FX 経済学の教授とアナリストのお話

今日は注目の米GDP四半期速報値の発表がありますね。

<一昨日28日(水)の主な出来事>

ドル円は揉み合いが続きましたが、
その他の主要通貨ペアは上下動しながらも上昇傾向となりました。
豪Westpac先行指数(11月)は−1.0%となりました。
豪消費者物価指数(四半期)は
市場予想よりは強い−0.3%となりました。
豪財務相が「豪インフレは低下。
財政と金融政策の余地が残っている。」
と今後の利下げを示唆する発言をしました。
日経平均は前日比+45.22円で取引を終えました。

ロンドン時間では、
独GFK消費者信頼感調査が市場予想より強い2.2となりました。
OECDの事務局長が「ポンドの弱さは英経済にとって良い影響。
欧ECBと英BOEにはさらに利下げの余地がある。」
との主旨の認識を示しました。
この時間、主要通貨ペアが上下動しながらも堅調に推移しました。
スイスKOF選好指数(1月)は市場予想より弱い−0.87となりました。
IMFの専務理事が「ユーロ圏ではいっそうの経済政策の協調が必要。
銀行の一時国有化も検討すべき。」との認識を示しました。
ECBの専務理事が「インフレを抑制後にECBには利下げの余地がある」
との発言をしました。

ニューヨーク時間では、
IMFが09年の世界経済成長を
+2.2%から+0.5%に下方修正しました。
また、09年の米経済は−1.6%、09年の欧経済は−2.0%、
との見通しを発表しました。
独消費者物価指数速報(1月)は
市場予想より弱い−0.5%となりました。
トリシェECB総裁が「極端な低金利は不都合が生じる。
利下げ幅には言及しない。3月の金融政策会合が重要となる。」
との認識を示しました。
米FOMCでは政策金利が0.00-0.25%の据え置きとなりました。
米FOMC声明では「当面、異例に低い水準で政策金利を維持。
金融市場を支援することが政策の焦点。
09年後半に米経済は回復へ向かう。
資産担保証券貸出制度を実施。機関債・MBSの購入を拡大する用意。
効果を検討して米国債を購入する用意。」
などの認識を示しました。
FOMC声明を好感してドルが堅調となりました。
ドルストレートが軟調となりました。
RBNZが政策金利を市場予想以上の1.50%引き下げて、
政策金利を3.50%としました。
RBNZ声明では「貿易相手国の状況は弱く、
09年上期のNZの経済は後退。
NZには金利を動かす余地が大きくある。」
と今後も追加利下げがあることを示唆する認識を示しました。
NZドルが急落しました。
NY原油は42ドル台前半で取引を終えました。
NYダウは前日比+200.72ドルで取引を終えました。

<昨日29日(木)の主な出来事>

東京時間では主要通貨ペアが軟調に推移しました。
NZの貿易収支(12月)は
市場予想より弱い−3.47NZドルとなりました。
米の8190億ドル規模の景気対策法案が下院で可決されました。
日小売業販売額(12月)は市場予想より弱い−2.7%となりました。
ウォールストリートジャーナルが
「米が2兆ドル規模の新たな銀行救済策の検討に入った」
ことを伝えました。
日経平均は前日比+144.95円で取引を終えました。

ロンドン時間では、
ドル円は上下動の揉み合いとなりましたが、
欧州通貨が反発する展開となりました。
独失業率(1月)は7.8%、独失業者数(1月)5.6万人と、
ともに市場予想より弱い結果となりました。
トリシェECB総裁が「ECBは2%を下回る水準の利下げの
可能性も排除しない。非伝統的手段をとる可能性も排除しない。
ユーロ圏の崩壊のリスクはない。大幅な経済改革が必要。」
との主旨の発言をしました。
欧業況判断指数(1月)は市場予想よりは強い−3.16、
欧消費者信頼感(1月)は
市場予想とおりの−31という結果になりました。

ニューヨーク時間では、
ドル買が堅調となり、ユーロドルや豪ドル米ドルなど
ドル円は上下動の揉み合いとなりました。
ドルストレートが軟調な展開となりました。
米耐久財受注(12月)が−2.6%、
米新規失業保険申請件数が58.8万件と、
ともに市場予想より弱い結果となりました。
失業保険継続受給者数は477.6万件と
統計開始以来最悪となりました。
カナダの鉱工業製品価格(12月)は−1.9%、
原料価格指数は−15.4%となりました。
英財務相がBOEに500億ポンド規模の資産買収を承認して、
資産買収プログラムの設定を要請したことが報じられました。
ユーロがポンドに対して売られました。
米新築住宅販売件数(12月)は、
1963年の統計開始以来で最低の33.1万件となりました。
ハト派として知られるブランチフラワー英BOE政策委員が、
「英国は深刻なリセッションに直面。追
加利下げが必要な可能性。英ポンドは過小評価されている。」
との認識を示す発言をしました。
米副大統領が「米国は中国を為替操作国とは判断していない。」
との先日のガイトナー発言を訂正する声明を出しました。
NY原油は41ドル台半ばで取引を終えました。
NYダウは前日比−226.44ドルで取引を終えました。

<月末で週末でゴトウ日の今日30日(金)の主な予定>

朝6時45分にNZ住宅建設許可(12月)、
朝8時に豪コンファレンスボード景気先行指数(11月)、
朝8時半に日失業率(12月)、日全国消費者物価指数(1月)、
朝8時50分に鉱工業生産速報値(12月)、
午前9時01分に英GFK消費者信頼感調査(1月)、
午後1時に日自動車生産(12月)、
午後2時に日住宅着工戸数(12月)、日建設工事受注(12月)、
午後6時半に英消費者信用残高(12月)、英モーゲージ承認件数(12月)
午後7時に欧消費者物価指数速報値(1月)、欧失業率(12月)、
夜10時半に米GDP速報値(四半期)、米個人消費速報値(四半期)
同夜10時半に加GDP(11月)、
夜11時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(1月)、
夜11時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数(1月)
などの経済指標が発表されます。
(日)・欧・米の指標には注目です。

さて、米フォードの08年12月期決算では、
最終損益が145億7000万ドルの赤字となって、
3年連続での赤字となりました。
米フォードは自動車業界のビッグスリーの中では唯一
政府支援は不要としていたものの、
販売では世界第5位に転落することとなりました。

また、米新築住宅販売件数(12月)が、1963年の統計開始以来で
最低の33.1万件となるなど実体経済は依然厳しい状態ですが、
米連邦預金保険公社による不良資産買取の
バッドバンク運営が検討されたり、
8190億ドル規模の景気対策法案が下院で可決となったり、
また、米政府が2兆ドル規模の新たな銀行救済策の
検討に入ったとのことで、対策の駒は進められているようです。

一方、トリシェECB総裁も景気悪化に対処するため、
非伝統的な措置を講じる可能性があり、
政策金利を2%を下回る水準に引き下げることもあり得るとの
考えを示しました。

そして、2月10日(火)には米下院金融委員会でのバーナンキ
FRB議長と、ガイトナー米財務長官の証言、
また、2月24日(火)に半期に一度のバーナンキFRB議長の
議会証言など、イベント日程も決まったとのことです。

さて、相場は期待と実体経済とのはざまを揺れているようで、
不安定な状況も垣間見られるようですが、
今日の米GDP四半期速報への思惑と結果が注目されます。


さて今日は、経済学の教授とアナリストのお話です。

面白い笑い話をひとつ…。

経済学の教授には決して言って欲しくない言葉があるようで、

それは、アラ探し屋などと言われることではなく、

「先生。そんなに経済にお詳しいのでしたら、
 どうしてご自分でお金儲けをなさらないのですか?」

という類の質問なのだそうです。(苦笑)

もちろん、経済学は金持ちになるためのものなどではなく、
経済の仕組みなどを解き明かそうとするものですが、
素朴に意地悪な質問をしてみたくなるものですね。(笑)

このような質問は、世俗的な金儲けのためではなく、
純粋に学問として経済に取り組んでいる
経済学の教授にとっては苛立たせる質問となるようで、

「そんなことは、証券会社のアナリストに言いたまえ!」

と怒鳴りたくもなるようです。

一方、アナリストも恐らくこの手の質問は嫌うと思われますが(笑)

自身でポジションを持つと、心理的なバイアスが生じて、
相場分析を恣意的に行ってしまう懸念があって、
また、取材に企業訪問する際にもマズいことがあって、
自身でトレードすることは禁じられているようです。

「我々は、ファンダメンタルズや企業の財務諸表の事実を
 分析して、見通しを示しているのであって、
 いい加減な予想などはしていない。」

「そんなことは、テクニカル分析の有料ニュースレターを
 発行している予想屋の会社に言いたまえ!」

と、ちょっと怒って言い放つかもしれません。

ところで、

テクニカル分析の有料ニュースレターを発行している
相場の予想会社は米国などに多いのですが、
とびきり面白いエピソードがあります。

「モメンタムがふたたび蓄積された後の上昇相場は
 強気のサインである。しかしながら、それが支持線になるに足る
 証拠は、まだはっきりと現れておらず、また、ダウの40ポイント
 上方には、抵抗線も存在している。
 従って、これを強気相場の始まりと見るのは時期尚早であろう。
 ここ数週間のうちに、下値をテストする動きを持ちこたえ、
 市場がフラグをブレイクすれば、その後、一段の上昇が見込める
 だろう。反対に、もし下値を切り下げることになれば、
 しばらくは下降トレンドが続くだろう。
 トレーダーは、次のトレンドがはっきりするまで積極的な
 参加を手控えるものと考えられ、したがって、市場の動きは
 狭いトレーディング・レンジにとどまる可能性が非常に高い。」

(引用: 日本経済新聞出版社 ウォール街のランダム・ウォーカー)

まぁ、早い話が、

「相場が上にも下にも行かないのなら、
 レンジ相場となる可能性が高い」

というあたりまえのことを
小難しく書いているだけのようですが、(大笑)

万一、相場が上昇しても、あるいは下降しても、
予想が完全にハズレたことはならない
巧妙な文章構成だけはお見事ですね。

このような予想屋さんには、
冒頭のような教授に投げかける質問はハナから無理そうですが、
かわりにこんな質問はどうでしょう。

「で…、結局どうトレードしたら良いのですか?」

果たして…、もしかするとその答えには、

「相場のことは、相場に聞け…。」

という有名な言葉が返ってくるのかもしれませんね。(笑)

えっ、このブログもそのようなところがあるじゃないか、
ですって。うーん。。。(自爆)


FX 面白い投資法のお話

今日28日(水)深夜はFOMCの発表で
政策金利は据え置きとなる模様ですが、
FOMC声明のほうは注目されますね。

<週初めの一昨日26日(月)の主な出来事>

市場オープンでは、主要各通貨ペアが軟調に始まりましたが、
東京時間からは揉み合いながらも反発する展開となりました。
日経平均は前週末比−63.11円で取引を終えました。

ロンドン時間では、
英バークレイズが08年通年の業績見通しを発表して、
税引き前利益が市場予想の53億ポンドを
大きく上回ることを公表しました。
ポンドが反発して上昇する展開となりました。
イェメンにある米大使館が攻撃予告を受けたとの
観測報道がありました。
ユーロも堅調となりました。
ダウ先物も堅調となったことも影響したか、
クロス円も堅調に推移しました。

ニューヨーク時間では、
ドルが欧州通貨などに対して売られる展開となりました。
米中古住宅販売件数(12月)が474万件、
米景気先行指標総合指数が0.3%と、
共に市場予想より強い結果となりました。
ユーログループ議長が
「為替相場の過度な変動は非常に好ましくない。
次回のG7で協議したい。」と発言しました。
独銀総裁が「独09年の数ヶ月にはマイナスインフレとなる可能性。
独09年GDP予想が−2.25%は妥当。」
との認識を示す発言をしました。
NY原油は45ドル台半ばで取引を終えました。
NYダウは前週末比+38.47ドルで取引を終えました。

<昨日27日(火)の主な出来事>

アイスランドの連立政権が金融危機の影響により
崩壊したことが報道されました。
ユーロが一時軟調となりました。
米上院議会でガイトナー氏の米財務長官就任が
賛成60反対34で可決されたことが報道されました。
豪生産者物価指数(4Q)は市場予想より強い1.3%となりました。
NZ財務相が「RBNZは通貨利下げする。」との見解を示しました。
日経済産業省が企業への公的資金注入要綱を発表しました。
日経平均が堅調に推移しました。
ドル円とクロス円が上下動しながらも堅調に推移しました。
日経平均は前日比+378.93円で取引を終えました。

ロンドン時間では、
初動で主要各通貨ペアが上昇しましたが、
その後、軟調傾向となりました。
独輸入物価指数(12月)が市場予想より弱い−4.0%となりました。
欧経常収支(11月)は−160億ユーロとなりました。
独IFO景気動向は83.0、独IFO現況評価値は86.8、
独IFO予想値は79.4と、それぞれ共に
市場予想より強い結果となりました。
ユーロは発表直後上昇しましたが、その後は軟調となりました。
ベルギー中銀総裁が「ECBは追加利下げの用意ができていると予想」
との見解を示す発言をしました。
独財務相が「独09年の新たな債務は368億ユーロを超える見通し。
EUの赤字基準を尊重して、これ以上の景気刺激策の計画はない。」
との主旨の認識を示しました。
主要通貨ペアが軟調となっていきました。

