FX 各駅停車の旅のお話

今週後半からゴールデン・ウィークですね。^^
週末の5月1日には上海万博もオープニングを迎えます。

●先週19日(月)〜23日(金)の気になる出来事

<19日(月)>

ギリシャ支援協議がアイスランドの火山噴火で延期になりました。
英ライトムーブ住宅価格(4月)は2.6%の好数値になりました。
米WSJ紙が「米証券取引委員会がゴールドマン・サックス以外の
取引についても調査をしている。」との記事を掲載しました。
英FT紙が「ギリシャ支援は当然の事態を先送りするだけ。」
との意見報道をしました。
日経平均やアジア株式市場が軟調になりました。
中国が09年の経常黒字を2971ドル、
同じく資本・金融収支を1448ドル、へと上方修正しました。
アイスランドの火山噴火で延べ2万便程の航空機に影響が出ました。
欧建設支出(2月)は10ヶ月連続マイナスの−3.3%になりました。
ギリシャCDSが拡大してリスク懸念でユーロが下落しました。
英財務相が「今年の成長率は1.0〜1.5%になる見込み。」
と発表しました。
独連銀が「ドイツは第2四半期に着実に景気回復の見込み。」
と発表しました。
米シティ・グループの第1四半期決算は、
純利益が約44億ドル、1株あたり利益が0.15ドルになりました。
カナダ国際証券取扱高(2月)は、
市場予想より弱い67.20億カナダドルになりました。
米景気先行指標総合指数(3月)は、
市場予想より強い1.4%になりました。
欧ECBが「重大なリスクで金融安定には陰りがあるが、
ユーロ圏の輸出の見通しは改善した。」ことなどを発表しました。
独連銀総裁が
「ギリシャ支援では800億ユーロへの増額が必要になる可能性。」
との見解を示す発言をしました。
NYダウは前週末比+73.39ドルで取引を終えました。

<20日(火)>

NZ第1四半期消費者物価は市場予想より弱い0.4%になりました。
日第三次産業活動指数(2月)は、
市場予想より弱い−0.2%になりました。
日銀総裁が
「経済は上向き。持続可能な反発が見られる。
 二番底のリスクはおおむね去った。緩和政策については維持。
デフレ脱却には需給バランスの改善が必要。」
などの見解を示す発言をしました。
豪RBA議事録では
「4月利上げは金利正常化プロセスの一環。
金利は平均を下回っていて今後一段の利上げが必要。
GDP成長はトレンドに近い。労働市場は改善。
今年のインフレ率は2.5%程度の見込み。」
などの見解が公表されました。
独生産者物価指数(3月)は市場予想より強い0.7%になりました。
日工作機械受注確報(3月)は前年比で262.2%になりました。
欧経常収支(2月)は−52億ユーロになりました。
英消費者物価指数(3月)は0.6%、英小売物価指数(3月)は0.7%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
欧ZEW景況感調査(4月)は46.0、独ZEW景況感調査(4月)は53.0と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
ギリシャの13週間物の国債入札では、
19.5億ユーロの資金調達に成功しましたが、
落札利回りが3.65%に上昇しました。
米ゴールドマン・サックスの第1四半期決算では、
収益が127.8億ドル、1株あたり利益が5.59ドルと
市場予想より強い結果になりました。
カナダBOC政策金利は0.25%で据え置きになりました。
カナダBOC声明では、
「6月末まで政策金利を据え置くとの文言を削除。
刺激策の解除を始めることは適切。
コア・インフレは2012年まで2%水準の見込み。
経済成長見通しは2010年が3.7%、
経済とインフレは予測をやや上回る。」
などの見解が発表されました。
ギリシャ国債ののドイツ国債に対するスプレッドが
過去最大になりました。
独連銀総裁が、
「時期至ればECBは迅速に金利正常化すべき。
独第1四半期GDPは落ち込む可能性。
どの加盟国にもユーロ脱退を求める理由はない。
ギリシャ支援で800億ユーロが必要とは言っていない。」
などの発言をしました。
米ヤフーや米アップルの第1四半期決算は好結果になりました。
NYダウは前日比+25.01ドルになりました。

<21日(水)>

米ウォール・ストリート・ジャーナル紙が
「米ヘッジファンドのポールソンが米GS問題で
投資家と電話会議をしたこと。また、同ファンドは
米SECからまだ民事訴訟意思通知は受け取っていないこと。
そして、同ファンドの一部の顧客に解約の可能性があること。」
などに関連する記事を掲載しました。
豪Westpac先行指数(2月)は9ヶ月連続プラスの0.5%になりました。
日景気先行CI指数確報(2月)は98.5、
日景気一致CI指数確報(2月)は100.5という結果になりました。
日経平均やアジア株式市場が堅調に推移しました。
ギリシャのCDSスプレッドがリスク懸念で過去最高に拡大しました。
英失業率(3月)は4.8%、
英失業保険申請件数推移(3月)は−3.29万人と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
英BOE議事録では、
「政策金利据え置きと資産買入枠の据え置きを9対0で決定。
MPCメンバーの多くがGDPへの下方圧力が軽減されたと認識。
MPCメンバーの多くが英経済への危険が緩和したと認識。
過去のポンドの下落と刺激政策はGDPとCPIの下方圧力を相殺。」
などが公表されました。
ドイツの議員筋が「ギリシャは支援策を発動させると予想する。」
との見解を発表しました。
ギリシャ財務相が
「ギリシャは支援を求めたくはないが、
協議終了前に支援策を発動する可能性はある。」
と発言しました。
米ウェルズ・ファーゴの第1四半期決算では、
収益が214億ドル、1株あたり利益が0.45ドルと
市場予想よりも強い結果になりました。
ドイツ政府が「2010年の経済見通しは1.4%」と発表しました。
米モルガン・スタンレーの第1四半期決算発表では、
純利益が17.76億ドル、1株あたり利益が1.03ドルになりました。
ギリシャ財務相が、
「ギリシャとEUとIMFは5月15日までに共同文書で合意。」
との見通しを発表しました。
カナダ卸利売上高(2月)は市場予想より弱い−1.2%になりました。
IMF(国際通貨基金)が
「2010年の世界経済見通しを4.2%、米経済見通しを3.1%、
インド経済財見通しを8.8%、日本の経済見通しを1.9%、
豪の経済見通しを3.0%とするなど、それぞれ上方修正して、
中国の経済見通しは10%で据え置き。
ユーロ圏の経済見通しを1.5%、ドイツの経済見通しを1.2%、
英国の経済見通しを2.5%にするなど、それぞれ下方修正する。
日本はデフレに対処で一段の金融緩和が必要になる可能性。
ギリシャの財政危機は欧州で伝染するリスクがある。」
などを発表しました。
NYダウは前日比+7.86ドルで取引を終えました。

<22日(木)>

独バイエルン州立銀行が米ゴールドマン・サックスとの
取引を終了したと発表しました。
日通関ベース貿易収支(3月)は
市場予想より弱い9,489億円になりました。
日経平均やアジア株式市場が軟調になりました。
格付け会社のムーディーズがトヨタの格付けを引き下げました。
スイス貿易収支(3月)は20.1億スイスフランになりました。
独製造業PMI速報(4月)は市場予想より強い61.3、
独サービス業PMI速報(4月)は市場予想より弱い55.0、
という結果になりました。
欧製造業PMI速報(4月)は57.5、欧サービス業PMI速報(4月)は55.5と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
英小売売上高(3月)は市場予想より弱い0.2%になりました。
格付け会社のフィッチが
「日債券は財政赤字増加により信用度にリスクがある。」
と発表しました。
欧州連合(EU)が加盟各国の財政状況を発表しました。
「09年ギリシャの財政赤字はGDP比13.6%、
累積債務はGDPの115.1%になる。」ことを受けて、
以前にギリシャ発表の財政赤字12.9%よりも悪いことが露呈しました。
ギリシャ国債とドイツ国債のスプレッドが拡大しました。
CDS市場でギリシャ国債保証料がウクライナ国債以上になりました。
ギリシャ財務省が
「2010年の4%の削減目標は維持する。」
と発表しました。
オバマ米大統領の演説では、
「教訓が生かさなければ再び金融危機が訪れるリスクがある。
金融改革に向けた5つの提案にはデリバティブの透明性や
ボルカー・ルールが含まれる。
金融改革は経済成長の新たな基盤作りのために絶対に不可欠。」
などが述べられました。
米生産者物価指数(3月)は市場予想より強い0.7%になりました。
米新規失業保険申請件数は3週ぶりの減少となりましたが、
市場予想より弱い45.6万件という結果になりました。
加景気先行指標指数(3月)は市場予想より強い1.0%なりました。
IMFの専務理事が
「世界経済は予想よりも早く回復する可能性。
ギリシャを取り巻く状況は深刻。」
などの認識を示す発言をしました。
米中古住宅販売件数(3月)は市場予想より強い535万件になりました。
欧消費者信頼感速報(4月)は市場予想よりは強い−15になりました。
格付け会社のムーディーズが、
「ギリシャ国債の格付けを引き下る。
さらなる格下げの可能性がある。」
ことを発表しました。
カナダBOC総裁が
「利上げを開始することは適切。声明文では
『6月末まで政策金利を据え置く』の文言は必要がなく削除した。
と発言しました。
日銀総裁がNYでの講演で
「低金利に対する期待なくしてバブルは発生せず。」
などのコメントをしました。
NYダウは前日比+9.37ドルで取引を終えました。

