FX 「したがり」のお話

イタリアのトリノで開催されていたフィギュアスケート世界選手権で、
浅田真央ちゃんが見事に金メダルを獲得しましたね。

●先週22日(月)〜26日(金)の気になる出来事

<22日(月)>

日市場は春分の日の振り替え休日で休場でした。
米下院が医療保険改革法案を可決しました。
格付け会社のS&Pが
「中国はやがてその成長を維持することが困難と気づく可能性。」
との主旨の発表をしました。
IMFの筆頭専務理事が
「IMFはギリシャに支援を既に共同で行っている。」
と発言しました。
中国商務相が
「人民元は過小評価されていない。
(米国により)貿易制裁措置がとられた場合は対抗措置を講じる。」
との発言をしました。
欧州委員会が
「ギリシャ救済のコンセンサスの為にあらゆることを行う。」
と発表しました。
ギリシャ中銀の金融政策リポートでは、
「経済は2010年に約2%収縮する見通し。
2010年のインフレは3%に上昇する見通し。
2009年の財政赤字はGDP比12.9%、公的負債はGDP比115%になる。」
ことなどが報告されました。
米シカゴ連銀全米活動指数(2月)は−0.64になりました。
ギリシャ副首相が
「ドイツはギリシャに対する投機を規制しない。
ドイツは輸出拡大になるユーロ安を望んでいる。」
などの見解を示す発言をしました。
ユーログループ議長が
「ギリシャ支援は協調した2国間融資が最善になる可能性。
ギリシャが取り残されるということはない。
IMFによる支援に頼ることは好ましくない。」
などの認識を示す発言をしました。
独連銀総裁が
「独の第1四半期GDPは天候の影響によりマイナスになる可能性。」
との見解を示す発言をしました。
英BOE総裁が
「英経済活動は2008年前半のレベルを長期間下回る可能性。」
との認識を示す発言をしました。
トリシェECB総裁が
「ECBはギリシャ国債を担保として受け入れる。
ギリシャのユーロ脱退は法的に不可能。
ギリシャの格付けはこれ以上の格下げはない見込む。」
などの認識を示す発言をしました。
米アトランタ連銀総裁が
「米経済の回復は一時的なもので脆弱ため低金利は必要。
米の第1四半期の経済成長は3%前後になる可能性。」
との見解を示す発言をしました。
NYダウは前週末比+43.91ドルで取引を終えました。

<23日(火)>

米上院で金融規制改革法案が可決になりました。
米シカゴ連銀総裁が
「米失業率はしばらく容認できない高水準にとどまる可能性。
米金融政策はしばらく緩和的である公算。
米経済は今年3〜3.5%の成長になる可能性。
長期間とは3から4回のFOMCになる可能性。」
などの認識を示す発言をしました。
スイスSNB総裁が「スイスフランの過度の上昇には断固として対処。」
とのコミットをあらためて表明しました。
ギリシャ財務相が
「ギリシャはEUサミットで物乞いはしない。
欧州による解決を望む。ギリシャは政治的な支持を求めている。
EU首脳会議でポジティブな結果を期待する。」
などの主旨の発言をしました。
英消費者物価指数(2月)は市場予想より弱い0.4%、
英小売物価指数(2月)は市場予想より強い0.6%、
という結果になりました。
ポルトガル中銀総裁が
「ユーロ圏諸国がIMFに支援を求めることはEUの弱さと解釈される。」
と発言しました。
加景気先行指標指数(2月)は市場予想より弱い0.8%になりました。
オーストリア財務相が
「ギリシャがユーロ圏から離脱する可能性を排除しない。
ギリシャの財政赤字は巨大な問題。」
との見解を示す発言をしました。
格付け会社のフィッチが
「EUによる支援なくてもIMFによる支援がオープンである限り
ギリシャの格下げない。」と発表しました。
米中古住宅販売件数(2月)は502万件、
リッチモンド連銀製造業指数(3月)は6と、
ともに市場予想よりやや強い結果になりました。
ガイトナー米財務長官が
「住宅市場の回復の達成にはまだ時間を要する。
住宅市場の前途には多くの課題がある。」
との認識を示す発言をしました。
サンフランシスコ連銀総裁が
「今は金融引締めを行なう時期ではない。
FRBは徐々にバランスシートを縮小させる。
労働市場は転換点にある。住宅市場は失速した可能性。」
などの見解を示す発言をしました。
NYダウは前日比+102.94ドルで取引を終えました。

<24日(水)>

サンフランシスコ連銀総裁が
「医療保険改革法案は財政赤字に大きな影響与えないと予想。
弱いドルは景気を刺激し得るが経済とインフレに影響。
時期が来たら利上げを支持する。
金融引締めに完全雇用を待つのは適切ではない。
FRB副議長職について打診を受けた。」
などの発言をしました。
NZ第4四半期経常収支は
市場予想より弱い−35.74億NZドルになりました。
日通関ベース貿易収支は6510億円になりました。
欧州委員が
「EUはギリシャ支援について今週決定を行う必要。
ギリシャ支援への失敗はユーロへの混乱を引き起こす可能性。」
との認識を示す発言をしました。
独財務相が
「ギリシャのユーロ圏離脱は最後の手段の選択肢となり得る。
ユーロ圏が問題を解決できなければIMF支援要請が例外措置になる。」
との認識を示す発言をしました。
独製造業PMI速報(3月)は59.6、独サービス業PMI速報(3月)は54.7と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
欧製造業PMI速報(3月)は56.3、欧サービス業PMI速報(3月)は53.7と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
独IFO景気動向(3月)は市場予想より強い98.1になりました。
欧鉱工業新規受注(1月)は市場予想より弱い−2.0%になりました。
ECB専務理事が
「一時的なギリシャへの金融支援はEUの条約に反しない。
IMFを含めた支援になればユーロの安定化を脅かす可能性。
ユーロ圏からのギリシャの除名は状況を悪化させるだけ。」
などの見解を示す発言をしました。
格付け機関のフィッチがポルトガルを格下げしました。
欧州委員会がポーランドに財政赤字削減を早めるよう通達しました。
米耐久財受注(2月)は市場予想とおりの0.5%になりました。
英財務相が
「借入額は本年対GDP比で11.8%、来年は11.1%の見込み。
赤字推測は本年GDPの8.4%になる見込み。
純負債はGDPの75%でピークを打ちその後下落する見込み。」
などを発表しました。
米新築住宅販売件数(2月)は市場予想より弱い30.8万件になりました。
カナダBOC総裁が
「カナダの将来的な潜在成長率は2%近傍。
カナダドル高は経済成長を抑制する。
政策金利は6月まで0.25%に維持される可能性。」
などの見解を示す発言をしました。
ガイトナー米財務長官が
「中国が人民元を上昇させることはとても重要。
米国の住宅市場は安定してきている。米経済は雇用創出が近い。」
などの認識を示す発言をしました。
NYダウは前日比−52.68ドルで取引を終えました。

<25日(木)>

NZ第4四半期GDPは市場予想とおりの0.8%になりました。
NZ財務相が
「NZ経済は引き続き課題に直面。
NZ経済には深刻な不均衡がある。」
との見解を示す発言をしました。
トリシェECB総裁が
「ユーロ圏から離脱する国があるとの話は馬鹿げている。」
との認識を示す発言をしました。
豪RBA総裁補佐が
「金利は正常な水準に向け緩やかに上昇する可能性。」
との主旨の発言をしました。
中国人民銀行副総裁が
「インフレ期待の抑制について懸念。
中国は変動相場制に向けて行動すべき。
利上げは出口戦略の唯一の手段ではない。
ギリシャの危機はまだ始まりにすぎない。」
などの見解を示す発言をしました。
ドバイ政府が支援基金を通じてドバイワールドとナヒールの
再編を支援することが報道されました。
独GFK消費者信頼感調査(4月)は市場予想より強い3.2になりました。
英財務相が
「英国はリセッションを抜けつつあるがゴールは遠い。
削減は非常に困難。成長は緩やかではあるが安定と予想」
などの見解を示す発言をしました。
オーストリア中銀総裁が
「ユーロの下落は欧州経済にとってポジティブなもの。
ギリシャは自身で問題解決をすべき。」
などの認識を示す発言をしました。
トリシェECB総裁が
「必要以上に長く支援策を維持することは依存のリスクを招く。
CDS市場の透明性を増す必要。
回復は進んでいるが危機の終了を意味しない。」
などの見解を示す発言をしました。
英小売売上高(2月)は市場予想より強い1.6%になりました。
トリシェECB総裁が
「投資適格の担保基準を維持して
担保基準の引き上げを来年1月以降に延期する。」
ことを表明しました。
米新規失業保険申請件数は市場予想より強い44.2万件になりました。
バーナンキFRB議長が議会証言で
「経済には引き続き緩和的な政策が必要。
長期間の低金利を改めて表明する。
出口戦略を実施する手段と時期は景気の見通しによる。
時期が来れば金融引き締めを開始する。
労働市場はとても弱い。住宅市場は引き続きとても弱い。
商業用不動産は困難な問題。CMBS市場は改善。
バランスシートの縮小は金融引締めに等しい。
米経済はこれからも回復を続ける。」
などの認識を示す発言をしました。
「独・仏両国の大統領がギリシャに関して
2国間融資の枠組みに基づき、IMFの関与も含んだ上で合意になって、
ユーロ圏の首脳も独・仏の支援案に同意した。
ユーロ圏はギリシャ支援の3分の2、IMFが3分の1を負担の見込み。
救済計画の規模は220億ユーロ。」
になったことなどが報道されました。
米7年債入札と10年債の入札が弱い結果になり
米長期金利が上昇しました。
トリシェECB総裁が
「IMFによるギリシャ支援はとても悪い。
マーストリヒト条約を厳格に遵守すべき。」
とのIMFも関与するギリシャ支援に不快感を表明しました。
NYダウは前日比+5.06ドルで取引を終えました。

<26日(金)>

ギリシャ首相が
「合意案はギリシャの利益とユーロを守る。
ユーログループの決断に満足。ギリシャは決意をもって前進。」
との声明を発表しました。
NZ貿易収支(2月)は市場予想より強い3.21億NZドルになりました。
米セントルイス連銀総裁が
「いかなる金融引き締めも時期尚早。」
との認識を示す発言をしました。
ファンロンパイEU大統領が
「IMFとユーロ圏諸国の2国間融資はメカニズムの一部。
そのメカニズムの大部分は欧州による。
ギリシャの市場での資金調達が不充分な時にメカニズムは働く。
スペインとポルトガルの問題はギリシャとは異なる。」
などのギリシャ支援に関するユーロ圏の決定を発表しました。
トリシェECB総裁が
「ギリシャが必要な場合にユーログループが行動を取ることを歓迎。
ギリシャのメカニズムは実行可能。ギリシャ支援の基準は金融安定。
ギリシャは市場の信頼を取り戻せる可能性。」
などの認識を示す発言をしました。
日全国消費者物価指数(2月)は前年比で、
市場予想とおりの−1.1%になりました。
EU首脳会議で
「回復は脆弱。経済の状況は上向きつつある。
金融市場の監督には飛躍的な進捗が必要。」
などの合意になったことが発表されました。
日経平均は一時11000円に乗せて10996.37円で週の取引を終えました。
独首相が「ギリシャへの支援計画に満足。その計画はユーロを支援。
ユーロの安定維持を希望する。」などの発言をしました。
英第4四半期総合事業投資確報は
市場予想よりは強い−4.3%になりました。
仏大統領が「ギリシャ危機は沈静化した。」と発言しました。
独首相が
「EUはまだ単独でギリシャ危機に対処できない。
ギリシャへのIMFとユーロ圏双方の支援は切り札。
全てのユーロ加盟国はギリシャ支援に同意。
焦点はユーロの安定性を守ること。
ギリシャからの具体的な支援要請はない。」
などの認識を示す発言をしました。
米第4四半期GDP確報は年率で市場予想より強い5.6%、
米第4四半期個人消費確報は市場予想より弱い1.6%、
米第4四半期コアPCE確報は市場予想より強い1.8%になりました。
格付け会社のS&Pがポルドガルの格付け見通しを
ネガティブとしながらも格付けを据え置きました。
米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(3月)は
市場予想より強い73.6になりました。
ギリシャ中銀が
「ギリシャがEUの支援メカニズム利用すると見込んでいない。」
との見解を発表しました。
トリシェECB総裁が
「政府やその他機関がECBの政策決定に影響を及ぼすことは
ECBの独立性の観点から決して容認できない。」
との見解を示す発言をしました。
NY原油(WTI)は80ドルで週の取引きを終えました。
NYダウは前日比+9.15ドルで取引を終えました。

●今週の主な予定

<週はじめ29日(月)の主な予定>

今週から英・欧・スイスも夏時間になります。
朝8時50分に日小売業販売額速報(2月 前年比)、
午後5時半に英消費者信用残高(2月)、英モーゲージ承認件数(2月)、
午後6時に欧業況判断指数(3月)、欧消費者信頼感(3月)、
同午後6時に欧鉱工業信頼感(3月)、欧サービス業信頼感(3月)、
夜9時半に米個人所得(2月)、米個人支出(2月)、米PCEデフレータ(2月)、
夜11時半に米ダラス連銀製造業活動(3月)、
などの経済指標が発表されます。
(欧)・米の指標には注目です。
また、発表時間が未定(通常、NY時間の前半頃)ですが、
独消費者物価指数速報(3月)も発表されます。

<30日(火)の主な予定>

朝6時45分にNZ住宅建設許可(2月)、
朝8時半に日失業率(2月)、日全世帯家計調査消費支出(2月)、
朝8時50分に日鉱工業生産速報(2月)、
午後1時に日自動車生産(2月 前年比)、
午後5時半に英第4四半期GDP確報、英第4四半期経常収支、
夜9時半に加鉱工業製品価格指数(2月)、
夜10時に米S&Pケースシラー住宅価格(1月 前年比)、
夜11時に米消費者信頼感指数(3月)、
などの経済指標が発表されます。
英・米の指標には注目です。