ニューヨーク時間では、
S&Pケースシラー住宅価格指数(11月)が
過去最大落ち込みとなって−18.18%となりました。
米消費者信頼感指数(1月)過去最低の37,7、
リッチモンド連銀製造業指数(1月)は−49となりました。
ドルが軟調となりました。
英政府が英自動車メーカーに23億ポンド規模の
融資保証を実施することをを発表しました。
ポンドが反発を見せました。
ECB理事が「ゼロ金利政策は経済危機の解決にはならない。」
との主旨の見解を示しました。
NY原油は42ドル台半ばで取引を終えました。
NYダウは前日比+58.70ドルで取り引きを終えました。

<今日28日(水)>の主な予定>

朝8時半に豪Westpac先行指数(11月)、
午前9時半に豪消費者物価指数(四半期)、
午後4時10分に独GFK消費者信頼感調査(2月)、
午後7時半にスイスKOF先行指数(1月)、
深夜4時15分に米FOMC政策金利、
などの経済指標が発表されます。
豪・米の指標には注目です。
この日、独消費者物価指数の発表も
予定されているようですが時間は未定です。
また、米ウェルズ・ファーゴやボーイングや
ファイザーやAT&Tなどの四半期決算も注目されます。
香港市場は旧正月で休場です。

<明日29日(木)の主な予定>

早朝5時にRBNZ政策金利、(市場予想は1.00%の利下げ)
朝6時45分にNZの貿易収支(12月)、
朝8時50分に日小売販売額(12月)、
午後5時55分に独失業率(1月)、独失業者数(1月)、
午後7時に欧業況判断指数(1月)、欧消費者信頼感(1月)、
欧鉱工業信頼感、
夜10時半に米耐久財受注(12月)、米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加鉱工業製品価格(12月)、加原料価格指数(12月)、
深夜12時に米新築住宅販売件数(12月)、
などの経済指標が発表されます。
NZ・欧・米の指標には注目です。
また、米フォードやコンチネンタル航空や米アマゾンや3Mなどの
四半期決算も注目されます。

さて、英バークレイズが08年通年の業績見通しを発表して、
80億ポンドの評価損を吸収することができ、
税引き前利益が市場予想の53億ポンドを大きく上回り、
政府や民間に新たな資本を求める必要のないことを公表して、
英経済不安が一歩後退することとはなりました。

また、独IFO経済研究所が各指標でも、景気動向が83.0、
現況評価値が86.8、予想値は79.4と
それぞれ共に市場予想より強い結果となり、
経済不安がやや後退することとなりましたが、
アイスランドの連立政権が金融危機の影響により崩壊するなど、
好悪交錯する状況となっているようです。

そして、欧州のインフレ率も低下してきていて、
ECBの追加利下げ期待も高まっているようです。
2月の利下げはないとする向きが多いものの、
ユーロの今後の展開が注目されます。

一方、30日(金)には注目の08年第4四半期米GDP速報が
発表されますが、市場予想では26年ぶりの大幅なマイナス成長と
なっているようです。

一部では08年の第4四半期でリセッションが底を打つとの
期待感もあるようですが、09年の第1四半期こそ最低となる
との声もあるようで、思惑による相場動向が注目されます。

また、「米政府は金融安定への処置は実行したが、
景気刺激策は09年の第1四半期となる今でもまだ何ら
実行されていない。」との厳しい声もあるようで、
早急な景気刺激策の実行を期待する意見が聞かれます。


さて今日は、面白い投資法のお話です。

1990年代の半ばに面白い投資手法が発見されました。
その名はなんと「ダウの負け犬戦略」と名づけられました。(笑)

手法はいたって簡単で、

ダウ工業株30種平均の採用銘柄の中から、
最も人気がない10銘柄を毎年買うというものでした。

これらの10銘柄は、株価収益率も株価純資産倍率も
低いものが極めて多いのですが、
ところが翌年にはダウ平均のパフォーマンスを
2〜3%上回ることになることが発見されたのでした。

これはあたかも、学校の期末試験で90点の人が
次の試験で98点を取るのはけっこうたいへんでも、
赤点すれすれの人が頑張って50点を取るほうが簡単なのに
少し似ているのかもしれません。(笑)

発見したのは、リチャード・オヒギンズという
ファンドマネージャーで、また、ジェームス・オショネシー
という人が1920年代から検証して、

「これは間違いない。」

画期的な投資法の発見ということになりました。

ところが…、

ウォール街の犬たち(笑)が早速に嗅ぎつけて、

この「ダウの負け犬戦略」に基づく、
多くのファンドが設立されることとなってしまいました。

それらのファンドには、なんとモルガン・スタンレーや
メリルリンチなど当時の名門さえも一枚加わり、
200億ドル規模を超えるミューチュアル・ファンドまでが
誕生することとなりました。

すると、なんということでしょう。

それまで数十年来にもわたって
間違いなく有効であった「ダウの負け犬戦略」が、
1990年代の後半には、まったく機能しなくなってしまったのです。

「ダウの負け犬戦略」は、本当に勝てる投資法だったのですが、
やがて文字とおりの負け犬戦略となって、
これらのファンドも消えて亡くなることとなりました。

ウォール街に伝わる泣くに泣けない笑い話ですが、

発見者であるリチャード・オヒギンズは、
後にこう述懐しました。

「私の戦略はあまりに有名になりすぎてしまった…。」

秘密の投資法は公開されてしまったとたんに秘密でなくなり、
そして、マーケットのキャパシティを超えて
運用されるようになると、とたんに神通力を失ってしまう
ようですね。

まぁ、オヒギンスの場合は、
1991年に「ダウに勝つ」という本を書いて、
このダウの負け犬戦略を世に広く公開してしまったのですから、
ある意味、仕方ないのかもしれませんが…、(苦笑)

もしも、画期的な投資法を発見したなら、
秘密は目立たぬようにこっそりと行うか、
為替市場のように巨大なマーケットで行う必要がありそうですね。

その他にも、ジョン・テンプルトンが第二次世界大戦の時代に
株を始めたときにおこなったと言う、
暴落時に1ドルとなってしまった激安株を
片っ端から買いあさる戦略も、投資法としての逸話となっています。

また、変り種の投資法では

女性の短いスカートが流行する年には強気相場となり、
スカートの丈が長くなると弱気相場となるのだという、
アイラ・コブレーの「強気相場とあらわな膝」理論のように

株価と女性のスカートの丈との相関を(まじめに)研究した
すばらしく画期的な相場理論もありましたね。(爆)

女性のスカートの丈が短くなったら、
株を買いに入るというわけです。(笑)

確かに1920代に女性のスカートの丈が短くなると
ブル相場となって、その後、スカートの丈が長くなった
1930年代には恐慌となっていますし、

日本でも昭和の高度経済成長の時には
女性のスカートはとても短かったようです。^^

あながち株価とスカート丈は、無相関でもなさそうですが、
ファッション多様化の現代では通用しそうにありません。(笑)

その他、いろいろなトレード手法と言えば、

ウエルズ・ワイルダーがジム・スローマンから
100万ドルで購入したといわれる、
相場の再帰性により未来を見る
アダムセオリーというものもありますが、
これはまた別の機会のお話しとしましょう…。

さて、そういえば、流行は繰り返すと言いますから、

多くの人が忘れ去ってしまった「ダウの負け犬戦略」も、
またそろそろ再帰して、有効となってきているのかも。。。(謎)


FX 奇妙な事実のお話

米次期財務長官に指名されているガイトナー氏の
「中国は為替操作国とオバマ大統領は確信している。」との発言に
世界最大の米国債保有国の中国側が不快感を表明しましたね。

<先週末23日(金)の主な出来事>

主要通貨ペアが、オセアニア時間では保ち合い傾向となりましたが、
東京時間からしだいに軟調となっていきました。
日全産業活動指数は市場予想よりやや弱い−2.3%となりました。
豪輸入物価指数(四半期)は10.8%、豪輸出物価指数(四半期)は
15.9%と、ともに市場予想より強い結果となりました。
日経平均は軟調に推移しました。
英政府が英ノーザン・ロックに100億ポンド規模の資本注入を
検討していることが報道されました。
中国人民銀行が米ガイトナー氏発言
(中国は為替操作国と大統領が認識)
に対して不快感を表明しました。
日銀金融経済月報では
「コールレートは低水準だが緩和度合いは低下。
景気は当面悪化を続ける可能性。金融環境は厳しい状態。」
との認識を示しました。
日経平均は前日比−306.49円で8000円の大台を割り込みました。

ロンドン時間では、
しばらく主要通貨ペアが軟調に推移しましたが、
その後、反発する展開となりました。
独PMIサービス業速報(1月)は市場予想とおりの32.0となりました。
欧PMI製造業速報(1月)は市場予想より強い34.5となりました。
英GDP四半期速報は1980年以降最悪の−1.5%、
英小売売上高指数(12月)は市場予想より強い1.6%となりました。
ポンド円が一時118円台後半まで下落して、
史上最安値を更新しました。
その後はポンドは反発する展開となりました。
英財務相が英国の景気回復に対して、予想以上として各国に協力を
要請するコメントは出しました。
カナダの消費者物価指数は市場予想とおりの−0.7%となりました。

ニューヨーク時間では、
しばらく主要通貨ペアの反発が続く展開となりました。
終盤にドル円などがやや軟調となりました。
米ゼネラル・エレクトリックの四半期決算では、
金融部門の落ち込みもあって純利益が46%減の36.47億ドル、
08年の通期売上高は6%増の1825億ドルで、
純利益は通期173億ドルでしたが、
前期比では22%減少となりました。
トリシェECB総裁が「今後数ヶ月はインフレ率は低下。
現時点ではデフレリスクはない。1月の利下げは正当。」
との認識を示す発言をしました。
ドル円が日銀のレートチェックの噂も影響したか、
一時89円台半ばあたりまで上昇しましたが、
終盤はやや軟調となりました。
NY原油は46ドル台半ばで取引を終えました。
NYダウは前日比−45.24ドルで
8000ドル台は維持して取引を終えました。

<週はじめ26日(月)の主な予定>

深夜12時に米景気先行指標総合指数(12月)、
米中古住宅販売件数(12月)、
などの経済指標指標が発表されます。
これら米指標には注目です。
シドニーと香港が休場です。
また、米キャタピラーやアメリカン・エクスプレスや
サンディスクなどの四半期決算も注目されます。
そして、米上院本会議での前NY連銀総裁のガイトナー氏の
米財務長官就任承認の可決の行方も注目されます。

<明日27日(火)の主な予定>

朝8時50分に日銀政策会合議事録(12月)、
午前9時半に豪生産者物価指数(四半期)、
午後6時に独IFO景気動向(1月)、独IFO現況評価値(1月)、
独IFO予想値(1月)
同午後6時に欧経常収支(季調済 11月)、
夜11時に米S&Pケースシラー総合、
深夜12時に米消費者信頼感指数(1月)、
リッチモンド連銀製造業指数(1月)、
などの経済指標が発表されます。
独・米の指標には注目です。
香港が旧正月で休場です。
また、米ヤフーやサン・マイクロシステムズなどの
四半期決算も注目されます。

そして、今週の1月28日(水)からの主な注目材料は、

28日(水)に、豪消費者物価、独GFK消費者信頼感調査、
スイスKOF先行指数、米ウェルズ・ファーゴやボーイングや
AT&Tなどの四半期決算、米FOMC政策金利、

29日(木)に、RBNZ政策金利、NZ貿易収支、独失業率、独失業者数、
米アマゾンや3Mなどの四半期決算、米耐久財受注、
米新規失業保険申請件数、米新築住宅販売件数、

30日(金)に、NZ住宅建設許可、日全国消費者物価指数、
日鉱工業生産速報、欧消費者物価指数速報、欧失業率、加GDP、
米エクソンやP&Gの四半期決算、米GDP速報、米個人消費、
シカゴ購買部協会景気指数、ミシガン大学消費者信頼感指数、

などがあります。

さて、次期米財務長官に指名されたガイトナー氏の
「オバマ米大統領は中国を為替操作と確信している。」との
発言が物議をかもし出しているようで、

報道によりますと、中国商務省は「中国政府は国際貿易で利益を
得るために為替操作を行ったことはない。輸出を支援するために
人民元切り下げに依存することはない。為替レートの基本的な
安定を目指しているだけで、根拠のない批判。」であるとして、
不快感を表明したとのことです。
世界最大の米国債保有国の中国だけに今後の展開が懸念されます。

また、26日からアジア各国が旧正月を迎えますが、
クリスマス商戦ならぬ旧正月商戦の動向が
アジア株に影響を与える可能性があると懸念する声もあるようで、
こちらのほうも注目しておいたほうがよさそうです。

一方、米オバマ大統領は就任後初となるラジオ・
インターネット演説で、米経済は供給に対して1兆ドルの
需要不足の状態であるとして、雇用創出や医療保険の拡大など
総額8250億ドルの経済対策法案成立を目指して、
その経済効果について説明するとともに、
不良資産救済プログラムの残りの活用法についても
検討を進めるとして、議会との調整に着手して
1ヵ月以内に成立させると発表しましたが、