<23日(金)>

豪第1四半期輸入物価指数は市場予想より強い0.3%、
豪第1四半期輸出物価指数は市場予想より弱い3.8%になりました。
中国商務省が「2010年中国小売売上高は約16%増の見通し。」
であることを発表しました。
豪RBA総裁が
「金利は平均にかなり近い水準。将来の金利の方向は不明。
CPIがインフレを考えるうえで重要。
2010年の豪経済成長率は前年を若干上回る可能性。
小売売上高が弱含んでいることには注目。」
などの見解を示す発言をしました。
日全産業活動指数(2月)は市場予想より弱い−2.3%になりました。
日経平均は10914.46円で週の取引を終えました。
独IFO景気動向(4月)は市場予想より強い101.6になりました。
英第1四半期GDP速報は市場予想より弱い0.2%になりました。
欧鉱工業新規受注(2月)は市場予想より強い1.5%になりました。
英首相が「政策金利を低く維持すること希望する。」
と発言しました。
ギリシャがEUとIMFに支援要請をしました。
格付け会社のムーディーズが
アイスランドの格付け見通しを『安定的』に戻しました。
加消費者物価指数(3月)は市場予想より弱い0.0%になりました。
ギリシャ財務相が
「ムーディーズによる格下げとEUの財政赤字の見直し発表の後、
支援策要請が必要になった。
支援要請はギリシャの財政問題への市場の不透明感を取り除く。
ギリシャ支援の第一弾は5月19日までに実施の見込み。」
などの認識を示す発言をしました。
米耐久財受注(3月)は市場予想より弱い−1.3%になりましたが、
輸送用機器を除くと市場予想より強い2.8%になりました。
加小売売上高(2月)は市場予想より弱い0.5%になりました。
独連銀総裁が
「世界経済の回復は力強さを増している。
独の第1四半期GDPはやや低下の可能性。
独にはインフレリスクはない。
ギリシャ危機が伝染するリスクはある。」
などの見解を示す発言をしました。
米新築住宅販売件数(3月)は
市場予想よりかなり強い41.1万件になりました。
独財務相が
「支援はECBとIMFとEUとの協議後に決定になる見込み。
ドイツにはギリシャ支援をコミットする用意がある。
ユーロの安定性と未来を守らねばならない。」
などの発言をしました。
格付け会社のS&Pが
「カナダはAAA格付けを有する国の中で最も強い財政状況。」
との見解を発表しました。
G20声明では、
「世界経済の回復は予想以上に進展。
回復速度は地域によって異なる。
各国は信頼にたる出口戦略の詳細を策定すべき。
国際的に合意された銀行規制に再びコミット。
為替政策で特定の言及はしない。」
などが発表されました。
NY原油(WTI)は85ドル台前半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比+69.99ドルの
11204.28ドルで週の取引を終えました。

●今週の主な予定

<週はじめ26日(月)の主な予定>

豪シドニー市場はお休みです。
朝8時01分に英ホームトラック住宅調査(4月)、
朝8時50分に日企業向サービス価格(3月 前年比)、
夜11時半に米ダラス連銀製造業活動指数(4月)、
などの経済指標が発表されます。

<27日(火)の主な予定>

午前10時半に豪第1四半期生産者物価指数、
午後3時に独輸入物価指数(3月 前年比)、
独GFK消費者信頼感調査(5月)、
夜10時に米S&Pケースシラー住宅価格(2月)、
夜11時に米消費者信頼感指数(4月)、
リッチモンド連銀製造業指数(4月)、
などの経済指標が発表されます。
(豪)・米の指標には注目です。
また、この日にはSECに訴追された
ゴールドマン・サックスに対する
米上院での公聴会が予定されています。

<28日(水)の主な予定>

朝8時50分に日小売販売額速報(3月 前年比)、
午前10時半に豪第1四半期消費者物価、
昼12時にNBNZ企業信頼感(4月)、
深夜3時15分に米FOMC政策金利(市場予想は据え置き)、FOMC声明、
などの経済指標が発表されます。
豪・米の指標には注目です。
また、発表時間が未定(通常NY時間前半)ですが、
独消費者物価指数速報(4月)の発表も予定されています。

<29日(木)の主な予定>

日市場は昭和の日の祝日でお休みです。
早朝6時にRBNZ政策金利(市場予想は据え置き)、RBNZ声明、
朝7時45分にNZ貿易収支(3月)、
午前9時に豪コンファレンスボード景気先行指数(2月)、
午後4時55分に独失業率(4月)、独失業者数(4月)、
午後6時に欧業況判断指数(4月)、欧消費者信頼感確報(4月)、
同午後6時に欧鉱工業信頼感(4月)、欧サービス業信頼感(4月)、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
米シカゴ連銀全米活動指数(3月)、
などの経済指標が発表されます。
NZ・(独)・米の指標には注目です。

<週末で月末の30日(金)の主な予定>

朝7時45分にNZ住宅建設許可(3月)、
朝8時01分に英GFK消費者信頼感調査(4月)、
朝8時半に日失業率(3月)、日消費者物価指数(3月)、
日消費支出(3月)、
朝8時50分に日鉱工業生産速報(3月)、
昼過ぎに日銀政策金利、(市場予想は据え置き)
午後2時に日住宅着工戸数(3月 前年比)、
日建設工事受注(3月 前年比)、
午後3時に日銀の経済物価情勢の展望(半期展望レポート)、
午後3時半から日銀総裁記者会見、
午後5時からスイスSNB総裁講演、
午後6時に欧消費者物価指数速報(4月)、欧失業率(3月)、
午後6時半にスイスKOF先行指数(4月)、
夜9時半に米第1四半期GDP速報、米第1四半期個人消費速報、
同夜9時半に米第1四半期GDP価格指数速報、
米第1四半期コアPCE速報、
同夜9時半に加GDP(2月)、加鉱工業製品価格(3月 前年比)
夜10時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(4月)、
夜10時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(4月)、
などの経済指標が発表されます。
(日)・欧・米・加の指標には注目です。

さて、米大手金融6社の第1四半期決算も出揃って、
3四半期ぶりに金融大手の全社が黒字という結果になりました。
そして、金融関連以外の主要米企業も
おおむね市場予想以上の好決算となっているようです。

また、懸念となっているギリシャ問題では、国債発行による
資金調達であまりにも高金利となってしまったことで、
ギリシャがEUとIMFに支援要請を行うことになりましたが、
これによりギリシャのデフォルトを含めた
リスク懸念がいったん後退することになりました。

ギリシャ支援の実行にはユーロ圏の15ヶ国の承認が必要なことから、
今後、国民によるギリシャ支援への反対がある
ユーロ圏の主要国の独が同国内のギリシャ支援実行への
コンセンサスをスムーズに行えるのか、
あるいは支援と引き換えにIMFがどのような条件を提示してくるのか、
そして、支援実行日はいつになるのか、
などに市場の関心が移行していきそうです。

また、独連銀総裁が「ギリシャ危機は伝染するリスクがある。」
と述べているように、スペインやポルトガルなどの財政動向も
注目されますが、ともあれ、一山は越えたという印象です。

経済指標では、28日のFOMCとFOMC声明、
29日のRBNZ政策金利とRBNZ声明、
週末30日の米第1四半期GDP速報などが特に注目されます。

さて、今週のアナリスト予想では、円については
連休前を前にした持ち高調整での円高を予想する向きや、
揉み合いを予想する向きが優勢のようですが、
リスク回避のいったんの後退により、
短期的に主要各通貨ペアが堅調になる可能性もありそうです。


さて今日は、各駅停車の旅のお話です。

今週の後半からゴールデン・ウィークが始まりますね。

休暇といえば、日頃の疲れを家でくつろいで癒すもよし、
そして、時間を忘れて好きな趣味に興じるのもよいものですが、
気ままな旅もまたよいものですね。

中には「土日でない休日には思いっきりトレードをしよう。」
なんて計画をしている方もいらっしゃるかもしれません。(笑)

ところで、

トレードも相場次第と相場任せではありますが、
一種のレートの旅のようでもあり、

投資苑の著作で有名なアレキサンダー・エルダー博士も
局所的な揉み合いを「フラット・フォーム」と呼び、

トレードいう名の旅を終えて列車から降りる人たちと、
新たなトレードの旅に出発する人たちが列車に乗り込む、
「駅のようである。」と語っていますね。

トレードを旅になぞらえることは
なかなか言いえて妙で「なるほどなぁ。」と思ってしまいます。

同じ旅でも、長いタームのトレードで
海山越えて価格の差を空中飛行の旅のように行こうとする人、

各駅には止まらなくても東京から京都までを旅するような
スイング・タームのトレードをしようとする人、

そして、相場のそのときどきの上げ下げを
細かく切り取るように短期のトレードをしようとする人、

トレーダーの好みも十人十色で、
いろいろなトレードのスタイルがあります。

ちなみにデイタームのトレードやスキャルピングなどの
短期のトレードは、各駅停車の旅といったところでしょうか。

相場の各駅停車の列車はあっちにフラフラ、こっちにフラフラ…。

東京時間で静かに動いていた列車が、
ロンドン時間になると、突然、急行になったり、(笑)

東京時間とロンドン時間の初めまでは下方向でも、
ニューヨーク時間に入ると逆の上方向に行ったり、

市場の時間帯が変わると列車の向きが変わることが多く、
まるで一頃のJRの旅行企画にもあったような
行き先不明のミステリー列車のようなところもありますね。

「行き先どころじゃないよ。
 駅がどこにあるかもよく判らないよ〜。」

という感じもしなくもありませんが、(苦笑)
よくチャートを見ると、ちゃんと駅があるものです。

もちろん…、
○○駅とチャートに書いてあるわけじゃありませんが、(笑)

(ときに急行で通過してしまうこともあるものの)
列車の停まる可能性のある「駅」はちゃんと存在しています。

その駅の名はチャート・ポイントと言いますが、

直前高値や安値、主要なレジスタンスやサポート・ラインに、
切り番のダブルゼロのポイントに、
トレンド・ラインやチャネル・ラインのポイント、

そして、ピボット・ポイントに
ボリンジャーやケルトナーなどのバンドのポイント、
さらに、フィボナッチ・ポイントなどなど…、
見えない駅はたくさんあるものです。

しかも、時間軸で異なるポイントもあり、

チャート・ポイントという名の駅はトレーダー自身で
それぞれ認識しておかなくてはならないようです。

「なんだ。よく見ると駅だらけじゃないか!」

ということになりますが、(苦笑)

チャート・ポイントの旅ともいえる短期のトレードでは、
複数時間軸にわたるチャートポイントを
中心に観ている時間軸にラインを入れるなどして、

チャートの駅がどこか1つの時間軸で一目瞭然になるように
ポイント認識がしやすくなる工夫なんかも必要なようですね。

ポイントが重なる駅は、大きな町の主要駅となりそうです。

そして、各駅では急行は通過しますが、
各駅停車の列車は停まったり、行き先が変わることがあります。

そう…。

チャートを見るときは、
動意だけを追いかけていても不充分で、
チャートポイントの駅を認識する必要があるのですね。

「目標は京都。東京発の列車は途中○○駅を巡航速度で通過〜。」

「△△駅で停車後反転兆候発見。列車の行き先変更に注意〜っ。」

なーんちゃって。(爆)


<お知らせ>

私も講師を務めさせていただくことになりました。

トップトレーダーの手法を動画で学べる YenLearning

チャート分析を体系的に深く掘り下げて解説した内容です。


FX 「そういうことか!」のお話

日本でもずいぶん新党が増えそうで、
ハング・パーラメントが今年の流行語になるかも?

