FX 意地悪な神様のお話


今週こそ(笑)、首相と日銀総裁の会談と
緩和策の発表がありそうですが、
さて、いかがなりますでしょうか。

●先週8月23(月)〜27日(金)の気になる出来事

<23日(月)>

日官房長官から
「今朝、菅首相が白川日銀総裁と15分程度の電話会談を行った。
為替を含む経済金融情勢で意見交換。
今後も日銀と政府はコミュニケーションを密にすることが大事。
為替介入の話は全く出ていない。」
などが示されました。
しだいに円高が進みました。
豪首相が
「多くのオーストラリア人は労働党の政府を望んだ。
重要な問題はどちらの政党が安定を保証できるかだ。
政治情勢を解決するには時間がかかる可能性。」
などの認識を示しました。
日経平均は前週末比−62.69円の9116.69円で引けました。
格付け会社のムーディーズがバーレーンを格下げして、
見通しを安定的で据え置きました。
独製造業PMI速報(8月)は市場予想より弱い58.2、
独サービス業PMI速報(8月)は市場予想より強い58.5になりました。
欧製造業PMI速報(8月)は市場予想より弱い55.0、
欧サービス業PMI速報(8月)は市場予想より強い55.6になりました。
スペインの財務相が「今年のスペイン成長率は−0.3%の見込み。」
との見解を発表しました。
米シカゴ連銀全米活動指数(7月)は、
市場予想よりはやや強い0.00になりました。
欧消費者信頼感速報(8月)は市場予想よりは強い−12になりました。
格付け会社のムーディーズが
「欧州域内各国の歳出削減は経済成長の重しになり、
格下げリスクを高める。」との見解を発表しました。
NYダウは前週末比−39.21ドルで取引を終えました。

<24日(火)>

欧州委員が「アジアの成長減速は欧州に深刻な影響を与える可能性。」
との認識を示す発言をしました。
英紙が英BOE委員の談話として
「英国の二番底の可能性は現実的なリスクである。
しかしながらBOEの政策には満足している。」
との記事を掲載しました。
日経平均は前日比−121.55円で引けて9000円の大台を割り込みました。
独第2四半期GDP確報は市場予想とおりの2.2%、
独第2四半期個人消費確報は市場予想より強い0.6%になりました。
日財務相の記者会見が急遽行われることが報道されました。
日財務相の記者会見では、
「為替動向に重大な関心持ち極めて注意深く見守る。
為替は明らかに一方向に偏っている。
為替の過度な変動や無秩序な動きは経済金融の安定に悪影響。
日銀とは緊密に連携して機動的かつ適切に対応することが必要。
介入についてはコメントしない。」などが示されましたが、
介入には言及せず具体策も示されませんでした。
ドル円が下落していきました。
欧鉱工業新規受注(6月)は市場予想より強い2.5%になりました。
独連邦債の10年物利回りが過去最低の2.166%になりました。
加小売売上高(6月)は市場予想より弱い0.1%になりました。
シカゴ連銀総裁が
「二番底のリスクは半年前よりも高まっているが、
まだ起こるとは考えていない。景気回復には勇気付けられる兆候。
住宅価格には安定化しつつある兆候。
米経済と住宅市場はまだ(難局の)森を抜け出していない。
緩和的な金融政策は適切。」
などの見解を示す発言をしました。
米中古住宅販売件数(7月)は
市場予想よりかなり弱い383万件になりました。
米リッチモンド連銀製造業指数(8月)は、
市場予想より強い11になりました。
FRBが償還2013〜14年の米国債を13.5億ドル相当購入しました。
米共和党下院院内総務が
「財務長官や国家経済会議委員長を含む
オバマ大統領の経済チームは辞任すべき。」との発言をしました。
欧州委員が
「ギリシャの緊縮財政は進展している。
ストレステストは頻繁に実施していきたい。」
などの見解を示す発言をしました。
米ダラス連銀総裁が
「8月10日のFOMCでは激しい議論はなかった。
FOMCは引き締めのシグナルを送りたくなかった。
米経済は我々が望むほど強いものではない。
インフレは喫緊の脅威ではなく問題は高水準の失業率。
米経済はしばらく潜在成長率を下回る可能性。」
などの認識を示す発言をしました。
NYダウは前日比−133.96ドルで取引を終えました。

<25日(水)>

格付け会社のS&Pがアイルランドの長期ソブリン格付けを引き下げ
見通しをネガティブとしました。
アイルランド国債管理庁が
「S&Pによる銀行コストの見通しは極端なもの。
S&Pによる格下げアプローチは間違っている。」
と格下げ発表に不快感を表明しました。
日経新聞が「日銀、追加緩和を検討」との観測記事を掲載しました。
日通関ベース貿易収支(7月)は
市場予想より強い8042億円になりました。
日企業向サービス価格指数(7月)は
前年比で市場予想より弱い−1.2%になりました。
日財務相が
「必要なときには適切な対応をとる。
市場動向を注意深く見守ってほしいと首相から指示。
介入についてはコメントできない。」
などの発言をしました。
日経平均は続落して前日比−149.75円で引けました。
独IFO景気動向(8月)は106.7、独IFO現況評価値(8月)は108.2と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
ギリシャの財務相が
「ギリシャのリセッションは浅く縮小は4%以下の見込み。
債務再編問題はない。」
との認識を示しました。
ECBが3ヶ月物オペで190.8億ユーロを市場に供給しました。
独財務相が
「各国は財政赤字を削減しなければならないが独が模範を示す。
欧州圏での金融規制への取り組みは良好に進展。
独のGDPは2011年に減速する可能性。」
などの認識を示す発言をしました。
米耐久財受注(7月)は市場予想より弱い0.3%になりました。
米新築住宅販売件数(7月)は27.6万件、
米住宅価格指数(6月)は−0.3%と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
スイスSNB総裁が
「バランスシートにはリスクがある。
我々はまだ正常な状況ではない。
スイスはデフレにもインフレにも直面していない。
経済を取り巻く不透明性は引き続き高い。
下半期の経済成長は弱まる可能性。」
などの認識を示しました。
仏大統領が「ユーロ圏の財政状況は米国や日本よりも良好。
為替の変動を抑制する措置が必要。」
などの見解を示す発言をしました。
NYダウは前日比+19.61ドルで取引を終えました。

<26日(木)>

豪第2四半期民間設備投資は、
市場予想よりかなり弱い−4.0%になりました。
日経平均やアジアの株式市場がプラス圏で推移しました。
日経平均は5日ぶりに反発して前日比+61.09円で引けました。
独GFK消費者信頼感調査(9月)は市場予想より強い4.1になりました。
米新規失業保険申請件数は市場予想より強い47.3万件になりました。
カナダ財務相が
「米経済の不振はカナダにとっての主要な懸念。
カナダ経済は年末にかけて緩やかに拡大の見込み。
カナダの第2四半期GDPは第1四半期ほど拡大にならない見込み。
二番底に陥らないために状況を注視する必要。」
などの認識を示しました。
IMFが「ハンガリー政府と協議を再開する用意ある。」
との発表をしました。
NY連銀が2021〜39年償還の米国債14.15億ドル相当を購入しました。
独卸売貿易業連合会が
「強いユーロは独の輸出業者にとって懸念ではない。」
との見解を発表しました。
NYダウは前日比−74.25ドルで取引を終えました。

<27日(金)>

日全国消費者物価指数(7月)は
前年比で市場予想とおりの−0.9%になりました。
日財務相が
「円高の影響は深刻な状況。必要な時に適切に対応する。
日銀としっかり連携して対応していきたい。」
などの発言をしました。
「日首相が今日中に経済対策の基本方針を発表する。」
との報道がありました。
日経平均は前日比+84.58円の8991.06円で週の取引を終えました。
独輸入物価指数(7月)は市場予想よりは強い−0.2%になりました。
日首相が
「為替市場の過度な変動は経済と金融の安定に悪影響。
必要な時には断固たる措置をとる。日銀総裁が帰国次第官邸で面会。
日銀には機動的な金融政策の実施を期待。
円高など厳しい経済情勢踏まえ31日に経済対策の基本方針を決定。」
などを発表しました。
英第2四半期GDP改訂値は市場予想より強い1.2%になりました。
英第2四半期総合事業投資速報は
市場予想よりかなり弱い−1.6%になりました。
スイスKOF先行指数(8月)は市場予想よりやや弱い2.18になりました。
ロシアの財務相が
「ユーロの状況は安定。引き続き欧州の国債に投資を継続する。」
との見解を発表しました。
米第2四半期GDP改訂値は1.6%、
米第2四半期個人消費改訂値は2.0%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
米第2四半期コアPCE改訂値は市場予想とおりの1.1%になりました。
独消費者物価指数速報(8月)は市場予想とおりの0.0%になりました。
アイルランドと独の10年物国債スプレッドが
最高水準の365ベーシスポイントに拡大しました。
ミシガン大学消費者信頼感指数確報(8月)は
市場予想より弱い68.9になりました。
注目されていたバーナンキFRB議長の講演では、
「一段の行動が必要になれば追加刺激策の用意がある。
2011年に景気が上向きになる条件が整いつつある。
経済は依然として予期せぬ展開に対して脆弱。
デフレは米経済に大きなリスクではない。
米経済は今年下半期も拡大続けるがペースは鈍化。
必要となった場合の長期債の追加購入は金融状況を緩和。
FRBは現時点で措置への特定の基準やトリガーで合意していない。」
などの認識が示されました。
市場は上下動しながらもドル買い反応になりました。
独連銀総裁が
「経済は引き続き成長。危機は経済の回復スピードに影響。
独失業率は7%水準で推移。労働市場は改善しつつある。
ECBは次回会合で流動性について協議の可能性。
(私が)トリシェECB総裁の後任となる可能性はない。」
などの発言をしました。
トリシェECB総裁が
「家計と企業と政府の債務が景気回復を遅らせる。
政府支出を増加させることは非常に危険。
財政健全化に失敗すれば失われた10年を招く。
金融危機は新たな金融の不均衡を作り出した。」
などの見解を示す発言をしました。
NY原油(WTI)は75ドル台前半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比+164.84ドルで、
1万ドルの大台を回復して取引を終えました。

●今週の主な予定

<8月30日(月)の主な予定>

英国がサマー・バンクホリデーで休場です。
朝7時45分にNZ貿易収支(7月)、
朝8時01分に英ホームトラック住宅調査(8月)、
昼12時にNBNZ企業信頼感(8月)、
午後6時に欧消費者信頼感(8月)、欧業況判断指数(8月)、
同午後6時に欧鉱工業信頼感(8月)、欧経済信頼感(8月)、
夜9時半に米個人支出(7月)、米個人所得(7月)、
米PCEデフレータ(7月)、
同夜9時半に加第2四半期経常収支、加鉱工業製品価格(7月)
夜11時半に米ダラス連銀製造業活動(8月)、
などの経済指標が発表されます。
(NZ)・(欧)・米の指標には注目です。

<8月31日(火)の主な予定>

朝7時45分にNZ住宅建設許可(7月)、
朝8時01分に英GFK消費者信頼感調査(8月)、
朝8時50分に日鉱工業生産速報(7月)、
日小売業販売額速報(7月 前年比)、
午前10時半に豪小売売上高(7月)、豪住宅建設許可件数(7月)、
同午前10時半に豪第2四半期経常収支、
午後2時に日住宅着工戸数(7月)、日建設工事受注(7月)、
午後4時55分に独失業率(8月)、独失業者数(8月)、
午後5時半に英消費者信用残高(7月)、
英モーゲージ承認件数(7月)、
午後6時に欧失業率(7月)、欧消費者物価指数速報(8月 前年比)、
夜9時半に加GDP(6月)、加第2四半期GDP、
夜10時に米S&Pケースシラー住宅価格(6月 前年比)、
夜10時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(8月)、
夜11時に米消費者信頼感指数(8月)、
深夜3時に米FOMC議事録、
などの経済指標が発表されます。
豪・独・欧・加・米の指標には注目です。

<9月1日(水)の主な予定>

午前10時半に豪第2四半期GDP、
午後4時半にスイスSVME購買部協会景気指数(8月)、
午後4時55分に独製造業PMI確報(8月)、
午後5時に欧製造業PMI確報(8月)、
午後5時半に英製造業PMI確報(8月)、
午後8時半に米チャレンジャー人員削減数(8月 前年比)、
夜9時15分に米ADP雇用統計(8月)、
夜11時に米ISM製造業景況指数(8月)、米建設支出(7月)、
などの経済指標が発表されます。
豪・米の指標には注目です。

<9月2日(木)の主な予定>

午前10時半に豪貿易収支(7月)、
午後2時45分にスイス第2四半期GDP、
午後4時15分にスイス実質小売売上高(7月)、
午後5時半に英建設業PMI(8月)、
午後6時に欧第2四半期GDP改訂値、欧生産者物価指数(7月)、
午後8時45分に欧ECB政策金利、(市場予想は据え置き)
夜9時半からトリシェECB総裁記者会見、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に米第2四半期非農業部門労働生産性確報、
同夜9時半に米第四半期単位労働費用確報、
夜11時に米中古住宅販売保留(7月)、米製造業受注指数(7月)、
(豪)・スイス・欧・米の指標には注目です。

<9月3日(金)の主な予定>

午後4時15分にスイス消費者物価指数(8月)、
午後4時55分に独サービス業PMI確報(8月)、
午後5時に欧サービス業PMI確報(8月)、
午後5時半に英サービス業PMI(8月)、
午後6時に欧小売売上高(7月)、
夜9時半に米非農業部門雇用者数変化(8月)、米失業率(8月)、
同夜9時半に米民間部門雇用者数変化(8月)、
米週平均労働時間(8月)、
夜11時に米ISM非製造業景況指数(8月)、
などの経済指標が発表されます。
欧・米の指標には注目です。