米民主党内には公共事業の積み増しを求める声があり、
また米共和党からは減税拡大を求める意見もあり、
超党派による合意には曲折の可能性もありそうで、
経済対策の早期実施を待つマーケットの反応が注目されます。

また、今週は週中の米FOMCの発表とともに、
米有力企業の決算発表も多く、
思惑も含めて相場を動かす材料となりそうです。


さて今日は、奇妙な事実のお話です。

「事実は小説より奇なり」という言葉がありますが、
投資の世界にも「えっ?」と驚くようなことがありますね。

売りも買いもできるトレードで、
個人投資家が口座を飛ばしてしまうときは、
不思議となぜか買いポジションが多いのも奇妙な事実ですが、

プリンストン大学の経済学部長を経て
米大統領経済諮問委員会の委員や
エール大学ビジネススクールの学部長を歴任して、
米証券取引所理事などの要職についたこともある
バートン・マルキール氏の結論もその1つかもしれません。

その結論とは…、

「個人投資家にとっては、個々の株式を売買したり、
 プロのファンドマネージャーが運用する
 投資信託に投資するよりも、
 ただインデックス・ファンドを買って
 じっと持っているほうが、はるかによい結果を生む。」

(日本経済新聞社 ウォール街のランダム・ウォーカー)

というものでした。 

「えっ、ほんとう?」というような結論ですが、

おそらく世界的にGDPがプラスであり続ける限り、
ほとんど多くのケースでこのような結果となるようですね。

たとえば、バートン・マルキール氏によれば、
1969年の初めに1万ドルで
S&P500インデックス・ファンドを購入して、
すべての配当収入も再投資していったとすると、

サブプライム問題が表面化する以前の
2006年までの37年間の間、保有し続けたとすると、
1万ドルは42.2倍の42万2000ドルにまでに増えて、

一方、プロのファンドマネージャーが運用する株式投資信託の
「平均的パフォーマンス」で投資し続けたとすると、
2006年3月までで、その結果は、28万4000ドルとなるのだそうで、

ただじっとインデックス・ファンドを持っているほうが、
結果的に良いパフォーマンスとなるのだそうです。(驚)

まぁ、投資信託ではプロに運用してもらうための
運用コストがかかるから、とも言えるのかもしれませんが、

ともあれ、

一部の突出した運用パフォーマンスの投資信託は別としても
運用経費や手数料などを含めたトータル収支では、
このような結論となるようです。

(2007年からは長期保有も危うくはなってきたようですが…)

ちょっと、驚きですね。(苦笑)

また、話は変わりますが、

通貨危機は、第1世代モデルとか、
第2世代モデルとか呼ばれる
固定相場制や金融政策に起因するものや、
ハイパーインフレや経済の悪化など、
いろいろなケースがあるようですが、

大規模な資本流入後に、
リスク回避に伴う急激な資本移動(還流)によって、
もたらされる一種のバブル収縮的なものもあるそうですね。

また、ある研究者によれば、
「近年の通貨危機はドル変調の歴史」という人がいて、
通貨危機はドル変調を発端とすることが多いのだそうです。

難しいことは解りませんが、

世界での為替取引の9割ほどがドルに絡むことを考えますと、
「そうなのかなぁ。」と思ってしまいます。(笑)

米国が風邪を引くと、
どこかの弱っている国の風邪が酷(ひど)くなったり、
世界の経済も風邪を引いてしまうというわけですね。

かつて大英帝国の時代、経済覇権国であった英国のポンドも
ソロス氏以後、一度直った風邪が
また酷くなっているようです。(苦笑)

そして、バブルの発生につきましては、

「機会(チャンス)」と「新」という文字が
キーワードになるのだそうで、

「オランダのチューリップの新市場への投機」
「世界交易の新たな機会が到来したときの南海事業」

なども該当しそうですし、

「トロニクス、バイオ、インターネット、などの新技術」も
それらのセクターでのバブルを確かに生んできたようです。

これらも、奇妙な事実の1つなのかもしれませんね。

そう言えば、今の世界的な経済危機も、
端緒は金融デリバティブの「新」商品で、
知らず知らずのうちに世界に蔓延したバブルが崩壊して、
そして、米国が風邪を酷くこじらせたことが
原因となっているようです。

でもこれは、風邪というより
新種のウィルスの猛威のようでもありますね。

激動の経済なれば、機敏な短期トレードが良いのかも。。。^^


FX ソロス氏のセオリーのお話

米上院財政委員会が、納税漏れ問題となっていたガイトナー氏の
財務長官就任を賛成18反対5で承認することとなりましたね。
米上院本議会での採決が注目されます。

<一昨日21日(水)の主な出来事>

前日のオバマ大統領の就任当日に、
NYダウが過去の大統領就任当日として最大の下げ幅となるなど、
前日の軟調地合いを継いでのスタートとなりました。
NZの小売売上高は市場予想より強い0.0%となりました。
米メリルリンチの第4四半期の暫定決算で
純損失が153.1億ドルとなることが発表されました。
米GMのCEOが「米政府からの支援がなければ現金が枯渇する。
米政府から数日以内に追加融資を受ける見通し」と発言しました。
英紙が英財務相の高官の談話として、
「英国の金融危機は10年近く続く可能性がある。」
ことを報道しました。
ショートカバーの動きがあったか、
主要通貨ペアが東京時間ではしだいに反発していきました。
日景気先行CI指数(確報11月)は市場予想よりやや弱い81.3、
日景気一致CI指数(確報11月)は
市場予想とおりの94.9となりました。
日経平均は前日比−164.15円で取引を終えました。

ロンドン時間では、
主要通貨ペアが軟調な展開となりました。
独生産者物価指数(12月)は
市場予想よりは強い−1.0%となりました。
英BOE議事録では「8対1で0.50%の利下げが決定。
委員の一人が1.00%の利下げ主張。
ポンドの大幅な下落が英経済の成長を支援すると認識。」
などが公表されました。
英失業率(12月)は市場予想より弱い3.6%となりました。
欧ECB総裁が「12月以降の景気見通しは下方リスク。
金融安定化フォーラムやG20を強化すべき。
09年は困難な一年となる。(2月13日-14日のローマでの)
G7では為替について協議する予定。」
などの主旨の発言をしました。

ニューヨーク時間では、
カナダの卸売売上高(11月)が
市場予想より弱い−1.6%となりました。
主要通貨ペアが一時反発の動きを見せました。
深夜12時にオプションにからむ動向があったか、
ドル円やクロス円が急落しました。
ドル円が一時13年半ぶりとなる87円10銭をつけました。
また、一時ユーロ円が6年10ヶ月ぶりに
112円台前半まで下落しました。
ポンド円も史上初となる一時119円台前半をつけました。
米ボルカー経済再生議長が
「米リセッションに終了時期が見えない。
ドルへの信頼性を毀損する複数のリスクが存在する。」
との主旨の発言をしました。
過去の納税漏れが取り沙汰され就任が懸念される
ガイトナー米次期財務長官が公聴会で
「過去の納税漏れは故意ではない。 
市場の信頼回復は困難であるが、経済プランは
数週間以内に提出予定。クレジット市場への直接支援が必要。
自動車業界の支援を確実にする必要。」などの見解を述べました。
格付け機関のS&Pがポルトガルの
長期ソブリン格付けを引き下げました。
格付け機関のフィッチがクレディ・スイスの格付けを
ネガティブとしました。
スイスSNBの副総裁が「スイスの利下げ余地は限られている。
スイスフランの売り介入は可能。
デフレは回避しなくてはならない。」
との主旨の発言しました。
スイスフランが軟調となりました。
米NAHB住宅市場指数(1月)は市場予想より弱い8となりました。
IMFの専務理事が「世界経済の回復は2010年まで
難しい可能性がある。」と発言しました。
NYダウが堅調となっていったことも影響したか、
しだいにドル円やクロス円が反発していきました。
NY原油は反発して43ドル台半ばで取引を終えました。
NYダウは前日比+279.01で取引を終えました。

<昨日22日(木)の主な出来事>

前日NY終盤に反発した主要通貨ペアが
オセアニア時間に再び軟調に転じました。
米GMが米政府から54億ドルの追加融資を
受けたことが報道されました。
日通関ベース貿易収支は
市場予想よりは強い−1488億円となりました。
豪新車販売台数(12月)が+1.8%となりました。
日政策金利は市場予想とおりの据え置きとなりました。
主要通貨ペアは東京時間では上下動の揉み合いとなりました。
日銀が「GDP見通し中央値08年は−1.8%、同09年は−2.0%。
CPI見通し中央値08年は+1.2%、同09年は−1.1%。」
と戦後最悪となる見通しを発表しました。
白川日銀総裁が買い取り条件を発表して、
日銀がCPを3兆円を上限に買い取ることを表明しました。
日経平均は前日比+150.10円で取引を終えました。

ロンドン時間では、
主要通貨ペアが上下動の揉み合いとなりました。
欧ECB月例報告では目新しい材料はなかったようです。
欧鉱工業新規受注(11月)は
市場予想よりは強い−4.5%となりました。
スイスZEW景況感調査(予想1月)は
市場予想よりは強い−66.7%となりました。
主要通貨ペアがしだに軟調になっていきました。

ニューヨーク時間では、
加小売売上高(11月)は市場予想より弱い−2.4%、
加景気先行指標指数は市場予想とおりの−0.6%となりました。
米住宅着工数(12月)は過去最低の前月比15.5%減の55.0万件、
米建設許可件数(12月)も過去最低の前月比10.7%減の54.9万件、
米新規失業保険申請件数は市場予想より弱い58.9万件となりました。
米マイクロソフトの四半期決算の売上高は2%増の166.3億ドル
となりましたが、1株利益が0.47ドルと市場予想を下回りました。
また、5,000人規模の人員削減予定も発表しました。
NYダウが軟調に推移しました。
次期米財務長官のガイトナー氏が
「長期的に経済と金融市場の安定的信頼が大切。
オバマ米大統領は中国を為替操作国と認識していて、
為替制度変更を求める外交を行う。
今後の米国の債務水準は長期的に持続不可能。財政改革が必要。」
との認識を示す発言をしました。
カナダBOCリポートでは「08年第4四半期GDP見通しを−2.3%、
09年第1四半期GDP見通しを−4.8%。」
などとする見解を報告しました。
米上院財政委員会が納税漏れ問題となっていた
ガイトナー氏の財務長官就任を
賛成18反対5で承認することとなりました。
ドル円が反発して、揉み合いとなっていた他の主要通貨ペアも
上下動しながら反発していきました。
トリシェECB総裁が「いかなる域内国もユーロを
脱退することはない。欧州経済は2010年に回復を開始する。」
との認識を示しました。
NY原油は43ドル台半ばで取引を終えました。
NYダウは前日比−105.30ドルで取引を終えました。

<週末の今日23日(金)の主な予定>

朝8時50分に日全産業活動指数(11月)、
午前9時半に豪輸入物価指数(四半期)、豪輸出物価指数(四半期)、
午後2時に日銀金融経済月報、
午後5時半に独PMI製造業(速報1月)、独PMIサービス業(速報1月)、
午後6時に欧PMI製造業(速報1月)、欧PMIサービス業(速報1月)、
午後6時半に英GDP速報(四半期)、英小売売上高指数(12月)、
午後9時に加消費者物価指数(12月)、加消費者物価指数(コア12月)、
などの経済指標が発表されます。
独欧・英・加の指標には注目です。
また、米ゼネラル・エレクトリックの四半期決算も注目されます。

さて、オバマ米大統領就任の翌日の21日のNY時間では、
この日を期日とする多額のオプション精算に絡む
動きであったようですが、ドル円とクロス円が急落して
その後戻すも、穿った見方をしますと、
20日に就任した米オバマ政権を洗礼して、
さらなる経済対策を求めるデモンストレーションをする
かのような相場展開にも見えました。

この日、株式市場では、IBMの四半期決算が市場予想より
良かったことや、米ノーザン・トラストの好決算を受けて
金融株が上昇したこともあって、21日のNYダウは反発しました。

一方、オバマ米大統領の経済顧問であるボルカーFRB議長は、
米国は深刻なリセッションに陥っていて、米経済の立て直しには
今後数兆ドルが必要との見解を示しました。

そして、本格的な金融危機に直面している英国では、
英金融機関に対する投資家の信頼感の急速な悪化とともに、
景気対策による英政府の債務残高の急増に、
ポンド通貨危機を懸念する声もあるようで、
英産業連盟(CBI)が発表した英製造業者受注指数が
1992年7月以来の落ち込みを記録するなど、
一部では格付け機関により英ソブリン格付けが
引き下げられるのではないか、との懸念も台頭しているようです。

なお、格付け機関の1つであるムーディーズは
英国はカテゴリーAAAに不適格ではないとの見解を発表しています。

また、2月13日-14日のローマでのG7では、
ポンド安について協議されると見る向きもあるようで、
今後のポンドの動向が注目されます。


さて今日は、ソロス氏のセオリーのお話です。

ジョージ・ソロス氏といえば、米国のヘッジ・ファンドの
大親分みたいな方ですが、(笑)