●先週12日(月)〜16日(金)の気になる出来事

<12日(月)>

市場のオープンではユーロ圏のギリシャ支援合意を受けて
ユーロドルなどが上窓を大きく空けてのスタートになりました。
日銀政策会合議事録では複数の委員の
「日本経済は持ち直しの過程。現状では追加緩和は不適当。
物価下落幅が縮小の過程での追加緩和が効果的。」
などの意見があったことが公表されました。
豪RBA総裁補佐が
「低金利を必要とする状況は過ぎ去った。
金利は平均水準へと戻りつつあるが、平均を若干下回っている。
経済はトレンドに沿って拡大している。」
などの認識を示す発言をしました。
IMFの専務理事が
「デフレがギリシャ問題を解決する唯一の効果的な選択。」
との見解を示す発言をしました。
加住宅着工件数(3月)は市場予想より弱い19.73万件になりました。
カナダ財務相が
「カナダドルの上昇は財政の強さを反映。
上昇は不思議ではない。」
との加ドル高容認とも取れる発言をしました。
米財政収支(3月)は市場予想より弱い−654億ドルになりました。
NYダウは前週末比+8.62ドルで11000ドル台を回復しました。

<13日(火)>

英RICS住宅価格(3月)は市場予想より弱い9%になりました。
中国国家主席が米大統領との会談で
「人民元改革では独自の道を堅持する。
米国からの輸入拡大を望む。」などを表明しました。
日国内企業物価指数(3月)は市場予想より弱い0.2%になりました。
日銀総裁が
「日本経済は持ち直しを継続。二番底に陥る懸念は後退。
消費者物価指数の下落幅は縮小していく可能性。
デフレの脱却は重要な課題。資産市場への直接介入には慎重。
極めて緩和的な金融環境を維持。」
などの認識を示す発言をしました。
独消費者物価指数確報(3月)は市場予想とおりの0.5%、
独卸売物価指数(3月)は市場予想より強い1.3%になりました。
格付け会社のムーディーズが
「ギリシャに対する支援策は格下げリスクの解消にはならない。」
と発表しました。
スペイン中銀総裁が
「スペインの金融機関にとって大量の失業が最大のリスク。」
との認識を示す発言をしました。
英商品貿易収支(2月)は、
市場予想よりは強い−61.79億ポンドになりました。
英DCLG住宅価格(2月)は前年比で7.4%になりました。
ギリシャの6ヶ月物と1年物の財務省短期証券の発行は
予定12億ユーロの発行に対して合計15.6億ユーロと好調でしたが
調達金利の高い状況になりました。
米貿易収支(2月)は市場予想より弱い−397億ドルになりました。
カナダ新築住宅価格指数(2月)は市場予想より弱い0.1%、
カナダ国際商品貿易(2月)は市場予想より強い14億CADになりました。
ガイトナー米財務長官が
「経済状況は改善しているが先行きは依然として厳しい。
金融規制改革の実現には自信を持っている。
中国が柔軟性のある為替相場に移行することが重要。」
などの見解を示す発言をしました。
FRBの公定歩合議事録では
「FOMCでは公定歩合は0.75%に維持することに合意となったが、
公定歩合を0.25%引き上げ1.00%にすべきとの意見が複数あった。」
ことが公表されました。
米インテルの第1四半期決算では
1株利益が0.43ドルと過去最高になりました。
NYダウは前日比+13.45ドルで取引を終えました。

<14日(水)>

NZ小売売上高(2月)は市場予想より弱い−0.6%になりました。
リッチモンド連銀総裁が
「個人消費は快活ではないが徐々に上向く可能性。
住宅市場は米経済の足手まといではなくなった。
労働市場は底を打ったが速に伸びる予測はない。
米経済は完全回復からは程遠い。米経済は課題に直面。
長期間は削除する時期ではない。」
などの認識を示す発言をしました。
中国の外務次官が
「為替への外圧は正当化されず中国を動かすことはない。」
と発言しました。
ギリシャ財務相が
「ギリシャはまだ支援を要請する段階ではない。
支援を要請する限界点を示唆することはない。
支援要請を示せば反対する国はない見込み。」
などの認識を示す発言をしました。
豪Westpac消費者信頼感指数(4月)は−1.0%になりました。
WSJが「モルガン・スタンレーの不動産ファンドが
54億ドルの損失の可能性がある。」との観測報道をしました。
欧鉱工業生産(2月)は市場予想より強い0.9%になりました。
中国国務院が
「適度に緩和的な金融政策と拡張的な財政政策を堅持。
全般的な物価水準の安定化に努力。
住宅価格の上昇を抑制するため行動。」
などを発表しました。
格付け会社のムーディーズが
「ギリシャの12〜18ヶ月以内の格下げ確率は50%を上回る。
ギリシャの予算案は極めて高い実行リスクがある。
ギリシャのデフォルトリスクは低い見込み。」
などの見解を発表しました。
JP・モルガンチェースの第1四半期決算では、
純利益が33億ドル、1株利益が0.74ドルと、
市場予想より強い結果になりました。
米小売売上高(3月)は市場予想より強い1.6%、
米消費者物価指数(3月)は市場予想とおりの0.1%になりました。
バーナンキFRB議長の議会証言では
「景気回復は緩やかで回復ペースに著しい抑制が見られる。
消費者物価上昇率は抑制されている。長期インフレ期待は安定的。
景気拡大は民間最終需要の継続的な伸びに依存。
雇用が上向いた力強い兆候がある。
米失業率は比較的緩やかに低下の公算。
FOMCは非常に低い水準の金利が長期間必要と指摘。
元の切り上げは中国にとって有益な可能性。
二番底のリスクは数ヶ月前に比べ低下したが
二番底に陥るリスクは無視できない。」
などの見解が示されました。
米企業在庫(2月)は市場予想より強い0.5%になりました。
米長期金利が低下しました。
オバマ米大統領が
「金融規制改革法案ではデリバティブを規制する必要。」
との認識を示しました。
米地区連銀経済報告(ベージュブック)では
「3月〜4月の米経済活動は大半の地区で強まった。
労働市場は弱いが一部で臨時の雇用を行っている。
製造業はセントルイスを除く全地区で強まっている。
銀行融資の規模は縮小しクレジットの質は低下。
金融セクターの見通しは地区ごとにまちまち。」
などが公表されました。
ダラス連銀総裁が「正常な公定歩合への用意がある。」
と発言しました。
NYダウは前日比+103.69ドルで取引を終えました。

<15日(木)>

英ネーションワイド消費者信頼感(3月)は
市場予想よりかなり弱い72になりました。
英野党の保守党が英与党の労働党を12ポント上回っているとの
世論調査が報道されました。
中国の第1四半期実質GDPは前年比で11.9%と市場予想より強い結果。
中国生産者物価指数(3月)は前年比で5.9%、
同消費者物価指数(3月)は前年比で2.4%、
同鉱工業生産(3月)は前年比で18.1%と
それぞれ市場予想より弱い結果。
同小売売上高(3月)は前年比で18.0%と
市場予想とおりの結果になりました。
日鉱工業生産確報(2月)は−0.6%になりました。
欧州委員が
「ギリシャは破綻しない見込み。
ドイツはギリシャが求めた場合の支援を約束。」
と発言しました。
ドイツ債に対するギリシャ債プレミアムが400bpを超えて
ユーロがリスク回避で下落しました。
ECB月報では「金利は適切。インフレは緩やか。」
とサプライズはありませんでした。
アイスランドで火山の噴火がありました。
米NY連銀製造業景気指数(4月)は市場予想より強い31.86、
米新規失業保険申請件数は市場予想より弱い48.4万件になりました。
米ネット長期TICフロー(対米証券投資 2月)は、
市場予想より強い471億ドルになりました。
ECBの専務理事が
「ユーロ圏の生産水準と潜在成長率は長期間低迷する可能性。
銀行の収益は抑制され、今年さらに評価損になる可能性。
ECBは記録的に低い金利を適切と考えている。」
などの認識を示す発言をしました。
米鉱工業生産(3月)は0.1%、米設備稼働率(3月)は73.2%と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
米フィラデルフィア連銀指数(4月)は
市場予想よりやや強い20.2になりました。
米NAHB住宅市場指数(4月)は市場予想より強い19になりました。
アトランタ連銀総裁が
「低金利という強い薬はまだ必要。商業用不動産は回復の妨げ。
米国経済の成長は精彩を欠いたものになる可能性。
物価はディスインフレであることを示す。
景気が二番底をつける可能性は低い。」
などの見解を示す発言をしました。
NYダウは前日比+21.46ドルで取引を終えました。

<16日(金)>

米グーグルの第1四半期決算発表では、
売上高が67.7億ドル、1株利益が6.06ドルになりました。
格付け会社のフィッチがテレコム・NZを格下げしました。
テレグラフが
「モルガン・スタンレーが欧州通貨統合(EMU)からの
ドイツ脱退を懸念している」との記事を掲載しました。
「ドル建てギリシャ債の発行が可能かどうか疑問。」との
ギリシャ債務局長のコメントが一部で報道されました。
サンフランシスコ連銀総裁が
「今年末の失業率を9.25%と予想。ある時点で利上げは必要。
米成長率見通しは2010年が3.5%、2011年が4.5%、
商業用不動産市場の見通しは厳しい。」
などの見解を示す発言をしました。
BRICs首脳会議では
「世界的金融危機への対応はG20が中心的な役割。
BRICs諸国は自国通貨建てでの貿易決済を検討。
保護貿易主義に反対。主要準備通貨の安定維持が重要。」
などの声明を発表しました。
米議会で失業手当支給延長法案が可決されました。
日経平均は11102.18円で週の取引を終えました。
スイス生産者輸入価格(3月)は市場予想より強い0.5%になりました。
10年物ギリシャ国債と独連邦債の利回り格差が拡大しました。
ギリシャ首相が
「IMFの支援への関与は一部の国の強い主張によるもの。
IMFの関与はギリシャが破綻するという意味ではない。」
などの発言をしました。
欧消費者物価指数(3月)は市場予想とおりの0.9%になりました。
欧貿易収支(2月)は市場予想より強い26億ユーロになりました。
日本の民主党のデフレ脱却議連顧問が
「金融緩和や介入(円安)で為替レートを実勢に合わせる必要。」
と発言して、一時ドル円などが急伸しました。
トリシェECB総裁が
「ギリシャの銀行の流動性状況は依然厳しく悪化の可能性がある。」
との認識を示す発言をしました。
オーストリア中銀総裁が
「ギリシャは支援策を発動させる兆候がある。」
との見解を示す発言をしました。
ギリシャの第1四半期の財政赤字が
56.7億ユーロに減少したことが報道されました。
米バンク・オブ・アメリカの第1四半期決算発表では
収益が32億ドル、1株利益が0.28ドルになりました。
米住宅着工件数(3月)は62.6万件、建設許可件数(3月)は68.5万件と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(4月)は
市場予想より弱い69.5になりました。
カナダ財務相が
「G20では銀行に対する原則的な合意になる可能性。」
との見解を示す発言をしました。
米SECがゴールドマン・サックスを
サブプライムでのCDO(債務担保証券)の販売に関して
投資家に重要情報を開示しなかったとして詐欺で告発しました。
NYダウが急落、商品市場も下落して、
リスク回避の動意で主要通貨ペアが下落しました。
中国国家主席が
「中国は段階的に変動相場制を導入する。」
と発表しました。
カンザスシティ連銀総裁が
「ボルカールールを非常に強く支持する。
FRBは1兆ドルのバランスシートを縮小させる必要。」
などの見解を示す発言をしました。
NY原油(WTI)は83ドル前半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比−125.91ドルで辛うじて11000ドル台を維持しました。