さて先週は、日政府と日銀による緩和具体策の発表が
遅れていたことや、米中古住宅販売件数が場予想より
かなり弱い383万件になったことで、
ドル円が24日に約15年ぶりの83円58銭まで下落しましたが、
その後、25日の米耐久財受注と米新築住宅販売件数が
振るわなかったものの、
日銀の緩和策の発表への期待も後押ししたか、
ドル円が上下動しながらも徐々に反発しました。

そして、週末の米第2四半期GDP改訂値と米第2四半期個人消費が
市場予想よりも強かったことや
バーナンキFRB議長の講演に揺れながらも上昇して、
ドル円は85〜86円のレンジに戻ってくる相場展開になりました。

また、ドルストレートについては、23日に格付け会社の
ムーディーズが「欧州域内各国の歳出削減は経済成長の重しになり
格下げリスクを高める」との見解を発表したり、
25日にS&Pがアイルランドの長期ソブリン格付けを引き下げ、
見通しをネガティブとするなど、ユーロドルが軟調になり、
他のドルストレートも軟調傾向になりましたが、
週末にかけてリスク回避の動きも緩和してきて
ドルストレートが反発する相場展開になりました。

さて、盆明け以降、日首相と日銀総裁の会談はいつになるのか、
そして、どのような円高対策が打ち出されるのか、
市場は待ち焦がれるように注目していますが、
(一部では6〜7日の定例会合まで日銀は緩和策を
発表しないとの見方もあるものの) 日経新聞にも
「日銀 週明けにも臨時会合 追加緩和決定へ」
という観測記事が掲載され、週はじめにも
いよいよ緩和策が発表される可能性が高そうです。

緩和策および円高対策についていろいろ噂が交錯していますが、
為替介入については覆面介入を含めて2004年3月17日から
行われていないようで、

また、為替介入を行っていた当時とは為替市場の規模が
かなり拡大しているとともに、米欧の協調も得られそうになく、
単独介入では焼け石に水にもなりかねなく、
具体策については期間3ヶ月の資金を政策金利と同じ0.1%で
金融機関に貸し出す「新型オペ」の総枠を
さらに10兆円ほど拡大して期間を6ヵ月間に延長することなどが
円高対策の軸になりそうです。

ただ、このことは日経新聞に既に掲載されていて、
市場は緩和策の期待を織り込みつつありますので、
発表まで円高が抑制されていても、
円を「噂で売って事実で買う」動きとなる可能性もありそうで、
リスク回避の動きは緩和されていますが、
発表後の市場反応が注目されるとともに、
緩和策の発表後にドル円が85〜86円のレンジを
上下どちらに抜けていくかが注目されます。

一方、カンザスシティ連銀主催の中銀フォーラムでは、
バーナンキFRB議長が「一段の行動が必要になれば追加刺激策の
用意がある。」としながらも、
「現時点で措置への特定の基準やトリガーで合意していない。」
として、また「経済は依然として脆弱ながら、
2011年に景気が上向きになる条件が整いつつある。」とも述べ、
追加刺激策の用意はあるが緊急性はないとのスタンスで
緩やかな経済回復に期待しているとのことで、
リスク回避を後退させる内容になったようです。

今週は主要通貨ペアの軟調も一服となりそうですが、
31日のFOMC議事録や今週末の米雇用統計
及び21日の米FOMCを視野にした思惑で、
主要通貨ペアは神経質な上下動になる可能性もありそうです。

<参考>

シカゴIMM通貨先物ポジション(投機筋
(ドル/円ではなく、円/ドルのポジション推移) ※週1回更新のようです

一般トレーダのポジションの偏りを示すセンチメント指標 ※30分更新

の差異は興味深いですね。

スポットのリクイディティ・コンシューマーのセンチメント指標は
逆張りの参考指標とできるようです。


さて今日は、意地悪な神様のお話です。

虹薔薇さんの小説や、詩集にも同名の神様が登場しますが、
ここでの意地悪な神様とは、もちろん相場の神様のことです。

私はまだ相場の神様をこの眼で見たことはないのですが、(笑)
どうも、きっといるのでしょうね。

チャートが見られないときには相場が良く動き、
見ているときには相場がなかなか動かない。

勉強すればするほど、何がなんだか解らなくなってしまう。

意を決してエントリーしたとたんに相場が逆に動き、
エントリーを躊躇していると思っていた方向にどんどん相場が動く。

悔しさを堪(こら)えて損切りしたとたんに相場が戻り、
それではと、損切りを遅延しているとどんどん含み損が膨らむ。

そして、自分の判断ではどうしようもないと
検討に検討を重ねて高いお金をはたいて購入したシステムが、
リアルで稼動させたとたんにドローダウンに見舞われる。

なんて、泣くに泣けないお話は日常茶飯事で、

私も幾度となく経験したことがありますが、

きっと相場には意地悪で悪戯好きの
小悪魔のような神様がいるに違いありません。(苦笑)

勉強すればするほど何がなんだか解らなくなってしまう、
と言えば、テクニカルだけではなくファンダメンタルズでも、

ジム・ロジャースが言うように、

「世界最大の経常赤字の米国で、
 こんなに長期金利が低いのはありえない。」

と多くの市場参加者がいぶかっていても、
ありえないはずの米長期金利の低下が現実に起こる。

あるいは、世界最大級の財政赤字の国の通貨が高くなったり、(笑)

インフレ状況や国情もさほど悪くはない
政策金利の高い国の通貨が突如として下落が続く、

なんてことがあって、

「相場は間違っている!」と

叫びたくなることも少なくありませんね。

そのほか、数え上げれば切がありませんが、

資金管理無視の大玉での大勝ちの経験が
後々の無謀なポジションサイズでの
致命的な大負けのもとになったり、

損切りをしないで相場が戻って勝った勝利の経験が
後々の取り返しのつかない大損の遠因になったり、

難平で死に玉が大きな利益となった何度かの勝利の経験で、
麻薬のように難平が癖になり、

レンジ内だけにとどめておくべきを
強いトレンド発生でも逆らって難平を際限なく行って
一発退場になった話なども、

少なからず聞く話ですし、(苦笑)

また、相場の必勝法や魔法のインジケーターを探して
何年も何十年も時を費やし、行き着いた先が
「相場に必勝法無し」の結論に至った話などもあって、

とり憑かれたトレーダー自身が悪いと言ってしまえば
そうなのかもしれませんが、これらもきっと、
意地悪な相場の神様のなせる業(わざ)なのでしょうね。

さすがヘンダーランドの相場の世界だけあって、
その神様はかなりヒネているようですが、(笑)

この意地悪な神様の洗礼を幾度も受けたと思われる
著名トレーダーの中にはこのように語っている人もいるようです。

「相場に逆らってはならない。
 ファンダメンタルズやテクニカルがどうであれ、
 相場が常に正しい。歪みは相場自体がやがて修正する。」

「個人トレーダーは相場をコントロールすることはできない。
 コントロールできるのは、建て玉数と売り買いの執行と
 市場に参加するか休むかの判断だけだ。
 相場を畏怖して、相場に喧嘩を売ってはならない。」

「負けたことのないトレーダーはただ1人としていない。
 100%勝ち続けることなど誰もできはしない。
 負けたときはそれを認めなくてはならない。
 幾度、損切りしたとたんに相場が戻ることを経験したとしても
 損切りする価格になったら損切りしなくてはならない。
 そして、大きなしっぺ返しを食らわぬよう
 悪い勝ち方の癖は直さなくてはならない。
 市場に参加するにあたって最も大切なのは資金を守ることだ。」

「トレード・テクニックよりも大切なのは資金管理だ。」

「最新手法も大いに学ぶベし、ただし基本は常に忘れてはならない。
 トレードで最も大切なのは基本だ。
 基本さえも学び実行しようとしない者が相場の勝ち組に
 なれるわけがないではないか。」

はい。はい。

まったく耳にタコのうるさい言葉ですが、(苦笑)

非を認めて謝罪する「申し訳ありません。」と言うのが
マインドの抵抗で死ぬほど辛いことがあるのと同じくらい、(爆)

これらの相場の神様の意地悪と悪戯を避ける言葉を
実行することは難しいものですね。

非があれば情け容赦なくダメだしする
意地悪で厳しい相場の神様が私は嫌いです。

あははっ。 (^^;)


私も講師を務めさせていただくことになりました。

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チャート分析を体系的に深く掘り下げて解説した内容です。

FX 境界(ボーダー)のお話


菅首相と白川日銀総裁の会見はどうなるのでしょうか。
憶測が交錯していますがまだよく分らないようですね。

●先週8月16(月)〜20日(金)の気になる出来事

<16日(月)>

日第2四半期実質GDP速報は0.1%、
日第2四半期名目GDP速報は−0.9%と、
ともに市場予想よりかなり弱い数字になりました。
日第三次産業活動指数(6月)は−0.1%、
日第2四半期GDPデフレータ速報は−1.8%と、
ともに市場予想とおりの結果になりました。
日経平均は前週末比−56.79円で引けました。
ドル円が軟調に推移しました。
米10年債の利回りが一時2.65%まで下落しました。
欧消費者物価指数(7月)は市場予想よりは強い−0.3%になりました。
NY連銀製造業景気指数(8月)は7.10、対米証券投資(6月)は444億ドル、
米NAHB住宅市場指数(8月)は13と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
英予算責任局の前局長が
「英経済は再度リセッションに陥る可能性がある。」
との見解の発言をしました。
NYダウは前週末比−1.14ドルで取引を終えました。

<17日(火)>

豪RBA議事録では
「金利の当面の据え置きを決定。世界経済の見通しは不透明。
住宅市場の沈静は利上げが影響。家計は消費に慎重。
豪GDPの伸び率は2011〜2012年に平均以上へ上昇。
インフレは上下両方にリスクがある。アジアの中期見通しは明るい。
欧州の成長は2011年は控えめながら予想以上。」
などの見解が公表されました。
日首相と日銀総裁の会談が23日になるとの観測報道がありました。
日国家戦略相が
「口先介入で円高が収まらないかもしれないが
円高は最終局面の可能性。円高を注視している。」
などの発言をしました。
日経平均は小幅続落して前日比−34.99円で引けました。
欧経常収支(6月)は前月より改善して10億ユーロになりました。
英消費者物価指数(7月)は−0.2%、英小売物価指数(7月)は−0.2%と、
ともに市場予想とおりの結果になりました。
独ZEW景況感調査(8月)は市場予想より弱い14になりました。
欧ZEW景況感調査(8月)は市場予想より強い15.8になりました。
独ZEWが「センチメントの低下は独第2四半期の
成長継続の可能性が低いことを示す。」との見解を発表しました。
英BOE総裁が
「BOEには必要に応じ刺激策の拡大と縮小の準備がある。
BOEは消費者物価指数の見通しへのリスクを意識。
インフレは中期的に目標を少し下回る見込み。」
などの認識を示す発言をしました。
米ウォールマートの第2四半期決算では、
1株当たり利益が市場予想よりやや強い0.97ドルになりました。
アイルランドとスペインの国債入札が好調でした。
米生産者物価指数(7月)は市場予想とおりの0.2%になりました。
米住宅着工件数(7月)は54.6万件、米建設許可件数(7月)は56.5万件と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
加国際証券取扱高(6月)は市場予想より弱い
53.89億カナダドルになりました。
米鉱工業生産(7月)は1.0%、米設備稼働率(7月)は74.8%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
格付け会社のムーディーズが
「米・英・独・仏はAAA格付けに良いポジションにあるが、
格下げへの距離は縮小傾向にある。
景気刺激策が容易ではない状況で
成長を再開させなければならないという問題がある。」
との見解を発表しました。
英財務相が
「英経済には慎重ながらも楽観視している。
インフレ動向は予測よりも執拗。銀行の信用不足は主要な問題。
英政府の財政計画は国際社会に支持されている。
市場金利の低下は重要な刺激策になる。
財政赤字削減に成功できることは明確である。」
などの認識を示しました。
格付け会社のムーディーズが
「スペインの財政見通しには疑問の余地がある。」
との見解を発表しました。
NYダウは前日比+103.84ドルで取引を終えました。

<18日(水)>

豪財務相が「世界経済は二番底に向かってはいない。」
との見解を示す発言をしました。
米WSJ紙が「日銀は円高に脅威を抱かず」との記事を掲載しました。
豪第2四半期賃金コスト指数は市場予想より弱い0.8%になりました。
日経平均は前日比+78.86円で引けました。
豪の英系資源大手BHPビリトンが
カナダ肥料大手の会社に買収提案をしました。
英BOE議事録では
「政策金利の据え置きを8対1で決定。
資産買入枠の据え置きを9対0で決定。
センタンス委員が0.25%の利上げを主張。
緩和、引き締め、および据え置きで議論をした。
第2四半期GDPの強い結果は異常の可能性。
消費者物価指数は付加価値税によって高くなる可能性。
低い市場金利は生産活動を押し上げる可能性があるが、
弱い信用によって相殺される可能性。」
などが公表されました。
ドイツが実施した10年債入札が好調で、
平均利回りが過去最低水準になりました。
ギリシャの中銀が「経常赤字(6月)が3.67億ユーロに縮小した。」
と発表しました。
米証券取引委員会が地方債にかかわる情報公開問題で
ニュージャージー州を提訴しました。
米GMが再上場のためNY証券取引所などにIPOを申請しました。
NYダウは前日比+9.69ドルで取引を終えました。