<月末31日(水)の主な予定>

朝8時01分に英GFK消費者信頼感調査(3月)、
午前9時半に豪小売売上高(2月)、豪住宅建設許可(2月)、
午前11時にNBNZ企業信頼感(3月)、
午後2時に日住宅着工戸数(2月 前年比)、日建設工事受注(2月 前年比)、
午後4時55分に独失業率(3月)、
午後6時に欧失業率(2月)、欧消費者物価指数速報(3月 前年比)、
午後6時半にスイスKOF先行指数(3月)、
夜9時15分に米ADP雇用統計(3月)、
夜9時半に加GDP(1月)、
夜10時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(3月)、
夜11時に米製造業受注指数(2月)、
などの経済指標が発表されます。
豪・独・欧・加・米の指標には注目です。

<月初め4月1日(木)の主な予定>

朝8時50分に日銀第1四半期短観(大企業製造業業況判断・先行きなど)、
午前9時半に豪貿易収支(2月)、
午後2時に日自動車販売台数(3月 前年比)、
午後4時半にスイスSVME購買部協会景気指数(3月)、
午後4時55分に独製造業PMI確報(3月)、
午後5時に欧製造業PMI確報(3月)、
午後5時半に英製造業PMI(3月)、
午後8時半に米チャレンジャー人員削減数(3月 前年比)、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
夜11時に米ISM製造業景況指数(3月)、米建設支出(2月)、
などの経済指標が発表されます。
(日)・(豪)・米の指標には注目です。

<週末2日(金)の主な予定>

ウェリントン、シドニー、ロンドン、トロントなど、
主要市場の多くが聖金曜日で休場になります。
米市場も株式と商品市場が休場です。
夜9時半に米非農業部門雇用者数変化(3月)、米失業率(3月)、
同夜9時半に米製造業雇用者数変化(3月)、米週平均労働時間(3月)、
などの経済指標が発表されます。
米の指標には注目です。

さて、EUの独立性の維持のためIMFの関与を嫌う要人発言も
多かった中、コンセンサスを得るための苦渋と
ユーロ圏の各国の台所事情の厳しさも露呈したものになったものの、
支援の3分の2がユーロ圏で3分の1がIMFによるとする内容の
EUの「ギリシャ支援メカニズム」が、独・仏の主導によって
ようやく合意に至りました。

そして、ECBは資金供給を受ける際の国債などの担保差し入れに
「どの国も特別扱いはしない」としていましたが、
トリシェECB総裁が25日に「担保基準の厳格化の先送りする」
との意向を示し、ギリシャを支援するとともに
単一通貨ユーロの信認を重視する方向へ政策を舵取りすることに
なりました。

また、24日に格付け会社のフィッチによって長期格付けを
引き下げられたポルトガルですが、25日には財政赤字削減への
2013年に向けた長期計画の検討に入ったことが報道され、
2013年までに財政赤字をEUの求める対GDP比3%に
圧縮を目指すとのことで、

PIIGS(ポルトガル・イタリア・アイルランド・ギリシャ・スペイン)
へは市場の厳しい見方がまだ多いものの、
先週はいったんはリスク懸念が一服になりました。

一方、25日にはアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ首長国の
政府系持株会社のドバイワールドが債務返済計画を
正式に示したことで、債権者の銀行団との合意や
返済の資金確保の問題など不透明な部分はあるものの、
一歩前進になって、こちらもリスク懸念がいったんは後退しそうです。

また、世界貿易機関のWTOの26日の発表では、
2010年の世界全体の貿易量が
前年比で9.5%増加するとの予測があり、
2009年の貿易量が前年比で−12.2%でしたから、
世界の貿易に関してはほぼV字に近く回復することになるようです。

その他、気になるニュースとしては、
24日の米10年債の利回りが2009年6月11日以来となる
3.858%に上昇するなど、
米債入札が不調で米長期金利が急上昇していて、
今のところ市場は冷静な見方をしているようですが、
一部では「中国やロシアが米債売りに動いている」
との観測もあるようで、心理的な節目になる4%も迫っているために
米長期金利の動向も注目されます。

さて、今週は年度末の月末と新年度になる月初の週で、
3月31日の大きく相場が動きやすいビッグ・デーでの
日輸出企業の駆け込みの円買いの動きや
4月1日からの新年度での相場の動きにも注意が要りそうです。

また、週末にはウェリントン、シドニー、ロンドン、トロントなど、
主要市場の多くが聖金曜日で休場となる中での米雇用統計の発表が
ありますが、雇用統計自体は良い数字が予想されていますものの、
先週中ごろからは織り込みの動きも見られていたようで、
週末は大きく揺れる相場展開になる可能性もありそうです。


さて今日は、「したがり」のお話です。

イタリアのトリノで開催されていたフィギュアスケート世界選手権で、
浅田真央ちゃんが見事に金メダルを獲得しましたが、

今回は銀メダルになった韓国のキム・ヨナ選手の試合後の
インタビューが素晴らしかったですね。

バンクーバー五輪で燃え尽きるほどに頑張ったキム・ヨナ選手ですが、
フィギュアスケート世界選手権を終えた後のインタビューでは

「(試合では)どんなことも起き得るため、
 (この結果を)受け入れることができる。悔いはない。」

と話しました。

ゾーンという著書で有名なマーク・ダグラス氏が
「心の底からランダムな結果を受け入れよ。」と
彼の講演会で語っていますが、

きっと、キム・ヨナ選手はもしもトレードをしたとしても、
ちゃんと損切りができて優秀なトレーダーになれそうです。

アスリートとトレーダーはマインド面でも
どこか似たところがありますね。

あれまぁ、
いきなりお話が横道にそれてしまいました。 m(_ _)m

さて、今日は「したがり」のお話です。

「したがり」とは、「〜〜したがる」ということですが、

多くの人が感情や意志の思いを「したがり」として
その行動に表出することがあります。

卑近な例では、会社帰りにパチンコをして、
大きく負けてしまうと、(苦笑)

家に帰って何事もなかったかのように平静を装っていても、
子供がテレビの音を少し大きくしていると

「うるさいな! なんでそんなに音を大きくしているんだ。」

とイライラして、いつもなら怒らないようなことに怒鳴ったり、

あるいは、味噌汁が少しぬるいという些細なことにも、

「仕事で疲れて帰ってきているというのに、
 なんでこんな冷めた味噌汁を出すんだ!」と、

普段なら何でもないことで奥さんに毒づいたり、

平静を装って隠していてもパチンコで負けた腹いせが
態度の端々出てしまうことがあります。(笑)

お父さんは「腹を立てたがっていた」わけですね。

ところが逆に、

春になって心ひそかに少しリストラを心配していたところに、
昇進の辞令が会社から出されると、

子供がテレビの音を少し大きくしていても、
ニコニコした顔で、

「そうかぁ、お前達、そんなにテレビが好きなのか〜。
 こんど3Dテレビが発売になったら、
 家族みんなで秋葉原にでも行ってみようか。」

なんてことを上機嫌で「のたまって」しまうかもしれませんし、

奥さんの作った味噌汁が少しくらいぬるくたって、

「お前も家事で何かと忙しかったんだろうね。
 いや〜、仕事仕事でお前にもほんとうに苦労かけているよ。 
 たまに温泉にでも行って家族でゆっくりしてこようかぁ。
 それとも、指輪かなんか久しぶりに買いに行こうかな。」

なんてことをうかつにも思わず口走ってしまうかもしれません。(爆)

「なーに。大したことじゃないんだが、
 今日、俺に課長代理の辞令が出ちゃってさ。
 会社がね、もっと仕事しろってだってさ。あはははっ。
 いや〜、まいったまいった。」

お父さんは機嫌が良くて
「家族にサービスしたがっている」わけです。(笑)

同じように、生き物のように動く相場にも、
ニュースに右往左往しているだけではなくて、
市場参加者の集合心理という潜在的な「思い」があり、

その集合心理的な相場の意志や思いが
「したがり」に現れることがありますね。

「経済指標が良い結果となったのに、少し上げてはすぐに下げる」

「経済指標が良かったのに、あまり動かない」

「ポジティブな要人発言があったのにあまり反応しない」

などというときには、
織り込みが進んでいたというときもありますが、
相場が「下落したがっている」という場合があります。

また逆に、

「経済指標が悪い結果となったのに、少し下げてはすぐに上げる」

「経済指標が悪かったのに、あまり動かない」

「ネガティブな要人発言があったのにあまり反応しない」

などというときには、
織り込みが進んでいたというときもありますが、
相場が「上昇したがっている」という場合があります。

このような相場の「したがり」には

「ドルが売られたがっている」「円が買われたがっている」
など、いろいな場合がありますが、

重要指標の発表では、その当日だけではなく、
その発表以前に市場予想を織り込んでいく動きがあることも
忘れてはいけないようです。

「今現在は、大した材料もないはずなのに、
 なぜ、相場は上昇しているのだろう。」

と思っていたら、

後で振り返ると、迫りつつある重要指標の市場予想を
織り込んでいた動きだった、なんていうこともよくある話です。

また、経済指標の発表後の動きでも、

「ちくしょー! この相場は信じらんないよ。まったく。
 良い数字が発表されたのに何で下げなきゃならないんだぁ?」

と怒るまえに、今の相場の背景的な集合意志の
「したがり」について考えてみるのも、
トレードの中期的なヒントになる場合もあるかもしれませんね。

一見、矛盾したような動きの背景に
相場を動意づかせている潜在的な原因があり、

気まぐれのような相場でも、
行きたいところとがある場合があるのです。

ラリー・ウィリアムズもその著書
「短期売買法入門」の中でこう語っています。

「酔った水兵(価格)は威張って歩き、よろめくが、
 彼の狂気の沙汰には筋道がある。
 彼はどこかに行こうとしているのである。」


<お知らせ>

私も講師を務めさせていただくことになりました。

トップトレーダーの手法を動画で学べる YenLearning

チャート分析を体系的に深く掘り下げて解説した内容です。


FX 相場の秘密のお話

世界一のマグロ消費国の日本ですが、
クロマグロ禁輸案が否決されて
おすし屋さんもホッとしているようですね。

●先週15日(月)〜19日(金)の気になる出来事

<15日(月)>

週末にトリシェECB総裁が
「遅れた出口戦略は市場を曲げ依存性を生じさせる可能性。
3月に非伝統的手段を段階的になくしていく。」
との主旨の発言をしました。
英仏の各紙がEUによるギリシャ支援に関する観測報道をしました。
ゆうちょ銀が09年10-12月期に米国債を
3000億円購入していたことが報道されました。
格付け会社のムーディーズが
「現在トリプルAの国々は回復が脆弱ながら健全。
英国のAAA格付けは当面は安泰。」
との見解を発表しました。
一方、FT紙がムーディーズの「米国の財政に警告」
との記事を掲載しました。
中国上海株式市場が軟調になり、
3週間ぶりに3000ポイントを割り込みました。
BOE政策委員が「英GDPはあと1四半期マイナスの可能性がある。」
との認識を示す発言をしました。
英紙が「英雇用はかなり不確実性がある。」
とのBOEの見解を報道しました。
NY連銀製造業景気指数(3月)は市場予想より強い22.86になりました。
米ネット長期TICフロー(対米証券投資 1月)は
市場予想より弱い191億ドルになりました。
米鉱工業生産(2月)は市場予想とおりの0.1%になりました。
米超党派議員130人が米財務長官と商務長官に
中国を為替操作国に認定するよう求めました。
米上院の銀行委員長による金融改革法案での
「独立した消費者保護機関の設立。
システミックリスク理事会の設立。
大規模で複雑な金融機関分割の権限を規制当局への付与。
ボルカー・ルールによる銀行の自己勘定取引や
ヘッジファンドの規制助言。」などの要旨が発表されました。
EU財務相会合で「必要があればEUはギリシャ支援を行うことは可能。」
との合意にはなったものの、
具体的なギリシャ救済についての決議がなかったことや、
ギリシャが支援を求めなかったことなどが報道されました。
NYダウは前週末比+17.46ドルで取引を終えました。

<16日(火)>

OECDの事務総長が「2010年の世界経済の見通しを
昨年11月時点の3.4%から、4.0%〜4.5%に上方修正」
すると発表しました。
豪RBA議事録では、
「金利を徐々に正常な水準に戻すことは適切。
豪経済の成長はトレンドかその水準近くになった可能性。
労働市場は底堅い。消費は拡大。住宅建設は上昇傾向。」
などの見解が公表されました。
中国商務省が
「中国の貿易黒字は人民元上昇の要因にはならない。
米国による人民元上昇要求を拒否。」
などを発表しました。
中国人民銀行が1年物手形売却オペの金利を据え置きました。
独ZEW景況感調査(3月)は市場予想より強い44.5になりました。
欧消費者物価指数(3月)は市場予想とおりの0.3%、
欧ZEW景況感調査(3月)は市場予想より弱い37.9になりました。
米輸入物価指数(2月)は市場予想より弱い−0.3%になりました。
米住宅着工件数(2月)は57.5万件、米建設許可件数(2月)は61.2万件と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
英財務相が
「英財政赤字を今後4年間で半減させる。
数週間から数ヶ月でヘッジファンド規制へ合意の見込み。」
などの認識を示す発言をしました。
米政権経済当局が
「今年、米雇用は月平均で10万人増加する可能性。
今後、失業率は数ヶ月間で小幅上昇する可能性。」
などの見解を発表しました。
ガイトナー米財務長官が
「米国がトリプルA格付けを失うことはありえない。」
との認識を示しました。
格付け会社のS&Pが
「ギリシャのクレジット監視を解除する。」
と発表しました。
格付け会社のムーディーズが
「AAAのソブリン格付けの短期的な変更はない見込み。
スペインのAAA格付けは充分にふさわしい。
フランスとドイツの格付けは米国や英国に比べリスクは低い。
英国の財政は四半期末までに問題に可能性。
債務につき、米国・英国・スペインはAA格付けの境界に接近。」
などの見解を発表しました。
英首相が
「景気回復をリスクにさらすことはできない。
回復が確実になるまで刺激策を続行。」
との認識を表明しました。
米FOMCでは政策金利が0.0〜0.25%に据え置きになりました。
FOMC声明では、
「金利を長期間にわたり異例に低い水準に維持。
政策措置は9対1で決定。
経済活動は強まっている。労働市場は安定化している。」
などの見解が公表されました。
英BOE副総裁が
「調査によれば第1四半期は前第4四半期と同様の成長見込み。
必要であれば資産買取プログラムを再開する。
また、金融引き締めをすることも可能。
英国が完全に回復するには長い道のり。」
などの認識を示す発言をしました。
NYダウは前日比+43.83ドルで取引を終えました。