●今週の主な予定

<週はじめ19日(月)の主な予定>

朝8時01分に英ライトムーブ住宅価格(4月)、
午後2時に日消費者態度指数(3月)、
午後6時に欧建設支出(2月)、
夜9時に米シティ・グループ第1四半期決算発表、
夜9時半に加国際証券取扱高(2月)、
夜10時から米バーナンキFRB議長挨拶、
夜11時に米景気先行指標総合指数(3月)、
などの経済指標が発表されます。
米の指標には注目です。
また、この日にEU・IMF・ECBの代表団がギリシャ訪問の予定です。

<ゴトウ日20日(火)の主な予定>

朝7時45分にNZ第1四半期消費者物価、
朝8時50分に日第三次産業活動指数(2月)、
午前10時半に豪RBA議事録、
午後3時に日工作機械受注確報(3月 前年比)、
同午後3時に独生産者物価指数(3月)、
午後5時に欧経常収支(2月)、
午後5時半に英消費者物価指数(3月)、小売物価指数(3月、
午後6時に独ZEW景況感調査(4月)、
同午後6時に欧ZEW景況感調査(4月)、
午後7時半に米バンク・オブ・メロン第1四半期決算発表、
夜9時に米ゴールドマン・サックス第1四半期決算発表、
夜10時に加BOC政策金利、(市場予想は据え置き)
などの経済指標が発表されます。
NZ・豪・英・独・加の指標および四半期決算には注目です。
また、モルガン・スタンレー(時間未定)の
第1四半期決算発表も予定されています。
そして、この日にギリシャが期間13週間物の15億ユーロ分の
債券入札を行う予定です。

<21日(水)の主な予定>

午前9時半に豪Westpac先行指数(2月)、
午後2時に景気先行CI指数確報(2月)、景気一致CI指数確報(2月)、
午後5時半に英BOE議事録、英失業率(3月)、
英失業保険申請件数推移(3月)、
夜9時に米モルガン・スタンレー第1四半期決算発表、
同夜9時に米ウェルズ・ファーゴ第1四半期決算発表、
夜9時半に加卸売売上高(2月)、
などの経済指標が発表されます。
英の指標および四半期決算には注目です。

<22日(木)の主な予定>

朝8時50分に日通関ベース貿易収支(3月)、
午前9時半に豪新車販売台数(3月)、
午後3時15分にスイス貿易収支(3月)、
午後4時半に独製造業PMI速報(4月)、独サービス業PMI速報(4月)、
午後5時に欧製造業PMI速報(4月)、欧サービス業PMI速報(4月)、
午後5時半に英小売売上高(3月)、英マネーサプライ速報(3月)、
午後8時から欧トリシェECB総裁会見、
夜9時半に米生産者物価指数(3月)、米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加景気先行指標指数(3月)、
夜11時に米中古住宅販売件数(3月)、米住宅価格指数(2月)、
同夜11時に欧消費者信頼感速報(4月)、
夜11時半に加BOC金融政策報告書公表、
などの経済指標が発表されます。
(独)・英・米・(欧)の指標には注目です。

<23日(金)の主な予定>

午前10時半に豪第1四半期輸入物価指数、豪第1四半期輸出物価指数
午前11時から豪RBA総裁講演、
午後1時半に日全産業活動指数(2月)、
午後5時に独IFO景気動向(4月)、独IFO現況評価値(4月)、
午後5時半に英第1四半期GDP速報、
午後6時に欧鉱工業新規受注(2月)、
夜8時に加消費者物価指数(3月)、
夜9時半に米耐久財受注(3月)、
同夜9時半に加小売売上高(2月)、
夜11時に米新築住宅販売件数(3月)、
などの経済指標が発表されます。
独・英・加・米の指標には注目です。
また、週末にはG20財務相・中央銀行総裁会議が開催されます。

さて、先週はユーロ圏財務相の緊急電話会議で
「最大300億ユーロ、期間を3年とする融資を今年提供。
別途、IMFが150億ユーロの融資を提供。」など
ギリシャに対する支援の枠組みを全会一致で決定して、
セーフティーネットの詳細が明らかになったことで、
週初はギリシャ懸念が後退して、
ユーロが上窓を空けて買い戻される展開になりましたが、

ギリシャ短期債の入札で応札は好調であったものの、
調達金利が高いことやギリシャ国債と独連邦債の利回り格差が
拡大したことに加え、更に週末にはトリシェECB総裁が
「ギリシャの銀行の流動性状況は依然厳しく悪化の可能性がある。」
と発言したこと、オーストリア中銀総裁が「ギリシャは支援策を
発動させる兆候がある。」と発言したことなどで軟調になりました。

また、先週末には米SECがゴールドマン・サックスを
サブプライムでのCDO(債務担保証券)詐欺で告発したことや、
中国国家主席が「中国は段階的に変動相場制を導入する。」と
発表したことなとで、リスク回避の動意となり
株式市場や商品市場が下落して、
主要通貨ペアも下落する激しい相場展開になりました。

さて、今週ですが、アナリスト予想では円高予想が優勢のようですが、
ギリシャ問題に関しては19日EU・IMF・ECBの代表団の
ギリシャ訪問の報道などの動向、およびオーストリア中銀総裁が
「ギリシャは支援策を発動させる兆候がある。」と
発言していることから、「ギリシャによる支援の発動要請の
エックス・デーへの市場の憶測や、
ギリシャ国債と独連邦債の利回り格差の動向、
20日のギリシャ13週間物の15億ユーロ分の債券入札の動向、
さらに週末のG20財務相・中央銀行総裁会議への市場の思惑、
などが注目されます。

また、米SECが(金融改革断行の見せしめとしてか)
ゴールドマン・サックスを訴追したことが一過性の懸念となるのか、
あるいは他にも米SECの手が回るかもしれないとの懸念により
リスク回避が続くかどうかの動向、

そして、中国国家主席が「中国は段階的に変動相場制を導入する。」
と発表したことで(織り込みは進んでいますが)
中国の利上げ観測への市場の思惑、

また、相次いで発表される米金融大手など
米主要企業の第1四半期決算発表の動向や、
米ゴールドマン・サックス系の不動産ファンドの
ホワイトホール・ストリート・インターナショナルが投資に失敗して
資産のほぼすべてを失ったこと、
モルガン・スタンレー系の不動産ファンドが
資産の3分の2近くを失う可能性があること(ロイター報道)など、
注目材料が多く、今週も大きく揺れる相場展開となりそうです。

経済指標発表では、20日のNZ第1四半期消費者物価、豪RBA議事録、
そして英消費物価指数(3月)が上振れるかどうか、
21日の英BOE議事録、英失業率と英失業保険申請件数推移、
22日の英小売売上高と米中古住宅販売件数(3月)、
23日の独IFO景気動向、そして英第1四半期GDP速報が
落ち込むのかどうか、などが注目されます。


さて今日は、「そういうことか!」のお話です。

いろいろお話を聞くと
「なるほどぉ、そういうことかぁ。」
と感心してしまうことがありますね。(笑)

たとえば、よく口座資金が潤沢だと
儲けやすいと聞くことがありますが…、

「ねっ、考えてごらんよ。
 100Pips獲得するのと、10Pips獲得するのは
 どちらが簡単だと思う?」

なんて聞かれて、
(こいつオレ様をバカにしてんのか? と思いつつ)

「そりゃぁ、10Pipsゲットするほうが
 簡単に決まってんじゃないかよ。」

と言うと、

「ねっ、ねっ、そうだろう。
 じゃぁ、次の質問だけどぉ…。(笑)
 1万通貨単位で100Pips獲得するのと、
 10万通貨単位で10Pips獲得するのと、
 どちらが儲かると思う?」

(やっぱ、こいつオレ様をバカにしてやがるな…。)

「そんなの同じに決まってじゃんか。バカにするな!」

「ごめん。ごめん。
 かたやPips数の差益の獲得追求でリスクをとっていて、
 かたや資金面の大きさでリスクをとっているワケだけど。
 問題はどちらが容易かってことさ。」

「……。」

「少ない口座資金で無理にレバレッジを大きくすれば
 そりゃぁ、致死率も高くなるけど、
 口座資金さえある程度潤沢ならば、
 建て玉を大きくするほうが損失リスクも大きくはなるが、
 獲得Pipsを大きく狙うよりずーっと簡単なんだよ。」

「……!」

「もちろん、大きな建て玉で大きな獲得Pipsが理想だけど、
 無理して大きな獲得Pipsを狙おうとするより、
 口座資金さえある程度潤沢なら、建て玉を大きくするほうが
 儲けやすいのは否定できない事実だよ。」

「……!!」

「あたりまえだけど、
 儲けの大きさは獲得Pipsだけではなんだ。
 『建て玉数×獲得Pips』こそが利益なんだ。」

「うーむ…。」

『FXの子鬼たち』という本に出で来る、
1日10Pipsで億万長者になったという
フーサイン・ハーネカー氏の秘密を少し垣間見るような
「そういうことか!」という思いがしますね。

ところで、また、
こんな話も聞くことがあります。

「トレードで儲けるためには勝ちトレードを重ねて
 獲得Pipsを多くしていくことが必要だけど、
 これだけじゃ不充分なの知ってるかい?」

なんて聞かれて、
(こいつまたオレ様をバカにしてんのか?)