<19日(木)>

NZ第2四半期生産者物価は
生産高で1.1%、投入高で1.4%になりました。
独紙が「ギリシャ政府が緊縮財政を進めたことで
ギリシャは景気が想定以上に大きく落ち込んでいる。」
との観測記事を掲載しました。
産経新聞ONLINE版が
「日銀が資金供給拡大へ。10兆円増視野の円安誘導を図る」
との観測記事を掲載しました。
豪平均賃金(5月)は前年比で市場予想より弱い5.2%になりました。
RBNZの総裁が
「経済回復は緩やか。成長は続く見込み。
基調インフレへの圧力は高まる可能性。
インフレ期待と物価上昇が昂じれば金融政策での対応が必要。」
などの見解を示す発言をしました。
日銀が14時から緊急会合を開くとの噂が出回りました。
関係筋が緊急会合の噂の可能性は低いと報じました。
日全産業活動指数(6月)は市場予想より強い0.1%になりました。
独生産者物価指数(7月)は市場予想より強い0.5%になりました。
独紙が「仏大統領がAAAの格付けの喪失回避のため危機会議を召集。」
との記事を掲載しました。
日経平均は前日比+122.14円で引けました。
英小売売上高(7月)は市場予想よりかなり強い0.9%になりました。
ポンドが急上昇しました。
欧州委員会が
「ギリシャの財政赤字削減は計画よりも早く進捗。
ギリシャは次の金融支援の融資条件を満たした。」
と発表しました。
米新規失業保険申請件数は市場予想より弱い50.0万件になりました。
加景気先行指標指数(7月)は0.4%、加卸売売上高(6月)は−0.3%と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
米景気先行指標総合指数(7月)は市場予想とおりの0.1%、
フィラデルフィア連銀指数(8月)は市場予想よりかなり弱い
09年7月以来のマイナスとなる−7.7%になりました。
ドルが下落しました。
オバマ米大統領が「中小企業と地域銀行には支援が必要。」
との認識を示す発言をしました。
格付け会社のS&Pが
「米国が二番底に陥る可能性は25%程度。」
との見解を発表しました。
セントルイス連銀総裁が
「ディスインフレの傾向が再び現れてきた。
ディスインフレが進展すればFRBは国債を購入すべき。」
との見解を示しました。
NYダウは前日比−144.33ドルで取引を終えました。

<20日(金)>

日首相と日銀総裁の会談にかかわる噂が飛び交いました。
日官房長官が
「首相と日銀総裁の会談日程について具体的なことは知らない。」
と発言しました。
日財務相が
「日銀とは緊密な連携をとっていきたい。
介入についてはコメントしない。
首相と日銀総裁の会談が来週にあるのかないのか承知していない。
G7各国とコミュニケーションしている。」
などの発言をしました。
豪RBAの副総裁が
「今後2〜3年は強い豪経済の成長を予想。
失業率は低下する見込み。経済は比較的完全雇用。
世界経済には不透明感がある。」
などの認識を示す発言をしました。
日経平均は前日比−183.30円の9179.38円で週の取引を終えました。
独財務省が
「独経済は下期も継続的に回復。
外需の鈍化で回復のペースは減速する可能性。
2010年の経済成長予想を大きく修正する必要。」
との見解を発表しました。
独連銀総裁が
「年末以降もECBによる制限のない資金供給の継続が妥当。
出口戦略の議論は2011年第1四半期に本格化する見込み。
ECBはユーロ圏の成長見通しを引き上げる可能性が高い。」
などの見解を示す発言をしました。
ギリシャの財務省がEUとECBに65億ユーロの融資を
書簡で正式に要請しました。
ユーロが下落しました。
加消費者物価指数(7月)は市場予想より弱い0.5%になりました。
利上げ期待後退でカナダドルが軟調になりました。
仏大統領が
「2010年は1.4%もしくはそれ以上の経済成に達する。
経済状況は2011年の経済成長が2%になることを示す。」
との認識を示しました。
欧州委員会が
「ギリシャは年内に40億ユーロの追加削減をする必要があるが、
上半期の支出は予定よりも56億ユーロ下回っている。
欧州委員会はギリシャに約束以上の削減を求めない。」
との見解を発表しました。
NY原油(WTI)は73ドル台前半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比−57.59ドルの10213.62ドルで週の取引を終えました。

●今週の主な予定

<8月23日(月)の主な予定>

午後4時半に独製造業PMI速報(8月)、独サービス業PMI速報(8月)、
午後5時に欧製造業PMI速報(8月)、欧サービス業PMI速報(8月)、
夜9時半に米シカゴ連銀全米活動指数(7月)、
夜11時に欧消費者信頼感速報(8月)、
などの経済指標が発表されます。
独・欧の指標には一応注目です。

<24日(火)の主な予定>

午後3時に独第2四半期GDP確報、
午後6時に欧鉱工業新規受注(6月)、
夜9時半に加小売売上高(6月)、
夜11時に米中古住宅販売件数(7月)、リッチモンド連銀製造業指数(8月)
などの経済指標が発表されます。
(独)・加・米の指標には注目です。

<25日(水)の主な予定>

朝8時50分に日通関ベース貿易収支(7月)、
日企業向サービス価格指数(7月)
午後5時に独IFO景気動向(8月)、独IFO現況評価値(8月)、
夜9時半に米耐久財受注(7月)、
夜11時に米新築住宅販売件数(7月)、米住宅価格指数(6月)、
などの経済指標が発表されます。
独・米の指標には注目です。

<26日(木)の主な予定>

午前9時に豪コンファレンスボード景気先行指数(6月)、
午後3時に独GFK消費者信頼感調査(9月)、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
などの経済指標が発表されます。
米の指標には注目です。

<27日(金)の主な予定>

朝8時半に日失業率(7月)、日全国消費者物価指数(7月)、
日消費支出(7月)
午後5時半に英第2四半期GDP改訂値、英第2四半期個人消費改訂値、
午後6時半にスイスKOF先行指数(8月)、
夜9時半に米第2四半期GDP改訂値、米第2四半期個人消費改訂値、
同夜9時半に米第2四半期GDP価格指数改訂値、米第2四半期コアPCE、
夜10時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(8月)、
夜11時から中銀国際会議でのバーナンキFRB議長講演、
などの経済指標が発表されます。
(日)・英・米の指標には注目です。
また、発表時間が未定(通常はNY時間)ですが、
独消費者物価指数速報(8月)の発表も予定されています。
バーナンキFRB議長の講演は注目されます。

さて、先週のドル円やクロス円では、日首相と日銀総裁の
会談にかかわる憶測が交錯して揺れる相場展開になりました。

また、ドルに関しては、米新規失業保険申請件数が市場予想より弱い
50.0万件になったり、フィラデルフィア連銀指数(8月)が
市場予想よりかなり弱い09年7月以来のマイナスとなる
−7.7%になったりと、米経済の先行き懸念を示す指標が発表されました。

一方、ユーロに関しては、欧州委員会が「ギリシャの財政赤字削減は
計画よりも早く進捗している。」との見解を発表したり、
仏大統領が「2010年は1.4%もしくはそれ以上の経済成に達する。」
との認識を示すなどポジティブな発言や、
ドイツだけではなくアイルランドとスペインの国債入札
が好調であったなどの好材料もありましたが、

ムーディーズが「スペインの財政見通しには疑問の余地がある。」
との見解を発表したり、独紙が「ギリシャ政府が緊縮財政を進めた
ことでギリシャは景気が想定以上に大きく落ち込んでいる。」
との観測記事を掲載したり、独財務省が「独経済は下期も継続的に
回復の見込みだが、外需の鈍化で回復のペースは減速する可能性。
2010年の経済成長の予想を大きく修正する必要。」
との見解を発表したり、タカ派で知られるドイツ連銀総裁が
「年末以降もECBによる制限のない資金供給の継続が妥当。」
と流動性不安を示唆する発言などがあり、揺れる相場展開となって、
しだいにリスク回避の動きが優勢になりました。

他方、ポンドに関しては、英予算責任局の前局長が
「英経済は再度リセッションに陥る可能性がある。」
とのネガティブ発言もありましたが、
英財務相の「英経済には慎重ながらも楽観視している。」
との発言があったり、英BOE議事録でセンタンス委員が
0.25%の利上げを主張したことや、緩和や据え置きだけではなく
引き締めについても論議したことが明かされ、
また英小売売上高(7月)は市場予想よりかなり強い0.9%になるなど、
好材料があって上昇する場面もありました。
しかしながら、しだいにリスク回避の動きも見られ
揺れる相場展開となりました。

さて、日首相と日銀総裁の会談が23日になるとの観測報道がありますが、
日官房長官が「首相と日銀総裁の会談日程について具体的なことは知ら
ない。」と発言したり、日財務相が「首相と日銀総裁の会談が来週に
あるのかないのか承知していない。」と発言しているなど、
いまだに日首相と日銀総裁の会談については、
はっきりしていないようです。

また、会談前に日銀の緊急会合が行われ、
何らかの緩和策が打ち出されるとの憶測もありましたが、
日銀緊急会合は今のところ行われていません。

緩和策自体についても、様々な憶測が飛び交い、
「0.1%の政策金利をさらに引き下げる?」
「国債買取を増やす量的緩和を行うとともに、短期金融市場で
資金吸収をする不胎を行わない非不胎化もするのではないか?」
との観測もある一方、「なんらかの緩和策を行う可能性があるが、
動きを見ていると大したことは行われないのではないか?」など、
混沌としているようです。

このような状況もあって、ドル円のポジション分布をみると、
85円〜86円のレンジ相場が続きそうではありますが、

市場の思惑よりも強い緩和策が打ち出されれば、
上ブレの可能性もあるものの、
東京外為市場の約3割を占めるといわれている個人取引では
円売りに傾斜していて期待感の先織り込みも見られていただけに、
日金融政策で市場の期待を裏切る結果になった場合は、
シカゴIMM通貨先物ポジション
(ドル/円ではなく、円/ドルのポジション推移)
ではまだ円買いが優勢でもあることから、

ドル円やクロス円がいったん下落する可能性も排除はできないようです。

一方、ユーロについては、独経済が今のところ好調で
独国債の利回りが一時2.3%を割り込むなど
ドイツに資金が流入していますが、ギリシャの10年債の国債の利回りは
11%弱の約3ヶ月ぶりの高水準で、アイルランド国債や
ポルトガルの国債利回りはも5%台で高止まりしているなど、
リスク回避の動きが金融市場で再発していて、
ユーロドルも米経済懸念でのドル売りから、世界経済の先行き懸念による
リスク回避のドル買いにシフトしてきた動きが見られ、
チャート的にも1.2740の節目を下抜けてきたようで、
上下動しながらも軟調になる可能性も排除できないようです。


さて今日は、境界(ボーダー)のお話です。

概況が長くなりましたので、軽めのコラムにしたいと思います。

さて、境界は"border"とか"boundary"などと言われますが、
世の中にはいろいろな境界がありますね。

よく土地の境界問題でいざこざになったりすることがありますし、
国と国とによっては国境が生死を分けることもあります。

また、男女の仲でも最後の一線という境界があるそうで、
最近はこの境界は意味が軽くなってはいますが、(苦笑)
一昔前ではこれを越えるか越えないかで
少し大げさですが人生が変わることもあったそうですね。

このように、ときに境界が、
状況と状態を大きく変化させることがあるものです。

相場でもこのような境界があって、

直前高値や安値がこの境界の役割となることもありますし、

もう少し大きく見た価格の抵抗線が境界となることもありますし、

高値と高値を結んだ斜めのラインや、
安値と安値を結んだラインが境界となることもあります。

そして、切り番的な価格の「00」が
境界の役割をすることも少なくありませんし、

また、意識している人たちの多いパラメーターの移動平均線や、
確率偏差のバンドや、信奉者の多いテクニカル指標のポイントも
境界の役割となることもあるようですね。

さらに、パラメーターのあるものでは、
時間軸によってもそのポイントの位置が変わりますから、

見方によっては「なんだぁ、境界だらけじゃないか。」
ということになりますが、(笑)

でも、これらの相場の境界では価格が反転したり、
抜けて勢いを増したりと、
相場の節目になることは確かにあるものです。

そしてまた、売り買いの攻防で、その決着が明確につかずに、
反転したようで抜けて行ったり、抜けたようで戻ったりと
ダマシを演じることもありますね。(苦笑)

さて、

これらの相場の境界で「反転するのか」「抜けるのか」では、

売り買いの判断がまったく逆になりますので、

相場の境界はトレードの判断の注目ポイントになりますが、

全て意識しようとすると気になってトレードできないこともあって、
重要度のプライオリティの認識とともに、

ある程度は判断にあたっての思い切りも必要で、

また、不確定要素もある相場で完全無欠はありえませんから、
判断が誤ったときには潔い損切りも必要になります。

重要で主要な境界を認識することと、

そこでの慎重で細心な判断と、

そして、雑を捨てる執行の大胆な思い切りと、

判断が誤ったときの潔い損切りなどが、

トレード「力(りょく)」である、ともいえそうですね。

ところで…、

為替取引では一説によりますと、

貿易や海外投資での外貨需要や
貿易で得た外貨や海外投資の引き揚げによる円転などの
いわゆる買い切り売り切りの実需筋よりも、
投機による取引が9割ほどと圧倒的に多く、

そして、この投機による建て玉は、
利確にしても損切りにしても、期間の長短こそあれ、
やがては買い玉は売られ、売り玉は買われ、
反対売買で必ず決済されますから、

ボラティリティは大きくても為替相場は
上げては下げる、下げては上げる、ことになりやすく、
巨視的には歴史的高値と歴史的安値の間の
レンジ相場といえそうですが、

この歴史的高値と歴史的安値の間のレンジ相場には、
その中に幾重にも短期的にある範囲の均衡状態で動くレンジがあり、

そして、この短期的なある範囲のレンジ状態は永続することなく、
次の短期的なある範囲の均衡状態で動くレンジへと移行して行きます。

この短期的なレンジ範囲の移行の過程が

アメリカの州と州とをつなぐ州境(さかい)の道のように、
短期トレンドといわれる状態になりますが、

たとえば、ターミネーターのシュワルツネッガー知事の
カリフォルニア州からワシントン州へ車で行くには、
州境の道を必ず通らないとならないとともに、

途中のオレゴン州では一泊して
レンジをいったん形成するというわけですね。(笑)