<17日(水)>

日第三次産業活動指数(1月)は市場予想より強い2.9%になりました。
カナダ首相が
「カナダの財政状況は他国よりも良好。
今後5年で財政均衡化を達成する。」
とのコミットをしました。
豪第4四半期新規住宅は15.1%になりました。
豪RBA総裁補佐が
「政策金利はさらに少し上昇。」と
利上げ示唆の発言をしました。
日銀が政策金利を0.10%に据え置き、新型オペの資金供給額を
20兆円に拡大しました。
また、新型オペの増額に2名の委員が反対したことが
公表されました。
世銀が中国の2010年のGDP伸び率を9.5%に引き上げました。
英失業率(2月)は4.9%、
英失業保険申請件数推移(2月)は−3.23万人と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
英BOE議事録では
「政策金利の据え置きが9対0で決定。
資産買入枠の据え置きも9対0で決定。
経済の著しい悪化が消費者物価指数の下振れリスク。」
などが公表されました。
欧州委員会が
「英国は財政再建の速度を速めるべき。
2010年以降はスペインの財政赤字が見通しよりも悪化する可能性。
フランスに赤字と債務削減を進めるための詳細提供を求める。」
イタリアは予算編成を改善する必要。
ドイツの予算政策は負債をなくすには不充分。」
などの見解を発表しました。
米生者物価指数(2月)は市場予想より弱い−0.6%になりました。
加卸売売上高(1月)は市場予想より強い3.0%になりました。
米上院が180億ドル規模の雇用促進法案を可決しました。
欧州委員長が
「ユーロ圏はギリシャ支援の能力を有するが、
ギリシャ支援のタイミングについて検討していない。
また、ギリシャは救済を求めていない。」
などの発言をしました。
ギリシャ首相が
「計画は予定以上に進捗。EUに金融支援を求めていない。
ギリシャがユーロ圏から離脱する可能性はない。」
などの認識を示す発言をしました。
バーナンキFRB議長が
「システム上で重要な企業にはすべて監督が必要。
システミックリスク協議会の創設は規制監視問題を助ける。
金融危機の要因は規制システムの脆弱さにある。」
などの見解を示す発言をしました。
NYダウは前日比+47.69ドルで取引を終えました。

<18日(木)>

中国当局が銀行に対して投機家向けの新規融資の
停止を命令したことが報道されました。
「ギリシャは3月25日のEUサミットで支援策を求めない。」
との観測報道がありました。
また「独首相がギリシャをユーロ圏から排除する可能性を示唆。」
との一部メディアによる報道がありました。
スイス貿易収支(2月)は市場予想より弱い
12.9億スイスフランになりました。
スイス第4四半期鉱工業生産は市場予想より強い6.4%になりました。
欧経常収支(1月)は−167億ユーロになりました。
ギリシャ首相が
「IMFによる支援よりも欧州による解決が好ましい。
来週のEUサミットで支援を望む。
ギリシャ支援についてEUが期待に沿うよう望む。」
などの発言をしました。
欧貿易収支(1月)は市場予想より弱い−89億ユーロになりました。
ギリシャ財務当局がIMFに支援を求める報道を否定しました。
米消費者物価指数(2月)は0.0%、
米新規失業保険申請件数は45.7万件と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
米第4四半期経常収支は
市場予想よりは強い1156億ドルになりました。
カナダ国際証券取扱高(1月)は
市場予想より強い118.30億カナダドルになりました。
米景気先行指標総合指数は市場予想とおりの0.1%、
フィラデルフィア連銀指数(3月)は
市場予想より強い18.9になりました。
ギリシャ首相が
「金融支援を求めず独力で行いたい。
EUまたはIMFからの金融支援を求めない可能性。」
などの発言をしました。
米公定歩合が引き上げられる? との噂が飛び交いました。
英BOEの政策委員が
「新たな経済ショックの可能性は除外できない。」
と発言しました。
スイスSNB理事が
「SNBは過度な為替の上昇には打ち返すが、
スイスフランが市場価格で決まる水準に回帰する準備をすべき。」
との発言をしました。
ユーログループ議長が
「ギリシャは義務を履行した場合のみ支援を期待できる。
EUは市場投機からギリシャを守るだろう。」
との認識を示す発言をしました。
IMFが「ギリシャは支援を求めていない。」と発表しました。
NYダウは前日比+45.50ドルで取引を終えました。

<19日(金)>

日全産業活動指数(1月)は市場予想より強い1.8%になりました。
イタリア中銀総裁が
「規律の強化をするならEMF構想は不要。
ギリシャは正しい方向へ向かっているが結果を見る必要。
ユーロ圏は経済協力を改善して強固な財政規律を受け入れる必要。
EMFが将来の危機の解決策になるかは疑問。」
などの見解を示す発言をしました。
英BOE政策委員が
「英国の景気は二番底になるリスクが少しある。
国際経済には大きなショックが排除されていない。
景気回復の勢いが増せば財政政を大幅に引き締める必要。
物価上昇率は目標に戻りつつある。」
などの認識を示す発言をしました。
日経平均は10824.72円で週の取引を終えました。
独生産者物価指数(2月)は市場予想より弱い0.0%になりました。
上海株式市場は3067.75ポイントで週の取引を終えました。
トリシェECB総裁が
「金融と実体経済が適切な関係を取り戻す必要。
改革には複数の監督機関の協力が重要。
リスクヘッジの金融商品を投機目的に誤用してはならない。」
などの見解を示す発言をしました。
欧州委員が
「ギリシャとともにまだ困難を脱してしない。
景気回復はまだ自立可能ではない。」
などの認識を示す発言をしました。
加消費者物価指数(2月)は市場予想より強い0.4%になりました。
加小売売上高(1月)は市場予想より強い0.7%になりましたる
インド中銀の利上げもあって商品市場が軟調になりました。
ポンドドルなど主要通貨ペアが軟調になりました。
NY原油(WTI)は80ドル台後半で週の取引を終えました。
Nyダウは前日比−37.19ドルで取引を終えました。

●今週の主な予定

<週はじめ22日(月)の主な予定>

東京市場は春分の日の振り替え休日でお休みです。
午前9時半に豪新車販売台数(2月)、
夜9時半に米シカゴ連銀全米活動指数(2月)、
深夜12時に欧消費者信頼感速報(3月)、
深夜12時半からトリシェECB総裁講演、
などの経済指標が発表されます。

<23日(火)の主な予定>

朝8時50分に日銀政策会合議事録(2月分)、
午後4時半からスイスSNB総裁講演、
午後6時半に英消費者物価指数(2月)、英小売物価指数(2月)、
夜9時半に加景気先行指標指数(2月)、
夜11時に米中古住宅販売件数(2月)、
リッチモンド連銀製造業指数(3月)、
などの経済指標が発表されます。
英・米の指標には注目です。

<24日(水)の主な予定>

朝6時45分にNZ第4四半期経常収支、
朝8時50分に日通関ベース貿易収支(2月)、
午後5時半に独製造業PMI速報(3月)、独サービス業PMI速報(3月)、
午後6時に独IFO景気動向(3月)、独IFO現況評価値(3月)、
同午後6時に欧製造業PMI速報(3月)、欧サービス業PMI速報(3月)、
午後7時に欧鉱工業新規受注(1月)、
夜9時半に米耐久財受注(2月)、
夜11時に米新築住宅販売件数(2月)、
深夜1時45分からカナダBOC総裁講演、
などの経済指標が発表されます。
独・(欧)・米の指標には注目です。

<ゴトウ日の25日(木)の主な予定>

朝6時45分にNZ第4四半期GDP、
朝8時50分に日企業向けサービス価格指数(2月 前年比)、
午後4時に独GFK消費者信頼感調査(4月)、
午後6時半に英小売売上高指数(2月)、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
夜11時からバーナンキFRB議長議会証言、
などの経済指標が発表されます。
NZ・英・米の指標には注目です。
また、25〜26日にかけてEU首脳会議が開催予定です。

<26日(金)の主な予定>

朝6時45分にNZ貿易収支(2月)、
朝8時に豪コンファレンスボード景気先行指数(1月)、
朝8時半に日全国消費者物価指数(2月)、東京消費者物価指数(3月)、
午後6時半に英第4四半期総合事業投資確報、
夜9時半に米第4四半期GDP確報、米第4四半期個人消費確報、
同夜9時半に米第4四半期GDP価格指数確報、
米第4四半期コアPCE確報、
夜10時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(3月)、
深夜1時からトリシェECB総裁講演、
などの経済指標が発表されます。
(NZ)・米の指標には注目です。

さて、ギリシャ問題は、EU財務相会合でも目立った進展はなく、
観測(憶測)報道と欧州の要人発言に揺れています。

18日にはギリシャ首相が「IMFによる支援より欧州による
解決が好ましい。EUサミットで支援を望む。
支援についてEUが期待に沿うよう望む。」などの発言をした
数時間後に、同首相が「金融支援を求めず独力で行いたい。
EUまたはIMFからの金融支援を求めない可能性もある。」との
発言をして、一部では首相発言にブレがみられていると
見る向きもあるようです。

もしも、この両発言が整合しているとすると、
「EUに(投機規制など)政治的な支援は求めたいが、
金融面での支援は求めない。」ということになりそうですが、
ギリシャ問題は着地点がまだ不透明な状況と言えそうです。

一方、16日のFOMC声明では「金利を長期間、異例に低い水準に維持」
ということになり、また、17日の日銀の金融政策の発表では
新型オペの資金供給額を20兆円に拡大することが決定されましたが、
おおむね市場の予想の範囲であったようです。

ただ、日銀の緩和策への打ち止め感はあるものの、
18日のドル金利は約4ヶ月ぶりの高さとなる0.271%になり、
円金利の0.242%と金利差が広がって、
英LIBORはドル高円安が明確化してきて、
かつての日米短期金利の逆転現象は解消されたといってよい
状況にはなりました。

他方、昨年9月のピッツバーグ・サミットを受けて、
IMFに4月のG20財務相・中央銀行総裁会議まで報告するよう
要請されていた公的資金回収に向けた具体策ですが、
破綻処理を銀行負担にするべく国際金融取引に課税を
容認する方向でまとめられているとのことです。

この方式はすでに米国が先んじて目指していますが、
IMFからこの報告書が提出されると
6月下旬にカナダで開かれるG20・G8サミットに向けて、
主要各国が動く可能性があるとのことで、
金融活動を抑制する事案だけに今後の市場反応が注目されます。

その他、興味深いこととしては、噂の域を出ないものの、
FOMCで「長期間」との文言を声明に盛り込むにあたり、
反対するタカ派の意見の押さえ込みに次回4月のFOMCまでに
公定歩合を引き上げることが内々に約束された?」との
憶測もささやかれているようで、
前回のような突然の米公定歩合引き上げが実施される可能性も
排除できないようです。


さて今日は、相場の秘密のお話です。

よく相場には秘密のホーリー・グレイル(聖杯)があって、
完璧な秘密の投資法があるとささやかれることがありますね。

でも、2010年3月10日に発表された米経済誌フォーブスの
2010年版の「世界長者番付」によりますと、

世界3位の億万長者に投資家のバフェット氏が
名を連ねていますが、

億万長者の世界一はメキシコの通信王カルロス・スリム氏で、
世界第2位が米マイクロソフトのビル・ゲイツ氏とのことで、

秘密の投資法の実践者は名を連ねていないようです。(苦笑)

ところで、世界トップ・スリーの超億万長者は、
円換算で4兆数千億円相当も個人で所有していて、

年に1億円づつ4万数千年間の浪費を続けても、(笑)
使い切れないお金を生涯のうちのわずか数十年間で築いたわけで、
いったいぜんたい、年あたりどれだけ稼いできたのでしょうか。
イメージすらできないくらいですね。

さて、相場の秘密のホーリー・グレイル(聖杯)ですが、

「もしも、そのような完璧な投資法があれば、
 もうとっくに完全に世界の市場を支配しているわけで、
 そのようなものは事実としてありえない。」

という認識がある一方、

「いや、それは違う…。
 個人ではなく、影で動く超巨大資本の秘密組織が、
 目立たぬように調整しながら運用しているだけで、
 投資の聖杯は実在しているのだ…。」

というオカルト的な話もあるようです。(謎)

その相場の秘密に関して、
投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
「投資苑3」の中で面白いことを書いていました。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

とのことで、相場の秘密のホーリー・グレイル(聖杯)は
この世に実在していないというのが真実なのかもしれません。

さて…、

相場の秘密のないことが秘密とは
「あるがままに自然に相場に向かいなさい。」
ということなのかもしれませんね。

以下は私の即席での創作の
秘密のないという「相場の秘密」のお話です。

昔々あるところに、鼻ひげの相場の神様がいました。(大笑)

