FX トレードと凡事のお話 その7


G8で米国に一番乗りしたオランド仏新大統領ですが、
会食の席ではオバマ米大統領のすぐ横だったそうです。
将来、「オバンド」とか新造語ができるかもしれませんね。^^

●先週の主な出来事

<5月14日(月)>

独の最大州のノルトライン・ウェストファーレンでの議会選挙では
メルケル首相率いるCDUが大敗しました。
ドル買い動意が優勢で市場が始まりました。
ユーロが下窓を空けて始まり1.29台を割り込みました。
ドル円が小さな上窓を空けて始まりました。
ダウ先物が下落して始まりました。
欧州委員会が、
「ギリシャのリアルニュース日曜版が伝えた、EU、IMF、ECBが
欧州寄りの政権が誕生した場合に金融支援合意について
6つの重要な見直しを行なう用意がある、との報道を否定する。」
との発表をしました。
NZ第1四半期小売売上高は予想より弱い−1.5%になりました。
NZドル売り反応がみられました。
読売新聞が、
「ギリシャ総選挙後の連立交渉は第3党の財政緊縮策支持派の
全ギリシャ社会主義運動のエバンゲロス・ベニゼロス党首が、
パプリアス大統領に会い交渉の失敗を報告。
大統領は13日に全政党党首と会談して連立政権樹立に向けた
最後の調整に乗り出す。調整は不調に終わるとの見方が大勢。
再選挙はほぼ不可避な情勢となっている。」
との観測報道をしました。
その後、ユーロドルなどドルストレートが反発しました。
ユーロドルが一時1.29台を回復しました。
ドル円が上昇して80円台を回復しました。
クロス円が反発しました。
ダウ先物が反発をみせました。
日国内企業物価指数(4月)は予想よりは強い−0.2%になりました。
日経平均は前週末比プラス圏で始まりました。
仲値を過ぎた頃から主要通貨ペアが反落する展開になりました。
豪住宅ローン許可件数(3月)は予想より強い+0.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
ユーロドルが再び1.29台を割り込みました。
豪ドル米ドルが一時パリティを割り込む場面がありました。
ドル円が反落して一時80円台をわずかに割り込む場面がありました。
クロス円が反落しました。
アジア株式市場は上昇して始まった後に反落する展開になりました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いになりました。
日経平均が前週末比マイナス圏へ反落しました。
原油先物は軟調傾向で推移しました。
その後、ドルストレートがやや反発をみせて揉み合いました。
上海株式市場や香港株式市場などが再びプラス圏へ反発しました。
東京時間午後は日経平均が前週末比プラス圏へ反発しました。
格付け会社のフィッチが、
「中国の今年のGDP成長率は8%を予想する。
中国のハードランディングは予想していない。
中国の短期的な見通しはそれほど懸念していないが、
中国の中・長期の見通しには一段と懸念している。」
などの見解を発表しました。
東京時間後半はややドル売り傾向での揉み合いになりました。
格付け会社のムーディーズが、
「ギリシャのユーロ離脱リスクは同国の銀行にマイナス。
債務負担増による銀行支援はスペインの格付けにマイナス。
欧州での衝撃的な出来事はアジア格付け見通しに打撃はない
ギリシャの総選挙の結果はユーロ離脱リスクが上昇。」
などの見解を発表しました。
ドル円が一時80円台を割り込みました。
日工作機械受注速報(4月)は前年比で前月より弱い+0.5%でした。
日経平均は前週末比+20.53円で大引けになりました。
独卸売物価指数(4月)は前年比で前月より強い+2.4%でした。
午後3時過ぎにドル円が反発して80円台を再び回復しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートがやや反落して揉み合いました。
上海株式市場や香港株式市場などが再びマイナス圏へ反落しました。
ダウ先物や原油先物は軟調傾向で推移しました。
欧州の株式市場は下落して始まり軟調に推移しました。
仏経常収支(3月)は−41億ユーロになりました。
仏中銀総裁が「ギリシャは仏の銀行に問題とはならない。」
との認識を示しました。
独とギリシャの10年債利回り格差が2358bpに拡大しました。
午後4時頃からドルストレートに反落の動きがみられました。
豪ドル米ドルがパリティを割り込み下落しました。
ポンドドルはやや軟調傾向の揉み合いになりました。
スイス生産者輸入価格(4月)は予想より弱い−2.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
午後4時半頃からドル円が上昇しました。
一部メディアが、
「4月スペインの銀行のECBからのネット借入れは2635億ユーロ。」
との報道をしました。
午後5時過ぎにユーロドルや豪ドル米ドルが一段安になりました。
その後、ドル円がしだいに反落する展開になりました。
スペイン10年物国債の利回りが6.2%に上昇しました。
ダウ先物が軟調に推移しました。
スぺイン短期債の入札では、
「目標上限30億ユーロに対して合計29億ユーロの発行。
12ヶ月物では、利回りが前回より高い2.985%、
応札倍率が前回より低い1.8倍。」などになりました。
原油先物が一時94ドル台を割り込み下落しました。
欧鉱工業生産指数(3月)は予想より弱い−0.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
伊国債の入札では、
「合計52.5億ユーロ発行。
そのうち3年債では35億ユーロ発行されて、
平均利回りが前回より高い3.91%、
応札倍率が前回より高い1.52倍。
10年債では6.51億ユーロ発行されて落札利回り5.66%。」
などの結果になりました。
英10年債利回りが一時過去最低の1.874%に低下しました。
一部メディアが、
「ギリシャ左派連合が極右を除く全ての政党との話し合いに
参加を表明した。」との報道をしました。
午後6時過ぎユーロドルなどドルストレートが一時反発しました。
独の6ヶ月物短期証券の入札では、
「発行高33億ユーロ。平均利回りが前回より低い0.037%、
応札倍率が前回より高い1.5倍。」になりました。
午後7時半過ぎにドル円が80円台を割り込み下落していきました。
ユーロ円が102円台へ下落するなどクロス円が軟調に推移しました。
ギリシャの株式市場が5%近く下落しました。
欧州の株式市場が軟調に推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利が0.46585%に低下しました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
ユーロドルが1.28台前半へ下落しました。
ユーロポンドが軟調傾向で推移しました。
NYダウは下落して始まり軟調に推移しました。
ポンドが堅調に推移しました。
米10年債利回りは一時1.73%近くまで低下しました。
午後11時半頃から主要通貨ペアが反発をみせました。
NYダウが下落幅を縮小しました。
原油先物がやや反発しました。
ギリシャの急進左派連合の党首が、
「欧州は緊縮策を再検討すべき。
目標はギリシャをユーロにとどめること。」
との発言をしました。
オーストリアの財務相が、
「ギリシャは厳しい局面だがEUとの約束に真摯に向き合う必要。
そうしなければこれ以上資金を得ることはできないだろう。」
との発言をしました。
スイスSNB総裁が、
「ユーロスイスで1.20というスイスフランの上限設定は
市場の歪曲への一時的な措置。その1.20の水準でも過剰評価。
スイスフランの上限設定に関して無制限に対応する用意がある。
必要なら更なるステップもある。」
などの発言をしました。
ややスイスフラン売り反応がみられました。
ベルギー中銀総裁が、
「ギリシャのユーロ離脱は可能性がある。その場合の主なリスクは
他のメンバー国に対してユーロ離脱の前例を作ってしまうこと。」
との見解を示しました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い傾向で推移しました。
ギリシャの国営TVが「ギリシャ大統領は15日も連立協議を継続。」
との報道をしました。
一部メディアが、ベニゼロス氏の話として、
「ギリシャ大統領は実務者による救国政府樹立を提案した。」
との報道をしました。
ギリシャ急進左派党首が実務者でつくる政府の案を拒否しました。
NYダウが終盤にかけて下げ幅を再び拡大しました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.768%になりました。
NY原油(WTI)は94ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比−125.25ドルでこの日の取引を終えました。

<5月15日(火)>

格付け会社のムーディーズが、
「伊の銀行26行を格下げする。見通しはネガティブ。」
との発表をしました。
ユーロ売り反応がみられました。
ドルストレートがやや下落しました。
レーン欧州委員が、
「ギリシャのユーロ残留を望むのは明白なこと。
EUとIMFのギリシャ支援はユーロの連帯を示す。
ギリシャは条件を満たし連帯は相互的なもの。
ギリシャの政治は支援の合意内容を遵守する必要。」
などの発言をしました。
ユーログループ議長が、
「ユーログループはギリシャの組閣を期待している。
ユーロ圏各国は財務相会合でギリシャに引き続きコミットした。
残りの支援は6月末までに実行される。」
などの発言をしました。
ドルストレートがやや反発をみせました。
ドル円は小幅な揉み合いが続きました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
読売新聞が、
「G8首脳会議ではギリシャ問題が主要議題の1つになる。」
との報道をしました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや上昇をみせ揉み合いました。
仲値頃からドルストレートが反落する展開になりました。
ダウ先物に一時反落の動きがみられました。
豪RBA議事録では、
「世界経済のセンチメントは依然として脆弱。
欧州の債務問題が悪化するリスクが残っている。
雇用の成長は短期的に抑制されている。世界経済は依然不透明。
インフレは今後2〜3年はRBAターゲット下限で推移すると予想。
銀行の資本調達コストは低下したが2011年半ばの水準より高い。
中国の成長は一段の鈍化の見通し。」などが示されました。
限定的ながら発表後に豪ドル売り反応がみられました。
アジアの株式市場は下落して始まりました。
その後、主要通貨ペアがやや戻して揉み合い推移になりました。
豪ドル米ドルが反発をみせました。
ポンドドルはやや軟調傾向で揉み合いました。
ダウ先物がやや反発をみせて揉み合いました。
原油先物は94ドル台前半で揉み合いました。
シンガポールや香港の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
日消費者態度指数(4月)は予想より弱い40.0になりました。
市場反応は限定的でした。
仏第1四半期GDP速報は前期比で予想とおりの±0.0%でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間終盤にかけてドルストレートが上昇しました。
日経平均は前日比−73.10円で大引けになりました。
独第1四半期GDP速報は前期比で予想より強い+0.5%でした。
ユーロ買い反応がみられました。
豪ドル米ドルがパリティを回復しました。
ダウ先物や原油先物が反発上昇しました。
中国上海株式市場が終盤に下げ幅を縮小していきました。
欧州の株式市場は上昇して始まり堅調傾向で推移しました。
ドルストレートなど主要通貨ペアが堅調に推移しました。
オランダの10年債利回りが過去最低の1.949%に低下しました。
独とギリシャの10年債利回り格差が2664bpに拡大しました。
伊第1四半期GDP速報は前期比で予想より弱い−0.8%になりました。
ダウ先物や欧州の株式市場に反落の動きがみられました。
独の株式市場が前日比マイナス圏へ一時反落しました。
ドルストレートが反落する展開になりました。
豪ドル米ドルが再びパリティを割り込みました。
英商品貿易収支(3月9は予想より弱い−85.64億ポンドでした。
ポンド売り反応がみられました。
独ZEW景況感調査(5月)は予想より弱い10.8、
欧ZEW景況感調査(5月)は前回値より弱い−2.4、
欧第1四半期GDP速報は前期比で予想より強い±0.0%でした。
強弱混在して市場反応は限定的でしたが、
その後、ユーロドルが軟調傾向になりました。
独ZEWが、
「ここ数週間で経済的リスクが増した。
ギリシャとフランスの選挙がユーロ圏の不透明感を広げ、
景況感指数の低下をもたらした。」
との見解を発表しました。
ギリシャの3ヶ月短期証券の入札では、
目標上限10億ユーロに対して13億ユーロ発行。
(非競争入札3億ユーロ含む)
平均利回りが前回より高い4.34%、
応札倍率が前回より低い2.32倍。」との結果になりました。
ダウ先物や欧州の株式市場が揉み合い推移になりました。
ロイター通信が、ギリシャ政府の匿名の当局者の情報として、
「5月15日に満期を迎える国債4.3億ユーロ相当を償還する。」
と報じました。
ポンドドルが軟調に推移しました。
EFSFの5年債の入札では、
「9.6億ユーロ発行。平均利回り1.83%、応札倍率2.73倍。」
などになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46585%でした。
米消費者物価指数速報(4月)は前年比で予想とおりの+2.3%、
米消費者物価指数速報コア(4月)は前年比で予想とおりの+2.3%、
米小売売上高(4月)は予想とおりの+0.1%、
NY連銀製造業景気指数(5月)は予想より強い+1709になりました。
ドル買い反応がみられました。
ドル円が上昇して80円台を回復しました。
ギリシャ大統領報道官が、
「ギリシャ連立協議まとまらず、来月に再選挙実施へ。」
との発表をしました。
ドルストレートが急落しました。
ユーロ円が1.28台を割り込み下落しました。
ダウ先物が急落しました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ下落しました。
対米証券投資(3月)は予想より強い+362億ドルになりました。
NYダウは前日終値を挟んでの上下動の揉み合いになりました。
FRBのデューク理事が、
「米住宅需要は依然として弱い。
政治家は住宅市場安定に向けて努力する必要。
住宅建設はやや回復の兆候がみられる。」
などの見解を示しました。
米企業在庫(3月)は予想より弱い+0.3%、
米NAHB住宅市場指数(5月)は予想より強い29になりました。
市場反応は限定的でした。
ドル買い動意が優勢の展開になりました。
米10年債利回りが一時1.7791%になりました。
原油先物は上下動の揉み合いになりました。
IMFのラガルド専務理事が、
「ギリシャのユーロ離脱の影響は計り知れない。
ギリシャがユーロ圏に残ることを望むが、
あらゆる事態には技術的に用意しなければならない。」
などの発言をしました。
NY時間後半もドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドル円が上昇してドルストレートが軟調傾向で推移しました。
原油先物が93ドル台に下落しました。
メルケル独首相とオランド新仏大統領の会談後の会見では、
「メルケル首相は仏独が6月サミットで
欧州の成長に関する考えを提示することが重要と述べ、
オランド仏大統領もギリシャがユーロ圏にとどまることを
希望しているとしている。可能な限り構造・成長促進策で
ギリシャを支援する用意がある。」
などの発言をしました。
NY時間終盤にかけてNYダウが下落する展開になりました。
ドルストレートの軟調傾向が続きました。
ポンドドルが1.60の大台を割り込みました。
米10年債利回りは1.738%になりました。
NY原油(WTI)は93ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−63.35ドルでこの日の取引を終えました。

<5月16日(水)>

加の財務相が、
「先日の加の雇用統計の結果には励まされる。
加の回復は緩やかなものになる可能性。
加の自動車産業は好調を持続している。」
などの発言をしました。
ロイター通信が、フィッチの四半期調査を基に、
「最近のユーロ圏危機の再燃を受けECBが向こう1年以内に
3回目の3年物長期資金供給オペLTROを実施するとの観測が
銀行関係者や投資家の間で高まっている。」
との観測報道をしました。
オセアニア時間では主要通貨ペアが揉み合い傾向で推移しました。
ダウ先物はやや反発をみせました。
日第三次産業活動指数(3月)は予想より弱い−0.6%、
日機械受注(3月)は予想より強い−2.8%になりました。
やや円売り反応がみられましたが限定的でした。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
原油先物は軟調傾向の揉み合いで推移しました。
東京時間前半はドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドル円が堅調傾向で推移しました。
ドルストレートが軟調に推移しました。
豪Westpac消費者信頼感指数(5月)は前月より強い95.3でした。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
原油先物が93ドル台を割り込み下落しました。
独の財務相が、
「ギリシャはユーロ残留の決断を下すべき。
ギリシャ救済計画は再交渉できない。
ギリシャは支援を受け入れる準備が必要。」
との見解を示しました。
ダウ先物やアジアの株式市場が下げ幅を拡大していきました。
ドルストレートが軟調を強めていきました。
日経平均は前日比−99.57円で大引けになりました。
午後3時過ぎにドルストレートが一段安になりました。
ユーロドルが1.27台を割り込みました。
クロス円が軟調に推移しました。
ユーロ円が一時102円台を割り込む場面がありました。
ドル円は揉み合いが続きました。
伊10年債利回りが6%台に上昇しました。
スペイン10年債利回りが6.49%に上昇しました。
英10年債利回りが一時過去最低の1.857%まで低下しました。
欧州の株式市場は下落して始まり軟調に推移しました。
ギリシャ2023年償還債の利回りが初の30%台乗せになりました。
原油先物が一時92ドル台を割り込む場面がありました。
スペイン首相はが、
「スペインは天文学的な借り入れコストのリスクに直面。」
との懸念を表明しました。
市場の一部でECBが緊急会合を開催するとの噂が飛び交いました。
午後4時半頃からユーロドルなどに反発の動きがみられました。
ドル円に反落の動きがみられました。
ダウ先物や欧州株式市場に反発の動きがみられました。
ユーロドルが1.27台を回復しました。
伊貿易収支(3月)は前月より強い+20.64億ユーロになりました。
英失業率(4月)は予想より強い4.9%、
英失業保険申請件数(4月)は予想より強い−1.37万件でした。
指標発表直後ではポンド買い反応がみられました。
その後、ドルストレートが再びやや反落して揉み合いました。
ドル円が反発をみせました。
スペイン首相が、
「ギリシャがユーロを離脱すれば大きな間違いになる。」
との認識を示しました。
中国人民銀行総裁が、
「金融セクターの収益性は改善している。
1-3月の経済成長は健全でマクロ目標に沿うものである。」
などの見解を示しました。
欧消費者物価指数確報(4月)は予想とおりの+2.6%、
欧消費者物価指数コア確報(4月)は予想より強い+1.6%、
欧貿易収支(3月)は季調前で予想より強い+86億ユーロになりました。
スイスZEW経済期待指数(5月)は前月より弱い−4.0になりました。
市場反応は限定的でした。
仏国債の入札では、
「合計79.96億ユーロ発行で、目標額達成。
2014年償還債は25.05億ユーロ発行されて、
利回りは前回より低い0.74%、
2017年償還債は36.51億ユーロ発行されて、
利回りが前回より低い1.72%。」などの結果になりました。
仏株式市場のCAC40指数が前日比プラス圏へ反発しました。
英BOE四半期インフレリポートでは、
「インフレ率は今後2年で2%を下回る見込み。
金利が市場予想通りに推移すれば2年で1.6%前後になる可能性。
英インフレ率は今後1年は2%の目標を上回って推移する見込み。
無秩序なユーロ圏の状況展開のリスクが続く見込み。
英経済成長見通しは極めて不透明。
英GDP成長は今後2年で2.7%前後になる見込み。」
などが示されました。
ポンドが急落して1.59台を割り込み下落しました。
ユーロドルなどドルストレートに連れ安の動きがみられました。
ダウ先物が上下動の揉み合いになりました。
独10年債の入札では、
「41.07億ユーロ発行。
平均利回りが前回より低い過去最低水準の1.47%、
応札倍率が前回より高い1.5倍。」になりました。
午後7時過ぎドルストレートがやや反発をみせて揉み合いました。
ドル円が80.50円あたりまで上昇しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.46685%に上昇しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が徐々に反発していきました。
一部メディアが「ギリシャの再選挙は6月17日に実施される。」
との報道をしました。
NY時間が近づく頃からドルストレートが反発上昇しました。
独株式市場のDAX指数が前日比プラス圏へ反発しました。
豪ドルや加ドルなど資源国通貨が堅調に推移しました。
NY時間序盤はポンドドルが一時再び反落しました。
米住宅着工件数(4月)は予想より強い71.7万件、
米建設許可件数(4月)は予想より弱い71.5万件になりました。
主要通貨ペアにやや上昇反応がみられました。
加製造業売上高(3月)は予想より強い+1.9%でした。
市場反応は限定的でした。
その後、ポンドが再び反発をみせました。
ロイター通信が、16日公表のギリシャの世論調査の結果として、
「6月に実施が予定されている再選挙では、緊縮財政反対を掲げる
急進左派連合が第1党に躍り出る見通し。」と報道しました。
米鉱工業生産指数(4月)は予想より強い+1.1%、
米設備稼働率(4月)は予想より強い79.2%でした。
市場反応は限定的でした。
NYダウは前日比プラス圏で始まり揉み合い後に上昇しました。
ドル円がしだいに反落する展開になりました。
ドラギECB総裁が「ECBはギリシャのユーロ残留を強く望む。」
と発言しました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が+213万バレルになりました。
原油先物が一時下落しましたがその後に反発をみせました。
米10年債利回りが1.7997%あたりに上昇しました。
一部メディアが、
「ECBは資本増強を行っていない一部ギリシャの銀行への
金融政策オペを中止する。」との観測報道をしました。
一部メディアが、関係者の話として、
「ECBは現行の政策スタンスを維持するが手段は見直す。
政策の見直しを6月もしくは7月に完了する模様。
ECBは現時点では追加の刺激策を実施する計画はない。」
などの観測報道をしました。
ユーロドルが一時再び1.27台を割り込む場面がありました。
ドルストレートが再び反落して揉み合いました。
ロンドンフィックス前頃にNYダウが反落して揉み合いになりました。
欧州の株式市場にやや反落の動きがみられました。
ECBが、
「一部のギリシャ銀は緊急の流動性支援に移行。
ギリシャの銀行への支援は続ける。
ギリシャ市中銀行は資本増強後に通常の資金供給に戻れる。
資本増強は近く最終段階となる。」
との発表をしました。
ロイター通信が、
「ギリシャの銀行支援基金の責任者が、
ギリシャ4大銀行への支援に向け、
180億ユーロのつなぎ資金を来週までに割り当てる。」
との報道をしました。
ユーロドルが1.27台半ばあたりまで反発しました。
深夜2時過ぎドルストレートが再び反落する展開になりました。
一部メディアが、
「米政府はG8各国に戦略石油備蓄の放出準備を要請。
米政府がEUの7月からのイラン産原油輸入全面禁止に対応のため、
G8各国に戦略石油備蓄の放出準備を要請した。」
との観測報道をしました。
原油先物が反落する展開になりました。
との観測報道をしました。
米FOMC議事録では、
「経済が失速もしくは見通しへの下方リスクが増大した場合は
追加刺激必要との認識(数名)。
少なくとも2014年終盤までFF金利を例外的な低水準に維持すること
が適切との認識(約半数のメンバー)。
米経済は緩やかに拡大。見通しは3月会合時点からほぼ変わらない。
失業ギャップの穴埋めにの期間は5〜6年(ほとんどのメンバー)。
欧州状況に起因する世界金融市場の緊張は大幅な下方リスク。
GDP見通しへのリスクについて約半数のメンバーが概ね均衡と認識。
その他はほぼ全員が下向きと認識。
議長が経済見通し要旨の改善の検討を要請。
年内と2013年のFOMC会合は2日間開催に変更。
3月、6月、9月、12月に見通し発表。」
などが示されました。
NYダウが軟調傾向で推移しました。
主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
セントルイス連銀総裁が、
「失業対策ではQEよりも労働市場の政策が重要。
FOMCの緩和政策はやり過ぎの可能性もある。
ゼロ金利はゆがみの原因。貯蓄を損なう。
FOMCの政策は70年代式のインフレと不安定の原因になる可能性。」
などの見解を示しました。
米10年債利回りは1.759%になりました。
NY原油(WTI)は92ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−33.45ドルでこの日の取引を終えました。

<5月17日(木)>

IMFのラガルド専務理事が、
「IMFはギリシャのユーロ離脱の可能性に対する技術的な
対応は用意をしているが離脱を前提としたものではない。
全てのケースを考慮しているということ。
ギリシャのユーロ離脱は望ましいことではない。
最善の解決策はギリシャで誕生する新政府が合意を遵守して、
ユーロに留まること。」などの発言をしました。
米当局者がG8サミット前の会見で、
「独はギリシャのユーロ残留望んでいる。
ギリシャはユーロ圏に関し後戻りできない段階を越えていない。
ギリシャの問題の解決は時間を要する可能性。」
などの見解を示しました。
オセアニア時間はドル円など主要通貨ペアがやや反発をみせました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
NZの第1四半期生産者物価仕入指数は予想より強い+0.3%、
NZの第1四半期生産者物価出荷指数は予想より弱い−0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間が近づく頃に一時ドル円に反落の動きがみられました。
ドルストレートが緩やかに反発上昇しました。
日第1四半期GDP速報は前期比で市場予想より強い+1.0%、
日第1四半期GDP速報は前年比年率で市場予想より強い+4.1%、
日第1四半期GDPデフレータ速報は予想よりは強い−1.2%でした。
指標発表前に買われた円に、売り戻しの動きがみられました。
日経平均は小幅安で始まり前日終値レベルで揉み合いました。
東京時間序盤はドル売りがやや優勢の展開になりました。
日経済財政相が、
「緩やかなデフレとの認識は変わらない。
物価下落圧力は続いているが下落テンポは緩和している。」
などの認識を示しました。
日首相が、
「日銀には適時適切に果断な金融政策講じていただけると期待。
日銀総裁と話す機会を心して増やしている。」
との発言をしました。
仲値過ぎからは主要通貨ペアが揉み合い傾向で推移しました。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で揉み合いになりました。
ダウ先物が小幅な揉み合い推移になりました。
WSJ紙が、
「ホワイトハウスが銀行規制に厳格な解決を求める。
ホワイトハウスと米財務省がJPモルガンに関して集中的に協議。」
との報道をしました。
東京時間後半はややドル売り傾向の揉み合いになりました。
日鉱工業生産指数確報(3月)は速報値より強い+1.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
アジア株式市場やダウ先物や原油先物がやや堅調に推移しました。
日経平均が反発をみせました。
豪ドル米ドルが堅調傾向で推移しました。
ユーロドルやポンドドルは小幅な揉み合いで推移しました。
東京時間終盤にドル円がやや反発をみせました。
日工作機械受注確報(4月)は速報値より弱い+0.4%でした。
日経平均は前日比+75.42円で大引けになりました。
午後3時半過ぎドルストレートにやや反落の動きがみられました。
ポンドドルが1.59台を再び割り込みました。
ダウ先もが反落する展開になりました。
香港の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
欧州株式市場は上昇して始まりましたがマイナス圏へ反落しました。
仏のモスコビシ新財務相が、
「ユーロを防衛し財政を真剣に管理する必要。
同時に経済成長の促進も必要。
独仏はギリシャがユーロ圏にとどまることを望んでいる。」
などの発言をしました。
スペイン第1四半期GDP確報値は速報値と同じ前期比−0.3%でした。
ダウ先物や欧州株式場が軟調傾向の揉み合いになりました。
スペイン国債の入札では、
「目標上限総額25億ユーロに対して24.9億ユーロ発行。
2015年7月償還債では10.24億ユーロ発行。
平均利回りが前回より高い4.376%、
応札倍率が前回より高い3.0倍。
2016年4月償還債では10.98億ユーロ発行。
落札利回りが前回より高い5.106%、
応札倍率が前回より低い2.5倍。」
などの結果になりました。
ドルストレートに一時やや反発の動きがみられました。
入札後にスペイン10年国債利回りが6.33%に上昇しました。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
ポルトガルのディアリオ・エコノミコ紙が、
「EU、ECB、IMFのトロイカ当局者は、ギリシャがユーロ圏を
離脱した場合にポルトガルを守る緊急時対応策を検討する。」
との観測報道をしました。
ダウ先物や欧州の株式市場が下落しました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ドル円が80円台前半に下落しました。
ユーロドルが1.27台を割り込み下落しました。
ユーロ円が102円台を割り込みました。
スペインのエクスパンシオン紙が、
「ムーディーズがスペインの銀行を17日にも格下げする可能性。
最大21行の格下げもありえる。」
との観測報道をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46685%になりました。
独10年債利回りが過去最低の1.433%まで低下しました。
ポンドドルが一時1.58台を割り込む場面がありました。
ICAPがギリシャのドラクマ取引の準備を完了しました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが反発をみせました。
米新規失業保険申請件数は予想より弱い37.0万件になりました。
市場反応は限定的でした。
加卸売売上高(3月)は予想より強い+0.4%でした。
市場反応は限定的でした。
ダウ先物や欧州の株式市場が反発しました。
ユーロドルが1.27台を回復しました。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
NYダウは小幅高で始まった後にマイナス圏へ反落しました。
ユーロドルなどドルストレートが反落しました。
フィラデルフィア連銀製造業景況指数(5月)は予想より弱い−5.8に、
その構成項目の雇用指数が−1.3に大きく低下しました。
米景気先行指標総合指数(4月)は予想より弱い−0.1%になりました。
ドル円が80円台を割り込み急落する展開になりました。
クロス円が下落しました。
ドルストレートは揉み合いになりました。
米10年債利回りが1.7432%あたりに低下しました。
加BOCの四半期レビューでは、
「異例な状態に陥ればBOCは金融政策を発動する必要がある。
この異例な状態とは低金利によるクレジットブームで
家計負債が過剰に積み上がっていること。」
などが示されました。
英BOEのフィッシャー理事が、
「もしも深刻な景気後退のリスクが生じたならば、
量的緩和の再開を求めるがその状態には至っていない。
デフレのリスクがないならば資産買取の勢いは弱まる。
ポンドの持続的な上昇は英中銀を不快にさせる。」
などの発言をしました。
NYダウが軟調に推移しました。
ユーロ円が101円台を割り込み軟調に推移しました。
深夜1時頃から主要通貨ペアが一時反発をみせました。
NYダウが下落幅を一時縮小しました。
セントルイス連銀総裁が、
「米経済は2012年の序盤に関しては期待以上に好調。
労働市場は改善して回復過程にある。
米国は欧州や自国の財政状況からのリスクに直面している。
長期間に渡ってのゼロ金利継続には警戒。
欧州の景気後退にも関わらず米経済は好調維持が可能。」
などの発言をしました。
米10年物TIPSの入札では、
「最高落札利回りはマイナス0.391%と過去最低。
応札倍率は3.01倍。」になりました。
格付け会社のフィッチが、
「ギリシャの長期外貨建て・自国通貨建て発行体格付けを
BマイナスからCCCに引き下げる。もしも再選挙で新政府が
緊縮策を拒否した場合は通貨同盟には留まれない。
同国がユーロ離脱なら民間部門とユーロ建てソブリン債の
広範なデフォルトを引き起こす公算が大きい。」
などの見解を発表しました。
NYダウが再び下落幅を拡大していきました。
ドルストレートが再び下落しました。
ユーロドルが再び1.27台を割り込みました。
ポンドドルが再び1.58台を割り込みました。
一部メディアが、
「ギリシャの最新の世論調査では反緊縮財政を
強硬に主張している急進左派が支持を失っている。
MARC・ALPHA社が5月15日〜17日にかけて実施した世論調査では、
26.1%が元第一党のサマラス党首の新民主主義党に投票すると回答。
ツィプラス党首の急進左派連合の23.7%を上回った。」
との報道をしました。
独政府報道官が、
「独首相と仏大統領と英首相と伊首相はG8サミット前の会合を開き
成長と緊縮策の双方が必要との認識で合意した。」
との発表をしました。
米議会上院が、オバマ大統領が指名したFRB理事候補の
ハーバード大学経済学部教授ジェレミー・スタイン氏と
投資会社の元幹部ジェローム・パウエル氏を賛成多数で承認しました。
米10年債利回りは1.689%に低下しました。
NY原油(WTI)は92ドル台半ばで引けました。
NYダウは前日比−156.06ドルでこの日の取引を終えました。

<5月18日(金)>

格付け会社のムーディーズが、
「スペインの銀行16行を格下げする。見通しはネガティブ。
さらに格下げ方向で見直しを継続する。
サンタンデール銀行の英子会社も格下する。」
などの発表をしました。
ドルストレートが軟調に推移しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
米WSJ紙が、
「フェイスブック新規株式公開IPO価格を仮条件の上限である
38ドルに設定した。公開価格から算出した企業価値は1040億ドル。
米企業のIPO時の時価総額では過去最大。」
との報道をしました。
東京時間が近づく頃からユーロドルなどが反発をみせました。
日経平均は大幅に落して始まりました。
ダウ先物はやや反発をみせた後に反落して揉み合いになりました。
ドル円は一時やや反落した後に揉み合いになりました。
ユーロドルが一時反発をみせた後に反落して揉み合いになりました。
豪ドル米ドルが下落して軟調に推移しました。
東京時間前半はドルストレートが軟調に推移しました。
日10年債利回りが2003年7月以来の0.81%に低下しました。
アジアの株式市場は下落して始まりました。
日政府の月例経済報告では、
「景気は依然として厳しい状況にあるが
復興需要等を背景として穏やかに回復しつつある。」
と基調判断を9ヶ月ぶりに引き上げました。
午前11時頃からドルストレートがやや反発して揉み合いました。
日財務相が、
「ギリシャのユーロ離脱は簡単とは思っていない。
ギリシャ情勢は世界経済や日本経済にとってプラスではない。
昨晩からの急激な円高は投機筋が過剰に反応している。
為替の過度な変動は望ましくないのはG7全体で確認されている。
為替市場動向には一層緊張感をもち適時適切に対応する。」
などの発言をしました。
日経平均やアジアの株式市場が軟調傾向で推移しました。
韓国株式市場が年初来安値を更新しました。
東京時間後半はダウ先物が一段安になりました。
原油先物が92ドル台を割り込み下落しました。
ポンドドルなどドルストレートが一段安になりました。
ドル円も反落する展開になりました。
豪ドル円が78円台を割り込むなどクロス円が下落しました。
午後2時半頃からユーロドルなどが反発をみせました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
日経平均は前日比−265.28円の8611.31円で週取引を終えました。
日経平均は今年最大の下げ幅になりました。
独生産者物価指数(4月)は予想より弱い+2.4%になりました。
午後3時過ぎにドルストレートが再び反落する展開になりました。
独の財務相が、
「仏が財政協定を尊重することを確信。
ギリシャがユーロに留まることを望む。
G8では欧州が共通の立場にたつことが重要。」
などの認識を示しました。
欧州の株式市場は下落して始まりました。
独10年国債利回りが過去最低の1.396%に低下しました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアの下落が一服になりました。
ドルストレートがしだいに反発する展開になりました。
ダウ先物はしばらく反発上昇が続きました。
原油先物が反発しました。
欧州の株式市場が下落幅を縮小して揉み合いました。
英BOEのボーゼン委員が、
「これまでの金融緩和策が充分であったかの検討が必要。
英経済見通しが楽観的過ぎた可能性もある。
英経済の基調は従来の想定よりも弱くなってきている。
直近の金融緩和の影響力は薄れてきている。
コアインフレは予想よりも底堅いが低下していくと確信。」
などの見解を示しました。
一部メディアが、通商担当欧州委員からの情報として、
「ECBとEUがギリシャのユーロ圏離脱の緊急シナリオで作業中。」
との観測報道をしました。
午後5時半頃にユーロドルなどが一時反落しました。
ダウ先物が一時反落しました。
その後、ダウ先物が再び反発して揉み合う展開になりました。
ドルストレートが再び反発して揉み合いました。
ユーロドルが一時1.27台を回復しました。
ポンドドルが1.58台を回復しました。
ドル円は小幅な揉み合いが続きました。
仏や独の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46685%になりました。
ECBのゴンザレスパラモB専務理事が、
「ECBはギリシャがユーロ圏にとどまることを強く希望している。
財政協定にはユーロ離脱は想定されていない。
欧州には成長鈍化やソブリン危機悪化のリスクがある。」
などの発言をしました。
加消費者物価指数(4月)は予想より強い+2.0%、
加消費者物価指数コア(4月)は予想より強い+2.1%になりました。
指標発表直後に加ドル買い反応がみられましたが限定的でした。
NY時間序盤はドルストレートがやや反落して揉み合いになりました。
ダウ先物や欧州の株式市場がやや反落して揉み合いました。
米10年債利回りが1.7295%あたりに上昇しました。
NYダウは小幅上昇で始まり揉み合う展開になりました。
原油先物が92ドル台を割り込み軟調傾向で推移しました。
ポーゼン英BOE委員が米ピーターソン国際経済研究所所長に
就任することになり英BOEを8月末に退任することになりました。
ロンドンフィックス前に一時NYダウが上昇しました。
ユーロドルが揉み合いの後にやや上昇しました。
ドル円は軟調推移になりました。
格付け会社のS&Pが「2012年の米GDP成長率見通しは2.1%。」
との発表をしました。
ロンドンフィックス過ぎにNYダウがマイナス圏へ反落しました。
ドルストレートに一時反落の動きがみられました。
フェイスブックはIPO価格より上昇するも伸び悩みになりました。
レーン欧州委員が、
「スペインはEUに対して資金援助を求めてきてはいない。
スペインの金融システムの沈静化支援も必要はない。
スペインの地方財政も目標のラインにある。
ギリシャについてはEUは財政規律を遵守するよう求め続ける。
ギリシャがユーロ圏に残るよう働きかける。
ギリシャの全ての政党はEUとの確約を遵守する必要。
欧州委はギリシャ離脱のシナリオを検討などはしていない。」
などの発言をしました。
ユーロドルが再び反発しました。
格付け会社フィッチが「ギリシャの銀行5行をCCCに格下げする。」
と発表しました。
為替市場での反応は限定的でした。
NYダウはしだいに軟調傾向になっていきました。
一部メディアが、
「G8サミット前の米仏首脳会談で、米仏大統領は世界経済に対し
ユーロ圏が極めて重要との認識で一致。
仏大統領は米大統領に経済成長が優先課題であることと、
ギリシャはユーロ圏に残留する必要があるとの認識を伝えた。」
などの報道をしました。
一部メディアが、
「ギリシャ新民主主義党のサマラス党首は、
ギリシャのユーロ存続について国民投票を実施して決定という
メルケル独首相の考えを拒否した。」との報道をしました。
独政府が「首相からそのような提案はしていない。」
と報道を否定しました。
NYダウが一時100ドル超の下落になりました。
オランド仏大統領が、
「ギリシャのユーロ圏残留に向けあらゆること行う必要。」
との見解を示しました。
NY時間終盤にかけてユーロドルがG8のイベントも意識したか、
ユーロクロスでのユーロ上昇を背景に急上昇しました。
ドルストレートに反発の動きがみられました。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
米10年債の利回りは1.7226%になりました。
NY原油(WTI)は91ドル台半ばで週の取引を終えました。
NYダウは前日比−73.11ドルの12369.38ドルで週取引を終えました。
NYダウは前週から6日続落になりました。


●今週の主な予定

<5月21日(月)>

※加(カナダ)が祝日になります。

朝8時01分にライトムーブ住宅価格(5月)、
午後1時半に日全産業活動指数(3月)、
午後2時に日景気一致CI指数確報(3月)、日景気先行CI指数確報、
午後6時に欧建設支出(3月)、
などが予定されています。

<5月22日(火)>

昼12時にRBNZ第2四半期インフレ期待(2年間)、
午後5時半に英消費者物価指数(4月)、英消費者物価指数コア(4月)、
同午後5時半に英小売物価指数(4月)、
夜11時に中古住宅販売件数(4月)、リッチモンド連銀製造業指数(5月)
同夜11時に欧消費者信頼感指数速報(5月)、
深夜2時に米2年債の入札、
などが予定されています。
英・米の指標には注目です。

<5月23日(水)>

朝8時50分に日通関ベース貿易収支(4月)、
正午過ぎ(時間未定)に日銀政策金利、日銀声明、
夕方(時間未定)に日銀総裁の記者会見、
午後5時に欧経常収支(3月)、
午後5時半に英BOE議事録、欧小売売上高指数(4月)、
夜9時半に加小売売上高(3月)、加景気先行指標指数(4月)、
夜11時に米新築住宅販売件数(4月)、米住宅価格指数(3月)、
深夜2時に米5年債の入札、
同深夜2時からEU非公式首脳会議、
などが予定されています。
日・英・加・米の指標には注目です。

<5月24日(木)>

朝7時45分にNZ貿易収支(4月)、
午前11時半に中国HSBC製造業PMI速報(5月)、
午後2時に日銀金融経済月報(5月)、
午後3時に独第1四半期GDP確報、独第1四半期個人消費、
同午後3時にスイス貿易収支(4月)、
午後4時半に独製造業PMI速報(5月)、独サービス業PMI速報(5月)、
午後5時に独IFO景気動向指数(5月)、
同午後5時に欧製造業PMI速報(5月)、欧サービス業PMI速報(5月)、
午後5時半に英第1四半期GDP確報、英第1四半期個人消費、
夜9時半に米耐久財受注(4月)、米新規失業保険申請件数、
同夜9時半からドラギECB総裁の記者会見、
深夜2時に米7年債の入札、
などが予定されています。
NZ・中国・独・英・米の指標には注目です。

<5月25日(金)>

朝8時半に日全国消費者物価指数(4月)、
午後3時に独GFK消費者信頼感調査(6月)、
夜10時55分にミシガン大学消費者信頼感指数確報(5月)、
などが予定されています。
この日は米債券市場が短縮取引になります。

欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<先週のドル・円・ユーロの総括と今週の注目点>

米ドルについては、先週、ドルインデックスが先々週から上昇を継
ぎ81.29まで続伸するリスク回避の米ドル高の1週間になりました。
また、LIBORドル3ヶ月物金利は前週と同水準の0.46685%になりま
した。そして、米10年債利回りは1.7226%と60年ぶりのレベルに迫
るあたりまで低下しました。一方、先週NYダウは先週から6日続落
となって週間で今年最大の下げ幅となる451ドルほど下落する展開に
なりました。

先週の米主要経済指標では、15日の消費者物価指数(4月)が+2.3%、
米小売売上高(4月)が+0.1%と共に予想とおりになり、NY連銀製造
業景気指数(5月)が予想よりかなり強い+17.09、対米証券投資(3月)
が+362億ドル、16日の住宅着工件数(4月)が予想より強い71.7万件、
米建設許可件数(4月)が予想より強い79.2%、米鉱工業生産指数(4月)
が予想より強い+1.1%、米設備稼働率(4月)が予想より強い79.2%、
17日の米新規失業保険申請件数が予想より弱い37.0万件、米景気先
行指標総合指数(4月)は予想より弱い−0.1%、フィラデルフィア連銀
製造業景況指数(5月)が予想よりかなり弱い−5.8で構成項目の雇用指
数が−1.3に大きく低下、などの結果になりました。強弱混在で市場
予想より強い指数も多いものの、製造業景気指数と雇用関連指数の
弱さが目立ちました。

先週の米要人発言では、15日にFRBのデューク理事が「米住宅需要は
依然として弱い。政治家は住宅市場安定に向けて努力する必要。住宅
建設はやや回復の兆候がみられる。」との見解を示し、16日にセン
トルイス連銀総裁が「失業対策ではQEよりも労働市場の政策が重要。
FOMCの緩和政策はやり過ぎの可能性も。ゼロ金利はゆがみの原因。
貯蓄を損なう。FOMCの政策は70年代式のインフレと不安定の原因に
なる可能性。」などタカ派の見解を示し、17日にセントルイス連銀
総裁が「米経済は2012年の序盤に関しては期待以上に好調。労働市
場は改善して回復過程にある。米国は欧州や自国の財政状況からの
リスクに直面している。長期間に渡ってのゼロ金利継続には警戒。
欧州の景気後退にも関わらず米経済は好調維持が可能。」など経済
回復の認識とタカ派の見解を示すなど、報道された米要人の発言は
少なめでしたが米の要人達のスタンスに特に変化はみられていない
ようです。

そして、16日の米FOMC議事録では「経済が失速もしくは見通しへの
下方リスクが増大した場合は追加刺激必要との認識(数名)。少なく
とも2014年終盤までFF金利を例外的な低水準に維持することが適切
との認識(約半数のメンバー)。米経済は緩やかに拡大。見通しは3
月会合時点からほぼ変わらない。失業ギャップの穴埋めにの期間は
5から6年(ほとんどのメンバー)。欧州状況に起因する世界金融市
場の緊張は大幅な下方リスク。GDP見通しへのリスクについて約半数
のメンバーが概ね均衡と認識。その他はほぼ全員が下向きと認識。
議長が経済見通し要旨の改善の検討を要請。年内と2013年のFOMC会
合は2日間開催に変更。3月、6月、9月、12月に見通し発表。」
などが示されました。ややドル買いの市場反応が見られましたが、
限定的でした。

今週の米主要経済指標では、22日の米中古住宅販売件数(4月)にリッ
チモンド連銀製造業景況指数(5月)、23日の新築住宅販売件数(4月)、
24日の米耐久財受注(4月)に米新規失業保険申請件数、25日のミシガ
ン大学消費者信頼感指数確報(5月)などが注目されます。

円については、日経済指標では、17日の日第1四半期GDP速報が前期
比で予想より強い+1.0%、日第1四半期GDPデフレータ速報が予想
より強い−1.2%、日鉱工業生産指数確報(3月)が速報値より強い
+1.3%になるなど、市場予想を上回る結果がみられました。
日要人発言では、17日に日経済財政相が「緩やかなデフレとの認識
は変わらない。物価下落圧力は続いているが下落テンポは緩和して
いる。」などの認識を示し、同日に日首相が「日銀には適時適切に
果断な金融政策講じていただけると期待。日銀総裁と話す機会を心
して増やしている。」との発言をして、18日に日財務相が「ギリシ
ャのユーロ離脱は簡単とは思っていない。ギリシャ情勢は世界経済
や日本経済にとってプラスではない。昨晩からの急激な円高は投機
筋が過剰に反応している。為替の過度な変動は望ましくないのはG7
全体で確認されている。為替市場動向には一層緊張感をもち適時適
切に対応する。」との円高牽制の発言などがありました。
また、日政府の月例経済報告では「景気は依然として厳しい状況に
あるが復興需要等を背景として穏やかに回復しつつある。」と、
基調判断が9ヶ月ぶりに引き上げられました。

先週のドル円相場は、週初14日に小さな上窓を空けて東京時間の仲
値にかけて80円台に乗せてその後にやや反落しましたが、ロンドン
時間序盤に80.18円まで上昇しました。その後、リスク回避の動意で
クロス円の下落に連れて、ドル円は80円台を割り込みNY時間前半に
79.70円まで下落しました。その後はドル買い動意で反発に転じて、
16日のNY時間序盤に80円台半ばあたりまで上昇しました。その後は
やや再び反落して17日のNY時間序盤にかけて80円台前半での小幅な
揉み合いになりました。そして、発表されたフィラデルフィア連銀
製造業景況指数(5月)が市場予想よりかなり弱い−5.8になったこと
を契機に反落して、ストップを巻き込みながらロンドンフックスを
過ぎる頃に79円台前半まで急落する展開になりました。その後は、
緩やかに反発をみせるも株式市場の軟調を背景としたリスク回避の
円買い動意に再びドル円は軟調傾向の推移となって、97.01円で週
の取引を終えました。

今週の円にかかわる指標発表では、23日の日貿易収支(4月)と同日の
日銀の政策金利の発表および日銀声明が注目されますが、4月27日
の日銀総裁の記者会見で「追加緩和は毎月毎月やっていくわけで
はない。」と明言されていることから、今回の日銀声明では追加緩
和の発表の可能性は低そうです。

今週ドル円相場では、2月1日から3月15日の上昇波動のフィボナ
ッチ61.8%戻し水準になる79.15-25アラウンドを下抜けつつありま
すが、週初まずは79.00の「00」ポイントでの売り買いの攻防が注目
されます。反発上昇した場合は、79.50アラウンドのポイント、ここ
を上抜けた場合は、80.00円の大台の節目「000」ポイント、ここを
超えた場合は、4日高値の80.39円から3日高値の80.55および2日
高値80.61円の「80.39-80.61」アラウンドのゾーンが注目ポイント
になりそうです。また、下落となった場合は、78.50のポイント、
ここを下抜けた場合は、昨年12月後半高値と1月25日高値のゾーン
「78.30-20」アラウンド、ここを下抜けた場合は、78.00の「00」
ポイント、さらに下落した場合は、昨年の後半の77円アラウンド
をコアとするレンジ内に回帰することになりそうです。

ユーロについては、先週のユーロドル相場では、ギリシャの連立政権
の樹立の失敗と、独の最大州ノルトライン・ウェストファーレンでの
地方議会選挙でメルケル首相率いるCDU大敗などを受けて、下窓を空
けて始まりました。一時、中国人民銀行による預金準備率0.5%引き
下げを織り込む反発の動きもみられましたが、下降動意が優勢になり
1.29のサポートを割り込む展開になりました。その後も、格付け会社
ムーディーズが「ギリシャのユーロ離脱リスクは同国の銀行にマイナ
ス。債務負担増による銀行支援はスペインの格付けにマイナス。ギリ
シャ総選挙の結果はユーロ離脱リスクが上昇。」などの見解の発表を
して、さらに、独とギリシャの10年債利回り格差が2358bpに拡大して
スペイン10年債の利回りも6.2%に上昇するなど、リスク回避の動き
が昂進していきました。また、追い討ちをかけるようにベルギー中銀
総裁の「ギリシャのユーロ離脱は可能性がある。」との発言、そして
15日に格付け会社のムーディーズの「伊の銀行26行を格下げする。
見通しはネガティブ。」との発表、また、伊第1四半期GDP速報が前
期比で予想より弱い−0.8%になり、また、独ZEW景況感調査(5月)が
予想より弱い10.8になるなど、一時、15日の東京時間終盤からロンド
ン時間序盤にかけて反発をみせる場面もありましたが、株式市場の
下落と相俟ってネガティブ材料の続出に、ユーロドルは1.28台をも
割り込み大きく下落する展開になりました。

その後も、15日のNY時間にIMFのラガルド専務理事が「ギリシャの
ユーロ離脱の影響は計り知れない。ギリシャがユーロ圏に残ることを
望むが、あらゆる事態には技術的に用意しなければならない。」との
発言があり、16日には伊10年債利回りが6%台に上昇して、スペイン
10年債利回りも6.49%に上昇、また、ギリシャ2023年償還債の利回り
が初の30%台乗せになるなどリスク回避の強い動意に、ユーロドルは
16日のロンドン時間序盤に1.27台を割り込み下落しました。

その後、下落は一服になって、ロイター通信による16日公表のギリシ
ャの世論調査の結果として「6月に実施が予定されている再選挙では
緊縮財政反対を掲げる急進左派連合が第1党に躍り出る見通し。」
との報道や、一部メディアの「ECBは資本増強を行っていない一部の
ギリシャの銀行への金融政策オペを中止する。」との観測報道、及び
ECBによる「一部のギリシャ銀は緊急の流動性支援に移行。ギリシャ
の銀行への支援は続ける。ギリシャ市中銀行は資本増強後に通常の資
金供給に戻れる。資本増強は近く最終段階となる。」との発表や、
ロイター通信による「ギリシャの銀行支援基金の責任者が、ギリシャ
4大銀行への支援に向け180億ユーロのつなぎ資金を来週までに割り
当てる。」との報道などに揺れながら、ユーロドルは上下動の揉み
合い推移になりました。

その後、17日のロンドン時間序盤にスペイン10年国債利回りが6.33%
に上昇したことや、スペインのエクスパンシオン紙が「ムーディーズ
がスペインの銀行を格下げする可能性。最大21行の格下げもある。」
との観測報道をしたことを背景にユーロドルは一時1.2666あたりまで
下落する展開になりました。その後、NY時間に反発をみせましたが、
NY時間の後半に格付け会社のフィッチが「ギリシャの長期外貨建て・
自国通貨建て発行体格付けをBマイナスからCCCに引き下げる。もしも
再選挙で新政府が緊縮策を拒否した場合は通貨同盟には留まれない。
同国がユーロ離脱なら民間部門とユーロ建てソブリン債の広範なデフ
ォルトを引き起こす公算が大きい。」などの見解を発表したことや、
格付け会社のムーディーズが「スペインの銀行16行を格下げする。
見通しはネガティブ。さらに格下げ方向で見直しを継続する。サン
タンデール銀行の英子会社も格下する。」との発などがあり、株式
市場の下落なども背景にユーロドルは再び軟調を強め、18日の東京
時間終盤に1.2642まで下落する展開になりました。

その後、ロンドン時間からはG8サミットのイベントも意識されたか、
ダウ先物の反発上昇やユーロクロスでのユーロの上昇を背景として、
しだいに週末調整のショートカバーが入り、ユーロドルは一転して
反発上昇して1.27台を回復する展開になりました。そして、レーン
欧州委員による「スペインはEUに対して資金援助を求めてきてはい
ない。スペインの金融システムの沈静化支援も必要はない。スペイ
ンの地方財政も目標のラインにある。ギリシャについてはEUは財政
規律を遵守するよう求め続ける。ギリシャがユーロ圏に残るよう働
きかける。ギリシャの全ての政党はEUとの確約を遵守する必要。欧
州委はギリシャ離脱のシナリオを検討などはしていない。」などの
発言も追い風に、格付け会社フィッチの「ギリシャの銀行5行をCCC
に格下げする。」と発表での反応も限定的となって、NYダウの下落
にもかかわらずショートカバーが進み、ユーロドルは1.2779で週の
取引を終えました。

今週のユーロでは、週初まずはG8サミットでの「財政再建と成長との
両立」の合意などに対して、その織り込みによる相場展開が注目され
ますが、ユーロにかかわる経済指標では、24日の中国HSBC製造業PMI
速報、独第1四半期GDP確報、独製造業PMI速報(5月)、独サービス業
PMI速報(5月)、独IFO景気動向指数(5月)、欧製造業PMI速報(5月)、
欧サービス業PMI速報(5月)、25日の独GFK消費者信頼感調査(6月)など
が注目されます。

さて、先週のユーロドルは週初に下窓を空けて始まり大きく下落し
ましたが、週末には大きめに戻す相場展開になりました。

この相場展開に関しまして、先週初来の下落では「ギリシャ再選挙
→ギリシャ反緊縮派の政権樹立の可能性→ギリシャのユーロ離脱の
可能性、および追加支援を受けられないことでのギリシャのデフォ
ルト可能性」などのシナリオ、さらには英国で紙幣を印刷している
会社がギリシャの「旧ドラクマの印刷準備をはじめた」との報道ま
であったことで、「リスク回避の動き」が主体でしたが、

先週末のユーロドルの急反発では、G8のイベントを控えてこれを一応
の材料として週末調整としてショート・カバーが入った格好ながら、
一方、この巻き戻しの動きの背景には、先般2回にわたり実施された
ECBによる3年物長期資金供給オペLTROでの資金を用いて、金融機関
や短期筋を中心に行われていた「ユーロを売り豪ドルなどを買う」、
いわゆるユーロ・キャリーが「リスク回避」と「欧州の金融機関の
資本増強の必要性」などで解消が進んだことで、ユーロ・クロスで
反対売買によりユーロが上昇したことも、その背景にあるようです。

また、現在は前述のように「ギリシャ再選挙→ギリシャ反緊縮派の
政権樹立の可能性→ギリシャのユーロ離脱の可能性と、追加支援を
受けられないことでのギリシャのデフォルト可能性」が市場の懸念
ではありますが、失業率が42%にもなり、たまりかねて反緊縮の方
向に動いていたギリシャ世論ながら、少しずつ時を経て「ユーロ離
脱となったときの恐ろしさ。」にギリシャ国民が気づきはじめたか、
ギリシャ世論に徐々に変化が現れてきている点には一応の注意が要
りそうです。

MARC・ALPHA社が5月15日-17日にかけて実施したギリシャ最新の世論
調査では、「26.1%のギリシャ国民が元第一党のサマラス党首が率い
る新民主主義党に投票すると回答して、ツィプラス党首の急進左派
連合へ投票するとの回答の23.7%を上回った。」との報道がされて
いて、ギリシャの最新の世論調査では、反緊縮財政を強硬に主張し
ている急進左派が支持を失ってきている事実が判明してきたことで、
今後の展開が注目されます。

「ギリシャ再選挙→ギリシャ反緊縮派の政権樹立の可能性」という
市場の懸念の根元がもし仮に崩れることになりますと、市場で主流
となっている「ギリシャのユーロ離脱の可能性」の筋書きも崩れる
ことになって、巻き戻しによるショート・カバーの動きが昂進する
可能性も排除ができなくなる場合もありそうです。
先週後半までの市場コンセンサスに従うならば、戻ったところでは
どこかで売るのが定石にはなりますが、ギリシャの最新の世論調査
などによって、市場コンセンサスの前提が崩れる場合には、(まだ、
市場の主流のコンセンサスはギリシャのユーロ離脱説とは思われま
すものの) シナリオが変ってしまうアナザー・ストリーの可能性に
も、一応には過ぎませんが注意だけは必要なのかもしれません。
また、一部で市場動向に鑑みて、日米欧など中銀が協調行動に出る
可能性の指摘もあるようで、こちらにも一応の注意は要りそうです。

今週のユーロドル相場では、週初まずは1.28の「00」ポイントを巡る
売り買いの攻防が注目されます。上昇となった場合では、1.2850アラ
ウンドのポイント、ここを上抜けた場合は、先々週にバリアとなって
いた1.29の「00」ポイント、ここを上抜けた場合は、1月16日の安値
から2月28日高値の上昇波61.8%戻しの1.2950アラウンド、さらに
上昇した場合は、1.3000の「000」ポイントが注目されます。
また、下落となった場合は1.27の「00」ポイントが注目されますが、
ここを下抜けた場合は1月16日の安値から2月28日高値の上昇波の
全戻しとなる1.2625アラウンドが重要ポイントとして注目されます。
さらに下落した場合は、1.26の「00」ポイントが注目されますが、
ここを下抜けた場合は下落が強まる可能性がありそうです。

そのほか今週は、22日の英消費者物価指数(4月)や、23日の英BOE
議事録、24日の英第1四半期GDP改訂値など、英国の経済指標が注目
されます。そして、引き続き、スペインなど重債務国の金利が再び
上昇傾向になっていますので国債の金利動向も注目されます。
また、週末の米英連休前での調整の動きにも注意したいものです。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その7 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第七話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「えーと、重要なダマシの話じゃったのう…。」

『重要なダマシには意味があるとか何とかの話さ。』

「価格が安値を更新した場合は下落が進む可能性が高いわけじゃが、
 ところが安値を更新したにもかかわらず、
 陽線で終値となる『キー・リバーサル』と呼ばれるものや、
 揉み合い後に満を持して下落したのにブレークが不発となり、
 逆に反発上昇に転じる『フェイク・アウト&シェイク・アウト』
 と呼ばれるものもある…。
 後者は『ダマシのブレークアウト』などとも
 呼ばれることがあるようじゃのう。」

『……。』

「ところがじゃ…。これらの個々のダマシを確認できたら、
 ダマシと逆方向へすぐさまドテンのポジションを持ったりすると、
 これまた返り討ちのダマシにあうこともままあるものじゃ。」

『えっ? ダマシのダマシ?
 おい、ジンさんよ。話が複雑すぎてよく解んねぇぜ。』

「ふむ。そうじゃのう…。ところで、ちょっとお前さんに聞くが、
 ドテンをしてダマシにあったことはないかね。」

『それはしょっちゅう…、じゃぁなくて、
 オレ様クラスでも、まぁ、そんなこともタマにはあるぜ。』

「例えば、『上でなければ下』という判断をしたとしても、
 相場は上げ下げ二者択一ではなく、不明もしくは
 トレード自体を避けるべき第三の状況もあるのじゃのう。」

『……。』

「買っても売っても負けるときは、それはマーケットからの
 『トレードをすべき状況でない』というメッセージなのじゃ。」

『……。』

「このようなトレードすべきではない状況で、
 頭に血が登り、ムキになって怒りのトレードを繰り返すと、
 口座資金を毀損してしまうものじゃ。」

『で…、どうすりゃいいってんだよ。』

「『ダマシを活用できるようになる状況』を見定めることじゃ。」

『えっ? ダマシを活用できる状況って、いったい何だよ。』

「それは、状況の『複合』もしくは『重合』じゃ。」

『……?』

「例えば、揉み合いの後に満を持して下落したのに、
 下降ブレークが不発となる『ダマシのブレークアウト』における
 『キー・リバーサル』+『スパイク(実体より長いヒゲ)』など、
 状況証拠が複合する状況じゃ…。」

『……!』

「単一のダマシのエビデンスよりも、それらが複合している状況、
 つまり、『ダマシのブレークアウト』+『キー・リバーサル』
 +『スパイク』などのエビデンスが複合する状況のほうが
 よりダマシの確認が確かとなるというわけじゃのう。」

『あははっ。ジイさん、あんたの言葉も「確」がダブってるぜ。』

「それにじゃ…、価格の『勢い』も重要じゃ。
 価格の勢いなどと言うと、曖昧との謗りを受けるものじゃが、
 バン・K・タープ博士の『魔術師たちの心理学』でも
 述べられているのじゃ。」

『ポイントを抜けるにしても、反転するにしても、
 価格の勢い(スピード)は大切というわけだな…。』

「そういうことじゃ…。
 複数のダマシが重合して起こり、かつ『反転に勢い』もある、
 このような状況がダマシを活用できる状況と言ってよかろう。」

『状況証拠のエビデンスは単一よりも、複合の方が確かさが増す。
 これは当たり前のこと、ってワケだね。』

「ふむ。そう言って良いのではなかろうかのう…。
 ところで、この『複合』もしくは『重合』という考え方は、
 ダマシの確認に限らず、トレードでは有効な考え方の1つじゃ。」

『……?』

「例えば、上値を何度も止めたレジスタンスと、
 ピボット・ポイントR1(2)と、+3σが重合している場合なども、
 抵抗のポイントとして重要度が高くなるものじゃ。」

『いろいろな手法を用いているトレーダー達が
 それぞれに注目しているポイントが重なると
 注目度も高いポイントになる、そーゆーワケだな…。』

「そういうことじゃ…。
 ただ、誤解しないように言っておくがのう、
 ポイントが重合すると反転の可能性は高まるけれども、
 必ず反転するとは限らないものじゃ。
 そこを突き抜けるダマシとなった場合、
 『それだけ動意が強い』ということになるのじゃ。
 それとじゃが、次にこれも話しておかねばなるまい…。」

『おい、ジイさん、話が今回もかなり長くなってるぜ。
 次の話は来週にでもしたらどうなんだい。』

「そうすることにしようかのう…。
 来週は…、気が変らなければじゃが…、
 ファンダメンタルズでのダマシの話と、
 相場はブルとベアの戦いの話でもしようかのう。
 ポイントでは勢いを伴い一気に抜けたり、反転することもあるが、
 ちょっと抜けてはまた戻り、ポイントを巡ってブルとベアの
 戦いが繰り広げられるものじゃが、
 その戦いに決着がつく頃にあるエビデンスが現れるのじゃ…。」

『ジイさん、あんた良く気が変るからねぇ…。
 ずっと前に言っていた点と線の話なんかも飛んじゃってるし…、
 楽しみにしておいてやるから、話のテーマを忘れんなよ。』


なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX トレードと凡事の徹底のお話 その6


12日に中国人民銀行が追加金融緩和として
預金準備率を0.5%引き下げると発表しましたね。

●先週の主な出来事

<5月7日(月)>

仏大統領選挙で仏社会党のオランド氏が勝利宣言をしました。
複数のメディアが、
「ギリシャ総選挙では連立二大政党のギリシャ新民主主義党と
全ギリシャ社会主義運動のいずれも単独過半数に達しなかった。」
との報道をしました。
ユーロドルが1.30台前半に下落して下窓を空けて始まりました。
他のドルストレートも下落して始まりました。
その後、ドルストレートに一時やや反発の動きがみられました。
ドル円は前週末終値レベルで始まり軟調傾向で推移しました。
ダウ先物が前週末比130ドル超下落しました。
原油先物が96ドル台前半に下落しました。
その後、ユーロドルが1.3000を割り込み下落しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが下落しました。
クロス円が軟調に推移しました。
午前7時半頃からドル円に反発の動きがみられました。
豪AIG建設業指数(4月)は前月より弱い34.9になりました。
日銀金融政策決定会合議事要旨では、
「中国経済がはっきり下ぶれる場合は日銀経済見通しに影響。
国民の物価観は不変でなく比較的大きな変化ありうる。(1委員)
マネタリーベース前年割れで緩和姿勢後退との見方は誤解(1委員)
財政ファイナンス懸念とならない国債買い入れ目的の説明重要(複数)
伊・スペイン財政悪化でリスク回避姿勢いくぶん強まっている(多数)
世界経済めぐる不確実性は引き続き大きい。
現時点では2月に増額した基金の効果確認が適当との見解で一致。
いまだデフレ脱却見通せる状況となっていない。(財務相省出席者)」
などが示されました。
やや円売り反応がみられました。
日経平均は大きく下落して始まり軟調に推移しました。
東京時間序盤はややユーロドルが反発して揉み合いました。
ダウ先物が一時やや反発をみせて揉み合いました。
豪ドル米ドルは軟調傾向で推移しました。
ポンドドルは軟調傾向で揉み合いました。
原油先物が一時95ドル台前半に下落する場面がありました。
午前9時半頃からドル円が再び反落して揉み合う展開になりました。
クロス円が当日安値圏で揉み合いになりました。
アジアの株式市場は下落して始まりました。
豪小売売上高(3月)は予想より強い+0.9%、
豪第1四半期小売売上高は予想より強い+1.8%、
豪住宅建設許可件数(3月)は予想より強い+7.4%になりました。
豪ドルにやや買戻しの動きがみられました。
中国上海株式市場が下げ幅を縮小して揉み合いました。
その後、ドルストレートは小幅な揉み合いになりました。
日官房長官が、
「オランド仏新大統領めぐる欧州内での議論を今後注視したい。」
との発言をしました。
原油先物が反発して97ドル台を回復しました。
東京時間後半は主要通貨ペアが揉み合い傾向で推移しました。
アジアの株式市場は軟調傾向の推移が続きました。
インドの株式市場が一時4ヶ月ぶりの安値になりました。
伊の首相が、
「EUの政策に関する検討必要。
EUは成長のため迅速かつ具体的な行動が必要。
オランド氏とギリシャ・仏選挙について協議した。」
との発言をしました。
午後2時半頃からドルストレートが反発する展開になりました。
ドル円は小幅上下動の揉み合いが続きました。
スイス失業率(4月)は市場予想とおりの3.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
日財務相が、
「適宜適切に対応していく。
投機的な円高の動きがある。よく監視しなければならない。
欧州の選挙結果が株や為替の不安定要因になっている可能性。」
などの発言をしました。
日経平均は前週比−261.11円で大引けになりました。
日経平均は今年最大の下げ幅となりました。
格付け会社S&Pが、
「仏大統領選でオランド氏が勝利したことは、
仏の格付けには影響を与えない。」との発表をしました。
スイス消費者物価指数(4月)は前年比で予想より弱い−1.0%でした。
限定的ながらフラン売り反応がみられました。
中国上海株式市場が終盤にかけて反発して下げを消しました。
インドの株式市場が終盤にかけて反発上昇しました。
欧州の株式市場は下落して始まりました。
英の株式市場は休みでした。
ダウ先物や原油先物が緩やかに反発しました。
欧州の株式市場が反発して下げ幅を縮小していきました。
ドルストレートの緩やかな反発が続きました。
ユーロドルが1.3000の大台を回復しました。
豪ドル米ドルが堅調に推移しました。
クロス円が緩やかに反発しました。
ドル円にやや反発の動きがみられました。
スペインの首相が、
「銀行に最後の手段として公的資金注入を検討。
公的資金利用はまだ決まっていない。
11日に銀行に関する法令を可決へ。
地方政府への介入は必要ないことを望む。
バッドバンクは支持しない。」などの発言をしました。
独とギリシャの10年債利回り格差が2016bpに拡大しました。
午後5時半頃からドル円が一時反落して揉み合いました。
午後6時半頃からドル円が再び反発をみせました。
主要通貨ペアが反発上昇していきました。
EFSFのCEOが、
「ESMの資金が不充分という悲観的な考えはない。
7500億ユーロは1年を通じて全ての資金繰りをまかなえる。」
との発言をしました。
独製造業受注指数(3月)は予想より強い+2.2%になりました。
ユーロの反発が続きました。
ユーロ円が104円台を回復しました。
独の政府報道官が、
「独仏の良好な関係はオランド政権下でも続くだろう。
ただし財政協定の再交渉はしない方針。」
との見解を発表しました。
独の首相が、
「オランド氏と早急に協力関係を構築する。
独仏関係は欧州にとって重要。
ギリシャは同意を得ている財政策を達成しなければならない。」
などの発言をしました。
仏の株式市場が前週末比プラス圏へ反発上昇しました。
ダウ先物が揉み合いながらも反発が続きました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前週末と同水準の0.46585%でした。
NY時間序盤はドル円が上昇をみせました。
加住宅建設許可件数(3月)は予想より強い+4.7%でした。
市場反応は限定的でした。
独の財務相が、
「欧州は同意したことを実行しなければ信頼を失うリスクがある。
欧州危機の根源は取り除かなければならない。」
などの見解を示しました。
NYダウは前週末比マイナス圏で揉み合う展開になりました。
米10年債利回りは1.87%前後で推移しました。
ロイター通信が、
「ギリシャ民主左派の党首は国際支援を支持した新民主主義党と
全ギリシャ社会主義運動の連立政権への参加拒否の意向を表明。」
との報道しました。
一部メディアが、ギリシャの財務省筋の話として、
「EUやIMFと交渉する新政権の発足が遅れれば、
6月末に資金枯渇の可能性がある。」との観測報道をしました。
IMF報道官が、
「ギリシャの新政権発足に数日間は要すると認識。
新政権が発足後に直ぐにも協議を行いたい。
有権者からの要望で新政権がIMFとEUとの合意を
変えるようにならないことを懸念している。」
との声明を発しました。
ドルストレートやクロス円が堅調傾向で推移しました。
ドル円は上下動の揉み合いが続きました。
原油先物は一時反落した後に再上昇していきました。
ダウ先物が下げ幅を縮小して前週末比プラス圏へ一時上昇しました。
IMFのラガルド専務理事が、
「成長と安定の両方を政策には要請している。
成長なのか緊縮財政なのかの議論は誤っている。
財政再建は不可欠。」などの発言をしました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合い傾向で推移しました。
一部メディアが、
「ギリシャ総選挙で第1党となった新民主主義党NDのサマラス党首は
ギリシャ連立政権を樹立できず、パプリアス大統領に委任を返上。
第2党以下で組閣できなければ憲法に基づき
来月にもギリシャ再選挙の可能性。」
との観測報道をしました。
ホワイトハウスの報道官が、
「欧州危機は米経済への逆風の一つ。
欧州首脳らと問題に対する対応を継続していく。」
との発言をしました。
NYダウが終盤にかけて反落しました。
米消費者信用残高(3月)は予想より強い213.6億ドルになりました。
米10年債利回りは1.872%になりました。
NY原油(WTI)は97ドル台後半で取引を終えました。
NYダウは前週末比−29.74ドルでこの日の取引を終えました。

<5月8日(火)>

独連銀総裁が、
「金融政策はユーロの病気に対する万能薬ではない。
ユーロ圏の中銀の火力は無限ではない。
中銀による無頓着な非伝統的措置は曖昧であってはならない。」
などの発言をしました。
ユーログループ議長が、
「オランド次期仏大統領と電話会談を行った。
債務危機で何がうまく行くかを協議した。
新財政協定の条項変更はあり得ないとも述べた。」
などの発言をしました。
オセアニア時間ではドル円が緩やかに反落しました。
ポンドドルなどがやや反発の後に反落する揉み合いになりました。
資源国通貨は堅調傾向で推移しました。
英RICS住宅価格(4月)は予想より弱い−19.0%になりました。
限定的ながらポンド売り反応がみられました。
格付け会社のフィッチが、
「仏大統領選でオランド氏が勝利したことが仏国債に
ただちに影響を与えることはない。」との見解を示しました。
リッチモンド連銀総裁が、
「高水準の米失業率は構造的問題が大きな要因である可能性。
一段の金融刺激策はインフレリスクを高めるが、
その一方で失業問題への効果は限定的。
もしも欧州経済が一段と悪化すれば米成長にも影響する可能性。
米住宅の差し押さえ一巡には数年かかる可能性。
住宅建設の大幅な持ち直しにはさらに時間が必要。」
などの見解を示しました。
東京時間が近づく頃からドル円が反発をみせました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
英FT紙が、
「スペイン政府は不動産業界向け不良債権の増加などで
経営が悪化しているスペイン銀行3位のバンキアに対して、
最大100億ユーロの公的資金を注入する方向で検討に入った。」
との報道をしました。
東京時間序盤はややドル買い優勢の展開になりました。
ドルストレートが反落する展開になりました。
ドル円が上昇して80円台を回復しました。
豪貿易収支(3月)は予想より弱い−15.87億豪ドルになりました。
豪ドル売り反応がみられました。
午前10半頃からドル円に反落の動きがみられました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は小幅安で始まり軟調に推移しました。
ダウ先物や原油先物はやや軟調傾向で推移しました。
午後11時半頃からドル円がやや反発して揉み合いました。
香港の株式市場が前日比マイナス圏へ一時反落しました。
東京時間午後からダウ先物が反発をみせる展開になりまた。
中国上海株式市場が下幅を縮小して反発しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートがやや反発しました。
ダウ・ジョーンズが、
「ECBは先週に8週連続で国債買い入れを見送った。」
との報道をしました。
ギリシャの急進左派連合党首が伊スタンパ紙のインタビューで、
「組閣できれば債務モラトリアム求める。」と発言しました。
日経平均は前日比++62.51円で大引けになりました。
午後3時過ぎから主要通貨ペアが反落する展開になりました。
ドル円が80円を割り込み下落しました。
ダウ先物が再び軟調になりました。
原油先物が反落しました。
上海株式市場や香港株式市場が再び反落する展開になりました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
英FTSE100が前日終値を挟んで揉み合いになりました。
午後4時半頃に主要通貨ペアが一時反発をみせる場面がありました。
オランダ10年債の入札では、
「発行目標上限30億ユーロに対して25億ユーロ発行。
平均落札利回りが前回より低い2.139%。」になりました。
ギリシャ6ヶ月物債の入札では、
「目標上限10億ユーロに対して13億ユーロ発行。
落札利回りが前回より高い4.69%、
応札倍率が前回より低い2.60倍。」になりました。
英FTSE100を含む欧州株式市場が下げ幅を拡大しました。
ダウ先物が下げ幅を拡大して揉み合いになりました。
主要通貨ペアが再び反落する展開になりました。
ポンドや豪ドルが軟調に推移しました。
一部メディアが、
「豪予算は336億豪ドルの支出削減。今後5年間で節減する方針。」
との報道をしました。
独30年債利回りが過去最低の2.269%まで一時低下しました。
EFSFの3ヶ月物証券の入札では、
「目標上限20億ユーロに対して19.62億ユーロ発行。
平均落札利回りが0.1729%、応札倍率が2.2倍。」になりました。
独鉱工業生産指数(3月)は予想より強い+2.8%になりました。
ユーロ買い反応がみられました。
午後7時過ぎからドルストレートが反発をみせました。
ドル円が再び下落する展開になりました。
一部メディアが、
「ギリシャのパプリアス大統領が議会第二党となった急進左派連合に
組閣を要請した。」との報道をしました。
ダウ先物や欧州株式市場や原油先物が反発をみせました。
午後8時頃からドル円が再び反発する神経質な展開になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46585%でした。
加住宅着工件数(4月)は予想より強い24.49万件になりました。
指標発表直後に加ドル買い反応がみられましたが限定的でした。
NY時間序盤はドルストレートが再び反落して揉み合いました。
ユーロドルが1.30台を割り込みました。
ダウ先物や欧州株式市場や原油先物が再び反落しました。
ギリシャASE指数が620.54と1992年11月以来の水準に下落しました。
午後10時頃からドル円が反落する展開になりました。
NYダウが下落して始まり軟調傾向で推移しました。
米10年債利回りが1.84%あたりに低下しました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
NYダウが一時190ドル超の下落になりました。
原油先物が一時95ドル台に下落しました。
ドルカナダがパリティになる場面がありました。
米ISMの半期レポートでは、
「2012年の製造業の売上高は4.5%上昇。
資本投資は6.2%の上昇を見込んでいる。
サービス業は売上高が4.8%上昇。
資本投資は3.6%上昇すると予想。」などが示されました。
ロンドンフィックス過ぎに主要通貨ペアが反発をみせました。
ユーロドルが1.30台を回復しました。
NYダウが一時やや反発をみせました。
ブルムバーグ通信が、FXコンセプツのテーラー氏の発言として、
「ギリシャは政府の手元資金が底を突き
欧州から追加融資もないことから来月にもユーロ圏を離脱する公算。
ギリシャのユーロ離脱はこの夏の公算が極めて大きい。」
との記事を掲載しました。
ギリシャ新民主主義党の党首が「少数政権を容認する用意もある。」
との発言をしました。
米3年債の入札では、
「最高落札利回りが0.362%、応札倍率が前回より低い3.65倍。」
になりました。
ドルストレートがしだいに反落する展開になりました。
ドル円は反発がしばらく続きました。
NYダウや原油先物が終盤にかけて下げ幅を縮小していきました。
ロイター通信と市場調査会社IPSOSとが実施した世論調査では、
「オバマ大統領の支持率が49%、ロムニー候補の支持率が42%と、
11月に実施される大統領選挙でオバマ大統領がロムニー候補よりも
現時点で7ポイント上回っている。」ことが示されました。
米10年債利回りは1.842%になりました。
NY原油(WTI)は97ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−76.44ドルでこの日の取引を終えました。