そしてまた、短期的なレンジの範囲の移行が
何段階も同方向に継続して動くとき、
中期トレンドが上昇しているとか、
中期トレンドが下落しているとか呼ばれます。

そして、これらの中期的な動きは中期的なレンジを形成しますが、

さらに、中期的なレンジの範囲の移行が
何段階も同方向に継続して動くとき、
長期トレンドが上昇しているとか、
長期トレンドが下落しているなどと呼ばれますね。

こうして見ますと、ターム(期間)ごとに
節目となる相場の境界が存在していそうですが、

大雑把でも中長期の方向と境界を認識することも役に立ちそうで、

トレードするタームでの
詳細的な節目となる境界を認識するだけではなく、

マルチ・タームでの境界認識もしていきたいものです。

もしかしますと、中長期の方向と境界も認識することによって、
トレードするタームの境界の節目でのトレード判断における
ダマシの軽減になるかもしれませんね。

あれまぁ、軽めのコラムにしようと思っていましたが、

また、長くなってしまいました。 m(_ _)m


私も講師を務めさせていただくことになりました。

トップトレーダーの手法を動画で学べる YenLearning

チャート分析を体系的に深く掘り下げて解説した内容です。


FX 「似て非なるもの」のお話


先週11日にドル円が15年ぶりとなる一時84.72円まで下落しましたね。

●先週8月9日(月)〜13日(金)の気になる出来事

<9日(月)>

日国際経常収支(6月)は市場予想より弱い1兆471億円になりました。
日景気ウォッチャー調査現状判断DI(7月)は市場予想より強い49.8、
日景気ウォッチャー調査先行判断DI(7月)は市場予想より弱い46.6、
という結果になりました。
日財務相が
「マーケットの動向をさらに注意深く見ていく。」
と円高を牽制する発言をしました。
日経平均は前週末比−69.63円で引けました。
独商工会議所が
「2010年の独輸出の伸び率は11%で、
来年には過去最高の08年の水準になる可能性。」
との見通しを発表しました。
複数の英紙が
「11日に公表の四半期インフレ報告で
経済見通しを下方修正する可能性がある。」
との観測報道をしました。
ECBの専務理事が
「スペイン銀行セクターの調整はまだ終わっていない。
ストレステスト後に市場改善の兆候が見られる。」
などの認識を示しました。
サンフランシスコ権銀総裁が
「米経済が新にリセッションに陥る可能性は
数ヶ月間では低いが2年間では高くなることもありえる。」
との認識を示す発言をしました。
NYダウは前週末比+45.19ドルで取引を終えました。

<10日(火)>

英RICS住宅価格(7月)は市場予想よりかなり弱い−8%になりました。
豪NAB企業景況感指数(7月)は5、豪NAB信頼感指数(7月)は2、
という結果になりました。
日銀が政策金利を0.10%で据え置き、追加緩和策を見送りました。
日銀声明では経済評価に変更がないとしました。
日経平均は前日比−21.44円で3日続落して引けました。
独消費者物価指数確報(7月)市場予想より強い0.3になりました。
ECBの専務理事が
「現在の金利水準は極めて低く、金融政策は緩和的。」
との認識を示す発言をしました。
日銀総裁の記者会見では、
「世界経済、金融環境、企業収益、などは改善。
上下のリスクバランスの判断を大きく変える材料はない。
アメリカの追加緩和についてはコメントしない。
円高は企業マインドの下振れ要因。」
などの認識を示しました。
英商品貿易収支(6月)は−74.01億ポンド、
英DCLG住宅価格(6月)は9.9%と、
ともに市場予想よりは強い結果になりました。
加住宅着工件数(7月)は市場予想より強い18.92万件になりました。
加新築住宅価格指数(6月)は市場予想より弱い0.1%になりました。
米第2四半期非農業部門労働生産性速報は−0.9%、
米第2四半期単位労働費用速報は0.2%と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
米卸売在庫(6月)は市場予想より弱い0.1%になりました。
米3年債の最高落札利回りが1%を下回り0.844%になりました。
米FOMCが政策金利を0.0〜0.25%の範囲として据え置きました。
米FOMC声明では
「長期間にわたり金利を異例の低水準とする。
今回の決定は9対1で決定した。(反対はカンザスシティ連銀総裁)
MBS(住宅ローン担保証券)の償還金を米国債に再投資する。
米経済の回復ペースはここのところ数ヶ月で減速。
住宅着工件数は不振。インフレは当面は抑制。
FRBは景気回復促進のために必要な政策手段を実施する。」
などが表明されました。
緩和処置が表明されたことで一時、米ドルが売られました。
NYダウは前日比−54.50ドルで取引を終えました。

<11日(水)>

英ネーションワイド消費者信頼感(7月)は
市場予想より弱い56になりました。
日機械受注(6月)は1.6%、日国内企業物価指数(7月)は−0.1%と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
日財務相が
「FOMC後、市場が一方的に偏っている。」
と懸念を表明しました。
豪Westpac消費者信頼感指数(8月)は5.4%になりました。
中国の生産者物価指数(7月)は前年比で4.8%、
中国の小売売上高(7月)は前年比で17.9%と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
中国の消費者物価指数(7月)は前年比で3.3%、
中国の鉱工業生産(7月)は前年比で13.4%と、
ともに市場予想とおりの結果になりました。
日10年債利回りが0.995%に低下しました。
日銀金融経済月報では
「先行きの輸出や生産は増加ペースが緩やかになる見通し。
第4四半期はエコカー補助終了で輸送機械は大幅減少の可能性。」
などの見解が公表されました。
日経平均は前日比−258.20円の大幅安で引けました。
ドル円が一時、15年ぶりとなる84.72円まで下落しました。
英失業率(7月)は市場予想とおりの4.5%、
英失業保険申請件数推移(7月)は
市場予想よりは強い−0.38万件になりました。
中国国家発展改革委員会が
「日本経済の回復を楽観することは容易ではない。
ユーロ圏の二番底の可能性は否定できない。
米経済の成長の勢いは弱るも回復は継続。」
などの見解を表明しました。
英BOE四半期インフレ報告では、
「GDP成長率は向こう2年間で3%を若干上回る水準の見通し。
5月時点の予測を約0.5%下方修正。
インフレ見通しは不透明性が高い。」
などの見解が示されました。
英BOE総裁が
「米国とユーロ圏の見通しには大きな不確実性。
必要に応じ政策据え置き・緩和・引き締めなどの用意がある。
適切と感じれば量的緩和を拡大する可能性。
全体的な見通しは5月のインフレ報告よりも弱い。
ポンド安は英経済の追い風になる可能性。
CPIは5月の見通しより長期間2%を上回る水準になる可能性。
貿易のデータは心強い。経済の下振れリスクは明らかにある。
銀行システムは依然として著しく損傷している。」
などの見解を示す発言をしました。
アイルランド政府がアングロ・アイリッシュ・バンクに
最大100億ユーロの追加支援をすると発表して、
アイルランド政府への財政負担懸念が昂進しました。
ドル円が一時15年ぶりの安値になる84.74円をつけました。
米貿易収支(6月)は市場予想より弱い−499億ドルになりました。
加国際商品貿易(6月)は市場予想より弱い
−11億カナダドルになりました。
米10年債の最高落札利回りが3%を下回り2.730%になりました。
米月次財政収支(7月)は市場予想よりやや強い
−1650億ドルになりました。
NYダウは前日比−265.42ドルの大幅安で取引を終えました。

<12日(木)>

豪インフレ期待(8月)は2.8%になりました。
豪雇用者数変化(7月)は市場予想より強い2.35万人になりました。
同前回数値が4.59万人から3.74万人へと下方修正されました。
豪失業率(7月)は市場予想より弱い5.3%になりました。
NZ財務相が
「ニュージーランドは新たな5年間の財政赤字に直面。
支出を増加する前にGDPの2%の財政黒字が必要。」
との認識を示しました。
日鉱工業生産確報(6月)は−1.1%になりました。
日首相が円高について「為替の動きが激しい。」
との懸念を示す発言をしました。
日消費者態度指数(7月)は市場予想より弱い43.4になりました。
日銀がレートチェックを実施しました。
日経平均は前日比−80.26円で引けました。
欧ECB月報では
「第3四半期の成長は予想より良い見通し。
ユーロ圏経済は緩慢で不均一なペースで拡大。
中期的な物価圧力は抑制されている。」
などの見解が発表されました。
日銀総裁が
「為替市場に大きな変動。経済に与える影響を注視する。」
日財務相が
「為替に重大な関心。為替動向を注意深く見守る。
為替レートの過度の変動は金融と経済の安定に悪影響。
為替介入についてはコメントを控える。
現時点ではG7電話会談までは考えていない。」
などの認識を示しましたが具体策は示しませんでした。
ギリシャ第2四半期GDPは市場予想より弱い−1.5%になりました。
ギリシャ失業率(5月)は12.0%になりました。
欧鉱工業生産(6月)は市場予想より弱い−0.1%になりました。
ECBの専務理事が
「スペインは11年以降に財政赤字削減のため一段の予算措置が必要。
スペイン政府は成長評価に楽観的過ぎてはいけない。」
などの認識を示す発言をしました。
米輸入物価指数(7月)は0.2%、
米新規失業保険申請件数は48.4万件と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
米30年債の最高落札利回りが4%を下回り3.954%になりました。
NYダウは前日比−58.88ドルで取引を終えました。

<13日(金)>

ロシア大統領が
「ロシアの穀物の約4分の1が失われた。」
と発表しました。
NZ小売売上高(6月)は市場予想より強い0.9%になりました。
NZドルが堅調になりました。
日銀会合議事録要旨では、
「今年度後半にかけて下振れリスクが意識される。
中国の成長ペースはやや鈍化する可能性。
先行きにデフレリスクが存在。成長経路復帰への基盤は脆弱。」
などの認識が公開されました。
来週にも日首相と日銀総裁が金融情勢についての
会談を行うことで日程調整していることが報道されました。
日経平均は前日比+40.87円の9253.46円で引けました。
独第2四半期GDP速報は市場予想より強い2.2%になりました。
独IFOが「今年、独GDP成長率は3%達成が可能。」
と見解を発表しました。
独連邦債とスペインやギリシャ債の利回り格差が拡大しました。
スイス生産者輸入価格(7月)は市場予想より弱い−0.5%になりました。
欧第2四半期GDP速報は1.0%、欧貿易収支(6月)は24億ユーロと
ともには市場予想より強い結果になりました。
欧州委員会が
「ユーロ圏の景気回復は軌道に乗るも脆弱。
経済に不確実性がある。」との見解を表明しました。
米小売売上高(7月)は市場予想より弱い0.4%になりました。
米消費者物価指数(7月)は市場予想より強い0.3%になりました。
日銀のレートチェックの噂がありました。
米10年債の利回りが一時2.699%に低下しました。
米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(8月)は
市場予想より強い69.6になりました。
米企業在庫(6月)は市場予想より強い0.3%になりました。
カンザスシティ連銀総裁が
「ゼロ金利政策は景気回復に対する懐疑を助長する可能性。
過度に低い金利はリセッションや失業率の悪化を招く可能性。
デフレが最も深刻な脅威という証拠はない。
米経済は数四半期にわたる成長の継続が見込まれる。
政策金利を1.00%に引き上げその後2.00%へ引き上げるべき。
FRBはバランスシートの調整必要。米国の赤字は持続不可能。」
などの認識を示す発言をしました。
NY原油(WTI)は75ドル前半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比−16.80ドルの10303.15ドルで週の取引を終えました。

●今週の主な予定

<8月16日(月)の主な予定>

朝8時01分に英ライトムーブ住宅価格(8月)、
朝8時50分に日第2四半期実質GDP速報、日第2四半期名目GDP速報、
同朝8時50分に日第2四半期GDPデフレータ、
日第三次産業活動指数(6月)、
午前10時半に豪新車販売台数(7月)、
午後6時に欧消費者物価指数確報(7月)、
夜9時半に米NY連銀製造業景気指数(8月)、
夜10時に米ネット長期TICフロー(対米証券投資 6月)、
夜11時に米NAHB住宅市場指数(8月)、
などの経済指標が発表されます。
日・米の指標には注目です。

<17日(火)の主な予定>

午前10時半に豪RBA議事録、
午後5時に欧経常収支(6月)、
午後5時半に英消費者物価指数(7月)、英小売物価指数(7月)、
午後6時に独ZEW景況感調査(8月)、
同午後6時に欧ZEW景況感調査(8月)、
午後7時から豪RBA総裁講演、
夜9時半に米生産者物価指数(7月)、米住宅着工件数(7月)、
同夜9時半に米建設許可件数(7月)、
同夜9時半に加国際証券取扱高(6月)、
夜10時15分に米鉱工業生産(7月)、米設備稼働率(7月)、
などの経済指標が発表されます。
豪・英・独・米の指標には注目です。

<18日(水)の主な予定>

午前9時半に豪Westpac先攻指数(6月)、
午前10時半に豪第2四半期賃金コスト指数、
午後2時に日景気先行CI指数確報(6月)、日景気一致CI指数確報(6月)
午後5時半に英BOE議事録、
午後6時に欧建設支出(6月)、
などの経済指標が発表されます。
英の指標には注目です。

<19日(木)の主な予定>

朝7時45分にNZ第2四半期生産者物価、
午前10時半に豪平均賃金(5月)、
昼12時に豪ANZ消費者信頼感指数(8月)、
午後1時半に日全産業活動指数(6月)、
午後3時に日工作機械受注確報(7月 前年比)、
同午後3時に独生産者物価指数(7月)、
午後3時15分にスイス貿易収支(7月)、
午後5時半に英小売売上高(7月)、英公共部門ネット負債(7月)、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加景気先行指数(7月)、加卸売上高(6月)、
夜11時に米景気先行指数(7月)、フィラデルフィア連銀指数(8月)、
などの経済指標が発表されます。
英・米の指標には注目です。