「それ以外に何があるってんだ。
 えっ、なにかい、また口座資金とかなんとか言うつもりか?」

と言うと、

「口座資金と建て玉数…、うん、それもあるよね。
 でも、それだけじゃないよ。」

「……?」

「勝つことばかりじゃなくて、
 負けることも考えなくてはならないということなんだ。」

「……!?」

「トレードで収益を上げるためには、
 勝ちトレードを重ねて獲得Pips数を多くすると同時に、
 負けトレードをなるべく少なくする、という
 2つの要素を満たす必要があるんだよ。」

「……!」

「1つが満たされていても、もう1つが満たされていないと、
 損小利大を心掛けていても、
 『けっこう勝っているのになかなか収支が向上しない』
 なんてことになるのさ。」

「……!」

「つまり、エントリーのサインを探すのと同様に
 『負けトレード排除の技術』」として、
 トレードしていけないところを探して
 なるべく排除していかなくてはならないんだ。」

「……!」

「相場の魔女の誘惑にそそのかされて、(苦笑)
 『ちょとは勝てそうだな』などというワナにはまって
 『えーい、いっちょ行ったれや〜!』などと
 過剰トレードや娯楽の無駄トレードやをしているうちは、
 負けトレード排除の技術が劣っているということなんだよ。」

「……!!」

「負けトレードを少なくできれば、
 たとえトレードチャンスが少なかったり獲得Pipsが小さくても
 ハーネカー氏のように億万長者とまではいかなくても
 口座資金は少しずつ増えていくものさ。」

「……、でも…。
 負けトレードを排除することなんてできるのかよ?」

「そりゃ、完璧に排除できる人なんか、
 この世におそらく1人もいないと思うけど、
 自身のその時点でのレベルで懸命にトレードを厳選して、
 勝つことよりも負けを少なくするように
 努力している人はいるよ。」
 
「……!!」

「この人は熊本県のSさんというトレーダーさんだけど、
 その方のトレード帳と談話を紹介するね。」

(Sさんの談話の引用〜ここから〜)

「確度の高い勝ちやすいポイントや、
 エントリーに適さない危険なポイントは、
 経験が浅いウチは定義そのものがあやふやで、
 ある程度自分で経験しないと
 区別が出来ないでいるのではないかと思われます。」

「もちろん本人はそれなりに区別しているつもりなので
 むやみにエントリーをしているつもりは無いはずです。
 やはり、僕はトレード後の売買記録での
 検証が重要ではないかと思っています。
 トレード後に過去の自分の心と向き合う作業を
 売買記録でおこなうのです。
 何を考えて、どのタイミングでどう執行したのかを
 なるべく詳しく記載するようにしています。」

「週の終わりには全ての売買記録を印刷し、
 もう一度全てを見直して、新たに気づいた点があれば
 鉛筆で書き込みます。
 ここまでが、エントリーしたトレードのけじめとして、
 自分への課題にしています。」

「正直ここまでやるのは面度くさいので、
 下手なところでは手を出さない、手数が減る、
 という作用もはたらき、意外に良い方に作用します。(笑)」

「これは僕の考えであって、
 他の方がどう考えるかは分かりませんが、
 僕は技術面の習得とそれと同じかそれ以上に、
 トレード中の『心の監視』が
 重要になっているように思っています。」

(Sさんの談話の引用〜ここまで〜)

ちなみに、Sさんはここのところ、
月単位では負けない勝ち組トレーダーになられています。

かのゲーリー・スミスが利益を安定的に出せるようになるのに
20年間も努力したということには及ばなくても、

まぐれの勝ちではない、勝ち組のトレーダーさんは
それなりに努力をしているものなのですね。

Sさんのお話もまさに「そういうことか!」ですね。^^


<お知らせ>

私も講師を務めさせていただくことになりました。

トップトレーダーの手法を動画で学べる YenLearning

チャート分析を体系的に深く掘り下げて解説した内容です。
多くの方に学んでいただきたいと思っています。


FX 歴史ブームと相場のお話

中国では不正取引で市場を混乱させると
被害者の数によっては死刑もあり得るのだそうですね。(驚)

●先週4月5日(月)〜9日(金)の気になる出来事

<5日(月)>

イースターでオセアニアやロンドンなどが休場になりました。
中国と香港株式市場も清明節のため休場になりました。
米サマーズ国家経済会議委員長が
「輸出を増やすことが米製造業の雇用回復の最善の方法。」
と前日に発言しました。
ロシアのイングーシ共和国で自爆テロがありました。
IMFが2010年の経済見通しについて
「世界GDP通しを4.1%へ上方修正、
米GDP見通しを3.0%へ上方修正、
ユーロ圏GDP見通しを0.8%へ下方修正、」
などの暫定値を発表しました。
英テレグラフ紙が
「ギリシャの富裕層や企業が海外へ資本逃避させていて、
ギリシャの銀行が打撃を受けている。」
と報道しました。
米ISM非製造業景況指数(3月)は55.4、米中古住宅販売保留は8.2%と
ともに市場予想より強い結果になりました。
米10年債が一時09年6月以来の4%に上昇しました。
米10年物インフレ連動債が97年以降で最高の応札倍率になりました。
NYダウは前週末比+46.48ドルで取引を終えました。

<6日(火)>

オバマ米大統領が「自衛の場合でも核兵器使用の条件を制限する。」
と発表しました。
一部のメディアが
「ギリシャはIMF支援回避のためEU首脳会議での合意に
修正を求める。」との観測(憶測)報道をしました。
豪RBA政策金利は0.25%引き上げられて4.25%になりました。
豪RBA声明では
「金利を平均水準へと近づけることは適切。
本日の決定は更なるステップ。世界経済は成長を続けている。
アジアの成長は資源価格の上昇に寄与。
住宅市場は活況。失業率はピークをつけた可能性。
経済成長はトレンド付近の可能性。」
などの見解が発表されました。
日景気先行CI指数速報(2月)は97.9、
景気一致CI指数速報(2月)は100.7と、
ともに市場予想よりやや強い結果になりました。
スイス消費者物価指数(3月)は市場予想とおりの0.1%になりました。
ガイトナー米財務長官が
「米国とインド両国の経済見通しには勇気付けられる。」
との認識を示す発言をしました。
英建設業PMI(3月)は市場予想より強い53.1になりました。
格付け会社のムーディーズが
アイスランドの格付け見通しをネガティブへ引き下げました。
英国で5月6日に総選挙が行われることが発表されました。
次回BOE政策金利の発表が5月10日(月)に延期になりました。
米リッチモンド連銀総裁が
「公定歩合のスプレッドの検討には時間を要する。
雇用統計は労働市場が底打ちした明確な証拠。
利上げの前に資産売却を行うことは理にかなう。」
などの見解を示す発言をしました。
ギリシャ10年債と独10年債のスプレッドが
ユーロ導入後で最大となる406bpsになりました。
ギリシャ財務相が
「EU首脳会議の合意内容の修正は求めていない。
また、EU支援メカニズムの発動を要請していない。」
と発言して一部のメディアの観測報道を否定しました。
米3年債の入札が好調になりました。
FOMC議事録では
「景気見通しが悪化もしくはインフレ低下ならば、
長期間の低金利が続く可能性。
カンザスシティ連銀総裁が長期間に懸念を表明。
インフレ期待は抑制されている可能性。
住宅部門の活動が横這いで差し押さえが高水準であることを懸念。」
などの見解が公表され、やや金融引き締め観測が後退しました。
カナダ財務相が
「カナダドルの上昇は予想外ではない。
カナダドルの上昇は輸入コストの削減になる。
カナダはよりよい経済へと移行。カナダの住宅市場は底固い。」
などの認識を示す発言をしました。
ドル/カナダが一時パリティー(等価)になりました。
NYダウは前日比−3.56ドルで取引を終えました。

<7日(水)>

インドネシアのスマトラ島でM7.8の地震が起きました。
米ボルカー経済再生諮問会議議長が
「多額の米財政赤字はいつか米ドルの試練になる。
税金を上げる必要があるなら税金を引き上げるべき。
インフレターゲットの引き上げは馬鹿げている。」
などの見解を示す発言をしました。
NZ財務相が「NZ安を望む。」と発言しました。
日銀が政策金利を0.10%に据え置きました。
スイス実質小売売上高(2月)は前年比で3.1%になりました。
日銀総裁の記者会見では、
「景気の二番底懸念は薄らいだ可能性。
景気先行きの自律回復の芽が見られる。
円キャリートレードは現在大規模に起きていない。
政策効果でターム物金利は弱含んでいる。
景気認識は3月よりも一歩判断を進めた。
景気回復は底堅い。」
などの見解を示しました。
独サービス業PMI確報(3月)は市場予想より強い54.9になりました。
欧サービス業PMI確報(3月)は市場予想より強い54.1になりました。
英サービス業PMI(3月)は市場予想より弱い56.5になりました。
欧第4四半期GDP確報は0.0%、欧生産者物価指数(2月)は0.1%と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
独製造業受注(2月)は市場予想より強い0.0%になりました。
欧州委員会が「ギリシャ支援計画の変更は認識していない。」
と発表しました。
加住宅建設許可(2月)は市場予想より弱い−0.5%になりました。
EU大統領(欧州理事会常任議長)が
「ギリシャはEUサミットの決定に完全に同意。
ギリシャは金融支援を求めていない。」
との認識を示す発言をしました。
加Ivey購買部協会指数(3月)は市場予想より強い57.8になりました。
英FT紙が「ギリシャ緊急融資の際には高い金利を課すよう、
独・蘭が求めている。」と報じました。
ギリシャ財務相が
「銀行は銀行支援策の残りの資金を活用するよう求めた。」
と発言しました。
米10年債の入札が好調になり長期金利が低下しました。
バーナンキFRB議長が
「住宅市場が持続的に回復している兆候は見られない。
ローンの延滞と差し押さえは引き続き増加。
商業用不動産セクターはまだ困難な状況。
構造的な財政赤字は大き過ぎる。」
などの見解を示す発言をしました。
米消費者信用残高(2月)は
市場予想よりかなり弱い−115億ドルになりました。
NYダウは前日比−72.02ドルで取引を終えました。