<5月9日(水)>

RBNZの金融安定報告では、
「NZ経済が通貨高と商品安のリスクに直面している。
輸出業者の業績が圧迫され景気の回復が遅れる可能性がある。
直近のNZドルの下落は商品価格の下落や欧州情勢、
および弱い指標結果を反映している。」などが示されました。
NZドルが軟調傾向で推移しました。
IMFのスイスフランの上限設定に関してレポートでは、
「上限設定自体は適切だが、流動性拡大や過剰インフレ、
資産バブルを招く恐れもある。注意深い出口戦略が必要。
通常の状態に戻りしだい変動相場制に戻すことを要請する。」
との見解が示されました。
オセアニア時間ではドル買い動意がやや優勢で推移しました。
ユーロドルが1.30を再び割り込み揉み合う展開になりました。
日財務省が、
「4月末の外貨準備高は前月比+8億ドルで1兆2895億ドル。」
との発表をしました。
ロイター通信が、
「仏大統領に選出されたオランド氏は、夏に予定されている
財政監査を利用して景気支援策の一部を撤回する可能性がある。」
との観測報道をしました。
英BRC小売売上高(4月)は前年比で前月より弱い−3.3%になりました。
ややポンド売り反応がみられました。
日経平均は下落して始まり軟調に推移しました。
東京時間序盤では主要通貨ペアに一時反発の動きがみられました。
午前9時半頃からドルストレートが再び反落しました。
ダウ先物や原油先物がやや反落する展開になりました。
アジアの株式市場は下落して始まり軟調傾向で推移しました。
中国の財政相が、ウェブサイトで、
「中国の国内経済はなお難題に直面。
世界経済の不確実性と不安定は高まっている。
中国経済のファンダメンタルズは良好。」
などの見解を示しました。
一部メディアが、
「昨日、ギラード豪首相が緊縮型の予算を編成したことに関して
豪RBAが金利で行動する最大限の余地があると発言していた。」
と報じました。
豪ドルが軟調傾向で推移しました。
午前11時過ぎからドル円が反落して軟調に推移しました。
クロス円が軟調に推移しました。
英の首相が、
「ユーロが適切に機能するためには単一政府が必要。
ユーロ圏の景気回復は英国の利益になる。」
などの認識を示しました。
コメルツ銀の1-3月期決算では
純利益が予想より弱い3.69億ユーロになりました。
日景気一致CI指数速報(3月)は予想より強い96.5、
日景気先行CI指数速報(3月)は予想より弱い96.6になりました。
市場反応は限定的でした。
東京時間後半はドルストレートがやや反発をみせました。
IMFアジア太平洋地域事務所の所長が、
「ギリシャに対する市場の不安が再燃してきている。」
との認識を示しました。
日経平均は前日比−136.59円で大引けになりました。
独貿易収支(3月)は予想より強い+174億ユーロ、
独経常収支(3月)は予想より強い+198億ユーロになりました。
ユーロ買い反応がみられました。
午後3時頃から主要通貨ペアに反発の動きがみられました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
ブルームバーグが、南独新聞の記事として、
「EUとIMFとECBからなるトロイカ調査団は5月のギリシャ訪問を
中止することになった。」と報じました。
欧州の株式市場は小幅高で始まりましたが、
その後に上下動の揉み合いになりました。
ダウ先物が下げては上げる揉み合いになりました。
ユーロドルなどドルストレートが上下動の揉み合いになりました。
午後5時頃からドル円が反落する展開になりました。
スペイン10年債利回りが4月27日以来の6%台をつけました。
ダウ先物や欧州株式市場が軟調傾向で推移しました。
独5年債の入札では、
「目標50億ユーロに対して40.32億ユーロ発行。
平均落札利回りが前回より低い0.56%、
応札倍率が前回より低い1.4倍。」になりました。
独10年債利回りが1.50%を割り込み過去最低を更新しました。
米10年債利回りが1.7967%と2月1日以来の水準に低下しました。
ドル円が79円台前半まで下落しました。
ドルストレートが揉み合いながらも軟調傾向で推移しました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.46685%に上昇しました。
NY時間が近づく頃からダウ先物や欧州株式市場がやや反発しました。
主要通貨ペアの下落が一服になりました。
NY時間序盤ではドルストレートやクロス円が一段安になりました。
ユーロ円が103円台を割り込みました。
ドル円がやや反発をみせました。
ポンドドルが1.61台を割り込み下落しました。
ユーロドルが1.29台前半に下落しました。
原油先物が96ドル台を割り込みました。
米10年債利回りが過去最低の1.5%割れになりました。
午後10時過ぎにドルストレートがやや反発をみせました。
NYダウは大きく下落して始まりました。
米ABCニュースが、
「スペイン政府は市場終了後に株式を最大45%を取得して
大手銀バンキアを一部国有化する。」との観測報道をしました。
米卸売在庫(3月)は予想より弱い+0.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が+365万バレルになりました。
スペインの首相が、
「ユーロ圏諸国は緊縮財政と成長を強めるべき。
バンキアについてはコメントを拒否する。
スペイン政府は11日に銀行についての決定を下す。」
との発言をしました。
米WSJ紙が、
「ユーロ圏諸国がギリシャ支援延期の可能性を協議している。」
との観測報道をしました。
NYダウが一時前日比180ドル超下落しました。
午後11時頃にかけてドルストレートが一段安になりました。
ミネアポリス連銀総裁が、
「6ヶ月から9ヶ月の間に刺激策解除が必要になる可能性がある。
労働市場のトレンドを予測するのは極めて困難なこと。」
などの見解を示しました。
ロイター通信が、EU筋の話として、
「EFSFは対ギリシャ融資52億ユーロについて9日に決定する。
支払われる可能性の方が高い。」との観測報道をしました。
NYダウや欧州株式市場が反発しました。
独DAX指数が前日比プラス圏へ上昇しました。
午後11時半頃からドルストレートが反発しました。
ロンドンフィックス頃からドル円が反発しました。
EU当局者が、
「欧州委員会は11日に発表するスペインの見通しで、
2012年のスペイン財政赤字をGDP比6%、2013年は約4%として、
追加措置を実施しない限り財政再建目標達成は困難、
との見方を示す予定。」との発表をしました。
一時、ユーロドルなどドルストレートが反落する場面がありました。
クリーブランド連銀総裁が、
「完全雇用の水準としては失業率6%程度。
その水準に達するまでにはしばらく時間がかかる。
米景気回復は緩やかでGDPは2.5%程度になる可能性。
インフレは2%近辺で落ち着く可能性。」
などの見解を示しました。
米10年債の入札では、
「最高落札利回りが1.855%、応札倍率が前回より低い2.90倍。」
になりました。
オーストリア中銀総裁が、
「域内の経済は安定化の兆しがみられるが2012年のGDPは
マイナス成長になる可能性。南欧の成長がブレーキとなっている。
ECBは直ちにインフレリスクを感じる状況ではない。
近い将来に金利変更の計画はない。」
などの発言をしました。
深夜3時頃までNYダウの反発上昇が続きました。
原油先物が96ドル台半ばへ反発しました。
米10年債利回りが1.84%あたりまで上昇しました。
ドルストレートの反発上昇がしばらく続きました。
ドル円が79円台後半まで上昇しました。
ユーロ円が103円台半ばあたりまで反発しました。
EFSFがギリシャへの融資52億ユーロの実行を決定しました。
深夜3時過ぎからドルストレートに反落の動きがみられました。
ドル円がやや反落して揉み合う展開になりました。
NYダウが再びやや反落する展開になりました。
ギリシャ新民主主義党のサマラス党首が、
「急進左派連合の連立政権への参加を拒否した。
ユーロ離脱とギリシャの破綻を受け入れるようツィプラス氏から
要請があったが無理な話と断った。」
との発言をしました。
ギリシャ急進左派連合の党首が連立政権の樹立を断念しました。
一部メディアが、
「IMFは融資を決定した国が政治的急変で再度懸念が生じた場合での
損失に対する潜在的リスクを回避するため防護策を検討している。
検討課題にはユーロ圏の国々に対する融資制限も含まれる。」
などの観測報道をしました。
スペイン中銀が、
「大手銀バンキアの部分国有化を要請する。
バンキアの親会社BFAに対して45億ユーロの注入資金を
資本に転換するよう要請。預金については安全である。」
などの発表をしました。
一部メディアが、
「スペインのFROBがバンキアの45%株式を取得する可能性。」
との観測報道をしました。
米10年債利回りは1.830%になりました。
NY原油(WTI)は96ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−97.03ドルの6日続落で大引けになりました。

<5月10日(木)>

オセアニア時間はややドル買い傾向の小幅揉み合いになりました。
読売新聞が、
「ギリシャ総選挙後の連立交渉では緊縮策の撤回を訴える第2党の
急進左派連合のツィプラス党首が交渉断念を表明。
再選挙の可能性がさらに強まった。」との報道をしました。
日国際経常収支(3月)は予想より強い+1兆5894億円、
日国際貿易収支(3月)は予想より強い+42億円になりました。
指標発表直後に円買い反応がみられましたが限定的でした。
日経平均は9000円を割り込み前日比マイナス圏で始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや反発をみせて揉み合いました。
日経平均が下げ幅を縮小していきました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
仲値を過ぎた頃からドル円がやや反落しました。
豪新規雇用者数変化(4月)は予想より強い+1.55万人、
豪失業率(4月)は予想より強い4.9%になりました。
豪ドル買い反応がみられました。
午前10半過ぎにドル円が再び反発して揉み合いになりました。
白井日銀審議委員が、
「日本経済の前向きな動きを確実にするため金融緩和の強化が重要。
足元の為替市場を含め国際金融資本市場の動向に引き続き注意。
欧州の改革失敗は市場を再び緊張。世界経済に下振れのリスク。」
などの発言をしました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
中国上海株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
主要通貨ペアがしだいに堅調傾向で推移しました。
日経平均が前日比プラス圏へ一時反発しました。
正午前頃から主要通貨ペアがやや反落する展開になりました。
中国貿易収支(4月)は予想より強い+184.2億ドルになりました。
中国の輸出(4月)は前年同月比で予想より弱い+4.9%、
中国の輸入(4月)は前年同月比で予想より弱い+0.3%でした。
豪ドルやユーロなどに売りの反応がみられました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
ダウ先物やアジアの株式市場に反落の動きがみられました。
正午頃からドル円も反落して揉み合う展開になりました。
クロス円が軟調になりました。
日経平均が一時再び前日比マイナス圏へ反落しました。
日景気ウォッチャー現状判断DI(4月)は前回値より弱い50.9、
日景気ウォッチャー先行判断DI(4月)は前回値より強い50.9でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間後半は主要通貨ペアが反発をみせて揉み合いました。
日経平均は前日比−35.41円で大引けになりました。
中国上海株式市場が後半に前日比プラス圏へ反発上昇しました。
ダウ先物や原油先物に反発の動きがみられました。
主要通貨ペアが揉み合いながらも堅調推移になりました。
香港の株式市場は軟調傾向で推移しました。
白井日銀審議委員が、
「為替目的の外債購入は日銀法の考えを充分に踏まえる必要。
金融政策はあらゆる政策を常に念頭に置く。
効果発現には時間がかかるのでこれからも見極めていきたい。
これまでの緩和では欧州リスクも考慮に入れている。」
などの発言をしました。
中国上海株式市場が終盤にかけて反落して上げ幅を縮小しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
ダウ先物は上下動の揉み合いになりました。
ロンドン時間序盤はドル買い優勢の展開になりました。
ポンドが反落する展開になりました。
ユーロドルは上昇の後に反落する展開になりました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
独の首相が、
「ユーロ圏共同債は危機解決にならない。
債務危機を解決する魔法はない。」との発言をしました。
オーストリア中銀総裁が、
「成長と緊縮が必要なことは共通認識。
救済される国は最大限の努力が必要。」
との認識を示しました。
スペインの10年債利回りが6%台で推移しました。
ECB月例報告では、
「最新のデータは広範な不透明感示す。
景気は今年緩やかに回復と予想。
景気見通しへのリスクは引き続き下方向。」
などが示されました。
ECB四半期専門家調査では、
「2012年成長率予想を−0.2%に下方修正。
2013年成長率予想は+1.0%に下方修正。
2012年のインフレ率予想は+2.3%に上方修正。
2013年のインフレ率予想は+1.8%に上方修正。」
などが示されました。
ユーロ売り反応がみられました。
その後、ダウ先物に反落の動きがみられました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
EU欧州連合が、
「EUが赤字ルールを緩和するだろうとの噂は根拠がない。
オランダは財政健全化を追及しなければならない。」
などの声明を発表しました。
英鉱工業生産(3月)は市場予想とおりの−0.3%、
英製造業生産高(3月)は市場予想より強い+0.9%になりました。
ポンドに買戻しの反応がみられました。
仏中銀が「第2四半期の英経済はゼロ成長が続く見通し。」
との見解を月例報告で示しました。
オーストリア中銀総裁が、
「改革に対する政治的意思がなければギリシャ支援措置は難しい。
ギリシャのユーロ圏離脱を話し合うには時期尚早。
ECBのギリシャへの今後の措置に関してはコメントを拒否。」
などの発言をしました。
午後5時半過ぎにドル円が反落しました。
ポンドドルも再び反落する展開になりました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
独とギリシャとの10年債利回り格差が2281bpに拡大しました。
EU欧州連合が、
「ギリシャの資金繰りに心配はない。
ギリシャの必要資金はしっかりカバーされている。」
との声明を発表しました。
午後7時頃から主要通貨ペアが反発をみせました。
ダウ先物や欧州株式市場に反発の動きがみられました。
英BOEが政策金利を0.50%に据え置きました。
英BOEが資産買入規模を3250億ポンドに据え置きました。
ポンド買い反応がみられました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46685%になりました。
一部メディアが、
「ベニゼロス全ギリシャ社会主義運動党首が組閣要請を受けた。」
と報じました。
欧州の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
貿易収支(3月)は予想より弱い−518億ドル、
米輸入物価指数(4月)は予想より弱い−0.5%、
米新規失業保険申請件数は予想よりやや強い36.7万件になりました。
市場反応は限定的でした。
加新築住宅価格指数(3月)は予想より強い+0.3%、
加国際商品貿易(3月)は予想より弱い+3.5億加ドルになりました。
市場反応は限定的でした。
五十嵐財務副大臣が、
「投機的な円高の目に余る動きには介入あり得る。
為替の急激な変化は問題は注意深く見守る必要。
デフレ状況は極めて微弱になってきている。
消費者物価上昇率1%は2013年度中に達成の可能性もある。
日銀の次の一手では一般論として外債購入を排除しない。」
などの発言をしました。
ドル円が急伸しました。
ドルストレートが揉み合いながらも堅調傾向で推移しました。
ダウ先物が堅調傾向で推移しました。
米10年債利回りは1.9%あたりに上昇しました。
原油先物が97ドル台前半に上昇しました。
NYダウは上昇して始まりました。
バーナンキFRB議長が、
「経済と住宅市場の回復の遅れは将来を不確実なものにする。
金融危機以降の数年で米銀のバランスシートの修復や
自己資本増強には著しい進展がある。
米国での信用信用増強は著しく改善している。
信用需要は依然として緩慢。銀行は流動性を改善するべき。
いくつかの大企業は短期資金に頼っている。」
などの発言をしました。
独の財務相が、
「2-3%のインフレは許容できる。
欧州とIMFにはギリシャ救済のために全てを実施する決意がある。」
などの発言をしました。
午後11時過ぎからドルストレートが反落しました。
NYダウや欧州株式市場や原油先物が上昇幅を縮小しました。
一部メディアが、
「ユーロ圏は14日に閣僚会議を開き、ギリシャ内閣の見通しと
スペインの金融機関の状況について議論する。」
との報道をしました。
ロンドンフィックス過ぎからNYダウがやや反発して揉み合いました。
主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
EU筋が、
「ユーロ圏はギリシャが選挙問題を解決して、
新政権樹立で合意するまで資金支援を続ける。」
との観測を発表しました。
米30年債の入札では、
「最高落札利回りが3.090%、応札倍率が前回より低い2.73倍。」
の結果になりました。
ドル円がやや反落しました。
ミネアポリス連銀総裁が、インフレと雇用市場について、
「FRBが利上げを実施しなければならないほど
インフレが高まったとしても失業率は充分に低下しない可能性。」
との見解を示しました。
NYダウが徐々に上げ幅を縮小していきました。
原油先物が反落する展開になりました。
ドルストレートがしだいに軟調になっていきました。
米月次財政収支(4月)は予想より強い+591億ドルになりました。
ドル円がNY時間終盤に反発して一時80円台に乗せました。
米10年債利回りは1.835%になりました。
NY原油(WTI)は97ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+19.98ドルこの日の取引を終えました。

<5月11日(金)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
ドル円が反落する展開になりました。
FRBが発表した資産構成では、
「資産規模は9日までの1週間で一日平均2兆8452億ドルと
前週から6億ドル減り3週連続で減少。」したことが示されました。
JPモルガン・チェースのジェームズ・ダイモン最高経営責任者が、
「過去1ヶ月半で計20億ドルのディーリング損失。
各種金融市場の乱高下でさらに損失が10億ドル増える可能性。
コーポレート部門でポートフォリオ戦略に不備があり、
第2四半期に8億ドルの損失を計上する公算。」
との発表をしました。
原油先物が軟調傾向で推移しました。
ダウ先物は小幅上下動の揉み合いになりました。
日本経済新聞が、
「中国人民銀行は四半期に1度の金融政策執行報告で、
今後の為替政策で中央銀行による為替管理方式の改善を進め、
為替介入の頻度を減らすと明記した。」と報じました。
バイトマン独連銀総裁が、南独新聞のインタビューで、
「独の経済は良好に推移していて失業率も低い。
インフレ率はユーロ圏の平均を上回る可能性があるが
ECBが原則を維持すればインフレは抑制される。」
などの認識を示しました。
英ネーションワイド消費者信頼感(4月)は前回値より弱い44でした。
市場反応は限定的でした。
バイトマン独連銀総裁が「インフレを容認しているわけではない。」
との補正発言をしました。
日経平均は小幅高で始まり堅調傾向で推移しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが下げた後に反発しました。
ダウ先物が緩やかに上昇しました。
中国の指標発表前にドルストレートがやや反落しました。
中国消費者物価指数(4月)は予想とおりの+3.4%、
中国生産者物価指数(4月)は予想より弱い−0.7%になりました。
豪ドルやユーロに売りの反応がみられました。
ドル円が反落する展開になりました。
日経平均が前日比マイナス圏へ反落しました。
ダウ先物にやや反落の動きがみられました。
アジアの株式市場は下落して始まり軟調に推移しました。
ロイター通信が、
「スペイン政府は銀行の不良債権処理策を発表する。
政府と金融機関の調整は最後まで難航したが、
11日定例閣議でバッドバンク構想と追加の引当金計上を盛り込んだ
処理策を了承する見通し。」との観測報道をしました。
午前11時頃からユーロドルなどが反発をみせました。
独の財務相が、
「ギリシャ危機がユーロ圏全体に広がるリスクは大幅に減少。
抵抗力が強まった。ギリシャには他の道はない。
(ギリシャが他の道で)困難が回避できると考えるのは危険。」
などの発言をしました。
東京時間後半は主要通貨ペアが軟調傾の揉み合いになりました。
アジアの株式市場や原油先物が軟調傾向で推移しました。
ダウ先物に一時反発の動きがみられました。
中国鉱工業生産(4月)は予想より弱い+9.3%、
中国固定資産投資(4月)は予想より弱い+20.2%、
中国小売売上高(4月)は予想より弱い+14.1%になりました。
主要通貨ペアに売りの反応がみられました。
ダウ先物に再び反落の動きがみられました。
日経平均は前日比−61.01円の8948.64円で週の取引を終えました。
独消費者物価指数確報(4月)は予想より強い+2.1%でした。
午後3時頃から豪ドル円など主要通貨ペアが一段安になりました。
豪ドル円が一時80円台を割り込みました。
アジアの株式市場は軟調に推移しました。
独30年物国債利回りが2.201%に低下して過去最低を更新しました。
その後、主要通貨ペアがやや反発をみせて揉み合いました。
欧州の株式市場は下落して始まりました。
原油先物が軟調に推移しました。
ギリシャ新民主主義党のサマラス党首が、
「まだ政権樹立の可能性は残っている。」との認識を示しました。
その後、欧州の株式市場が反発する展開になりました。
独DAX指数が一時前日比プラス圏へ反発上昇しました。
ダウ先物が反発をみせて揉み合いました。
主要通貨ペアが反発上昇する展開になりました。
英生産者仕入価格指数(4月)は予想より弱い−1.5%、
英生産者出荷価格指数(4月)は予想より強い+0.7%、
英生産者物価指数コア(4月)は予想より強い+2.3%になりました。
限定的ながらポンド買い反応がみられました。
欧州委員会の加盟27ヶ国の経済・財政見通しでは、
「2012年のユーロ圏の成長率見通しを−0.3%で維持。
2012年財政赤字の対GDP比では、ユーロ圏が3.2%、
スペイン2012年財政赤字の対GDP比は目標5.3%に対して6.4%。」
などが示されました。
伊の政府証券の入札では、
「12ヶ月物の発行額は70億ユーロ。
落札利回りが前回より低い2.34%、
応札倍率が前回より高い1.79倍。」などになりました。
ユーロ買い反応が見られました。
ポンドが軟調傾向で推移しました。
ポンドドルが一時1.61を割り込む場面がありました。
揉み合いにがらもドル円やユーロドルの反発が続きました。
午後7時半頃からユーロドルに反落の動きがみられました。
ダウ先物や欧州株式市場が上下動の揉み合いになりました。
主要通貨ペアが揉み合う展開になりました。
スペインの副首相が、
「スペイン政府は銀行改革案を承認した。
銀行の不動産ポートフォリオ全てに関して外部監査を指示。」
などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46685%になりました。
スペイン経済相が、
「健全な不動産投資に対する引当率を7%から30%とする。
スペインの銀行には追加で300億ユーロの引当へ。
スペインの銀行は年末までには新引当金が必要。
不動産資産・融資に対する引当金は総額1370億ユーロの見通し。
新引当金要件満たせない銀行は国からの融資を得られる。」
との発表をしました。
NY時間序盤はドル円が指標発表前に反落する展開になりました。
主要通貨ペアにやや反落の動きがみられました。
米生産者物価指数(4月)は予想より弱い+1.9%、
米生産者物価指数コア(4月)は予想より弱い+2.7%になりました。
ドル円が指標発表後に上下動になりました。
加雇用ネット変化率(4月)は予想より強い+5.82万人、
加失業率(4月)は予想とおりの7.3%になりました。
加ドル買い反応がみられました。
ロイター通信が、
「ギリシャ民主左派党のクベリス党首が、
EUとIMFの支援策を支持する連立政権は支持しないとの考えを表明。
これにより連立政権樹立への望みが絶たれ、
ギリシャが再選挙を実施する可能性が濃厚になってきた。」
との観測報道をしました。
ダウ先物や欧州の株式市場に反落の動きがみられました。
ポンドドルやユーロドルなどドルストレートが下落しました。
米10年債利回りが一時1.83%あたりに低下しました。
NYダウは下落して始まりました。
ダラス連銀総裁が「新たな量的緩和を支持しない。」
との発言をしました。
午後10半頃から主要通貨ペアに反発の動きがみられました。
NYダウが下げ幅を縮小しました。
ミシガン大学消費者信頼感速報(5月)は予想より強い77.8でした。
ドル円に上昇反応がみられました。
NYダウや欧州の株式市場に反発の動きがみられました。
格付け会社のフィッチが、
「ギリシャがユーロ圏を離脱するならユーロ圏全体の
ソブリン格付けをネガティブ・ウォッチにする可能性がある。」
との発表をしました。
ユーロドルに一時反落の動きがみられました。
その後、NYダウが前日比プラス圏へ反発しました。
独と英の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
原油先物が反発しました。
主要通貨ペアが反発上昇しました。
ギリシャの財務省が「1-4月の財政赤字は91億ユーロ。」
との発表をしました。
ロンドンフィックス前頃から主要通貨ペアがやや反落しました。
ポンドドルが軟調に推移しました。
EU当局者が、
「もしスペインが財政再建に関して3〜4年程度にわたる
信頼できる計画を有するなら時間的な余裕を与えることも可能。」
との発表をしました。
スウェーデン中銀の副総裁が、
「各国中銀の担当者でギリシャのユーロ離脱に関して議論をしたが、
被害はないと考えるのは間違い。欧州に甚大な影響を及ぼす。」
との発言をしました。
一部メディアが、
「組閣を試みている第3党の全ギリシャ社会主義運動の
ベニゼロス党首と会談していた急進左派のツィプラス党首が
連立参加を拒否した。」との報道をしました。
ギリシャ関係筋が、
「ベニゼロス党首が組閣に失敗。12日に大統領に委任返上。」
との発表をしました。
深夜2時頃からユーロドルなどドルストレートが下落しました。
NYダウが前日比マイナス圏へ反落しました。
原油先物が反落しました。
NY時間終盤にかけてドル円がやや反発をみせました。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
格付け会社のフィッチが、
「米JPモルガンの格付けをA+/F−1に引き下げた。
もう一段の格下げも検討する可能性。」
との発表をしました。
米10年債利回りは1.8410%あたりに低下しました。
NY原油(WTI)は95ドル台後半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比−34.44ドルの12820.60ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<5月14日(月)>

午前7時45分にNZ第1四半期小売売上高指数、
午前8時50分に日国内企業物価指数(4月)、
午前10時半に豪住宅ローン許可件数(3月)、
午後3時に独卸売物価指数(4月)、
午後4時15分にスイス生産者輸入価格(4月)、
午後6時に欧鉱工業生産(3月)、
深夜12時45分からスイスSNB総裁の講演、
などが予定されています。
NZ・欧の指標には一応注目です。
また、この日にユーロ圏財務相会合が予定されています。

<5月15日(火)>

午前10時半に豪RBA議事録、
午後2時に日消費者態度指数(4月)、
午後2時半に仏第1四半期GDP速報、仏消費者物価指数(4月)、
午後3時に独第1四半期GDP速報、
午後3時45分に仏第1四半期非農業部門雇用者数、
午後4時からEU財務相会合、
午後5時半に英商品貿易収支(3月)、
午後6時に独ZEW景況感調査(5月)、
同午後6時に欧第1四半期GDP速報、欧ZEW景況感調査(5月)、
夜9時半に米消費者物価指数(4月)、米消費者物価指数コア(4月)
同夜9時半に米小売売上高(4月)、NY連銀製造業景気指数(5月)、
夜10時に米ネットTIC長期フロー(3月 対米証券投資)、
夜11時に米企業在庫(3月)、米NAHB住宅市場指数(5月)、
などが予定されています。
豪・(仏)・独・(欧)・米の指標には注目です。
また、オランド仏新大統領の就任宣言と独仏首脳会談も
予定されています。

<5月16日(水)>

朝8時50分に日機械受注(3月)、日第三次産業活動指数(3月)、
午後5時半に英失業率(4月)、英失業保険申請件数(4月)、
午後6時に欧消費者物価指数確報(4月)、
同午後6時に欧消費者物価指数確報コア(4月)、欧貿易収支(3月)、
午後6時半に英BOE四半期インフレリポート、
夜9時半に米住宅着工件数(4月)、米建設許可件数(4月)、
同夜9時半に加製造業売上高(3月)、
夜10時15分に米鉱工業生産指数(4月)、米設備稼働率(4月)、
深夜3時に米FOMC議事録、
などが予定されています。
英・米の指標には注目です。

<5月17日(木)>

※スイスが休日です。

朝7時45分にNZ第1四半期生産者物価(仕入・出荷)、
朝8時50分に日第1四半期GDP速報、
同朝8時50分に日第1四半期GDPデフレータ速報、
午後1時半に日鉱工業生産指数確報(3月)、
夜9時半に新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加卸売売上高(3月)、
夜11時に米フィラデルフィア連銀景況指数(5月)、
同夜11時に米景気先行指標総合指数(4月)、
などが予定されています。
日・米の指標には注目です。

<5月18日(金)>

午後3時に独生産者物価指数(4月)、
夜9時半に加消費者物価指数(4月)、加消費者物価指数コア(4月)、
などが予定されています。
加の指標には注目です。
また、18日-19日にG8首脳会議がワシントンで開催されます。
米フェイスブックがナスダックに上場予定になっています。


欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<先週のドル・円・ユーロの総括と今週の注目点>

米ドルについては、先週、その前週の上昇を継いで80.25超まで続伸
するリスク回避の米ドル高の1週間になりました。
また、LIBORドル3ヶ月物金利は前週より上昇して0.46685%になり
ました。そして、米10年債利回りは9日に一時1.7967%と2月1日
以来の水準に低下して、週末に1.8410%になりました。米10年債利
回り1.8%アラウンドはドル円が76円台をつけたときのレベルに近い
ことで今後のドル相場の展開が注目されます。
一方、先週NYダウは週間で217ドルほど下落する展開になりました。
週足レベルで再び13000ドルの大台を割り込んで引けたことで今後の
NYダウの展開が懸念されまます。

先週の米主要経済指標では、10日の米貿易収支(3月)が予想より弱い
−518億ドル、米新規失業保険申請件数が予想よりやや強い36.7万件
米月次財政収支(4月)が予想より強い+591億ドル、11日の米生産者
物価指数(4月)が予想より弱い+1.9%、米生産者物価指数コア(4月)
が予想より弱い+2.7%、ミシガン大学消費者信頼感指数速報(5月)
は予想より強い77.8と、強弱混在ではありましたが、米月次財政収
支がオバマ大統領就任後はじめてプラス収支になりました。

先週の米要人発言では、8日にリッチモンド連銀総裁が「高水準の
米失業率は構造的問題が大きな要因である可能性。一段の金融刺激
策はインフレリスクを高めるが、その一方で失業問題への効果は限
定的。」と金融緩和への慎重姿勢を示し、9日にミネアポリス連銀
総裁が「6ヶ月から9ヶ月の間に刺激策解除が必要になる可能性。
労働市場のトレンドを予測するのは極めて困難。」とタカ派の見解
を示し、同日にクリーブランド連銀総裁が「完全雇用の水準として
は失業率6%程度。その水準に達するまでには時間がかかる。米景
気回復は緩やかでGDPは2.5%程度になる可能性。インフレは2%近
辺で落ち着く可能性。」と慎重姿勢を示し、10日にバーナンキFRB
議長が「経済と住宅市場の回復の遅れは将来を不確実なものにする。
金融危機以降の数年で米銀のバランスシートの修復や自己資本増強
には著しい進展がある。米国での信用信用増強は著しく改善してい
る。信用需要は依然として緩慢。銀行は流動性を改善するべき。い
くつかの大企業は短期資金に頼っている。」と経済回復の遅れへの
懸念と金融期間の改善の認識とともに問題点の指摘をして、11日に
ダラス連銀総裁が「新たな量的緩和を支持しない。」とタカ派の発
言をして、経済回復への懸念を示しつつも、米の要人達のスタンス
に特筆するような変化はみられていないようです。

今週の米主要経済指標では、15日の米小売売上高(4月)に米消費者物
価指数(4月)とNY連銀製造業景気指数(5月)に対米証券投資(3月)、
16日の米住宅着工件数(4月)に米建設許可件数(4月)と米鉱工業生産
指数(4月)に米FOMC議事録、17日の米新規失業保険申請件数に米景気
先行指標総合指数(4月)とフィラデルフィア製造業景況指数(5月)など
が注目されます。

円については、7日の日銀金融政策決定会合議事要旨で「中国経済
がはっきり下ぶれる場合は日銀経済見通しに影響。伊・スペインの
財政悪化でリスク回避姿勢いくぶん強まっている。世界経済めぐる
不確実性は引き続き大きい。現時点では2月に増額した基金の効果
確認が適当。」などが示されました。同日に日財務相が「(円高に)
適宜適切に対応していく。投機的な円高の動きがある。よく監視し
なければならない。」と円高への懸念と対応の意志があることを示
しました。そして、10日の日国際経常収支(3月)では予想より強い
+1兆5894億円、日国際貿易収支(3月)も予想より強い+42億円に
なりました。また、同日に白井日銀審議委員が「日本経済の前向き
な動きを確実にするため金融緩和の強化が重要。足元の為替市場を
含め国際金融資本市場の動向に引き続き注意。欧州の改革失敗は市
場を再び緊張。世界経済に下振れのリスク。効果発現には時間がか
かるのでこれからも見極めていきたい。これまでの緩和では欧州リ
スクも考慮に入れている。」と国際経済への懸念と日銀の緩和姿勢
の継続を示すとともに効果見極めの時間も必要との認識を示し、
そして、同日に五十嵐財務副大臣が「投機的な円高の目に余る動き
には介入あり得る。為替の急激な変化は問題は注意深く見守る必要。
デフレ状況は極めて微弱になってきている。消費者物価上昇率1%
は2013年度中に達成の可能性もある。日銀の次の一手では一般論と
して外債購入を排除しない。」として円高への懸念と介入がありえ
ることに直接的な言及をしました。
為替介入の実施の円高レベルまではまだ距離があるように思われま
すが、数ヶ月来みられなかった「為替介入」という言葉が用いられ
るようになってきたことで、政府・日銀の円高への懸念は高まって
いるようです。

先週のドル円相場は、週初のオセアニア時間にやや反落した後に、
8日の東京時間序盤にかけて揉み合いながらも反発して一時80円台
を回復しましたが、その後は軟調傾向で推移して9日のロンドン時
間前半にスペイン10年債利回りが4月27日以来の6%台をつけるな
どリスク回避の動意に円が買われ、一時79円台半ばを割り込むあた
りまで下落する展開になりました。その後、NY時間から揉み合いな
がらも79円台後半へと反発して、小幅な上下動の揉み合いを経て、
10日のNY時間序盤に五十嵐財務副大臣の「投機的な円高の目に余る
動きには介入あり得る。」との発言が報じられたことを契機に反発
して、NY時間終盤にかけて一時80円を回復するあたりまで上昇しま
した。その後、11日のオセアニア時間から再び反落して、79円台後
半での上下動の揉み合いになり、79.93円で週の取引を終えました。
週間で79円半ばから80円アラウンドの範囲での相場になりました。

今週ドル円相場では、17日の日第1四半期GDP速報が注目されます。
また、先週10日の五十嵐財務副大臣の「為替介入もありえる」との
発言にドル円が上昇反応となりましたので、まだ介入実施のレベル
ではないとは思われますが、今後の本邦要人発言には一応の注意が
要りそうです。そして、リスクの受け皿の円として、ギリシャの再
選挙を巡る市場の思惑の動きなど欧州の動向も注目されます。

先週のドル円相場は「行って来い」の小幅レンジの動きでしたので、
チャートポイントしては変らず、反発上昇となった場合は、まずは
80.00円の大台の節目「000」ポイントを巡る売り買いの攻防が注目
されますが、ここを超えた場合は、4日高値の80.39円から3日高値
の80.55および2日高値の80.61円の「80.39-80.61」ゾーン。ここを
上抜けた場合は、81.00アンダーから81.00の「00ポイント」などが
レジスタンスとして注目されます。
また、下落となった場合は、79.50アラウンド、および2月1日から
3月15日の上昇波動のフィボナッチ61.8%戻し水準になる79.15-25
アラウンドがサポートとして注目されます。ここを下抜けた場合は
下落が強まる可能性がありそうです。

ユーロについては、先週のユーロドル相場では、週初に仏大統領選
挙で現職のサルコジ氏が敗れたことや、ギリシャ総選挙で連立二大
政党のギリシャ新民主主義党と全ギリシャ社会主義運動のいずれも
単独過半数に達しなかったことなどを受けて大きな下窓を空けて始
まり、その後もリスク回避動意が優勢の展開になって、1.30の大台
を下抜けて1.29台半ばに迫るあたりまで大きく下落しました。
その後、東京時間に切り返し反発する展開になり、格付け会社S&P
が「仏大統領選でオランド氏が勝利したことは、仏の格付けには影
響を与えない。」との発表もあってリスク回避が後退して、8日の
オセアニア時間にかけて1.30台半ば過ぎまで上昇して一旦は大台を
回復しましたが、8日の東京時間に英FT紙の「スペイン政府は不動
産業界向け不良債権の増加などで経営が悪化しているスペイン銀行
3位のバンキアに対して、最大100億ユーロの公的資金を注入する
方向で検討に入った。」との報道もあり、ギリシャ総選挙後の組閣
が難航していることもあって、再びユーロドルが軟調になっていき
ました。

その後のNY時間でもNYダウが一時190ドル超の下落となって原油先物
が95ドル台に下落するなどリスク回避の優勢が続きました。
その後、ギリシャ新民主主義党の党首が「少数政権を容認する用意
もある。」との発言があって、ギリシャ組閣への期待でユーロドル
が一時反発する場面がありましたが、ブルムバーグ通信がFXコンセ
プツのテーラー氏の発言として「ギリシャは政府の手元資金が底を
突き、欧州から追加融資もないことから来月にもユーロ圏を離脱す
る公算。ギリシャのユーロ離脱はこの夏の公算が極めて大きい。」
との記事を掲載したことなどで、リスク回避の動意は再び強まって
いきました。9日のロンドン時間ではスペイン10年債利回りが4月
27日以来の6%台に上昇して、米10年債利回りが過去最低の1.5%
割れになり、米ABCニュースの「スペイン政府は大手銀バンキアを
一部国有化する。」との観測報道をして、さらに米WSJ紙が「ユーロ
圏諸国がギリシャ支援延期の可能性を協議している。」との観測報
道もあり、NYダウが一時前日比180ドル超下落したことを背景に、
ユーロドルは1.2911あたりまで下落する展開になりました。

その後、ロイター通信が、EU筋の話として「EFSFは対ギリシャ融資
52億ユーロについて9日に決定。支払われる可能性の方が高い。」
との観測報道を契機にNYダウや欧州株式市場が反発したことで、
NY時間後半にかけてユーロドルは1.29台後半まで反発する展開にな
りました。その後、ギリシャ急進左派連合の党首が連立政権の樹立
を断念したとの報道や、一部メディアが「IMFは融資を決定した国が
政治的急変で再度懸念が生じた場合での損失に対する潜在的リスク
を回避するため防護策を検討している。検討課題にはユーロ圏の国々
に対する融資制限も含まれる。」との観測報道もあって1.29台前半
まで再び反落する展開になりました。その後、10日オセアニア時間
から切り返しをみせて1.29台後半まで反発しましたが、ロンドン時
間序盤に発表されたECB四半期専門家調査で「2012年成長率予想を
−0.2%に下方修正。」などが示されたことや、ダウ先物や欧州の
株式市場の軟調を背景に再び反落して1.29台前半へ下落しました。

その後、EUが「ギリシャの資金繰りに心配はない。ギリシャの必要
資金はしっかりカバーされている。」との声明を発表して、また、
一部メディアが「ベニゼロス全ギリシャ社会主義運動党首が組閣要
請を受けた。」と報じたことで再びギリシャ組閣への期待も台頭し
てユーロドルは1.29台後半へと反発する上下動の展開になりました。
その後、10日のNY時間後半から再び軟調傾向になって、11日の東京
時間の中国経済指標の発表前に1.29台前半に下落して、中国消費者
物価指数(4月)は予想とおりの+3.4%でしたが、中国生産者物価指
数(4月)が予想より弱い−0.7%となったことで、一時1.2904まで下
落する展開になりました。その後、揉み合いとなりましたが、東京
時間午後に発表された中国鉱工業生産(4月)が予想より弱い+9.3%、
中国小売売上高(4月)が予想より弱い+14.1%となったことを契機に
再び1.2905まで下落しましたが1.29のバリアは破られず、ギリシャ
新民主主義党の党首が「まだ政権樹立の可能性は残っている。」と
の発言をしたことを契機として1.29台半ばへ反発しました。その後、
スペインの銀行懸念などで反落して上下動となった後に、NY時間前
半にロイター通信が「ギリシャ民主左派党のクベリス党首が、EUと
IMFの支援策を支持する連立政権は支持しないとの考えを表明。これ
により連立政権樹立への望みが絶たれ、ギリシャが再選挙を実施す
る可能性が濃厚になってきた。」との観測報道をして、また、格付
け会社のフィッチが「ギリシャがユーロ圏を離脱するならユーロ圏
全体のソブリン格付けをネガティブ・ウォッチにする可能性がある」
との発表があり、さらにNY時間後半にギリシャ関係筋が「ベニゼロ
ス党首が組閣に失敗。12日に大統領に委任返上。」との発表をした
ことで6月のギリシャ再選挙の観測が強まり、ユーロドルは再び下
落して1.2916で週の取引を終えました。

今週のユーロでは、週初まずは12日(土)の中国人民銀行による追加
金融緩和としての預金準備率0.5%引き下げの選好要因の織り込みと
13日(日)の独の州議会選挙の結果の織り込みが注目されます。

また、ギリシャで連立協議が不調に終わったことを受けて週初13日
からギリシャのパプリアス大統領が各党に挙国一致内閣の設立を呼
びかけるとのことで、この最後の呼びかけが成功する可能性は低い
と見られてはいますが、暫定政府が設立する可能性もわずかにある
ようで注目されます。パプリアス大統領の呼びかけ交渉が不調にな
れば、ギリシャの6月中旬の再選挙が決定となります。
なお、ギリシャは18日に約51億900万ユーロの大量国債償還を控えて
いますがこちらの方は資金調達が済んでいて無事通過の見込みです。

その後は14日のユーロ圏財務相会合にかかわる要人発言、及び15日
に予定されているオランド仏新大統領と独のメルケル首相との独仏
首脳会談が注目材料となりそうです。オランド仏大統領が緊縮財政
にも理解を示すなど、独仏の協力関係が確認された場合は、ユーロ
の下落の緩和材料となりそうです。また、同日15日午後2時半の仏
第1四半期GDP速報、そして独第1四半期GDP速報と独ZEW景況感調査
および欧第1四半期GDP速報と欧ZEW景況感調査などが注目されます。

ユーロドル相場では、鉄のバリアとなっている1.29を巡る売り買い
の攻防が重要ポイントとして注目されますが、上昇となった場合で
は、1月16日の安値から2月28日高値の上昇波61.8%戻しの1.2950
アラウンドが注目されます。ここを上抜けた場合は1.3000の「000」
ポイント、ここをさらに上抜けた場合は、4月上旬および4月18日
の下値抵抗アラウンドでもあり5月8日の上値抵抗となった1.3050
-70のポイントが注目されます。ここをまたさらに上抜けた場合は
1.3100の「00」ポイントが注目されます。
また、下落となった場合は、1.29アラウンドが重要ポイントとして
注目されますが、ここを下抜けた場合には下落が強まる可能性があ
りそうです。この下のポイントでは1.28の「00」ポイント、さらに
下落した場合は1.27の「00」ポイントが注目されます。ここをまた
さらに下抜けた場合は1月16日の安値から2月28日高値の上昇波の
全戻しとなる1.2625アラウンドが重要ポイントとして注目されます。

そのほか今週は、15日の豪RBA議事録や、16日の英雇用統計に英BOE
四半期インフレリポートなどが注目されます。また、スペインなど
重債務国の金利が再び上昇傾向となっていて、欧州委員会が先週発表
した実質経済成長率見通しでも、スペインの2012年で−1.8%と前回
の見通しに比べて0.8%も大幅に下方修正されていることから、国債
の金利動向や格付け発表リスクにも引き続き注意したいものです。


さて今回は、トレードと凡事の徹底のお話 その6 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第六話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


「えーと…。どこまで話とったかのう…。」

『レジスタンス・ラインでダマシにあうだの何だのって、
 話じゃないかよ。ジイさん。』

「おぅ。そうじゃったのう…。
 何度も価格を止めたレジスタンス・ラインでも、
 価格がそのポイントを抜けることもあるものじゃ…。」

『そういうことは確かにあるさ…。事実としてね。
 そういうブレークを狙うのがオレ様は得意なんだぜ。』

「ほう。そうかね。そうかね。
 今はブレークということもあることが周知されていて、
 レジスタンスを価格(レート)が超えても、
 『レジスタンスでダマシにあった。』などと言うトレーダーは
 さすがにほとんどいないけれども、
 見方によってはこれはレジスタンスの意義のあるダマシ、
 というわけじゃのう…。」

『相場には絶対はないとともに、
 ダマシにも意義あるものがあるというわけだな。
 これも当たり前なことだと…。』

「ふむ。そういうことじゃ…。
 レジスタンス・ブレークとは、まぁ、例えるならば、
 国境の門壁に屈強な門番がいて、
 その門を無理やり通ろうとするつわものどもを
 何度も押し返すけれども、強大な勢力が通ろうとしたとき、
 さしもの屈強な門番も敵わずに開門してしまうようなものじゃ。」

『あははっ。ジイさんあんた、うまいこと言うもんだね。』

「これは門番が弱いことを示すものではなく、
 『それだけ門を上抜けようとする勢力が強い』ことを示す、
 ことになるのじゃのう…。」

『……。』

「まぁ…、このようなことに対して、
 こじつけだの言い訳だの詭弁だのという者もいなくはないが、
 ダマシを忌み嫌うだけではなく、ダマシに意義を見出せると、
 テクニカル分析の視野が広がる場合があるものじゃ…。」

『まぁな…。確かに見方によってはこじつけにも見えるけどな。』

「よりダマシの少ない方法を研究したり、
 より良いインジケーターを探すことも一策じゃが、
 一方『ダマシに意義を見出そうとする考え方』もあるものじゃ。」

『……。』

「例えば、パラメーターが20が良いか21が良いかなども、
 変る相場つきにおいて、いつもベストである値を定めようとする
 そのこと自体がそもそも無理である場合もあって、
 また、インジケーターや手法でもダマシのない完全性を求める
 こと自体が聖杯を求めるように困難である場合もあって、
 ダマシを完全に排除することはできぬことなのかも知れぬのう…。
 いずれにも反証となるダマシは必ず存在するのではなかろうか。」

『……。』

「ダマシを排除しようとする考え方も立派なもんじゃが、
 もしも、完全に排除できないダマシであるならば、
 そのダマシ自体に意義を見出そうとする考え方も、
 これもときに有効となる場合があるのじゃのう…。」

『ふん。そんなもんかねぇ…。』

「ジョン・テンプルトン卿の有名な言葉にあるように、
 どうやら強気相場は悲観の中で生まれるようで…、
 マーケットで悲嘆の声が一色になり、
 ほとんどあらゆるトレンド系指標が強い下落を示唆したときに、
 案外と相場は大底を打って上昇に転ずるものなのじゃ…。
 『陰の極は陽に転ずる』というわけじゃが、
 このようなパーフェクト・フェイルもまさに重要なダマシじゃ。
 『起こるべきことが起こらないことには意味がある』のじゃ。
 相場では最低こそが反転上昇の萌芽の時期となるのじゃのう…。」

『ほんとうに最低ならば、
 そこからは上げるしかないというわけか…。』

「まぁ、相場ではそういうこともあるのじゃのう…。
 さて、これから言うことは半分は冗談じゃが、
 なにせお前さんは怒りっぽいからのう…。
 ふざけるなと怒りなさんな。よいかな…。」

『何だよ。もったいぶりやがって…。
 早く言えや。ジイさんよ。』

「ではいくぞよ…。
 えー、ダマシとかけて、賢者と愚者と解く…、
 その心は、『愚者は嘆き、賢者は気づく』というわけじゃ。」

『なんだと! ジイさん。
 このオレ様のことを愚者呼ばわりするのか。』

「あははっ。これこれ、そうではない。
 お前さんはレジスタンスのダマシを
 ちゃんとブレークだと認識できているお方ではないか…。
 意味をまとめたジジ流のただ相場格言じゃて。
 そう怒りなさんな。」

『で…、他にも重要なダマシてのはあるのかい。』

「あぁ、たくさんあるとも…。
 まぁ、有名なところでは、そうじゃのう…。
 安値を更新したのに陽線で終値となる『キー・リバーサル』や、
 揉み合い後に満を持して下落したのにブレークが不発となり、
 逆に反発上昇に転じる『フェイク・アウト&シェイク・アウト』
 などいろいろあるぞよ…。少し突っ込んで述べるならば…、」

『ジイさん、もっと詳しく教えろよ。と言いたい所だが…、
 ヤバイよ、今回もまた話が長くなって来ているぜ。』

「あははっ。話のあいかたのお前さんも要領を得たもので、
 連続ドラマのように良いとこでうまいこと話を区切りおるわい。
 では、また続きは来週としようかのう…。」


なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m
ではまた来週。


<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に学んでいただければと思います。

FX トレードと凡事のお話 その5


米雇用統計ではNFPが2ヶ月連続で20万人の大台を割り込む
ネガティブ・サプライズになりましたね。

●先週の主な出来事

<4月30日(月)>

ポンドドルが小さな上窓を空けて始まりました。
オセアニア時間はドルストレートが小幅な揉み合いになりました。
ドル円がやや反発をみせました。
中国人民銀行のアドバイザーが28日に、
「中国のインターバンク市場の金利は高い。
中国には金融政策を緩和する一定の余地がある。」
との見解を示しました。
ダウ先物がやや上昇して始まりました。
NZ貿易収支(3月)は予想より弱い1.34億NZドル、
NZ住宅建設許可件数(3月)は予想より強い+19.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
英ホームトラック住宅価格(4月)は前月より弱い+0.1%でした。
市場反応は限定的でした。
中国景気先行指数(3月)は前月より弱い100.52になりました。
日経平均は休日で取引はありませんでした。
東京時間序盤は豪ドル米ドルやユーロドルが軟調に推移しました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
NBNZ企業景況感(4月)は前月より強い35.8になりました。
市場反応は限定的でした。
午前10時過ぎからドル円が再び反落しました。
ドルストレート徐々に反発する展開になりました。
ダウ先物が揉み合いながら反発する展開になりました。
アジアの株式市場はまちまちに始まりましたが、
その後はシンガポール株式市場を除き堅調傾向で推移しました。
原油先物が堅調傾向で推移しました。
東京時間後半はドル円が軟調傾向の揉み合いになりました。
独小売売上高指数(3月)は前月比で予想より弱い+0.8%でしたが、
前年比で予想より強い+2.3%になりました。
ユーロ買い反応がみられました。
ダウ先物に上昇の動きがみられました。
格付け会社のS&Pが、
「スペイン11銀行の長短期格付けを引き下げる。
スペインの6銀行のクレジットウォッチをネガティブにする。」
などの発表をしました。
ユーロ売り反応が見られました。
スペイン第1四半期GDPは予想よりは強い前期比−0.3%でした。
発表直後はユーロ買い反応がみられました。
欧州の株式市場はまちまちの展開になりました。
独株式市場は前週末比プラス圏で推移しました。
仏や英の株式市場は軟調傾向の揉み合いになりました。
ダウ先物が揉み合いながら反落する展開になりました。
原油先物が反落しました。
ユーロドルや豪ドル米ドルがやや反落しました。
ポンドドルはやや堅調傾向の小幅な揉み合いになりました。
ポンドドルが一時1.63台に乗せる場面がありました。
ユーロポンドが軟調傾向で推移しました。
ドル円は当日安値圏で揉み合う展開になりました。
その後、独の株式市場がマイナス圏へ反落する展開になりました。
欧消費者物価指数速報(4月)は予想より強い+2.6%になりました。
市場反応は限定的でした。
ポンドドルを含めドルストレートが軟調になりました。
ドル円がやや反発をみせて揉み合いました。
スペインのバイス紙が、
「EUはインフラ、環境技術、ハイテク分野などに2000億ユーロを
投資する成長プランを検討している。6月EU首脳会議で発表予定。
財源としては欧州投資銀行の資本再編やユーロ共同債発行、
投資特別目的会社の設立や欧州インフラ庁の設置などが
提案される見込み。」との観測報道をしました。
午後7時半過ぎにダウ先物や欧州株式市場が一時反発をみせました。
ドルストレートがやや反発をみせて揉み合いになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前週末同水準の0.46585%になりました。
NY時間が近づく頃からダウ先物や欧州株式市場が再下落しました。
ドル得やクロス円にやや反落の動きがみられました。
米個人消費支出(3月)は予想より弱い+0.3%、
米個人所得(3月)は予想より強い+0.4%、
米PCEコア・デフレータ(3月)は予想より強い+2.0%になりました。
ややドル売り反応がみられました。
加GDP(2月)は予想より弱い−0.2%、
加鉱工業製品価格指数(3月)は予想とおりの+0.2%、
加原材料価格指数(3月)は予想より弱い−1.6%になりました。
加ドル売り反応がみられました。
ダウ先物がやや反発をみせて当日安値圏で揉み合いになりました。
NYダウは小幅安で始まり軟調に推移しました。
NY時間序盤はドル円やクロス円が軟調に推移しました。
ドル円が80円台を割り込み下落しました。
ポンド円が130円台を割り込み下落しました。
ユーロドルやポンドドルがやや反発をみせました。
ユーロポンドが反発上昇しました。
米シカゴ購買部協会景気指数(4月)は予想より弱い56.2でした。
ドル売り反応がみられました。
NYダウが下げ幅を一時縮小しました。
ダラス連銀製造業活動指数(4月)は予想より弱い−3.4%でした。
ロンドンフィックス前頃からドルストレートが再び反落しました。
ポンドドルが軟調に推移しました。
NYダウが再び反落しました。
米CBのオンライン求人広告数(4月)は311.52万件と
前月の313.81万件から減少しましが前年同月比では14%増でした。
欧州の株式市場が軟調に推移して取引を終えました。
米10年債利回りが一時1.91%あたりに低下しました。
ユーログループ議長が、ドイツのヴェルト紙で
「財政条項を完全に再交渉するというには虚構。
ユーロ圏の新財政条項に関して譲歩は全くない。」
との見解を示しました。
NY時間後半はNYダウが軟調傾向の揉み合いになりました。
米10年債利回りが一時1.905%まで低下しました。
原油先物は反発する展開になりました。
豪ドル米ドルやドル加ドルやポンドドルが一時反発をみせました。
その後、主要通貨ペアが軟調傾向で揉み合う展開になりました。
米財務省の四半期資金需要見通しでは、
「4-6月期は当初より190億ドル減の1820億ドルの新規調達を予定。
7-9月期は2650億ドルの新規調達を予定している。」
などの発表をしました。
NYダウが終盤にかけて下げ幅を縮小していきました。
ユーロドルなどドルストレートが緩やかに反発しました。
ドル円は軟調傾向の揉み合いが続きました。
米10年債利回りは1.921%になりました。
NY原油(WTI)は104ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比−14.68ドルでこの暇取引を終えました。

<5月1日(火)>

オセアニア時間はややドル売り傾向の揉み合いになりました。
米ダラス連銀総裁が、
「ツイストオペ延長や更なる債券購入の必要性を確信はできない。
FRBは充分な金融緩和を行ったがまだ引き締めの時期ではない。
今年の利上げが適切かは経済状況しだい。
現在は予見すべき時期ではない。
金融政策によって構造的な労働問題を解決することはできない。」
などの見解を示しました。
ユーログループ議長が、
「議長職を辞すことについては欧州債務危機への対応で
独仏両国の干渉にうんざりしたことによる。独仏両国は
ユーロ圏のメンバーが自分達だけであるかのように振る舞った。」
と発言しました。
東京時間が近づく頃からドル買い動意がやや優勢になりました。
ドルストレートがやや反落してドル円がやや反発しました。
豪AIG製造業指数(4月)は前月より弱い43.9になりました。
市場反応は限定的でした。
豪州の株式市場は堅調に推移しました。
日経平均は下落して始まり軟調傾向の揉み合いで推移しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ドル円はやや反落しました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いになりました。
中国製造業PMI(4月)は予想より弱い53.3になりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートにやや反落の動きがみられました。
原油先物がやや反落しました。
豪第1四半期住宅価格指数は予想より弱い−1.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
アジアの株式市場はメーデーで休場でした。
午前10時半過ぎにダウ先物が反発をみせました。
ユーロドルにやや反発の動きがみられました。
豪ドル米ドルは軟調傾向で推移しました。
中尾財務官が、
「先週以来の円高の進行を懸念している。
適宜適切に対応できるよう緊張感もって市場を監視する。」
との発言をしました。
ドル円は軟調傾向の揉み合いが続きました。
豪ドル円が83円台を割り込みました。
東京時間後半に日経平均が下げ幅を拡大しました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いになりました。
豪RBAが政策金利を0.50%下げて3.75%としました。
豪RBA声明では、
「0.5ポイント利下げは適切な借入金利の実現に必要であった。
利下げは過去数ヶ月間の情報に基づくものである。
インフレ率は従来予想よりも低くなる可能性。
景気の状況は予想よりやや弱まっている。
豪ドルの為替相場は引き続き高い。中国の成長率は鈍化した。」
などが示されました。
豪ドルが急落しました。
豪ドルクロスの影響もあったか、
ユーロドルが一時上昇して揉み合いました。
その後、ドル円が反落しました。
クロス円がやや軟調に推移しました。
日経平均は前週末比−169.94円で大引けになりました。
ロンドン時間序盤はユーロドルが再び上昇して堅調に推移しました。
ドル円やポンドドルが軟調傾向で推移しました。
ユーロポンドが上昇しました。
豪ドル米ドルは下落一服後に軟調傾向の揉み合い推移になりました。
英FTSE株式市場が前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
ダウ先物は揉み合いが続きました。
独や仏の株式市場は休みでした。
英製造業PMI(4月)は予想より弱い50.5になりました。
ポンドドルが一時1.62台を割り込み下落しました。
その後、ドル円やポンドドルがやや反発をみせる展開になりました。
午後6時頃からユーロドルが反落しました。
ポンドドルが再びやや反落して軟調傾向の揉み合いになりました。
ダウ先物や原油先物が軟調になりました。
英FTSEに一時やや反落の動きがみられました。
午後7時頃からユーロドルなどドルストレートが反発をみせました。
ダウ先物や英FTや原油先物に反発の動きがみられました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46585%になりました。
NY時間序盤ではドル円にやや反落の動きがみられました。
ポンドドルやユーロドルが上昇しました。
NYダウは小幅高で始まり前日終値レベルで揉み合いになりました。
米建設支出(3月)は予想より弱い+0.1%、
米ISM製造業景況指数(4月)は予想より強い54.8になりました。
構成項目の新規受注や生産や雇用指数が強い結果になりました。
ドル買い動意になりました。
ドル円が急反発してドルスレートが急反落しました。
加ドルは上昇する展開になりました。
NYダウが反発上昇しました。
米10年債利回りが1.95%あたりに上昇しました。
原油先物が上昇しました。
ドル円が80円台を回復しました。
米ISMの製造業担当責任者が、
「製造業は安定的に強さが続いている。
受注も堅調で継続的な上昇も期待できる。輸出の上昇はやや驚き。
雇用は増加は継続するとは思われるが増加幅は小さい可能性。」
などの見解を発表しました。
アトランタ連銀総裁が、CNBCテレビで、
「現時点で新たな措置に踏み切ることにやや消極的。」
との発言をしました。
シカゴ連銀総裁が、CNBCテレビで、
「追加緩和を望んでいる。」との発言をしました。
サンフランシスコ連銀総裁が、
「米経済の成長は緩やか。住宅市場は依然として非常に脆弱。
製造業は堅調。米経済は二つの軌跡を持っている。
建設と政府支出の拡大は緩慢。
モメンタムが上昇するのは時間がかかる。」
などの見解を示しました。
英FTSEが70ポント超上昇して大引けになりました。
深夜12時半過ぎにNYダウが120ドル超の上昇になりました。
リッチモンド連銀総裁が、
「FOMCでの2014年終盤まで超低金利維持の表現は誓約ではない。
2013年半ばには利上げに転じる公算。
労働市場の回復で今年は3%成長を見込む。
消費者信頼感が雇用市場を牽引する。」
などの見解を示しました。
加BOC総裁が、
「商品市場については超長期的な循環にある。
価格上昇が一時的と考えるのは間違い。
緩やかに刺激策を解除して行くことが妥当になる可能性。」
との見解を示しました。
ロイター通信が、
「4月22日の仏大統領選第1回投票で3位につけた
極右・国民戦線のルペン党首は6日に実施される決選投票で
白紙票を投じる意向を明らかにした。
サルコジ大統領にとってはさらなる打撃となる。
ルペン氏は支持者に対し同じ行動を取るよう要請はしなかった。」
との報道をしました。
NY時間後半はドル買い傾向での揉み合いになりました。
NYダウは同日高値圏で小幅な揉み合いになりました。
フィラデルフィア連銀総裁が、
「緩和策は依然必要だが2014年終盤よりかなり前に
緩和規模縮小が必要になる可能性。中長期インフレリスクに警戒。
失業率については年末までに7.8%へ徐々に低下する見通し。」
などの見解を示しました。
NY時間終盤にかけてドル売り動意が優勢になりました。
ドル円が反落してユーロドルなどが反発しました。
ドルカナダが反発しました。
NYダウが終盤にかけて上昇幅を縮小しました。
米10年債利回りは1.944%になりました。
NY原油(WTI)は106ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+65.69ドルでこの日の取引を終えました。

<5月2日(水)>

米石油協会APIが発表した週間石油在庫統計では、
「原油在庫が+203万バレル、ガソリン在庫が−389万バレル。」
などの結果になりました。
豪財務相が、
「今回の利下げは中小企業が待ち望んでいた。
豪RBAの声明は金融機関への応援ではない。金融機関は健全。」
などの発言をしました。
オセアニア時間ではドル円が反発をみせました。
ドルストレートは小幅な揉み合いになりました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
東京時間序盤はドル買い優勢の展開になりました。
ユーロドルや豪ドル米ドルが一時反落しました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
ポンドは小幅な揉み合いが続きました。
その後、日経平均が前日比マイナス圏へ一時反落しました。
仲値を過ぎた頃からドル円に反落の動きがみられました。
アジアの株式市場は上昇して始まりました。
その後、ドルストレートが反発する展開になりました。
中国HSBC製造業PMI確報(4月)は速報値より強い49.3になりました。
豪ドル買い反応がややみられましたが限定的でした。
格付け会社ムーディーズが、
「日銀はインフレ目標を達成しない可能性。
日本の消費税引き上げ計画の行方を注視している。
引き上げなければ債券市場に転機をもたらす可能性がある。」
などの見解を示しました。
午後1時過ぎから円が売られドル円が反発上昇しました。
クロス円が堅調に推移しました。
東京時間後半は日経平均が再び反発上昇しました。
アジアの株式市場は堅調に推移しました。
スイス金融大手UBSの1-3月期決算では
純利益が予想より強い827億スイスフランになりました。
日経平均は前日比+29.30円で大引けになりました。
東京時間終盤にかけてドルストレートが軟調になりました。
NYダウが緩やかに上昇しました。
ドル円が80円台半ば過ぎへ上昇しました。
休み明けの欧州の株式市場は上昇して始まりました。
前日に取引があった英FTSEは前日終値レベルで揉み合いました。
ロンドン序盤はドルストレートがやや反発して揉み合いました。
ドル円がやや反落する展開になりました。
スイス製造業PMI(4月)は予想より弱い46.9になりました。
指標発表直後にややフラン売りがみられましたが限定的でした。
スイスの実質小売売上高(3月)の発表は4日に延期されました。 
伊製造業PMI(4月)は市場予想よりかなり弱い43.8になりました。
仏製造業PMI(4月)は市場予想より弱い46.9になりました。
午後4時半過ぎにユーロドルが1.32台を割り込み急落しました。
他のドルストレートに連れ安の動きがみられました。
ドル円が80円台前半に反落しました。
ユーロ円が106円台を割り込みました。
他のクロス円も反落する展開になりました。
独失業率(4月)は予想より弱い4.8%、
独製造業PMI確報(4月)は予想より弱い46.2になりました。
ユーロが一段安になりました。
欧製造業PMI確報(4月)は予想より弱い45.9になりました。
ダウ先物や欧州の株式市場や原油先物が反落しました。
英FTSEは前日比マイナス圏に下落しました。
英建設業PMI(4月)は予想より強い55.8、
英消費者信用残高(3月)は予想より強い+4億ポンド、
英住宅ローン承認件数(3月)は予想より強い4.99万件でした。
ポンド買い反応がみられました。
ポンドドルが反発しました。
欧失業率(3月)は予想とおりの10.9%になりました。
ユーロの軟調傾向が続きました。
午後6時過ぎからポンドドルやユーロドルなどが再下落しました。
ドル円がやや反発した後に反落して揉み合いました。
格付け会社のS&Pが、
「ギリシャの格付けを選択的デフォルトからCCCに引き上げる。
見通しは安定的。」との発表をしました。
ユーロが一時反発をみせました。
ポルトガル短期債の入札では、総額15億ユーロ発行されて
「12ヶ月物短期証券では、発行額10億ユーロ。
平均利回りが前回より高い3.908%、
応札倍率が前回より高い2.7倍。」などになりました。
ユーロが軟調傾向で推移しました。
独債利回りは2年物から30年物全てで過去最低水準を記録しました。
ダウ先物や原油先物が軟調傾向で推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46585%になりました。
FRBのタルーロ理事が、
「住宅市場には緩やかな改善に兆しあるが低迷状態。
健全な市場回復とその維持には健全な住宅金融が必要。」
との見解を示しました。
米ADP雇用統計(4月)は予想より弱い+11.9万人になりました。
ドル円やクロス円が下落しました。
独株式市場や仏株式市場が前週末比マイナス圏に反落しました。
NYダウは下落して始まり軟調に推移しました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
午後10時45分頃からドルストレートが反発をみせました。
米製造業受注指数(3月)は予想よりは強い−1.5%になりました。
市場反応は限定的でした。
米10年債利回りは1.91%あたりに低下しました。
EIA週間石油在庫統計は原油在庫が284バレルの増加になりました。
原油先物の軟調が続きました。
英BOEのフィッシャー委員が、英地方紙で、
「量的緩和に相当するBOEによる国債買い入れの拡大が
いまだ選択肢に上っている。」との見解を示しました。
ロンドンフィックスが近づく頃からドル円がやや反発しました。
クロス円が反発上昇しました。
NYダウが下げ幅を縮小していきました。
米10年債利回りが一時1.94%に迫る場面がありました。
原油先物がやや反発をみせました。
豪ドル米ドルが緩やかに反発しました。
ユーロドルが午後2時過ぎにやや反落して揉み合いになりました。
リッチモンド連銀総裁が、
「経済状況の劇的な悪化なしに追加刺激の正当化は困難。」
との認識を示しました。
NY時間後半はドル円が小幅な揉み合いになりました。
英BOE総裁が、
「インフレは依然として高過ぎる。
英経済はまだ健全な状況を回復していない。
金融緩和にもかかわらず予想以上に回復は鈍い。」
などの認識を示しました。
市場反応は限定的でした。
米10年債利回りは1.928%になりました。
NY原油(WTI)は105ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−10.75ドルでこの日の取引を終えました。

<5月3日(木)>

NZ第1四半期失業率は予想よりかなり弱い6.7%、
NZ第1四半期就業者数は予想より強い+0.4%になりました。
NZドル売り反応が見られました。
オセアニア時間は主要通貨ペアがやや軟調な揉み合いになりました。
豪AIGサービス業指数(4月)は前月より弱い39.6になりました。
豪ドルが軟調傾向で推移しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
東京市場は祝日で休みでした。
東京時間序盤は主要通貨ペアが小幅揉み合いになりました。
中国非製造業PMI(4月)は前回値より弱い56.1になりました。
豪ドルやNZドルなど資源国通貨に売り反応がみられました。
ドルストレートがやや軟調推移になりました。
ドル円は小幅な揉み合いがしばらく続きました。
ダウ先物がやや反落しました。
アジアの株式市場は小幅安で始まり軟調傾向で揉み合いました。
主要通貨ペアがしばらく小幅な揉み合いで推移しました。
原油先物は軟調傾向で推移しました。
東京時間後半はドル円やクロス円が反発上昇する展開になりました。
ダウ先物が反発する展開になりました。
午後2時頃にポンドドルが一時反発をみせました。
中国上海株式市場やシンガポール株式市場が反発をみせました。
英ネーションワイド住宅価格(4月)は予想より弱い−0.2%でした。
ポンド売り反応がみられました。
その後、ダウ先物がやや反落して揉み合う展開になりました。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
欧州の株式市場は上昇して始まり堅調傾向で推移しました。
ユーロドルが一時反発する場面がありました。
英BOE総裁が、
「最近の経済指標はまちまちだが回復の兆しが見られる。
2012年は緩やかだが着実に回復する見込み。
危機以前のミスは充分な政策手段を持たなかったことにある。
銀行システムのリスクの脆弱性を理解するのが遅すぎた。」
などの見解を示しました。
ロンドン時間序盤はドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドル円は堅調傾向で推移しました。
ドルストレートが再び軟調傾向の揉み合い推移になりました。
英サービス業PMI(4月)は予想より弱い53.3になりました。
指標発表直後にポンド売り反応がみられましたが限定的でした。
ポンドドルが当日安値圏で揉み合いになりました。
スペイン債の入札では、
「目標上限25億ユーロに対して総額25.2億ユーロ発行。
3年債(クーポン4.0%)では9.79億ユーロが発行されて、
平均利回りが前回より高い4.037%、
応札倍率が前回より高い2.88倍。」
などの結果になりました。
ユーロ売り反応がみられました。
欧生産者物価指数(3月)は市場予想より弱い+3.3%になりました。
ユーロドルが軟調に推移しました。
仏国債の入札では、
「総額74.31億ユーロ発行。
10年債(クーポン3.00%)では33.23億ユーロ発行されて、
平均利回りが前回よりやや低い2.96%、応札倍率が1.98倍。」
などの結果になりました。
ユーロドルの下落が一服になり揉み合い推移になりました。
ダウ先物は再び反発をみせて堅調傾向で推移しました。
格付け会社のS&Pが、
「日本の格付けは公的債務が増加し続け改革が進まなければ
引き下げもありえる。」との見解を発表しました。
円売りが一時強まりドル円が80.40円あたりまで上昇しました。
午後7時半頃からドル円にやや反落の動きがみられました。
クロス円がやや反落して揉み合う展開になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46585%でした。
NY時間が近づく頃からドル円が再び反発して揉み合いました。
ドルストレートは軟調傾向の揉み合いが続きました。
欧ECB政策金利は市場予想とおり1.00%に据え置きになりました。
市場反応は限定的でした。
NY時間序盤はダウ先物に反落の動きがみられました。
米第1四半期非農業部門労働生産性速報は予想より強いは−0.5%、
米第1四半期単位労働コスト速報は予想より弱い+2.0%、
米新規失業保険申請件数は予想より強い36.5万件になりました。
ドル買い反応がみられました。
ドル円が上昇してドルストレートが下落しました。
ユーロドルが一時1.31台を割り込みました。
ダウ先物や原油先物が反発上昇しました。
ドラギECB総裁の記者会見では、
「経済見通しに下向きのリスクがある。
インフレ率は2012年に2%を上回る水準に留まる見通し。
最近のデータは不透明感の広がりを裏付けている。
2012年は緩やかな回復が予想される。
経済見通しの下振れリスクは債務危機や実態経済への波及に関連。
エネルギー価格の上昇が及ぼす影響の兆候を注視。
インフレリスクは概ね均衡している。
原油や税からの短期的なインフレ上振れリスクが存在。
予想より弱い経済情勢によるインフレ下振れリスクが存在。
異例の措置はまだ100%の影響をもたらしていない。
会合では利下げを協議しなかった。
物価動向は引き続き物価安定に合致すると予想。
ECBの政策は緩和的。数ヶ国はさらに野心的になる必要がある。
ユーロ圏内の格差是正の役割は各国政府にある。
インフレ率は2013年に2%を下回る水準に低下する見通し。
LTROは信用逼迫を回避するのに役立った。
スペインは多大な努力をした。いかなる出口戦略も時期尚早。」
などが示されました。
追加緩和や追加利下げの示唆はありませんでした。
ユーロドルやユーロ円が反発しました。
ポンドドルが上下動の揉み合いになりました。
仏と独の株式市場に反落の動きがみれました。
ダウ先物や原油先物に反落の動きがみられました。
NYダウは小幅安で始まり前日終値レベルで揉み合いになりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが軟調傾向で推移しました。
米10年債利回りは1.95%あたりに上昇しました。
米ISM非製造業総合景況指数(4月)は予想より弱い53.5でした。
構成項目の新規受注が53.5、雇用が54.2と弱い結果になりました。
ドル円やクロス円が反落する展開になりました。
ポンドドルが反発をみせました。
NYダウや原油先物が下落しました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ下落しました。
米10年債利回りが1.92%あたりに低下しました。
ISMの非製造業の責任者のニ−ブス氏が、
「指標は依然として力強さを維持していて成長は健全。
エネルギー価格の上昇が企業のコストカットを誘発する可能性。
インフレ圧力が懸念される。」などの見解を示しました。
NYダウが一時反発をみせた後に前日比マイナス圏で揉み合いました。
IMFのチーフエコノミストが、
「日米の債務状況は欧州と同等かそれ以上に悪い。」
との認識を示しました。
格付け会社のフィッチが、
「欧州のソブリン問題は拡大を続けている。追加の対策が必要。
危機を回避できないリスクはまだ小さいがそれは高まっている。
もしもギリシャが離脱すればユーロ圏全ての国のソブリン債は
ウォッチ・ネガティブになる可能性。」
などの見解を発表しました。
原油先物が103ドル台を割り込みました。
ユーロドルに続きポンドドルに反落の動きがみられました。
豪ドル米ドルが軟調に推移しました。
ドル円は揉み合いになりました。
アトランタ連銀総裁が、パネルディスカッションで、
「追加緩和の実施については雇用や経済情勢だけではなく、
インフレにも注意を払うべきで均衡を取る必要がある。」
との見解を示しました。
サンフランシスコ連銀総裁が、パネルディスカッションで、
「経済情勢はFRBの二大政策目標のインフレ抑制と雇用の最大化に
程遠い状態にあるために長期間の緩和状態維持が欠かせない。」
との見解を示しました。
NY時間後半はNYダウが下げ幅を拡大していきました。
ドル円が下落する展開になりました。
ドルストレートは小幅揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.922%になりました。
NY原油(WTI)は102ドル台半ばで引けました。
NYダウは前日比−61.98ドルでこの日の取引を終えました。

<5月4日(金)>

米フェイスブックが会見で、
「3億3740万株を公募する。IPO価格は28ドル〜35ドル。
規模は最大748億ドル。」などの発表をしました。
オセアニア時間はドル円が一時反発をみせました。
ドルストレートは小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物や原油先物が小幅な揉み合いで推移しました。
午前8時過ぎにドル円が再び下落する展開になりました。
東京市場は休みでした。
東京時間序盤はドル円やクロス円が軟調に推移しました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
午後10時半頃にドルストレートが反発をみせました。
ダウ先物がやや反発して揉み合いになりました。
ドル円が当日安値圏で小幅な揉み合いになりました。
アジアの株式市場はまちまちに始まりました。
韓国株式市場や香港株式市場は前日マイナス圏で推移しました。
中国上海株式市場は前日終値を挟んで揉み合いになりました。
豪RBA四半期金融政策報告では、
「2012年の平均成長率予想を3%に引き下げる。
2012年の消費者物価上昇率は2.5%に低下の見込み。
雇用情勢はこれまでのところ引き続き軟調。
製造業や接客や小売りセクターなどでの雇用減少が
鉱業と一部サービス業での大幅な雇用増加を打ち消している。
住宅建設業の回復は短期的には可能性が低い。」
などが示されました。
豪ドルが上下動しましたが反応は限定的でした。
中国HSBCサービス業PMI(4月)は前月より強い54.1になりました。
市場反応は限定的でした。
豪財務相が、
「RBAの金融政策に関する四半期報告は
それでもなお豪経済のファンダメンタルズが強いことを示すもの。
豪ドル高はいくつかのセクターの重石になる。
インフレは抑制されている。成長はトレンド付近にある。」
などの見解が示されました。
東京時間後半はドルストレートがやや軟調な揉み合いになりました。
午後1時半頃からユーロドルなどがやや反落しました。
ドル円はやや反発をみせた後に揉み合いになりました。
中国上海株式市場は小幅高で推移しました。
ダウ先物は小幅な上下動の揉み合いが続きました。
仏銀BNPパリバの1-3月期決算では純利益が
予想より強い28.7億ユーロになりました。
英RBSの1-3月期決算では営業利益が
予想より強い11.8億ポンドになりました。
ドルストレートが一時やや反発をみせました。
英ハリファックス住宅価格(4月)は予想より弱い−2.4%でした。
欧州の株式市場は下落して始まり軟調に推移しました。
ダウ先物が反落する展開になりました。
原油先物が軟調に推移しました。
ユーロドルなどドルストレートが下落しました。
ドル円も反落してクロス円が軟調に推移しました。
スイス実質小売売上高(3月)は予想より強い+4.2%でした。
対ユーロでフラン買い反応がみられました。
独サービス業PMI確報(4月)は予想より弱い52.2になりました。
欧サービス業PMI確報(4月)は予想より弱い46.9になりました。
ユーロ売り反応がみられました。
豪ドルやNZドルや加ドルなど資源国通貨が軟調に推移しました。
欧小売売上高(3月)は予想より強い+0.3%になりました。
ユーロが一時反発をみせました。
原油先物が101ドル台前半に下落しました。
午後6時頃からダウ先物や欧州株式市場が反発をみせました。
ドル円が反発する展開になりました。
ポンドや豪ドルが一時やや反発をみせました。
ユーロドルは軟調傾向で推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46585%でした。
その後にポンドドルが反落して揉み合う展開になりました。
NY時間が近づく頃からダウ先物が再び反落しました。
欧州の株式市場にもやや反落の動きがみられました。
ドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートが軟調傾向で推移してドル円が堅調に推移しました。
原油先物が一時101ドル台を割り込みました。
米雇用統計発表直前にドル円が下落する動きがみられました。
米非農業部門雇用者数変化(4月)は予想より弱い+11.5万人、
米失業率(4月)は予想より強い8.1%、
米民間部門雇用者数(4月)は予想より弱い+8.1万件になりました。
ドル円が急落の後に戻して激しい上下動になりました。
ドルストレートも激しい上下動の展開になりました。
豪ドルなど資源国通貨は軟調に推移しました。
ユーロドルやポンドドルが徐々に反発しました。
その後、ドル円が徐々に下落する展開になりました。
独30年差利回りが過去最低の2.332%に低下しました。
ダウ先物は上下動の後に下落する展開になりました。
欧州の株式市場が反落して軟調推移になりました。
NYダウは下落して始まり軟調に推移しました。
ドル売りが優勢の相場展開になりました。
ドル円が80円台を割り込み下落しました。
ユーロドルが一時1.3180に迫るあたりまで上昇しました。
加Ivey購買部協会指数(4月)は予想よりかなり弱い52.7でした。
加ドルが一段下落しました。
その後、ユーロドルやポンドドルが反落しました。
ユーロ円が105円台を割り込み下落しました。
米10年債利回りが一時1.88%あたりに低下しました。
原油先物が一時98ドル台を割り込む場面がありました。
資源国通貨は軟調に推移しました。
独の財務相が、
「今週末の仏とギリシャの選挙結果によって
独が姿勢を変更することはない。
次のギリシャ政府は了承した確約を尊重しなければならない。」
などの発言をしました。
ユーロドルが1.31台を割り込み下落しました。
NYダウが前日比で一時170ドル超の下落になりました。
シカゴ連銀総裁が、
「景気回復は我々が考えていたより緩やかに進行している。」
との認識を示しました。
サンフランシスコ連銀総裁が、
「失業率は高い水準にあり緩和的政策の維持が重要。
引き締めには程遠い状況。
GDP見通しは2012年が2.5%、2013年が2.75%。
失業率は2012年に8.0%、2013年には若干改善の見込み。
インフレは年内に2%に接近する可能性。
エネルギー価格上昇は最悪の時期を通過した。」
などの見解を示しました。
NY時間後半は主要通貨ペアの下落が一服になりましたが、
揉み合いながらも軟調傾向の推移が続きました。
独の財務相が、
「仏大統領選にオランド氏が勝利した場合は協議の用意がある。
しかし規律を変更することはない。」との発言をしました。
仏世論研究所IFOPの最新の世論調査では、
「オランド候補はサルコジ大統領を52%対48%でリードを維持。」
との結果になったと報道されました。
米10年債利回りは1.88%あたりになりました。
NY原油(WTI)は98ドル台半ばで週の取引を終えました。
NYダウは前日比−168.32ドルの13038.27ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<5月7日(月)>

※ロンドン市場が休みです。

朝8時50分に日銀金融政策決定会合議事録要旨、
午前10時半に豪小売売上高(3月)、豪第1四半期小売売上高、
同午前10時半に豪住宅建設許可件数(3月)、
午後2時45分にスイス失業率(4月)、
午後4時15分にスイス消費者物価指数(4月)、
午後7時に独製造業受注(3月)、
夜9時半に加住宅建設許可件数(3月)、
深夜4時に米消費者信用残高(3月)、
などが予定されています。
豪の指標には注目です。

<5月8日(火)>

朝8時01分に英RICS住宅価格(4月)、
午前10時半に豪貿易収支(3月)、
午後2時45分にスイスSECO消費者信頼感指数(4月)、
午後7時に独鉱工業生産(3月)、
夜9時15分に加住宅着工件数(4月)、
夜9時半からドラギECB総裁の講演、
深夜2時に米3年債の入札、
などが予定されています。
豪・独の指標には注目です。

<5月9日(水)>

朝6時にRBNZ金融安定報告書、
午後2時に日景気一致CI指数速報(3月)、日景気先行CI指数速報、
午後3時に独貿易収支(3月)、独経常収支(3月)、
午後3時45分に仏貿易収支(3月)、
夜11時に米卸売在庫(3月)、
深夜2時に米10年債の入札、
などが予定されています。

<5月10日(木)>

朝8時50分に日国際貿易収支(3月)、日国際経常収支(3月)、
午前10時半に豪新規雇用者数(4月)、豪失業率(4月)、
(時間未定)に中国貿易収支(4月)
午後2時に日景気ウォッチャー調査(4月 現状判断DI・先行判断DI)、
午後5時に欧ECB月例報告、
午後5時半に英鉱工業生産(3月)、英製造業生産高(3月)、
午後8時に英BOE政策金利発表、英BOE資産買入規模発表、
夜9時半に米貿易収支(3月)、米輸入物価指数(4月)、
同夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加国際商品貿易(3月)、加新築住宅価格指数(3月)、
夜10時半からバーナンキFRB議長の講演、
深夜2時に米30年債の入札、
深夜3時に米月次財政収支(4月)、
などが予定されています。
(日)・豪・(中国)・英・米の指標には注目です。

<5月11日(金)>

午前10時半に中国消費者物価指数(4月)、中国生産者物価指数(4月)
同午前10時半に中国鉱工業生産(4月)、中国小売売上高(4月)、
午後3時に独消費者物価指数確報(4月)、
午後5時半に英生産者物価指数コア(4月)、
夜9時半に米生産者物価指数(4月)、米生産者物価指数コア(4月)、
同夜9時半に加雇用ネット変化(4月)、加失業率(4月)、
夜10時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(5月)、
などが予定されています。
中国・米・加の指標には注目です。


<先週のドル・円・ユーロの総括と今週の注目点>

米ドルについては、先週、ドルインデックスは週初の78.70あたり
から反発して週末に79.50あたりまで上昇する展開になりました。
米ドルは対円では週間で下落となりましたが、ドルインデックスで
は米ドル高の1週間になりました。
また、LIBORドル3ヶ月物金利は前週と同じ0.46585%と安定的な
推移になりました。一方、先週のNYダウは週間で190ドルほど下落
する展開になりました。

先週の米主要経済指標では、4月30日米PCEコア・デフレータ(3月)
が予想より強い+2.0%、米シカゴ購買部協会景気指数(4月)が予想
より弱い56.2。5月1日の米ISM製造業景況指数(4月)が予想より強
い54.8。2日の米ADP雇用統計(4月)が予想より弱い+11.9万人。
3日の米新規失業保険申請件数が予想より強い36.5万件、
米ISM非製造業総合景況指数(4月)が予想より弱い53.5、
そして、4日の米雇用統計ではNFP(4月)が予想より弱い+11.5万人、
米失業率(4月)が予想より強い8.1%、米民間部門雇用者数(4月)が
予想より弱い+13.0万人になるなど強弱混在の結果となりましたが、
注目の米雇用統計はネガティブ・サプライズになりました。
リスク回避の動意で主要通貨ペアが下落する展開になりました。

米雇用統計では、NFP(非農業部門雇用者数変化)が前月に続き2ヶ月
連続で20万人の大台を割り込むことになりました。また、失業率は
8.1%に改善とはなりましたが、労働参加率(4月)が63.6%と約30年
ぶりの低水準になっていることから、失業率計算の分母となる労働
人口が低下していることによる影響が指摘されています。失業率の
低下の背景には就職をあきらめた人達の増加もあるようで良い数字
とは言えないようです。また、全米の総失業者数は約1250万人で、
このうち失業期間が6ヶ月を超える人の割合は41.3%にもなるそう
でバーナンキFRB議長の雇用懸念を裏付けているようでもあります。