<20日(金)の主な予定>

夜8時に加消費者物価指数(7月)、
経済指標が発表されます。この指標には注目です。

さて、先週10日に発表されたFOMC声明で、
長期間にわたり金利を異例の低水準にすることとともに、
MBS(住宅ローン担保証券)の償還金を
米国債に再投資することが発表されて、
出口戦略のタイミングの模索から一転、
FRBのバランスシートを2兆ドル規模で維持して、
緩和策の継続へと金融政策の軸足を移すことが示されました。

一方、10日の東京時間では、
日銀が政策金利を0.10%で据え置くとともに、
経済評価に変更がないとして追加緩和策を見送り、
翌11日には円高が昂進してドル円が15年ぶりとなる
一時84.72円まで下落しました。
そして、日首相と日銀総裁の会談へ向けての
日程調整が行われていることが報道されましたが、
この会談により何らかの円高阻止への具体策が示されるのか、
注目されます。

また、11日に発表された米貿易収支(6月)が
市場予想より弱い−499億ドルになったことで、
8月27日に発表予定の米第2四半期GDPの改定値が、
7月30日に発表された速報値の2.4%よりも大幅に下方修正され、
1%台前半になるとの観測があり、
改定値の発表に向けての織り込みの動きが注目されます。

他方、11日の英BOE四半期インフレ報告で
英成長率が5月時点の予測から約0.5%下方修正されたことや、
英BOE総裁が「適切と感じれば量的緩和を拡大する可能性。」を
示唆したことでポンドが軟調になるとともに、

ユーロ圏でも、12日の欧ECB月報で第3四半期の成長は
予想より良い見通しとしながらも、
ギリシャ第2四半期GDPが−1.5%のマイナス成長になったことや、
アイルランド政府がアングロ・アイリッシュ・バンクに
最大100億ユーロの追加支援をするとの発表などがあり、
また、欧州委員会が「ユーロ圏の景気回復は軌道に乗るも脆弱。
ユーロ圏の経済には不確実性がある。」との見解を表明したこともあって
独連邦債とスペインやギリシャ債の利回り格差が拡大するなど、
金融不安の再燃が見られました。

さて、盆明けとなる今週は、日程がまだ決まっていませんが、
日首相と日銀総裁の会談で円高阻止へどのような具体策が示されるのか、
あるいは具体策のない、いわゆる口先介入で終わるのか、
が注目されるとともに、9月の中間決算を前にした週明け8月16日の
円高要因になることの多い米国債の大量償還での
相場動向がまずは注目されます。

日首相と日銀総裁の会談で何らかの金融緩和策が打ち出された場合、
一時円安に振れる可能性がありますが、
具体策が示されなかった場合は、日本の円高抑制の姿勢の弱さから
円買いになる可能性がありそうです。

また、日米の金利差が縮小傾向にあることや、
米国および英国の景気減速懸念や、ユーロ圏の金融不安再燃などによる
リスク回避の円買い圧力も強そうですが、
日長期金利については、過去に急反発したレベルに近づきつつあるようで
場合によっては振れの大きな相場展開になる可能性もありそうです。

また、ドルについては、米景気減速懸念と、
FRBが出口戦略の模索から一転、緩和策の継続へと軸足を移したことから
ドル売り圧力が強まるとともに、
一部では欧州金融不安の再燃が見られることや、
NYダウが先週一週間で3.3%下落していることなどから、
リスク回避のドル買い圧力も強まる可能性もあり、
ドルストレートでは売り買いが交錯して、
こちらも振れの大きな相場展開になる可能性がありそうです。


さて今日は、「似て非なるもの」のお話です。

「年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず」
なんて言葉がありますね。

確かに季節の花は時代が移り変わろうと
同じように咲きますが、

日々は似たような繰り返しではあっても、
年月とともに人生が変わることもあるようです。

また、相場も人生に似たところがあるようで、

上がったり下がったり、
同じような繰り返しをしているようでも、

「同じ相場は二度とない。」という言葉があるように、

レンジだトレンドだと大まかな類型はあっても、
何もかも全てが同じ相場は確かに二度とはないようです。

単一の時間軸では酷似していても「似て非なるもの」で、
大きな時間軸も併せてみるとどこかは違っていて、
全てが同じ相場はないのですね。

まぁ、相場は言わばときには奪いときには奪われる
マネー・バトルでもあるわけですから、

ファンダメンタルズ要因がその時により変化するばかりではなく、
互いが互いを打ち負かし出し抜こうと凌ぎを削っているわけで、
いわゆる「相場つき」も常に変化していて、

ある一定期間に過剰にフィッティングされたロジックや
パラメーターは、通用する寿命が短くなることもあるようです。

そのようなわけでしょうか、ときに

「バックテストでは確かに良い成績なんだがなぁ。
 でも、今の相場ではこのシステムはさっぱり儲からない…。」

などという嘆きを聞くことがあります。

その点、パラメーターのない
古典的なレジ・サポやトレンドラインによる手法は、
そのときどきの相場では精緻性では劣ることがあっても、

何十年も有効であった実績が物語るように、
汎用とロバストという観点ではとりわけて優位性があるようで、
長く使えるというメリットはありそうです。

これは、常に技術の次の一歩が不可欠なハイテク製品に対する
自転車などの究極系に近いローテク製品のようでもありますが、(笑)

もしかしますと、長く使うということでは、
システムにはある程度のローテク要素も必要なのかもしれません。

ところで、

「似て非なるもの」と言いますと「相場つき」ばかりではなく、

規律のない難平(ナンピン)と、
いわゆる建て玉法での計画難平などもありますね。

やっていることは、同じ買い下がりや売り上がりではあっても、

前者は勝率は高くなっても、規律なき場合は、
1回の負けで破綻してしまう可能性があるのに対して

後者は、一定の損失ではきちんと損切りして、

資金管理をした上での分割エントリーによる
イン・ポイントのチューニングを目的としていて、

懐かしい映画の「フーテンの寅さん」流に言いますと、
「石巻(いしのまき)と腰の巻きくらい、大きく違う。」
似て非なるものになるようです。(冗談)

さて…、8月と9月は、
1971年のニクソン・ショック、1982年のメキシコ債務危機、
1985年のプラザ合意、1997年のアジア通貨危機、
1998年のロシア通貨危機、2007年のサブプライム問題の表面化、
そして、記憶も新しい2008年のリーマン・ショックと、
何かと市場波乱が多発するジンクスのある時期でもあり、

また、8月は1ヶ月で、過去30年では19回、
過去20年では15回、そして過去10年では8回も
円高に振れているそうですが、

今年はどうなりますでしょうか…。

同じ8月でも今年が似て非なる年になると
日本経済にとっても、良いことのほうが多そうなのですが、

はて…、その結果は如何に―。



私も講師を務めさせていただくことになりました。

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悪魔のトレード手法「双頭のデビル」のお話


先週は、ドル円が15年来の安値に迫るあたりまで下落しましたね。

●先週8月2日(月)〜6日(金)の気になる出来事

<2日(月)>

独紙が欧州委員のコメントとして
「2010年の独独成長率は1.2%、EU成長率は1.0%」
との記事を掲載しました。
豪AIG製造業指数(7月)は前回値より強い54.4になりました。
英紙が「英国は米国やユーロ圏や日本よりも早い成長になる可能性」
との観測報道をしました。
中国HSBC製造業PMI(7月)は49.4と前回値より弱い結果になりました。
仏BNPパリバの第2四半期決算では
純利益が市場予想より強い21.05億ユーロになりました。
日経平均やアジア株式市場が堅調傾向での推移になりました。
スイス実質小売売上高(6月)は前年比で0.9%になりました。
スイスSVME購買部協会景気指数(7月)は
市場予想より強い66.9になりました。
独製造業PMI確報(7月)は市場予想とおりの61.2になりました。
欧製造業PMI確報(7月)は市場予想より強い56.7になりました。
英製造業PMI(7月)は市場予想より強い57.3になりました。
米ISM製造業景況指数(7月)は市場予想より強い55.5になりました。
バーナンキFRB議長が
「消費支出は今後数四半期の間で上向く可能性。
多くの銀行は大規模な問題債券を有している。
米経済が充分に回復するまでまだ長い道のり。
失業率は容認出来ないほど高い。雇用拡大は不充分。
欧州ストレステストは市場の懸念を緩和。
経済は依然としてかなり脆弱な状況。」
などの認識を示す発言をしました。
格付け会社のS&Pがフォード・モーターの格付けを引き上げました。
ガイトナー米財務長官が
「米経済は回復してきて危機のダメージを修復しつつある。
米国は財政赤字を削減する必要。住宅価格はより安定しつつある。
米国は日本のようなデフレには向かっていない。」
などの認識を示しました。
NYダウは前週末比+208.44ドルで取引を終えました。

<3日(火)>

NZ第2四半期平均時給は市場予想より強い0.6%になりました。
日財務相が「長期金利の低下は質への逃避を反映」
との認識を示しました。
豪小売売上高(6月)は市場予想より弱い0.2%、
豪第2四半期小売売上高は市場予想より強い0.8%になりました。
豪建設許可件数(6月)は市場予想より弱い−3.3%になりました。
日経平均は上昇するも上値が重く推移しました。
豪RBA政策金利は4.50%で据え置かれました。
豪RBA声明では
「世界経済はトレンドを上回るペースで成長。
インフレはターゲットに近づく見込み。
欧州の見通しは不透明。豪企業投資は拡大する見込み。
豪労働市場は底堅い。消費者には警戒感が見られる。
住宅価格への押し上げ圧力は緩和。金利は過去数十年の平均水準。」
などの見解が発表されました。
日財務相が「為替相場は市場が決める。」との認識を示しました。
米WSJ紙が「来週のFOMCでMBSや国債の買い入れを検討する可能性。」
との観測記事を掲載しました。
スイス消費者物価指数(7月)は
市場予想より弱い−0.7%になりました。
ドル売りによりユーロが堅調でドル円が軟調な相場展開になりました。
英建設業PMI(7月)は市場予想より弱い54.1になりました。
格付け会社のフィッチが
「欧州の資本財市場の回復は軌道に乗っている。」
との見解を発表しました。
欧生産者物価指数(6月)は市場予想より弱い0.3%になりました。
ガイトナー米財務長官が
「失業率は再び上昇する可能性。」との認識を示しました。
米個人所得(6月)は0.0%、米個人支出(6月)も0.0%と
ともに市場予想より弱い結果になりました。
米PCEデフレータ(6月)は
前年比で市場予想より強い1.4%になりました。
米中古住宅販売保留(6月)−2.6%、
米製造業受注指数(6月)は−1.2%と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
米2年債利回りが0.5143%と過去最低を記録しました。
NYダウは前日比−38.00ドルで取引を終えました。

<4日(水)>

NZの乳製品会社のフォンテラが
「粉ミルクの販売価格が4ヶ月連続で下落した。」と発表しました。
中国の一部メディアが「中国第3四半期GDPは9.2%」
との見通しを報じました。
豪AIGサービス業指数(7月)は前回値より弱い46.6になりました。
米CNBCが「FRBの米経済刺激への大きな行動を起こす可能性は低い。」
との観測報道をしました。
豪貿易収支(6月)は35.39億豪ドル、
豪第2四半期住宅価格指数は3.1と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
日経平均は軟調に推移しました。
ドイツ銀行が独自動車メーカーBMWの目標株価を
42ユーロへ引き上げました。
英銀RBSが英国内の318支店をスペイン銀行大手のサンタンデールに
売却すると発表しました。
独サービス業PMI確報(7月)は市場予想より弱い56.5になりました。
欧サービス業PMI確報(7月)は市場予想より弱い55.8になりました。
英サービス業PMI(7月)は市場予想より弱い53.1になりました。
欧小売売上高(6月)は市場予想とおりの0.0%になりました。
米ADP雇用統計(7月)は市場予想より強い4.2%になりました。
米ISM非製造業景況指数(7月)は市場予想より強い54.3になりました。
格付け会社のフィッチが
スペインの4自治州の格付け見通しを引き下げました。
米CNBCが
「米ゴールドマン・サックスは金融規制の適用の回避のため
今月にも自己勘定部門を分離する可能性。」
との観測報道をしました。
NYダウは前日比+44.05ドルで取引を終えました。

<5日(木)>

NZ第2四半期失業率は市場予想より弱い6.8%になりました。
NZドルが軟調になりました。
日経平均が堅調に推移しました。
ECBとIMFと欧州委員会が
「ギリシャのプログラムは力強いスタートを切った。
経済の収縮は5月のプログラム予測と一致する。」
との共同声明を発表しました。
独製造業受注(6月)は市場予想より強い3.2%になりました。
中国銀行間市場交易商協会が
「中国は9月末までに預金準備率を引き下げる可能性がある。」
との見通しを発表しました。
英BOEが政策金利を市場予想とおり0.5%に据え置きました。
また、資産買い入れ枠も2000億ポンドに維持すると決定しました。
欧ECBEが政策金利を市場予想とおり1.0%に据え置きました。
ロシアが穀物の作況悪化で15日から12月まで
「穀物輸出を停止する」と発表しました。
米新規失業保険申請件数は市場予想より弱い47.9万件になりました。
加住宅建設許可(6月)は市場予想より強い6.5%になりました。
トリシェECB総裁の記者会見では
「物価は落ち着いて推移する見込み。
第2四半期のデータは力強いものになる見込み。
中期的に物価の安定が維持される。成長見通しは不透明。
ストレステストは透明性と銀行システムの底堅さの確認に貢献。
マーケットは大きな改善を示している。
金融政策に関するシグナルはない。
クレジットクランチは起きていない。
下半期が明るくないものになることは明らか。
年末に減速する可能性。引き続き慎重に対処する必要。
二番底の可能性は全くない。債券購入の縮小はサプライズではない。
勝利宣言は検討していない。」
などの認識を示しました。
カナダ財務相が
「カナダ経済は回復もまだ困難を切り抜けてはいない。
強い経済が通貨に反映しているが通貨の急激な変動を懸念。」
などの見解を示す発言をしました。
NYダウは前日比−5.45ドルで取引を終えました。

