・米・(加)の指標には注目です。

<8月12日(金)>

午後1時半に日鉱工業生産確報(6月)、
午後6時に欧鉱工業生産指数(6月)、
夜9時半に米小売売上高(7月)、
夜10時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(8月)、
夜11時に米企業在庫(6月)、
などが予定されています。
欧・米の指標には注目です。

さて先週、ドル円は、週はじめに上窓を空けてのスタートになり、
その後に「米両党指導者は赤字削減で合意。」との報を受けて、
8月2日の米債務上限問題の期限前ぎりぎりでデフォルトが回避さ
れたことで一時78円あたりまで上昇しましたが、その後、米国の格
下げ懸念や欧州債務懸念などでリスク回避の円買いに急反落して、
さらに米ISM製造業景況指数が2年ぶりの低水準となったことで米
経済減速懸念での円に対するドル売りも加わり、一時76円台前半ま
で下落する展開になりました。

その後、日本経済新聞が「円急騰、緊急対応へ。政府、介入を準備。
日銀は追加緩和検討。」との記事を一面に掲載したこともあり、
再上昇する展開になりましたが、すぐには為替介入は実行されず、
その後に発表された米経済指標も市場予想を下回る結果がが多く、
ドル円はジリジリと値を下げて、再び77円を割り込む展開になりま
した。

そして、8月4日午前10時に日政府・日銀による為替介入の実施と
ともに、「資産買い入れオペを15長円に拡大。固定金利オペを35兆円
に拡大。」などの追加緩和策の政策決定を日銀が1日前倒しで発表し
て、断続的な円売りドル買いにドル円は一時80円台前半まで急騰する
相場展開になりました。

そしてその後、5日の午後1時半過ぎにも再び小規模の為替介入が
行われたものの、NYダウが前日比−512ドルも暴落する世界同時株安
になったこともあって、リスク回避の円買いに押される展開になり
ました。その後、米雇用統計が市場予想より強かったことで一時79円
台に乗せる動きとなりましたが、上昇は続かず78円台半ばで週の取引
を終えました。

一方、ユーロドルは、週はじめに米債務上限問題による米デフォルト
がぎりぎりで回避されたことでのリスク選好動意に、一時1.4450あた
りまで上昇しました。その後に米格下げ懸念や欧州債務懸念などで、
しだいにリスク回避が優勢となって、そして米ISM製造業景況指数が
2年ぶりの低水準となったことがトリガーとなってリスク回避の動意
が強まり、ユーロスイスが史上最安値を更新したことも背景に、
ユーロドルは急落する展開になりました。

その後、独10年債利回りとスペインや伊の10年債利回り格差が過去最
大になったことなどでリスク回避の動きが続きましたが、上下動の
揉み合いを経て、スイスSNBが「政策金利にあたる3ヵ月物LIBORの
目標レンジ0.00〜0.25%として可能な限り0.00%に近づける。準備
預金額を800億CHFまで増やして量的緩和を拡充させる。」とのスイス
SNBの緊急利下げにユーロスイスが上昇したことや、NYダウが反発し
たこともあってユーロドルも上昇する展開になりました。

そして、4日の日政府・日銀による円売りドル買い介入での、ドル
買いの影響を受けるとともに、スペインの国債入札が目標未達の不調
となったことでユーロドルは軟調となり、その後にトリシェECB総裁
が記者会見で「ユーロ圏の経済は4-6月期に減速。無制限流動性オペ
を必要な限り実施する。」との発表で急落しましたが、同時に「ECB
の国債購入は継続中のプログラム。」との発表もされたことで反発す
る激しい上下動となるも、NYダウが前日比−512ドルの暴落となり、
世界同時株安でのリスク回避の動意で、ユーロドルは大きく下落する
展開になりました。