ただのやり手で強運の蛮勇の人ではないようで、
著作などを読みますと、哲学者のような深い思索と、
卓越した理論家であることがわかります。

さて、ソロス氏の相場理論の1つに
「反射理論 "Reflexivity Theory "」というのがありまして、

りフレックスとは、反射作用のことですが、

「物事や相場が動いた結果が市場参加者の思考に影響を与え、
 それにより行動が起こり、その行動の結果が、
 さらに市場参加者の思考と行動に影響を与える。」

という相場理論です。

このりフレックス理論ではその過程で
「自己強化サイクル」というものが生まれるとのことで、

ソロス氏によれば、相場を動かす原動力は、

「ファンダメンタルズから生じる潜在トレンド」と
「市場参加者の優勢な期待のバイアス」

であるとして、

これらが再帰的に作用してトレンドが進行すると説いています。

1. 不明瞭だがトレンド(方向性)の端緒が発生する。

2. トレンドを発見した市場参加者により、
  自己強化プロセスが働き出す。

3. 方向性のテストとなる「小さな調整と自律的トレンド回帰」
  が繰り返されるが、結局、トレンドが確認される。

4. トレンドに対する信頼感が増幅される。

5. (ファンダメンタル的)現実とのギャップを顧みなくなる。

6. クライマックス的な上昇や下落が起こる。

7. 相場がオーバーシュートして行き着くところへ行って、
  反対方向への自己強化プロセスが始まる。

バブルでの「買えば上がる、上がるから買う…」ことが
増長されて一方的に行き着くところまでいってしまう、
バブル生成過程もこの理論で説明ができそうですし、

また、3つ目などはブレークアウト前の揉み合いのようでもあり、

短期的なブレークアウトの過程も説明できそうで、
ブレークにも一時的な「反射作用」と
それによる増幅作用があるのかもしれませんね。

もしかしますと、クライマックス的な上昇や下落では、
過度のオーバーシュートの状態で
一時的に「相場が間違っている」のかもしれませんが、

感情高ぶる人のように、市場の理性は飛んでいて、(苦笑)

急騰(急落)相場に雷同的に乗ろうとする市場参加者が多く、
このようなときは、少し加熱が冷めて揉み合いとなるまでは、
「こんなバカな」と逆張りするより、
しばらく相乗りしたほうが良いのかもしれません。

ヘンダーランドの相場の世界では、信念を貫くより、
優柔不断に流れに身を任せるほうが良いのかもしれませんね。

「あれこれ難しいことは言わず、加速感のある方向へついて行く」

これが単純ながらも、あながちバカにできない
戦略となることもあるのかもしれませんね。(笑)


FX 高橋亀吉さんのお話

バラク・オバマ米国第44代大統領が正式就任となりましたね。^^

<週はじめの一昨日19日(月)の主な出来事>

米政府による米バンカメへの再資本注入や
英政府による英RBS支援策、
そしてイスラエルとハマスの一時停戦などが影響したか
リスク回避が後退して、ドル円やクロス円が
上窓を空けてのスタートとなりました。
その後、英RBSが200億ポンド規模の損失計上の観測報道や
アイルランドがユーロを脱退するかという噂もあり、
主要通貨ペアは上下動の揉み合いとなりました。
日鉱工業生産(確報)は−8.5%、
日設備稼働率は−9.4%となりました。
日経平均は前週末比+26.90円で取引を終えました。

ロンドン時間では、
英政府が、銀行への資本提供と資産保護や
資産担保証券向けの新制度を設けることを発表しましたが、
織り込み済みとなったかポンドが軟調な展開となりました。
主要各通貨ペアも軟調に推移しました。
スイスの実質小売売上高(11月)は
市場予想より弱い−1.4%となりました。
欧建設支出は−1.1%となりました。
EU欧州委員会が「09年欧州の実質経済成長率は−1.9%」
になるとの見通しを発表しました。
格付け機関のS&Pがスペインの格付けを
安定的としながらも格下げすることを発表しました。

ニューヨーク時間では、
NY株式市場が記念日の休場となりました。
カナダの国際証券取扱高(11月)が市場予想より弱い
−43億カナダドルの売り越しとなりました。
欧州通貨が軟調傾向で推移しました。
ドル買い同意にドルストレートが軟調に推移しました。
ドル円が、ドル買い動意に反発する展開となりました。
格付け機関のフィッチがスペインの格付けを
据え置くことを発表しました。
NY原油は34ドル台半ばで取引を終えました。

<ゴトウ日の昨日20日(火)の主な出来事>

主要通貨ペアが軟調なスタートとなりました。
日経平均が一時8000円台を割り込みました。
日消費者態度指数は市場予想よりやや弱い26.7となりました。
日工作機械受注(確報12月)は−71.8%となりました。
終盤にドル円が反発しました。
欧州通貨の軟調が続きました。
アジア株も軟調に推移しました。
日経平均は前日比−191.06円で取引を終えました。

ロンドン時間では、
スイスSNB総裁が「09年のスイス経済は0.5〜−1.0%に縮小。」
との見通しを示しました。
ドル円の反発がしばらく継続しました。
欧州通貨の軟調が続きました。
その後、ドル円が軟調に転じました。
英消費者物価指数(12月)は市場予想よりは強い−0.4%、
英小売物価指数(12月)も市場予想よりは強い−1.4%となりました。
独ZEW景況感調査(1月)は市場予想よりは強い−31.0、
欧ZEW景況感調査(1月)も市場予想よりは強い−30.8となりました。
独ダイムラーが保有するクライスラーの株式19.9%を
売却する意向を表明しました。
仏首相が自動車セクターに最大60億ドル規模の
支援策を検討していることを表明しました。

ニューヨーク時間では、
カナダの製造出荷が1992年の現在の統計手法となって以来
最低の−6.4%となりました。
カナダBOCは市場予想とおり政策金利を0.50%利下げして、
カナダの政策金利が1.00%となりました。
カナダBOC声明では「09年のカナダ経済は−1.2%となる可能性。
10年経済成長率は3.8%の見込み。
総合CPIは半期の間0%を割り込む可能性。
コアCPIは09年第4四半期に1.1%で底打ちとなる可能性。
さらなる金融刺激策の必要が生じる可能性がある。」
などの認識を示しました。
NYダウが軟調に推移しました。
ドル円がオバマ大統領の就任式の最中も下落していきました。
一時反発を見せる通貨ペアもありましたが、
主要通貨ペアが軟調傾向となりました。
NY原油は38ドル台半ばで取引を終えました。
NYダウは前週末比−332.13ドルで取引を終えました。

<今日21日(水)の主な予定>

朝6時45分にNZ小売売上高(11月)、
午後2時に日景気先行CI指数(確報11月)、
日景気一致CI指数(確報11月)、
午後4時に独生産者物価指数(12月)、
午後6時半に英BOE議事録、英失業率(12月)、
夜10時半に加卸売売上高(11月)、
午後9時に米MBA住宅ローン申請指数、
深夜3時に米NAHB住宅市場指数(1月)、
などの経済指標が発表されます。
NZ・英の指標には注目です。
また、米のアップルやイーベイの四半期決算も注目されます。

<明日22日(木)の主な予定>

朝8時50分に日通関ベース貿易収支(季調済12月)、
午前9時に豪消費者インフレ期待(1月)、
午前9時半に豪新車販売台数(12月)、
正午過ぎに日銀政策金利、(市場予想は据え置き)
午後4時半から白川日銀総裁記者会見、
午後6時に欧ECB月例報告、
午後7時にスイスZEW景況感調査(予想1月)、
夜10時半に加小売売上高(12月)、加景気先行指数(12月)、
同夜10時半に米住宅着工件数(12月)、米新規失業保険申請件数、
深夜12時に米住宅価格指数(11月)、
などの経済指標が発表されます。
日・欧・加・米の指標には注目です。
また、米のマイクロソフトやグーグルの四半期決算も注目されます。

さて、米クライスラーの発表によりますと、
伊フィアットが米クライスラー株の35%取得することとなり、
提携で合意となりました。

一方、米ゴールドマン・サックスが
米原油価格の今後の見通しを発表して、
第1四半期が30ドル、そして第4四半期に65ドルに回復するとの
見解を示しました。資源国通貨の動向が注目されます。

そして、世界が注目する中、バラク・オバマ米国第44代大統領が
正式就任となりました。注目の就任演説の経済関連では
「米経済は非常に弱まった。経済危機は一部の強欲と
無責任の結果である。試練の克服は容易ではないが
経済危機に対して大胆速やかに行動することを約束する。」
という主旨の演説をしました。
期待感先行するオバマ・ユーフォリアを意識したか、
やや控えめな印象を伴う演説であったようです。

マーケットは大統領就任の当日にも下落しましたが、
いよいよオバマ米大統領の「注目の最初の100日」が始まります。


さて今日は、高橋亀吉さんのお話です。

高橋亀吉さんとは、明治生まれで昭和の初期に活躍した
当時の経済研究のオーソリティーでした。

亀吉さん、と言っても、
落語の登場人物ではありませんが、
お名前はまるで和製タートル(ズ)ですね。(失礼)

さて、高橋亀吉さんですが、東洋経済新報社の勤務を経て、
昭和7年に高橋経済研究所を設立しました。

まぁ、今で言うところのシンクタンクの日本版ですが、
その後、日本経済研究所の設立に加わったり、
通産省の顧問や拓殖大学の教授なども歴任されました。

「私の実践経済学」という著作などが有名ですね。

激変する今の経済ですが、いまだその高橋亀吉さんの洞察は
温故知新をこえて光彩を放っているようです。

今日は、高橋亀吉さんの経済や相場に対する
哲学の一部をご紹介いたします。

* 経済理論は変化する

とかく一義的な法則やロジックを求めてしまうものですが、
時や状況により、(適用すべき)経済理論は変化するとした
考え方は新鮮さを感じますね。

時と状況が変われば
過去のケースからの一様な結論が導けないことがあるようで、
変化に応じてロジック(理論)そのものの適用を考えるのは、
トレードにも通じるものがありそうです。

たとえば、順張りすべきか、逆張りすべきか、なども
「その時の場」によるということになるのかもしれませんし、

各国の政策金利の差が縮小しているときには、
スワップ狙いはあまり得策とはならなくなるのも、
この変化ということになるのかもしれませんね。

* 理論は書物ではなく、現実から学ぶ

ロジックは「現実」で鍛え上げられ、
実効性の高いものとなっていくのかもしれません。
現実の中にこそ学びが多いものなのですね。

そういえば、私は将棋好きなのですが、
本で覚えた実戦不足のひ弱な理論将棋は、
道場の筋悪なはずの実戦派の将棋に、
こてんこてんに負かされたことがあります。(苦笑)

* 変態か変化かを早く識別せよ

変態といってもHオヤジのことでないです。(笑)

一時的な自律回帰性のある「変」なのか、
基本的な重要な何かが変わったのか、を
いち早く識別なければならない、
ということになるのかもしれませんが、

この判断は、タイムラグもあり難しそうですね。

トレードで言いますと、
調整なのか、トレンド転換なのかを
いち早く認識しなくてはならない、

ということになりそうです。

* 米経済は国内経済、日本経済は国際経済

まぁ、これはグローバリゼーションの今では、
少し違和感もあるものの、
それでも「そういうフシもある」と思えますね。

* 耐久力の限界線を知れ

キャパシティーの範囲にあっては何事もないようでも、
限界点を超えると、一気にドンと来るものですね。

おとなしい人でも我慢に我慢を重ねて、堪忍袋の緒が切れると
大激怒することがあります。(笑)

現在の金融危機や経済危機も、許容範囲の限界点を超えて
一気にカタストロフィーとなってしまったものかもしれませんね。

この他にもたくさんあって、とても書きれませんが、

* 経済統計は遅れ(過去データであること)を念頭において使え
* 目先の流れよりも根本的流れを見よ
* 対応力は変化する

など、亀吉さんは「深イイ」言葉を残されています。

「日本の経済学なんて外国の直訳に過ぎない」と
揶揄されることがありますが、

日本にもすばらしい経済の哲学者がいたのですね。


FX トレードと尺度のお話

いよいよ明日20日(火)はオバマ米大統領の就任式ですね。
リンカーンの行った古式に習って式典が行われるそうです。^^

<前週末16日(金)の主な出来事>

複数の米紙がバンカメへの資本注入と資産保障で
米政府と合意に近づいていることを報じました。
米上院で金融安定化法の残り3500億ドルの拠出拒否法案が
否決され、残りの3500億ドルも使えるようになりました。
ドル円やクロス円など主要通貨ペアが堅調に推移しました。
英タイムズ紙が「英政府が銀行への追加資本注入を検討」
していることが報じられました。
トリシェECB総裁が「2.00%の政策金利は限界ではないが、
ゼロ金利は考えていない。」と発言しました。
米政府がバンカメの優先株を
240億ドル取得することが決定しました。
日経平均は前日比+206.84円で取引を終えました。