相場に勝てないと嘆く人々にその神様は言いました。

「紙にWの文字を大きく太く書いて
 それを壁に貼ってごらん。」

「………?」

「これがチャートだよ。」

「………?!」

「そして、その大きく太いWの文字に
 ダーツを何百本も投げてみるのだ。」

「………???」

「さあ、どうなったかね?」

「………?」

「Wの文字の曲がり角と、そうでないところの
 どちらに多くダーツが刺さったか見てみなさい。」

「………?!」

「Wの文字の曲がり角よりも、
 そうでないところに多くダーツが刺さったね?」

「………!!」

「これが相場の秘密だよ。」

「………???」

「曲がり角とは相場の転換点。
 そうでないところが相場の秘密なのだよ。」

「………?!」

「『そうでないところ』とは、
 どのようなところか解るかね?」

「………?」

「解らないかね。では教えよう。いいかね。」

「………!」

「『そうでないところ』とは、
 既に上げていてもっと上げるところか、
 既に下げていてもっと下がるところなのだ。」

「………!!!」

「あまり大きな儲けとも損ともならぬ横這いの状況はあるが、
 転換点となる『角』以外は、
 既に上げていてもっと上げるところか、
 既に下げていてもっと下がるところなのだ。
 つまり、相場は転換点に至るまで
 今、明確に動いているほうへさらに動きやすい性質があるのだ。」

「………!!!」

「だから、上げいれば素直に買えばよい。
 下げていれば素直に売ればよいのだ。」

「………?!」

「あぁ、もちろん、たまたま『角』で売り買いして
 買ったとたんに下げることも、
 売ったととたんに上げることもあるさ。」

「………。」

「そんなときは損切りすればよいのだ。」

「………!」

「ダーツの刺さる確率は、曲がり角よりも、
 そうでないところに刺さる確率が多いのだから、
 トータルという意味で心配は要らないのだ。」

「………?!」

「そうは言っても、高値つかみや安値つかみは多いって?
 それは短いトレードをしているからだよ。
 短い時間軸では、期間あたりの転換点の密度も多くなる。
 だから短期トレードでは転換点の『角』が多いのだ。
 短いトレードでは転換を探る技術がより必要になるのだよ。」

「………?!」

「週足のチャートをローソク足の表示本数を多くして見てごらん。
 その中で大きな『角』はいくつある? 数えられる程度だよ。
 むしろ、『角』で相場に入るほうが難しいくらいだ。
 そして、『角』以外は揉み合いを除き
 全て『そうでないところ』なのだ。
 あなたがエントリーするところは
 確率的にその多くが『そうでないところ』になる。
 その『そうでないところ』で
 ときに相場は何ヶ月間も同じ方向へ動き
 数千Pipsも動くことがあるのだよ。」

「………!!!」

「細かな振動の上下動でトレンドが見え辛いなら、
 振動する上下動の幅を太いペンで塗りつぶすようになぞればよい。
 あえて細かい振動を見えないようにして
 相場の大きな方向がどちらに向かっているかを見るのだ。」

「………!!」

「細かな振動の上下動も、週足なら大きいって?
 そりゃぁ、短い時間軸の振動の大きさとは違うが、
 振動を覆うペンの太さ以上は上下動に耐えて
 振り落とされないようにしなくてはならぬよ。
 それが損切り幅になるのだ。」

「………!」

「相場には秘密がないのだよ。
 損切りの防護服を着て素直に乗るのが相場なのだよ。
 どこまで素直になれるかがマインドの強さで
 素直になれるような建て玉の大きさが資金管理だ。
 そして、手法とは素直に乗るための方法なのだ。」

「………!!」

「転換点の『角』をピタリと当てるのは
 じつはわしでも苦労することなのだよ。(自爆)」

「………。」

「きっとあなたにとっても転換点を捉えるほうが難しい。
 相場に入ろうとするその多くは
 確率的に『そうでないところ』になるから、
 素直に相場に乗ることにそんなに心配は要らないのだ。」

「………!!」

「短い時間軸だけにとらわれずに、
 月足や週足を見よ! とは、このことを言うのだよ。」

「………!」

「相場に神業(かみわざ)的に勝とうとする場合は別だが、
 相場に少しばかり勝つために、
 『もう』だの『まだ』だの予測だの
 下手な考えは、極端に言えばほとんど不要なのだよ。
 相場が今どっちに明確に動いているかを知る術(すべ)を持ち、
 損切りを覚えるだけで、ほとんどそれで充分なのだよ。
 むしろ、相場を難しく考えてるからこそ勝てないのだ。」

「………!!」

「今日の相場のお話はこれでおしまいなのだ。
 これでいいのだ。」

「んっ? あれっ? もしかして神様あなたは、
 タリタリラーンのコニャニャチワのパパ?」

「わしはそんな有名人ではないのだ。」


なーんちゃって。。。(爆)


<お知らせ>

私も講師を務めさせていただくことになりました。

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トレードの基礎を体系的に深く掘り下げて解説した内容です。


FX「予測と対応その似て非なるもの」のお話

今年のマーケットも早いもので今週から夏時間になりますね。

日経平均がバブル後最安値の7054円98銭になったのは
昨年3月10日のことでしたが、それから丸一年がたち、
なんだかんだと言いながら5割戻し程度にはなったようです。

●先週8日(月)〜12日(金)の気になる出来事

<8日(月)>

NZ第4四半期製造業売上高は0.7%になりました。
日国際経常収支(1月)は8998億円、日国際貿易収支は1972億円と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
アジア株式市場と日経平均が堅調に推移しました。
中国商務省が「景気刺激策の出口とは政策微調整を意味する。
人民元の政策調整は緩やかに行う。」と発表しました。
IMFの専務理事が、
「ギリシャ危機がスペインやポルトガルに及ぶ可能性は低い。」
との見解を示す発言をしました。
ギリシャ中銀総裁が、
「国債発行の結果はギリシャが資金調達できるということを示す。
ギリシャが支援を必要とすることは現実のものとならない可能性。
仮に支援が必要な場合はユーロ圏から受ける。」
との認識を示す発言をしました。
日景気ウォッチャー調査はおおむね好結果になりました。
スイス失業率(2月)は市場予想とおり4.4%に改善しました。
ドバイワールドが債権団に融資返済延期の
要請をしたことが報道されました。
欧州版のIMFの欧州通貨基金(EMF)の
創設の検討がされていることが報道されました。
中国人民銀行副総裁が
「政策では預金準備率や金利など複数の手段を組み合わせていく。
金融政策でのキーポイントはインフレである。」
との主旨の発言をしました。
スイス実質小売売上高(1月)は前年比で
市場予想より強い4.4%になりました。
仏中銀が第1四半期のGDP見通しを0.4%に引き下げました。
独鉱工業生産(1月)は市場予想より弱い0.6%になりました。
加住宅着工件数(2月)は市場予想より強い19.6万件になりました。
イタリア中銀総裁が
「ボルカールールおよび銀行への課税は各国が選択すべき。
クレジット・デフォルト・スワップには体系的な規制を予定。」
との主旨の発言をしました。
英BOE政策委員が
「英経済はまだ壊れやすい状況の可能性。
CPIは短期的に高く不快であるが中期的には下方リスク。」
との認識を示す発言をしました。
NYダウは前週末比−13.68ドルで取引を終えました。

<9日(火)>

英RICS住宅価格(2月)は市場予想よりかなり弱い17%になりました。
豪ANZ求人広告件数が大きく改善となりました。
中国外為管理局長が
「人民元はやがて市場の需要によって決まるようになるが、
基本的に妥当な水準での安定を維持する。
米国債市場は中国にとって重要な市場。金の購入には慎重。」
などの認識を示す発言をしました。
ギリシャ首相が米国務長官に、G20によるギリシャ国債の
投機的売買の規制強化を要請したことが報道されました。
英テレグラフ紙が「中国は来月にも人民元を切り上げる可能性。」
との観測報道をしました。
日景気先行CI指数速報(1月)は97.1、同一致指数速報(1月)は99.9と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
格付け会社のムーディーズが
「英政府の銀行救済プログラムの終了は英国債および
英国の複数銀行の格下げの引き金になる。」と発表しました。
日工作機械受注速報(2月)は217.3%になりました。
ロシア中銀が7億ドルのドル買いを行ったことが報道されました。
スイス消費者物価指数(2月)は市場予想より弱い0.1%になりました。
格付け会社のフィッチが
「スペインを取り巻くマクロ経済リスクは高い。
ポルトガルの改革が不十分であれば格下げの可能性。
ポルトガルの格付け見通しはネガティブ。
英国には強い財政改革が必要。英赤字はGDP比3%へ縮小が必要。
米国信用格付けは短期および中期的に変更の圧力はない。
ギリシャがデフォルトに陥るリスクは低いが、
ユーロ圏にはソブリンデフォルトの可能性はある。」
などの発表をしました。
英商品貿易収支(1月)は市場予想より弱い
−79.87億ポンドになりました。
格付け会社のS&Pが英BOEの2010年ドル建て債を
AAAに格付けすることを発表しました。
独連銀総裁が、
「独経済は第1四半期にマイナスになる可能性があるが
独経済は2010年加速する。」との認識を示しました。
欧州連合(EU)が
「ギリシャの税収は見通しに届かない可能性がある。
ギリシャの債務はまだ急激な増加の方向にある。」
との発表をしました。
欧州委員長が「CDSの空売り禁止を検討している」
ことを発表しました。
4月に発表される3月米雇用統計が
+30万人に大幅増加になるとの噂が飛び交いました。
NYダウは前日比+11.86ドルで取引を終えました。

<10日(水)>

豪Westpac消費者信頼感指数(3月)は0.2%の好数値になりました。
日機械受注(1月)は市場予想より弱い−3.7%になりました。
日企業物価指数(2月)は市場予想とおりの0.1%になりました。
中国の輸出(2月)が前年比で+45.7%、同輸入が+44.7%、
貿易黒字が76億ドルと、ともに市場予想より強い結果になりました。
中国の不動産価格が前年比で+10.7%になりました。
独貿易収支(1月)は80億ユーロ、独経常収支(1月)は36億ユーロと、
市場予想より弱い結果になりました。
独消費者物価指数確報(2月)は市場予想より強い0.4%になりました。
英首相が「英国はまだ重大なリスクに向かっている。」
との認識を示す発言をしました。
スペインの実質小売売上高(1月)が前年比で−4.5%に悪化しました。
英鉱工業生産(1月)は−0.4%、英製造業生産高(1月)は−0.9%と、
ともに市場予想よりかなり弱い結果になりました。
ロシア中銀が前日に続き7億ドル以上の
ドル買いを行ったことが報道されました。
ギリシャの2010年GDPが0.8%減少する可能性が
あることが報道されました。
独連銀総裁が「ボルカールールには重大な欠点がある。
ボルカールールは金融政策に好ましくない効果となる可能性。」
との欧州での採用に否定的な認識を示す発言をしました。
米卸売在庫(1月)は市場予想より弱い−0.2%になりました。
仏連銀総裁が「ギリシャがデフォルトする可能性は全くない。」
との見解を示す発言をしました。
トリシェECB総裁が「ユーロの国際的な信認は重要。」
との認識を示す発言をしました。
米月次財政収支(2月)は1968年以降で最悪の
−2209億ドルになりました。
RBNZが政策金利を0.25%に据え置きました。
RBNZ声明では
「インフレは中期的に目標の範囲で短期的には上昇。
2010年半ばに刺激策の解除を開始する見込み。住宅価格は停滞。
2010年第1四半期GDPは前年同期比1.9%成長の見込み。」
などの認識が発表されました。
RBNZ総裁が「国内経済の回復は遅い。」と発言しました。
NYダウは前日比+2.95ドルで取引を終えました。

<11日(木)>

RBNZ総裁が「利上げ前に堅調な景気回復の兆候を確認をしたい。
以前のサイクルほどの利上げは不要となる可能性。」
などの認識を示す発言をしました。
日第4四半期実質GDP確報は0.9%、
日第4四半期デフレータ確報は前年比で−2.8%と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
豪雇用者数変化(2月)は市場予想より弱い0.04万人、
豪失業率(2月)は市場予想とおりの5.3%になりました。
中国の生産者物価指数(2月)は前年比で5.4%、
同消費者物価指数(2月)は2.7%、同小売売上高(2月)は22.1%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
中国の鉱工業生産(2月)は前年比で
市場予想より弱い12.8%になりました。
中国の新規融資が市場予想を超える
7001億元になったことが発表されましたが、
1月の1兆3900億元からは半減しました。
中国の金融引き締めの市場観測が再認識されることになりました。
ギリシャの国債発行の好結果に続き、ポルトガルの国債発行でも
入札額を6億ユーロ近く上回る好結果になったことが報道されました。
中国の国家統計局が消費者物価指数の上昇率は
3月統計から鈍化する見込みであることを発表しました。
ロシア中銀が前日と前々日に続き7億ドルの
ドル買いを行ったことが報道されました。
独連立与党が危機対応のための基金設立を目的に、
独金融機関に300億ユーロの課金を計画していることが
報道されました。
英BOEのインフレ期待の調査では、
2008年以降で最も高い2.5%になることが発表されました。
格付け会社のムーディーズが
「スペインの金融市場の構造改革は予想より遅い。
緩慢な構造改革は格付けに重しとなる可能性がある。」
ことなどを発表しました。
スイスSNBが政策金利を0.25%で据え置きました。
SNB声明では「2010年のスイス経済成長は約1.5%。
経済回復の兆候は明確になってきている。
スイスフランの対ユーロでの過度な上昇には断固行動。」
などが発表されました。
米貿易収支(1月)は市場予想よりは強い−373億ドル、
米新規失業保険申請件数は市場予想より弱い46.2万件になりました。
カナダ新築住宅価格指数(1月)は市場予想とおりの0.4%、
同国際商品貿易(1月)は市場予想より強い8億加ドルになりました。
カナダ首相が「カナダは経済刺激策を続行する。
失業率は高い。内需は強くなってきた。成長は戻ってきた。」
などの認識を示す発言をしました。
NZ小売売上高(1月)は市場予想より強い0.8%になりましたが、
前回値が下方修正されました。
NYダウは前日比+44.51ドルで取引を終えました。