<6日(金)>

NYクローズ後に発表された米ファニーメイの第2四半期決算では
純損益が12億ドルの赤字で1株当たり55セントの赤字になり、
米財務省に15億ドルの支援を求めることになりました。
豪AIG建設業指数は前回値より弱い43.3になりました。
豪RBA四半期金融政策報告では、
「現在の政策金利は現段階で適切。
成長率とインフレ見通しにはほぼ変更はない。
資源輸出の強い伸びと設備投資の上向きを予想。
中国経済は予想よりも鈍化する可能性。」
などの見解が発表されました。
日景気先行CI指数速報(6月)は98.9、同一致指数は101.3と、
ともに市場予想よりやや強い結果になりました。
日経平均は9642.12円で週の取引を終えました。
スイス失業率(7月)は市場予想とおりの3.6%になりました。
スペイン中銀が
「数四半期の間で世界経済は主にユーロ圏で
一段の不確実性に直面する可能性。」との見解を発表しました。
英生産者仕入価格(7月)は市場予想より弱い−1.0%、
英生産者出荷価格(7月)は市場予想より強い0.1%になりました。
また、英鉱工業生産(6月)は1.3%、英製造業生産高(6月)は0.3%と
ともに市場予想より弱い結果になりました。
独鉱工業生産(6月)は市場予想よりかなり弱い−0.6%になりました。
加雇用ネット変化率(7月)は−0.93万人、加失業率(7月)は8.0%と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
米非農業部門雇用者数変化(7月)は−13.1万人、
米失業率(7月)は9.5%、民間部門雇用者数変化(7月)は7.1万人と
市場予想より弱い結果になりました。
また、米非農業部門雇用者数変化の前回値が
10万人ほども下方修正されました。
ドルが対主要通貨で売られ、ドル円が年初来安値を更新しました。
米2年債利回りが0.5%を下回り過去最低水準になりました。
英NIESRのGDP予想(7月)が発表されて+0.9%になりました。
加Ivey購買部協会指数(7月)は市場予想より弱い54.0になりました。
カナダ首相が
「カナダの経済回復はまだ脆弱。経済は政府の最優先課題。」
との見解を示す発言をしました。
オバマ米大統領が
「雇用統計は米経済が雇用を創出していることを示す。
民間部門雇用者数変化の7ヶ月連続の拡大は良い兆候。」
との認識を示す発言をしました。
米消費者信用残高(6月)は市場予想より強い−13億ドルになりました。
NY原油(WTI)は80ドル台後半で週の取引を終えました。
NYダウは一時150ドル以上下落しましたが、
終盤にかけ下げ幅を縮小して前日比−21.42ドルで取引を終えました。

●今週の主な予定

<8月9日(月)の主な予定>

朝8時50分に日貿易収支(6月)、日国際経常収支(6月)、
午前10時半に豪住宅ローン件数、
午後1時半に日企業倒産件数(7月 前年比)、
午後2時に日景気ウォッチャー調査(7月 現況判断DI・先行判断DI)、
午後3時に独貿易収支(6月)、独経常収支(6月)、
などの経済指標が発表されます。

<8月10日(火)の主な予定>

朝8時01分に英RICS住宅価格(7月)、英BRC小売売上高、
午前10時半に豪NAB企業景況感指数(7月)、豪NAB企業信頼感指数(7月)、
正午過ぎに日銀政策金利、(市場予想は据え置き)
午後3時に日工作機械受注速報(7月)、
同午後3時に独消費者物価指数確報(7月)、
午後4時半から日銀総裁記者会見、
午後5時半に英商品貿易収支(6月)、英DCLG住宅価格(6月)、
夜9時15分に加住宅着工件数(7月)、
夜9時半に米第2四半期非農業部門労働生産性速報、
同夜9時半に米第2四半期単位労働費用速報、
同夜9時半に加新築住宅価格指数(6月)、
夜11時に米卸売在庫(6月)、
深夜3時15分に米FOMC政策金利、米FOMC声明、
などの経済指標が発表されます。
(加)・米の指標には注目です。

<8月11日(水の主な予定>

朝8時50分に日国内企業物価指数(7月)、日機械受注(6月)、
午前9時半に豪Westpac消費者信頼感指数(8月)、
午後2時に日銀金融経済月報、
午後5時半に英失業率(7月)、英失業保険申請件数推移(7月)、
午後6時半に英BOE四半期インフレ・リポート、
夜9時半に米貿易収支(6月)、
同夜9時半に加国際商品貿易(6月)、
深夜3時に米月次財政収支(7月)、
などの経済指標が発表されます。
英・米の指標には注目です。

<8月12日(木)の主な予定>

午前10時に豪消費者インフレ期待(8月)、
午前10時半に豪新規雇用者数(7月)、豪失業率(7月)、豪労働参加率(7月)
午後1時半に日鉱工業生産確報(6月)、日稼働率指数確報(6月)、
午後2時に日消費者態度指数(7月)、
午後5時に欧ECB月例報告、
午後6時に欧鉱工業生産(6月)、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、米輸入物価指数(7月)、
などの経済指標が発表されます。
豪・欧・米の指標には注目です。

<8月13日(金)の主な予定>

朝7時45分にNZ小売売上高(6月)、NZ第2四半期小売売上高、
朝8時50分に日銀金融政策決定会合議事録要旨、
午後3時に独第2四半期GDP速報、
午後4時15分にスイス生産者輸入価格(7月)、
午後6時に欧第2四半期GDP速報、欧貿易収支(6月)、
夜9時半に米小売売上高(7月)、米消費者物価指数(7月)、
同夜9時半に加新車販売台数(6月)、
夜10時55分にミシガン大学消費者信頼感指数速報(8月)、
夜11時に米企業在庫、
などの経済指標が発表されます。
NZ・独・欧・米の指標には注目です。

さて、注目の米雇用統計は米非農業部門雇用者数変化(7月)が−13.1万人、
そして、民間部門雇用者数変化(7月)が7.1万人と市場予想より弱い結果に
なりました。

また、前回値が10万人ほども下方修正されて当月値のアバウトさが
指摘されているようですが、総じてある程度インパクトのある
結果になりました。

ドル円では、ADP雇用統計が市場予想よりも強かったことを意識してか、
先攻組みがロングの早仕掛けを見せて、そして指標発表後に急落する
ハプニングがありました。

ところで、米コンサルティング会社のアクセンチュアの調査によりますと、
米金融規制改革を受けて、米金融機関の経営陣の6割超が「長期の経営
戦略の見直しを迫られる」と考えているとのことですが、米CNBCが
「米ゴールドマン・サックスは金融規制の適用の回避のため、今月にも
自己勘定部門を分離する可能性。」との観測報道をしたように、
米金融機関は米金融規制改革を受けても屈することなく、したたかに
次の手をもくろんでいるようです。

他方、トムソン・ロイターによりますと、米主要500社の第2四半期では、
当初予測の27%増から36%増に上方修正されるとのことで、概して米主要
企業の業績は第2四半期では好調となりましたが、ここのところの米経済
指標で好悪が織り交ざりながらも、肝心な雇用が不調になっているなど、
市場が静かに質への逃避を始めているのか、国債が買われて、日本の長期
金利が1%割れになっただけではなく、米長期金利も低下の傾向にあり、
今後の株式市場の動向が注目されます。

また、ECBとIMFと欧州委員会が「ギリシャのプログラムは力強いスタート
を切った。」との共同声明を発表して、ギリシャが1-6月期の財政赤字
の45%の削減を達成するなど、第2弾となる9月の90億ユーロのギリシャ
向け融資の環境が整って安心感がもたらされることになりましたが、

米国の景気悪化懸念でのドル安も手伝っている、ここのところのユーロの
上昇は、5月上旬の水準まで回復してきて一巡感が出てきたとの声も
聞かれるようになり、また一部では「輸出産業が持ち直したドイツなどの
景気は強いものの、競争力のある産業をもたない他のユーロ加盟国への
景気懸念は根強い。」と見る向きもあるようで、ここからさらに一段と
ユーロを買い進めるには材料が乏しいと観測する向きもあるようで、
また、米国の一部のテクニカル・アナリストがユーロの売りを推奨し
はじめたそうで、今後のユーロの動向が注目されます。

一方、米雇用統計後にNYダウが一時150ドル下落したものの、
終盤にかけて前日比−21.42ドルまで下げ幅を縮小していることから、
週初にさらに一方的に円高が進むかどうかは判りませんが、
今月16日に米国債の大量償還が予定されているなど、
日本ではお盆になる8月中旬頃は、
過去10年で8回も円高に振れた経緯があることから、
今週末あたりからの8月中旬での一段の円高への懸念を指摘する
向きもあるようです。
また、その後の反発を期待する向きもあるようで円の動向が注目されます。

今週の経済指標では、10日深夜の米FOMC、
11日の英雇用統計と英BOE四半期インフレ報告、
12日の豪雇用統計と欧鉱工業生産に米新規失業保険申請件数、
13日のNZ小売売上高に独・欧の第2四半期GDP速報と
米小売売上高に米消費者物価指数とミシガン大学消費者信頼感指数速報
などが注目されます。


さて今日は、悪魔のトレード手法「双頭のデビル」のお話です。

お盆も近づきますと、昔は怪談話が盛んでしたが、
最近はあまりにも猛暑で、お岩さんも番町皿屋敷も
夏ばて気味なのか、お休みのようで語られることは少ないようです。

さて、これからお話しすることは怪談ではないのですが、
ちょっと面白い私の創作のフィクションをご紹介いたします。

フィクションですので登場人物を含めてすべて架空のお話ですが、
少しだけ何がしかのヒントがあるかもしれません…。(謎)

それでは、はじまり、はじまり〜。(笑)

時は201X年、所はビルダー会議―。

「さて、それでは次の議題に移ろう…。」

「世界のデリバティブズを含む金融資産の規模を
 実体経済の10倍をリミットに抑えることは、
 我々闇の勢力が永きに渡って利得を得ていくのに
 必要なことは以前説明したとおりだ。」

「永く利得を搾り取り続けるためには、
 実体経済を破壊してしまっては元も子もないというわけだ。」

「そのために、金融規制の大義名文のもと、
 米国でもボルカー氏に動いてもらったし、
 欧州でも金融規制が…、まぁ、少し遅れてはいるが…、
 進捗している。」

「それに、些細な事案ではあったが、
 ジャップの金融庁にも働きかけてレバレッジ規制を行った…。」

こう切り出す常任理事のジョーダン氏に、
世界のそうそうたる面々がうなずく。

「しかしだ…。厄介な問題が惹起(じゃっき)したのだ。」

「スタンフォード大学の経済学部の貧乏学生であった
 R・マケットが考案したトレード手法『双頭のデビル』が
 少々、問題であるのだ。」

「はじめは取るに足らない物とみなされていたが、
 スタンリー・ゴールド・ブラザーズの研究所が
 この基本ロジック元に自動売買のテストを行ったところ、
 限りなく不敗に近いことが判明したのだよ。」

「そう…。ゼロサムの投機で
 ほとんど『聖杯』になるトレード手法が発見されたのだ。」

「もちろん、R・マケットは秘密裏に保護をして軟禁したが、
 この手法はほとんど市場には伝わっていないとみられるものの、
 市場にこの手法が蔓延したら、市場が破壊されてしまうため、
 市場動向を世界規模で監視してもらいたいのだ。」

「市場が破壊されてしまったら、我々、闇の勢力も
 永く利得を得れなくなってしまう…。
 市場保護という大義名文で『双頭のデビル』を
 封印してしまわなくてはならない…。」

「これが今回の会議のミッションである。」

そうして、常任理事のジョーダン氏は
『双頭のデビル』がどのようなもであるかを語り始めた。

それは驚くべきものであった。

はたして『双頭のデビル』の正体とは…。(笑)

    ☆ ☆ ☆ ☆

(以下も、すべてフィクションです)

マヤ歴5125年、つまり西暦2012年のある日、
スタンフォード大学の経済学部の貧乏学生R・マケットは、
論文を書くために調べていたマヤの古文書に
ある奇妙な言葉があることを発見した。

『悪魔はしてはいけないと言われる事を喜び行う。
 双頭のデビルは公理にもとづき巧みにそれらを二重に行う。
 この野獣が市場に解き放たれるとき、
 市場はユカテコの山の葡萄のように食い荒らされる。』

ワケがわからず悩むR・マケット。

「なんだぁ、これは?」

「いったいこの古文書は、どういう意味なのだろう…。
 市場というからには、何か投資にかかわることだろうか…。」

図書館に何日も何日も立て籠もるように熟考するR・マケット。
しかし、トレード経験もない彼はなかなかこの謎を説くことができない。

「ジョーンズ、トレードでしてはいけないことって何だろう?」

彼は、友人でトレードをしているジョーンズにこう尋ねた。

「マケット、トレードのことはもう言わないでくれ。
 いろいろやってはみたが、学費まで使い果たして
 今の俺には10セントさえ貴重なんだ。」

「どうやって負け続けたの?
 話すのは辛いだろうけど、なんとか教えてくれないかな。
 そこにヒントがありそうなんだ…。」

「あぁ、そりゃぁ、何だってやったさ。
 怒りの無謀な建て玉、頻繁で過剰な売買…、
 ストップなしの塩漬け、難平、両建て、何でもござれだったよ。」

「1つずつ詳しく教えてくれないかな。
 そのぉ、たとえば両建てって何なの?」

知識だけは豊富で、R・マケットの質問に詳しく答えるジョーンズ。
詳しくメモを取るR・マケット。

    ☆ ☆ ☆ ☆

そして、時は過ぎ、6月の雷鳴が激しく轟くある夜、

「そういうことか…。
 どんなにトレードが下手でも勝つときは勝つ。
 まぁ、勝ったときはこれでよし。」

「問題は持ったポジションに逆行して相場が進んだときだ。
 正統なトレード手法によれば損切りだが、
 このとき、やってはいけないと言われていることは
 ストップなしの塩漬けと難平に両建てだ。」