ロンドン時間では、
スイスの生産者輸入価格(12月)が市場予想より弱い
−0.7%となりました。
ドル円やクロス円は一時調整となるも、
しばらく上昇傾向が続きました。
英BOE副総裁が「09年の英GDPは大幅に下落する見通し。
追加利下げや財政出動が必要か検討すべき。」
との認識を示しました。
欧貿易収支は市場予想よりやや弱い−49億ユーロとなりました。
米シティの決算発表では、通年収入が13%減の56億ドル、
純損失が82.9億ドル、1株損失が1.72ドル、
という結果になりました。
米バンカメの決算発表では、総収入が156.8億ドル、
通年利益が73%減の40億ドルでしたが、
買収したメリルの純損失が153.1億ドルあり、
1株当たり損失が0.48ドル、
10-12月期では17.9億ドルの赤字という結果になりました。
ともに赤字決算であったものの、市場反応は限定的でした。

ニューヨーク時間では、
米消費者物価指数(12月)が
12月期にかかわらず−0.7%となりました。
対米証券投資(11月)は市場予想より弱い
−217億ドルとなりました。
米鉱工業生産(12月)は市場予想より弱い−2.0%となりました。
米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(1月)は
市場予想より強い61.9となりました。
ムーディーズが仏BNPパリバの格付けをネガティブとしました。
19日の米休場も意識されたか、
ドルストレートに調整動意が起こり
軟調となりました。クロス円も軟調となりました。
終盤にはドルストレートとクロス円に反発の動きが見られました。
米レンタカーのハーツが4000人規模の人員削減を発表しました。
ユーログループ議長が「ECBにはゼロ金利政策はない」との
認識を示す発言をしました。
NY原油は36ドル半ばで取引を終えました。
NYダウは前日比+68.73ドルで取引を終えました。

<週はじめの今日19日(月)の主な予定>

午前9時01分に英ライトムーブ住宅価格(1月)、
午後1時半に日鉱工業生産(確報11月)、日設備稼働率(確報11月)、
午後5時15分にスイス実質小売売上高(11月)、
午後7時に欧建設支出(11月)、
夜10時半に加国際証券取扱高(11月)、
などの経済指標が発表されます。
今日の米市場はキング牧師の生誕記念日で休場です。
また、ウェリントン市場も祝日でお休みです。

<ゴトウ日の明日20日(火)の主な予定>
朝6時45分にNZの消費者物価指数(四半期)、
朝8時50分に日第三次産業活動指数(11月)、
午後2時に日消費者態度指数(12月)、
午後3時に日工作機械受注(確報12月)、
午後6時半に英消費者物価指数(12月)、英小売物価指数(12月)、
午後7時に独ZEW景況感調査(1月)、
同午後7時に欧ZEW景況感調査(1月)、
夜10時半に加製造業出荷(11月)、
午後11時に加BOC政策金利、(市場予想は0.50%の利下げ)
などの経済指標が発表されます。
NZ・英・独欧・加の指標には注目です。
また、ジョンソン&ジョンソンやIBMの決算も注目されます。

さて、報道によりますと米シティが、預金・融資・投資銀行事業
などの中核部門のシティコープと、
証券仲介事業のシティー・ホールディングスとの
2部門に分割することを発表しました。
傘下の日興アセットマネジメントと日興コーディアル証券も
再編の影響を受けることとなりそうです。

そして、バンカメも、グローバルな景気後退による
企業の投資縮小や、住宅価格の下落による過剰債務と
雇用不安で冷え込む個人消費に加え、
価格低下に歯止めのかからない金融商品の不良資産が
経営を圧迫して、米政府の追加支援を受けざるを得ない状況となり、
金融危機と実体経済の負の循環が続いているようです。

また、報道によりますと、米地銀のナショナル・バンク・
オブ・コマースと米バンク・オブ・クラーク・カウンティが
破綻して、米連邦預金保険公社が業務停止命令を出しました。
2007年の金融機関破綻が3件、2008年が25件、でしたが、
金融危機の余波はさらに続いているようです。

米政府やFRBでは、金融機関から不良資産を分離するための
不良資産買取専門銀行となる「バッド・バンク」設立構想の
検討も始まりました。

さて、20日(火)には米ワシントンでオバマ大統領の就任式が
行われます。実態経済の悪化に加えて各国の金利差が縮小して、
潜在的な円高圧力が懸念される中ですが、
一部では祝儀的な材料となるかとの声もあるようで、
いかがなりますか、短期的にはこのあたりの相場展開も
注目されそうです。


さて今日は、トレードと尺度のお話です。

尺度とはものごとの「計量の基準」という意味ですが、
近代ではほとんど死語となっているようで、

尺度などという言葉より、スケールやスタンダードと
言ったほうが解りやすいかもしれませんね。

さて、このいわゆる尺度ですが、国際的に規定されている
メートルやグラムというSI単位というものもありますが、

ゴルフでは距離を表すのにヤードという単位を用いますし、
米国ではキロメートルよりもマイルのほうが、
距離のイメージがつかみやすいようですし、
また、日本の大工さんは今でも「間(けん)」という単位のほうが
長さのイメージがつかみやすいと聞いたことがあります。

まぁ、通貨なども国別の価値の単位や尺度ともいえそうですね。

また、尺度には単位のような、ときにローカル的ではあっても、
ある程度の共通認識が存在しているものもあれば、

「高い」「安い」「こんなに」「まだまだ」など、

個別の主観的で感覚的な尺度というものもあります。

たとえば300万円といいますと、
一般的に個人としては小さくはないお金ですが、

300万円の車なら、まぁまぁの車ではあっても、
300万円の家なら、あまりに安過ぎてお化けが出そうで(笑)
買うのが怖くなる人も多いかもしれませんね。

これは車や家など物の価格に対する相場観に、
ある程度の共通認識があるためと思われますが、

300万円自体は、交換を想定する対象物がないと、
高いか安いかは判らないということになりそうです。

そして、さらに判断する人毎の状況や信条などによって、
感覚にかなり異なる主観的な尺度もあるようで、
モノサシがまったく違うということもあります。

「ちよっと無理したけど、300万円の車が買えて嬉しい。」

「300百万程度の大衆車なんて恥ずかしくて乗れない。」

というまったく正反対の感覚もありそうですし、(笑)

「真心でボランティアがしたい。人につくしてみたい。」

と思っている人もきっといるはずですが、

「おかしい…。
 無償で奉仕活動をするなどということはあり得ない。
 なにか下心があるに違いない。きっとそのはずだ。」

と、かんぐりを入れる人がいても不思議ではないですし(苦笑)

「月に数百万の収入はあるけれども、
 仕事をやめて少しゆっくりしたいものだ。」

という人もいるかもしれませんが、

「なに? 月に数百万の収入があるのに、
 その仕事をやめるだと…。
 このご時勢にあり得ない。本当はそれほど儲かって
 いなかったんじゃないか。そうに違いない。」

という感覚も決しておかしなことではないですね。

これらは、置かれている状況の違いでもあり、
価値観の違いでもあり、人となりの違いでもありますが、

いわゆる「尺度のモノサシ」が違うのですね。

自分のモノサシを押し当てて全てを計ろうとすると
正しく計れなくなってしまい、
感覚の相違が生じてしまうようです。

さて、トレードでもこの「尺度のモノサシの違い」があります。

「こんなに上昇したんだから」
「こんなに下落したんだから」

という感覚もトレーダー毎に異なるようで、

「こんなに上昇したから」と
売り場を探しているトレーダーがいるときに、

「そろそろ上昇もしっかりしてきたな」と
買い場を探して、少しは押し目とならないかと
相場を見ているトレーダーもいるわけです。

これらは、まぁ曖昧で主観的な高い安いの感覚的な相場観ですが、

見ているチャートの時間軸でも異なりますね。

5分足で恐ろしいくらいに下落しているときでも、

日足レベルでは、

「揉み合いを少し下抜けしかけてきたかなぁ、
 いや…、まだかもしれないなぁ。」

という状況も日常的にあることです。

著名トレーダーで講演家でもあるジョー・ディナポリも
その著書で述懐してますが、

「現在のトレンドはどうだね?」

と、トレードの講義に入る前に
意地悪な質問をするのだそうです。(笑)

ある人は「上昇」、ある人は「下降」
そして、ある人は「横ばい」と答えますが、

でも、時間軸を限定せずにトレンドを尋ねることには、
じつは何の意味も無いのですね。

トレンドは短中長の時間軸の数だけあるわけで、
本来は答えようのない意地悪な質問というわけです。(苦笑)

そうであるならば、

トレンドに対する偏った感覚や高い安いのバイアスに捕らわれて、
相場の動向や判断を見誤らないためにも

いろいろな時間軸の尺度とモノサシで、
あれこれ相場を見ていく必要があるのかもしれませんね。


FX トレーディングと習慣のお話

ECBが0.50%の利下げをして、欧州政策金利が
過去最低の2.00%となりましたね。

<一昨日14日(水)の主な出来事>

NZの住宅建設許可(11月)は4.3%となりました。
東京時間では主要通貨ペアが堅調に推移しました。
日工作機械受注速報前年比(12月)は−71.9%となりました。
日経平均は前日比+24.54円の小幅高となりました。

ロンドン時間では、
はじめは主要通貨ペアが堅調に推移していましたが、
その後、急落していきました。
アイルランドが経済状況が悪化た場合、
IMFに支援要請をするという報道がされました。
OECDが09年の欧GDP見通しを−0.6%と発表して、
ECBは今後に政策金利をさらに引き下げる余地があるとの
見解を示しました。
その後、アイルランドがIMFへの救済要請報道を否定しました。
欧鉱工業生産(11月)は市場予想よりは強い−1.6%となりましたが、
対前年比は市場予想より弱い−7.7%となりました。
欧州株が軟調に推移しました。

ニューヨーク時間では、
米小売売上高(12月)が市場予想よりかなり弱い−2.7%となり、
08年通期で0.1%の減少(対前年比)となりました。
米輸入物価指数(12月)は市場予想よりは強い−4.2%となりました。
格付け機関のS&Pがギリシャの
ソブリン・クレジットを格下げしました。
ドル円が一時急落して、ユーロも下落しました。
カナダの通信機器大手のノーテルが破産法を申請しました。
フィラデルフィア連銀総裁が、08年第4四半期と
09年第1四半期の米GDPが大幅にマイナスになる
との認識を示しました。
ベージュブックでは
「ほぼ全ての地区で前回報告より景気が弱まった。」
などネガでイブな内容となりましたが市場反応は限定的でした。
後半は主要通貨ペアが上下動の揉み合いとなりました。
NY原油は37ドル台半ばで取引を終えました。
NYダウは前日比−248.42ドルで取引を終えました。

<ゴトウ日の昨日15日(木)の主な出来事>

バンク・オブ・アメリカが米政府に追加支援を
要請するとの報道がされました。
主要通貨ペアは上下動の揉み合いとなりました。
日機械受注(11月)は市場予想よりかなり弱い−16.2%、
日国内企業物価指数(12月)は
市場予想よりは強い−1.2%となりました。
豪新規雇用者数(12月)は市場予想よりは強い−0.12万人、
失業率(12月)は市場予想とおりの4.5%となりました。
欧州へのロシアのガス供給か難航していることが報道されました。
日経平均は前日比−415.14円で取引を終えました。

ロンドン時間では、
独消費者物価指数(12月確報)が
市場予想とおりの0.3%となりました。
中国が不当な為替操作国に指定されるとの噂が出たようで、
連想的に日銀の為替介入懸念が後退したか、
ドル円やクロス円が一時仕掛け的な下落となりました。
欧消費者物価指数は市場予想とおりの−0.1%となりました。
JPモルガン・チェース第4四半期決算では、
買収したワシントン・ミューチュアルの業績もあって、
純利益が前年同期比の76%減、収入は同0.9%の減少となりました。
欧ECB政策金利は0.50%の利下げとなりました。
一部で0.25%の利下げ予想や据え置き予想の向きもあったためか、
発表後に一時ユーロが下落しました。

ニューヨーク時間では、
米生産者物価指数は市場予想よりやや弱い−1.9%、
NY連銀製造業景気指数は市場予想よりは強い−22.20、
米新規失業保険申請件数は市場予想より弱い52.4万件となりました。
ドル円が上下動しながらも上昇していきました。
予定より少し遅れてはじまったトリシェECB総裁の記者会見では、
「金融政策決定は弱まった景気とインフレを反映。
ユーロ圏は大きな景気減速。今後数四半期は経済の弱さが
続く見込み。利下げ決定は全会一致。
インフレ率は今年下半期に再度上昇の見込み。
2%の政策金利は歴史的水準だが2%が限界というわけではない。
世界経済は2010年に回復へ向かう。
3月の理事会が次回の重要な会合。」
などの認識を示しました。
ユーロは一度戻しを見せた後、再度下げる展開となりました。
ポンドが一時軟調となりました。
米フィラデルフィア連銀指数は市場予想よりは強い
−24.3%となりましたが、構成項目の雇用指数は悪化しました。
スイスSNB理事が「スイスのリセッションは不可避。
09年GDPは−0.5〜−1.0の見通し。スイスフラン高は懸念。」
などの主旨の発言をしました。
シカゴ連銀総裁が「09年第1四半期のGDPは急減する。
失業率は明10年にかけて上昇する。」との認識を示しました。
後半、NYダウが反発して、主要通貨ペアも反発しました。
NY原油は34ドル台半ばで取引を終えました。
NYダウは前日比+12.35ドルで取引を終えました。