<12日(金)>

日財務相が「円相場はマーケットが決める」としながらも、
「円が強すぎては困ることもある。」と円高懸念の発言をしました。
日首相が「円高にしっかり対策打つ必要がある。」と発言しました。
日銀総裁が「緩和的政策が為替レートに影響与えている可能性。
量的拡大だけでの景気刺激効果は限定的。低金利をしっかり維持。
日銀は長期国債買い入れの多い中央銀行である。」
などの認識を示す発言をしました。
米国家経済会議委員長が
「米国は雇用拡大にとても近づきつつある。」
との見解を示す発言をしました。
中国人民銀行副総裁が
「人民元の問題は政治問題化されるべきではない。
人民元上昇は中国の対米黒字減少に寄与はしない。」
などの認識を示す発言をしました。
日経平均は10751.26円で週の取引を終えました。
独卸売物価指数(2月)は市場予想より弱い0.1%になりました。
上海株式市場が約3週間ぶりの安値をつけて週の取引を終えました。
ロシア中銀が前日と前々日と3日前に続き7億ドルの
ドル買いを行ったことが報道されました。
ギリシャの第4四半期GDPは市場予想とおり−0.8%になりました。
ギリシャの失業率(12月)は市場予想よりは強い10.2%になりました。
欧鉱工業生産(1月)は市場予想よりかなり強い1.7%になりました。
「ギリシャがEUから550億ユーロの支援を受ける可能性。」との
憶測報道がありました。
カナダ雇用ネット変化率(2月)は2.09万人、失業率(2月)は8.2%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
米小売売上高(2月)は市場予想よりもかなり強い0.3%になりました。
米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(3)月は
市場予想より弱い72.5になりました。
米企業在庫(1月)は市場予想より弱い0.0%になりました。
ギリシャ中銀総裁が、
「2010年のギリシャの成長見通しは−2%、
財政再建政策は格付けの改善につながる可能性。」
との見解を示す発言をしました。
米長期金利が急落する場面がありました。
トリシェECB総裁が、
「ユーロは信頼を与える通貨であるべき。
欧州通貨基金(EMF)構想は検討するに値する。
信用回復が景気回復の主因になる可能性。」
などの認識を示す発言をしました。
ガイトナー米財務長官が、
「世界経済は今年と来年に4%成長になる可能性。
米国は他国よりも先んじて低迷から脱出する可能性。
米国の金融規制改革は重要。」
などの認識を示す発言をしました。
トリシェECB総裁が「3月から非伝統的手段を段階的になくす。」
との発言をしました。
NY原油(WTI)は81ドル台前半で取引を終えました。
NYダウは前日比+12.85ドルで取引を終えました。

●今週の主な予定

<週はじめ15日(月)の主な予定>

午前9時01分に英ライトムーブ住宅価格(3月)、
午後2時に日消費者態度指数(2月)、
午後5時15分にスイス生産者輸入価格(2月)、
夜9時半に米NY連銀製造業景気指数(3月)、
同夜9時半に加新車販売台数(1月)、
夜10時に米ネット長期TICフロー(1月 対米証券投資)、
夜10時15分に米鉱工業生産(2月)、米設備稼働率(2月)、
深夜2時に米NAHB住宅市場指数(3月)、
などの経済指標が発表されます。
米の指標には注目です。

<16日(火)の主な予定>

午前9時半に豪RBA議事録、
午後3時に日工作機械受注確報(2月 前年比)、
午後7時に独ZEW景況感調査(3月)、
同午後7時に欧ZEW景況感調査(3月)、欧消費者物価指数確報(2月)、
夜9時半に米住宅着工件数(2月)、米建設許可件数(2月)、
同夜9時半に米輸入物価指数(2月)、
同夜9時半に加製造業出荷(1月)、加第4四半期労働生産性指数、
深夜3時15分に米FOMC政策金利、FOMC声明、
などの経済指標が発表されます。
豪・独・米の指標には注目です。

<17日(水)の主な予定>

朝8時半に豪Westpac先行指数(1月)、
朝8時50分に日第三次産業活動指数(1月)、
午前9時半に豪第4四半期新規住宅、
正午過ぎに日政策金利、(市場予想は据え置き)
午後4時半から日銀総裁記者会見、
午後6時半に英BOE議事録、英失業率(2月)、
英失業保険申請件数推移(2月)
午後7時に欧建設支出(1月)、
夜9時半に米生産者物価指数(2月)、
同夜9時半に加卸売売上高(1月)、
などの経済指標が発表されます。
(日)・英・米の指標には注目です。

<18日(木)の主な予定>

朝8時50分に日第1四半期景況判断BSI(大企業・全産業)、
午後2時に日景気先行CI指数確報(1月)、日景気一致CI指数確報(1月)
同午後2時に日銀月例報告、
午後4時15分にスイス貿易収支(2月)、
午後5時15分にスイス第4四半期鉱工業生産、
午後6時に欧経常収支(1月)、
午後7時に欧貿易収支(1月)、
夜9時半に米消費者物価指数(2月)、米第4四半期経常収支、
同夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半からカンザスシティ・リッチモンド連銀総裁講演、
夜11時に米景気先行指標総合指数(2月)、
フィラデルフィア連銀指数(3月)、
などの経済指標が発表されます。
米の指標には注目です。

<19日(金)の主な予定>

午後1時半に日全産業活動指数(1月)、
午後4時に独生産者物価指数(2月)、
午後4時45分からトリシェECB総裁講演、
午後8時に加消費者物価指数(2月)、
夜9時半に加小売売上高(1月)、
などの経済指標が発表されます。
加の指標には注目です。

さて、先週にはユーロ圏の新救済基金のEMF構想が浮上しましたが、
独首相からは原則的に支持するとしながらも、
負担方法などの問題の指摘があり、
また、欧州委員長からはEU条約の改正が必要になるとの意見も出て、
さらにシュタルクECB理事からは、財源負担の問題よりも
救済基金が財政規律が緩い国々に誤りの誘因を与え、
パブリック・アクセプタンスを害するとの厳しい指摘も
あったとのことで、欧州の要人の意見が激しい火花を
散らしているようです。

EMF構想にはトリシェECB総裁も検討に値するとの
表明をしたこともあって、
3月15日と16日にブリュッセルで開催されるEU財務相会合でも、
ギリシャへの融資についての話し合いのほか、
EMF構想についても話し合いが行われる見通しですが、
その創設までには長い道のりになりそうです。

一方、WSJが9日に「ギリシャが3月に100億ユーロの起債を行う能性」
の観測報道をしましたが、10日にはギリシャの公債管理庁長官が、
「ギリシャは早期の新規国債発行は見込んでいない。
新たな国債発行について何も決定はしていない。」と発表するなど、
情報が錯綜しているようです。

また、先々週のギリシャの国債発行の好結果に続き、
11日の報道では、ポルトガル国債の発行でも入札額を
6億ユーロ近く上回る好結果になったことが報道され、
リスク回避の動意が後退する可能性がありそうですが、

12日にギリシャ中銀総裁が「2010年のギリシャの成長見通は−2%」
とネガティブな観測を示し、資金調達も今年の償還などで必要な
550億ユーロのまだ24%とのことで(日経新聞3/12)、
いくつもの峠を越えていく必要がありそうです。

他方、中国ですが、11日に発表された消費者物価指数(2月)が
2.7%、小売売上高(2月)が22.1%になり、
そして、不動産価格が10.7%も上昇しているとのことで、
インフレへ警戒からか人民元先物も上昇していて、
また、市場では15日にも緊急利上げを行うとの「噂」まで
飛び交うまでになっているようで、
リスク回避が再燃する可能性があり、中国の動向が注目されます。

また、市場には「17日に日銀が追加の金融緩和をおこなう可能性
がある」と見る向きがあるようで、
円高要因になる年度末の日企業の円買いの動きとともに、
円安要因になる可能性がある日銀の動向にも注目されます。

他方、英国での総選挙を控えての政局不安定の観測とともに、
2010年の財政赤字の見通しがギリシャ並みの
対DGP比で13%に達するとのことで、
年初から3月10日までで約7%も下落したポンドですが、
「新政権が総選挙後に財政再建計画をまとめる」
「英国債の平均償還期間が14年と、日独などの約6年に比べると
償還期間が長く、当面は借り換えの必要が小さい」など、
英国の先行き不安は根強いものの、楽観論も台頭してきている
ようです。

今週の経済指標では、16日の米FOMC声明と
17日のに英BOE議事録などが特に注目されます。


さて今日は、「予測と対応その似て非なるもの」のお話です。

…と、コラムを書こうかと思っていましたら、

先ほど、グルジアの「イメディテレビ」という民放テレビ局が、
「露軍が首都トビリシに侵攻しサアカシビリ大統領が殺害された」
との仮想報道を20分間にわたり放映して、

「露大統領が非常会議を招集」「米大統領が声明を発表へ」などと
次々と報じたためにグルジア市民の一部がパニックに陥ったという
ニュースがありました。

この番組の冒頭と最後では「仮想シナリオ」であるとの断りが
あったのだそうですが、グルジアと言えば、一昨年の8月に
ロシアとの軍事衝突がほんとうにあった国であっただけに、
グルジアの大統領報道官が、急遽、生放送中のスタジオに行って
事態収拾にあたらなければならないほどであったそうです。

報道には「事実の報道」がある一方、
このような仮想報道や、
最後にクエスチョン・マークが小さくつく
「○○○か?」というタブロイド版的な憶測報道や、
そして、意見報道や世論誘導の報道などもあるようで、
報道にも真偽の見極めが必要なようですね。(苦笑)

そう言えば、最近のギリシャを巡る報道も
事実と憶測が入り混じり情報が錯綜しているようです。

話が横道にそれてしまいましたが、

脱線ついでに書きますと、(笑)

先々週のギリシャの国債発行の好結果に続き、
11日にはポルトガル国債の発行でも
入札額を6億ユーロ近く上回る好結果になったそうですが、

詳しくはわかりませんが、一部の憶測では、
ファンド筋が結託して投機的にギリシャとポルトガルを叩いておいて

信用不安を煽り、有利な条件で国債を買えるようにして
利を貪(むさぼ)っているいるとの話もあるようですね。

国家を食い物にするわけですから、
漫画のナニワ金融道の主人公達も脱帽する話で驚いてしまいます。

さてさて、今日のテーマに戻ります。

以前にも少しお話をしたことがありましたが、
アダム・セオリーでのエピソードです。

RSIやパラボリックなどのテクニカル指標の
開発者として知られるJ・ウエルズ・ワイルダー・ジュニアが、
ジム・スローマンから100万ドル! で買ったといわれる
有名なアダム・セオリーですが、

そのアダム・セオリーを解説したワイルダーの著作の中の
第3章に載っているエピソードに

シカゴ商品取引所の場外トレーダーであったジム・スローマンと
毎週巨額の利益を上げているトレーダーのロバートのお話があります。

トレードしていたS&P500のその日の動きについて、
スローマンがロバートに尋ねました。

「今日はどう動くだろうか。」と
スローマンがロバートに尋ねると
信じられないような回答が帰ってきたといいます。

「(相場が)今日どう動くかなんて分らないよ…。スローマン。」

「それは…、私には答えたくないという意味かい?」

予測ができないで、相場に勝ち続けられるわけがないと、
食い下がるスローマンにロバートがこう言いました。

「そうじゃないよ。スローマン。本当のことを言っているんだ。
 今日マーケットがどう動くかなんて、分らないさ。」

「だってロバート。あなたはシカゴでもっとも成功している
 トレーダーのひとりじゃないですか。
 それでも今日の相場がどう動くかまったく分らないと言うのかい?」

「でも、ほんとうにそうなんだ…。分らない。」

「じゃぁ…。何を基準にトレードしているだい?」

「うん。でも話しても、きっと君は信じてくれないだろうね。」

「そ、そうかもしれないが…、
 私を試すと思って話してくれないかな。」

そして、シカゴのベストとレーダーのひとりのロバートは、
スローマンをじっと見やってしゃべり始めたそうです。

「いいだろう。じつはね…。」

「……。」

「こういうことなんだよ。」

果たして、

ロバートの語ったこととは、驚くべきことでした。

「もしもマーケットが上昇すれば買う。
 そしてもっと上昇すれば、もっと買う。
 さらに上げればさらに買う。」

「……?!」

「もしもマーケットが下落すれば売る。
 そしてもっと下落すれば、もっと売る。
 さらに下げればさらに売る。」

「……?!」

ばかげている話にも聞こえ、困惑するスローマン。

「じゃぁ、ロバート。
 買ったとたんに下げたらどうするんだい?」

「あぁ、もちろんすぐに下げたら手仕舞いで売るだけさ。
 ただ、断っておくけど、上げ下げはっきりしないときは
 僕は決して相場には手出しはしないよ。」

「……!」

「いいかいスローマン。
 マーケットはこっちに動くはずだなんて思っても、
 思いとおりには動かないものなんだ。」

「……!!」

「君は相場が予測のゲームと思っているかもしれないけれど、
 僕は相場観や予測ではトレードしないんだ。
 マーケットに身を任せているだけなんだよ…。
 ただ、それだけさ。」