その後、週末にショートカバーの動きとなった後に、米雇用統計が
発表されて、強い結果にドル買いと対ストレートでのリスク選好の
ドル売りの綱引きに揺れながらも、EUの当局者が「ベルルスコーニ
伊首相の取り組み次第では、ECBには伊とスペインの国債購入の用意
がある。」との発言があったことや、下落となっていたNYダウが反発
上昇に転じたことで、リスク選好動意が優勢になり、1.43に迫るあた
りまで戻す高下激しい相場展開になりました。

そして、豪ドル米ドルは、週はじめ上窓を空けて一時上値をトライ
しましたが、中国HSBC製造業PMI(7月)が50を割り込むなどもあり、
また、米ISM製造業景況指数が2年ぶりの低水準となったことで、
リスク回避が優勢になったところで、追い討ちをかけるように、NY
ダウや原油価格が下落したことで軟調傾向になって行きました。

その後、2日東京時間に一時反発をみせるも豪住宅関連指数が弱く、
また豪RBA声明が「現在の政策を維持するのが賢明。世界経済の成長
は減速している。下振れリスクが高まった。豪ドルは高水準。中国の
経済の指標は緩やかな減速を示唆。」など弱い内容であったことや、
3日の豪小売売上高もマイナスに転じる結果になり、4日に原油価格
およびNYダウが更に一段と下落したことに加えて、豪RBA四半期金融
政策報告で「2011年のGDP平均予想を3.25%から2%に引き下げた」
との発表もあり、相次ぐネガティブ材料にリスク回避の動意が強まっ
て、週末の米雇用統計後に一時反発を見せるも、週間で600Pips以上
も大幅下落する相場展開になりました。

さて今週ですが、円については引き続き日本の政局不安や財政不安、
そして日本の大型株からの資金の流出、また火力発電需要の高まり
による原油輸入の増加での外貨需要にかかわる円安圧力などがある
一方、日本の貿易収支が改善していることによる日輸出企業による
取得外貨の円転による円高圧力や、米欧および新興国の経済減速に
起因したマネーの逃避による「経常黒字国通貨としての円買い」
など、一般要因としての材料が混在していますが、4日に日政府・
日銀による円売りドル買いの介入がされたことで、円については
その後の政府・日銀の為替介入の有無も焦点になりそうです。

しかしながら、震災後の為替介入ではG7も協調する介入でしたが、
今回の日政府・日銀の為替介入は4.5兆円で過去最大規模ながらも
単独介入で、また欧米の当局者は日本の介入に不快感を示していて、
日政府は継続介入の意思は見せているものの、国際的な環境下では
追加の介入は限定的になるとの見方があるようです。

米ドルについては、第2四半期の決算発表を終えた米主要企業の
70%以上が市場予想を上回る結果となっていることや、米ADP雇用
統計、米新規失業保険申請件数、そして米雇用統計など、米雇用関
連指数は市場予想よりも強い結果になり改善をみせてはいますが、
米ISM景況指数や米個人消費などはいずれも弱く、米マクロ指標は
米経済の減速を示し、米経済の二番底懸念もささやかれ始めている
とともに、先週末にはついに格付け会社のS&Pが「米国の長期信用
格付けをAAAからAA+に引き下げる。見通しはネガティブ。」と
発表して、ある程度予見されていたことながら、米国の通貨として
の米ドル軟調の地合いは緩みにくい状況のようです。

ただ、基軸通貨としての米ドルとしては、リスク回避でのドル買いの
動きとなる可能性もあり、対円や対スイスを除き、ドルストレート
では綱引きによって不安定になるも米ドルが買われる可能性がある
とともに、また、米国の長期信用格付けが引き下げられたことで、
いったん米国債が売られたとしても、リスク回避で再び世界の安全
資産としての米国債が買われ、米国へのマネーの還流でドルが買わ
れる状況になる可能性もありそうです。
また、先週末に日米欧などG7の財務相が国際金融市場の安定化へ
向けて政策協調の検討に入り、ドルの信認維持を確認することに
なるとともに、日本政府も米国債の購入継続を表明しました。