<週末の今日16日(金)の主な予定>

午後5時15分にスイス生産者輸入価格(12月)、
午後7時に欧貿易収支(11月 季調済)、
夜10時半に米消費者物価指数(12月)、
夜11時に米ネット長期フロー(対米証券投資 11月)、
夜11時15分に米鉱工業生産(12月)、米設備稼働率(12月)、
夜11時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(1月)、
などの経済指標が発表されます。
欧・米指標には注目です。

さて、米小売売上高(12月)がクリスマス商戦時期でありながら
前月比を2.7%も下回る結果となり、現行統計が始まった
1922年以来初となる08年の年間で米小売売上高は
0.1%前年を下回ることとなりました。

また、米銀大手のシティ・グループが個人向け証券事業
「スミスバーニー」をモルガン・スタンレーに売却して、
世界最大規模の証券会社「モルガン・スタンレー・スミスバーニー」
が誕生するなど金融再編の動きや、
バンク・オブ・アメリカが米政府に
追加支援の要請をするなどの動きがあるようです。

一方、ドイツ銀行は08年10-12月期で48億ユーロの赤字見通し
となり、08年通期でも39億ユーロの初の赤字の見通しとなって、
欧州でも厳しい金融情勢が続いているようです。

ECBは政策金利を0.50%引き下げましたが、3月の理事会が
次回の重要会合となることを示唆して、一部では2月の政策金利の
発表では早くも据え置予測も出てきたようです。


さて、今日はトレーディングと習慣のお話です。

習慣とは、なにやら難しい表現をしますと、

「日常的に繰り返される後天的な行動様式のことで、
 日常的に反復して行われることによって、
 身体的行動のほかに、考え方など心理的な傾向も形成する。」

ということなのだそうですね。(笑)

1996年にスティーブン・R・コヴィーによって著された
全世界で1,500万部以上も読まれたとされる「7つの習慣」
などでも、習慣の大切さを説いていますが、
習慣は成功と失敗を分かつほど大切なことのようです。

また、著名トレーダーのラリー・ペサベントもその著書
" Trade What You See " の中で、

「(トレーディングの)良い習慣は良い結果を
 悪い習慣は悪い結果をもたらすので、
 悪い習慣がついているときにはそれを良い習慣と
 入れ替えなければならない。」

と述べています。

もしも、いつもトレードで負けてしまっているのならば、
なんらかの悪い習慣が身に付いてしまっている可能性があり、

今のやり方がダメであるということであり、
その習慣や、やり方を直さなくてはならないということですね。

「じやぁ、何が悪いのさ」

ということになりますが、(苦笑)

トレーダーとしての悪い習慣は人それぞれながら
いろいろとありますね。

* 相場が勢い良く上昇(下降)していて
 トレンドの発生を感じているのに、
 心の中に「もうこんなに上(下)がったんだから」という
 自身の根拠なき値ごろ観のささやきが聞こえ
 トレードを躊躇する習慣。

* 何を勉強しても自身の浅薄な相場観に固執する習慣。

* 保ち合いでも小幅揉み合いでも、動意のないところでも、
 なんでもかんでもトレードしたくなる習慣。

* 良い状態を待つことや、相場を休むことのできない習慣。

* 難平(ナンピン)の悪い勝ち方が身に付いてしまい、
 トレンドが発生しているのに、場合をわきまえず、
 含み損となるといつでも難平をしてしまう習慣。

* 損切りができない習慣。

* いつもビビリの薄利決済をしてしまう習慣。

* 数度負けるとすぐに自信を喪失してしまう習慣。

* 負けが込むと、一気に取り戻そうと、
 建て玉をどんどん大きくしてしまう習慣。

* 負けた後にすぐにトレードしたくなる習慣。

* 勝つと、ついつい過剰にトレードしてしまう習慣。

ちなみに、私はすべてに該当する筋金入りの
負けトレーダーでしたが、(大笑)

これら深く自身に根付いてしまった悪習慣を直すことは、
大げさに言いますと、自身のパラダイムを転換させることで、

スモーカーがタバコを止めることのように
容易なことではありません。(笑)

まずは「謙虚に今の自身の習慣が悪いということを自覚して」
「その習慣を改めようという意思」が必要となりますが、

手ごわい自分自身の習慣を矯正することは
並大抵のことではないようです。

「7つの習慣」のスティーブン・R・コヴィーによれば、
ミッション・ステートメント(自己の憲法や信条)を
作るべきとされていますが、

トレーダーであれば、これは「規律」を書き出し、
パソコンの傍に掲げることが第一歩となるのかもしれませんね。

とかくメンタル面は軽視され、手法のみに目が行くものですが、

もしかすると…、

トレードの「最大の敵は我にあり」なのかもしれませんね。(笑)


FX 魚釣りとトレードのお話

オバマ次期大統領の就任式が行われる米首都ワシントンでは、
20日の式典に400万人が訪れる可能性があるのだそうで、
準備にてんやわんやとなっているそうですね。

<週はじめの一昨日12日(月)の主な出来事>

市場のオープンではドル円と複数のクロス円が
下窓を空けてのスタートとなりました。
東京時間では東京市場が休みであることもあってか、
主要通貨ペアは動意薄の小幅な揉み合いの展開となりました。
ユーログループ議長が「09年と10年は困難な年になる。」
との認識を示しました。
アジア株は軟調傾向となりました。

ロンドン時間では、
主要通貨ペアが軟調となりました。
トリシェ欧ECB総裁が「新興国を含む世界の景気減速は、
09年により顕著となる。主要先進工業国の09年の経済は
マイナスとなる可能性。」との認識を示しました。
ユーロが一時反発を見せまたものの、その後は軟調となりました。
欧州株が軟調傾向となりました。

ニューヨーク時間では、
カナダの新築住宅価格指数が
市場予想とおりの−0.3%となりました。
主要通貨ペアが下落しました。
ポンドの下落が目立ちました。
格付け機関のS&Pがスペインの格付け見通しをネガティブとして、
外貨建て長期格付けを引き下げる可能性を示しました。
NYダウが軟調に推移しました。
カナダの四半期企業景況感調査では、
調査開始以来最低の見通しとなることが報告されました。
アトランタ連銀総裁が「米経済は弱い状態。08年第4四半期と
09年第1四半期の米GDPは−4〜−6%となる可能性がある。
FRBにはさらなる手段がある。
09年及びそれ以上非常に低い金利を維持する
可能性がある。」との主旨の発言をしました。
NY原油は37ドル台半ばで取引を終えました。
NYダウは前週末比−125.21ドルで取引を終えました。

<昨日13日(火)の主な出来事>

オセアニア時間では主要通貨ペアが軟調となりました。
東京時間では主要通貨ペアが小幅な揉み合いの展開となりました。
格付け機関のS&PがNZの外貨建て長期格付けの見通しを
引き下げました。
ロシアがウクライナを経由した天然ガスの
欧州向け供給を再開しました。
日企業倒産件数(12月)は前年比で24.1%となりました。
日経平均は前週末比−422.89円で取引を終えました。

ロンドン時間では、
独卸売物価指数(12月)が−3.0%となりました。
独政府が140億ユーロ規模の景気刺激策を発表しました。
欧州株価が軟調な展開となりました。
英商品貿易収支は統計開始以来最大の赤字となる
−83.30億ポンドとなりました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
その後ドル円がしだいに反発していきました。

ニューヨーク時間では、
米バーナンキFRB議長が講演で
「FRBにはゼロ金利でも、さらに危機に立ち向かう手段がある。
財政出動だけで景気押し上げはできないが、
政府の景気刺激策が経済を強く拡大することを期待する。
銀行へのさらなる資本注入が必要になる可能性。
米経済は09年内に安定し始める可能性。」
「米国の雇用悪化は加速した。米英は途方もない金融危機に直面。
国際的協調が必要。経済成長には金融市場の安定が必要。」
などの主旨の発言をしました。
米貿易収支は輸入の落ち込みにより
12年ぶりの大幅な赤字縮小となる−404億ドルとなりました。
カナダの国際商品貿易は市場予想より弱い
13億カナダドルとなりました。
格付け機関のフィッチがスペインの格付けを維持しましましたが、
スペイン政府債務が09年末までにGDPの48%に拡大する
可能性があることを発表しました。
格付け機関のS&Pがポルトガルの格下げを
検討していることが報じられました。
ドル円が一時反発したものの、
主要通貨ペアが軟調な展開となりました。
米月次財政収支は市場予想より弱い−836億ドルとなりました。
米シティと米モルガン・スタンレーの証券事業統合で
取締役会承認となったことが報じられました。
NY原油は38ドル台半ばで取引を終えました。
NYダウは前日比−25.41ドルで取引を終えました。

<今日14日(水)の主な予定>

朝6時45分にNZの住宅建設許可(11月)、
午後3時に日工作機械受注速報(12月)、
午後5時15分に独GDP年間成長率、
午後7時に欧鉱工業生産(11月)、
夜10時半に米小売売上高(12月)、米輸入物価指数(12月)、
深夜12時に米企業在庫(11月)、
深夜4時に米地区連銀経済報告(ベージュブック)、
などの経済指標が発表されます。
欧・米の指標には注目です。

<ゴトウ日の明日15日(木)の主な予定>

朝8時50分に日機械受注(11月)、日国内企業物価指数速報(12月)、
午前9時半に豪新規雇用者数(12月)、豪失業率(12月)、
豪労働参加率(12月)
午後4時に独消費者物価指数確報(12月)、
午後7時に欧消費者物価指数(12月)、
夜9時45分に欧ECB政策金利、(市場予想は0.50%の利下げ)
夜10時半に欧トリシェECB総裁記者会見、
同夜10時半に米生産者物価指数(12月)、
米NY連銀製造業景気指数(1月)、米新規失業保険申請件数、
同夜10時半に加新車販売台数(11月)、
深夜12時に米フィラデルフィア連銀製造業業況指数(1月)、
などの経済指標が発表されます。
豪・欧・米の指標には注目です。

さて、マーケットでは戦後最悪の雇用減少となった
米雇用統計後には、早くもオバマ・ユーフォリアが
覚めてしまったかのように、最悪期の渦中にある
実体経済へと市場の目が向かれたようで、
主要通貨ペアが軟調となりました。

また、12日に行われた国際決済銀行(BIS)での会合で
主要国中銀が「今年の世界経済は同時減速」で一致したり、
IMFの専務理事が数週間以内に発表する世界経済見通しでは
大幅に下方修正となると発言するなど、
各所で出される経済見通しもさらに実体経済が落ち込み
長期化するとするものが多いようで、
ロイターが発表したブルーチップ・エコノミック・
インディケーターズの調査でも、米経済の景気後退は
戦後最長となると予測するアナリストが多いようです。

そして、今月後半からは15日のマーシャル・アンド・イルスリーを
皮切りに米金融機関の四半期決算が発表されますが、
米政府による金融セクター支援策にもかかわらず、
1990年以降最も厳しい内容になると見込まれているようです。

また、一部の米国の企業再建の専門家の間では、
09年には米国に倒産ブームが起こるとも言われているようで、
7780億ドル規模に落ち着きそうなオバマ新政権の経済対策ですが、
実体経済への効果が注目されます。

さて、円はリスク回避の動意とともに消去法的にも
買われているようで、また、ドルも対円以外では
ドル買い動意となっているようです。
ユーロの動向では、明日15日のECB政策金利の発表と
トリシェECB総裁の記者会見が注目されます。


さて今日は、魚釣りとトレードのお話です。

冬の寒いときの魚釣りは、
さすがに季節風も強くなり海も荒れがちで
よほどの釣り好きでなければ海釣りには出かけないと思いきや、

冬が旬のカレイやアイナメを釣ろうと
風が冷たくなるにつれウズウズしている釣り人がいる
と聞きますと驚いてしまいますが、
好きなことには苦労も忘れるものなのですね。

トレーダーの中にも冬の釣り人に負けない(笑)
凄い人もいて、深夜のニューヨーク時間にトレードしていながら、
早朝のオセアニアの下落相場での
「下げの一押し」をトレードしたり、
また、木曜日などのスワップ3倍デーにスワップを得ようと
早朝に数分間のロールオーバー・トレードをしたりと、

「いったいこの人、ちゃんと睡眠とっているのかしら」

と思うほど眠りを削ってトレードされている
トレーダーもいらっしゃるようで、
本人はトレードが好きなこともあって、
ケロッとしていますが、驚いてしまいます。

まぁ、パチンコ好きな人も開店のかなり前から
早起きして行列を作って並んでいますので、
好きなことには人は労苦を感じないものなのですね。(笑)

さて、

魚釣りとトレードは似ているところがあると言う人がいますが、
言われてみればそのように思うフシがありますね。

小幅な揉み合いでは大きな魚はいないので、
ボラティリティが拡大するのを待つこととなりますが、
小魚を獲ろうと思えば、小さな時間軸では獲れそうです。

また、テクニカルは魚釣りで言えば
浮きや竿やリールなどの道具と言えるかもしれませんし、

餌や釣り針といえば、ビッグプレーヤーがブレークもどきの
仕掛けをしてくることもありますね。(苦笑)