予測はせずに、ただマーケットに身を任せているだけ―。
トレードとはマーケットに身を任せること―。

このエピソードがあのアダム・セオリーの
ルーツとなっているそうです。

そう…。

勝ち続けているトレーダーのロバートは、

相場の予測などはしていなかったのです。

何をしていたか…、

相場の予測をするのではなく、

信号が青になったら交差点をわたるように
相場の動き自体に「対応」していたのですね。

私のとても好きなトレードのエピソードです。


<参考> パンローリング 「ワイルダーのアダムセオリー」


<お知らせ>

私も講師を務めさせていただくことになりました。

トップトレーダーの手法を動画で学べる YenLearning

トレードの基礎を体系的に深く掘り下げて解説した内容です。


FX トレードと裁量のお話

デフレの影響のためか、日本のネットオークションの
2009年の落札総額が前年比−4.4%で初の減少になったそうですね。

<先週3月1日(月)から5日(金)の気になる出来事>

<1日(月)>

27日付けのWSJ紙が英国の財政問題ついての記事を掲載しました。
英プルデンシャルが米AIGアジア部門買収の観測報道がありました。
豪第4四半期経常収支は
市場予想よりもやや弱い−174.59億豪ドルになりました。
南米チリの大地震により銅など商品市場が上昇しました。
独輸入物価指数(1月)は市場予想より強い1.7%になりました。
ユーログループ議長が
「市場の投機的な動きがギリシャ再建を踏みにじれば行動する。」
とのコミットを発表しました。
スイスSVME購買部協会景気指数(2月)は57.4になりました。
英消費者信用残高(1月)は、
市場予想より強い5億ポンドになりました。
英モーゲージ承認件数(1月)は、
市場予想より弱い4.82万件になりました。
欧失業率(1月)は市場予想より強い9.9%になりました。
ギリシャ首相が「決意と勇気で危機に対応する。」
とのコミットをしました。
中国外為当局が「外貨流入圧力の高まりに直面。
人民元が上昇する見通しが高まっている。」
との発表をしました。
ギリシャの地元紙が
「独復興金融公庫と仏預金供託公庫が
最大220億ユーロのギリシャ債を購入か。」
との観測報道をしました。
カナダGDP(12月)は市場予想より強い0.6%になりました。
米個人所得(1月)は市場予想より弱い0.1%、
米個人支出(1月)は市場予想より強い0.5%、
米PCEデフレータ(1月)は前年比で市場予想より弱い2.1%、
などの結果になりました。
FRBに40年も務めたコーン副議長の退任決定が報道されました。
ホワイトハウスが6月23日までに後任決定の意向を発表しました。
米ISM製造業景況指数(2月)は市場予想より弱い56.5になりましたが、
構成項目の雇用指数は56.1の好数値になりました。
米ISM製造業調査委員長が「該当月の悪天候は問題となったが、
2010年上半期の製造業は良いと予測。」との発言をしました。
IMFが「米ドルはやや過大評価されている。
ユーロは中期的な均衡に近づいている。」
などの見解を示す発言をしました。
ギリシャ首相が「3日に経済についての閣議決定をする。」
と発表しました。
NYダウは前週末比78.53ドルで取引を終えました。

<2日(火)>

米国家経済会議委員長が
「潜在的な雇用トレンドはやがて成長拡大する可能性。」
との認識を示す発言をしました。
日失業率(1月)は市場予想より強い4.9%になりました。
日家計支出(1月)は前年比で市場予想より弱い1.7%になりました。
IMFが「商品価格の上昇が予想される。
豪は数年、中国の需要の恩恵を受け見通しは良い。」
との見解を発表しました。
豪住宅建設許可(1月)は市場予想より弱い−7.0%になりましたが、
豪小売売上高(1月)は市場予想より強い1.2%になりました。
豪RBA政策金利が市場予想とおり0.25%引き上げになりました。
豪RBA声明では「世界経済は成長。主要国の拡大は弱い。
ソブリンリスクへの懸念。2010年のインフレは目標に一致の見通し。
失業率はピークに達した可能性。資源投資はとても力強い。」
などの認識を発表しました。
日経平均が3営業日続伸になりました。
スイス第4四半期GDPは市場予想より強い0.7%になりました。
欧消費者物価指数速報(2月)は前年比で市場予想とおりの0.9%、
欧生産者物価指数(1月)は市場予想より強い0.7%になりました。
カナダBOCが政策金利を市場予想とおり0.25%で据え置きました。
カナダBOC声明では
「生産とインフレは予測よりやや高い。
政策金利を6月まで0.25%で維持することを再表明。」
などが示されました。
カンザス連銀総裁が
「FRBは市場に長期間との文言を保証すべきではないが、
現時点での利上げ実施はとても困難。
ゼロ金利を持続することは不可能。」
などの見解を示す発言をしました。
ギリシャの首相が
「ギリシャを沈没させるようなことはしない。
必要ならはいかなる困難な決定も下す決意。」
とのコミットを発表しました。
NYダウは前日比+2.19ドルで取引を終えました。

<3日(水)>

英ネーションワイド消費者信頼感(2月)は
市場予想より強い80になりました。
英プルデンシャルの米AIGアジア部門買収が
破談になるとの噂が飛び交いました。
米WSJ紙がオンラインで
「米司法省がヘッジファンドのユーロ売り(の共謀)を調査。」
との報道をしました。
豪第4四半期GDPは市場予想とおり0.9%になりました。
格付け会社のS&Pが
「ギリシャについて金融市場よりもS&Pは悲観的ではない。」
との見解を発表しました。
日経平均が4営業日続伸しました。
中国商務相が「今年は基本的に中国人民元の安定を維持。」
との見解を発表しました。
英サービス業PMIが市場予想より強い58.4になりました。
独小売売上高指数(1月)は市場予想より強い0.0%になりました。
ギリシャが48億ユーロの追加財政緊縮措置と、
2010年の公務員賞与の30%削減と、
2010年の年金凍結を決定したことなどが報道されました。
欧小売売上高(1月)は市場予想とおりの−0.3%になりました。
ギリシャがEUから支援が受けられない場合、
IMFに支援要請する可能性があることが観測報道されました。
ユーログループ議長が
「ユーロ圏の金融安定への必要に応じた協調措置の準備がある。」
と発言しました。
米ADP雇用統計(2月)は市場予想とおりの−2.0万人になりました。
ギリシャのパパンドレウ首相が辞任との噂が飛び交いました。
米ISM非製造業景況指数(2月)派市場予想より強い53.0になりました。
IMFやECBや格付け会社のフィッチが
「ギリシャの緊縮財政措置を歓迎する。」と表明しました。
米地区連銀経済報告(ベージュブック)では
「12の地区のうち9の地区が経済の改善を報告。
労働市場の状況は全地区で脆弱。多くの地区で製造業は上向。
住居用不動産市場は改善。商業用不動産は軟調。ローン需要は弱い。
いくつかの地区で豪雪が経済を圧迫した。」
などの認識が発表されました。
NYダウは前日比−9.22ドルで取引を終えました。

<4日(木)>

米財務省が「銀行の自己取引規制などボルカー・ルールを
議会に承認要請。」したことを発表しました。
中国銀行監督局が株式投資などへの融資流用で
7銀行を処分したことが報道されました。
豪貿易収支(1月)は市場予想より強い−11.76億豪ドルになりました。
アジア株式市場や日経平均が軟調になりました。
EU欧州委員会が実質2%の経済成長など、
今後10年間の経済成長戦略「欧州2020」を発表しました。
日本政府が為替介入にも使われる可能性のある資金借入れの上限を
140兆円から145兆円へと引き上げる計画があることを発表しました。
欧第4四半期GDP改訂値は市場予想とおりの0.1%になりました。
英BOEが市場予想とおり政策金利を0.50%に据え置きました。
欧ECBが市場予想とおり政策金利を1.00%に据え置きました。
米第4四半期非農業部門労働生産性確報は6.9%、
新規失業保険申請件数は46.9万件と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
カナダ住宅建設許可(1月)は
市場予想よりかなり弱い−4.9%になりました。
トリシェECB総裁の記者会見では
「政策金利は適切。インフレ期待は抑制。
経済回復は緩やか。見通しは不透明。
各国政府は財政赤字に対し行動を取るべき。
ギリシャがユーロを離脱するとは馬鹿げた憶測。
ギリシャの緊縮財政措置を歓迎。強いドルは米国の国益。
IMFによるインフレターゲット引き上げ勧告は間違っている。」
などの見解が表明されました。
カナダIvey購買部協会指数(2月)は
市場予想より弱い51.9になりました。
米中古住宅販売保留(1月 契約ベース中古住宅販売)は
市場予想よりかなり弱い−7.6になりました。
米製造業受注指数(1月)は市場予想より弱い1.7%になりました。
セントルイス連銀総裁が、
「問題を抱えている銀行は多数存在。
2010年に破綻する銀行は数多い可能性。
金融緩和の状態を続けることは必要。」
などの見解を示す発言をしました。
格付け会社のムーディーズが
ドイツ銀行の長期優先債務格付けを引き下げました。
ギリシャ国内でギリシャ政府の緊縮措置に反対して
デモが多発しました。
ギリシャの10年債の募集では、50億ユーロの発行予定額に対して
3倍の150億ユーロの応札がありました。
NYダウは前日比+47.38ドルで取引を終えました。

<5日(金)>

中国銀行監督局が
「不動産セクター向け銀行融資に特別な規制は課さない。」
ことを発表しました。
日銀が追加の金融緩和策を傾倒していることが報道されました。
中国全人代で温家宝首相が
「中国は積極的な財政を継続。適度に緩和的な金融政策。
2010年の中国GDP伸び率を約8%目標。
消費者物価指数を3%目標。融資は7.5兆元の見込。
小売売上高は15%増を目標。
一部の都市での急速な不動産価格上昇を抑制。
景気回復を経済素因の改善と考えず。(支援策の維持)」
などを発表しました。
中国上海株式市場や日経平均が堅調に推移しました。
ユーログループ議長が
「欧州が格付け機関を有することは意味のあること。」
と欧州の公的格付け機関必要論に賛成の意向を表明しました。
英生産者仕入価格(2月)は市場予想より弱い0.1%になりました。
独製造業受注(1月)は市場予想より強い4.3%になりました。
独連銀総裁が
「ユーロは弱い通貨になることはない。」
との観測を表明しました。
米非農業部門雇用者数変化(2月)は−3.6万人、
米失業率(2月)は9.7%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
主要通貨ペアが堅調になりました。
米大統領経済諮問委員会の委員長が
「豪雪は雇用に多大な影響を与えた。
もしも豪雪がなければ雇用はプラスとなっていた可能性。」
との認識を示す発言をしました。
ギリシャで11日にギリシャの総労働人口の半分が参加する
大きなストライキがある可能性のあることが報道されました。
独とギリシャの両首相の共同記者会見で、
「両国は緊密に連携。両国は赤字を縮小で合意。
ギリシャは困難だが必要な決定を行った。
ギリシャは如何なる金融支援も求めていない。
ギリシャの無人島売却の噂を否定。
投機によってギリシャが食い物にされることを容認せず。」
などが表明されました。
米消費者信用残高(1月)は市場予想より強い50億ドルになりました。
NY原油(WTI)は81ドル台半ばで週の取引を終えました。
NYダウは前日比+122.06ドルで取引を終えました。

<今週の主な予定>

夏時間への移行によるためか、英欧の指標など、
情報ソースによって発表時間が異なっていますので、
発表時間は事前確認をお願いいたします。

<週はじめ8日(月)の主な予定>

朝6時45分にNZ第4四半期製造業売上高、
朝8時50分に日国際経常収支(1月)、日国際貿易収支(1月)、
午後2時に日景気ウォッチャー調査(2月 現状判断DI・先行判断DI)、
午後3時45分にスイス失業率(2月)、
午後5時15分にスイス実質小売売上高(1月 前年比)、
午後8時に独鉱工業生産(1月)、
夜11時に加住宅着工件数(2月)、
などの経済指標が発表されます。
独・(スイス)の指標には注目です。

<9日(火)の主な予定>

午前9時01分に英RICS住宅価格(2月)、
午前9時半に豪NAB企業景況感指数(2月)、豪NAB企業信頼感指数(2月)
午後2時に日景気先行CI指数速報(1月)、日景気一致CI指数速報(1月)
午後3時に日工作機械受注速報(2月 前年比)、
午後5時15分にスイス消費者物価指数(2月)、
午後7時半に英商品貿易収支(1月)、
※英指標はニュースソースにより発表時間が異なる。
などの経済指標が発表されます。

<10日(水)の主な予定>

朝8時半に豪Westpac消費者信頼感指数(3月)、
朝8時50分に日機械受注(1月)、日国内企業物価指数(2月)、
午後4時に独貿易収支(1月)、独経常収支(1月)、独輸入・輸出(1月)
同午後4時に独消費者物価指数確報(2月)、
午後7時半に英鉱工業生産(1月)、英製造業生産高(1月)、
※英指標はニュースソースにより発表時間が異なる。
深夜12時に米卸売在庫(1月)、
深夜3時からトリシェECB総裁講演、
深夜4時に米月次財政収支(2月)、
などの経済指標が発表されます。
独・英の指標には注目です。

<11日(木)の主な予定>

早朝5時にRBNZ政策金利、(市場予想は据え置き)
朝8時50分に日第4四半期実質GDP確報、日第4四半期名目GDP確報、
同朝8時50分に日第4四半期GDPデフレータ確報、
午前9時に豪消費者インフレ期待(3月)、
午前9時半に豪雇用者数変化(2月)、豪失業率(2月)、
豪労働参加率(2月)、
午後7時に欧ECB月報(3月)、
※欧指標は情報ソースにより発表時間が異なる。
夜10時半に米貿易収支(1月)、米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加国際商品貿易(1月)、加新築住宅価格指数(1月)、
夜11時にスイスSNB政策金利、(市場予想は据え置き)
深夜3時50分から加BOC総裁講演、
などの経済指標が発表されます。
NZ・豪・欧・米・(加)・スイスの指標には注目です。

<12日(金)の主な予定>

朝6時45分にNZ小売売上高(1月)、
午後1時半に日鉱工業生産確報(1月)、日稼働率指数確報(1月)、
午後8時に欧鉱工業生産(1月)、
※欧指標は情報ソースにより発表時間が異なる。
夜9時に加雇用ネット変化率(2月)、加失業率(2月)、
夜10時半に米小売売上高(2月)、
夜11時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(3月)
深夜12時に米企業在庫(1月)、
深夜5時45分からトリシェECB総裁講演、
などの経済指標が発表されます。
NZ・(欧)・加・米の指標には注目です。