「しかし、さすがにストップなしの塩漬けは、
 奇跡的に相場が戻る以外には勝ち目なしだ。」

「ということは、難平に両建てが
 悪魔の行う『してはいけないこと』なのかもしれない…。」

「そして、公理とはなんだろう…。
 相場に絶対などあるわけがないではないか。」

「トレンドのことか? しかし、トレンドも絶対ではない。」

「あるとすれば…、相場は波を描くということくらいか…?」

「相場は波を描く…、つまり、
 ボラティリティは拡大と縮小を必ず繰り返す。
 そして、してはいけないことを行うというわけなんだが…。」

    ☆ ☆ ☆ ☆

その時、R・マケットに天啓とも思える閃きがよぎった。

それは悪魔のささやきでもあった。

「そうか、解ったぞ! ついに謎が解けた!!」

「相場の平坦期にポジションを持ったとして、
 その後にボラティリティが拡大して、
 そして、片張りで勝ったときはこれでよし。
 これはこれで完結だ。」

「しかしだ。持ったポジションに逆行して相場が進んだときが問題だ。
 このときにはやってはいけない両建てをする。
 これで含み損はどんなに相場が逆行してもフィックスされる。
 つまり、リスクが固定されるわけだ。」

「そして、相場は波を描く…、
 つまり、ボラティリティは拡大と縮小を必ず繰り返す。」

「相場が拡大した後に収縮に向かい始めたとき、
 ころはよしで、利益の出ているほうのポジションのほうを利食う。」

「両建ての片外しでとたんに大きな含み損になるが、
 またさらに相場が拡大して、
 つまり残ったポジションに逆行して動かない限り、
 簡単に言えば、含み損が増大しない限り、
 口座全体では利益の出ていたポジションの利食いの実利で
 ここまでの損失は既に担保されている。」

「問題は、ここから首尾よく相場が収縮して
 含み損をどこまで減じられるかだ。」

「利益の出ていたポジションの利食いと
 減じる含み損の『差分』において
 プラスになった分が本当の利益だ。」

「しかし、首尾よく相場が思惑とおり収縮するとは限らず、
 両建ての片外しを行ったとたんにリスクが発生して、
 これでは頂点と思われるところでの片張りの逆張りと同じで、
 意味がないように思える。これだけでは不充分なわけだ。」

「そこで双頭のデビルの登場が必要になるわけさ。
 もうひとつの『やってはいけないこと』
 そう。難平も併せて行うわけだ。」

「これが、二重にやってはいけないことを行う
 双頭のデビルというわけだ。」

「もちろん、含み損のポジションの難平のときには
 リバランスのために両建ての含み益のポジションも増し玉する。」

「このように両建てと難平と増し玉を同時に行うとどうなるか。」

「相場が拡大、つまりボラティリティが拡大しているときには
 含み損のポジションが大きくなると同時に、
 含み益のポジションも増し玉で大きくなる。」

「もちろん、玉は買いと売りの双方で大きくなっても、
 両建てなので収支はフィックスされてイーブンだ。
 一対一の綱引きと、十対十の綱引きのようなものだ。」

「このとき、難平をしない単なる両建てとどこが違うか。」

「かっこよく言えば、ポテンシャルが増大しているわけだが…、
 そうさ…そのとおり。平均価格のレベルが変わっているのだ。
 ここが肝心なところさ。」

「相場が拡大した後に収縮に向かい始めたとき、
 ころはよしで、利益の出ているほうのポジションを利食う。
 このとき、増し玉をした効果で大きな利食いとなる。」

「そして、ここがキモなのだが、
 片外しをした後、難平でさらに大きくなった含み損ではあるが、
 難平の効果で平均価格のレベルが現在レートに近づいているのだ。」

「そう…。難平でさらに大きくなった含み損は
 相場が拡大した後の収縮で処理されることになるが、
 難平をしない場合よりも、期待する収縮はほんの少しでよいのだ。
 つまり、収縮は少しであっても、
 含み損がある程度は処理がされるというわけだ。」

「もちろん、完全に含み損が処理されなくても良い。
 もう既に利益の出ていたポジションの利食いの実利があるのだから。」

「利益の出ていたポジションの利食いと
 減じる含み損の『差分』がある程度プラスになっていれば、
 それでよいではないか。それが利益だ。」

「片外しのとたんに、相場が再拡大したらどうするって?
 すぐに含み損のポジションと同じだけ両建てするまでだ。
 そして、後は同じことを行うというわけさ。
 永久に収縮しない相場などはありえないのだ。
 双頭のデビルが死ぬことはない。」

「ボラティリティをどう見るだって?
 赤ら顔のジョン・A・ボリンジャーの指標など役に立ちそうな…。
 あはははっ。」

もともとは純朴な青年のR・マケットでしたが、
雷鳴轟くこの日の語り口調はどことなく悪魔的でした。

    ☆ ☆ ☆ ☆

(以下も、すべてフィクションです)

R・マケットの住む部屋のドアを激しく誰かがたたく。

「R・マケット君だね。
 スタンリー・ゴールド・ブラザーズ研究所の者だ。
 君に折り入って話があるのだが…。」

「僕に何か用ですか?」

「君の見た双頭のデビルを研究してみたいのだ。
 我が社のアルゴリズム稼動システムで
 実際の市場で実戦検証してみたいのだよ。」

「どうやら、君はとんでもない悪魔を見てしまったようだね。
 君にはすまないがしばらく消えてもらうことになった…。」

    ☆ ☆ ☆ ☆

『悪魔はしてはいけないと言われる事を喜び行う。
 双頭のデビルは公理にもとづき巧みにそれらを二重に行う。
 この野獣が市場に解き放たれるとき、
 市場はユカテコの山の葡萄のように食い荒らされる。』

「グリードで無節操な勢力がこの双頭のデビルを使ったら、
 市場が破壊されてしまう危険がある。
 ビルダー会議のミッションにより、我々は
 君の双頭のデビルが解き放たれるのを看過できないのだ。」

「聖杯は夢見るもので、実際に見てはいけないものなのだよ…。」

ふーっ、てなわけで、これでお話はおしまい。(笑)

面白話のフィクションとして書いていますので、
真に受けないでくださいね。

ではまた。。。


私も講師を務めさせていただくことになりました。

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チャート分析を体系的に深く掘り下げて解説した内容です。


FX 2つの顔のお話


先週、ドル円が一時86円を割り込み年初来安値を更新しましたね。

●先週7月26日(月)〜30日(金)の気になる出来事

<26日(月)>

日通関ベース貿易収支(6月)は
市場予想より弱い6870億円になりました。
欧ストレステストの結果と前週末のNYダウ上昇を受けて
日経平均が9500円台を回復しました。
豪第2四半期生産者物価は市場予想より弱い0.3%になりました。
格付け会社のフィッチが
「欧州MMFは引き続き金利と市場の困難に直面している。」
との見解を発表しました。
欧州時間の前半に欧州株価が軟調に推移しました。
欧州の複数の要人から「ストレステストの結果に満足している。」
との主旨の発言がありました。
米シカゴ連銀全米活動指数(6月)は−0.63になりました。
米新築住宅販売件数(6月)は市場予想より強い33.0万件になりました。
米フェデックスが利益見通しを引き上げました。
米ダラス連銀製造業活動(7月)は市場予想よりかなり弱い
−21.0%になりましたが雇用指数は改善しました。
格付け会社のフィッチが
「ストレステストで不合格となった銀行について、
すぐに格付けに影響することはない。」との見解を発表しました。
NYダウは前週末比+100.81ドルで取引を終えました。

<27日(火)>

日企業向サービス価格(6月)は前年比で
市場予想より弱い−1.0%になりました。
日経平均は小幅安で引けました。
独GFK消費者信頼感調査(8月)は3.9、独輸入物価指数(6月)は0.9%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
格付け会社のムーディーズが
「ハンガリーのカバードボンドを格下げ方向で再評価する。」
と発表しました。
米S&Pケースシラー住宅価格(5月)は
前年比で市場予想より強い4.61%になりました。
米消費者信頼感指数(7月)は市場予想より弱い50.4、
米リッチモンド連銀製造業指数(7月)は
市場予想より強い16になりました。
格付け会社のムーディーズが
「米銀行の10行を格下げ方向で見直す。」と発表しました。
原油価格が77ドル台の半ばまで下落しました。
NYダウは前日比+12.26ドルで取引を終えました。

<28日(水)>

豪第2四半期消費者物価は市場予想より弱い0.6%になりました。
中国の1-6月期の鉱工業部門企業利益は
前年比で+71.8%になりました。
日経平均が堅調に推移して9753.27円で引けました。
格付け会社のフィッチが
「欧銀の債務借り換え能力に投資家は懸念している。」
との見解を発表しました。
英BOE総裁が
「英第2四半期GDPの伸びは勇気付けられるが
景気回復が持続するかどうかは確信できない。
インフレは上振れと下振れの双方にリスク。
将来のどこかでさらなる資産買入れを要する可能性。
世界的な貿易不均衡の継続は許容できない。」
などの発言をしました。
豪財務相が「豪の金利は正常に戻した。」
との認識を示しました。
格付け会社のS&Pが
「英モーゲージ証券の格付けは経済の下落にまだ耐ええる。」
との見解を発表しました。
独消費者物価指数速報(7月)は市場予想より弱い0.2%になりました。
米耐久財受注(6月)は市場予想より弱い−1.0%になりました。
ハンガリーの首相が
「ハンガリー経済は安定しているが
格付け機関による一段の格下げを予想。」
との認識を示しました。
米地区連銀経済報告(ベージュブック)では、
「経済は総じて拡大している。
2地区が横這い、他の2地区では拡大ペースが鈍化。
ほとんどの地区で住宅市場が低迷。
消費者価格は安定。賃金は抑制。」
などが報告されました。
NYダウは前日比−39.81ドルで取引を終えました。

<29日(木)>

RBNZ政策金利は0.25%の利上げで3.00%になりました。
RBNZ声明では、
「景気刺激策の更なる巻き戻しは適切。
利上げのペースと幅は先月の予測よりも緩やかになる可能性。
経済成長に伴いインフレ圧力は上向く可能性。
内需は抑制。家計は慎重。小売の回復は緩やか。
NZドルの上昇は経済見通しに一致していない。」
などの認識が示されました。
NZ貿易収支(6月)は市場予想より弱い2.76億NZドルになりました。
日小売業販売額(6月)は市場予想とおり前年比で3.2%になりました。
英ネーションワイド住宅価格(7月)は
市場予想より弱い−0.5%になりました。
独失業者数(7月)は−2.0万人、独失業率(7月)は7.6%と、
ともに市場予想とおりになりました。
英消費者信用残高(6月)は−1億ポンド、
英モーゲージ承認件数(6月)は4.76万人と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
欧業況判断指数(7月)は0.66、欧鉱工業信頼感(7月)は−4、
欧経済信頼感(7月)は101.3と、
それぞれ市場予想より強い結果になりました。
欧消費者信頼感確報(7月)は市場予想とおりの−14になりました。
格付け会社のフィッチが
「アイルランドの銀行の資金状況は困難な状況。
米国の財政赤字が顕在化すれば格付けを見直す必要。
ユーロ圏債務危機の最悪期は過ぎ去った。」
などの見解を発表しました。
米新規失業保険申請件数は市場予想より強い45.7万件になりました。
セントルイス連銀総裁が
「デフレリスクが拡大すればFRBは米国債を購入すべきである。
長期間の文言を確約すれば日本的デフレの罠に陥る可能性。
実質的なゼロ金利の維持は諸刃の剣。」
などの見解を示す発言をしました。
ダラス連銀総裁が
「更なる緩和策は経済成長を後押ししない可能性。
米経済は重い足取り。3%以下の成長が長期化する可能性。」
などの認識を示しました。
NYダウは前日比−30.72ドルで取引を終えました。

<20日(金)>

格付け会社のムーディーズが
アイルランドの格付け見通しをネガティブに引き下げました。
英GFK消費者信頼感調査(7月)は市場予想より弱い−22になりました。
日失業率(6月)は市場予想より弱い5.3%になりました。
日全国消費者物価指数(6月)は
前年比で市場予想とおりの−0.7%になりました。
日鉱工業生産速報(6月)は市場予想より弱い−1.5%になりました。
日住宅着工戸数(6月)は前年比で市場予想より弱い0.6%になりました。
日経平均は前日比−158.72円の9537.30円で週の取引を終えました。
独小売売上高指数(6月)は市場予想より弱い−0.9%になりました。
格付け会社のムーディーズが
「米国は財政削減の明確なプランが必要。
スペインの格付けはギリシャほどには下がらない見通し。
スペインのAAA格付けはわずかに下がる可能性。」
などの見解を発表しました。
欧失業率(6月)は10.0%、欧消費者物価指数速報(7月)は前年比1.7%、
ともに市場予想とおりの結果になりました。
スイスKOF先行指数(7月)は市場予想より弱い2.23になりました。
米GDP第2四半期速報は2.4%、米第2四半期個人消費速報は1.6と
ともに市場予想より弱い結果になりました。
米GDP第2四半期価格指数速報は1.8、米第2四半期コアPCEは1.1と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
また、米第1四半期GDPが1%上方修正されて、
米第1四半期個人消費は1.1%下方修正されました。
カナダGDP(5月)は市場予想より弱い0.1%になりました。
ドル円が一時85円台の後半まで下落しました。
米シカゴ購買部協会景気指数(7月)は62.3、
ミシガン大学消費者信頼感指数(7月)は67.8と、
ともに市場予想よりも強い結果になりました。
IMFの理事会報告では
「スペインの経済成長見通しは不透明。労働市場は機能不全。
スペインの経済回復は脆弱になる可能性。
2010年のスペインの経済見通しは−0.4%。」
などが報告されました。
米大統領報道官が
「欧州の債務問題は米経済の向かい風の一部。
欧州は米国ほど経済問題に厳しい措置を取らなかった。」
などの認識を示す発言をしました。
NY原油(WTI)は78ドル台後半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比−1.22ドルで取引を終えました。

