FX 2009年「多事争論」のお話

オバマ氏が米国の第44代の大統領に就任したり米GMが破綻したりと、
いろいろあった2009年でしたが暮れ行きますね。。。

<先週の主な出来事>

22日(火)の米第3四半期GDP確報値では、5四半期ぶりの
プラス成長は変わらなかったものの、前月の改訂値から
0.6%下方修正されて、季調済みの年率換算で
市場予想を大きく下回る2.2%になりました。
10月下旬に発表された同速報値では3.5%でしたので、
合計1.3%下方修正されたことになりました。

一方、米中古住宅販売件数(11月)は654万件になり、
市場予想を上回る前月の改訂値比で7.4%増加して、
全米住宅価格指数も前月に比べ0.6%上昇して
住宅市場の改善を示す結果となりましたが、
23日に発表された米新築住宅販売件数のほうは、
住宅初回購入者への税還付が11月末に設定されていた
(その後、来年4月まで延長)こともあって、
35.5万件になり、前月の改訂値比で−11.3%になりました。
一進一退の様相もありますが、米住宅セクターは
なんとか一応の回復基調にはあるようです。

また、11月の米個人消費支出では、10兆2442億ドルになり、
前月の改訂値比で0.5%の増加で2ヶ月連続プラスになりましたが、
市場予想は下回る結果になりました。
12月中旬では米国では記録的な大雪に見舞われ、
クリスマス前の個人消費が芳(かんば)しくないとの
報道もありましたので、次回の米個人消費支出や
米小売売上高の動向が注目されます。

他方、アラブ首長国連邦((UAE)のドバイ首長国の信用不安が
表面化してから25日で1ヶ月がたちますが、
アブダビによる100億ドルの支援でリスク懸念が後退する
ことになったものの、この1ヶ月でドバイ株式市場の時価総額は
約70億ドル縮小して、クレジット・デフォルト・スワップの
保証料率も今尚、危機が表面化する前に比べて50%ほど高い状況で、
また、今後3年間に決済を迎えるドバイ政府や政府系企業の
債務は約500億ドルもあるとのことで、
リスク回避の火種はしばらく残りそうです。

<週はじめ28日(月)の主な予定>

オセアニア、独、英、カナダなどが休場となります。
朝8時50分に日鉱工業生産速報(11月)、日小売業販売額速報(11月)、
午前9時01分に英ホームトラック住宅価格(12月)、
深夜12時半に米ダラス連銀製造業活動指数(12月)、
などの経済指標が発表されます。

<明日29日(火)の主な予定>

午後4時45分に仏第3四半期GDP確報、
(時間未定: 通常NY時間に) 独消費者物価指数速報(12月)、
夜11時に米S&Pケースシラー住宅価格(10月)、
深夜12時に米消費者信頼感指数(12月)、
などの経済指標が発表されます。
米の指標には注目です。

<30日(水)の主な予定>

午後7時半にスイスKOF先行指数(12月)、
夜11時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(12月)、
などの経済指標が発表されます。
米の指標には注目です。

<大晦日31日(木)の主な予定>

東京市場は休場となります。
午前9時01分に英GFK消費者信頼感調査(12月)、
午後4時に英ネーションワイド住宅価格(12月)、
夜10時半に米新規失業保険申請件数、
などの経済指標が発表されます。

週末の新年1月1日(金)は、世界の主要市場が休場です。

さて、2009年末も押し迫っている市場ですが、
先週一時、米長期が8月以来4ヶ月ぶりとなる3.8%台まで
上昇したことや、米金融緩和が出口に向かうとの観測を背景に、
海外ファンド勢が年末年始の休暇入り前のドル買戻しもあって、
先週中あたりまでドル買いが進み、ギリシャの経済不安もあり
ユーロドルなどドルストレートの軟調が続きました。

週後半からはクリスマスで薄い市場ながら、
海外ファンド勢のドル買戻しも一巡したか、
ドル買戻しも一服になりました。
トレンド転換の判断は時期尚早ですが、しばらく続いた
ドル買戻しの相場の流れも変わる可能性がありそうです。

年末は市場参加者が少なく薄い市場で、膠着が続いたかと思うと
急に荒れる相場展開となることがありますので、
トレードをする場合にはチョッピーな動きには
充分に注意したいものです。

今年1年、皆様にはたいへんにお世話になりました。
心から感謝いたします。ありがとうございます。 m(_ _)m

明年もよろしくお願い申し上げます。
良いお年をお迎えくださいませ。


さて今日は、2009年「多事争論」のお話です。

多事争論とは、多事総論という熟語を
もじったものと思いますが、

その言葉を愛した筑紫哲也さんが逝って
もう1年以上がたちますね。

今年も多くの出来事がありました。

この時節、それらの「多事」は
10大ニュースとして話題になったりしますが、
人それぞれに思いもいろいろですね。

オバマ米大統領が誕生したのは
今年の1月20日のことでしたし、

100年余の歴史と製造業として
77年間も連続世界一であった米GMが破綻したのも
今年の6月1日の出来事でした。

日本でも政権交代がありました。

また、

日本が誇る世界的な企業のトヨタ自動車が
歴史的な赤字となったり、日本航空が経営難に陥ったり
多くの企業の受難の年でもありました。

そして、新型ウィルスが大流行となったのも今年でした。

裁判員裁判がスタートしたのも今年の夏のことでした。

イチロー選手の大リーグ史上初の9年連続200安打達成や、
WBCで日本チームが2連覇するなどのニュースもありました。

マイケル・ジャクソンさんの急逝も話題になりました。

そのほか、EUに初代大統領が誕生したり、
ドバイ・ショックなどもありました。

もちろん、

まだまだ書ききれないほどの出来事がありましたが、

こうして振り返ってみますと、
365日の間にはほんとうに多くの出来事があるものですね。

来年のことを言うと鬼が笑うといいますが、
2010年はどのような年になるのでしょうか…。

干支にかかわる相場の格言(?)には、

「辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉騒ぐ、戌笑い、
 亥固まる、子は繁栄、丑つまずき、寅千里を走り、卯跳ねる」

というのがあるそうですが、(笑)

どうも、語呂合わせの言葉遊びのようなところもあるようです。

「寅千里を走り」というよりは、

「虎は千里を往って千里をかえる」のように
行って来いの上下動激しい「年足長ヒゲ」となることもあるようで、

過去の寅年を振り返りますと、
1950年、62年、74年、86年、98年の寅年は景気はよくなく、

世界的にも、86年のプラザ合意での対ドルでの円の急騰や、
98年のロシア通貨危機と米巨大ヘッジファンドLTCMの破綻といった
大きな出来事で相場が激震する年が多かったようです。

寅年は政治的にも波乱がある年が多いようですが、
株式などでは長期投資の観点からは
歴史的な買い場であることも多いそうです。

来年の寅年も、リスク管理をした上で、

「虎穴に入らずば虎子を得ず」のチャンスを
「虎視眈々」と狙いたいものです…。

なーんちゃって。(笑)

「なーんだぁ。最後はまたくだらない駄洒落じゃないか。
 これじゃ、争論にもならないよ。」

「こりゃまた失礼スましたぁ。」(爆)

皆様、今年1年ありがとうございました。 m(_ _)m


※次回のブログの更新は1月4日(月)を予定しています。


FX 相場観のスケールのお話

2009漫才M-1GPではパンクブーブーが優勝しましたね。^^
今年の予選でのエントリーは4629組もあったそうです。(凄)

<先週末18日(金)の主な出来事>

東京時間では、
ドル円が軟調傾向の上下動の揉み合いになり、
ドルストレートが堅調傾向の上下動の揉み合いになりました。
英GFK消費者信頼感調査(12月)は
市場予想より弱い−19になりました。
英BOE金融安定化報告では、
「銀行システムはかなり安定化したが、
金融機関には国際的なソブリンリスクの可能性。
政府の刺激策は安定性の改善に寄与。
出口戦略はドル取引の巻き戻しになる可能性。」
などの見解が発表されました。
パキスタンでクーデターとの噂があり、
同政府がこの噂を否定するハプニングがありました。
日政策金利は市場予想とおり据え置きになりました。
日銀声明では
「物価安定では0%以下のマイナス値は許容しない。
国内民間需要の自律的回復は弱いが持ち直している。
国際金融面が実体経済に悪影響となるリスクの可能性。」
などの見解が発表されました。
日経平均は前日比−21.75円で取引を終えました。

ロンドン時間では、
ドル円が堅調傾向で推移して、
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
独生産者物価指数(11月)は市場予想より弱い0.1%になりました。
中国上海株式市場は前日比−65.19ポイントで引けました。
日銀総裁の記者会見では、
「物価安定の理解の実質を変えたわけではない。
新型オペはそれなりの効果発揮している。
12月の短観は景気の持ち直しを裏付ける。
望ましい物価に戻るには長い時間がかかる。」
などの認識が示されました。
欧経常収支(10月)は−39億ユーロになりました。
独IFO景気動向(12)月は94.7、独IFO現況評価値(12月)は90.5と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
英第3四半期総合事業投資確報は
市場予想より弱い−0.6%になりました。
ギリシャ財務相が
「格付けの引き下げは信頼性の欠如を反映。
S&Pによる格下げは予想されていたが、
来週中にムーディーズもどうするか決定する可能性。」
との認識を示しました。
欧貿易収支(10月)は市場予想より強い88億ユーロになりました。
KOFスイス経済研究所が
「スイス経済は2009年−2.9%に下落の見込み。
2010年のスイス経済は+0.6%の伸びを予想。」
などの見解を発表しました。

ニューヨーク時間では、
ドル円が上昇した後に軟調になって、
ドルストレートが下落した後に反発しました。
カナダ卸売売上高(10月)は市場予想より弱い0.3%になりました。
ECB副総裁が
「ギリシャ国債がムーディーズで格下げされても適格担保。
ギリシャのデフォルトリスクは懸念していない。」
との見解を示しました。
ECBが「ユーロ圏銀行の評価損予測を13%に引き上げ5530億ユーロ。
ユーロ圏銀行のリスクは商業用不動産への債券。
ユーロ圏銀行の東ヨーロッパ向けの債券はリスク。」
などの見解を発表しました。
イラン軍がイラク南部のファッカ油田を占拠しました。
イラク国家安全保障会議が
「イランはイラクの国境を侵犯。」と発表しました。
NY原油は73ドル台前半で取引を終えました。
NYダウは前日比+20.63ドルで取引を終えました。

<週はじめ21日(月)の主な予定>

朝8時50分に日通関ベース貿易収支(11月)、
午前9時半に豪新車販売台数(11月)、
午後1時半に日全産業活動指数(10月)、
午後2時に日銀金融経済月報、
夜10時半に米シカゴ連銀全米活動指数(11月)、
同夜10時半に加小売売上高(10月)、
などの経済指標が発表されます。
(米)・加の指標には注目です。