さて、ギリシャ問題では3日にギリシャが48億ユーロの
追加財政緊縮措置をすることなどが決定されたことに加え、
4日にはギリシャの10年債の募集で
50億ユーロの発行予定額に対して3倍の150億ユーロの応札があった
など、リスク懸念が後退することになりました。

また、中国に関しては、5日に中国銀行監督局が
「不動産セクター向け銀行融資に特別な規制は課さない。」
ことを発表したこととともに、週末からはじまった中国の全人代で
温家宝首相が、一部の都市での急速な不動産価格上昇を
抑制するとはしたものの、「中国は積極的な財政を継続する。
適度に緩和的な金融政策をとる。今年の中国GDP伸び率を
8%目標にする。消費者物価指数を3%目標とする。
融資は7.5兆元の見込。小売売上高の目標は15%増とする。
景気回復を経済素因の改善と考えず。(支援策の維持)」
などを発表して、利上げによる中国経済減速懸念も
後退することになりました。

そして、大雪の影響が懸念されていた米雇用統計でも、
米非農業部門雇用者数変化(2月)が−3.6万人、
米失業率(2月)は9.7%と、ともに市場予想より強い結果になり、
リスク懸念が大きく後退することになりました。

また、報道によりますと、欧州の大手銀行の収益も
主要10行の2009年決算でソシエテ・ジェネラルを除く
9行の最終損益が前年より好転して、赤字の銀行も3行あるものの、
収益は改善しているようです。
ただ、投資部門に依存性が高く、南欧諸国への融資での不安材料や
商業部門での企業向けや不動産融資の焦げ付きがあり、
不透明感が払拭されているわけではない、とのことです。

そして、日企業の3月の年度末での海外子会社からの資金還流の
動きは、今のところあまり目立った動きがないようで
「年度末の円買い」も今年は顕著ではないようですが、
これから多くなるとみる向きもあるようで注目されます。

アナリスト予想では、ギリシャ国債の償還のピークは
4〜5月がピークで今後も楽観はできないとしながらも、
リスク回避が後退して、また、コモディティ市場(商品市場)も
堅調傾向になってきていることから、ドルストレートでのドル売りと
ドル円とクロス円での円売りと見る向きが優勢となっているようです。

ただ、リスク懸念が払拭されたわけではなく、
回復もマダラ模様で潜在する懸念材料もあることから
ニュースや指標発表で揺れる相場展開になる可能性もありそうで、
警戒感だけは忘れずに流れに乗ってトレードしていきたいものです。


さて今日は、トレードと裁量のお話です。

裁量の一般語義は、自己判断で処理することという意味ですが、
法律の分野では法で定められた行政権の一定の範囲内での判断
という意味なのだそうで、

トレードでよく言う「裁量」も
「一定のトレード手法(ルール)の中で自己判断すること」
という意味になるのかもしれませんね。

とかくトレードで裁量と言いますと、曖昧だと嫌われたり、
テクニカルによる機械的な無裁量の執行のほうが
優れているとされる風潮があるようですが、

年末年始は市場が薄く不規則な動きとなったり荒れるので
トレードを控えるというのも広義の裁量になるかもしれませんし、

日本の商慣行の決済日に基づいて、
5日や25日の仲値を意識したりするのも
裁量になるのかもしれませんし、

重要経済指標の発表時間に注意して
指標発表直前はトレードを控えるというのも裁量になるようです。

また、NYクローズ後のオセアニア時間で値が跳ねても、
特段のファンダメンタルの変化や要人発言でもない限り、
東京時間が始まる頃に、NYの終値あたりに戻ることも少なくなく、
オセアニア時間に値が跳ねたところを待ち構えて
逆張るトレーダーもいるようですし、

ロンドンがはじまる時間帯になると動意づきやすいので、
そのときにを狙うトレーダーもいるようです。

月曜日の市場オープンの窓空けが埋まりやすいのも
同じようなオセアニア時間の値の跳ねの戻りとも
言えなくもないのかもしれません。

これらは、時間帯による裁量ですが、

そのほかにも、NY時間が始まるその直前までの
その日の値動きの高値と安値にラインを引いておいて、

NY時間が始まって、そのラインをレートが越えたら
その方向へのトレードを、

そして、その高値か安値の境界を越えられなかったり、
あるいは、いったん境界のラインをブレークしても、
それまでの高値と安値のライン中にレートが戻ってきたら、
NY前のその日の高値と安値をボックスと見立てて
その内側へのトレードをするという、
少しルール化された裁量のトレードをされる方もいるようです。

よく裁量を行う根拠とは何か、と問われることがありますが、
こうしてみますと、「経験則を手法に加えること」が、
裁量というものの元になっているのかもしれませんね。

また、経験則といいますと、

各トレーダーの手法にも、各システムにも万能はなく、
多かれ少なかれ、得意や不得意の相場があるものですが、

自分自身にとって得意な相場状況だけをトレードしたり、

また、たとえばトレンドに強いシステムであれば、
その相場状況だけを選んでシステム・トレードするという、

相場状態でトレードをするかしないかを選別したり、
「場」を取捨することも、
広義の裁量というものになるのかもしれませんね。

そして、負けトレードの後の怒りの大玉トレードではなく、(笑)

トレーダー自身の得意な場面では、資金管理の範囲内で
少し大きめのトレードをするという建て玉のメリハリも
ひとつの裁量になるのかもしれません。

また、よく言われることですが、

ある期間に精緻にフッティングされたシステムほど、
その相場つきが続いている限り驚異的な成績を上げても、
相場つきが変わるととたんに使い物にならなくなって、
システムの寿命が短い傾向があるようで、

バックテスト上では何年かにわたり素晴らしい成績のシステムでも
購入してややするとドローダウン続きとなることがありますが、(苦笑)

そのシステムが負けトレードをある程度量産し始めたら、
開発された期間とは相場が変わってしまったということで
割り切ってシステムを捨て去り、
新たなシステムを探して乗り換える、というのも、(笑)
(トレードソフトも高いので財布の傷みたまりませんが)
ソフトでの自動売買を人の意思で止めるわけですから、
ある意味、これもまた広義の大きな裁量になるかもしれませんね。

いっそ、アナクロニスティックで精緻さは多少劣っても、(苦笑)
ある意味、パラメーターというものが存在しないという
汎用性での優位のあるレジスタンスやサポートラインや
トレンドラインで構成するロバスト性の高い
オーソドックスなシステムを経験の裁量を加えて使うのも、
長く使えて良いのかもしれませんがどのようなものなのでしょう。

こうしてあれこれ考えてみますと、広義の意味での裁量は
トレードにとって完全に排除することは難しいのかもしれませんね。

「切っても切れない仲だって?」

「うーん。そうとまでは言い切れないけれど、
 少しはそんなところがあるのかも…。」(爆)


<お知らせ>

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FX 相場師達の言葉のお話

たくさんのドラマがあったバンクーバー・冬季五輪も幕となりますね。
そして、南米のチリでマグニチュード8.8の巨大地震がありました。

<先週22日(月)から26日(金)の気になる出来事>

<22日(月)>

独誌が「独財務省がユーロ圏で分担して
ギリシャへの200〜250億ユーロの金融支援の議案策定」
をしていることを報道しました。
豪新車販売台数(1月)は−3.4%になりました。
日経平均は堅調に推移しましたが、
春節明けの中国上海株式市場はやや軟調になりました。
格付け会社のS&Pが
「年内の日本の格下げの可能性は比較的低いが、
世界的金融ショックが再来すれば日本の格下げの可能性。」
との見解を発表しました。
日銀総裁が「日デフレ脱却のために潤沢に資金供給したい。」
との発言をしました。
欧州委員会が「ギリシャ政府は金融支援の要求を何もしていない。」
ことを発表しました。
仏財務相が「ギリシャの危機の緊急性は薄れた。」
との認識を示す発言をしました。
シカゴ連銀全米活動指数(1月)は
市場予想より強い0.02になりました。
ダラス連銀製造業活動(2月)は
市場予想より弱い−0.1%になりました。
サンフランシスコ連銀総裁が
「景気不振はインフレへの下方圧力。
今年の米経済成長率は3.5%、来年には4.5%を見込む。
住宅市場がまた弱含むリスクがある。
今年の失業率は0.5ポイント改善する可能性があるが、
数年間、痛みを伴う水準で推移する可能性。
今は景気刺激策を巻き戻す時ではないが、米国の赤字は持続不可能。
FRBは完全雇用に達する前に利上げを実施する必要。」
などの認識を示す発言をしました。
ECBの専務理事が
「EUはギリシャの赤字削減を支援。
IMFによるギリシャ支援には反対。」
などの見解を示す発言をしました。
NYダウは前週末比−18.97ドルで取引を終えました。

<23日(火)>

アジアの株式市場が軟調に推移しました。
ドバイ政府がドバイワールドに50億ドルの支援をすることが
地元紙によって報道されました。
豪RBA副総裁が
「豪ドル上昇はインフレ圧力の抑制に重要。
資源ブームは2020年以降も続く可能性。
中国とインドの潜在成長力は資源需要長く続くことを示唆。
豪ドルはファンダメンタルズ的には上昇が続く公算。」
などの認識を示す発言をしました。
独IFO景気動向(2月)は市場予想より弱い95.2になりました。
独IFOのエコノミストが
「独経済は第1四半期に寒波の影響で縮小する可能性。
IFO指数は寒波による小売の落込みを反映。」
などの見解を示す発言をしました。
OECD事務総長が「スペインの債券は管理可能。
スペインの状況はギリシャとは比較対象にならない。」
との見解を示す発言をしました。
英BOE総裁が「景気回復は脆弱。基本シナリオには下振れリスク。
数ヶ月間CPIは高止まるが下半期に目標を下回る可能性。
財政赤字縮小を含め英経済は重大な問題に直面しているが、
英国が格下げされればとても驚き。金融市場の状況は改善。
量的緩和の決定は月毎に見直す。量的緩和拡大が必要になる可能性。
最大の懸念は世界経済であり、特にユーロ圏経済が懸念される。」
などの認識を示す発言をしました。
独IFOの所長が「ユーロは過大評価されている。
ギリシャはIMFからの財政支援を受け入れるべき。」
との見解を示す発言をしました。
格付け会社のムーディーズがスペインの複合証券を格下げしました。
米S&Pケースシラー住宅価格(12月)は前年比で
市場予想より弱い−3.1%になりました。
格付け会社のフィツチが
ギリシャの国立銀行を含む4行を格下げしました。
米消費者信頼感指数(2月)は市場予想より弱い46.0になりました。
ECBの専務理事が
「過度な低金利を長期間続ける事は良くないがECB政策金利は適切。
為替市場の過度な変動は有害であるが
今のユーロの下落は不当とは言えない。」
などの主旨の発言をしました。
グリーンスパン前FRB議長が
「米経済回復はとても不均衡。
中小企業には回復の兆候はほとんど見えない。」
などの見解を示す発言をしました。
ホワイトハウスが「ボルカー・ルールを薄めることはしない。」
との声明を発表しました。
FRBの1月時点での公定歩合議事録では据え置き要求が
12連銀中10連銀であったことが発表されました。
NYダウは前日比−100.97ドルで取引を終えました。

<24日(水)>

中国銀行監督局が「金融機関に地方政府への新規融資の制限」
を通知したことが報道されました。
セントルイス連銀総裁が
「商業用不動産は深刻な問題。公定歩合の変更は正常化の一部。
長期間の文言は6ヶ月間との解釈が可能。
市場は金利上昇に注目し過ぎている。
2010年に利上げしない可能性もある。
資産売却はすぐには実施しない公算が大きい。」
などの認識を示す発言をしました。
日通関ベース貿易収支は市場予想より強い852億円になりました。
日経平均が大きく続落しました。
独第4四半期GDP確報は市場予想とおりの0.0%、
独第4四半期個人消費確報は
市場予想より弱い−1.0%になりました。
WTOの事務局長が「2009年の世界の貿易は約12%縮小した」
ことを発表しました。
ギリシャで人口の約4分の1にもなる
大規模ストライキが行われました。
欧鉱工業新規受注(12月)は市場予想より強い0.8%になりました。
英BOEの政策委員が
「経済成長が下落傾向にあるなら追加策を行う可能性。
資産買入プログラムのドアは開いておく必要。」
との見解を示す発言をしました。
米新築住宅販売件数(1月)は
市場予想より弱い30.9万件になりました。
バーナンキFRB議長の議会証言では
「政策金利は長期間、低水準で推移する可能性。
ある時点では引き締めを開始する必要。雇用市場は非常に弱い状態。
民間需要の拡大は緩やかなペース。金融市場は改善傾向。
米国が格下げされると予想せず。商業用不動産は米国の最大の問題。
中期の構造的赤字は持続可能な水準を上回っている。」
などの見解が述べられました。
格付け会社のS&Pが
「1ヶ月以内にギリシャの格付けを1〜2段階引き下げる可能性」
があることを発表しました。
NYダウは前日比+91.75ドルで取引を終えました。