そして、ドルに関しては9日のFOMCが大きな焦点となりますが、
スイスの利下げと緩和、日の為替介入と追加緩和、ECBの国債購入
の再開による緩和などがあったことで、米経済の減速を背景に、
FRBにもQE3への期待感が高まることになりそうです。

ブラックアウト期間前での要人発言ではQE3に否定的なFOMCメンバー
も多く、7月13日のバーナンキFRB議長の議会証言で示されたような
「刺激策が必要なら対応の準備。緩和策縮小が正当化される可能性
もある。QE3もFEDにとって選択肢の1つ。長期にわたる低金利が
正当化される。」などの内容を骨子とした玉虫色のFOMC声明になる
と観測する向きも少なくないものの、Nダウが7月21日から8月5日
までの間に1300ドル弱(約10%)も下落してることから、9日のFOMC
では何らかの緩和策が発表されると見る向きもあるようです。

ドル円相場では、日政府・日銀の追加の為替介入の有無やその規模が
注目されますが、介入が再びされたとしても限定的になる可能性が
高そうで、週初はS&Pにより米国の長期信用格付けが引き下げられた
ことで下窓を空けた後、為替介入を警戒しつつも、軟調傾向になると
見る向きがあるようです。

ユーロについては、先週のトリシェECB総裁が会見で「無制限流動性
オペを必要な限り実施する。」との発表とともに「ECBの国債購入は
継続中のプログラム。」であるとして、約4ヶ月間ゼロの状況になっ
ていた国債購入再開したことを発表して、ポルトガルやアイルランド
の国債利回りが低下して一時リスク回避が後退しましたが、会見では
同時に「ユーロ圏経済は4-6月期に減速した。」とも発表されたこと
に加え、NYダウの大幅下落に伴う世界同時株安でリスク回避が強まる
ことになりました。

週末は米雇用統計が市場予想より強い結果であったことや、EUの当局
者が「ECBには伊とスペインの国債購入の用意がある。」と発表した
ことで、ショートカバーとともにユーロドルが反発しましたが、南欧
諸国との結びつきが深い仏英の一部主要行が今年の上半期の決算で
2000億円相当のギリシャ関連損失を計上したことや、BNPパリバの
4-6月期決算でギリシャ国債の評価損を5億3400万ユーロ計上され、
またドイツ銀行がイタリア向け債権を半年で9割近く圧縮して資産
入れ替えを急ぐと発表していることなど、欧州の銀行の損益の悪化
が目立つようになり、南欧不安が現実化してきている状況になって、
伊やスペインとユーロ圏の中でも経済規模が大きな国々にも欧州危機
が波及しつつあることから楽観は許されないようで、ユーロドルでは
戻してはまた下げるボラタイルな相場展開になる可能性がありそう
です。

そして資源国通貨の豪ドルなどについては、NYダウや原油価格が軟調
となっていることでのリスク選好度の低下に加え、ここのところ発表
される経済指標も弱い結果になることが多く、相次ぐネガティブ材料
に先週は600Pips以上も大幅下落する展開になりました。

一部ではいったん自律反発の可能性を指摘する向きもありますが、
まだしばらく弱い地合いが続くと見る向きもあるようです。
また、新華社によりますと「中国人民銀行の利上げの可能性をめぐっ
ては8月10日前後が重要な局面となる。この時点で利上げが実施
されなければ、現在の利上げサイクルは終了する可能性が高い。」
とのことで、中国の利上げ動向も注目されるとともに、9日の中国
経済指標が注目されます。

経済指標関連では、
9日の中国消費者物価指数など複数の経済指標と
英鉱工業生産指数に深夜の米FOMC、
10日の中国貿易収支に英BOEインフレ報告、
11日の豪雇用統計と米貿易収支に米新規失業保険申請件数、
12日の欧鉱工業生産指数と米小売売上高にミシガン速報、
などが注目されます。