<明日22日(火)の主な予定>

朝6時45分にNZ第3四半期経常収支、
朝8時に豪景気先行指数(10月)、
午前10時にNZ第4四半期Westpac消費者信頼感指数、
午後4時に独GFK消費者信頼感調査(1月)、
午後4時から日銀総裁講演、
午後4時15分にスイス貿易収支(11月)、
午後6時半に英第3四半期GDP確報値、英第3四半期経常収支、
夜10時半に米第3四半期GDP確報、米第3四半期個人消費確報、
同夜10時半に米第3四半期コアPCE確報、
米第3四半期GDP価格指数確報、
深夜12時に米中古住宅販売件数(11月)、
リッチモンド連銀製造業指数(12月)
などの経済指標が発表されます。
(NZ)・英・米の指標には注目です。

そして、今週の23日(水)からの主な注目材料は、

23日(水)に、東京市場休場、NZ第3四半期GDP、
独輸入物価指数(11月)、英BOE議事録、欧鉱工業新規受注(10月)、
米個人所得(11月)、米個人支出(11月)、米PCEデフレータ(11月)、
加GDP(10月)、米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(11月)、
米新築住宅販売件数(11月)、

24日(木)に、日銀金融政策決定会合議事録、
日第4四半期全産業景況判断BSI、
日第4四半期大企業製造業景況判断BSI、日銀総裁講演、
米耐久財受注(11月)、米新規失業保険申請件数、

25日(金)に、オセアニア・欧・英・米の主要市場がクリスマス休場、
日失業率(11月)、日全国消費者物価指数(11月)、
日企業向けサービス価格指数(11月)、日自動車生産(11月)、
日住宅着工戸数(11月)、日建設工事受注(11月)、

などがあります。

さて、京都議定書後の地球温暖化対策を協議した国際会議
COP15では、日本、米国、中国など主要26ヵ国がまとめた
「コペンハーゲン協定」に「留意する」との文書を採択して
閉幕となりました。発展途上国の反対が相次いで、
協定自体の採択は断念して、賛成国のみに効力が及ぶという
歯切れの悪い結果になりました。

折りしも、インドネシアのジャカルタでは世界平均の
海面上昇3ミリ/年を上回る毎年7ミリの海面上昇で
一部水没する街があったり、また、先週の末にはワシントンで
非常事態宣言が出るほどの12月観測史上で最大の大雪が降ったり、
そしてヨーロッパでも数十人の死者が出るほどの寒波が
到来したりと、地球のあちこちに異常気象が現れていますが、
COP15では各国の利害も絡み調整は難しかったようです。

一方、為替相場のほうは、ここのところ年末を控えての
調整の動きもあったか、UAEドバイ首長国の信用不安を契機に、
南欧などのユーロ圏の加盟国の財政赤字や、
欧州金融機関の不良債権が市場テーマとなったようで、
ユーロなどが下落するとともに、リスク回避でのドル買戻しの
動きが強まる相場展開になりました。

また、米労働市場の悪化の和らぎも示唆したFOMC声明以来、
米金融緩和がやがて出口に向かうとの観測する向きが増えたか、
米長期金利はじりじりと上昇しているとのことで、
ドル円相場では金利差を理由にした円売り・ドル買いになりやすい
と見る向きがある一方、一部では「年末を控えて海外の投資家が
売り越していたドルを買い戻しているだけ。」と、
ドル・インデックスの週足がネックラインあたりまで
戻すレベルになりつつあることもあって、
来年からは再びドル売りになると観測する向きもあるようです。

他方、豪ドルに関しては、上海株式市場が12月7日の直近高値から
7%下落したこと、そしてコモディティ市場が下落している
ことに加え、年末でのファンド勢の手仕舞いの動きの影響も
あったか、11月半ばに1年3ヶ月ぶりの高値となる
0.94ドル台前半から0.89ドルあたりまで下落しましたが、
一部では豪州自体の経済も他国と比べて悪くはなく、
最近の中国の経済指標の内容も良いので、
やがて成長期待のある資源国の通貨を買う大きな相場の流れに
回帰していく、と見る向きもあるようです。

さて、今週はクリスマス休で、例年、市場が週後半から極端に
薄くなる傾向があり、膠着感の強い相場となりがちであるとともに、
ときに市場の薄みを衝いた仕掛けでチョッピーな動きとなる
可能性もありますので、トレードをする場合は一時の急変には
注意したいものです。


さて今日は、相場観のスケールのお話です。

トレーダーには、その経験や
トレードのタームなどによって形成される
トレーダーごとの相場観のスケールのようなものが
あるものですね。

まぁ、短期トレードでは、
タイミング命みたいなところがありますので、
上昇や下降に数十Pips乗り遅れると、

「ちぇっ、タイミングを逃してしまったぜ。」

と、悔しい思いをすることがあるものですが、

また、ときにこの「タイミングを逃してしまった」
ということを無意識で正当化するために

すでに動いてしまった数十Pipsの動きに対して
逆のトレードをしようという強いバイアスの
気持ちになってしまうことがあります。(苦笑)

すでに相場がある程度動いてしまったその後で、

「みすみす数十Pipsを取り損ねたその方向へ
 いまさらトレードしていられるかい!」

というわけです。(笑)

上げては下げるレンジ的な相場となることも多く、
その逆志向のバイアスが功を奏することもありますが、

ときに、数十Pipsの上昇や下降が、
その後の大きなトレンドのほんの始まりであることもあって、

上げる(下げる)ほどに高まりゆく
逆向きにトレードしようとする
バイアスになった気持ちを切り替えれずに、

「いくらなんでも、もう反転するだろう…。」

と、トレンドに意固地なまでに逆に立ち向かい、
大きな損を出してしまったり、損をしないまでも
ビッグ・チャンスを逃してしまうことがあります。

私にも経験がありますが、冷静になった後で考えると、

「なんで、あんな気持ちになっていたんだろう。
 今、チャートのどこをどう見たって
 素直に相場についていくべきだったよなぁ…。」

と、後悔をすることもトレーダーの多くが
一度や二度は経験しているようです。

ほんの小さなきっかけと意固地な正当化の気持ちが
扇の要の状況の肝心なトレード判断に
大きな影響となってしまうことがあるのですね。

時間足はおろか日足ばかりではなく、
週足や月足にも陽線や陰線が連なるトレンドが
形成されることを思えば、

トレンドが思いのほか長く続くこともあるわけで、

たかが数十Pipsの上昇や下降の取り損ねは
些細でとるに足らないくらいのものですが、

これをきっかけに気持ちに根付いてしまったバイアスは
チャートを素直に見えなくしてしまって
大きな勝ちと負けとを分かつことがあります。

本物のトレンドが発生するときには、その多くが
トレーダーの相場観のスケールよりも
はるかに大きなものになることが多いようです。

何の本に書かれていたのかは忘れてしまいましたが、

破天荒ともいえる人生を生きて、
相場とともに人生を歩み相場とともに没したリバモアが、

「私が成功したのは、私がよく考えたからではなかった…。
 大金を儲けたのは、私がジッとしていたからであった。
 そう。(トレンドに乗ったら) 私はジッとしていたのだ!」

と、かつて語っていたと何かの本で読んだことがあります。

まぁ、もちろんトレンドも転換することがありますし、
相場の部分を切り取る短期トレードでは機敏さも大切ですが、

本物のトレンドが形成されるときには
思いのほか大きなスケールになることがありますので、

自己の相場観のバイアスに意固地になったり、
トレーディングでの思考が矮小化しないように、
相場の流れに乗ってトレードしていきたいものですね。


※次回の更新は12月28日を予定しています。


FX 適者生存のお話

新古典派総合を提唱した米経済学者で
ノーベル経済学賞も受賞したサミュエルソン博士が
経済学に偉大な足跡を残され永眠されましたね。m(_ _)m

<週はじめ14日(月)の主な出来事>

東京時間では、
主要通貨ペアが軟調の後に急反発して再び軟調になりました。
日銀短観(第4四半期大企業製造業業況判断)は
市場予想よりは強い−24になりました。
日銀短観(第4四半期大企業全産業設備投資)は
市場予想より弱い−13.8%になりました。
09年度の大企業製造業の想定為替レートは
1ドル92.93円(下期1ドル91.16円)と示されました。
英ライトムーブ住宅価格(12月)は−2.2%になりました。
英BOE理事が「雇用は予想したほど落ちてはいない。」
との認識を示しました。
午後1時過ぎにドバイ・ワールドが
「ナヒールの41億ドルのイスラム債を償還する」と発表しました。
一時、主要通貨ペアが急反発しました。
日鉱工業生産確報(10月)は0.5%になりました。
ドバイ政府が「アブダビ政府がドバイ金融支援ファンドに
100億ドルを拠出で合意。UAE中銀による域内銀行への
支援の用意がある。アブダビからの支援資金には条件なし。」
などの声明を出しました。
日経平均は前週末比−2.19円で取引を終えました。

ロンドン時間では、
主要通貨ペアが軟調の後に揉み合いになりました。
ECBの専務理事が
「ギリシャは2010年後半までに格付回復への行動が必要。
追加の財政刺激策は良い影響よりも害のほうが多い。」
などの見解を示しました。
中国上海株式市場は前週末比+55.59ポイントで引けました。
三菱UFJファイナンシャル・グループが
「公募増資での調達金額は1兆313億円。半分は海外で募集。」
することを発表しました。
スイス生産者輸入価格(11月)は
市場予想よりやや弱い0.0%になりました。
オーストリア中銀総裁が
「国際金融システムはまた困難な状況。早い対処が必要。」
との認識を示しました。
欧鉱工業生産(10月)は市場予想よりは強い−0.6%になりました。
米シティ・グループが
「米政府の当局とTARP資金返済で合意。
TARP信託優先証券200億ドル返済する。
普通株170億ドル発行。」
などを発表しました。

ニューヨーク時間では、
主要通貨ペアが堅調傾向の揉み合いになりました。
カナダ第3四半期設備稼働率は
市場予想より強い67.5%になりました。
ギリシャ首相が「難しい決定を断固として行う必要。」
とのコミットをしました。
米連邦預金保険公社の総裁が
「米銀の破綻は2010年にピークに達する可能性。」
との認識を示しました。
格付け会社のフィッチがドバイ企業の格付けを
"ネガティブ"で据え置きました。
オバマ米大統領が
「金融機関は納税者から異例の援助を受けている。
景気回復への支援の仕事をすべき。」
との見解を示しました。
ギリシャ首相が
「ギリシャは深刻な状況。経済成長が主要な目標。
向こう3ヶ月以内に対応策を発表予定。
ギリシャは債務削減に向け恒久的措置を講じる。」
などの発言をしました。
NY原油は69ドル台半ばで取引を終えました。
NYダウは前週末比+29.55ドルで取引を終えました。