先週の米要人発言では、週末4日の米雇用統計のイベント後のものが
注目されますが、シカゴ連銀総裁が「景気回復は我々が考えていたよ
り緩やかに進行している。」として経済成長が緩慢であるとの認識を
示し、サンフランシスコ連銀総裁が「失業率は高い水準にあり緩和的
政策の維持が重要。引き締めには程遠い状況。GDP見通しは2012年が
2.5%、2013年が2.75%。失業率は2012年に8.0%、2013年には若干の
改善の見込み。インフレは年内に2%に接近する可能性。」とハト派
の見解を示しました。

米雇用統計ではNFPが前月に続き2ヶ月連続で20万人の大台を割り込む
ことになったことで、今週からの米要人達の見解のスタンスの変化が
注目されますが、ハト派の見解が優勢となる場合は、追加緩和期待が
強まる可能性がありそうです。10日(木)のバーナンキFRB議長の講演
での発言が注目されます。

今週の米主要経済指標の発表は少なめですが、10日米貿易収支(3月)と
米新規失業保険申請件数、11日の米生産者物価指数(4月)に米生産者
物価指数コア(4月)と米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(5月)など
が注目されます。

円については、先週は4月27日の日銀金融政策発表明けの週ながら、
日本がゴールデン・ウィーク期間であったことで、日本の経済指標
の発表および日要人発言は多くはありませんでしたが、1日に中尾
財務官が「先週以来の円高の進行を懸念している。適宜適切に対応
できるよう緊張感もって市場を監視する。」と円高への懸念と対応
の姿勢があることを示し、また、2日に格付け会社ムーディーズが
「日銀はインフレ目標を達成しない可能性。日本の消費税引き上げ
計画の行方を注視している。引き上げなければ債券市場に転機をも
たらす可能性がある。」などの見解を示し、3日には格付け会社の
S&Pが「日本の格付けは公的債務が増加し続け改革が進まなければ
引き下げもありえる。」との見解などが発表されました。

先週のドル円相場は、前週4月27日の日銀金融政策発表後の下落の
流れを継いで、週初4月30日は東京市場が休みの中で軟調傾向で推
移して、NY時間に米シカゴ購買部協会景気指数が市場予想より弱く、
米10年債利回りの低下やNYダウの軟調を背景にドル円は80円台を割
り込みロンドンフィックスにかけて79円台後半へと下落しました。
その後、5月1日のNY時間序盤にかけて79円台後半での上下動の揉
み合いを経て、米ISM製造業景況指数が予想より強い54.8となったこ
とで80円台前半まで急伸する相場展開になりました。その後、80円
台前半での上下動の揉み合いとなりましたが、2日の東京時間に格
付け会社ムーディーズが「日銀はインフレ目標を達成しない可能性。
日本の消費税引き上げ計画の行方を注視している。引き上げなけれ
ば債券市場に転機をもたらす可能性がある。」との見解を発表した
ことを契機に円売り動意になって、東京時間終盤にかけて一時80円
台の半ばを過ぎるあたりまで上昇する展開になりました。その後、
ロンドン時間にユーロ円の下落に連れてドル円も下落して、NY時間
序盤にかけて80円台前半まで下落する相場展開になりました。
その後、3日の東京市場が休みの中で小幅な揉み合いを経て、格付
け会社のS&Pの「日本の格付けは公的債務が増加し続け改革が進ま
なければ引き下げもありえる。」との発表を円売りの材料に、NY時
間前半にかけて80円台半ばあたりまで反発上昇しましたが、その後、
米ISM非製造業総合景況指数が予想より弱い53.5になり、米10年債
利回りが1.92%あたりに低下したことを背景にドル円は軟調に転じ
て、4日のオセアニア時間にかけて80円台前半へと反落しました。
その後、4日の東京市場が休みの中で小幅な揉み合いを経て、ロン
ドン時間にやや反発をみせた後に米雇用統計を迎えました。
米雇用統計ではネガティブ・サプライズとなって、激しい上下動の
動きを経た後にロンドンフィックスにかけて80円台を割り込み下落
する展開になりました。その後、NY時間後半に軟調傾向の小幅な揉
み合いとなって79.84円でドル円は週の取引を終えました。

今週のドル円相場では、2ヶ月連続で20万人の大台を割り込むこと
になった米雇用統計に対する週明け各市場での動向、そして、連休
を終えたことによる週明けの本邦実需筋の動向などがまずは注目さ
れますが、日経済指標では10日の日国際貿易収支(3月)と日国際経常
収支(3月)が一応の注目材料になりそうです。
反発上昇となった場合は、まずは80.00円の大台の節目「000」ポイ
ントを巡る売り買いの攻防が注目されますが、ここを超えた場合は、
4日高値の80.39円から3日高値の80.55および2日高値の80.61円の
「80.39-80.61」ゾーン。ここを上抜けた場合は、81.00アンダーから
81.00の「00ポイント」などがレジスタンスとして注目されます。
また、下落となった場合は、79.50アラウンド、および2月1日から
3月15日の上昇波動のフィボナッチ61.8%戻し水準になる79.15-25
アラウンドがサポートとして注目されます。ここを下抜けた場合は
下落が強まる可能性がありそうです。

ユーロについては、先週のユーロドル相場では、週初4月30日はオセ
アニア時間から東京時間にかけて1.32台前半から1.32台半ば過ぎでの
上下動となった後に、ロンドン時間序盤でのS&Pによる「スペイン11
銀行の長短期格付けを引き下げる。スペインの6銀行のクレジットウ
ォッチをネガティブにする。」との発表や、スペイン第1四半期GDP
が予想より強い前期比−0.3%となったことや、スペインのバイス紙
が「EUはインフラ、環境技術、ハイテク分野などに2000億ユーロを投
資する成長プランを検討している。6月EU首脳会議で発表予定。財源
としては欧州投資銀行の資本再編やユーロ共同債発行、投資特別目的
会社の設立や欧州インフラ庁の設置などが提案される見込み。」との
観測報道など好悪材料に揺れながら、ロンドン時間前半に1.32に迫る
あたりまで反落して軟調に推移しましたが、NY時間から反発に転じて
翌5月1日のNY時間序盤にかけて株式市場の動向に上下動しながらも
1.32台後半まで上昇しました。その後、米ISM製造業景況指数が予想
より強い54.8になったことを契機としたドル買い動意にユーロドルは
再び1.32に迫るあたりまで急落する展開になりました。その後、NY時
間後半から翌2日の東京時間にかけて1.32台前半で上下動の揉み合い
になりましたが、その後、伊製造業PMIが予想よりかなり弱い43.8に
なったことに加え、仏製造業PMIおよび独失業率や独製造業PMI確報や
欧製造業PMI確報などが軒並み弱い結果となったことでユーロドルが
一段急落する展開になりました。独債利回りが2年物から30年物全て
で過去最低水準を記録しました。その後、格付け会社のS&Pが「ギリ
シャの格付けを選択的デフォルトからCCCに引き上げる。」との発表
をしたことで下落が一服になりましたが、その後も軟調に推移して、
NY時間序盤にかけて1.31台前半まで下落しました。その後、1.31台
半ば過ぎまで反発しましたが、NY時間後半から翌3日ロンドン時間
にかけて軟調に推移しました。欧ECB政策金利は予想とおり1.00%に
据え置きになりました。

3日のドラギECB総裁の会見では「経済見通しに下向きのリスクがあ
る。インフレ率は2012年に2%を上回る水準に留まる見通し。最近
のデータは不透明感の広がりを裏付けている。12年は緩やかな回復
が予想される。経済見通しの下振れリスクは債務危機や実態経済へ
の波及に関連。エネルギー価格の上昇が及ぼす影響の兆候を注視。
インフレリスクは概ね均衡している。原油や税からの短期的なイン
フレ上振れリスクが存在。予想より弱い経済情勢によるインフレ下
振れリスクが存在。異例の措置はまだ100%の影響をもたらしてい
ない。会合では利下げを協議しなかった。物価動向は引き続き物価
安定に合致すると予想。ECBの政策は緩和的。数ヶ国はさらに野心的
になる必要がある。ユーロ圏内の格差是正の役割は各国政府にある。
インフレ率は2013年に2%を下回る水準に低下する見通し。LTROは
信用逼迫を回避するのに役立った。スペインは多大な努力をした。
いかなる出口戦略も時期尚早。」などが示されました。
記者会見の開始直後にユーロドルは一時1.31台を割り込みましたが、
追加緩和や追加利下げの示唆がなかったことがその契機となったか、
反発に転じて1.31台後半まで上昇する展開になりました。

その後、株式市場の動向や米ISM非製造業総合景況指数が弱かったこ
となどで揺れながら、格付け会社のフィッチの「欧州のソブリン問題
は拡大を続けている。追加の対策が必要。危機を回避できないリスク
はまだ小さいがそれは高まっている。もしもギリシャが離脱すればユ
ーロ圏全ての国のソブリン債はウォッチ・ネガティブになる可能性」
との発表があり、ユーロドルは1.31台半ばに反落しましたが、翌4日
の東京時間まで小幅な揉み合いになりました。その後、ロンドン時間
に独サービス業PMI確報や欧サービス業PMI確報が市場予想より弱かっ
たことや、ダウ先物が軟調に推移したことを背景に、1.31台前半まで
下落した後に、米雇用統計の発表を迎えることになりました。
米雇用統計ではネガティブ・サプライズとなって、指標発表後はドル
売り動意にユーロドルは一時1.31台半後半まで上昇しましたが、NYダ
ウや欧州の株式市場の下落が強まったことを背景に、リスク回避の動
意がしだいに優勢になって、1.31台を割り込み下落する展開になりま
した。NY時間後半は小幅な揉み合いとなって、ユーロドルは1.3083で
週の取引を終えました。

今週のユーロでは、7日の独製造業受注(3月)、8日の独鉱工業生産
9日の独貿易収支(3月)、11日の独消費者物価指数確報(4月)、などの
経済指標が一応は注目されますが、注目度はそれほど高くはないよう
です。11日の中国経済指標(CPI、PPI、小売売上高、鉱工業生産など)
の発表は注目されます。また、8日のドラギECB総裁の講演も注目さ
れます。そしてユーロドルでは対ドル通貨ペアとして10日の米新規
失業保険申請件数が注目されます。

そして、この原稿を書いている時点ではその結果は判りませんが、
先週末4日時点では仏世論研究所IFOPの最新の世論調査で「オラン
ド候補はサルコジ大統領を52%対48%でリードを維持。」とのこと
で、仏大統領選とギリシャ総選挙の結果によっては、ユーロドルは
週初の窓を空けて始まる可能性がありそうです。
また、先週は独・仏・伊などの製造業PMIが軒並み弱く、欧州の軽度
の景気後退が進んでいることが覗えて、今後の欧州の景気動向が注
目されます。そして米雇用統計でNFPが前月に続き2ヶ月連続で20万
人の大台を割り込むことになったことで、市場センチメントが弱く
なっていることからリスク回避の動向が注目されます。また、4月
27日に格付け会社のS&Pによる「スペイン格下げ発表」がありまし
たが、引き続き格付け発表リスクにも注意したいものです。

ユーロドル相場では、上昇となった場合では、まずは1.3100の「00」
ポイントおよび1.3120-1.3125のゾーンを巡る売り買いの攻防が注目
されます。ここを上抜けた場合は、1.3150から4日高値の1.3177の
アラウンド。さらに上昇した場合は、1.32の「00」ポイントや、
2日高値の1.3243から1.3250アラウンド。1日高値の1.3283から
1.33の「00」のポイントなどが注目されます。
また、下落となった場合は、4月上旬および4月18日の下値抵抗と
なった1.3060-50のポイントがまずは注目されますが、ここを下抜け
た場合は、2月16日と3月15日と4月16日に下値を支持した心理的
な節目でもある1.3000の「000」アラウンドの重要ポイントでの売り
買いの攻防が注目されます。1.3000では底堅くなると思われますが、
ここを下抜けた場合は下落が強まる可能性がありそうです。

そのほか今週は、NYダウの13000ドルの大台を巡る動向や、10日の
英BOE政策金利発表および資産買入規模発表、そして軟調となって
いる豪ドルですが、98ドル台半ばまで下落した原油先物の動向、
および7日の豪小売売上高(3月)や8日の豪貿易収支(3月)や10日の
豪雇用統計、11日の中国経済指標の発表なども注目されます。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その5 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」その第五話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^

「さて、先週の問いじゃが、どうじゃね…。
 『週足や月足でも(長期)トレンドが発生することがある』
 『価格の短期波動は有限である。』
 『有限である価格の短期波動において、
  時間経過とともに波動の終端に近くなる後期ほど
  一旦反転を食らうリスクか高まる。』
 これらの一見、矛盾するような事柄を止揚する方法については、
 お前さんはどのように思うかね。」

『ずいぶんと小難しい言い方でよくわかんないけどさぁ…。
 上位の時間軸にトレンドがある場合、
 その大きな相場の流れの方向を認識して戦略を立てるけれど、
 短期トレードではその(個々の)波動は有限なので、
 具体的執行では遅れ過ぎてはいけない…、てなことかよ。』

「ふむふむ。なるほど。それもありそうじゃのう…。
 トレンドは時間軸のそれぞれにあるといってもよいものじゃが、
 短期時間軸での波動はときにあまり長くは続かず、
 比較的短い波動で次の調整波“Correction”を迎えることがあり、
 動意が熟すのを待ち過ぎて短期波動の後期で執行してしまうと、
 高値つかみや安値つかみをしてしまうことがあるものじゃ。」

『……。』

「じゃが…、あまり焦り過ぎて執行してもこれはこれで
 動意不発となる場合などでダマシにあってしまうものじゃ…。
 まぁ、短期波動を捉えようとする短期トレードでは、
 ピンポイントとまでは必要ないにしても、
 野球のバッティングのように安打とするためには、
 ある程度の範囲でタイミングを捉えることが
 必要となるものじゃ。」

『ふん…。で、ジイさん、あんたさっき、
 それもありそうだ、なんてことを言ったけどさぁ。
 他にも何かあるのかよ。』

「ふむ。大切なことがあるぞよ…。
 さて、お前さんにちょっと質問するがのう。
 ほんとうにしっかりした動意となる場合、
 つまり、不発でダマシの動意ではない場合のことじゃが…、
 調整波“Correction”の後はどうなるじゃろう。
 たとえばその動意が下降とするならば、どうじゃね。」

『つまり、本物の下落になる場合ってことかよ…。
 ならば決まってんじゃないか。
 調整で戻した後に再び下降していくことになるだろうさ。』

「そのとおりじゃ…。当たり前のことじゃが、
 ダマシではない本物の下降動意となる場合には、
 調整波での戻しの後に再下降していくのじゃ…。」

『……。』

「つまり、調整波のその後の動きを観れば、
 本物の下落となるのかどうか、より判別が確かになる、
 ということじゃ。」

『……!』

「初期波動を捉えようとするトレードは
 それはそれでもちろんあり得るものじゃがのう…、
 ある著名なフィボナッチ秘数の使い手のトレーダーは、
 あえて初期波動でのトレードを見送り、
 “Correction”となる調整の第2波動を待ち、
 ダマシの有無を確認した後に、
 そして、最も長い波動となることの多い第3波動を狙って
 トレードをする、そのような人もいるくらいじゃ…。」

『……。』

「『長期トレンドが発生することがある』
 『価格の短期波動は有限である。』
 『有限である価格の短期波動において、
  時間経過とともに波動の終端に近くなる後期ほど
  一旦反転を食らうリスクか高まる。』
 これらの一見、矛盾するような事柄を止揚する方法とは、
 『戻りを待つこと』『その後の動意を確認すること』
 というわけじゃ…。」

『……。』

「下落トレンドなのに売って負ける。
 上昇トレンドなのに買って負ける。
 いつも安値つかみや高値つかみばかりしている…。
 これは短期波動の後期でトレードしがちで、
 戻りや押しを待つことを知らぬからなのじゃ。」

『……!』

「押し戻りの範囲を観る方法としては、
 『反転して調整となる可能性のある前回高値(安値)など
  価格水準のチャートポイントを水平線で認識する。』
 『トレンドラインやチャネルラインで振幅範囲を認識する。』
 『ボリンジャーバンドなどの状況を観る。』
 などなど、いろいろあるものじゃ。」

『……。』

「たとえばボリンジャーバンドを使う場合では、
 トレードの執行判断をする時間軸において、
 バンドが上下双方に口が開くように拡大しているときは、
 波動の後期となってしまって遅れ過ぎていない限り、
 安値追いや高値追いができる場合があるのじゃが、
 価格と反対側のバンドの拡大に陰りが出てきた場合や、
 バンドの先端が閉じてきた場合や、
 上下のバンドがともに一方向に向いている場合などでは、
 長期トレンドに沿った方向ではあっても、短期トレードとしては
 安値追いや高値追いは、安値(高値)をつかみやすく禁物じゃ。
 『戻りを待つこと』が賢明となることは多いものじゃ…。」

『そういうことだったのか…。それが当たり前ということか。
 でもジイさんよ。ほとんど押しも戻りもせずに、
 どんどん相場が動いちまうってこともあるじゃないか。』

「とても良い質問じゃのう…。
 強いファンダメンタルズのインパクトがあったときなど、
 確かにそのようなこともあるのう…。
 まぁ、それだけ動意が強いということなのじゃが、
 『起こるべきことが起こらないことには意味がある。』のじゃ。」

『……?』

「たとえばじゃが…。そうじゃのう…。
 何度も上値を止めたレジスタンスラインがあったとしよう。
 そして、価格が上昇していってレジスタンスラインに到達した。」
 
『……。』

「まぁ、最近はブレークということもあることが知られていて、
 価格がこのレジスタンスラインを突破しても、
 レジスタンスラインでダマシにあったとは言わないけれども、
 何度も上値を止めたレジスタンスでは
 価格が反転下降しても然るべきことであり、
 見方によってはダマシとなったことになるわけじゃ…。」

『……。』

「しかし、何度も価格の上値を止めたレジスタンスで
 上値が止められなかったことには大きな意味があるのじゃ…。
 『起こるべきことが起こらないことには意味がある。』
 『重要なダマシは市場からの知らせの手紙である。』
 というわけじゃのう…。つまりじゃ…。」

『おい、ジイさん、面白れぇ話になってきたけどさぁ、
 ちょっと話が長すぎるっつーの。』

「あれれ、こりゃいかんわい…。
 では、また来週としよう。来週のお話は重要じゃぞよ。」
 
 
なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


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私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
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トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX トレードと凡事のお話 その4


宇宙観測プロジェクトの「PLANET」によれば、
銀河系全体で100億個もの地球型惑星があるのだそうで、
宇宙の住人は地球人だけではないのかもしれませんね。

●先週の主な出来事

<4月23日(月)>

オランダの連立政府内で財政再建を巡る協議が決裂して、
総選挙の可能性が高まったとの報道がありました。
仏大統領選挙第1回投票では現職サルコジ氏が劣勢になりました。
ユーロドルやユーロ円が下窓を空けて始まりました。
オセアニア時間はドル円が反発をみせました。
ユーロドルが下げ幅を縮小して反発しました。
ユーロ円は下窓を埋める動きになりました。
東京時間ではドル円が下落しました。
クロス円も下落して主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
日経平均は前週末比プラス圏で始まりました。
ダウ先物は下げて始まった後に上下動の揉み合いになりました。
ドル円が81円台前半へ下落しました。
アジア開発銀行の事務総長が、
「米国と日本の成長がEUの弱さの相殺に貢献。
EUの財政緊縮策が世界の成長の足かせに。
米成長率は今年2%で、来年は2.3%へ成長の見込み。
アジアは健全な成長維持へ。12年の成長率は6.9%の見込み。
金融政策は過度に緩和すべきでない。
インフレは域内各国の主な脅威とはなっていない。」
などの見解を示しました。
豪第1四半期生産者物価指数は予想より弱い−0.3%になりました。
豪ドル売り反応がみられました。
アジアの株式市場は前週末比マイナス圏での推移になりました。
その後、日経平均前日比マイナス圏へ反落しました。
中国HSBC製造業PMI速報(4月)は前月値より強い49.1になりました。
豪ドルにやや反発の動きがみられました。
上海株式市場が前週末比プラス圏へ一時反発する場面がありました。
原油先物は103ドル台後半で揉み合いました。
東京時間後半はドル円など主要通貨ペアが反発をみせました。
日経平均が前週末終値レベルで揉み合いました。
NZの首相が、
「NZドルは過大評価されている。市場介入の効果を信じていない。」
などの発言をしました。
限定的ながらNZドル売り反応がみられました。
中国の国経営報が、住宅都市農村建設省の匿名高官の談話として
「中国は住宅一次取得者向けの優遇政策を恒久化するもよう。」
との観測報道をしました。
IMFのエコノミストが、
「香港の不動産市場を注視する必要がある。
豪と日本の銀行はアジア向けプロジェクトに融資拡大をすべき。」
などの発言をしました。
日景気一致CI指数確報(2月)は速報値より強い95.0、
日景気先行CI指数確報(2月)は速報値より弱い96.3になりました。
東京時間終盤にかけてドル円やクロス円が反落しました。
ドルストレートにも反落の動きがみられました。
日経平均が前週末比−19.19円で大引けになりました。
アジアの株式市場やダウ先物が軟調に推移しました。
東京時間終盤にドルストレートが一段安になりました。
ドル円も一段安になりました。
ユーロポンドが下落しました。
欧州の株式市場は下落して始まりました。
ダウ先物が一段安になり原油先物も反落しました。
独製造業PMI速報(4月)は予想より弱い−46.3、
独サービス業PMI速報(4月)は予想より強い52.6になりました。
ユーロ売り反応がみられました。
独製造業PMIは2009年7月以来の低水準でした。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ドル円が一時81円台を割り込む場面がありました。
ポンドドルが1.61台を割り込みました。
ユーロ円が106円台半ばに下落しました。
独連邦債先物でユーロ導入後の最高値を更新(利回低下)しました。
オランダの国債価格が連立内閣の崩壊で下落(利回上昇)しました。
ユーロ圏重債務国の国債利回りは上昇しました。
欧製造業PMI速報(4月)は予想より弱い−46.0、
欧サービス業PMI速報(4月)は予想より弱い47.9になりました。
ユーロ売り反応がみられましたが指標反応としては限定的でした。
午後5時頃から主要通貨ペアの下落が一服になりました。
ユーロ圏2011年政府債務は対GDP比87.2%と過去最高になりました。
ギリシャ2011年財政赤字は対GDP比で9.1%と前年より改善しました。
ギリシャの2011年の公的債務は対GDP比165.3%になりました。
独12ヶ月債の入札では、19.6億ユーロ発行されて、
「平均落札利回りが前回より低い0.074%、
応札倍率が前回より高い2.3倍。」などになりました。
独政府報道官が、
「メルケル首相は仏大統領選でサルコジ仏大統領を支持し続ける。」
との声明を発しました。
独連銀の月報では、
「低金利は独住宅投資を活性化させる。
低失業率や賃金上昇は消費を増加させる。」
などの見解が示されました。
午後7時半頃からドル円が反発をみせて揉み合いになりました。
ドルストレートが再び下落して軟調に推移しました。
オーストリア中銀総裁が、
「ECBは必要ならとても強力な方策を採ることができる。
スペインは救済を必要としていない。ECBはかなり貢献してきた。」
などの発言をしました。
EU欧州連合が、
「ユーロ圏内に分裂するリスクはない。
ギリシャはユーロ圏の一員としてとどまるだろう。」
との声明を発しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前週末同水準の0.46565%になりました。
NY時間序盤はドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ユーロドルが1.31台前半に下落しました。
ダウ先物が130ドルほど下落して欧州株式市場も軟調が続きました。
原油先物が102ドル台後半に下落しました。
加卸売売上高(2月)は予想より強い+1.6%になりました。
加ドル買い反応がみられました。
午後9時半頃からドルストレートの下落が一服になりました。
ポンドドルなどが反発をみせました。
ダウ先物の下落が一服になりました。
仏短期債の入札では、
「84日物証券入札で発行額が39.75億ユーロ。
利回りが前回より高い0.090%。」
などになりました。
英BOEが、
「貿易加重平均ポンド指数が09年8月以来の83.2に上昇した。」
との発表をしました。
オランダの内閣が総辞職を女王に表明しました。
スペイン中銀の月例経済報告では、
「1-3月期のGDPが前期比0.4%縮小した。」ことが示されました。
NYダウは下落して始まり軟調に推移しました。
NYダウが下落するも主要通貨ペアが一時反発をみせました。
NYダウが一時170ドル超の下落になりました。
その後、ややドル買い優勢の展開になりました。
ドル円がやや反発をみせました。
午後11時過ぎにドルストレートが再び下落しました。
ユーロドルが1.31にほぼ迫るあたりまで下落しました。
クロス円も反落しました。
米10年債利回りが1.9174%あたりに低下しました。
英のオズボーン財務相が、
「信頼感の回復の兆候はみられるが世界経済には脆弱さが残存。
スペイン債の利回り格差や米雇用状況がそれを示している。」
などの認識を示しました。
ロンドンフィックス前頃からドルストレートが反発上昇しました。
クロス円に反発の動きがみられました。
ドル円はやや反発して上下動の揉み合いになりました。
ポンドドルが1.61台を回復しました。
NYダウが下落幅を縮小していきました。
原油先物が反発をみせました。
独連銀総裁が、
「歳出削減の遅れは成長と財政管理に対する信頼感を失う。
過剰な緩和策は将来のリスクを生む。
IMFが想定している以上にインフレは高まる公算もある。
市場はソブリンリスクにやや過剰になり過ぎている。」
などの見解を示しました。
ホワイトハウスが、
「中国企業が国連の禁止を無視し北朝鮮へミサイル運搬機の部品を
販売しているとの疑惑が持ち上がっている。」
との発表をしました。
米社会保障基金の運用を受託しているトラスティーの年次報告で、
「政府の対策がなければ米社会保障基金は2035年には枯渇する。」
との警告を示しました。
フェイスブックが「ナスダックに上場申請した。」と発表しました。
米10年債利回りは1.93%あたりになりました。
NY原油(WTI)は103ドル台前半で引けました。
NYダウは前週末比−102.09ドルでこの日の取引を終えました。

<4月24日(火)>

格付け会社のムーディーズが、
「オランダの政権崩壊はオランダの格付けAAAにとってマイナス。
クレジットネガティブ。AAA格付けや安定見通しは維持。
財政規律など制度の枠組みが弱まれば格下げ圧力は強まる可能性。」
など見解を発表しました。
格付け会社のS&Pが、
「アルゼンチンの格付け見通しをYPF国有化計画などにより、
安定的からネガティブに変更する。」
との発表をしました。
オセアニア時間はドル円やポンドがやや軟調に推移しました。
ドルストレートはしばらく小幅な揉み合いました。
ダウ先物や原油先物は小幅な揉み合いになりました。
独シンクタンクIFO経済研究所の所長が、個人的な見解として、
「ギリシャがこのままユーロ圏に留まる間は
競争力を回復することはないだろう。
他の南欧の重債務国に関してもこれ以上の歳出削減や増税は
トラブルを生む可能性。いかなる政策も経済原則には逆らえない。」
などの見解を示しました。
オーストリア中銀総裁が、
「LTROの3回目の実施について議論するのは極めて時期尚早。
LTROの効果を見極めるためにある程度時間をかけるべき。」
などの見解を示しました。
独連銀総裁が「独連銀はユーロの安定した基礎を維持していく。」
との発言をしました。
東京時間が近づく頃に主要通貨ペアが一時反落しました。
日企業向サービス価格指数(3月)は予想よりは強い−0.3%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は9500円を割り込み下落して始まりました。
東京時間序盤はドル円や豪ドルなどが反発をみせて揉み合いました。
ダウ先物に一時やや上昇がみられました。
豪第1四半期消費者物価指数は予想より弱い+0.1%になりました。
豪ドル米ドルや豪ドル円が急落しました。
ダウ先物にやや反落の動きがみられました。
豪債券市場で豪5年債利回りが過去最低の3.127%に低下しました。
豪の財務相が、
「基調インフレは豪中銀のレンジ下限にある。
抑制されたインフレが豪中銀の利下げ余地を生んでいる。」
との認識を示しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で始まりました。
その後、ダウ先物やアジアの株式市場が反発して揉み合いました。
日経平均が下げ幅を縮小しました。
ドルストレートがやや反発しました。
ドル円が午前11時頃から下落する展開になりました。
中国銀行業監督管理委員会が、
「欧州債務危機は短期的には解決困難。
世界経済は2012年に下振れ圧力の拡大に直面。
2012年中国は不動産リスクを阻止へ。」
などの見解を発表をしました。
ドル円が正午頃に81円台を割り込みました。
主要通貨ペアが軟調推移になりました。
中国国家外為管理局が「投機資金の取締りを強化する方針。」
との発表をしました。
中国上海株式市場などが前日比マイナス圏へ反落しました。
アジアの株式市場が軟調傾向で推移しました。
原油先物にやや反落の動きがみられました。
日経平均が下落しました。
その後、ダウ先物がやや反発をみせました。
インドの株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
ドルストレートにやや反発の動きがみられました。
東京時間後半は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
日経平均は前日比−74.13円で大引けになりました。
スイス貿易収支(3月)は予想より弱い16.9億フランになりました。
市場反応は限定的でした。
午後3時過ぎからユーロドルなどドルストレートが反発しました。
ドル円も反発をみせてクロス円が上昇しました。
ダウ先物やアジアの株式市場が反発して揉み合いました。
中国上海株式市場下落幅を縮小して前日比プラス圏へ反発しました。
香港株式市場が前日プラス圏へ上昇しました。
欧州の株式市場が上昇して始まりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ロイター通信が、日銀関係筋からの情報として
「週末の27日の金融政策決定会合で債券購入枠を5-10兆円増やし、
購入債券の償還を現時点の2年から3年に延ばす。」
との観測報道をしました。
午後4時間頃からドル円が一時急上昇しました。
ユーロ円が一時107円台を回復しました。
オランダ債の入札では、
「2年債が10億ユーロ発行。平均落札利回りが0.523%。
25年債が9.95億ユーロ発行。平均落札利回りが2.782%。」
などの結果になりました。
市場反応は限定的でした。
英公共部門ネット負債(3月)は予想より弱い159億ポンドでした。
ポンドにやや売り反応がみられました。
スペインの短期債の入札では、
「目標20億ユーロに対して19億ユーロ調達。
6ヶ月物債では12.1億ユーロ発行。
平均落札利回りが前回より高い1.580%、
応札倍率が前回より低い3.3倍。」などになりました。
限定的ながらユーロ売り反応がみられました。
午後5時半過ぎからダウ先物がやや反落して揉み合いになりました。
主要通貨ペアが反落の後に反発して上下動の揉み合いになりました。
伊国債の入札ではゼロクーポン債が発行されて、
発行額が目標と同水準の25億ユーロになりました。
市場反応は限定的でした。
米3Mの1-3月決算は1株利益が予想より強い1.63ドルでした。
米AT&Tの1-3月期決算は1株利益が予想より強い0.60ドルでした。
その後、ダウ先物が再び反発をみせました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.46585%に上昇しました。
NY時間が近づく頃から主要通貨ペアが軟調傾向になりました。
ダウ先物や欧州株式市場が反落して上昇幅を縮小しました。
原油先物は堅調傾向で推移しました。
ハンガリー中銀が政策金利を7.00%に据え置きました。
加小売売上高(2月)は予想より弱い−0.2%になりました。
加ドル売り反応がみられました。
NY時間序盤は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ドル円が81円に迫るあたりまで反落しました。
独の財務相が、
「欧州は市場の信頼を回復する途上にある。
財政協定が批准されることに疑いはない。
仏は独の信頼出来るパートナーであり続ける。」
などの発言をしました。
一時、独と英の株式市場が前日比マイナス圏に下落しました。
米ケースシラー住宅価格指数(2月)は予想より弱い−3.49%でした。
市場反応は限定的でした。
午後10時過ぎからドルストレートやクロス円などが反発しました
ダウ先物や欧州株式市場がやや反発をみせました。
NYダウは上昇して始まり揉み合いの後に堅調に推移しました。
原油先物が堅調に推移しました。
ドル売り動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートが上昇してドル円に反落の動きがみられました。
ユーロドルが一時1.32台を回復しました。
ルクセンブルグ中銀総裁が、
「IMFは欧州インフレに関して楽観し過ぎの可能性。
3年物資金供給オペは信用危機を防ぐのに役立った。」
などの発言をしました。
ECBのゴンザレスパラモ専務理事が、
「欧州は昨年11月よりしっかりしている。
ユーロ圏の回復は比較的穏やか。第1四半期では弱さも見られる。
スペインは短い時間で多くの策を採ってきた。」
などの発言をしました。
米消費者信頼感指数(4月)は予想より弱い69.2、
米新築住宅販売件数(3月)は予想より強い32.8万件、
米リッチモンド連銀製造業景況指数(4月)は予想より強い+14、
米住宅価格指数(2月)は予想より強い+0.3%になりました。
指標発表直後はややドル買い反応がみられました。
その後、NYダウが100ドル超の上昇になりました。
欧州株式市場が上昇しました。
主要通貨ペアが反発上昇する展開になりました。
ユーロ円が107円台を回復しました。
米10年債利回りが1.96%あたりに上昇しました。
英BOEのマイルズ委員が、
「英国は秩序なき不透明感に直面。
第1四半期のGDPが弱ければ信頼感を傷つける。
第1四半期GDPがマイナス成長でも驚きではない。
インフレは2%を下回る公算もある。住宅ローンに弱さがある。
4月の政策委員会での追加緩和の主張は正当なものと思っている。
英国の成長は非常に脆弱。」などの見解を示しました。
その後、ポンドドルや豪ドル米ドルがやや反落しました。
スペインの国庫相が、
「1-3月期のスペイン中央政府の財政赤字はGDP比で0.83%。」
との発表をしました。
深夜1時頃からNYダウや原油先物が上昇幅を縮小していきました。
ユーロドルなどドルストレートが反落する展開になりました。
ユーロドルが1.32台を割り込みました。
ドル円は揉み合い推移になりました。
EFSFが、
「発行額は30億ユーロ。クーポンは2.625%、発行価格は99.817、
利回りはスワップに0.77%上乗せする。」
などの7年債の発行条件を発表しました。
米2年債の入札では、
「最高落札利回りが0.270%、応札倍率が前回より高い3.76倍。」
などの結果になりました。
NY時間後半はドルストレートがしばらく軟調に推移しました。
米農務省が「カリフォルニア州の牛に狂牛病の発症を確認した。」
と発表しました。
加BOC総裁が「利上げの判断が適切になる可能性がある。」
との発言をしました。
加ドル買い反応がみられました。
豪ドルにも連れ高の動きがみられました。
米ドル加ドルが下落して豪ドル米ドルが反発しました。
原油先物が反発をみせました。
NY時間終盤にかけてドル円が上昇しました。
ドルストレートが緩やかに反発しました。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
米10年債利回りは1.96%あたりになりました。
NY原油(WTI)は103ドル台半ばで引けました。
NYダウは前日比+74.39ドルでこの日の取引を終えました。

<4月25日(水)>

米アップルの1-3月期決算では、
「1株あたり利益が市場予想より強い12.30ドル。
売上高も市場予想より391.9億ドル。
4-6月期の1株利益の見通しは市場予想より弱い約8.68ドル。」
などになりました。
アップルの株価が時間外取引で上昇して600ドルを回復しました。
オセアニア時間ではドル円やクロス円が堅調に推移しました。
豪ドル円が一時84円台を回復しました。
豪ドル米ドルが堅調に推移しました。
ユーロドルは揉み合いになりました。
ダウ先物はやや上昇した後に小幅な揉み合いになりました。
日経平均は上昇して始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
ドル円が81円台半ばに上昇しました。
ダウ先物は小幅上下動の揉み合いになりました。
仲値近くから豪ドル米ドルなどが反落する展開になりました。
アジアの株式市場はまちまちの展開になりました。
上海株式市場は下落して始まり前日終値あたりで揉み合いました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いました。
ドル円はやや反落した後に再上昇しました。
その後、アジアの株式市場が前日比プラス圏で推移しました。
東京時間後半はドル円やクロス円が反落する展開になりました。
ドルストレートは揉み合いになりました。
ダウ先物にやや反落の動きがみられました。
OECD事務総長が都内の講演で、
「日本には農業改革が不可欠。
日本の所得格差はOECDの平均を上回る。」
などの見解を示しました。
ECBのゴンザレスパラモ専務理事が、
「スペインは調達コストが上昇しているが、
今年のスペイン国債の発行に支障はない可能性。」
との認識を示しました。
スペイン金融大手BBVAの1-3月の純利益は、
市場予想より強い10.05憶ユーロになりました。
東京時間終盤に香港株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
午後2時半頃にユーロドルがやや反落する場面がありました。
中国上海株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
日工作機械受注確報(3月)は速報値より弱い+1.6%でした。
日経平均は前日比+92.97円で大引けになりました。
格付け会社S&Pがインドの格付け見通しをネガティブにしました。
午後3時過ぎに主要通貨ペアがやや反発をみせて揉み合いました。
ダウ先物が一時反発をみせて揉み合いになりました。
原油先物は上下動の揉み合いになりました。
午後4時前からユーロドルなどドルストレートが反発上昇しました。
ユーロドルが1.32台を回復しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で揉み合いました。
ダウ先物や原油先物に反発の動きがみられました。
ロンドン時間序盤はドル売り動意が優勢の展開になりました。
ドル円が下落しました。
ドラギECB総裁の議会証言では、
「IMFの資本増強を歓迎する。政府は財政改革を推し進める必要。
第1四半期のデータは低水準での経済安定を裏付けた。
成長見通しのリスクは下振れ。
インフレ率は今年2%超に留まる可能性。
最近の経済指標はまちまちで不透明感を示している。
成長は外需と超低金利と非伝統的措置に支えられている。
証券買入プログラムは永続的なものではない。
金融政策は依然として非常に緩和的。 」
などの見解を示しました。
豪ドルドル米ドルが堅調に推移しました。
ポンドが経済指標発表前に調整の反落になりました。
英第1四半期GDP速報は予想より弱い−0.2%になりました。
ポンドドルが下落しました。
ドル円が一段安になりポンド円が急落しました。
他のドルストレートに一時連れ安の動きがみられました。
その後、豪ドル米ドルが当日高値圏で揉み合いになりました。
英の財務相が、
「回復は期待されていたよりも長くかかる可能性。。
英国にとって厳しい状況。英国史上で最も大きな債務危機に直面。」
などの発言をしました。
英株式市場が前日比マイナス圏へ一時反落する場面がありました。
ポンドドルはやや下げ幅を縮小して揉み合いになりました。
ドル円が午後6時頃から当日安値圏で揉み合いになりました。
独30年債の入札では、
「目標30億ユーロに対して応札が27.47億ユーロ。
発行額が24.05億ユーロ。平均落札利回りが前回より低い2.41%、
応札倍率が前回より低い1.1倍。」などの結果になりました。
ユーロドルが当日高値圏で振幅のある上下動で揉み合いました。
ダウ先物が上昇幅を縮小して反落しました。
原油先物に反落の動きがみられました。
午後8時半過ぎユーロドルが一時1.32台を割り込み反落しました。
ドル円が反発をみせました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46585%になりました。
米10年債利回りは1.984%あたりになりました。
ポンドドルがしだいに反発しました。
仏大統領が「もし必要なら財政均衡に関して国民投票を行う。」
との発言をしました。
米耐久財受注(3月)は予想より弱い−4.2%になりました。
一時、ドル円がやや反落してユーロドルがやや反発しました。
独の首相が、
「財政緊縮だけでは債務危機は解決できない可能性。
ドラギECB総裁は構造改革を求める権利がある。
経済成長を促すために歳出を増やすことには反対である。」
などの発言をしました。
加住宅価格指数(2月)は前月より弱い−0.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
NY時間序盤はダウ先物が反落の後に反発する展開になりました。
欧州株式市場が堅調に推移しました。
午後10時過ぎにユーロドルが再上昇してドル円も反発をみせました。
NYダウは上昇して始まり堅調傾向で推移しました。
米10年債利回りが2.00%あたりに上昇しました。
仏大統領選候補のオランド氏が、
「ユーロの新財政条約は仏によって批准されることはなく、
再交渉により変更される可能性。独の首相とは友好的に協議する。
ユーロ圏経済がリセッションにあることが主要リスク。
それは信用の欠如に起因する。」
などの発言をしました。
午後11時頃からドル買いが優勢の展開になりました。
ユーロドルが下落してドル円が反発を強めました。
ユーロドルが再び1.32台を割り込みました。
NYダウがやや上昇幅を縮小していきました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が+398万バレルになりました。
原油先物が下落しました。
ロンドンフィックスからユーロドルが再び反発上昇しました。
米FOMCの発表を意識してか神経質な相場展開になりました。
米5年債の入札では、
「最高落札利回りが0.887%、応札倍率が前回より高い3.09倍。」
とどの結果になりました。
米10年債利回りが一時1.98%あたりに低下しました。
一部メディアが、
「LCHは、一部スペインと仏債の取引証拠金を引き上げる。」
との報道をしました。
米FOMCでは政策金利が0.00-0.25%で据え置きになりました。
FOMC声明では、
「少なくとも2014年終盤まで異例に低い金利を正当化する可能性。
3月以降の情報では経済の緩やかな拡大を示している。
労働市場はここ数ヶ月改善して失業率は低下しているが依然高い。
リッチモンド連銀のラッカー総裁が
2014年後半までFF金利を異例の低水準とすることに反対した。
オペレーションツイストを計画通り維持する。
世界的な金融市場の緊張が経済見通しに下振れリスク。
政府機関債の償還資金をMBS再投資することを維持。
原油とガソリン価格上昇によるインフレへの影響は一時的。
住宅部門は引き続き低迷。」
などの見解が示されました。
ドル買い反応がみられました。
米10年債利回りが2.00%あたりまで上昇しました。
深夜2時近くにNYダウがやや反発をみせました。
一時、ドルの売り戻しがみられました。
IMF国際通貨基金が、
「スペインの上位銀行の資本は潤沢。他の銀行は脆弱さが残る。
金融セクターの改革を継続する必要。」
などの見解を発表しました。
FOMC予測では、
「2012年の実質GDPは2.4-2.9%に上方修正。
2013年の実質GDPは2.7-3.1%に下方修正。
2014年の実質GDPは3.1-3.6%に下方修正。
2012年の第4四半期の失業率は7.8-8.0%。
2013年第4四半期の失業率は7.3-7.7%。
2014年第4四半期の失業率は6.7-7.4%。」
などが示されました。
FOMCのゼロ金利解除予測では、
「12年と13年は各3人(前回と同じ)、14年7人(前回は5人)、
15年4人(前回と同じ)、16年はゼロ人(前回は2人)。
2014年末時点での適切なFF金利水準予想では、
「1%未満7人(前回9人)、1%以上2%未満3人(前回と同じ)、
2%以上3%未満が7人(前回5人)。」などになりました。
ドル買い反応になりました。
ドル円が上昇してユーロドルなどドルストレートが下落しました。
バーナンキFRB議長の会見では、
「FOMCは引き続き資産購入措置をとる用意がある。
インフレはいくぶん上昇したが目標近辺。
経済のファンダメンタルズはまた低インフレを示唆。
コアインフレは予想より強い。米国はデフレではない。
強い指標が見られた場合は調整もありえる。経済指標しだい。
当面はFOMCが現在提示した声明が心地よい。
市場はスペインや伊からストレスを受けている。
失業率の改善のために高いインフレ率は必要がない。
ツイストオペを終了しても金利への影響は最小限。
金融政策の目的は投資家を失望させないことでない。
暖冬が1月と2月の雇用を前倒しさせた可能性。
将来の雇用創出はこれまでの5-6ヶ月ほど多くない可能性。
ある時点で利上げが必要となるが緩和を続ける妥当な理由がある。」 
などが示されました。
米ドルが再び売り戻された後にまた買い戻される展開になりました。
ドルストレートが上昇してドル円が反落しました。
為替市場はめまぐるしい上下動になりました。
NYダウも上下動の揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.98%あたりになりました。
NY原油(WTI)は104ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+89.16円でこの日の取引を終えました。

<4月26日(木)>

RBNZが政策金利を2.50%に据え置きました。
RBNZ声明では、
「2.5%の政策金利は現在適切。
通貨高が政策の再検討を促す可能性。
インフレ率は抑制されている。
インフレ率は目標の中央近くとなる見通し。
経済は回復の兆候。世界の見通しはなお懸念される。
市場の地合いは依然不安定。」などが示されました。
政策金利の発表直後はNZドル買い反応がみられました。
その後、NZドルが緩やかに売り戻される展開になりました。
ブレイナード米財務次官が、
「欧州が米景気回復にとって依然として最大のリスク。
欧州は下方スパイラル回避のためにバランスが必要。」
などの認識を示しました。
ギリシャのカティメリニ紙が、労働・社会保障相の談話として
「ギリシャ政府のこれまでの調査で約20万人が年金や社会保障費を
不正に受給していたことが判明してその支給を停止した。」
との報道をしました。
オセアニア時間はややドル売り傾向の揉み合いになりました。
英ネーションワイド消費者信頼感(3月)は予想より強い53でした。
市場反応は限定的でした。
南独新聞が、
「ECBと欧州諸国はESM資金の銀行への直接利用を検討している。
具体案を作業グループが2週間以内に検討する。」
などの観測報道をしました。
東京時間が近づく頃にユーロドルが反発上昇しました。
他のドルストレートにも上昇がみられました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
豪景気先行指数(2月)は前回値より弱い±0.0%になりました。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤はユーロドルやポンドドルがやや反落しました。
ドル円が仲値過ぎあたりまで上昇をみせました。
豪ドル米ドルやNZドル米ドルは小幅上下動の揉み合いにりました。
その後、ドル円が反落する展開になりました。
ダウ先物はやや反落の後に反発をみせました。
中国人民元が1ドル6.2829元と切り上げ後の最高値を更新しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開になりました。
韓国の株式市場は上昇して始まった後に上げ幅を縮小しました。
香港の株式市場はしばらく堅調傾向で推移しました。
中国上海株式市場は上昇して始まった後に反落して揉み合いました。
日経平均が上げ幅を縮小しました。
午前11時頃からドル円が下落しました。
ユーロドルなどがやや反発しました。
豪ドル米ドルが堅調に推移しました。
東京時間午後から日経平均が前日比マイナス圏へ反落しました。
古川国家戦略相が、
「製造業が困難な状況。円高へ断固たる措置姿勢を変えない。」
との発言をしました。
ドル円の下落が一服になりました。
ユーロドルがやや反落して揉み合うする神経質な展開になりました。
香港の株式市場が上げ幅を縮小しました。
日全産業活動指数(2月)は予想よりは強い−0.1%になりました。
英FT紙が、
「仏大統領選の決選投票を5月6日に控え、
英国の企業経営者の多くは第1回投票でトップに立った
社会党のオランド候補支持に傾いている。」
との観測報道をしました。
独銀の1-3月期決算では純利益が予想より弱い14億ユーロでした。
日経平均は終盤に反発して前日比+0.82円で大引けになりました。
上海株式市場などアジアの株式市場が反発する展開になりました。
ダウ先物が反発上昇する展開になりました。
午後3時過ぎにユーロドルなどドルストレートが反発をみせました。
英銀大手バークレイズの1-3月期決算では
「税引き前利益が市場予想より強い24.5億ポンド」になりました。
午後3時半頃からドル円がやや反発をみせました。
中国上海株式市場は小幅安で大引けになりました。
午後4時頃からドルストレートが一時反落して揉み合いました。
欧州の株式市場は英を除き前日比マイナス圏で始まりました。
ドル円が再び反落して軟調に推移しました。
その後、欧州の株式市場が前日比プラス圏へ反発しました。
ダウ先物が上昇しました。
原油先物が104ドル台前半で推移しました。
ユーロドルなどドルストレートが急反発しました。
ユーロドルが1.32台後半に上昇しました。
ポンドドルが一時1.62台に乗せました。
ロンドン時間序盤はドル売り動意が優勢の展開になりました。
伊景況感指数(4月)は予想より弱い89.5になりました。
午後5時頃からユーロドルなどドルストレートが反落しました。
欧州の株式市場やダウ先物が反落しました。
欧消費者信頼感指数確報(4月)は予想より弱い−19.9、
欧業況判断指数(4月)は予想より弱い−5.2、
欧鉱工業信頼感(4月)は予想より弱い−9.0、
欧サービス業信頼感(4月)は予想より弱い−2.4%になりました。
欧州の株式市場が英を除き前日比マイナス圏へ下落しました。
伊の6ヶ月債の入札では、目標上限の85億ユーロ発行されて、
「落札利回りが前回より高い1.772%、
応札倍率が前回より高い1.71倍。」などの結果になりました。
ダウ先物や欧州株式市場の下落が強まる展開になりました。
原油先物に反落の動きがみられました。
ドル円が81円台を割り込みクロス円が軟調に推移しました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
英株式市場も一時前日比マイナス圏へ下落しました。
ユーロドルが一時1.32あたりまで下落しました。
午後7時半過ぎに主要通貨ペアの下落が一服なりました。
英BOEのウィール政策委員が、
「第1四半期の英GDPは予想より悪かった。
最近の英国のインフレは良くない内容。
量的緩和の議論は深まっている。」
などの発言をしました。
格付け会社のフィッチが、
「時宜得た救済がなければハンガリーは格下げもありえる。」
との見解を発表し飲ました。
仏労働局発表の求職者数(2月)は予想より弱い228.45万人でした。
ECBのコンスタンシオ副総裁が、
「発表された4月のユーロ圏PMIは弱い内容となったが、
経済成長に向けた基本シナリオ脅かすと判断するには時期尚早。」
との見解を示しました。
午後8時半過ぎからドルストレートが反発する展開になりました。
ダウ先物や欧州の株式市場にやや反発の動きがみられました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46585%になりました。
独消費者物価指数速報(4月)は予想とおりの+2.0%でした。
市場反応は限定的でした。
EUとIMFとECBのトロイカ調査団が、
「アイルランドは依然として相当の困難に直面している。
政策実行はまだ途上にある。」
などの見解を発表しました。
ギリシャのタネア紙が、
「ギリシャ政府は中期財政赤字目標の1年間先送りを
国際債権者と協議している。」と報道しました。
独2年債利回りが一時0.089%とユーロ導入最低水準になりました。
NY時間序盤ではドルストレートに反落の動きがみられました。
米新規失業保険申請件数は予想より弱い38.8万件になりました。
シカゴ連銀全米活動指数(3月)は前月より弱い−0.29でした。
ドル円やクロス円などに売り反応がみられました。
ダウ先物や欧州の株式市場が再び反落しました。
その後、ダウ先物や欧州の株式市場が下げ渋った後に反発しました。
主要通貨ペアが揉み合いの後に反発をみせました。
NYダウは小幅安で始まりその後に前日比プラス圏へ反発しました。
原油先物が反発上昇しました。
米10年債利回りは1.94%あたりになりました。
米中古住宅販売保留(3月 成約)は予想より強い+4.1%でした。
NYダウや多くの欧州の株式市場が前日比プラス圏へ上昇しました。
仏の株式市場は前日終値あたりまで反発しました。
ユーロドルなどドルストレートやクロス円が反発上昇しました。
その後、NYダウや欧州株式市場が揉み合いになりました。
ドルストレートがやや反落して揉み合う展開になりました。
ドル円は上下動の揉み合いになりました。
独の財務相が、
「次期仏大統領とは親密な関係になるだろう。
独としてはサルコジ大統領がより好ましいのは自然なこと。」
との発言をしました。
米7年債の入札では、
「最高落札利回りが1.347%、応札倍率が前回より高い2.83倍。」
になりました。
NY時間後半はNYダウが堅調傾向で推移しました。
主要通貨ペアが揉み合いながら反発する展開になりました。
オランダ政府が、
「与党が提示の歳出削減や増税を盛り込んだ2013年予算案を合意。
これでEUにコミットした財政赤字のGDP比3%を達成できる。」
との発表をしました。
米10年債利回りは1.96%あたりになりました。
NY原油(WTI)は104ドル台半ばで引けました。
NYダウは前日比+113.90ドルでこの日の取引を終えました。

<4月27日(金)>

米アマゾンの1-3月期決算では、
1株利益が0.28ドル、売上高が131.9億ドル。」
と市場予想より強い結果になりました。
格付け会社のS&Pが、
「スペイン格付けをBBB+に2段階引き下げる。見通しネガティブ。
スペインのGDP予想を2012年で実質1.5%マイナス、
2013年で実質0.5%マイナスにそれぞれ下方修正する。
スペイン政府の債務比率は下振シナリオでは80%を突破する可能性。
スペインのGDPは実質で4%のマイナス成長に陥る恐れもある。
2014年のスペイン政府の一般債務は76.6%に達する可能性。」
などの発表をしました。
ユーロが急落する展開になりました。
ユーロドルが1.32台を割り込み下落しました。
他のドルストレートにも連れ安の動きがみられました。
ドル円はやや堅調傾向の揉み合い推移になりました。
ダウ先物や原油先物に反落の動きがみられました。
米格付け会社のS&Pが、
「アイルランドの格付けBBB+/A-2を確認。見通しはネガティブ。
アイルランドの格付けは短期的に圧力に晒される公算。」
との発表をしました。
オセアニア時間はドル買い優勢の相場展開になりました。
ドル円が81円台を回復しました。
英GFK消費者信頼感調査(4月)は予想より弱い−31になりました。
市場反応は限定的でした。
東京時間が近づく頃にユーロの下落が一服になりました。
日全国消費者物価指数コア(3月)は予想より強い+0.2%、
日失業率(3月)は市場予想とおりの4.5%になりました。
市場反応は限定的でした。
日鉱工業生産指数速報(3月)は予想より弱い+1.0%になりました。
市場反応は限定的でした。
日経産省が「生産の判断を持ち直しの動きで推移に据え置く。」
との発表をしました。
日経平均は前日終値レベルで揉み合い後にプラス圏で推移しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが反発上昇しました。
豪ドル米ドルが反発をみせました。
ユーロドルが1.32台を回復しました。
日金融相が、
「デフレ脱却が政府も重要な目標。
日銀も努力いただいていると思っている。
日銀の独自性認めるが国家目標との調和を期待している。」
との発言をしました。
日財務相が、
「消費増税法案を会期内に採決含め結論でるよう努力したい。
スペインは財政再建策など履行すれば市場の信認得られると思う。
日本経済は明るい確実な回復へ堅調な動き現れている。
日銀会合の議論の推移を見守りたい。」
などの発言をしました。
仲値を過ぎた頃からドル円の反発が一服になりました。
アジアの株式市場はまちまちの展開になりました。
中国上海株式市場は前日終値レベルで揉み合いになりました。
その後、上海株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
他のアジアの株式市場は小幅高で推移しました。
その後、日経平均が前日マイナス圏へ反落しました。
ダウ先物に一時反落の動きがみられました。
原油先物が軟調傾向で推移しました。
ドル円が81円台を割り込み下落する展開になりました。
クロス円が軟調傾向で推移しました。
ドルストレートは揉み合いになりました。
東京時間午後に日経平均が前日比プラス圏へ反発しました。
日銀が政策金利を0.00-0.10%で据え置きました。
金融政策の発表では、
「全会一致で政策金利の目標水準を現状維持と決定。
基金を70兆円へ5兆円増額する。
長期国債買い入れを19兆円からさらに10兆円増額する。
ETF買い入れを1.4兆円からさらに2000億円増額する。
REITについては100億円増額する。固定金利オペは5兆円減額する。
国債・社債年限を3年へ延長する。
基金買い入れ期限を今年12月末から半年延長する。」
などが示されました。
市場反応の初動ではドル円が急落しましたが反発に転じました。
ドル円が81円台半ばへ上昇しました。
日経平均が急上昇しました。
日銀声明では、
「消費者物価の前年比は1%に遠からず達する可能性が高い。
物価安定の下で持続成長が確実に復することを期待。
日本経済の先行きは緩やかな回復経路に復していくと考える。
財政の持続への信認が金融政策の効果や経済の持続成長に重要。
実質ゼロ金利政策と金融資産の買い入れで強力な金融緩和を推進。
デフレ脱却には長期的・構造的な課題への取り組みが不可欠。」
などが示されました。
リッチモンド連銀総裁が、連銀のウェブサイトで、
「FRBは来年半ばまでに金利引き上げる必要。
金利引き上げはインフレ圧力回避がその目的。」
などの見解を示しました。
午後1時過ぎからドル円が上昇幅を縮小しました。
一旦材料で尽くしが意識されたか日経平均が上昇幅を縮小しました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
クロス円が軟調傾向で推移しました。
ドル円が81円台を再び割り込みました。
IMF国際通貨基金が、
「アジアは金融引き締めへのシフトを計画すべき。
今年のアジア地域の成長率は6%、来年は6.5%となる見込み。
中国不動産市場で急激な調整が起きる可能性は低い。
アジア地域のインフレ期待は2011年末から高まっている。」
などの見解を発表しました。
日財務相が、
「日銀の追加緩和は政府との連携がとれ大いに評価。
為替市場の安定にもよい影響。
日銀には引き続き積極かつ果断な政策運営で経済の下支えを期待。
政府としては速やかな予算執行で内需を底堅いものにする必要。」
などの発言をしました。
その後、日経平均が前日比マイナス圏へ下落しました。
日新設住宅着工戸数(3月)は予想より弱い84.8万件、
日建設工事受注(3月)は前月よりは強い前年比−0.3%になりました。
日経平均は前日比−40.94円の9520.89円で週取引を終えました。
独GFK消費者信頼感調査(5月)は予想より弱い5.6、
独輸入物価指数(3月)は予想より弱い+0.7%になりました。
ユーロ売り反応がみられました。
ユーロドルや豪ドル米ドルが軟調に推移しました。
日銀展望リポートでは、
「日本経済は2012年度前半には穏やかな回復経路に復していく。
CPI1%を目指し強力な金融緩和を推進。
コアCPI見通しは前年比で2012年度は0.3%。2013年度は0.7%。
実質成長率見通しは前年比で2012年度2.3%、2013年度1.7%。」
などが示されました。
午後3時半頃に一時ポンドドルやドル円にやや反発がみられました。
ダウ先物はやや軟調傾向の揉み合いで推移しました。
原油先物は104ドル台を割り込みました。
アジアの株式市場が終盤にかけてマイナス圏へ下落しました。
スイスKOF先行指数(4月)は予想より強い+0.40%でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は下落して始まりました。
スペイン10年債利回りが一時6.02%に上昇しました。
ユーロドルなどが軟調に推移しました。
ユーロポンドが軟調に推移しました。
その後、欧州の株式市場が下げ幅を縮小して反発する展開になりました。
主要通貨ペアが反発をみせる展開になりました。
午後4時半頃からドル売りが優勢になりました。
ドル円が再下落してドルストレートが反発上昇しました。
ドル円が80円台半ばへ下落しました。
スペイン第1四半期失業率は予想より弱い24.4%に上昇しました。
日銀総裁の記者会見では、
「遠からずCPI1%に達する可能性では14年度を含む。
追加緩和は毎月毎月やっていくわけではない。
年末には国債保有残高が日銀券残高上回る。
日本は財政ファイナンスは行わないことを信用して欲しい。」
などが示されました。
スイスSNB総裁が、
「スイスSNBは常に為替市場を監視している。
いつでもさらなる措置を講じる準備が整っている。
フランは過大評価されている。」などの発言をしました。
市場反応は限定的でした。
その後、欧州の株式市場が前日比プラス圏に上昇しました。
ダウ先物が反発上昇しました。
ドルストレートが堅調に推移しました。
ユーロドルが1.32台を回復しました。
午後5時半過ぎからドル円がやや反発をみせました。
クロス円が反発する展開になりました。
イタリア債の入札では、
「5年債では目標上限25億ユーロに対して発行額24.16億ユーロ。
落札利回りが前回より高い4.86%、応札倍率が前回より低い1.34倍。
10年債では目標上限25億ユーロに対して発行額25億ユーロ。
落札利回が前回より高い5.8%、応札倍率が前回より低い1.48倍。」
などになりました。
午後6時半頃からドルストレートの上昇が一服になりました。
ガイトナー米財務長官が、
「危機のダメージを修復するたくさんの作業をしている。
米国の銀行システムは欧州危機に立ち向かうことが可能。」
との発言をしました。
米P&Gや米メルクの四半期決算では予想より強い1株利益でした。
ダウ先物が堅調傾向で推移しました。
午後8時頃から主要通貨ペアに再上昇の動きがみられました。
豪ドル米ドルが堅調に推移しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46585%になりました。
ECBのコンスタンシオ専務理事が、
「ECBはデータに従い予断は決して持たない。
依然として金融危機下にある。
スペインは市場の最近の見方を変えることができる。」
などの見解を示しました。
米第1四半期実質GDP速報は予想より弱い+2.2%、
米第1四半期個人消費速報は予想より強い+2.9%、
米第1四半期PCEコア・デフレータ速報は予想とおりの+2.1%、
米第1四半期GDP価格指数速報は予想より弱い+1.5%になりました。
ドル売り反応になりました。
ドルストレートが上昇してドル円が下落しました。
株式市場や原油先物に上昇反応がみられました。
スペイン政府が、閣議後に経済見通しを公表して、
「2013年が0.2%、14年1.4%、15年1.8%成長と予想する。
2015年に財政赤字はGDPの1.1%目指す。
2016年に財政収支均衡目指す。」などの発表をしました。
米10年債利回りは1.94%あたりになりました。
NYダウは小幅高で始まりました。
ドル円が下落幅をやや拡大しました。
ドルストレートにやや反落の動きがみられました。
欧州の株式市場やNYダウが上げ幅をやや縮小しました。
加BOC総裁が、オタワでの講演で、
「過剰な家計負債がかつて幾度も米国を危機に陥れた。
それを繰り返してはならない。」との認識を示しました。
ミシガン大学消費者信頼感指数確報(4月)は予想より強い76.4でした。
限定的ながら主要通貨ペアに反発がみられました。
その後、NYダウが前日比マイナス圏に一時反落しました。
主要通貨ペアが反落しました。
ロンドンフィックス前にNYダウが再び反発して揉み合いました。
ドルストレートが再び反発して揉み合いになりました。
豪ドル米ドルは堅調に推移しました。
原油先物が反発上昇しました。
アイルランド政府が、
「2012年のGDP見通しを1.3%から0.7%に下方修正する。
2013年のGDP見通しを2.4%から2.2%に下方修正する。
累積債務は2013年にGDP比120.3%でピークを迎え、
2014年は119.5%、2015年は117.4%になる見込み。」
との発表をしました。
米経済諮問委員会の委員長が、
「経済成長が継続していることは心強いが、
雇用を取り戻すにはいっそうの伸びが必要。」
との見解を示しました。
NY時間後半はドル売り優勢の展開になりました。
ドル円が軟調に推移しました。
NY時間終盤にかけてNYダウが上昇幅を縮小しました。
NY時間終盤に一時やや上昇幅を縮小する場面がありましたが、
豪ドル米ドルなどドルストレートが堅調に推移しました。
ポンドドルが日足で十字線を含み10日間陽線が示現しました。
米10年債利回りは1.933%に低下しました。
Ny原油(WTI)は104ドル台後半で週取引を終えました。
NYダウは前日比+23.69ドルの13228.31ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<4月30日(月)>

※東京市場が休みです。

朝7時45分にNZ貿易収支(3月)、NZ住宅建設許可(3月)、
午後6時に欧消費者物価指数速報(4月)、
夜9時半に米個人支出(3月)、米個人所得(3月)、
同夜9時半に米PCEデフレータ(3月)、米PCEコア・デフレータ(3月)
同夜9時半に加GDP(2月)、加鉱工業製品価格指数(3月)、
同夜9時半に加原材料価格指数(3月)、
夜10時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(4月)、
などが予定されています。

<5月1日(火)>

※香港・・スイス・仏・独などが休みです。

午前10時に中国製造業PMI(4月)、
午前10時半に豪第1四半期住宅価格指数、
午後1時半に豪RBA政策金利、豪RBA声明、
午後5時半に英製造業PMI(4月)、
夜11時に米ISM製造業景況指数(4月)、米建設支出(3月)、
などが予定されています。
中国・豪・米の指標には注目です。

<5月2日(水)>

午前11時半に中国HSBC製造業PMI確報(4月)、
午後4時15分にスイス実質小売売上高(3月)、
午後4時半にスイス製造業PMI(4月)、
午後4時55分に独失業者数(4月)、独失業率(4月)、
同午後4時55分に独製造業PMI確報(4月)、
午後5時からEU財務相会合、
午後5時半に英建設業PMI(4月)、英消費者信用残高(3月)、
午後6時に欧失業率(3月)、
夜9時15分に米ADP雇用統計(4月)、
夜11時に米製造業受注指数(3月)、
などが予定されています。
(独)・米の指標には注目です。

<5月3日(木)>

※東京市場が休みです。

朝7時45分にNZ第1四半期失業率、NZ第1四半期就業者数、
午前10時に中国非製造業PMI(4月)、
午後3時に英ネーションワイド住宅価格指数(4月)、
午後5時半に英サービス業PMI(4月)、
午後6時に欧生産者物価指数(3月)、
午後8時45分に欧ECB政策金利、
夜9時半にドラギECB総裁の記者会見、
夜9時半に第1四半期非農業部門労働生産性速報、
同夜9時半に米第1四半期単位労働費用速報、
同夜9時半に米新規失業保険申請件数、
夜11時に米ISM非製造業総合景況指数(4月)、

NZ・(中国)・欧・米の指標には注目です。

<5月4日(金)>

※東京市場が休みです。

午前10時半に豪RBA四半期金融政策報告、
午前11時半に中国HSBCサービス業PMI、
午後4時55分に独サービス業PMI確報(4月)、
午後5時に欧サービス業PMI確報(4月)、
午後6時に欧小売売上高(3月)、
夜9時半に米非農業部門雇用者数変化(4月)、米失業率(4月)、
同夜9時半に米民間部門雇用者数(4月)、
夜11時に加Ivey購買部協会指数(4月)、
などが予定されています。
豪・米の指標には注目です。

欧州などの国債入札予定時間につきましては
http://www.forexpros.jp/economic-calendar/
が参考になります。


<先週のドル・円・ユーロの総括と今週の注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスが週初に79.80あたり
まで上昇しましたが、その後は軟調に推移して週末に78.70あたり
まで低下しました。先週は米ドル安の1週間になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前週より上昇し0.46585%になりました。
一方、先週のNYダウは週間で199ドルほど上昇して、リーマン・シ
ョック後の最高値にあと40ドル弱ほどに迫りました。

先週の米主要経済指標では、24日の米消費者信頼感指数(4月)が予想
より弱い69.2、リッチモンド連銀製造業景況指数が予想よりかなり
強い+14、米新築住宅販売件数(3月)が予想より強い32.8万件。
25日の米耐久財受注(3月)が予想より弱い−4.2%。26日の米新規失業
保険申請件数が予想より弱い38.8万件、米中古住宅販売成約が予想よ
りかなり強い+4.1。そして、25日の米第1四半期GDP速報は予想より
弱い+2.2%、米第1四半期個人消費速報が予想より強い+2.9%、
米第1四半期PCEコア・デフレータ速報が予想とおりの+2.1%、
米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(4月)が予想より強い76.4など
になり、強弱混在の結果となりました、雇用に弱さが見られました
が、個人消費の回復と住宅市場の回復が目立ちました。

そして、注目の米FOMC声明では「少なくとも2014年終盤まで異例に
低い金利を正当化する可能性。3月以降の情報では経済の緩やかな
拡大を示している。労働市場はここ数ヶ月改善して失業率は低下し
ているが依然高い。原油とガソリン価格上昇によるインフレへの影
響は一時的。住宅部門は引き続き低迷。オペレーションツイストを
計画通り維持する。」として、前回のFOMCをほぼ踏襲する内容でし
たが、リッチモンド連銀のラッカー総裁が2014年後半までFF金利を
異例の低水準とすることに反対を表明しました。

FOMC予測では「2012年の実質GDPは2.4-2.9%に上方修正。2013年の
実質GDPは2.7-3.1%に下方修正。2012年の第4四半期の失業率は
7.8-8.0%。2013年第4四半期の失業率は7.3-7.7%。」などが示さ
れました。

また、FOMCゼロ金利解除予測では「12年と13年は各3人(前回と同じ)
14年7人(前回は5人)、15年4人(前回と同じ)、16年はゼロ人(前回
は2人)。」などの結果になり、前回よりゼロ金利解除の時期が前倒
しされると見る委員が多くなりました。

そして、2014年末時点での適切なFF金利水準予想では「1%未満7人
(前回9人)、1%以上2%未満3人(前回と同じ)、2%以上3%未満
が7人(前回5人)。」などの結果になり、前回よりタカ派寄りの見解
の委員が増えていることが示されました。

しかしながら、バーナンキFRB議長の会見では「ツイストオペを終了
しても金利への影響は最小限。」として、予定とおりQE2を終了する
ことを示唆する一方、「FOMCは引き続き資産購入措置をとる用意が
ある。」として、「強い指標が見られた場合は調整もありえるが経済
指標しだい。」としながらも「将来の雇用創出はこれまでの5-6ヶ月
ほど多くない可能性。ある時点で利上げが必要となるが緩和を続ける
妥当な理由がある。」ことを示して、追加緩和QE3の可能性への含み
を残しました。 

今週の米経済指標では、4月30日のシカゴ購買部協会景気指数(4月)
5月1日のISM製造業景況指数(4月)、2日の米ADP雇用統計と製造業
受注指数(3月)、3日の新規失業保険申請件数にISM非製造業総合景
況指数(4月)、そして週末4日の米雇用統計などが注目されます。

円については、27日の日失業率(3月)が予想とおりの4.5%、日全国
消費者物価指数(3月)が予想より強い+0.2%になりました。また、
日鉱工業生産指数速報(3月)が予想より弱い+1.0%になりました。
そして、日銀政策金利は市場予想とおり0.00-0.10%の据え置きに
なりましたが、注目の金融政策の発表では「基金を70兆円へ5兆円
増額する。長期国債買い入れを19兆円からさらに10兆円増額する。
ETF買い入れを1.4兆円からさらに2000億円増額する。REITについて
は100億円増額する。固定金利オペは5兆円減額する。国債・社債
年限を3年へ延長する。基金買い入れ期限を今年12月末から半年間
延長する。」などが示されました。市場予想の範囲ながら市場予想
上限の「長期国債買い入れ10兆円増額」という結果になりました。

また、日銀声明では「消費者物価の前年比は1%に遠からず達する
可能性が高い。日本経済の先行きは緩やかな回復経路に復していく
と考える。財政の持続への信認が金融政策の効果や経済の持続成長
に重要。実質ゼロ金利政策と金融資産の買い入れで強力な金融緩和
を推進。デフレ脱却には長期的・構造的な課題への取り組みが不可
欠。」などが示されました。そして、日銀展望リポートでは「CPI
1%を目指し強力な金融緩和を推進。コアCPI見通しは前年比で2012
年度は0.3%。2013年度は0.7%。実質成長率見通しは前年比で2012
年度2.3%、2013年度1.7%。」などが示されました。

日銀総裁の記者会見では「遠からずCPI1%に達する可能性では14年
度を含む。追加緩和は毎月毎月やっていくわけではない。年末には
国債保有残高が日銀券残高上回るが、日本は財政ファイナンスは行
わないことを信用して欲しい。」などが示されました

先週のドル円相場は、週初23日東京時間から軟調に推移してロンドン
時間序盤に一旦81円台を割り込むあたりまで下落しました。その後、
揉み合いを経て24日の東京時間に80円台後半まで下落して、その後に
ロイター通信による日銀金融緩和策の観測報道を契機に反発に転じて
25日の東京時間前半に81円台半ばまで上昇する展開になりました。
その後、81円台前半から81円台半ばの上下動の揉み合いを経て、
FOMCおよびバーナンキFRB議長の記者会見などのイベントで81円台
後半まで上昇しましたが、その後は反転下降に転じて、26日NY時間
前半に80円台後半まで下落する展開になりました。その後、ロンドン
フィックスあたりから反発に転じて、27日の東京時間序盤に81円台
前半まで戻した後に、81円台を再び割り込んだあたりで日銀の金融
政策の発表を迎えました。日銀の発表後は一旦80円台半ばに急落し
ましたが、直後に81円台半ばに急反発する激しい上下動となって、
その後、下落に転じてドル円は80.27円で週の取引を終えました。

今週のドル円相場では、イベントを終え日銀緩和策を織り込んだ後に
軟調に推移していることと、今週は日本が連休入りすることで円売り
の実需筋などが一時的に不在になることで円高を懸念する声が聞かれ
ますが、反発上昇となった場合は、81.00アンダーから81.00の「00
ポイント」、ここを上抜けた場合は、20日の高値の81.77ないし10日
の高値の81.86から82.00円の節目の「00ポイント」などがレジスタ
ンスとして注目されます。82.00円の節目は強い抵抗となりそうです。
また、下落となった場合は、2月28日の安値アラウンドでもある
80.00の大台の節目「000」ポイントが2月1日から3月15日の上昇
波動の50%アラウンドでもあり重要なサポートとして注目されるこ
とになりそうです。80.00では底堅くなる可能性がありますが、ここ
をさら下抜けた場合は昨年10月31日の79.50アラウンド、および2月
1日から3月15日の上昇波動のフィボナッチ61.8%戻し水準になる
79.15-25アラウンドがサポートとして注目されます。

ユーロについては、詳細の記述は割愛しますが、先週のユーロドル
相場では、週初23日に仏大統領選挙第1回投票で現職サルコジ氏が
劣勢となったことや、オランダの連立政府内で財政再建を巡る協議
が決裂して総選挙の可能性が高まったことなどを背景にNY時間前半
にかけて1.31に迫るあたりまで下落した後は、反発上昇する展開に
なりました。24日のスペインの短期債の入札では「目標20億ユーロ
に対して19億ユーロ調達。6ヶ月物債では12.1億ユーロ発行。平均
落札利回りが前回より高い1.580%、応札倍率が前回より低い3.3倍」
などになり、芳しくはなくもなんとか無事に通過した印象でした。
25日のドラギECB総裁の議会証言では「IMFの資本増強を歓迎する。
政府は財政改革を推し進める必要。第1四半期のデータは低水準で
の経済安定を裏付けた。」としながらも「成長は外需と超低金利と
非伝統的措置に支えられている。」として「成長見通しのリスクは
下振れ。」との認識が示されました。また、25日は米FOMCの発表前
後に振幅のある激しい上下動の相場展開になりました。

26日に南独新聞が「ECBと欧州諸国はESM資金の銀行への直接利用を
検討している。」と報じたことや、ダウ先物や株式市場の反発を背景
としてロンドン時間序盤にユーロドルは1.32台半ば過ぎまで上昇しま
したが、その後に欧消費者信頼感指数確報や欧業況判断指数など発表
された経済指標が軒並み弱く、また株式市場が反落したことも背景に
NY時間前に1.32に迫るあたりまで下落する展開になりました。
その後、EUとIMFとECBのトロイカ調査団が「アイルランドは依然とし
て相当の困難に直面している。政策実行はまだ途上にある。」などの
発表や、ギリシャのタネア紙の「ギリシャ政府は中期財政赤字目標の
1年間先送りを国際債権者と協議している。」と報道に揺れながらも
NY時間ではNYダウの堅調を背景に反発しました。

週末27日はオセアニア時間に格付け会社のS&Pが「スペイン格付けを
2段階引き下げる。見通しネガティブ。」と発表したことで、東京時
間終盤にかけてユーロドルは上下動しながらも1.31台半ばに迫るあた
りまで下落する展開になりました。ロンドン時間ではスペイン10年債
利回りが一時6.02%に上昇しましたが持ち直しをみせて、伊債の入札
では冴えない内容ながら通過したことや、株式市場の反発を背景に
ユーロドルは反発上昇に転じて、アイルランド政府の「2012年のGDP
見通しを1.3%から0.7%に下方修正する。2013年のGDP見通しを2.4%
から2.2%に下方修正する。累積債務は2013年にGDP比120.3%でピーク
を迎え、2014年は119.5%、2015年は117.4%になる見込み。」との
発表に揺れながらも1.3262の週高値をつけて、NY時間後半にやや反落
するもユーロドルは1.3251で週の取引を終えました。

今週のユーロでは、30日の欧消費者物価指数速報(4月)、5月2日の
EU財務相会合に関わる要人発言、3日のECB政策金利の発表および
ドラギECB総裁の記者会見、そしてユーロドルでは対ドル通貨ペア
として4日の米雇用統計などが注目材料になります。

スペイン10年債利回りが6%台近辺に高止まりとなっていることや、
4月25日に仏大統領選候補のオランド氏が「「ユーロの新財政条約は
仏によって批准されることはなく再交渉により変更される可能性。」
との発言をしていて、4月26日に英FT紙が「仏大統領選の決選投票を
5月6日に控え、英国の企業経営者の多くは第1回投票でトップに
立った社会党のオランド候補支持に傾いている。」との観測報道を
していることや、ギリシャの総選挙も同じく5月6日に控えていて、
また、先週末27日の格付け会社のS&Pによる「スペイン格下げ発表」
に続く他の格付け会社の発表の可能性など、懸念材料もありますので
ユーロドルは(上下動するも)短期的に堅調傾向にはありますが、今後
の展開に過度の楽観はできないようで、振幅の大きな相場展開になる
可能性もありそうです。

ユーロドル相場では、上昇となった場合では、3月9日と21日と23日
の高値アラウンドの1.3280から1.33の「00」のポイント、及び3月の
下旬から4月2日にかけて何度も上値抵抗となった1.3375-85のポイ
ントおよび1.3400の「00ポイント」などが注目されます。
また、下落となった場合は、1.32の「00ポイント」および3月26日
安値の1.3191アラウンド、4月27日の前回安値の1.3157アラウンド、
そして3月22日安値の1.3135-1.3130アラウンドおよび1.3100の「00
ポイント」が注目されます。ここを下抜けた場合は、4月上旬および
4月18日の下値抵抗となった1.3060-50のポイントが注目されますが
2月16日と3月15日と4月16日に下値を支持した心理的な節目でも
ある1.3000の「000」アラウンドの重要ポイントは底堅そうです。

そのほか、日足で十字線を含み10日間連続で陽線が示現したポンド
ドルの今週の動向が注目されますとともに、第1四半期の生産者物
価指数および消費者物価指数がともに市場予想よりも弱かったにも
かかわらず堅調に推移している豪ドル米ドルですが、5月1日の
豪RBA政策金利の発表と豪RBA声明が注目されます。

なお、5月4日の米雇用統計ではNFPが+17.5万人と改善の市場予想
となっていますが、一部では弱い結果を予想する向きもあり、また、
ここ数年来ゴールデンウィーク後半に荒れ相場になることが少なく
ないようですので、軽率な予断はできませんが、一応の警戒だけは
しておきたいものです。


さて今回は、トレードと凡事のお話 その4 です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事」の第四話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


『おい、ジイさんよ。その他にもトレードや相場で
 当たり前なくらいに当たり前の事ってあるのかい。』


「ふむ。まだまだあるぞよ。
 今週もお前さんと一緒にいろいろ検討してみようかのう。」


『……。』


「たくさんあって困るほどじゃが…。そうじゃのう…。
 デイタームなどの短期トレードにおいて、
 『相場(チャート)にはタイムポイントがある。』
 これはどうじゃ。当たり前かのう。」


『あははっ。何だよそれ。珍説だなぁ。
 悪いけど、それが当たり前とはにわかに納得できないね。』


「ふむ…。では言い方を換えよう。
 チャートは縦軸の『価格』と横軸の『時間』で描画されるが、
 デイタームなどの短期トレードにおいて、
 横軸の『時間』はチャート分析に関係ないものじゃろうか。
 縦軸の『価格(レート)』だけ観ていればでよいものじゃろうか。」


『そんな…、なんかさぁ、意味ありげで小難しいこと言われても
 よく解らないけどさ。時間は関係ないとは言えないのかも
 しれないけれど、チャート分析って価格の動きがなんたって
 主となるものじゃないのかい。』


「たしかにそうじゃ…。
 しかし、このようなことは経験がないじゃろうか。
 『東京時間で大いに下落していた相場が
  夕方のロンドン勢の参入から強烈な踏み上げとなった。』
 『夕方のロンドン時間から爆上げとなっていた相場が、
  夜になりNY勢が参入してくると一転して反落となった。』
  どうじゃ。経験があるかね。」