さて、今回はトレード・スタイルのお話です。

よく「十人十色」などと言われますが、
トレードもまた然(しか)りのようで、
いろいろなトレードのスタイルがありますね。

トレードのターム(期間)で分類しますと、

ポジション・トレードなどとも呼ばれる長期トレードや、
数日から数週間にわたるスイング・トレードや、
その日のうちにトレードを終えるデイ・トレード、
そして、数分間という超短期のスキャルピングなど様々ですが、

どれが優れているとか劣っているとか、ということではなく、
それぞれはそれぞれのスタイルということになるようです。

トレーダーの置かれている環境もそれぞれ異なり、
また、それぞれのトレーダーの好みや性格も異なることから、
トレードのスタイルもまた様々であるべきのようです。

さて、先週末のことですが、

「FX 解体新書」という書籍の中でも紹介され、
また、イーグルフライという有料掲示板でも活躍されている
「ゴロ寝さん」と呼ばれているトレーダーさんが
奥様と5歳の娘さんとともに北海道に来られるということで
お会いすることになり、お話をうかがうことができました。

「ゴロ寝さん」は外資系の企業に勤めていた傍らで
2005年にFXと出会いますが、当初の資金は170万円だったそうです。

その後、体調を崩されたことをきっかけに2008年の春に
専業トレーダーとしてスタートされます。

しかし、兼業トレーダーのときには自信のあったトレードも、
専業となると精神的なプレッシャーも影響したためか、
最初の3ヶ月間はマイナス収支で、
預金の減る恐怖と焦りを感じる時期を経験されます。

「なんとかしなければ…。
 資金的には年内は大丈夫だけれど年が明けたらもうダメだ。」

というところまで追い詰められて、
いまさらながらの猛勉強が始まります。

そのようなときに私のビクトリーメソッドにも出会いますが、

「はじめは何が何だかよく解りませんでしたね。
 理解するのに数ヶ月はかかりましたよ。」

「今は佐野さんの手法からは離れて独自のスタイルになりましたが、
 今でも大きな時間軸の大切さや、相場の背景的状況を見ること、
 複数時間軸を見ること、チャートポイントの重要性、
 チャートの形が綺麗な通貨ペアを選ぶこと、
 反転は小さな時間軸から発生することなど、
 バックボーン的な思考として役に立っていますし、
 身についています。」

と、多分なるお世辞とは思いますが、そう語ってくれました。

「転機は何だったんですか?」

「今のトレードスタイルにも繋がることなのですが、
 当時は順張り主体のブレーク狙いをしていまして、
 初動を狙ってトレードすると呆れるほどにやられていたのです。」

「……。」

「それで、これは何かあると気づいたんです。(笑)」

「……。」

「佐野さんの言うところの初回のタグ…、
 私はもっとスマートにファースト・タッチと呼んでいますが…、
 つまり、初回のチャートポイントとの接点ですが、
 これだけ初動のブレーク狙いでやられるということは、
 もしかすると、絶好のショートタームの逆張りの
 チャンス・ポイントになるのではないかと思ったのです…。」

「……。」

「もちろん、ポイントへのファーストタッチで即逆張り、
 という単純なことではありませんが、
 行き過ぎの4σからの3σへ『一段σの戻りの法則』とともに、
 その戻りの動きを下位時間軸の1分足でも動意として確認して
 執行するわけです。」

「……。」

「まぁ、いわば、相場に行き過ぎの歪みが発生して、
 それが修正する動きを超短期トレードするといった感じです。」

「……。」

「ですので、私のトレードにとって肝心なのは、
 相場に行き過ぎの歪みが発生することを『待つ』ことなのです。」

「……。」

「もちろん、待つにしてもいろいろ工夫はしています。
 1分足が大き目の『あるPips数のローソク足』で終値となったら、
 アラームが鳴るようにしています。
 レートが暴走をはじめたことを示すアラームです。
 順張りではそこで慌ててエントリーとなるのでしょうけど、
 これは単にレートが暴走を始めたことを知らせるもので、
 チャートの監視体制に入ります。
 そして、レートが行き過ぎて修正となるところで逆張るのです。」