<昨日15日(火)の主な出来事>

東京時間では、
主要通貨ペアが狭いレンジでの揉み合いの後、
ドル円がやや上昇して、ドルストレートがやや軟調になりました。
米ウェルズ・ファーゴが
「250億ドルの公的資金を全額返済する」
ことを発表しました。
英RICS住宅価格(11月)は4ヶ月連続プラスとなりましたが、
市場予想よりは弱い35.0%になりました。
NZ財務相が「NZ経済は不均衡に直面。
NZドルの上昇は経済回復の妨げになる。」
との認識を示すとともに経済見通しを上方修正しました。
豪RBA政策会合議事録では
「12月の利上げは経済見通しを反映。
刺激策は徐々に解除される必要。
来年2月まで金利を据え置くことも議論した。
失業率は底を打っていない可能性。」
などが公表されました。
豪第3四半期新規住宅は市場予想より強い9.4%になりました。
日20年債の入札が低調になりました。
日経平均は前日比−22.20円で取引を終えました。

ロンドン時間では、
ドル円が堅調になって、
ドルストレートが軟調になりました。
英紙が「米FOMCで公定歩合の引き上げの可能性」
の観測報道をしました。
スイス政府が2010年の成長を0.7%へ上方修正しました。
格付け会社のフィッチが
「米金融機関が抱えるリスクは底を打っていない。」
との主旨の見解を発表しました。
中国上海株式市場は前日比−28.44ポイントで引けました。
スイス第3四半期鉱工業生産は
市場予想よりかなり強い3.4%になりました。
英消費者物価指数(11月)は市場予想より強い0.3%になりました。
独ZEW景況感調査(12月)は市場予想より強い50.4になりました。
欧ZEW景況感調査(12月)は市場予想より弱い48.0になりました。
格付け会社のムーディーズがアラブ首長国連邦4銀行の
格下げの検討に入ったことを発表しました。
IFO経済研究所の理事長が
「ギリシャ問題でユーロ圏が崩壊することはないが、
次のリーマン・ブラザーズになる可能性はある。」
との見解を示しました。

ニューヨーク時間では、
主要通貨ペアがまちまちながら上下動になりました。
米NY連銀製造業景気指数(12月)は
市場予想よりかなり弱い2.55になりました。
米生産者物価指数(11月)は市場予想より強い1.8%になりました。
カナダ景気先行指標指数(11月)は1.3%、
カナダ新車販売台数(10月)は3.5%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
米ネット長期TICフロー(10月 対米証券投資)は
市場予想より弱い207億ドルになりました。
米鉱工業生産(11月)は0.8%、米設備稼働率(11月)は71.3%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
英BOE政策委員が
「BOEのさらなる債券購入は慎重であるべき。
英国の経済回復はまだ見ていないが
英第4四半期GDPが上昇していなければ驚き。
英失業率は数四半期にわたり上昇の可能性。
住宅価格の回復には驚かされる。」
などの認識を示す発言をしました。
ギリシャ財務相が
「ギリシャは2012年までに債務削減を開始して
2013年までに財政赤字をGDPの3%まで削減。」
とのコミットを示しました。
オーストリア中銀総裁が
「ECBは12月会合で金利にシグナルを与えないだろう。
ECBは慎重に流動性政策の解除を開始。
現在のユーロは域内経済で許容できる水準。
ユーロの高騰は成長にダウンサイドリスクになる。」
などの見解を示しました。
米NAHB住宅市場指数(12月)は市場予想より弱い16になりました。
バーナンキFRB議長が
「中国のマクロ経済指標の信頼性は向上した。
資産バブルへは金利対応より規制強化が優れている可能性。
景気回復が続けばやがて利上げが適切になる。
FRBは金融刺激策から撤退する方策がある。」
などの認識を示しました。
NY原油は70ドル台後半で取引を終えました。
NYダウは前日比−49.05ドルで取引を終えました。

<今日16日(水)の主な予定>

朝8時半に豪Westpac先行指数(10月)、
朝8時50分に日第三次産業活動指数(10月)、
午前9時半に豪第3四半期GDP、
午後3時に日工作機械受注確報(11月)、
午後5時半に独製造業PMI速報(12月)、独サービス業PMI速報(12月)、
午後6時に欧製造業PMI速報(12月)、欧サービス業PMI速報(12月)、
午後6時半に英失業率(11月)、
午後7時に欧消費者物価指数確報(11月)、
夜10時半に米消費者物価指数(11月)、米第3四半期経常収支、
同夜10時半に米住宅着工件数(11月)、米建設許可件数(11月)、
同夜10時半に加製造業売上高(10月)、
深夜1時45分から加BOC総裁講演、
深夜4時15分に米FOMC政策金利、
などの経済指標が発表されます。
豪・英・(欧)・米の指標には注目です。

<明日17日(木)の主な予定>

午前11時にNBNZ企業信頼感(12月)、
午後2時に日景気先行CI指数確報(10月)、
日景気一致CI指数確報(10月)、
午後6時半に英小売売上高指数(11月)、
午後7時に欧建設支出(10月)、
夜9時に加消費者物価指数(11月)、
夜10時半に米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加国際証券取扱高(10月)、
深夜12時に米景気先行指標総合指数(11月)、
同深夜12時に米フィラデルフィア連銀指数(12月)、
などの経済指標が発表されます。
英・加・米の指標には注目です。

<週末18日(金)の主な予定>

午前9時01分に英BOE金融安定報告書公表、
正午過ぎに日政策金利、(市場予想は据え置き)
午後4時に独生産者物価指数(11月)、
午後4時半に日銀総裁記者会見、
午後6時に独IFO景気動向(12月)、独IFO現況評価値(12月)、
同午後6時に欧経常収支(10月)、
午後6時半に英第3四半期総合事業投資確報、
午後7時に欧貿易収支(10月)、
夜10時半に加卸売売上高(10月)、
(英)・(日)・独の指標には注目です。

さて、日銀が14日に発表した12月の短期経済観測(短観)では、
企業の景況感を示す業況判断指数(DI)が大企業製造業で−24になり、
9月の前回調査より9ポイント改善となりましたが、
改善は3期連続とはなったものの、前回の改善幅よりも縮小して、
円高とデフレが企業の業況圧迫となっていることが
覗えるような結果になりました。

また、懸念材料となっているアラブ首長国連邦(UAE)の
ドバイ問題では、アブダビ首長国が100億ドルの支援をすることが
決定して、ナキールの発行していた41億ドルのイスラムの
デフォルトが回避されることが報道されて、
ひとまず沈静化に向かうことになりました。

ただ、ドバイワールドの返済延期の対象は260億ドルで、
またドバイ全体では800億ドル超の債務があり、
そして今回の危機でドバイワールド以外の政府系の企業の
格付けが下がり、資金調達コストが上昇しているとのことで、
今回のアブダビ支援だけでは不足していることや、
また格付け会社のムーディーズがアラブ首長国連邦4銀行の
格下げの検討に入ったことから、
今後も同問題の動向には注目しておいたほうがよさそうです。

一方、米シティや米ウェルズ・ファーゴなど大手金融機関は
公的資金返済を発表しましたが、米の中小金融機関は
厳しい状況が続いていて、2009年の米銀の破綻は130以上になり、
米連邦預金保険公社の総裁が「米銀の破綻は2010年にピークに
達する可能性。」をほのめかし、また格付け会社のフィッチが
「米金融機関が抱えるリスクは底を打っていない。」との主旨の
見解を発表するなどもあり、そして貸出債権の焦げ付きの懸念から
融資に消極的な金融機関が多く民間向け貸出金利が下げ渋っていて、
金融危機はまだ峠を越えていないようです。

他方、アイルランドやポルトガルやスペインやギリシャが
厳しい状況になっているだけではなく、オーストリア政府が、
経営の悪化している金融機関「ヒポ・グループ」を国有化すると
報道されるなど、欧州の信用不安があちこちで再燃している
ようですので、欧州の信用不安の動向にも注意が必要なようです。

また、日本の20年債の入札では平均落札価格と最低落札価格の差の
テールが42銭とリーマン・ショック直後の昨年9月以来の水準に
拡大して、応札が不調となり、日本の財政悪化への警戒感を
覗わせる結果になりました。

さて、週後半はFOMCが焦点となりますが、FF金利は据え置きと
見る向きが大勢ではあるものの、公定歩合が引き上げられるとの
観測報道もあり、FOMC声明が注目されます。

クリスマス休暇を控えて市場が徐々に薄くなっているとのことで、
膠着するかと思えばときに激しい動きの相場展開になる可能性が
ありますので、機敏にトレードしていきたいものです。


さて今日は、適者生存のお話です。

「種の起源(The Origin of Species)」の著書でも有名な
進化論のチャールズ・ダーウィンの説によりますと、

適応度の高さは、種の強さや賢さで決まるわけではなく、
環境に自分自身を合わせられるかによって、
それが決まるのだそうですね。

自然界では、自然による遺伝子の組み換えと
突然変異によって、多様な種が誕生して
そして自然淘汰を経て結果的に最適な選択肢となるものが
生き残るのだそうです。

自然にはいわば自動的な選別の進化のシステムが
あるのかもしれませんね。

また、スポーツの世界やファンドのトレーダーも
成績の悪い者は解雇され、成績の良い者が残り、
淘汰されて精鋭が残りますが、

ところが残った精鋭たちが全体のパフォーマンスとして
過去よりもどんどん良い成績を出すかといえば、
あながちそうともいえないようで、

相手チームや他のファンドもしのぎを削っていますので、
チームとしての現状維持もなかなかたいへんなことです。

相手や環境が進化している状況では、
積極的なパフォーマンスの向上というよりは
むしろ「生き残るために」淘汰が必要なようです。

逆に言いますと、「競争の世界」では
進化しない者は生き残ることすらできないようで、
「適者しか生存できない」ほどに
厳しいものなのかもしれませんね。

ところで、

あちこちでホール・イン・ワンのトレーニングを
していたのかどうかは知りませんが、(苦笑)

スキャンダルが発端となってゴルフの
タイガー・ウッズ選手が無期限欠場宣言をしましたね。

その彼がまだ純情であった21歳の頃の
適者生存にまつわるエピソードがあります。

1997年の春のこと、世界の一流プレーヤーを相手に
2位になんと12打差をつけてマスターズに優勝するなど、
プロたちのPGAツアーに参加してまだ1年足らずなのに
参加した15試合のうち早くも4試合に優勝して、
世間の注目を一身に集めるようになりました。

しかし彼は、この並々ならぬ成功と栄光に酔いしれることなく
純粋に「もっとゴルフに上達したい。」と願ったそうです。

そして、彼はマスターズを収録した
自分自身のプレーのビデオテープを何度も見て、

「なんと酷いスイング!」であることに気づき、

ブッチ・ハーモン氏にコーチをしてもらい
スイングの改造に着手することになりました。

改造の過程の半年間では
1勝しかあげることができませんでしたが、

「優勝することが改善を意味するわけではない。」

と彼は言い切り、その後もスイング改造を続行しました。

そして、新しいフォームのスイングは1999年春に完成しました。

その後、ウッズは14試合のうち10試合に優勝して、
2000年にはPGAツアーの9試合で優勝しただけではなく、
2001年のマスターズにも優勝して、

4大メジャーであるマスターズ、全米べオープン、
全米プロ選手権、全英オープンの連続制覇の快挙を
見事に成し遂げたのでした。

もしかしますと彼ほどの才能ならば、
改造なしでも素晴らしい成績を収めていたのかもしれませんが、

2年に及ぶフォーム改造が
4大メジャー制覇の快挙の秘訣であったことは
間違いないものと思います。

天才にしても適者生存に挑戦していたことは
興味深いエピソードですね。

進化なくば敗れる競争や勝負の世界では、

進化する環境に順応するために
過去の自己を淘汰して、いつも適者生存を
目指していかなくてはならないのかもしれませんね。


FX 成功の法則92ヶ条のお話

ノーベル平和賞の授賞式がノルウェーのオスロで開催されて、
賛否がありましたがオバマ米大統領が受賞しましたね。
オバマ大統領の核不拡散を謳う式典での演説では
アフガン増派への苦悩も垣間見られていたようです。