『まぁな…、そう言われてみればそんなこともあるさ。
 でも価格抵抗とか指標発表の影響などで説明ができることでは?』


「確かにそれらもそうではあるのじゃが、
 時間の節目となるタイムポイントも、
 デイタームなどの短期トレードでは無視はできないものじゃ。」


『……。』


「これはオカルトでもアノマリーでもないのじゃ…。
 先日の米調査会社グリニッチ・アソシエーツが発表した
 外国為替市場の2011年9-11月期の取引高シェアでじゃが…、
 1位バークレイズ10.5%。2位独銀9.8%、
 3位シティグループ9.3%、4位UBS8.2%、5位HSBC7.6%、
 そして6位JPモルガン7.5%など、
 世界の為替取引の50%超を占めるビッグ6の巨人達が
 参入してくる時間帯になる『市場替わりのタイムポイント』では
 相場ががらりと変ることがあるのじゃ…。
 彼らの相場を動かす力はそれはそれは巨大なものじゃ。」


『いったい、どんなふうに相場が変わるってんだよ…。』


「ふむ…。定常的な性向はないのじゃが…。
 凪(なぎ)の相場がときに乱高下となって荒れる。
 下落していた相場が一転して上昇に転じる。
 軟調だった相場がさらに一段と下落する。
 上昇していた相場が一転して下落に転じる。 
 堅調だった相場がさらに一段と上昇する…。
 などなど様々じゃ。」


『……。』


「キーワードは『変化』であり『価格の動きの活性化』であり、
 警戒を要することとなるが、収益機会ともなる時間帯じゃ。」
 

『でも、どう変るかわかんなければ意味ねーし。』


「そうじゃろうか…。
 平穏な町にいるときと、国境を越えたときとでは
 まずは、その心構えが違ってくるように…、
 たとえば『価格のポイント』と『タイムポイント』が重なり、
 さらに下げ渋り(上げ渋り)が観られたりしたならば、
 安易な突っ込み売りは充分に警戒し避けることができるもので、
 『あれれ。一気に踏まれちまった…。』などということを
 防御する気構えもできるというものではないかのう…。」


『……。』


「NY時間終盤やオセアニア時間などでの市場の薄みを衝いた
 仕掛け的なスペキュレートもあるものじゃが…、
 (サーマータイムでは)
『オセアニアから東京時間に替わる午前8時から午前9時過ぎ』
『東京時間からロンドン時間に替わる午後3時から午後4時過ぎ』
『欧州の重債務国の債券入札のある午後5時半から午後6時半頃』
『NY勢の参入してくる午後9時頃から、および米指標発表時間』
『深夜12時のロンドンフィックスのその前後の時間』
 これらのあたりの時間帯は
『相場が変化する可能性のある時間帯』として
 認識しておく価値はありそうじゃのう。どんなもんじゃろうか。」


『ふーん。そんなもんかねぇ…。』


「特に、『価格のポイント』と『タイムポイント』が
 重っている場合は、相場の変化に要注意となるものじゃ。」

 
『まぁ、なんかよく解んないけど。
 そういうことにしておいてやらぁ。』


「では次に、週足や月足レベルでさえも一方向の動意、
 つまり、『週足や月足でもトレンドが発生することがある』
 これはどうじゃ。当たり前かのう。」


『そんなのチャートを観れば判ることさ。
 そのようなこともあること事は
 認めなくてはならない事実だろうぜ。当たり前だよ。』


「では、『価格の短期波動は有限である。』
 これはどうじゃ。当たり前かのう。」


『バカバカしいぜ。それもそうだろうよ…。』


「そうかね…。ではこれはどうじゃ。
 『有限である価格の短期波動において、
  時間経過とともに波動の終端に近くなる後期ほど
  一旦反転を食らうリスクか高まる。』これは当たり前かのう。」


『価格の短期波動が有限であるならば、
 まぁ、そういうことになるんだろうな…。』


「では汝(なんじ)に問う。
 『週足や月足でもトレンドが発生することがある』ことと、
 『価格の短期波動は有限である』ことを
 どのように整合して考えるのじゃ。
 つまりじゃ、一見、矛盾にも思えるこれらの事実を
 トレードにおいてどう整合させることができるのじゃろうか。」


『なんだよ。また汝なんて言葉使いやがって。ったくもう…。
 うーん。でも、確かに矛盾しているようにも思えるなぁ…。』


「これはお前さんへの来週までの宿題としておこう。」


『あははっ、ジイさんよ。
 今回は長い話を自分でうまく括(くく)りやがったな。
 おまけにこのオレ様に宿題とは恐れ入ったぜ。
 ジイさん、あんたもまだ少しは成長しているようだな。』


「あははっ。成長ではお前さんにはかなわぬがのう。」



なーんちゃって。
またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。



<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されました。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的にぬよ19時間学んでいただければと思います。


トレードと凡事の徹底のお話 その3


英国のエリザベス女王が21日に86歳の誕生日を
お迎えになられたのだそうですね。^^

●先週の主な出来事

<4月16日(月)>

ドル円やユーロドルが小さな下窓を空けて始まりました。
ドル円が程なく窓を埋めて揉み合う展開になりました。
スペインの副商務相が、
「スペインは自力での資金調達に問題はない。
ECBは債券購入を増やすべき。」などの発言をしました。
ダウ先物や原油先物はやや軟調に推移しました。
日経新聞が「日本はIMFへ600億ドルの追加資金支援を検討。」
との観測報道をしました。
オセアニア時間は主要通貨ペアがやや軟調傾向で揉み合いました。
英ライトムーブ住宅価格(4月)は前回値より強い+2.9%でした。
市場反応は限定的でした。
日経平均は下落して始まりました。
ダウ先物や原油先物がやや下落して揉み合いになりました。
東京時間序盤はドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートが下落してドル円がやや反発しました。
ユーロドルが1.30台前半まで下落しました。
日本政府高官が「人民元の変動幅拡大措置を歓迎。」
との発言をしました。
仲値を過ぎにドルストレートが反発をみせてドル円が反落しました。
アジアの株式市場は下落して始まりました。
中国上海株式市場は下げ幅を縮小して揉み合いになりました。
東京時間の午後からドル円が急落する展開になりました。
クロス円も下落する展開になりました。
ユーロ円が105円台を割り込み下落しました。
ドルストレートは小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物や原油先物は軟調傾向での揉み合いが続きました。
ロイター通信が、
「スペインの世論調査でラホイ首相の支持率が
今月に入って急落している。」との報道をしました。
午後2時半頃からドル円が反発をみせて揉み合いになりました。
日経平均は前週末比−167.35円で大引けになりました。
中国上海株式市場が終盤にやや反発をみせ小幅安で引けました。
日銀総裁が、
「日本経済は横ばい圏内だが持ち直しに向かう。
海外経済は全体として減速。
景気の先行きは新興国や復興需要の牽引で緩やかに回復へ。
ECB資金供給などで欧州発グローバル金融混乱リスクは後退。
デフレ脱却へ最大限努力している。
国内金融機関への欧州情勢波及リスクに注意が必要。」
などの認識を示しました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ユーロドルが一時1.3の大台を割り込む場面がありました。
スイス生産者輸入価格(3月)は予想より弱い−2.0%になりました。
限定的ながらスイスフラン売り反応がみられました。
欧州の株式市場は安寄り後にプラス圏へ反発して揉み合いました。
ダウ先物が前週末比プラス圏へ反発しました。
原油先物が下げ幅を縮小しました。
豪ドル米ドルなどに反発の動きがみられました。
レーン欧州委員が、
「脆弱な銀行には大幅な構造改革が必要。
銀行セクターの資本強化で民間企業と家計への融資の流は改善へ。
3年物資金供給オペの影響を注意深く監視している。」
などの発言をしました。
午後5時半頃からドル円が反発する展開になりました。
欧貿易収支(2月)は季調前で予想よりは弱い+28億ユーロでした。
市場反応は限定的でした。
スペイン5年物CDSスプレッドが過去最高の511.5bpになりました。
スペイン10年債利回りが今年初めて一時6%台に乗せました。
スペイン10年国債利回りが6.13%、
伊10年国債利回りが5.63%、ポルトガル10年国債利回りが12.65%、
仏10年国債利回りが3.01%、ベルギー10年国債利回りが3.44%、
オーストリア10年国債利回りが2.85%と、それぞれ上昇しました。
その後、ダウ先物や欧州株式市場や原油先物が堅調に推移しました。
主要通貨ペアが反発上昇しました。
午後7時半頃から主要通貨ペアがやや反落して揉み合いました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.46565%に低下しました。
スペインの首相が、
「財政赤字の管理が最優先課題。予想以上に迅速な行動が必要。
予算の規律は債券利回りを低下させる可能性。」
などの発言をしました。
NY時間が近づく頃にダウ先物が上げ幅を縮小しました。
欧州の株式市場や原油先物にやや反落の動きがみられました。
米シティ・グループの1-3月決算では1株利益が予想より弱い
0.95ドルになりました。
米小売売上高(3月)は予想より強い+0.8%、
NY連銀製造業景気指数(4月)は予想より弱い+6.56になりました。
構成項目の雇用指数は19.28と昨年5月来の好数値になりました。
主要通貨ペアにやや上昇反応がみられました。
加国際証券取扱高(2月)は予想より強い124.9億加ドルになりました。
加ドル買い反応がみられました。
ダウ先物や欧州株式市場や原油先物が再上昇しました。
対米証券投資(2月)は予想より弱い+101億ドルになりました。
ドル円に反落の動きがみられました。
NYダウは上昇して始まりました。
一時、ドルストレートが堅調推移になりました。
ドル円が下落する展開になりました。
クロス円が反落する展開になりました。
午後11時前にドルストレートがやや反落しました。
NYダウや欧州の株式市場が上げ幅を縮小しました。
原油先物が急反落しました。
米企業在庫(2月)は予想とおりの+0.6%、
米NAHB住宅市場指数(4月)は予想より弱い25になりました。
午後11時15分頃からドル円が一段安になりました。
ドル円は80円台前半まで下落しました。
米10年債利回りが一時1.95%あたりに低下しました。
ロンドンフィックス前に格付け会社フィッチのアナリストが、
「現時点では伊のいかなる格付け変更も検討はしていない。」
との発表をしました。
ユーロドルが1.30台後半に反発上昇しました。
ポンドドルが堅調傾向で推移しました。
豪ドルや加ドルなど資源国通貨が軟調に推移しました。
ロンドンフィックス頃からドル円が反発をみせました。
ドルストレートが揉み合いになりました。
ムーディーズが「仏の格付け変更は差し迫っていない。」
との発表をしました。
深夜1時半頃からNYダウや原油先物が反発上昇しました。
ドルストレートが反発上昇しました。
ユーロドルが再上昇して1.31台半ばを回復しました。
ドル円は揉み合い傾向が続きました。
米調査会社グリニッチ・アソシエーツが、2011年9-11月に実施の
外国為替市場の取引高のシェアを発表して、
「1位バークレイズ10.5%。2位ドイツ銀9.8%、
3位シティグループ9.3%、4位UBS8.2%、5位HSBC7.6%、
6位JPモルガン7.5%。」などの発表をしました。
クリーブランド連銀総裁が、
「経済は前向きの勢いを示すが成長のペースは苛立つほど緩慢。
労働市場は緩慢なペースだが改善続いていると思われる。
ガソリン価格上昇は家計消費を抑制するとみられる。
今年は2.5%、来年は3.0%程度の成長を予測。
失業率が最大雇用とられる6%に下がるまで4〜5年かかる。
インフレは今後数年は2%付近にとどまると予測。」
などの見解を示しました。
世界銀行が理事会で米ダートマス大学長のジム・ヨン・キム氏を
第12代の総裁に選出しました。
韓国中銀の総裁が、
「追加緩和策は効果より弊害の方が多い。流動性回収を計画すべき。
歳出削減は実を結ぶ前に経済的な痛みを伴う。
(主要国の)金融政策は限界に近づいている。」
などの見解を示しました。
オーストリア中銀総裁が、
「現段階で早期の長期流動性供給オペLTROは必要がない。
一定の間隔を置く必要がある。ユーロの収束には時間がかかる。」
などの発言をしました。
NY時間終盤にかけて主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
NYダウが上げ幅を縮小して揉み合いになりました。
セントルイス連銀総裁が、
「政策金利の固着化は最悪の政策の1つ。
FRBの事実上のゼロ金利政策の長期間維持が
二大政策目標の雇用最大化と物価安定をともに損なう恐れ。
冴えない3月米雇用統計は謎の1つ。経済は現在軌道に乗っている。
1-3月期の成長率は2.5〜2.7%を予想。
米経済は2012年に3%成長になる可能性。」
などの見解を示しました。
米アップルの株価が5日連続で下落しました。
米10年債利回りは終盤にかけ反発して1.97%あたりになりました。
NY原油(WTI)は102ドル台後半で引けました。
NYダウは前週末比+71.82ドルでこの日の取引を終えました。

<4月17日(火)>

オセアニア時間はドルストレートが小幅な揉み合いになりました。
ドル円はやや軟調傾向の揉み合い推移になりました。
原油先物にやや上昇がみられました。
東京時間が近づく頃にドルストレートがやや反落しました。
日経平均は小幅高で始まった後に一時マイナス圏へ反落しました。
その後、日経平均は再び反発して小幅高で推移しました。
東京時間序盤はドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ドル円が仲値にかけて反発しました。
ダウ先物は小幅な揉み合いになりました。
仲値を過ぎてからドル円がやや反落して揉み合いになりました。
豪RBA議事録では、
「インフレ見通し和らぐなら金融政策を緩和する理由になる。
政策緩和を考える前に第1四半期インフレ率をみるのが賢明。
豪の労働市場は抑制されたままである。
欧州には依然として将来のショックの可能性。
中国経済は過去6ヶ月間に明白に鈍化。
成長ペースの評価をやや下方修正。」
豪ドル売り反応がみられました。
豪ドル米ドルは下落して一時戻すも軟調推移になりました。
アジアの株式市場は安寄りの後に一時反発して再下落しました。
日経平均が上げ幅を縮小して前日の終値あたりで揉み合いました。
原油先物がやや反落をみせました。
日鉱工業生産確報(2月)は速報値より弱い−1.6%になりました。
日消費者態度指数(3月)は予想より強い40.3になりました。
アジアの株式市場が軟調に推移しました。
インド株式市場はインド中銀の政策金利引き下げで反発しました。
ドルストレートが一時反発をみせましたが軟調推移になりました。
豪ドル円が83円台を割り込みました。
日経平均は前日比−5.93円で大引けになりました。
ダウ先物が軟調傾向で推移しました。
仏大統領が「ユーロ相場下落は輸出を押し上げ良いニュース。」
との発言をしました。
ロンドン時間序盤にユーロドルが一時1.31台を割り込みました。
原油先物にやや反落の動きがみられました。
一部メディアが、
「仏大統領はECBにユーロ圏の景気支援を求めるために、
条約変更の必要ないなど成長支援の圧力を掛けている。」
との観測報道をしました。
欧州の株式市場は安寄りの後に前日比プラス圏に反発しました。
ダウ先物が反発上昇しました。
ドルストレートが急反発しました。
ドル円など主要通貨ペアが反発上昇しました。
スペイン10年債利回りが6%台を下回り低下しました。
原油先物に反発の動きがみられました。
午後5時からドルストレートにやや反落の動きがみられました。
英消費者物価指数(3月)は予想より強い+3.5%、
英消費者物価指数コア(3月)は予想より強い+2.5%、
英小売物価指数(3月)は予想とおりの+0.4%、
英DCLG住宅価格(2月)は前回値より強い+0.3%になりました。
ポンド買い反応がみられました。
ポンド主導で主要通貨ペアに上昇がみられました。
ユーロ円が106円台を回復しました。
スペインの短期債の入札では、
「目標上限は30億ユーロに対して総発行額が31.8億ユーロ。
12ヶ月物債では20.9億ユーロ発行。応札倍率2.9倍。
平均利回りは前回より高い2.623%。」などの結果になりました。
利回りは上昇しましたが需要は旺盛で無事に通過しました。
独ZEW景況感調査(4月)は予想より強い+23.4、
欧ZEW景況感調査(4月)は前回値より強い+13.1、
欧消費者物価指数確報(3月)は予想より強い+2.7%、
欧消費者物価指数コア(3月)は予想より強い+1.6%になりました。
ユーロに上昇反応がみられました。
欧州の株式市場が堅調に推移しました。
豪ドルが堅調に推移しました。
午後6時頃からドル円に一時反落の動きがみられました。
ECBが517.75億ユーロの7日物流動性供給オペを実施しました。
その後、ユーロドルにやや反落の動きがみられました。
午後7時頃からドル円が再上昇しました。
独連銀が実施したEFSFの6ヶ月証券の入札では、
「目標上限20億ユーロに対して19.9億ユーロ発行。
平均利回りが0.2537%、応札倍率が1.9倍。」
などの結果になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46565%になりました。
米ゴールドマン・サックスの1-3月き決算では、
16%減収、23%減益でしたが、
1株当たり利益は市場予想より強い3.92ドルになりました。
また四半期配当を1株当たり0.46ドルに引き上げると発表しました。
NY時間が近づく頃にドルストレートに反落の動きがみられました。
NY時間序盤にドル円やクロス円に反落の動きがみられました。
スペイン中銀総裁が、
「スペインがEUの救済を必要とするとは思っていない。」
との発言をしました。
米住宅着工件数(3月)は予想より弱い65.4万件、
米建設許可件数(3月)は予想より強い4.7万件になりました。
指標発表直後にややドル売り反応がみられました。
加製造業売上高(2月)は予想とおりの−0.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
午後10時頃からドル円に再び反発の動きがみられました。
加BOCが政策金利を1.00%に据え置きました。
加BOC声明では、
「刺激策の巻き戻しが適切になる可能性。
永続的な加ドル高は加の輸出を阻害する。」
などが示されました。
加ドルが急伸しました。
IMF国際通貨基金が、
「2012年の世界経済の成長予想を3.3%から3.5%に引き上げる。
2013年の世界経済の成長予想を4.0%から4.1%に引き上げる。
米国の2012年成長予想を1.8%から2.1%に引き上げる。
中国の成長率は今年8.2%、来年8.8%。
スペインの2012年成長予想を−1.8%とマイナス成長を予想。
ユーロ圏の2012年成長予想を−0.3%と−0.5%から引き上げる。」
などの発表をしました。
ダウ先物や欧州株式市場や原油先物が堅調に推移しました。
米10年債利回りは上昇して1.9981%になりました。
米鉱工業生産指数(3月)は予想より弱い±0.0%、
米設備稼働率(3月)は予想よりやや強い78.6%になりました。
市場反応は限定的でした。
NYダウは上昇して始まり13000ドルの大台を回復しました。
米10年債利回りが2%台を回復しました。
その後、ユーロドルなどドルストレートがやや軟調になりました。
NYダウがやや上昇幅を縮小しました。
午後11時頃からNYダウが再上昇しました。
主要通貨ペアが再び上昇して堅調に推移しました。
IMFの財政監視報告では、
「先進国の財政は危機的水準を脱しているが依然として高い。
世界的に継続的な財政再建が必要。
今年の日本の対GDP比の財政赤字は10%を予想。
同じく米国の対GDP比の財政赤字は8.1%を予想。」
などが示されました。
独連銀が、
「スペイン債利回りの上昇は状況の脆弱さを示している。
緩慢な財政や金融政策に警戒感を持っている。
独経済については底堅く推移している。
失業率の低さが内需を刺激し強さを増していくと見込んでいる。」
などの見解を発表しました。
深夜12時半頃からドルストレートにやや反落の動きがみられました。
オバマ米大統領が、
「投機筋の相場操縦による原油高騰は許容できない。
議会は投機的取引への罰則規定の引き上げ法案を承認すべき。」
との発言をしました。
ユーログループ議長が、
「ユーロ圏によるスペインへの追加的な金融支援は不要。
市場は財政健全化へのスペインの意欲的な取り組みに留意するべき。
もっと冷静になるよう市場に要請する。」
などの発言をしました。
NYダウが前日比で一時200ドル超上昇しました。
原油先物が一時105ドル台に乗せる場面がありました。
ポルトガル中銀総裁が、
「市場はユーロが崩壊しないと確信するには至っていない。
ユーロ圏のファンダメンタルズは強固。
危機への対応を緩めればECBの負担は増す。
財政の安定回復は最優先事項。ユーロ共同債は特効薬にはならない。
ユーロ圏には成長戦略も必要。」
などの発言をしました。
しだいに主要通貨ペアが揉み合い傾向になっていきました。
終盤にかけて原油先物が上昇幅を縮小しました。
NYダウが小幅な揉み合いになっていきました。
スペイン中銀が、
「国内金融機関の資本増強計画を了承した。
約291億ユーロの引当が必要。
155.7億ユーロの資本需要があると見込んでいる。」
などの発表をしました。
深夜3時頃からドル買い動意が優勢の展開になりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートにやや反落の動きがみられました。
ドル円が80.90円あたりまで上昇しました。
米財務次官が、
「G20とIMF会合では欧州債務問題に焦点をあて、
財政統合進めるなかでリスクに警戒するよう促す。
中国は金融セクターの改革を継続する必要。
人民元の変動幅拡大で市場原理が機能すれば
世界的な不均衡是正に寄与する。」
などの見解を示しました。
米10年債利回りは2.01%あたりになりました。
NY原油(WTI)は104ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+194.13ドルでこの日の取引を終えました。

<4月18日(水)>

NYクローズ後に発表された米主要企業の第1四半期決算では、
インテルの1株利益が市場予想より強い0.53ドル、
米IBMの1株利益が市場予想より強い2.78ドル、
米ヤフーの1株利益が市場予想より強い0.24ドル、
などになりました。
オセアニア時間ではドル円やクロス円が堅調傾向で推移しました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いになりました。
日本経済新聞が、
「日銀は2012-13年度のCPI見通しを小幅に上方修正する検討入り。
12年度はゼロ%台前半、13年度はゼロ%台後半に引き上げる方向。
27日開く金融政策決定会合で追加的な金融緩和策を検討する。」
などの観測報道をしました。
午前8時頃にドル円が81円台に上昇しました。
豪ドル円などクロス円も上昇しました。
ロイター通信が、
「伊政府は2013年までの財政収支均衡目標を達成できないとして
(財政改革を)1年遅らせる方針を固めた。
伊政府は今年の実質GDP見通しを当初の0.4%減から
1.2%減に大幅下方修正する方針。」などの観測報道をしました。
日経平均は大幅上昇して始まりました。
東京時間序盤はユーロドルなどが揉み合いになりました。
ドル円とクロス円は堅調に推移しました。
豪Westpac先行指数(2月)は前月より弱い+0.2%になりました。
ロイター通信が、南独新聞の記事として、
「財政難に苦しむスペインと、独の間で救済基金活用の方法をめぐる
意見対立が生じている。スペインは政府を介さないESFSによる
銀行への直接融資を認めるべきとしているのに対し、
独を中心とした主要拠出国は反対の姿勢を崩していない。
複数の独政府関係者はEFSFによる直接融資は規則上、
認められていないと指摘している。」
などの報道をしました。
ANZ消費者信頼感指数(4月)は前月より強い114.0になりました。
アジアの株式市場は上昇して始まり堅調に推移しました。
午前10半頃からユーロドルなどドルストレートが反落しました。
ドル円も一時反落しましたがその後に再上昇する展開になりました。
一部メディアが、
「3月の中国北京市の新築住宅価格は前年比0.8%減になった。」
との報道をしました。
日銀の副総裁が講演で、
「今後も必要に応じて追加的手段講じていく。
物価安定のめどとして国民が慣れた低い物価観を考慮。
1%物価上昇を能動的に目指す。
足元の景気回復の芽をしっかり後押しすることが必要。」
などの発言をしました。
ドル円やクロス円が堅調に推移しました。
正午過ぎからドルストレートが一時反発をみせました。
その後、ドルストレートやや軟調傾向の揉み合いになりました。
クロス円もやや上げ幅を縮小していきました。
ドル円は当日高値圏で小幅な揉み合いになりました。
日銀の副総裁が、午後の会見で、
「必要に応じて追加手段講じるとの姿勢は極めて明確。
欧州のリーマン型ショックの可能性は薄まったがリスクは大きい。
中国物価は長期的に日本の賃金に影響。」
などの見解を示しました。
日経平均は前日比+202.55円で大引けになりました。
中国上海株式市場は1.96%高で取引を終えました。
ダウ先物や原油先物は当日高値圏で揉み合いが続きました。
ロンドン時間序盤はユーロドルなどドルストレートが下落しました。
仏大統領がテレビ局BFMのインタビューで、
「ユーロが対ドルで高過ぎて域内の輸出企業の競争力を削いでいる
ECB総裁と話し合わなければならない問題。」
などの発言をしました。
ユーロドルが一時1.31台を割り込みました。
ドル円やクロス円も軟調になりました。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
ダウ先物や原油先物が一時やや反落をみせました。
その後、欧州の株式市場が一時下げ幅を縮小しました。
午後4時半過ぎからドルストレートが反発をみせました。
英のタッカー政策委員が、
「英中銀はインフレ期待を抑制していく。
英インフレ率は3%を上回ったまま下期入りとなる公算。
英インフレ率は短期的に目標を上回る恐れ。」
などの見解を示しました。
ポンド買い反応がみられました。
欧経常収支(2月)は前回値より強い−59億ユーロになりました。
市場反応は限定的でした。
午後5時頃からドル円が反発上昇しました。
クロス円が反発しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が一時反発をみせました。
英失業率(3月)は予想より強い4.9%、
英失業保険申請件数(3月)は予想より強い+3600件になりました。
英BOE議事録では、
「9対0で政策金利据え置きを決定。
8対1で資産買い入れ枠据え置きを決定。
反対票は引き続きマイルズ委員。追加量的緩和を主張。」
などが示されました。
これまで反対票を投じてきたポーゼン委員が資産買い入れ枠の
据え置きを主張して以前までの増額主張を撤回しました。
ポンドが急上昇しました。
ポンド円が130円の大台を回復しました。
ユーロポンドが急落してユーロドルが下落しました。
豪ドル米ドルなどポンドを除くドルストレートが反落しました。
ドル円は堅調に推移して81円台半ばに上昇しました。
欧州の株式市場が再び軟調推移になりました。
欧建設支出(2月)は前月比で7.1%の減少になりました。
ユーロドルは軟調に推移して1.30台後半に下落しました。
独2年債の入札では、
「目標上限50億ユーロに対して42.06億ユーロ発行。
平均利回りが前回より低い0.14%、応札倍率は前回と同じ1.8倍。」
などの結果になり、利回りは過去最低になりました。
独連銀総裁が、
「スペイン問題の解決はECBの責務ではない。
ECBによる債券購入は限定されるべきだが終了する計画はない。
危機は終息していないが出口戦略について準備はすべき。
第3次長期資金供給オペLTROについて議論する理由は見出せない。
現時点で利上げする理由は見出せない。
参加国のユーロ離脱の可能性は排除されないが仮定に過ぎない。」
などの発言をしました。
米バンク・オブ・ニューヨーク・メロンの1-3月期決算では、
1株当たり利益が市場予想とおりの0.52ドルになりました。
スペイン中銀が、
「スペインの銀行の不良債権は2月時点で融資残高8.2%に達した。
返済が遅延している融資は2月に38億ユーロ増加し1438億ユーロ。」
などの発表をしました。
その後、ダウ先物が下落する展開になりました。
欧州の株式市場が下げ幅を拡大しました。
原油先物に反落の動きがみられました。
ポンドを除く主要通貨ペアが軟調に推移しました。
豪ドル米ドルが1.03台半ばへ下落しました。
ドル円も反落して揉み合う展開になりました。
独財務省報道官が、
「スペインが支援プログラムを必要とする兆候はない。
欧州救済基金とスペインの個別銀行との直接の関連はない。」
などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46565%になりました。
NY時間が近づく頃にポンドの上昇が一服になりました。
ユーロドルや豪ドル米ドルの下落が一服になりました。
スイス政府が、
「ジョルダン氏をスイス中銀総裁に指名する。
 ダンシン氏をスイス中銀副総裁に指名する。」
などの発表をしました。
伊政府が、
「2013年財政赤字目標を対GDP比0.1%から0.5%に引き上げる。」
との発表をしました。
NY時間序盤はドルストレートが一時反発をみせました。
午後9時半頃からドルストレートが再下降しました。
ドル円も再反落してポンドを除く主要通貨ペアが軟調になりました。
EUのアルタファ報道官が、
「全てのスペイン地方政府は安定化法案を承認。
迅速に実施されると予想している。
自治州の健全な財政運営はスペインの財政戦略の重要な要素。
スペインが強力な2013、14年安定化計画を月内に提出すると確信。
財政政策の策定についてはスペイン当局がすべての責任を負う。」
などの発言をしました。
ダウ先物や欧州の株式市場が軟調に推移しました。
ガイトナー米財務長官が、ワシントンの講演で、
「逆風は吹いているが米経済は緩やかに回復しつつある。
金融セクターのリスクは劇的に低下した。
昨年は欧州債務危機や日本の津波などのショックで成長鈍化。
引き続き欧州からのリスクがある。」
などの発言をしました。
IMFの金融安定報告では、
「欧州58銀行を対象に危機拡大の影響を調査。
欧州の銀行は最大3.8兆ドルの資産削減を迫られる恐れ。
欧州の銀行バランスシート縮小幅は合計2.6兆ドルの可能性。
政府の約束反故や市場に大きな衝撃があった場合の影響を検討。
弱い政策シナリオの場合はユーロ圏GDP引き下げもあり得る。」
などが示されました。
NYダウは下落して始まり一時下げ幅を拡大しました。
米10年債利回りは1.98%あたりに低下しました。
その後、NYダウが下げ幅を縮小する展開になりました。
欧州の株式市場が下げ幅を縮小しました。
ドルストレートが反発上昇しました。
ユーロドルが1.31台前半に上昇しました。
ドル円は軟調傾向の揉み合いになりました。
EIA週間石油在庫統計は原油在庫は385万6000バレルの増加でした。
原油先物が揉み合いながらも102ドル台へ下落しました。
加BOC金融政策報告では、
「加ドルが3月の基準日以降上昇している。
当面は現水準を維持する公算が大きい。
ユーロ圏の景気後退は第3四半期まで続く可能性。」
などの見解が示されました。
欧州の株式市場が終盤に再び下げ幅を拡大しました。
スペインの株式市場は3年ぶりの安値水準になりました。
ロンドンフィックス頃からNYダウが再下降しました。
ユーロドルなどポンドドルを除くドルストレートが反落しました。
その後、再び反発して揉み合う神経質な展開になりました。
NY時間後半は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
独ツァイト紙が、
「ソブリン債危機で続投が要請されるとの憶測も広がっていたが、
ユンケル・ユーログループ議長は6月の任期満了をもって
議長職を退任する意向を確認した。
後任候補としてはショイブレ独財務相の名前があがっている。」
などの報道をしました。
米10年債利回りは1.975%あたりになりました。
NY原油(WTI)は102ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−82.79ドルでこの日の取引を終えました。

<4月19日(木)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
NY連銀が米AIG救済の際に取得のCDOを売却する意向を示しました。
米大手証券のモルガンスタンレーが、
「今年末でブッシュ減税が期限切れを迎えるが、
財政支出の削減は投資家の想像の以上に景気への悪影響となる。」
との見解を発表しました。
ダウ・ジョーンズ通信が、
「独の8大経済研究機関が同国2012年のGDP成長見通しを0.9%へ
小幅に引き上げた。」との報道をしました。
NZ第1四半期消費者物価指数は予想とおり+0.5%になりました。
市場反応は限定的でした。
ブラジル中銀が政策金利を予想とおり75bp利下げしました。
豪ドルなど資源国通貨などに上昇反応がみられました。
日通関ベース貿易収支(3月)は予想より強い−826億円、
同じく季調済では予想より弱い−6213億円になりました。
一時円買い反応がみられましたがその後に円が売られました。
ドル円は一時下げた後に反発上昇しました。
新華社が、
「中国人民銀行は流動性供給拡大に向け
銀行預金準備率引き下げやリバースレポを拡大する。」
との観測報道をしました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
IMFのラガルド専務理事が、
「世界経済の回復は非常に不安定。
経済の脆弱性は一部ユーロ諸国の利回りに反映。
独の経済回復は際立っている。
IMF財源増強に向けた加盟国からの確約は
これまでのところ3160億ドルでさらに増える可能性。
デリバティブ規制にはさらなる進展が必要。」
などの発言をしました。
東京時間序盤はドル円やクロス円が上昇しました。
資源国通貨が堅調傾向で推移しました。
ダウ先物が反発をみせました。
ユーロドルが一時下落した後に反発上昇しました。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
豪第1四半期NAB企業景況感指数は前月より弱い−1になりました。
日銀総裁が、
「我々は強力な金融緩和にコミットしている。
持続可能な財政が経済には不可欠。
金融政策はインフレだけではなく金融の不均衡も考慮するべき。
世界経済の一段の改革にはまだ多くの試練が待ち構えている。」
などの認識を示しました。
ドル円が81円台半ばへ上昇しました。
午前10時半頃からドルストレートが反落して揉み合いになりました。
アジアの株式市場は前日終値レベルで揉み合いになりました。
ダウ先物が上げ幅を縮小して揉み合いになりました。
ロイター通信が、朝鮮中央通信の報道として、
「韓国大統領が北朝鮮のミサイル発射に中傷したことに対し、
北朝鮮は韓国大統領の謝罪がなければ復讐の聖戦を行うと発表。」
と報じました。
米CNNニュースが、
「インドは長距離ミサイルのアグニ5の発射実験を行なった。」
と報じました。
東京時間の昼頃からドル円に反落の動きがみられました。
ユーロドルがやや軟調傾向の揉み合いになりました。
アジアの株式市場はまちまちの展開で推移しました。
日経平均が前日比マイナス圏で上下動の揉み合いになりました。
日銀の副総裁が、
「デフレ脱却と持続的成長の実現に向けた動きを促す。
強力な金融緩和姿勢のもとで必要に応じて適切な措置を行い、
企業活動をサポートしていく。」
などの発言をしました。
ドル円が午後1時半頃から再び反発する展開になりました。
原油先物は102ドル台後半での小幅な揉み合いが続きました。
日経平均は前日比−78.88円で大引けになりました。
中国上海株式市場は小幅安で取引を終えました。
ロンドン時間序盤にダウ先物や原油先物が上昇しました。
欧州の株式市場は上昇して始まりました。
ドルストレートが反発上昇しました。
クロス円も堅調傾向で推移しました。
ユーロ円が107円台を回復しました。
午後4時半頃からドルストレートが一時反落しました。
その後にユーロドルなどドルストレートが再上昇しました。
日財務副大臣が「貿易赤字が継続するとは思わない。」
との見解を示しました。
ドル円が上下動の揉み合いになりました。
ダウ先物が上昇の後に上下動の揉み合いになりました。
スペイン国債の入札が意識されてか、
主要通貨ペアがやや神経質な相場展開になりました。
伊工業受注(2月)は前月比で予想より弱い−2.5%、
伊工業売上高2月)は前月比で前月より強い+2.3%になりました。
中国外務相報道官が、
「IMFの資金基盤強化の手段について中国は協議する意向がある。」
との発表をしました。
ユーロドルが1.31台半ばへ上昇しました。
独経済研の合同見通しでは、
「ECB長期資金供給は物価安定の責務を脅かす恐れがある。
ECBの流動性供給策は時間稼ぎにすぎない。
ECBは13年末まで政策金利1%で維持する見込み。
独企業の競争力は過去30年で最高。
独経済成長は2012年は0.9%、13年は2%の見込み。
独財政赤字は対GDP比で2012年0.6%、13年0.2%の見込み。
独失業率は2012年6.6%、13年6.2%の見込み。」
などが示されました。
スペインの国債入札では、
「目標上限は25億ユーロに対して25.4億ユーロを発行。
10年債では14.25億ユーロ発行。落札利回りが前回より高い5.743%、
応札倍率が前回より高い2.4倍。
2014年償還債では11.16億ユーロ発行。
平均利回りが前回より低い3.463%、
応札倍率が前回より高い3.3倍。」などの結果になりました。
ユーロドルが一時1.31台後半まで上昇しました。
その後、10年債の利回り上昇が嫌われたか、
利益確定売りを浴びてユーロドルやユーロ円が下落しました。
他のドルストレートが一時やや反落して揉み合いになりました。
ダウ先物が急伸した後に反落して揉み合いになりました。
欧州の株式市場が上げ幅を縮小しました。
仏の2017年2月償還債の入札では、
「26.98億ユーロ発行されて、平均利回りが前回より高い1.83%。」
などの結果になりました。
ユーロが上下動激しい相場展開になりました。
午後7時過ぎからドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドル円が上昇してドルストレートが反落しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46565%になりました。
EU欧州連合が、
「スペインの銀行へEFSFおよびESMからの支援は必要がない。
財政赤字に対するスペインの決意を歓迎する。」
などの発表をしました。
米バンク・オブ・アメリカの1-3月期決算では、
1株当たり利益が市場予想より強い0.31ドルになりました。
米モルガン・スタンレーの1-3月期決算では、
1株当たり利益が市場予想より強い0.71ドルになりました。
ダウ先物に一時やや反発の動きがみられました。
その後、ダウ先物が急落する展開になりました。
独と仏の株式市場などが前日比マイナス圏へ反落しました。
ユーロドルが1.31台を割り込み下落しました。
仏の格下げの噂が市場に飛び交いました。
仏政府筋が「仏格下げの噂には根拠がない。」と否定しました。
ドルストレートが軟調に推移してクロス円が反落しました。
英BOEのボーゼン委員が、
「インフレ上昇は深刻になってきている。
英中銀は課税前のコアCPIの動きを深刻に受け止めている。
市場は私の資産買い入れ枠に関する投票に驚くべきではない。」
などの発言をしました。
NY時間序盤ではダウ先物や欧州株式市場が反発をみせました。
ドルストレートやクロス円に一時反発の動きがみられました。
米新規失業保険申請件数は予想より弱い38.6万件になりました。
米失業保険継続受給者数は予想より強い32.9万人でした。
ドル円やクロス円が反落しました。
ドルストレートが再び下落する展開になりました。
ダウ先物や原油先物が再び下落しました。
米10年債利回りが1.95%あたりに低下しました。
午後10時頃からユーロドルなどドルストレートが反発しました。
ユーロドルが1.31台を回復して反発上昇しました。
NYダウは前日終値を挟んで揉み合いになりました。
ドル売り動意が優勢になりました。
ドル円が下落してドルストレートが反発しました。
IMFのラガルド専務理事が、
「世界経済の回復は脆弱。ユーロ圏は潜在的リスクの震源地。
欧州の防火壁はやや不充分だがユーロ圏防衛に向け強い決意示す。
新興国は内需主導の成長が必要。
IMFの融資能力は今週末の会合で大幅に拡大される見通し。
IMFは3200億ドル超の財源強化を要望している。
救済基金を国家経由ではなく、直接、
銀行支援に振り向けるように欧州に要請した。
中国の人民元変動幅拡大は正しい方向に向けた好ましい一歩。
IMFは欧州だけでななく全てのメンバー国の危機に対応する。」
などの発言をしました。
欧消費者信頼感指数速報(4月)は予想より弱い−19.8になりました。
フィラデルフィア連銀製造業景況指数(4月)は予想より弱い+8.5、
米景気先行指標総合指数(3月)は予想より強い+0.3%、
米中古住宅販売件数(3月)は予想より弱い448万件になりました。
NYダウや原油先物が下落する展開になりました。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
豪ドルやNZドルなどが下落しました。
ユーロドルやポンドドルは上昇しました。
その後、NYダウが再び前日比プラス圏へ反発しました。
原油先物が一時反発をみせました。
ドル円や資源国通貨がやや反発して揉み合いました。
ロンドンフィックス過ぎにNYダウが再びマイナス圏へ反落しました。
主要通貨ペアにやや反落の動きがみられました。
日財務相がワシントンで、
「BRICs各国がしかるべき時期にIMFへの資金拠出を
表明することを期待している。」との発言をしました。
米5年物TIPS(物価連動債)の入札では、
「落札利回りがマイナス1.080%、応札倍率が2.58倍。」
になりました。
NY時間後半は主要通貨ペアがしばらく揉み合い傾向で推移しました。
NYダウは軟調傾向が続きました。
FRBが金融機関に対して、
「自己勘定売買やヘッジファンドへの投資を規制した、
ボルカールールを2014年7月までに導入するよう要請する。」
と正式に発表しました。
日銀総裁がワシントンで、
「実質ゼロ金利や金融資産買い入れ通じ強力な金融緩和を続ける。
日本経済が緩やかな回復軌道に戻ると予想とている。
日銀の金融緩和は最近の円下落の主因ではない。
新興国の業況は一段のインフレ安定が支援している。
欧州問題のテールリスクは後退。
欧州債務問題は直ちに解決するものではない。
米国のバランスシート調整はさらなる時間要する可能性。
米国債務の拡大めぐり米国債市場を特に懸念していない。」
などの発言をしました。
NY時間終盤にかけてドル円が反発上昇しました。
ドルストレートもやや反発してクロス円が反発上昇しました。
NYダウや原油先物が終盤にかけて下げ幅を縮小しました。
米10年債利回りは1.963%あたりになりました。
NY原油(WTI)は102ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−68.65ドルと13000ドルの大台を割り込みました。

<4月20日(金)>

米マイクロソフトの1-3月期決算では、売上高が174.1億ドル、
1株あたり利益が市場予想より強い0.60ドルになりました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
NY連銀が発表した週間統計では、
「通貨スワップ協定に基づき海外中銀に供給したドル資金は
12.76億ドル。全額がECB向け。期間は7日で金利は0.63%。」
などが示されました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが堅調傾向の揉み合いになりました。
ドル円が81円台後半に上昇しました。
一部メディアが、G20声明の草案として
「大きな下振れリスクが依然として残っている。
テールリスクは後退し始めた。2012年の成長見通しは穏やか。
産油国は適切な供給を約束。」
などが盛り込まれるとの報道をしました。
米ヘッジファンド・リサーチHFRが、
「世界のヘッジファンド業界の資産運用額が
今年1-3末時点で推計2兆1296億ドルと過去最高を更新した。」
との発表をしました。
東京時間が近づく頃にドル円がやや反落しました。
日第三次産業活動指数(2月)は予想より弱い±0.0%でした。
日経平均は小幅安で始まり揉み合いになりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや反落する展開になりました。
IMFの副専務理事が、
「日銀はその時々の経済情勢に応じて金融をさらに緩和すべき。
資産買い入れなど非伝統的措置取る余地は依然としてある。」
などの発言をしました。
午前9時半頃からユーロドルやドル円が反発をみせました。
豪ドル米ドルやポンドドルは軟調傾向で推移しました。
ダウ先物がやや反落しました。
仲値頃からドル円やユーロドルが揉み合いになりました。
ブラジルの財務相が、
「IMFへの具体的な拠出額を約束する時ではない。
ブラジルはIMFへの拠出の用意はない。
一部の国々はIMF改革の前進を望んでいない。」
などの発言をしました。
豪第1四半期輸入物価指数は予想より弱い−1.2%、
豪第1四半期輸出物価指数は予想より弱い−7.0%になりました。
限定的ながら豪ドル売り反応がみられました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
ドルストレートがやや軟調推移になりました。
その後、中国上海株式市場が前日比終値レベルで揉み合いました。
主要通貨ペアがしばらく揉み合い推移になりました。
日財務相が、
「G20では各国がIMFへの資金拠出の意向を表明。
IMFの資金強化目標4000億ドルは達成できる可能性が高い。
ガイトナー米財務長官と欧州問題について協議した。」
などの発言をしました。
中国上海株式市場が反発上昇しました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
東京時間午後からはドル売り優勢の展開になりました。
ドルストレートが反発してドル円やクロス円が反落しました。
時事通信が、
「G20財務相・中銀総裁会議がワシントンで開催され、
主要議題である欧州債務危機を封じ込めるための
IMFの融資基盤強化ではIMFが新たな目標に設定した4000億ドル
の拠出を確保できる見通しになった。」と報道しました。
午後2時半頃からユーロドルが一段高になりました。
ドル円にやや反発の動きがみられました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
日経平均は−27.02円の9561.36円で週取引を終えました。
独生産者物価指数(3月)は予想より強い+3.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
香港の株式市場が前日比プラス圏へ反発上昇しました。
ロンドン時間序盤はドル円が反発しました。
ユーロドルが上昇幅を縮小しました。
豪ドル米ドルなどが堅調傾向の揉み合いになりました。
中国国家情報センター経済予測部の幹部が、
「中国の経済成長率は4-6月期に8.2%前後で落ち着き、
7-9月期には8.5%へと反発すると予想。」との見解を示しました。
欧州株式市場は前日終値レベルで上下動の揉み合いになりました。
ダウ先物や原油先物にやや反落の動きがみられました。
スペイン10年債利回りが一時再び6%台に乗せました。
ユーロドルが一時反落を強めてその後に揉み合いになりました。
ポンドドルや豪ドル米ドルは揉み合いになりました。
ドル円は堅調傾向の揉み合いで推移しました。
午後4時半頃からダウ先物や欧州株式市場がやや反発しました。
ユーロドルなどドルストレートに反発の動きがみられました。
独IFO景気動向指数(4月)は予想より強い109.9になりました。
独IFO現況指数(4月)は予想より強い117.5になりました。
ユーロが買い反応がみられました。
IFOのエコノミストが、
「高インフレにもかかわらず小売の安定と期待感の良好に驚き。
2012年の独経済は四半期ごとに着実に改善する見込み。
最近のスペインや伊の懸念はIFOの結果に反映されていない。
今後数ヶ月はECBの金利変更はないだろう。」
などの見解を示しました。
ユーロドルが1.31台後半へ上昇しました。
他のドルストレートに連れ高の動きがみられました。
欧州の株式市場が前日プラス圏へ反発上昇しました。
英小売売上高(3月)は予想より強い+1.8%になりました。
ポンド買い反応がみられました。
午後5時半頃からダウ先物や欧州の株式市場が反落しました。
原油先物にやや反落の動きがみられました。
ドル買い動意が優勢になりました。
ユーロドルなどドルストレートが反落する展開になりました。
ドル円が81円台後半まで上昇しました。
ロイター通信が、G20筋の発言として、
「G20がIMF財源を4000億ドル以上増強することにコミットへ。」
との報道をしました。
一部メディアが「ロシアはIMFに100億ドルを拠出する用意。」
との報道をしました。
午後6時過ぎから欧州の株式市場が再び反発上昇しました。
ダウ先物や原油先物に反発の動きがみられました。
ユーロドルなどドルストレートが再び反発上昇しました。
ユーロドルが一時1.32台を回復する場面がありました。
ユーロ円が一時108円に迫るあたりまで上昇しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46565%になりました。
米ゼネラル・エレクトリックの1-3月期決算では、
調整後1株利益が市場予想より強い0.34ドルになりました。
共同通信が、
「日銀は27日に開く金融政策決定会合で
国債などの資産を買い入れるための基金を
現状の65兆円規模から5兆-10兆円拡大する案を軸に議論する。
基金で購入する国債の満期までの残存期間を
現状の2年以下から5年以下などに拡大することも検討する。」
などの観測報道をしました。
ドル円が午後8時頃から反落する展開になりました。
NY時間序盤はドル売り動意が優勢の展開になりました。
独連銀総裁が、
「市場の緊張は危機が終わっていないことを示している。
ユーロ危機は依然として最大の経済リスク。
危機は金融政策だけでは解決できない。
借り入れコスト上昇には改革促進効果もある。」
などの発言をしました。
加消費者物価指数(3月)は予想より弱い+1.9%、
加消費者物価指数コア(3月)は予想とおりの+1.9%、
加景気先行指標指数(3月)は予想より弱い+0.4%になりました。
加ドル売り反応がみられました。
NY時間に入って仏株式市場が一時やや反落する展開になりました。
ドルストレートの上昇が一服になりました。
ドル円の下落につれてクロス円が一時やや反落しました。
独の財務相が、
「欧州はもはやG20会合の焦点ではない。
欧州は実績を残してなお順調に進展している。」
などの見解を示しました。
ECBのコンスタンシオ副総裁が、
「ECBが政策金利を引き下げる理由はない。」
としてIMFの勧告を暗に否定しました。
ユーロのプットオプションの大量購入があったと報道されました。
午後10時頃からドル円やクロス円が反発をみせて揉み合いました。
NYダウは上昇して始まり堅調に推移しました。
原油先物が一時104ドル台に乗せる場面がありました。
ドルストレートが再上昇する展開になりました。
ユーロドルが1.32台に乗せました。
午後11時過ぎからドル円が反落しました。
米10年債利回りは一時1.99%あたりに上昇しました。
その後、ドルストレートの上昇も一服になりました。
中国人民銀行の副総裁が、
「中国第1四半期のGDPは想定の範囲内。8.1%のGDPは適切。
賢明な金融政策を追求とていく。IMF財源強化には言及しない。」
などの発言をしました。
米10年債利回りが徐々に低下していきました。
NY時間後半にNYダウが上昇幅を縮小していきました。
NY時間後半は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
ECBのコンスタンシオ副総裁が、
「来年の欧州の成長は強い公算。ECB金融政策のスタンスは適切。
変更または出口戦略のいかなる検討も時期尚早。」
などの認識を示しました。
G20の共同声明では、
「IMFの財源強化は4300億ドル超を確約。
原油高に警戒。必要なら適切に対応。
最近の景気は緩やかに回復している。
世界経済が直面するテールリスクは後退し始めた。」
などが示されました。
草案の先行報道されていたことで市場反応は限定的でした。
日銀総裁が、
「欧州のファイアウォール強化やIMFの資金増強は
世界の金融安定に有効だが構造改革のため時間を買うに過ぎない。
世界経済や米国経済は改善の動きがみられるが
欧州情勢と原油価格動向がリスク要因。」
などの認識を示しました。
日財務相が、
「今週のG20会議は大きな成果。
欧州債務問題は油断すると危機が再燃しかねない。
ユーロ圏は改革に向けた努力が必要。」
などの認識を示しました。
終盤にややドル売りがみられました。
ドル円がやや下落してドルストレートがやや上昇しました。
米10年債利回りは1.9594%になりました。
NY原油(WTI)は103ドル台前半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比+65.16ドルの13029.26ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<4月23日(月)>

午前10時半に豪第1四半期生産者物価指数、
午前11時半に中国HSBC製造業PMI速報(4月)、
午後2時に日景気一致CI指数確報(2月)、日景気先行CI指数確報、
午後4時半に独製造業PMI速報(4月)、独サービス業PMI速報(4月)、
午後5時に欧製造業PMI速報(4月)、欧サービス業PMI速報(4月)、
夜9時半に加卸売売上高(2月)、
などが予定されています。
豪・(中国)・独などの指標には注目です。

<4月24日(火)>

朝8時50分に日企業向けサービス価格指数(3月)、
午前10時半に豪第1四半期消費者物価指数、
午後3時にスイス貿易収支(3月)、
夜9時半に加小売売上高(2月)、
夜10時に米S&Pケースシラー住宅価格(2月)、
夜11時に米新築住宅販売件数(3月)、米消費者信頼感指数(4月)、
同夜11時にリッチモンド連銀製造業指数(4月)、米住宅価格指数(2月)
深夜2時に米2年債の入札、
深夜4時半から加BOC総裁の議会証言、
などが予定されています。
豪・加・米の指標には注目です。

<4月25日(水)>

※豪とNZの市場がアンザックデーでお休みです。

午後3時に日工作機械受注確報(3月)、
午後5時半に英第1四半期GDP速報、
夜9時半に米耐久財受注(3月)、
深夜1時半に米FOMC政策金利、
深夜2時に米5年債の入札、
深夜3時にFOMC経済・政策金利の見通し発表、
深夜3時15分からバーナンキFRB議長の記者会見、
深夜5時15分から加BOC総裁の議会証言、
英・米の指標およびFRB議長の記者会見には注目です。

<4月26日(木)>

朝6時にRBNZ政策金利、RBNZ声明、
午前9時に豪景気先行指数(2月)、
午後1時半に日全産業活動指数(2月)、
午後4時からドラギECB総裁の講演、
午後6時に欧消費者信頼感確報(4月)、
夜9時に独消費者物価指数速報(4月)、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
夜11時に米中古住宅販売保留(3月 成約)、
深夜2時に米7年債の入札、
などが予定されています。
NZ・(独)・米の指標には注目です。

<4月27日(金)>

朝8時01分に英GFK消費者信頼感調査(4月)、
朝8時半に日失業率(3月)、日全国消費者物価指数(3月)、
朝8時50分に日鉱工業生産速報(3月)、
正午過ぎ(時間未定)に日政策金利、日銀声明、
午後3時に日銀半期展望リポート、
同午後3時に独GFK消費者信頼感調査(5月)、
夕方(時間未定)に日銀総裁の記者会見、
午後4時にスイスKOF景気先行指数(4月)、
午後5時からスイスSNB総裁の講演、
9時10分から加BOC総裁の講演、
夜9時半に米第1四半期GDP速報、米第1四半期個人消費速報、
同夜9時半に米米第1四半期PCEコアデフレータ速報、
同夜9時半に米第1四半期GDP価格指数速報、
夜10時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数確報(4月)、
などが予定されています。
日・米の指標には注目です。


●先週のドル・円・ユーロの総括と今週の注目点

米ドルについては、先週はドルインデックスが週初に80.00を超えて
一時反発する場面がありましたが、その後、揉み合いを経て週末は
79.20あたりまで下落する展開になりました。週足レベルでは揉み合
いの状況の中、長めの陰線の示現になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前週末から低下しましたが、週半ばから変
らず0.46565%で安定した推移になりました。
一方、先週のNYダウは週間で179ドルほどの上昇になり、13000ドル
の大台を回復して週の取引を終えました。

そして米銀大手の第1四半期決算では、シティ・グループの1株あた
り利益は市場予想より弱い0.95ドルになりましたが、ゴールドマン
サックスの1株あたり利益は市場予想より強い3.92ドル、バンカメ
の1株あたり利益は市場予想より強い0.31ドル、モルガン・スタン
レーの1株当たり利益は市場予想より強い0.71ドル、になるなど、
減収や減益はみられたものの、1株あたり利益は市場予想を上回っ
たところが多く、米銀大手第1四半期決算は無事に通過しました。

また米調査会社グリニッチ・アソシエーツが発表した2011年9-11月
に実施した外国為替市場の取引高シェアでは、「1位バークレイズ
10.5%。2位独銀9.8%、3位シティグループ9.3%、4位UBS8.2%、
5位HSBC7.6%、6位JPモルガン7.5%。」と、外国為替の取引では
米国勢が、独銀を筆頭にする欧州勢をその取引高で抜き、また、
これら為替取引のビッグ6が世界の為替取引の50%超を占めている
ことが示され、興味深いニュースになりました。
そして、20日に米ヘッジファンド・リサーチHFRが「世界のヘッジ
ファンド業界の資産運用額が今年1-3末時点で推計2兆1296億ドルと
過去最高を更新した。」との発表も興味深いニュースでした。

先週の米主要経済指標では、16日の小売売上高(3月)は予想より強い
+0.8%、対米証券投資(2月)が予想より弱い+101億ドル。17日の
米住宅着工件数(3月)が予想より弱い65.4万件、米建設許可件数(3月)
が予想より強い74.7万件、米鉱工業生産指数(3月)が予想より弱い
±0.0%、19日の米新規失業保険申請件数予想より弱い38.6万件、
フィラデルフィア連銀製造業景況指数(4月)が予想より弱い+8.5、
米中古住宅販売件数(3月)が予想より弱い448万件、米景気先行指標
総合指数(3月)が予想より強い+0.3%などになり、米小売売上高は
市場予想より好結果となりましたが、全般的に弱い指標結果が多い
1週間になりました。

また、米要人発言では、16日にセントルイス連銀総裁が「政策金利
の固着化は最悪の政策の1つ。FRBの事実上のゼロ金利政策の長期間
維持が二大政策目標の雇用最大化と物価安定をともに損なう恐れ。
冴えない3月米雇用統計は謎の1つ。経済は現在軌道に乗っている。
米経済は2012年に3%成長になる可能性。」とタカ派の認識を示し、
18日にガイトナー米財務長官が「逆風は吹いているが米経済は緩やか
に回復しつつある。金融セクターのリスクは劇的に低下した。昨年は
欧州債務危機や日本の津波などのショックで成長鈍化。引き続き欧州
からのリスクがある。」と米経済回復の認識とともに欧州への警戒を
示したなどの他は、米FOMC前のブラックアウト期間入りのため米要人
の発言は聞かれませんでしたが、その前週の要人発言も含めますと、
弱かった米雇用統計後も、単月の1つのデーターに過ぎないとの見方
が多く、タカ派の要人達はタカ派の見解のままで、また、一方のハト
派の要人達がそのハト派の見解を特に強めている様子でもなく、米の
要人達のスタンスにはあまり変化が見られていないようです。

今週の米経済指標では、24日の米消費者信頼感指数(4月)と米新築住
宅販売件数(3月)、25日の米耐久財受注(3月)と米FOMCおよびFOMCの
米経済・政策金利見通しの発表とバーナンキFRB議長の記者会見、
26日の米新規失業保険申請件数と米中古住宅販売保留(3月 成約)、
27日の米第1四半期GDP速報に米第1四半期個人消費速報とミシガン
大学消費者信頼感指数確報(4月)などが注目されます。

先週は米10年債利回りも週末時点で1.9594%と、その前の週よりも
低下していて、バーナンキFRB議長が気にかけている米長期金利も
比較的安定していて金利面でも米追加緩和を後押しする材料とはな
っていないようですが、米FOMCと米第1四半期GDP速報のイベントが
注目されます。

円については、19日の通関ベースの貿易収支(3月)は−826億円と市場
予想よりは強い結果となりましたが、季調後では−6213億円と市場予
想より弱い結果になりました。そして、同日に日財務副大臣が「日本
の貿易赤字が継続するとは思わない。」との見解を示しました。
日本の要人発言や新聞の観測報道などでは、16日に日銀総裁が「日本
経済は横ばいだが持ち直しに向かう。海外経済は全体として減速。
景気の先行きは新興国や復興需要の牽引で緩やかに回復へ。ECB資金
供給などで欧州発グローバル金融混乱リスクは後退。デフレ脱却へ
最大限努力している。国内金融機関への欧州情勢波及リスクに注意が
必要。」などの認識を示し、18日に日本経済新聞が「日銀は2012-13
年度のCPI見通しを小幅に上方修正する検討入り。12年度はゼロ%台
前半、13年度はゼロ%台後半に引き上げる方向。27日開く金融政策
決定会合で追加的な金融緩和策を検討する。」との観測報道をして、
同日に日銀の副総裁が「今後も必要に応じて追加的手段講じていく。
物価安定のめどとして国民が慣れた低い物価観を考慮。1%物価上昇
を能動的に目指す。足元の景気回復の芽をしっかり後押しすることが
必要。必要に応じて追加手段講じるとの姿勢は極めて明確。欧州の
リーマン型ショックの可能性は薄まったがリスクは大きい。」など
発言をして追加緩和姿勢を強く示し、19日に日銀総裁が「我々は強力
な金融緩和にコミットしている。持続可能な財政が経済には不可欠。
金融政策はインフレだけではなく金融の不均衡も考慮するべき。世界
経済の一段の改革にはまだ多くの試練が待ち構えている。実質ゼロ
金利や金融資産買い入れ通じ強力な金融緩和を続ける。」などの発言
をして、金融緩和姿勢を強く示しました。

日銀の緩和姿勢は明確で、27日に開かれる金融政策決定会合で追加
緩和が示されることはほぼ決定的ですが、その緩和規模について、
20日に共同通信が「日銀は27日に開く金融政策決定会合で国債などの
資産を買い入れるための基金を現状の65兆円規模から5兆-10兆円拡
大する案を軸に議論する。基金で購入する国債の満期までの残存期間
を現状の2年以下から5年以下などに拡大することも検討する。」
などの観測報道をしましたが、もしもこのとおりとなるとしますと、
先々週来からの市場予想の範囲ということになり、先週に市場は日銀
の緩和策の先行織り込みを進めていることから、27日に開かれる日銀
金融政策決定会合、及びそれ以前に、円売りへの調整の動きとなる可
能性がありそうです。27日に日銀が市場予想を超える緩和策を打ち出
すのか、あるいは観測報道の範囲となるのか注目されますが、市場予
想の範囲であった場合などでは、投機筋の円の売り越も積み上がって
いるだけに“Sell the fact”による円売りの巻き戻しで円高となる
可能性も少なからずありそうです。

先週のドル円相場は、週初16日の東京時間に下落した後にロンドン
時間序盤に反発をみせましたがNY時間前半に反落して80円台前半まで
下落する展開になりました。その後、小幅な揉み合いを経て17日の
東京時間午後から日銀の緩和策への期待で上昇に転じ、週後半にか
けて反発上昇する展開になりました。週末はロンドン時間序盤に
81.77円あたりまで上値を試しましたがその後はやや頭の重い動き
になり81.52円で週の取引を終えました。

今週のドル円相場では、先週に引き続き、反発上昇となった場合、
20日の高値の81.77ないし10日の高値の81.86から82.00円の節目の
「00ポイント」、ここを上抜けた場合は、5日および6日の高値の
82.55-82.65円アラウンド、ここを超えた場合は、4日の高値アラ
ウンドでもある83.00円の節目の「00ポイント」がレジスタンスと
して注目されます。82.00円の節目は強い抵抗となりそうです。
また、下落となった場合は、まずは81.00の節目「00ポイント」、
ここを下抜けた場合は3月7日と4月11日の安値の80.58円アラウ
ンド、さらに下落した場合は、2月28日の安値アラウンドでもある
80.00の大台の節目「000」ポイントが2月1日から3月15日の上昇
波動の50%アラウンドでもあり重要なサポートとして注目されるこ
とになりそうです。80.00では底堅くなる可能性がありますが、ここ
をさら下抜けた場合は昨年10月31日の79.50アラウンド、および2月
1日から3月15日の上昇波動のフィボナッチ61.8%戻し水準になる
79.15-25アラウンドがサポートとして注目されます。


ユーロについては、先週のユーロドル相場では16日の週初に小さめ
の下窓を空けて始まり東京時間にかけて軟調に推移して、ロンドン
時間序盤にスペイン5年物CDSスプレッドが過去最高の511.5bpにな
ったり、スペイン10年債利回りが今年初めて一時6%台に乗せたこ
とでリスク回避の動意が強まり、ユーロドルが一時1.3000の大台を
割り込みましたが、その後、ダウ先物や欧州株式市場や原油先物な
どの反発を背景に持ち直して、NY時間に反発して、ムーディーズの
「仏の格付け変更は差し迫っていない。」との発表も後押しして、
1.31台半ばまで上昇する展開になりました。

17日は仏大統領の「ユーロ下落は輸出を押し上げ良いニュース。」
との発言を材料にユーロドルは一時1.31台を割り込みましたが、
スペイン短期債の入札も無事に通過して、独ZEW景況感調査も市場
予想より強かったこともあり持ち直し、またユーログループ議長の
「ユーロ圏によるスペインへの追加的な金融支援は不要。市場は財
政健全化へのスペインの意欲的な取り組みに留意するべき。もっと
冷静になるよう市場に要請する。」などの発言もあって、小康の相
場展開になりましたが、NYダウが200ドルほど上昇したものの、
積極的なリスク選好でのユーロ買いにまでは至りませんでした。

18日はロイター通信の「伊政府は2013年までの財政収支均衡目標を
達成できないとして(財政改革を)1年遅らせる方針を固めた。伊政
府は今年の実質GDP見通しを当初の0.4%減から1.2%減に大幅下方
修正する方針。」などの観測報道もあり、東京時間に軟調な推移と
なって、ロンドン時間序盤に仏大統領がテレビ局BFMのインタビュー
で「ユーロが対ドルで高過ぎて域内の輸出企業の競争力を削いでい
るECB総裁と話し合わなければならない問題。」などの発言を材料に
ユーロドルは一時1.31台を割り込みました。その後、英BOE議事録で
これまで反対票を投じてきたポーゼン委員が資産買い入れ枠の据え
置きを主張してポンド買いにユーロポンドが急落してユーロドルが
1.3067あたりまで下落しました。その後も独連銀総裁の「スペイン
問題の解決はECBの責務ではない。ECBによる債券購入は限定される
べきだが終了する計画はない。危機は終息していないが出口戦略に
ついて準備はすべき。第3次長期資金供給オペLTROについて議論す
る理由は見出せない。現時点で利上げする理由は見出せない。」
との発言や、スペイン中銀の「スペインの銀行の不良債権は2月時
点で融資残高8.2%に達した。返済が遅延している融資は2月に38億
ユーロ増加し1438億ユーロ。」などの発表に揺れながらも、NY時間
に反発をみせて再び1.31台を回復して揉み合いになりました。

19日はスペイン国債の入札を前に神経質な動きとなった後に、スペ
インの国債入札で「目標上限は25億ユーロに対して25.4億ユーロを
発行。10年債では14.25億ユーロ発行。落札利回りが前回より高い
5.743%、応札倍率が前回より高い2.4倍。」と利回りは上昇したも
のの、発行額を低めに設定していたことでなんとか無事に通過して
ユーロドルは一時1.31台後半まで上昇しましたが、その後に、
“Sell the fact”の売りを浴びて一時1.3069あたりまで下落しま
した。しかしその後、NY時間序盤に急激に買い戻され1.31台半ばま
で急反発する激しい相場展開になりました。そしてその後しばらく
やや堅調傾向での揉み合い推移になりました。

20日は東京時間に時事通信の「G20財務相・中銀総裁会議がワシント
ンで開催され、主要議題である欧州債務危機を封じ込めるためのIMF
の融資基盤強化ではIMFが新たな目標に設定した4000億ドルの拠出を
確保できる見通しになった。」との報道があり、ユーロドルはやや
堅調傾向での揉み合いが続きました。ロンドン時間序盤ではスペイ
ン10年債利回りが一時再び6%台に乗せことで揺れながらも、独IFO
景気動向指数が市場予想より強い109.9になったことで反発上昇して
ダウ先物や欧州株式市場の反落にユーロドルも一時反落しましたが、
その後にダウ先物や欧州の株式市場が再び反発上昇したことや、
独の財務相の「欧州はもはやG20会合の焦点ではない。欧州は実績を
残してなお順調に進展している。」との発言およびECBのコンスタン
シオ副総裁の「来年の欧州の成長は強い公算。ECBが政策金利を引き
下げる理由はない。」との発言も背景に、G20で「IMFの財源強化は
4300億ドル超を確約。原油高に警戒。必要なら適切に対応。最近の
景気は緩やかに回復している。世界経済が直面するテールリスクは
後退し始めた。」と発表される前に、通信社の観測報道で先行織り
込みでユーロドルは上昇して堅調推移になりました。NY時間後半は
小幅な揉み合いなって1.3218で週の取引を終えました。

今週のユーロでは、23日の中国HSBC製造業PMI速報(4月)や、同日の
独製造業PMI速報(4月)と独サービス業PMI速報(4月)、26日のドラギ
ECB総裁の講演と独消費者物価指数速報(4月)などが注目されますが、
ユーロドルでは対ドル通貨として25日の米FOMCおよびFOMCの米経済
・政策金利見通しの発表とバーナンキFRB議長の記者会見が大きな
材料になります。

スペイン10年債利回りが6%台近辺に高止まりとなっていることや、
スペインの世論調査でラホイ首相の支持率が今月に入って急落して
いることや、IMFがスペインの2012年成長予想を−1.8%とマイナス
成長を予想していることや、ロイター通信が「伊政府は2013年まで
の財政収支均衡目標を達成できないとして(財政改革を)1年遅らせ
る方針を固めた。伊政府は今年の実質GDP見通しを当初の0.4%減か
ら1.2%減に大幅下方修正する方針。」などの観測報道をしている
ことや、スペイン中銀が「スペインの銀行の不良債権は2月時点で
融資残高8.2%に達した。返済が遅延している融資は2月に38億ユー
ロ増加し1438億ユーロ。」と発表していることや、IMFの金融安定
報告で「欧州の銀行は最大3.8兆ドルの資産削減を迫られる恐れ。
欧州の銀行バランスシート縮小幅は合計2.6兆ドルの可能性。弱い
政策シナリオの場合はユーロ圏GDP引き下げもあり得る。」と発表
していることや、スペインで銀行の不良債権が急拡大していて、
1994年以来初めて貸出金に占める不良債権の比率が8%を超えてい
るなど、悪材料には事欠かないほどではありますが、欧州の軽度の
リセッションが織り込み済みとなっているとともに、不充分との指
摘はありますが、先般、欧州のファイアーウォールが拡大されて、
さらに今回のG20でIMFの財源強化が4300億ドル超となったことで、
市場センチメントが緩和されてはいるようです。

この原稿を書いている時点では不明ですが、22日の仏大統領選挙の
第1回投票の結果によっては週初に窓を空けて始まる可能性がある
など、G20の結果が織り込まれた後は、5月6日ギリシャ総選挙や、
同日の仏大統領選の決選投票(予定)などの不確実性のあるイベント
も控えていて、上述のような悪材料の負の潜在ポテンシャルも弱く
はないだけに、今後の展開に過度の楽観はできないようです。

ユーロドルのチャートポイントでは、先週末時点で1.3218で終値とは
なりましたが、週初まずは1.32の「00」ポイントを巡る攻防が注目
されます。上昇した場合は、3月9日と21日と23日の高値アラウンド
の1.3280から1.33の「00」のポイント、及び3月下旬に何度も上値
抵抗となった1.3375-85のポイントが注目されます。
また、下落となった場合は、2月16日と3月15日と4月16日に下値
をサポートした心理的な節目でもある1.3000の「000」アラウンドの
重要ポイント、そして1月16日の安値から2月29日の高値の上昇波
の61.8%戻しの1.2950-60のポイントなどが注目されます。
ここを下抜けた場合は下落が強まる可能性がありそうです。

そのほか、先週は17日にインド中銀が市場予想以上の0.5%利下げ
して政策金利を8.0%に決定したのに続き、19日にもブラジル中銀
が政策金利を市場予想とおり75bp利下げして、新興国が緩和に軸足
を移していることで、市場では中国もやがて預金準備率を引き下げ
るとの観測があるようです。
また、先週発表された英BOE議事録で、これまで反対票を投じてきた
ポーゼン委員が資産買い入れ枠の据え置きを主張して、以前までの
増額主張を撤回したことはサプライズになりました。
そして今週は24日に豪第1四半期消費者物価指数が発表されますが、
豪RBAの政策金利決定に際し重要指標となりますので注目されます。


さて今回は、トレードと凡事の徹底のお話 その3です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事の徹底」の第三話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^

『おい、ジイさんよ。ランダムウォークとも言われる相場で
 そのほかどんな当たり前のことがあるって言うんだい。』

「ふむ…。確かに絶対はない相場において、
 当たり前なこととは、確定的な定義を示すもので、
 大それたことではあるがのう…。
 まぁ、一つ一つお前さんと一緒に検討してみようではないか。」

『……。』

「まず…、前回との話にもかかわることじゃが。
 『100Pips得るには価格が100Pips以上動かなければならない。』
 これはどうじゃ。当たり前かのう。」

『何だって? おいおい、バカバカしいことを言うなよ。
 そんなの当たり前じゃないか。』

「100Pipsとは単なる例であり、何Pipsでもよいことなのじゃが、
 案外とこれを忘れてしまうトレーダーがいるものなのじゃ。
 不思議なことにたいそう勉強しているトレーダーに多いのじゃ。」

『……。』

「損小利大とすべく、リスク・リワード比を
 例えば1対3などとしてブレーク狙いでトレードに臨むのじゃが、
 レンジ性の強い相場つきになると
 ことごとくやられてしまうことがあるのじゃのう…。」

『……。』

「相場はブレークとなるときも、またレンジ相場となるときもある。
 ただ、ブレークにおいて、何Pips狙えるかは、
 そのときの相場のボラティリティによるのじゃ。
 例えば50Pipsしか相場が動かない時に、
 トレーダー側がどんなに頑張り100Pipsを狙っても
 (その1回のトレードでは) それは得ることはできないのじゃ。
 何Pips得れるかはそのときの相場次第というわけじゃのう…。」

『……。』

「トレードとは相場に従うことじゃ。
 相場自体が主(あるじ)で、トレーダーは客人なのじゃ。
 ビッグ・プレーヤーは別としても、
 客が主(あるじ)を動かすことはできないものなのじゃ。」

『……。』

「例えば100Pips狙おうとすることも、
 例えばリスク・リワード比を1対3とすることも、
 相場にとってみれば、それは単なる
 トレーダー側が決めた勝手なルールであって、
 いつも相場にそれを当てはめ
 無理強いすることはできないものなのじゃ…。」

『……。』

「それを一貫性を持つことの大切さを学んだが故に
 相場つきにかかわらず常に当てはめようと努力して、
 損小利大が大事であるということで押し戻りを懸命に堪え、
 目標リワード未達で何度も何度も反転を食らうも、
 一時のドローダウンと自身に言い聞かせるのじゃのう…。
 そして資金を枯渇させたた挙句に、
 相場はランダムウォークだと叫び結論づけて、
 市場を去り往くトレーダーもいるのじゃ…。」

『何だとぉ! ゴラァ。一貫性や損小利大を否定するのか!』

「これこれ、そういきり立つではない…。
 そういうことではないのじゃ…。損小利大は大切なことじゃ。
 ただ、手法には相場つきによる『適用』が重要であり、
 そして、そのとき相場が動く以上に利大を目指すことは
 できないことは認めなくてはならない事実であって、
 100Pips得るにはそれが可能な相場つきを厳選する必要があり、
 そこにおいてのみ手法が適用されるべきもので、
 そこではじめて一貫性と損小利大が存在するということじゃ。
 50Pipsしか動かない時に100Pipsを目指すことは無理なのじゃ。
 50Pipsしか動かないときは30Pipsの利確でも良いではないか。」

『……。』

「繰り返すが、トレードとは相場に従うことじゃ。
 手法の適用以前に、まずは
 『相場つきの認識ありき』ということじゃのう…。
 恒常的に損失が多いという事実がある場合は、
 それは不適合というマーケットからの知らせの手紙じゃ。
 トレードを修正すべきとの市場の勧告じゃ。」

『……。』

「30Pips程の一旦の含み益でストップの位置をトレールするなど、
 工夫の余地もあるのではないかのう…。」

『まぁ、そうかもな。』

「では次に、『無限に続く膠着(こうちゃく)相場はない。』
 これはどうじゃ。当たり前かのう。」

『へっ、何だって…。
 そんなの当たり前じゃないかよ。』

「ではこれはどうじゃ。『膠着相場では利益を上げにくい。』
 どうじゃね。そうではないかのかね。」

『ったくもう…、それもそうだろうよ。当たり前だ。』

「では汝(なんじ)に問う。
 なぜ、陰線陽線が不規則に混合して浮動のある小幅揉み合いで
 トレードをあーでもないこーでもないと検討しているのじゃ。
 なぜ、トレードに良い相場状況を『待とう』としないのじゃ。」

『おいおい、糞ジジイめ。汝ときたもんかよ。
 何だよ腹立つ。その上から目線の物言いは。
 オレ様は言っとくけどね、すっごく誇り高き男なんだぜ。』

「これはすまん、すまん…。そう怒りなさんな。
 大切なところなので印象深くするよう、
 こんな言葉を使ったのじゃて…。はて、どうじゃ?」

『あぁ…、時間がないんだよ、オレ様は。
 会社から帰ってチャートを広げりゃ、
 上げるか下げるかしかない相場であれば、
 即判断してトレードしたくなるってもんじゃないか。
 そんなのフツーだっつうの。』

「またいつの日かテーマにしたいと思うがのう。
 相場は上げるか下げるかだけではなく、
 トレードとしては不明の状況もあるものなのじゃ。」

『……。』

「よく1時間足は上昇トレンドで陽線が示現しているけれども、
 5分足では陰線となっている場合など、
 その時、どうしたらよいかさっぱり解らない、
 などということがあるものじゃが、それはその時点で
 判断しようとしていること自体に無理があるのじゃのう。
 判らないこともトレードの立派な判断の1つなのじゃ。」

『……。』

「そのような場合は『待つこと』じゃ。
 1時間足の上昇トレンドが継続するならば、
 5分足で押し切って反発上昇に転じた時点などで
 『押し目買いをすることが基本』になるものじゃ。
 そのときは5分足でも陽線が示現し始めて反発を示し、
 1時間足での上昇継続と5分足での反発を確認でき、
 ロング(買い)の判断が無理なくできるものじゃ。」

『ふーん。そんなもんかねぇ…。
 ところでいつの間にか今日の話が激長になってるぜ。
 また来週にしたどうなの。』

「あれれ、今回はあまりに長すぎた。こりゃいかんわい…。」


なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


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私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されています。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。


トレードと凡事の徹底のお話 その2


中国人民銀行が上下0.5%以内に規制していた人民元の変動幅を
今月16日から上下1%に拡大することを決定しましたね。

●先週の主な出来事

<4月9日(月)>

週初のオセアニア時間は豪ドルがやや反落して始まりました。
米雇用統計明けの週初の市場は比較的静かなスタートでした。
イースターで豪やNZの市場は休みでした。
ダウ先物が大きく下落して始まりました。
原油先物も下落して始まり軟調に推移しました。
主要通貨ペアがリスク回避動意で軟調になりました。
東京時間が近づく頃に一時ドルストレートがやや反発をみせました。
日国際貿易収支(2月)は予想より弱い+1021億円、
日国際経常収支(2月)は予想より強い1兆1778億円になりました。
限定的ながら円買い反応が一時みられました。
日経平均は大きく下落して始まり軟調に推移しました。
東京時間序盤はドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートが反落してドル円がやや反発しました。
アジアの株式市場は下落して始まりました。
中国消費者物価指数(3月)は予想より強い+3.6%、
中国生産者物価指数(3月)は予想とおりの−0.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
その後、ダウ先物やアジアの株式市場が下げ渋りになりました。
中国上海株式市場が下げ幅を縮小しました。
ダウ先物がやや反発して揉み合う展開になりました。
ドルストレートやクロス円が反発をみせました。
東京時間午後は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
日景気ウォッチャー調査現状判断DI(3月)は予想より強い51.8、
同先行判断DI(3月)は前回値より弱い49.7になりました。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前週末比−142.19円で大引けになりました。
中国上海株式市場が終盤にかけて再び軟調傾向になりました。
欧・英・独・スイスなどの市場はイースターで休みでした。
ロンドン時間序盤はややドル売り優勢の展開になりました。
ドルストレートが反発してドル円が反落しました。
クロス円はやや軟調傾向の上下動の揉み合いになりました。
日経済財政相が、
「デフレ脱却と経済活性化が課題。新会議で経済状況を点検する。」
との発言をしました。
ポルトガル統計局が、
「2月の貿易収支では輸出の急増と輸入の減少を受け赤字が縮小。
輸出が前年同月比13.2%増加。輸入は3.5%減。」
との発表をしました。
ポルトガル中銀が、
「ポルドガル国内民間銀行によるECBの資金供給の利用残高は、
2月の475.5億ユーロから、3月は563.2億ユーロに18%増加。」
との発表をしました。
英債務管理庁のスティーマン長官が、
「英BOEの資産買い入れプログラムを注視している。
今のところ問題はないはないが英BOEによる大量購入が
需給関係を歪める可能性がありその場合はBOEに連絡を取る。」
との発言をしました。
IIF国際金融協会が、
「欧州にはより規模の大きい域内救済基金と、
ギリシャやアイルランドやポルトガルが直面する恐れのある
資金不足を補うための取り組みが必要。」
との見解を示しました。
NY時間が近づく頃にダウ先物が再び反落しました。
原油先物は軟調に推移しました。
ポンドドルなどに反落の動きがみられました。
NYダウは下落して始まり軟調に推移しました。
NY時間序盤ではドルストレートやクロス円に反落がみられました。
米10年債利回りが2.03%あたりに低下しました。
その後、ドルストレートが反発上昇しました。
資源国通貨が一時堅調傾向で推移しました。
ドル円は小幅な揉み合いが続きました。
加第1四半期企業景況感調査は予想売上高が+35.00になりました。
米CB雇用トレンド指数(3月)は前月比で0.18%低下の107.28でした。
スペイン政府が、
「財政再建のために保有している銀行株の売却を加速させる。
ヘルスケアや教育分野での100億ユーロの予算削減の実施をする。
来年には単年度財政赤字をGDPの3%に削減する目標を再度表明。」
などの発表をしました。
原油先物が一時101ドル台を割り込む場面がありました。
その後、NYダウが下げ幅を縮小していきました。
ユーロドルやポンドルなどドルストレートが堅調に推移しました。
クロス円も堅調傾向で推移しました。
深夜2時頃からドル円が反発上昇しました。
ユーロ円が107円台を一時回復しました。
原油先物が反発上昇していきました。
NY時間終盤にかけてNYダウが再び反落する展開になりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが反落しました。
ドル円は小幅揉み合いになっていきました。
米10年債利回りは2.04%あたりになりました。
NY原油(WTI)は102ドル台半ばあたりで引けました。
NYダウは祝日前比−130.55ドルでこの日の取引を終えました。
3月13日以来の約1ヶ月ぶりに13000ドルの大台を割り込みました。