<8日(木)>

日国際経常収支(2月)は1兆4706億円、日機械受注(2月)は−5.4%と
ともに市場予想より弱い結果になりました。
豪雇用者数変化(3月)は市場予想よりやや弱い1.96万人、
豪失業率(3月)は市場予想とおりの5.3%になりました。
また、雇用者数変化の前回値が−0.47万人に下方修正されました。
中国が3年物の手形を発行して市中マネー回収に動きました。
中国人民銀行の金融政策委員が
「人民元上昇は米国の利益にならない。
人民元の大幅な上昇は世界経済や米消費者を損なう可能性。」
などの認識を示す発言をしました。
日景気ウォッチャー調査現況判断DI(3月)は47.4、
日景気ウォッチャー調査先行判断DI(3月)は47.0と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
スイス失業率(3月)は市場予想より強い4.2%になりました。
日工作機械受注速報(3月)は前年比で262.1%になりました。
格付け会社のムーディーズが、
ギリシャ農業銀行の格付け見通しをネガティブに引き下げました。
ギリシャの銀行株が一時5%以上も下落しました。
英鉱工業生産(2月)は1.0%、英製造業生産高(2月)は1.3%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
ギリシャの5年物CDSのスプレッドが過去最高になりました。
NYタイムスが複数の関係者による情報として
「中国の為替改革の報が数日以内に近づいている。」
との観測報道をしました。
欧小売売上高(2月)は市場予想より弱い−0.6%になりました。
独鉱工業生産(2月)は市場予想より弱い0.0%になりました。
英BOE政策金利は市場予想とおり0.50%に据え置かれ、
資産買い入れ枠も2000億ポンドに据え置きとなりました。
欧ECB政策金利は市場予想とおり1.00%に据え置きとなりました。
米新規失業保険申請件数は市場予想より弱い46.0万件になりました。
トリシェECB総裁の記者会見では、
「政策金利は引き続き適切。インフレ期待は充分に抑制。
ギリシャに対するEUサミットの決定を歓迎。
健全なバランスシートが信頼拡大への鍵。
ギリシャのプランは実行可能。
ユーロ圏でのギリシャが占める割合は小さい。
IMFの関与が非常に悪いとは言っていない。
ギリシャ支援に適用する金利は未定。
来年は外貨建ての債券は担保として不適格になる。」
などの見解が示されました。
ギリシャ財務相が
「ギリシャの第1四半期の財政赤字は40%減少して43億ユーロ。」
と発表しました。
英NIESRのGDP予想(3月)は0.4%になりました。
タルーロFRB理事が
「早期の資産売却含む出口戦略には慎重。
準備預金金利の引き上げは重要な引き締め手段になる。」
との認識を示す発言をしました。
米30年債の入札後に米長期金利が低下しました。
NYダウは前日比+29.55ドルで取引を終えました。

<9日(金)>

日銀総裁が
「本日の会談では首相から金融政策への要請はなかった。
基本的に政府と日銀の金融情勢に関する認識の差はない。」
との談話を発表しました。
トリシェECB総裁が、
「イタリアはギリシャと状況が異なる。
現時点でギリシャへの救済は必要ない。
ギリシャのデフォルトは議論されていない。」
などの認識を示す発言をしました。
独貿易収支(2月)は126億ユーロ、独経常収支(2月)は91億ユーロと、
ともに市場予想より強い結果になりました。
日経平均は11204.34円で週の取引を終えました。
中国上海株式市場は3145.35ポイントで週の取引を終えました。
英生産者仕入価格(3月)は3.6%、生産者出荷価格(3月)は-.9%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
ギリシャ財務省が
「第1四半期の財政赤字は暫定値で39.2%減少して43億ユーロ。
第1四半期の歳入は9.7%増、第1四半期の歳出は3%減。」
になることを発表しました。
加雇用ネット変化率(3月)は1.79万人、加失業率(3月)は8.2%と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
ギリシャ国債と独国債のスプレッドが低下しました。
米卸売在庫(2月)は市場予想より強い0.6%になりました。
格付け会社のフィッチがギリシャの長期債の格付けを2段階引き下げ、
見通しをネガティブとしました。
ユーロ圏の財政当局が
「ギリシャへ融資の場合の条件で合意。
ギリシャへの融資のときの金利はIMFの条件とほぼ同じ。
ギリシャ融資のときの規模や期間は資金需要次第。
ギリシャへの融資の実施はユーロ圏の全会一致が必要。」
などの合意内容を発表しました。
金先物が3ヶ月ぶりの一時1160ドル以上になりました。
NY原油(WTI)は84ドル台後半で取引を終えました。
NYダウは一時11000ドルの大台を回復して、
10997.35ドルで週の取引を終えました。

●今週の主な予定

<週はじめ12日(月)の主な予定>

朝8時50分に日銀政策会合議事録、
午前10時30分に豪住宅ローン(2月)、
夜9時15分に加住宅着工件数(3月)、
深夜3時に米月次財政収支(3月)、
などの経済指標が発表されます。
また、米アルコアの第1四半期決算が
NY市場終了後に発表予定となっています。

<13日(火)の主な予定>

朝8時01分に英RICS住宅価格(3月)、
朝8時50分に日国内企業物価指数(3月)、
午前10時半に豪NAB企業景況感指数(3月)、
豪NAB企業信頼感指数(3月)、
午後3時に独消費者物価指数確報(3月)、
午後5時半に英商品貿易収支(2月)、英DCLG住宅価格(2月 前年比)、
夜9時半に米貿易収支(2月)、米輸入物価指数(3月)、
同夜9時半に加国際商品貿易(2月)、加新築住宅価格指数(2月)、
などの経済指標が発表されます。
(英)・米・(加)の指標には注目です。

<14日(水)の主な予定>

朝7時45分にNZ小売売上高(2月)、
午前9時半に豪Westpac消費者信頼感指数(4月)、
午後3時半から日銀総裁挨拶、
午後6時に欧鉱工業生産(2月)、
午後8時に米JPモルガン・チェース第1四半期決算発表、
夜9時半に米小売売上高(3月)、米消費者物価指数(3月)、
夜11時に米企業在庫(2月)、
同夜11時から米バーナンキFRB議長の議会証言、
深夜3時に米地区連銀経済報告(ベージュブック)、
などの経済指標が発表されます。
NZ・(欧)・米の指標には注目です。
また、米金融大手の第1四半期の決算発表も注目されます。

<ゴトウ日15日(木)の主な予定>

朝8時01分に英ネーションワイド消費者信頼感(3月)、
午前10時に豪消費者インフレ期待(4月)、
午後1時半に日鉱工業生産確報(2月)、日稼働率指数確報(2月)、
午後5時に欧ECB月報(4月)、
午後6時に欧貿易収支(2月)、
夜9時半にNY連銀製造業景気指数(4月)、新規失業保険申請件数、
夜10時に米ネット長期TICフロー(2月 対米証券投資)、
夜10時15分に米鉱工業生産(3月)、米設備稼働率(3月)、
夜11時に米フィラデルフィア連銀指数(4月)、
深夜1時40分から米アトランタ連銀総裁講演、
深夜2時に米NAHB住宅市場指数(4月)、
などの経済指標が発表されます。
(欧)・米の指標には注目です。
また、東京時間に中国の第1四半期実質GDP、小売売上高(3月)、
消費者物価指数(3月)、鉱工業生産(3月)などの
注目の経済指標も発表されます。

<週末16日(金)の主な予定>

午前10時から米サンフランシスコ連銀総裁講演、
午後4時15分にスイス生産者輸入価格(3月)、
午後6時に欧消費者物価指数確報(3月)、
夜9時半に米住宅着工件数(3月)、米建設許可件数(3月)、
同夜9時半に加新車販売台数(2月)、
夜10時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(4月)、
深夜1時半からカンザスシティ連銀総裁講演、
などの経済指標が発表されます。
米の指標には注目です。
また、発表時間が未定ですが、バンク・オブ・アメリカの
第1四半期決算発表も予定されています。
そして、この日にユーログループによる
ギリシャ支援の条件の詳細(融資最長3年・利率6%超など)が
声明として発表される予定です。

さて、イースター明けとなった先週の火曜日からも
ギリシャ問題では、ギリシャの富裕層や企業が海外へ
資本逃避させていてギリシャの銀行が打撃を受けていることや、
ギリシャ財務相が「銀行は銀行支援策の残りの資金を
活用するよう求めた。」と発言して
ギリシャの銀行株が5%以上も一時下落したり、
また、格付け会社のムーディーズがギリシャ農業銀行の
格付け見通しをネガティブに引き下げ、
さらに追い討ちをかけるように週末には格付け会社のフィッチが
ギリシャの長期債の格付けを2段階引き下げて
見通しをネガティブとして、
ギリシャ10年債と独10年債のスプレッドが
ユーロ導入後で最大となったり、
ギリシャの5年物CDSのスプレッドが過去最高になるなど、
しばらくリスク回避が優勢となりました。

しかし、その後、ギリシャ財務省が「第1四半期の財政赤字は
暫定値で39.2%減少して43億ユーロ。第1四半期の歳入は9.7%増。
第1四半期の歳出は3%減。」になることを発表して、
ギリシャ国債と独国債のスプレッドが低下したことに加え、
ユーロ圏の財政当局が「ギリシャへ融資の場合の条件で合意。
ギリシャへの融資のときの金利はIMF条件とほぼ同じ。
ギリシャ融資のときの規模や期間は資金需要次第。」などの
合意内容を発表したことで、ギリシャ問題の具体的な進捗を好感して
ユーロドルなどが反発する相場展開になりました。

ギリシャがユーロ圏全体のGDPのうち占める割合は
2.6%であることから、経済規模の大きなスペインが
財政赤字の対GDP比が11.4%に達していることなどで、
今後、スペインやイタリアがギリシャ以上に
大きな問題になるとの見方もあるようですが、
いったんはリスク回避が後退してきたようです。

一方、米10年債が一時09年6月以来の4%に上昇するなど
米長期金利が上昇傾向にありましたが、
米国債の入札が比較的に好調であったことや、
FOMC議事録の公表で金融引き締め観測が後退したことで、
長期金利が低下して、また、バーナンキFRB議長の
「住宅市場が持続的に回復している兆候は見られない。
ローンの延滞と差し押さえは引き続き増加。
商業用不動産セクターはまだ困難な状況。
構造的な財政赤字は大き過ぎる。」などのネガティブ発言もあって、
ドルが軟調になる場面がありました。

さて、今週の為替相場ですが、
10日に発表された中国の貿易収支(3月)が輸入が66%増加して
6年ぶりに赤字になったことで「貿易不均衡と元相場は無関係。」
との中国側の主張の増強要因もあるものの、
8日にはNYタイムズが複数の関係者による情報として
「中国の為替改革の報が数日以内に近づいている。」
との観測報道をしていることから、
元切り上げの観測の動向が注目されるとともに、
12日(火)の米中首脳会談と
15日(木)の東京時間の中国の第1四半期実質GDP、小売売上高(3月)、
消費者物価指数(3月)、鉱工業生産(3月)などの
中国経済指標も注目され、元切り上げ観測が高まれば
円が連れ高になる可能性もありそうです。

また、アナリスト予想では円高とドル売りと見る向きが
優勢のようですが、今週から米主要企業の第1四半期決算発表が
相次ぎますので、好業績期待を背景とした
リスク選好動意(ドル売り円売り)となる可能性もありそうです。