<先週末11日(金)の主な出来事>

東京時間では、
ドル円が堅調に推移して、
ドルストレートが下げては上げる揉み合いになりました。
欧州委員長が「ギリシャをしっかり監視していく。」
と発言しました。
中国生産者物価指数は前年比で−2.1%、
中国消費者物価指数は前年比で0.6%、中国鉱工業生産は19.2%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
中国小売売上高は市場予想より弱い15.8%になりました。
格付け会社のムーディーズが
「現在、米国と英国のソブリン格付けへの脅威はない。」
との見解を発表しました。
日消費者態度指数(11月)は
市場予想よりやや弱い39.9になりました。
日経平均は前日比+245.05円で取引を終えました。

ロンドン時間では、
主要通貨ペアが上下動の揉み合いになりました。
ECBの専務理事が
「数ヶ月、数年先の回復の度合いは不透明。
経済活動が聞き前のペースに急回復するのは不可能と予想。
今後の2年間のインフレ率は1%をやや上回る見通し。」
などの見解を示しました。
中国上海株式市場は前日比−6.946ポイントで引けました。
ギリシャ首相が
「ギリシャは債務デフォルトに陥る可能性はない。
ギリシャがユーロ圏から離脱することはない。
財政赤字を4年以内にGDP比3%以下にする計画。」
などの主旨の発言をしました。
英生産者仕入価格(11月)は0.1%、
英生産者出荷価格(11月)は0.2%と、
ともに市場予想より弱い結果になりましたが、
前回値が上方修正されました。
ユーログループ議長が
「ギリシャにはデフォルトリスクはない。
ギリシャが財政再建の行動を取ることを確信。」
との認識を示しました。
ポーランド首相が
「ポーランドはユーロ圏加盟の準備が進行。
2015年の前にユーロ加入基準を達成見込み。」
などの見解を表明しました。

ニューヨーク時間では、
ドル円が上昇した後に軟調になって、
ドルストレートが下落した後に揉み合いになりました。
米小売売上高(11月)は1.3%、米輸入物価指数(11月)は1.7%と、
ともに市場予想よりかなり強い結果になりました。
カナダ新築住宅価格指数(10月)は4ヶ月連続のプラスも、
市場予想よりやや弱い0.3%になりました。
米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(12月)は
市場予想より強い73.4になりました。
米企業在庫(10月)は2008年1月以来のプラスの
市場予想より強い0.2%になりました。
格付け会社のフィッチが
「2010年のイタリア格付けは据え置きの見通し。」
との見解を発表しました。
米下院がデリバティブ取引の規制強化と
消費者金融保護局の設立の
金融規制改革法案を可決しました。
NY原油は69ドル台後半で取引を終えました。
NYダウは前日比+65.67ドルで取引を終えました。

<週はじめの今日14日(月)の主な予定>

朝8時50分に第4四半期日銀短観(大企業製造業業況判断、他)、
午前9時01分に英ライトムーブ住宅価格(12月)、
午後1時半に日鉱工業生産確報(10月)、日稼働率指数確報(10月)、
午後5時15分にスイス生産者輸入価格(11月)、
午後7時に欧鉱工業生産(10月)、
夜10時半に加第3四半期設備稼働率、
などの経済指標が発表されます。
日・欧の指標には注目です。

<ゴトウ日の明日15日(火)の主な予定>

午前9時01分に英RICS住宅価格(11月)、
午前9時半に豪RBA政策会合議事録、豪第3四半期新規住宅、
午後5時15分にスイス第3四半期鉱工業生産、
午後6時半に英消費者物価指数(11月)、英小売物価指数(11月)、
午後7時に独ZEW景況感調査(12月)、
同午後7時に欧ZEW景況感調査(12月)、
夜10時半に米生産者物価指数(11月)、NY連銀製造業景気指数(12月)、
同夜10時半に加景気先行指標指数(11月)、
加第3四半期労働生産性指数、
夜11時に米ネット長期TICフロー(10月 対米証券投資)、
夜11時15分に米鉱工業生産(11月)、米設備稼働率(11月)、
深夜3時に米NAHB住宅市場指数(12月)、
などの経済指標が発表されます。
豪・英・独・(加)・米の指標には注目です。

そして、今週の16日(水)からの主な注目材料は、

16日(水)に、豪Westpac先行指数(10月)、
日第三次産業活動指数(10月)、豪第3四半期GDP、
日工作機械受注確報(11月)、独製造業PMI速報(12月)、
独サービス業PMI速報(12月)、欧製造業PMI速報(12月)、
欧サービス業PMI速報(12月)、英失業率(11月)、
欧消費者物価指数確報(11月)、米消費者物価指数(11月)、
米第3四半期経常収支、米住宅着工件数(11月)、
米建設許可件数(11月)、加製造業売上高(10月)、
加BOC総裁講演、米FOMC政策金利、

17日(木)に、NBNZ企業信頼感(12月)、日景気先行CI指数確報(10月)、
日景気一致CI指数確報(10月)、英小売売上高指数(11月)、
欧建設支出(10月)、加消費者物価指数(11月)、
米新規失業保険申請件数、加国際証券取扱高、
米景気先行指標総合指数(11月)、フィラデルフィア連銀指数(12月)、

18日(金)に、英BOE金融安定報告書公表、日政策金利、
独生産者物価指数(11月)、日銀総裁記者会見、
独IFO景気動向(12月)、独IFO現況評価値(12月)、独IFO予想値(12月)
欧経常収支(10月)、英第3四半期総合事業投資確報、
欧貿易収支(10月)、加卸売売上高(10月)、

などがあります。

さて、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイの信用不安問題を
きっかけに、過剰債務国への警戒感が市場テーマとなったようで、
信用不安が再燃してアイルランドやポルトガルや
スペインだけではなく、債務残高が2009年GDP比で113%、
2011年に同135%の見込みで、そして財政赤字も2009年に
同13%弱になるギリシャへの懸念が高まることなり、
リスク選好度が低下したことに加え
クリスマス休暇前の手仕舞いによる資金引き上げの動きの
影響もあったか、ドルが買い戻されユーロが軟調になりました。

また、11日には英ガーディアン紙が「財政悪化が原因となって
英国債が格下げされる可能性がある。」と報道したことで、
ポンドが先安感により軟調になる場面がありました。

ギリシャ問題では、ギリシャの首相が「ギリシャは債務デフォルトに
陥る可能性はない。ギリシャがユーロ圏から離脱することはない。
財政赤字を4年以内にGDP比3%以下にする計画。」などの
主旨の発言をして、またユーログループ議長が「ギリシャには
デフォルトリスクはない。ギリシャが財政再建の行動を取ることを
確信。」との認識を示し火消しに努めていますが、
今後の動向が注目されます。

また今のところ市場テーマにはなっていないようですが、
日本の財政赤字はギリシャ以上のGDP比で171%(一説では180%近い)
にもなっているそうで、一部では今後の市場テーマになりうる
との観測もあって、市場のテーマにおける今後の円の動向にも
注目されます。

一方、先週末に発表された米10月小売売上高は1.3%と
事前予想の0.6%を大きく上回り2ヶ月連続でのプラスを
記録しましたが、その内容では、電気製品や建築資材が
牽引したものの、原油高によるガソリンスタンドの
プラス6.0%の売上高への依存性が高く、金額ベースでも
11月では約3520億ドルと、前月の約3476億ドルから
それほど伸びておらず、見掛けほどには良くなく、
クリスマス商戦への懸念する声も聞かれるようです。

さて、今週16日深夜の米FOMCの発表で2009年も最終盤となります。

アナリスト予想ではFOMCの景気認識は一歩前進となるも
FF金利自体は実質ゼロ金利に据え置かれ無風との見方が
大勢のようです。一部では米の低金利政策の長期化の再確認で
ドル売りのきっかけとなると見る向きもあるようですが、
現在の市場テーマがリスクに敏感になっていることから、
週初14日(月)のドバイワールド傘下のイスラム債の
償還日での決済動向が注目されます。

同イスラム債の金額規模は35億ドル程度ですが、
万一、デフォルトになると、その後のドバイ問題の悪化懸念から
急激なリスク回避の動意となりそうですし(ドル買い・円買い)、
無事に償還が済むと逆にリスク選好の動意になる可能性が
ありそうで、週初のイスラム債の動向が大いに注目されます。

なお、報道によりますと、日系企業もドバイ債権では
6,600億円が未回収になっているそうです。(日経新聞12月12日)

例年、米FOMCの発表後からは市場が薄くなることが多い
ようですので、仕掛け的でチョッピーな動きに注意して
トレードしていきたいものです。


さて今日は、成功の法則92ヶ条のお話です。

今年も16日の深夜(日本時間17日午前4時15分)に
米FOMCの政策金利が発表されますね。

市場予想では実質ゼロ金利に据え置かれ
無風との見方が大勢のようですが、
12月のFOMCを迎えると「今年も暮れたなぁ。」と
思うものです。

欧米では12月のFOMCを確認して
早々にクリスマス休暇(年末休)にはいる
トレーダーも少なくはないようですね。

そのようなわけで今年も残り少なくなりましたが、

恒例となっている京都市東山区の清水寺での
丑年今年2009年の今年の漢字は「新」になりました。

近年は世相を反映してかあまり良い字が選ばれないことが
多いようですが、昨年はチェンジの「変」でしたね。

2つあわせりゃ「ヘンシーン」
などというのはお笑いのお話ですが、
寅年の来年はどんな一年となるのでしょうか。

子供たちのヒーローのように
良いほうへ新たに変わる一年であればと願いますが、
2010年後半にはドル暴落説があるようで、
相場動向には興味が尽きませんね。

さて、師走で何かと忙しいものですが、
日曜日には本屋さんに行くのが楽しみで、
昨日も行ってきました。

そこで見つけたのが表題の「成功の法則92ヶ条」
という楽天の会長兼社長の三木谷 浩史さんの本でした。

トレーダの視点でも参考になりそうなことが
たくさん書かれていました。

「どんな大きなチャンスがあったとしても、
 準備のできていない人間には(中略)
 チャンスがあることすら見えないだろう。
 サーフィンの練習をしていない人間は、
 どんな大波がこようとその波に乗れないのと同じことだ。」