そして、何気に釣り糸をたらすように
相場のトレンドに沿ってトレードする方法もありますが、

釣りではよく魚がつれるポイントがあるのだそうで、

トレードでもチャートポイントが
利益を得やすいポイントとなる場合があるようですね。

主要レジスタンス・サポート、前回高値安値、
ペナントやフラッグの揉み合い離れ、スクイーズ抜け、
トレンドライン、バンドの上限下限、チャネルの上限下限、
移動平均線、フェボナッチ・ポイント、ピボット・ポイント…etc、
チャートにはいろいろなポイントがありますが、

チャートポイントでは少し大きな魚が釣れそうです。

ポイントに釣り糸をたらして、
テクニカルの「浮き」の具合を見てみましょうか。

ときにダマシの怪魚を釣り上げることもありますが、(苦笑)
そんなときにはすぐに海に帰してやりましょう。

今日はどんな魚がつれるやら。。。(笑)


FX ビッグ・プレーヤーの仕掛けのお話

週末の今日は米雇用統計の発表ですね。注目されます。

<一昨日7日(水)の主な出来事>

NZの貿易収支市場予想よりは強い−5.20NZドルとなりました。
豪小売売上高は市場予想より強い0.4%となりました。
英財務相が「英国がリセッションを抜けるのは遠い。」
との主旨の発言をしました。
東京時間では主要通貨ペアは揉み合いの展開となりました。
日経平均は前日比+158.40円の7営業日続伸で取引を終えました。

ロンドン時間では
ドルが軟調となりました。
ポンドが堅調に推移しました。
独失業率は市場予想より弱い7.6%となりました。
欧生産者物価指数は市場予想より弱い−1.9%となりました。

ニューヨーク時間では、
米ADP雇用統計が市場予想より弱い−69.3万人となりました。
ドルの軟調が続きました。
しばらくポンドの堅調がつつきましたが、
NY午後から調整傾向となりました。
豪ドルが軟調に推移しました。
米半導体大手のインテルかせ売り上げ見通しを下方修正しました。
オバマ米次期大統領が「米景気刺激策は予算の上限近くで
一部のマスコミ報道ほどは大きくはならない見通し。」
とコメントしました。
NY原油は42ドル台半ばで取引を終えました。
NYダウは前日比−245.40ドルで取引を終え、
9000ドルの大台を割り込みました。

<昨日8日(木)の主な出来事>

豪貿易収支は市場予想より弱い14.48億豪ドル、
豪住宅建設許可数は市場予想よりかなり悪い
−12.8%となりました。
豪ドルの軟調が続きました。
ロケット弾がレバノンからイスラエルに
複数発射されたことが報道されました。
ドル円が一時反発を見せましたが、その後は軟調となりました。
日経平均は前日比−362.82円で引けて
9000円の大台を割り込みました。

ロンドン時間では
スイスの津業率が市場予想とおりの2.8%となりました。
ロケット弾がレバノンからイスラエルに複数発射されたことで、
中東情勢の地政学的リスクも手伝って、
円とスイスフラン買いの動意となり、ドル円が下落しました。
独貿易収支は市場予想より弱い97億ユーロとなりました。
スイスの消費者物価指数は市場予想とおりの−0.5%となりました。
欧GDP確報は、市場予想とおりの−0.2%、
欧失業率も市場予想とおりの7.8%、
欧業況判断指数は市場予想より弱い−3.17となりました。
独製造業受注は市場予想より弱い−6.0%となりました。
欧州株価は軟調な展開となりました。
英紙が「英政府が金融危機対策に紙幣を増刷」と報道しましたが、
英財務相が否定しました。
英BOE政策金利は大方の予想とおり0.50%の利下げとなりました。
英BOE声明ではインフレ率がさらに低下する見通しや、
ポンドの下落は英の輸出に与える景気後退の影響を和らげるとして、
ポンド下落の容認姿勢を見せました。
政策金利発表後は仕掛け的な動きもあったかポンドが上昇しました。

ニューヨーク時間では、
ユーロが反発しました。
米新規失業保険申請件数が市場予想より強い46.7万件となりました。
カナダのIvey購買部協会指数は
市場予想よりは強い39.1となりました。
米ウォールマートが四半期の利益見通しを下方修正しました。
ドル円は軟調傾向の揉み合いでの推移となりました。
上昇していたポンドやユーロに調整の動きが見られました。
米消費者信用残高は市場予想より弱い−79億ドルとなりました。
NY原油は41ドル台半ばで取引を終えました。
NYダウは前日比−27.24ドルで取引を終えました。

<週末の今日9日(金)の主な予定>

午後2時に日景気先行CI指数(11月速報値)、
日景気一致CI指数(11月速報値)
午後4時に独小売売上高(11月)、
午後6時半に英鉱工業生産高(11月)、英生産者物価指数(12月)、
午後7時に欧小売売上高(11月)、
午後8時に独鉱工業生産(11月)、
午後9時に加失業率(12月)、加雇用ネット変化率(12月)、
夜10時15分に加住宅着工件数、
夜の10時半に米非農業部門雇用者数変化(12月)、米失業率(12月)、
深夜12時に米卸売在庫(11月)、
などの経済指標が発表されます。
各指標には注目です。

さて、英国も0.50%の利下げとなって、1694年の英中銀創設以来で
初となる1.50%の政策金利となりました。
今月15日の欧ECBの追加利下げの動向が注目されます。

また、レバノンからイスラエルへロケット弾が複数発射されて、
中東情勢も年初から緊迫した情勢となっているようです。
今後の地政学的リスクでの円やスイスフラン買いの動向も
注目されます。

一方、オバマ米次期大統領がバージニア州で演説して
「米リセッションは長期化する可能性があり、失業率も2桁と
 なる可能性がある。迅速で強力な行動を取らなければならない。
 景気刺激策のコストは膨大だが悪循環を断ち切るためには
 必要なことである。経済を危機に追い込む金融機関の破綻は
 防がなくてはならない。3000億ドル規模の減税も実施の予定
 している。」
との主旨のコメントがされました。

また、7日に発表された米ADP雇用統計が、市場予想より
かなり弱い−69.3万人となりましたが、今回から新たな集計方式を
採用したとのことで、前回の11月値の修正でも約25万人減から
47.6万人減となって、今まで米政府の雇用統計と乖離の大きかった
米ADP雇用統計でしたが、これからは、より米政府発表の雇用統計に
近い数字が発表されることになりそうです。

そうしますと、今日の米雇用統計は市場予想よりも
悪い数字が発表される可能性もありそうですが、米雇用統計は
ビッグプレーヤーの事実買いの動きとなることも少なくはなく、
悪い数字となったとしても乱高下の動きには注意したいものです。


さて今日は、ビッグ・プレーヤーの仕掛けのお話です。

1933年のグラス・スティーガル法以来、
長い間、米国では金融機関としての銀行と
証券会社の兼業が禁止されていましたが、

世界金融危機となった昨年2008年9月には、
メリルリンチは米銀と合併、モルガン・スタンレーは
三菱UFJからの出資を受け入れ、
ゴールドマンとともに銀行持ち株会社となって、
ウォール街の象徴であった投資銀行が
わずか一週間で消えてなくなりましたね。

デリバティブで深い痛手を負うこととはなりましたが、

政府系のソブリン・ファンドや中国系商業銀行、
そして、政府支援を受けた米シティなどのメガバンクや、
ヘッジ・ファンド筋などとともに、
ビッグ・プレーヤーたちは、
いまなおマーケットに多大な影響力を持っているようです。

まぁ、マーケットは仮面舞踏会のようなところもあるようで(笑)

インターバンクはある程度は把握できるとしても、
一般トレーダーはビッグ・プレーヤーたちの手口や挙動は
あまり窺(うかが)い知れないところですが、

巨大なマネーを操るビッグ・プレーヤーたちは、
利益を得るために、ストップ狙いの仕掛けを
してくることもしばしばあるようで、
彼らの動きには注意がいる場合があります。

一説によりますと、あまり大きな材料のないときは、
東京、ロンドン、ニューヨークなど循環するマーケットの
直前のマーケットの高値安値を少し超えるところまで、
値を吊り上げたり(押し下げたり)して、ストップを付けに
動くことがあるそうです。

ストップを付けて、その方向へレートの動きが加速して、
一般トレーダーがブレークアウトに追従しようとフォローして
ブレークが始まったかようになったときに、
仕掛けた彼らはさっさと利食いの手仕舞いをする
という寸法のようです。

そして、一度、逆に仕掛けて揺り戻す、
ヘッドフェイクのようなダマシを演じることもあるようで、
いろいろ複雑なこともありますが、

このようなことがあってか、けっこう市場替わりでは
ブレークもどきのダマシのような動きが多いのかもしれませんね。

また、大きな材料が出ると、それをどんどん煽るような挙動で
(今までの流れと違っても)相場に強い動意を
誘発させることもありますが、

特に大きな材料のないときには、レートがレンジの中へと戻ったら、
それまでのトレンドに沿う格好で、基本的に同じ方向への
ストップ狙いの仕掛けをすることが多い、とも聞きますが、
そう言われてみれば、そのようなフシがあるような気もしますね。

もしかすると、トレンド発生時での
段々畑のようなレートの挙動にも
影響しているのかもしれませんね。(謎)

市場参加者の動意が徐々に醸成されたような動きではなく、

特にファンダメンダルズ的な材料もないのに、
突然、ぐいぐいと動くときには、
どうもビッグ・プレーヤーたちの巨大資金による
ストップ狙いの仕掛けの可能性もありそうですね。

このようなときの作戦ですが、
ダマシの動きと敬遠するのも一策ではあるものの、(苦笑)

狙いが直前のマーケット・レベルでの
ストップオーダーの執行ならば、

ぐいぐいと来たら、直前のマーケットの高値安値を
越えるあたりまで、(あまりブレークの深追いはせずに)
とりあえず、逆の動きが出るまでの相乗りをしてみるのも
作戦となるかもしれません。

もちろん、すべてのブレーク的な挙動が
ストップ狙いのダマシとなるわけではなく、
ニュースやファンダメンタルズなどを背景とした
真性のブレークもありますので、

直前のマーケットの高値安値を少し越えて動いて止まったあたりが、
ストップ狙いのダマシと真性ブレークの判断のポイントと
なるのかもしれませんね。

今日もきっと彼らは仕掛けてくる。。。はて? (笑)


FX 松下幸之助さんのツイてるお話

FOMC議事録では、当面、政策金利を低水準に維持する
ことが表明されましたね。

<一昨日5日(月)の主な出来事>

東京時間では主要通貨が様子見的な揉み合いの展開となりました。
大発会の日経平均は前年末比+183.56円で
9000円の大台を回復しました。
日自動車販売台数(12月)は前年比−22.3%となりました。

ロンドン時間では、
ミラノ市への融資にからみ欧州大手行が訴訟を起こされる
という報道やロシアのガス供給削減などを
材料としたものかユーロが下落して、
また、オバマ米新政権への期待も後押ししたか、
ドル円が上昇する展開となりました。
次回G7が2月13日〜14日に開催されることが報道されました。

ニューヨーク時間では、
オバマ米次期政権で景気刺激策のため3100億ドル規模の減税が
行われるかとの観測もあってか、
ユーロの軟調も手伝ってドルが上昇しました。
その後、いったん調整的な動きが見られました。
ユーロの軟調が続きました。
ポンドは英FSAが「空売り情報の開示義務期間を
6月30日まで延長する案」を示したことが好感されたか、
堅調な展開となりました。
米建設支出は市場予想よりは強い−0.6%となりました。
NY原油は48ドル台半ばで取引を終えました。
NYダウは前週末比−81.80ドルで
9000ドルの大台を割り込みました。

<昨日6日(火)の主な出来事>

ユーロの軟調が続きましたが、
主要通貨ペアの多くは前日NYでの動きを
調整する展開となりました。
日経平均は前日比+37.72円の小幅続伸で取引を終えました。

ロンドン時間では、
ドルが堅調に推移しました。
欧消費者物価指数(速報)は市場予想より弱い1.6%となり、
物価上昇率が政策目標の2%未満となりました。
追加利下げ観測も後押ししたか、ユーロの軟調が続きました。
ポンドも一時軟調となりました。
NY原油先物が一時50ドル台となりました。
カナダの鉱工業製品価格は
市場予想より弱い−2.6%となりました。

ニューヨーク時間では、
米ISM製造業景況指数が市場予想より強い40.6、
製造業受注指数が市場予想より弱い−4.6%、
中古住宅販売保留が市場予想より弱い−4.0%となりました。
ポンドが堅調に推移しました。
ドル円は軟調傾向となっていきました。
ユーロが徐々に反発を見せました。
オバマ米次期大統領が、景気対策を実施すれば、
米財政赤字は1兆ドルを超してGDPの6%をはるかに上回る
可能性があるとの認識を示しました。
FOMC議事録では「経済収縮は長期化する懸念。
インフレが低水準にとどまる。景気は09年下半期に回復へ向かう。
FF金利は、当面、低水準で維持すると表明。」
政策手段を用いても、経済見通しは下向きリスク。」
などの認識が公開されました。
NY原油は48ドル台半ばで取引を終えました。
NYダウは前日比+62.21ドルで取引を終え、
辛うじて再び9000ドル台を回復しました。