そして、経済指標では米小売売上高(3月)と
米地区連銀経済報告が注目されます。


さて今日は、歴史ブームと相場のお話です。

以前からNHKの大河ドラマなどで
日本の歴史の物語には人気がありましたが、
今も「龍馬伝」がブームとなっていますね。

ソフトバンクの孫正義CEOも坂本龍馬を敬愛しているのだそうです。

また、三国志の赤壁の戦いを題材とした映画「レッド・クリフ」や
NHKの大河ドラマ「天地人」の影響なのでしょうか、
歴史ファンの女性達が現れ、「歴女」という言葉(造語)が
2009年の流行語大賞のトップ10入りしたり、
そして、パチンコ台でも歴史物が人気となっていますね。

「男、男、男が燃える〜、それが定めよぉ〜。」(笑)

ところで、歴史の偉人や武将達には
それぞれに名言があるようですが、

戦国の武将の武田信玄の言葉は、
トレードをする際の戒めの言葉としても役に立ちそうです。

「凡(およ)そ軍勝五分を以(も)って上と為(な)し、
 七分を以って中と為し、十分をもって下と為す。」

えっ? なんか分率が逆じゃないか、
と思われる感じですが、

武田信玄ご自身がその訳(ワケ)を説いています。

「その故(ゆえ)は、五分は励を生じ七分は怠を生じ
 十分は驕を生じるが故。
 たとえ戦(いくさ)に十分の勝ちを得るとも、
 驕を生じれば次には必ず敗るるものなり。
 すべて戦に限らず世の中の事この心掛け肝要なり。」

勝ち五分ならば武士道に励(はげ)むけれども、
勝ち七分ならば武士道に怠慢となり、

そして、勝ち十分の全戦全勝は武士道に驕慢となって、
やがて必ず戦いに負けるので、それを戒めて、

世の中の諸事もこの心得が大切である、
というわけです。

トレードでいえば、大勝の後にドローダウンとなることは
けっこう少なくないようで、

「相場なんてチョロイもんだぜ。
 まるで俺にとってはATMだな。あはははっ。」

なんて思って、

「よーし! いっちょ大きく行ってみるかぁぁぁ。」

などととやると、幸運で勝つこともありますが、
そんなときに限って相場に手痛くやられることがあるものです。(苦笑)

賢明なトレーダーは、ドローダウンがありえることも知っていて、
大勝の後には休んだり、
玉数をあえて小さくトレードするものですが、

ユーフォリア(陶酔感)の病に冒されてしまうと、
市場を支配できているような「錯覚」に陥ることがあります。

稀代の相場師ジェシー・リバモアも
多くの期間で賢明なトレーダーではありましたが、

人生で何度か自身の心に潜むユーフォリアの
悪魔の誘惑に負けてしまったようです。

「私が全財産を失ったのは、
 唯一、自分で自分のルールを破った時だった。」

と、リバモア自身が述懐しています。

また、テキサスはラフキンの綿花農家に生まれ、
1914年の世界大戦の金融恐慌を予見して、
1929年の世界恐慌を予見していたとも言われる
天才トレーダーのウィリアム・デルバート・ギャンも

一説によりますと、晩年はなぜか巨額の資金を失い
講演で生計を立てていたとも言われていますが、
もしかしますと、このユーフォリアという名の悪魔と
出合ってしまったのかもしれません。(謎)

兜(かぶと)の緒(お)も褌(ふんどし)の紐(ひも)も
現代ではあまり見かけませんが、(笑)

勝った後ほど武勇の暴挙の心をしっかり抑えて
「気持ちを引き締めて」相場に臨みたいものですね。

私も穀物相場師であった亡父の言葉
「大人になって相場は張ってもでかく張るな。」を守り、

相場への畏敬の念を常に忘れないように心掛けています。^^



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日本の武蔵選手が引退しましたね。

●先週3月29日(月)〜4月2日(金)の気になる出来事

<29日(月)>

豪RBA総裁が
「低金利を維持し続けることは賢明ではないが、
あまり早急に金利を引き上げることも軽率。
金利は(徐々に)通常な状態に回帰すべき。」
との認識を示す発言をしました。
日小売販売額(2月 前年比)は市場予想より強い4.2%になりました。
ロシアのモスクワで地下鉄爆破テロがありました。
インドや上海の株式市場が堅調に推移しました。
英消費者信用残高(2月)は市場予想より強い5億ポンド、
英モーゲージ承認件数(2月)は
市場予想より弱い4.71万件になりました。
欧業況判断指数(3月)は−0.32、鉱工業信頼感(3月)は−10、
欧経済信頼感(3月)は、ともに市場予想よりは強い結果になりました。
欧消費者信頼感(3月)は市場予想とおりの−17になりました。
格付け会社のS&Pが見通しをネガティブとしながらも
英国の格付けをAAAと確認すると発表しました。
米個人所得(2月)は市場予想より強い0.0%になりました。
米個人支出(2月)は0.3%、米PCEデフレータ(2月 前年比)は1.8%と、
ともに市場予想とおりの結果になりました。
米財務省が米シティの77億ドル相当の普通株式を
本年度に慎重な方法で売却すると発表しました。
独消費者物価指数速報(3月)は市場予想より強い0.5%になりました。
米ダラス連銀製造業活動指数(3月)は
市場予想より強い7.2%になりました。
ギリシャ公的債務管理庁が、EUの支援合意後で初となる
50億ユーロの7年債を利回り5.9%で発行したことを発表しました。
ガイトナー米財務長官が
「米国は他国よりも早く危機を脱しつつある。
雇用の拡大も目前の状態。」
などの認識を示す発言をしました。
NYダウは前週末比+45.50ドルで取引を終えました。

<30日(火)>

NZ住宅建設許可(2月)は市場予想より強い5.9%になりました。
日家計消費支出(2月)は市場予想より弱い−0.5%、
日失業率(2月)は市場予想とおりの4.9%になりました。
日鉱工業生産速報(2月)は市場予想より弱い−0.9%になりました。
中国人民銀行金融政策委員が
「できるだけ早く人民元の段階的上昇を再開すべき。」
との見解を示す発言をしました。
独輸入物価指数(2月)は市場予想より強い1.0%になりました。
英ネーションワイド住宅価格(3月)は
市場予想より強い0.7%になりました。
英第4四半期GDP確報は0.4%、
英第4四半期経常収支は−17億ポンドと、
ともに市場予想より強い結果になりました。
ギリシャが20年債を金利5.9%で10億ユーロ発行すると発表しました。
IMFが「独にはダウンサイド・リスクがある。」との見解を発表して、
2010年の独の経済見通しを1.2%に下方修正しました。
米S&Pケースシラー住宅価格(1月)は、
前年比で市場予想より弱い−0.7%なりました。
米消費者信頼感(3月)は市場予想より強い52.5になりました。
格付け会社のフィッチがフランスの格付けをAAAと確認して、
見通しを安定的と発表しました。
ギリシャが12年債の入札を急遽実施しましたが、
10億ユーロの上限に対して3.9億ユーロの応札で不調になりました。
格付け会社のS&Pがアイスランドの債務格付けを引き下げ、
見通しをネガティブと発表しました。
NYダウは前日比+11.56ドルで取引を終えました。

<31日(水)>

豪RBA総裁が「豪経済は拡大期へと回帰した。」
との認識を示す発言をしました。
英GFK消費者信頼感調査(3月)は市場予想より弱い−15になりました。
豪小売売上高(2月)は−1.4%、豪住宅建設許可件数(2月)は−3.3%と、
ともに市場予想よりかなり弱い結果になりました。
日住宅着工戸数(2月)は前年比で
市場予想より弱い−9.3%になりました。
独失業率(3月)は8.0%、独失業者数(3月)は−3.1%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
欧失業率(2月)は市場予想とおりの10.0%、
欧消費者物価指数速報(3月)は
前年比で市場予想より強い1.5%になりました。
トリシェECB総裁が
「財政政策の管理と景気回復においてECBに矛盾はない。
ギリシャ支援策は適切な決定。
ユーロ圏は今年は緩やかなプラス成長。来年は成長が増す見通し。」
などの見解を示す発言をしました。
スイスKOF先行指数(3月)は市場予想より強い1.93になりました。
米ADP雇用統計(3月)は市場予想より弱い−2.3万人になりました。
カナダGDP(1月)は市場予想より強い0.6%になりました。
格付け会社のムーディーズがギリシャの5銀行を格下げしました。
米シカゴ購買部協会景気指数(3月)は
市場予想より弱い58.8になりました。
米製造業受注(2月)は市場予想より強い0.6%になりました。
NYダウは前日比−50.79ドルで取引を終えました。

<4月1日(木)>

IMFが「2010年と2011年のNZ経済は3%水準に達する見込み。
NZの中期的な財政見通しは悪化している。
NZの1〜33%のインフレ・ターゲットは適切。
NZの現在の金融政策を支持する。
NZドルは10〜25%過大評価されている可能性。」
などの見解を発表しました。
日銀短観では、
「日第1四半期大企業製造業業況判断が−14、
日第1四半期大企業製造業先行き判断が−8、」
と市場予想とおりの結果になりました。
「日第1四半期大企業非製造業業況判断が−14、
日第1四半期大企業非製造業先行き判断が−10、」
と市場予想よりは強い結果になりました。
10年度の日大企業製造業の想定為替レートは91.00円とされました。
豪貿易収支(2月)は市場予想より弱い−19.24億豪ドルになりました。
独小売売上高(2月)は市場予想より弱い−0.4%になりました。
第一生命が株式を上場して1株の初値が16万円になりました。
スイスSVME購買部協会景気指数(3月)は
市場予想より強い65.5になりました。
独製造業PMI確報(3月)は市場予想より強い60.2、
欧製造業PMI確報(3月)は市場予想より強い56.6になりました。
英製造業PMI(3月)は市場予想より強い57.2になりました。
米新規失業保険申請件数は
市場予想よりやや強い43.9万件になりました。
米ISM製造業景況指数(3月)は市場予想より強い59.6になりました。
NYダウは前日比+70.44ドルで取引を終えました。