「0.1%の努力を毎日続けること。毎日その努力を
 積み重ねるための自分なりの仕組みを作ること。(中略)
 地道な作業ではあるけれど、その地道な作業の
 積み重ねが大きな結果を生む。」

「プロのスポーツ選手で、自分はプロになれたから
 もう練習はしないなどという人はいない。
 練習をやめるということは、プロを辞めるということだ。」

「高校3年生がわずか4年から6年の勉強で
 (見習いとはいえ)一人前の医師や弁護士にってしまうわけだ。
 本気になって勉強すれば、自分を変えることができる。」

この高校3年生のお話には「なるほどなぁ」と
感心してしまいました。

「小さくてもいいから、成功を積み重ねることだ。(中略)
 見果てぬ夢を追い続けるより、
 まずは小さな成功を積み重ねよう。
 成功体験は人を成長させる。」

「枠組みとは思考の枠組み、
 つまり物事を考えるためのフレーム・ワークだ。
 玄人と素人を分けるのはフレーム・ワークが
 頭に入っているか否かなのだ。(中略)
 専門知識をどれだけ詰め込んでも玄人になれないのは、
 頭の中に専門知識を組み合わせて思考を進めるための
 フレーム・ワークがないからだ。」

成功体験とともに、
知識を統合させて活かすフレーム・ワークこそが
大切なのですね。

「リスクを取るということは、リスクに賭けるということで
 それはビジネスというよりも、ある種のギャンブル
 ではないかという意見もあるかもしれない。(中略)
 確かに僕はリスクに賭けたけれど、
 リスクの種類と大きさをはっきりと見極めた上で、
 そのリスクに対処する方法をあらかじめ用意していた。」

「物事は様々な角度から見なければならない。」

「ビジネスはスキーのようなもの、
 足元を見ながら、遠くも見る。(中略)
 足元ばかり見ていると進むべき道を失う。
 遠くばかり見ていると足元をすくわれ転んでしまう。」

「誰もが努力しているのが競争社会の前提だ。
 にもかかわらず(中略)明らかな差がある。
 これはどういうことだろう。
 この差はいったいどこから生まれてくるのか。 
 僕は最後の0.5%の努力の差だと思っている。」

なるほど。対処法を伴うリスクの認識と
遠近の両方を見据えた視点が大事で、

そして、
わずかな努力の差が大きな結果の差になるのですね。

「人間が計画するときには、まず何をしようかと考える。
 何をやらないか、とは普通あまり考えない。
 やらないという判断は難しい。
 可能性を切り捨てる判断だからだ。
 けれど、時と場合によっては、
 やらない判断を下したほうがずっと良い結果を生む。
 やらないという判断は損失や無駄を未然に防いでくれる。」

「撤退の判断は早いほど良いのだ。
 それだけ被害を小さく食い止められる。」

「失敗するということは改善すべきポイントを
 発見したということである。ただし、すぐに改善すること。
 改善しなければ同じ失敗を必ず繰り返す。
 また、自分が失敗しやすいところは
 他人が失敗しやすいところでもある。
 ということは、そこにチャンスが潜んでいることでもある。
 失敗の中には大きな飛躍の鍵が隠されている。
 石に躓いて転んだら、その石をよく観察することだ。」

やらない判断も大切で、
また、撤退は素早く行う必要があり、
そして、失敗にも効用があるものなのですね。

などとなど…、

一部だけで、とても要点のすべては書ききれませんが、

楽天の三木谷社長の実戦の言葉は躍動していて
キラキラ輝いていますね。 (^-^)

楽天がスタートしたときの最初の月の総売り上げは
32万円だけだったのだそうですが、そのうち18万円は
三木谷さんご自身が購入したのだそうです。(苦笑)

そして、そのとき
「1ヶ月で14万円も買ってくれた人たちがいた」と
三木谷さんは喜んだとその著書で述べています。

そのような始まりでしたが、

それから10年、楽天グループの年間流通総額は
1兆円を超える規模にまで成長しています。

前号に引き続き「深イイお話」でした。


引用: 三木谷 浩史 著  幻冬舎「成功の法則92ヶ条」


FX 雀鬼語録の深いイイお話

格付け会社ムーディーズが、ドバイ・ワールドや
エマール・プロパティーズなど
ドバイ関連企業6社の格付けを引き下げましたね。

<週はじめ7日(月)の主な出来事>

東京時間では、
ドル円が軟調傾向の揉み合いになって、
ドルストレートが堅調傾向の揉み合いになりました。
前週末に米地銀の6行の破綻が発表され、
2009年の米銀破綻が130行になったことが報道されました。
豪AiG建設業指数(11月)は
好悪分岐点の50を下回り47.6になりました。
英紙が「英経済は2015年までに世界のトップ10から脱落の可能性。」
との観測報道をしました。
日経平均は前週末比+145.01円で取引を終えました。

ロンドン時間では、
ドル円が堅調傾向の揉み合いになって、
ドルストレートが下落した後に揉み合いになりました。
日内閣府が08年度のGDP確報値を−3.7%に下方修正しました。
中国上海株式市場は前週末比+14.85ポイントで引けました。
ドバイ株式指数が一時前週末比−5.4%になりました。
スイス実質小売売上高(10月)は前年比で3.1%になりました。
金の先物価格が下落しました。
トリシェECB総裁が
「景気刺激策はタイムリーに段階的に解除。
非伝統的処置はこれまでほど必要にならない。
インフレはしっかりと抑制させる。」
などの認識を示しました。
独製造業受注(10月)は市場予想より弱い−2.1%になりました。

ニューヨーク時間では、
ドル円が軟調傾向で推移して、
ドルストレートが反発した後に上下動の揉み合いになりました。
トリシェECB総裁が
「経済状況は改善。2010年の景気回復は緩やかになる可能性。
ユーロ圏全体では信用収縮の兆候はない。
更なる衝撃がくるリスクはある。
ギリシャは非常に困難な状況にある。
政策解除は時宜を得て段階的に実施。
世界経済にとって強いドルは重要。
経済成長は失業率を低下させるには不十分。
金融機関はバランスシートの改善を進めるべき。」
などの見解を示しました。
カナダ住宅建設許可(10月)は
市場予想よりかなり強い18.0%になりました。
格付け会社のS&Pがポルトガルの格付け見通しを
ネガティブ格に引き下げ、また、ギリシャの長期ソブリン債の
格付け引き下げの可能性があることを発表しました。
バーナンキFRB議長が講演で、
「米経済はまだかなりの向かい風に直面。
インフレ率はさらに低下する可能性。
米経済は2010年に緩やかな回復を継続の見込み。
引き締めの時期がFRBの最も困難な課題。
FOMCでは引続き長期間の低金利を予想。」
などの認識を示す発言をしました。
米消費者信用残高(10月)は
市場予想よりは強い−35億ドルになりました。
NY原油は73ドル台後半で取引を終えました。
NYダウは前週末比+1.21ドルで取引を終えました。

<昨日8日(火)の主な出来事>

東京時間では、
ドル円が軟調傾向の揉み合いになって、
ドルストレートが上下動の揉み合いになりました。
NZ第3四半期製造業売上高は
5期連続のマイナスの−5.1%になりました。
NY連銀総裁が
「米リセッションは終了した可能性。
米経済は弱く失業率も高い。
状況はFOMCの長期低金利維持へのコミットを裏付ける。
2010年の米経済成長はやや弱く信用は抑制の見込み。」
などの認識を示しました。
日国際経常収支(10月)は1兆3976億円、
日国際貿易収支(10月)は9490億円になりました。
英首相が「今後4年間で30億ポンドの財政赤字を削減する。」
とのコミットを発表しました。
豪NAB企業景況感指数(11月)は10、
豪NAB企業信頼感指数(11月)は19になりました。
豪第3四半期経常収支は
市場予想よりは強い−161.83豪ドルになりました。
日政府が「緊急経済対策を7.2兆円規模、
事業規模を24.4兆円程度とする。」意向を発表しました。
日財務相が「2009年度新規国債発行額は53.5兆円に拡大。
2010年度の国債発行は44兆円以下との考えは変わっていない。」
との発言をしました。
日景気先行CI指数速報(10月)は89.7、
日景気一致CI指数速報(10月)は94.3と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
日景気ウォッチャー調査現況(11月)は予想より弱い33.9、
日景気ウォッチャー調査先行(11月)は34.5になりました。
日経平均は7日ぶりに反落して
前日比−27.13円で取引を終えました。

ロンドン時間では、
ドル円がやや反発した後に下落して、
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ドバイ株式株式指数が一時前日比−6%になりました。
米紙が「米・英のAAAの格付け維持には財政赤字拡大を止める必要」
との格付け会社のムーディーズの見解を報道しました。
中国上海株式市場は前日比−35.23ポイントで引けました。
トリシェECB総裁が
「銀行資産の50%が不良資産とは認識していない。
ユーロ圏の各政府は期限の中で債務を正常な状態に戻す必要。
支援措置の解除の時期は徐々に近づいている。」
などの見解を示しました。
ドバイ財務庁長官が
「政府はドバイ・ワールドを株主として支援。
同社の再構築に6ヶ月は短すぎる。
ナヒールへの資本注入の議論は時期尚早。」
などの認識を示しました。
英鉱工業生産(10月)は0.0%、英製造業生産高(10月)も0.0%と、
ともに市場予想より弱い結果になりました。
独鉱工業生産(10月)は市場予想より弱い−1.8%になりました。

ニューヨーク時間では、
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
ドバイのナヒール社が上半期に36.5億ドルの
損失を計上していたことが報道されました。
格付け会社のフィッチがギリシャの格付けを引き下げ、
見通しをネガティブ格にしました。
オランダ中銀が
「短期的な見通しは改善したが見通し全般は暗い。」
との見解を示しました。
カナダ住宅着工件数(11月)は
市場予想よりやや弱い15.85万件になりました。
カナダBOC政策金利は0.25%で据え置きになりました。
カナダBOC声明では
「経済に対するリスクはおおむね均衡。
政策金利は2010年6月まで0.25%で据え置くと再び表明。
カナダドルの上昇はカナダの成長に大きな影響と
インフレに下方圧力をもたらす。」
などの見解を発表しました。
発表時間が未定であった英NIESRのGDP予想(11月)は
2008年5月以来のプラスの0.2%になりました。
米サプライマネジメント協会(ISM)の製造業調査委員長が
「ドル安は製造業の輸出に追い風だが過度なドル安は悪影響。
ドル安は一部の製造業や一部のサービス業にとってコスト増。」
などの認識を示す発言をしました。
オバマ米大統領が、
「失業率への取り組みへの仕事は達成から程遠い。
失業保険などの拡充に関し議会と協力。
財政面での責任回復は政権の中心目標。
1期目終了までの財政赤字半減をコミットする。」
などの主旨の演説をしました。
ECBの専務理事が
「危機はまだ終わってはいない。
ドバイ・ショックは単なる驚きではすまない可能性もある。」
との認識を示しました。
格付け会社のムーディーズが米イリノイ州の一般財源保証債を
格下げしました。
米3年債の最高落札利回りは1.223%になりました。
NY原油は72ドル台後半で取引を終えました。
NYダウは前日比−104.14ドルで取引を終えました。