<今日7日(水)の主な予定>

朝6時45分にNZ貿易収支(11月)、
午前9時半に豪小売売上高(11月)、
午後5時55分に独失業率(12月)、独失業者数(12月)、
午後7時に欧生産者物価指数(11月)、
夜9時に米MBAローン真性指数、
夜9時半に米チャレンジャー人員削減数(12月)、
夜10時15分に米ADP雇用統計(12月)、
などの経済指標が発表されます。
NZ・豪・独・欧・米の指標には注目です。

<明日8日(木)の主な予定>

午前9時半に豪貿易収支(11月)、豪住宅建設許可件数(11月)、
午後3時45分にスイス失業率(12月)、スイス消費者物価指数(12月)
午後4時に独貿易収支(11月)、独経常収支(11月)、
午後7時に欧GDP(確報値)、欧失業率(11月)、欧業況判断指数(12月)
午後8時に独製造業受注(11月)、
夜の9時に英BOE政策金利、(市場予想は0.50%の利下げ)
夜の10時半に米新規失業保険申請件数(1月)、
深夜12時に加Ivey購買部協会指数(12月)、
明け方5時に米消費者信用残高(11月)、
などの経済指標が発表されます。
豪・スイス・欧・英・の指標には注目です。

さて、イスラエル軍によるパレスチナ自治区のガザへの
攻撃が激化して、フランスのサルコジ大統領や
退任間際の米ブッシュ大統領の停戦呼びかけにも、
ハマス側も徹底抗戦の構えのようで、
きな臭い状況となっています。

また、原油が再び上昇していますが、
ロイターによるエコノミスト70人を対象とした調査によりますと、
15日の欧ECB政策金利は、−0.50%の予想が46人で、
−0.25%の予想が9人、据え置き予想が15人であったそうです。

そして、ポンドが堅調ですが、8日(木)に英BOE政策金利発表も
迫っていますので、調整の動きには注意したいものです。

一方、マーケットは就任式を20日に控える米次期大統領の
オバマ新政権への期待感も強く、「オバマ・ユーフォリア」
とも呼ぶアナリストもいるようですが、
実体経済は今だ最悪期でもあるために、流れに乗りながらも、
期待先行ゆえに反動への警戒感だけは怠れないようです。


さて今日は、松下幸之助さんのツイてるお話です。

松下幸之助さんと言えば、
ご存知、パナソニック(旧松下電器産業)の創業者で、
経営の神様とも呼ばれていた人ですね。

松下幸之助さんは、その生い立ちは
決して恵まれたものではなかったようで、

お父さんが今で言うトレーダーの相場師で、
米相場ですってんてんになり、
すべての財産を失ってしまった家に育ちました。

そのようなわけで、学校にも行けません。
九歳のときに小学校を中退して、
大阪の火鉢屋さんに奉公に出され、
十人家族は離散することとなります。

普通であれば、とても運が良いなどとは言えず、
とても悲惨な状況であったと思いますが、

なんと松下幸之助さんは、当時を振り返り、

「わしは学校にほとんど行っていなかったから良かった。
 (中略)
 だから、分らないのが当たり前。
 何でも人に尋ねることができた。
 おかげで、たくさんの人から良い知恵を貰(もら)って、
 会社を発展させることができた。」

と述べられています。(1998/3 PHP 江口克彦氏の記事)

「体が弱かったのも、運が強かった。
 だから、人に仕事を思いっきり任せ、そして人も育ち、
 優れた人材になってくれた。」

まぁ、なんとうポジティブ思考なんでしょう。(驚)

そして、こんなエピソードもあるそうです。

会社を始めたころ、松下幸之助さんが自分で作った
二股ソケットなどの製品を自転車の荷台にくくりつけた箱に入れて
電車道を走っていたところ、線路に自転車のタイヤをとられて
転んでしまいました。

大切な商品は路面に飛び散るわ、大勢の人に見られるわ、
怪我をするわ、

それだけではありません。
電車が警笛を鳴らして近づいてくるではありませんか。

そして…、

文字とおりの危機一髪、
松下幸之助さんは電車に轢(ひか)かれずに助かります。

普通であれば、なんとも運の悪い出来事で、
「ちぇ、まったくツイていないぜ。チキショー! 」
とも言いそうな場面ですが、(苦笑)

松下幸之助さんは、後日にこう語っています。

「自分は運が強かった。ツイていた。
 だから、電車に轢かれずに死なずに済んだ。」

映画の1シーンのようでもあり、
ここまでのポジティブ思考には驚かせられますが、(笑)

さすが「世界の松下」と言われる企業を創った人だけあって、
凡人とはだいぶん違うようです。

「すべてを肯定的に捉える」様には驚かされますね。

さて、

トレードでも売り買いのクリックを間違えて、
「あっ、しまった!」と思いきや、
その間違いが功を奏して、結果的に儲かってしまった、
などということも、稀にではあってもあることで、

これは文字とおりの「ツイているぜぃ。」ですが、(苦笑)

損切りできずに口座を飛ばして、
「損切りの大切さを身に染みて学ぶ」のも、

大きな損失はたしかに痛いけれども、
その後の長いトレード生活で
とても良い教訓となることもありますね。

私も大豆の先物以来、数々の失敗経験で相場を学んできました。

まぁ、松下幸之助さんのような
ポジティブ思考までは難しいとしても、
高い授業料を払うこととなった負けトレードでは、
せめて何がしかの有益な学びを得たいものです。

かつてのジェシー・リバモアもそうですが、
現在活躍しているベストトレーダーと呼ばれている人達の多くも、
何度か口座の資金上での「破産」をしているようですね。

著名トレーダーのマーセル・リンクはこう語っています。

「私も利益が出せるようになるまでかかったコストは、
 7万5,000ドルにも及んだ。(中略)
 成功するトレーダーと負け続けるトレーダーとの決定的違いは、
 犯した過ちの扱いにある。良いトレーダーは、自分の犯した
 過ちを記録して、そこから学ぼうとするが、悪いトレーダーは、
 同じ過ちを何度も繰り返して、そこから何も学ぼうとしない。」

悪い記憶は捨て去って、
気持ちも新たにトレードするのも大切ですが、

「負けトレードに学び多し」でもあり、
授業料分は何がしか身に付く教訓は得たいものですね。

負けに学べばツキがくるとか。。。(笑)

今年もトレードでは良い年にしたいものです。^^


FX 「2009年談義」のお話

新年明けましておめでとうございます。

昨年はたいへんにお世話になりました。
ありがとうございます。 m(_ _)m

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

さて、外為マーケットは2日からオープンとなっていますが、
今年もトレードのスタートですね。

<週はじめでゴトウ日の5日(月)の主な予定>

朝7時半に豪AIGサービス業指数、豪AIG建設業指数、
午後2時に日自動車販売台数(12月)、
午後5時半にスイスSVME購買部協会景気指数(12月)、
午後6時半に英PMI建設業(12月)、
深夜12時に米建設支出(11月)、
などの経済指標が発表されます。
なお、午後4時に予定であった独小売売上高指数は
9日(金)に変更となったようです。
日本の株式市場は今日が大発会で午後から休場となります。

<明日6日(火)の主な予定>

午後6時に欧PMI複合(12月)、欧PMIサービス業(12月)、
午後6時半に英PMIサービス業(12月)、英外貨準備高(12月)
午後7時に欧消費者物価指数速報(12月)、
夜10時半に加鉱工業製品価格(11月)、加原料価格指数(11月)、
深夜12時に米ISM非製造業景況指数(12月)、米製造業受注指数(11月)
米中古住宅販売保留(11月)、
深夜4時に米FOMC議事録、
などの経済指標が発表されます。
欧(速報)・米の指標には注目です。

そして、今週の1月7日(水)からの主な注目材料は、

7日(水)に、NZの貿易収支、豪小売売上高、独失業率、
欧生産者物価指数、米チャレンジャー人員削減数、
米ADP全国雇用者数、

8日(木)に、豪貿易収支、豪建設許可件数、豪住宅建設許可件数、
スイス失業率、スイス消費者物価指数、独貿易収支、欧GDP(確報)、
欧失業率、欧業況判断指数、独製造業受注、英BOE政策金利、
米新規失業保険申請件数、加Ivey購買部協会指数、米消費者信用残高

9日(金)に、独小売売上高、英生産者物価指数、英鉱工業生産、
英製造業生産高、欧小売売上高、独鉱工業生産、加失業率、
加雇用変化率、加住宅着工件数、米失業率、米非農業部門雇用者数、
米卸売在庫、

などがあります。

さて、世界的な金融危機で経済が激震することとなった
2008年でしたが、新年初のマーケットは、
米12月ISM製造業景況指数が32.4と市場予想を下回ったものの、
昨年末に米財務省が米金融安定化法案を拡大準用して、
米自動車のビッグ・スリーの救済指針を発表したことや、
昨秋の米シティで実行した金融機関の救済策を
他行にも適用するとして、金融機関の不良資産の
将来損失を米政府が肩代わり保証する制度の導入が
2日に発表されたことなども後押ししたか、
NYダウが前年末比+258.30ドルで9000ドルの大台を回復して
外為市場でも米ドルが堅調な展開となるスタートとなりました。

一方、欧州通貨はゼロ金利政策も視野に入れた
利下げ期待もあるためか、軟調な展開が見られましたが、
今週8日(木)の英BOE政策金利の発表が注目されます。

また、米次期大統領のオバマ氏の就任が20日に迫っていて、
1兆ドルにもなるとされる景気対策に市場の期待が高まる一方、
米共和党からは、「景気対策についてきちんと議論されていない。」
との慎重論もあるようで、今後の議会指導部との協議の行方も
注目されます。

年始相場ですが、今週から市場参加者も増えてくると
思われますものの、市場の薄みを衝くチョッピーな動きにも
気をつけてトレードしていきたいものです。


さて新年の今日は、「2009年談義」のお話です。

100年に一度の経済危機とも言われた歴史の一ページの
2008年が暮れて、早くも2009年のスタートとなりましたね。

正月休みも、ほんとうに「あっ」という間ですが、(苦笑)
この時期になりますと、今も変わらず
2009年はどんな年になるかとの談義が盛んになります。

まぁ、チャートを主要ツールにトレードするトレーダーにとっては
「経済予想も占いみたいなもの」ですが、
そうは言ってもちょっとだけ気になるものですね。(笑)

占いといえば、日経新聞のコラムにも

「アメリカに大天文台が多いのは、ニューヨークの相場師が
 星うらないをして貰(もら)いたさに寄付するからだ。」

という昭和の異端作家の稲垣足穂の「天文学者というもの」にある
一文が紹介されていましたが、

1988年5月15日のニューヨーク・タイムズにも

「億万長者は、占星術を信じない。
 しかし…、大富豪は活用する。」

というお話が載っていたのだそうで、

昔も今も、将来と行く末は多くの人の関心事ですね。

また、株式相場の格言と呼べるものかどうかは知りませんが、

「辰巳(たつみ)天井、午(うま)しり下がり、
 未(ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ。
 戌(いぬ)は笑い、亥(い)固まる、子(ね)は繁栄、
 丑(うし)はつまづき、寅(とら)千里を走り、卯(うさぎ)は跳ねる」

という、なんとも語呂合わせのようなものがありまして、

2008年の子(ね)年の「繁栄」は大はずれとなりましたが、(笑)

今年2009年は丑(うし)年で、この言葉によれば
株式相場は「つまづき」の年なんだそうです。(苦笑)

たまたまとは思いますが、

12年前の丑年の1997年では、アジア金融危機となって、
日本でも山一証券や三洋証券、そして北海道拓殖銀行など、
けっこう大手の金融機関が姿を消しましたね。

また、書店に行きますと、ここかしこに
おぞましいほどに悲観的な題名の経済関連の書籍が並んでいます。

まぁ、世界の株式時価総額は2008年のたった1年で、
30兆ドルが消滅して半減してしまったとも言われていて、
世界経済を牽引してきた米国の個人消費も
過去最悪の冷え込みとなっていて、
発表される経済指標もほとんど軒並み悪く、
新興国の経済も大きな打撃を受けている状況では、
実体経済の悪化が1年で終わるとは考えにくいようで、

アナリストの2009年経済予測では、
ダウ6000ドル台説や、ドル円70円台説まであるようですね。(凄)

しかし、ウォール街の言い伝えともなっている
ジョン・テンプルトンの有名な言葉

「強気相場は悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、
 楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えてゆく。」

によれば、悲観の中にこそ強気相場の芽が生まれるのだそうで、

今だ実体経済の底は見えないようですが、

未来を織り込む相場では
曙光が見えてくる一年となるかもしれませんね。

そう言えば、チャートなどはただの過去の記録に過ぎないと、
チャートでトレードするなどということは、
占いをするようなものと言われていた時代がありましたが、(苦笑)

上がるか下がるか保ち合うかの3通りを見るだけならば、
チャート分析は間違いなく占い以上の効能があるようです。

経済予測では悲観論優勢の2009年のようですが、
売りからでも買いからでもトレードできるFXなれば、
あまり先入観のバイアスなく、チャート自体を良く見て
しっかりトレードしていきたいものです。


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