<4月2日(金)>

NY連銀総裁が
「労働市場は緩やかな回復になる可能性。
米国は持続的な雇用拡大へと向かっている可能性。
短期的なインフレは非常に低位。MBS買い入れは終了。
米経済回復の鈍さが低金利を正当化。
長期間の文言外す前にリバースレポ試験を実施する可能性。」
などの認識を示す発言をしました。
中国商務省高官が、
「中国は戦略資源の備蓄や輸入を増やす。
貿易収支(3月)は輸入急増で過去最大の赤字になる可能性。」
との見解を示す発言をしました。
5日(月)の深夜12時半からFRBが公定歩合についての
緊急会合を開くとの観測報道がありました。
日経平均は11,286.09円で週の取引を終えました。
英国とユーロ圏は聖金曜日で株式市場などが休場になりました。
中国人民銀行が
「欧米銀行の不良資産は世界経済の脅威。
米英を含む主要国には格下げのリスクがある。」
との見解を発表しました。
米非農業部門雇用者数変化(3月)は市場予想より弱い16.2万人、
米失業率(3月)は市場予想とおりの9.7%になりました。
製造業雇用者数変化(3月)は市場予想より強い1.7万人になりました。
前回の非農業部門雇用者数変化が2.2万人上方修正されました。
前々回値も4.0万人上方修正されました。
米労働省が、米雇用統計(3月)には国勢調査要員による
雇用者増の4.8万人が含まれていると発表しました。
米株式市場が聖金曜日で休場になりました。
また、米債券市場は短縮取引となりました。
米10年債利回りが3.94%台に上昇しました。
ホワイトハウスが
「中国の為替操作国認定の延期は決まっていない。
中国国家主席の核安全保障サミット出席も決定には影響しない。」
などを発表しました。
ガイトナー米財務長官が、
「米経済は自律的回復に移行した可能性。
雇用拡大が経済回復の鍵。
中国が人民元改革を推し進めると確信。」
などの見解を示す発言をしました。
オバマ米大統領が
「米国は雇用創出の転換点を迎えた可能性。
米経済の前途は明るい。」
などの認識を示す発言をしました。

●今週の主な予定

<週はじめゴトウ日の5日(月)の主な予定>

この日はウェリントン・シドニー・フランクフルト・パリ・
ロンドンなど多くの市場がイースターで休場です。
また、豪とNZが今週から冬時間に移行します。

夜11時に米ISM非製造業景況指数(3月)、米中古住宅販売保留(2月)、
などの経済指標が発表されます。
米の指標には注目です。

<6日(火)の主な予定>

午後1時半に豪RBA政策金利、(市場予想は0.25%の利上げ)
午後2時に日景気先行CI指数速報(2月)、日景気一致CI指数速報(2月)
午後4時15分にスイス消費者物価指数(3月)、
午後5時半に英建設業PMI(3月)、
深夜3時にFOMC議事録、
などの経済指標が発表されます。
豪・米の指標には注目です。

<7日(水)の主な予定>

朝8時01分に英ネーションワイド消費者信頼感(3月)、
正午過ぎに日政策金利、(市場予想は据え置き)
午後4時15分にスイス実質小売売上高(2月 前年比)、
午後4時半から日銀総裁記者会見、
午後4時55分に独サービス業PMI確報(3月)、
午後5時に欧サービス業PMI確報(3月)、
午後5時半に英サービス業PMI(3月)、
午後6時に欧第4四半期GDP確報、欧生産者物価指数(2月)、
午後7時に独製造業受注(2月)、
夜9時半に加住宅建設許可(2月)、
夜11時に加Ivey購買部協会指数(3月)、
深夜2時からバーナンキFRB議長講演、
深夜4時に米消費者信用残高(2月)、
などの経済指標が発表されます。
(日)・(スイス)・欧・(加)の指標およびFRB議長の講演には注目です。

<8日(木)の主な予定>

朝8時50分に日国際経常収支(2月)、日貿易収支(2月)、
日機械受注(2月)、
午前10時半に豪雇用者数変化(3月)、豪失業率(3月)、
豪労働参加率(3月)、
午後1時に日企業倒産件数(3月)、
午後2時に日銀金融経済月報、
日景気ウォッチャー調査(3月 現況判断DI、3月 先行き判断DI)、
午後2時45分にスイス失業率(3月)、
午後5時半に英鉱工業生産(2月)、英製造業生産高(2月)、
午後6時に欧小売売上高(2月)、
午後7時に独鉱工業生産(2月)、
午後8時に英BOE政策金利、(市場予想は据え置き)
同午後8時に英資産買い入れ規模発表、
午後8時45分に欧ECB政策金利、(市場予想は据え置き)
夜9時半からトリシェECB総裁記者会見、
同夜9時半に米新規失業保険申請件数、
などの経済指標が発表されます。
豪・(独)・英・欧・米の指標には注目です。

<9日(金)の主な予定>

午後3時に独貿易収支(2月)、独経常収支(2月)、
午後5時半に英生産者物価指数(3月)、生
産者仕入・出荷価格指数(3月)、
午後8時に加雇用ネット変化率(3月)、加失業率(3月)、
夜11時に米卸売在庫(2月)、
深夜12時半からトリシェECB総裁講演、
などの経済指標が発表されます。
(英)・加の指標には注目です。

さて、先週末のイースターの聖金曜日での発表となった
米雇用統計ですが、市場予想よりは弱く、また国勢調査要員による
雇用者増の4.8万人が含まれていたものの、
非農業部門雇用者数変化(3月)が+16.2万人の結果になり、
前回と前々回値も上方修正されて、ドルが買われる展開になりました。

そして、ガイトナー米財務長官が
「米経済は自律的回復に移行した可能性」との見解を示して、
オバマ米大統領も「米は雇用創出の転換点を迎えた可能性。
米経済の前途は明るい。」との認識を示す発言をしました。

一方、ユーロ圏とIMFによる救済メカニズムの決定を受けた
ギリシャですが30日には急遽実施した12年債の入札では
10億ユーロの上限に対して3.9億ユーロの応札で不調になったり、
31日にギリシャの5つの銀行が格下げになるなど前途は
まだ多難のようで、ギリシャの短期的なデフォルト懸念は
後退したものの、今後も高金利での国債発行を続ければ
財政再建の重石となるだけに、楽観はまだできないようです。

他方、米欧など国際的に元の切り上げ圧力を受ける中国ですが、
対外圧力は嫌いながらも、中国人民銀行の新政策委員に就任する
中国国務院発展研究センターの金融研究所の所長も
「(人民元相場を)できるだけ早く金融危機前の管理変動相場制に
戻すべき。」と発言して、

また、中国の有力経済誌「財経」よれば、
元相場を実勢より低く保つための「元売りドル買い介入」が
中国国内の過剰流動性を膨らませ、不動産バブルやインフレ懸念も
あることから、中国政府内で元の対ドル相場について
「日あたり変動幅(現行0.5%)を拡大する案が浮上している」
とのことで、来月にも実施の可能性があるとのことですので、
リスク回避の動意となる可能性があり、注目されます。

そして、先週末に「5日(月)の日本時間の深夜12時半から
FRBが公定歩合についての緊急会合を開く」との
観測報道がありましたので、ドル買い要因となる
米公定歩合引き上げだけに、週初の深夜のFRBの緊急会合の
成り行きが注目されます。

また、今週の為替相場に関するアナリスト予想では、
円安とドル買い基調で推移となると見る向きが優勢のようですが
如何なりますか注目されます。

経済指標や要人発言では、5日の米ISM非製造業景況指数(3月)、
6日の波乱要因もある豪RBA政策金利と、FOMC議事録、
7日のバーナンキFRB議長講演、8日の豪雇用統計と
英欧の政策金利にトリシェECB総裁の記者会見、
9日のカナダ雇用統計などが注目されます。


さて今日は、「最強と最弱を探せ」のお話です。

4月3日の横浜アリーナのK-1 WORLD GPで
K-1のヘビー級のファイターとして活躍してきた武蔵選手の
引退セレモニーがありましたね。

いつもの試合用のトランクス姿ではなく、
着慣れないスーツを着込んで少しはにかんだように

「私は強い人間ではありません。
 試合前はリングに上がるのが怖かった…。」

「皆の期待を裏切り逃げ出そうとしたり、
 辞めようと思ったりもしましたが、
 ファンの皆に支えられて踏ん張れました。
 ありがとうございました。」

との選手時代の心情とファンへの感謝を
涙声で語って引退しました。

よくK-1の試合前には多くの選手が格好良く、

「俺が一番強いことを証明してやる。」とか、
「俺の試合相手は1ラウンドもたないだろう。」

などといったプロモーション・ビデオが流されますが、

「リングに上がるのが怖かった。」というのは
正直、きっとそうだったんだろうなぁ、と思います。

その気持ちを払拭して自信を持つために
過酷なまでの練習をしていたのかもしれませんね。

世界の怪物達との戦いはたいへんであったことと思います。

ほんとうにご苦労様でした。
感動を与えてくれたことに感謝したいと思います。

さて、ところで…、

格闘技の試合には必ず対戦相手がいますが、

為替をトレードするときの通貨ペアも
2つの通貨の格闘技のようなところがありますね。

EUR/JPYならば、ユーロと円との戦いで、
GBP/JPYならば、ポンドと円との戦いというわけですが、

また、トーナメントのようなところもあって、

仮にEUR/JPYもGBP/JPYも上昇していれば、
「円」選手がこの中では一番弱く、(笑)

そして、もし仮にEUR/GBPが下落していれば、
どうやら「ポンド」選手がこの中では一番強いことになりますので、

この中での最強のポンドと最弱の円との戦いのGBP/JPYに
ロング(買い)でベットする(賭ける)のがとりあえず良さそうです。

そして、さらにトーナメントが進み、(大笑)

ドル選手が別のブロックから勝ち上がって決勝戦に進出して、
ポンド選手とドル選手が戦って、

ポンド選手が負けたなら、
つまり、GBP/USDが下落していたなら、

ユーロ、ポンド、円、ドル、の4選手で一番強いのはドル選手で、
この仮想トーナメントでの優勝者はドル選手ということなります。

この仮想トーナメントの結果がこのようであるならば、

優勝者のドル選手と最弱選手の円選手の戦いに
ベットする(賭ける)のが少しズルイ考えですが
一番手堅そうですね。(苦笑)

この仮定の場合は、USD/JPYのロングが
一番安心して試合を見ていられそうです。

チャート分析では、通貨ペア個別の上げ下げだけではなく、
その時点での最強通貨と最弱通貨をトーナメント的に洗い出して、

(その時点での)「最強通貨 VS 最弱通貨」のトレードを心がけると
勝率もグンと良くなりそうですね。

「為替のトレードは通貨ペアの格闘技であり、
 通貨ペア選択はその時点の最強と最弱の通貨を探し出す
 通貨ペアのマネーバトルのプロモーションだ。」

なーんちゃって。(爆)


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私も講師を務めさせていただくことになりました。

トップトレーダーの手法を動画で学べる YenLearning

チャート分析を体系的に深く掘り下げて解説した内容です。


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