<25日(木)>

ECBの専務理事が
「インフレ目標の水準を引き上げることは間違い。
EU加盟国は財政ルールに従う必要。」
などの見解を示す発言をしました。
中国商務省の報道官が「外需の明確な回復はみられない。
輸出が勢いを取り戻すには2〜3年必要。
人民元の安定維持が優先課題。」
などの声明を発表しました。
米WSJ紙が「スペインがユーロの次の戦場になる」
との観測報道を掲載しました。
格付け会社のムーディーズが
「日本は明確な財政政策が必要。格付け維持には債務削減が不可避。
中国の成長見通しは良好。
ギリシャが約束とおり政策を実施すれば格付けを据え置く可能性。
ギリシャが計画を逸脱すれば相応の格付けに変更。」
などの見解を発表しました。
独失業率(2月)は市場予想とおり8.2%になりました。
英第4四半期総合事業投資は
市場予想より弱い−5.8%になりました。
欧業況判断指数(2月)は市場予想よりは強い−0.98になりました。
欧鉱工業信頼感(2月)は−13、欧消費者信頼感(2月)は−17と、
ともに市場予想とおりの結果になりました。
格付け会社のフィッチが
「予想外のことがなければ
数ヶ月間はギリシャの格付け変更はない。
EUのギリシャ支援は同国の格付けに大きなポイントとなる。」
などの見解を発表しました。
格付け会社のS&Pが
「欧州でソブリン債の債務不履行の可能性は見られない。
ユーロ加盟国で脱退する可能性のある国は見られない。」
などの見解を発表しました。
米耐久財受注(1月)は市場予想より強い3.0%になりました。
新規失業保険申請件数は市場予想より弱い49.6万件になりました。
バーナンキFRB議長の議会証言では、
「苛酷な天候状況が雇用統計に影響を与えた。
必要があればFRBはMBS購入プログラムの停止を見直す。
ボルカー・ルールは意図しない影響が出る可能性。
ゴールドマンサックスとギリシャの取り決めについて注視。
リスク市場は米国の財政政策に懸念を示す可能性。
中国の需要抑制政策には懸念していない。
人民元相場は一段の柔軟性が望ましい。」
などの見解が述べられました。
NYダウは前日比−53.13ドルで取引を終えました。

<26日(金)>

NZ貿易収支(1月)は市場予想より強い2.69億NZドルになりました。
NZ住宅建設許可(1月)は市場予想より弱い−2.8%になりました。
米WSJ紙が「ヘッジファンドが巨額のユーロ売りを行っている。
一部のファンドがユーロドルのパリティ(等価)を予想している。」
ことなどを報道しました。
日全国消費者物価指数(1月)は
前年比で市場予想よりは強い−1.3%になりました。
日鉱工業生産速報(1月)は市場予想より強い2.5%になりました。
英紙が「視察を行っている欧州連合の調査団が、
財政赤字削減の目標を達成できない恐れがあると予想している。」
との記事を掲載しました。
日住宅着工戸数(1月)は市場予想よりは強い−8.1%になりました。
英ネーションワイド住宅価格(2月)は
市場予想より弱い−1.0%になりました。
ギリシャ首相が
「どの国もギリシャの債務を支払うことはできない。
行動するか破産するかを選択する必要。
ギリシャは大幅な財政改革を行う必要。
目標は国家威信と独立性を取り戻すこと。
EUは一致してギリシャを信認すると信じる。」
などの認識を表明しました。
ルクセンブルク財務相が
「ユーロ圏のいかなる国も破綻することはない。
欧州は相互に助け合うグループで他に選択肢はない。
ギリシャがユーロのリスクになることを許すべきではない。」
などの見解を示す発言をしました。
英第4四半期GDP改訂値は市場予想より強い0.3%になりましたが、
前年比では市場予想より弱い−3.3%になりました。
英第4四半期個人消費は市場予想より強い0.4%になりました。
欧消費者物価指数(1月)は市場予想とおりの−0.8%になりました。
スイスKOF先行指数(2月)は市場予想より強い1.87になりました。
英財務相が「GDPの数値を歓迎。
経済へのサポートを維持することは(財政的に)困難であるが、
サポートを維持することは絶対に必要。
サポートの解除はリセッションに回帰するリスク。」
などの見解を示す発言をしました。
ポルトガル政府が「資金繰りに関する懸念はない。」
との声明を発表しました。
カナダの第4四半期経常収支は、5四半期連続の赤字となる
市場予想より弱い−98億カナダドルになりました。
米第4四半期GDP改訂値は市場予想より強い5.9%、
米第4四半期個人消費改訂値は市場予想より弱い0.4%、
米第4四半期コアPCE改訂値は市場予想より強い1.6%、
などの結果になりました。
シカゴ購買部協会景気指数(2月)は
市場予想より強い62.6になりました。
ミシガン大学消費者信頼感指数確報(2月)は
市場予想より弱い73.6になりました。
米中古住宅販売件数(1月)は
市場予想よりかなり弱い505万件になりました。
独消費者物価指数速報(2月)は市場予想より弱い0.2%になりました。
シカゴ連銀総裁が「私にとって長期間とは3〜4会合、
もしくは6ヵ月間を意味する。」と発言しました。
ギリシャ政府が「3月9日に首相が訪米してオバマ大統領と会談する」
ことを発表しました。
NY原油(WTI)は79ドル台後半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比+4.23ドルで取引を終えました。

<今週の主な予定>

<週はじめ3月1日(月)の主な予定>

午前9時01分に英ホームトラック住宅価格(2月)、
午前9時半に豪第4四半期経常収支、
午後2時に日自動車販売台数(2月)、
午後4時に独輸入物価指数(1月)、
午後5時半にスイスSVME購買部協会景気指数(2月)、
午後5時55分に独製造業PMI確報(2月)、
午後6時に欧製造業PMI確報(2月)、
午後6時半に英消費者信用残高(1月)、英製造業PMI(2月)、
午後7時に欧失業率(1月)、
夜10時半に米個人所得(1月)、米個人支出(1月)、
米PCEデフレータ(1月)、
同夜10時半に加GDP(12月)、加第4四半期GDP(年換算)、
同夜10時半に加鉱工業製品価格(1月)、
深夜12時に米ISM製造業景況指数(2月)、米建設支出(1月)、
などの経済指標が発表されます。
(欧)・加・米の指標には注目です。

<2日(火)の主な予定>

朝8時半に日失業率(1月)、日家計調査消費支出(1月 前年比)、
午前9時半に豪小売売上高(1月)、豪住宅建設許可件数(1月)、
昼12時半に豪RBA政策金利、(市場予想は0.25%の利上げ)
午後3時45分にスイス第4四半期GDP、
午後6時半に英製造業PMI(2月)、
午後7時に欧消費者物価指数速報(2月 前年比)、
欧生産者物価指数(1月)、
夜11時に加BOC政策金利、(市場予想は据え置き)
などの経済指標が発表されます。
豪・(スイス)・欧・加の指標には注目です。

<3日(水)の主な予定>

午前9時01分に英ネーションワイド消費者信頼感(2月)、
午前9時半に豪第4四半期GDP、
午後5時55分に独サービス業PMI確報(2月)、
午後6時に欧サービス業PMI確報(2月)、
午後7時に欧小売売上高(1月)、
夜9時半に米チャレンジャー人員削減数(2月)、
夜10時15分に米ADP雇用統計(2月)、
深夜12時に米ISM非製造業景況指数(2月)、
深夜4時に米地区連銀経済報告(ベージュブック)、
などの経済指標が発表されます。
豪・欧・米の指標には注目です。

<4日(木)の主な予定>

午前9時半に豪貿易収支(1月)、
午後7時に欧第4四半期GDP改訂値、
夜9時に英BOE政策金利(市場予想は据え置き)、英資産買入規模発表
夜9時45分に欧ECB政策金利、(市場予想は据え置き)
夜10時半からトリシェECB総裁記者会見、
同夜10時半に米第4四半期非農業部門労働生産性確報、
同夜10時半に米第4四半期単位労働費用確報、
米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加住宅建設許可(1月)、
深夜12時に米中古住宅販売保留(1月)、米製造業新規受注(1月)、
同深夜12時に加Ivey購買部協会指数(2月)、
などの経済指標が発表されます。
豪・英・欧・米の指標には注目です。

<5日(金)の主な予定>

午後6時半に英生産者物価指数(2月)、英生産者仕入・出荷価格(2月)
午後8時に独製造業受注(1月)、
夜10時半に米非農業部門雇用者数変化(2月)、米失業率(2月)、
同夜10時半に米製造業雇用者数変化(2月)、米週間労働時間(2月)、
深夜5時に米消費者信用残高(1月)、
などの経済指標が発表されます。
(英)・米の指標には特に注目です。

さて、ギリシャを巡る報道は相変わらず錯綜していて、
ドイツ銀行が150億ユーロの融資をギリシャに行なうとの
報道は否定され、ドイツ復興金融公庫がギリシャ債を
50億ユーロ規模での購入が検討されるも未決定で、
IMFによる支援にも賛否が交錯していて、
具体的な数字が見られるようになってはきたものの、
はっきりとした進展はないようです。

また、格付け機関各社の見解も微妙に異なっていますが、
アテネで視察を行っている欧州連合の調査団によれば、
ギリシャが財政赤字削減の目標を達成できないと予想している
とのことで、3月16日までに追加策を求める可能性もあり、
ギリシャ問題への不透明感は強いようです。

そして、米国の超低金利の金融政策の「長期間」の解釈についても、
複数のFOMCメンバーが「6ヶ月間」との認識を示す一方、
年内の利上げはないとする意見もあり、
バーナンキFRB議長も長期間の具体的な時間軸についての
言及は避けていて、米FF金利の利上げ時期も
まだ混沌としているようです。

一方、英国では「総選挙の実施が発表されるのでは」
との噂も飛び交い、政治的なリスクが高まっているようで、
英国の政治動向も注目されます。

また、今週から中国で全国人民代表大会が開催されますが、
一部の中国紙が「中国政府が人民元が上昇することによる影響を
調べている」と報道していることから、
何らかの人民元に対する発表がある可能性もありそうで、
こちらの動向にも注目されます。

さて、今週は1日(月)にカナダのGDPと米ISM製造業景況指数、
2日(火)に豪小売売上高と豪RBA政策金利にカナダBOC政策金利、
3日(水)には豪第4四半期GDPと欧小売売上高と米ADP雇用統計、
そして米ISM非製造業景況指数と深夜のベージュブック、
4日に豪貿易収支と英BOE政策金利に英資産買入規模の発表と
ECB政策金利にトリシェECB総裁記者会見、
5日に米雇用統計などなど、注目の重要経済指標が目白押しで
大きく相場が動きそうです。

3月期末では国内投資家の海外へ向けた資金を
国内に戻す動きでの円高圧力がかかるとの指摘とともに、
大雪の影響で米雇用統計が予想を下回ると観測する声もあるようです。

また、報道によりますと欧州各国には
ユーロ売りを主導する投機筋などへの規制強化を
求める声が浮上しているとのことで(日経新聞2/25)、
ユーロ売りへの牽制の動きにも注目されます。
まだまだファンダメンタルズの良くないユーロですが、
一部ではセンチメントが総崩れになったにもかかわらず
相場が上昇してきた場合は買い場とする向きもあるようで、
如何なりますか、ユーロの動向が注目されます。



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さて、今日は相場師達の言葉のお話です。

出羽の天狗とも米相場の神様とも言われた本間宗久翁ですが、
罫線分析でローソク足を考案した始祖でもあり、
米の先物相場の盛んであった(当時の)大阪の堂島や
江戸蔵前で活躍した江戸時代の中期の相場師です。

酒田五法で現代でも有名ですが、
長年にわたる相場研究を「三位伝」として後世に残し、
「本間宗久翁秘録」として伝えられています。

その酒田五法の秘伝中の秘伝と伝えられているのが

機に待つに即ち「仁」
機に乗ずるに即ち「勇」
機に転ずるに即ち「智」

の3つなのだそうですが、

相場を張ることを投資などとせずに
正しく「投機」と認識して

相場の良い機会を努力して待つ、
良い機会の訪れを察知したら決断して勇気を持って乗る、
状況の転換を察知して柔軟に切り替えることができる知恵、

などを手法の根幹に据えていたことは
とても興味深いですね。

一方、テキサスはラフキンの綿花農家に生まれ、
1914年の世界大戦の金融恐慌を予見して、
1929年の世界恐慌を予見していたとも言われる
米国のトレーダーのウィリアム・デルバート・ギャンは、

輝かしい伝説的なトレード戦績の事実があるとともに、
一説によりますと、晩年はなぜか巨額の資金を失い
講演で生計を立てていたとも言われていますが、
ギャンの「決して失敗しない24のルール」や
好悪の深い経験からか含蓄の深い言葉を残しています。

「ルールに従うことのできない者は
 投機や投資をやめたほうが良い。
 失敗することが確実だからである。」

「大切なものは4つである。
 Patience (我慢強い冷静な忍耐)
 Nerve (沈着な勇気)
 Knowledge (集合的知識やノウハウ)
Health & Rest (健康と休息)」

Patience に機会を努力して待つことが
含まれるのかどうかは定かではありませんが、

「勇気」には共通が見られ、

転換を察知して柔軟に切り替えることができる知恵には、
Knowledge も含まれていそうで、

(健康と休息の教えは異質ながら)

それらの意味においてギャンと本間宗久翁には、
共通するものもありそうな感じがしますね。

そして、相場師と言えば、
ギャンと同じく綿花農家に生まれ、
また同じく1929年の世界恐慌を予見したと言われる、
幾度も破産と成功を繰り返したリバモアも有名ですが、

その彼がこんな言葉を残しています。

「私が全財産を失ったのは、
 唯一、自分で自分のルールを破った時だった。」

「相場の動きを漫然と期待して待つのはギャンブルである。
 忍耐強く待ち、シグナルを見い出したその瞬間に
 反応するのが投機である。」

「相場師が成功を収めるための闘いは、
 心理的戦いであって知力の戦いではない。」

「人間らしい気持ちや感情の自由な働きを自らに許すのは、
 取引を清算して投入された資金が現金化された後である。
 マネーが証券の形をとっている限り、
 生身の感情を殺し続けなければならない。」

うーん。

リバモアの言葉は迫力があり少し異質な感じもしますが、

やはり相場師達の言葉はどことなく共通していて
何か同じようなことを伝えたがっているような。。。(謎)


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