<今日9日(水)の主な予定>

朝8時半に豪Westpac消費者信頼感指数(12月)、
朝8時50分に日第3四半期実質GDP確報、日第3四半期名目GDP確報、
同朝8時50分に日第3四半期GDPデフレータ確報、
午前9時01分に英ネーションワイド消費者信頼感(11月)、
午前9時半に豪貿易収支(10月)、
午後3時に日工作機械受注作法(11月 前年比)、
午後3時45分にスイス失業率(11月)、
午後4時に独貿易収支(10月)、独経常収支(10月)、
同午後4時に独消費者物価指数確報(11月)、
午後6時半に英商品貿易収支(10月)、
深夜12時に米卸売在庫(10月)、
などの経済指標が発表されます。
(日)・(独)・英の指標には注目です。

<ゴトウ日の明日10日(木)の主な予定>

早朝5時にRBNZ政策金利、(市場予想は据え置き)
朝8時50分に日機械受注(10)月、日国内企業物価指数(11月)、
午前9時に豪消費者インフレ期待(12月)、
午前9時15分からRBNZ総裁議会証言、
午前9時半に豪新規雇用者数(11月)、豪失業率(11月)、
午後4時に独卸売物価指数(11月)、
午後5時半にスイスSNB政策金利、(市場予想は据え置き)
午後6時に欧ECB月報(12月)、
夜9時に英BOE政策金利、※資産買入規模も発表予定
夜10時半に米貿易収支(10月)、米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加国際商品貿易(10月)、
深夜4時に米月次財政収支(11月)、
などの経済指標が発表されます。
(NZ)・豪・(スイス)・英・米などの指標には注目です。

<週末11日(金)の主な予定>

午後2時に日消費者態度指数(11月)、
午後6時半に英生産者物価指数(11月 仕入と出荷)、
夜9時15分から欧トリシェECB総裁講演、
夜10時半に米小売売上高(11月)、米輸入物価指数(11月)、
同夜10時半に加新築住宅価格指数(11月)、
夜10時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(12月)、
深夜12時に米企業在庫(10月)、
などの経済指標が発表されます。
(英)・米の指標には注目です。

さて、米雇用統計後の今週は、7日深夜のバーナンキFRB議長の
「米経済はまだかなりの向かい風に直面している。FOMCでは
引続き長期間の低金利を予想。」などの発言があり、
ドル売りの動きとなるも、格付け会社によるギリシャの
長期ソブリン債の格付け引き下げの可能性や
ポルトガルの格付け見通しの引き下げ、および米・英のAAAの
格付け維持には財政赤字拡大を止める必要などが発表されたこと
に加えて、週初の連日にわたりドバイの株式指数が
悪化していることなどで、リスク回避の動きで
主要通貨ペアが下落する場面や、また、日輸出企業の
円買いドル売りでドル円が下落する場面も見られました。

また、報道によりますと、中国政府の「中国経済工作会議」で
2010年の経済政策方針が発表され、積極政策と金融緩和の
継続が示されました。

成長の牽引役の輸出の低迷が続く中、地方都市の
インフラ整備などで経済を支える方針となりましたが、
今後、政府や企業の投資から消費へのバトンタッチの過程で、
過剰な設備投資の是正には失業者の増加となりやすいとの
指摘もあるようです。

中国の金融引き締め観測は後退しましたが、金融緩和によって
大量に供給されたマネーが株式市場や不動産市場に流れている
バブル懸念に対しては、具体策がまだ示されておらず、
難しい問題は抱えているようです。

一方、国際労働機関(ILO)が7日に発表した2009年版の
世界労働報告では、世界の主要国が景気刺激策を早期に打ち切ると、
長期失業者が(対策を続行した場合に比べ)2012年にかけて
主要国で4,300万人増えるとの予測を明らかにしました。
世界では2009年時点で失業者がすでに2億4,100万人に達する
見通しもあるとのことで、主要各国は財政難と対策続行の必要性の
板挟みでの難しい舵取りが迫られそうです。

現状、世界の経済は各国の政府支援の救命装置に依存性した
回復のようで、自律回復にはまだ幾重もの難関を
乗り越えていかないとならないようです。

さて、週後半は10日の英BOE政策金利の市場予想は据え置きですが、
資産買入規模も発表予定とのことで注目されます。
また、週末11日の夜10時半の米小売売上高(11月)や、
再燃しているドバイ問題に絡む債務返済のための商業用不動産の
換金売りによる地価下落懸念によるリスク回避の動きや、
14日(月)のイスラム債の35億ドル分の償還日への思惑の動きなど、
今週後半も相場が大きく動く可能性がありそうです。


さて今日は、雀鬼語録の深いイイお話です。

書店に行きますと株式関連の月刊誌などの横に
FXの月刊誌も置かれるようになりましたね。

マルコ・ポーロという会社の「FX攻略.COM」という
FX専門の月刊誌があります。

創刊は昨年からだったと思いますが、
最近は紙面も充実してきて、興味深い記事もあって
私も毎月読んでいます。

新年号となる今月の記事では、
雀鬼こと桜井章一さんのインタビューが載っていました。

いかにも勝負師らしい強面(こわもて)の桜井さんですが、
語る言葉の一つ一つがなんとも含蓄深いものでした。

「海外の口座に300万ドルは持ってるが、
 相場を利用して稼ごうなんて思っちいない。」

とのことで、雀鬼はFXはやったことがないそうですが、(苦笑)

「麻雀」という言葉をそのまま「トレード」に置き換えても
良いくらいに示唆に富んだお話でした。

あまり引用しますと怒られてしまうかもしれませんが、
なかなかの深イイお話です。

「勝とう勝とうとするのじゃだめなんだ。(中略)
 いい負け方をするといいものが後からくるんだよ。」

「勝負に臨んでは、流れを読んで、
 それにすばやく対処していかなくてはならないわけで、
 (中略)人間は情報や知識が増えるに従って、
 頭でっかちになったり(する)、 それでは姿勢が傾いて、
バランスを崩してしまうことになるんだね。」

「ビギナーズラックといわれるけど、それは続かない。
 初心者は知識も情報もないおかげで
 シンプルに考えているから勝てる。
 でも、だんだん難しさを覚えて、
 複雑に考えるようになって負ける。」

「瞬間的に牌を切るんだよ。
 しかるべきことをしかるべきタイミングでやらないで、
 不要なことばかりしてしまう。」

「目の前にあるのはただ流れだけ。
 ひとつひとつの情報にとらわれたら、
 瞬時に変転する流れからこぼれてしまう。」

「考えるな、感じろ!」

まるで、賭博黙示録カイジの物語にも出てきそうな
言葉の数々ですね。(笑)

まだ、続きます。

「まず、負けている人は自分をよく知らないといけないね。
 自分の弱点は何かをしっかり見つめなければならない。
 それをしなければ、勝っている人から学ぶこともできない。(中略)
 (そうしないと)やがて人は元どおりの自分に戻ってしまうんだ。」

「不調こそわが実力なりと思うべきだね。
 みんな調子がいいときには、これぞ自分の実力と
 思いたくなるけど、調子が悪いときも、
 それはまぎれもなくその人の実力。」

「油断が逆転を起こすんだよ。
 勝負というものは調子がいいときに負けが来る。
 勝ちの裏側に負けがある。」

「ものごとには『知る』と『わかる』と『できる』が
 あるんだよ。この3つはぜんぜん違う。
 知った人間がもがいているわけだね。
 『知る』ということをもっと知ろうとしている。」

「知識を集めて知れば知るほどうまくなると
 思っているのは間違い。それは知識が増えるだけ。
 情報や知識を抱え込んでしまい、
 ふりまわされている人が多いね。(中略)
 それじゃあいつまでたっても勝てないよ。」

「『知っている』ということと、
 『わかっている』というのとは違うんだよ。(中略)
 勝負の世界では『わかる』と『できる』が身につかなければ
 勝つことは難しい。」

「感覚を磨かなくてはならない。(中略)
 努力で得られるのは知識とテクニックだけ。
 本能を取り戻さないと『わかる、できる』にいかない。」

「勝負というものは、常に変化していて、
 いつも一定ということはない。
 そんな勝負の世界で勝つとか強いとかいうのは、
 変化に強いということなんだね。(中略)
 臨機応変な対応ができるということなんだ。」

「人間がやっていることだから、
 正しく追求していけばできるようになるはずだよ。」

ふーむ。なるほどねぇ……。

雀鬼こと桜井章一さん語録の深いイイお話でした。


引用: (株)マルコ・ポーロ社刊 「FX攻略.COM」新年号


FX 相場と君子豹変のお話

ゴルフの石川遼君が日本シリーズJTカップを終えて、
今季の獲得賞金額を約1億8252万円として
史上初の18歳の賞金王に輝きましたね。 (^-^)

<先週末4日(金)の主な出来事>

東京時間では、
主要通貨ペアが上下動の揉み合いになりました。
英紙が「ドバイ・ワールドの債権者が債務支払い停止要求を
拒否する可能性。」があることを報じました。
中国国家外為管理局が
「(中国の)外貨準備管理には大きな調整はない。
ドル安は長期的な課程である。」
との見解を発表しました。
中国人民日報が
「ドル安は各国の輸出や景気回復に悪影響。
ドル安は問題である。」
などの意見報道をしました。
日国家戦略相が
「政策展開が為替と株式市場に届いてきた。
もう少し円安が進むことを望む。」
との主旨の発言をしました。
日経平均は前日比+44.92円で取引を終えて
10月30日以来の10,000円台の大台を回復しました。

ロンドン時間では、
主要通貨ペアがしだいに堅調傾向になりました。
中国国家外為管理局が
「中国の外貨準備は依然として米ドルに投資。
外貨準備は分散するも、主要準備通貨としての
ドルの位置付けは短期的には変わらない。」
との見解を発表しました。
スイス消費者物価指数(11月)は
市場予想より強い0.2%になりました。
中国上海株式市場は前日比+52.416ポイントで引けました。
独連銀が「独実質GDP伸び率は2009年に−4.9%、
2010年に+1.6%。」などの経済見通しを発表しました。

ニューヨーク時間では、
ドル円が上昇してドルストレートが下落しました。
カナダ雇用ネット変化率(11月)は7.91万人、
カナダ失業率(11月)は8.5%と、
ともに市場予想より強い結果になりました。
ECB専務理事が
「ユーロ圏経済は崩壊が止まったが、
ユーロ圏の消費は依然として弱い。景気回復は緩やか。
ECBは非標準的措置から徐々に脱出。」
などの見解を示しました。
米非農業部門雇用者数変化(11月)は−1.1万人、
米失業率(11月)は10.0%と、
ともに市場予想よりもかなり強い結果になりました。
また、前回値も上方修正されました。
米ドルが全面高になりました。
金が一時−60ドル以上と大きく下落しました。
カナダIvey購買部協会指数(11月)は
市場予想より弱い55.9になりました。
米製造業受注指数(10月)は市場予想より強い0.6%になりました。
NY原油は75ドル台半ばで取引を終えました。
NYダウは前日比+22.75ドルで取引を終えました。