●今週の主な予定

<8月2日(月)の主な予定>

この日はオーストラリアとカナダが休場です。
午後2時に欧PNPパリバ第2四半期決算発表、
午後4時15分にスイス実質小売売上高(6月 前年比)、
午後4時半にスイスSVME購買部協会景気指数(7月)、
午後4時55分に独製造業PMI確報(7月)、
午後5時に欧製造業PMI確報(7月)、
午後5時半に英製造業PMI(7月)、
夜11時に米ISM製造業景況指数(7月)、米建設支出(6月)、
夜11時15分からバーナンキFRB議長講演、
などの経済指標が発表されます。
(スイス)・米の指標には注目です。

<3日(火)の主な予定>

午前10時半に豪第2四半期小売売上高、豪小売売上高(6月)、
同午前10時半に豪住宅建設許可件数(6月)、豪ANZ求人広告数(7月)、
午後1時半に豪RBA政策金利、(市場予想は据え置き)
午後4時15分にスイス消費者物価指数(7月)、
午後5時半に英建設業PMI(7月)、
午後6時に欧生産者物価指数(6月)、
夜9時半に米個人所得(6月)、米個人支出(6月)、米PCEデフレータ(6月)、
夜11時に米製造業受注指数(6月)、米中古住宅販売保留(6月)、
などの経済指標が発表されます。
豪・米の指標には注目です。

<4日(水)の主な予定>

午前10時半に豪貿易収支(6月)、豪第2四半期住宅価格指数、
午後2時に欧ソシエテ・ジェネラル第2四半期決算発表、
午後4時55分に独サービス業PMI確報(7月)、
午後5時に欧サービス業PMI確報(7月)、
午後5時半に英サービス業PMI(7月)、
午後6時に欧小売売上高(6月)、
午後8時半に米チャレンジャー人員削減数(7月 前年比)、
夜9時15分に米ADP雇用統計(7月)、
夜11時に米ISM非製造業景況指数(7月)、
などの経済指標が発表されます。
(豪)・(欧)・米の指標には注目です。

<5日(木)の主な予定>

朝7時45分にNZ第2四半期失業率、
午後3時に英バークレイズ第2四半期決算発表、
午後7時に独製造業受注(6月)、
午後8時に英BOE政策金利、(市場予想は据え置き)
午後8時45分に欧ECB政策金利、(市場予想は据え置き)
夜9時半からトリシェECB総裁記者会見、
同夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加住宅建設許可(6月)、
などの経済指標が発表されます。
NZ・英・欧・米の指標には注目です。

<6日(金)の主な予定>

午前10時半に豪RBA四半期金融政策報告、
午後2時に日景気先行CI指数速報(6月)、日景気一致CI指数速報(6月)、
午後2時45分にスイス失業率(7月)、
午後5時半に英鉱工業生産(6月)、英製造業生産高(6月)、
同午後5時半に英生産者仕入価格(7月)、生産者出荷価格(7月)、
午後7時に独鉱工業生産(6月)、
午後8時に加雇用ネット変化率(7月)、加失業率(7月)、
夜9時半に米非農業部門雇用者数変化(7月)、米失業率(7月)、
同夜9時半に米民間部門雇用者数変化(7月)、米製造業雇用者数変化(7月)
夜11時に加Ivey購買部協会指数(7月)、
深夜4時に米消費者信用残高(6月)、
などの経済指標が発表されます。
豪・英・独・加・米の指標には注目です。

さて、先週末は注目の米第2四半期GDP速報が発表されて、
4四半期連続のプラス成長にはなったものの、
2009年第4四半期をピークに2四半期連続で鈍化して、
米主要企業の決算発表に良い面が見られていながらも、
米経済の成長が減速しつつあることを示しました。

また、、米第1四半期GDPが1%上方修正されて、
そして米第1四半期個人消費が1.1%下方修正される一方、
同日の7月30日に発表されたシカゴ購買部協会景気指数(7月)が62.3、
またミシガン大学消費者信頼感指数(7月)が67.8と、
ともに市場予想よりも強い結果になり、好悪材料が交錯して、
指標発表直後は揺れる相場展開になるとともに、
ドル円が一時86円を割り込み、年初来安値を更新しました。

他方、7月23日に発表された欧州ストレステストでは
欧銀91行中で7行が不合格になったものの、
週が明けての市場反応では不透明感の一応の後退を好感して、
ユーロドルが1.3000の節目を上下動しながらも越えましたが、
一部では欧州ストレステストの査定基準を疑問視する声もあり、
やや上値の重さも感じる相場展開になりました。

そして、豪・NZなどのオセアニア通貨も、
28日の豪第2四半期消費者物価指数が前期比で0.6%上昇したものの
市場予想を下回る結果になり、
また、中銀の声明がハト派色になるなど追加利上げ期待が後退して、
上値の重さを感じる展開になりました。

その他、気になるファンダメンタルズに関する報道では、
日米欧で国債にマネーが滞留して
いまだリスク回避指向の状況があること(日経27日)や、
欧州ストレステスト後にクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)市場で
世界的に銀行の保証料率が低下して、
金融システムへの不安が和らぐとともに、
一方、銀行間取引の国際指標であるロンドン銀行間取引金利のLIBORで
ユーロの金利上昇が進んでいて、
銀行の相互不信の根深さも垣間見られているようで、
ちぐはぐな状況になっているようです。

また、報道によりますと、国際通貨基金(IMF)が30日に発表した
米国の金融機関53行を対象の(IMF独自の)ストレステストでは、
米成長率が2010年に2.3%、11年に0.8%に景気が悪化したと
仮定するシナリオで、米大手4行には問題はないものの、
外資系6行を含む中小行17行で自己資本比率が6%を下回るとのことで、
米銀の中には体力が脆弱なところが少なくなく、
まだ金融危機が過ぎ去ったとはいえない状況のようです。

さて、今週のアナリスト予想では、
日米の金利差縮小などから円高と見る向きがあり、
ドル円では米雇用統計を意識して様子見の傾向になると見る向きも
あるものの、短期的に下落傾向になるとの見方が優勢のようです。
また、ドルストレートでは米経済の後退懸念から
ドル安と見る向きがある一方、
ユーロなどの上値の重さを指摘する向きや、
オセアニア通貨の利上げ期待の後退を指摘する向きや、
徐々に夏季休暇で市場が薄くなるとの声もあり、
揺れる相場展開になる可能性もありそうです。

経済指標の発表では、8月2日の米ISM製造業景況指数(7月)、
3日の豪小売売上高(6月)に豪RBA政策金利、米個人支出(6月)に
米中古住宅販売保留(6月)、
4日の欧小売売上高(6月)に米ADP雇用統計(7月)に
米ISM非製造業景況指数(7月)、
5日のNZ第2四半期失業率、英BOE政策金利と欧ECB政策金利に
トリシェECB総裁記者会見と米新規失業保険申請件数、
6日の豪RBA四半期金融政策報告、英と独の鉱工業生産(6月)、
そして、加と米の雇用統計などが注目されます。


さて今日は、2つの顔のお話です。

へんな題名ですみません。 m(_ _)m

多面的な活躍を表す言葉に、
八面六臂(はちめんろっぴ)とか三面六臂がありますが、

十一面千手観音像や三面阿修羅像のように
仏教寺院にはたくさんの顔を持った像がありますね。

顔が十一もあるとは驚いてしまいますが、

また、仏像のルーツにもなっているのでしょうか、
インドにもブラフマー神には顔が四面もあるのだそうで、
シヴァ神にも三面像というものがあるそうです。

ところで、

物語にも多面性を持つ主人公が登場するものがありますね。

ジキルとハイド氏の物語はその典型と思いますが、

たとえば、

「のさばる悪を何とする。
 天の裁きは待ってはおれぬ。
 この世の正義もあてにはならぬ。
 闇に裁いて仕置きする。南無阿弥陀仏…。」

というナレーションとともに悪人をたたき切る
今は亡き藤田まことさんが演じていた中村主水の
「必殺仕事人」もそのひとつでしたし、

水戸黄門の物語も、表向きの「ちりめん問屋のご隠居」と、
その実の「水戸のご老公」ということは、
2つの顔といえるのかもしれません。

そのほかにも、

デイリー・プラネット新聞社に勤務する
風采の上がらないクラーク・ジョセフ・ケントと、
スーパーマンも2つの顔の物語といえそうです。

まぁ、

このような物語だけではなく、
実際に普通の人でも
いくつかの顔を持っていることがあるものです。

夜になると元気になる夜の帝王氏や、(笑)

いつもは冴えない仕事ぶりでも、宴会になると
とりわけ場の盛り上げが上手な宴会部長氏もいますし、

なんということか、表向きまじめな裁判官が
じつは盗撮魔であったなんてニュースがありましたね。(苦笑)

また、女性も「母であり、妻であり、女である。」
という言葉があるように、
ときにいくつかの顔を持っているものです。

さて、前段のお話が少し長くなりましたが、

通貨にもこのような2つの顔があるといわれます。

たとえば、豪ドルはもちろんオーストラリアの通貨という顔と、
そして資源国の通貨という顔があり、

オーストラリア自体の経済や金融政策に影響を受けるとともに、
コモディティ(商品)市場の動向の影響を受けることが多いようですね。

また、日本の「円」も日本の通貨という顔と、
どうも (今のところは) リスクの逃避先という顔を持っていて、
何らかのリスクが意識されると買われることが多いようです。

ですので、たとえば前日のNYダウが下落して
日経平均が連れ安になると、

(ちょっと考えると理屈に合わないようでもありますが、)
日本の株式市場が下落しているのに、
リスクの逃避先という顔を持っているので
日本の「円」が(今のところは)買われたり、
そして、NYダウが下落したときに
リスク回避でドル買いになることがあります。

たまに「通貨取引は国家間の経済の強弱だ。」
なんてことが言われることがありますが、

国家という個別の顔とともに、
よりグローバルな顔も持っているので、
国単位だけでは、一見、理屈に合わないことが起こるようです。

米ドルも、米国の通貨としての顔とともに、
(今のところは)「世界の基軸通貨」としての顔があるといいますか、
むしろ、ときに基軸通貨としての顔という方が強く、

たとえば2008年秋のリーマン・ショックの時に

米企業のリーマン・ブラザーズが破綻したのに、
しかも米国発の金融危機であったのに、

基軸通貨としての米ドルが買われて、
円以外で対ドル通貨が
こぞって下落するということがありました。

このように、為替の取引では、
個別の国の経済や金融政策だけではなく、
「グローバルな立ち位置」についても
考えていく必要があるようですね。

「ふむ。まぁ、そんなことはさぁ。
 あらためて言われなくても為替取引してりゃ、
 だいたい分ることなんだけどさぁ。
 個別の国としてと、リスクとのかかわりはどうよ。」

「と、言いますと?」

「うーん。なんて言うのかなぁ。
 米国の景気減速でドルが売られているとするじゃん。
 そうすると、通貨ペアだからさぁ、
 ドルストレートなんかがドル売りで相対的にしばらく上昇すんだろ。」

「……。」

「でも、一応だけど覇権国としての米経済がどんどん凋落すると
 サブプライム問題の時のように
 リスク回避の動きになることもあるだろ。
 リスク回避になると、今度は逆にドルが買われることもあって、
 そのあたりの潮目がどうかってことよ。」

「ふむ。長期金利でも、その国の長期金利が上昇すると、
 目先、その国の通貨が買われることがあるけど、
 長期金利が上昇しすぎると、金融不安でリスク回避的な
 動きになることがあるようですね。」

「過ぎたるはなんとやら、なのかも知れないけど、
 要因がはじめはプラスに働いて、昂じるとリスクになる、
 そのあたりの潮目がよく分らないってわけよ。」

「まぁ、米国としてと、基軸通貨としての米国の状況の
 グローバルな意味での波及によるところがあるかもしれませんが、
 相場のことは相場に聞いてみたらどうでしょう。」

「んっ? どういうことよ。」

「ドル安のときはドルストレートが上昇して、
 またドル円が下落することもある。
 そして、リスク回避になったときは円が買われるとともに、
 基軸通貨のドルが買われてドルストレートが下落する―。」

「……。」

「つまり、そのまま相場を見ればよいといいますか、
 米国の通貨としてのドルの顔が強いのか、
 基軸通貨としてのドルの顔が強いのか、その状況は
 相場自体に現れてくる、というわけです。」

「……。」

「言い方を換えますと、
 ドルストレートがこぞって上昇しているときはドル安の状況、
 そして、円高とともにドルストレートが
 こぞって下落になっているときは
 円買いとドル買いが同時進行するリスク回避の状況であると、
 そのまま認識すればよいのではないでしょうか。」

「2つの顔のどちらが強いかは、相場に聞けというわけか。」

「どうも、そのほうが思考がスッキリすると思います。」

「ふーむ。…て、ことは何かい。
 円買いとドル買いが同時進行するリスク回避の状況では、
 ドル円とドルストレートがともに下落しやすいから、
 掛け算のクロス円はより下落しやすいってことだな。」

「一般的にそのような傾向がありますね。
 クロス円は市場がドルテーマで動いているときには
 ドル円とドルストレートの綱引きで浮動になりがちでも、
 市場がリスクテーマで動いているときは、
 相乗的に強い動きになりやすいようです。
 リスク回避ではより下落しやすく、
 リスク選好ではより上昇しやすい傾向があるようです。」

「クロス円は、ドルテーマで市場が動いているときよりも、
 リスクテーマで動いているときのほうが、
 ドル円とドルストレートが同調していて
 トレードしやすいってわけか…。」

「そして…、」

「おいおい、小話にしちゃ、ちょっと話が多すぎるんじゃないの。」


あれまぁ、あれこれ書いて長くなりすぎました。

ごめんなさい。 m(_ _)m


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