<4月10日(火)>

ブラジル大統領が、オバマ米大統領との首脳会談で、
「世界経済にはややスタグフレーションのリスクがある。
幾つかの国は人為的に通貨を切り下げている。
財政抑制策が景気回復を阻害している。」
などの認識を示しました。
米WSJ紙のウェブ版が、
「ギリシャでは11日に議会の解散が見込まれている。」
と観測報道しました。
ギリシャの新民主主義党の党首が、
「ギリシャの総選挙は5月6日に実施される見込み。。
ギリシャ新民主主義党は議会で過半数を得ることを目指す。」
などの発言をしました。
ロイター通信の調査では、
「米政府公認証券ディーラー15社のうち11社が、
バーナンキ議長は6月にQE3を発表すると予想している。」
との結果が示されました。
ギラード豪首相が、
「財政黒字を達成する予定。それはRBAに政策変更の余地を与える。
豪州の高齢者ケアは問題が山積。成長見通しは潜在成長に沿うもの。
豪経済のファンダメンタルズは強固。」
などの発言をしました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが一時やや軟調に推移しました。
その後、ドル売り傾向の展開になりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが反発をみせました。
ドル円は上下動の小幅な揉み合いになりました。
英RICS住宅価格(3月)は予想より強い−10.0%になりました。
市場反応は限定的でした。
バーナンキFRB議長が、
「米経済は金融危機の影響から回復したとの状況からはほど遠い。
金融安定政策の枠組みはまだ水準に達していない。
システムリスクの理解と体系的監督の観点採用には進展が見られる。
金融安定化政策は現在では中銀にとって金融政策と同等の責務。」
などの見解を示しました。
経済情勢や金融政策見通しに言及しなく市場反応は限定的でした。
豪AIG建設業指数(3月)は前月より強い36.2になりました。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤はドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドル円が反発上昇してドルストレートがやや反落しました。
バーナンキFRB議長が、講演後の質疑応答で、
「FRBは新たな住宅大幅下落の回避措置をとった。
FRBは信用危機回避のために多くの新たな手段を用いた。
FRBは国際的に一貫性ある資本ルールを望んでいる。
世界の監督当局者の間に協力の精神が必要。
金融システム内の不透明な領域の精査に重点を置き、
金融システム全体を保護する規制を設ける必要。
MMF業界を守るためには更なる規制措置が必要になる可能性。」
などの発言をしました。
日財務相が、
「(円相場では)一喜一憂しない。
4月は経済指標など上向きな流れとなっている。
ここで土台を作り飛躍しないといけない。
日銀は注意深く適宜適切に対応していくれると思う。」
などの発言をしました。
日経済相が、
「日銀にはCPI1%上昇に向けて柔軟・果断な金融政策を期待。」
との発言をしました。
ダウ先物や原油先物がしだいに反発していきました。
日経平均が堅調傾向で推移しました。
仲値近くからユーロドルなどドルストレートが反発しました。
値値後にドル円が反落する展開になりました。
豪NAB企業景況感指数(3月)は前月より強い+4になりました。
豪NAB消費者信頼感(3月)は前月より強い+3になりました。
豪求人広告件数(3月)は前月比+1.0%の3年ぶりの高水準でした。
豪ドル買い反応がみられました。
アジアの株式市場はまちまちの展開になりました。
韓国の株式市場は堅調傾向で推移しました。
中国上海株式市場は安寄りの後に反発して揉み合いました。
香港の株式市場は軟調傾向で推移しました。
新華社が「中国の第1四半期の中国貿易収支は6.7億ドルの黒字。」
との観測報道をしました。
豪ドルなど資源国通貨が上昇しました。
その後、中国上海株式市場が軟調に推移する展開になりました。
韓国の株式市場が反落しました。
ダウ先物がやや反落して揉み合いになりました。
中国貿易収支(3月)は予想より強い+53.5億ドルになりました。
豪ドルなどドルストレートが事実売りを浴びて反落しました。
正午過ぎに日銀が政策金利の据え置きを発表しました。
日銀声明では、
「金融政策の現状維持を全員一致で決定。
金利を6ヶ月物ドルLIBORで半年ごとに見直し貸付期間は1年で
3回の借り換えを可能とする米ドル融資枠の新設を決定。
成長基盤支援ドル供給は貸付総額120億ドル。
1回あたり20億ドル程度を予定。金融機関ごと貸付上限は10億ドル。
成長基盤支援ドル供給は四半期に一度貸し付けを実施する。
資産買い入れ基金の水準は現状維持とする。
日本経済は横ばい圏内にあるが持ち直しに向ける動きがみられる。
日本経済の先行きは緩やかな回復経路に復していくと考えられる。
消費者物価の前年比は当面ゼロ%近辺で推移。
海外経済は全体としてなお減速した状態から脱していない。
国際金融資本市場は総じて落ち着いている。
世界経済めぐる不確実性が引き続き大きい。
国際商品市況や中長期的な予想物価上昇率など注視必要。
デフレからの脱却は成長力強化と金融面の後押しを通じて実現。
日銀は強力に金融緩和を推進。成長強化に向けた取組を支援。」
などが示されました。
追加緩和が見送られたことで円買い動意になりました。
ドル円やクロス円が反落する展開になりました。
原油先物に反落の動きがみられました。
日経平均が上げ幅を縮小して前日比マイナス圏へ反落しました。
スイス失業率(3月)は予想より強い3.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
日工作機械受注速報(3月)は前月より強い+2.4%になりました。
日経平均は前日比−8.24円で大引けになりました。
独貿易収支(2月)は予想より強い+147億ユーロ、
独経常収支(2月)は予想より弱い+11億ユーロになりました。
市場反応は限定的でした。
中国上海株式市場が終盤にかけて反発しました。
ダウ先物にやや反発の動きがみられました。
AP通信が「北朝鮮がロケット打ち上げの準備を完了させた。」
と報道しました。
日銀総裁の記者会見では、
「穏やかな回復復帰の可能性高まりつつある。
欧州債務問題のテールリスクは低下している。
次回会合では特に念入りに点検し適切に政策運営する。
次回会合の判断を予め予断するのは慎む。」
などの発言をしました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが軟調傾向で推移しました。
ポンドドルなどドルストレートが下落しました。
スペイン中銀の総裁が、
「景気が悪化し続けるようなら銀行の更なる資本増強が必要。
国内銀行の検査はまもなく完了する。スペインは更なる改革が必要。
債務危機からの回復は遅い。」
などの認識を示しました。
祝日明けの欧州株式市場は下落して始まりました。
午後5時頃から主要通貨ペアの下落が一服になりました。
欧州の株式市場が下げ幅を縮小して揉み合いになりました。
ダウ先物がやや反発上昇して揉み合いました。
スペイン10年債利回りが5.90%、ポルトガル10年債利回りが12.32%、
伊10年債利回りが5.58%など、それぞれ利回りが上昇しました。
伊の株式市場が5%近く下落しました。
午後6時頃から主要通貨ペアが再び反落して揉み合いました。
ダウ先物に再び反落の動きがみられました。
EU筋が、スペインの財政案への最初の検査を終えて、
「好ましく見ている。スペインは正しい方向に向かっている。」
との見解を発表しました。
スイスSNBの暫定総裁が、
「フラン相場をめぐる政策への(市場の)懐疑は間違っている。
あらゆる手段でフラン相場の上限を防衛する。」
と発言しました。
ややフラン売りがみられましたが限定的でした。
午後8時頃からユーロドルなどドルストレートが反発しました。
クロス円に一時反発の動きがみられました。
原油先物にやや反発の動きがみられました。
LIBORドル3ヶ月物金利は祝日前水準の0.46915%でした。
OECDが、
「ユーロ圏経済は転換点に達した可能性。
しかし伊や仏など主要国経済は低迷が続く見通。」
などの見解を発表しました。
NY時間序盤はドル売り動意が優勢の展開になりました。
ドル円が再び下落して一時81円台を割り込みました。
ドルストレートが上昇しました。
仏短期債の入札では、
「12週間物では発行額が37.06億ユーロ。
応札倍率は2.763倍、平均落札利回りは0.084%。」
などになりました。
午後10時近くからドルストレートに反落の動きがみられました。
NYダウは小幅安で始まり前日比マイナス圏で揉み合いました。
ドル円にやや反発の動きがみられました。
米卸売在庫(2月)は予想より強い+0.9%になりました。
ダウ先物が下落幅を拡大しました。
ドル円が再び81円台を割り込み下落しました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
原油先物が軟調に推移しました。
独与党のCDUキリスト教民主同盟の幹部のフックス議員が、
「欧州ファイアウォールをこれ以上拡大するのは適切ではない。
スペインと伊は必要なことを実施している。
スペインに関しては懸念する必要はない。
独議会にはこれ以上のファイアウォール拡大には反対が多い。」
などの発言をしました。
欧州株式市場が終盤にかけて下げ幅を拡大しました。
NYダウの下落が強くなっていきました。
ドルストレートが一段安になりました。
米10年債利回りが一時1.98%あたりまで低下しました。
深夜1時半頃からドルストレートが反発をみせました。
オーストリア中銀総裁が、
「現状では長期流動性供給のLTROは必要ないが、
今後の可能性は排除しない。
スペインは更なるステップをとる必要がある。」
などの認識を示しました。
米3年債の入札では、
「最高落札利回りが0.427%、応札倍率が前回より弱い3.36倍。」
などの結果になりました。
ドル円の軟調が続きました。
豪ドル円が82円台後半へ下落しました。
ダラス連銀総裁が、
「米国は過剰流動性の状況。雇用について伸びが不充分。
財政については不透明感が最大限に高まっている。
弱い雇用統計に関してはやや注目されるが、
経済に対する見方に変化を及ぼすものではない。
単月の数字で物事の決定はできない。」
などQE3へ否定的見解を示しました。
アトランタ連銀総裁の講演では金融システム改革の必要性
についてが主で金融政策への言及はありませんでした。
ミネアポリス連銀総裁が、
「6〜9ヶ月の間に緩和解除を始める必要。
2012年終盤にも利上げを正当化する条件が整う可能性。」
などの見解を示しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが再び反落しました。
FRBの公定歩合議事録では、
「カンザスシティー連銀が公定歩合1%への引き上げを要求。
10地区連銀が公定歩合の据え置きを要求。
ボストン連銀が公定歩合0.5%へ引き下げを要求。
経済活動は引き続き改善。見通しは慎重なまま。
エネルギー高が消費者の購買力奪い物価上げるリスク。
理事らは大半が公定歩合の維持を推奨した。」
などが示されました。
米10年債利回りは1.99%あたりになりました。
NY原油(WTI)は101ドルあたりに下落しました。
NYダウは大幅下落になり前日比−213.66ドルで取引を終えました。


<4月11日(水)>

NYクローズ後に発表された米アルコアの1-3月期決算では、
「1株利益が市場予想より強い0.10ドル、売上高60億ドル。」
と、69%の減益にはなりましたが予想より強い結果でした。
ダウ先物にやや反発の動きがみられました。
API米石油協会の週間石油在庫統計では、
原油在庫が658万バレルと大幅に増加しました。
NZ第1四半期NZIER企業景況感は前期より強い+13になりました。
英BRC小売売上調査の既存店売上は予想より強い前年比+1.3%、
同全店調査が予想より強い前年比+3.6%になりました。
市場反応は限定的でした。
オセアニア時間ではドル買い動意がやや優勢の展開になりました。
午前8時頃にドル円が一時反発をみせました。
ドルストレートが軟調に推移しました。
IMF関係筋が「中国の経常黒字見通しを下方修正へ。」
との発表しました。
豪ドルなど資源国通貨が下落しました。
日財務相が「為替の動向に一喜一憂しない。」と発言しました。
ドル円が再び反落して揉み合いになりました。
日機械受注(2月)は予想より強い+4.8%になりました。
日経平均は大きく下落して始まりました。
東京時間序盤はドル円が揉み合いになりました。
豪ドルなど資源国通貨に反発の動きがみられました。
ダウ先物はやや反発した後に揉み合いになりました。
豪Westpac消費者信頼感指数(4月)は前月より弱い94.5でした。
アジア開銀が、
「中国の2013年の成長率予想を8.7%と予想。
2012年の中国の成長率予想を9.1%から8.5%に引き下げる。
中国の2012年のインフレ率は4.0%の見込み。
短期的にさらなる刺激策が必要な明確な根拠はない。
中国の成長にとっての下振れリスクは対外需要。
新興アジア諸国の成長率予想、2012年6.9%、2013年7.3%。
アジアの平均インフレ率は2012年4.6%、2013年4.4%。」
などの見通しを発表しました。
豪住宅ローン許可件数(2月)は予想よりは強い−2.5%でした。
アジアの株式市場は下落して始まりました。
その後、中国上海株式市場が反発上昇する展開になりました。
豪ドルが反発上昇を強めました。
ユーロドルなどドルストレートが反発しました。
ダウ先物はジリ高で推移しました。
豪主要労働組合のAWUが、
「豪RBAは金利政策を誤っている。
豪ドル安を促すとともに製造業部門の雇用喪失に歯止めするべく
政策金利を引き下げるよう要請する。」
との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
午後1時半頃に一部メディアが、日銀の関係筋からの情報として、
「日銀は次回会合で追加緩和検討へ。
日銀は追加緩和で資産買入基金の増額を検討。」
との観測報道をしました。
ドル円やクロス円が一時急上昇する場面がありました。
日経平均が下げ幅をやや縮小しました。
日銀金融経済月報では、
「先行きの生産緩やかに増加。4-6月にかけて増加基調へ。
海外経済は改善の動きがみられている。
輸出はこれまでのところ横ばい圏内。
生産は横ばい圏内にあるが持ち直しに向かう動きがみられている。
復興需要で公共投資が増加。住宅投資持ち直しへ。
日本経済は横ばい圏内にあるが持ち直しに向かう見込み。」
などが示されました。
中国上海株式市場がやや反落して前日終値レベルで揉み合いました。
日経平均は7日続落で前日比−79.28円で大引けになりました。
原油先物は101ドル台前半で揉み合いになりました。
独卸売物価指数(3月)は前月より弱い前月比+0.9%になりました。
ロンドン時間序盤はドル売りが優勢の展開になりました。
ドル円が反落してユーロドルなどドルストレートが上昇しました。
ユーロドルが1.31台を回復しました。
中国上海株式市場が小幅高で取引を終えました。
欧州株式市場は安寄りの後に前日比プラス圏へ反発しました。
ダウ先物に上昇の動きがみられました。
スペイン国債のCDSの保証料が過去最高水準に上昇しました。
その後、ユーロドルなどドルストレートが反落しました。
クロス円に反落の動きがみられました。
欧州の株式市場やダウ先物に反落の動きがみられました。
ECBのクーレ専務理事が、
「スペイン情勢は市場が神経質であることを示唆している。
長期資金供給オペが変動金利であることは重要。
スペイン金利は正常化すべき。
国債購入措置に関してスペインについても活用は可能。」
などの認識を示しました。
スペインの10年債利回りが5.91%あたりに低下しました。
その後、午後5時頃からドルストレートが反発して揉み合いました。
ドル円がやや反発をみせてクロス円が反発しました。
欧州の株式市場やダウ先物が反発して揉み合いになりました。
インドネシア地方でM8.6の地震が発生しました。
日財務相が、
「日銀には2月の緩和策の効果を見極め次回会合に臨んで欲しい。
デフレ脱却の出口に関して今月はこの1年を占ううえで重要な月。
日銀は適時適切に対応してくれると思う。
政策を出し渋ってはいないと思っている。」
などの発言をしました。
伊短期債の入札では、目標11億ユーロに対して同額発行されて、
「1年物では、発行額が80億ユーロ。
落札利回りが前回より高い2.840%、
応札倍率が前回より高い1.52倍。」
などの結果になりました。
独10年債の入札では、
「応札額41.09億ユーロに対して発行額が38.7億ユーロ。
平均落札利回りが前回より低い1.77%、
応札倍率が前より低い1.1倍。」
となるなど、応札額が目標を下回る「札割れ」になりました。
ユーロ売り反応がみられユーロドルなどが反落しました。
ロンドン時間序盤の為替市場は神経質な上下動になりました。
その後、欧州株式市場やダウ先物が反発して堅調推移になりました。
原油先物に反発の動きがみられました。
ユーロドルや豪ドル米ドルなどドルストレートが反発上昇しました。
ドル円も反発してクロス円も反発上昇しました。
欧州委員会が、
「スペインは赤字に対して重要な努力をしている。
スペインは新たな財政緊縮プランの全体像を提示する必要がある。
スペインは銀行資本増強のためEFSFから支援は必要ない可能性。」
などの見解を示しました。
ドイツ当局が、低調だった10年債入札を受けて、
「投資家の独債への興味が欠乏したわけではない。
多少高い不確実性の中では良い結果だった。」
などの見解を示しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.46865%に低下しました。
ダウ先物や欧州の株式市場は堅調傾向で推移しました。
スペインの首相が、
「膨大な仕事が待ち受けている。我々の責任は大変大きい。
多くの地域は資金調達に問題がある。
向こう4年間の目的は成長と雇用創出。
スペインが救済を必要としないことは明白だが、
債権者の信頼を得なければならない。」
などの発言をしました。
午後7時頃からドル円の反発が一服になりました。
午後8時頃からドルストレートが上昇一服になりました。
欧州株式市場やダウ先物にやや反落の動きがみられました。
市場替わりのNY時間序盤はドルストレートが反落しました。
加住宅着工件数(3月)は予想より強い21.56万人になりました。
市場反応は限定的でした。
アトランタ連銀総裁が、
「2014年終盤まで低金利維持との文言は経済の現状に概ね一致。
追加緩和が必要なら不胎化伴う国債買い入れが選択肢の1つ。
追加国債買い入れには米経済に劇的な負の変化が必要。」
などの発言をしました。
米輸入物価指数(3月)は予想より強い+1.3%になりました。
午後9時半頃から欧州株式市場やダウ先物が再上昇をみせました。
ドルストレートやドル円に再び反発の動きがみられました。
米10年債利回りが2.03%超に上昇しました。
午後10時頃にユーロドルなどドルストレートが一時反落しました。
NY時間序盤は為替市場が神経質な展開になりました。
NYダウは上昇して始まりました。
ドル円が上昇して81円台を回復しました。
主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
原油先物が反発上昇しました。
米CNBCが「ギリシャ債務交換の参加率が96.6%になった。」
との報道をしました。
米当局がアップルなどを反トラスト法違反で提訴しました。
EIA週間石油在庫統計は原油在庫が279万1000バレルの増加でした。
ロンドンフィックスが近づく頃に主要通貨ペアが反落しました。
欧州の株式市場が終盤にかけて上昇幅を縮小しました。
格付け会社のフィッチが、
「中国の外貨建て格付けをA+に据え置く。
自国通貨建て格付けをAA−に据え置く。
見通しは外貨建てが安定的、自国通貨建てがネガティブ。
中国不動産市場の巻き戻しとなった場合は大きなリスクの可能性。」
との発表をしました。
深夜1時頃からドルストレートが反発をみせて揉み合いました。
ギリシャの総選挙が5月6日に実施されることが決定しました。
米10年債の入札では、最高落札利回りが2.043%、
応札倍率が前回より低い3.08倍になりました。
伊の財務省債務管理局の局長が、
「伊と独の利回り格差の拡大の半分は独国債の利回り低下に起因。
投資家は避難先を求めている可能性。
債券下落の多くはスペインからの影響が大きい。」
などの見解を示しました。
オランダ中銀総裁が、
「スペインはユーロ圏の最大の問題になっている。
市場の信頼回復のために迅速に改革に着手する必要。
長期流動性供給オペLTROはファンダメタルズの根本的な
解決にはならない。時間稼ぎにしかならない。」
などの見解を示しました。
米財政収支(3月)は予想より弱い−1982億ドルになりました。
米地区連銀経済報告では、
「5地区の活動は緩やかなペースで拡大。
クリーブランドとセントルイスは緩慢な成長。
製造業は自動車とITを中心に大半の地区で拡大継続。
多くの地区の製造業は短期的な成長見通しを楽観。
石油価格の上昇をやや懸念。
小売業は前向き。異例の暖冬が販売増に貢献の地区もある。
家計消費の短期的な見通しは勇気づけられる。
新車販売は多くの地区で強いか強まっていると報告。
住宅市場はやや改善。非居住用不動産は強まったか安定的。
雇用活動は安定的か小幅に増加した地区が多い。
賃金上昇圧力は抑制。インフレ率全般的に低い。」
などが示されました。
NYダウが終盤にかけてやや反落する展開になりました。
主要通貨ペアがやや反落しました。
米WSJ紙が、ゴールドマン・サックスのエコノミストの見解として
「スイスSNBが防衛ラインを1.25に引き上げる可能性。」
との観測報道をしました。
ユーロスイスが上昇しました。
ユーロドルなどドルストレートが終盤にかけてやや反発しました。
米10年債利回りは2.03%あたりになりました。
NY原油(WTI)は102ドル台後半で引けました。
NYダウは6日ぶりに反発して前日比+89.46ドルで大引けました。

<4月12日(木)>

セントルイス連銀総裁が、
「3月の米雇用統計はデータのひとつに過ぎない、
景気回復との見通しを大きく変えるものではない。
最近の雇用データの多くは上方修正されていた。
2014年までの文言によりツイストオペ終了後も緩和効果が続く。」
などの見解を示しました。
オセアニア時間はややドル売り傾向の揉み合いになりました。
メキシコの太平洋沖でM6.9の地震がありました。
イエレンFRB副議長が、
「米経済は徐々に回復と予想。米国外の低成長が米見通しを圧迫。
住宅市場や財政政策が経済への逆風。
最近の雇用増は我々が必要しているよりもはるかに少ない。
インフレ率は2%以下にとどまると予想。
雇用の拡大ペースは時間とともに若干強まる見通し。
米雇用見通しは非常に緩和的な政策を正当化。
回復ペースが予想下回れば一段の金融緩和が正当化される可能性。
回復が大幅に加速すれば予測より早い時期の引き締め開始が必要。
ECBとのスワップ枠が安定化で役割果たしてきた。
米国の財政アプローチは持続的でない。秩序ある金融政策を支持。
さらなるQE後にFRBがインフレ抑制可能と確信。
6月のツイストオペ終了は引き締めにならないだろう。」
などの発言をしました。
東京時間が近づく頃に主要通貨ペアが反発上昇しました。
日国内企業物価指数(3月)は予想より強い+0.6%になりました。
日経平均は前日比プラス圏で始まりました。
ダウ先物が反発の後に反落して揉み合う展開になりました。
東京時間序盤はドルストレートに反落の動きがみられました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
日経平均が前日マイナス圏へ一時反落しました。
日銀総裁が、
「日本経済のデフレからの脱却がきわめて重要な課題と認識。
日銀は強力に金融緩和を推進。成長に向けて民間金融機関を支援。
日本経済は横ばい圏内にあるが持ち直しに向かう動きみられている。
消費者物価の前年比は当面ゼロ%近辺で推移。
世界経済をめぐる不確実性は引き続き大きい。」
などの見解を示しました。
豪新規雇用者数(3月)は予想よりかなり強い4.4万人、
豪失業率(3月)は予想より強い5.2%になりました。
豪ドルが急上昇しました。
日経平均が反発して前日プラス圏で揉み合いになりました。
ドル円が反発をみせました。
アジアの株式市場はまちまちの展開になりました。
韓国の株式市場は前日比マイナス圏で推移しました。
中国上海株式市場は前日比プラス圏で揉み合いました。
その後、ダウ先物が反発上昇しました。
午前11時頃からドル売り優勢の相場展開になりました。
ユーロドルなどドルストレートが上昇してドル円が反落しました。
世界銀行が、
「中国の2012年インフレ率は3.2%。
中国2012年のGDP見通しを8.2%に下方修正。
中国の輸出は弱く人民元の上昇ペースは鈍化。」
などの見通しを発表しました。
正午頃からユーロドルなどドルストレートがやや反落しました。
NZの財務相が、
「NZの成長見通しは妥当。NZドルは相対的に高い。
財政は黒字化に向けて軌道に乗っている。」
などの発言をしました。
市場反応は限定的でした。
フィンランド中銀総裁が、
「インフレ期待は充分に抑制されている。
スペインは公約を維持する必要。
債務危機からの回復は一様でなく脆弱。
世界の経済成長は鈍化しつつある。」
などの認識を示しました。
午後1時過ぎにダウ先物や上海株式市場や原油先物が反発しました。
日経平均が終盤にかけて反発上昇しました。
主要通貨ペアに反発の動きがみられました。
日月例経済報告では、
「景気は緩やかに持ち直して6ヶ月連続で基調判断を維持。
輸出と住宅建設を上方修正。物価は横這いに変更。」
などが示されました。
日銀地域経済報告では、
「9地域の景気判断は東海・四国で改善、7地域で横ばい。」
などが示されました。
日経平均は前日比+66.05円で大引けになりました。
中国上海株式市場がしだいに堅調に推移になりました。
ロンドン序盤は伊債入札が意識されてかユーロドルが反落しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
その後、欧州の株式市場やダウ先物が反落して揉み合いました。
午後5時頃から主要通貨ペアにやや反発の動きがみられました。
ECBの月報では、
「景気回復は緩慢の見込み。リスクは下向き。
インフレのリスクは上方向。」などが示されました。
英商品貿易収支(2月)は予想より弱い−87.72億ポンドでした。
ポンドが上げては下げる上下動になりました。
伊国債の利回りが一時上昇しました。
欧鉱工業生産指数(2月)は予想より強い+0.5%になりました。
伊債の入札と重なりユーロが上下動になりました。
伊3年債の入札では、28.84億ユーロ発行されて、
「落札利回りが前回よりかなり高い3.89%、(前回は2.76%)
応札倍率が前回より低い1.435倍。」と、やや不調でした。
その後、伊10年債利回りは5.40%あたりに、
スペイン10年債利回りは5.81%あたりと、それぞれ低下しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が反発する展開になりました。
原油先物が堅調傾向で推移しました。
午後7時頃からドル売りが優勢の相場展開になりました。
ユーロドル主導でドルストレートが反発上昇しました。
ドル円はやや軟調傾向の揉み合いになりました。
ダドリーNY連銀総裁が、
「米経済はリスクに直面して強い逆風を受けている。
米第1四半期GDP伸び率は2.25%と予想。
失業率8.2%は受け入れがたい高水準。
ガソリン価格の上昇が購買力を奪っている可能性。
FRBはQE3の費用対効果を考慮する必要。
景気見通しが悪化すればQE3の利点が高まる。
14年終盤までの低金利維持の変更を正当化する指標は未確認。」
などの認識を示しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.46665%に低下しました。
NY時間序盤はドルストレートにやや反落の動きがみられました。
ドル円がやや反発をみせて揉み合いました。
米貿易収支(2月)は予想よりは強い−460億ドル、
米生産者物価指数(2月)は前年比で予想より弱い+2.8%、
米生産者物価指数コア(2月)は前年比で予想より強い+2.9%、
米新規失業保険申請件数は予想より弱い38.0万件になりました。
指標発表直後はドル売り反応になりました。
ドル円が81円台を割り込み反落しました。
ダウ先物や欧州株式市場や原油先物が反落する展開になりました。
その後、ドルストレートが反落する展開になりました。
主要通貨ペアが軟調になりました。
加新築住宅価格指数(2月)は予想より強い+0.3%、
加国際商品貿易(2月)は予想より弱い+2.9億加ドルになりました。
加ドル売り反応がみられました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ一時下落しました。
米10年債利回りが一時2.0139%あたりに低下しました。
午後10時頃からドルストレートが反発上昇しました。
ドル円は軟調傾向が続きました。
NYダウは上昇して始まり堅調に推移しました。
欧州の株式市場や原油先物が反発上昇しました。
米10年債利回りが一時2.06%あたりに上昇しました。
NYダウが堅調に推移しました。
しばらくドル売り動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートが上昇してドル円が軟調に推移しました。
ユーロドルが一時1.32台に乗せる場面がありました。
豪ドル米ドルが1.04台を回復しました。
IMFが「資金増強について当初に目指した5000億ドルから
4000億ドル規模に縮小する方針。」との発表をしました。
フィラデルフィア連銀総裁が、
「経済のシグナルは追加緩和QE3の必要性を示していない。
FRBはトレンドに注視すべき。単月数値にとらわれてはならない。」
などの見解を示しました。
深夜2時半ころからユーロドルが緩やかに反落していきました。
米30年債の入札では、
「最高落札利回りが3.230%、応札倍率が前回より高い2.76倍。」
になりました。
ECBのゴンザレスパラモ専務理事が、
「ECBは国債の購入が依然として可能。
スペインは大き尽力をしている。財政目標を達成するだろう。」
などの発言をしました。
FRBのラスキン理事が、
「回復ペースが上向きつつある可能性示す兆候がある。
長期失業問題は明らかに道のりは長い。
現在の弱い回復は住宅活動の厳しい低迷で説明できる。
一段の緩和政策姿勢は株価など引き上げるがドル相場は引き下げる。
物価安定のもとで雇用最大化ができること何でも実施する。」
などの発言をしました。
NY時間終盤にかけてドル円がやや反発しました。
WSJ紙のエコミスト調査では、
「弱い米雇用統計でも多くのエコノミストはQE3を期待していない。
年末までの失業率のエコノミスト予想は7.9%。
エコノミストの多くはFRB利上げ再開は14年の前と見込んでいる。」
などが示されました。
米10年債利回りは2.05%あたりになりました。
NY原油(WTI)は103ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+181.19ドルでこの日の取引を終えました。

<4月13日(金)>

グーグルの1-3月期決算では、1株利益が予想より強い10.08ドル、
売上高は予想とおりの81.4億ドルなどになりました。
また、実質的に1対2の株式分割を提案しました。
オセアニア時間はドル買い傾向での小幅揉み合いになりました。
ホワイトハウスが「北朝鮮ミサイル発射を確認。」と発表しました。
米ABCが「北朝鮮のロケット発射は失敗した。」と報道しました。
ややドル買い反応がみられましたが限定的でした。
日銀金融政策決定会合議事録要旨では、
「宮尾審議委員が設備投資需要顕在化のため長期国債増額を主張。
複数委員が札割れ生じているが買入れの一段と努力が必要と主張。
欧州に対する市場の見方急変する可能性があり注意が必要。
リーマンショックのようなテールリスク顕在化の可能性は低下。
中短期国債利回りが一段と低下。累次の基金増額に一定の効果。
緩やかながら基調的に物価上昇に向かっている。」
などが示されました。
日経平均は上昇して始まり堅調に推移しました。
東京時間前半は主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
ドル円がやや反落した後に反発上昇しました。
ドル円やクロス円が堅調に推移しました。
一時ドル円が81円台を回復してユーロ円が107円台を回復しました。
アジアの株式市場は上昇して始まり堅調傾向で推移しました。
中国第1四半期GDP前年同期比は予想より弱い+8.1%、
中国第1四半期GDP前期比は予想より弱い+1.8%、
中国鉱工業生産(3月)前年比は予想より強い+11.9%、
中国小売売上高(3月)前年比は予想より強い15.2%になりました。
中国のGDPは5四半期連続での低下になりました。
ドルストレートを中心に主要通貨ペアが反落しました。
豪ドル米ドルが1.04を割り込み下落しました。
ダウ先物やアジアの株式市場にやや反落の動きがみられました。
中国国家統計局が、
「第1四半期のGDP伸び率鈍化は妥当なレンジの範囲内。
輸出の伸びの安定化で依然として困難に直面。中小企業が厳しい。
第1四半期に顕在化した経済問題は特に注意が必要。
中国経済に安定化の兆し。全体の経済成長は良好な状態にある。
中国経済は着実な成長を維持する。
経済ファンダメンタルズは変わっていない。
今年、輸出の伸びを維持することは可能。
輸入インフレと国内コスト高でインフレ警戒を緩められない。」
などの見解を発表しました。
主要通貨ペアが一旦戻りとなった後に再び軟調傾向になりました。
その後、ダウ先物やアジア株式市場が反発をみせ揉み合いました。
主要通貨ペアが軟調傾向の揉み合いになっていきました。
日経平均は前日比+113.20円の9637.99円で週取引を終えました。
ドル円が81円台を割り込み下落しました。
独生産者物価指数確報(2月)は予想とおりの+2.1%でした。
市場反応は限定的でした。
欧州株式市場は下落して始まった後に一時下げ幅を縮小しました。
ユーロドルが一時反発をみせました。
ダウ先物は一時反発をみせた後に軟調傾向で推移しました。
その後、欧州株式市場が再び反落して軟調傾向で推移しました。
ドルストレートがやや軟調傾向の揉み合いになりました。
ドル円やクロス円は軟調傾向で推移しました。
原油先物は103ドル台前半で揉み合いが続きました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「債務危機は継続している。ECBができる最高の貢献は物価安定。
財政安定はECBにとって二番目の目標。債券市場には安定の兆し。
インフレ率は来年に2%%以下へ。経済に下振れリスクがある。
ECBは必要なら行動する。ECBは危機解決でその役割を実行した。
今度は各国政府が役割を実施べき。資金供給は問題解決しない。
今年のユーロ圏は緩やかなリセッションにとどまると予想。」
などの発言をしました。
午後5時過ぎにドル円やクロス円が一段安になりました。
一部メディアが、
「スペインの銀行のECBからの借り入れが3月に倍近くに拡大。」
と報道しました。
スペインの10年債利回りが5.92%、伊の10年債利回りが5.47%、
ポルトガル10年債利回りが12.5%あたりに上昇しました。
ポンドドルなどドルストレートが軟調に推移しました。
英生産者物価指数コア(3月)は予想より弱い+2.5%、
英生産者仕入価格指数(3月)は予想より強い+1.9%、
英生産者出荷価格指数(3月)は予想より強い+0.6%でした。
一時ポンド買い反応がみられました。
その後、ポンドドルは揉み合いになりました。
午後5時半頃からドル円が反発をみせて揉み合いました。
英BOEのフィッシャー委員が、
「経済活動を活発化させるのには低金利が必要。
資産購入策は銀行を支援するための計画ではない。
量的緩和はデフレと不景気を防ぐのに役立った。」
などの認識を示しました。
市場反応は限定的でした。
その後、午後7時頃から伊の債券利回りがやや低下しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が下げ幅を縮小して反発しました。
原油先物に反発の動きがみられました。
ポンドドルなどドルストレートが反発上昇しました。
ドル円も反発を強めて81円台を回復してクロス円が上昇しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.46615%に低下しました。
JPモルガン・チェースの1-3月期決算では、
「1株利益が予想より強い1.31ドル、純利益が53.8億ドル、
総収入が予想より強い274.2億ドル。」などになりました。
午後8時頃からドル円がやや反落して揉み合いになりました。
ユーロポンドが下落しました。
NY時間が近づく頃ユーロドルなどドルストレートが反落しました。
ダウ先物や欧州の株式市場に再び反落の動きがみられました。
米ウェルズ・ファーゴの1-3月期決算では、
1株当たり利益が市場予想よりやや強い0.75ドルになりました。
米消費者物価指数(3月)は予想とおりの+2.7%、
米消費者物価指数コア(3月)は予想より強い+2.7%になりました。
ドル買い反応がみられました。
ユーロドルが下落しました。
NYダウは下落して始まり軟調に推移しました。
ミシガン大学消費者信頼感指数速報(4月)予想より弱い75.7でした。
NYダウや欧州の株式市場が下落しました。
ドル円が反落して上下動の揉み合いになりました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ユーロドルが一時1.31台を割り込み下落しました。
ユーロ円が106円台を割り込み下落しました。
米10年債利回りが2%を割り込みました。
一部メディアが、
「スペイン国債のCDS保証コストが過去最高の498BP超に上昇。」
との報道をしました。
スペインの10年債利回りが一時6%超になりました。
オランダ中銀総裁が、
「スペインは崖から落ちたわけではない。
市場は過剰反応のように見られる。
国債購入を増やしてはならないと考えるが手段として残っている。
3年物の長期流動性供給LTROは再度実施されると思っていない。
これまでのLTRO実施でインフレへの影響もなく効果は続いている。
金融機関の資金は潤沢にある。」
などの認識を示しました。
深夜12時半頃からダウ先物が反発して下落幅を縮小しました。
主要通貨ペアに反発の動きがみられました。
格付け会社のS&Pが、
「英国のAAA格付けは維持。見通しも安定的。」
との発表をしました。
ポルトガル中銀総裁が「欧州は緩やかなリセッションにある。」
との認識を示しました。
バーナンキFRB議長が講演で、
「流動性供給だけで信用上のリスクと損失の問題解決できないが、
資産価格下落による信用混乱を和らげる。
金融安定促進は金融政策運営とともに最重要の優先課題。
規制がバブルの第1の防壁。金融安定は金融政策と一体。
金融政策がバブルを誘発するという見解は根拠が弱い。」
などの発言をしました。
米経済や金融政策の見通しへの言及はありませんでした。
市場反応は限定的でした。
深夜3時頃からNYダウが再び反落して揉み合いました。
ドル買い動意がみれました。
NYダウが終盤に一段安になりました。
ドル円やクロス円が深夜4時過ぎに反落する展開になりました。
ドルストレートは小幅な揉み合いになりました。
米10年債利回りは1.988%で引けました。
NY原油(WTI)は102ドル台後半で週取引を終えました。
NYダウは前日比−136.99ドルの12849.59ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<4月16日(月)>

午前8時01分に英ライトムーブ住宅価格(4月)、
午後4時15分にスイス生産者輸入価格(3月)、
午後6時に欧貿易収支(2月)、
夜9時に米シティ・グループの第1四半期決算の発表、
夜9時半に米小売売上高(3月)、NY連銀製造業景気指数(4月)、
夜10時に米ネット長期フロー(2月 対米証券投資)、
夜11時に米企業在庫(2月)、米NAHB住宅市場指数(4月)、
などが予定されています。
米の指標には注目です。

<4月17日(火)>

午前10時半に豪RBA議事録、
午後1時半に日鉱工業生産確報(2月)、
午後2時に日消費者態度指数(3月)、
午後5時半に英消費者物価指数(3月)、英消費者物価指数コア(3月)、
同午後5時半に英小売物価指数(3月)、英DCLG住宅価格(2月)、
午後6時に独ZEW景況感調査(4月)、
同午後6時に欧ZEW景況感調査(4月)、
同午後6時に欧消費者物価指数確報(3月)、欧消費者物価指数コア、
午後8時からドラギECB総裁の講演、
夜9時に米ゴールドマン・サックスの第1四半期決算の発表、
夜9時半に米住宅着工件数(3月)、米建設許可件数(3月)、
同夜9時半に加製造業売上高(2月)、
夜10時に加BOC政策金利、加BOC声明、
夜10時15分に米鉱工業生産(3月)、米設備稼働率(3月)、
などが予定されています。
豪・英・独・米・加の指標には注目です。
ロンドン時間にスペイン国債の入札も予定されていて注目です。

<4月18日(水)>

午後5時に欧経常収支(2月)、
午後5時半に英BOE議事録、英失業率(3月)、英失業保険申請件数、
午後6時に欧建設支出(2月)、
午後7時半に米バンク・オブ・NYメロンの第1四半期決算の発表、
夜11時半に加BOC金融政策リポート、
などが予定されています。
英・加の指標には注目です。

<4月19日(木)>

朝7時45分にNZ第1四半期消費者物価、
朝8時50分に日通関ベース貿易収支(3月)、
夜8時にバンク・オブ・アメリカの第1四半期決算の発表、
夜8時15分にモルガン・スタンレーの第1四半期決算の発表、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
夜11時に米中古住宅販売件数(3月)、米景気先行指標総合指数(3月)
同夜11時に米フィラデルフィア連銀景況指数(4月)、
同夜11時に欧消費者信頼感速報(4月)、
などが予定されています。
NZ・(日)・米の指標には注目です。
ロンドン時間にスペイン国債の入札も予定されていて注目です。
また、G7財務相・中央銀行総裁会議がワシントンで開催されます。

<4月20日(金)>

朝8時50分に日第三次産業活動指数(2月)、
午前10時半に豪第1四半期輸入物価指数、同輸出物価指数、
午後3時に独生産者物価指数(3月)、
午後5時に独IFO景気動向指数(4月)、
午後5時半に英小売売上高指数(3月)、
夜9時半に加消費者物価指数(3月)、加消費者物価指数コア(3月)、
同夜9時半に加景気先行指標指数(3月)、
などが予定されています。
独・英・加の指標には注目です。
また、G20財務相・中央銀行総裁会議がワシントンで開催されます。

※22日(日)には仏大統領選挙の第1回投票が行われます。


<先週のドル・円・ユーロの総括と今週の注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスが週初にやや反落して
週半ばにかけて揉み合いになりました。そして週後半に79.25あたり
まで下落しましたが週末に79.8あたりまで反発する上下動の展開に
なりました。また、LIBORドル3ヶ月物金利は週末時点で0.46615%
に低下しました。そして、米10年債利回りは週末時点で1.988%に
低下する展開になりました。一方、先週のNYダウは週間で210ドル
と1.6%の今年の週間で最大の下落になって、週末時点で12849.59
ドルと13000ドルの大台を割り込んで大引けになりました。

先週の米主要経済指標では、11日の米輸入物価指数(3月)は+1.3%と
市場予想より強く、同日の米財政収支(3月)は−1982億ドルと弱く、
12日の米貿易収支(2月)は−460億ドルと市場予想より弱く、同日の
米生産者物価指数(3月)は+2.8%と弱く、米生産者物価指数コアは
+2.9%と強く、同日の米新規失業保険申請件数は38.0万件と弱く、
13日の米消費者物価指数(3月)は+2.7%と市場予想のとおり、米消
費者物価指数コア(3月)は+2.3%と強く、同日のミシガン大学消費
者信頼感指数(4月)は75.7と弱く、強弱混在でしたが弱い指標結果が
やや多い1週間になりました。

また、米要人発言では、10日にバーナンキ議長が「米経済は金融危
機の影響から回復したとの状況からはほど遠い。金融安定政策の枠
組みはまだ水準に達していない。」など米経済回復と金融安定化に
慎重な見方を示し、同日にダラス連銀総裁が「米国は過剰流動性の
状況。弱い雇用統計に関してはやや注目されるが経済に対する見方
に変化を及ぼすものではない。」とタカ派の見解を維持し、同日に
ミネアポリス連銀総裁が「6-9ヶ月の間に緩和解除を始める必要。
2012年終盤にも利上げを正当化する条件が整う可能性。」とタカ派
の見解を示し、11日にアトランタ連銀総裁が「2014年終盤まで低金
利維持との文言は経済の現状に概ね一致。追加国債買い入れには
米経済に劇的な負の変化が必要。」と条件付でハト派の見解を示し、
12日にセントルイス連銀総裁が「3月の米雇用統計はデータの1つ
に過ぎない、景気回復との見通しを大きく変えるものではない。
最近の雇用データの多くは上方修正されていた。2014年までの文言
でツイストオペ終了後も緩和効果が続く。」と中立的見解を示し、
同日にイエレンFRB副議長が「米経済は徐々に回復と予想。住宅市場
や財政政策が経済への逆風。インフレ率は2%以下に留まると予想。
米雇用見通しは非常に緩和的な政策を正当化。 回復ペースが予想を
下回れば一段の金融緩和が正当化される可能性。回復が大幅に加速
すれば予測より早い時期の引き締め開始が必要。」と経済回復の認識
とともに条件による引き締めに言及するもハト派寄りの見解を示し、
同日にNY連銀総裁が「米経済はリスクに直面して強い逆風を受けて
いる。失業率8.2%は受け入れがたい高水準。FRBはQE3の費用対効果
を考慮する必要。景気見通しが悪化すればQE3の利点が高まる。14年
終盤までの低金利維持の変更を正当化する指標は未確認。」とハト派
の見解を示し、同日にフィラデルフィア連銀総裁が「経済のシグナル
は追加緩和QE3の必要性を示してない。FRBはトレンドに注視すべき。
単月の数値にとらわれてはならない。」とタカ派の見解を維持して、
同日にラスキンFRB理事が「回復ペースが上向きつつある可能性示す
兆候がある。長期失業問題は明らかに道のりは長い。一段の緩和政策
姿勢は株価など引き上げるがドル相場は引き下げる。物価安定のもと
で雇用最大化ができること何でも実施する。」と慎重ながらもやや
ハト派の見解を示し、13日にバーナンキFRB議長が「流動性供給だけ
で信用上のリスクと損失の問題解決できないが資産価格下落による
信用混乱を和らげる。金融安定促進は金融政策運営とともに最重要の
優先課題。金融安定は金融政策と一体。金融政策がバブルを誘発する
という見解は根拠が弱い。」と緩和的金融政策擁護の姿勢と金融安定
の必要性を示し、米雇用統計明けの週もハト派とタカ派の見解が混在
していて、米雇用統計の結果に対しては単月の1つのデーターに過ぎ
ないとの見方で、タカ派の要人達はタカ派の見解のままで、また一方
ハト派の要人達がそのハト派の見解を特に強めている様子でもなく、
米要人達のスタンスに特筆すべき変化は観られなかったようです。

11日深夜の米地区連銀経済報告では「5地区の活動は緩やかなペース
で拡大。クリーブランドとセントルイスは緩慢な成長。製造業は自動
車とITを中心に大半の地区で拡大継続。多くの地区の製造業は短期的
な成長見通しを楽観。小売業は前向き。異例の暖冬が販売増に貢献の
地区もある。家計消費の短期的な見通しは勇気づけられる。住宅市場
はやや改善。雇用活動は安定的か小幅に増加した地区が多い。」など
各地区で経済が緩やかに改善していることが示されました。

今週の米経済指標では、16日の米小売売上高(3月)とNY連銀製造業景
気指数(4月)、17日の米住宅着工件数(3月)に米建設許可件数(3月)、
19日の米新規失業保険申請件数に米中古住宅販売件数(3月)とフィラ
デルフィア連銀製造業景況指数(4月)および米景気先行指標総合指数
などが注目されます。

また、16日の米シティ・グループ、17日のゴールドマン・サックス、
18日の米バンク・オブ・NYメロン、19日のバンク・オブ・アメリカ
とモルガン・スタンレーなどの第1四半期決算発表も注目されます。

円については、先週初9日に日国際貿易収支(2月)は+1021億円と黒
字転換しましたが市場予想よりやや弱い結果になりました。一方、
日国際経常収支(2月)は1兆1778億円と黒字に転換して市場予想より
強い結果になりました。そして、12日の日銀金政策決定会合では政策
金利が据え置きになり、注目の日銀声明では「金融政策の現状維持を
全員一致で決定。成長基盤支援として貸付総額120億ドル規模の米ド
ル融資枠の新設を決定。日本経済の先行きは緩やかな回復経路に復し
ていくと考えられる。消費者物価の前年比は当面ゼロ%近辺で推移。
日銀は強力に金融緩和を推進。成長強化に向けた取組を支援。」など
が示されましたが、9日時点では追加緩和が見送られたことで、10日
の正午過ぎから円買い動意が優勢の展開になりました。

11日に日財務相が「為替動向に一喜一憂しない。」と発言するなど、
日政府に特段の動きは観られませんでしたが、同日に一部メディアが
日銀の関係筋からの情報として「日銀は次回会合で追加緩和検討へ。
日銀は追加緩和で資産買入基金の増額を検討。」との観測報道をして
その後、日財務相が「日銀には2月の緩和策の効果を見極め次回会合
に臨んで欲しい。デフレ脱却の出口に関して今月はこの1年を占う上
で重要な月。日銀は適時適切に対応してくれると思う。政策を出し渋
ってはいないと思っている。」と発言して、また、12日に日銀総裁が
「日本経済のデフレからの脱却がきわめて重要な課題と認識。日銀は
強力に金融緩和を推進。成長に向け民間金融機関を支援していく。」
と発言していることから、米FOMC後の4月27日にもう1回開催される
日銀金融政策決定会合で「5-10兆円規模の追加の資産購入決定や、
国債購入の年限を5年ほど長期化する」など、日銀によって何らかの
追加緩和が打ち出されるとの市場観測が高まっているようです。

ドル円は、先週初9日から10日の東京時間序盤にかけて81円台後半
まで上昇しましたが、その後の日銀金融政策決定会合後の日銀声明
の発表を契機に下落に転じて、11日のオセアニア時間にかけて80円
台後半まで下落する展開になりました。その後、11日の東京時間の
終盤に一時81円に迫るあたりまで反発しましたが、ロンドン時間の
序盤に再び80円台後半まで反落して、同日のNY時間の前半にかけて
再上昇して81円台を回復した後、週末まで81円台前半から80円台後
半の範囲のレンジを上下動する相場展開になりました。

今週のドル円相場では、まずは81円台前半から80円台後半の範囲の
レンジを上下どちらに抜けていくかが注目されますが、チャート・
ポイントとしまして、反発上昇となった場合、10日の高値の81.86
から82.00円の節目の「00ポイント」、ここを上抜けた場合は、5日
と6日の高値の82.55-82.65円アラウンド、ここを超えた場合は、
4日の高値アラウンドでもある83.00円の節目の「00ポイント」が
レジスタンスとして注目されます。
また、下落となった場合は、3月7日と4月11日の安値の80.58円
アラウンド、ここを下抜けた場合は、2月28日の安値アラウンドで
もある80.00の大台の節目「000」ポイントが2月1日から3月15
日の上昇波動の50%アラウンドでもあり重要なサポートとして注目
されることになりそうです。更に下落となった場合は昨年10月31日
の79.50アラウンド、および2月1日から3月15日の上昇波動のフィ
ボナッチ61.8%戻しの水準の79.15-25アラウンドがサポートとして
注目されることになりそうです。


ユーロについては、週初9日のオセアニア時間から東京時間序盤に
かけてユーロドルが1.30台半ばあたりに下落した後、中国消費者物
価指数には反応薄でしたが、欧州の市場がイースターで休みの中、
ポルトガル統計局の「2月の貿易収支では輸出の急増と輸入の減少
を受け赤字が縮小。」との発表があり、ロンドン時間序盤にかけて
反発しました。その後、NY時間序盤にかけて反落した後、下落して
いたNYダウが下げ幅を縮小したことを背景に、ドル売り動意でユー
ロドルは1.31台前半まで反発しましたが、その後にNYダウが再び下
落して1.31あたりまで再び反落する展開になりました。

10日の東京時間前半にドル売り動意にユーロドルは1.31台半ばまで
反発しましたが、中国上海株式市場が軟調に推移してダウ先物が反
落する中、発表された中国貿易収支が+53.5億ドルと強い結果にな
りましたが豪ドルが事実売りを浴びて下落して、ユーロドルも軟調
になっていきました。その後、イースター明けの欧州の株式市場が
下落して始まり、スペイン10年債利回りが5.90%、ポルトガル10年
債利回りが12.32%、伊10年債利回りが5.58%など、それぞれ利回り
が上昇して、伊の株式市場が5%近く下落したことを背景に、ユー
ロドルはロンドンフィックスにかけて1.30台半ばまで下落する展開
になりました。その後、1.31あたりまで反発をみせるも、NYダウが
大幅下落となったことを背景にリスク回避動意でユーロドルが再び
反落しました。

11日の東京時間からロンドン時間が始まる頃にかけてドル売り動意
を背景にユーロドルは1.31台前半まで反発しましたが、ロンドン時
間序盤に一時スペイン国債のCDSの保証料が過去最高水準に上昇する
などリスク回避動意に押されるも、スペイン10年債利回りが5.91%
あたりに低下したことなどで、ユーロドルは再び1.31台半ばまで上
昇する展開になりました。その後、独10年債の入札で「応札額41.09
億ユーロに対して発行額が38.7億ユーロ。」と札割れになったことで
ユーロドルが再び反落する神経質な展開になりました。その後、
欧州株式市場やダウ先物が反発したことを背景に再び1.31台半ばに
反発しましたが、オランダ中銀総裁の「スペインはユーロ圏の最大
の問題になっている。市場の信頼回復のために迅速に改革に着手す
る必要。長期流動性供給オペLTROはファンダメタルズの根本的な解
決にはならない。時間稼ぎにしかならない。」などの発言もあり、
ユーロドルはロンドンフィックス過ぎに1.31台を割り込むあたりま
で下落する展開になりました。

12日はオセアニア時間から東京時間序盤の揉み合いを経て、ダウ先
物や中国上海株式市場の上昇を背景にユーロドルは1.31台半ばまで
反発しましたが、ロンドン時間序盤では伊債入札が意識されてか、
1.31に迫るあたりまで下落した後、伊3年債の入札はやや不調でし
たが、その後に伊10年債利回りが5.40%あたりに、スペイン10年債
利回りが5.81%あたりへ低下して、ダウ先物や欧州の株式市場が反
発したことでユーロドルは揉み合いながらも反発上昇して、NYダウ
が堅調に推移したことを背景に一時1.32台を回復しました。

13日は、オセアニア時間から東京時間序盤の揉み合いを経た後に、
中国第1四半期GDPが発表されて、前年同期比で+8.1%と予想より
弱い結果になり5四半期連続での低下になったことで、ユーロドル
はリスク回避動意に反落して軟調推移になっていきました。そして
ロンドン時間の序盤に一部メディアの「スペインの銀行のECBからの
借り入れが3月に倍近くに拡大した。」と報道があったとともに、
スペインの10年債利回りが5.92%、伊の10年債利回りが5.47%、
ポルトガル10年債利回りが12.5%あたりに上昇して、1.31台半ばへ
と下落しました。その後、伊の債券利回りが一時やや低下して、
ダウ先物や欧州の株式市場が下げ幅を縮小したことでユーロドルは
反発をみせましたが、NY時間に一部メディアが「スペイン国債のCDS
保証コストが過去最高の498BP超に上昇。」との報道をして、スペイ
ンの10年債利回りが一時6%超になり、NYダウの下落と相俟って、
リスク回避の動意が強まり、ユーロドルはロンドンフィックスにか
けて1.30台後半まで下落する展開になりました。その後、小幅な揉
み合いになって1.30776で週の取引を終えました。ユーロドルは神経
質な動きになりましたが、週間では上下180Pipsほどの範囲で、ほぼ
「行って来い」の相場でした。

今後のイベントでは、ワシントンでの19日のG7財務相・中央銀行総裁
会議や、20日のG20財務相・中央銀行総裁会議、そして、22日の仏大
統領選挙の第1回投票、5月6日のギリシャ総選挙や仏大統領選の決
選投票(予定)などがありますが、世界経済を牽引してきた中国のGDP
が5四半期連続で低下したことを契機に、市場がリスクに敏感にな
っていることが観測されていて、17日および19日のスペイン国債の
入札など、ロンドン時間序盤での欧州の重債務国の国債利回り動向
がリスク回避のバロメーターとして注目されます。
ユーロ圏で第4位の経済規模のスペインで再び危機が観測されてき
たことでリスク動向には注意が必要となってきているようです。
また、米10年債利回りも前週末時点で1.988%と2%を割り込んでき
ていて、為替と相関が強いNYダウの動きに影響を与えることで米債
券市場の動向(利回り低下でNYダウ下落)も注目材料になりそうです。

ユーロドルのチャートポイントでは、週初まずは1.3050から1.3100
を巡る攻防が注目されますが、上昇となった場合は、1.32の「00」
ポイント、そして、ここを上抜けた場合は3月9日と21日と23日の
高値アラウンドの1.3280から1.33の「00」のポイント、及び3月下
旬に何度も上値抵抗となった1.3375-85のポイントが注目されます。
また、下落となった場合は、2月16日と3月15日に下値をサポート
した心理的な節目でもある1.3000の「000」の重要ポイント、
そして1月16日の安値から2月29日の高値の上昇波の61.8%戻しの
1.2950-60のポイントなどが注目されます。ここを下抜けた場合は
下落が強まる可能性がありそうです。


さて今回は、トレードと凡事の徹底のお話 その2です。

前回からの続きのお話です。

投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士が
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中でこう語っています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」

相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事の徹底」の第二話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^

「前回、アレキサンダー・エルダー博士の『投資苑1』を引用して
 Moneyにあたる『資金とリスク管理』と、
 Methodにあたる『トレード手法』と、
 そして、Mindにあたる『マインドと規律』の3つМが、
 三位一体として必要なことを話したのじゃが、
 今回からトレードで当然なことを一緒に検討していこうかのう。」

『でもさぁ、トレードで当たり前なくらいに当然な事って、
 本当にあるものなのかなぁ…。』

「うむ。もっともな問いじゃ…。
 トレードは数学のように絶対則として解明されたものはなく、
 語られるほとんど全ては『大いなる仮説』であるからのう…。
 ただ…、いくつかは当たり前とも言える事もあるものじゃ。」

『……。』

「『トレードとは価格の差分・差益を得る行為である。』
 これはこのように定義できるかもしれないのう。どうじゃ?」

『そんなのあらためて定義するほどのこともないように思うが、
 まぁ、そうとは言えるかもな。』

「もしも、このように定義されるならば、
 (ボラティリティの二義については話が煩雑となるのでさて置くが)
 価格変動が活発になる『ボラティリティの拡大期』、
 もしくは『ボラティリティの拡大からの修正期』に
 トレードという行為を行うことは、
 基本的な意味において良い機会となる可能性がありそうじゃが、
 どうなのじゃろう。」

『まぁ、理屈っぽく言えばそういうことになのかな。
 でもさぁ、相場にはレンジ状態ってのもあるぜ。』

「ふむ。そうじゃのう…。
 だが、膠着(こうちゃく)的な揉み合いの小幅レンジよりも、
 ある程度は大きなレンジで価格が上下動しているほうが、
 やはりトレードの機会としては良い状態ではないのだろうか。」

『あららっ。ジイさん知らねぇんだな。
 小幅レンジでもトレード機会として、
 小さなPipsを積算的に積み重ねて収益としていく
 高速スキャルピングという手法があるんだぜ。』

「確かに応用的にはそのような手法もあるのう…。
 ただ、価格の差分・差益を得ようとするとき、
 『価格変動の活発なボラティリティがある状態』のほうが
 どちらかといえばトレードにとって良い状態となるものじゃ。」

『まぁ、一応、そういうことにしておいてやらぁ…。
 で、それがどうしたってんだ。』

「もしも、こうであるならば…、トレードでは、
 価格変動が活発になる『ボラティリティの拡大期』、
 もしくは『ボラティリティの拡大からの修正期』に行い、
 そして、『低ボラティリティ期ではトレードを避ける』こと、
 が大切になってくることになるのじゃ。」

『それが基本ということでは当たり前ということか…。』

「これらは言い換えると『トレードに良い状態』と、
 『トレードに良くない状態』とを識別していくことになるが、
 これが初心のうちはなかなかできないものなのじゃのう…。」

『……。』

「相場の状態にかかわらず、
 常にトレードの機会だけを血走った目で貪欲に探し、
 何にでも食らいつくダボハゼのようにトレードして、
 大切な『待つ』と『休む』ができないものなのじゃて。」

『……。』

「トレードでトータル的に収益を上げるためには、
 トレードの機会を探すとともに、
 『トレードに良くない状態』を識別していくことが大切じゃ。
 いや…、むしろ、良くない状態でのトレードを
 どこまで排除していけるかということこそが大切なのじゃのう。
 排除の技術を持たぬとトータルでは勝てないものなのじゃ。
 超絶技能のスーパー・トレーダーは別としてもじゃが、
 どんな相場状態でもトレードできるよりも、
 良くない状態ではトレードしないで我慢ができるトレーダーが
 優れたトレーダーなのかもしれぬのう…。」

『ふん。そんなもんかねぇ…。
 で、他にもあるのかい、トレードで当たり前なことって。』

「まだまだあるぞよ。じつはのう…、
 この『トレードとは価格の差分・差益を得る行為』、
 ということは二次的な定義で、
 『トレードは適正リスクの範囲で利益を上げる行為』、
 ということのほうがより基本となるのじゃ。」

『そんなこたぁ、どうでもよいような言葉遊びじゃないのか。』

「そうではないのじゃて…。
 トレードではより大きなPipsを得ることが全てではないのじゃ。
 『利益を上げること』こそが大切なのじゃ。」

『そんなの同じことでは? それに大きなPipsを得れるほうが
 優れていることに決まってんじゃないかよ。』

「もちろん、大きなPipsを得れるほうが良いのじゃが、
 利益はPipsだけで決定はされぬのじゃ。」

『……?』

「天底を上手く捉えトレードしたり、大きなPipsを得ることや、
 高いプロフィットファクターや、高い勝率こそが
 優れたトレードと思われているようじゃが、
 それらは確かにそうではあっても、
 利益を得るということの要素の断片に過ぎないのじゃ。」

『……?』
 
「よく『頭と尻尾はくれてやれ。』と言われるように、
 トレードは天底を取るために行う行為でもなく、
 また、大きなPipsを得るためだけに行う行為でもなく、
 高いプロフィットファクターを目指すだけの行為でもなく、
 高い勝率のために行うものでもないのじゃ。」

『さっぱり言っていることが解らないぜ。』

「天底でなくても利益は利益であり、
 また、1万通貨単位の100Pipsの利益は、
 当然ながら10万通貨単位の10Pipsの利益と等価であり、
 高いプロフィットファクターでも
 トレード・チャンスがあまりに少なければ価値はなく、
 そして、高い勝率でコツコツも、ドカーンとやられていれば
 トータルでは負けになるものなのじゃ。」

『……!』

「『適正リスクの範囲で利益を上げることを目指す行為』
 ということこそがトレードの第一定義となるもで、
 トレードではこれを自身の口座資金で取れるリスクの範囲で
 最大化を目指そうということになるのではなかろうかのう…。
 それでは次にじゃが……、」

『おいおい、ジイさん、また話が長くなってるぜ。
 続きの話は来週にでもしたらどうだい。』


なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


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トレードと凡事の徹底のお話


イチロー選手とダルビッシュ有投手との対決が
日本時間10日に行われることになるそうで楽しみですね。

●先週の主な出来事

<4月2日(月)>

4月1日の中国製造業PMI(3月)は予想より強い53.1になりました。
同中国HSBC製造業PMI確報(3月)は予想より強い48.3になりました。
中国人民銀行の四半期に一度の金融政策委員会では、
「欧州危機についてはやや改善。世界経済は緩やかに回復。」
などの認識が示されました。
週明けは豪ドルなど資源国通貨ペアが上昇して始まりました。
主要通貨ペアが上窓を空けてスタートしました。
ドル円は小さな上窓を空け始まった後に反落して窓を埋めました。
週明けのダウ先物や原油先物に上昇がみられました。
英ホームトラック住宅調査(3月)は前回値より強い+0.2%でした。
市場反応は限定的でした。
豪AIG製造業指数(3月)は前月より弱い49.5になりました。
やや豪ドル売り反応がみられました。
日第4四半期大企業製造業業況判断指数は予想より弱い−4、
日第4四半期大企業製造業先行きは予想より弱い−3、
日第4四半期大企業非製造業業況判断指数は予想とおりの5、
日第4四半期大企業非製造業行きは予想より弱い5、
日第4四半期大企業全産業設備投資は予想より弱い±0.0%でした。
円売り反応がみられました。
ドル円が83円台前半まで反発上昇しました。
日経平均は前週末プラス圏で始まりました。
ダウ・ジョーンズが、
「31日のEU財務相会合では、大手銀行破綻の事態に備えた
欧州清算基金の創設や主要格付け会社間の競争拡大に向けた
新規制の導入について議論した。」との報道をしました。
山口日銀副総裁が、
「2月の追加緩和はマインド面中心に相応の効果があった。
追加緩和効果の全体を評価するのは時期尚早。
為替介入で供給された円資金を活用しながら
金融市場に潤沢に資金を供給している。
長めの金利への働きかけを行う緩和スタンスは微動だにしていない。」
などの発言をしました。
東京時間序盤はドル買い優勢の展開になりました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
ダウ先物や原油先物が上昇幅を縮小していきました。
仲値を過ぎた頃からドル円が徐々に反落する展開になりました。
豪住宅建設許可件数(2月)は予想よりかなり弱い−7.8%でした。
豪ドル売り反応がみられました。
格付け会社ムーディーズが、
「韓国の格付けA1の見通しを安定的からポジティブに上方修正。」
との発表をしました。
アジアの株式市場はまちまちの展開になりました。
中国上海株式市場は清明節で休みでした。
韓国の株式市場は堅調傾向で推移しました。
香港や台湾の株式市場は軟調に推移しました。
その後、主要通貨ペアが軟調傾向の揉み合いになりました。
日経平均が徐々に上げ幅を縮小しました。
午後1時半過ぎにユーロドルが一時反発をみせました。
日経平均は前週末比+26.31円で大引けになりました。
午後3時過ぎにポンドドルやユーロドルが反発をみせました。
他のドルストレートにもやや反発の動きがみられました。
ドル円の軟調が続き83円台を割り込みました。
スイス実質小売売上高(2月)は前回値より弱い+0.8%でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は前週末比プラス圏で始まり揉み合いました。
ロンドン時間序盤はドル売り動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートが堅調傾向で推移しました。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
スイスSVME製造業PMI(3月)は予想より強い51.1になりました。
ややフラン買い反応がみられました。
独製造業PMI確報(3月)は予想より強い48.4、
欧製造業PMI確報(3月)は予想とおりの47.7になりました。
ユーロ買い反応がみられました。
午後5時過ぎから豪ドル米ドルが反落する展開になりました。
ギリシャの政府報道官が、
「ギリシャ総選挙の日付を来週に発表する予定。
4月29日か5月6日になる見込み。」との発言をしました。
英製造業PMI(3月)は予想より強い52.1になりました。
先行織り込みもみられていましたがポンド買い反応になりました。
ユーロポンドが下落しました。
午後5時半頃からポンドを除くドルストレートが反落しました。
その後、欧州の株式市場が前週末比マイナス圏へ反落しました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
ドル円の軟調傾向が続きました。
クロス円も軟調推移になりました。
欧失業率(3月)は市場予想とおりの1-.8%になりました。
市場反応は限定的でした。
その後、ポンドドルに反落の動きがみられました。
午後6時半過ぎから主要通貨ペアが一時反発して揉み合いました。
ダウ先物や欧州の株式市場が一時反発をみせて揉み合いました。
ルクセンブルク中銀総裁が、
「ユーロ圏経済に安定化の兆候。市場信頼感は回復してきている。
非伝統的措置は一時的なもの。
財政規律強化を目指した新財政協定の遅延ない実行が必要。
債務懸念が引き続き成長の重石になっている。
ユーロ圏の2012年成長はマイナス0.3%になる見込み。」
などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前週末同水準の0.46815%になりました。
ハンガリーの大統領が辞任を表明しました。
欧州委員会が、
「高い失業率を懸念している。
高い失業率はマクロ経済の不均衡を反映している。」
との見解を示しました。
スペインのデギンドス財務相が、
「今年は経済改革に着手したことで成長が抑制される。
財政赤字をGDP比5.3%に抑えなければならない中で、
2012年の公的債務は増加する見通し。
来年にはプラス成長を取り戻せる可能性。
スペインの12年の公的債務は現在の対GDP比68.5%から
さらに10ポイント拡大する見通し。
公的債務の増加分の大半は政府プログラムや
政府機関向けの債務保証に関連するもののため、
公的債務が増加しても国債を大量に発行する必要はない。」
などの発言をしました。
NY時間が近づく頃からダウ先物や欧州株式市場が再下落しました。
原油先物が軟調傾向で推移しました。
主要通貨ペアが再び反落して軟調に推移しました。
ユーロ円が110円台を割り込み下落しました。
米10年債利回りが2.2%水準に低下しました。
欧州株式市場が前週末終値レベルで揉み合いになりました。
ユーロドルやドル円の軟調が続きました。
ユーロドルが1.33台を割り込み下落しました。
ドル円が82円台前半に下落しました。
クロス円が軟調に推移しました。
豪ドル米ドルなどは揉み合いが続きました。
ダラス連銀総裁が、
「FRBの引き締めについて語ることは時期尚早。
経済は正しい方向に向かって進んでいる。
雇用創出は進んでいるが更なる加速を望む。
大きすぎて潰せない金融機関に対応するには良い時期。
FRBは充分な量的緩和を実施したと考えている。
ツイストオペが効果的であったかどうかは不明。
経済の改善が続いた場合はFRBは出口戦略を検討すべき。」
などの見解を示しました。
ハンガリー国立銀行が、
「政府の財政赤字に相当する純借入必要額が
2011年にGDP比5.2%に上った。」との発表をしました。
NYダウは上昇して始まった後に前週末比マイナス圏へ反落しました。
NY時間序盤はユーロドルなどの下落が一服になりました。
加RBC製造業PMI(3月)は前月より強い52.4になりました。
加ドルが堅調に推移しました。
米ISM製造業景況指数(3月)は予想より強い53.4になりました。
構成項目の雇用指数が前回値より強い56.1に改善しました。
米建設支出(2月)は予想より弱い−1.1%になりました。
指標発表直後はドル買い反応がみられました。
NYダウが下げ幅を縮小して前週末比プラス圏へ反発しました。
原油先物が反発上昇しました。
ドルストレートが反発する展開になりました。
ドル円は一時反発をみせた後に軟調傾向が続きました。
セントルイス連銀総裁が、
「FRBの政策が転換点に来ているか見極める適切な時期に来ている。
追加政策措置は超緩和策への過度な確約となってしまう可能性。
世界的なインフレが米国のインフレに繋がる可能性。」
などの見解を示しました。
ロンドンフィックス頃にドル円が一時82円台を割り込みました。
米10年債利回りが一時2.17%あたりに低下しました。
その後、ドル円が反発する展開になりました。
ユーロドルが1.33台を回復して上昇しました。
クロス円が反発上昇しました。
欧州の株式市場が終盤にかけて反発上昇しました。
IMFのNZ経済レポートでは、
「NZ経済の回復は緩やか。NZ中銀は現在の緩和姿勢を維持すべき。
必要なら利下げの選択肢もとるべき。」
などの見解が示されました。
NZドルの反応は限定的でした。
加中銀総裁が、
「良好な信頼感と金融情勢が加の経済を支援。加経済はやや上昇。
海外からの逆風が幾分後退。加のインフレ見通しはやや上昇。
4月の見通しには予算案の影響が加味される。
直近の米経済指標には励まされる。加の家計負債は不安定。」
などの見解を示しました。
加ドルの反応は限定的でした。
ギリシャのシンクタンクIOBEの四半期報告書では、
「ギリシャは政府見通しより大幅なリセッションに直面する可能性。
2012年はGDPが5%以上縮小する可能性。」
などが示されました。
深夜2時頃からユーロドルが一時やや反落しました。
クリーブランド連銀総裁が、
「14年末までの表現は事実上のゼロ金利維持の約束ではない。
現在の経済見通しに従って最も早く利上げする時期の表現。
現在の政策は責務遂行に依然として最適。
追加金融緩和は物価安定目標をリスクにさらす可能性。
経済見通しが著しく変われば適切な政策の調整も必要。」
などの見解を示しました。
NY時間後半はNYダウが堅調傾向の揉み合いになりました。
ドルストレートが堅調傾向の揉み合いになりました。
ドル円は当日安値圏で小幅な揉み合いになりました。
NY時間終盤にかけてNYダウが上昇幅を縮小しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートに反落の動きがみられました。
米10年債利回りが2.19%あたりになりました。
NY原油(WTI)は105ドル台前半で引けました。
NYダウは前週末比+52.45ドルでこの日の取引を終えました。

<4月3日(火)>

オセアニア時間はドルストレートが軟調傾向で揉み合いました。
ドル円は82円台前半で小幅な揉み合いが続きました。
ダウ先物がやや反落した後に揉み合いになりました。
日本経済新聞が、中国経済専門のエコノミスト調査として、
「欧州景気の減速などで中国の輸出が頭打ちになり、
2012年1-3月期のGDP前年同期比の実質成長率が平均8.2%の予想。
11年10-12月期の8.9%から一段と鈍化する見通し。
市場では追加緩和を見込む声が高まっている。」
などの報道をしました。
午前8時半過ぎにドル円が81円台半ばあたりまで急落しました。
クロス円も一時急落しました。
日マネタリーベース(3月)は前回値より弱い−0.2%になりました。
ドルストレートは反発上昇する展開になりました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
日財務相が、
「日中のIMFの資本増強規模が突出することはない。
IMF資本増強では関係各国と調整して日本の立場をまとめる。
今年は復興需要などで成長が見込める段階。」
などの発言をしました。
東京時間序盤は徐々にドル円が反発する展開になりました。
ドルストレートは堅調に推移しました。
クロス円が反発する展開になりました。
中国非製造業PMI(3月)は前月値よりかなり強い58.0になりました。
ドルストレートに上昇反応がみられました。
豪小売売上高(2月)は市場予想とおりの+0.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
アジアの株式市場は前日比プラス圏で始まり揉み合いました。
韓国の株式市場は堅調傾向で推移しました。
台湾の株式市場は反落する展開になりました。
中国上海株式市場は清明節で休みでした。
ダウ先物は小幅揉み合いがしばらく続きました。
その後、ややドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
ドル円は緩やかな反発が続きました。
中国人民銀行総裁が、
「米国の緩和政策で新興国は流動性リスクに見舞われている。
ソフトランディングに向けて複数の手段を活用していく。
FRBは金融政策を決定する際に他国の利益も考慮すべき。」
などの発言をしました。
豪RBAが政策金利を4.25%に据え置きました。
豪RBA声明では、
「生産の伸び率はこれまでの予想より低い。
深い世界的な下振れリスクの兆候はない。
緩和の検討の前に消費者物価指数を待つことが賢明。
需要が大幅に弱まればより緩和的な政策の余地が生まれる。」
などの見解が示されました。
政策金利の発表後は一時豪ドルに上昇の反応がみられました。
豪RBA声明の発表後に豪ドルが急反落する展開になりました。
他のドルストレートに一時連れ安の動きがみられました。
午後2時過ぎにドル円が82円台を回復しました。
日経平均は前日比−59.48円で大引けになりました。
中国発改委の副主任が、
「中国1−3月の成長率は8.4%。中国1−3月のCPI上昇率は3.5%。」
との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
東京時間終盤にユーロドルに一時反発の動きがみられました。
豪ドルは軟調傾向が続きました。
欧州の株式市場は前日終値レベルからやや反発して揉み合いました。
ダウ先物や原油先物が小幅揉み合いで推移しました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ポンドが軟調傾向になりました。
午後5時過ぎからドルストレートが軟調傾向になりました。
英建設業PMI(3月)は予想より強い56.7になりました。
ポンド買い反応がみられました。
欧生産者物価指数(2月)は予想より強い前月比+0.6%になりました。
前月比の前回値が0.7%から0.8%に上方修正されました。
ユーロ買い反応がみられました。
ECBが7日物オペでは、
「オペ実施額626億2520万ユーロ。利回り1.00%。」
が実施されました。
ユーロドルが一時1.33台後半まで上昇しました。
スペインの予算相が、
「2012年の債券発行額は純ベースで368億ユーロの計画。
2012年債務の対GDP比は79.8%に上昇へ。
2012年の償還額は1493億ユーロ。」
などの発表をしました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
ダウ先物が反落する展開になりました。
午後6時半過ぎユーロドルが一転して反落する展開になりました。
ポンドドルが下落しました。
豪ドルは軟調傾向で推移しました。
ドル円は小幅な揉み合いになりました。
EUとECBの報告では、
「ポルトガルの公的債務は2013年にGDP比115%でピークの見通し。
ポルトガル経済は2012年に3.25%のマイナス成長となる見込み。」
などが示されました。
EFSF91日物短期証券の入札では、
「発行上限20億ユーロに対して19.79億ユーロの発行。
応札総額46.57億ユーロ。平均利回り0.1119%、応札倍率2.4倍。」
などの結果になりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.46915%に上昇しました。
NY時間が近づく頃にドルストレートが一段安になりました。
ユーロドルが一時1.33に迫る下落になりました。
米10年債利回りが一時2.17%を下回りました。
NY時間序盤はドル円が堅調に推移しました。
ダウ先物や欧州株式市場にやや反発の動きがみられました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが反発をみせました。
カナダ円が反発をみせました。
NYダウは小幅安で始まり揉み合いになりました。
米製造業受注指数(2月)は予想より弱い+1.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
午後11時頃からポンドドルが下落して一段安になりました。
ユーロドルなどドルストレートに反落の動きがみられました。
その後、ロンドンフィックスにかけユーロドルが急反発しました。
ポンドドルは軟調傾向で推移しました。
ドル円にやや反落の動きがみられました。
ユーロポンドが堅調に推移しました。
ロンドンフィックスにかけNYダウが下げ幅を拡大していきました。
米10年債利回りが2.15%あたりまで低下しました。
欧州の株式市場が終盤にかけて下げ幅を拡大しました。
深夜1時頃からユーロドルにやや反落の動きがみられました。
IMFの専務理事が、
「欧州金融市場の落ち着きの兆候や米経済の力強さは見られるが、
景気回復は依然として脆弱。先進国にインフレ兆候は見られない。
先進国は金融政策で景気を支援することが適当。
米政府は歳出を抑制して歳入の増加に勤める必要。」
などの見解を示しました。
深夜2時頃からしだいにドル売り動意が優勢になりました。
ドル円が反落してドルストレートが反発しました。
NYダウが下げ幅を縮小しました。
FOMC議事録では、
「成長が減速しなければ追加緩和の必要はない。
2014年末よりもはるか前に金融政策の引き締め必要。
労働市場の指標改善で著しい成長率上方修正の可能性が大きい。
欧州の債務危機対応で経済見通しの下振れリスク減退。
国際金融市場の混乱の可能性は引き続き成長リスク。
景気失速か、2%下回るインフレ継続で追加刺激が必要。
現在の金融緩和の水準を更に長期間維持することは不適切。
数人の委員が住宅市場は落ち込んだままであるとの認識。
数人のメンバーは景気の勢いが失われれば追加緩和が必要になる
公算が高いとの認識を示したが1月会合より人数は減少。
労働市場の状況は改善。住宅市場は緩やかに改善すると予想。
失業率は緩やかに低下すると認識。」
などが示されました。
ドル買い反応になりました。
ドル円が急反発してドルストレートが急落しました。
ユーロドルが1.32台前半に下落しました。
ポンドドルが1.59台を一時割り込むあたりまで下落しました。
豪ドル米ドルが1.03に迫るあたりまで下落しました。
ドル円が83円台に迫るあたりまで上昇しました。
NYダウや原油先物が反落しました。
アトランタ連銀総裁が、
「見通しは明るく量的緩和は不要。景気は緩やか。
インフレは抑制。雇用は段階的な回復を見込んでいる。」
などの見解を示しました。
中国証券監督管理委員会が、
「海外の一部機関投資家に認めている中国の証券市場への投資枠を
現在の総額300億ドルから2倍超の800億ドルに拡大する。」
と発表しました。
NY時間終盤に約130ドル下落していたNYダウが下げ幅縮小しました。
主要通貨ペアがやや戻した後に小幅揉み合いになりました。
米10年債利回りは2.28%あたりまで上昇しました。
NY原油(WTI)は104ドルあたりで引けました。
NYダウは前日比−64.94ドルでこの日の取引を終えました。