<週はじめの今日7日(月)の主な予定>

朝7時半に豪AiG建設業指数(11月)、
午後5時から欧トリシェECB総裁講演、
午後5時15分にスイス実質小売売上高(10月 前年比)、
午後8時に独製造業受注(10月)、
夜10時から欧トリシェECB総裁講演、
夜10時半に加住宅建設許可(10月)、
深夜2時から米バーナンキFRB議長講演、
明け方5時に米消費者信用残高(10月)、
などの経済指標が発表されます。

<明日8日(火)の主な予定>

朝6時45分にNZ第3四半期製造業売上高、
朝8時50分に日国際経常収支(10月)、日国際貿易収支(10月)、
午前9時01分に英RICS住宅価格(11月)、
午前9時半に豪第3四半期経常収支、
豪NAB企業景況・信頼感指数(11月)、
午後2時に日景気先行CI指数速報(10月)、
日景気一致CI指数速報(10月)、
午後2時半に日景気ウォッチャー調査(11月 現況・先行き)、
午後6時25分から豪RBA総裁講演、
午後6時半に英鉱工業生産(10月)、英製造業生産高(10月)、
午後8時に独鉱工業生産(10月)、
夜10時15分に加住宅着工件数(11月)、
夜11時に加BOC政策金利、(市場予想は据え置き)
などの経済指標が発表されます。
豪・英・独・加の指標には注目です。

そして、今週の9日(水)からの主な注目材料は、

9日(水)に、豪Westpac消費者信頼感指数(12月)、
日第3四半期実質GDP確報、日第3四半期名目GDP確報、
日第3四半期GDPデフレータ確報、
英ネーションワイド消費者信頼感(11月)、豪貿易収支(10月)、
スイス失業率(11月)、独貿易収支(10月)、独経常収支(10月)、
独消費者物価指数確報(11月)、英商品貿易収支(10月)、
米卸売在庫(10月)、

10日(木)に、RBNZ政策金利、日機械受注(10)月、
日国内企業物価指数(11月)、豪消費者インフレ期待(12月)、
豪新規雇用者数(11月)、豪失業率(11月)、
豪労働参加率(11月)、スイスSNB政策金利、欧ECB月報(12月)、
英BOE政策金利、加国際商品貿易(10月)、米貿易収支(10月)、
米新規失業保険申請件数、米月次財政収支(11月)、

11日(金)に、日消費者態度指数(11月)、英生産者物価指数(11月)、
欧トリシェECB総裁講演、米小売売上高(11月)、
米輸入物価指数(11月)、加新築住宅価格指数(11月)、
米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(12月)、米企業在庫(10月)、

などがあります。

さて、先週末の4日(金)の米雇用統計では、
非農業部門雇用者数変化(11月)が市場予想の−12.5万人に対して
発表された数字が−1.1万人、そして失業率(11月)も10.0%に
改善されたことに加えて前回値も大幅に上方修正されたことで、
米ドルが全面高になり相場が大きく動きました。
また、基軸通貨のドル不安から高騰していた金価格も
前日比で一時60ドル以上も下落するなど波乱の展開となりました。

先週もいろいろな出来事がありました。

1日(火)には日銀が日政府にお尻を押される格好で
10兆円規模の金融の量的緩和策を発表しました。

また、日内閣府の「世界経済の潮流」という報告書では、
「欧州は不良債権の処理が道半ばで、2010年の実質成長率は
1%に満たない可能性。欧州の金融機関が抱える不良債権などの
損失推計額は、ユーロ圏が約8,000億ドル、英国が約6,000億ドルで、
そのうち6割が償却や引き当てが済んでいなく懸念される。」
ことなどや、「米国は政策効果で回復が続き、2010年は1%台の
成長が予測されるが、商業用不動産の下落がサブプライムローンに
続く新たな金融不安の火種となる可能性。」などの見解が
報告されました。

一方、米政府から資金注入を受けていて政府主導の経営再建中の
米GMでヘンダーソンCEOの突然の解任劇もありました。

他方、ドバイ問題では、今週からドバイワールドと英銀など
銀行団との総額260億ドルの債務見直し交渉が行われる予定ですが、
支援に入るUAEのアブダビ首長国もドバイのリストラを条件にする
とみられているようです。

そして、14日(月)にはイスラム債の35億ドル分の
償還日を控えていて、もしも債務不履行になると
信用不安が再燃する可能性があり、3日にはECBトリシェ総裁も
「警戒すべき状態が続いている。」と発言(日経)しているようで、
今後のドバイ問題の成り行きが大いに注目されます。

さて、今週のアナリスト予想では、「週初は良いサプライズと
なった米雇用統計の余波で円安とドル高が進む可能性がある。」と
見る向きや、「米経済の回復とともに中国当局の外貨準備での
ドル運用継続宣言もあり、ドル安は修正局面が進み、
中長期的にはドル安だがしばらくドル高が進む可能性がある。」と
見る向きなどがある一方、

「日銀の量的緩和によって一旦ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)の
6ヶ月物の日米逆転は解消されたが、4日に再び円金利は上昇して
いて、日銀の緩和策の効果にも陰りが見られ、また今月中旬から
下旬にかけて三菱フィナンシャル・グループや日立製作所など
日企業の海外投資家も対象とした公募増資があるために
外貨を円に替える動きで、円に関しては円安一巡後は
反動も手伝ってしだいに円高に振れやすい。」と見る向きもあり
意見は様々ですが、

また、7日深夜2時のバーナンキFRB議長の講演や
週末の米小売売上高や、今週も相次ぐ(9日午前3時の米3年債
400億ドル、10日午前3時の米10年債210億ドル、
11日午前3時の30年債130億ドル)などの米国債入札の動向にも
注目したいとする向きは多いようです。

引き続き流れに乗りながらも機敏にトレードしていきたいものです。


さて今日は、相場と君子豹変のお話です。

「君子豹変」とは、易経が出典のようですが、

伝統的解釈では「立派な人は(自己を)変革する。」
というような良い意味なのだそうですね。

でも、この言葉が巷(ちまた)で使われるときには、

「言うことがコロコロ変わる。」
「やってることに一貫性がない。」
「発言や考えがブレる。」
「態度が急に変わる。」
「優柔不断だ。」
「言動に信念がない。」

などなど、

あまり良い意味では用いられないことが多いようです。(苦笑)

確かにこのような人とは
あまり友達になりたくない気もしますが、(笑)

どの時代やどこの国でも世の偉い人には、
良きにつけ悪しきにつけ言動の変化はあるようで、
「巷の説」にも一顧の用はあるのかもしれません。

そういえば、某国のかつての「みぞうゆー」の首相も
ずいぶんマスコミに発言のブレを指摘されていましたね。

ただ、時とともに状況が変化することもありますので、
状況の変化を顧(かえり)みない頑固な初志貫徹も
これはこれで問題となることはあるようです。

ところで、よく変わるといえば
「朝令暮改がはなはだしい。」とか、
「風見鶏のようだ。」などの悪口もありますが、(苦笑)

世間の常識が通用しないことが多い相場の世界では、
一般世間の悪口がけっこう価値あるものになっている
場合があります。

これは、恐らく相場の本質的な部分が「変化」
であることに由来するのだと思いますが、

透徹した長期の正しい相場観を持てる
バフェット氏のような相場の達人は別として、

相場が変化してトレンドが転換しても
一途なまでに初志貫徹をしていると、
多くの場合で損切りのタイミングを逸して
大きな損失を蒙(こうむ)ってしまうこともありますし、

ときにトレード判断を急に翻して変えることが、
機敏な臨機応変な対応になることもありますね。

相場の世界では、変化に不対応の初志貫徹が
命取りになることもありますし、

逆に世間で悪いとされている

「風見鶏のようだ。」
「態度を急に変える。」
「優柔不断だ。」
「コバンザメのようだ。」
「大勢に媚びる。」

などは、特に短期トレードでは
価値ある特性になることも少なくはないようです。

世間の常識や価値観と真逆な部分も多い
ヘンダーランドの相場の世界で生き抜くには、

ときとして固定観念ともなる信念や
頑(かたく)なな思いに固執せず、

むしろ、変化をもっぱらとする相場では、
「良い風見鶏」や「良いコバンザメ」
になることを目指して、

相場の変化に柔軟に対応して
良い意味での「豹変」をしていきたいものですね。(笑)


FX 相場とクロック速度のお話

12月1日の東京時間では日政府に尻を押される格好で、
日銀の臨時の金融政策会合が開催され、
思惑と事実にドル円が大きな上下動になりましたね。

<週はじめ30日(月)の主な出来事>

東京時間では、
ドル円が上下に揉み合いながらも軟調になり、
ドルストレートは堅調傾向の揉み合いになりました。
NZ住宅建設許可(10月)は11.7%の好結果になりました。
格付け会社のムーディーズが
「現時点ではUAEの銀行格付けの変更はない」
ことを発表しました。
日鉱工業生産速報(10月)は市場予想より弱い0.5%になりました。
英GFK消費者信頼感(11月)は市場予想より弱い−17、
英ホームトラック住宅調査(11月)は0.2%になりました。
日銀総裁が
「急速な円高は(日本の)企業マインドに影響。
デフレは需要の弱さに要因。物価下落圧力の長期化の可能性。
景気は持ち直しているが自律的回復は弱い。
金融緩和政策からの撤退は考えていない。」
などの見解を示しました。
中国の温家宝首相が
「EUと中国は敵対主義を克服して相互信頼を強化。
EUと中国は通商摩擦に対処して保護主義に反対する。
人民元の基本的安定を維持して独自に段階的処置。」
などの認識を示しました。
日自動車生産(10月 前年比)は−19.1%になりました。
日住宅着工戸数(10月 前年比)は市場予想よりは強い−27.1%、
日建設工事受注(10月 前年比)は−40.1%になりました。
ドバイの不動産開発会社のナヒールが
「ナスダック・ドバイに上場の3本のイスラム債の売買停止」
を要請しました。
日経平均は前週末比+264.03円で取引を終えました。

ロンドン時間では、
ドル円が下落した後に反発して、
ドルストレートが揉み合いながらも軟調に推移しました。
中国上海株式市場が前週末比+99.036ポイントで引けました。
日首相が「円高対策の迅速な手を打たなければならない。」
との認識を示しました。
英消費者信用残高(10月)は市場予想より弱い−6億ポンド、
英モーゲージ承認件数(10月)は5.73万件になりました。
欧消費者物価指数速報(11月 前年比)は
市場予想より強い0.6%になりました。
ドバイ金融当局が
「ドバイ・ワールドは政府の一部ではない。
ドバイ政府はドバイ・ワールドの債務を保証しない。
ドバイ・ワールドを再編する。」
などの認識を示しました。
格付け会社のムーディーズが
「ドバイ・ワールドの再編はUAEの銀行財務力格付けの
 引き下げへの可能性。」
との見解を発表しました。