「……。」

「驚かれるかもしれませんが、私の狙うトレードは5〜10Pipsで、
 そのチャンスを何日でも待つのです。何日もです。
 スキャルピングですがトレードしない日がはるかに多いのです。」

「……!」

「もちろん、チャンスとなったらそれなりの建て玉はします。
 少なくとも500万通貨単位ですね。
 多いときには2000万通貨単位くらい行くこともあります。
 大きく投入するだけに絶好の機会を待つのです。」

「……! (1Pipで50,000円から200,000円)」

「まぁ…、
 これは資金が9桁になったので出来ることではありますが…。
 でも、トレードをはじめたときには170万の資金だったのです。」

「……。」

「専業トレーダーになって負け続けていた初めの数ヶ月は
 恐怖の日々でしたよ。預金が減ることは怖いことです。
 誰も助けてはくれませんからね。
 でも、トレードで稼いで生きていかなくてはならない…。」

「……。」

「そのようなわけで、自分自身と自身のトレードを深く分析して、
 数分なら自身のマインドでも耐えれることを知ったのです。
 相場に歪が生じた数分なら私でも勝てることを知ったのです。
 そして、金額ではなくてPipsとして考えるようにしたのです。
 5〜10Pipsだけをしっかり狙うのだと自分に言い聞かせました。」

「……。」

「ええ、判っていますよ。順張りが基本なのは…。
 自分自身を見つめた上で、今の私にはこれが良いと思ったのです。
 気がついたら資金が億になっていたのです。」

「……。」

「少し資金にも余裕が出てきたことと、
 来年から税制改正で店頭取引でも税金が軽減されますから、
 それを機に、また練習の意味も込めて、
 数十万通貨単位程度の順張りのトレードにも
 挑戦しようかと思っています…。
 そして、いつの日か、順張りでも自在にトレードできるように
 なりたいと思っています。」

そして…、
ニコニコ笑って聞いている奥さんにこう尋ねました。

「ご主人が専業トレーダーになると言ったとき、
 奥様は不安ではありませんでしたか?」

「えぇ。正直にいうと不安でしたね…。
 でもあの時期は主人が体を壊しまして、
 やむない事情もありました。
 そして、預金がここまで減ったら普通の仕事につくと
 主人と約束をしまして…。
 当時主人は34歳でぎりぎり再就職も出来るかと…。」

「……。」

「それに…、主人を信じていましたから…。」

うーむ…。

いろいろなトレード・スタイルがあるものですね。

500万通貨単位〜2000万通貨単位もそれなりに凄いですが、

そのトレードチャンスを何日も待つということは、
なかなか出来ることではないと思いました。

「ゴロ寝さん」の名前は、ベッドの上に寝そべりながら
トレードすることに由来しているそうです。

また、「ゴロ寝さん」は無類のデータ派で、
様々なデータを見せてくれました。

自宅ではチャートは6モニターで、複数通ペアの複数時間軸、
そして株式や原油価格など計100面を表示させているそうです。

アバウトかつテキトーなアーティストとして、
ときにパソコン1台でもトレードをすることさえある私とは
とても対照的な方でした。

異文化の交流のような対談になりました。(笑)

十人十色。トレード・スタイルも十色なのですね。


<お知らせ> その1

8月14日のブログの更新はお休みさせていただきます。

<お知らせ> その2

「デイトレ生存率向上ブログ」を運営されている"たかやん"さんが、
「デイトレ生存率向上メールセミナー」(無料)をはじめられました。

私も受講してみましたが、とても正統で
なかなかの内容なので皆様にご紹介いたします。

仮登録フォームのURL
仮登録をしますと、仮登録したメールに本登録の案内が届きます。

完全無料で数日に1回のメールセミナーですが、
何かの売り込み主体ではなく、講座主体となっています。

1年ほどのコンテンツ量があるそうです。



<コマーシャルです>

FX攻略オンライン



<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されました。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。



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