<4月4日(水)>

サンフランシスコ連銀総裁が、
「FRBの利上げ時期は依然として当分先。
成長予測は今年は2.5%、来年は2.75%と予想。
米失業率は年末時点で約8%、14年末時点で7%と予想。
インフレ率は今年が2%の目標近辺、来年は1.5%と予想している。
成長が緩やかで失業率低下ペース継続には不充分。」
などの見解を示しました。
米自動車販売台数(3月)は年率換算で予想より弱い1432万台でした。
オセアニア時間はややドル買い傾向の小幅な揉み合いになりました。
日経平均は前日終値レベルで揉み合いの後に反落しました。
東京時間序盤はドルストレートがやや軟調傾向で推移しました。
ドル円はやや上昇の後に午前9時半過ぎから反落しました。
日本政府の閣議で、
「消費税増税関連法案の閣議決定に抗議して辞表を提出している
厚生労働副大臣ら政務三役の4人の辞任が了承。」されました。
日本政府筋が、
「日本政府は欧州EFSFが発行する新規債券のうち、
全体の4.5%に当たる9000万ユーロを購入した。」
との発表をしました。
豪貿易収支(2月)は予想より弱い−4.80億豪ドルになりました。
豪ドルが急落しました。
豪ドル米ドルの下落に連れてユーロドルなどが下落しました。
ユーロドルが1.32台を割り込みました。
ドルストレートが軟調に推移しました。
ドル円も軟調推移になりました。
クロス円が軟調傾向で推移しました。
豪ドル円が85円台を割り込みました。
日経平均が1万円の大台を割り込み9900円辺りまで下落しました。
ダウ先物や原油先物が軟調傾向で推移しました。
アジアの株式市場が前日比マイナス圏で推移しました。
中国上海株式市場や香港株式市場は休みでした。
午前11時半頃から主要通貨ペアの下落が一服になりました。
午後1時半頃からドルストレートが再び反落して揉み合いました。
ドル円は緩やかな軟調傾向が続きました。
日経平均や韓国株式市場が下落幅を拡大しました。
日経平均は前日比−230.40円で大引けになりました。
東京時間終盤に主要通貨ペアに反発の動きがみられました。
その後、ドルストレートが再び反落する展開になりました。
ユーログループ議長が、オーストリアのツァイトゥング紙で、
「欧州単一通貨であるユーロは自分より長生きするだろう。」
との発言をしました。
英ハリファックス住宅価格(3月)は予想より強い+2.2%でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まり軟調に推移しました。
ダウ先物や原油先物は軟調傾向で推移しました。
ロンドン時間序盤はドル買い動意が優勢の展開になりました。
ユーロドルなどドルストレートが軟調傾向で揉み合いました。
ドル円は一時やや反発して揉み合いました。
伊非製造業PMI(3月)は予想より弱い44.3になりました。
ややユーロ売り反応がみられました。
仏非製造業PMI確報(3月)は予想よりやや強い50.1になりました。
独サービス業PMI確報(3月)は予想より強い52.1、
欧サービス業PMI確報(3月)は予想より強い49.2になりました。
市場反応は限定的でした。
英サービス業PMI(3月)は予想より強い55.3になりました。
ポンド買い反応が一時みられました。
スペイン国債入札では、
「2015年償還債では11.27億ユーロ発行。
平均利回りが前回より高い2.89%、
応札倍率が前回より低い2.4倍。」などの結果になり、
目標上限35億ユーロに対し25.9億ユーロの発行と目標未達でした。
ダウ先物や欧州株式市場や原油先物が下げ幅を拡大しました。
午後5時半過ぎからドル円が急落していきました。
クロス円が下落しました。
ドルストレートの軟調が続きました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
欧小売売上高(2月)は予想よりは強い−0.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
独製造業受注指数(2月)は予想より弱い+0.3%になりました。
ややユーロ売り反応がみられました。
ギリシャ政府報道官が、
「総選挙の日程及び銀行資本増強計画は来週公表の予定。」
との発表をしました。
ポルトガル短債の入札では、目標とおり15億ユーロ発行されて、
「18ヶ月短期証券では10億ユーロ発行。
平均利回り4.537%。応札倍率2.6倍。」などになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46915%になりました。
NY時間が近づく頃からドル円がやや反発をみせました。
豪ドルが反発をみせました。
欧ECBが政策金利を1.00%に据え置きました。
市場反応は限定的でした。
米ADP雇用統計は市場予想より強い+20.9万件になりました。
一時、ややドル買い反応がみられました。
ユーロドルが軟調傾向で推移しました。
ドラギECB総裁の記者会見では、
「景気判断は前月からほとんど変わらない。
2012年のインフレ率は2%以上の水準に留まる見込み。
インフレの上振れリスクもある。
物価動向は引き続き物価安定に合致すると予想。
情報はおおむねユーロ圏経済の安定化の兆候を示している。
ユーロ圏の経済見通しは下振れリスクにさらされている。
年末までは経済活動の緩やかな回復が予想される。
3年物資金供給の全面的影響を把握するには時間が必要。
出口戦略に関するいかなる話も時期尚早。
物価の上振れリスクに機動的に対処する全ての手段が利用可能。
債券市場の緊張や高失業率が成長の勢いを抑制する見通し。
原油価格と増税が短期的なインフレ上振れリスク。
ECBの資金供給が銀行を人為的に存続させているのではない。
銀行は強化に向けて利益を留保すべき。
二次的影響が顕在化すれば機動的に対応する。
どのギリシャの銀行が存続可能か評価中。
銀行がECB依存症になっている兆候はみられない。
若者の高失業率解消には労働市場の改革が不可欠。
本日の理事会で金利変更については討議しなかった。
本日の金利決定は全会一致。
スペイン債入札の不調は政府に改革求める声の現れ。」
などの見解が示されました。
ユーロ売り反応がみられました。
ユーロドルが一時1.31に迫るあたりまで下落しました。
ユーロポンドが軟調に推移しました。
NY時間序盤はドル買いが優勢の展開になりました。
ドル円が反発してドルストレートが軟調に推移しました。
ダウ先物や欧州の株式市場が軟調傾向で推移しました。
ガイトナー米財務長官が、
「米経済はデレバレッジされているが緩やかに成長している。
金融危機から米経済回復を速やかにするため政府の措置が必要。
米国は競争力強化のため大規模な長期的インフラ投資が必要。」
などの見解を示しました。
NYダウは大きく下落して始まりました。
米10年債利回りは2.24%あたりに低下しました。
米ISM非製造業総合景況指数(3月)は予想より弱い56.0でした。
限定的ながらドル売り反応がみられました。
ポンドが反発しました。
EIA週間石油在庫統計は原油が予想より多い900.9万バレルでした。
原油先物の軟調が続きました。
NYダウは一時170ドル超下落しました。
ロンドンフィックスからドル円やクロス円が反発をみせました。
ユーロにやや反発がみられました。
サンフランシスコ連銀総裁が、
「物価安定と完全雇用を達成するため、
依然として強力な金融緩和策が必要とされている。
現状では追加緩和の議論は強くないが、
減速やインフレ低下が見られれば強まる。」
などの見解を示しました。
ムーディーズ関連会社のムーディーズ・アナリティクスが、
「米経済は2014年中盤に4%成長に加速する前に、
来年中盤にかけて2.5%での推移が予想される。
失業率については年内に8%を下回り、
2015年には正常な雇用水準とされる6%以下に改善が予想される。
向こう数ヶ月に関しては暖冬やガソリン価格の上昇で、
経済指標は軟調になることも想定される。
住宅市場に関しては底入れを予想。
来年には景気押し上げ効果が期待できる。」
などの米経済に関するリポートを発表しました。
NY時間後半にNYダウが下落幅を徐々に縮小しました。
ややドル売り傾向の揉み合い傾向になっていきました。
シンクタンクのCDハウが、
「加経済は低金利により家計負債が可処分所得の43%に達している。
住宅ローンを除けば20年前の2倍以上になる。
しかし加の金融機関は融資基準を厳格化していて、
懸念ではあるもののパニックに陥ることはない。」
などの見解を発表しました。
IMFがポルトガル向け融資280億ユーロのうち
51億7000万ユーロを承認して即時に支払実行を可能にしました。
リッチモンド連銀総裁が、
「追加緩和は必要がない。2013年の成長は拡大する見込み。
利上げの正当化が見込める。
FRBは米国債の支払いコストの上昇を気にすべきではない。
今年の成長見通しは2〜3%の見込み。」
などの見解を示しました。
米10年債利回りは2.24%あたりになりました。
NY原油(WTI)は101ドル台半ばで引けました。
NYダウは前日比−124.80ドルでこの日の取引を終えました。

<4月5日(木)>

加の財務相が、
「高水準に上昇している家計負債を抑制のため
住宅ローン規制を強化するつもりはない。
金融機関の融資基準の厳格化に委ねる方針。
トロントでは住宅市場が緩和しつつある。」
などの発言をしました。
オセアニア時間はドルストレートが緩やかに反発しました。
ドル円はしばらく軟調傾向の揉み合いになりました。
米国務省がG8外相会合を11-12日ワシントンで開催と発表しました。
東京時間が近づく頃にドル円が一時やや反発をみせました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まり9800円を割り込みました。
東京時間序盤はドル円やクロス円が反落しました。
ドルストレートは小幅な揉み合いになりました。
アジアの株式市場は下落して始まりました。
豪ドル米ドルなどドルストレートに一時反落がみられました。
その後、中国上海株式市場が反発上昇しました。
ダウ先物にやや反発がみられました。
アジアの株式市場がしだいに堅調になりました。
しだいにドル売り動意が優勢になりました。
ドル円が軟調に推移してドルストレートがやや反発しました。
豪ドルなどオセアニア通貨が堅調に推移しました。
中国HSBCサービス業PMI(3月)は前回値より弱い53.3になりました。
市場反応は限定的でした。
正午頃からドル円がやや反発をみせて揉み合いました。
ユーロドルやポンドドルは小幅な揉み合いになりました。
ダウ先物がしだいに堅調推移になりました。
日経平均は下げ幅を縮小して前日比−52.38円で大引けました。
中国上海株式市場が連休末比1.74%高で取引を終えました。
スイス消費者物価指数(3月)は予想よりはやや強い−1.0%でした。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
原油先物は102ドル台前半で揉み合いになりました。
市場替わりのロンドン時間序盤はドルストレートが反落しました。
ドル円は揉み合いが続きました。
英鉱工業生産指数(2月)は予想とおりの+0.4%、
英製造業生産高(2月)は予想より弱い−1.0%になりました。
ポンド売り反応がみられました。
午後5時半頃からドル円が反落しました。
クロス円が下落していきました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
ギリシャ政府が、
「外国法準拠国債と国有企業債の債務交換期限を4月4日から
4月20日に再延長する。」との発表をしました。
仏債の入札では、
「仏10年債の入札は43.19億ユーロされて、
平均利回りが前回より高い2.98%、応札倍率2.564倍。」
などになりました。
スペイン10年債利回りが昨年12月13日以来5.781%に上昇しました。
独10年債とスペイン10年債の利回り格差が400bp超に拡大しました。
ドルストレートが下落を強めていきました。
主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ダウ先物や欧州株式市場の下落が強まりました。
原油先物が102ドル台を割り込みました。
ドル円が82円台を割り込みました。
ユーロドルが1.31台を割り込みました。
ユーロ円が一時107円台を割り込みました。
スイスフランが急伸して対ユーロで1.20の上限を超えました。
スイスSNBの報道官が、
「1.20フラン下回るユーロ安は容認できない。
フラン高を抑制するための無制限の外貨購入にコミットしている。」
との発表をしました。
ユーロスイスが急反発しました。
独鉱工業生産指数(2月)は予想より弱い−1.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
午後7時半頃からドルストレートやクロス円がやや反発をみせました。
ドル円はやや反発した後に揉み合いになりました。
ダウ先物や欧州の株式市場にやや反発がみられました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.46915%になりました。
ドルインデックスが3月16日以来の80を一時回復しました。
英BOEが政策金利を0.50%に据え置きました。
英BOEが資産買入規模を3250億ポンドに据え置きました。
市場反応は限定的でした。
英BOEが「現行の資産購入枠はあと1ヶ月で使い切る見通し。」
との発表をしました。
その後、ポンドが反発しました。
午後9時頃からドルストレートが再び反落しました。
ドル円が反発上昇して82円台を回復しました。
米新規失業保険申請件数は予想より弱い35.7万件になりました。
加雇用ネット変化率(3月)は予想よりかなり強い+8.23万人、
加失業率は予想より強いかなり7.2%、
加住宅建設許可件数(2月)は予想より強い+7.5%になりました。
加ドルが急上昇しました。
米ドルの連想買い反応がみられました。
ユーロやポンドに反落の動きがみられました。
ドル円が揉み合いながらも反発上昇しました。
ユーロドルが一時1.305を割り込み下落しました。
資源国通貨は反発する展開になりました。
米10年債利回りが一時2.18%を下回りました。
NYダウは下落して始まりましたが下げ幅を縮小していきました。
原油先物が急反発していきました。
ドルストレートに反発の動きがみられました。
クロス円が反発しました。
欧州の株式市場が下げ幅を縮小して反発しました。
セントルイス連銀総裁が、
「現時点では様子見が最善の政策戦略。
超緩和政策はこれまで適切だったが今後は必ずしもそうではない。
2014年末に初の利上げとの文言は容認できない。
米経済見通しは昨年秋以降改善している。
現時点でのいかなる追加緩和措置も過剰なコミットになる。
ツイストオペの終了は事実上の金融引き締めと捉えるべきでない。
失業率の低下傾向は今年継続できると確信。
長期的な成長トレンドは歴史的水準から観て低い。
今は2%台前半の可能性。」などの見解を示しました。
ドル円が堅調に推移しました。
加Ivey購買部協会指数(3月)は予想より弱い63.5になりました。
やや加ドル売り反応がみられました。
英NIESR国立経済社会研究所の3月の英GDP予想は+0.1%でした。
深夜12時頃からNYダウが前日比終値レベルで揉み合いになりました。
欧州の株式市場が終盤にかけて上昇しました。
ドル円が一時やや反落して揉み合う展開になりました。
ドルストレートが揉み合い推移になりました。
IMFのポルトガルに関するレポートでは、
「財政運営は適切。2013年には市場に回帰できる可能性。
その時期が遅延するリスクは残る。
予想以上のリセッションに陥った場合は計画を見直す必要。」
などの見解が示されました。
その後、NYダウが再び反落する展開になりました。
豪ドルなど資源国通貨にやや反落の動きがみられました。
伊の首相が、
「労働市場改革法案の議会通過のために信任投票を実施する可能性。
信任されたならば法案に対する公の支援が得られ、
各政党も法案通過に協力してくれるものと確信する。」
との発言をしました。
ロイター通信が、
「SNS最大手のフェイスブックは5月に予定されているIPOで、
ナスダック市場への上場を決定したもよう。
フェイスブックはIPOにより50億ドルの調達を計画。
投資家の需要によって調達額は引き上げられる可能性。」
との観測報道をしました。
NY時間終盤にかけNYダウが再び反発して下げ幅を縮小しました。
主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
米10年債利回りは2.17%あたりに低下しました。
NY原油(WTI)は103ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−14.61ドルでこの日の取引を終えました。

<4月6日(金)>

IMFの報告書で「中国の銀行のリスク管理は改善。」
と発表されました。
FRBの資産構成の発表では、
「全体のバランスシートは2.87兆ドルと前週比127億ドルの減少。
米国債保有額は45億ドル増加の1.67兆ドル。
政府機関債は変わらずの965億ドル。
MBSは700万ドル増の8368億ドル。」
などが示されました。
オセアニア時間では主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
オセアニア市場は聖金曜日で休みでした。
スペインの財務相が、
「スペインは外部の支援なしに危機の脱出が可能。
支援要請は検討していない。
市場の不安は欧州の成長への懸念を反映しているもの。
数日中に安定化プログラムを提出する。」
などの発言をしました。
米格付け会社イーガン・ジョーンズが、
「米国の格付けをAA+から一段階引き下げAAとする。
見通しはネガティブ。
米国の公的債務の持続可能性に対する懸念が理由。」
などの発表をしました。
東京時間が近づく頃にドル円が反落しました。
クロス円もやや軟調推移になりました。
日財務省の3月上中旬分の貿易統計速報では、
「貿易は差引き−1912億円のネット赤字。
2月上中旬の−687億円から赤字が再び拡大。」
などが示されました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まり軟調推移になりました。
東京時間序盤はドル円が仲値にかけて反発しました。
クロス円に反発の動きがみられました。
豪ドル米ドルやポンドドルなどにやや反発の動きがみられました。
アジアの株式市場は安寄りの後に反発して揉み合いになりました。
東京時間はややドル売り傾向での揉み合いになりました。
ドルストレートが緩やかに反発しました。
日景気一致CI指数速報(2月)は予想より強い93.7、
日景気先行CI指数速報(2月)は予想より弱い96.6になりました。
ドル円が東京時間終盤にかけて一時やや反発をみせました。
日経平均は前日比−79.16円の9688.45円で週取引を終えました。
中国上海株式市場は小幅高で引けました。
NHKニュースが、
「G20会議の前の4月19日にG7会合が開催される。」と報じました。
欧州の主要市場は聖金曜日で休みでした。
ロンドン時間序盤はドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドル円が堅調に推移しました。
ユーロドルやポンドドルがやや軟調傾向で推移しました。
豪ドルが底堅く推移しました。
仏財政収支(2月)は前月より弱い−242億ユーロ、
仏貿易収支(2月)は予想より弱い−63.98億ユーロになりました。
市場反応は限定的でした。
ドル円やクロス円が堅調傾向で推移しました。
午後5時頃からユーロドルやポンドドルがやや反発をみせました。
中国人民銀行が「中国は直接金融を拡大する。」と発表しました。
伊の中銀が、
「伊の銀行による3月のECBからの借入額は2700億ユーロ。
2月の1947億ユーロから拡大した。」との発表をしました。
米非農業部門雇用者数変化(3月)は予想よりかなり弱い+12.0%、
米民間部門雇用者数変化(3月)は予想よりかなり弱い+12.1万人、
米製造業雇用者変化(3月)は予想より強い+3.7万人、
米失業率(3月)は予想より強い8.2%になりました。
ドル円やクロス円が急落しました。
豪ドルや加ドルなど資源国通貨が売られました。
豪ドル円が大きく下落しました。
ドルストレートはドル売りとリスク回避が綱引きになりました。
ドルストレートは激しい上下動になりました。
ユーロドルなどが反発上昇しました。
米30年債利回りが一時3.26%あたりに低下しました。
米10年債利回りが一時2.07%あたりに低下しました。
午後10時過ぎから主要通貨ペアが揉み合いになりました。
NYダウや原油先物などは聖金曜日で取引はありませんでした。
米大統領経済諮問委員会CEAの委員長が、
「雇用統計は建設業の厳しい状況を反映している。
製造業は明るい兆しが継続。」との見解を示しました。
米国家経済会議NECの委員長が、
「米経済は進展しているが回復は長い道のり。」
との発言をしました。
オバマ米大統領が、
「直近の雇用指標は歓迎する内容だったが、
その途中には浮き沈みがある。」との認識を示しました。
米債券市場も聖金曜日で短縮取引で終了しました。
米2年債利回りがQE2が実施された2010年11月の水準の0.32%を
下回る0.314%に低下しました。
米10年債利回りは2.055%に低下しました。
米30年債利回りが3.216%に低下しました。
独銀の広報担当者が、
「独シュピーゲル誌の独銀は数千人規模の人員削減を計画している、
との報道を否定する。」との発表をしました。
米消費者信用残高(2月)は予想より弱い+87.35億ドルでした。
市場反応は限定的でした。


●今週の主な予定

<4月9日(月)>

※豪・NZ・スイス・欧・独・英などの市場が復活祭で休みです。

朝8時50分に日国際経常収支(2月)、日国際貿易収支(2月)、
午前10時半に中国消費者物価指数(3月)、中国生産者物価指数(3月)、
午後2時に日景気ウォッチャー調査(3月 現状判断DI・先行判断DI)、
などが予定されています。
日(貿易収支)・中国の指標には注目です。

<4月10日(火)>

朝8時01分に英RICS住宅価格(3月)、
朝8時15分からバーナンキFRB議長の講演、
正午過ぎ(時間未定)に日銀政策金利、日銀声明、
(時間未定)中国貿易収支(3月)、
午後2時45分にスイス失業率(3月)、
午後3時に日工作機械受注速報(3月)、
同午後3時に独経常収支(2月)、独貿易収支(3月)、
午後3時45分に仏鉱工業生産(2月)、
夕方(時間未定)に日銀総裁記者会見、
午後5時半に英DCLG住宅価格(2月)、
夜11時に米卸売在庫(2月)、
深夜2時に米3年債の入札、
NY株式市場のクローズ後に米アルコアの第1四半期決算発表、
などが予定されています。
日・中国の指標には注目です。
また、バーナンキFRB議長の講演も注目されます。

<4月11日(水)>

朝8時50分に日機械受注(2月)、
午前10時半に豪住宅ローン許可件数(2月)、
午後2時に日銀金融経済月報、
夜9時15分に加住宅着工件数(3月)、
夜9時半に米輸入物価指数(3月)、
深夜2時に米10年債の入札、
深夜3時に米月次財政収支(3月)、
同深夜3時に米地区連銀経済報告(ベージュブック)、
などが予定されています。
米地区連銀経済報告には注目です。

<4月12日(木)>

朝6時半からイエレンFRB副議長の講演
朝8時50分に日国内企業物価指数(3月)、
午前10時半に豪新規雇用者数(3月)、豪失業率(3月)、
午後2時半に仏消費者物価指数(3月)、
午後5時にECB月例報告、
午後5時半に英商品貿易収支(2月)、
午後6時に欧鉱工業生産指数(2月)、
午後8時15分からNY連銀総裁の講演、
夜9時半に米貿易収支(2月)、米生産者物価指数コア(3月)、
同夜9時半に米生産者物価指数(3月)、米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加国際商品貿易(2月)、加新築住宅価格指数(2月)、
深夜2時に米30年債の入札、
などが予定されています。
豪・(英)・(欧)・米の指標には注目です。
また、この日に予定されている伊国債の入札も注目されます。

<4月13日(金)>

朝8時50分に日銀金融政策決定会合議事録要旨、
午前11時に中国第1四半期GDP、中国鉱工業生産(3月)、
同午前11時に中国固定資産投資(3月)、中国小売売上高(3月)、
午後3時に独消費者物価指数確報(3月)、
午後5時半に英生産者物価指数コア(3月)、
午後8時(予定)にJPモルガン・チェースの第1四半期決算発表、
夜9時(予定)に米ウェルズ・ファーゴ第1四半期決算発表、
夜9時半に米消費者物価指数(3月)、米消費者物価指数コア(3月)、
夜10時55分に米ミシガン大学消費者信頼感指数速報(4月)、
深夜2時にバーナンキFRB議長の講演、
などが予定されています。
中国・米の指標には注目です。
米銀大手の第1四半期決算発表も注目されます。


<先週のドル・円・ユーロの総括と今週の注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスが週初に78.8あたりに
下落しましたが週前半から後半にかけて上下動しながらも堅調推移
になって反発上昇する展開になり、5日時点では3月16日以来の80を
回復しました。そして週末は米雇用統計が弱い結果になり米ドルが
売られる展開になりました。また、LIBORドル3ヶ月物金利は聖金曜
日前の5日時点で0.46915%と前週比では上昇しましたが、週末の米
雇用統計が弱い結果となったことを受けて、米2年債利回りがQE2が
実施された2010年11月水準の0.32%を下回る0.314%、米10年債利回
りは2.055%、米30年債利回りは3.216%と、米国債利回りは低下する
展開になりました。

一方、先週のNYダウは米雇用統計の発表された週末は聖金曜日で休場
でしたが聖金曜日前の5日時点で151.9ドルの下落になりました。
先週末の米雇用統計が弱い結果となったことと、同時に追加緩和への
期待が増すことになったことで、今週明けは綱引きとなって、NYダウ
は13000ドルの大台を巡る攻防になると思われます。

先週の米主要経済指標では、5日の米ISM製造業景況指数(3月)は53.4
と市場予想より強く、4日の米ADP雇用統計(3月)も+20.9万人と市場
予想より強い結果になりましたが、一方、5日の米新規失業保険申請
件数は35.7万件と市場予想より弱く、同日の米ISM非製造業総合景況
指数(3月)も56.0と市場予想より弱い結果になり、そして、週末6日
の米雇用統計(3月)は、米失業率は8.2%に改善しましたが、非農業部
門雇用者数NFPが+12.0万人、米民間部門雇用者数も+12.1万人と、
市場予想を大きく下回る結果になりました。
NFPが弱い結果になったことでは内需主体のサービス業の雇用が前月
の約+20万人から+9万人に落ち込んだことも大きかったようです。

3日の米FOMC議事録では「成長が減速しなければ追加緩和の必要は
ない。2014年末よりもはるか前に金融政策の引き締め必要。数人の
メンバーは景気の勢いが失われれば追加緩和が必要になる公算が高い
との認識を示したが1月会合より人数減少。労働市場の状況は改善。
失業率は緩やかに低下すると認識。」などが示されていただけに、
米雇用統計の結果はサプライズとなりました。

また、米要人発言では、2日にダラス連銀総裁が「FRBの引き締めに
ついて語ることは時期尚早。経済は正しい方向に向かい進んでいる。
雇用創出は進んでいるが更なる加速を望む。FRBは充分な量的緩和を
実施したと考えている。経済の改善が続いた場合はFRBは出口戦略を
検討すべき。」と慎重ながらタカ派の見解を示し、同日にセントル
イス連銀総裁が「追加政策措置は超緩和策への過度な確約となって
しまう可能性。世界的インフレが米国のインフレに繋がる可能性。」
とタカ派の見解を示し、また同日にクリーブランド連銀総裁が「14年
末までの表現は事実上のゼロ金利維持の約束ではない。現在の政策は
責務遂行に依然として最適。追加金融緩和は物価安定目標をリスクに
晒す可能性。経済見通しが著しく変われば適切な政策調整も必要。」
とタカ派の見解を示し、3日にアトランタ連銀総裁が「見通しは明る
く量的緩和は不要。景気は緩やか。インフレは抑制。雇用は段階的な
回復を見込んでいる。」とタカ派の見解を示し、4日にサンフランシ
スコ連銀総裁が「FRBの利上げ時期は依然として当分先。成長が緩や
かで失業率低下ペース継続には不充分。物価安定と完全雇用を達成す
るため依然として強力な金融緩和策が必要とされている。」とハト派
の見解を示し、5日にセントルイス連銀総裁が「現時点では様子見が
最善の政策戦略。超緩和政策はこれまで適切だったが今後は必ずしも
そうではない。2014年末に初の利上げとの文言は容認できない。米経
済見通しは昨年秋以降改善している。現時点でいかなる追加緩和措置
も過剰なコミットになる。」とタカ派の見解を示し、ハト派とタカ派
の見解が混在も、先週に関してはその前の週から一転してタカ派寄り
の見解のほうが多くみられました。

今週は、米雇用統計の弱い結果により、ハト派の米要人の見解が裏付
けられることになったことで、10日朝のバーナンキFRB議長の講演を
はじめとするハト派の要人達の発言のトーンが注目されるとともに、
「雇用増から消費増そして生産増」の好循環に陰りが出ることにな
ったことによるリスク回避のドル買いと、米追加緩和への期待増に
よる米ドル売りとの綱引きが、週明けの各市場においてどのような
動向となるかが、まずは焦点となりそうです。

今週の米経済指標では、11日の米地区連銀経済報告、12日の米貿易
収支(2月)に米PPI(3月)と米失業保険申請件数、週末13日の米CPIに
ミシガン大学消費者信頼感指数速報(4月)などが注目されますが、
また、今週はリスク選好と回避の動向に影響を与える中国経済指標
の発表も多く予定されていて、9日の中国CPIや10日の中国貿易収支
そして13日の中国第1四半期GDPも焦点になりそうです。
なお、3日の日経新聞によれば中国経済専門のエコノミスト26人を
対象に行った調査では中国第1四半期GDPは市場予想の+8.4%より
弱い+8.2%が平均値となっているようです。

また、今週からは米主要企業の第1四半期決算発表も始まることで、
13日(金)の米金大手JPモルガン・チェースや米ウェルズ・ファーゴ
などの第1四半期決算発表も注目されます。

円については、先週初の日銀短観で日第4四半期大企業製造業業況
判断指数が市場予想より弱い−4になるなど日経済回復の弱さが示
され、同日に山口日銀副総裁が「追加緩和効果の全体を評価するの
は時期尚早。金融市場に潤沢に資金を供給している。長めの金利へ
の働きかけを行う緩和スタンスは微動だにしていない。」と緩和の
継続姿勢を示し、3日に日財務相が「今年は復興需要などで成長が
見込める段階。」と発言して経済回復への期待が示され、要人発言
は少なめでしたが日銀の緩和スタンスは継続していることが覗えま
した。また、6日の日財務省の3月上中旬分の貿易統計速報では、
「貿易は差引き−1912億円のネット赤字。2月上中旬の−687億円
から赤字が再び拡大。」と発表されていることから、今週初9日の
日国際貿易収支(2月)の結果が注目されるとともに、10日の日銀政
策金利発表と日銀声明での追加緩和の有無が焦点になりそうです。

ドル円は、先週初に上窓を空けて始まり窓埋めとなった後に日銀短観
の発表による円売りに83円台前半まで上昇しましたが、その後は一転
して反落する展開になり、米長期金利の低下を背景に2日のロンドン
フィックスにかけて82円台を割り込むあたりまで下落しました。
その後、小幅揉み合いを経て3日の東京時間が始まる頃に81円台半ば
近くまで下落した後に、NY時間序盤にかけて82円台半ばに迫るあたり
まで反発しました。その後に一時82円に迫るあたりまで反落しました
が、FOMC議事録の発表によって米追加緩和への期待が後退して、83円
に迫るあたりまで急反発する展開になりました。その後、4日のオセ
アニア時間から東京時間にかけて日経平均が1万円の大台を割り込む
などリスク回避の動意にドル円は揉み合いながら緩やかに反落した後
に、ロンドン時間になってスペイン国債の入札で目標上限35億ユーロ
に対し25.9億ユーロの発行と目標未達になったことでリスク回避の動
意が強まりドル円は82円台前半まで下落する展開になりました。
その後、ロンドンフィックスにかけて82円台後半まで反発しましたが
その後は5日の東京時間にかけて82円台前半まで反落する展開になり
ました。その後、スペイン10年債利回りが昨年12月13日以来5.781%
に上昇したことなどでリスク回避の動意が強まり81円台後半まで下落
しましたが、その後にドル円は反発して加雇用統計が強い結果となっ
たことで米ドルの連想買いもあったかドル円はロンドンフィックスに
かけて82円台半ば近くまで反発する展開になりました。
その後、ドル円は聖金曜日で欧米が休みになることもあって小幅な揉
み合いになっていきました。週末6日は東京時間終盤から米雇用統計
が発表される直前にかけて82円台半ばまで緩やかに上昇しましたが、
発表された米雇用統計の弱い結果を受けて81円台前半まで急落する
相場展開になりました。その後、欧米市場の休みの中、小幅な揉み
合いになって81.64円で週の取引を終えました。ドル円は週間で83円
台前半から81円台前半のレンジ相場となりました。

ドル円のチャートポイントでは、反発上昇となった場合、83.00円の
節目や先週高値の83.30円アラウンド、ここを超えれた場合は2010年
11月下旬から12月中旬および2011年2月中旬のトライでも上値抵抗と
なった84円アラウンドの壁が再度レジスタンスとして注目されます。
また、下落となった場合、2月1日から3月15日の上昇波動のフィボ
ナッチ38.2%戻しの水準の81.10円アラウンド、ここを下抜けた場合
は3月7日の安値80.58円アラウンド、さらに下落となった場合は、
2月28日安値アラウンドでもある80.00の「00」ポイントがサポート
として注目されることになりそうです。

ユーロについては、4月1日の中国製造業PMI(3月)が強い結果になっ
たことを背景に先週初に上窓を空けて始まりましたが、東京時間に
窓を埋めて、その後、ロンドン時間に反発しましたが、スペインの
デギンドス財務相の「スペインの12年の公的債務は現在の対GDP比
68.5%からさらに10ポイント拡大する見通し。」などの発表もあり、
ダウ先物や欧州株式市場の軟調を背景にリスク回避の動意でNY時間
序盤にかけて1.32台後半まで下落しました。その後はNYダウなどの
反発を背景に1.33台を回復して、3日のオセアニア時間にやや反落
しましたが、東京時間に中国非製造業PMI(3月)が強い結果となった
ことを背景に再び反発をみせて、揉み合いながらもロンドン時間に
1.33台後半まで上昇しました。その後、EUとECBの報告で「ポルト
ガル経済は2012年に3.25%のマイナス成長となる見込み。」と発表
されたことや欧州株式市場の反落を背景に1.33に迫るあたりに反落
した後にNY時間前半からロンドンフィックスにかけて反発上昇して
揉み合いを経た後にFOMC議事録が発表されて米追加緩和への期待が
後退したことで強いドル買い動意になりユーロドルは1.32台前半
まで急落する展開になりました。そしてその後の揉み合いを経て、
4日の東京時間に豪貿易収支(2月)が弱い結果となり豪ドルが下落
してリスク回避の動意に1.32台を割り込みました。その後ロンドン
時間序盤に一時反発しましたが、スペイン国債の入札で目標上限の
35億ユーロに対し25.9億ユーロの発行と目標未達になったことで、
リスク回避の動意が強まりNY時間序盤にかけて1.31台前半まで下落
する展開になりました。その後、NY時間後半から5日の東京時間の
終盤まで小幅な上下動で緩やかに反発する下降フラッグを形成して、
その後のロンドン時間序盤にスペイン10年債利回りが昨年12月13日
以来の5.781%に上昇したことなどでリスク回避の動意が強まり、
NY時間序盤にかけてユーロドルは1.33台前半まで下落する展開にな
りました。その後、聖金曜日で欧米が休みになることもあって小幅
な揉み合いになっていきました。週末6日の米雇用統計の発表前に
ドル買い動意にやや反落しましたが、発表された米雇用統計の弱い
結果を受けて、上下動しながらもドル売り動意に反発上昇して、
一時1.31台を回復してその後は揉み合いになって1.3096あたりで
週の取引を終えました。ユーロドルは週末に反発はしましたが週間
では軟調な相場展開になりました。

3月下旬ではユーロ圏財務相会合で「欧州ファイアウォールの決定」
がされて、またスペインの閣議でも「270億ユーロの歳出削減策を盛
り込んだ予算案が承認」されて、1月半ばからは対ドルで6%近く
ユーロが上昇して欧州への市場センチメントが改善していましたが、
4月になった先週は一転してリスク回避の動意が優勢になりました。

3日にスペイン予算相が「2012年債務の対GDP比は79.8%に上昇へ。
2012年の償還額は1493億ユーロ。」と発表して、またスペイン雇用
統計(3月)でも−5.4万人と3ヶ月連続の減少になり、25歳未満の失
業率は50.5%と若年層の2人に1人は失業していることが示され、
そして同日のEUとECBの報告では「ポルトガル経済は2012年に3.25%
のマイナス成長となる見込み。」が示され、さらに4日のスペイン
国債の入札では目標上限の35億ユーロに対し25.9億ユーロの発行と
目標が未達になり、5日にはスペイン10年債利回りが昨年12月13日
以来となる5.781%に上昇して、またギリシャの10年債の利回りは
一時期より低下はしているものの、なお20%超になっていて、ポル
トガル国債も利回りは13%前後に高止まり、スペイン・ギリシャ・
ポルトガルの3国が足枷となってユーロに対する市場センチメント
が低下することになりました。

今後のイベントではG20前4月19日のG7会合や5月6日の仏大統領選
の決選投票(予定)やギリシャ総選挙などが注目されますが、まずは
スペイン・ギリシャ・ポルトガルの重債務3国の国債利回りの動向
が焦点になりそうです。

ユーロドルのチャートポイントでは、まずは週初の1.31を巡る攻防が
注目されますが、上昇となった場合は、1.32の「00」ポイント、
そしてここを上抜けた場合は3月9日と21日と23日の高値アラウンド
の1.3280から1.33の「00」のポイント、および3月下旬に何度も上値
抵抗となった1.3375-85のポイントが注目されます。
また、下落となった場合は、2月16日と3月15日に下値をサポートし
た心理的節目でもある1.300の「000」トリプルゼロの重要ポイント、
および1月16日の安値から2月29日の高値の上昇波の61.8%戻しの
1.2950-60のポイントなどが注目されます。ここを下抜けた場合は
下落が強まる可能性がありそうです。


さて今回は、トレードと凡事の徹底のお話です。

昭和や平成などの年号の出典となった中国の古典『書経』に、
「細行をつつしまずんば、ついに大徳をわずらわす」とあり、

日常のありふれた当たり前のことの大切さが説かれていますが、

また、投資苑で有名なアレキサンダー・エルダー博士も
トレードでは当たり前なことこそが大切として、
「投資苑3」の中で面白いことを書いています。

「相場には秘密があります。
 秘密がないということが秘密なのです。」


相場やトレードで秘密ではない「当たり前なこと」とは
いったいぜんたい何なのでしょうか…。

今回は「トレードと凡事の徹底」の第一話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^


『あれあれーっ。ジイさん、何だよ。
 また今週も点と線の話じゃないのかよ。』

「あぁ、すまんすまん。
 別に勿体をつけてるわけじゃないのじゃが、
 あれも話したいこれも話したいと思っていると、
 ついつい話のテーマが変わるのじゃ。」

『で、今週は凡事の徹底の話だってかぁ。
 どうせ「当たり前のことをちゃんとしましょう。」
 なんてありふれた結論なんじゃないの?』

「わっはははっ。まぁ、そう言いなさんな。
 凡事徹底という熟語はないようなので「の」を入れたのじゃ。
 高度なことや応用などを知ろうとする前に、
 『トレードで当たり前なこととは何か』を考察して
 まずは基礎的なことを押さえておかぬとのう…。」

『基礎なくして応用なし、てなワケだね。』

「まぁ、そういうことじゃ。ところでじゃが…、
 お前さんは何のためにトレードしておるのじゃ?」

『そんなの決まってんだろうがっ。勝つためだ。
 映画にもなったカイジの中で利根川が語るように、
 勝負事では「勝つことが全てだ!」じゃないのかい。
 それにトレードはしていてスリリングで楽しいんだよね。』

「ふむ。それらも、もちろん一理あるのう…。
 トレードで勝つことはとても大事なことであるし、
 また、娯楽的要素があることも否定できないことじゃ。」

『……。』

「ただ…、トレードを行う目的の定義として、
 『適正リスクの範囲で利益を上げること』とも
 言えるように思うがどうなのじゃろうか…。」

『へっ、理屈っぽい気取った言い回しだなぁ。
 まぁ、オレ様の言っていることと大差ないように思うが…。
 いったいどう違うって言うんだい。』

「ふむ…。もしも仮にじゃがトレードを行う目的が、
 『適正リスクの範囲で利益を上げること』であるとするならば、
 いくつか派生的に帰結されるであろうことが出て来るのじゃ。」

『……。』

「1. 建て玉は口座資金に対して適正範囲まででなくてはならない。
 2. 口座資金を守るためリスク管理を習得しなくてはならない。
 3. トレードに勝つためのスキルを習得しなくてはならない。
 4. これらを執行するマインドと規律を持たなくてはならない。
 など『適正リスクの範囲で利益を上げる』ため必要となるじゃ。」

『……。』

「これらのうち1と2をまとめて、
 アレキサンダー・エルダー博士は『投資苑1』で
 『マネー(Money)』『メソッド(Method)』『マインド (Mind)』の
 3つのMが大切と説き、
 『資金とリスク管理』『トレード手法』『マインドと規律』
 これらの3つをカメラの三脚のようにバランスよく習得することが
 大切であるとその著書の中で述べているのじゃ。」

『ふーん。』

「とかく、トレードに勝つために手法ばかり求めたがるものじゃが、
 むしろトレードは『リスク管理に始まりリスク管理に終わる』と
 言われることがあるように、リスク管理はとても大切じゃ。
 損切りによる防御の技術もそのひとつであるわけじゃのう。」

『……。』

「たとえば、数十万円を短期間で数億円までにした
 トレーダーが実際にいたのじゃが、
 これは超絶したトレードの技法を物語ると同時に、
 リスク管理を怠った暴走トレードの一面もあったことで、
 ついぞ数億円をほとんど失ってしまったとのことじゃ。」

『本当かい。すっげぇ話だな…。』

「そうじゃ。これは本当の話じゃ。誰とは言うことはできぬが、
 それはそれは、他人が羨むほどトレードの技術も天才的で、
 そして、その男張りの度胸も凄いものがあった…。
 しかし、リスクを取り過ぎたことで、
 天にも届かんとするバベルの塔が崩壊したのじゃ。
 納税にすら苦しんだという後日談もあるのじゃよ…。」

『……。』

「トレードでは勝つための手法だけではなく、
 3つのMはトレーダーにとって
 『三位一体』として必要なことなのじゃのう。
 どれが欠けていてもならぬということのようじゃ…。」

『……。』

「非凡なトレーダーのことはさておき…、
 トレードでは『当たり前のことを当たり前に行うこと』こそが
 大切ということなのじゃ…。」

『……。』

「今週の話はこのテーマの第一話として終わることにするがのう、
 来週は、このトレードにとっての『当たり前なこと』について
 ボラティリティの話などを交えながら
 もっと詳しく掘り下げてみようかのう…。」

『たとえば、どんな?』

「たとえば、トレードで利益を上げるということは
 価格の差分・差益を得ることを目指すことになるが、
 これにはボラティリティがかかわるなどの話や、
 価格の短期波動は無限ではないなどの話じゃよ。」

『ふん。小難しそうな話だがな、
 まぁ、楽しみにしといてやるぜぃ。』


なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。


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私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されました。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。

FX 防御の技術と初めの一歩のお話


カナダで1セント硬貨の流通が今年で中止されるそうですね。
1セント硬貨の購買力が発行当時の20分の1になったことと、
1セント硬貨の製造に1.6セントかかってしまうからだそうです。

●先週の主な出来事

<3月26日(月)>

為替市場は静かなスタートになりました。
NZ貿易収支(2月)は予想より強い+1.61億NZドルになりました。
市場反応は限定的でした。
レーン欧州委員が24日に、
「欧州経済は安定化の兆しを見せているが、
引き続きユーロ圏の危機対応を完了させることが重要。
欧州経済は景気後退に陥っているが安定の兆しが見られ、
短期間で終わる可能性が高い。」
などの見解を示しました。
独シュピーゲル誌が、
「独首相と独財務相は欧州の救済基金統合への反対を撤回した。」
と報道しました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが堅調傾向で推移しました。
ダウ先物に上昇の動きがみられました。
日経平均は前週末比プラス圏で始まりました。
東京時間序盤はドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
日経平均が上げ幅を一時縮小しました。
ダウ先物にやや反落の動きがみられました。
アジアの株式市場は前週末終値レベルでの揉み合いになりました。
主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
ドル円にやや反落の動きがみられました。
ECBのクーレ専務理事が、
「ECB理事会が流動性過剰をみなせば流動性を吸収できる。
非標準的措置のタイムリーな出口は資産バブル回避のため不可欠。
金融政策は持続可能な財政政策や経済成長の支援に必要な
構造改革にとって代わることはできない。
ECBの現在の考え方は危機対応よりも出口戦略をより反映。
ユーロ圏共同債は解決策の一環。
ユーロ圏共同債が近く実現するとは思わない。」
などの見解を示しました。
日経平均は前週末比+6.77円で大引けになりました。
アジアの株式市場がやや軟調推移になりました。
東京時間終盤はドルストレートが軟調に推移しました。
ドル円に反発の動きがみられました。
中国上海株式市場が終盤にかけてやや反発をみせました。
欧州の株式市場は小幅高で始まった後に反落して揉み合いました。
原油先物やダウ先物が軟調推移になりました。
ユーロドルやポンドドルが下落しました。
独IFO景気動向指数(3月)は予想より強い109.8、
独IFO現況指数(3月)は予想より強い117.4になりました。
独IFOのアナリストが、
「景気動向が好数値だったのは小売売上高による。
インフレと今の原油高は現時点で企業の大きな危機ではないが、
潜在的危機を見せつけている。ECBの金利は適正。
今回の数字はドイツが軽度景気後退を避け得る可能性を示唆。」
などの見解を発表しました。
ユーロが一時急反発しました。
その後、ユーロが再び下落して一時1.32を割り込みました。
ドル円がやや反落して揉み合いました。
独の財務省高官が、
「金融安全網の拡大やEFSFとESMの統合の話はしていない。」
との発言をしました。
午後6時頃からドルストレートが反発上昇しました。
クロス円が反発しました。
ダウ先物や原油先物が反発しました。
欧州の株式市場は揉み合いの後に反発する展開になりました。
独1年債の入札では、27.3億ユーロ発行されて、
「平均落札利回りが前回と同じ0.077%、
応札倍率が前回より率い1.4倍。」になりました。
フィラデルフィア連銀総裁が、
「FRBは緊急政策を解除することができる。
解除のタイミングは見極めが必要。米経済は改善している。
現状は一段の刺激策の必要はない。
米経済は2013年に3%成長するだろう。
米失業率は12年に8%を下回り、13年に7%に低下する可能性。」
などの発言をしました。
独の首相が、
「EFSFでは約2000億ユーロが既に融資が決定されている。
EFSFとESMを並行稼動させる可能性。
ESMの上限5000億ユーロは引き上げないだろう。
ユーロ圏の状態が大幅に改善したことが明らか。
しかし正常化したわけではない。」
などの発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利が0.47265%に低下しました。
バーナンキFRB議長が、
「金融緩和は雇用の大幅拡大をもたらすために必要とされる。
米労働市場に改善がみられるが正常からはほど遠い。
雇用の拡大のペースが持続可能かどうか不透明。
雇用の大幅増加には景気が力強さを増す必要がある。
商品価格に懸念を抱いている。
住宅市場のニュースには勇気付けられる。」
などの発言をしました。
ポンドドルなどドルストレートが急上昇しました。
ユーロドルが1.33台前半まで上昇しました。
ドル円が反落する展開になりました。
NY時間序盤はドル売り動意が優勢の展開になりました。
仏中銀総裁が、
「危機前の金融政策環境にはたやすく戻ることはできない。
バランスシートの拡大リスクは無視することはできない。」
などの発言をしました。
NYダウは上昇して始まり堅調に推移しました。
欧州の株式市場が堅調に推移しました。
午後10時半頃からドル円が反発しました。
ドルストレートは堅調に推移しました。
クロス円も堅調に推移しました。
ユーロ円が110円台を回復しました。
米中古住宅販売保留(2月 成約)は予想より弱い−0.5%でした。
市場反応は限定的でした。
米10年債利回りが2.27%あたりに上昇しました。
ダラス連銀製造業活動指数(3月)は予想より弱い10.8にりました。
市場反応は限定的でした。
その後、NYダウが緩やかに反落する展開になりました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
ユーロドルは当日高値で揉み合いになりました。
ドル円が揉み合いが続きました。
仏労働局が、
「2月の求職者数は前月比で6200人増加して286.79万人。
10ヵ月連続での増加で1999年10月以来の最悪水準になった。」
との発表をしました。
ドラギECB総裁が、
「金融・経済活動全般に安定化の兆候見られる。
銀行の資金調達環境は改善して銀行貸出は安定化しつつある。
3年物オペは信用失墜をを避けるために計画されたもの。」
などの発言をしました。
NY時間後半にかけてNYダウが再び上昇する展開になりました。
米10年債利回りがしだいに低下しました。
ドルストレートやクロス円が再び上昇しました。
ユーロドルが1.335に乗せました。
ポンド円が132円台を回復しました。
独の財務相が、
「EUまたはユーロ圏全体での金融取引税の導入は難しい可能性。
デリバティブを含む株式取引税の修正についても可能と思えない。
一部のEU内の国が年内に修正を実施することは依然期待できる。」
などの見解を示しました。
格付け会社のS&Pず、
「原油価格が持続的に下落した場合、
ロシアのソブリン格付けを最大で3段階引き下げる可能性。」
との発表をしました。
米10年債利回りは2.2532%になりました。
NY原油(WTI)は107ドル台あたりで引けました。
NYダウは前週末比+160.90ドルでこの日の取引を終えました。

<3月27日(火)>

オセアニア時間はややドル買い傾向での小幅揉み合いになりました。
ドル円がやや反発してドルストレートがやや反落しました。
英BOEのマイルズ委員(ハト派)が、バージニア州の講演で、
「英経済のたるみが今後も同国のインフレ圧力を弱める。
英経済における余剰設備がインフレ圧力を下向きにする。
これらは英中銀の緩和姿勢を正当化する。」
などの発言をしました。
デベル豪中銀総裁補佐が、
「豪ドルはおおむね交易条件に沿った水準。
豪ドルが経済見通しに大きく影響する可能性がある。
資本流入の内容の変化が豪ドル相場に影響する可能性。」
などの発言をしました。
東京時間が近づく頃からドル円やクロス円が上昇しました。
ドル円が一時83円台を回復しました。
日企業向けサービス価格指数(2月)は予想より弱い−0.6%でした。
市場反応は限定的でした。
東京時間序盤はドル売り傾向での推移になりました。
ドル円やクロス円が反落しました。
日経平均は大きく上昇して始まりました。
ダウ先物は当日高値圏で小幅揉み合いになりました。
原油先物は小幅揉み合いになりました。
アジアの株式市場は上昇して始まりました。
IMFの篠原副専務理事が、
「世界経済の見通しは改善しつつある。
世界経済には下振れリスクが残っている。」
などの認識を示しました。
ダウ先物が一時やや反落する場面がありました。
豪ドル米ドルが一時やや軟調推移になりました。
東京時間後半は主要通貨ペアが小幅揉み合いで推移しました。
原油先物がやや反落しました。
日経平均は前日比+236.91円で大引けになりました。
独輸入物価指数(2月)は予想より強い+0.1%、
独GFK消費者信頼感調査(4月)は予想より弱い5.9になりました。
市場反応は限定的でした。
中国上海株式市場が終盤にかけて反落する場面がありました。
ロンドン時間序盤はドル買いがやや優勢の展開になりました。
欧州の株式市場が上昇して始まりました。
ダウ先物が上昇しました。
原油先物に反発の動きがみられました。
ドル売り動意が優勢の展開になりました。
午後4時頃からドル円が反落しました。
午後4時半頃からドルストレートが反発しました。
ポンドドルや豪ドル米ドルが堅調推移になりました。
OECD経済協力開発機構が、
「ECBは欧州危機が悪化した場合に一段の措置検討が必要。」
との見解を示しました。
午後6時頃からドルストレートが上昇しました。
スペインの短期債の入札では、
「目標上限30億ユーロに対して総額25.8億ユーロ発行。
3ヶ月債は15億ユーロ発行。応札倍率は前回より低い3.51倍、
平均落札利回りは前回より低い0.381%。」などになりました。
ドル円が軟調傾向の揉み合いになりました。
ダウ先物や欧州株式市場が午後6時半頃から反落しました。
ドルストレートが反落しました。
LIBORドル3ヶ月物金利が0.47065%に低下しました。
スペイン中銀の3月の月例経済報告では、
「消費が冷え込むなか1-3月期のGDPは縮小を継続した。
中銀が集計した経済指標では経済活動が引き続き縮小した。」
などの発表をしました。
NY時間序盤はドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドル円が83円台前半まで急上昇しました。
クロス円も上昇しました。
ドルストレートの軟調傾向が続きました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりました。
原油先物が反発をみせました。
米ケースシラー住宅価格(1月)は予想よりは強い−3.78%でした。
市場反応は限定的でした。
リッチモンド連銀製造業景況指数(3月)は予想よりかなり弱い+7、
米消費者信頼感指数(3月)は予想より強い70.2になりました。
NYダウが前日比マイナス圏へ反落しました。
ドルストレートが軟調傾向で推移しました。
ドル円やクロス円に反落の動きがみられました。
米10年債利回りが2.21%あたりに低下しました。
欧州の株式市場が独市場を除き前日比マイナス圏へ反落しました。
原油先物が反落しました。
メドレーレポートで、
「日銀が示唆しているとされる1%のインフレ目標の達成には、
更なる追加緩和策が必要。」との見解が示されました。
ダドリーNY連銀総裁が、下院金融政策小委員会で、
「米経済は現在緩やかなペースで拡大し続けているが、
国際金融市場の緊張は経済見通しの著しい下振れリスク。
欧州動向は米経済の成長と雇用の見通し大きく左右する。
FRBは欧州情勢を注意深く見守っている。
欧州は試練克服の能力あるが問題の多様性や協調の面で困難。
通貨交換協定は機能しているようにみえて喜ばしい。」
などの発言をしました。
独の財務相が、
「向こう3ヶ月は新たな支援策は必要ない。
EFSFの未使用分をESMに移すことはないだろう。」
などの発言をしました。
NYダウが前日終値レベルで揉み合いになりました。
ロンドンフィックス頃からドルストレートがやや反発をみせました。
英BOE総裁が、
「刺激策を解除する段階になった場合は、
量的緩和解除の前に利上げの実施になるだろう。
インフレが目標から上方乖離しているが
信任が失われているとは考えていない。」
などの発言をしました。
米政府が、
「米政府は原油高に対して全ての選択肢がある。
石油戦略備蓄に対するオバマ政権の方針に変化はない。」
との発表をしました。
ボストン連銀総裁が、
「最近の指標は金融情勢の改善と労働市場の前進に一致していが
雇用水準はFRBのインフレと雇用の二大政策目標をかなり下回る。
金融緩和は二大政策目標が実現可能になって初めて解除される。
失業率が高止まり成長が減速すれば一段の政策緩和が望ましい。
13年はPCE総合とコアともに2%を下回ると予想。」
などの見解を示しました。
米2年債の入札では、
「最高落札利回りが0.340%、応札倍率が前回より低い3.69倍。」
との結果になりました。
NY時間後半は主要通貨ペア小幅揉み合いで推移しました。
バーナンキFRB議長が、リーマンショック時について、
「危機に対する国際的な政策対応が金融市場の崩壊を防いだ。
重要なのは最終的な貸し手が存在すること。
AIGの救済は大きな経済的打撃を回避した。
当時は2回目の世界恐慌の脅威が現実的なものだった。」
などの認識を示しました。
ダラス連銀総裁が、
「経済指標は2012年の景気見通しの改善を示している。
FRBはその職務をまっとうして充分過ぎる以上の貯蔵を蓄えた。
米経済の成長のために議会が税制や規制を鮮明に企業に示す必要。」
などの見解を示しました。
NY時間終盤にNYダウが下落する展開になりました。
ドルストレートが再び反落してドル円がやや反発しました。
豪ドル米ドルやポンドドルが軟調傾向で推移しました。
米10年債利回りは2.180%あたりに低下しました。
NY原油(WTI)は107ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−43.90ドルでこの日の取引を終えました。

<3月28日(水)>

バーナンキFRB議長が、ABCテレビでのインタビューで、
「米経済成長で良いニュースは出ているが
勝利宣言するのはかなり時期尚早。経済についてはなお長い道のり。
8.3%の失業率は高過ぎる。回復維持で慎重さが必要。」
などの見解を示しました。
オセアニア時間はややドル買い傾向の揉み合いになりました。
資源国通貨が軟調傾向で推移しました。
格付け会社のムーディーズが、
「独AAA格付けは経済によって依然として裏付けされている。
独政府の財政の強さは極めて高い。」との発表をしました。
午前8時頃からユーロがやや反発をみせました。
ダウ先物がやや反発をみせました。
東京時間が近づく頃にドル円が反落しました。
日経平均は下落して始まりました。
アイルランド政府が、
「EUの新たな財政協定へ参加をめぐる国民投票を5月31日に実施。」
との発表をしました。
豪RBAの金融安定化報告では、
「豪州の銀行システムは比較的強い状態を維持している。
信用の成長ペースが鈍れば銀行の将来の利益見通しを抑制。
銀行が過剰リスクをとり非現実的な利益を追及すること良くない
豪州の銀行の欧州エクスポージャーは非常に低い。」
などが示されました。
仲値近くからドル円の下落が強まり一時83円台を割り込みました。
クロス円も一時軟調になりました。
ドルストレートは揉み合いになりました。
午前10時半前頃からドル円が一時反発をみせました。
ドルストレートがやや反落する展開になりました。
アジアの株式市場は下落して始まり軟調推移になりました。
ダウ先物に反落の動きがみられました。
午前11時頃からドル円が再び反落して83円台を割り込みました。
日銀副総裁が、
「デフレ脱却と持続成長の実現には強力な金融緩和の推進と
成長力の強化が大事。デフレ脱却に向けて適切な政策運営を遂行。
日銀が重視しているのは消費税率引き上げ分を除いた基調の物価。
国債買い入れが財政ファイナンスと誤解されないよう留意必要。」
などの見解を示しました。
宮尾日銀審議委員が、
「2月の政策決定が円高修正と株価の上昇をもたらす。
政策運営はタイミングや手段見極め細心かつ果断な対応が必要。
日本経済はしだいに踊り場を脱し緩やかに回復。
欧州経済の停滞が慢性化・長期化するリスクに注意が必要。
ツイストオペは中短期の金利上昇招く可能性。
景気の懸念材料は欧州停滞長期化と原油価格と中国の減速。
3月の追加緩和の提案はその時点では基金増額が適切と判断。」
などの認識を示しました。
伊の首相が、
「ユーロ圏の危機はほぼ終息した。
伊はユーロ圏の方向付けで重要な役割果たせる。
日本は世界経済で重要な役割果たしている。
欧州が危機に実質的に対応するのに2年かかった。
欧州は債務危機への対応が遅かった。
ギリシャ危機の解決はほぼ達成した。
トロイカはギリシャにほぼ不可能なこと求めた。
ユーロ圏の債務総額は日米英より少ない。
伊の債務のGDP比率は日本に比べて大きくない。
スペインでは多くの分野で規律が見られる。
伊の利回りはさらに低下する見込み。
欧州はより高いファイアウォールが必要。
スペインからのリスクは防火壁強化後に低下。
スペインからの感染は見込んでいない。」
などの認識を示しました。
ドル円は揉み合いながらも軟調が続きました。
セントルイス連銀総裁が、
「米インフレは緩やか。若干、目標を上回っている。
原油がワイルドカード。中国にとっても大きな問題。
今年の米経済は昨年より好調になる可能性。
欧州の金融メルトダウンの可能性は低下している。」
などの発言をしました。
アジアの株式市場が下げ幅を拡大していきました。
ダウ先物は軟調傾向の揉み合いが続きました。
原油先物が軟調傾向で推移しました。
日経平均は前日比−72.58円で大引けになりました。
午後3時過ぎにドル円やクロス円が一段安になりました。
ポンドが軟調傾向で推移しました。
その後、ダウ先物が反発する展開になりました。
午後4時頃からユーロドルなどドルストレートが反発しました。
欧州株式市場は小幅安で始まった後に反発する展開になりました。
午後4時半からドル円が反発上昇しました。
クロス円が反発上昇しました。
伊景況感指数(3月)は予想より強い92.1になりました。
英第4四半期GDP確報は前期比で予想より弱い−0.3%、
英第4四半期総合事業投資確報は前期比で予想よりは強い−3.3%、
英第4四半期経常収支は予想より弱い−85億ポンドになりました。
ポンド売り反応がみられました。
ポンドドルが下落しました。
EU当局者が、
「金融安全網の規模で事務的レベルの合意はまだ遅れている。」
との発表をしました。
その後、ダウ先物や欧州株式市場が反落する展開になりました。
ドル買い動意が優勢になりました。
ユーロドルや豪ドル米ドルなどドルストレートが反落しました。
伊6ヶ月債の入札では、目標上限の85億ユーロ発行されて、
「落札利回りが前回より低い1.119%、
応札倍率が前回より高い1.51倍。」になりました。
ポンドドルは軟調傾向の上下動の揉み合いになりました。
ドル円の反発上昇がしばらく継続しました。
ブラジルの大統領が、
「量的緩和は通貨戦争を引き起こす。
欧州危機は緊縮財政で淘汰されていない。
欧州危機は依然として成長への懸念材料。」
などの認識を示しました。
午後7時頃からダウ先物や欧州の株式市場が反発しました。
欧州の株式市場は前日終値レベルで揉み合いになりました。
ドルストレートが揉み合いになりました。
ドル円が揉み合いになりました。
ポンドドルは軟調傾向が続き1.59台を割り込みました。
RBAウォッチャーが、
「来週のRBAの利下げの可能性は50%。」
との見解を示しました。
豪ドル米ドルが再び反落しました。
LIBORドル3ヶ月物金利が0.46965%に低下しました。
独消費者物価指数速報(3月)は予想とおりの+0.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
独連銀総裁が、
「ECBは危機を抑制するために甚大な努力をしている。
金融安全網の極端な拡大は問題を引き起こしかねない。
欧州内は財政統合への移行に興味を持っていない可能性。
独国内ではインフレ圧力が高まる可能性。」
などの認識を示しました。
時事通信が、EU筋からの情報して、
「ユーロ圏諸国が債務危機対策で検討している金融安全網の強化では
資金力を9400億ユーロ規模に拡充することを視野に最終調整。」
との観測報道をしました。
NY時間序盤はドル買い動意がやや優勢の展開になりました。
ダウ先物や欧州株式市場にやや反落の動きがみられました。
原油先物が軟調に推移しました。
米耐久財受注(2月)は予想より弱い+2.2%になりました。
ドル円に一時反落の動きがみられました。
その後、ダウ先物や欧州株式市場に再び反落の動きがみられました。
ユーロドルや豪ドル米ドルなどが下落しました。
ドル円が再び上昇して揉み合いになりました。
加住宅価格指数(1月)は前回値より強い前月比+0.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
NYダウが始まる前あたりからドルストレートが一時反発しました。
NYダウは前日終値を挟んでの揉み合いになりました。
ドルストレートが再び反落する展開になりました。
ユーロドルが1.33を割り込みました。
EIA週間石油在庫統計は原油が710.2バレルの増加になりました。
原油先物の下落が続きました。
豪ドルや加ドルなど資源国通貨が軟調傾向で推移しました。
NYダウや欧州株式市場がしだいに軟調になりました。
米10年債利回りが一時2.16%あたりまで低下しました。
ドル円が下落する展開になりました。
クロス円が軟調に推移しました。
ガイトナー米財務長官が、
「景気は徐々に力強さを増しているが著しい試練にまだ直面。
中国が人民元の上昇を容認することは非常に重要。
国債発行に関して年内の遅くまで債務上限に到達しない可能性。」
などの認識を示しました。
オーストリア中銀総裁が、
「ギリシャには依然として大きな困難が存在。
欧州は景気に関して協議する時期。」
などの発言をしました。
ブルムバーグ通信が、
「ユーロ圏財務相会合の草案では、
支援額上限を9400億ユーロに引き上げ。
上限は2013年のあとに7000億ユーロに変更。
などが盛り込まれる。」との報道をしました。
ロンドンフィックスからユーロドルやポンドドルが反発しました。
ドル円は小幅な揉み合い推移になりました。
米5年債の入札では、
「最高落札利回りが1.040%、応札倍率が前回より低い2.85倍。」
などの結果になりました。
米10年債利回りがやや上昇をみせました。
加の財務相が、
「歳出削減は緩やかなものに留まり、
その多くは省内のバックオフィス主体となる。」
との発言をしました。
IMFのギリシャ担当が、
「ギリシャが充分に競争的な状態に戻るには、
あと10年かそれ以上の期間が必要。
これ以上の増税や賃金カットは無理で、
それには公的部門の閉鎖や人員削減のタブーに
手をつけなければならない。」
などの見解を示しました。
深夜3時頃から豪ドル米ドルなど資源国通貨ペアも反発しました。
NYダウや原油先物が終盤にかけて下げ幅をやや縮小しました。
JPモルガンのCEOが、
「ガソリン価格が1ガロン4ドルに上昇しても
米経済は景気後退には陥らない可能性。
FRBが回復宣言するには月間40万人の雇用増を望んでいる可能性。」
などの見解を示しました。
スペインの財務相が、
「経営難に苦しむ国内銀行を救済するために
EUとIMFからの金融支援を要請する計画はない。」
との発言をしました。
NY時間では総じてコモディティ市場が軟調推移になりました。
米10年債利回りは2.20%あたりになりました。
NY原油(WTI)は105ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−71.52ドルでこの日の取引を終えました。

<3月29日(木)>

NYクローズ後にドル円が反発して揉み合いました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが揉み合い推移になりました。
日本経済新聞が、
「仏経済担当相が石油価格の高騰対策として
戦略備蓄の協調放出を巡り米国などと検討している。
米仏ともに大統領選を控え石油価格の安定は優先課題。」
との観測報道をしました。
格付け会社のムーディーズが、
「ポルトガルの銀行5行を格下げする。
そのうち1行は2段階引き下げ。」との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
東京時間が近づく頃にドル円が反落する展開になりました。
ユーロドルやポンドドルに反発がみられました。
NBNZ企業景況感(3月)は前月より強い33.8になりました。
NZドルに一時やや上昇反応がみられました。
日経平均は前日比マイナス圏で揉み合いになりました。
東京時間序盤はドル円が下落を強める展開になりました。
実需筋の売りとの市場観測がありました。
豪ドル米ドルなど資源国通貨ペアに反落の動きがみられました。
豪ドル円などクロス円に反落がみられました。
欧州委員会のギリシャ救済問題担当モルス氏が、
「ギリシャが財政を再建しユーロ圏にとどまるための複数の措置は、
ギリシャ国民に苦痛をもたらす可能性があるが、
引き続き実行する必要がある。」との見解を示しました。
日財務省が発表した3月上旬の貿易統計速報では、
「貿易収支の原数値は538億3500万円の赤字。
前年同期は229億7200万円の黒字。」などが示されました。
仲値頃からドルストレートに反落の動きがみられました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まり揉み合いました。
午前11時頃からドルストレートがやや反発をみせました。
日銀総裁が、
「前回の決定会合で発表した成長支援資金供給における
1兆円のドル資金供給枠組みに関しては、
成長力強化という面でドル資金を使って貢献できる分野がある。
円やドルを問わず成長基盤強化は日銀にとって異例の仕事。
円とドルの交換を伴っていないので為替市場には中立。
金融緩和の効果と副作用はバランスよく認識する必要。
緩和は時間を買う政策。その間に構造政策必要。
国債買い入れはネットで確実に増加。
償還国債を全て乗り換えると永久債となり出来ない。
日本の長期金利は1%前後で推移。上昇している状況ではない。
ゼロ金利を継続することで円キャリー取引が起きたことは事実。
財政悪い中での財政政策拡大は長期金利が突然上昇するリスク。」
などの認識を示しました。
昼頃からドル円が反発して揉み合う展開になりました。
その後、ドルストレートは揉み合いになりました。
格付け会社のフィッチが、
「世界経済に対する目先のリスクはこの数ヶ月で後退したが、
特に欧州などの先進諸国では今後も不安定な回復が続く。
ユーロ圏では2011年10-12月期のGDP成長率が0.3%のマイナス成長。
他にも低調な経済指標が発表されている。
2012年上半期のリセッションは確実と思われる。」
などの見解を発表しました。
中国上海株式市場が下げ幅を拡大しました。
資源国通貨がやや下落しました。
ユーロドルがやや反落して揉み合いました。
ダウ先物は当日安値圏で揉み合いになりました。
BRICsの首脳宣言草案では、
「大規模で変動の激しい国際的な資金の流れはリスク。
先進億は過剰流動性の創出を避けるべき。
世界の成長はユーロ圏の不安定さで抑制されている。
IMFと世銀トップは実績で選出されるべき。
イラン情勢のエスカレートは容認されるべきでない。」
などが示されました。
独の財務相が、
「ユーロ圏の債務危機は間もなく終了。
7500億ユーロの救済基金は金融市場を納得させるのに充分な規模。
ギリシャと欧州は最悪期脱する。」
などの発言をしました。
日経平均は前日比−67.78円で大引けになりました。
英ネーションワイド住宅価格(3月)は予想より弱い−1.0%でした。
市場反応は限定的でした。
午後3時過ぎからややドル売り優勢の展開になりました。
ユーロドルやポンドドルが反発してドル円が下落しました。
ドル円が82円前半まで下落しました。
豪ドル米ドルなどにやや反発の動きがみられました。
ブラジル大統領が、
「危機解決のための金融政策はバブルを生む恐れがある。
金融政策は危機解決には充分でない。
BRICsの成長が欧米の成長鈍化を補う。」
などの見解を示しました。
欧州株式市場は前日比マイナス圏で始まり揉み合いになりました。
ユーロドルなどドルストレートが一時反落しました。
ドル円に一時反発の動きがみられました。
その後、ダウ先物に反発の動きがみられました。
ユーロドルなどドルストレートが反発しました。
独失業率(3月)は予想より強い6.7%、
独失業者数(3月)は予想より強い1.8万人減減になりました。
市場反応は限定的でした。
午後6時過ぎからドルストレートが再び反落して揉み合いました。
ドル円は軟調傾向の揉み合いなりました。
英消費者信用残高(2月)は予想より強い+4億ポンド、
英住宅ローン承認件数(2月)は予想より弱い4.9万件になりました。
市場反応は限定的でした。
欧消費者信頼感指数確報(3月)は予想よりやや弱い−19.1、
欧鉱工業信頼感(3月)は予想より弱い−7.2、
欧サービス業信頼感(3月)は予想より強い−0.3、
欧業況判断指数(3月)は予想より弱い−0.30になりました。
ユーロ売り反応がみられました。
欧州の株式市場がやや下げ幅を拡大する展開になりました。
ダウ先物や原油先物が下落する展開になりました。
ユーロドルなどドルストレートが軟調に推移しました。
ユーロドルが1.33を割り込み下落しました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
クロス円が軟調に推移しました。
伊国債の入札では、
「目標上限82.5億ユーロに対して80億ユーロ発行。
10年債は32.5億ユーロ発行。落札利回りが前回より低い5.24%、
応札倍率が前回より高い1.654倍。」などになりました。
ユーロの下落が一服になりました。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
OECDが発表したG7諸国のGDP伸び率予測では、
「米は第1四半期が2.9%、第2四半期が2.8%。
日は第1四半期が3.4%、第2四半期が1.4%。
独は第1四半期が0.1%、第2四半期が1.5%。
英は第1四半期が−0.4%、第2四半期が0.5%。
仏は第1四半期が−0.2%、第2四半期が−0.9%。
伊は第1四半期が−1.6%、第2四半期が−0.1%。
加は第1四半期、第2四半期ともに2.5%。」
などが示されました。
中国景気先行指数(2月)は前月より強い101.27になりました。
オランダ中銀総裁が、
「長期資金供給は頻繁に繰り返すべきでない。
オランダは赤字を削減し経済改革をすべき。
長期資金供給によるインフレリスクは現時点でみられない。
オランダの2011年の金保有額は前年より多い240億ユーロ。」
などの発言をしました。
NY時間が近づく頃にドル円が反発をみせました。
ユーロドルが再び下落しました。
LIBORドル3ヶ月物金利が0.46815%に低下しました。
ユーログループの声明草案では、
「ユーロ圏救済基金の合計融資能力は
2013年半ばまで7000億ユーロに設定。
異例の事態では9000億ユーロまで拡大の可能性。
ESMの資本規模を継続的に見直す。」などが示されました。
スペインで緊縮策と労働改革に抗議する大規模デモがありました。
米第4四半期GDP確報は予想とおりの+3.0%、
米第4四半期個人消費確報は予想とおりの+2.1%、
米第4四半期GDP価格指数は予想とおりの+0.9%、
米第4四半期PCEコア・デフレータは予想とおりの+1.3%、
米新規失業保険申請件数は予想より弱い35.9万件になりました。
ドル売り反応がみられました。
ドル円が反落してドルストレートが反発しました。
加鉱工業製品価格指数(2月)は予想より弱い+0.2%、
加原材料価格指数(2月)は予想より弱い−0.5%になりました。
市場反応は限定的でした。
その後、ドル円が一時82円台を割り込む場面がありました。
ダウ先物がや欧州株式市場が下げ幅を拡大しました。
ドルストレートが再び反落して揉み合う展開になりました。
NYダウは下落して始まり軟調に推移しました。
米10年債利回りが2.16%あたりに低下しました。
豪ドルなど資源国通貨が軟調傾向で推移しました。
ユーロドルやポンドドルが上下動の揉み合いになりました。
IEA米エネルギー情報局の高官が、
「原油高の影響に関して懸念をしている。
市場環境のしだいでは戦略備蓄放出の行動をする用意がある。」
との発言をしました。
原油先物が下落して104ドル台を割り込みました。
午後11時頃からドル円やクロス円が反発上昇しました。
ロンドンフィックス前にポンドが上昇しました。
格付け会社のフィッチが、
「EUの長期格付けをAAAに据え置く。」と発表をしました。
カンザスシティ連銀製造業活動(3月)は予想より弱い+9でした。
米上院銀行委員会が、
「FRB理事候補に指名されていたスタイン、パウエル両氏を承認。」
しました。
バーナンキ議長が、
「資産購入はデフレリスクを防ぎ長期金利も低下させた。
回復のペースは著しく遅い。金融システムはより強固になった。
家計や中小企業への信用供与は改善。インフレ期待の抑制に成功。
失業率の低下ペースは緩やかで極めて高い水準。
住宅市場が回復のペースの加速を抑えている。
米経済は向かい風に直面。長期的3%成長へ復帰の可能性は妥当。」
などの発言をしました。
米10年債利回りが2.18%あたりにやや上昇しました。
米7年債の入札では、
「最高落札利回りが1.590%、応札倍率が前回より低い2.72倍。」
になりました。
入札後に米10年債利回りが低下しました。
原油先物が102ドル台に下落しました。
フィラデルフィア連銀総裁が、
「追加緩和を期待すべきでない。
2014年末以前に利上げが必要となる可能性。
不胎化QEは協議されていない。
成長が引き続き改善し失業率が低下すれば、
年内に引き締め圧力に直面する。」
などの発言をしました。
NY時間後半にかけてNYダウがしだいに反発上昇しました。
ドルストレートがしだいに反発上昇しました。
ドル円が揉み合うながらもしだいに反発上昇しました。
クロス円が反発上昇していきました。
加政府の2012年度予算案では、
「財政赤字見通しは211億加ドル。
歳出は雇用や設備投資対策を盛り込み1.2%増加。
歳入は2.8%の増加を見込む。
向こう3年間で公務員を12000人削減。」
などが示されました。
米10年債利回りは2.16%あたりになりました。
NY原油(WTI)は102ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+19.61ドルでこの日の取引を終えました。

<3月30日(金)>

ポルトガル中銀が、春季経済報告の中で
「2012年は輸出の減速と個人消費の落ち込み拡大が原因で、
GDPは3.4%減少の見込み。今年の経済見通しを下方修正する。」
との発表をしました。
FRBのバランスシートの発表では、
「金、SDR、現金などを除く資産規模は28日までの1週間で、
オペレーションツイストや償還資金再投資継続によって
1日当たり平均で2兆8727億ドルと前週から15億ドル増加。
米国債の保有高は平均55億ドル増え1兆6679億ドル。」
などが示されました。
NZ住宅建設許可(2月)は予想より弱い−6.7%になりました。
市場反応は限定的でした。
オセアニア時間は主要通貨ペアがしばらく小幅に揉み合いました。
原油先物が103ドル台へ反発しました。
英GFK消費者信頼感調査(3月)は予想より弱い−31になりました。
市場反応は限定的でした。
午前8時頃からドル円やクロス円が反落しました。
リッチモンド連銀総裁が、
「市場の規律強化の約束への信頼性を高めるには、
民間債権者を救済するための公的資金活用を一段と制限すべき。
現在の金融政策スタンスは適切。
さらなる金融刺激策が失業率低下に寄与するとは確信できない。
エネルギーコストの上昇は後退する見込み。」
などの見解を示しました。
フィラデルフィア連銀総裁が、
「米失業率は2-3年間6%を下回らない可能性。」
との認識を示しました。
日全国消費者物価指数コア(2月)は予想より強い+0.1%、
日失業率(2月)は予想より強い4.5%になりました。
やや円買い反応がみられました。
ユーロドルが1.33台前半に上昇しました。
日政府が消費税増税法案を閣議決定しました。
日鉱工業生産指数速報(2月)は予想より弱い−1.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
日経平均は前日比マイナス圏で始まり軟調推移になりました。
東京時間序盤はドル円やクロス円が軟調傾向で推移しました。
ドル円が82円台を一時割り込み急落しました。
独の財務相が、
「救済基金拡充に向けた取り組みが債務危機後退につながる。
スペインに対して労働市場改革を推進するよう求める。」
などの発言をしました。
朝鮮日報が、
「北朝鮮は29日午前に平安北道沿岸から黄海に向け
短距離ミサイル2発の発射実験を行った。」と報じました。
仲値近づく頃からドル円やクロス円が急反発しました。
ユーロドルやポンドドルや資源国通貨が堅調に推移しました。
ダウ先物が反発しました。
日経平均が下げ幅を縮小しました。
仲値過ぎからドル円が再び反落する展開になりました。
ドルストレートが揉み合いになりました。
アジアの株式市場は前日終値レベルでまちまちの展開になりました。
中国人民銀行が、
「中国は2012年も慎重な金融政策を続ける。
2011年の中国金融市場は健全な展開が続いた。」
などの発表をしました。
中国上海株式市場は前日終値を挟んでの上下動になりました。
日新設住宅着工戸数(2月)は予想より強い年率91.7万戸でした。
日建設工事受注(2月)は前月より弱い前年比−1.8%になりました。
ドル円が再び82円台を割り込みました。
ギリシャの首相が、
「新たな金融支援策が必要になる可能性は排除できないが、
支援要請に追い込まれる事態を回避すべく全力を尽くす。」
との発言をしました。
ユーロ売り反応が一時みられました。
東京時間後半はドルストレートが上下動の揉み合いになりました。
独小売売上高指数(2月)は予想より弱い−1.1%になりました。
一時ユーロ売りがみられましたが反応は限定的でした。
日経平均は前日比−31.23円の10083.56円で週取引を終えました。
午後3時半過ぎにドル円が82円台前半まで反発しました。
ダウ先物は当日高値圏で揉み合いになりました。
中国上海株式市場が終盤に反発して小幅高で取引を終えました。
スイスKOF先行指数(3月)は予想よりやや強い+0.08になりました。
ややスイスフラン買い反応がみられました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
午後4時頃からドル円に反落の動きがみられました。
午後4時半頃からユーロドルやポンドルが反落しました。
ユーロ円やポンド円が反落しました。
欧州の株式市場が上昇幅を一時縮小しました。
欧消費者物価指数速報(3月)は予想より強い+2.6%になりました。
市場反応は限定的でした。
午後6時半頃からドルストレートが反発の後に揉み合いました。
ユーロ圏財務相会合では、
「約8000億ユーロの金融安全網で合意。
救済基金に限った上限は7000億ユーロに引き上げ。
EFSFは2013年半ばまで利用可能。」などが決定されました。
ユーロへの反応は限定的でした。
欧州の株式市場が堅調に推移しました。
ダウ先物が堅調推移になりました。
ドル円が82円台を再び割り込む場面がありました。
ドルストレートの揉み合いが続きました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日同水準のが0.46815%になりました。
NY時間序盤はダウ先物や欧州株式市場がやや上げ幅を縮小しました。
指標発表前の加ドルに売りがみられました。
リッチモンド連銀総裁が、
「経済成長は徐々に勢いを増していく。
今年の米経済は2-3%成長を予想。
雇用市場は穏やかに癒されつつある。」
などの見解を示しました。
米個人消費支出(2月)は予想より強い+0.8%、
米個人所得(2月)は予想より弱い+0.2%、
米PCEコア・デフレータ(2月)は予想よとおりの+1.9%でした。
市場反応は限定的でした。
スペインの閣議で、
「270億ユーロの歳出削減策を盛り込んだ予算案が承認。」
されました。
ユーロドルやポンドドルに一時上昇がみられました。
加GDP(1月)は予想とおりの前月比+0.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
午後10時が近づく頃からドル円が反発しました。
豪ドル米ドルやポンドドルが反落しました。
ユーロドルは揉み合いが続きました。
独の財務相が、
「金融安全網は8000億ユーロ。
ESMへの2回の支払いが今年実施されるだろう。」
との発言をしました。
NYダウは前日比プラス圏で始まり揉み合いになりました。
ドル円に再び反落の動きが一時みられました。
シカゴ購買部協会景気指数(3月)は予想より弱い62.2になりました。
ミシガン大学消費者信頼感指数確報(3月)予想より強い76.2でした。
ドル買い動意がみられました。
ドル円が反発上昇しました。
米10年債利回りは2.16%前後で上下動になりました。
午後11時頃にポンドが一時反発をみせました。
NYダウが上げ幅を縮小して反落しました。
ユーロドルに反落の動きがみられました。
ドルストレートが軟調に推移しました。
米労働省が、
「各州の2月の雇用統計では、50州のうち42州で雇用者数が増加。
失業率は29の州で改善した。」との発表をしました。
NYダウが反発する展開になりました。
IMFのラガルド専務理事が、
「ユーロ圏財務相によるファイアウォール強化の決定は
IMFの資金強化を支援する。決定を歓迎する。」
との発言をしました。
IMFが、
「第4四半期の世界の外貨準備の割合はドルが62.1%に増加。
ユーロは25%に低下した。」との発表をしました。
ロンドンフィックス過ぎにドルストレートが反発しました。
ドル円の上昇が続きました。
ポルトガルの統計局が「2011年の財政赤字はGDP比4.2%。」
と、救済策を受けた際の条件5.9%を下回ったことを発表しました。
NY時間後半はドル円が82円台後半まで上昇しました。
米10年債利回りが2.17%あたりに上昇しました。
ドルストレートは揉み合いになりました。
レーン委員が、
「EUは来週にも今回のスペインの予算案の分析を実施するが、
単年度の財政赤字目標をGDP比5.3%とした点は重要事項。」
との認識を示しました。
NY時間後半に原油先物が乱高下しました。
NY時間終盤にかけてユーロドルやポンドドルがやや反発しました。
豪ドル米ドルは軟調傾向で推移しました。
米10年債利回りは上昇して2.211%になりました。
NY原油(WTI)は103ドル台あたりで週の取引を終えました。
NYダウは前日比+66.22ドルの13212.04ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

※NZと豪が標準時へ移行します。

<4月2日(月)>

朝8時01分に英ホームトラック住宅調査(3月)、
朝8時50分に日銀短観(大企業業況判断、大企業製造業先行き、等)
午前10時半に豪住宅建設許可件数(2月)、
午後4時15分にスイス実質小売売上高(2月)、
午後4時半にスイス製造業PMI(3月)、
午後4時53分に独製造業PMI確報(3月)、
午後4時58分に欧製造業PMI確報(3月)、
午後5時28分に英製造業PMI(3月)、
午後6時に欧失業率(2月)、
夜11時に米ISM製造業景況指数(3月)、米建設支出(2月)、
深夜1時15分に加BOC総裁の講演、
などが予定されています。
日・英・(欧)・米の指標には注目です。