ニューヨーク時間では、
ドル円が上下動の揉み合いになり、
ドルストレートが軟調の後に反発して揉み合いになりました。
カナダGDP(9月)は市場予想とおりの0.4%になりました。
米シカゴ購買部協会景気指数(11月)は
市場予想より強い56.1になりました。
米ダラス連銀製造業活動指数(11月)は
市場予想より強い0.3%になりました。
トリシェECB総裁が
「改善の兆候はあるが危機終息は時期尚早。
非標準的措置を適切な時期に解除することが課題。」
などの見解を示しました。
NZ財務相が「NZドル高はNZ経済への著しい向かい風。」
との認識を示しました。
ドバイ・ワールドが
「影響を受ける負債は約260億ドル。
銀行との初期交渉は建設的に進んでいる。」
と発表しました。
NY原油は77ドル台前半で取引を終えました。
NYダウは前週末比+34.92ドルで取引を終えました。

<昨日12月1日(火)の主な出来事>

東京時間では、
ドル円が急反発したの後に揉み合いになって、
ドルストレートが上下動の揉み合いになりました。
日金融担当相が
「日銀はリップサービスだけではいけない。
対策の中身を具体化すべき。」
などの見解を示しました。
豪住宅建設許可件数(10月)は2ヶ月ぶりのマイナスの
市場予想より弱い−0.6%になりました。
日銀が金融調節事項の検討のため
午後2時に臨時会合を開くことを発表しました。
豪RBAが政策金利を0.25%引き上げました。
豪RBA声明では
「世界経済は成長を再開。豪経済は徐々に回復。
インフレ率は目標に近づく見込み。
業況と企業マインドは緩やかに回復。
豪ドルの上昇は貿易財の価格抑制に寄与。」
などの見解を発表しました。
日自動車販売台数(11月)は前年比で36%になりました。
日経平均は前日比+226.65円で取引を終えました。

ロンドン時間では、
ドル円が急落後に揉み合いになって、
ドルストレートが揉み合いながらも堅調に推移しました。
日銀の臨時金融政策会合では
「供給額10兆円程度の3ヶ月0.1%の新たな資金供給オペを決定。
金利の低下を促す新しい資金供給手段を導入する。」
ことなどが決定されました。
スイス第3四半期GDPは市場予想とおりの0.3%になりました。
英ネーションワイド住宅価格(11月)は
市場予想より強い0.5%になりました。
独小売売上高(10月)は市場予想より強い0.5%になりました。
中国上海株式市場は前日比+40.062ポイントで引けました。
スイスSVME購買部協会景気指数(11月)は
市場予想より強い56.9になりました。
日銀総裁の記者会見では
「新型オペはマクロの緩和を強化するもので
今回の措置は広い意味での量的緩和にあたる。」
との認識が示されました。
独製造業PMI確報(11月)は市場予想より強い52.4、
独失業率(11月)は市場予想とおりの8.1%になりました。
欧製造業PMI確報(11月)は市場予想よりやや強い51.2になりました。
欧失業率(10月)は市場予想とおりの9.8%になりました。
スイスSNB総裁が
「スイス経済は底を打った。為替の推移については引続き警戒。
デフレのリスクは過ぎ去っていない。
SNBはスイスフランの上昇に対して明確に対処する。」
などの認識を示しました。

ニューヨーク時間では、
ドル円が軟調傾向で推移して、
ドルストレートが上昇の後に揉み合いになりました。
フランスの大統領が
「ユーロ高は欧州経済に打撃。
世界には複数の準備通貨が必要。」
などの見解を示しました。
格付け会社のフィッチが
「英銀大手の格付けは中東のエクスポージャーに影響されない。」
との見解を発表しました。
カナダ財務相が
「2010年の成長については楽観的。
ドバイ問題のカナダへの影響は限定的。」
などの見解を示しました。
米ISM製造業景況指数(11月)は市場予想より弱い53.6、
米中古住宅販売保留(10月)は9ヶ月連続プラスの
市場予想より強い3.7%になりました。
オランダ財務相が
「ドバイからのインパクトは過度に悲観的の必要はない。」
との見解を示しました。
金価格が一時1,200ドルになりました。
ドイツ財務相が
「ドバイ問題は金融恐慌に発展しない可能性。」
との認識を示しました。
米フィラデルフィア連銀総裁が
「経済の持続的回復をさらに確信。
失業率が容認水準になる前に利上が適切になる可能性。
住宅市場は底打ちした可能性があるが、
商業用不動産市場は底打ちしていない。
ドバイショックはそれほど重大にならない可能性。」
などの認識を示しました。
ユーログループ議長が、
「ユーロは過大評価されている。
財務相会合で為替レートについて議論された。
ドバイ問題によるユーロ圏への影響は小さい可能性。
2010年は出口戦略を開始する年ではない。」
などの見解を示しました。
NY原油は78ドル台前半で取引を終えました。
NYダウは前日比+126.74ドルで取引を終えました。

<今日2日(水)の主な予定>

午後6時半に英建設業PMI(11月)、
午後7時に欧生産者物価指数(10月)、
夜9時半に米チャレンジャー人員削減数(11月)、
夜10時15分に米ADP雇用統計(11月)、
夜11時半からガイトナー米財務長官議会証言、
深夜4時に米地区連銀経済報告(ベージュブック)、
などの経済指標が発表されます。
米指標には注目です。

<明日3日(木)の主な予定>

朝7時半に豪AiGサービス業指数(11月)、
朝8時50分に日第3四半法人季報設備投資、
午前10時半に豪小売売上高(10月)、
午後5時55分に独サービス業PMI確報(11月)、
午後6時に欧サービス業PMI確報(11月)、
午後6時半に英サービス業PMI(11月)、
午後7時に欧小売売上高(10月)、欧第3四半期GDP改定値、
夜9時45分に欧ECB政策金利、
夜10時半から欧トリシェECB総裁記者会見、
同夜10時半に米第3四半期非農業部門労働生産性確報、
同夜10時半に米新規失業保険申請件数、
米第3四半期単位労働費用確報、
深夜12時に米ISM非製造業景況指数(11月)、
などの経済指標が発表されます。
豪・欧・米の指標には注目です。

<週末4日(金)の主な予定>

午後5時15分にスイス消費者物価指数(11月)、
夜9時に加失業率(11月)、加雇用ネット変化率(11月)、
夜10時半に米失業率(11月)、米非農業部門雇用者数変化(11月)、
同夜10時半に米製造業雇用者数変化(11月)、
深夜12時に米製造業受注指数(10月)、
同深夜12時に加Ivey購買部協会指数(11月)、
などの経済指標が発表されます。
加・米の指標には注目です。

さて、ドバイ関連の報道では、12月30日に「ドバイ政府は
ドバイワールドの債務を保証しない。ドバイワールドは
政府の一部ではなく、債権者は投融資することに責任を持つべき。」
とのドバイ首長国サレハ金融局長の発言や、
UAE中銀が不安拡大による流動製不足を避けるために
銀行間取引市場への資金供給を行う発表や、
UAEのドバイとアブダビはドバイ問題に対し協力して対応すること
などが報道されるなど、好悪いろいろなニュースがありましたが、
リスク回避の動意も一服になり一旦収まることになりました。

しかしながら、UAE向けの融資では英RBSやHSBCなど英銀が約4割と、
最大のリスクを抱えていることが報道されて、
そして、12月14日償還予定のドバイワールド傘下の会社の社債もある
ことから、債券を期日償還できないとドバイは債務不履行になり、
銀行のドバイへの融資が不良債権に転落する可能性があるとのことで
今後も一応は引き続き注意が必要なようです。

さて、週後半は2日の米ADP雇用統計(11月)に米地区連銀経済報告
(ベージュブック)、3日のECB政策金利にトリシェECB総裁記者会見と
米ISM非製造業景況指数(11月)、週末4日の米雇用統計と
注目材料が目白押しで、ときに揺れる相場展開になる
可能性もありそうですが、流れに乗りながらも引き続き機敏に
トレードしていきたいものです。


さて今日は、相場とクロック速度のお話です。

クロック速度とは、時間の周期の速さのことですが、

近年は一般的にいろいろな分野のクロック速度が
速くなる傾向があるそうですね。

産業分野ではIT業界などはその最たるもので、
3年も前のものはときに化石化することもあるようです。

また、人の生活の基本的な部分の
「衣食住」に属する服飾は、

裸で生活できない以上、(笑)
形態は変われど本質的な「衣」としては
未来もそう変わらない様にも思えますが、

ファッションとしては意図的なまでに
業界を挙げてクロック速度を速めてる
ようにさえ思えます。

そして、投資の世界では、

名実ともに世界一の投資家のウォーレン・バフェット氏は、
投資においては100年たっても需要が変わらないくらい
「人の生活にベーシックな産業分野への投資」を
好むと聞いたことがありますが、

バフェット氏流の投資は、いわばクロック速度の遅い
産業分野への長期投資といえるのかもしれませんね。

まぁ、せっかちな私達は、(笑)
とてもバフェット氏のマネは出来そうもありませんが、

ロバート・ウィンギンス氏とティモシー・ルーフリー氏の
近代産業の研究のように、

「優位を維持できる期間は年々短期化している」

「短期的な優位をつなぎ合わせて長期的な優位を
 維持しようとする企業が多くなってきている」

「集中と寡占は優位の維持に相関がある」

などは、産業だけではなく投資や投機の世界にも
同様な「クロック速度の短期化」の傾向が
あるように思いますが、どのようなものなのでしょうか。

「短期的な優位をつなぎ合わす」とは
短期トレードを繰り返すことのようでもあり、

「集中と寡占」は資金に短期的なレバレッジをかける
ことのようでもあり、

世界のトレーダーが行うトレード自体も
年々、短期化指向になってきているのかもしれませんね。

ところで、

私が穀物相場をやっていた27年くらい前では、
第3種郵便で1日遅れで届く「穀物新聞」を
読んだりして相場を張る悠長な時代でしたが、(苦笑)

情報技術が著しく進化して
リアルタイムの情報が得れる今では
「そんな時もあったかなぁ。」
というくらいの太古の感があります。

さて、

為替相場でも世界の要人たちが異口同音に
「過度な変動はよくない」と叫ぶものの、

相場は「言うことを聞かないやんちゃ坊主」のように
いっこうに価格変動が収まらないばかりではなく、(笑)

短時間にボラティリティの拡大と収縮が
せわしなく繰り返される状況が恒常的になっているようです。

このような状況をみますと、

かつて「種の起源」で有名なチャールズ・ダーウィンが

「最も強い種や最も賢い種が生き残るのではない。
 最も変化に順応できる種が生き残るのである。」

と述べているように、

(中長期の投資を否定するものではありませんが)

私達トレーダーも生存競争で生き抜くためには、
年々速くなる「相場のクロック速度」に
順応していく必要があるのかもしれませんね。


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