<4月3日(火)>

午前10時に中国非製造業PMI(3月)、
午前10時半に豪小売売上高(2月)、
午後1時半に豪RBA政策金利、豪RBA声明、
午後5時半に英建設業PMI(3月)、
午後6時に欧生産者物価指数(2月)、
夜11時に米製造業受注指数(2月)、
深夜3時に米FOMC議事録、
などが予定されています。
豪・米の指標には注目です。

<4月4日(水)>

※中国・香港が祝日です

午前10時半に豪貿易収支(2月)、
午後4時53分に独サービス業PMI確報(3月)、
午後4時58分に欧サービス業PMI確報(3月)、
午後5時28分に英サービス業PMI(3月)、
午後6時に欧小売売上高(2月)、
午後7時に独製造業受注(2月)、
午後8時45分に欧ECB政策金利、
夜9時15分に米ADP雇用統計(3月)、
夜9時半からドラギECB総裁記者会見、
夜11時に米ISM非製造業総合景況指数(3月)、
などが予定されています。
豪・欧・米の指標には注目です。

<4月5日(木)>

午前11時半に中国HSBCサービス業PMI(3月)、
午後4時15分にスイス消費者物価指数(3月)、
午後5時半に英鉱工業生産(2月)、英製造業生産高(2月)、
午後7時に独鉱工業生産(2月)、
午後8時に英BOE政策金利、英BOE資産買入規模、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加雇用ネット変化率(3月)、加失業率(3月)、
同夜9時半に加住宅建設許可(3月)、
夜11時に加Ivey購買部協会指数(3月)、
などが予定されています。
独・英・米・加の指標には注目です。

<4月6日(金)>

※NZ・豪・香港・独・仏・スイス・加・米など主要市場が
 イースターです。

午後2時に日景気一致CI指数速報(2月)、日景気先行CI指数(2月)速報
午後3時45分に仏貿易収支(2月)、
夜9時半に米非農業部門雇用者数変化(3月)、米失業率(3月)、
同夜9時半に米民間部門雇用者数変化(3月)、
深夜4時に米消費者信用残高(2月)、
などが予定されています。
米指標には注目です。


※ユーロドルとドル円のサマリーはブログが長くなりすぎることで
 先週ご案内させていただきましたように割愛させていただきます。


<先週のドル・円・ユーロの総括と今週の注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスが週初の上昇後に79台を
下回るあたりまで下落して、その後、週後半にかけて79台前半まで反
発しましたが、週末に再び下落して一時78台後半をつけた後に79あた
りまで戻す上下動の展開になりました。ドルインデックスの週足では
小幅ながら3週連続の陰線になりました。また、LIBORドル3ヶ月物
金利は週末時点で0.46815%と前週よりも低下しました。
そして、米10年債利回りは週末時点で2.211%と前週より低下しまし
た。一方、NYダウは週間で131.31ドルの上昇になりました。

米の主要経済指標では、先週は26日米中古住宅販売成約が−0.5%、
27日米ケースシラー住宅価格指数が−3.78%といずれも市場予想より
弱く、引き続き米住宅市場の低迷が覗える結果になりました。
そして、27日米消費者信頼感指数が70.2とやや強く、28日米耐久財
受注が+2.2%と弱く、29日米第4四半期GDP確報や同個人消費確報や
同PCEコア・デフレータ確報などは市場予想とおりで、30日米個人消
費支出は+0.8%と強く、30日シカゴ購買部協会景気指数は62.2と弱
く、30日ミシガン大学消費者信頼感指数確報は76.2と強く、まちまち
の結果でしたが、27日リッチモンド連銀製造業景況指数が市場予想の
+18に対して+7とかなり弱く、また29日米新規失業保険申請件数が
35.9万件と増えていて、全般的に先週の経済指標では米景気は回復し
つつも、製造業などに足踏み状態も覗える結果となったようです。

また、米要人発言では、26日にバーナンキFRB議長が「金融緩和は雇
用の大幅拡大をもたらすために必要とされる。米労働市場に改善が
みられるが正常からはほど遠い。雇用の拡大のペースが持続可能か
どうか不透明。雇用の大幅増加には景気が力強さを増す必要。」と
金融緩和の必要性を明言してハト派の見解を示し、27日にNY連銀総
裁が「米経済は現在緩やかなペースで拡大し続けているが国際金融
市場の緊張は経済見通しの著しい下振れリスク。」と経済見通しに
警戒感を示し、同日ボストン連銀総裁が「最近の指標は金融情勢の
改善と労働市場の前進に一致していが雇用水準はFRBのインフレと
雇用の二大政策目標をかなり下回る。金融緩和は二大政策目標が実現
可能になって初めて解除される。失業率が高止まり成長が減速すれば
一段の政策緩和が望ましい。」ハト派の見解を示し、28日に米財務長
官が「景気は徐々に力強さを増しているが著しい試練にまだ直面。」
と景気に慎重姿勢を示し、29日にフィラデルフィア連銀総裁が「追加
緩和を期待すべきでない。14年末以前に利上げが必要になる可能性。
不胎化QEは協議されていない。成長が引き続き改善し失業率が低下す
れば、年内に引き締め圧力に直面する。」とタカ派の見解を示し、
30日にリッチモンド連銀総裁が「現在の金融政策スタンスは適切。
更なる金融刺激策が失業率低下に寄与するとは確信できない。エネ
ルギーコストの上昇は後退する見込み。」と中立ながらもややタカ派
の見解を示し、先週の要人発言ではハト派とタカ派の見解が混在も、
ハト派寄りの見解のほうが多くみられました。

円については、27日にメドレーレポートが「日銀が示唆しているとさ
れる1%のインフレ目標の達成には、更なる追加緩和策が必要。」と
の見解を示し、28日に日銀副総裁が「デフレ脱却と持続成長の実現に
は強力な金融緩和の推進と成長力の強化が大事。デフレ脱却に向けて
適切な政策運営を遂行。」緩和の継続姿勢を示し、同日に宮尾日銀審
議委員が「2月政策決定が円高修正と株価の上昇をもたらす。(中略)
日本経済はしだいに踊り場を脱し緩やかに回復。ツイストオペは中短
期の金利上昇招く可能性。3月の追加緩和の提案はその時点では基金
増額が適切と判断したもの。」と更なる追加緩和へ現時点では慎重な
姿勢を示し、29日の日財務省の3月上旬貿易統計速報では「貿易収支
原数値は538億3500万円の赤字。前年同期は229億7200万円の黒字。」
と日貿易収支の改善の中間報告が示され、同日に日銀総裁が「円や
ドルを問わず成長基盤強化は日銀にとって異例の仕事。金融緩和の効
果と副作用はバランスよく認識する必要。国債買い入れはネットで確
実に増加。償還国債を全て乗り換えると永久債となり出来ない。財政
悪い中での財政政策拡大は長期金利が突然上昇するリスク。」と、
やや緩和策に慎重な姿勢も示し、30日に発表された日CPIコアは市場
予想より強い+0.1%になり、日失業率が4.5%に改善して、先週は
日銀の緩和策継続は示されるも慎重姿勢も示され、追加緩和へ向けて
ややトーンがダウンしている様子も覗えました。

ドル円は、先週初に82円台前半から反発して、26日NY時間のバーナン
キFRB議長の「「金融緩和は雇用の大幅拡大をもたらすために必要と
される。」との発言に一時下押しになりましたが週前半の27日NY時間
にかけて83円台前半まで上昇しまた。その後、期末要因による実需筋
の円転需要もあったようで週中の28日の東京時間から反落して、週後
半にかけて何度か82円台を一時割り込みましたが、期末要因の円買い
が一巡した週末30日のNY時間に82円台後半まで反発上昇する、相場展
開になりました。

26日NY時間のバーナンキFRB議長による金融緩和への言及をはじめ、
先週の米要人の発言がややハト派に傾斜して、また米経済指標は景気
回復を示しつつも製造業などに足踏み状態も観られるマダラ模様で、
ドルインデックスも低下傾向でしたが、先週のドル円の動向では期
末要因の影響も大きかったようです。そして、日本の景気回復観測が
やや強まり、緩和継続は示しつつも追加緩和へ日銀の慎重姿勢も垣間
見られるようになったようで、先週は米緩和期待がやや優勢となった
印象ですが、3月期末の円買いも一巡して、前週のドル円は2011年
5月下旬と3月13日の安値を明確に下抜けることなく再び82.00円
アラウンドが下値抵抗となりました。

今週は、2日の米ISM製造業景況指数や3日のFOMC議事録や4日の
米ADP雇用統計と米ISM非製造業総合景況指数など注目材料がありま
すが、週末のイースターに発表される米雇用統計が先行織り込みの
動きとともにその結果が注目されます。各国市場がイースターで休み
の中の市場閑散期での米雇用統計の発表で、その発表内容によっては
為替レートが大きく変動する可能性がありそうです。米雇用統計の
市場予想ではNFPが+21.0万人、民間部門雇用者数は+22.3万人と、
ともに前月値を下回る観測となっていますが、前週末の3月30日に
米労働省が「各州の2月の雇用統計では、50州のうち42州で雇用者
数が増加。失業率は29の州で改善した。」と発表していて、米雇用
統計へ改善期待をする向きもあるようで、ドル買い要因として先行
織り込みの動きにも注目されます。
一方、日財務省の3月上旬貿易統計速報で「前年同期は229億7200万
円の黒字。」と日貿易収支の改善の中間報告がされていることで円高
要因も観られますが、また、4月となる今週からは本邦の年度替り
及び第2四半期入りとなることで、新規投信設定を期待する声も聞か
れるようです。

ドル円は、反発上昇となった場合、83.00円の節目や2010年11月下旬
から12月中旬および2011年2月中旬のトライでも強固な上値抵抗と
なった84円アラウンドの壁が再度レジスタンスとして注目されます。
そして、ここを超えれた場合は85.00円の節目および昨年4月の高値
の85.50-55円での動向が注目されます。
また、下落となった場合は、先週に下値抵抗となった82.00円アラウ
ンドでもある3月13日の安値の81.96円や、さらに下落となった場合
は昨年4月高値と10月末安値の下落波動の61.8%の戻りの81.60-70
円アラウンドがサポートとしてあらためて注目されることになりそ
うです。

ユーロについては、先週初にユーロドルが1.32台後半から反落して
26日ロンドン時間に一時1.32台割り込むあたりまで下落しましたが、
その後に発表された独IFO景気動向指数が強い数字であったことや、
同日のNY時間にバーナンキFRB議長が「金融緩和は雇用の大幅拡大
をもたらすために必要とされる。」と米金融緩和に言及したことで、
1.33台後半まで急反発する展開になりました。その後、揉み合いを
経て同日のロンドン時間に再度上値を試しましたが、スペイン中銀
の月例経済報告で「消費が冷え込むなか1-3月期のGDPは縮小を継続
した。」との発表があり、株式市場の反落も背景に軟調傾向の揉み
合いになっていきました。そして、28日の東京時間後半からロンド
ン時間序盤にかけて反発を試すも失速して1.32台後半まで下落しま
した。その後、EU筋が「金融安全網の強化では資金力を9400億ユー
ロ規模に拡充することを視野に最終調整。」との報道に1.33台に戻
すも揉み合いとなって、そして、29日欧業況判断指数など経済指標
が弱い結果となったことや株式市場の軟調を背景にNY時間前半にか
けて1.32台半ばまで下落する展開になりました。その後、NYダウの
反発を背景にユーロドルは反発して、30日の東京時間に1.33台後半
まで上昇しました。そして、NY時間に「約8000億ユーロの金融安全
網で合意。救済基金に限った上限は7000億ユーロに引き上げ。EFSF
は2013年半ばまで利用可能。」とユーロ圏財務相会合での決定が発
表されましたが、妥協案での合意であったことや先行織り込みがさ
れていたことで揉み合い推移になりました。その後、スペインの閣
議で「270億ユーロの歳出削減策を盛り込んだ予算案が承認。」され
たことで反発が見られるもロンドンフィックスにかけて週末調整と
なって、その後に揉み合いながら反発して1.33台半ばで週の取引を
終えました。

「最悪期は過ぎた」との観測で市場センチメントが改善している状況
の中、妥協案での合意ではありましたが、ユーロ圏財務相会合で欧州
ファイアウォールの決定がされイベントが通過して、そしてユーロ圏
各国の国債発行も無事に通過していて、また、緊縮策と労働改革に
抗議する大規模デモがありましたがスペインの閣議で「270億ユーロ
の歳出削減策を盛り込んだ予算案が承認。」されて、ドル安も背景に
ユーロドルは1.33台半ばを維持することになりました。

先週末の30日にギリシャの首相が「新たな金融支援策が必要になる
可能性は排除できない。」との発言をしたり、ギリシャ与党の支持
が低下している中での「ギリシャ総選挙」も意識される時期になり、
また、独は別格としても欧州全般では経済が軽度のリセッションに
なっていることや、スペインの国債利回りも上昇して独連邦債との
利回り格差が3%台後半に拡大しているなど、依然として懸念の
火種は抱えている状況ではありますが、一段落の状況とはなってい
るようです。今週は4日のECB政策金利の発表と同日のドラギECB総
裁の記者会見などが注目材料となりますが、週末のイースターの中
で米雇用統計を迎えることで、週末調整の動きにも注意したいもの
です。

ユーロドルのチャートポイントでは、上昇となった場合は、先週の
上値抵抗となった1.3375-85のポイントおよび直上の1.34の「00」の
ポイント、そして、ここを上抜けた場合は2月29日の高値1.3480-90
と、直上の1.35「00」のポイントが注目されます。
また、下落となった場合は、1.33の「00」ポイントや3月29日安値の
1.3250アラウンド、そして、ここを下抜けた場合は3月26日安値の
1.3191から1.32の「00」アラウンド、そして3月22日安値の1.3135
-1.3130アラウンドのポイントなどが注目されます。

なお、この原稿を書いている時点では、4月1日の中国PMIの結果発
表を得ていませんが、その内容によっては資源国通貨ペアなどに週初
の窓明けとなる可能性があります。

今週の経済指標関連では、2日の日銀短観に米ISM製造業景況指数、
3日の豪小売売上高と豪RBA政策金利に豪RBA声明と米FOMC議事録、
4日の豪貿易収支と欧ECB政策金利にドラギECB総裁記者会見と
米ADP雇用統計に米ISM非製造業総合景況指数、
5日の英BOE政策金利に英BOE資産買入規模と
米新規失業保険申請件数に加雇用統計、
6日の米雇用統計、などが注目されます。


さて今回は、防御の技術と初めの一歩のお話です。


多くの著名なトレーダーがほとんど異口同音に
「損切り」の重要性を説いていますが、

なぜ、彼らはそれほどまで「損切りが重要」と言うのでしょう。

今回は「損切り」の第四話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^

「今日のお話をする前にしておきたい話があるのじゃ。」

『なんだい? その話って。』

「ふむ…。ラりー・ウィリアムズの短期売買法という
 著作の中に出てくるエピーソードなのじゃが…。」

『……。』

「ラリー・ウィリアムズの友人のジェイク・バーンスタインが
 ある証券会社が主催したフロリダでのセミナーで講演した際に、
 ポーク・ベリーの相場で『いつも必ず儲けている』という
 ある農夫に出会ったのじゃ…。」

『……。』

「少し物語風に脚色して話すことにするがのう…。
 どうみても知的とは思えぬその農夫が、
 『俺がどうやって儲けているか見たかぁないかい?』
 と言うので、バーンスタインはそのトレードを
 見せてもらうことになったのじゃ。」

『へぇ、面白そうな話じゃないか。』

「ところがじゃ、招かれた農夫の少し古い家に着くと、
 おもむろにその農夫は、ポーク・ベリーのチャートを開き、
 そして、長い糸の振り子のを取り出して、
 『よく見てなよ、先生。チャートの上でさ。こうかざして、
 フーチを振り、上下に振れたら買い。左右に振れたら売りだ。』
 と驚くようなことを言ったのじゃ。」

『それってダウジングじゃないか…。
 えっ、ダウジングがトレードで勝つ秘訣?』

「驚いてしばらく声も出なかったバーンスタインじゃったが、
 『それだけですか? 他には何もありませんか。』と
 気を取り直して尋ねたのじゃ…。」

『……。』

「するとその農夫はちょっと困った顔をして口ごもった後に、
 あまりしゃべりたくはない様子で
 『もう1つあるけれども…、それは大したもんじゃねぇよ。
  まぁ、そうだなぁ…。いくつか玉を建てて、
  その日の終わりで損となっていたらそのポジションは
  仕切っちまうことにしているんだ。』と言ったのじゃて。」

『あっ、それって前回の話のランダム・ポートフォリオで
 価格の動きの事実でフィルタリングするまさにそれじゃないか。』

「そうじゃ…。
 農夫はダウジングこそ勝つ秘訣と思っていたようじゃが、
 じつは損小利大ならぬ損切利大で、損切りを駆使しながら
 儲けの出ているポジションで短期トレンドに乗り、
 利大を追求する手法だったのじゃ。
 いわば損切りこそがその農夫の勝つ秘訣だったのじゃのう。」

『損切りをトレードの技術としていたというわけか…。』

「そういうことになるのう…。
 損切りは忌み嫌うものではなく技術となり得るものなのじゃ。」

『……。』

「損切りをすることは恥じることでも、
 トレードが下手なことを示すものでも決してないのじゃ。
 不確実性のある相場では負けることも当然あるというだけでなく、
 損切りをしないということは言葉を換えれば
 100%勝とうとしていることで、
 幼児がスーパーマンになろうと夢見るように、
 非現実的で幼稚な願望であるのかもしれぬのう。
 損切りという名の防御の技術を使いながら
 勝ち負けトータルで『勝ちを目指す』ほうが
 よほど現実的なのじゃ。」

『……。』

「むしろ、恥ずべきは損切りができないことじゃ。
 防御の技術を身につけていなければ、
 どんなに学んでも、あるいは10年トレードしていようとも、
 いつまでたっても頭でっかちの初心者じゃ。
 コツコツドカーンの輪廻の呪縛から抜け出せないのじゃ。
 損切りできなければ賽(さい)の河原の繰り返しになるのじゃ。」

『……。』

「いくらパンチ力に優れたボクサーでもガードをしなければ
 いつかは負けるし、どんなにハンドル捌きやアクセル・ワークが
 優れたドライバーでもブレーキング・テクニックがなければ
 いつかは必ず大事故にあってしまうのじゃ。
 ましてやマーケットではリバモアやニーダーフォッファー
 のようなトレーディングの天才達でさえ、
 資金管理に基づいた適正建て玉とリスク管理の損切りを怠れば
 いとも簡単に葬り去られてしまうのじゃ…。」

『……。』

「もちろん、損切りしてさえいれば良いというものではなく、
 当然、勝つ技術も学んでいかねばならないわけじゃが…、
 防御の技術の損切りを執行できるようになることは、
 トレーダーとして生きる為の初めの重要な一歩となるのじゃ。」

『……。』

「いつまでたっても堂々巡りの賽の河原から抜け出し、
 コツコツドカーンの輪廻の呪縛の鉄鎖を断ち切る利剣…、
 それこそが『損切り』なのじゃー!」

『おいおい、ジイさん、妙にリキ入っているね。
 そんなに力むと血圧が上がるってもんだぜ。』

「…てなわけで、損切りのお話をとりあえず終えるとしよう。」

『じゃぁ、来週は点と線のお話ってわけだね。』

「流れ的には資金管理のお話となるところじゃがのう…、
 気が変わらなければそういうことにしよう。」

「なんだかなー。」


なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。



<ご案内>

私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されました。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。


FX 防御の技術と戦略的活用のお話


伊のヴェッキオ宮殿のジョルジョ・ヴァザーリの壁画の裏に
ダビンチの失われた壁画が隠れているらしいのですが、
市民の反対があって穴あけ調査は中止になっているようです。

●先週の主な出来事

<3月19日(月)>

独の首相が、ウェブサイトで
「ユーロ圏の危機はもはや独予算への脅威ではない。
独は新たな借り入れを削減できると確信している。」
との見解を示しました。
ギリシャ中銀総裁が、ギリシャのトビマ紙のインタビーで、
「ギリシャには経済再始動させる強力な火力がある。
債務交換後の環境会以前で最大150億ユーロが生み出される可能性。
ギリシャ債務を2020年までに対GDP比116.5%に低下させる目標。
楽観的すぎるとは思わない。逆に良い数字になると考えている。」
などの発言をしました。
ビニスマギ前ECB理事が、
「アイルランドが国民投票によって新しい財政協定を拒否すれば
欧州における影響力を失うことになる。」
との見解を示しました。
為替市場は前週末終値レベルで静かなスタートになりました。
NZ第1四半期Westpac消費者信頼感指数は前期より強い102.4でした。
オセアニア時間はドル円やクロス円が堅調傾向で推移しました。
ユーロ円が一時昨年10月以来の110円台に乗せました。
ギリシャ首相が、英FT紙のインタビューで、
「ギリシャ経済は景気回復に向けて半分以上前進した。
今後2年足らずでプラス成長を回復できる可能性。
2015年までに金融市場に復帰できない場合は、
外部からのさらなる支援を必要とする可能性はあるが、
今回の改革プログラムで経済成長と財政再建が進む。」
などの発言しました。
ユーログループ議長が、ギリシャ紙のインタビューで、
「私自身はIMFの関与を望まなかったが、
独とオランダがIMFによるギリシャへの金融支援を望んだ。」
との発言をしました。
東京時間が近づく頃にドル円やクロス円に反落がみられました。
日経平均は小幅高で始まりました。
ダウ先物が反発をみせました。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや軟調傾向で推移しました。
アジアの株式市場はまちまちの展開になりました。
中国上海株式市場が前週末比マイナス圏で始まりました。
朱IMF副専務理事が、
「世界の経済成長は改善しているが緩慢。リスクは依然下向き。
米国の経済指標は改善している。
新興国の経済成長は強いが期待ほど強くはない。
欧州の金融市場は依然として非常にもろい。欧州は構造改革が必要。
中国経済はソフトランディングに向かっている。
中国のインフレと投資は減速しつつある。
中国は経済のリバランスがとても重要。
日本の債務は極めて高く持続不可能。日本の強い成長を予想。
日本は高水準の債務に対処する財政計画が必要。」
などの見解を示しました。
ダウ先物が揉み合いになっていきました。
中国上海株式市場が下げ幅をやや縮小して揉み合いました。
ドルストレートが一時反発をみせて揉み合いました。
ドル円は上下動の揉み合いになりました。
格付け会社のムーディーズが、
「日銀によるドル供給計画は日メガバンクにとって特に重要。
低コストのドル資金調達の選択肢となる。邦銀格付にもプラス。」
などの見解を示しました。
豪RBA総裁が、
「豪経済はそれほど悪くない。GDPは経済成長がややトレンドを
下回っていることを示唆しているが他のデータは成長を指摘。
金融政策はインフレを考慮する必要があるが需要をサポートするもの。
豪ドルの水準はいくつかの分野の再編を促した。
国際資本の流入は豪ドルの上昇を招き利益を相殺する。
中国経済の成長は当面平均すれば強い成長の見込み。
豪の今後数年間のインフレは2-3%の目標にとどまると予想。
最近の豪経済指標はまちまち。
中国の減速はすでに豪ドルに反映されている。
豪ドル相場は米ドルに大きく左右される。」
などの認識を示しました。
一時、限定的ながら豪ドル買い反応がみられました。
東京時間後半は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
日経平均が上げ幅を縮小しました。
日経平均は前週末比+12.16円で大引けになりました。
中国上海株式市場が終盤に反発しました。
時間外取引で米2年債の金利が低下しました。
ロンドン時間序盤は主要通貨ペアが軟調に推移しました。
ドル円が下落してクロス円も下落しました。
ダウ先物や原油先物やアジアの株式市場が反落しました。
ドルストレートにも反落の動きがみられました。
欧州の株式市場は下落して始まりました。
欧経常収支(1月)は季調前で前回より弱い−123億ユーロでした。
市場反応は限定的でした。
その後、ドルストレートが反発をみせて揉み合いました。
ダウ先物がやや反発して揉み合いました。
欧州の株式市場は前週末比マイナス圏で揉み合いました。
欧建設支出(1月)は前月比で前回値よりは強い−0.8%になりました。
ESFS関係者が、
「EFSFは最大15億ユーロの20年債を発行する方向。
利回りはスワップ金利に約120bp上乗せする可能性。」
との発表をしました。
午後7時頃からドル円やクロス円が反発をみせて揉み合いました。
ポンドが上昇しました。
一部メディアが、
「ギリシャCDSの清算入札では暫定値で額面1ユーロあたり
21.75セントの価格がついた。」と報道をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.47365%の前週末と同水準になりました。
加卸売売上高(1月)は予想より弱い−1.0%になりました。
限定的ながら加ドル売り反応がみられました。
NY連銀総裁が、
「米経済はようやくやや基盤が強固になりつつある可能性。
困難な状況を脱したと結論付けるのはあまりに時期尚早。
ガソリン価格が引き続き上昇。消費者の購買力を奪う可能性。
追加債券購入に関して何の決定もされていない。
QE3は経済の動向次第。低金利の継続が早期回復への最善の道。」
などの見解を示しました。
NY時間序盤はドル買いが優勢の展開になりました。
ドル円が反発を強めていきました。
ドルストレートがやや反落して揉み合いになりました。
クロス円が徐々に反発しました。
ポンドに反落の動きがみられました。
原油先物に反発の動きがみられました。
NYダウは前週末比マイナス圏で始まり揉み合いになりました。
米NAHB住宅指数(3月)は予想より弱い28になりました。
午後11時頃からドル円に反落の動きがみられました。
ドルストレートが反発上昇しました。
ECBが「先週の債券購入プログラムによる国債購入はゼロ。」
との発表をしました。
ユーロドルが1.32台半ばまで上昇しました。
ユーロポンドが急反発しました。
CDS決済入札でギリシャ債の価値は額面の21.5%に最終決定されました。
EFSFが20年債15億ユーロを起債しました。
その後、NYダウが反発して前週末比プラス圏に上昇しました。
ドル円が反発をみせました。
クロス円が堅調に推移しました。
米10年債利回りが2.35%あたりに上昇しました。
欧州の株式市場が終盤にかけて下げ幅を縮小していきました。
ダラス連銀総裁が、
「市場の流動性は充分にある。
米経済はこれ以上の流動性を必要としていない。」
などの見解を示しました。
ギリシャ中銀の年次報告書では、
「2011年財政赤字は対GDP比10.6%に達する見込み。
経済成長率は2012年が−4.5%、13年は−0.5%と予測。
2012年の失業率は19%以上に高止まりする。」
などが示されました。
しだいにドル円が上下動の揉み合いになっていきました。
NYダウが終盤にかけて上げ幅を縮小しました。
豪ドル米ドルなどドルストレートが上昇幅をやや縮小しました。
米10年債利回りは2.38%あたりまで上昇しました。
NY原油(WTI)は108ドル台に乗せて引けました。
NYダウは前週末比+6.51ドルでこの日の取引を終えました。

<3月20日(火)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
豪景気先行指数(1月)は前回値より強い+1.1%になりました。
市場反応は限定的でした。
東京時間が近づく頃から豪ドルに反落の動きがみられました。
他のドルストレートにもやや反落の動きがみられました。
東京市場は祝日で休みでした。
東京時間序盤は主要通貨ペアがやや反発をみせて揉み合いました。
豪RBA議事録では、
「下振れリスクが具体化する可能性はやや低下。
必要に応じて金融緩和実施する余地は充分にある。
喫緊の追加利下げの必要はない。
欧州が非常に悪い状態に陥るリスクは低下。
世界経済の見通しは改善している。
失業率は低い水準を保ち、インフレも抑制されている。」
などが示されました。
豪ドル買い反応がみられました。
その後、ダウ先物に反落の動きがみられました。
韓国株式市場は上昇して始まりましたが反落しました。
豪英系資源大手のBHPビリトンが、
「中国の鉄鉱石需要の成長が一桁台に低下した。」
との発表をしました。
中国上海株式市場は下落して始まり軟調に推移しました。
アジアの株式市場が軟調推移になりました。
午前10時半頃から豪ドルなど資源国通貨が反落する展開になりました。
ユーロドルにやや反落の動きがみられました。
ドル円にやや反発の動きがみられました。
中国人民銀行総裁が、
「資本流出の経路を拡大へ。人民元の兌換性を着実に推し進める。」
との発言をしました。
その後、ダウ先物がやや反発をみせました。
12時過ぎにドルストレートが反発をみせて揉み合いました。
ドル円がやや反落して揉み合いました。
中国財政省が、
「金融を除く国有企業の1-2月の利益は
前年比−10.9%減の3635億元(約575億ドル)となった。」
との発表をしました。
東京時間終盤は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
独生産者物価指数(2月)は予想とおりの+3.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
ロンドン時間序盤は資源国通貨が軟調傾向で推移しました。
ダウ先物や原油先物が軟調傾向で推移しました。
午後4時半頃からドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドル円が反発をみせてドルストレートが反落しました。
スイス第4四半期鉱工業生産は予想より強い+7.9%になりました。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場が下落して始まり軟調傾向で推移しました。
午後5時半頃にドルストレートが一時反発をみせました。
ドル円は83円台後半まで上昇しました。
ユーロ円が110円台後半まで上昇しました。
英消費者物価指数(2月)は予想より強い+3.4%、
英消費者物価指数コア(2月)は予想より+2.4%、
英小売物価指数(2月)は予想より強い+0.8%になりました。
ポンド買い反応がみられました。
スペイン債の入札では、
「目標上限55億ユーロに対して50.4億ユーロ発行。
12ヶ月債では、発行額が35.98億ユーロ、
平均落札利回りが前回より低い1.418%、
応札倍率が前回より低い2.14倍。」などになりました。
午後7時過ぎからユーロドルが下落一服になりました。
ドル円に反落の動きがみられました。
豪ドルなど資源国通貨の軟調は続きました。
クロス円が反落しました。
ダウ先物や欧州株式市場や原油先物の軟調が続きました。
オーストリア中銀総裁が、
「ギリシャはスペインや伊と比較できない。
ポルトガルはギリシャよりもかなり良い状態にある。
PIMCOのポルトガル見通しは大変に疑わしい。」
などの発言をしました。
午後8時半からドル買いが再び優勢になりました。
ドルストレートが再び反落しました。
ドル円がやや反発して揉み合いになりました。
LIBORドル3ヶ月物金利が0.47415%に上昇しました。
米住宅着工件数(2月)は予想より弱い69.8万件、
米建設許可件数(2月)は予想より強い71.7万件になりました。
限定的ながらドル売り反応がみられました。
ドル円がやや反落してドルストレーがやや反発をみせました。
NYダウは下落して始まり揉み合いになりました。
ギリシャ政府当局者が、
「ギリシャは第二次支援に基づく最初の融資75億ユーロを受領。
ユーロ圏から59億ユーロ、IMFから16億ユーロを受け取った。
このうち46.6億ユーロを20日償還の元本償還金として
ECBと各国中銀に支払う。2億ユーロは同利払いに充てる。
残りは歳出に回す。」などの発表をしました。
NY時間序盤はドル売り動意が優勢の展開になりました。
ユーロドルが反発上昇しました。
ドル円が反落しました。
資源国通貨は軟調傾向が続きました。
ポンドは揉み合い傾向が続きました。
原油先物の軟調傾向がしばらく続きました。
ガイトナー米財務長官が、
「原油供給増加に向けたサウジの取り組みを歓迎する。
欧州支援のためIMFの原資を増加させる必要性は想定していない。
ボルカールールが欧州などの流動性に影響すると思っていない。
欧州が最悪の事態に陥るリスクは遠のいたが、
多くの欧州諸国の成長は長期にわたり非常に弱い公算。」
などの見解を示しました。
午後11時半頃からドル円が反発をみせました。
ECBのプラート専務理事が、
「ユーロ圏は非常に厳しい改革の過程にある。
銀行セクターでは大規模なリストラが実施されている。
ソブリン債務が金融システムの中心的役割を担う。」
などの発言をしました。
深夜12時頃からユーロドルがやや反落しました。
ECBが、
「3月16日時点のユーロ圏各国中央銀行の純外貨資産は
前週比10億ユーロ増の2507億ユーロ。金準備は4234億4900万ユーロ。
ユーロシステムのバランスシートは2兆9860億ユーロ。」
との発表をしました。
ロンドンフィックス頃からユーロがやや反発して揉み合いました。
ドル円の反発がしばらく続きました。
クロス円が反発しました。
米10年債利回りが一時2.39%あたりまで上昇しました。
IMFがスイス経済に関する年次調査報告書で、
「デフレ圧力が緩和し成長が上向き次第、
スイスフラン相場の上限目標を撤廃すべき。」
との見解を示しました。
バーナンキFRB議長が、
「経済状況は依然として非常に困難なもの。
米国経済の長期的な見通しは非常に良好。
深刻な景気後退後での早急な緩和策反転の回避は歴史の教訓。」
との見解を示しました。
格付け会社のムーディーズが、
「スペインの財政見通しは2012年の財政赤字目標を緩和した今も
依然厳しく年内に大幅な財政調整を行う必要がある。」
との見解を示しました。
メキシコでM7.6の地震が発生しました。
NY時間終盤は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
米10年債利回りは2.37%あたりになりました。
NY原油(WTI)は下落して105ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比−68.94ドルでこの日の取引を終えました。

<3月21日(水)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
ミネアポリス連銀総裁が、
「金融と金融以外の政策は労働需要の低下を防ぐため協力が必要。
政策金利を適切な時期に引き上げることでインフレの抑制が可能に。
現時点でもう一段の金融緩和が必要であるとは認識していない。
2012-13年にゼロ金利政策からの出口政策を開始する根拠がある。
今すぐ引き締めを望んでいることを意味しない。
原油高のインフレへの影響は一時的。」
などの見解を示しました。
バーナンキFRB議長が、米下院の委員会で
「欧州の金融の緊張は和らいだ。欧州銀の更なる強化が必要。
欧州のファイアウォールの増強が必要。成長と競争力の向上が必要。
欧州の金融情勢は引き続き厳しい。
政策担当者がコミットメントを遂行することが不可欠。
米銀の欧州周辺国へのエクスポージャーは限定的。
ドルスワップラインで欧州の資金繰りが緩和。
米マネーファンドは欧州危機に対して脆弱。」
などの見解を示しました。
NZ第4四半期経常収支は市場予想より強い−27.63億NZドルでした。
市場反応は限定的でした。
豪Westpac先行指数(1月)は前月より弱い+0.6%になりました。
東京時間が近づく頃からドル売り動意が優勢の展開になりました。
東京時間序盤はドル円が反落してユーロドルなどが反発しました。
日経平均は前日比マイナス圏で始まりました。
日経済産業相が、
「米政府から日本の努力への理解をいただき歓迎している。
過去5年でイランから輸入40%削減。この傾向が続くと米国に説明。
イランからの輸入直ちにゼロになるわけではない。」
などの発言をしました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
ユーロドルなどドルストレートの反発が強まりました。
ドル円の反落が一服になりました。
アジアの株式市場はまちまちの展開になりました。
中国上海株式市場は前日比プラス圏で始まり揉み合いました。
午前11時半頃からドル円が反発をみせました。
クロス円が堅調に推移しました。
ユーロ円が111円台に乗せました。
日銀のドル供給オペでは応札がありませんでした。
その後、アジアの株式市場に反落の動きがみられました。
ダウ先物にやや反落の動きがみられました。
ドルストレートがやや反落して揉み合いになりました。
ドル円の反発が一服になりクロス円の上昇も一服になりました。
豪ドルが反発した後に軟調推移になりました。
日全産業活動指数(1月)は予想より弱い−1.0%になりました。
市場反応は限定的でした。
アスナール元スペイン首相が、
「スペインは経済危機から回復が可能。
ECBの行動はスペインにとって非常に有益。」
などの発言をしました。
東京時間後半は主要通貨ペアが揉み合い傾向の展開になりました。
日経平均は前日比−55.50円で大引けになりました。
中国上海株式市場が下げ幅を縮小して前日比プラス圏になりました。
ロンドン時間序盤はドル円が一時反落しました。
ユーロドルなどドルストレートが一時反落しました。
ポンドが揉み合いの後に反発上昇しました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
ドル円など主要通貨ペアに反発の動きがみられました。
ギリシャ国営アテネ通信社が、
「ギリシャの新財務相にサキニディス氏が就任する見通し。」
との報道をしました。
ECBのアスムセン専務理事が、
「出口戦略を練るのには時期尚早。出口の時期は市場成長次第。
ECBのバランスシートは増加しているがコントロール下にある。」
などの見解を示しました。
午後6時過ぎにポンドドルやユーロドルが反落しました。
ダウ先物や欧州株式市場が反落して上げ幅を縮小しました。
英公共部門ネット負債(2月)は予想より弱い+129億ポンドでした。
英財政赤字(2月)は予想より弱い152億ポンドになりました。
英BOE議事録では、
「全会一致で金利の据え置きを決定。
7対2で資産購入規模の3250億ポンド据え置きを決定。
ポーゼン委員とマイルズ委員は250億ポンドの拡大を主張。」
などが示されました。
ポンド売り反応がみられました。
独2年債の入札では、
「発行額が41.08億ユーロ、
平均落札利回りが前回より高い0.31%、
応札倍率が前回と同じ1.8倍。」になりました。
ポルトガルの短期債入札では、
「12ヶ月債で発行額が16.1億ユーロ、
平均落札利回りが前回より低い3.652%、
応札倍率が前回より高い2.5倍。」などになりました。
しだいにドル買い動意が強まりました。
ドル円が上昇して84円台に乗せました。
ユーロドルなどドルストレートが下落しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は前日と同水準の0.47415%になりました。
加景気先行指標指数(2月)は予想とおりの+0.6%になりました。
市場反応は限定的でした。
英の財務相が、
「今年の英成長率の政府見通しは0.8%、
2013年の成長率見通しは2%、
財政赤字は来年に対GDP比で7.6%の見通し。
英インフレ率見通しは今年2.8%、来年は1.9%。
法人税率は4月から24%に下がる。法人税率は14年までに22%へ。」
などの発表をしました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ下落しました。
午後10時頃からドル売り動意がみられました。
ドル円が83円台へ反落しました。
ドルストレートに反発の動きがみられました。
NYダウは小幅高で始まり揉み合いの後に反落する展開になりました。
米中古住宅販売件数(2月)は予想より弱い459万件になりました。
米中古住宅販売件数(2月)前月比は予想より弱い−0.9%でした。
NY時間序盤はドル売り動意が強まる展開になりました。
ドル円が下落してドルストレートが反発しました。
豪ドルなど資源国通貨は軟調傾向で推移しました。
米10年債利回りが2.32%あたりに低下しました。
ロイター通信が、
「ポルトガル財務省は2012年1-2月の中核の公的部門赤字が
7億9900万ユーロになったと発表。前年同期のからほぼ3倍増。
同国が財政目標を達成できずギリシャと同様に
追加支援の要請を余儀なくされる可能性。」
との観測報道をしました。
EIA週間石油在庫統計では原油在庫が116.2万バレルの減少でした。
原油先物が反発していきました。
しだいにNYダウが下落幅を拡大しました。
ドルストレートが再び下落する展開になりました。
クロス円が軟調傾向で推移しました。
ドル円がしだいに反落を強めました。
バーナンキFRB議長が、
「状況が求めれば米金融市場の安定を支えるために
(FRBとしての)道具を行使する用意がある。
欧州の金融情勢はまだ困難なまま。
ECBとのスワップ協定は非常に有益である。
欧州はもっと行動の強化が必要。
エネルギー価格高騰はインフレ圧力を生じる。
エネルギー高騰はおそらく短期的に成長を押し下げる。
ユーロは独の輸出を有利にしている。
現在の米財政赤字は持続不可能。
米債務を対GDP比75%に削減すべき。
ソブリン債務不履行の回避に向けてECBが
インフレもたらすほどの紙幣増刷する危険性はない。
経済が上向けば金利が上昇。ドルは金利の変化に反応する。
FRBの政策はドルの価値を損なっていない。
FRBは責務遂行によって強いドルに貢献する。」
などの見解を示しました。
NYダウが下げ幅を縮小して揉み合いになりました。
欧州の株式市場が終盤にかけて反発しました。
ロンドンフィックスから主要通貨ペアがやや反発をみせました。
ポンドドルやユーロドルが緩やかに反発しました。
その後、ドル円やクロス円が再び下落する展開になりました。
FRBのタルーロ理事が、
「適切な自己資本保有の義務付けが救済回避の最善策。
監督当局者はボルカールールへの懸念を検討する必要。」
などの見解を示しました。
NYダウが終盤にかけて再び下げ幅を拡大しました。
米10年債利回りは2.29%あたりに低下しました。
NY原油(WTI)は107ドル台前半で引けました。
Nyダウは前日比−45.57ドルで取引を終えました。

<3月22日(木)>

オセアニア時間は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ドル円がやや反発して小幅な揉み合いました。
ドルストレートは小幅な揉み合いになりました。
NZ第4四半期GDPは前期比で予想より弱い+0.3%になりました。
NZドルが下落しました。
豪RBAの総裁補佐が、
「銀行の資本調達コストはRBAの豪政策金利に比べ上昇している。
RBAは政策金利の設定で資金調達コスト上昇を考慮する。」
との発言をしました。
市場反応は限定的でした。
格付け会社のフィッチが、
「発表された英国予算案は現行のAAA格付けに対して影響しない。」
との見解を発表しました。
ボルカー元FRB議長が、
「米国は金融制度改革や住宅ローン市場などの
さらなる改革を必要としている。」と発言しました。
NZの財務相が、
「NZ経済はほどよい状況。2012年これからは拡大していく。
NZ経済は輸出と投資から利益を得ている。
主要輸出品である農産物などの商品への需要がある。」
などの発言をしました。
NZドルに買戻しの動きがみられました。
ギリシャの財務省が、
「1-2月の財政赤字が前年同期の11億ユーロから4.9億ユーロに減少。
2月に年間歳出計画で修正した目標の8.79億ユーロを下回った。」
との発表をしました。
日通関ベース貿易収支(2月)は予想より強い+329億円になりました。
日輸出が5兆4409億円で前年比−2.7%の5ヶ月連続減少、
日輸入が5兆4079億円で前年比+9.2%の26ヶ月連続増加でした。
円買い反応がみられました。
ドル円やクロス円が下落しました。
日経平均は小幅安で始まった後に前日比プラス圏へ反発しました。
東京時間序盤はドル円が反発してクロス円も反発しました。
ユーロドルなどドルストレートが反発しました。
ダウ先物がやや反発をみせて揉み合いました。
独連銀総裁が、南独新聞のインタビューで、
「独政府の2013-16年予算計画について、
財政赤字をより迅速に削減する必要がある。
財政均衡を16年までに達成という政府計画は充分意欲的ではない。」
との見解を示しました。
仲値過ぎからドル円が再び反落して揉み合いました。
ドルストレートの反発がしばらく続きました。
アジアの株式市場はまちまちに始まりました。
中国HSBC製造業PMI速報(3月)は前回値より弱い48.1になりました。
豪ドルやNZドルなど資源国通貨が急落しました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
アジアの株式市場が前日比マイナス圏で揉み合いになりました。
ダウ先物や原油先物に反落の動きがみられました。
中国人民銀と豪RBAが2000億元規模の通貨スワップ協定をしました。
日経平均がやや反落して前日比終値レベルで揉み合いました。
東京時間後半はダウ先物やアジアの株式市場がやや反発しました。
主要通貨ペアがやや反発する展開になりました。
森本日銀審議委員が「原油価格上昇は日経済下押しに大きな影響。」
との認識を示しました。
日経平均は終盤にやや反発して前日比+40.59円で大引けました。
午後3時過ぎから主要通貨ペアに反落の動きがみられました。
日銀総裁が、
「ボルカールールで米当局が適切に対応するよう期待している。
デフレ脱却は成長力の強化と金融の下支えで初めて実現する。
日銀はデフレ脱却に全力を尽くしていてこれからも全力尽くす。
財政ファイナンスを目的とした国債の買い入れは行っていない。」
などの発言をしました。
中国上海株式市場が小幅安で引けました。
スイス貿易収支(2月)は予想より強い+26.8億フランになりました。
市場反応は限定的でした。
欧州の株式市場は前日比マイナス圏で始まりました。
仏製造業PMI速報(3月)は予想より弱い47.6になりました。
ユーロドルやドル円が軟調に推移しました。
独製造業PMI速報(3月)は予想より弱い48.1、
独サービス業PMI速報(3月)は予想より弱い51.8になりました。
ユーロが急落してユーロドルが1.31台半ばまで下落しました。
ユーロドル主導でドルストレートやクロス円が軟調に推移しました。
ドル円が83円台を割り込みました。
ユーロ円が109円台を割り込みました。
ダウ先物や原油先物に反落の動きがみられました。
欧製造業PMI速報(3月)は予想より弱い47.7、
欧独サービス業PMI速報(3月)は予想より弱い48.7になりました。
ユーロ主導で主要通貨ペアの下落が続きました。
英小売売上高(2月)は予想より弱い−0.8%になりました。
ポンド売り反応がみられました。
欧鉱工業受注(1月)は予想より弱い−2.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
午後7時頃から主要通貨ペアに反発の動きがみられました。
ダウ先物や欧州株式市場に一時やや反発の動きがみられました。
午後8時過ぎからドル円が再び反落する場面がありました。
LIBORドル3ヶ月物金利が0.47365%に低下しました。
米新規失業保険申請件数は予想より強い34.8万件になりました。
ドル円が反発して83円台を回復しました。
ドルストレートが一時反落の後にやや反発して揉み合いました。
クロス円が反発しました。
加小売売上高(1月)は予想より弱い+0.5%になりました。
加ドル売り反応がみられました。
午後10時頃から主要通貨ペアが再びやや反落して揉み合いました。
NYダウは大きく下落して始まりました。
原油先物が一時105ドルを割り込みました。
資源国通貨が軟調傾向で推移しました。
米景気先行指標総合指数(2月)は予想より強い+0.7%、
米住宅価格指数(1月)は予想より弱い±0.0%になりました。
市場反応は限定的でした。
その後、NYダウが下げ幅をやや拡大しました。
独とスペインの10年債利回り格差が361bpに拡大しました。
ドル円やクロス円が再び下落する展開になりました。
ドル円が83円を再び割り込み下落しました。
深夜12時前あたりからNYダウが下げ幅を縮小する展開になりました。
ESRB欧州システミックリスク委員会が、
「12月時点よりもユーロ圏経済に安定化の兆候。
マーケットの状況は改善してきている。
不透明で脆弱な環境は継続。悪循環が続くリスクはある。
銀行は資本基盤の強化が必要。
銀行が市場からの資金調達に復帰する兆候もある。」
などの見解を発表しました。
ユーロドルなどドルストレートが反発上昇しました。
欧消費者信頼感指数速報(3月)は予想よりは強い−19.0でした。
市場反応は限定的でした。
しだいにドル売り動意が強まりました。
ドル円が一時82円台前半まで下落しました。
米10年債利回りは低下して2.27%あたりで揉み合いました。
ロンドンフィックス頃からドルストレートが反発しました。
カナダ財務相
歳出カットは急激ではなく緩やかなものになる。
中期的な財政均衡を目指す。予算は年金、資源開発、移民対策や研
究開発による競争力改善などに振り向ける。」
などの発表をしました。
米10年インフレ連動債の入札では、
「130億ドル発行。最高利回りが過去最低の−0.089%、
応札倍率が2.81倍。」などの結果になりました。
スイスSNBのダンシン理事が、
「スイスフランの上限設定が為替相場の変動を抑制した。
フラン高は大きな困難もたらす。無制限に介入する用意がある。
デフレリスクがあれば一段の措置もある。
スイス経済は明らかにデフレ状態ではない。
今後インフレが戻ってくる見通し。」
などの発言をしました。
市場反応は限定的でした。
シカゴ連銀総裁が、
「引き締めガイダンスはインフレを抑制する可能性。
景気回復支援のため一段の金融緩和が適切なのは明白。」
などの発言をしました。
ダラス連銀総裁が、
「米経済は以前よりも良い状況になっている。
経済が改善していて一段の量的緩和は正当化できない。
インフレは2%前後に低下する見通し。」
などの見解を示しました。
深夜3時過ぎからドル円が反発をみせました。
クロス円が反発しました。
NYダウが後半に下げ幅を拡大しました。
セントルイス連銀総裁が、
「先進国の主要中央銀行が金融政策の緩和を推進しているため、
米国とそのほかの地域で年末にかけインフレリスクは増大する。」
との見解を示しました。
バーナンキFRB議長が、
「米消費は依然危機前の水準を大幅に下回っている。
経済は需要の源泉を欠いている。
透明性は金融政策をより良く機能させる可能性。」
などの発言をしました。
ECBのゴンザレスパラモ専務理事が、
「ユーロ圏の成長は安定してきているが依然として脆弱。
改革が進展していてスペインがデフォルトするとは思わない。
政府がどう行動するかの重要な決定は来週になる。」
などの発言をしました。
NYダウが終盤にかけて下げ幅を縮小しました。
米10年債利回りは2.28%あたりになりました。
NY原油(WTI)は終盤にやや反発して105円台前半で引けました。
NYダウは前日比−78.48ドルでこの日の取引を終えました。

<3月23日(金)>

オセアニア時間は主要通貨ペアがやや反発して揉み合いました。
INSEE仏国立統計経済研究所が、
「仏は2012年上半期にリセッションを回避する見込み。
輸出と個人消費は堅調。1-3月期はゼロ成長、
4-6月期は前期比0.2%成長を見込む。」
などの予想を発表しました。
NY連銀総裁が、
「店頭デリバティブ取引の標準化と
清算機関CCP経由での清算義務だけでは不充分。
大規模な混乱や極端な市場の状況でも対応できる用意を整え、
万全のものなる必要がある。」との見解を示しました。
オセアニア時間はダウ先物や原油先物がやや反発しました。
東京時間が近づく頃にドル売り動意がやや優勢になりました。
ドル円が一時やや反落して揉み合いました。
ドルストレートに反発の動きがみられました。
英ネーションワイド消費者信頼感(2月)は予想より弱い44でした。
市場反応は限定的でした。
日財務相が、
「景気は上向きつつある。株価も上昇気流。」
との認識を示しました。
日経済相が、
「原油高の日本経済に対する影響に留意したい。
今の段階で対策をすぐやるとは考えていない。
日銀にはCPI1%実現に向けて金融資産買入も含めた
果断な対応を期待している。」との発言をしました。
日首相が、
「日銀と円高克服でデフレ脱却の問題の意識共有することが大事。
日銀は果断な対応をしている。適時適切な対応を期待している。」
などの発言をしました。
英FT紙が、
「欧州委員会はユーロ圏救済基金の規模を5000億ユーロから
9400億ユーロに増額すべきと勧告した。」と報道しました。
日経平均は下落して始まりました。
東京時間序盤は主要通貨ペアが反発上昇する展開になりました。
午前9時半頃からドルストレートがやや反落して揉み合いました。
ドル円の反発上昇が続きました。
日銀総裁が、参議院予算委員会で、
「デフレ脱却へ成長力強化と企業の取り組みが大事。
政府、日銀は認識を共通している。今後もしっかり取り組みたい。
日銀の金融政策は効果があると信じて実行している
金融政策の効果が発揮されるまでには時間がかかる。
日銀の金融政策が財政ファイナンスと受け止められると
長期金利が上昇して政策目的と矛盾する。
ツイストオペは短期金利上昇の可能性があり適切でない。
物価安定を中長期的に実現する。」
などの発言をしました。
日財務相が、
「日銀は目指すCPIと時間軸を設定した。
実質的なインフレターゲットと判断した。」
との発言をしました。
アジアの株式市場は前日比マイナス圏で始まり揉み合いました。
シンガポールの株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
セントルイス連銀総裁が、
「金融政策は転機にある可能性。経済見通しは夏以来大幅に改善。
超緩和的政策は現在まで適切だったが常に適切とは限らない。
今年の米GDP成長率は3%に達する可能性がある。
失業率の削減に急激な成長は必要がない。プラス成長で充分。
低成長でのインフレ率上昇はGDPギャップが小さいことを示唆。
インフレ見通しが金利決定の主要な要因となる。
金融政策を失業率にのみ関連づけない慎重な対応が必要。
米経済が大幅に悪化しない限りQE3はない。
米国の最初の利上げの時期は早まる可能性。
2013年終盤になる可能性が高い。」などの見解を示しました。
ドラギECB総裁が、
「ギリシャはユーロを離脱しても状況は改善しない。
ユーロ共同債は1、2ヶ国が支払い、残りの国は費やす。
全ての資金はユーロ共同債で賄われることになる可能性。」
などの見解を示しました。
中国人民元が1ドル6.2891元と切り上げ後の最高値を更新しました。
中国商務次官が「人民元相場は基本的に安定し続ける。」
との発言をしました。
昼12時頃からドル円がやや反落して揉み合いました。
東京時間後半にドルストレートがやや反落して揉み合いました。
日経平均は前日比−115.61円の10011.47円で週取引を終えました。
中国上海株式市場が終盤にかけて下げ幅を拡大しました。
ダウ先物がやや反落する展開になりました。
ロンドン時間序盤はドル売り優勢の展開になりました。
午後4時からユーロドルなどドルストレートが上昇しました。
ドルストレートの上昇に連れてクロス円も上昇しました。
ドル円は反落する展開になりました。
ダウ先物が反発しました。
ユーロドルが1.32台後半まで上昇しました。
欧州株式市場は前日比プラス圏で始まりました。
スイスSNBの四半期政策レポートでは、
「ユーロでのスイスフランの上限を1.20に維持。
為替で無制限の介入を行う準備。
いつでも更なる方策を採る準備がある。」
などが示されました。
市場反応は限定的でした。
伊小売売上高(1月)は前月比で予想より強い+0.7%になりました。
午後6時頃からダウ先物が反落しました。
欧州の株式市場が前日比マイナス圏へ反落しました。
ドルストレートに反落の動きがみられました。
ドル円は軟調傾向で推移しました。
英住宅ローン承認件数(2月)は予想より弱い3万3103件でした。
市場反応は限定的でした。
ギリシャ10年債利回りが債務交換後で初めて20%に達しました。
伊10年債利回りが今月初以来となる5.16%まで上昇しました。
加消費者物価指数(2月)は予想より弱い+2.6%、
加消費者物価指数コア(2月)は予想より強い+2.3%になりました。
市場反応は限定的でした。
LIBORドル3ヶ月物金利が0.47315%に低下しました。
米10年債利回りが2.25%を下回りました。
午後9時過ぎにユーロドルなどドルストレートが反発をみせました。
ダウ先物や欧州株式市場がやや反発しました。
米国シンクタンクのピーターソン国際経済研究所の中国担当が、
「中国経済が不動産市場の急落を受け崩壊する可能性に関して、
中国の市場アナリストは甘く見すぎている。
中国では不動産価格の大幅修正の可能性を否定しているが
下振れリスクとして数年の期間に及ぶ減速が見込まれる。」
などの認識を示しました。
ロイター通信が、
「ギリシャ新国債10年物の債券価格が下落。利回りが20%に急上昇。
債務再編がギリシャ経済を持続可能な軌道に乗せるには
不充分との悲観的な見方を反映しているとみられる。」
との観測報道をしました。
オバマ米大統領がダートマス大学のジム・ヨン・キム総長の
世銀総裁候補指名を正式に発表しました。 
午後10時過ぎにユーロドルが再び反落して揉み合いました。
NYダウは前日終値を挟んでの上下動の揉み合いになりました。
米新築住宅販売件数(2月)は予想より弱い31.3万件になりました。
ドル円の下落が強まりクロス円が軟調に推移しました。
ドル円が一時82円を割り込む場面がありました。
NYダウが前日比マイナス圏に反落しました。
欧州株式市場が下げ幅を拡大しました。
午後11時半頃からNYダウが反発して前日比プラス圏へ上昇しました。
欧州株式市場が下げ幅を縮小しました。
ECBが、
「EUおよびIMFから支援を受けているユーロ参加国が
保証する銀行債を担保として受け入れる義務は
ユーロ圏諸国の中銀にはない。」との発表をしました。
イラン原油輸出が3月14%減少の報道に原油先物が反発しました。
ドルストレートが反発する展開になりました。
豪ドルが堅調に推移しました。
深夜12時頃からドル円が反発していきました。
ポンドドルやユーロドルにやや反落の動きがみられました。
伊モンティ政権が閣議で雇用市場の刷新を承認しました。
一部メディアが、外交筋からの情報として、
「来週金曜日にコペンハーゲンでのユーロ圏財務相会合に向けて
ユーロ圏救済基金を合計融資能力約7000億ユーロとする
妥協案での合意が間近。」との観測報道をしました。
ECBのゴンザレスパラモ専務理事が、
「インフレ動向を注視しているが現状ではインフレ期待は抑制。
追加の3年物資金供給オペについては考えていない。
現状では出口戦略の詳細についての議論はない。」
などの発言をしました。
英BOEのウィール委員が、英地方紙バース・クロニクルで、
「昨年10-12月期は0.2%のマイナス成長となったが、
今年1-3月期の経済動向は想定より好調。
プラス成長の可能性の方が高いと思う。」など認識を示しました。
欧州の株式市場が小幅高で取引を終えました。
バーナンキFRB議長が、
「金融システムの機能のもろさについて多く学ぶべき。」
との発言をしました。
ギリシャ政府が「外国法に基づく債務交換期限を4月4日に延長。」
との発表をしました。
アトランタ連銀総裁が、
「米経済は持ち直してきている。
成長率のレンジは2.5%から3.0%と予測。
方向性はプラスだが望ましい水準には達していない。
消費活動は底堅い。インフレは満足すべき範囲に留まっている。
金融引き締めを時期尚早かつ不用意に実施しないことが重要。
労働市場は引き続ききわめて弱い。
FRBのバランスシートは懸念を受けて増加。
バランスシートの規模は現状程度までにとどめるべき。
欧州からのリスクは数ヶ月前より緩和されている。
追加緩和の可能性を排除しない。
ただし判断を下す前に経済状況の進展を充分に検証すべき。」
などの見解を示しました。
NY時間終盤にかけてドル円が再びやや反落しました。
ドルストレートは緩やかに上昇して揉み合いました。
米10年債利回りは2.2335%になりました。
NY原油(WTI)は106ドル台後半で週の取引を終えました。
NYダウは前日比+34.59ドルの13080.73ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

※欧・英・スイスが夏時間に移行します。

<3月26日(月)>

朝6時45分にNZ貿易収支(2月)、
午後5時に独IFO景況指数(3月)、
夜9時からバーナンキFRB議長の講演、
夜11時に米中古住宅販売保留(2月 成約)、
深夜1時からドラギECB総裁の講演、
などが予定されています。
NZ・独の指標には注目です。

<3月27日(火)>

朝8時50分に日企業向けサービス価格指数(2月)、
午後3時に独GFK消費者信頼感調査(4月)、
夜10時にS&Pケースシラー住宅価格指数(1月)、
夜11時に米消費者信頼感指数(3月)、
同夜11時に米リッチモンド連銀製造業景況指数(3月)、
深夜2時に米2年債の入札、
などが予定されています。
米の指標には注目です。

<3月28日(水)>

午後2時半に仏第4四半期GDP確報、
午後5時半に英第4四半期GDP確報、英第4四半期経常収支確報、
夜9時に独消費者物価指数速報(3月)、
夜9時半に米耐久財受注(2月)、
深夜2時に米5年債の入札、
などが予定されています。
英・独・米の指標には注目です。

<3月29日(木)>

午前9時にNBNZ企業信頼感(3月)、
午後4時55分に独失業者数(3月)、独失業率(3月)、
午後5時半に英消費者信用残高(2月)、
午後6時に欧消費者信頼感確報(3月)、
夜9時半に米第4四半期GDP改訂値、米第4四半期個人消費改訂値、
同夜9時半に米第4四半期GDP価格指数改訂値、
同夜9時半に米第4四半期コア・デフレータ改訂値、
同夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加鉱工業製品価格指数(2月)、加原材料価格指数(2月)、
深夜2時に米7年債の入札、
などが予定されています。
(独)・米の指標には注目です。

<3月30日(金)>

朝6時45分にNZ住宅建設許可(2月)、
朝8時01分に英GFK消費者信頼感調査(3月)、
朝8時半に日失業率(2月)、日全国消費者物価指数(2月)、
朝8時50分に日鉱工業生産速報(2月)、
午後4時にスイスKOF景気先行指数(3月)、
同午後4時からユーロ圏財務相会合、
午後6時に欧消費者物価指数速報(3月)、
午後7時半からEU非公式財務相会合、
夜9時半に米個人所得(2月)、米個人消費支出(2月)、
同夜9時半に米PCEデフレータ(2月)、米PCEコア・デフレータ(2月)、
同夜9時半に加GDP(1月)、
夜10時45分に米シカゴ購買部協会景気指数(3月)、
夜10時55分にミシガン大学消費者信頼感指数確報(3月)、
などが予定されています。
(日)・欧・米・加の指標には注目です。


<先週のユーロドルのサマリー>

先週のユーロドルは、週初の19日は静かなスタートになりました。
ギリシャ中銀総裁が「「ギリシャには経済再始動させる強力な火力
がある。債務交換後の環境会以前で最大150億ユーロが生み出される
可能性。ギリシャ債務を2020年までに対GDP比116.5%に低下させる
目標。」との見解を示した一方、ビニスマギ前ECB理事が「アイルラ
ンドが国民投票によって新しい財政協定を拒否すれば欧州における
影響力を失うことになる。」との見解を示しました。オセアニア時間
ではやや上昇する展開になりました。東京時間ではユーロドルはやや
軟調傾向での小幅な揉み合いになりました。ロンドン時間序盤はダウ
先物や原油先物の反落を背景にユーロドルは一時1.315を割り込みま
した。その後「ギリシャCDSの清算入札では暫定値で額面1ユーロあ
たり21.75セントの価格がついた。」があり、ダウ先物の反発を契機
にユーロドルが反発をみせてNY時間序盤にかけて小幅上下動の揉み合
いになりました。その後にECBが「先週の債券購入プログラムによる
国債購入はゼロ。」との発表や、CDS決済入札でギリシャ債の価値が
額面の21.5%に最終決定されとの報道があり、NYダウが前週末比マイ
ナス圏からプラス圏へと反発したことを契機に、クロス円の上昇に
連れてロンドンフィックスにかけてユーロドルが1.32台半ばあたり
まで上昇する展開になりました。その後、NY時間後半はユーロドルは
やや反落した後に小幅な揉み合いになっていきました。

20日は、オセアニア時間にユーロドルはやや下げた後に、東京時間の
序盤に一時小反発をみせましたが、豪英系資源大手のBHPビリトンが
「中国の鉄鉱石需要の成長が一桁台に低下した。」との発表をしたこ
とで豪ドルが下落して、それに連れてユーロドルは仲値過ぎに再び小
反落して東京時間後半まで小幅な揉み合いになりました。ロンドン時
間序盤はドル買い動意が優勢になり、欧州の株式市場の軟調を背景に
ユーロドルは揉み合いながらも下落して1.32を割り込む展開になりま
した。その後、スペイン債の入札が無事に通過したことで一時反発を
みせましたが、ダウ先物や欧州株式市場や原油先物の軟調が続き、ユ
ロドルは1.31台後半まで下落しました。その後、NY時間序盤にギリシ
ャ政府当局者が「ギリシャは第二次支援に基づく最初の融資75億ユー
ロを受領した。」との発表をしたことを契機に、ユーロドルは一時
1.325をつけるあたりまで上昇する展開になりました。その後、ロン
ドンフィックス頃からやや反落して、格付け会社のムーディーズの
「スペインの財政見通しは2012年の財政赤字目標を緩和した今も依然
厳しく年内に大幅な財政調整を行う必要がある。」との発表に揺れな
がら上下動の揉み合いなっていきました。

21日は、オセアニア時間での小幅揉み合いを経て、東京時間前半に
ダウ先物の反発を契機にユーロ円の上昇に連れてユーロドルは1.32台
後半まで上昇しました。ユーロ円が111円台に乗せました。その後、
東京時間後半はユーロドルは小幅揉み合いになりました。ロンドン時
間序盤は一時反落して、その後に欧州の株式市場が前日比プラス圏で
始まったことやダウ先物の反発を背景にユーロドルは反発する上下動
となった後、独2年債やポルトガルの短期債入札が無事に通過しまし
たが、ダウ先物や欧州株式市場が反落して、ドル買い動意に押される
格好でユーロドルは1.32台前半まで反落する展開になりました。
市場替わりのNY時間に入るとドル売り動意に一時1.32台半ばまでユー
ロドルは反発をみせましたが、その後にロイターが「ポルトガル財務
省は2012年1-2月の中核の公的部門赤字が7億9900万ユーロになったと
発表。前年同期のからほぼ3倍増。同国が財政目標を達成できずギリ
シャと同様に追加支援の要請を余儀なくされる可能性。」との観測報
道をして、NYダウが軟調推移になったことも背景にユーロドルは一時
1.32を割り込むあたりまで下落する展開になりました。ロンドンフィ
ックス頃からNY時間後半にかけて、欧州株式市場が反発してNYダウも
下げ幅を縮小したことを背景にユーロドルは緩やかに反発しました。

22日は、オセアニア時間では小幅揉み合いとなりましたが、ギリシャ
の財務省が「1-2月の財政赤字が前年同期の11億ユーロから4.9億ユー
ロに減少。2月に年間歳出計画で修正した目標の8.79億ユーロを下回
った。」との発表をして、ダウ先物や日経平均が反発したことを契機
にユーロドルは小幅反発する展開になりました。その後、中国HSBC製
造業PMI速報が弱い結果となって、アジアの株式市場やダウ先物が軟
調推移となったことを背景に一時反落となりましたが、東京時間終盤
にかけてユーロドルは1.32台半ばまで反発しました。その後、市場替
わりのロンドン時間に入ると発表された独PMI速報が弱い結果となっ
たことを契機に、ユーロドルは1.31台半ばまで急落する展開になりま
した。その後、NY時間が始まる頃まで小幅な揉み合いになって、発表
された米新規失業保険申請件数が強い結果となったことでのドル買い
動意や、独とスペインの10年債利回り格差が361bpに拡大したことや
NYダウが大きく下落したことを背景に、ユーロドルは一時再び1.315
を割り込むあたりまで反落しましたが、その後にNYダウが下げ幅を縮
小したことや、ドル円の下落に伴うドル売り動意に、ロンドンフィッ
クスにかけて1.32に迫るあたりまでユーロドルは反発する展開になり
ました。その後、やや反落して、NY時間後半はECBゴンザレスパラモ
専務理事の「ユーロ圏の成長は安定してきているが依然として脆弱。
改革が進展していてスペインがデフォルトするとは思わない。政府が
どう行動するかの重要な決定は来週になる。」との発言に揺れながら
ユーロドルは揉み合いになっていきました。

23日は、オセアニア時間の小幅揉み合いを経て、東京時間が始まる前
に英FT紙の「欧州委員会はユーロ圏救済基金の規模を5000億ユーロか
ら9400億ユーロに増額すべきと勧告した。」と報道があり、ユーロド
ルは小幅上昇しましたが、その後にドラギECB総裁の「ユーロ共同債
は1、2ヶ国が支払い、残りの国は費やす。全ての資金はユーロ共同
債で賄われることになる可能性。」とのユーロ共同債への否定的な発
言が伝わり、ユーロドルは小幅反落して東京時間後半まで揉み合いに
にりました。市場替わりのロンドン時間に入ると、ダウ先物の反発や
欧州の株式市場が前日比プラス圏で始まったことを契機に、ユーロド
ルは1.32台後半まで上昇する展開になりました。その後、午後6時過
ぎ頃からダウ先物や欧州株式市場が反落したことや、ギリシャ10年債
利回りが債務交換後で初めて20%に達しことや、伊10年債利回りが今
月初以来となる5.16%まで上昇したことなどを背景に、1.32台前半ま
で反落しました。その後、市場替わりのNY時間に入ると、ダウ先物や
欧州株式市場がやや反発したことを背景にユーロドルは反発をみせま
したが、ロイター通信の「ギリシャ新国債10年物の債券価格が下落。
利回りが20%に急上昇。債務再編がギリシャ経済を持続可能な軌道に
乗せるには不充分との悲観的な見方を反映しているとみられる。」
との観測報道などもあり、NYダウが前日終値を挟んでの揉み合いで
始まったことで上下に揺れる展開になりました。
その後、一部メディアが「来週金曜日にコペンハーゲンでのユーロ圏
財務相会合に向けてユーロ圏救済基金を合計融資能力約7000億ユーロ
とする妥協案での合意が間近。」との観測報道や、NYダウが反発上昇
して前日比プラス圏での推移になったことを背景に、午後11時過ぎか
らユーロドルは1.32台後半まで反発上昇しました。その後、NY時間の
後半はやや反落した後に小幅揉み合いになって週取引を終えました。


<ドル円の簡易サマリー>

先週のドル円は、週初19日のオセアニア時間にクロス円の上昇に伴い
83円台半ばまで上昇しましたが、東京時間が近づく頃にやや反落して
仲値にかけて再び反発を試すも東京時間は軟調傾向の揉み合いになり
ました。その後、ロンドン時間序盤は主要通貨が軟調推移になって、
ドル円も83円に迫るあたりまで下落しましたが、NY時間序盤にかけて
クロス円の反発に連れてドル円も83円台半ばまで反発する展開になり
ました。その後、午後11時頃からドル円は83円台前半まで反落して、
ダラス連銀総裁の「市場の流動性は充分にある。米経済はこれ以上の
流動性を必要していない。」との発言などもありNYダウの揉み合いに
上下動しながら三角保ち合いを形成していきました。

20日は、オセアニア時間から東京時間序盤にかけてドル円は小幅な揉
み合いになって、仲値過ぎにやや反発を試すも再び小反落して東京時
間は揉み合い推移になりました。その後、ロンドン時間序盤はドル買
い動意が優勢になってドルストレートが下落する中、ドル円は83円台
後半まで反発しました。その後、NY時間に発表された米住宅着工件数
や米建設許可件数には反応薄でドル円はやや反落するに留まりました
が、ギリシャ政府当局者が「「ギリシャは第二次支援に基づく最初の
融資75億ユーロを受領。」との報道を受けてユーロドルが反発して、
ドル売り動意となったことでドル円は83円台前半まで反落する展開に
なりました。その後、午後11時半頃からNY時間後半にかけて再び反発
していきましたが、その後、バーナンキFRB議長の「経済状況は依然
として非常に困難なもの。米国経済の長期的な見通しは非常に良好。
深刻な景気後退後での早急な緩和策反転の回避は歴史の教訓。」との
発言もやや意識されたか上げ止まり、ドル円は83円台後半での小幅な
揉み合いになりました。

21日は、オセアニア時間、ミネアポリス連銀総裁の「現時点でもう
一段の金融緩和が必要であるとは認識していない。2012-13年にゼロ
金利政策からの出口政策を開始する根拠がある。」との発言には反
応薄で、東京時間の午前11時頃までドル円はやや軟調傾向の小幅な
揉み合いとなった後、ユーロ円が111円台に乗せるなどクロス円の
堅調に連れてドル円もやや反発をみせましたが、東京時間後半も揉
み合い推移になりました。ロンドン時間序盤に一時反落しましたが、
午後4時半頃からクロス円などが反発するに伴いドル円も反発して
NY時間が近づく頃に一時84円台を超えるあたりまで上昇する展開に
なりました。その後、市場替わりのNY時間に入ると一転してドル売
り動意が優勢になりドル円が反落して、米中古住宅販売件数も弱い
結果となったことで下落が強まる展開になりました。ロンドンフィ
ックス過ぎに一時ドル円は反発をみせましたが、バーナンキFRB議長
の「状況が求めれば米金融市場の安定を支えるために(FRBとしての)
道具を行使する用意がある。」との発言もあり、その後も続落して
NY時間後半にかけてドル円は83円台前半まで下落して行きました。

22日は、オセアニア時間に下落小康になり揉み合いになりましたが、
日通関ベース貿易収支が市場予想より強い+329億円とプラス収支
になったことで円買い動意になって、東京時間序盤にドル円は再び
下落する展開になりました。その後、一旦切り返しの反発をみせて、
中国HSBC製造業PMI速報の弱い結果には反応薄でしたが、東京時間の
後半までドル円はやや振幅のある上下動の揉み合いになりました。
その後、市場替わりのロンドン時間序盤にユーロ円が109円台を割り
込み下落して、ドル円も82円台前半まで下落する展開になりました。
その後、午後7時頃に主要通貨ペアの反発に伴いドル円も反発をみせ
ましたが、再び反落しました。そして市場替わりのNY時間に入ると
再び反発をみせて、発表された米新規失業保険申請件数が市場予想
より強い結果となったことで83円台前半まで反発しましたが、午後
10時過ぎからの主要通貨ペアの反落に伴ってドル円はロンドンフィ
ックスを過ぎる頃まで軟調推移になり82円台前半まで下落する展開
になりました。その後、ダラス連銀総裁の「米経済は以前よりも良
い状況になっている。経済が改善していて一段の量的緩和は正当化
できない。」との発言もあり午後3時頃からやや反発して、ドル円
は83円台半ばでの揉み合いになっていきました。

23日は、オセアニア時間の小幅な上下動の後に、東京時間に日経済相
の「日銀にはCPI1%実現に向けて金融資産買入も含めた果断な対応
を期待している。」との発言や、日首相の「日銀は果断な対応をして
いる。適時適切な対応を期待している。」との発言などがあったこと
も影響してか、東京時間前半にドル円が83円に迫るあたりまで反発す
る展開になり、東京時間後半に小幅上下動の揉み合いになりました。
そして市場替わりのロンドン時間に入るとドルストレートの上昇に伴
うドル売り動意にドル円は反落しました。その後、市場替わりのNY時
間に入ってもその流れが続き、米新築住宅販売件数が市場予想より弱
い結果となったことで一時82円台を瞬間割り込むあたりまで下落する
展開になりました。その後、深夜12時過ぎから反発して82円台半ば
あたりまで反発した後、NY時間終盤にかけて軟調傾向の揉み合いと
なってドル円は82.32円で週の取引を終えました。

※新年度4月になる来週からユーロドルとドル円のサマリーは
 ブログが長くなりすぎることで割愛させていただきます。


<先週のドル・円・ユーロの総括と今週の注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスが週初に下落して週中に
80.0に迫るあたりまで反発しましたが週末に再び下落して79.3あたり
になり、週足でMA200にほぼ接する陰線になりました。そしてLIBOR
ドル3ヶ月物金利は週末にが0.47315%に低下しました。また米長期
金利は上昇傾向にありますが、先週の米10年債利回りは2.2335%と
週間で低下しました。そして、NYダウについては週間で151.89ドルの
下落になりましたが13000ドルの大台は維持しました。

米の主要経済指標では、先週は20日の米建設許可件数(2月)は71.7万
件と市場予想より強かったものの、米住宅着工件数(2月)は69.8万件
で、21日の米中古住宅販売件数(2月)は459万件で、21日の米住宅価
格指数(1月)は±0.0%で、23日の米新築住宅販売件数(2月)は31.3
万件といずれも弱く、米住宅市場の低迷が覗える結果になりました。
一方、22日の米新規失業保険申請件数は34.8万件で、米景気先行指
標総合指数(2月)は+0.7%と、雇用と景気は改善しつつあるること
が覗われる結果になりました。

また、米要人発言では、19日にNY連銀総裁が「米経済はようやくやや
基盤が強固になりつつある可能性。困難な状況を脱したと結論付ける
のはあまりに時期尚早。ガソリン価格が引き続き上昇。消費者の購買
力を奪う可能性。追加債券購入に関して何の決定もされていない。
QE3は経済の動向次第。低金利の継続が早期回復への最善の道。」と
米経済回復の認識を示すも低金利継続を示唆して、同日にダラス連銀
総裁が「市場の流動性は充分にある。米経済はこれ以上の流動性を
必要としていない。」とタカ派の見解を示し、20日にバーナンキFRB
議長が「経済状況は依然として非常に困難なもの。米国経済の長期的
な見通しは非常に良好。深刻な景気後退後での早急な緩和策反転の
回避は歴史の教訓。」と長期見通しは良好としながらもハト派の見解
を示し、21日にミネアポリス連銀総裁が「現時点でもう一段の金融
緩和が必要であるとは認識していない。2012-13年にゼロ金利政策か
らの出口政策を開始する根拠がある。今すぐ引き締めを望んでいる
ことを意味しない。原油高のインフレへの影響は一時的。」と慎重
ながらややタカ派の見解を示し、同日にバーナンキFRB議長が「状況
が求めれば米金融市場の安定を支えるために(FRBとしての)道具を行
使する用意がある。(中略)経済が上向けば金利が上昇。ドルは金利
の変化に反応する。FRBの政策はドルの価値を損なっていない。FRB
は責務遂行によって強いドルに貢献する。」と状況によっての追加
緩和の可能性とともに強いドルへの貢献を示し、22日にシカゴ連銀
総裁が「景気回復支援のため一段の金融緩和が適切なのは明白。」
とハト派の見解を示し、同日にダラス連銀総裁が「経済が改善して
いて一段の量的緩和は正当化できない。インフレは2%前後に低下
する見通し。」とタカ派の見解を示し、23日にセントルイス連銀総
裁が「超緩和的政策は現在まで適切だったが常に適切とは限らない。
今年の米GDP成長率は3%に達する可能性がある。米経済が大幅に悪
化しない限りQE3はない。米国最初の利上げ時期は早まる可能性。」
とタカ派の見解を示し、同日にアトランタ連銀総裁が「米経済は持ち
直してきている。方向性はプラスだが望ましい水準には達していな
い。金融引き締めを時期尚早かつ不用意に実施しないことが重要。
追加緩和の可能性を排除しない。」と経済回復を認識しながらもハト
派の見解を示し、先週の要人発言に関してはハト派とタカ派が混在
していて金融政策に対する見解が均衡的な対立となりました。


円については、19日に朱IMF副専務理事が「日本の債務は極めて高く
持続不可能。日本の強い成長を予想。日本は高水準の債務に対処する
財政計画が必要。」と、債務対処の必要性とともに日本の強い成長の
観測を示しました。また、22日の日通関ベース貿易収支(2月)は5ヶ
月ぶりの黒字で市場予想より強い+329億円になり、2月の輸出額は
前年同月を下回りはしましたが輸出数量指数ベースで前月比4%増と
持ち直しがみられました。中国向け輸出は14%減になりました。
日要人発言では、23日に日財務相が「景気は上向きつつある。株価も
上昇気流。」との認識を示し、同日に日経済相が「日銀にはCPI1%
実現に向けて金融資産買入も含めた果断な対応を期待している。」と
の発言があり、同日に日首相が「日銀は果断な対応をしている。適時
適切な対応を期待している。」との発言をして、同日に日銀総裁が
「デフレ脱却へ成長力強化と企業の取り組みが大事。政府、日銀は
認識を共通している。今後もしっかり取り組みたい。」と発言して、
緩和策の継続が示されることになりました。

ドル円は、先週21日に再び一時84円台に乗せる場面がありましたが、
2010年11月下旬から12月中旬および2011年2月中旬のトライでも強固
な上値抵抗となった84円アラウンドの壁は強く、週後半にかけて下落
して週末に一時82円台を瞬間割り込み、82円台前半で週取引を終える
相場展開になりました。

米経済は住宅市場には低迷が見られますが総体的に回復傾向にあり、
また米短期金は低下傾向にありますが、先週はやや低下とはなった
ものの米長期金利は上昇傾向にあり、一方、日銀の緩和指向は継続
していて、日米に金利差があることで中期的な円安トレンドはまだ
ついえていないものと思われますが、織り込みが進んできたことと、
先週の米要人発言は金融政策に対する見解が均衡的な対立となった
ことも影響してか、先週のドル円は週間で軟調な展開になりました。

83.00円の節目を割り込んできたことで、今後さらに下落となる場合
は、2011年5月下旬の価格抵抗となった82.00円アラウンドでもある
3月13日の安値の81.96円や、さらに下落となった場合は昨年4月高
値と10月末安値の下落波動の61.8%の戻りの81.60-70円アラウンドが
サポートとしてあらためて注目されることになりそうです。
また、反発上昇となった場合は、83.00円の節目や2010年11月下旬
から12月中旬および2011年2月中旬のトライでも強固な上値抵抗と
なった84円アラウンドの壁が再度レジスタンスとして注目されます。


ユーロについては、19日にCDS決済入札でギリシャ債の価値が額面の
21.5%に最終決定されたとともに、20日にギリシャが第二次支援に
基づく最初の融資75億ユーロを受領して国債償還が無事通過となっ
たことで一安心になり、市場センチメントが改善したことに加え、
先週はドル安傾向になったことでユーロドルは上下動しながらも週
間で上昇する展開になりました。

ただ、3月も終盤になったことで、ギリシャ与党の支持が低下してい
る中での4月の「ギリシャ総選挙」も視野の中に意識される時期に入
ってくることと、ポルドガル10年債利回りが約13%に上昇していて、
また、スペインの10年債の利回りが22日には2ヶ月半ぶりに5.5%を
超えているとともに、ユーロ圏の中で唯一スペインが昨年末比で株価
が下落していることに加え、ECBの域内銀行への融資残高でもその半
分がスペイン銀行向けになっていることで、スペインへの懸念が高ま
っていていることや、IMFの試算でもユーロ圏2012年の経済成長予測
が0.5%のマイナスとなっていて、心配の種は抱えています。

一方、「最悪期は過ぎた」との観測で市場センチメントが改善してい
るとともに、ユーロ共同債構想への期待や、欧州ファイアーウォール
に関して、30日のコペンハーゲンでのユーロ圏財務相会合に向けて
「ユーロ圏の救済基金を合計融資能力を約7000億ユーロとする妥協案
での合意が間近。」との観測報道もあり、期待感からユーロが上昇す
る要因もあることがら、ドルとの動向とともに、今週も好悪材料の綱
引きによるアップダウンの相場展開となる可能性がありそうで、機敏
に対応してトレードしたいものです。

ユーロドルのチャートポイントしましては、上昇となった場合は、
3月9日と21日と23日の高値アラウンドの1.3280から1.33の「00」
のポイントが注目されますが、ここの抵抗は過去に何度も上値を阻
んできただけになかなか強い関門となりそうです。そして、ここを
上抜けた場合は1.34の「00」のポイント、および2月29日の高値の
1.3480-90と、直上1.35「00」のポイントが注目されます。
また、下落となった場合は1.32の「00」ポイント、および3月22日
の安値の1.3133、1.31の「00」のポイント、そして2月16日と3月
15日に下値を阻まれた1.30の「000」トリプルゼロのポイントが注目
されます。トリプルゼロは底堅そうです。


経済指標関連では、26日のNZ貿易収支に独IFO景況指数と
米中古住宅販売保留(成約)、
27日の米消費者信頼感指数、
28日の英第4四半期GDP確報に独消費者物価指数速報と米耐久財受注
29日の米第4四半期GDP改訂値に米第4四半期個人消費改訂値と
米新規失業保険申請件数、
30日のNZ住宅建設許可に欧消費者物価指数速報と
米シカゴ購買部協会景気指数にミシガンと加月次GDP、
などが注目されます。



さて今回は、防御の技術と戦略的活用のお話です。


多くの著名なトレーダーがほとんど異口同音に
「損切り」の重要性を説いていますが、

なぜ、彼らはそれほどまで「損切りが重要」と言うのでしょう。

今回は「損切り」の第三話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^

「確かにお前さんの言うように、
 誰も好き好んで損切りをしているわけはない…。
 ということじゃが、はたしてどうなのじゃろう。」

『まぁ、口座資金を守るって建前は解るんだけどさぁ、
 好んで損切りをしているヤツはこの世にいないと思うよ。』

「ふむ。どうやらお前さんは損切りはただ忌み嫌うものとして、
 損切りの活用や効能を知らんようじゃのう。」

『損切りの活用だって? 何だよそれ。』

「ふむ。お前さんにこの話をする前に、
 まずは玉手箱の話をせねばなるまい。」

『あの浦島太郎の?』

「まぁ、そうじゃ…。
 トレードで売りか買いかを決めてその決済を1年後とする、
 その間、チャートを見てはいけない。
 どうじゃ、これはポジションの玉手箱にならんかのう。」

『あははっ。非現実的なことだけど、なんか面白い想定の話だね。
 でも開けるときなんか怖い感じがするよ。』

「そうじゃ…。
 大儲けとなっているか大損となっているかは
 玉手箱を開けるまで判らないことじゃが、
 同値であるよりは大きな価格変動となっている
 その可能性のほうが圧倒的に高いのじゃ。」

『まぁ、そうなっているだろうな。』

「これはとても重要なことじゃ。
 日々、ランダムとも思える価格変動が、
 『時』を経て上昇方向もしくは下降方向へ大きく偏り、
 変移している、ということを意味しているのじゃ。」

『だから損切りは必要だって言うんだろう。』

「まぁ、そういうことでもあるのじゃが、
 結論を急ぎなさんな。これから話すことは別のことじゃ。」

『……。』

「価格変動は『時間』にも相関している、
 ということになるのじゃが…。ときにトレンドとは何かね?」

『ジョー・ディナポリ氏ばりの質問だけど、
 トレンドは時間軸の数だけ存在していて、
 時間軸を限定せずにトレンドを言うことは無意味だ、
 なんてオチじゃないだろうな。』

「あれあれ、これはこれは…。では質問を変えよう。
 上昇トレンドとは何かね?」

『そんなの決まってんだろう。
 高値を切り上げ、安値も切り上げている状態のことさ。
 移動平均線が右方上がりで上昇トレンドラインが引ける状態さ。』

「ふむ…。価格グラフを読むチャーチスト的な定義では
 そういうことになるのう。」

『他に何があるって言うんだい。』

「時間での定義では、時間とともに価格のアベレージが
 上昇している状況が上昇トレンドじゃ。」

『時間論的にはそういうことか…。』

「でじゃ…。時間とともに価格が変動すると仮定をするならば、
 ポートフォリオのフィルタリングに応用できないじゃろうか。」

『話が唐突すぎて解りゃしねぇよ。』

「そうじゃのう。こりゃすまんすまん…。
 さて、ここに猿がダーツを投げて決めたような
 ランダムなポートフォリオ…、
 まぁ、為替の複数ポジションがあったとしよう。」

『適当でいい加減な複数のポジションてわけだな。』

「そして、分散投資の考え方をさらに拡張させて、
 買いポジションだけではなく、売りポジションも含め、
 ランダムなポートフォリオとする場合、
 ある特徴が現れるのじゃ。」

『ランダムなのに特徴があるだって?
 そんなのありえねーし。』

「特徴がないという特徴じゃよ。
 儲かりも損もしないポートフォリオじゃ。」

『なーんだぁ、言葉遊びかよ。
 それにそんなポートフォリオは意味ねーし。』

「いやいや言葉遊びではない。
 模擬的に行うならば、例えばドルストレートを6つほど選び、
 そのうち適当な3つを買い、残りの3つを売る、
 というように売り買いがバランスするように
 ポジションを持つわけじゃ。」

『そんなことして、いったいぜんたい何になるんだよ。』

「そして、時間と価格の事実のフィルターにかけて、
 時間とともに損失となるポジションを切るのじゃ。
 そうすると儲けの出ているポジションだけが残るわけじゃ。
 このとき行うことになる損切りは損切りの活用となるのじゃ。」

『話としては解るけど、大切なリアル口座で
 そのフィルタリングの作業をする気にはならないね。』

「なにもリアル口座でフィルタリング作業をする必要はないのじゃ。
 デモ口座でランダム・ポートフォリオのフィルタリングをして、
 定義する時間とともに儲けの出てきたポジションを
 リアル口座に実際に移植する感覚で良いポジション群の
 ポートフォリオを構築していけばよいのじゃ。」

『でも、短・中期的にでもトレンドが変ることもあるし…。』

「それゆえ、リアル口座では、
 一定の利益となった成績上位のポジションの利食いをしたり、
 フィルタリングを経ても一定の損失となったポジションを切り、
 それらをランダム・ポートフォリオのほうへ移し、
 そしてランダム・ポートフォリオから
 またフィルタリングすることによって
 よい成績のポジションをリアル口座に移管する作業を
 常に繰り返していくのじゃ。」

『ふーん。あたかも野球チームの一軍と二軍で、
 常にベストメンバーのチームを編成していくようなもんだな。
 利食ったポジションも本当に強ければまた一軍に昇格してくるし、
 弱かったヤツも強くなれば一軍へ昇格ってわけだ。面白いね。』

「ただ、ここで言いたいことは、
 こんな手法のことなどではないのじゃ。
 損切りは忌み嫌うだけのものではなく、応用もでき、
 価値ある戦略的な活用もできるということじゃ。」

『あっ、ジイさん、やべーよ。話がバカ長になってるぜ。』

「あれまぁ、こりゃいかん。続きはまた来週じゃ。」

『おいおい、また来週も損切りの話かよー。
 点と線の話はいつのことやら…。』


なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。




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私が講師を務めていましたeラーニング講座の
"勝つためのFXチャート分析講座"が「DVDと製本」になりまして、

マエストロFX (Maestro FX)」という教材名で
ウィニングクルー株式会社(関東財務局長(金商)第2098号)から
発売されました。

トレードの根っこになる重要な基礎とコアの部分を中心に
より深く体系的に19時間学んでいただければと思います。


FX 防御の技術と機会利益のお話


日経平均が週足ベースで10週連続の陽線となりましたね。
これは1987年の17週連続陽線以来の25年ぶりのことだそうです。

●先週の主な出来事

<3月12日(月)>

米と加の市場がサマータイムに移行しました。
ユーロドルや豪ドル米ドルなどがやや下窓を空けて始まりました。
その後、オセアニア時間に窓が埋められました。
中国海関総署が10日に発表した貿易収支(2月)は、
314億8000万ドルの赤字になりました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが前週終値レベルで揉み合いました。
ロイター通信が、
「JPモルガンが9日に公表したリポートでは、
2月の米プライムMMFのユーロ圏銀行債保有が2ヶ月連続で増加。」
と報道しました。
新華社が、
「中国の格付け会社大公国際資信評価が
ギリシャ国債をデフォルトに陥ったことを示すDに格下げした。」
との報道をしました。
毎日新聞が、
「市場では保険金支払いでの金融システムへの影響は限定的との
見方が多いが債務の強制削減がポルトガルなど他の財政悪化国にも
適用されるのではと波及を懸念する声も出ている。」
との観測報道をしました。
日機械受注(1月)は予想より強い+3.4%、
日国内企業物価指数(2月)は予想とおりの+0.6%になりました。
東京時間が近づく頃にドル円やクロス円が反落しました。
豪ドルが軟調に推移しました。
原油先物やダウ先物が軟調に推移しました。
日経平均は前週末比プラス圏で軟調に推移しました。
東京時間序盤は主要通貨ペアに反落の動きがみられました。
日経平均が上げ幅を縮小していきました。
ドル円やクロス円が下落しました。
アジアの株式市場は前週末比マイナス圏で始まりました。
ユーロドルが一時1.31台を割り込み下落しました。
中国人民銀行が、
「2012年の金融政策運営では為替相場と預金準備率を用いる、
適切な時期に金融政策を微調整する。金利の自由化を進め、
徐々に人民元レートのメカニズムの改革を推進する。」
などの発表をしました。
日首相が「基調的にはまだ円は高めの評価。」と認識を示しました。
日財務相が、
「欧州危機が為替に反映。単に投機的動きでない。」
との認識を示しました。
中国人民銀行総裁が、
「預金準備率変更は緩和のシグナルではない。
預金準備率の調整は主に市場の流動性調整を目的としている。
預金準備率の引き下げは株式市場や不動産セクターの押し上げが
目的ではない。人民元相場には一段の柔軟性必要。
人民元の上昇が終わったというのは単純すぎる。
人民元相場はより均衡のとれた水準になれば介入は減る見込み。
預金準備率は20%台に達していて理論的には引き下げ余地は大きい。」
などの発言をしました。
午前11時半頃からドル円やクロス円の下げが一服になりました。
中国外為当局者が、
「1-2月期の中国貿易赤字は人民元が均衡水準に
近づいていることを示す明るい証拠。
中国は互恵原則に基づいて日本国債市場に投資する。
円の急激な上昇の際には日本国債の購入を減らす。
日本側が必要とすれば日本国債をさらに購入することも可能。」
など発言をしました。
日消費者態度指数(2月)は予想より弱い39.5になりました。
日経平均が前週末比マイナス圏に反落しました。
インドの大統領が、
「インドの11-12年度成長率は前年度の8.4%から
約7%に減速する見通し。」との見解を発表しました。
東京時間後半はドルストレートが軟調傾向で揉み合いました。
日経平均は前週末比−39.88円で大引けになりました。
東京時間終盤にアジア株式市場やダウ先物が下げ幅を縮小しました。
ドルストレートに反発の動きがみられました。
ユーロドルが1.31を回復しました。
独卸売物価指数(1月)は予想とおりの+1.0%になりました。
欧州の株式市場が前週末比マイナス圏で始まりました。
ロンドン時間序盤に主要通貨ペアが一時反落しました。
その後、欧州の株式市場が前週末比プラス圏へ反発しました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
ギリシャ2023年償還新発債の利回りが18.40-18.83%になりました。
独6ヶ月物国債の入札では、
「発行額が34.93億ユーロ。平均落札利回りが前回より低い0.053%、
応札倍率が前回より高い1.6倍。」との結果で好調でした。
主要通貨ペアが反発上昇する展開になりました。
午後7時近くからドルストレートが反落して揉み合いました。
ポンドが軟調に推移しました。
豪ドル米ドルが一時1.05を割り込みました。
ドル円はやや軟調傾向の揉み合いになりました。
ダウ先物や欧州の株式市場に反落の動きがみられました。
原油先物は軟調傾向が続きました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.47355%と前週末と同水準になりました。
スイスNSBが、新たなコンプライアンス規則として、
「5月1日から理事による個人的な取引を規制する。
四半期ベースで個人資産を公表する。」などの発表をしました。
NY時間に入る頃からダウ先物や欧州株式市場が反発をみせました。
ドルストレートに反発の動きがみられました。
ECBが「先週は2700万ユーロの国債購入をした。」と発表しました。
NYダウは小幅高での揉み合いになりました。
欧州の株式市場が前週末終値レベルで揉み合いになりました。
主要通貨ペアが揉み合いになりました。
米10年債利回りが一時2.00%あたりまで低下しました。
ギリシャ政府が、
「国内法のもと民間との1772.5億ユーロの債務交換を完了した。」
との発表をしました。
独財務相が、
「ギリシャの第2次支援プログラムは週内に署名されるだろう。
ユーロ圏財務相会合では金融取引税に関する決定事項はない。
金融取引税に関する最終目標はEU27国レベルになる。」
などの発言をしました。
ユーログループ議長が、
「ギリシャ向けの最終決定は14日になるだろう。
ユーロ圏のファイアオール規模について30日会合で議論される。」
などの発言をしました。
ユーロ圏財務相会合が始まるロンドンフィックスにかけて
ユーロドルが堅調推移になりました。
米3年債の入札では、
「最高落札利回りが0.456%、応札倍率が前回より高い3.44倍。」
などの結果になりました。
NYダウが揉み合いながらやや上昇しました。
ポンドドルや豪ドル米ドルがやや反発して揉み合いになりました。
ドル円は揉み合いが続きました。
米月次財政収支(2月)は前年比4.1%増の−2317億ドルになりました。
市場反応は限定的でした。
NY時間終盤にかけて主要通貨ペアが小幅な揉み合いになりました。
米10年債利回りは2.03%あたりになりました。
NY原油(WTI)は106ドル台前半で引けました。
NYダウは終盤に上げ幅を縮小し前週末比+37.69ドルで引けました。

<3月13日(火)>

FRBが、
「住宅価格が21%下落、失業率は13%、株価が50%下落など
厳しい経済条件を仮定した米銀19行のストレステストの結果を
15日に公表する。」と発表しました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが揉み合いになりました。
ユーログループ議長が、ユーロ圏財務相会合の後に、
「ギリシャへの新たな支援プログラムがユーログループによって
今夜承認された。正式なギリシャ第2次支援は14日に承認される。
民間の債券交換で2020年のギリシャ累積債務は117%まで低下する。
IMFの大きな強力を期待。280億ユーロ支援というIMF提案を歓迎。
ユーロ圏の防火壁を強化する必要がある。
スペインの2013年財政赤字目標をGDP3%維持することに合意。
スペインは赤字を削減することが重要。」
などの発表をしました。
午前8時半過ぎにユーロドルなどドルストレートが反発しました。
ドル円もやや反発をみせてクロス円が反発しました。
日第三次産業活動指数(1月)は予想より弱い−1.7%になりました。
英RICS住宅価格指数(2月)は予想よりは強い−13.0%になりました。
市場反応は限定的でした。
日財務相が、
「中国当局が中国国債購入枠650億人民元を許可した。
当面は購入枠の範囲内で小額から(日国債購入を)開始する。」
との発表をしました。
日経平均は前日比プラス圏で始まり堅調に推移しました。
東京時間序盤はドルストレートがやや反落して揉み合いました。
豪住宅ローン許可件数(1月)き予想より弱い−1.2%になりました。
一時、豪ドル売り反応がみられましたが限定的でした。
アジアの株式市場が前日比プラス圏で推移しました。
ダウ先物や原油先物が堅調傾向で推移しました。
しだいに主要通貨ペアが堅調傾向の揉み合いになりました。
日経平均が一時10000円台を回復しました。
午前11時近くからドル売り動意が優勢になりました。
ドル円が反落してドルストレートがやや反発を強めました。
格付け会社のS&Pが、
「中国の銀行に関しては低迷を克服できるはず。
2012年も健全さが続く。見通しは引き続き安定的。
中国の緩和はインフレの低下につれて今年も継続する。
中国の預金準備率は19%を下回る可能性 。」
などの見解が示されました。
日銀の政策発表がいつもの月より遅くなりました。
ドル円が神経質な上下動になりました。
東京時間午後からはややドルが買い戻され揉み合いになりました。
一部メディアが、
「昨年の輸出トップは中国で世界の輸出の約11%を占めた。
2位の米国は8.4%、独は8.3%だった。」と報じました。
午後2時過ぎに日銀が政策金利の据え置きを発表しました。
日銀声明では、
「(政策金利据え置きの)決定は全会一致。
前回10兆円増額した資産買入基金65億円は据え置く。
日銀保有の米ドル資金で新たにドル建て貸付枠1兆円の導入をして、
円貨・外貨の両面の拡充で貸付額の総額を3兆5000億円から
5兆5000億円に2兆円増額する。
成長基盤強化の従来型融資の受付期限を14年3月末まで2年延長。
日本経済の先行きは横ばい圏内の動きを脱し緩やかな回復経路へ。
CPI1%目指し実質ゼロ金利政策や資産買入れで金融緩和を推進。
デフレからの脱却は成長力強化の努力と金融面の後押しで実現へ。
海外経済は減速から脱していないが米国に改善の動き。
欧州も停滞感の強まりに歯止めがかかりつつある。
欧州債務問題の展開など世界経済をめぐる不確実性が大きい。
宮尾審議委員が基金増額5兆円を提案したが反対多数で否決。」
などが示されました。
日銀の発表後、ドル円主導で主要通貨ペアが反落しました。
ドル円が一時82円台を割り込む場面がありました。
日経平均が上昇幅を縮小しました。
日経平均は前日比+9.22円で大引けになりました。
独連銀総裁が、FAZ紙のインタビューで、
「支援が改革を遅らせる言い訳になるべきでない。
リスクに関する決定は各国政府が下す必要。
弱い銀行を存続させることは金融政策の役割ではない。
金融政策措置は限定的で一時的な必要。」
などの見解を示しました。
格付け会社のS&Pが、
「日本は名目GDPがプラス成長にならないと本格的財政再建は困難。
数年内の可能性低いが将来に通年で経常赤字に転落の可能性もある。
12年に日本の経常収支の黒字幅はやや回復すると予測。
12年の日本の実質GDPは2.0%と小幅プラス成長に戻ると予想。」
などの見解を示しました。
東京時間終盤は主要通貨ペアがやや反発をみせて揉み合いました。
ダウ先物や原油先物は堅調傾向の揉み合い推移が続きました。
格付け会社のムーディーズが、
「キプロス格付をBaa3からBa1に引き下げる。見通しネガティブ。」
との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
日銀総裁が、記者会見で、
「物価1%上昇は一朝一夕に実現出来るわけではない。
前回会合で決定した金融緩和強化と今回の成長力強化はパッケージ。
欧州債務問題の展開引き続き大きなリスク。
中銀が政治的な圧力意識して金融政策を運営することは自殺行為。
日銀のデフレ脱却への構えは一貫してして真剣。」
などの発言をしました。
ロンドン時間序盤はドル買い動意が優勢の展開になりました。
ドル円が反発上昇してドルストレートが反落しました。
スイス生産者輸入価格(2月)は予想より強い−1.9%になりました。
欧州の株式市場は前日比プラス圏で堅調に推移しました。
ダウ先物も堅調に推移しました。
ドル円が82円台後半まで上昇しました。
EUとIMFによる分析が発表されて、
「ギリシャ債務は基本シナリオでは2020年に対GDP比で116.5%へ。
2030年には90%を下回る見込み。
好ましくないシナリオでは、ギリシャ債務の削減には
大きなリスクがあり2020年に145%になる恐れがある。
ギリシャがプログラム終了時に市場での資金調達が可能になるか
見通しは不確実。」などが示されました。
午後6時からドル売り動意になりました。
ドル円がやや反落してドルストレートがやや反発しました。
英商品貿易収支(1月)は予想よりは強い−75.32億ポンド、
英DCLG住宅価格(1月)は前回値より強い+0.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
伊の短期債の入札では、目標上限の120億ユーロ調達されて、
「1年物では85億ユーロ発行されて、
落札利回りが前回より低い1.405%、
応札倍率が前回より高い1.38倍。」などになりました。
独ZEW景況感調査(3月)は予想よりとても強い+22.3、
独ZEW現況指数(3月)は予想より弱い+37.6、
欧ZEW景況感調査(3月)は予想より強い+11.0になりました。
一時、限定的ながらユーロドルが反発を強める場面がありました。
その後、程なくユーロドルが再び反落する展開になりました。
ポンドドルや豪ドル米ドルがやや連れ安となって揉み合いました。
ドル円が反発をみせました。
EUの報道官が、
「昨年のスペインの債務削減計画では大きなずれが生じていた。」
と発言をしました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.47365%に上昇しました。
午後9時過ぎにユーロドルが1.31を割り込み下落しました。
他のドルストレートもしだいに軟調になりました。
欧州委報告では、
「ギリシャ政府は6月までに必要な歳出削減措置を特定。
2013-14年予算で実施。財政目標達成には13-14年に
対GDP比5.5%の歳出削減が必要。」などが示されました。
米小売売上高(2月)は予想とおりの+1.1%になりました。
ドル買い反応がみられました。
バイトマン独連銀総裁が、
「ECBは緊急措置を一部解除する方法について協議中。
ECBの出口戦略は幾つかの要素に左右される。
ギリシャは特別なケース。現状で二次的影響はみられない。」
などの発言をしました。
欧州委員会のレーン副委員長が、
「アイルランドは自らの約束と義務を果たすべき。
アイルランド政府が金融危機の際に国内銀行を救済するため
利用した約束手形は約束を守り必ず返済しなければならない。」
との発言をしました。
NY時間序盤はFOMCが意識されてかドル買い優勢の展開になりました。
ユーロドルが1.30台半ばまで急落しました。
ユーロポンドが下落しました。
ダウ先物や欧州株式市場や原油先物に反落の動きがみられました。
NYダウは上昇して始まり13000ドルの大台を回復しました。
ポンドドルなどドルストレートが反発上昇しました。
ユーロドルが1.31台を回復しました。
ドル円は当日高値圏で揉み合いが続きました。
欧州の株式市場が再上昇しました。
米10年債利回りが2.08%あたりまで上昇しました。
原油先物が反発しました。
米企業在庫(1月)は予想より強い+0.7%になりました。
EU財務相会合が、
「13年にハンガリー支援基金の一部を停止へ。
インフラ助成停止で妥協が成立。」との発表をしました。
米労働省が、
「1月の米失業率は全米で45州が低下した。
NY州だけは上昇している。その他は変わらず。
雇用者数は37の州で増加して13の州は減少している。」
などの発表をしました。
ギリシャの財務相が、
「1300億ユーロの第2次支援に加えて、
2015年までIMFから82億ユーロ支援される。」
との発言をしました。
各付け会社のフィッチが、
「ギリシャをRDからB−に格上げする。見通しは安定的。」
との発表をしました。
米10年債の入札では、
「最高落札利回り2.067%、応札倍率は前回より高い3.24倍。」
になりました。
NYダウは堅調に推移しました。
ロイターが、
「オランダ議会はEU財政協定採決で過半数を確保できない可能性。」
との観測報道をしました。
FOMCは政策金利を0.25%で据え置きの決定しました。
FOMC声明では、
「経済は緩やかに拡大してきていることを示している。
失業率は目に見えて低下したが依然として高い水準。
世界市場の歪みは緩和したがリスクを示唆。
少なくとも2014年遅くまで異例な低金利を正当化。
原油とガソリンの上昇が一時的にインフレ押し上げる。
インフレは原油とガソリン上昇でも抑制されている。
国際金融市場の緊張は和らいだが著しい下振れリスク。
オペレーションツイストを計画通り維持。
MBSと政府機関債の償還資金をMBSに再投資維持。
米国債の償還資金を米国債に再投資維持。
保有証券の規模と構成を定期的に再検討し調整。」
などが示されました。
一部で噂されていた「不胎化QE3」などの示唆はありませんでした。
上下動となりながらもドル買い反応になりました。
ドル円が上昇してドルストレートが反落しました。
ドル円が一時83円台をつけました。
NY時間終盤にJPモルガンが、
「150億ドル相当の自社株買いを設定する。
このことについてFRBの反対はなかった。」
との発表をしました。
NYダウが一段と上昇しました。
NY時間終盤はドル売り動意がやや優勢になりました。
ドルストレートがやや反発してドル円がやや反落しました。
米10年債利回りは2.13%あたりまで上昇しました。
NY原油(WTI)は106ドル台後半で引けました。
NYダウは前日比+217.97ドルでこの日の取引を終えました。
NYダウは4年ぶりの高値になりました。

<3月14日(水)>

FRBが米銀大手19のストレステストの結果を前倒しで公表して、
「テストでは失業率13%、株価50%下落、住宅価格21%下落を想定。
19社のうち15社が資本規制の最低基準に合格。
テストの条件下では、シティグループ、アリー、サントラストは
中核的自己資本が5%を下回る。
メットライフがストレステストで基準満たさなかった。」
などが示されました。
シティグループの株価が時間外取引で4%程度下落しました。
シティグループが、
「資本計画の修正案をFRBへ年内に提出する。」と発表しました。
ドル円にやや反落の動きがみられました。
米石油協会APIが、
「米週間石油在庫統計は原油在庫が280万バレル増。」
との発表をしました。
オセアニア時間では主要通貨ペアが揉み合いになりました。
豪Westpac消費者信頼感指数(3月)は前月より弱い96.1になりました。
東京時間が始まる前にややドル買い優勢の動きになりました。
日経平均は大幅上昇して始まりました。
東京時間序盤はドル買い優勢の展開が続きました。
ドル円が83円台に乗せました。
ドルストレートが反落しました。
豪第4四半期新規住宅は予想より弱い−6.9%になりました。
市場反応は限定的でした。
仲値過ぎに一時ドル売りになる場面がみられました。
その後、再びドル買い優勢の相場展開になりました。
アジアの株式市場は上昇して始まりました。
ダウ先物は当日高値圏で小幅な揉み合いになりました。
格付け会社のムーディーズが、
「キプロスの格付けをBaa3から投機的水準のBa1に1段階引き下げ。
見通しはネガティブ。」との発表をしました。
東京時間午後は一時ややドル売り傾向になりました。
その後、再びドル買い優勢の相場展開になりました。
中国の温家宝首相が、
「不動産バブルが崩壊すれば経済への打撃になる。
住宅価格を妥当な水準まで下落するにはほど遠い状況。
規制の手を緩めれば住宅市場の混乱を引き起こす恐れがある。
中国経済の変革を達成するには7.5%のGDP伸び率目標達成が必要。
質の高い成長を達成するには構造調整が必要。
ユーロ圏危機や海外市場の収縮が、中国経済の下押し圧力。
中国の均衡のとれた成長は世界経済にプラス。」
などの認識を示しました。
日鉱工業生産指数確報(1月)は速報値より弱い+1.9%、
日設備稼働率指数確報(1月)は前月値より強い3.4%になりました。
市場反応は限定的でした。
日銀金融経済月報では、
「4-6月生産は増加基調続ける。4-6月生産は自動車は高水準を維持。
日本経済は持ち直しに向けた動き見られているがなお横ばい圏内。
個人消費は自動車需要刺激策などで底堅さ増す。
日本経済の先行き次第に横ばい圏内脱し緩やかな回復経路に復す。
内外需要のもと生産は緩やかに増加していく。
海外経済は全体としてなお減速した状態脱していない。」
などの見解が示されました。
中国上海株式市場が急反落しました。
東京時間終盤はユーロドルなどドルストレートが下落しました。
ドル円もやや反落してクロス円が下落しました。
日工作機械受注確報(2月)は速報値と同じ−8.6%になりました。
日経平均は前日比+151.44円で終値で1万円台を回復しました。
ダウ先物や原油先物にやや反落の動きがみられました。
ブルームバーグが、
「中国は大手銀行の融資能力抑制を緩和させる方向となった。」
との観測報道をしました。
ロンドン時間序盤はポンドドルやユーロドルなどが反発しました。
豪ドル米ドルや米ドル加ドルなど資源国通貨は軟調に推移しました。
ドル円も再上昇してポンド円などが反発上昇しました。
ドル円が83円台半ばまで上昇しました。
ユーロポンドが軟調に推移しました。
ユーロスイスは堅調に推移しました。
欧州の株式市場は上昇して始まり堅調推移になりました。
ダウ先物が反発をみせました。
金価格が軟調に推移しました。
午後6時頃からドル円の上昇が一服になりました。
英失業率(2月)は予想とおりの5.0%、
英失業保険申請件数(2月)は予想より弱い+0.72万件になりました。
ポンドに売り反応がみられました。
欧生産者物価指数確報(2月)は予想とおりの+2.7%、
欧生産者物価指数コア確報(2月)は予想より弱い+1.5%、
欧鉱工業生産指数(1月)は予想より弱い+0.2%になりました。
市場反応は限定的でした。
伊国債の入札では、目標上限の60億ユーロが発行されて、
「3年債では発行額が50億ユーロ、落札利回が前回より低い2.76%、
応札倍率が前回より高い1.56倍。」になりました。
ユーログループ議長が、
「ギリシャ第2次追加支援は正式に承認された。
EFSFは394億ユーロをギリシャに拠出できる。
プログラムによってギリシャは持続可能は軌道に復帰する。」
との発表をしました。
午後7時半頃からユーロドルやポンドドルが反発しました。
ドル円が再び上昇しました。
NY時間が近づく頃にドル買い優勢の展開になりました。
ユーロドルやポンドルなどドルストレートが反落しました。
ドル円は堅調に推移しました。
資源国通貨は軟調推移が続きました。
欧州の株式市場やダウ先物にやや反落の動きがみられました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.47365%の前日同水準になりました。
米輸入物価指数(2月)は予想より弱い+0.4%、
米第4四半期経常収支は予想より弱い−1241億ドルになりました。
加第4四半期設備稼働率は予想より弱い80.5%になりました。
市場反応は限定的でした。
NY時間に入ると欧州の株式市場が反発をみせて揉み合いました。
NY時間序盤はドル買い傾向の揉み合いになりました。
NYダウは前日比プラス圏で始まりしばらく堅調に推移しました。
米10年債利回りが2.23%あたりに上昇しました。
バーナンキFRB議長が、
「米景気回復は最近は改善の兆しも苛立たしいほど緩慢。
収益性のある融資機会を制限している。
新たな規制が中小銀行にも適用されるか明確にする方針。
ドッド・フランク法は主に大手行に適用されるもので、
大半の新基準の中小行への適用は不適切。」
などの見解を示しました。
EIA週間石油在庫統計は原油在庫が予想より多い175万バレルでした。
ロンドンフィックス前あたりからNYダウが一時反落しました。
ドルストレートが軟調に推移しました。
ドル円が83円台後半まで上昇しました。
深夜1時半頃からドル売りが一時優勢になる場面がありました。
NYダウが一時再び反発をみせました。
オバマ米大統領が、英首相との共同記者会見で、
「核兵器開発が疑われるイランに圧力をかけ続ける。
外交的解決の余地はまだある。」との発言をしました。
米30年債の入札では、
「最高落札利回りが3.383%、応札倍率が前回より高い2.70倍。」
になりました。
その後、NYダウが再び反落して揉み合いになりました。
ドルストレートが再び反落して上下動の揉み合いになりました。
ドル円も小幅な上下動の揉み合いになっていきました。
米10年債利回りは2.27%あたりまで上昇しました。
NY原油(WTI)は105ドル台半ばで引けました。
NYダウは前日比+16.42ドルでこの日の取引を終えました。

<3月15日(木)>

レーン欧州委員が、
「ポルトガルの財政再建は規定どおりに進んで信頼を回復している。
重要なのは今年の目標を遵守すること。」との発言をしました。
格付け会社のフィッチが、
「英国のAAA格付けを確認。見通しはネガティブ。
英国の債務水準が高く、景気回復が見通しよりも弱まる可能性。
累積債務が2014〜15年に対GDP比で94%前後でピークとなれば
AAAで安定する。」などの発表をしました。
ポンドに限定的ながら売り反応がみられました。
英財務省が、
「予算編成で財政の緩みは格下げにつながる。
財政再建の計画を堅持することが重要。」との発表をしました。
オセアニア時間は主要通貨ペアが小幅な揉み合いにりました。
NBNZ企業景況感(2月)は前月値より強い57.7になりました。
NZドルが緩やかに反発しました。
時事通信が、
「ギリシャのベニゼロス財務相は18日に最大与党PASOKの
党首に選出されるのを受けて財務相を辞任すると表明。」
との報道をしました。
東京時間が近づく頃からドル買い優勢の相場展開になりました。
ドル円が上昇してドルストレートが反落しました。
クロス円は上昇しました。
豪消費者インフレ期待(3月)は前月より強い+2.7%になりました。
ANZ消費者信頼感指数(3月)は前月より弱い110.2になりました。
日経平均は前日比プラス圏で揉み合いになりました。
ドル円が昨年4月13日以来の84円台に上昇しました。
ダウ先物に反発の動きがみられました。
原油先物は軟調傾向で推移しました。
アジア株式市場は前日終値あたりで軟調な揉み合いになりました。
午前10時半頃から豪ドル米ドルなどドルストレートが反発しました。
クロス円が堅調傾向で推移しました。
中国商務省が、
「1-2月の対中直接投資は前年比−0.56%、
2月の対中直接投資、前年比−0.9%、
1-2月のEUからの対中直接投資、前年比−33.3%の9.06億ドル、
1-2月の対外投資は前年比+41.1%、
2月の貿易赤字は一時的。今後も続く公算は小さい。
中国は今年貿易黒字を計上する見通しだが規模は縮小へ。」
などの発表をしました。
午前11時過ぎにドル円が一時84円台を割り込む場面がありました。
東京時間午後は主要通貨ペアが揉み合い傾向の展開になりました。
午後2時頃ドルストレートやクロス円に反落の動きがみられました。
インドの株式市場が下落しました。
東京時間終盤にドル売り動意が優勢になりました。
ドル円が反落してドルストレートが反発しました。
ドル円が84円台を割り込みました。
クロス円はやや反落して揉み合いになりました。
日経平均は前日比+72.76円で大引けになりました。
ダウ先物に一時反落の動きがみられました。
スイス政府が、
「経済は景気後退には陥らないだろう。
2012年のGDPを従来予想の0.5%から0.8%%に上方修正。
指標はいくつかの安定したサインを出している。」
などの発表をしました。
スイスフラン買い反応がみられました。
ロンドン時間序盤はドル売り動意が強まる展開になりました。
ドルストレートの反発が強まりました。
午後4時半頃からドル買戻しの動きがみられました。
ユーロドルなどドルストレートが反落しました。
ドル円がやや反発する展開になりました。
中尾財務官が、
「G7は必要なら協調介入を行う可能性。市場の動きを注視する必要。
行き過ぎた無秩序な為替変動は望ましくないとのコンセンサス。」
などの発言をしました。
欧州の株式市場は前日終値レベルでまちまちに始まりました。
独株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
ダウ先物が上下動の揉み合いになりました。
スイスSNBが政策金利を0.00%に据え置きました。
スイスSNB声明では、
「スイスフランの現在の水準は依然として高い。
更なる措置を講ずる用意がある。」などが示されました。
ユーロスイスなどが下落の後に反発しました。
欧州の株式市場はしだいに前日比プラス圏での推移になりました。
ECBの月報では、
「インフレに上振れリスクが残る。
インフレ率はおそらく年内2%を超える状況となる見込み。
ユーロ圏経済に安定化の兆候がみられる。」
などが示されました。
フィンランド中銀総裁が、
「ECBは必要であれば利下げの余地がある。
ECBは危機対応時には適時かつ管理された出口が必要。」
などの見解を示しました。
スペイン債の入札では、
「目標上限35億ユーロに対して30億ユーロ調達。
2015年償還債では、発行額が10.04億ユーロ、
平均落札利回りが前回より低い2.44%、
応札倍率が前回より高い5.0倍。
2016年償還債では、発行額が9.76億ユーロ、
平均落札利回りが前回より低い3.374%、
応札倍率が前回より高い4.1倍。」などになりました。
仏の2017年2月償還債の平均利回りは前回より低い1.78%でした。
その後、欧州株式市場が反落して揉み合いになりました。
ドル円やクロス円が下落する展開になりました。
ドル円が83.50円を割り込み下落しました。
ドルストレートが反発しました。
LIBORドル3ヶ月物金利は0.47365%の前日同水準になりました。
午後8時半頃からドル買戻しの動きがみられました。
ドル円が反発をみせました。
米生産者物価指数(2月)は予想とおりの+3.3%、
米生産者物価指数コア(2月)は予想より強い+3.0%、
米NY連銀製造業景気指数(3月)は予想より強い+20.21、
米失業保険申請件数は予想より強い35.1万件になりました。
直後にドル買い反応となりましたがドル売りとなっていきました。
ドル円が反落してドルストレートが反発する展開になりました。
米10年債利回りが2.29%超に上昇しましたがその後に低下しました。
対米証券投資(1月)は予想より強い+1010億ドルになりました。
市場反応は限定的でした。
NYダウは前日比終値レベルの揉み合いの後に軟調になりました。
ドル円やクロス円が軟調傾向で推移しました。
フィラデルフィア連銀製造業景況指数(3月)は
市場予想より強い+12.5になりました。
限定的ながらドル売り反応がみられました。
その後、NYダウが前日比プラス圏へ反発上昇しました。
欧州の株式市場が終盤に反発しました。
ユーロドルなどドルストレートが反発上昇をみせました。
ドル円が軟調傾向で推移しました。
ロイター通信が、英関係筋の話として、
「英政府が米国とともに戦略石油備蓄SPRを放出することを決定。」
との観測報道をしました。
原油先物が下落しました。
IMFが「IMFの負担分である280億ユーロのギリシャ支援を承認。」
との発表をしました。
ユーロドルが上昇して1.31台を回復しました。
米政府当局者が「米英の戦略備蓄放出の報道は不正確。」
との発表をしました。
原油先物が反発しました。
格付け会社のS&Pが、
「ギリシャ格付けは引き続き選択的デフォルト。
新発債の格付けはCCC。」との発表をしました。
市場反応は限定的でした。
オーストリア中銀総裁が、
「ECBは長期流動性供給LTROからの出口戦略は検討しているが、
タイミングは物価と金融市場の状況しだいになる。
ECBは追加の流動性供給の検討はしていない。
ECBは政策金利の引き下げは検討していない。
今年の南欧経済は厳しい局面に立たされるが、
独やオランダなど北部の経済がサポートする。」
などの発言をしました。
EU欧州連合が、
「資産凍結の対象となるイランの個人および企業による
送金サービスの利用禁止を決定した。」との発表をしました。
深夜3時時近くからユーロドルが反落する展開になりました。
ユーロドルが再び1.31台を割り込みました。
ドルストレートが徐々に反落する展開になりました。
ドル円が徐々に反発しました。
米10年債利回りは2.28%あたりまで上昇しました。
NY原油(WTI)は105ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比+58.66ドルでこの日の取引を終えました。

<3月16日(金)>

欧州委員会のバローゾ委員長が、
「ユーロ圏の状況は危機対応の観点から前進がみられる。
以前より改善はしているが依然として脆弱。
ユーロは安定した通貨。そうあり続けることを確信。」
などの発言をしました。
IMF専務理事が、
「ギリシャ向けの救済プログラムには遅延の余地はない。」
との発言をしました。
ガイトナー米財務長官が、
「石油価格の上昇は依然として危険で不確実な世界に直面している
ことを示す。石油コストを引き下げる簡単な解決策は存在しない。
米失業率が非常に高く改善の速度も望むより遅いが、
米経済の見通しは心強い。中国元は人民元の柔軟性を高める必要。
持続可能な財政の実現には増税と歳出削減の組み合わせが必要。
景気回復のダウンサイドが世界的に薄れた。」
などの認識を示しました。
一部メディアが、
「日政府は人民元を日本で取引できるオフショア市場設立を検討。」
との観測報道をしました。
オセアニア時間はややドル買い傾向での推移になりました。
東京時間が近づく頃にユーロドルがやや反発をみせ揉み合いました。
ドル円に反落の動きがみられました。
日財務相が、
「株式市場や外国為替市場は2月半ば以降は堅調に推移も、
なお予断を許さない。長期金利動向を注意しながら見ていく。」
などの認識を示しました。
日銀金融政策決定会合議事録(要旨)では、
「より長い目では目指すべき物価上昇1%を上回る。
今後も必要に応じて追加的手段講じていく。
物価目標1-2%という表現も一案。
日銀の物価安定に関する基本的考え変わらない。
国債購入は政策姿勢明確化を裏付けるために望ましい。」
などが示されました。
日経平均は小幅安で始まりました。
午前9時半頃からドル円が反発をみせて揉み合いました。
ドルストレートが軟調傾向の揉み合いになりました。
その後、日経平均は前日終値を挟んでの上下動になりました。
アジアの株式市場はまちまちの展開になりました。
中国上海株式市場は前日比プラス圏で推移しました。
他のアジアの株式市場は軟調傾向で推移しました。
ダウ先物や原油先物は小幅な揉みあいが続きました。
中国の陳商務次官が、
「ユーロ圏の債務危機は悪化していて金融危機は続いている。
ここ4ヶ月連続で対中直接投資が減少しているがこれは短期的。
中国の投資環境は改善してして資本流出の問題はなく、
依然として資本は流入している。
中国の輸出は大きな圧力に直面していて、
貿易の10%拡大の目標達成は簡単ではないが達成できると確信。」
などの見解を示しました。
市場反応は限定的でした。
午前11時前頃からドルストレートが反発する展開になりました。
ドル円に反落の動きがみられました。
WTOのラミー事務局長が、
「世界中で保護主義圧力が強まっている。世界の危機対応は不足。
WTOは米中間の通貨問題について協議しているが問題は複雑。」
などの発言をしました。
リッチモンド連銀総裁が、ホームページ上で、
「長期間にわたる異例の低金利は妥当ではない。
2014年を通しては必要ないと思う。
インフレ圧力を回避するために金利は上昇が必要。
米国のインフレ率はFOMCが掲げる2%の目標に近い。
2013年には金利の引き上げが必要となる可能性が高い。」
などの見解を示しました。
東京時間午後はややドル買い優勢の展開になりました。
ドルストレートがやや反落してドル円がやや反発しました。
日銀総裁が、
「金利上昇は財政信任低下と景気が良い場合とで(意味が)異なる。」
との見解を示しました。
日景気一致CI指数確報(1月)は速報値より弱い92.7、
日景気先行CI指数確報(1月)は速報値より弱い94.4になりました。
中国上海株式市場が後半にかけて一時やや上げ幅を縮小しました。
日経平均は前日比+6.55円の10129.83円で週取引を終えました。
その後、中国上海株式市場が終盤にかけて再び反発上昇しました。
ドルストレートが再びやや反発をみせい揉み合いました。
独FTD紙が、
「独首相はユーログループのユンケル議長の後任に
ショイブレ独財務相を推す考え。
仏の大統領はこの提案にまだ同意していない。」
などの観測報道をしました。
インド政府の予算案では、
「2011-12年度の成長率は6.9%の見込み。
インド経済は1-3月期に持ち直しの兆し。
2011-12年度の経常赤字は対GDP比約3.6%の見通し。」
などの見通しが示されました。
インドの株式市場が軟調傾向で推移しました。
ロンドン時間序盤はドル買い傾向で上下動の揉み合いになりました。
フィンランド中銀総裁が、ブルームバーグのインタビューで、
「ECBは危機対応措置から慎重かつタイムリーに脱却する必要。
追加LTROについてはすでに大量に行った。
前回の会議で金利変更は議論されず。
ユーロ圏はなお長く深い危機の中にある。
LTROで政府にさらなる改革進める余裕がある。
政府の約束は堅持しなければならない。
ECBの全ての危機対応策は暫定的なもの。
債務危機で成長に下振れリスク。
ECBのバランスシートは管理されている。
本当の課題は不均衡と経常収支赤字である。」
などの見解を示しました。
欧州の株式市場は揉み合いながらも小幅高推移になりました。
午後5時からドル買い動意が優勢になりました。
ドル円が堅調傾向で推移してユーロドルなどが軟調に推移しました。
独連銀が「3月19日に20億規模のEFSF短期証券の入札を実施予定。」
との発表をしました。 
欧貿易収支(1月)季調前は予想より弱い−76億ユーロになりました。
伊の経常収支(1月)は前月よりかなり弱い79.53億ユーロの赤字でした。
一時、ユーロドルなどドルストレートが下落する場面がありました。
その後、ダウ先物や欧州株式市場が堅調推移になっていきました。
ユーロドルなどドルストレートが反発しました。
ドル円が堅調に推移しました。
クロス円が堅調傾向で推移しました。
独連邦債10年物利回りが2%超に上昇しました。
独の首相が、
「独にはESMの規模拡大を望む人はいない。
独はEMSの上限5000億ユーロの引き上げに反対だが、
EUはESMとEFSF統合への可能性を協議している。」
などの発言をしました。
米消費者物価指数(2月)前月比は予想とおりの+0.4%、
米消費者物価指数コア(2月)前月比は予想より弱い+0.1%でした。
ドル売り反応がみられました。
ドルストレートが上昇してドル円が反落しました。
ダウ先物が上昇しました。
加製造業売上高(1月)前月比は予想より弱い−0.9%、
加国際証券取扱高は予想より弱い−41.9億加ドルになりました。
瞬間的に加ドル売りがみられましたが限定的でした。
ドル売り動意にドルカナダが下落しました。
ユーロ圏当局筋が、
「ユーロ圏は拡大に反対するドイツに配慮した妥協案として
ESMとEFSFの合計融資能力を現行の5000億ユーロから
7000億ユーロ近くに拡大する可能性がある。
30-31日のEU財務相非公式理事会で協議される見込み。」
との発表をしました。
米鉱工業生産(2月)は予想より弱い±0.0%、
米設備稼働率(2月)は予想より78.7%になりました。
限定的ながら一時ドル買い戻し反応がみられました。
NYダウは小幅高で始まりました。
米10年債利回りが一時2.35%あたりに上昇しました。
ドル売り動意が続きました。
ユーロドルが1.31台後半まで上昇しました。
原油先物が反発しました。
ミシガン大学消費者信頼感指数速報(3月)予想より弱い74.3でした。
ドル売り動意が続きました。
その後、NYダウが前日比終値あたりでの上下動になりました。
欧州の株式市場にやや上げ幅を縮小する動きがみられました。
バローゾ欧州委員長が、
「債務危機は鮮明には解決していない。
EUは金融安全網で一段前進。EUの焦点は成長。」
などの認識を示しました。
深夜12時前頃からドル円がやや反発をみせて揉み合いになりました。
ドルストレートがやや反落して小幅な揉み合いになっていきました。
シカゴ連銀総裁が、
「経済が強化されるようにさらなる刺激策を要求する。
流動性の落とし穴に陥っているのかどうか判らない。
インフレ見通しは抑制されている。
失業率が7%を下回れば緩和の程度を縮小するべきかもしれない。
インフレ率は中期的な見通しとして3%が望ましい。」
などの見解を示しました。
NYダウが終盤にやや反落しました。
米10年債利回りは2.30%あたりになりました。
NY原油(WTI)は上昇して107ドル台前半で引けました。
NYダウは前日比−20.14ドルの13232.62ドルで週取引を終えました。


●今週の主な予定

<3月19日(月)>

午後2時から豪RBA総裁の講演、
午後6時に欧経常収支(1月)、
午後7時に欧建設支出(1月)、
夜9時半に加卸売売上高(1月)、
夜9時35分からNY連銀総裁(ハト派)の講演、
夜11時に米NAHB住宅市場指数(3月)、
などが予定されています。

<3月20日(火)>

※東京市場はお休みです。

朝8時に豪景気先行指数(1月)、
午前9時半に豪RBA議事録、
午後4時に独生産者物価指数(2月)、
午後5時15分にスイス第4四半期鉱工業生産、
午後6時半に英消費者物価指数(2月)、英小売物価指数(2月)、
夜9時半に米住宅着工件数(2月)、米建設許可件数(2月)、
などが予定されています。
豪・英・米の指標には注目です。

<3月21日(水)>

朝6時45分にNZ第4四半期経常収支、
午後1時半に日全産業活動指数(1月)、
午後6時半に英BOE議事録、英公共部門ネット負債、
夜9時半に加景気先行指標指数(2月)、
夜11時に米中古住宅販売件数(2月)、
などが予定されています。
英・米の指標には注目です。

<3月22日(木)>

朝6時45分にNZ第4四半期GDP、
朝8時50分に日通関ベース貿易収支(2月)、
午後4時にスイス貿易収支(2月)、
午後5時28分に独製造業PMI速報(3月)、独サービス業PMI速報(3月)
午後5時58分に欧製造業PMI速報(3月)、欧サービス業PMI速報(3月)
午後6時半に英小売売上高指数(2月)、
午後7時に欧鉱工業受注(1月)、
夜9時半に米新規失業保険申請件数、
同夜9時半に加小売売上高(1月)、
夜11時に米景気先行指標総合指数(2月)、米住宅価格指数(1月)、
深夜12時に欧消費者信頼感速報(3月)、
深夜5時にシカゴ連銀総裁(ハト派)の講演、
などが予定されています。
NZ・(日)・独・英・米・加の指標には注目です。

<3月23日(金)>

午前9時01分に英ネーションワイド消費者信頼感指数(2月)、
夜8時に加消費者物価指数(2月)、加消費者物価指数コア(2月)、
夜11時に米新築住宅販売件数(2月)、
などが予定されています。
加・米の指標には注目です。


<先週のユーロドルのサマリー>

先週のユーロドルは、中国の海関総署が10日に発表した貿易収支が
314.8億ドルの赤字になったことも影響したか下窓を空けて始まり
ました。その後、オセアニア時間にいったん窓埋めとなりましたが、
週初12日の東京時間前半にユーロドルは再び反落して、1.31を割り
込みました。その後、下落一服になりましたがインド政府が11-12
年度成長率について約7%に減速する見通しと発表したことで、新
興国の経済減速懸念からドルストレート全般の軟調に連れて、ユー
ロドルも軟調傾向の揉み合い推移になりました。その後、東京時間
終盤にアジア株式市場やダウ先物が下げ幅を縮小したことや、独の
短期債の入札が好調であったことなどを背景にユーロドルは1.31台
前半まで反発しました。その後、ダウ先物や欧州の株式市場が反落
となったことでNY時間が始まる前あたりまでユーロドルは再び反落
する展開になりました。その後、ギリシャ政府の「国内法のもと民
間との1772.5億ユーロの債務交換を完了。」との発表や、独財務相
の「ギリシャ第2次支援プログラムは週内に署名されるだろう。」
との発言などがあり、ロンドンフィックスにかけてユーロドルは堅
調推移になって1.31台半ばを回復しました。その後、NY時間後半は
小幅揉み合いでの推移になりました。

13日、オセアニア時間にユーロドルは保ち合い推移になりましたが
ユーロ圏財務相会合の後にユーログループ議長が「ギリシャへの新
たな支援プログラムがユーログループによって承認された。正式な
ギリシャ第2次支援は14日に承認される。民間の債券交換で2020年の
ギリシャ累積債務は117%まで低下する。IMFの大きな強力を期待。
280億ユーロ支援というIMF提案を歓迎。スペインの2013年財政赤字
目標をGDP3%維持することに合意。」との発表をしたことで、東京
時間前半にかけてユーロドルは1.31台後半まで上昇する展開になり
ました。東京時間後半は日銀の政策金利の発表後のユーロ円の下落
もあってユーロドルは反落する展開になりました。その後ロンドン
時間序盤にかけていったん上下動の揉み合いとなった後に、EUとIMF
による分析が発表されて「ギリシャ債務は基本シナリオでは2020年に
対GDP比で116.5%へ。2030年には90%を下回る見込み。好ましくない
シナリオでは、ギリシャ債務の削減には大きなリスクがあり2020年に
145%になる恐れがある。ギリシャがプログラム終了時に市場での資
金調達が可能になるか見通しは不確実。」などが示され、ユーロドル
は下落する展開になりました。その後、伊の短期債入札で目標上限の
120億ユーロが無事に調達されたことで下落が一服になりました。
その後、独ZEW景況感調査が発表され市場予想よりとても強い+22.3
になったことで一時ユーロドルは反発しましたが、EU報道官の「昨年
のスペインの債務削減計画では大きなずれが生じていた。」との発表
を契機としたか、ユーロドルはFOMCを意識したと思われるポジション
調整で下落する展開になりました。その後に発表された米小売売上高
は市場予想とおりの+1.1%でしたが、ユーロドルは1.30台半ばまで
下落する展開になりました。その後、NYダウが堅調推移で上昇して、
13000ドルの大台回復したことや、ギリシャ財務相が「1300億ユーロ
の第2次支援に加えて、2015年までIMFから82億ユーロ支援される。」
との発表をしたことや、各付け会社のフィッチが「ギリシャをRDから
B−に格上げする。見通しは安定的。」との発表などポジティブ材料
が重なりユーロドルは1.31台前半まで反発する展開になりました。
その後、ロイターが「オランダ議会はEU財政協定採決で過半数を確保
できない可能性。」との観測報道をした後に、米FOMCが発表されて、
声明で「米経済は緩やかに拡大してきていることを示している。原油
とガソリンの上昇が一時的にインフレ押し上げる。」など、米経済回
復の認識とインフレ懸念が示されたことや、「少なくとも2014年遅く
まで異例な低金利を正当化。」とはしながらも一部で噂されていた
「不胎化QE3」の示唆がなく、ドル買い動意にユーロドルは再び反落
して、1.30台半ばに迫るあたりまで下落する展開になりました。
その後、NY時間終盤にやや戻して揉み合いとなっていきました。

14日は、オセアニア時間で小幅揉み合いとなりましたが、東京時間に
格付け会社のムーディーズが「キプロスの格付けをBaa3から投機的
水準のBa1に1段階引き下げる。見通しはネガティブ。」との発表を
したこともあって、東京時間前半はやや反落した後に軟調傾向の揉み
合い推移になりました。その後、中国の温家宝首相が「不動産バブル
が崩壊すれば経済への打撃になる。住宅価格を妥当な水準まで下落す
るにはほど遠い状況。中国経済の変革を達成するには7.5%のGDP伸び
率目標達成が必要。質の高い成長を達成するには構造調整が必要。」
などの発言をしたことで中国上海株式市場が急反落して、リスク回避
の動意にユーロドルは1.30台前半まで下落する展開になりました。
その後、ブルームバーグの「中国は大手銀行の融資能力抑制を緩和さ
せる方向となった。」との観測報道や、欧州の株式市場が上昇して始
まり堅調推移になったことや、伊の国債入札で目標上限60億ユーロが
無事に調達できたことや、ユーログループ議長が「ギリシャ第2次
追加支援は正式に承認された。EFSFは394億ユーロをギリシャに拠出
できる。プログラムによってギリシャは持続可能は軌道に復帰する」
との発表をしたことを背景に、ユーロドルは1.30台後半まで反発しま
した。その後、市場替わりのNY時間が近づく頃からユーロドルは再び
反落する展開になりました。NYダウの取引が始まると一時反発をみせ
て揉み合いになりましたが、米長期金利の上昇を背景としたドル買い
動意と、ロンドフィックスにかけてのNYダウの軟調にユーロドルは
1.30台前半まで下落する展開になりました。その後、NYダウが反発
をみせたことでユーロドルは一時やや反発しましたがその後に再び
やや反落して1.30台前半での小幅揉み合いになりました。

15日は、オセアニア時間での揉み合いを経た後に、一部メディアの
「ギリシャのベニゼロス財務相は18日に最大与党PASOKの党首に選出
されるのを受けて財務相を辞任すると表明。」との報道も材料となっ
たか、東京時間序盤にドル買い動意を背景にユーロドルが1.30にほぼ
迫るあたりまで下落する展開になりました。しかし1.30を下抜けるこ
となくトリプルゼロのバリアに下落を阻まれて東京時間後半にかけて
ユーロドルは揉み合いながら緩やかに反発する展開になりました。
その後、新興国インドの株式市場の急落にユーロドルも下押されまし
たが、市場替わりのロンドン勢参入で1.30台後半まで反発しました。
その後、スペイン債や仏債の入札が無事に経過したものの、NY時間が
始まるまで上下動の揉み合い推移になりました。その後、市場替わり
のNY勢の参入でユーロドルは再び堅調推移になって、米経済指標が
強い結果となったことを背景に揉み合いながらもNYダウが上昇をした
ことで、リスク選好動意にユーロドル堅調傾向で推移して、IMFの
「IMFの負担分である280億ユーロのギリシャ支援を承認した。」との
発表もあり、深夜2時頃にかけてユーロドルは1.31台前半まで上昇す
る展開になりました。その後、格付け会社のS&Pの「ギリシャ格付け
は引き続き選択的デフォルト。新発債の格付けはCCC。」との発表も
あり、米長期金利の上昇によるドル買いもあったか、ユーロドルは
徐々に反落して再び1.31台を割り込む展開になりました。

16日は、オセアニア時間から東京時間序盤にかけての小幅な上下動の
揉み合いを経て、午前11時頃からユーロドルが反発をみせましたが、
リッチモンド連銀総裁がホームページ上で「長期間にわたる異例の
低金利は妥当ではない。2014年を通しては必要ないと思う。インフレ
圧力を回避するために金利は上昇が必要。米国のインフレ率はFOMCが
掲げる2%の目標に近い。2013年には金利の引き上げが必要となる
可能性が高い。」などの見解を示したことも影響したか、ドル買いの
動意にユーロドルがしだいに軟調傾向になっていきました。その後、
市場替わりのロンドン時間になってもドル買い動意が続いて、欧貿易
収支や伊の経常収支が弱い蹴った異なったこともあって、ユーロドル
は1.30台半ばまで下落する展開になりました。その後、市場替わりの
NY勢参入でユーロドルがやや反発をみせた後に米消費者物価指数コア
が前月比で予想より弱い+0.1%となったことでのドル売りに加えて、
ユーロ圏当局筋が「ユーロ圏は拡大に反対するドイツに配慮した妥協
案としてESMとEFSFの合計融資能力を現行の5000億ユーロから7000億
ユーロ近くに拡大する可能性がある。30-31日のEU財務相非公式理事
会で協議される見込み。」との発表をしたことを契機にユーロドルは
急反発する展開となって、深夜12時頃までストップを巻き込みながら
1.31台後半まで上昇する展開になりました。その後、やや反落して
小幅な上下動の揉み合いとなってユーロドルは週取引を終えました。


<ドル円の簡易サマリー>

先週のドル円は、中国海関総署が10日に発表した貿易収支が314.8億
ドルの赤字になったことも影響したか、リスク回避の動意とともに、
また、中国外為当局者の「中国は互恵原則に基づいて日本国債市場に
投資する。」などの報道もあり、週初12日の東京時間前半までやや
円買い優勢でドル円は軟調推移になりました。その後、一時反発と
なって、東京時間終盤からNY時間になるまでドル円はやや軟調な小幅
揉み合いになりました。そしてNY時間前半にやや反発をみせた後に、
再び小幅な揉み合い相場になりました。

13日は東京時間序盤に一時反発をみせましたが、日銀の政策発表を
前にしたポジション調整もあったか、昼前にドル円がやや反落して、
その後、日銀の政策発表がいつもの月より遅くなったことで、追加
緩和期待にやや戻す神経質な展開となった後に日銀の金融政策が発
表されることになりました。政策金利は市場予想とおり据え置きと
なりましたが、日銀声明で「前回10兆円増額した資産買入基金65億
円は据え置く。円貨・外貨の両面の拡充で貸付額の総額を3兆5000
億円から5兆5000億円に2兆円増額する。CPI1%目指し実質ゼロ
金利政策や資産買入れで金融緩和を推進。宮尾審議委員が基金増額
5兆円を提案したが反対多数で否決。」などが示されると、ドル円
は82円台を一時割り込むあたりまで下落する展開になりました。
その後、東京時間終盤から反発して、市場替わりのロンドン勢の参
入で為替市場全般のドル買い動意を背景にドル円は82円台後半まで
上昇する展開になりました。その後、午後6時からドル買い動意で
82円台半ばまで押されましたが、NY時間序盤まで堅調推移になりま
した。その後、米FOMCの発表まで小幅な揉み合いになりました。
米FOMCでは「米経済は緩やかに拡大してきていることを示している。
原油とガソリンの上昇が一時的にインフレ押し上げる。」など、米
経済回復の認識とインフレ懸念が示されたことや「少なくとも2014
年遅くまで異例な低金利を正当化。」とはしながらも一部で噂され
ていた「不胎化QE3」の示唆がなくドル買い動意になって、ドル円
は83円を一時回復するあたりまで上昇する展開になりました。
その後、NY時間終盤にやや押しが入り揉み合いとなりました。

14日は、オセアニア時間の小幅揉み合いを経て、東京時間に入ると
ドル買い動意になってドル円は82円台前半まで上昇する展開になり
ました。そして東京時間終盤に中国の温家宝首相が「不動産バブル
が崩壊すれば経済への打撃になる。住宅価格を妥当な水準まで下落す
るにはほど遠い状況。中国経済の変革を達成するには7.5%のGDP伸び
率目標達成が必要。質の高い成長を達成するには構造調整が必要。」
などの発言をしたことで中国上海株式市場が急反落して、リスク回避
の動意にドル円はやや反落しましたが、ブルームバーグの「中国は
大手銀行の融資能力抑制を緩和させる方向となった。」との観測報道
や欧州の株式市場は上昇して始まり堅調推移になったことで、リスク
回避の動きが後退してドル円は再び反発する展開になり、ロンドン
フィックスにかけて83円台後半まで上昇しました。その後、NY時間の
後半からオセアニア時間にかけて揉み合い推移になりました。

15日は、東京時間が近づく頃からドル買い動意になって、仲値を過ぎ
にかけて84円台前半まで上昇する展開になりました。その後に一時
84円台を割り込むあたりまで反落した後に、昼頃にかけて上昇の再
トライがありましたが上昇は続かず、為替市場の全般的なドル売りの
動意にしだいにドル円は反落する展開になりました。その後、市場替
わりのロンドン勢の参入で午後4時半頃から反発をみせましたが、
再び反落してドル円は83円台前半まで下落する展開になりました。
その後、市場替わりのNY勢の参入で83円台半ば過ぎまで反発しました
が、為替市場全般のドル売り動意に83円台前半まで押されて、その後
小幅な揉み合い相場になりました。そしてNY時間終盤からドル円は
83円台半ばまで反発する展開になりました。

16日は、オセアニア時間のややドル買い傾向の揉み合いを経て、東京
時間の近づく頃から為替市場全般のドル売り動意にドル円は反落しま
した。その後、仲値にかけて一時ドル円は反発をみせましたが、再び
ドル売り動意に反落して昼過ぎにかけて83円台前半まで下落する展開
になりました。その後、リッチモンド連銀総裁がホームページ上で
「長期間にわたる異例の低金利は妥当ではない。2014年を通しては必
要ないと思う。インフレ圧力を回避するために金利は上昇が必要。
米国のインフレ率はFOMCが掲げる2%の目標に近い。2013年には金利
の引き上げが必要となる可能性が高い。」などの見解を示したことも
影響したか、ドル買い動意にドル円は83円台半ばまで反発しました。
その後、揉み合いを経て市場替わりのロンドン勢の参入でNY時間序盤
にかけて83円台後半まで上昇する展開になりました。
そしてNY時間に発表された米消費者物価指数コアが前月比で予想より
弱い+0.1%になり、為替市場全般がドル売り動意となったことで、
午後11時過ぎあたりにかけてドル円は83円台前半まで下落する展開に
なりました。その後は小幅な上下動の揉み合いとなって、終盤にかけ
て83.42円あたりに小幅反発してドル円は週取引を終えました。


<今週の注目点>

米ドルについては、先週はドルインデックスが週中に80.5超まで上昇
しましたが週末にかけて79.8あたりまで下落する展開になり、週足レ
ベルで上下にヒゲを伴う小さな陰線になりました。また、LIBORドル
3ヶ月物金利は13日から16日まで0.47365%と変らず下げ止まりになり
ました。そして、米10年債利回りは2.2976%と週間で上昇する展開
になりました。そして、NY連銀によりますとFRBが各国の主要中銀に
供給するドル資金が3月14日時点の残高で649億ドルと前週末比で
9%の減少になり、米短期金利は低下する傾向になりました。

そして、NYダウについては週間で310ドル高となり、ようやく4年ぶ
りに13000ドルの大台に乗せて、週末の終値で13232.62ドルになりま
した。

米指標では、13日の米小売売上高は+1.1%、15日の米生産者物価
指数は+3.3%、16日の米消費者物価指数は前月比で+0.4%と、
それぞれ市場予想とおりで、また、13日の米小売売上高(除自動車)
は+0.9%、13日の企業在庫は+0.7%、15日の米新規失業保険申請
件数は35.1万件、同日の対米証券投資は+1010億ドル、同日のフィ
ラデルフィア連銀製造業景況指数は+12.5と、それぞれ市場予想よ
り強い結果となりましたが、14日の輸入物価指数は+0.4%、16日
の米消費者物価指数コアは前月比で+0.1%、同日の米鉱工業生産
は±0.0%、同日のミシガン大学消費者信頼感指数速報は74.3と、
それぞれ市場予想より弱い結果となり、先週は好悪が混在する状況
になりました。

また、米要人発言では、14日にバーナンキFRB議長が「米景気回復は
最近は改善の兆しも苛立たしいほど緩慢。」との認識を示し、16日
にシカゴ連銀総裁が「経済が強化されるように更なる刺激策を要求
する。インフレ見通しは抑制されている。失業率が7%を下回れば
緩和の程度を縮小するべきかもしれない。インフレ率は中期的な見
通しとして3%が望ましい。」などの発言をして、ハト派の見解な
がら条件付で緩和縮小に言及して、そして16日にガイトナー米財務
長官が「米失業率が非常に高く改善の速度も望むより遅いが、米経
済の見通しは心強い。」との米経済回復の認識を示し、また同日に
タカ派のリッチモンド連銀総裁がホームページ上で「長期間にわた
る異例の低金利は妥当ではない。2014年を通しては必要ないと思う。
インフレ圧力を回避するために金利は上昇が必要。米国のインフレ
率はFOMCが掲げる2%の目標に近い。2013年には金利の引き上げが
必要となる可能性が高い。」との認識を示し、先週も要人達の発言
に米経済回復の認識と金融政策に対する軸足がハト派寄りから少し
ずつタカ派寄りへと変化しつつあることが覗われました。

そして、注目の米FOMCでは「「米経済は緩やかに拡大してきている
ことを示している。原油とガソリンの上昇が一時的にインフレ押し
上げる。」など米経済回復の認識とインフレ懸念が示され、「失業
率は目に見えて低下したが依然として高い水準。少なくとも2014年
遅くまで異例な低金利を正当化。」とはしながらも、緩和策につい
ては「オペレーションツイストを計画通り維持。MBSと政府機関債の
償還資金をMBSに再投資維持。米国債の償還資金を米国債に再投資を
維持。」と従来の緩和策の維持に留まり、一部で噂されていた
「不胎化QE3」など追加の緩和を示唆する内容はありませんでした。


円については、13日の日銀声明で「前回10兆円増額した資産買入基
金65億円は据え置く。円貨・外貨の両面の拡充で貸付額の総額を3
兆5000億円から5兆5000億円に2兆円増額する。CPI1%目指し実質
ゼロ金利政策や資産買入れで金融緩和を推進。宮尾審議委員が基金
増額5兆円を提案したが反対多数で否決。」などが示され、一部で
更なる日銀の追加緩和への期待があったことで、やや失望する向き
もありましたが、先週も週間で円安となって中期的な円安トレンド
が継続することになりました。

ドル円は先週に一時84円台に乗せる場面がありましたが、週終値で
は週間1円ほどの上昇になりました。84円台乗せでは2010年11月下
旬から12月中旬および2011年2月中旬のトライでも強固な上値抵抗
とりましたが、先週のトライでも一旦押し戻されることになり、
84.00円の抵抗の強さがあらためて示されることになりました。

米経済も回復しつつあり、また米短期金は低下傾向にありますが、
米長期金利は上昇傾向にあり、FRBよりも日銀の追加緩和観測の方
が根強いとともに、日米に金利差があることで、中期的な円安トレ
ンドは継続していると思われますが、スポットでは今週は日本企業
の年度末の3月後半になり、駆け込みのリパトリによる調整の動き
には注意が要りそうです。

まずは「84円台の壁を越えれるかどうか」が注目されますが、超え
れた場合は、85.00円の節目および昨年4月の高値の85.50-55円で
の動向が注目されます。また、84円台の壁をどうしても越えられず
失速した場合は、83.00円の節目や、2011年5月下旬の価格抵抗と
なった82.00円アラウンドおよび、昨年4月高値と10月末安値の下
落波動の61.8%の戻りの81.60-70円アラウンドがサポートのポイン
トとしてあらためて注目されることになりそうです。

先週のドル円はドル主導の動きが観られましたが、円の動向として
(以前は市場の関心が高くなかった) 日本の貿易収支や経常収支へ
市場の関心度が高くなっていることから、22日の日通関ベース貿易
収支が注目されます。


ユーロについては、先週、ギリシャが民間との1772.5億ユーロの
債務交換を完了をして、ようやくギリシャへの第2次支援が正式に
決定されて、EFSFが394億ユーロをギリシャに拠出することになり、
また、15日にIMFが負担分の280億ユーロのギリシャ支援を承認して、
3月20日のギリシャ国債償還が無事に通過できることになりました。
また、各付け会社のフィッチが「ギリシャをRDからB−に格上げす
る。見通しは安定的。」との発表をして、そして先週は独・伊・
スペイン・仏などの国債入札も無事に通過して、ユーロに対する
市場センチメントは一応の改善とはなったようです。ユーロドルは
先週、週足で小さな陽線を示現することになりました。

ただ、一旦のヤマバは越えることになりましたが、スペインの2011
年の対GDP比の財政赤字が8.5%と伊の3.9%より大きく、ユーロ圏
財務相会合で「スペインの2013年財政赤字目標をGDP3%維持する
ことに合意。」とはなったものの、スペインの国債利回りが伊を上
回るようになって「スペイン財政への懸念が強まっている」ことや、
ポルトガルの10年物国債利回りが14%前後で取引価格が額面の50%
ほどと「デフォルトが意識される水準」にあることや、、EUとIMF
による分析の悲観シナリオのほうでは「ギリシャ債務の削減には大
きなリスクがあり2020年に145%になる恐れがある。ギリシャがプロ
グラム終了時に市場での資金調達が可能になるか見通しは不確実。」
とされ、また13日にはロイターが「オランダ議会はEU財政協定採決
で過半数を確保できない可能性。」との観測報道をしていることも
あり、そして先のECBのスタッフ予想では「12年ユーロ圏GDP伸び率
見通しが−0.5%〜+0.3%に下方修正。」され、またギリシャ与党
の支持が低下している中で、4月下旬に「ギリシャ総選挙」が行わ
れる予定であるなど「いばらの道」はまだ遠く続いているようです。

ユーロドルのチャートポイントしましては、先週末の終値レベルで
3月13日の高値と肩を並べたことで、週初、まずは1.3180-90での
売り買いの攻防が注目されます。ここを上抜けた場合は1.32の「00」
ポイントおよび3月5日の高値の1.3240-50、そして3月9日高値の
1.3290から1.33の「00」のポイント、および1.34の「00」のポイント
などが注目されます。また、反落した場合は、1.31の「00」のポイン
トおよび1.30の「000」トリプルゼロのポイントが注目されます。
トリプルゼロは底堅そうですが、ここを下抜けた場合は、2月16日
の安値でもある、1月16日から2月29日の上昇波動のフィボナッチ
61.8%戻しの1.2950-60のポイントが注目されます。

また、3月20日のギリシャ国債償還は無事に通過することになりま
したが、ユーロについてはこれまでここを巡り市場が動いてきたこ
とから、その一里塚へ到達した当日以降の一旦の手仕舞いの動きや、
利益確定の動き、および市場の新たなテーマ探しなども注目されそ
うです。


経済指標関連では、20日の豪RBA議事録に英CPIと米住宅着工件数、
21日の英BOE議事録と米中古住宅販売件数、
22日のNZ第4四半期GDPに日通関ベース貿易収支と独PMI速報と
英小売売上高指数に米新規失業保険申請件数と加小売売上高、
23日の加消費者物価指数と米新築住宅販売件数、
などが注目されます。


さて今回は、防御の技術と機会利益のお話です。

多くの著名なトレーダーがほとんど異口同音に
「損切り」の重要性を説いていますが、

なぜ、彼らはそれほどまで「損切りが重要」と言うのでしょう。

今回は「損切り」の第二話です。

それでは、はじまり、はじまり〜。^^

「そうなのじゃ…。
 まぁ、LTCMの場合は巨額資金にさらにレバレッジをかけて
 市場の流動性を超えたポジションを有したが故に
 受け手なく損切りしようにもできなかったようじゃが、
 名だたる著名なトレーダー達の中にも自分は負けるわけがないと
 ユーフォリアの慢心にとりつかれ、市場を去り往くばかりか
 リバモアのように自ら命を絶つ者までいるのが相場なのじゃ。」

『……。』

「おそらくは、損切りを説く著名トレーダー達の教えは
 辛酸を舐めたつわもの達の命の叫びなのかもしれぬのう…。」

『……。』

「ところで…、お前さんの話の端々に損切りを忌み嫌い、
 勝率を重視するようなところを感じるが、どうなのじゃ?」

『そりゃそうだろう。ジイさんよ。
 どこの世界に損切りを好むヤツなんかいるものか。
 損切りを奨めるヤツらだって嫌々やっているに決まってるぜ。
 それに、勝率が良いことにこしたぁことはないじゃないか。』

「ふむ…。なるほどのう。
 後日、また重要なテーマとして取り上げたいと思うけれども、
 『トレードの目的』の定義にかかわることじゃが、
 もしもそれが勝つことではなく『収益を上げること』、
 であるならば損切りは防御の技術として必要なのじゃ。」

『何だそれ。どうゆーことだよ。』

「損切りせずにトレードをするということは
 100%勝とうとすることを意味し目指すということにもなるが、
 不確実性のある相場では勝率100%など
 ほとんど不可能であるだけではなく、
 トレードにおいて大切なものを失うことになるのじゃ。
 そして、不思議なことに100%勝つことが
 必ずしも最善とはならないこともあるのじゃ。」

『……??』

「そうじゃのう…。例えば判りやすく、
 現在レート100円の通貨ペアがあったとして、
 そしてその通貨ペアを目一杯ロング(買い)持ちしたとしよう。
 それが300Pips下落して97円になったとすると、
 損切りしていなければ、建て玉数×300Pipsの含み損じゃ。」

『まぁ、そうはなるな。』

「その後さらに下落して口座を飛ばす可能性もあったけれども、
 祈りが効いてレートが戻ってきたとしよう。」

『冷や汗も引いてくるってもんだ。』

「さぁ、何を願う?」

『そんなの決まってんだろう…。
 神様お願いだ、なんとかゼロ決済させてくれー、だよ。』

「目一杯の建て玉で口座資金の余力はないから、
 別にトレードするなんてことも考えられず、
 頭の中はゼロ決済になることを願い一杯となろうのう。」

『まぁ、そうだろうな。』

「そして果たして、レートは元の100円に戻り、
 さらに勢いづいて100円20銭となった。どうじゃね。」

『天恵の戻りに+20Pipsなら、喜んで決済するよ。』

「ふむ。そうすることじゃろう。
 建て玉数×20Pipsの実利となったことになるのう。
 そしてこのトレードに限ればお前さんの好きな勝率100%じゃ。」
 
『強運のオレ様によくあるパターンだ。』

「ところがじゃ。
 同じところをトレードしていたB氏がいたとしよう。
 B氏は99円70銭で損切りした。1敗で30Pipsの実損じゃ。」

『肝っ玉の据わらない小心者だな。』

「そしてB氏は下落の様子をしばらく観ていて、
 まだ下げると恐る恐るショート(売り)持ちをした。
 そして下落に乗った後に利確して30Pipsの実利を得た。
 これが1勝目じゃ。」

『プラマイ・ゼロになったってわけか。
 そんなこともあるかもな。』

「その後も下落する相場をジッと観ていたB氏じゃが、
 まだ下がりそうだとショートをした。
 ところがじゃ、あいにく相場は反発に転じて
 30Pipsの実損となった。2敗目じゃ。」

『B氏は欲張って突っ込みすぎて踏まれたってわけだ。』

「その後の反発上昇をジッと観ていたB氏じゃが、
 この反発は本物だとロングをして、
 30Pips上昇したところでビビリで利確した。
 これで2勝2敗となるのう。」

『ふん。そんなこともあるだろうな。』

「その後も上昇が続いて降りねばよかったと後悔しながら、
 またしばらくしてB氏はロングを持って、
 そして、お前さんと同じ100円20銭のところで利確して
 30Pipsの実利となったとしよう。3勝2敗となるのう。」

『ビビリのB氏の話はストーリーとしてはありえることだが、
 おいおい、さっきの含み損を抱えて冷や汗かいて
 命からがら20Pips取ったってのはオレ様のことかよ。』

「わっはっは。こりゃ失礼。仮にの話じゃよ。
 そう怒りなさんな。」

『ったくもう…。で、どうだっていうのさ。』

「さて、ここで検証してみようかのう。
 命からがら勝ったお前さんは1勝ゼロ敗の勝率100%で、
 獲得利益は20Pipsとなる。
 一方、ビビリのB氏は3勝2敗の勝率60%で
 獲得利益は30Pipsということになる。」

『うん。まぁ、そういうことになるなぁ…。』

「確かにお世辞にもトレードがうまいとは言えず
 お前さんがビビリと笑い勝率も劣るB氏のほうが
 暴挙と奇跡の強運のお前さんの獲得Pipsより
 勝ち負けトータルの獲得Pipsにおいて勝っているのだよ。」

『おいおい、ちょっとちょっと。
 話に紛れてオレ様のこと悪口言っていない?』

「わっはっは。仮にの話じゃて。そう怒りなさんな。」

『うん。仮にの話だったね。そうかぁ、勝率が劣っているのに
 実利に勝るってことはあるわけだぁ…。』

「そうじゃ、確かに勝率は高いにこしたことはないが、
 トレードは勝つことや勝率が全てではないのじゃ。
 トレードの1つのファクターに過ぎんのじゃ。
 勝率だけに限ればリスク・リワード比で損大利小とすれば
 勝率を高めることはそう難しいことではないのじゃ。
 肝心なのは『収益を上げること』なのじゃよ。」

『で…、さっき言ってた勝率にこだわり失うものって何よ。』

「ふむ…。過剰にリスクを選好することで
 夜に寝れないくらい精神の活力が奪われるだけではなく、
 『機会利益』を損失するのじゃよ。
 つまり、辛い含み損に耐えてそれでたとえ勝ったとしても、
 その間の『トレードチャンス』と『時間』を失うのじゃ。」

『……!』

「先ほどのビビリのB氏とお前さんのトレードでは
 機会利益に差があったのじゃ。
 辛い含み損に耐えてそれでたとえ勝ったとしても
 マインドは疲れに疲れズタズタに疲弊して、
 さらに機会利益の損失となることがあるのじゃよ。
 それゆえに損切りは大切なのじゃ。」

『そういうことか…。
 あっ、ジイさん今日は話がメチャ長になってるぜ。』

「おやおや、いつのまにかそうじゃのう。
 では来週は『ランダム・ポートフォリオと戦略的損切り』
 についてじゃ。」

『なんだそれ。ランダム・ポートフォリオだって?
 それにまた損切りの話かい。点と線の話はどうするのさ。』

「またいつの日かじゃ。」


なーんちゃって。

またまたお話が長くなりました。 m(_ _)m

ではまた来週。




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